JP4551633B2 - 平面型表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、平面型表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、平面型表示装置として、例えば、プラズマディスプレイパネル(以下、PDPと称する)、液晶ディスプレイパネル、有機エレクトロルミネセンスパネル等のように、平板状の薄型ディスプレイパネルを採用したものが各種開発されている。
図1は、上記PDPを組み込んだプラズマディスプレイ装置の全体構成の一例を示している。
【0003】
同図に示すように、PDP1を収容する筐体は、開口部にガラス等から成る前面カバーが配置された前面枠6と、金属製のリアカバー7とから構成されている。
PDP1は、アルミニウム合金等から成るシャーシ部材3の前面に熱伝導シート8を介して接着することにより保持され、前記シャーシ部材3の後面側には、PDP1を表示駆動させるための駆動回路を搭載したスキャン回路基板や、前記駆動回路に給電するための電源回路を搭載したドライブ回路基板などの複数の回路ブロック(回路基板)2が取付けられている。
【0004】
前記熱伝導シート8は、PDP1で発生した熱をシャーシ部材3に効率良く伝え、放熱を行うためのものであり、シャーシ部材3には、上述したPDP1を保持する保持部材としての機能と併せて、PDP1から発生する熱を放熱してPDP1を冷却する機能が求められる。
【0005】
図2及び図3は、このような平面型表示装置の従来例におけるPDP1とシャーシ部材3との接続構造を示したものである。
同図に示すように、PDP1は前面ガラス基板1Aと背面ガラス基板1Bとを放電空間1Cを介して貼り合わせて構成され、このPDP1に対しては、これを駆動するための回路基板2がシャーシ3を介して搭載されている。
【0006】
前記シャーシ部材3は、熱伝導性が良好なアルミニウム合金等の金属からなる板状部材であり、PDP1と回路基板2とはフレキシブルケーブル4を介して電気的に接続され、更に、シャーシ部材3とPDP1とは、図3に示すように、PDP1の背面ガラス基板1Bの外表面(PDP1の背面)に貼り付けられた複数本の両面粘着テープ5により固着されている。
【0007】
ところで、最近では、産業廃棄物の減量化や、原料資源の節約等を図ることから、使用済み製品を回収して分解し、ガラス及び金属部品等を資材に戻してリサイクルを図ることが、各種の産業分野で重要課題となっている。
そこで、上述の如き平面型表示装置においても、ガラス基板からなるディスプレイパネルとアルミニウム合金等の金属からなるシャーシ部材とを分離してリサイクルを図ることが考えられる。
【0008】
ところが、上述した平面型表示装置においてPDP1とシャーシ部材3との接着に使用される両面粘着テープ5は、通常、アクリルフィルム等で形成されたテープ基材の両面に、アクリル糊等の粘着層を積層形成したものであり、接着力が強く、両面粘着テープ5を剥がすために溶剤、加熱、水圧等を使用した特殊な剥離方法が必要となり、リサイクルコストが増大するという問題が一例として挙げられる。
【0009】
また、生産ラインにおいてPDP1に不良が生じた場合や製品出荷後の修理の際においても、上述した従来の構造ではPDP1とシャーシ部材3を分離することが困難であったため、部品交換作業を簡易に行うことができないという問題が一例として挙げられる。
【0010】
そこで、複数本の両面粘着テープの貼付間隔を大きくあけて貼着し、実際に貼着する領域(面積)を必要最小限に減らすことで、両面粘着テープを剥がす手間を軽減する対応も検討された。しかし、そうした場合、両面粘着テープが貼られない領域では、ディスプレイパネルとシャーシ部材の間に隙間が生じ、隙間が生じることでディスプレイパネルからシャーシ部材への熱伝達量が低下する問題がある。そして、両面粘着テープを介して接触している貼着部分と、両面粘着テープが存在せずに隙間となっている非貼着部分とで温度差が発生して、ディスプレイパネルに熱応力歪みが生じ、これにより表示特性にも悪影響を招く虞がある。
【0011】
このような問題を解決するべく、例えば、ディスプレイパネルの背面をシャーシ部材に貼着固定する両面粘着テープには、テープ基材として収縮性に優れた材料を使用すると共に、そのテープ基材の両面に積層する粘着層の粘着力を軽減した構成とすることで、貼付した両面粘着テープの端部に長手方向への一定以上の張力を加えると、簡単に剥離できるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
この場合、ディスプレイパネルとシャーシ部材との間で必要な貼着部分の面積を確保しながらも剥離作業が容易となり、リサイクルのための分解作業や部品交換作業を簡易に行うことができる。
【0012】
【特許文献1】
