JP2002063123A - 電子メール提供装置、電子メール提供方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

電子メール提供装置、電子メール提供方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2002063123A
JP2002063123A JP2000251506A JP2000251506A JP2002063123A JP 2002063123 A JP2002063123 A JP 2002063123A JP 2000251506 A JP2000251506 A JP 2000251506A JP 2000251506 A JP2000251506 A JP 2000251506A JP 2002063123 A JP2002063123 A JP 2002063123A
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JP
Japan
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mail
transmitting
customer
time
mails
Prior art date
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JP2000251506A
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English (en)
Inventor
Hideyo Shimamura
秀世 島村
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Japan Research Institute Ltd
Original Assignee
Japan Research Institute Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客一人ひとりに対して情報をカスタマイズ
して提供するワン・トゥ・ワン・マーケティング(On
e to One Marketing)をより簡易に
かつ確実に実現することができ、顧客の信頼度を向上さ
せ、さらには顧客の購買意欲を高めること。 【解決手段】 顧客に対する、互いに関連する少なくと
も3種類の電子メールを作成する電子メール作成部60
1と、作成された電子メールのうちの第1の電子メール
を顧客の電子メールアドレス宛に送信する第1電子メー
ル送信部602と、第1の電子メールが送信された後所
定期間経過後に、第2の電子メールを上記電子メールア
ドレス宛に送信する第2の電子メール送信部605と、
第2の電子メールが送信された後所定期間経過後に、第
3の電子メールを上記電子メールアドレス宛に送信する
第3の電子メール送信部608とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インターネット
などのネットワークに接続され、前記ネットワークを介
してご案内状やお知らせなどに関する電子メールを顧客
に提供する電子メール提供装置、電子メール提供方法お
よびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ダイレクトメールは、新規な顧客
を開拓するための手段として、または開拓した顧客の購
買欲求をさらに向上させるための手段として多くもちい
られてきている。これらダイレクトメールは郵便やファ
クシミリをもちいたものが主流であった。また、昨今の
インターネットの発展により、郵便やファクシミリに代
わって、電子メールをもちいてダイレクトメールを発信
する技術も知られている。顧客の電子メールアドレスに
関する情報をデータベース化しておけば、人手をかけず
に大量のダイレクトメールを大量の顧客に対して簡易に
送信することができる。また、費用も上記郵便やファク
シミリに比べ廉価で済むため、今後の主流になることが
予想される。
【0003】
【発明が解消しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術にあっては、送信(配信)作業をコンピュータ化
し作業の軽減を図ることにより、顧客の趣味・嗜好を考
慮せず、画一的な情報を一方的に送付することになる。
それにともなって、電子メールの内容が顧客のニーズに
合致しないケースが増加し、かえって顧客の購買欲求を
減退させてしまうという問題点があった。
【0004】この発明は、上述した従来技術に鑑みてな
されたものであって、顧客一人ひとりに対して情報をカ
スタマイズして提供するワン・トゥ・ワン・マーケティ
ング(One to One Marketing)を
より簡易にかつ確実に実現することができ、顧客の信頼
度を向上させ、さらには顧客の購買意欲を高めることが
可能な電子メール提供装置、電子メール提供方法および
その方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1に記載の発明にかかる電
子メール提供装置は、インターネットなどのネットワー
クに接続され、前記ネットワークを介して複数の顧客へ
電子メールの提供をおこなう電子メール提供装置におい
て、前記顧客に対する、互いに関連する少なくとも3種
類の電子メールを作成する電子メール作成手段と、前記
電子メール作成手段によって作成された電子メールのう
ちの第1の電子メールを前記顧客の電子メールアドレス
宛に送信する第1の電子メール送信手段と、前記第1の
電子メール送信手段によって前記第1の電子メールが送
信された後所定期間経過後に、前記電子メール作成手段
によって作成された電子メールのうちの第2の電子メー
ルを前記電子メールアドレス宛に送信する第2の電子メ
ール送信手段と、前記第2の電子メール送信手段によっ
て前記第2の電子メールが送信された後所定期間経過後
に、前記電子メール作成手段によって作成された電子メ
ールのうちの第3の電子メールを前記電子メールアドレ
ス宛に送信する第3の電子メール送信手段と、を備えた
ことを特徴とする。
【0006】この請求項1に記載の発明によれば、顧客
に伝えるべき内容を、時期を複数に分散して伝えるよう
にすることができる。
【0007】また、請求項2に記載の発明にかかる電子
メール提供装置は、インターネットなどのネットワーク
に接続され、前記ネットワークを介して複数の顧客へ電
子メールの提供をおこなう電子メール提供装置におい
て、前記顧客に対する、互いに関連する少なくとも3種
類の電子メールを作成する電子メール作成手段と、前記
電子メール作成手段によって作成された電子メールのう
ちの第1の電子メールを前記顧客の電子メールアドレス
宛に送信する第1の電子メール送信手段と、前記第1の
電子メール送信手段によって前記第1の電子メールが送
信されたときから時間を計時する第1の計時手段と、前
記第1の計時手段による計時の結果、前記第1の電子メ
ール送信手段によって前記第1の電子メールが送信され
た後所定期間経過したときに、前記電子メール作成手段
によって作成された電子メールのうちの第2の電子メー
ルを前記電子メールアドレス宛に送信する第2の電子メ
ール送信手段と、前記第2の電子メール送信手段によっ
て前記第2の電子メールが送信されたときから時間を計
時する第2の計時手段と、前記第2の計時手段による計
時の結果、前記第2の電子メール送信手段によって前記
第2の電子メールが送信された後所定期間経過したとき
に、前記電子メール作成手段によって作成された電子メ
ールのうちの第3の電子メールを前記電子メールアドレ
ス宛に送信する第3の電子メール送信手段と、を備えた
ことを特徴とする。
【0008】この請求項2に記載の発明によれば、顧客
に伝えるべき内容を、時期を複数に分散して伝えるよう
にすることができ、かつ、複数の電子メールの互いの送
信間隔をあらかじめ設定することができる。
【0009】また、請求項3に記載の発明にかかる電子
メール提供装置は、インターネットなどのネットワーク
に接続され、前記ネットワークを介して複数の顧客へ電
子メールの提供をおこなう電子メール提供装置におい
て、前記顧客に対する、互いに関連する少なくとも3種
類の電子メールを作成する電子メール作成手段と、前記
電子メール作成手段によって作成された電子メールのう
ちの第1の電子メールを前記顧客の電子メールアドレス
宛に送信する第1の電子メール送信手段と、前記第1の
電子メール送信手段によって前記第1の電子メールが送
信された後に生じる所定の事象に関する第1の事象情報
に基づいて、前記電子メール作成手段によって作成され
た電子メールのうちの第2の電子メールの送信日時を決
定する第1の決定手段と、前記第1の決定手段によって
決定された日時に、前記第2の電子メールを前記電子メ
ールアドレス宛に送信する第2の電子メール送信手段
と、前記第2の電子メール送信手段によって前記第2の
電子メールが送信された後に生じる所定の事象に関する
第2の事象情報に基づいて、前記電子メール作成手段に
よって作成された電子メールのうちの第3の電子メール
の送信日時を決定する第2の決定手段と、前記第2の決
定手段によって決定された日時に、前記第3の電子メー
ルを前記電子メールアドレス宛に送信する第3の電子メ
ール送信手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】この請求項3に記載の発明によれば、顧客
に伝えるべき内容を、時期を複数に分散して伝えるよう
にすることができ、かつ、所定の事象が起こる時期にあ
わせて各電子メールの送信時期をあらかじめ設定するこ
とができる。
【0011】また、請求項4に記載の発明にかかる電子
メール提供装置は、インターネットなどのネットワーク
に接続され、前記ネットワークを介して複数の顧客へ電
子メールの提供をおこなう電子メール提供装置におい
て、前記顧客に対する、互いに関連する少なくとも3種
類の電子メールを作成する電子メール作成手段と、前記
電子メール作成手段によって作成された電子メールのう
ちの第1の電子メールを前記顧客の電子メールアドレス
宛に送信する第1の電子メール送信手段と、前記第1の
電子メール送信手段によって前記第1の電子メールが送
信されたときから時間を計時する計時手段と、前記計時
手段による計時の結果、前記第1の電子メール送信手段
によって前記第1の電子メールが送信された後所定期間
経過したときに、前記電子メール作成手段によって作成
された電子メールのうちの第2の電子メールを前記電子
メールアドレス宛に送信する第2の電子メール送信手段
と、前記第2の電子メール送信手段によって前記第2の
電子メールが送信された後に生じる所定の事象に関する
事象情報に基づいて、前記電子メール作成手段によって
作成された電子メールのうちの第3の電子メールの送信
日時を決定する決定手段と、前記決定手段によって決定
された日時に、前記第3の電子メールを前記電子メール
アドレス宛に送信する第3の電子メール送信手段と、を
備えたことを特徴とする。
【0012】この請求項4に記載の発明によれば、顧客
に伝えるべき内容を、時期を複数に分散して伝えるよう
にすることができ、かつ、複数の電子メールの互いの送
信間隔をあらかじめ設定するか、または、上記送信間隔
を設定する代わりに、各電子メールの送信時期を、所定
の事象が起こる時期にあわせてあらかじめ設定すること
ができる。
【0013】また、請求項5に記載の発明にかかる電子
メール提供装置は、インターネットなどのネットワーク
に接続され、前記ネットワークを介して複数の顧客へ電
子メールの提供をおこなう電子メール提供装置におい
て、前記顧客に対する、互いに関連する少なくとも3種
類の電子メールを作成する電子メール作成手段と、前記
電子メール作成手段によって作成された電子メールのう
ちの第1の電子メールを前記顧客の電子メールアドレス
宛に送信する第1の電子メール送信手段と、前記第1の
電子メール送信手段によって前記第1の電子メールが送
信された後に生じる所定の事象に関する事象情報に基づ
いて、前記電子メール作成手段によって作成された電子
メールのうちの第2の電子メールの送信日時を決定する
決定手段と、前記決定手段によって決定された日時に、
前記第2の電子メールを前記電子メールアドレス宛に送
信する第2の電子メール送信手段と、前記第2の電子メ
ール送信手段によって前記第2の電子メールが送信され
たときから時間を計時する計時手段と、前記計時手段に
よる計時の結果、前記第2の電子メール送信手段によっ
て前記第2の電子メールが送信された後所定期間経過し
たときに、前記電子メール作成手段によって作成された
電子メールのうちの第3の電子メールを前記電子メール
アドレス宛に送信する第3の電子メール送信手段と、を
備えたことを特徴とする。
【0014】この請求項5に記載の発明によれば、顧客
に伝えるべき内容を、時期を複数に分散して伝えるよう
にすることができ、かつ、複数の電子メールの互いの送
信間隔をあらかじめ設定するか、または、上記送信間隔
を設定する代わりに、各電子メールの送信時期を、所定
の事象が起こる時期にあわせてあらかじめ設定すること
ができる。
【0015】また、請求項6に記載の発明にかかる電子
メール提供装置は、請求項1〜5のいずれか一つに記載
の発明において、さらに、前記顧客の趣味および/また
は嗜好を複数のパターンに分類する分類手段を備え、前
記電子メール作成手段が、前記分類手段によって分類さ
れたパターンに基づいて、前記互いに関連する少なくと
も3種類の電子メールを作成することを特徴とする。
【0016】この請求項6に記載の発明によれば、顧客
