JP4548947B2 - 多重分離処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル放送受信装置に用いられているMPEG2トランスポートストリームを多重分離する多重分離処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、地球環境を守る意味から、電子機器の省電力化が強く求められるようになってきた。一方で、技術の進歩により非常に複雑な処理が小さな装置で実現できるようになり、デジタル情報家電と呼ばれる高技術を備えた家電製品が、一般家庭に広く普及してきた。これらの家電製品においても、省電力設計が不可欠となっている。
【0003】
デジタル家電製品の代表として、デジタル放送受信機がある。デジタル放送受信機では、アンテナで受信した放送データをチューナにて選曲し、復調回路にて選局したデータを復調し、多重分離回路にて1つの番組を選んだ後、AVデコーダにてアナログ画像に変換してテレビ画面に表示する、といった処理が必要になる。
【0004】
ここで、多重分離回路について説明する。
多重分離回路は、復調回路から出力されるトランスポートストリームパケット(TSパケット)をパケット識別子(パケットID:Packet Identification)によりフィルタリングを行って必要なTSパケットのみを抽出し、不必要なTSパケットは破棄する。さらに、視聴者を限定するために暗号化されているデータに対して暗号解除処理を施したり、また、必要に応じてTSパケットのヘッダ部やペイロードの情報を用いて、詳細にフィルタリングをすることもある。
【0005】
TSパケットのフォーマットはMPEG2規格で決められているが、その処理方法や詳細フィルタリングのフォーマットが放送事業者によって異なることが多いが、複数の仕様に対応できるようにする1つの手段として、プロセッサ型の多重分離回路がある。
【0006】
以下に、従来のプロセッサ型多重分離回路について図5を用いて説明する。
図5において、従来多重分離回路は、マイクロコード命令に従って動作するプロセッサ100と、マイクロコードとプロセッサ100が動作中のデータを格納するメモリ101と、TSパケットに対してフィルタリング処理を施すフィルタ102、TSパケット同期をとる同期回路103、TSパケットを一時的に記憶するTSパケットメモリ104、各種処理後のTSパケットを順次出力する出力インターフェース105とを具備するものである。さらに、暗号解除処理を行うデスクランブラ106を有するものもある。
【0007】
110はDMA(Direct Memory Access)バスであり、TSパケットを各機能ブロックに転送する。111はCPUバスであり、プロセッサ100から出力される命令を各機能ブロックへ伝達する。
【0008】
このように構成された多重分離処理装置の動作について図3(a)を用いて説明する。
S401にて、TSパケットが入力されているかどうかを判断する。TSパケットが入力されていない場合、マイクロコードはTSパケット入力されたことを示すフラグをポーリングしながらアイドリング状態となる。
【0009】
TSパケットが多重分離回路に入力された場合、まず、同期回路103にてTSパケットの同期をとり、TSパケットの先頭を認識し、DMAバス110を介してTSパケットメモリ104に一時的に記憶する。
【0010】
次に、S402において、プロセッサ100はメモリ101に格納されているマイクロコード命令に従って動作し、TSパケットメモリ104に記憶されているTSパケットのエラーチェックやデータ解析処理を行い、再度TSパケットメモリ104に記憶する。
【0011】
次に、S403において、フィルタ102がTSパケットメモリ104に記憶されたTSパケットに対してパケットIDによりフィルタリング処理を施す。
【0012】
次に、S408において、TSパケットが暗号化されているかどうかを判断し、暗号化されていない場合はS405へ進む。暗号化されている場合はS404に進み、デスクランブラ106にて暗号解除処理を行い、再度TSパケットメモリ104に記憶する。
【0013】
次に、S405において、パケットIDによりフィルタリングされたTSパケットのセクションが再構成させる。
次に、S406において、再構成されたセクションに対してフィルタリング処理を施し、システム制御に必要な情報が抽出され、メモリ101に格納される。そして、プロセッサ100は抽出したシステム制御情報を用いてメモリ101に格納されているマイクロコード命令を実行する。
次に、S407において、各種処理が施されたTSパケットが出力インターフェース回路105を介して順次出力される。
【0014】
なお、プロセッサ100にてフィルタリングやデスクランブル処理を行なうのではなく、各機能ブロックを使用するのは、処理量が多く、プロセッサ処理では性能不足となるからである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の多重分離回路において、プロセッサ100が直接TSパケットを処理している間、フィルタ102やデスクランブラ106は機能していないにも関わらず、システムクロックが各機能ブロックへ供給されており、多重分離回路の動作中と同様の電力を消費している。
【0016】
また、多重分離回路に入力されるデータが、チューナーあるいは復調回路からの出力ではなく、例えば録画機器からIEEE1394を介して入力されたTSパケットの場合、TSパケットの入力が間欠になる場合が多々ある。TSパケットとTSパケットの間、すなわち次のTSパケット入力待ちの間、多重分離回路は動作を続けており、従来の多重分離回路はTSパケットが入力されるのをひたすら待っているだけである。この程度の処理に通常動作に必要な電力が消費されるのは非常に無駄である。
【0017】
さらに、入力されるTSパケットの入力レートは、放送事業者や接続機器によって様々である。多重分離回路の性能としては、最大入力レートを想定しているが、最大入力レート未満のTSパケットが入力された場合には、処理性能に余裕ができてアイドリング時間が増えることになり、無駄な消費電力となる。
