JP4548926B2 - 電子メール提供装置、電子メール提供方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

電子メール提供装置、電子メール提供方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、インターネットなどのネットワークに接続され、前記ネットワークを介してご案内状やお知らせなどに関する電子メールを顧客に提供する電子メール提供装置、電子メール提供方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ダイレクトメールは、新規な顧客を開拓するための手段として、または開拓した顧客の購買欲求をさらに向上させるための手段として多くもちいられてきている。これらダイレクトメールは郵便やファクシミリをもちいたものが主流であった。また、昨今のインターネットの発展により、郵便やファクシミリに代わって、電子メールをもちいてダイレクトメールを発信する技術も知られている。顧客の電子メールアドレスに関する情報をデータベース化しておけば、人手をかけずに大量のダイレクトメールを大量の顧客に対して簡易に送信することができる。また、費用も上記郵便やファクシミリに比べ廉価で済むため、今後の主流になることが予想される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術にあっては、送信(配信)作業をコンピュータ化し作業の軽減を図ることにより、顧客の趣味・嗜好を考慮せず、画一的な情報を一方的に送付することになる。それにともなって、電子メールの内容が顧客のニーズに合致しないケースが増加し、かえって顧客の購買欲求を減退させてしまうという問題点があった。
【0004】
また、ある顧客に対しても、その後の状況に応じて電子メールの内容を変更しなければならない状況があり、その状況に対応させて電子メールをそれぞれ作成し送信したのでは、多くの手間がかかり煩雑となるといった問題点があった。特に顧客数が多い場合には上記問題点は顕著である。
【0005】
この発明は、上述した従来技術に鑑みてなされたものであって、顧客一人ひとりに対して情報をカスタマイズして提供するワン・トゥ・ワン・マーケティング(One to One Marketing)をより簡易にかつ確実に実現することができ、顧客の信頼度を向上させ、さらには顧客の購買意欲を高めることが可能で、大量の顧客に対しても容易に対応可能な、電子メール提供装置、電子メール提供方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる電子メール提供装置は、インターネットなどのネットワークに接続され、前記ネットワークを介して複数の顧客へ電子メールの提供をおこなう電子メール提供装置において、前記顧客に対する、互いに関連する複数の電子メールを作成する電子メール作成手段と、前記電子メール作成手段によって作成された電子メールを登録する電子メール登録手段と、所定の事象に関する情報を入力する事象入力手段と、前記事象入力手段によって入力された所定の事象に関する情報に基づいて、前記電子メール登録手段に登録された未送信の電子メールのうち、送信を中止すべき電子メールを判断する判断手段と、前記電子メール登録手段に登録された電子メールのうち、前記判断手段によって送信を中止すべきとされていない未送信の電子メールをあらかじめ定められた順序にしたがって所定の時間隔で前記顧客の電子メールアドレス宛に送信する電子メール送信手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
この発明によれば、一括して作成した電子メールのうち、発生した事象に基づいて不要となったあるいは顧客の状況に合致しない電子メールが顧客に送信されることがない。
【0008】
また、この発明にかかる電子メール提供装置は、インターネットなどのネットワークに接続され、前記ネットワークを介して複数の顧客へ電子メールの提供をおこなう電子メール提供装置において、前記顧客に対する、互いに関連する複数の電子メールを作成する電子メール作成手段と、前記電子メール作成手段によって作成された電子メールを登録する電子メール登録手段と、所定の事象に関する情報を入力する事象入力手段と、前記事象入力手段によって入力された所定の事象に関する情報に基づいて、前記電子メール登録手段に登録された未送信の電子メールのうち、消去すべき電子メールを判断する判断手段と、前記判断手段によって消去すべき電子メールと判断されたものを前記電子メール登録手段の中から消去する電子メール消去手段と、前記電子メール登録手段に登録された電子メールのうち、前記電子メール消去手段によって消去されていない未送信の電子メールをあらかじめ定められた順序にしたがって所定の時間隔で前記顧客の電子メールアドレス宛に送信する電子メール送信手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】
この発明によれば、一括して作成した電子メールのうち、発生した事象に基づいて不要となったあるいは顧客の状況に合致しない電子メールが顧客に送信されることがない。
【0010】
また、この発明にかかる電子メール提供装置は、上記の発明において、さらに、所定の時点からの時間を計時する計時手段を備え、前記電子メール送信手段が、前記計時手段によって計時された時間が所定の時刻を経過した場合に、前記電子メール登録手段に登録された電子メールのうち、前記判断手段によって送信を中止すべきとされていない、または、前記電子メール消去手段によって消去されていない未送信の電子メールであって、もっとも先に順序付けられた電子メールを送信することを特徴とする。
【0011】
この発明によれば、一括して作成した電子メールのうち顧客に対して送信すべき内容の電子メールを適切な時期に送信することができる。
【0012】
また、この発明にかかる電子メール提供装置は、上記の発明において、前記判断手段が、前記事象入力手段によって入力された所定の事象に関する情報に基づいて、前記電子メール登録手段に登録された未送信の電子メールの送信をすべて中止するように、または、前記電子メール登録手段に登録された未送信の電子メールをすべて消去するように判断することを特徴とする。
【0013】
この発明によれば、一括して作成した電子メールのうち、発生した事象に基づいて不要となったあるいは顧客の状況に合致しない電子メールを効率的に送信対象外とすることができる。
【0014】
また、この発明にかかる電子メール提供装置は、インターネットなどのネットワークに接続され、前記ネットワークを介して複数の顧客へ電子メールの提供をおこなう電子メール提供装置において、前記顧客に対する、互いに関連する複数の電子メールを複数のステージごとに作成する電子メール作成手段と、前記電子メール作成手段によって作成された電子メールを登録する電子メール登録手段と、前記電子メール登録手段に登録された電子メールを、あらかじめ定められたステージの順序にしたがって、前記各ステージごとにあらかじめ定められた順序にしたがって所定の時間隔で前記顧客の電子メールアドレス宛に送信する電子メール送信手段と、所定の事象に関する情報を入力する事象入力手段と、前記事象入力手段によって入力された所定の事象に関する情報に基づいて、つぎのステージへ移行するかを判断する判断手段と、を備え、前記電子メール送信手段が、前記判断手段によってつぎのステージへ移行すると判断された場合に、前記電子メール登録手段に登録された現ステージの未送信の電子メールの送信をすべて中止することを特徴とする。
【0015】
この発明によれば、一括して作成した電子メールのうち、発生した事象に基づいて不要となったあるいは顧客の状況に合致しない電子メールが顧客に送信されることがなく、新たなステージへ移行し、その新たなステージにおいて登録された別の内容の電子メールを顧客に送信することができる。
【0016】
また、この発明にかかる電子メール提供装置は、インターネットなどのネットワークに接続され、前記ネットワークを介して複数の顧客へ電子メールの提供をおこなう電子メール提供装置において、前記顧客に対する、互いに関連する複数の電子メールを複数のステージごとに作成する電子メール作成手段と、前記電子メール作成手段によって作成された電子メールを登録する電子メール登録手段と、前記電子メール登録手段に登録された電子メールを、あらかじめ定められたステージの順序にしたがって、前記各ステージごとにあらかじめ定められた順序にしたがって所定の時間隔で前記顧客の電子メールアドレス宛に送信する電子メール送信手段と、所定の事象に関する情報を入力する事象入力手段と、前記事象入力手段によって入力された所定の事象に関する情報に基づいて、つぎのステージへ移行するかを判断する判断手段と、前記判断手段によってつぎのステージへ移行すると判断された場合に、前記電子メール登録手段に登録された現ステージの未送信の電子メールをすべて消去する電子メール消去手段と、を備えたことを特徴とする。
【0017】
この発明によれば、一括して作成した電子メールのうち、発生した事象に基づいて不要となったあるいは顧客の状況に合致しない電子メールが顧客に送信されることがなく、新たなステージへ移行し、その新たなステージにおいて登録された別の内容の電子メールを顧客に送信することができる。
【0018】
また、この発明にかかる電子メール提供方法は、インターネットなどのネットワークを介して複数の顧客へ電子メールの提供をおこなう電子メール提供方法において、前記顧客に対する、互いに関連する複数の電子メールを作成する電子メール作成工程と、所定の事象に関する情報を入力する事象入力工程と、前記事象入力工程によって入力された所定の事象に関する情報に基づいて、前記電子メール作成工程によって作成された未送信の電子メールのうち、送信を中止すべき電子メールを判断する判断工程と、前記電子メール作成工程によって作成された電子メールのうち、前記判断工程によって送信を中止すべきとされていない未送信の電子メールをあらかじめ定められた順序にしたがって所定の時間隔で前記顧客の電子メールアドレス宛に送信する電子メール送信工程と、を含んだことを特徴とする。
【0019】
この発明によれば、一括して作成した電子メールのうち、発生した事象に基づいて不要となったあるいは顧客の状況に合致しない電子メールが顧客に送信されることがない。
【0020】
また、この発明にかかる電子メール提供方法は、インターネットなどのネットワークを介して複数の顧客へ電子メールの提供をおこなう電子メール提供方法において、前記顧客に対する、互いに関連する複数の電子メールを作成する電子メール作成工程と、所定の事象に関する情報を入力する事象入力工程と、前記事象入力工程によって入力された所定の事象に関する情報に基づいて、前記電子メール作成工程によって作成された未送信の電子メールのうち、消去すべき電子メールを判断する判断工程と、前記判断工程によって消去すべき電子メールと判断されたものを消去する電子メール消去工程と、前記電子メール作成工程によって作成された電子メールのうち、前記電子メール消去工程によって消去されていない未送信の電子メールをあらかじめ定められた順序にしたがって所定の時間隔で前記顧客の電子メールアドレス宛に送信する電子メール送信工程と、を含んだことを特徴とする。
【0021】
この発明によれば、一括して作成した電子メールのうち、発生した事象に基づいて不要となったあるいは顧客の状況に合致しない電子メールが顧客に送信されることがない。
【0022】
また、この発明にかかる電子メール提供方法は、上記の発明において、さらに、所定の時点からの時間を計時する計時工程を含み、前記電子メール送信工程が、前記計時工程によって計時された時間が所定の時刻を経過した場合に、前記電子メール作成工程によって作成された電子メールのうち、前記判断工程によって送信を中止すべきとされていない、または、前記電子メール消去工程によって消去されていない未送信の電子メールであって、もっとも先に順序付けられた電子メールを送信することを特徴とする。
【0023】
この発明によれば、一括して作成した電子メールのうち顧客に対して送信すべき内容の電子メールを適切な時期に送信することができる。
【0024】
また、この発明にかかる電子メール提供方法は、上記の発明において、前記判断工程が、前記事象入力工程によって入力された所定の事象に関する情報に基づいて、前記電子メール作成工程によって作成された未送信の電子メールの送信をすべて中止するように、または、前記電子メール作成工程によって作成された未送信の電子メールをすべて消去するように判断することを特徴とする。
【0025】
この発明によれば、一括して作成した電子メールのうち、発生した事象に基づいて不要となったあるいは顧客の状況に合致しない電子メールを効率的に送信対象外とすることができる。
【0026】