に伝えるべき内容をより顧客のニーズに合致したものと
することができる。
【0017】また、請求項7に記載の発明にかかる電子
メール提供装置は、インターネットなどのネットワーク
に接続され、前記ネットワークを介して複数の顧客へ電
子メールの提供をおこなう電子メール提供装置におい
て、商品の注文があった場合に、前記商品を注文した前
記顧客の識別情報および前記注文された商品の納品が可
能となる納品予定日時に関する情報を入力する第1の入
力手段と、前記第1の入力手段によって入力された顧客
の識別情報に基づいて、前記顧客の電子メールアドレス
を含む顧客情報を取得する取得手段と、前記商品の注文
受付に関する情報を含む電子メールを作成する第1の電
子メール作成手段と、前記第1の電子メール作成手段に
よって作成された電子メールを、前記顧客の電子メール
アドレス宛に送信する第1の電子メール送信手段と、前
記商品の納品予定日時に関する情報を含む電子メールを
作成する第2の電子メール作成手段と、前記第2の電子
メール作成手段によって作成された電子メールを、前記
第1の電子メール送信手段によって第1の電子メールが
送信された後所定期間経過後であって前記納品予定日時
前に、前記電子メールアドレス宛に送信する第2の電子
メール送信手段と、前記商品の納品日時に関する情報を
入力する第2の入力手段と、前記商品のアフターケアに
関する情報を含む電子メールを作成する第3の電子メー
ル作成手段と、前記第3の電子メール作成手段によって
作成された電子メールを、前記商品の納品日時の後所定
の期間経過後に、前記電子メールアドレス宛に送信する
第3の電子メール送信手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0018】この請求項7に記載の発明によれば、商品
の注文からその商品の納品までに時間がかかる場合に、
商品の納品時期にあわせて、顧客に伝えるべき内容を、
時期を複数に分散して伝えるようにすることができ、購
入(注文)時、購入直後のサポートをおこない、購入後
の不安を安心に変えるフォローをすることができる。
【0019】また、請求項8に記載の発明にかかる電子
メール提供方法は、インターネットなどのネットワーク
を介して複数の顧客へ電子メールの提供をおこなう電子
メール提供方法において、前記顧客に対する、互いに関
連する少なくとも3種類の電子メールを作成する電子メ
ール作成工程と、前記電子メール作成工程によって作成
された電子メールのうちの第1の電子メールを前記顧客
の電子メールアドレス宛に送信する第1の電子メール送
信工程と、前記第1の電子メール送信工程によって前記
第1の電子メールが送信された後所定期間経過後に、前
記電子メール作成工程によって作成された電子メールの
うちの第2の電子メールを前記電子メールアドレス宛に
送信する第2の電子メール送信工程と、前記第2の電子
メール送信工程によって前記第2の電子メールが送信さ
れた後所定期間経過後に、前記電子メール作成工程によ
って作成された電子メールのうちの第3の電子メールを
前記電子メールアドレス宛に送信する第3の電子メール
送信工程と、を含んだことを特徴とする。
【0020】この請求項8に記載の発明によれば、顧客
に伝えるべき内容を、時期を複数に分散して伝えるよう
にすることができる。
【0021】また、請求項9に記載の発明にかかる電子
メール提供方法は、インターネットなどのネットワーク
を介して複数の顧客へ電子メールの提供をおこなう電子
メール提供方法において、前記顧客に対する、互いに関
連する少なくとも3種類の電子メールを作成する電子メ
ール作成工程と、前記電子メール作成工程によって作成
された電子メールのうちの第1の電子メールを前記顧客
の電子メールアドレス宛に送信する第1の電子メール送
信工程と、前記第1の電子メール送信工程によって前記
第1の電子メールが送信されたときから時間を計時する
第1の計時工程と、前記第1の計時工程による計時の結
果、前記第1の電子メール送信工程によって前記第1の
電子メールが送信された後所定期間経過したときに、前
記電子メール作成工程によって作成された電子メールの
うちの第2の電子メールを前記電子メールアドレス宛に
送信する第2の電子メール送信工程と、前記第2の電子
メール送信工程によって前記第2の電子メールが送信さ
れたときから時間を計時する第2の計時工程と、前記第
2の計時工程による計時の結果、前記第2の電子メール
送信工程によって前記第2の電子メールが送信された後
所定期間経過したときに、前記電子メール作成工程によ
って作成された電子メールのうちの第3の電子メールを
前記電子メールアドレス宛に送信する第3の電子メール
送信工程と、を含んだことを特徴とする。
【0022】この請求項9に記載の発明によれば、顧客
に伝えるべき内容を、時期を複数に分散して伝えるよう
にすることができ、かつ、複数の電子メールの互いの送
信間隔をあらかじめ設定することができる。
【0023】また、請求項10に記載の発明にかかる電
子メール提供方法は、インターネットなどのネットワー
クを介して複数の顧客へ電子メールの提供をおこなう電
子メール提供方法において、前記顧客に対する、互いに
関連する少なくとも3種類の電子メールを作成する電子
メール作成工程と、前記電子メール作成工程によって作
成された電子メールのうちの第1の電子メールを前記顧
客の電子メールアドレス宛に送信する第1の電子メール
送信工程と、前記第1の電子メール送信工程によって前
記第1の電子メールが送信された後に生じる所定の事象
に関する第1の事象情報に基づいて、前記電子メール作
成工程によって作成された電子メールのうちの第2の電
子メールの送信日時を決定する第1の決定工程と、前記
第1の決定工程によって決定された日時に、前記第2の
電子メールを前記電子メールアドレス宛に送信する第2
の電子メール送信工程と、前記第2の電子メール送信工
程によって前記第2の電子メールが送信された後に生じ
る所定の事象に関する第2の事象情報に基づいて、前記
電子メール作成工程によって作成された電子メールのう
ちの第3の電子メールの送信日時を決定する第2の決定
工程と、前記第2の決定工程によって決定された日時
に、前記第3の電子メールを前記電子メールアドレス宛
に送信する第3の電子メール送信工程と、を含んだこと
を特徴とする。
【0024】この請求項10に記載の発明によれば、顧
客に伝えるべき内容を、時期を複数に分散して伝えるよ
うにすることができ、かつ、所定の事象が起こる時期に
あわせて各電子メールの送信時期をあらかじめ設定する
ことができる。
【0025】また、請求項11に記載の発明にかかる電
子メール提供方法は、インターネットなどのネットワー
クを介して複数の顧客へ電子メールの提供をおこなう電
子メール提供方法において、前記顧客に対する、互いに
関連する少なくとも3種類の電子メールを作成する電子
メール作成工程と、前記電子メール作成工程によって作
成された電子メールのうちの第1の電子メールを前記顧
客の電子メールアドレス宛に送信する第1の電子メール
送信工程と、前記第1の電子メール送信工程によって前
記第1の電子メールが送信されたときから時間を計時す
る計時工程と、前記計時工程による計時の結果、前記第
1の電子メール送信工程によって前記第1の電子メール
が送信された後所定期間経過したときに、前記電子メー
ル作成工程によって作成された電子メールのうちの第2
の電子メールを前記電子メールアドレス宛に送信する第
2の電子メール送信工程と、前記第2の電子メール送信
工程によって前記第2の電子メールが送信された後に生
じる所定の事象に関する事象情報に基づいて、前記電子
メール作成工程によって作成された電子メールのうちの
第3の電子メールの送信日時を決定する決定工程と、前
記決定工程によって決定された日時に、前記第3の電子
メールを前記電子メールアドレス宛に送信する第3の電
子メール送信工程と、を含んだことを特徴とする。
【0026】この請求項11に記載の発明によれば、顧
客に伝えるべき内容を、時期を複数に分散して伝えるよ
うにすることができ、かつ、複数の電子メールの互いの
送信間隔をあらかじめ設定するか、または、上記送信間
隔を設定する代わりに、各電子メールの送信時期を、所
定の事象が起こる時期にあわせてあらかじめ設定するこ
とができる。
【0027】また、請求項12に記載の発明にかかる電
子メール提供方法は、インターネットなどのネットワー
クを介して複数の顧客へ電子メールの提供をおこなう電
子メール提供方法において、前記顧客に対する、互いに
関連する少なくとも3種類の電子メールを作成する電子
メール作成工程と、前記電子メール作成工程によって作
成された電子メールのうちの第1の電子メールを前記顧
客の電子メールアドレス宛に送信する第1の電子メール
送信工程と、前記第1の電子メール送信工程によって前
記第1の電子メールが送信された後に生じる所定の事象
に関する事象情報に基づいて、前記電子メール作成工程
によって作成された電子メールのうちの第2の電子メー
ルの送信日時を決定する決定工程と、前記決定工程によ
って決定された日時に、前記第2の電子メールを前記電
子メールアドレス宛に送信する第2の電子メール送信工
程と、前記第2の電子メール送信工程によって前記第2
の電子メールが送信されたときから時間を計時する計時
工程と、前記計時工程による計時の結果、前記第2の電
子メール送信工程によって前記第2の電子メールが送信
された後所定期間経過したときに、前記電子メール作成
工程によって作成された電子メールのうちの第3の電子
メールを前記電子メールアドレス宛に送信する第3の電
子メール送信工程と、を含んだことを特徴とする。
【0028】この請求項12に記載の発明によれば、顧
客に伝えるべき内容を、時期を複数に分散して伝えるよ
うにすることができ、かつ、複数の電子メールの互いの
送信間隔をあらかじめ設定するか、または、上記送信間
隔を設定する代わりに、各電子メールの送信時期を、所
定の事象が起こる時期にあわせてあらかじめ設定するこ
とができる。
【0029】また、請求項13に記載の発明にかかる電
子メール提供方法は、請求項8〜12のいずれか一つに
記載の発明において、さらに、前記顧客の趣味および/
または嗜好を複数のパターンに分類する分類工程を含
み、前記電子メール作成工程が、前記分類工程によって
分類されたパターンに基づいて、前記互いに関連する少
なくとも3種類の電子メールを作成することを特徴とす
る。
【0030】この請求項13に記載の発明によれば、顧
客に伝えるべき内容をより顧客のニーズに合致したもの
とすることができる。
【0031】また、請求項14に記載の発明にかかる電
子メール提供方法は、インターネットなどのネットワー
クを介して複数の顧客へ電子メールの提供をおこなう電
子メール提供方法において、商品の注文があった場合
に、前記商品を注文した前記顧客の識別情報および前記
注文された商品の納品が可能となる納品予定日時に関す
る情報を入力する第1の入力工程と、前記第1の入力工
程によって入力された顧客の識別情報に基づいて、前記
顧客の電子メールアドレスを含む顧客情報を取得する取
得工程と、前記商品の注文受付に関する情報を含む電子
メールを作成する第1の電子メール作成工程と、前記第
1の電子メール作成工程によって作成された電子メール
を、前記顧客の電子メールアドレス宛に送信する第1の
電子メール送信工程と、前記商品の納品予定日時に関す
る情報を含む電子メールを作成する第2の電子メール作
成工程と、前記第2の電子メール作成工程によって作成
された電子メールを、前記第1の電子メール送信工程に
よって第1の電子メールが送信された後所定期間経過後
であって前記納品予定日時前に、前記電子メールアドレ
ス宛に送信する第2の電子メール送信工程と、前記商品
の納品日時に関する情報を入力する第2の入力工程と、
前記商品のアフターケアに関する情報を含む電子メール
を作成する第3の電子メール作成工程と、前記第3の電
子メール作成工程によって作成された電子メールを、前
記商品の納品日時の後所定の期間経過後に、前記電子メ
ールアドレス宛に送信する第3の電子メール送信工程
と、を含んだことを特徴とする。
【0032】この請求項14に記載の発明によれば、商
品の注文からその商品の納品までに時間がかかる場合
に、商品の納品時期にあわせて、顧客に伝えるべき内容
を、時期を複数に分散して伝えるようにすることがで
き、購入(注文)時、購入直後のサポートをおこない、
購入後の不安を安心に変えるフォローをすることができ
る。
【0033】また、請求項15に記載された発明にかか
る記録媒体は、請求項8〜14に記載された方法をコン
ピュータに実行させるプログラムを記録したことで、そ
のプログラムをコンピュータ読み取り可能となり、これ
によって、請求項8〜14の動作をコンピュータによっ
て実現することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる電子メール提供装置、電子メール提供方法
およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体の好適
な実施の形態について詳細に説明する。
【0035】(電子メール提供装置および電子メール提
供方法の概要)まず、この発明の本実施の形態にかかる
電子メール提供装置および電子メール提供方法の概要に
ついて説明する。図1は、この発明の本実施の形態にか
かる電子メール提供装置および電子メール提供方法の概
要を示す説明図である。
【0036】図1において、電子メールの提供は、第1
ステージ110、第2ステージ120、第3ステージ1
30から構成される3つのステージによっておこなわれ