本発明は、上記問題点を解消するためになされたものであり、消費電力を低減可能な多重分離処理装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の多重分離処理装置は、パケット形式にて伝送されるデジタルデータを多重分離する多重分離処理装置において、入力されたトランスポートストリームパケットの同期をとり、前記トランスポートストリームパケットの先頭を認識する同期回路と、前記トランスポートストリームパケットが暗号化されている場合に、該トランスポートストリームパケットの暗号を解除するデスクランブラと、マイクロコード命令を格納するメモリと、前記マイクロコード命令に従って動作するプロセッサと、各機能ブロックから供給されるデータを一時的に記憶するTSパケットメモリと、トランスポートストリームパケットを多重分離するための条件を格納する条件テーブルと、前記条件テーブルに格納されている前記条件に基づいて前記トランスポートストリ
ームパケットの多重分離を行うフィルタと、前記多重分離処理が施されたトランスポートストリームパケットを順次出力する出力インターフェースと、を備え、前記各機能ブロックが前記マイクロコード命令により動作し、前記入力されたトランスポートストリームパケットに対して多重分離処理を施すことを特徴とするものである。
これにより、マイクロコード命令により各機能ブロックの動作を制御することができ、その結果、従来に比べて細かく電力を制御して消費電力を削減できる。
【0019】
本発明の多重分離処理装置は、前記多重分離処理装置において、前記各機能ブロックへのシステムクロックの供給を、前記マイクロコード命令により制御し、トランスポートストリームパケットに対する多重分離処理の各操作に必要な機能ブロックのみを動作させる、複数のシステムクロック制御部を備え、前記各機能ブロックは、前記システムクロックが供給されると動作状態になり、前記システムクロックの供給が停止されると停止状態になることを特徴とするものである。
これにより、TSパケットに対する多重分離処理の各操作に必要な機能ブロックのみにシステムクロックを供給して動作状態にすることができ、その結果、低消費電力の多重分離処理装置を実現できる。
【0020】
本発明の多重分離処理装置は、前記多重分離処理装置において、第1のシステムクロック制御部は、前記デスクランブラの動作開始命令の入力により前記システムクロックの前記デスクランブラへの供給を開始し、前記デスクランブラの動作停止命令の入力により前記システムクロックの前記デスクランブラへの供給を停止することを特徴とするものである。
これにより、TSパケットの暗号解除処理が必要な場合のみデスクランブラを動作させ、消費電力を低減できる。
【0021】
本発明の多重分離処理装置は、前記多重分離処理装置において、第1のシステムクロック制御部は、前記デスクランブラの動作開始命令の入力により前記システムクロックの前記デスクランブラへの供給を開始し、前記デスクランブラは、処理終了後に前記第1のシステムクロック制御部からのシステムクロック供給を停止可能であることを特徴とするものである。
これにより、暗号解除処理が必要な場合のみデスクランブラを動作させて暗号解除処理を行い、処理終了後にプロセッサからの動作停止命令を待つことなくデスクランブラを停止状態にすることができ、その結果、より効率よく消費電力を低減できる。
【0022】
本発明の多重分離処理装置は、前記多重分離処理装置において、第2のシステムクロック制御部は、前記フィルタの動作開始命令の入力により前記システムクロックの前記フィルタへの供給を開始し、前記フィルタの動作停止命令の入力により前記システムクロックの前記フィルタへの供給を停止することを特徴とするものである。
これにより、フィルタリング処理が必要な場合のみフィルタを動作させ、消費電力を低減できる。
【0023】
本発明の多重分離処理装置は、前記多重分離処理装置において、第2のシステムクロック制御部は、前記フィルタの動作開始命令の入力により前記システムクロックの前記フィルタへの供給を開始し、前記フィルタは、処理終了後に前記第2のシステムクロック制御部からのシステムクロック供給を停止可能であることを特徴とするものである。
これにより、フィルタリング処理が必要な場合のみフィルタを動作させてフィルタリング処理を行い、処理終了後にプロセッサからの動作停止命令を待つことなくフィルタを停止状態にすることができ、その結果、より効率よく消費電力を低減できる。
【0024】
本発明の多重分離処理装置は、前記多重分離処理装置において、第3のシステムクロック制御部は、前記出力インターフェースの動作開始命令の入力により前記システムクロックの前記出力インターフェースへの供給を開始し、前記出力インターフェースの動作停止命令の入力により前記システムクロックの前記出力インターフェースへの供給を停止することを特徴とするものである。
これにより、データ出力が必要な場合のみ出力インターフェースを動作させ、消費電力を低減できる。
【0025】
本発明の多重分離処理装置は、前記多重分離処理装置において、第3のシステムクロック制御部は、前記出力インターフェースの動作開始命令の入力により前記システムクロックの前記出力インターフェースへの供給を開始し、前記出力インターフェースは、処理終了後に前記第3のシステムクロック制御部からのシステムクロック供給を停止可能であることを特徴とするものである。
これにより、データ出力が必要な場合のみ出力インターフェースを動作させ、処理終了後にプロセッサからの動作停止命令を待つことなく出力インターフェースを停止状態にすることができ、その結果、より効率よく消費電力を低減できる。
【0026】
本発明の多重分離処理装置は、前記多重分離処理装置において、前記TSパケットメモリは、前記各機能ブロックから供給されるデータを一時的に記憶するワークメモリと、前記プロセッサから前記ワークメモリへのアクセスを制御するメモリコントローラと、を具備することを特徴とするものである。
これにより、ワークメモリがオーバーフローしないように制御することができる。
【0027】
本発明の多重分離処理装置は、前記多重分離処理装置において、第4のシステムクロック制御部は、前記ワークメモリへのアクセス開始命令の入力により前記システムクロックの前記メモリコントローラへの供給を開始し、前記ワークメモリへのアクセス停止命令の入力により前記システムクロックの前記メモリコントローラへの供給を停止することを特徴とするものである。
これにより、ワークメモリへアクセス要求された場合のみメモリコントローラを動作させ、消費電力を低減できる。
【0028】
本発明の多重分離処理装置は、前記多重分離処理装置において、前記各機能ブロックの処理に用いられるマイクロコード命令群のうち、特定のマイクロコード命令実行時にシステムクロックの動作周波数を低下させることを特徴とするものである。