また、この発明にかかる電子メール提供方法は、インターネットなどのネットワークを介して複数の顧客へ電子メールの提供をおこなう電子メール提供方法において、前記顧客に対する、互いに関連する複数の電子メールを複数のステージごとに作成する電子メール作成工程と、前記電子メール作成工程によって作成された電子メールを、あらかじめ定められたステージの順序にしたがって、前記各ステージごとにあらかじめ定められた順序にしたがって所定の時間隔で前記顧客の電子メールアドレス宛に送信する電子メール送信工程と、所定の事象に関する情報を入力する事象入力工程と、前記事象入力工程によって入力された所定の事象に関する情報に基づいて、つぎのステージへ移行するかを判断する判断工程と、を含み、前記電子メール送信工程が、前記判断工程によってつぎのステージへ移行すると判断された場合に、前記電子メール作成工程によって作成された現ステージの未送信の電子メールの送信をすべて中止することを特徴とする。
【0027】
この発明によれば、一括して作成した電子メールのうち、発生した事象に基づいて不要となったあるいは顧客の状況に合致しない電子メールが顧客に送信されることがなく、新たなステージへ移行し、その新たなステージにおいて登録された別の内容の電子メールを顧客に送信することができる。
【0028】
また、この発明にかかる電子メール提供方法は、インターネットなどのネットワークを介して複数の顧客へ電子メールの提供をおこなう電子メール提供方法において、前記顧客に対する、互いに関連する複数の電子メールを複数のステージごとに作成する電子メール作成工程と、前記電子メール作成工程によって作成された電子メールを、あらかじめ定められたステージの順序にしたがって、前記各ステージごとにあらかじめ定められた順序にしたがって所定の時間隔で前記顧客の電子メールアドレス宛に送信する電子メール送信工程と、所定の事象に関する情報を入力する事象入力工程と、前記事象入力工程によって入力された所定の事象に関する情報に基づいて、つぎのステージへ移行するかを判断する判断工程と、前記判断工程によってつぎのステージへ移行すると判断された場合に、前記電子メール作成工程によって作成された現ステージの未送信の電子メールをすべて消去する電子メール消去工程と、を含んだことを特徴とする。
【0029】
この発明によれば、一括して作成した電子メールのうち、発生した事象に基づいて不要となったあるいは顧客の状況に合致しない電子メールが顧客に送信されることがなく、新たなステージへ移行し、その新たなステージにおいて登録された別の内容の電子メールを顧客に送信することができる。
【0030】
また、この発明にかかる記録媒体は、上記の方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したことで、そのプログラムをコンピュータ読み取り可能となり、これによって、上記の動作をコンピュータによって実現することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる電子メール提供装置、電子メール提供方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体の好適な実施の形態について詳細に説明する。
【0032】
(電子メール提供装置および電子メール提供方法の概要)
まず、この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置および電子メール提供方法の概要について説明する。図1は、この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置および電子メール提供方法の概要を示す説明図である。
【0033】
図1において、電子メールの提供は、第1ステージ110、第2ステージ120、第3ステージ130から構成される3つのステージによっておこなわれる。ステージとは、業務にあわせた電子メールの提供(配信)のルールである。各ステージには、その業務にあわせた電子メール提供のルールがあらかじめセットされている。
【0034】
第1ステージ110は、集客ステージであり、休眠顧客の開拓のためのステージである。第1ステージ110では、「お知らせして」(第1の電子メール111)、「興味を持っていただいて」(第2の電子メール112)、「欲しくなっていただく」(第3の電子メール113)ために、それぞれの内容が記載された3通の電子メール111,112,113をあらかじめ定めた時間隔で顧客に対して送付する。
【0035】
図2は、時間経過と顧客の潜在購買意欲との関係を示す説明図である。図2において、横軸は時間の経過を示し、縦軸は潜在購買意欲の高さを示している。また、折れ線グラフ200,201は、時間推移による顧客の潜在購買意欲の高さを示している。通常のダイレクト電子メール(DM)によるマーケティングの場合、DMの送付によって、顧客の潜在購買意欲は向上する。しかし、その後は、時間の経過とともに徐々にその潜在購買意欲が下降する(折れ線グラフ201参照)。
【0036】
これに対し、本実施の形態にかかる電子メール提供装置および電子メール提供方法では、折れ線グラフ200に示すように、まず、第1の電子メール111によって顧客の潜在購買意欲を向上させる。この時点では、送付された第1の電子メール111の内容が「お知らせ」にとどまっているため、上記DMと比較すると、潜在購買意欲の高さは低いことが考えられる。そして、上記DMと同様に、第1の電子メール111提供(配信)後は、時間の経過とともに徐々にその潜在購買意欲が下降する。
【0037】
つぎに、所定時間経過後、第2の電子メール112を提供(配信)し、再度、顧客の潜在購買意欲を向上させる。第2の電子メールでは、商品またはサービスに対して顧客に興味を持たせる内容になっており、第1の電子メール111をすでに提供していることも相まって、1回のみ送付するDMと比較して、より顧客の潜在購買意欲が向上することが考えられる。ただし、本願の発明者の経験上、第1の電子メール111および第2の電子メール112のみでは、顧客が商品の購買(サービスの提供を受ける)という行動を起こす潜在購買意欲の高さを示す購買行動ラインを超えることが少ないと考えられる。
【0038】
さらに、所定時間経過後、第3の電子メール113を提供(配信)し、再々度、顧客の潜在購買意欲を向上させる。この際、第2の電子メール112によって、高められた顧客の潜在購買意欲が大きく下降する前に、第3の電子メール113を提供するため、第2の電子メール112の提供時では、超えなかった上記購買行動ラインを超えることが多いと考えられる。このようにして、3通りの電子メールを提供(配信)することによって、顧客の潜在購買意欲を向上させ、ロイヤリティーの向上や来店誘導をおこなうことができる。
【0039】
第2ステージ120は、購買後フォローステージであり、ファン層の拡大の開拓のためのステージである。第2ステージ120では、「お値打品とお知らせして」(第1の電子メール121)、「信頼できる店と感じていただいて」(第2の電子メール122)、「気遣いのある店」と覚えていただく」(第3の電子メール133)ために、それぞれの内容が記載された3通の電子メール121,122,123をあらかじめ定めた時間隔で顧客に対して送付する。
【0040】
第3ステージ130は、アフターケアステージであり、ファン層の固定化のためのステージである。第3ステージ130では、「継続的なフォローで信頼感を持っていただいて」(第1の電子メール131)、「リマインドしていただいて」(第2の電子メール132)、「「私だけ特別」と感じていただく」(第3の電子メール133)ために、それぞれの内容が記載された3通の電子メール131,132,133をあらかじめ定めた時間隔で顧客に対して送付する。このように、3通の電子メールの提供(配信)からなる3つの各ステージから構成される。各電子メールの内容についての詳細は後述する。
【0041】
さらに、各ステージにおいては、あらかじめ所定数の電子メールが作成され用意されているが、各顧客の状況によっては、用意された電子メールを順番に送信すると不都合な場合がある。また、顧客の状況に応じた複数種類の電子メールをあらかじめ用意しておいて、顧客の状況によって複数種類の電子メールの中から最適な電子メールのみを選択し、その電子メールを送信すると便利な場合がある。
【0042】
これは、顧客の状況を把握して、その後、その状況に応じたメールを顧客ごと作成し、送信するよりは、すべての顧客に対してすべての状況を想定した電子メールを一括してすべて作成しておいて、状況に応じて不必要な電子メールを削除し、残った電子メールがその顧客にとって最適な電子メールとして所定時期に送信するようにするものである。
【0043】
図3は、この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置および電子メール提供方法の別の概要を示す説明図である。図3は、図1と比較して、第1ステージの内容が異なり、他の内容は図1と同様である。
【0044】
図3において、第1ステージ310は、振込みステージであり、第1の電子メール311を提供することで「おしらせして」メールで、注文の確認と口座番号の連絡をおこなう。つぎに、所定時間経過後、第2の電子メール312を提供(配信)し、「督促して」メールで、振込みが未だされていない顧客に対して、振込み依頼をおこなう。
【0045】
さらに、所定時間経過後、第3の電子メール313を提供(配信)し、「ケアします」メールで、再度の振込み依頼と、振込まれなかった場合のキャンセルの予定について顧客に伝える。このようにして、3通りの電子メールを提供(配信)することによって、振込みの依頼を顧客に確実に伝えることができる。
【0046】
ところが、このように3通の電子メールをあらかじめ用意しておいても、第2、第3の電子メールが配信される前あるいは、第2の電子メールが配信された後、第3の電子メールが配信される前に、顧客の振込みが完了していた場合、第2または第3の電子メールを顧客に配信する必要がない。このような場合に残った電子メールを画一的に顧客に送信したのでは、かえって顧客の心証を害してしまうおそれがあり、好ましくない場合が多い。
【0047】
したがって、所定の事象(この場合、顧客の振込みが完了したという事象)が生じた場合に、未だ送信されていない電子メールをキャンセル(消去)し、つぎのステージへ移行することによって、顧客一人ひとりの信頼度を向上させることができる。その際、画一的に同一内容の電子メールをすべての顧客に対して作成し、不要な電子メールを消去し、残った電子メールだけを送信するという構成を取るため、顧客一人ひとりの状況にあわせて、その都度、電子メールを作成し送信するという煩雑な処理をおこなわなくてもよいため、効率的である。
【0048】
(電子メール提供システムの構成)
つぎに、本実施の形態にかかる電子メール提供装置を含む電子メール提供システムのシステム構成について説明する。図4は、この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置を含む電子メール提供システムのシステム構成を示す説明図である。
【0049】
図4において、電子メール提供装置を構成する端末装置401およびサーバー402と、電子メールの提供を受ける顧客が所有する顧客端末装置(A)403、顧客端末装置(B)404、顧客端末装置(C)405、・・・が、それぞれ、インターネットなどのネットワーク400に接続されている。
【0050】
本実施の形態にかかる電子メール提供装置は、端末装置401単体で構成されていてもよく、また、後述するように、端末装置401とサーバー402とによって、上記電子メール提供装置の機能を分担して果たすようにしてもよい。端末装置401およびサーバー402は、たとえば、各種パーソナルコンピュータやワークステーションなどである。
【0051】
また、顧客端末装置403,404,405は、たとえば、ディスクトップ型パーソナルコンピュータ、ノート型パーソナルコンピュータ、通信機能を備えたPDA(Personal Digital Assistant)であってもよく、また、ネットワーク400に接続する機能(たとえば、NTTドコモ製iモード機能、日本移動通信株式会社製EZaccessなど)を備えた、携帯電話であってもよい。
【0052】
図5は、この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置を含む電子メール提供システムの概要を示す説明図である。図5において、端末装置401において作成された電子メールの提供(配信)の管理をサーバー402がおこなう。
端末装置401は、顧客情報ファイル501と、配信依頼ファイル502と、配信結果ファイル503とを備えている。
【0053】
顧客情報ファイル501は、顧客の生年月日、住所、電話番号などの詳細な個人情報を含んだファイルである。配信依頼ファイル502は、顧客の名前、電子メールアドレスなど、電子メールを送信するために必要な情報を含んだファイルである。配信結果ファイル503は、電子メールの顧客への送達結果やエラー報告などの情報を記録するファイルである。
【0054】
サーバー402は、配信依頼ファイル504と、配信結果ファイル505とを備えている。配信依頼ファイル504は、複数の端末装置401からネットワーク(インターネット)400を介して受信した情報を記録する。また、配信結果ファイル505は、複数の端末装置401へネットワーク(インターネット)400を介して送信した情報を記録する。