る。ステージとは、業務にあわせた電子メールの提供
(配信)のルールである。各ステージには、その業務に
あわせた電子メール提供のルールがあらかじめセットさ
れている。
【0037】第1ステージ110は、集客ステージであ
り、休眠顧客の開拓のためのステージである。第1ステ
ージ110では、「お知らせして」(第1の電子メール
111)、「興味を持っていただいて」(第2の電子メ
ール112)、「欲しくなっていただく」(第3の電子
メール113)ために、それぞれの内容が記載された3
通の電子メール111,112,113をあらかじめ定
めた時間隔で顧客に対して送付する。
【0038】図2は、時間経過と顧客の潜在購買意欲と
の関係を示す説明図である。図2において、横軸は時間
の経過を示し、縦軸は潜在購買意欲の高さを示してい
る。また、折れ線グラフ200,201は、時間推移に
よる顧客の潜在購買意欲の高さを示している。通常のダ
イレクト電子メール(DM)によるマーケティングの場
合、DMの送付によって、顧客の潜在購買意欲は向上す
る。しかし、その後は、時間の経過とともに徐々にその
潜在購買意欲が下降する(折れ線グラフ201参照)。
【0039】これに対し、本実施の形態にかかる電子メ
ール提供装置および電子メール提供方法では、折れ線グ
ラフ200に示すように、まず、第1の電子メール11
1によって顧客の潜在購買意欲を向上させる。この時点
では、送付された第1の電子メール111の内容が「お
知らせ」にとどまっているため、上記DMと比較する
と、潜在購買意欲の高さは低いことが考えられる。そし
て、上記DMと同様に、第1の電子メール111提供
(配信)後は、時間の経過とともに徐々にその潜在購買
意欲が下降する。
【0040】つぎに、所定時間経過後、第2の電子メー
ル112を提供(配信)し、再度、顧客の潜在購買意欲
を向上させる。第2の電子メールでは、商品またはサー
ビスに対して顧客に興味を持たせる内容になっており、
第1の電子メール111をすでに提供していることも相
まって、1回のみ送付するDMと比較して、より顧客の
潜在購買意欲が向上することが考えられる。ただし、本
願の発明者の経験上、第1の電子メール111および第
2の電子メール112のみでは、顧客が商品の購買(サ
ービスの提供を受ける)という行動を起こす潜在購買意
欲の高さを示す購買行動ラインを超えることが少ないと
考えられる。
【0041】さらに、所定時間経過後、第3の電子メー
ル113を提供(配信)し、再々度、顧客の潜在購買意
欲を向上させる。この際、第2の電子メール112によ
って、高められた顧客の潜在購買意欲が大きく下降する
前に、第3の電子メール113を提供するため、第2の
電子メール112の提供時では、超えなかった上記購買
行動ラインを超えることが多いと考えられる。このよう
にして、3通りの電子メールを提供(配信)することに
よって、顧客の潜在購買意欲を向上させ、ロイヤリティ
ーの向上や来店誘導をおこなうことができる。
【0042】第2ステージ120は、購買後フォロース
テージであり、ファン層の拡大の開拓のためのステージ
である。第2ステージ120では、「お値打品とお知ら
せして」(第1の電子メール121)、「信頼できる店
と感じていただいて」(第2の電子メール122)、
「気遣いのある店」と覚えていただく」(第3の電子メ
ール133)ために、それぞれの内容が記載された3通
の電子メール121,122,123をあらかじめ定め
た時間隔で顧客に対して送付する。
【0043】第3ステージ130は、アフターケアステ
ージであり、ファン層の固定化のためのステージであ
る。第3ステージ130では、「継続的なフォローで信
頼感を持っていただいて」(第1の電子メール13
1)、「リマインドしていただいて」(第2の電子メー
ル132)、「「私だけ特別」と感じていただく」(第
3の電子メール133)ために、それぞれの内容が記載
された3通の電子メール131,132,133をあら
かじめ定めた時間隔で顧客に対して送付する。このよう
に、3通の電子メールの提供(配信)からなる3つの各
ステージから構成される。各電子メールの内容について
の詳細は後述する。
【0044】(電子メール提供システムの構成)つぎ
に、本実施の形態にかかる電子メール提供装置を含む電
子メール提供システムのシステム構成について説明す
る。図3は、この発明の本実施の形態にかかる電子メー
ル提供装置を含む電子メール提供システムのシステム構
成を示す説明図である。
【0045】図3において、電子メール提供装置を構成
する端末装置301およびサーバー302と、電子メー
ルの提供を受ける顧客が所有する顧客端末装置(A)3
03、顧客端末装置(B)304、顧客端末装置(C)
305、・・・が、それぞれ、インターネットなどのネ
ットワーク300に接続されている。
【0046】本実施の形態にかかる電子メール提供装置
は、端末装置301単体で構成されていてもよく、ま
た、後述するように、端末装置301とサーバー302
とによって、上記電子メール提供装置の機能を分担して
果たすようにしてもよい。端末装置301およびサーバ
ー302は、たとえば、各種パーソナルコンピュータや
ワークステーションなどである。
【0047】また、顧客端末装置303,304,30
5は、たとえば、ディスクトップ型パーソナルコンピュ
ータ、ノート型パーソナルコンピュータ、通信機能を備
えたPDA(Personal Digital As
sistant)であってもよく、また、ネットワーク
300に接続する機能(たとえば、NTTドコモ製iモ
ード機能、日本移動通信株式会社製EZaccessな
ど)を備えた、携帯電話であってもよい。
【0048】図4は、この発明の本実施の形態にかかる
電子メール提供装置を含む電子メール提供システムの概
要を示す説明図である。図4において、端末装置301
において作成された電子メールの提供(配信)の管理を
サーバー302がおこなう。端末装置301は、顧客情
報ファイル401と、配信依頼ファイル402と、配信
結果ファイル403とを備えている。
【0049】顧客情報ファイル401は、顧客の生年月
日、住所、電話番号などの詳細な個人情報を含んだファ
イルである。配信依頼ファイル402は、顧客の名前、
電子メールアドレスなど、電子メールを送信するために
必要な情報を含んだファイルである。配信結果ファイル
403は、電子メールの顧客への送達結果やエラー報告
などの情報を記録するファイルである。
【0050】サーバー302は、配信依頼ファイル40
4と、配信結果ファイル405とを備えている。配信依
頼ファイル404は、複数の端末装置301からネット
ワーク(インターネット)300を介して受信した情報
を記録する。また、配信結果ファイル405は、複数の
端末装置301へネットワーク(インターネット)30
0を介して送信した情報を記録する。
【0051】そして、サーバー302は、各端末装置3
01からの配信依頼ファイル(データ)を受信して、受
信した配信依頼ファイル(データ)に基づいて、顧客端
末装置303,304,305,・・・へ電子メールを
送信するとともに、受注先別管理、配信待管理、配信結
果管理、配信リトライ管理、配信結果報告など、をおこ
なう。
【0052】図5は、この発明の本実施の形態にかかる
端末装置301、顧客端末装置(A)303、顧客端末
装置(B)304、顧客端末装置(C)305、および
サーバー302のハードウエア構成を示すブロック図で
ある。図5において、サーバー302は、CPU501
と、ROM502と、RAM503と、HDD(ハード
ディスクドライブ)504と、HD(ハードディスク)
505と、FDD(フロッピー(登録商標)ディスクド
ライブ)506と、着脱可能な記録媒体の一例としての
FD(フロッピーディスク)507と、ディスプレイ5
08と、KB(キーボード)509と、マウス510
と、スキャナ511と、ネットワークI/F(インタフ
ェース)512と、プリンタ513と、を備えている。
また、各構成部はバス514によってそれぞれ接続され
ている。
【0053】ここで、CPU501は、サーバー302
全体の制御を司る。ROM502は、ブートプログラム
などのプログラムを記憶している。RAM503は、C
PU501のワークエリアとして使用される。HDD5
04は、CPU501の制御にしたがってHD505に
対するデータのリード/ライトを制御する。HD505
は、HDD504の制御で書き込まれたデータを記憶す
る。
【0054】FDD506は、CPU501の制御にし
たがってFD507に対するデータのリード/ライトを
制御する。FD507は、FDD506の制御で書き込
まれたデータを記憶する。着脱可能な記録媒体として、
FD507の他、CD−ROM(CD−RW)、MO、
DVD(Digital Versatile Dis
k)などであってもよい。ディスプレイ508は、カー
ソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文
書、画像、機能情報などのデータに関するウインドウ
(ブラウザ)を表示する。たとえば、CRT、TFT液
晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどである。
【0055】KB509は、文字、数値、各種指示など
の入力のためのキーを備え、データ入力をおこなう。マ
ウス510は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウ
インドウの移動やサイズの変更などをおこなう。ポイン
ティングデバイスとして同様の機能を備えるものであれ
ば、トラックボール、ジョイスティックなどであっても
よい。
【0056】スキャナ511は、画像を光学的に読み取
る。ネットワークI/F(インタフェース)512は、
通信回線を通じて図示を省略するネットワーク300に
接続され、ネットワーク300を介して、端末装置(ク
ライアントコンピュータ)301、および顧客端末装置
(A)303、顧客端末装置(B)304、顧客端末装
置(C)305に接続される。そして、ネットワークI
/F512は、ネットワークと内部とのインタフェース
を司り、端末装置301からのデータの入出力を制御す
る。また、プリンタ513は、画像データや文書データ
を印刷する。たとえば、レーザプリンタ、インクジェッ
トプリンタなどである。
【0057】また、端末装置301、顧客端末装置
(A)303、顧客端末装置(B)304、顧客端末装
置(C)305は、CPU551と、ROM552と、
RAM553と、HDD(ハードディスクドライブ)5
54と、HD(ハードディスク)555と、FDD(フ
ロッピーディスクドライブ)556と、着脱可能な記録
媒体の一例としてのFD(フロッピーディスク)557
と、ディスプレイ558と、KB(キーボード)559
と、マウス560と、スキャナ561と、ネットワーク
I/F(インタフェース)562と、プリンタ563
と、を備えている。また、上記各構成部は、バス564
によってそれぞれ接続されている。各構成部の内容は、
サーバー302における各構成部の内容と同様であるの
で、その説明は省略する。
【0058】(電子メール提供装置の機能的構成の一
例)つぎに、この発明の本実施の形態にかかる電子メー
ル提供装置の機能的構成について説明する。図6は、こ
の発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の構
成を機能的に示すブロック図である。図6において、電
子メール提供装置は、電子メール作成部601と、第1
(の)電子メール送信部602と、第1(の)日時決定
部603と、第1(の)計時部604と、第2(の)電
子メール送信部605と、第2(の)日時決定部606
と、第2(の)計時部607と、第3(の)電子メール
送信部608と、分類部609とから構成される。
【0059】電子メール作成部601は、顧客端末装置
303〜305へ送信する電子メールであって、互いに
関連する少なくとも3種類の電子メールを作成する。電
子メール作成部601は、図4に示した顧客情報ファイ
ル401に記憶された顧客情報、および、図7に示すよ
うに、配信依頼ファイル402に記憶された属性情報7
01、配信基本情報702、ベーステンプレート70
3、訴求軸情報704、条件置換情報705をもちい
て、各顧客に対する個別の電子メールを作成する。具体
的な電子メールの作成方法については後述する。
【0060】電子メール作成部601は、図5に示した
ROM552、RAM553またはハードディスク55
5、フロッピーディスク557などの記録媒体に記録さ
れたプログラムに記載された命令にしたがってCPU5
51が命令処理を実行することによって、その機能を実
現することができる。
【0061】第1電子メール送信部602は、電子メー
ル作成部601によって作成された電子メールのうちの
第1の電子メールを顧客の電子メールアドレス宛に送信
する。第1電子メール送信部602は、図5に示したネ
ットワークI/F562によってその機能を実現する。
【0062】第1日時決定部603は、第1電子メール
送信部602によって上記第1の電子メールが送信され
た後に生じる所定の事象611に関する第1の事象情報
に基づいて、電子メール作成部601によって作成され
た電子メールのうちの第2の電子メールの送信日時を決
定する。所定の事象611とは、たとえば、第1の電子
メールを見た顧客が、その電子メールに基づいて連絡を
取ってきたとか、同様に、顧客が来店したとかといった
事象である。
【0063】第1日時決定部603は、図5に示したR
OM552、RAM553またはハードディスク55