これにより、特定の命令実行時にクロック周波数を低下させて消費電力を低減できる。
【0029】
本発明の多重分離処理装置は、前記多重分離処理装置において、前記同期回路に入力されたトランスポートストリームパケットデータの上限レートを設定可能なレジスタと、前記レジスタの設定値に基づいてシステムクロックの動作周波数を制御する動作周波数制御部と、を具備することを特徴とするものである。
これにより、各機能ブロックの処理動作に応じてシステムクロックの動作周波数を制御して、効率よく消費電力を低減できる。
【0030】
本発明の多重分離処理装置は、前記多重分離処理装置において、複数の前記レジスタと、前記各レジスタが保持する値あるいはその一部のビットを加算する加算器と、を具備することを特徴とするものである。
これにより、複数の入力データを処理可能であり、かつ、複数の入力レートに応じてシステムクロックの動作周波数を最適化することが可能であり、その結果、より効率よく消費電力を低減できる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下に、本実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、ここで示す実施の形態はあくまでも一例であって、必ずしもこの実施の形態に限定されるものではない。
【0032】
(実施の形態1)
以下に本発明の実施の形態1に係る多重分離処理装置について図面を参照しながら説明する。
実施の形態1は、請求項1から請求項に対応するものである。
図1は、実施の形態1に係る多重分離処理装置の構成を示すブロック図である。図1において、201はデスクランブラであり、TSパケットが暗号化されている場合、TSパケットの暗号を解除する。202はフィルタであり、条件テーブルに格納されている条件に基づいてTSパケットの多重分離を行う。203は出力インターフェースであり、TSパケットメモリ209に記憶されている多重分離処理後のTSパケットを順次出力する。204はプロセッサであり、メモリ205に格納されているマイクロコード命令に従って動作する。205はメモリであり、システム制御を行うためのマイクロコードやプロセッサ204が動作中のデータを格納する。206は同期回路であり、入力されたTSパケットの同期をとり、TSパケットの先頭を認識する。209はTSパケットメモリであり、ワークメモリ207とメモリコントローラ208とからなり、ワークメモリ207は各機能ブロックから供給されるデータを一時的に記憶し、メモリコントローラ208はプロセッサ204からワークメモリ207へのアクセスを制御する。211はDMAバスであり、TSパケットを各機能ブロックへ転送する。212はCPUバスであり、マイクロコード命令を各機能ブロックへ伝達する。
【0033】
このような構成の多重分離処理装置は、各機能ブロックへのシステムクロックの供給をマイクロコード命令により制御し、TSパケットに対する多重分離処理の各操作に必要な機能ブロックのみを動作させる、複数のシステムクロック制御部を備え、各機能ブロックは、システムクロックが供給されると動作状態になり、システムクロックの供給が停止されると停止状態になるものである。なお、システムクロックの動作周波数は各機能ブロックにおける動作周波数に依存するため、各機能ブロック毎にシステムクロック制御部を設ける必要があり、本実施の形態1では、デスクランブラ201を制御する第1のシステムクロック制御部21、フィルタ202を制御する第2のシステムクロック制御部22、出力インターフェースを制御する第3のシステムクロック制御部23、メモリコントローラ208を制御する第4のシステムクロック制御部24を備えた場合について説明する。
【0034】
以下に、実施の形態1に係る多重分離処理装置の動作について説明する。
初期状態において、デスクランブラ201、フィルタ202、出力インターフェース203、TSパケットメモリ209などの各機能ブロックは、システムクロックが供給されず、停止状態である。
【0035】
多重分離処理装置にTSパケットが入力されると、まず、同期回路206にてTSパケットの同期をとり、TSパケットの先頭を認識する。そして、TSパケットはDMAバス211を介してTSパケットメモリ209に一時的に記憶される。
【0036】
プロセッサ204は、フィルタ202の動作開始命令をCPUバス212を介して第2のシステムクロック制御部22へ伝達し、システムクロック制御部22は動作開始命令が入力されるとシステムクロックのフィルタ202への供給を開始し、フィルタ202が起動する。
【0037】
TSパケットメモリ209に記憶されているTSパケットがDMAバス211を介してフィルタ202へ転送され、条件テーブルに格納されている条件に基づいてパケットIDによりTSパケットのフィルタリング処理が行われる。
【0038】
フィルタリング処理の結果、必要であると判定されたTSパケットは、DMAバス211を介して再度TSパケットメモリ209に記憶され、不必要であると判定されたTSパケットは破棄される。
【0039】
プロセッサ204はフィルタリングの結果を確認した後、フィルタ202の動作停止命令をCPUバス212を介して第2のシステムクロック制御部22へ伝達し、第2のシステムクロック制御部22は動作停止命令が入力されるとシステムクロックのフィルタ202への供給を停止し、フィルタ202は停止状態になる。このように、フィルタリング処理が必要な場合のみフィルタ202を起動させて、消費電力を低減できる。
【0040】
また、フィルタ202を停止状態にする方法として、フィルタ202がフィルタリング処理終了後、即座にみずからシステムクロック供給を停止させる方法もあり、この場合、フィルタ202は停止状態であるがフィルタ202の出力値は保持されたままであり、プロセッサ204が結果を確認できる。このように、プロセッサ204がフィルタ202から処理終了信号を受け取って、フィルタ202の動作停止命令を出力することなく、フィルタ202を停止状態にすることができ、その結果、より効率よく消費電力を低減できる。
【0041】
暗号解除処理を必要とする場合、プロセッサ204は、デスクランブラ201の動作開始命令をCPUバス212を介して第1のシステムクロック制御部21へ伝達し、第1のシステムクロック制御部21は動作開始命令が入力されるとシステムクロックのデスクランブラ201への供給を開始し、デスクランブラ201が起動する。
【0042】