【0055】
そして、サーバー402は、各端末装置401からの配信依頼ファイル(データ)を受信して、受信した配信依頼ファイル(データ)に基づいて、顧客端末装置403,404,405,・・・へ電子メールを送信するとともに、受注先別管理、配信待管理、配信結果管理、配信リトライ管理、配信結果報告など、をおこなう。
【0056】
図6は、この発明の本実施の形態にかかる端末装置401、顧客端末装置(A)403、顧客端末装置(B)404、顧客端末装置(C)405、およびサーバー402のハードウエア構成を示すブロック図である。
【0057】
図6において、サーバー402は、CPU601と、ROM602と、RAM603と、HDD(ハードディスクドライブ)604と、HD(ハードディスク)605と、FDD(フロッピーディスクドライブ)606と、着脱可能な記録媒体の一例としてのFD(フロッピーディスク)607と、ディスプレイ608と、KB(キーボード)609と、マウス610と、スキャナ611と、ネットワークI/F(インタフェース)612と、プリンタ613と、を備えている。
また、各構成部はバス614によってそれぞれ接続されている。
【0058】
ここで、CPU601は、サーバー402全体の制御を司る。ROM602は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAM603は、CPU601のワークエリアとして使用される。HDD604は、CPU601の制御にしたがってHD605に対するデータのリード/ライトを制御する。HD605は、HDD604の制御で書き込まれたデータを記憶する。
【0059】
FDD606は、CPU601の制御にしたがってFD607に対するデータのリード/ライトを制御する。FD607は、FDD606の制御で書き込まれたデータを記憶する。着脱可能な記録媒体として、FD607の他、CD−ROM(CD−RW)、MO、DVD(Digital Versatile Disk)などであってもよい。ディスプレイ608は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータに関するウインドウ(ブラウザ)を表示する。たとえば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどである。
【0060】
KB609は、文字、数値、各種指示などの入力のためのキーを備え、データ入力をおこなう。マウス610は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウインドウの移動やサイズの変更などをおこなう。ポインティングデバイスとして同様の機能を備えるものであれば、トラックボール、ジョイスティックなどであってもよい。
【0061】
スキャナ611は、画像を光学的に読み取る。ネットワークI/F(インタフェース)612は、通信回線を通じて図示を省略するネットワーク300に接続され、ネットワーク400を介して、端末装置(クライアントコンピュータ)401、および顧客端末装置(A)403、顧客端末装置(B)404、顧客端末装置(C)405に接続される。そして、ネットワークI/F612は、ネットワークと内部とのインタフェースを司り、端末装置401からのデータの入出力を制御する。また、プリンタ613は、画像データや文書データを印刷する。たとえば、レーザプリンタ、インクジェットプリンタなどである。
【0062】
また、端末装置401、顧客端末装置(A)403、顧客端末装置(B)404、顧客端末装置(C)405は、CPU651と、ROM652と、RAM653と、HDD(ハードディスクドライブ)654と、HD(ハードディスク)655と、FDD(フロッピーディスクドライブ)656と、着脱可能な記録媒体の一例としてのFD(フロッピーディスク)657と、ディスプレイ658と、KB(キーボード)659と、マウス660と、スキャナ661と、ネットワークI/F(インタフェース)662と、プリンタ663と、を備えている。また、上記各構成部は、バス664によってそれぞれ接続されている。各構成部の内容は、サーバー402における各構成部の内容と同様であるので、その説明は省略する。
【0063】
(電子メールの作成方法)
つぎに、電子メールの作成方法について説明する。図7は、この発明の本実施の形態にかかる端末装置401の配信依頼ファイ502のファイル構成を示す説明図である。図7において、配信依頼ファイル502に記憶された属性情報701とは、企業コード、本支店・部署コード、電子メール番号、電子メールステージなどから構成される。また、配信基本情報702とは、配信元、配信先、配信日などから構成される。
【0064】
ベーステンプレート703とは、電子メールの基礎となるテンプレート(ひな形)である。訴求軸情報704とは、分類された潜在購買要求項目ごとの文書内容に関する情報である。条件置換情報705は、テンプレートのどの部分をどのように変更(置換)するかに関する情報である。これらの各情報に基づいて、各電子メールを自動作成する。
【0065】
(電子メール提供装置の機能的構成の一例)
つぎに、この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の機能的構成について説明する。図8は、この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の構成を機能的に示すブロック図である。図8において、電子メール提供装置は、電子メール作成部801と、電子メール登録部802と、事象入力部803と、判断部804と、電子メール消去部805と、電子メール送信部806と、タイマー807とを含む構成である。
【0066】
電子メール作成部801は、顧客端末装置403〜405へ送信する電子メールであって、互いに関連する複数の電子メールをまとめて一挙に作成する。具体的には、電子メール作成部801は、図5に示した顧客情報ファイル501に記憶された顧客情報、および、図7に示すように、配信依頼ファイル502に記憶された属性情報701、配信基本情報702、ベーステンプレート703、訴求軸情報704、条件置換情報705をもちいて、各顧客に対する個別の電子メールを作成する。具体的な電子メールの作成方法については後述する。
【0067】
電子メール作成部801は、図6に示した端末装置401のROM652、RAM653またはハードディスク655、フロッピーディスク657などの記録媒体に記録されたプログラムに記載された命令にしたがってCPU651が命令処理を実行することによって、その機能を実現することができる。
【0068】
電子メール登録部802は、電子メール作成部801によって作成された電子メールのすべてを互いに関連付けして登録する。登録する際も、各顧客ごとに、各ステージごとに登録される。電子メール登録部802は、図6に示した端末装置401のRAM653、HD655、FD657などの記録媒体およびその記憶媒体に対するデータの書き込み/読み出しをおこなう装置(HDD654,FDD656など)によって、その機能を実現する。
【0069】
事象入力部803は、所定の事象に関する情報を入力する。ここで、所定の事象とは、たとえば、振込みステージ(詳細は後述する)において、顧客からの代金の振込みが完了したというの事実(事象)である。そのほか、各ステージにおいて、そのステージにおいて用意された複数の電子メールの送信に関連する事実(事象)である。
【0070】
振込みステージにおいて、複数の電子メールに異なる督促の内容が記載されている場合に、すべての電子メールを送信する前に、上記代金の振込みが完了したという事実(事象)に関する情報が入力された後は、もはや催促に関する電子メールを当該顧客に送信する必要はない。かえって送信してしまうことで、顧客に対して不快な心証を与えてしまうおそれもある。
【0071】
事象入力部803は、図6に示した端末装置401のKB559、マウス560などのデータ入力手段、またはネットワークI/F562によってその機能を実現する。KB559、マウス560などのデータ入力手段による場合は、操作者が顧客ごとに事象に関する情報を入力する。
【0072】
判断部804は、事象入力部803によって入力された所定の事象に関する情報に基づいて、電子メール登録部802に登録された未送信の電子メールのうち、送信を中止すべき電子メールを判断する。その際、電子メール登録部802に登録された未送信の電子メールの送信をすべて中止するように判断することもできる。
【0073】
また、判断部804は、事象入力部803によって入力された所定の事象に関する情報に基づいて、電子メール登録部802に登録された未送信の電子メールのうち、消去すべき電子メールを判断する。その際、電子メール登録部802に登録された未送信の電子メールをすべて消去するように判断することもできる。
【0074】
また、判断部804は、事象入力部803によって入力された所定の事象に関する情報に基づいて、つぎのステージへ移行するかを判断する。たとえば、振込みステージにおいて、顧客による代金の振込みが完了したという事象に関する情報に基づいて、つぎのステージである振込み後のフォローステージへ移行することを判断する。
【0075】
判断部804は、図6に示したROM652、RAM653またはハードディスク655、フロッピーディスク657などの記録媒体に記録されたプログラムに記載された命令にしたがってCPU651が命令処理を実行することによって、その機能を実現することができる。
【0076】
電子メール消去部805は、判断部804によって消去すべき電子メールと判断されたものを電子メール登録部802の中から消去する。また、電子メール消去部805は、判断部804によってつぎのステージへ移行すると判断した場合に、前記電子メール登録手段に登録された現ステージの未送信の電子メールをすべて消去する。
【0077】
電子メール消去部805は、図6に示したROM652、RAM653またはハードディスク655、フロッピーディスク657などの記録媒体に記録されたプログラムに記載された命令にしたがってCPU651が命令処理を実行することによって、その機能を実現することができる。
【0078】
電子メール送信部806は、電子メール作成部801によって作成された、電子メール登録部802に登録された電子メールを顧客の電子メールアドレス宛に送信する。その際、電子メール送信部806は、電子メール登録部802に登録された電子メールのうち、判断部804によって送信を中止すべきとされていない未送信の電子メールを、あらかじめ定められた順序にしたがって所定の時間隔で顧客の電子メールアドレス宛に送信する。さらに詳細には、電子メール送信部806は、タイマー807によって計時された時間が所定の時刻を経過した場合に、電子メール登録部802に登録された電子メールのうち、判断部804によって送信を中止すべきとされていない未送信の電子メールであって、もっとも先に順序付けられた電子メールを送信する。
【0079】
また、電子メール送信部806は、電子メール登録部802に登録された電子メールのうち、電子メール消去部805によって消去されていない未送信の電子メールを、あらかじめ定められた順序にしたがって所定の時間隔で顧客の電子メールアドレス宛に送信する。さらに詳細には、タイマー807によって計時された時間が所定の時刻を経過した場合に、電子メール消去部805によって消去されていない未送信の電子メールであって、もっとも先に順序付けられた電子メールを送信する。
【0080】
また、電子メール送信部806は、電子メール登録部802に登録された電子メールを、あらかじめ定められたステージの順序にしたがって、各ステージごとにあらかじめ定められた順序にしたがって所定の時間隔で顧客の電子メールアドレス宛に送信する。その際、電子メール送信部806は、判断部804によってつぎのステージへ移行すると判断された場合に、電子メール登録部802に登録された現ステージの未送信の電子メールの送信をすべて中止する。
【0081】
電子メール送信部806は、図6に示したネットワークI/F662によってその機能を実現する。
【0082】
タイマー807は、所定の時点からの時間を計時する。所定の時点とは、商品の注文があった時点や、前の電子メールが送信された時点などである。タイマー807は、図6に示したROM652、RAM653またはハードディスク655、フロッピーディスク657などの記録媒体に記録されたプログラムに記載された命令にしたがってCPU651が命令処理を実行することによって、その機能を実現することができる。たとえば、CPU651またはバス664がもちいるクロックによってタイマーを形成することができる。また、それとは別個にタイマー専用のクロックをもちいてもよい。
【0083】
(電子メール提供処理の手順の一例)