特開2002−268577号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記特許文献1に開示の両面粘着テープは、テープ基材にポリマー発砲層或いはポリマーフィルム層を使用して、300%以上の破断伸び率を確保するものであり、ポリマー発砲層或いはポリマーフィルム層が、アクリルポリマー及びアクリル重合体、ポリウレタン、及びこれらを組み合わせた材料組成のため、断熱性が高く、ディスプレイパネル側の発熱を速やかにシャーシ部材側に逃がすことが難しいという問題が一例として挙げられる。
【0014】
また、上記特許文献1に開示の両面粘着テープや、テープ基材にアクリルフィルムを使用した旧来の両面粘着テープ5は、密に敷き並べて大きな接着面を確保すると、接着によるPDP1とシャーシ部材3との間の連結状態が堅牢な硬直状態となるので、搬送時等にシャーシ部材3に外部から衝撃力が作用すると、その衝撃が両面粘着テープによる接着層を介してダイレクトにディスプレイパネルに伝達されて、ディスプレイパネルが破損する可能性があるという問題も一例として挙げられる。
【0015】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、平面型のディスプレイパネルの背面が、複数本の粘着テープによってシャーシ部材に固着される平面型表示装置であって、
前記粘着テープが、両面粘着テープと片面粘着テープとから成り、
前記両面粘着テープと前記片面粘着テープとを密に混在させ、
前記両面粘着テープが、熱伝導性と緩衝性とを備えたテープ基材の両面にそれぞれ不織布入り両面粘着テープ材を貼付することで構成され、
前記片面粘着テープが、前記テープ基材の一方の面にのみ不織布入り両面粘着テープ材を貼付することで構成され
前記両面粘着テープの厚みと前記片面粘着テープの厚みが等しくなるように形成されていることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明に係わる平面型表示装置の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態に係る平面型表示装置は、平面型のディスプレイパネルの背面が、複数本の粘着テープによってシャーシ部材に固着される平面型表示装置であって、前記粘着テープが、両面粘着テープと片面粘着テープとから成り、前記両面粘着テープの粘着面の総面積を加減して、前記ディスプレイパネルと前記シャーシ部材との接着強度を所定値に調整すると共に、熱伝導用の接触面積を確保することを特徴とするものである。
【0017】
この構成により、両面粘着テープの粘着面の総面積を加減することにより、ディスプレイパネルとシャーシ部材との間の接着強度を所定値に調整しながら、熱伝導用の接触面積を確保することができる。
そこで、外部からシャーシ部材に作用した衝撃力が、ダイレクトにディスプレイパネルに伝達され難くできると共に、リサイクルの為の分解作業や部品交換作業を簡易に行うことができる。
【0018】
第2の実施の形態に係る平面型表示装置は、前記両面粘着テープとしては、熱伝導性と緩衝性とを備えたテープ基材の両面にそれぞれ不織布入り両面粘着テープ材を貼付することで、前記テープ基材の両面に粘着層を形成したものを使用し、前記片面粘着テープとしては、前記テープ基材の一方の面にのみ不織布入り両面粘着テープ材を貼付することで、前記テープ基材の一方の面にのみ粘着層を形成したものを使用することを特徴とするものである。
【0019】
この構成により、両面粘着テープ及び片面粘着テープは、例えばテープ端を引っ張った際、粘着層を形成している不織布入り両面粘着テープ材中の不織布繊維が、粘着層の弾性的な伸び率を規制して、テープ端に作用した引っ張り応力が接着面を剥離させる剪断力として効率良く作用するため、テープ端を引っ張るだけで容易に剥離させることができる。
【0020】
しかも、両面粘着テープや片面粘着テープは、テープ基材に熱伝導性を備えた材料を用いているため、複数本の両面粘着テープと片面粘着テープとを密に混在配列することで、熱伝導に関わる接触面積を大きくして、ディスプレイパネルとシャーシ部材との間の接着層に優れた熱伝導性を確保することができる。
更に、両面粘着テープや片面粘着テープは、テープ基材に緩衝性も備えた材料を用いているため、複数本の両面粘着テープと片面粘着テープとを密に混在配列する際に、片面粘着テープの貼付域を適度に分散させることで、粘着層の接着によるディスプレイパネルとシャーシとの間の連結状態を硬直状態にすることなく、適度な弾性自由度を確保することができる。
【0021】
尚、好ましくは請求項3に記載のように前記テープ基材をシリコンゴム製とすると良い。
【0022】
【実施例】
以下、添付図面に基づいて本発明の一実施例に係る平面型表示装置を詳細に説明する。