TSパケットメモリ209に記憶されているTSパケットがDMAバス211を介してデスクランブラ201へ転送され、TSパケットの暗号解除処理が行われる。暗号解除されたTSパケットは、DMAバス211を介して再度TSパケットメモリ209に記憶される。
【0043】
暗号解除処理が終了すると、プロセッサ204はデスクランブラ201の動作停止命令をCPUバス212を介して第1のシステムクロック制御部21へ伝達し、第1のシステムクロック制御部21は動作停止命令が入力されるとシステムクロックのデスクランブラ201への供給を停止し、デスクランブラ201は停止状態になる。このように、暗号解除処理を必要とする場合のみデスクランブラ201を起動させて、消費電力を低減できる。
【0044】
また、デスクランブラ201を停止状態にする別の方法として、デスクランブラ201が暗号解除処理終了後にシステムクロックの供給を停止させることにより、デスクランブラ201が停止状態になる方法もある。これにより、プロセッサ204がデスクランブラ201から処理終了信号を受け取って、デスクランブラ201の動作停止命令を出力することなく、デスクランブラ201を停止状態にすることができ、その結果、より効率よく消費電力を低減できる。
【0045】
TSパケットのデータには暗号を解除するための鍵情報や番組表などを含むセクションと呼ばれるデータを有するものがあり、必要なセクションのみを抽出するためのフィルタリング処理が必要である場合、前述した方法により、フィルタ202にてTSパケットのフィルタリング処理が行われ、必要なデータを再びTSパケットメモリ209に記憶する。フィルタリング処理完了後、フィルタ202は停止状態になる。
【0046】
各種処理終了後、プロセッサ204は、出力インターフェース203の動作開始命令を第3のシステムクロック制御部23へCPUバス212を介して伝達し、第3のシステムクロック制御部23が動作開始命令が入力されるとシステムクロックの出力インターフェース203への供給を開始し、出力インターフェース203が起動する。
【0047】
TSパケットメモリ209に記憶されている各種処理後のTSパケットは、DMAバスを211を介して出力インターフェース203へ転送され、順次、出力インターフェース203から出力される。
【0048】
出力インターフェース203の処理が終了すると、プロセッサ204は出力インターフェース203の動作停止命令をCPUバス212を介して第3のシステムクロック制御部23へ伝達し、第3のシステムクロック制御部23は動作停止命令が入力されるとシステムクロックの出力インターフェース203への供給を停止し、出力インターフェース203が停止状態になる。このように、データ出力が必要な場合のみ出力インターフェース203を起動させて、消費電力を低減できる。
【0049】
また、出力インターフェース203を停止状態にする別の方法として、出力インターフェース203が処理終了後に自らシステムクロックの供給を停止させることにより、出力インターフェース203が停止状態になる方法もある。このように、プロセッサ204が出力インターフェース203から処理終了信号を受け取って、出力インターフェース203の動作停止命令を出力することなく、出力インターフェース203を停止状態にすることができ、その結果、より効率よく消費電力を低減できる。
【0050】
なお、各種処理完了の伝達方法としては、割り込みや一定周期でプロセッサがポーリング、一定の時間が経過したあと、処理完了したものとみなす方法などがある。
【0051】
ここで、TSパケットメモリ209について説明する。
ワークメモリ207へアクセスを要求する場合、プロセッサ204は、ワークメモリ208へのアクセス要求命令を第4のシステムクロック制御部24へCPUバス212を介して伝達し、第4のシステムクロック制御部24はシステムクロックのメモリコントローラ208への供給を開始し、メモリコントローラ208が起動し、ワークメモリ207へアクセス可能となる。そして、DMAバス211を介して転送されたTSパケットをワークメモリ207へ記憶したり、ワークメモリ207に記憶されているTSパケットがDMAバス211を介して各機能ブロックへ転送され、各種処理が行われる。
【0052】
ワークメモリ207の処理終了後、プロセッサ204は、ワークメモリ208へのアクセス停止命令を第4のシステムクロック制御部24へ伝達し、第4のシステムクロック制御部24はシステムクロックのメモリコントローラ208への供給を停止し、メモリコントローラ208が停止状態になる。このように、ワークメモリ207へのアクセスが要求された場合のみメモリコントローラ208を動作させワークメモリ207へのアクセスを行い、消費電力を低減できる。
【0053】
次に、システムクロック制御部について図2を用いて説明する。
図2(a)は、システムクロック制御部の構成を示すブロック図であり、図2(b)は各種信号の信号波形を示す図である。
図2(a)において、310はエッジトリガータイプのRSフリップフロップ(RS-FF)であり、非同期リセット信号Rが入力されるとHレベル信号を出力し、セット信号Sが入力されるとLレベル信号を出力する。311はディレイフリップフロップ(D-FF)であり、RS-FF310に接続され、反転クロック信号307が入力されると動作し、RS-FF310より出力された信号を信号AとしてANDゲート312へ出力する。312はANDゲートであり、出力信号AがHレベルの場合にシステムクロック306が入力されると制御システムクロックBを出力する。なお、制御システムクロックBは、機能ブロック313とRS-FF310に接続されている。313は機能ブロックであり、制御システムクロックBの入力により動作する。314はインバータであり、システムクロック306を反転させ、反転クロック307として出力する。
【0054】
以下に、システムクロック制御部の動作について説明する。
多重分離処理装置の初期状態において、システムクロック制御部21〜24は停止状態である。
【0055】
プロセッサ204から機能ブロック313の動作開始命令がシステムクロック制御部21〜24に伝達された場合、非同期リセット信号RがRS-FF310に入力され、RS-FF310はHレベル信号を出力し、D-FF311を介してANDゲート312に入力される。そして、ANDゲート312は、システムクロック306を制御システムクロックBとして機能ブロック313へ供給し、制御システムクロックBの入力により機能ブロック313が動作状態になる。
【0056】