つぎに、電子メール提供処理の手順の一例について説明する。図9は、この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の処理の手順の一例を示すフローチャートである。図9のフローチャートにおいて、まず、顧客に送信する予定の複数の電子メールをまとめて作成し、作成した電子メールを登録する(ステップS901)。
【0084】
つぎに、最初の電子メールを送信する(ステップS902)。最初の電子メールは、通常、発生する事象には無関係にどの顧客にも送信されるものである。そして、最初の電子メールを送信した後、タイマー807をスタートさせる(ステップS903)。なお、タイマー807は、上述のように、最初の電子メールの送信をきっかけにするほかに、別の事象(たとえば、注文があったとき)をきっかけにスタートさせるようにしてもよい。すなわち、つぎの電子メールを最適なタイミングで顧客に送信できるために時間を計時していればよい。
【0085】
その後、所定の事象情報が入力されたか否かを判断する(ステップS904)。ここで、未だ、所定の事象情報が入力されていない場合(ステップS904:No)は、所定時間が経過したかを判断する(ステップS905)。そして、所定時間が経過していない場合(ステップS905:No)は、ステップS904へ移行し、以降、ステップS904およびステップS905の各ステップを繰り返し実行する。
【0086】
そして、ステップS905において、所定時間を経過した場合(ステップS905:Yes)は、つぎの電子メール、すなわち、電子メール登録部802に登録されている電子メールのうち未送信の電子メールのうち、もっとも先の順序のものを送信する(ステップS906)。
【0087】
つぎに、電子メール登録部802に未送信の電子メールがあるか否かを判断する(ステップS907)。そして、未送信の電子メールがまだある場合(ステップS907:Yes)は、ステップS903へ移行し、以降、ステップS903〜ステップS907の各ステップを繰り返し実行する。
【0088】
一方、ステップS907において、未送信の電子メールがない場合(ステップS907:No)は、すべての処理を終了する。あるいは、つぎのステージへ移行する。処理を終了する場合は、たとえば、振込みステージ310において、顧客による振込みがおこなわれず、すべての督促メールを送信完了し、注文がキャンセルになった場合である。また、つぎのステージへ移行する場合は、たとえば、図1に示した集客ステージ110において、第2の電子メールが送信された後、第2ステージ120へ移行する場合である。
【0089】
また、ステップS904において、所定の事象情報の入力があった場合(ステップS904:Yes)は、つぎのステージへ移行する(ステップS908)とともに、電子メール登録部802内の未送信の電子メールを消去する(ステップS909)。その後は、つぎのステージにおいて、たとえば図10に示すような、同様の処理がおこなわれることになる。
【0090】
つぎに、電子メール提供処理の手順の別の一例について説明する。図10は、この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の処理の手順の別の一例を示すフローチャートである。図10のフローチャートにおいて、まず、たとえば3種類の電子メールを作成する(ステップS1001)。そして、3種類の電子メールのうちの第1の電子メールを顧客端末装置へ送信する(ステップS1002)。
【0091】
つぎに、タイマーをスタートさせるか否かを判断する(ステップS1003)。ここで、タイマーをスタートさせる(すなわち、タイマーをスタートさせるようにあらかじめ設定されていた)場合(ステップS1003:Yes)は、所定時間(期間)が経過したか否かを判断する(ステップS1004)、そして、所定時間が経過するのを待って、所定時間が経過した場合(ステップS1004:Yes)は、ステップS1007へ移行する。
【0092】
一方、ステップS1003において、タイマーをスタートさせない(タイマーをスタートさせないようにあらかじめ設定されていた)場合(ステップS1003:No)は、つぎに、所定の事象があったか否かを判断する(ステップS1005)。そして、所定の事象があるのを待って、あった場合(ステップS1005:Yes)は、その所定の事象に基づいて、第2の電子メールを送信する日時を決定し(ステップS1006)、ステップS1007へ移行する。
【0093】
その後、所定時間経過後、あるいはステップS1006において決定された日時になったら第2の電子メールを送信する(ステップS1007)。つぎに、ステップS1003と同様に、タイマーをスタートさせるか否かを判断する(ステップS1008)。ここで、タイマーをスタートさせる場合(ステップS1008:Yes)は、所定経過時間が経過したか否かを判断する(ステップS1009)、そして、所定経過時間が経過するのを待って、所定時間が経過した場合(ステップS1009:Yes)は、ステップS1012へ移行する。
【0094】
一方、ステップS1008において、タイマーをスタートさせない場合(ステップS1008:No)は、つぎに、別の所定の事象があったか否かを判断する(ステップS1010)。そして、別の所定の事象があるのを待って、あった場合(ステップS1010:Yes)は、その別の所定の事象に基づいて、第3の電子メールを送信する日時を決定し(ステップS1011)、ステップS1012へ移行する。
【0095】
その後、所定時間経過後、あるいはステップS1011において決定された日時になったら第3の電子メールを送信し(ステップS1012)、一連の処理を終了する。
【0096】
(振込みステージにおける配信スキームおよび電子メールの具体的内容)
つぎに、振込みステージ310における電子メールの具体的内容について説明する。図11は、この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の配信スキームを示す説明図である。図11において、電子メール提供装置1100が、販売業/サービス業の会社1102からの依頼を受けて、電子メールを顧客1101へ提供(配信)する。
【0097】
まず、第1の電子メールとして、顧客1101が商品/サービスの注文をした直後に、▲1▼注文の確認と口座番号の連絡メール1111を送信する。図12は、▲1▼注文の確認と口座番号の連絡メール1111の具体的内容の一例を示す説明図である。
【0098】
つぎに、第2の電子メールとして、▲2▼振込み依頼メール1112を顧客1101へ送信する。これによって、振込みの督促を顧客1101に対しておこなうことができる。図13は、▲2▼振込み依頼メール1112の具体的内容の一例を示す説明図である。この第2の電子メールは、注文後所定の日数経過後に発送(送信)する。また、第1の電子メールの送信日を基準にして、その送信日から所定の日数経過後に発送するようにしてもよい。
【0099】
つぎに、第3の電子メールとして、▲3▼振込み依頼およびキャンセル予定の連絡メール1113を顧客1101へ送信する。これによって、再度の振込みの督促を顧客1101に対しておこなうことができるとともに、設定した日にちまでに振込みがおこなわれなかった場合は、注文をキャンセルする旨を通知することができる。図14は、▲3▼振込み依頼およびキャンセル予定の連絡メール1113の具体的内容の一例を示す説明図である。この第3の電子メールは、注文後所定の日数経過後に発送(送信)する。また、第1または第2の電子メールの送信日を基準にして、その発送日から所定の日数経過後に発送するようにしてもよい。
【0100】
図15は、この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の別の配信スキームを示す説明図である。図15において、電子メール提供装置1100が、販売業/サービス業の会社1102からの依頼を受けて、電子メールを顧客1101へ提供(配信)することは、図11に示した内容と同様である。さらに、図15においては、顧客1101が上述した電子メール1111,1112,1113に基づいて振込みをおこなった場合を示している。
【0101】
顧客1101が、銀行の振込みサービス1504、郵便振込み・コンビニ支払サービス1505、代金引換サービス1506、クレジット支払サービス1507によって振込みを完了した場合、その情報は販売業/サービス業1102を通じて電子メール提供装置1100へ入力される。そして、電子メール提供装置1100は、未送信の電子メール(図15においては電子メール1112および1113)の配信をキャンセルする。
【0102】
さらに、電子メール提供装置1100は、つぎのステージである第2ステージ(振込み後フォローステージ)へ移行し、入金確認直後に、第1の電子メールである▲1▼入金の確認連絡メール1501を顧客1101へ送信する。これによって、入金が確認されたことの連絡を顧客1101に対しておこなうことができる。図16は、▲1▼入金の確認連絡メール1501の具体的内容の一例を示す説明図である。
【0103】
つぎに、第2の電子メールとして、▲2▼お渡し日の連絡メール1502を顧客1101へ送信する。これによって、お渡し日の連絡を顧客1101に対しておこなうことができ、受取日を顧客1101が容易に確認でき、顧客1101に安心感を与えることができる。図17は、▲2▼お渡し日の連絡メール1502の具体的内容の一例を示す説明図である。この第2の電子メールは、入金確認後所定の日数経過後に発送(送信)する。また、第1の電子メールの送信日を基準にして、その発送日から所定の日数経過後に発送するようにしてもよい。
【0104】
つぎに、第3の電子メールとして、▲3▼お渡し後のフォローメール1503を顧客1101へ送信する。これによって、顧客1101を適切にフォローすることができ、顧客1101からの信頼度を向上させることができる。図18は、お渡し後のフォローメール1503の具体的内容の一例を示す説明図である。この第3の電子メールは、入金確認後所定の日数経過後に発送(送信)する。また、第1または第2の電子メールの送信日を基準にして、その送信日から所定の日数経過後に発送するようにしてもよい。
【0105】
図19は、銀行の振込みサービス1504の内容の一例を示す説明図である。
図19において、銀行は振込みをおこなう顧客ごとに被振込み専用口座1901を設け、顧客にはその専用口座によって振込みをおこなわせる。そして、その被振込み専用口座1901を振込口座番号1902とする。振込みを確認する側は、その番号を参照することによって、振込みがおこなわれたか否かを容易に確認することができる。このようにして、銀行の振込みサービス1504によって顧客1101からの振込みがあったか否かを確認する。
【0106】
(電子メール提供処理の手順の別の一例)
つぎに、電子メール提供処理の手順の別の一例について説明する。図20は、この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の処理の手順の別の一例を示すフローチャートである。なお、図20のフローチャートにおいては、図9のフローチャートに示したステップと同様のステップについては、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0107】
ステップS901〜ステップS907は、図9と同様である。ステップS904において、所定の事象情報が入力されたか否かを判断し、所定の事象情報の入力があった場合(ステップS904:Yes)は、つぎのステージへ移行するか否かを判断する(ステップS2001)。ここで、つぎのステージへ移行する場合(ステップS2001:Yes)は、つぎのステージへ移行する(ステップS908)とともに、電子メール登録部802内の未送信の電子メールを消去する(ステップS909)。その後は、つぎのステージにおいて、たとえば図10に示すような、同様の処理がおこなわれることになる。
【0108】
一方、ステップS2001において、つぎのステージへの以降でない場合(ステップS2001:No)は、未送信の電子メールのうち、残りの電子メールをすべて消去するのではなく、所定の電子メールのみを消去する(ステップS2002)。その後、ステップS905へ移行する。
【0109】
つぎに、第1ステージとしてクレジットカードによる決済ステージを設定して、図20のステップS2002における所定の電子メールのみを消去する内容について詳細に説明する。図21は、第1ステージ(決済ステージ)の構成を示す説明図である。図21において、第1ステージ(決済ステージ)2100は、以下の8つの電子メールから構成される。
【0110】
▲1▼注文の確認とクレジット決済の連絡メール2101
▲2▼クレジット決済の連絡メール2102
▲3▼『利用限度額オーバー』による支払い方法変更の依頼メール2103
▲4▼『保留』による支払い方法変更の依頼メール2104
▲5▼『不正カード利用』による取引キャンセルメール2105
▲6▼振込み依頼メール2106
▲7▼振込み督促メール2107
▲8▼注文キャンセルの連絡メール2108
【0111】