5、フロッピーディスク557などの記録媒体に記録さ
れたプログラムに記載された命令にしたがってCPU5
51が命令処理を実行することによって、その機能を実
現することができる。
【0064】第1計時部604は、第1電子メール送信
部602によって第1の電子メールが送信されたときか
ら時間を計時する。第1計時部604は、図5に示した
ROM552、RAM553またはハードディスク55
5、フロッピーディスク557などの記録媒体に記録さ
れたプログラムに記載された命令にしたがってCPU5
51が命令処理を実行することによって、その機能を実
現することができる。たとえば、CPU551またはバ
ス564がもちいるクロックによってタイマーを形成す
ることができる。
【0065】第2電子メール送信部605は、第1計時
部604による計時の結果、前記第1電子メール送信部
602によって前記第1の電子メールが送信された後所
定期間経過したときに、電子メール作成部601によっ
て作成された電子メールのうちの第2の電子メールを、
上記顧客の電子メールアドレスと同じ電子メールアドレ
ス宛に送信する。ここで、上記所定期間は、オペレータ
が任意に設定、変更することができる。これは、より電
子メールの内容、販売する商品・サービスの内容、顧客
のニーズなどに合致させるためである。
【0066】また、第2電子メール送信部605は、第
1日時決定部603によって決定された日時に、電子メ
ール作成部601によって作成された電子メールのうち
の第2の電子メールを、上記顧客の電子メールアドレス
と同じ電子メールアドレス宛に送信する。
【0067】第2電子メール送信部605は、第1計時
部604および第1日時決定部603とを連動させて動
作するようにしてもよい。たとえば、第1計時部604
がタイマーを作動させ、未だ所定時間経過前であって
も、上記所定の事象611が発生し、それにともなって
第1日時決定部603が日時を決定した場合は、上記第
2の電子メールを送信することができる。第2電子メー
ル送信部605は、第1電子メール送信部602と同様
に、ネットワークI/F562によってその機能を実現
する。
【0068】第2日時決定部606は、第2電子メール
送信部605によって上記第2の電子メールが送信され
た後に生じる所定の事象612に関する第2の事象情報
に基づいて、電子メール作成部601によって作成され
た電子メールのうちの第3の電子メールの送信日時を決
定する。所定の事象612とは、上述した所定の事象6
11と同様の事象であってもよく、また、上述した所定
の事象611と異なる内容の事象であってもよい。
【0069】第2日時決定部606は、第1日時決定部
603と同様に、図5に示したROM552、RAM5
53またはハードディスク555、フロッピーディスク
557などの記録媒体に記録されたプログラムに記載さ
れた命令にしたがってCPU551が命令処理を実行す
ることによって、その機能を実現することができる。
【0070】第2計時部607は、第2の電子メール送
信部605によって第2の電子メールが送信されたとき
から時間を計時する。第2計時部607は、第1計時部
604と同様に、図5に示したROM552、RAM5
53またはハードディスク555、フロッピーディスク
557などの記録媒体に記録されたプログラムに記載さ
れた命令にしたがってCPU551が命令処理を実行す
ることによって、その機能を実現することができる。た
とえば、CPU551またはバス564がもちいるクロ
ックによってタイマーを形成することができる。第1計
時部604と、第2計時部607とは、一つのタイマー
で実現するようにしてもよい。
【0071】第3電子メール送信部608は、第2計時
部607による計時の結果、前記第2電子メール送信部
605によって前記第1の電子メールが送信された後所
定期間経過したときに、電子メール作成部601によっ
て作成された電子メールのうちの第3の電子メールを、
上記顧客の電子メールアドレスと同じ電子メールアドレ
ス宛に送信する。ここで、上記所定期間は、オペレータ
が任意に設定、変更することができる。これは、より電
子メールの内容、販売する商品・サービスの内容、顧客
のニーズなどに合致させるためである。
【0072】また、第3電子メール送信部608は、第
2日時決定部606によって決定された日時に、電子メ
ール作成部601によって作成された電子メールのうち
の第3の電子メールを、上記顧客の電子メールアドレス
と同じ電子メールアドレス宛に送信する。
【0073】第3電子メール送信部608は、第2電子
メール送信部605と同様に、第2計時部607および
第2日時決定部606とを連動させて動作するようにし
てもよい。第2電子メール送信部605は、第1電子メ
ール送信部602、第2電子メール送信部605と同様
に、ネットワークI/F562によってその機能を実現
する。
【0074】分類部609は、顧客の趣味および/また
は嗜好を複数のパターンに分類する。分類の具体的方法
については後述する。図5に示したROM552、RA
M553またはハードディスク555、フロッピーディ
スク557などの記録媒体に記録されたプログラムに記
載された命令にしたがってCPU551が命令処理を実
行することによって、その機能を実現することができ
る。
【0075】その際、電子メール作成部601は、分類
部609によって分類されたパターンに基づいて、前記
互いに関連する少なくとも3種類の電子メールを作成す
ることを特徴とする。分類部609によって分類された
パターンに基づく具体的な電子メールの作成方法につい
ては後述する。
【0076】(電子メールの作成方法)つぎに、電子メ
ール作成部601による電子メールの作成方法について
説明する。図7は、この発明の本実施の形態にかかる端
末装置301の配信依頼ファイル402のファイル構成
を示す説明図である。図7において、配信依頼ファイル
402に記憶された属性情報701とは、企業コード、
本支店・部署コード、電子メール番号、電子メールステ
ージなどから構成される。また、配信基本情報702と
は、配信元、配信先、配信日などから構成される。
【0077】ベーステンプレート703とは、電子メー
ルの基礎となるテンプレート(ひな形)である。訴求軸
情報704とは、分類部609によって分類された潜在
購買要求項目ごとの文書内容に関する情報である。条件
置換情報705は、テンプレートのどの部分をどのよう
に変更(置換)するかに関する情報である。これらの各
情報に基づいて、各電子メールを自動作成する。
【0078】(電子メール提供処理の手順の一例)つぎ
に、電子メール提供処理の手順の一例について説明す
る。図8は、この発明の本実施の形態にかかる電子メー
ル提供装置の処理の手順の一例を示すフローチャートで
ある。図8のフローチャートにおいて、まず、3種類の
電子メールを作成する(ステップS801)。そして、
3種類の電子メールのうちの第1の電子メールを顧客端
末装置へ送信する(ステップS802)。
【0079】つぎに、タイマーをスタートさせるか否か
を判断する(ステップS803)。ここで、タイマーを
スタートさせる(すなわち、タイマーをスタートさせる
ようにあらかじめ設定されていた)場合(ステップS8
03:Yes)は、所定時間(期間)が経過したか否か
を判断する(ステップS804)、そして、所定時間が
経過するのを待って、所定時間が経過した場合(ステッ
プS804:Yes)は、ステップS807へ移行す
る。
【0080】一方、ステップS803において、タイマ
ーをスタートさせない(タイマーをスタートさせないよ
うにあらかじめ設定されていた)場合(ステップS80
3:No)は、つぎに、所定の事象611があったか否
かを判断する(ステップS805)。そして、所定の事
象611があるのを待って、あった場合(ステップS8
05:Yes)は、その所定の事象611に基づいて、
第2の電子メールを送信する日時を決定し(ステップS
806)、ステップS807へ移行する。
【0081】その後、所定時間経過後、あるいはステッ
プS806において決定された日時になったら第2の電
子メールを送信する(ステップS807)。つぎに、ス
テップS803と同様に、タイマーをスタートさせるか
否かを判断する(ステップS808)。ここで、タイマ
ーをスタートさせる場合(ステップS808:Yes)
は、所定経過時間が経過したか否かを判断する(ステッ
プS809)、そして、所定経過時間が経過するのを待
って、所定時間が経過した場合(ステップS809:Y
es)は、ステップS812へ移行する。
【0082】一方、ステップS808において、タイマ
ーをスタートさせない場合(ステップS808:No)
は、つぎに、所定の事象612があったか否かを判断す
る(ステップS810)。そして、所定の事象612が
あるのを待って、あった場合(ステップS810:Ye
s)は、その所定の事象612に基づいて、第3の電子
メールを送信する日時を決定し(ステップS811)、
ステップS812へ移行する。
【0083】その後、所定時間経過後、あるいはステッ
プS811において決定された日時になったら第3の電
子メールを送信し(ステップS812)、一連の処理を
終了する。
【0084】(電子メール提供処理の手順の別の一例)
図9は、この発明の本実施の形態にかかる電子メール提
供装置の処理の手順の別の一例を示すフローチャートで
ある。図8と図9との処理の違いは、3種類の電子メー
ルを同時に作成するか、あるいはそれぞれの電子メール
を送信する際に作成するかの違いである。図9のフロー
チャートにおいて、まず、3種類の電子メールのうち第
1の電子メールを作成する(ステップS901)。そし
て、その第1の電子メールを顧客端末装置へ送信する
(ステップS902)。
【0085】つぎに、タイマーをスタートさせるか否か
を判断する(ステップS903)。ここで、タイマーを
スタートさせる(すなわち、タイマーをスタートさせる
ようにあらかじめ設定されていた)場合(ステップS9
03:Yes)は、所定経過時間(期間)が経過したか
否かを判断する(ステップS904)、そして、所定経
過時間が経過するのを待って、所定時間が経過した場合
(ステップS904:Yes)は、ステップS907へ
移行する。
【0086】一方、ステップS903において、タイマ
ーをスタートさせない(タイマーをスタートさせないよ
うにあらかじめ設定されていた)場合(ステップS90
3:No)は、つぎに、所定の事象611があったか否
かを判断する(ステップS905)。そして、所定の事
象611があるのを待って、あった場合(ステップS9
05:Yes)は、その所定の事象611に基づいて、
第2の電子メールを送信する日時を決定し(ステップS
906)、ステップS907へ移行する。
【0087】その後、所定時間経過後、あるいはステッ
プS906において決定された日時になったら、第2の
電子メールを作成し(ステップS907)、作成された
第2の電子メールを送信する(ステップS908)。つ
ぎに、ステップS903と同様に、タイマーをスタート
させるか否かを判断する(ステップS909)。ここ
で、タイマーをスタートさせる場合(ステップS90
9:Yes)は、所定経過時間が経過したか否かを判断
する(ステップS910)、そして、所定経過時間が経
過するのを待って、所定時間が経過した場合(ステップ
S910:Yes)は、ステップS913へ移行する。
【0088】一方、ステップS909において、タイマ
ーをスタートさせない場合(ステップS909:No)
は、つぎに、所定の事象612があったか否かを判断す
る(ステップS911)。そして、所定の事象612が
あるのを待って、あった場合(ステップS911:Ye
s)は、その所定の事象612に基づいて、第3の電子
メールを送信する日時を決定し(ステップS912)、
ステップS913へ移行する。
【0089】その後、所定時間経過後、あるいはステッ
プS912において決定された日時になったら第3の電
子メールを作成し(ステップS913)、作成された第
3の電子メールを送信し(ステップS914)、一連の
処理を終了する。
【0090】(電子メール提供装置の機能的構成の別の
一例)つぎに、この発明の本実施の形態にかかる電子メ
ール提供装置の機能的構成の別の一例について説明す
る。図10は、この発明の本実施の形態にかかる電子メ
ール提供装置の構成を機能的に示す別のブロック図であ
る。図10において、電子メール提供装置は、第1入力
部1001と、顧客情報取得部1002と、第1電子メ
ール作成部1003と、第1電子メール送信部1004
と、第2電子メール作成部1005と、第2電子メール
送信部1006と、第2入力部1007と、第3電子メ
ール作成部1008と、第3電子メール送信部1009
と、から構成される。
【0091】第1入力部1001は、商品の注文があっ
た場合に、商品を注文した顧客の識別情報および注文さ
れた商品の納品が可能となる納品予定日時に関する情報
を入力する。第1の入力部1001は、図5に示した、
キーボード(KB)559またはマウス560などをも
ちいて情報の入力をおこなう。商品を注文した顧客の識
別情報および注文された商品の納品が可能となる納品予
定日時に関する情報の入力に関しては後述する。
【0092】顧客情報取得部1002は、第1の入力部
1001によって入力された顧客の識別情報に基づい
て、顧客の電子メールアドレスを含む顧客情報を取得す
る。顧客情報取得部1002は、顧客情報ファイル40
1から読み込んだり、必要に応じて、図5に示した、キ
ーボード(KB)559またはマウス560などをもち
いて情報の入力をおこなう。