機能ブロック313の処理が終了し、プロセッサ204から機能ブロック313の動作停止命令がシステムクロック制御部21〜24へ伝達された場合、RS-FF310にセット信号Sが入力され、RS-FF310はLレベル信号を出力する。Lレベル信号はD-FF311を介してANDゲート312に入力され、制御システムクロックBの機能ブロック313への供給が停止され、機能ブロック313は停止状態になる。機能ブロック313が停止状態の場合、D-FF311のみにクロックが供給され、システムクロック制御部21〜24の消費電力を大幅に削減できる。
【0057】
このような実施の形態1に係る多重分離処理装置では、マイクロコード命令により各機能ブロックを動作させ、TSパケットの多重分離処理が行われるようにしたので、従来に比べて細かく電力を制御して消費電力を削減できる。
【0058】
また、各機能ブロックへのシステムクロックの供給をマイクロコード命令により制御し、TSパケットに対する多重分離処理の各操作に必要な機能ブロックを動作させる、複数のシステムクロック制御部、例えば、デスクランブラ201、TSパケットメモリ209、フィルタ202、出力インターフェース203の各機能ブロックにシステムクロック制御部21〜24を設けたことより、各操作に必要な機能ブロックのみを動作させることができ、その結果、低消費電力の多重分離処理装置を実現できる。
【0059】
(実施の形態2)
以下に、実施の形態2に係る多重分離処理装置について図面を参照しながら説明する。
実施の形態2は、請求項1及び請求項に対応するものである。
本実施の形態では、TSパケット入力待ちの専用命令処理においてクロック周波数を低下させるようにした多重分離処理装置について図3を用いて説明する。
【0060】
図3(a)はTSパケットの多重分離処理手順を示すフローチャート図であり、S402からS407までの処理については前記の従来の技術で述べたので、説明を省略する。
【0061】
S401において、TSパケットが多重分離処理装置に入力されていない場合、クロック周波数を低下させ、マイクロコードはTSパケットが入力されたことを示すフラグをポーリングしながらアイドリング状態となる。このように、ポーリング中はクロック周波数を低下させ、消費電力を低減できる。
【0062】
なお、ポーリングは毎クロックする必要はないが、TSパケットが入力されなければ他に処理することがないので、毎クロック繰り返すことになる。
【0063】
次に、プロセッサの処理について図3(b)を用いて説明する。
まず、S451において、プログラムメモリから命令をフェッチする。次に、S452において、命令コードをデコードし、S453において、命令を実行し、演算、ロード、分岐判定などを行う。そして、S454において、書き戻しやステータスフラグ反映などの処理が行われる。
【0064】
命令のフェッチ及びデコードの結果マイクロコード命令がTSパケット入力待ち専用命令であった場合、フラグを構成するレジスタの出力信号が通常与えられているクロックを低周波数のクロックに切り替え、命令実行後のステータスとしてクロック低下を示すフラグを立てる。このように、特定の命令、例えば、TSパケット入力待ち専用命令実行中は低周波数クロックで動作させることができ、その結果、ポーリング中の消費電力を抑えることができる。
【0065】
TSパケットが多重分離処理装置に入力されると、S401のTSパケット待ち専用命令のループから抜け出し、次の処理に進むが、次の処理命令は、通常のクロック周波数で動作する命令であるため、クロック低下を示すステータスフラグは降ろされ、通常のクロックに切り替わり、以降の処理では通常のクロック周波数にて動作する。
【0066】
なお、本実施例のようなクロック周波数を低下させる命令は、TSパケット待ち専用命令に限らず、例えば、周波数を低下しても構わない(最大性能を要求しない)命令であった場合には、命令実行の結果、クロック低下を示すフラグを立てるようにしてもよい。
【0067】
このような実施の形態2に係る多重分離処理装置では、マイクロコード命令により各機能ブロックを、例えば、各機能ブロックに用いられるマイクロコード命令群のうち、特定のマイクロコード命令実行時にシステムクロックの動作周波数を低下させて動作させ、TSパケットの多重分離が行われるようにしたので、特定の命令実行時に周波数を低下させて消費電力を低減できる。
【0068】
(実施の形態3)
以下に、実施の形態3に係る多重分離処理装置について説明する。
実施の形態3は、請求項1、請求項10及び請求項11に対応するものである。
図4は、実施の形態3に係る多重分離処理装置の構成を示すブロック図である。
【0069】
図4において、501は同期回路であり、入力されたTSパケットの同期をとり、TSパケットの先頭を認識する。502はレジスタであり、同期回路501に入力されたTSパケットの上限レートを設定可能である。503は動作周波数制御部であり、レジスタ502の設定値に基づいてシステムクロックの動作周波数を制御し、動作システムクロック511を出力する。504はプロセッサであり、メモリ512に格納されているマイクロコードに従って動作する。505は出力インターフェースであり、TSパケットメモリ507に記憶されている多重分離処理後のTSパケットを順次出力する。506はデスクランブラであり、TSパケットが暗号化されている場合、TSパケットの暗号を解除する。507はTSパケットメモリであり、各機能ブロックから供給されるデータを一時的に記憶する。508はフィルタであり、条件テーブルに格納されている条件に基づいてTSパケットの多重分離を行う。509はDMAバスであり、TSパケットを各機能ブロックへ転送する。510はCPUバスであり、マイクロコード命令を各機能ブロックへ伝達する。512はメモリであり、プロセッサを制御するためのマイクロコードやプロセッサ504が動作中のデータを格納する。
【0070】
このような構成の多重分離処理装置の動作について説明する。
初期状態において、デスクランブラ506、フィルタ508、出力インターフェース505、及びTSパケットメモリ507の各機能ブロックは、システムクロックが供給されず、停止状態である。
【0071】
多重分離処理装置にTSパケットが入力されると、まず、同期回路501にてTSパケットの同期をとり、TSパケットの先頭を認識する。そして、TSパケットはDMAバス509を介してTSパケットメモリ507に一時的に記憶される。
【0072】