ここで、図22は、▲1▼注文の確認とクレジット決済の連絡メール2101の具体的内容の一例を示す説明図である。また、図23は、▲2▼クレジット決済の連絡メール2102の具体的内容の一例を示す説明図である。また、図24は、▲3▼『利用限度額オーバー』による支払い方法変更の依頼メール2103の具体的内容の一例を示す説明図である。また、図25は、▲4▼『保留』による支払い方法変更の依頼メール2104の具体的内容の一例を示す説明図である。
【0112】
また、図26は、▲5▼『不正カード利用』による取引キャンセルメール2105の具体的内容の一例を示す説明図である。また、図27は、▲6▼振込み依頼メール2106の具体的内容の一例を示す説明図である。また、図28は、▲7▼振込み督促メール2107の具体的内容の一例を示す説明図である。また、図29は、▲8▼注文キャンセルの連絡2108の具体的内容の一例を示す説明図である。
【0113】
さらに、図30は、第2ステージ(決済後のフォローステージ)の構成を示す説明図である。第2ステージは、▲1▼決済後の確認連絡メール3001、▲2▼お渡し日の連絡メール3002、▲3▼お渡し後のフォローメール3003から構成される。これらの電子メールの内容は、図16において説明した▲1▼入金の確認連絡メール1501、図17において説明した▲2▼お渡し日の連絡メール1502、図18において説明した▲3▼お渡し後のフォローメール1503の内容と同様の内容であるので、その説明は省略する。
【0114】
これらの第1ステージ2100および第2ステージ3000の各電子メール2101〜2108,3001から3003をもちいて、所定の電子メールのみを消去する処理の手順について説明する。なお、説明の便宜上、電子メール2101〜2108を電子メール▲1▼〜▲8▼とする。図31は、この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の処理の手順の別の一例を示すフローチャートである。
【0115】
図31のフローチャートにおいて、まず、顧客に送信する予定の複数の電子メール▲1▼〜▲8▼および第2ステージ3000の電子メール3001〜3003をまとめて作成し、作成した電子メール▲1▼〜▲8▼および電子メール3001〜3003を登録する(ステップS3101)。その後、注文の確認をするために、電子メール▲1▼を送信する(ステップS3102)。
【0116】
つぎに、クレジットカードの与信のチェックをおこなう(ステップS3103)。ここで、与信のチェックの結果がOKである場合(ステップS3103:OK)は、ステップS3112へ移行し、第2ステージ3000へ移行し(ステップS3112)、第2ステージ3000の電子メール3001〜3003をセットする(ステップS3113)。さらに、残っている未送信の電子メールをキャンセル(送信中止あるいは消去)する(ステップS3114)。
【0117】
つぎに、与信チェックコードの内容について判断する(ステップS3105)。ここで、「不正カード利用」の場合は、電子メール▲3▼,▲4▼,▲6▼〜▲8▼をキャンセルする(ステップS3106)。したがって、残った電子メールは、▲5▼のみとなる。その後、ステップS3110へ移行し、残っている電子メールのうちもっとも若い番号のものを送信する(ステップS3110)。
【0118】
ここで、残っているのは電子メール▲5▼のみであるから、その電子メール▲5▼を送信する。電子メール▲5▼は、『不正カード利用』による取引キャンセルメールであるから、与信チェックコードの内容が不正カード利用の場合に合致する。その後、ステップS3111で、未送信の電子メールはすでに残っていない(ステップS3111:No)ので、すべての処理は終了する。
【0119】
ステップS3105において、「保留」の場合は、電子メール▲3▼,▲5▼をキャンセルする(ステップS3107)。したがって、残った電子メールは、▲4▼,▲6▼〜▲8▼となる。その後、ステップS3109へ移行するが、銀行振込み依頼は未だしていないので、銀行振込みはなされておらず(ステップS3109:No)、当然、ステップS3110へ移行する。ステップS3110において、残っている電子メールのうちもっとも若い番号のもの、すなわち、電子メール▲4▼を送信する。電子メール▲4▼は、『保留』による支払い方法変更の依頼メールであり、ここではじめて、銀行振込みの依頼をおこなう。
【0120】
つぎに、ステップS3111において、電子メールは、▲6▼〜▲8▼が残っているので(ステップS3111:Yes)、ステップS3109へ移行する。そこで、再び、銀行振込みの確認をおこなう(ステップS3109)。ここで、銀行振込みがあった場合(ステップS3109:Yes)は、第2ステージへ移行する(ステップS3112)。一方、銀行振込みがなかった場合(ステップS3109:No)は、ステップS3110へ再び移行し、残っている電子メールのうちでもっとも若い番号のもの、すなわち、電子メール▲6▼を送信する(ステップS3110)。
【0121】
その後、電子メール▲7▼および▲8▼が残っているので(ステップS3111:Yes)、再びステップS3109へ移行する。このようにして、ステップS3109〜S3111を繰り返しおこなう。そして、ステップS3110において、電子メール▲8▼を送信した場合、ステップS3111において、電子メールはもはや残っていないので(ステップS3111:No)、すべての処理を終了する。電子メール▲8▼は、振込みがない場合に注文のキャンセルをする旨の電子メールであり、その後、処理が終了してしまうことと合致する。
【0122】
ステップS3105において、「利用限度額オーバー」の場合は、電子メール▲4▼,▲5▼をキャンセルする(ステップS3108)。したがって、残った電子メールは、▲3▼,▲6▼〜▲8▼となる。その後の処理は、電子メール▲4▼と▲3▼の違い以外は、「保留」の場合と同様であるので、その説明は省略する。このようにして、入力された事象に基づいて、所定の電子メールのみをキャンセルすることができる。
【0123】
(電子メールの具体的内容)
つぎに、ビジネススーツ販売業での電子メールの具体的内容について説明する。図32は、この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の別の配信スキームを示す説明図である。図32において、電子メール提供装置1100が、ビジネススーツ販売会社3202からの依頼を受けて、電子メールを顧客1101へ提供(配信)する。
【0124】
まず、第1の電子メールとして、顧客1101がビジネススーツを注文した直後に、「優越型」3211、「ブランド型」3212、「限定型」3213、「タイムリー型」3214の4種類の電子メールの中から顧客1101の趣味・嗜好にあわせて最適な一つのメールを選択して送信する。各型の内容については後述する図43において詳細に説明する。この電子メールによって、潜在購買欲求別に顧客1101に対して安心感を提供することができる。
【0125】
つぎに、第2の電子メールとして、仕立て上がり直後に、『4/14に仕上り予定でしたが、本日出来上がってまいりました。何時でもお渡しできますので、お立ち寄り下さい。』という内容の電子メール3221を顧客1101へ送信する。これによって、顧客1101に対して、店の顧客姿勢を提示することができる。
【0126】
つぎに、第2の電子メールとして、アフターケア1ヶ月後に、『お渡ししてから1ヶ月経ちましたが、着心地はいかがでしょうか...』という内容の電子メール3231を顧客1101へ送信する。これによって、顧客1101に対して、店のアフターケア姿勢を提示することができる。
【0127】
図33は、上記3通の電子メールとステージとの関係を示す説明図である。図33において、上記3通の電子メールにより、第2ステージ(購買後フォローステージ)を構成する。まず、購入(注文)直後の電子メールである第1の電子メール3211〜3214によって、お値打感やお買得感をお知らせする。つぎに、お仕立て上りの電子メールである第2の電子メール3221によって、良く出来た店だと感じていただく。さらに、お引渡し後の電子メールである第3の電子メール3231によって、気遣いのある店だと覚えていただく。
【0128】
これによって、CS(Custmers Satisfaction:顧客満足度)を向上させ、顧客に対して『また行ってみたい』と思わせることができる。このように、購入時、購入直後のサポートが店への信頼度(顧客満足度)を向上させ、購入後の不安を安心に変えるフォローが可能となる。この不安の除去が、安心感の向上につながり、その結果、店舗(ビジネススーツ販売会社)の信頼につながる。
【0129】
(第1入力部の入力画面の内容)
つぎに、入力画面および情報の入力方法について説明する。図34〜図42は、この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の入力画面を示す説明図である。
【0130】
まず、図34において、電子メール配信の登録(顧客名の入力)をする場合は、登録画面3400を表示させ、さらに、設定メニューで、顧客選択のポップアップ画面3401を表示させる。そして、顧客名をローマ字で入力すると該当する顧客名が検索され、ポップアップ画面3401に表示される。さらにローマ字を入力していくと名前が絞り込まれていく。
【0131】
このようにインクリメントサーチされた結果、該当する名前を発見した場合に、その名前(木村拓三)をダブルクリックするか、「決定」ボタン3403を押下することによって顧客名を確定する。確定された顧客名は、登録画面3400の所定の入力欄3402に表示される。また、「詳細」ボタン3404を押下すると、顧客情報ファイル501に登録されている個人情報の詳細が表示される。
同姓同名の顧客がいる場合には、これを見て決定することができる。
【0132】
つぎに、嗜好の入力をおこなう。まず、設定メニューから、図35に示す嗜好選択のポップアップ画面3501を表示させる。そして、嗜好選択のポップアップ画面3501において、顧客が購入した商品に該当するものを選択し、「決定」ボタン3502を押下することにより選択を確定する。
【0133】
つぎに、送信者の入力をおこなう。まず、設定メニューから、図36に示す送信者選択のポップアップ画面3601を表示させる。そして、送信者選択のポップアップ画面3601において、送信者名をローマ字で入力すると該当する送信者が検索され、ポップアップ画面3601に表示される。さらにローマ字を入力していくと名前が絞り込まれていく。
【0134】
このようにインクリメントサーチされた結果、該当する名前を発見した場合に、その名前(中村)をダブルクリックするか、「決定」ボタン3602を押下することによって送信者名を確定する。確定された送信者名は、登録画面3400の所定の入力欄に表示される。また、「詳細」ボタン3603を押下すると、登録されている送信者情報の詳細が表示される。
【0135】
つぎに、配信メールの入力をおこなう。まず、設定メニューで選択することによって、または、配信メールのセルにフォーカスがある状態で、F1キーを押下することによって、図37に示す配信メールの選択のポップアップ画面3701を表示させる。そして、配信メールの選択のポップアップ画面3701において、メールの種類3702の中からチェックボックスにチェックをすることにより所望のメールを選択する。選択終了後、「決定」ボタン3703を押下することで選択を確定する。確定された内容は、所定欄(配信メールセル)3704に表示される。
【0136】
つぎに、仕立上日の選択をおこなう、まず、同様に、設定メニューで選択することによって、または、仕立上日のセルにフォーカスがある状態で、F1キーを押下することによって、図38に示す仕立上日の選択のポップアップ画面3801を表示させる。仕立上日の選択のポップアップ画面3801に表示されるカレンダーの日付をクリックすると、所定欄(仕立上日セル)3803に表示される。
【0137】
また、「今日」ボタン3802をクリックすると、今日の日付がカレンダー上で反転表示するとともに、所定欄(仕立上日セル)3803に表示される。それによって、今日は何日かが容易にわかるとともに、仕立上日が「今日から1週間後」といった場合にも、容易にかつ迅速に仕立上日の指定をおこなうことができる。
【0138】
つぎに、必要に応じて、追伸の入力をおこなう。追伸の入力は、追伸セル3904に直接文書を挿入することによりおこなうことができる。さらに、入力をおこないやすくするため、図39に示すように、追伸用メモ帳画面3901表示させ、入力欄3902に文字の入力をおこなうこともできる。文字の入力が終了した場合は、「決定」ボタン3903を押下して、文書を確定する。
【0139】
入力されたデータをチェックするには、図40に示すように、登録画面3400に入力情報の一覧を表示させる。そして、「データチェック」ボタン4001を押下することによって、各データのチェックをすることができる。「データチェック」ボタン4001を押下した結果が、図41に示す登録画面3400である。さらに、エラーがある場合には、エラーメッセージのポップアップ画面4100が表示される。
【0140】