【0093】第1電子メール作成部1003は、商品の
注文受付に関する情報を含む電子メールを作成する。第
1電子メール作成部1003は、図6に示した電子メー
ル作成部601と同様の構成であり、電子メール作成部
601と同様に、図5に示したROM552、RAM5
53またはハードディスク555、フロッピーディスク
557などの記録媒体に記録されたプログラムに記載さ
れた命令にしたがってCPU551が命令処理を実行す
ることによって、その機能を実現することができる。
【0094】第1電子メール送信部1004は、第1の
電子メール作成部1003によって作成された電子メー
ルを、上記顧客の電子メールアドレス宛に送信する。第
1電子メール送信部1004は、図6に示した第1電子
メール送信部602と同様の構成であり、図5に示した
ネットワークI/F562によってその機能を実現す
る。
【0095】第2電子メール作成部1005は、上記商
品の納品予定日時に関する情報を含む電子メールを作成
する。第2電子メール作成部1005も、図6に示した
電子メール作成部601と同様の構成であり、電子メー
ル作成部601と同様に、図5に示したROM552、
RAM553またはハードディスク555、フロッピー
ディスク557などの記録媒体に記録されたプログラム
に記載された命令にしたがってCPU551が命令処理
を実行することによって、その機能を実現することがで
きる。
【0096】第2電子メール送信部1006は、第2の
電子メール作成部1005によって作成された電子メー
ルを、第1の電子メール送信部1004によって第1の
電子メールが送信された後所定期間経過後であって上記
納品予定日時前に、上記電子メールアドレスと同一のア
ドレス宛に送信する。第2電子メール送信部1006
は、図6に示した第2電子メール送信部605と同様の
構成であり、図5に示したネットワークI/F562に
よってその機能を実現する。
【0097】第2入力部1007は、上記商品の納品日
時に関する情報を入力する。第2入力部1007は、図
5に示した、キーボード(KB)559またはマウス5
60などをもちいて情報の入力をおこなう。
【0098】第3電子メール作成部1008は、上記商
品のアフターケアに関する情報を含む電子メールを作成
する。第3電子メール作成部1008も、図6に示した
電子メール作成部601と同様の構成であり、電子メー
ル作成部601と同様に、図5に示したROM552、
RAM553またはハードディスク555、フロッピー
ディスク557などの記録媒体に記録されたプログラム
に記載された命令にしたがってCPU551が命令処理
を実行することによって、その機能を実現することがで
きる。
【0099】第3電子メール送信部1009は、第3の
電子メール作成部1008によって作成された電子メー
ルを、上記商品の納品日時の後所定の期間経過後に、上
記電子メールアドレスと同一の電子メールアドレス宛に
送信する。これによって、商品のアフターケアに関する
情報を含む第3のメールを、納品する前に顧客に配信し
てしまうことを防止することができる。第3電子メール
送信部1009は、図6に示した第3電子メール送信部
608と同様の構成であり、図5に示したネットワーク
I/F562によってその機能を実現する。
【0100】(電子メール提供処理の手順の別の一例)
つぎに、図11は、この発明の本実施の形態にかかる電
子メール提供装置の処理の手順の別の一例を示すフロー
チャートである。図11のフローチャートにおいて、ま
ず、顧客からの商品の注文があったか否かを判断する
(ステップS1101)。
【0101】ステップS1101において、注文がある
のを待って、注文があった場合(ステップS1101:
Yes)は、つぎに、顧客識別情報・納品予定日時情報
が第1入力部1001によって入力されたか否かを判断
する(ステップS1102)。そして、顧客識別情報・
納品予定日時情報が入力されるのを待って、入力がされ
た場合(ステップS1102:Yes)は、顧客識別情
報に基づいて、図4に示した顧客情報ファイル401か
ら、顧客情報を取得する(ステップS1103)。
【0102】そして、顧客情報、配信依頼ファイル40
2に記憶されている情報に基づいて3種類の電子メール
を作成する(ステップS1104)。つぎに、第1の電
子メール(注文受付に関する内容)を顧客の電子メール
アドレス宛に送信する(ステップS1105)。
【0103】つぎに、第1の電子メール送信後、所定期
間が経過したか否かを判断する(ステップS110
6)。そして、所定期間が経過するのを待って、所定期
間が経過した場合(ステップS1106:Yes)は、
つぎに、第2の電子メール(納品予定日のお知らせに関
する内容)を上記顧客の電子メールアドレスと同一アド
レス宛に送信する(ステップS1107)。
【0104】その後、注文された商品の納品が完了した
か否かを判断する(ステップS1108)。具体的に
は、第2入力部1007から、納品に関する情報が入力
されたか否かを判断する。そして、納品が完了するのを
待って、納品が完了した場合(ステップS1108:Y
es)は、さらに、所定期間が経過したか否かを判断す
る(ステップS1109)。そして、所定期間が経過す
るのを待って、経過した場合(ステップS1109:Y
es)は、つぎに、第3の電子メール(アフターケアの
お知らせに関する内容)を上記顧客の電子メールアドレ
スと同一アドレス宛に送信し(ステップS1110)、
一連の処理を終了する。
【0105】(電子メールの具体的内容)つぎに、ビジ
ネススーツ販売業での電子メールの具体的内容について
説明する。図12は、この発明の本実施の形態にかかる
電子メール提供装置の配信スキームを示す説明図であ
る。図12において、電子メール提供装置1200が、
ビジネススーツ販売会社1202からの依頼を受けて、
電子メールを顧客1201へ提供(配信)する。
【0106】まず、第1の電子メールとして、顧客12
01がビジネススーツを注文した直後に、「優越型」1
211、「ブランド型」1212、「限定型」121
3、「タイムリー型」1214の4種類の電子メールの
中から顧客1201の趣味・嗜好にあわせて最適な一つ
のメールを選択して送信する。各型の内容については後
述する図23において詳細に説明する。この電子メール
によって、潜在購買欲求別に顧客1201に対して安心
感を提供することができる。
【0107】つぎに、第2の電子メールとして、仕立て
上がり直後に、『4/14に仕上り予定でしたが、本日
出来上がってまいりました。何時でもお渡しできますの
で、お立ち寄り下さい。』という内容の電子メール12
21を顧客1201へ送信する。これによって、顧客1
201に対して、店の顧客姿勢を提示することができ
る。
【0108】つぎに、第3の電子メールとして、アフタ
ーケア1ヶ月後に、『お渡ししてから1ヶ月経ちました
が、着心地はいかがでしょうか...』という内容の電
子メール1231を顧客1201へ送信する。これによ
って、顧客1201に対して、店のアフターケア姿勢を
提示することができる。
【0109】図13は、上記3通の電子メールとステー
ジとの関係を示す説明図である。図13において、上記
3通の電子メールにより、第2ステージ(購買後フォロ
ーステージ)を構成する。まず、購入(注文)直後の電
子メールである第1の電子メール1211〜1214に
よって、お値打感やお買得感をお知らせする。つぎに、
お仕立て上りの電子メールである第2の電子メール12
21によって、良く出来た店だと感じていただく。さら
に、お引渡し後の電子メールである第3の電子メール1
231によって、気遣いのある店だと覚えていただく。
【0110】これによって、CS(Custmers
Satisfaction:顧客満足度)を向上させ、
顧客に対して『また行ってみたい』と思わせることがで
きる。このように、購入時、購入直後のサポートが店へ
の信頼度(顧客満足度)を向上させ、購入後の不安を安
心に変えるフォローが可能となる。この不安の除去が、
安心感の向上につながり、その結果、店舗(ビジネスス
ーツ販売会社)の信頼につながる。
【0111】(第1入力部の入力画面の内容)つぎに、
図10に示した第1入力部1001の入力画面および情
報の入力方法について説明する。図14〜図22は、こ
の発明の本実施の形態にかかる電子メール提供装置の第
1入力部1001の入力画面を示す説明図である。
【0112】まず、図14において、電子メール配信の
登録(顧客名の入力)をする場合は、登録画面1400
を表示させ、さらに、設定メニューで、顧客選択のポッ
プアップ画面1401を表示させる。そして、顧客名を
ローマ字で入力すると該当する顧客名が検索され、ポッ
プアップ画面1401に表示される。さらにローマ字を
入力していくと名前が絞り込まれていく。
【0113】このようにインクリメントサーチされた結
果、該当する名前を発見した場合に、その名前(木村拓
三)をダブルクリックするか、「決定」ボタン1403
を押下することによって顧客名を確定する。確定された
顧客名は、登録画面1400の所定の入力欄1402に
表示される。また、「詳細」ボタン1404を押下する
と、顧客情報ファイル401に登録されている個人情報
の詳細が表示される。同姓同名の顧客がいる場合には、
これを見て決定することができる。
【0114】つぎに、嗜好の入力をおこなう。まず、設
定メニューから、図15に示す嗜好選択のポップアップ
画面1501を表示させる。そして、嗜好選択のポップ
アップ画面1501において、顧客が購入した商品に該
当するものを選択し、「決定」ボタン1502を押下す
ることにより選択を確定する。
【0115】つぎに、送信者の入力をおこなう。まず、
設定メニューから、図16に示す送信者選択のポップア
ップ画面1601を表示させる。そして、送信者選択の
ポップアップ画面1601において、送信者名をローマ
字で入力すると該当する送信者が検索され、ポップアッ
プ画面1601に表示される。さらにローマ字を入力し
ていくと名前が絞り込まれていく。
【0116】このようにインクリメントサーチされた結
果、該当する名前を発見した場合に、その名前(中村)
をダブルクリックするか、「決定」ボタン1602を押
下することによって送信者名を確定する。確定された送
信者名は、登録画面1400の所定の入力欄に表示され
る。また、「詳細」ボタン1603を押下すると、登録
されている送信者情報の詳細が表示される。
【0117】つぎに、配信メールの入力をおこなう。ま
ず、設定メニューで選択することによって、または、配
信メールのセルにフォーカスがある状態で、F1キーを
押下することによって、図17に示す配信メールの選択
のポップアップ画面1701を表示させる。そして、配
信メールの選択のポップアップ画面1701において、
メールの種類1702の中からチェックボックスにチェ
ックをすることにより所望のメールを選択する。選択終
了後、「決定」ボタン1703を押下することで選択を
確定する。確定された内容は、所定欄(配信メールセ
ル)1704に表示される。
【0118】つぎに、仕立上日の選択をおこなう、ま
ず、同様に、設定メニューで選択することによって、ま
たは、仕立上日のセルにフォーカスがある状態で、F1
キーを押下することによって、図18に示す仕立上日の
選択のポップアップ画面1801を表示させる。仕立上
日の選択のポップアップ画面1801に表示されるカレ
ンダーの日付をクリックすると、所定欄(仕立上日セ
ル)1803に表示される。
【0119】また、「今日」ボタン1802をクリック
すると、今日の日付がカレンダー上で反転表示するとと
もに、所定欄(仕立上日セル)1803に表示される。
それによって、今日は何日かが容易にわかるとともに、
仕立上日が「今日から1週間後」といった場合にも、容
易にかつ迅速に仕立上日の指定をおこなうことができ
る。
【0120】つぎに、必要に応じて、追伸の入力をおこ
なう。追伸の入力は、追伸セル1904に直接文書を挿
入することによりおこなうことができる。さらに、入力
をおこないやすくするため、図19に示すように、追伸
用メモ帳画面1901表示させ、入力欄1902に文字
の入力をおこなうこともできる。文字の入力が終了した
場合は、「決定」ボタン1903を押下して、文書を確
定する。
【0121】入力されたデータをチェックするには、図
20に示すように、登録画面1400に入力情報の一覧
を表示させる。そして、「データチェック」ボタン20
01を押下することによって、各データのチェックをす
ることができる。「データチェック」ボタン2001を
押下した結果が、図21に示す登録画面1400であ
る。さらに、エラーがある場合には、エラーメッセージ
のポップアップ画面2100が表示される。
【0122】電子メールアドレスエラーがある場合は、
「AE」2101が各データの左端に表示される。ま
た、電子メールの配信停止依頼が入っている場合は、
「停」2102が各データの左端に表示される。また、
各データの左端に「Er」2103が表示された行(デ
ータ)については、図22に示すメッセージ画面220
1を表示して、顧客名の再入力が促される。図22にお
いては、複数の行が表示され、選択した行番号が表示欄
2202に表示される。そして「OK」ボタン2203
により、選択が確定(完了)する。
【0123】(潜在購買欲求項目の具体的内容)つぎ
に、図6に示した分類部609の分類の際の参照となる
潜在購買欲求項目について説明する。図23は、潜在購
買欲求項目およびその説明を示した説明図である。図2
3において、ビジネススーツ販売業において想定され得
る潜在購買欲求項目としては、「ブランド型」230