プロセッサ504は、フィルタリング処理命令をフィルタ508へCPUバス510を介して伝達する。TSパケットメモリ507に記憶されているTSパケットがDMAバス509を介してフィルタ508へ転送され、条件テーブルに格納されている条件に基づいてパケットIDによりTSパケットのフィルタリング処理が行われる。フィルタリング処理の結果、必要であると判定されたTSパケットは、DMAバス509を介して再度TSパケットメモリ507に記憶され、不必要であると判定されたTSパケットは破棄される。
【0073】
暗号解除処理を必要とする場合、プロセッサ504は、暗号解除処理命令をCPUバス510を介してデスクランブラ506へ伝達する。そして、TSパケットメモリ507に記憶されているTSパケットがDMAバス509を介してデスクランブラ506へ転送され、TSパケットの暗号解除処理が行われる。暗号解除されたTSパケットは、DMAバス509を介して再度TSパケットメモリ507に記憶される。
【0074】
TSパケットのデータには暗号を解除するための鍵情報や番組表などを含むセクションと呼ばれるデータを有するものがあり、必要なセクションのみを抽出するためのフィルタリング処理が必要である場合、前述した方法により、フィルタ508にてTSパケットのフィルタリング処理が行われ、必要なデータを再びTSパケットメモリ507に記憶する。
【0075】
各種処理終了後、プロセッサ204は、データ出力命令を出力インターフェース505へCPUバス212を介して伝達する。そして、TSパケットメモリ507に記憶されている各種処理後のTSパケットがDMAバスを509を介して出力インターフェース505へ転送され、順次、出力インターフェース505から出力される。
【0076】
なお、動作周波数制御部503は、上述した各種処理を行う各機能ブロックへTSパケットの入力ビットレートに最適なシステムクロックを供給するため、通常のシステムクロックが入力された場合と比較して多重分離処理装置の省電力化が可能である。
【0077】
また、複数の前記レジスタを有し、複数の入力データを処理可能な同期回路と、前記各レジスタが保持する値あるいはその一部のビットを加算する加算器と、を具備するようにすれば、複数の入力レートに応じてシステムクロックの動作周波数を最適化することが可能であり、消費電力を低減できる。
【0078】
次に、システムクロックの動作周波数の決定方法について説明する。
レジスタ502はTSパケットの入力ビットレートをカウントし、上限レートを決定する。また、複数のTSパケットの入力が可能な同期回路501に対してもカウントが可能であり、この場合、すべての上限レートを加算し、全ビットレートを上限レートとしてレジスタ502に記録する。
【0079】
TSパケットが入力されない間にレジスタ502の値を切り替え、プロセッサ504はこのレジスタ502の値を確認する。通常は確認した値によって動作周波数を切り替えるが、プロセッサ504のオーバーヘッドを削減するために、プロセッサ504はこのレジスタ502の上位ビットを確認し、2,3段階の動作周波数の切り替えのみを行うことも可能である。
【0080】
上述した方法により最適なの動作周波数が決定した場合、プロセッサ504は動作周波数決定信号を周波数制御部503に送り、即座に最適な動作周波数の動作システムクロック511が供給される。
【0081】
なお、システムクロックの制御方法としては、多重分離処理装置内に周波数分周回路を設け、プロセッサからの命令により最適なクロックを選択する方法、もしくは、外部の位相比較器(Phase Lock Loop)の周波数選択レジスタを切り替えて最適なシステムクロックを制御する行う方法、などがあげられる。
【0082】
このような実施の形態3に係る多重分離処理装置では、入力されたTSパケットデータの上限レートを設定可能なレジスタ502と、レジスタ502の設定値に基づいてシステムクロックの動作周波数を制御する動作周波数制御部503とを具備したことより、各種処理に応じて動作周波数を切り替えて各機能ブロックを動作させることができ、その結果、低消費電力の多重分離処理装置を実現できる。
【0083】
【発明の効果】
本発明の多重分離処理装置によれば、パケット形式にて伝送されるデジタルデータを多重分離する多重分離処理装置において、入力されたトランスポートストリームパケットの同期をとり、前記トランスポートストリームパケットの先頭を認識する同期回路と、前記トランスポートストリームパケットが暗号化されている場合に、該トランスポートストリームパケットの暗号を解除するデスクランブラと、マイクロコード命令を格納するメモリと、前記マイクロコード命令に従って動作するプロセッサと、各機能ブロックから供給されるデータを一時的に記憶するTSパケットメモリと、トランスポートストリームパケットを多重分離するための条件を格納する条件テーブルと、前記条件テーブルに格納されている前記条件に基づいて前記トランスポートストリームパケットの多重分離を行うフィルタと、前記多重分離処理が施されたトランスポートストリームパケットを順次出力する出力インターフェースと、を備え、前記各機能ブロックが前記マイクロコード命令により動作し、前記入力されたトランスポートストリームパケットに対して多重分離処理を施すようにしたので、マイクロコード命令により各機能ブロックの動作を制御することができ、その結果、従来に比べて細かく電力を制御して消費電力を削減できる。
【0084】
本発明の多重分離処理装置によれば、前記多重分離処理装置において、前記各機能ブロックへのシステムクロックの供給を、前記マイクロコード命令により制御し、トランスポートストリームパケットに対する多重分離処理の各操作に必要な機能ブロックのみを動作させる、複数のシステムクロック制御部を備え、前記各機能ブロックは、前記システムクロックが供給されると動作状態になり、前記システムクロックの供給が停止されると停止状態になるようにしたので、TSパケットに対する多重分離処理の各操作に必要な機能ブロックのみを動作させることができ、その結果、低消費電力の多重分離処理装置を実現できる。
【0085】
本発明の多重分離処理装置によれば、前記多重分離処理装置において、第1のシステムクロック制御部は、前記デスクランブラの動作開始命令の入力により前記システムクロックの前記デスクランブラへの供給を開始し、前記デスクランブラの動作停止命令の入力により前記システムクロックの前記デスクランブラへの供給を停止するようにしたので、TSパケットの暗号解除処理が必要な場合のみデスクランブラを動作させ、消費電力を低減できる。
【0086】