電子メールアドレスエラーがある場合は、「AE」4101が各データの左端に表示される。また、電子メールの配信停止依頼が入っている場合は、「停」4102が各データの左端に表示される。また、各データの左端に「Er」4103が表示された行(データ)については、図42に示すメッセージ画面4201を表示して、顧客名の再入力が促される。図42においては、複数の行が表示され、選択した行番号が表示欄4202に表示される。そして「OK」ボタン4203により、選択が確定(完了)する。
【0141】
(潜在購買欲求項目の具体的内容)
つぎに、分類の際の参照となる潜在購買欲求項目について説明する。図43は、潜在購買欲求項目およびその説明を示した説明図である。図43において、ビジネススーツ販売業において想定され得る潜在購買欲求項目としては、「ブランド型」4301、「優越型」4302、「スタイル型」4303、「お値打ち型」4304、「廉価型」4305、「限定型」4306、「タイムリー型」4307が挙げられる。各型の内容は、図43に示す通りである。このような各型に基づいて、顧客を顧客の趣味・嗜好に合致する型に分類する。
【0142】
優越型4302に分類される顧客は、ブランド品を持つことで他者と差別化を図り、優越感に浸りたいというタイプであるので、優越感に浸らせるように、図44に示すように、『今回ご注文いただいた布地は、私どもが扱わせていただいている商品の中でも、上位にランクされるもので...』という内容を送信する電子メールに盛りこむ。
【0143】
また、限定型4306に分類される顧客は、「限定○○着のみ」といわれると弱いタイプであるので、その部分を強調して、図44に示すように、『今回ご注文いただいた布地は、人気があり当店でも僅か3つしか仕入れられなかったものです。...』という内容を送信する電子メールに盛りこむ。ブランド型4301、タイムリー型4307、その他の型も同様である。
【0144】
このようにして、分類され、分類ごとに内容を変更した電子メールの文書の一例を図45に示す。図45に示す電子メールの内容のように、顧客の趣味・嗜好に合致した、かつ、注文の状況、仕上がり予定なども考慮した、各顧客別の電子メールが作成されることになる。
【0145】
なお、上記ビジネススーツ販売業の他に、図46に示したような業種において、電子メール提供装置における電子メールの配信スキームが適合する。
【0146】
具体的には、自動車販売業、オートバイ販売業や、国内・海外旅行代理店や、婦人下着などの専門商品通販業や、通信教育業や、顧客の嗜好にあわせた訪問型化粧品販売業や、高級不動産売買業や、楽器販売業や、家具販売業(特に多品種少量型の家具店など)や、治療後のOne to Oneのメンテナンスが必要な歯科・医療業、自動車部品販売業(特に、タイヤ・ホイルなど)や、高級レストラン・ホテルや、メガネ販売業や、男性かつら販売業や、美容(理容)室などが挙げられる。これら以外にも、顧客の多種多様なニーズに応える業種や、アフターサービスが必須の業種などが該当する。
【0147】
以上説明したようにこの発明の本実施の形態によれば、3通りの電子メールによって、顧客に伝えるべき内容を、時期を複数に分散して伝えるようにすることができ、これによって、顧客一人ひとりに対して情報をカスタマイズして提供するワン・トゥ・ワン・マーケティング(One to One Marketing)をより簡易にかつ確実に実現することができ、顧客の信頼度(CS)を向上させ、さらには顧客の購買意欲を高めることができる。
【0148】
また、一括して作成した電子メールのうち、発生した事象に基づいて不要となったあるいは顧客の状況に合致しない電子メールが顧客に送信されることがなく、一括して作成した電子メールのうち顧客に対して送信すべき内容の電子メールを適切な時期に送信することができ、一括して作成した電子メールのうち、発生した事象に基づいて不要となったあるいは顧客の状況に合致しない電子メールを効率的に送信対象外とすることができ、一括して作成した電子メールのうち、発生した事象に基づいて不要となったあるいは顧客の状況に合致しない電子メールが顧客に送信されることがなく、新たなステージへ移行し、その新たなステージにおいて登録された別の内容の電子メールを顧客に送信することができる。
【0149】
さらに、3通りの電子メールからなるステージを3つのステージに展開することによって、集客、フォロー、アフターケアを一連の処理としておこなうことができ、より効率的かつ確実な営業活動をサポートすることができる。
【0150】
なお、本実施の形態においては、3通りの電子メールによって説明したが、少なくとも3通りの電子メールであればよく、4通り以上の電子メールによって、1つのステージを構成してもよい。たとえば、アクセサリー販売の場合には、優良顧客(ご贔屓さん)には、講座やセミナーからの誘導をもちいて、5通りの電子メールをセットする場合がある。
【0151】
具体的には、1通目の電子メールで、2ヶ月前の宝石講座やワインセミナーの連絡(講座やセミナーの概要説明)をおこない、2通目の電子メールで、1ヶ月前の連絡(講座やセミナーの詳細説明)をおこない、3通目の電子メールで、1週間前の連絡(背中押し)をおこなう。そして、受講直後に、4通目の電子メールで顧客に対するフォローを提示し、5通目の電子メールで、『受講いただいた貴方だけのサービス』メールとして、特別な顧客(お客様)に対する店の姿勢を提示することができる。このように、顧客に伝えるべき内容を、時期を複数に分散して伝えるように構成されていれば、その電子メールの数は「3」には限られない。
【0152】
また、この発明の本実施の形態で説明した電子メール提供方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現される。このプログラムは、ハードディスク、フロッピーディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されて実行される。またこのプログラムは、上記記録媒体を介して、または伝送媒体として、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。
【0153】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、電子メール作成手段が、顧客に対する、互いに関連する複数の電子メールを作成し、電子メール登録手段が、前記電子メール作成手段によって作成された電子メールを登録し、事象入力手段が、所定の事象に関する情報を入力し、判断手段が、前記事象入力手段によって入力された所定の事象に関する情報に基づいて、前記電子メール登録手段に登録された未送信の電子メールのうち、送信を中止すべき電子メールを判断し、電子メール送信手段が、前記電子メール登録手段に登録された電子メールのうち、前記判断手段によって送信を中止すべきとされていない未送信の電子メールをあらかじめ定められた順序にしたがって所定の時間隔で前記顧客の電子メールアドレス宛に送信するため、一括して作成した電子メールのうち、発生した事象に基づいて不要となったあるいは顧客の状況に合致しない電子メールが顧客に送信されることがなく、これによって、顧客一人ひとりに対して情報をカスタマイズして提供するワン・トゥ・ワン・マーケティングをより簡易にかつ確実に実現することができ、顧客の信頼度を向上させ、さらには顧客の購買意欲を高めることが可能で、大量の顧客に対しても容易に対応可能な電子メール提供装置が得られるという効果を奏する。
【0154】
また、この発明によれば、電子メール作成手段が、顧客に対する、互いに関連する複数の電子メールを作成し、電子メール登録手段が、前記電子メール作成手段によって作成された電子メールを登録し、事象入力手段が、所定の事象に関する情報を入力し、判断手段が、前記事象入力手段によって入力された所定の事象に関する情報に基づいて、前記電子メール登録手段に登録された未送信の電子メールのうち、消去すべき電子メールを判断し、電子メール消去手段が、前記判断手段によって消去すべき電子メールと判断されたものを前記電子メール登録手段の中から消去し、電子メール送信手段が、前記電子メール登録手段に登録された電子メールのうち、前記電子メール消去手段によって消去されていない未送信の電子メールをあらかじめ定められた順序にしたがって所定の時間隔で前記顧客の電子メールアドレス宛に送信するため、一括して作成した電子メールのうち、発生した事象に基づいて不要となったあるいは顧客の状況に合致しない電子メールが顧客に送信されることがなく、これによって、顧客一人ひとりに対して情報をカスタマイズして提供するワン・トゥ・ワン・マーケティングをより簡易にかつ確実に実現することができ、顧客の信頼度を向上させ、さらには顧客の購買意欲を高めることが可能で、大量の顧客に対しても容易に対応可能な電子メール提供装置が得られるという効果を奏する。
【0155】
また、この発明によれば、上記の発明において、計時手段が、所定の時点からの時間を計時し、前記電子メール送信手段が、前記計時手段によって計時された時間が所定の時刻を経過した場合に、前記電子メール登録手段に登録された電子メールのうち、前記判断手段によって送信を中止すべきとされていない、または、前記電子メール消去手段によって消去されていない未送信の電子メールであって、もっとも先に順序付けられた電子メールを送信するため、一括して作成した電子メールのうち顧客に対して送信すべき内容の電子メールを適切な時期に送信することができ、これによって、顧客一人ひとりに対して情報をカスタマイズして提供するワン・トゥ・ワン・マーケティングをより簡易にかつ確実に実現することができ、顧客の信頼度を向上させ、さらには顧客の購買意欲を高めることが可能で、大量の顧客に対しても容易に対応可能な電子メール提供装置が得られるという効果を奏する。
【0156】
また、この発明によれば、上記の発明において、前記判断手段が、前記事象入力手段によって入力された所定の事象に関する情報に基づいて、前記電子メール登録手段に登録された未送信の電子メールの送信をすべて中止するように、または、前記電子メール登録手段に登録された未送信の電子メールをすべて消去するように判断するため、一括して作成した電子メールのうち、発生した事象に基づいて不要となったあるいは顧客の状況に合致しない電子メールを効率的に送信対象外とすることができ、これによって、顧客一人ひとりに対して情報をカスタマイズして提供するワン・トゥ・ワン・マーケティングをより簡易にかつ確実に実現することができ、顧客の信頼度を向上させ、さらには顧客の購買意欲を高めることが可能で、大量の顧客に対しても容易に対応可能な電子メール提供装置が得られるという効果を奏する。
【0157】
また、この発明によれば、電子メール作成手段が、顧客に対する、互いに関連する複数の電子メールを複数のステージごとに作成し、電子メール登録手段が、前記電子メール作成手段によって作成された電子メールを登録し、電子メール送信手段が、前記電子メール登録手段に登録された電子メールを、あらかじめ定められたステージの順序にしたがって、前記各ステージごとにあらかじめ定められた順序にしたがって所定の時間隔で前記顧客の電子メールアドレス宛に送信し、事象入力手段が、所定の事象に関する情報を入力し、判断手段が、前記事象入力手段によって入力された所定の事象に関する情報に基づいて、つぎのステージへ移行するかを判断し、前記電子メール送信手段が、前記判断手段によってつぎのステージへ移行すると判断された場合に、前記電子メール登録手段に登録された現ステージの未送信の電子メールの送信をすべて中止するため、一括して作成した電子メールのうち、発生した事象に基づいて不要となったあるいは顧客の状況に合致しない電子メールが顧客に送信されることがなく、新たなステージへ移行し、その新たなステージにおいて登録された別の内容の電子メールを顧客に送信することができ、これによって、顧客一人ひとりに対して情報をカスタマイズして提供するワン・トゥ・ワン・マーケティングをより簡易にかつ確実に実現することができ、顧客の信頼度を向上させ、さらには顧客の購買意欲を高めることが可能で、大量の顧客に対しても容易に対応可能な電子メール提供装置が得られるという効果を奏する。
【0158】
また、この発明によれば、電子メール作成手段が、顧客に対する、互いに関連する複数の電子メールを複数のステージごとに作成し、電子メール登録手段が、前記電子メール作成手段によって作成された電子メールを登録し、電子メール送信手段が、前記電子メール登録手段に登録された電子メールを、あらかじめ定められたステージの順序にしたがって、前記各ステージごとにあらかじめ定められた順序にしたがって所定の時間隔で前記顧客の電子メールアドレス宛に送信し、判断手段が、所定の事象に関する情報を入力する事象入力手段と、前記事象入力手段によって入力された所定の事象に関する情報に基づいて、つぎのステージへ移行するかを判断し、電子メール消去手段が、前記判断手段によってつぎのステージへ移行すると判断された場合に、前記電子メール登録手段に登録された現ステージの未送信の電子メールをすべて消去するため、一括して作成した電子メールのうち、発生した事象に基づいて不要となったあるいは顧客の状況に合致しない電子メールが顧客に送信されることがなく、新たなステージへ移行し、その新たなステージにおいて登録された別の内容の電子メールを顧客に送信することができ、これによって、顧客一人ひとりに対して情報をカスタマイズして提供するワン・トゥ・ワン・マーケティングをより簡易にかつ確実に実現することができ、顧客の信頼度を向上させ、さらには顧客の購買意欲を高めることが可能で、大量の顧客に対しても容易に対応可能な電子メール提供装置が得られるという効果を奏する。