図4は本発明の一実施例に係る平面型表示装置の要部分解側面図であり、図5は図4に示したディスプレイパネルの背面に複数本の両面粘着テープと片面粘着テープとを貼付した状態を示すパネル背面図である。尚、本実施例に係る平面型表示装置は、PDP(プラズマディスプレイパネル)1を組み込んだプラズマディスプレイ装置であり、全体構成は図1に示したプラズマディスプレイ装置の全体構成と略同様である。
【0023】
図4及び図5に示すように、本実施例のプラズマディスプレイ装置11は、平面型のPDP1の背面が、複数本の粘着テープである両面粘着テープ13及び片面粘着テープ15によってシャーシ部材3に固着されている。
前記PDP1は、前面ガラス基板1Aと背面ガラス基板1Bとを放電空間(図示略)を介して貼り合わせて構成されており、このPDP1に対しては、これを表示駆動するための複数の回路基板2がシャーシ部材3の後面側に搭載されている。
【0024】
前記シャーシ部材3は、熱伝導性が良好なアルミニウム合金等の金属からなる板状部材であり、PDP1と回路基板2とは不図示のフレキシブルケーブルを介して電気的に接続される。
前記両面粘着テープ13は、図6(a)に示すように、熱伝導性と緩衝性とを備えたテープ基材21の両面にそれぞれ不織布入り両面粘着テープ材23を貼付することで、テープ基材21の両面に粘着層を形成している。
【0025】
前記両面粘着テープ材23は、例えば、所定の引張強度を有した不織布の両面に、アクリル糊を含浸・貼付させたもので、不織布の引張強度がアクリル糊の接着力を上回るように設定されている。
又、前記テープ基材21は、所定の熱伝導性および緩衝性を備えたシリコンゴム製である。
【0026】
前記片面粘着テープ15は、図6(b)に示すように、上記テープ基材21と同じ材質のテープ基材25の一方の面にのみ不織布入り両面粘着テープ材23を貼付して、テープ基材25の一方の面にのみ粘着層を形成している。
尚、両面粘着テープ13と片面粘着テープ15の厚さ寸法が等しくなるように、本実施例の片面粘着テープ15におけるテープ基材25の肉厚t1は、両面粘着テープ13におけるテープ基材21の肉厚t2に、一方の不織布入り両面粘着テープ材23の肉厚t3を加算した値に設定されている。
これは、両面粘着テープ13と片面粘着テープ15との厚さ寸法の相異によって、シャーシ部材3との接着面間に、熱伝導を妨げる隙間が生じることを防止するためである。
【0027】
図5に示すように、PDP1の背面には、複数本の両面粘着テープ13と片面粘着テープ15とが混在して比較的密に配設されるように、複数本の両面粘着テープ13の配列間に適宜片面粘着テープ15を設けている。
PDP1の背面に貼付する両面粘着テープ13と片面粘着テープ15の比率を適宜選定することで、使用する両面粘着テープ13の粘着面の総面積を加減して、PDP1とシャーシ部材3との接着強度を所定値に調整すると共に、密なテープ配列によって熱伝導用の接触面積を確保している。
【0028】
上述した本実施例のプラズマディスプレイ装置によれば、両面粘着テープ13及び片面粘着テープ15は、例えばテープ端を引っ張った際、粘着層を形成している不織布入り両面粘着テープ材23中の不織布繊維が、粘着層の弾性的な伸び率を規制して、テープ端に作用した引っ張り応力が接着面を剥離させる剪断力として効率良く作用するため、テープ端を引っ張るだけで容易に剥離させることができる。
【0029】
即ち、両面粘着テープ13や片面粘着テープ15を剥がすために溶剤、加熱、水圧等を使用した特殊な剥離方法が不要となり、簡単に剥離させることができるため、リサイクルのためのPDP1とシャーシ部材3との再分離を容易にできる。
しかも、両面粘着テープ13や片面粘着テープ15は、テープ基材21に熱伝導性を備えたシリコンゴムを用いている為、上述したように複数本の両面粘着テープ13と片面粘着テープ15とを密に混在配列することで、熱伝導に関わる接触面積を大きくすることができ、PDP1とシャーシ部材3との間の接着層に優れた熱伝導性を確保することができる。
【0030】
そこで、PDP1の発熱を効率よくシャーシ部材3側に放熱して、温度分布のばらつきの発生を防止し、温度の安定化によってPDP1の安定した表示特性を維持することができる。
【0031】
更に、両面粘着テープ13や片面粘着テープ15は、テープ基材21,25に緩衝性も備えるシリコンゴムを用いている為、複数本の両面粘着テープ13と片面粘着テープ15とを密に混在配列する際に、片面粘着テープ15の貼付域を適度に分散させることで、粘着層の接着によるPDP1とシャーシ部材3との間の連結状態を硬直状態にすることなく、適度な弾性自由度を確保することができる。
そこで、搬送時等に外部からシャーシ部材3に衝撃力が作用しても、テープ基材21の緩衝効果によってPDP1に衝撃力が伝達され難くでき、耐衝撃性を向上させることができる。
【0032】