1、「優越型」2302、「スタイル型」2303、
「お値打ち型」2304、「廉価型」2305、「限定
型」2306、「タイムリー型」2307が挙げられ
る。各型の内容は、図23に示す通りである。このよう
な各型に基づいて、顧客を顧客の趣味・嗜好に合致する
型に分類する。
【0124】優越型2302に分類される顧客は、ブラ
ンド品を持つことで他者と差別化を図り、優越感に浸り
たいというタイプであるので、優越感に浸らせるよう
に、図24に示すように、『今回ご注文いただいた布地
は、私どもが扱わせていただいている商品の中でも、上
位にランクされるもので...』という内容を送信する
電子メールに盛りこむ。
【0125】また、限定型2306に分類される顧客
は、「限定○○着のみ」といわれると弱いタイプである
ので、その部分を強調して、図24に示すように、『今
回ご注文いただいた布地は、人気があり当店でも僅か3
つしか仕入れられなかったものです。...』という内
容を送信する電子メールに盛りこむ。ブランド型230
1、タイムリー型2307、その他の型も同様である。
【0126】このようにして、分類され、分類ごとに内
容を変更した電子メールの文書の一例を図25に示す。
図25に示す電子メールの内容のように、顧客の趣味・
嗜好に合致した、かつ、注文の状況、仕上がり予定など
も考慮した、各顧客別の電子メールが作成されることに
なる。
【0127】(自動車販売業での具体例)つぎに、別の
事例として、自動車販売業での具体例について説明す
る。図26は、この発明の本実施の形態にかかる電子メ
ール提供装置の自動車販売業での電子メール配信スキー
ムの一例を示す説明図である。図26において、電子メ
ール提供装置2600が、自動車販売会社2602から
の依頼を受けて、電子メールを顧客2601へ提供(配
信)する。
【0128】まず、第1の電子メールとして、顧客26
01の潜在購買欲求別の商品紹介をおこなう。新規顧客
の潜在購買欲求別文書として、「権威型」2611、
「流行型」2612、「価格訴求型」2613、「タイ
ムリー型」2614の4種類の電子メールを含む複数の
電子メールの中から顧客2601の趣味・嗜好にあわせ
て最適な一つのメールを選択して送信する。これによっ
て、One to Oneの訴求をおこなうことができ
る。
【0129】つぎに、第2の電子メールとして、顧客2
601の来店誘導をおこなう。来店2回目の潜在購買欲
求別文書として、「贈呈型」2621、「悩み解決型」
2622の2種類の電子メールを含む複数の電子メール
の中から顧客2601の趣味・嗜好にあわせて最適な一
つのメールを選択して送信する。これによって来店誘導
を促進する。
【0130】つぎに、第3の電子メールとして、購買顧
客化誘導をおこなう。来店3回目の潜在購買欲求別文書
として、「限定型」2631、「価格訴求型」2632
の2種類の電子メールを含む複数の電子メールの中から
顧客2601の趣味・嗜好にあわせて最適な一つのメー
ルを選択して送信する。
【0131】図27は、上記3通の電子メールとステー
ジとの関係を示す説明図である。図27において、上記
3通の電子メールにより、第1ステージ(繰り返しによ
る購買顧客化誘導ステージ)を構成する。まず、来店1
回目で、第1の電子メール2611〜2614などによ
って、商品紹介をおこなう。つぎに、来店2回目で、第
2の電子メール2621または2622などによって、
再度来店してもらうように来店誘導をおこなう。ここ
で、冷やかしの客を的確にかつ効率的に分離することが
できる。
【0132】さらに、来店3回目で、購買顧客化を図
り、その後営業の積極かを図ることができる。このよう
に、来店回数によって訴求軸を変えることで購買顧客へ
の誘導化をシステム化することができ、これによって、
ターゲットを絞った営業活動を効率的に展開することが
できる。
【0133】図28は、この発明の本実施の形態にかか
る電子メール提供装置の自動車販売業での電子メール配
信スキームの別の一例を示す説明図である。図28にお
いて、電子メール提供装置2600が、自動車販売会社
2602からの依頼を受けて、電子メールを顧客260
1へ提供(配信)する。
【0134】まず、第1の電子メールによって、納車予
定日の連絡をおこなう。この場合は、潜在購買欲求の指
定はないため、すべての顧客2601に対して、『ご購
入いただいた○○は、5月15日にお届となります。ご
自宅へ直接配送となっておりますが、...』という内
容の電子メール2811を送信する。ここでは、購入さ
れた車種名を上記○○に挿入した内容とする。
【0135】つぎに、第2の電子メールによって、納車
1週間ケアをおこなう。この場合も、第1の電子メール
と同様に、潜在購買欲求の指定はないため、すべての顧
客2601に対して、『納車後1週間経ちましたが、愛
車○○の調子はいかがですか。○○の遊び心は堪能いた
だけましたでしょうか。ところで、どこか不調を感じる
ところ...』という内容の電子メール2821を送信
する。ここでは、購入された車種名を上記○○に挿入す
るともに、車種別の誉め言葉(「遊び心」など)を挿入
する。
【0136】つぎに、第3の電子メールによって、納車
後1ヶ月ケアをおこなう。この場合も第1、第2の電子
メールと同様に、潜在購買欲求の指定はないため、すべ
ての顧客2601に対して、『納車後1ヶ月経ちます
が、走りこまれた感覚はいかがですか。ところで、不調
を感じるところ...』という内容の電子メール283
1を送信する。
【0137】このように、図29に示す、第1の電子メ
ール2811で納車予定の連絡2901、第2の電子メ
ール2821で納車後1週間ケア、第3の電子メール2
831で納車後1ヶ月ケアをおこなうことによって、適
切で無駄のないアフターサービスが可能となり、CSの
向上を図ることができる。
【0138】なお、上記ビジネススーツ販売業、自動車
販売業の他に、図30に示したような業種において、電
子メール提供装置における電子メールの配信スキームが
適合する。
【0139】具体的には、自動車販売業の他に、オート
バイ販売業や、国内・海外旅行代理店や、婦人下着など
の専門商品通販業や、通信教育業や、顧客の嗜好にあわ
せた訪問型化粧品販売業や、高級不動産売買業や、楽器
販売業や、家具販売業(特に多品種少量型の家具店な
ど)や、治療後のOne to Oneのメンテナンス
が必要な歯科・医療業、自動車部品販売業(特に、タイ
ヤ・ホイルなど)や、高級レストラン・ホテルや、メガ
ネ販売業や、男性かつら販売業や、美容(理容)室など
が挙げられる。これら以外にも、顧客の多種多様なニー
ズに応える業種や、アフターサービスが必須の業種など
が該当する。
【0140】以上説明したようにこの発明の本実施の形
態によれば、3通りの電子メールによって、顧客に伝え
るべき内容を、時期を複数に分散して伝えるようにする
ことができ、これによって、顧客一人ひとりに対して情
報をカスタマイズして提供するワン・トゥ・ワン・マー
ケティング(One to One Marketin
g)をより簡易にかつ確実に実現することができ、顧客
の信頼度(CS)を向上させ、さらには顧客の購買意欲
を高めることができる。
【0141】さらに、3通りの電子メールからなるステ
ージを3つのステージに展開することによって、集客、
フォロー、アフターケアを一連の処理としておこなうこ
とができ、より効率的かつ確実な営業活動をサポートす
ることができる。
【0142】なお、本実施の形態においては、3通りの
電子メールによって説明したが、少なくとも3通りの電
子メールであればよく、4通り以上の電子メールによっ
て、1つのステージを構成してもよい。たとえば、アク
セサリー販売の場合には、優良顧客(ご贔屓さん)に
は、講座やセミナーからの誘導をもちいて、5通りの電
子メールをセットする場合がある。
【0143】具体的には、1通目の電子メールで、2ヶ
月前の宝石講座やワインセミナーの連絡(講座やセミナ
ーの概要説明)をおこない、2通目の電子メールで、1
ヶ月前の連絡(講座やセミナーの詳細説明)をおこな
い、3通目の電子メールで、1週間前の連絡(背中押
し)をおこなう。そして、受講直後に、4通目の電子メ
ールで顧客に対するフォローを提示し、5通目の電子メ
ールで、『受講いただいた貴方だけのサービス』メール
として、特別な顧客(お客様)に対する店の姿勢を提示
することができる。このように、顧客に伝えるべき内容
を、時期を複数に分散して伝えるように構成されていれ
ば、その電子メールの数は「3」には限られない。
【0144】また、この発明の本実施の形態で説明した
電子メール提供方法は、あらかじめ用意されたプログラ
ムをパーソナルコンピュータやワークステーションなど
のコンピュータで実行することによって実現される。こ
のプログラムは、ハードディスク、フロッピーディス
ク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで
読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによ
って記録媒体から読み出されて実行される。またこのプ
ログラムは、上記記録媒体を介して、または伝送媒体と
して、インターネットなどのネットワークを介して配布
することができる。
【0145】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、電子メール作成手段が、前記顧客に対す
る、互いに関連する少なくとも3種類の電子メールを作
成し、第1の電子メール送信手段が、前記電子メール作
成手段によって作成された電子メールのうちの第1の電
子メールを前記顧客の電子メールアドレス宛に送信し、
第2の電子メール送信手段が、前記第1の電子メール送
信手段によって前記第1の電子メールが送信された後所
定期間経過後に、前記電子メール作成手段によって作成
された電子メールのうちの第2の電子メールを前記電子
メールアドレス宛に送信し、第3の電子メール送信手段
が、前記第2の電子メール送信手段によって前記第2の
電子メールが送信された後所定期間経過後に、前記電子
メール作成手段によって作成された電子メールのうちの
第3の電子メールを前記電子メールアドレス宛に送信す
るため、顧客に伝えるべき内容を、時期を複数に分散し
て伝えるようにすることができ、これによって、顧客一
人ひとりに対して情報をカスタマイズして提供するワン
・トゥ・ワン・マーケティング(One to One
Marketing)をより簡易にかつ確実に実現す
ることができ、顧客の信頼度を向上させ、さらには顧客
の購買意欲を高めることが可能な電子メール提供装置が
得られるという効果を奏する。
【0146】また、請求項2に記載の発明によれば、第
1の電子メール作成手段が、前記顧客に対する、互いに
関連する少なくとも3種類の電子メールを作成し、第1
の電子メール送信手段が、前記電子メール作成手段によ
って作成された電子メールのうちの第1の電子メールを
前記顧客の電子メールアドレス宛に送信し、第1の計時
手段が、前記第1の電子メール送信手段によって前記第
1の電子メールが送信されたときから時間を計時し、第
2の電子メール送信手段が、前記第1の計時手段による
計時の結果、前記第1の電子メール送信手段によって前
記第1の電子メールが送信された後所定期間経過したと
きに、前記電子メール作成手段によって作成された電子
メールのうちの第2の電子メールを前記電子メールアド
レス宛に送信し、第2の計時手段が、前記第2の電子メ
ール送信手段によって前記第2の電子メールが送信され
たときから時間を計時し、第3の電子メール送信手段
が、前記第2の計時手段による計時の結果、前記第2の
電子メール送信手段によって前記第2の電子メールが送
信された後所定期間経過したときに、前記電子メール作
成手段によって作成された電子メールのうちの第3の電
子メールを前記電子メールアドレス宛に送信するため、
顧客に伝えるべき内容を、時期を複数に分散して伝える
ようにすることができ、かつ、複数の電子メールの互い
の送信間隔をあらかじめ設定することができ、これによ
って、顧客一人ひとりに対して情報をカスタマイズして
提供するワン・トゥ・ワン・マーケティング(One
to One Marketing)をより簡易にかつ
確実に実現することができ、顧客の信頼度を向上させ、
さらには顧客の購買意欲を高めることが可能な電子メー
ル提供装置が得られるという効果を奏する。
【0147】また、請求項3に記載の発明によれば、電
子メール作成手段が、前記顧客に対する、互いに関連す
る少なくとも3種類の電子メールを作成し、第1の電子
メール送信手段が、前記電子メール作成手段によって作
成された電子メールのうちの第1の電子メールを前記顧
客の電子メールアドレス宛に送信し、第1の決定手段
が、前記第1の電子メール送信手段によって前記第1の
電子メールが送信された後に生じる所定の事象に関する
第1の事象情報に基づいて、前記電子メール作成手段に
よって作成された電子メールのうちの第2の電子メール
の送信日時を決定し、第2の電子メール送信手段が、前
記第1の決定手段によって決定された日時に、前記第2
の電子メールを前記電子メールアドレス宛に送信し、第
2の決定手段が、前記第2の電子メール送信手段によっ
て前記第2の電子メールが送信された後に生じる所定の
事象に関する第2の事象情報に基づいて、前記電子メー
ル作成手段によって作成された電子メールのうちの第3
の電子メールの送信日時を決定し、第3の電子メール送
信手段が、前記第2の決定手段によって決定された日時
に、前記第3の電子メールを前記電子メールアドレス宛
に送信するため、顧客に伝えるべき内容を、時期を複数