【0159】
また、この発明によれば、電子メール作成工程が、顧客に対する、互いに関連する複数の電子メールを作成し、事象入力工程が、所定の事象に関する情報を入力し、判断工程が、前記事象入力工程によって入力された所定の事象に関する情報に基づいて、前記電子メール作成工程によって作成された未送信の電子メールのうち、送信を中止すべき電子メールを判断し、電子メール送信工程が、前記電子メール作成工程によって作成された電子メールのうち、前記判断工程によって送信を中止すべきとされていない未送信の電子メールをあらかじめ定められた順序にしたがって所定の時間隔で前記顧客の電子メールアドレス宛に送信するため、一括して作成した電子メールのうち、発生した事象に基づいて不要となったあるいは顧客の状況に合致しない電子メールが顧客に送信されることがなく、これによって、顧客一人ひとりに対して情報をカスタマイズして提供するワン・トゥ・ワン・マーケティングをより簡易にかつ確実に実現することができ、顧客の信頼度を向上させ、さらには顧客の購買意欲を高めることが可能で、大量の顧客に対しても容易に対応可能な電子メール提供方法が得られるという効果を奏する。
【0160】
また、この発明によれば、電子メール作成工程が、前記顧客に対する、互いに関連する複数の電子メールを作成し、事象入力工程が、所定の事象に関する情報を入力し、判断工程が、前記事象入力工程によって入力された所定の事象に関する情報に基づいて、前記電子メール作成工程によって作成された未送信の電子メールのうち、消去すべき電子メールを判断し、電子メール消去工程が、前記判断工程によって消去すべき電子メールと判断されたものを消去し、電子メール送信工程が、前記電子メール作成工程によって作成された電子メールのうち、前記電子メール消去工程によって消去されていない未送信の電子メールをあらかじめ定められた順序にしたがって所定の時間隔で前記顧客の電子メールアドレス宛に送信するため、一括して作成した電子メールのうち、発生した事象に基づいて不要となったあるいは顧客の状況に合致しない電子メールが顧客に送信されることがなく、これによって、顧客一人ひとりに対して情報をカスタマイズして提供するワン・トゥ・ワン・マーケティングをより簡易にかつ確実に実現することができ、顧客の信頼度を向上させ、さらには顧客の購買意欲を高めることが可能で、大量の顧客に対しても容易に対応可能な電子メール提供方法が得られるという効果を奏する。
【0161】
また、この発明によれば、上記の発明において、さらに、計時工程が、所定の時点からの時間を計時し、前記電子メール送信工程が、前記計時工程によって計時された時間が所定の時刻を経過した場合に、前記電子メール作成工程によって作成された電子メールのうち、前記判断工程によって送信を中止すべきとされていない、または、前記電子メール消去工程によって消去されていない未送信の電子メールであって、もっとも先に順序付けられた電子メールを送信するため、一括して作成した電子メールのうち顧客に対して送信すべき内容の電子メールを適切な時期に送信することができ、これによって、顧客一人ひとりに対して情報をカスタマイズして提供するワン・トゥ・ワン・マーケティングをより簡易にかつ確実に実現することができ、顧客の信頼度を向上させ、さらには顧客の購買意欲を高めることが可能で、大量の顧客に対しても容易に対応可能な電子メール提供方法が得られるという効果を奏する。
【0162】
また、この発明によれば、上記の発明において、前記判断工程が、前記事象入力工程によって入力された所定の事象に関する情報に基づいて、前記電子メール作成工程によって作成された未送信の電子メールの送信をすべて中止するように、または、前記電子メール作成工程によって作成された未送信の電子メールをすべて消去するように判断するため、一括して作成した電子メールのうち、発生した事象に基づいて不要となったあるいは顧客の状況に合致しない電子メールを効率的に送信対象外とすることができ、これによって、顧客一人ひとりに対して情報をカスタマイズして提供するワン・トゥ・ワン・マーケティングをより簡易にかつ確実に実現することができ、顧客の信頼度を向上させ、さらには顧客の購買意欲を高めることが可能で、大量の顧客に対しても容易に対応可能な電子メール提供方法が得られるという効果を奏する。
【0163】
また、この発明によれば、電子メール作成工程が、顧客に対する、互いに関連する複数の電子メールを複数のステージごとに作成し、電子メール送信工程が、前記電子メール作成工程によって作成された電子メールを、あらかじめ定められたステージの順序にしたがって、前記各ステージごとにあらかじめ定められた順序にしたがって所定の時間隔で前記顧客の電子メールアドレス宛に送信し、事象入力工程が、所定の事象に関する情報を入力し、判断工程が、前記事象入力工程によって入力された所定の事象に関する情報に基づいて、つぎのステージへ移行するかを判断し、前記電子メール送信工程が、前記判断工程によってつぎのステージへ移行すると判断された場合に、前記電子メール作成工程によって作成された現ステージの未送信の電子メールの送信をすべて中止するため、一括して作成した電子メールのうち、発生した事象に基づいて不要となったあるいは顧客の状況に合致しない電子メールが顧客に送信されることがなく、新たなステージへ移行し、その新たなステージにおいて登録された別の内容の電子メールを顧客に送信することができ、これによって、顧客一人ひとりに対して情報をカスタマイズして提供するワン・トゥ・ワン・マーケティングをより簡易にかつ確実に実現することができ、顧客の信頼度を向上させ、さらには顧客の購買意欲を高めることが可能で、大量の顧客に対しても容易に対応可能な電子メール提供方法が得られるという効果を奏する。
【0164】
また、この発明によれば、電子メール作成工程が、顧客に対する、互いに関連する複数の電子メールを複数のステージごとに作成し、電子メール送信工程が、前記電子メール作成工程によって作成された電子メールを、あらかじめ定められたステージの順序にしたがって、前記各ステージごとにあらかじめ定められた順序にしたがって所定の時間隔で前記顧客の電子メールアドレス宛に送信し、事象入力工程が、所定の事象に関する情報を入力し、判断工程が、前記事象入力工程によって入力された所定の事象に関する情報に基づいて、つぎのステージへ移行するかを判断し、電子メール消去工程が、前記判断工程によってつぎのステージへ移行すると判断された場合に、前記電子メール作成工程によって作成された現ステージの未送信の電子メールをすべて消去するため、一括して作成した電子メールのうち、発生した事象に基づいて不要となったあるいは顧客の状況に合致しない電子メールが顧客に送信されることがなく、新たなステージへ移行し、その新たなステージにおいて登録された別の内容の電子メールを顧客に送信することができ、これによって、顧客一人ひとりに対して情報をカスタマイズして提供するワン・トゥ・ワン・マーケティングをより簡易にかつ確実に実現することができ、顧客の信頼度を向上させ、さらには顧客の購買意欲を高めることが可能で、大量の顧客に対しても容易に対応可能な電子メール提供方法が得られるという効果を奏する。
【0165】
また、この発明にかかる記録媒体は、上記の方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したことで、そのプログラムをコンピュータ読み取り可能となり、これによって、上記の動作をコンピュータによって実現することが可能な記録媒体が得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置および電子メール提供方法の概要を示す説明図である。
【図2】時間経過と顧客の潜在購買意欲との関係を示す説明図である。
【図3】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置および電子メール提供方法の概要を示す説明図である。
【図4】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置を含む電子メール提供システムのシステム構成を示す説明図である。
【図5】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置を含む電子メール提供システムの概要を示す説明図である。
【図6】この発明の本実施の形態にかかる端末装置、顧客端末装置およびサーバーのハードウエア構成を示すブロック図である。
【図7】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の配信依頼ファイルの内容を示す説明図である。
【図8】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の構成を機能的に示すブロック図である。
【図9】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の処理の手順の一例を示すフローチャートである。
【図10】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の処理の手順の別の一例を示すフローチャートである。
【図11】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の配信スキームを示す説明図である。
【図12】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の電子メールの内容の一例を示す説明図である。
【図13】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の別の電子メールの内容の一例を示す説明図である。
【図14】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の別の電子メールの内容の一例を示す説明図である。
【図15】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の別の配信スキームを示す説明図である。
【図16】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の別の電子メールの内容の一例を示す説明図である。
【図17】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の別の電子メールの内容の一例を示す説明図である。
【図18】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の別の電子メールの内容の一例を示す説明図である。
【図19】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の配信スキームにおける銀行の振込みサービスの内容の一例を示す説明図である。
【図20】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の処理の手順の別の一例を示すフローチャートである。
【図21】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の別の第1ステージの内容を示す説明図である。
【図22】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の別の電子メールの内容の一例を示す説明図である。
【図23】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の別の電子メールの内容の一例を示す説明図である。
【図24】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の別の電子メールの内容の一例を示す説明図である。
【図25】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の別の電子メールの内容の一例を示す説明図である。
【図26】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の別の電子メールの内容の一例を示す説明図である。
【図27】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の別の電子メールの内容の一例を示す説明図である。
【図28】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の別の電子メールの内容の一例を示す説明図である。
【図29】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の別の電子メールの内容の一例を示す説明図である。