本発明の多重分離処理装置によれば、前記多重分離処理装置において、第1のシステムクロック制御部は、前記デスクランブラの動作開始命令の入力により前記システムクロックの前記デスクランブラへの供給を開始し、前記デスクランブラは、処理終了後に前記第1のシステムクロック制御部からのシステムクロック供給を停止可能であるようにしたので、暗号解除処理が必要な場合のみデスクランブラを動作させて暗号解除処理を行い、処理終了後にプロセッサからの動作停止命令を待つことなくデスクランブラを停止状態にすることができ、その結果、より効率よく消費電力を低減できる。
【0087】
本発明の多重分離処理装置によれば、前記多重分離処理装置において、第2のシステムクロック制御部は、前記フィルタの動作開始命令の入力により前記システムクロックの前記フィルタへの供給を開始し、前記フィルタの動作停止命令の入力により前記システムクロックの前記フィルタへの供給を停止するようにしたので、フィルタリング処理が必要な場合のみフィルタを動作させ、消費電力を低減できる。
【0088】
本発明の多重分離処理装置によれば、前記多重分離処理装置において、第2のシステムクロック制御部は、前記フィルタの動作開始命令の入力により前記システムクロックの前記フィルタへの供給を開始し、前記フィルタは、処理終了後に前記第2のシステムクロック制御部からのシステムクロック供給を停止可能であるようにしたので、フィルタリング処理が必要な場合のみフィルタを動作させてフィルタリング処理を行い、処理終了後にプロセッサからの動作停止命令を待つことなくフィルタを停止状態にすることができ、その結果、より効率よく消費電力を低減できる。
【0089】
本発明の多重分離処理装置によれば、前記多重分離処理装置において、第3のシステムクロック制御部は、前記出力インターフェースの動作開始命令の入力により前記システムクロックの前記出力インターフェースへの供給を開始し、前記出力インターフェースの動作停止命令の入力により前記システムクロックの前記出力インターフェースへの供給を停止するようにしたので、データ出力が必要な場合のみ出力インターフェースを動作させ、消費電力を低減できる。
【0090】
本発明の多重分離処理装置によれば、前記多重分離処理装置において、第3のシステムクロック制御部は、前記出力インターフェースの動作開始命令の入力により前記システムクロックの前記出力インターフェースへの供給を開始し、前記出力インターフェースは、処理終了後に前記第3のシステムクロック制御部からのシステムクロック供給を停止可能であるようにしたので、データ出力が必要な場合のみ出力インターフェースを動作させ、処理終了後にプロセッサからの動作停止命令を待つことなく出力インターフェースを停止状態にすることができ、その結果、より効率よく消費電力を低減できる。
【0091】
本発明の多重分離処理装置によれば、前記多重分離処理装置において、前記TSパケットメモリは、前記各機能ブロックから供給されるデータを一時的に記憶するワークメモリと、前記プロセッサから前記ワークメモリへのアクセスを制御するメモリコントローラと、を具備することより、ワークメモリがオーバーフローしないように制御することができる。
【0092】
本発明の多重分離処理装置によれば、前記多重分離処理装置において、第4のシステムクロック制御部は、前記ワークメモリへのアクセス開始命令の入力により前記システムクロックの前記メモリコントローラへの供給を開始し、前記ワークメモリへのアクセス停止命令の入力により前記システムクロックの前記メモリコントローラへの供給を停止するようにしたので、ワークメモリへアクセス要求された場合のみメモリコントローラを動作させ、消費電力を低減できる。
【0093】
本発明の多重分離処理装置によれば、前記多重分離処理装置において、前記各機能ブロックの処理に用いられるマイクロコード命令群のうち、特定のマイクロコード命令実行時にシステムクロックの動作周波数を低下させるようにしたので、特定の命令実行時にクロック周波数を低下させて消費電力を低減できる。
【0094】
本発明の多重分離処理装置によれば、前記多重分離処理装置において、前記同期回路に入力されたトランスポートストリームパケットデータの上限レートを設定可能なレジスタと、前記レジスタの設定値に基づいてシステムクロックの動作周波数を制御する動作周波数制御部と、を具備することより、各機能ブロックの処理動作に応じてシステムクロックの動作周波数を制御して効率よく消費電力を低減できる。
【0095】
本発明の多重分離処理装置によれば、前記多重分離処理装置において、複数の前記レジスタと、前記各レジスタが保持する値あるいはその一部のビットを加算する加算器と、を具備することより、複数の入力データを処理可能であり、かつ、複数の入力レートに応じてシステムクロックの動作周波数を最適化することが可能であり、その結果、より効率よく消費電力を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る多重分離処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図2(a)はシステムクロック制御部の構成を示すブロック図であり、図2(b)は各信号の信号波形を示す図である。
【図3】図3(a)は多重分離処理装置の処理手順を示す図であり、図3(b)はプロセッサの処理手順を示す図である。
【図4】実施の形態3に係る多重分離処理装置の構成を示すブロック図である。
【図5】従来の多重分離回路の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 プロセッサ
101 メモリ
102 フィルタ
103 同期回路
104 TSパケットメモリ
105 出力インターフェース
106 デスクランブラ
110 DMAバス
111 CPUバス
201 デスクランブラ
202 フィルタ
203 出力インターフェース
204 プロセッサ
205 メモリ
206 同期回路
207 ワークメモリ
208 メモリコントローラ
209 TSパケットメモリ
211 DMAバス
212 CPUバス
21〜24 システムクロック制御部
306 システムクロック
307 反転クロック
310 RSフリップフロップ
311 ディレイフリップフロップ
312 ANDゲート
313 機能ブロック
314 インバータ
501 同期回路
502 レジスタ
503 動作周波数制御部
504 プロセッサ
505 出力インターフェース
506 デスクランブラ
507 TSパケットメモリ
508 フィルタ