に分散して伝えるようにすることができ、かつ、所定の
事象が起こる時期にあわせて各電子メールの送信時期を
あらかじめ設定することができ、これによって、顧客一
人ひとりに対して情報をカスタマイズして提供するワン
・トゥ・ワン・マーケティング(One to One
Marketing)をより簡易にかつ確実に実現す
ることができ、顧客の信頼度を向上させ、さらには顧客
の購買意欲を高めることが可能な電子メール提供装置が
得られるという効果を奏する。
【0148】また、請求項4に記載の発明によれば、電
子メール作成手段が、前記顧客に対する、互いに関連す
る少なくとも3種類の電子メールを作成し、第1の電子
メール送信手段が、前記電子メール作成手段によって作
成された電子メールのうちの第1の電子メールを前記顧
客の電子メールアドレス宛に送信し、計時手段が、前記
第1の電子メール送信手段によって前記第1の電子メー
ルが送信されたときから時間を計時し、第2の電子メー
ル送信手段が、前記計時手段による計時の結果、前記第
1の電子メール送信手段によって前記第1の電子メール
が送信された後所定期間経過したときに、前記電子メー
ル作成手段によって作成された電子メールのうちの第2
の電子メールを前記電子メールアドレス宛に送信し、決
定手段が、前記第2の電子メール送信手段によって前記
第2の電子メールが送信された後に生じる所定の事象に
関する事象情報に基づいて、前記電子メール作成手段に
よって作成された電子メールのうちの第3の電子メール
の送信日時を決定し、第3の電子メール送信手段が、前
記決定手段によって決定された日時に、前記第3の電子
メールを前記電子メールアドレス宛に送信するため、顧
客に伝えるべき内容を、時期を複数に分散して伝えるよ
うにすることができ、かつ、複数の電子メールの互いの
送信間隔をあらかじめ設定するか、または、上記送信間
隔を設定する代わりに、各電子メールの送信時期を、所
定の事象が起こる時期にあわせてあらかじめ設定するこ
とができ、これによって、顧客一人ひとりに対して情報
をカスタマイズして提供するワン・トゥ・ワン・マーケ
ティング(One to One Marketin
g)をより簡易にかつ確実に実現することができ、顧客
の信頼度を向上させ、さらには顧客の購買意欲を高める
ことが可能な電子メール提供装置が得られるという効果
を奏する。
【0149】また、請求項5に記載の発明によれば、電
子メール作成手段が、前記顧客に対する、互いに関連す
る少なくとも3種類の電子メールを作成し、第1の電子
メール送信手段が、前記電子メール作成手段によって作
成された電子メールのうちの第1の電子メールを前記顧
客の電子メールアドレス宛に送信し、決定手段が、前記
第1の電子メール送信手段によって前記第1の電子メー
ルが送信された後に生じる所定の事象に関する事象情報
に基づいて、前記電子メール作成手段によって作成され
た電子メールのうちの第2の電子メールの送信日時を決
定し、第2の電子メール送信手段が、前記決定手段によ
って決定された日時に、前記第2の電子メールを前記電
子メールアドレス宛に送信し、計時手段が、前記第2の
電子メール送信手段によって前記第2の電子メールが送
信されたときから時間を計時し、第3の電子メール送信
手段が、前記計時手段による計時の結果、前記第2の電
子メール送信手段によって前記第2の電子メールが送信
された後所定期間経過したときに、前記電子メール作成
手段によって作成された電子メールのうちの第3の電子
メールを前記電子メールアドレス宛に送信するため、顧
客に伝えるべき内容を、時期を複数に分散して伝えるよ
うにすることができ、かつ、複数の電子メールの互いの
送信間隔をあらかじめ設定するか、または、上記送信間
隔を設定する代わりに、各電子メールの送信時期を、所
定の事象が起こる時期にあわせてあらかじめ設定するこ
とができ、これによって、顧客一人ひとりに対して情報
をカスタマイズして提供するワン・トゥ・ワン・マーケ
ティング(One to One Marketin
g)をより簡易にかつ確実に実現することができ、顧客
の信頼度を向上させ、さらには顧客の購買意欲を高める
ことが可能な電子メール提供装置が得られるという効果
を奏する。
【0150】また、請求項6に記載の発明によれば、請
求項1〜5のいずれか一つに記載の発明において、分類
手段が、前記顧客の趣味および/または嗜好を複数のパ
ターンに分類し、前記電子メール作成手段が、前記分類
手段によって分類されたパターンに基づいて、前記互い
に関連する少なくとも3種類の電子メールを作成するた
め、顧客に伝えるべき内容をより顧客のニーズに合致し
たものとすることができ、これによって、顧客一人ひと
りに対して情報をカスタマイズして提供するワン・トゥ
・ワン・マーケティング(One to One Ma
rketing)をより簡易にかつ確実に実現すること
ができ、顧客の信頼度を向上させ、さらには顧客の購買
意欲を高めることが可能な電子メール提供装置が得られ
るという効果を奏する。
【0151】また、請求項7に記載の発明によれば、第
1の入力手段が、商品の注文があった場合に、前記商品
を注文した前記顧客の識別情報および前記注文された商
品の納品が可能となる納品予定日時に関する情報を入力
し、取得手段が、前記第1の入力手段によって入力され
た顧客の識別情報に基づいて、前記顧客の電子メールア
ドレスを含む顧客情報を取得し、第1の電子メール作成
手段が、前記商品の注文受付に関する情報を含む電子メ
ールを作成し、第1の電子メール送信手段が、前記第1
の電子メール作成手段によって作成された電子メール
を、前記顧客の電子メールアドレス宛に送信し、第2の
電子メール作成手段が、前記商品の納品予定日時に関す
る情報を含む電子メールを作成し、第2の電子メール送
信手段が、前記第2の電子メール作成手段によって作成
された電子メールを、前記第1の電子メール送信手段に
よって第1の電子メールが送信された後所定期間経過後
であって前記納品予定日時前に、前記電子メールアドレ
ス宛に送信し、第2の入力手段が、前記商品の納品日時
に関する情報を入力し、第3の電子メール作成手段が、
前記商品のアフターケアに関する情報を含む電子メール
を作成し、第3の電子メール送信手段が、前記第3の電
子メール作成手段によって作成された電子メールを、前
記商品の納品日時の後所定の期間経過後に、前記電子メ
ールアドレス宛に送信するため、商品の注文からその商
品の納品までに時間がかかる場合に、商品の納品時期に
あわせて、顧客に伝えるべき内容を、時期を複数に分散
して伝えるようにすることができ、購入(注文)時、購
入直後のサポートをおこない、購入後の不安を安心に変
えるフォローをすることができ、これによって、顧客一
人ひとりに対して情報をカスタマイズして提供するワン
・トゥ・ワン・マーケティング(One to One
Marketing)をより簡易にかつ確実に実現す
ることができ、顧客の信頼度を向上させ、さらには顧客
の購買意欲を高めることが可能な電子メール提供装置が
得られるという効果を奏する。
【0152】また、請求項8に記載の発明によれば、電
子メール作成工程が、前記顧客に対する、互いに関連す
る少なくとも3種類の電子メールを作成し、第1の電子
メール送信工程が、前記電子メール作成工程によって作
成された電子メールのうちの第1の電子メールを前記顧
客の電子メールアドレス宛に送信し、第2の電子メール
送信工程が、前記第1の電子メール送信工程によって前
記第1の電子メールが送信された後所定期間経過後に、
前記電子メール作成工程によって作成された電子メール
のうちの第2の電子メールを前記電子メールアドレス宛
に送信し、第3の電子メール送信工程が、前記第2の電
子メール送信工程によって前記第2の電子メールが送信
された後所定期間経過後に、前記電子メール作成工程に
よって作成された電子メールのうちの第3の電子メール
を前記電子メールアドレス宛に送信するため、顧客に伝
えるべき内容を、時期を複数に分散して伝えるようにす
ることができ、これによって、顧客一人ひとりに対して
情報をカスタマイズして提供するワン・トゥ・ワン・マ
ーケティング(One to One Marketi
ng)をより簡易にかつ確実に実現することができ、顧
客の信頼度を向上させ、さらには顧客の購買意欲を高め
ることが可能な電子メール提供方法が得られるという効
果を奏する。
【0153】また、請求項9に記載の発明によれば、第
1の電子メール作成工程が、前記顧客に対する、互いに
関連する少なくとも3種類の電子メールを作成し、第1
の電子メール送信工程が、前記電子メール作成工程によ
って作成された電子メールのうちの第1の電子メールを
前記顧客の電子メールアドレス宛に送信し、第1の計時
工程が、前記第1の電子メール送信工程によって前記第
1の電子メールが送信されたときから時間を計時し、第
2の電子メール送信工程が、前記第1の計時工程による
計時の結果、前記第1の電子メール送信工程によって前
記第1の電子メールが送信された後所定期間経過したと
きに、前記電子メール作成工程によって作成された電子
メールのうちの第2の電子メールを前記電子メールアド
レス宛に送信し、第2の計時工程が、前記第2の電子メ
ール送信工程によって前記第2の電子メールが送信され
たときから時間を計時し、第3の電子メール送信工程
が、前記第2の計時工程による計時の結果、前記第2の
電子メール送信工程によって前記第2の電子メールが送
信された後所定期間経過したときに、前記電子メール作
成工程によって作成された電子メールのうちの第3の電
子メールを前記電子メールアドレス宛に送信するため、
顧客に伝えるべき内容を、時期を複数に分散して伝える
ようにすることができ、かつ、複数の電子メールの互い
の送信間隔をあらかじめ設定することができ、これによ
って、顧客一人ひとりに対して情報をカスタマイズして
提供するワン・トゥ・ワン・マーケティング(One
to One Marketing)をより簡易にかつ
確実に実現することができ、顧客の信頼度を向上させ、
さらには顧客の購買意欲を高めることが可能な電子メー
ル提供方法が得られるという効果を奏する。
【0154】また、請求項10に記載の発明によれば、
電子メール作成工程が、前記顧客に対する、互いに関連
する少なくとも3種類の電子メールを作成し、第1の電
子メール送信工程が、前記電子メール作成工程によって
作成された電子メールのうちの第1の電子メールを前記
顧客の電子メールアドレス宛に送信し、第1の決定工程
が、前記第1の電子メール送信工程によって前記第1の
電子メールが送信された後に生じる所定の事象に関する
第1の事象情報に基づいて、前記電子メール作成工程に
よって作成された電子メールのうちの第2の電子メール
の送信日時を決定し、第2の電子メール送信工程が、前
記第1の決定工程によって決定された日時に、前記第2
の電子メールを前記電子メールアドレス宛に送信し、第
2の決定工程が、前記第2の電子メール送信工程によっ
て前記第2の電子メールが送信された後に生じる所定の
事象に関する第2の事象情報に基づいて、前記電子メー
ル作成工程によって作成された電子メールのうちの第3
の電子メールの送信日時を決定し、第3の電子メール送
信工程が、前記第2の決定工程によって決定された日時
に、前記第3の電子メールを前記電子メールアドレス宛
に送信するため、顧客に伝えるべき内容を、時期を複数
に分散して伝えるようにすることができ、かつ、所定の
事象が起こる時期にあわせて各電子メールの送信時期を
あらかじめ設定することができ、これによって、顧客一
人ひとりに対して情報をカスタマイズして提供するワン
・トゥ・ワン・マーケティング(One to One
Marketing)をより簡易にかつ確実に実現す
ることができ、顧客の信頼度を向上させ、さらには顧客
の購買意欲を高めることが可能な電子メール提供方法が
得られるという効果を奏する。
【0155】また、請求項11に記載の発明によれば、
電子メール作成工程が、前記顧客に対する、互いに関連
する少なくとも3種類の電子メールを作成し、第1の電
子メール送信工程が、前記電子メール作成工程によって
作成された電子メールのうちの第1の電子メールを前記
顧客の電子メールアドレス宛に送信し、計時工程が、前
記第1の電子メール送信工程によって前記第1の電子メ
ールが送信されたときから時間を計時し、第2の電子メ
ール送信工程が、前記計時工程による計時の結果、前記
第1の電子メール送信工程によって前記第1の電子メー
ルが送信された後所定期間経過したときに、前記電子メ
ール作成工程によって作成された電子メールのうちの第
2の電子メールを前記電子メールアドレス宛に送信し、
決定工程が、前記第2の電子メール送信工程によって前
記第2の電子メールが送信された後に生じる所定の事象
に関する事象情報に基づいて、前記電子メール作成工程
によって作成された電子メールのうちの第3の電子メー
ルの送信日時を決定し、第3の電子メール送信工程が、
前記決定工程によって決定された日時に、前記第3の電
子メールを前記電子メールアドレス宛に送信するため、
顧客に伝えるべき内容を、時期を複数に分散して伝える
ようにすることができ、かつ、複数の電子メールの互い
の送信間隔をあらかじめ設定するか、または、上記送信
間隔を設定する代わりに、各電子メールの送信時期を、
所定の事象が起こる時期にあわせてあらかじめ設定する
ことができ、これによって、顧客一人ひとりに対して情
報をカスタマイズして提供するワン・トゥ・ワン・マー
ケティング(One to One Marketin
g)をより簡易にかつ確実に実現することができ、顧客
の信頼度を向上させ、さらには顧客の購買意欲を高める
ことが可能な電子メール提供方法が得られるという効果