【図30】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の別の第2ステージの内容を示す説明図である。
【図31】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の処理の手順の別の一例を示すフローチャートである。
【図32】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の配信スキームを示す説明図である。
【図33】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置が提供する3通の電子メールとステージとの関係を示す説明図である。
【図34】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の第1入力部の入力画面を示す説明図である。
【図35】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の第1入力部の別の入力画面を示す説明図である。
【図36】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の第1入力部の別の入力画面を示す説明図である。
【図37】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の第1入力部の別の入力画面を示す説明図である。
【図38】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の第1入力部の別の入力画面を示す説明図である。
【図39】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の第1入力部の別の入力画面を示す説明図である。
【図40】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の第1入力部の別の入力画面を示す説明図である。
【図41】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の第1入力部の別の入力画面を示す説明図である。
【図42】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の第1入力部の別の入力画面を示す説明図である。
【図43】潜在購買欲求項目およびその説明を示した説明図である。
【図44】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の潜在購買欲求項目に対応する文書内容を示す説明図である。
【図45】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置によって作成された電子メールの文書の一例を示す説明図である。
【図46】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置における電子メールの配信スキームが適合可能な業種の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
110,310,2100 第1ステージ
111,121,131,311 第1の電子メール
112,122,132,312 第2の電子メール
113,123,133,313 第3の電子メール
120,3000 第2ステージ
130 第3ステージ
400 ネットワーク
401 端末装置
402 サーバー
403 顧客端末装置(A)
404 顧客端末装置(B)
405 顧客端末装置(C)
601,651 CPU
602,652 ROM
603,653 RAM
604,654 HDD(ハードディスクドライブ)
605,655 HD(ハードディスク)
606,656 FDD(フロッピーディスクドライブ)
607,657 FD(フロッピーディスク)
608,658 ディスプレイ
609,659 KB(キーボード)
610,660 マウス
611,661 スキャナ
612,662 ネットワークI/F(インタフェース)
613,663 プリンタ
614,664 バス
801 電子メール作成部
802 電子メール登録部
803 事象入力部
804 判断部
805 電子メール消去部
806 電子メール送信部
807 タイマー

Claims (9)

  1. インターネットなどのネットワークに接続され、前記ネットワークを介して複数の顧客へ電子メールの提供をおこなう電子メール提供装置において、
    前記顧客に対する業務にあわせた電子メールの提供のルールごとに当該ルールを示す複数のステージが設定されており、当該各ステージごとに、当該各ステージにおいてあらかじめ定められた内容の、互いに関連する複数の電子メールを前記顧客別に当該各ステージに関連付けして作成する電子メール作成手段と、
    前記電子メール作成手段によって作成された電子メールを登録する電子メール登録手段と、
    前記電子メール登録手段に登録された電子メールを、あらかじめ定められた関連付けされたステージの順序にしたがって、前記各ステージごとにあらかじめ定められた順序にしたがって所定の時間隔で前記顧客の電子メールアドレス宛に各電子メールごと一度だけ送信する電子メール送信手段と、
    所定の事象に関する情報を入力する事象入力手段と、
    前記事象入力手段によって入力された所定の事象に関する情報に基づいて、当該入力された所定の事象が、現ステージにおいて当該ステージからつぎのステージへ移行すると定めた、あらかじめ登録されている複数の事象のうちの一つである場合に、つぎのステージへ移行すると判断する判断手段と、
    を備え、
    前記電子メール送信手段は、前記判断手段によってつぎのステージへ移行すると判断された場合に、前記電子メール登録手段に登録された現ステージの未送信の電子メールの送信をすべて中止することを特徴とする電子メール提供装置。
  2. さらに、所定の時点からの時間を計時する計時手段を備え、
    前記電子メール送信手段は、前記計時手段によって計時された時間が所定の時刻を経過した場合に、前記電子メール登録手段に登録された電子メールのうち、前記判断手段によって送信を中止すべきとされていない未送信の電子メールであって、もっとも先に順序付けられた電子メールを送信することを特徴とする請求項1に記載の電子メール提供装置。
  3. インターネットなどのネットワークに接続され、前記ネットワークを介して複数の顧客へ電子メールの提供をおこなう電子メール提供装置において、
    前記顧客に対する業務にあわせた電子メールの提供のルールごとに当該ルールを示す複数のステージが設定されており、当該各ステージごとに、当該各ステージにおいてあらかじめ定められた内容の、互いに関連する複数の電子メールを前記顧客別に当該各ステージに関連付けして作成する電子メール作成手段と、
    前記電子メール作成手段によって作成された電子メールを登録する電子メール登録手段と、
    前記電子メール登録手段に登録された電子メールを、あらかじめ定められたステージの順序にしたがって、前記各ステージごとにあらかじめ定められた順序にしたがって所定の時間隔で前記顧客の電子メールアドレス宛に各電子メールごと一度だけ送信する電子メール送信手段と、
    所定の事象に関する情報を入力する事象入力手段と、
    前記事象入力手段によって入力された所定の事象に関する情報に基づいて、当該入力された所定の事象が、現ステージにおいて当該ステージからつぎのステージへ移行すると定めた、あらかじめ登録されている複数の事象のうちの一つである場合に、つぎのステージへ移行すると判断する判断手段と、
    前記判断手段によってつぎのステージへ移行すると判断した場合に、前記電子メール登録手段に登録された現ステージの未送信の電子メールをすべて消去する電子メール消去手段と、
    を備えたことを特徴とする電子メール提供装置。
  4. さらに、所定の時点からの時間を計時する計時手段を備え、
    前記電子メール送信手段は、前記計時手段によって計時された時間が所定の時刻を経過した場合に、前記電子メール登録手段に登録された電子メールのうち、前記電子メール消去手段によって消去されていない未送信の電子メールであって、もっとも先に順序付けられた電子メールを送信することを特徴とする請求項3に記載の電子メール提供装置。
  5. インターネットなどのネットワークを介して複数の顧客へ電子メールの提供をおこなう、電子メール作成手段と、電子メール送信手段と、事象入力手段と、判断手段と、を備えた電子メール提供装置を用いた電子メール提供方法において、
    前記電子メール作成手段が、前記顧客に対する業務にあわせた電子メールの提供のルールごとに当該ルールを示す複数のステージが設定されており、当該各ステージごとに、当該各ステージにおいてあらかじめ定められた内容の、互いに関連する複数の電子メールを前記顧客別に当該各ステージに関連付けして作成する電子メール作成工程と、
    前記電子メール送信手段が、前記電子メール作成工程によって作成された電子メールを、あらかじめ定められたステージの順序にしたがって、前記各ステージごとにあらかじめ定められた順序にしたがって所定の時間隔で前記顧客の電子メールアドレス宛に各電子メールごと一度だけ送信する電子メール送信工程と、
    前記事象入力手段が、所定の事象に関する情報を入力する事象入力工程と、
    前記判断手段が、前記事象入力工程によって入力された所定の事象に関する情報に基づいて、当該入力された所定の事象が、現ステージにおいて当該ステージからつぎのステージへ移行すると定めた、あらかじめ登録されている複数の事象のうちの一つである場合に、つぎのステージへ移行すると判断する判断工程と、
    を含み、
    前記電子メール送信工程は、前記判断工程によってつぎのステージへ移行すると判断された場合に、前記電子メール作成工程によって作成された現ステージの未送信の電子メールの送信をすべて中止することを特徴とする電子メール提供方法。
  6. さらに、前記電子メール提供装置が、所定の時点からの時間を計時する計時手段を備え、
    前記電子メール送信工程は、前記計時手段によって計時された時間が所定の時刻を経過した場合に、前記電子メール登録手段に登録された電子メールのうち、前記判断工程によって送信を中止すべきとされていない未送信の電子メールであって、もっとも先に順序付けられた電子メールを送信することを特徴とする請求項5に記載の電子メール提供方法。
  7. インターネットなどのネットワークを介して複数の顧客へ電子メールの提供をおこなう、電子メール作成手段と、電子メール送信手段と、事象入力手段と、判断手段と、電子メール消去手段と、を備えた電子メール提供装置を用いた電子メール提供方法において、
    前記電子メール作成手段が、前記顧客に対する業務にあわせた電子メールの提供のルールごとに当該ルールを示す複数のステージが設定されており、当該各ステージごとに、当該各ステージにおいてあらかじめ定められた内容の、互いに関連する複数の電子メールを前記顧客別に当該各ステージに関連付けして作成する電子メール作成工程と、
    前記電子メール送信手段が、前記電子メール作成工程によって作成された電子メールを、あらかじめ定められたステージの順序にしたがって、前記各ステージごとにあらかじめ定められた順序にしたがって所定の時間隔で前記顧客の電子メールアドレス宛に各電子メールごと一度だけ送信する電子メール送信工程と、
    前記事象入力手段が、所定の事象に関する情報を入力する事象入力工程と、
    前記判断手段が、前記事象入力工程によって入力された所定の事象に関する情報に基づいて、当該入力された所定の事象が、現ステージにおいて当該ステージからつぎのステージへ移行すると定めた、あらかじめ登録されている複数の事象のうちの一つである場合に、つぎのステージへ移行すると判断する判断工程と、
    前記電子メール消去手段が、前記判断工程によってつぎのステージへ移行すると判断された場合に、前記電子メール作成工程によって作成された現ステージの未送信の電子メールをすべて消去する電子メール消去工程と、
    を含んだことを特徴とする電子メール提供方法。
  8. さらに、前記電子メール提供装置が、所定の時点からの時間を計時する計時手段を備え、
    前記電子メール送信工程は、前記計時手段によって計時された時間が所定の時刻を経過した場合に、前記電子メール登録手段に登録された電子メールのうち、前記電子メール消去工程によって消去されていない未送信の電子メールであって、もっとも先に順序付けられた電子メールを送信することを特徴とする請求項7に記載の電子メール提供方法。
  9. 前記請求項5〜8のいずれか一つに記載された方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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