尚、上記シリコンゴムは、耐熱性および熱伝導性に優れ、かつ、弾性による緩衝性も優れるため、PDP1とシャーシ部材3との間の接着層に必要な熱伝導性を確保しつつ、必要な緩衝性を得る点で、テープ基材21に相応しいが、テープ基材21の材料は、シリコンゴムに限定するものではない。シリコンゴムと同程度の熱伝導性および緩衝性を有していれば、他の材料でも使用可能であることは勿論である。
【0033】
また、上記実施例の片面粘着テープ15では、肉厚t1のテープ基材25の片面に不織布入り両面粘着テープ材23を設けた構成とした。
しかし、例えば図7に示した片面粘着テープ27のように、上記両面粘着テープ13と共通の肉厚t2のテープ基材21の一方の面には前記両面粘着テープ材23を貼付し、他方の面には前記両面粘着テープ材23と厚さ寸法が同一の片面粘着テープ材29を貼付することで、前記両面粘着テープ13と同じ厚さ寸法で片面にのみ接着層を有した構造を確保するようにしても良い。
【0034】
即ち、両面粘着テープ13と混在して配設される片面粘着テープが、図7に示した片面粘着テープ27の構造とされることで、テープ基材21を両面粘着テープ13および片面粘着テープ27のそれぞれに共通使用でき、微少な寸法差のテープ基材21とテープ基材25とを混在管理する場合よりも、材料管理を容易にすることができる。
【0035】
又、本発明が適用される平面型表示装置は、上記実施例において例示したプラズマディスプレイ装置に限らず、液晶ディスプレイパネルや有機エレクトロルミネセンスパネル等の他の平面型のディスプレイパネルを搭載する平面型表示装置にも適用可能である。
【0036】
本発明の平面型表示装置であるプラズマディスプレイ装置11は、平面型のPDP1の背面が、複数本の粘着テープである両面粘着テープ13及び片面粘着テープ15によってシャーシ部材3に固着される。両面粘着テープ13と片面粘着テープ15とは、前記両面粘着テープ11の粘着面の総面積を加減して、前記PDP1と前記シャーシ部材3との接着強度を所定値に調整すると共に、熱伝導用の接触面積を確保する。
【0037】
即ち、両面粘着テープ13の粘着面の総面積を加減することにより、PDP1とシャーシ部材3との間の接着強度を所定値に調整しながら、熱伝導用の接触面積を確保することができる。
そこで、外部からシャーシ部材3に作用した衝撃力が、ダイレクトにPDP1に伝達され難くできると共に、リサイクルの為の分解作業や部品交換作業を簡易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の平面型表示装置の全体構成の一例を示す分解斜視図である。
【図2】従来の平面型表示装置のディスプレイパネルとシャーシ部材との接続構造を示す側面図である。
【図3】図2に示した平面型表示装置の平面図である。
【図4】本発明の一実施例に係る平面型表示装置の要部分解側面図である。
【図5】図4に示したディスプレイパネルの背面に複数本の両面粘着テープと片面粘着テープとを貼付した状態を示すパネル背面図である。
【図6】(a)は図5に示した両面粘着テープの構造を示す縦断面図、(b)は図5に示した片面粘着テープの構造を示す縦断面図である。
【図7】図6に示した片面粘着テープの変形例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 PDP(ディスプレイパネル)
3 シャーシ部材
11 プラズマディスプレイ装置(平面型表示装置)
13 両面粘着テープ
15 片面粘着テープ
21 テープ基材
23 不織布入り両面粘着テープ材
25 テープ基材

Claims (3)

  1. 平面型のディスプレイパネルの背面が、複数本の粘着テープによってシャーシ部材に固着される平面型表示装置であって、
    前記粘着テープが、両面粘着テープと片面粘着テープとから成り、
    前記両面粘着テープと前記片面粘着テープとを密に混在させ、
    前記両面粘着テープが、熱伝導性と緩衝性とを備えたテープ基材の両面にそれぞれ不織布入り両面粘着テープ材を貼付することで構成され、
    前記片面粘着テープが、前記テープ基材の一方の面にのみ不織布入り両面粘着テープ材を貼付することで構成され
    前記両面粘着テープの厚みと前記片面粘着テープの厚みが等しくなるように形成されていることを特徴とする平面型表示装置。
  2. 前記両面粘着テープと前記片面粘着テープの各テープ基材は同一の厚みを有し、
    前記片面粘着テープのテープ基材の一方の面にのみ不織布入り両面粘着テープ材を貼り付け、該テープ基材の他方の面に不織布入り片面粘着テープ材を貼り付けたことを特徴とする請求項1に記載の平面型表示装置。
  3. 前記テープ基材をシリコンゴム製としたことを特徴とする請求項1に記載の平面型表示装置。
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