509 DMAバス
510 CPUバス
511 動作システムクロック
512 メモリ

Claims (11)

  1. パケット形式にて伝送されるデジタルデータを多重分離する多重分離処理装置において、
    入力されたトランスポートストリームパケットの同期をとり、前記トランスポートストリームパケットの先頭を認識する同期回路と、
    前記トランスポートストリームパケットが暗号化されている場合に、該トランスポートストリームパケットの暗号を解除するデスクランブラと、
    マイクロコード命令を格納するメモリと、
    前記マイクロコード命令に従って動作するプロセッサと、
    各機能ブロックから供給されるデータを一時的に記憶するTSパケットメモリと、
    トランスポートストリームパケットを多重分離するための条件を格納する条件テーブルと、
    前記条件テーブルに格納されている前記条件に基づいて前記トランスポートストリームパケットの多重分離を行うフィルタと、
    前記多重分離処理が施されたトランスポートストリームパケットを順次出力する出力インターフェースと、
    前記各機能ブロックへのシステムクロックの供給を、前記マイクロコード命令により制御する複数のシステムクロック制御部と、を備え、
    前記プロセッサは、前記フィルタの動作開始命令を第2のシステムクロック制御部へ伝達し、前記第2のシステムクロック制御部は前記フィルタの動作開始命令が入力されると前記システムクロックの前記フィルタへの供給を開始し、前記TSパケットメモリに記憶されているTSパケットのフィルタリング処理が行われ、前記プロセッサはフィルタリングの結果を確認した後、前記フィルタの動作停止命令を前記第2のシステムクロック制御部へ伝達し、該第2のシステムクロック制御部は前記フィルタの動作停止命令が入力されると前記システムクロックの前記フィルタへの供給を停止し、
    前記プロセッサは、前記出力インターフェースの動作開始命令を第3のシステムクロック制御部へ伝達し 、前記第3のシステムクロック制御部は前記出力インターフェースの動作開始命令が入力されるとシステムクロックの前記出力インターフェースへの供給を開始し、
    前記TSパケットメモリに記憶されている処理後のTSパケットは、前記出力インターフェースへ転送され、出力され、
    前記出力インターフェースの処理が終了すると、前記プロセッサは前記出力インターフェースの動作停止命令を前記第3のシステムクロック制御部へ伝達し、前記第3のシステムクロック制御部は前記出力インターフェースの動作停止命令が入力されると前記システムクロックの前記出力インターフェースへの供給を停止する
    ことを特徴とする多重分離処理装置。
  2. 請求項1に記載の多重分離処理装置において
    記各機能ブロックは、前記システムクロックが供給されると動作状態になり、前記システムクロックの供給が停止されると停止状態になる、
    ことを特徴とする多重分離処理装置。
  3. 請求項2に記載の多重分離処理装置において、
    第1のシステムクロック制御部は、前記デスクランブラの動作開始命令の入力により前記システムクロックの前記デスクランブラへの供給を開始し、前記デスクランブラの動作停止命令の入力により前記システムクロックの前記デスクランブラへの供給を停止する、
    ことを特徴とする多重分離処理装置。
  4. 請求項2に記載の多重分離処理装置において、
    第1のシステムクロック制御部は、前記デスクランブラの動作開始命令の入力により前記システムクロックの前記デスクランブラへの供給を開始し、
    前記デスクランブラは、処理終了後に前記第1のシステムクロック制御部からのシステムクロック供給を停止可能である、
    ことを特徴とする多重分離処理装置。
  5. 請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の多重分離処理装置において、
    第2のシステムクロック制御部は、前記フィルタの動作開始命令の入力により前記システムクロックの前記フィルタへの供給を開始し、
    前記フィルタは、処理終了後に前記第2のシステムクロック制御部からのシステムクロック供給を停止可能である、
    ことを特徴とする多重分離処理装置。
  6. 請求項2ないし請求項のいずれかに記載の多重分離処理装置において、
    第3のシステムクロック制御部は、前記出力インターフェースの動作開始命令の入力により前記システムクロックの前記出力インターフェースへの供給を開始し、
    前記出力インターフェースは、処理終了後に前記第3のシステムクロック制御部からのシステムクロック供給を停止可能である、
    ことを特徴とする多重分離処理装置。
  7. 請求項1ないし請求項のいずれかに記載の多重分離処理装置において、
    前記TSパケットメモリは、前記各機能ブロックから供給されるデータを一時的に記憶するワークメモリと、前記プロセッサから前記ワークメモリへのアクセスを制御するメモリコントローラと、を具備する、
    ことを特徴とする多重分離処理装置。
  8. 請求項に記載の多重分離処理装置において、
    第4のシステムクロック制御部は、前記ワークメモリへのアクセス開始命令の入力により前記システムクロックの前記メモリコントローラへの供給を開始し、前記ワークメモリへのアクセス停止命令の入力により前記システムクロックの前記メモリコントローラへの供給を停止する、
    ことを特徴とする多重分離処理装置。
  9. 請求項1に記載の多重分離処理装置において、
    前記各機能ブロックの処理に用いられるマイクロコード命令群のうち、特定のマイクロコード命令実行時にシステムクロックの動作周波数を低下させる、
    ことを特徴とする多重分離処理装置。
  10. 請求項1に記載の多重分離処理装置において、
    前記同期回路に入力されたトランスポートストリームパケットデータの上限レートを設定可能なレジスタと、前記レジスタの設定値に基づいてシステムクロックの動作周波数を制御する動作周波数制御部と、を具備する、
    ことを特徴とする多重分離処理装置。
  11. 請求項10に記載の多重分離処理装置において、
    複数の前記レジスタと、前記各レジスタが保持する値あるいはその一部のビットを加算する加算器と、を具備する、
    ことを特徴とする多重分離処理装置。
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