を奏する。
【0156】また、請求項12に記載の発明によれば、
電子メール作成工程が、前記顧客に対する、互いに関連
する少なくとも3種類の電子メールを作成し、第1の電
子メール送信工程が、前記電子メール作成工程によって
作成された電子メールのうちの第1の電子メールを前記
顧客の電子メールアドレス宛に送信し、決定工程が、前
記第1の電子メール送信工程によって前記第1の電子メ
ールが送信された後に生じる所定の事象に関する事象情
報に基づいて、前記電子メール作成工程によって作成さ
れた電子メールのうちの第2の電子メールの送信日時を
決定し、第2の電子メール送信工程が、前記決定工程に
よって決定された日時に、前記第2の電子メールを前記
電子メールアドレス宛に送信し、計時工程が、前記第2
の電子メール送信工程によって前記第2の電子メールが
送信されたときから時間を計時し、第3の電子メール送
信工程が、前記計時工程による計時の結果、前記第2の
電子メール送信工程によって前記第2の電子メールが送
信された後所定期間経過したときに、前記電子メール作
成工程によって作成された電子メールのうちの第3の電
子メールを前記電子メールアドレス宛に送信するため、
顧客に伝えるべき内容を、時期を複数に分散して伝える
ようにすることができ、かつ、複数の電子メールの互い
の送信間隔をあらかじめ設定するか、または、上記送信
間隔を設定する代わりに、各電子メールの送信時期を、
所定の事象が起こる時期にあわせてあらかじめ設定する
ことができ、これによって、顧客一人ひとりに対して情
報をカスタマイズして提供するワン・トゥ・ワン・マー
ケティング(One to One Marketin
g)をより簡易にかつ確実に実現することができ、顧客
の信頼度を向上させ、さらには顧客の購買意欲を高める
ことが可能な電子メール提供方法が得られるという効果
を奏する。
【0157】また、請求項13に記載の発明によれば、
請求項1〜5のいずれか一つに記載の発明において、分
類工程が、前記顧客の趣味および/または嗜好を複数の
パターンに分類し、前記電子メール作成工程が、前記分
類工程によって分類されたパターンに基づいて、前記互
いに関連する少なくとも3種類の電子メールを作成する
ため、顧客に伝えるべき内容をより顧客のニーズに合致
したものとすることができ、これによって、顧客一人ひ
とりに対して情報をカスタマイズして提供するワン・ト
ゥ・ワン・マーケティング(One to One M
arketing)をより簡易にかつ確実に実現するこ
とができ、顧客の信頼度を向上させ、さらには顧客の購
買意欲を高めることが可能な電子メール提供方法が得ら
れるという効果を奏する。
【0158】また、請求項14に記載の発明によれば、
第1の入力工程が、商品の注文があった場合に、前記商
品を注文した前記顧客の識別情報および前記注文された
商品の納品が可能となる納品予定日時に関する情報を入
力し、取得工程が、前記第1の入力工程によって入力さ
れた顧客の識別情報に基づいて、前記顧客の電子メール
アドレスを含む顧客情報を取得し、第1の電子メール作
成工程が、前記商品の注文受付に関する情報を含む電子
メールを作成し、第1の電子メール送信工程が、前記第
1の電子メール作成工程によって作成された電子メール
を、前記顧客の電子メールアドレス宛に送信し、第2の
電子メール作成工程が、前記商品の納品予定日時に関す
る情報を含む電子メールを作成し、第2の電子メール送
信工程が、前記第2の電子メール作成工程によって作成
された電子メールを、前記第1の電子メール送信工程に
よって第1の電子メールが送信された後所定期間経過後
であって前記納品予定日時前に、前記電子メールアドレ
ス宛に送信し、第2の入力工程が、前記商品の納品日時
に関する情報を入力し、第3の電子メール作成工程が、
前記商品のアフターケアに関する情報を含む電子メール
を作成し、第3の電子メール送信工程が、前記第3の電
子メール作成工程によって作成された電子メールを、前
記商品の納品日時の後所定の期間経過後に、前記電子メ
ールアドレス宛に送信するため、商品の注文からその商
品の納品までに時間がかかる場合に、商品の納品時期に
あわせて、顧客に伝えるべき内容を、時期を複数に分散
して伝えるようにすることができ、購入(注文)時、購
入直後のサポートをおこない、購入後の不安を安心に変
えるフォローをすることができ、これによって、顧客一
人ひとりに対して情報をカスタマイズして提供するワン
・トゥ・ワン・マーケティング(One to One
Marketing)をより簡易にかつ確実に実現す
ることができ、顧客の信頼度を向上させ、さらには顧客
の購買意欲を高めることが可能な電子メール提供方法が
得られるという効果を奏する。
【0159】また、請求項15に記載された発明にかか
る記録媒体は、請求項8〜14に記載された方法をコン
ピュータに実行させるプログラムを記録したことで、そ
のプログラムをコンピュータ読み取り可能となり、これ
によって、請求項8〜14の動作をコンピュータによっ
て実現することが可能な記録媒体が得られるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提
供装置および電子メール提供方法の概要を示す説明図で
ある。
【図2】時間経過と顧客の潜在購買意欲との関係を示す
説明図である。
【図3】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提
供装置を含む電子メール提供システムのシステム構成を
示す説明図である。
【図4】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提
供装置を含む電子メール提供システムの概要を示す説明
図である。
【図5】この発明の本実施の形態にかかる端末装置、顧
客端末装置およびサーバーのハードウエア構成を示すブ
ロック図である。
【図6】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提
供装置の構成を機能的に示すブロック図である。
【図7】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提
供装置の配信依頼ファイルの内容を示す説明図である。
【図8】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提
供装置の処理の手順の一例を示すフローチャートであ
る。
【図9】この発明の本実施の形態にかかる電子メール提
供装置の処理の手順の別の一例を示すフローチャートで
ある。
【図10】この発明の本実施の形態にかかる電子メール
提供装置の構成を機能的に示す別のブロック図である。
【図11】この発明の本実施の形態にかかる電子メール
提供装置の処理の手順の別の一例を示すフローチャート
である。
【図12】この発明の本実施の形態にかかる電子メール
提供装置の配信スキームを示す説明図である。
【図13】この発明の本実施の形態にかかる電子メール
提供装置が提供する3通の電子メールとステージとの関
係を示す説明図である。
【図14】この発明の本実施の形態にかかる電子メール
提供装置の第1入力部の入力画面を示す説明図である。
【図15】この発明の本実施の形態にかかる電子メール
提供装置の第1入力部の別の入力画面を示す説明図であ
る。
【図16】この発明の本実施の形態にかかる電子メール
提供装置の第1入力部の別の入力画面を示す説明図であ
る。
【図17】この発明の本実施の形態にかかる電子メール
提供装置の第1入力部の別の入力画面を示す説明図であ
る。
【図18】この発明の本実施の形態にかかる電子メール
提供装置の第1入力部の別の入力画面を示す説明図であ
る。
【図19】この発明の本実施の形態にかかる電子メール
提供装置の第1入力部の別の入力画面を示す説明図であ
る。
【図20】この発明の本実施の形態にかかる電子メール
提供装置の第1入力部の別の入力画面を示す説明図であ
る。
【図21】この発明の本実施の形態にかかる電子メール
提供装置の第1入力部の別の入力画面を示す説明図であ
る。
【図22】この発明の本実施の形態にかかる電子メール
提供装置の第1入力部の別の入力画面を示す説明図であ
る。
【図23】潜在購買欲求項目およびその説明を示した説
明図である。
【図24】この発明の本実施の形態にかかる電子メール
提供装置の潜在購買欲求項目に対応する文書内容を示す
説明図である。
【図25】この発明の本実施の形態にかかる電子メール
提供装置によって作成された電子メールの文書の一例を
示す説明図である。
【図26】この発明の本実施の形態にかかる電子メール
提供装置の自動車販売業での電子メール配信スキームの
一例を示す説明図である。
【図27】この発明の本実施の形態にかかる電子メール
提供装置が提供する3通の電子メールとステージとの関
係を示す説明図である。
【図28】この発明の本実施の形態にかかる電子メール
提供装置の自動車販売業での電子メール配信スキームの
別の一例を示す説明図である。
【図29】この発明の本実施の形態にかかる電子メール
提供装置が提供する3通の電子メールとステージとの関
係を示す説明図である。
【図30】この発明の本実施の形態にかかる電子メール
提供装置における電子メールの配信スキームが適合可能
な業種の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
110 第1ステージ 111,121,131 第1の電子メール 112,122,132 第2の電子メール 113,123,133 第3の電子メール 120 第2ステージ 130 第3ステージ 300 ネットワーク 301 端末装置 302 サーバー 303 顧客端末装置(A) 304 顧客端末装置(B) 305 顧客端末装置(C) 501,551 CPU 502,552 ROM 503,553 RAM 504,554 HDD(ハードディスクドライブ) 505,555 HD(ハードディスク) 506,556 FDD(フロッピーディスクドライ
ブ) 507,557 FD(フロッピーディスク) 508,558 ディスプレイ 509,559 KB(キーボード) 510,560 マウス 511,561 スキャナ 512,562 ネットワークI/F(インタフェー
ス) 513,563 プリンタ 514,564 バス 601 電子メール作成部 602 第1電子メール送信部 603 第1日時決定部 604 第1計時部 605 第2電子メール送信部 606 第2日時決定部 607 第2計時部 608 第3電子メール送信部 609 分類部 901 第1入力部 902 顧客情報取得部 903 第1電子メール作成部 904 第1電子メール送信部 905 第2電子メール作成部 906 第2電子メール送信部 907 第2入力部 908 第3電子メール作成部 909 第3電子メール送信部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/58

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットなどのネットワークに接
    続され、前記ネットワークを介して複数の顧客へ電子メ
    ールの提供をおこなう電子メール提供装置において、 前記顧客に対する、互いに関連する少なくとも3種類の
    電子メールを作成する電子メール作成手段と、 前記電子メール作成手段によって作成された電子メール
    のうちの第1の電子メールを前記顧客の電子メールアド
    レス宛に送信する第1の電子メール送信手段と、 前記第1の電子メール送信手段によって前記第1の電子
    メールが送信された後所定期間経過後に、前記電子メー
    ル作成手段によって作成された電子メールのうちの第2
    の電子メールを前記電子メールアドレス宛に送信する第
    2の電子メール送信手段と、 前記第2の電子メール送信手段によって前記第2の電子
    メールが送信された後所定期間経過後に、前記電子メー
    ル作成手段によって作成された電子メールのうちの第3
    の電子メールを前記電子メールアドレス宛に送信する第
    3の電子メール送信手段と、 を備えたことを特徴とする電子メール提供装置。
  2. 【請求項2】 インターネットなどのネットワークに接
    続され、前記ネットワークを介して複数の顧客へ電子メ
    ールの提供をおこなう電子メール提供装置において、 前記顧客に対する、互いに関連する少なくとも3種類の
    電子メールを作成する電子メール作成手段と、 前記電子メール作成手段によって作成された電子メール
    のうちの第1の電子メールを前記顧客の電子メールアド
    レス宛に送信する第1の電子メール送信手段と、 前記第1の電子メール送信手段によって前記第1の電子
    メールが送信されたときから時間を計時する第1の計時
    手段と、 前記第1の計時手段による計時の結果、前記第1の電子
    メール送信手段によって前記第1の電子メールが送信さ
    れた後所定期間経過したときに、前記電子メール作成手
    段によって作成された電子メールのうちの第2の電子メ
    ールを前記電子メールアドレス宛に送信する第2の電子
    メール送信手段と、 前記第2の電子メール送信手段によって前記第2の電子
    メールが送信されたときから時間を計時する第2の計時
    手段と、 前記第2の計時手段による計時の結果、前記第2の電子
    メール送信手段によって前記第2の電子メールが送信さ
    れた後所定期間経過したときに、前記電子メール作成手
    段によって作成された電子メールのうちの第3の電子メ
    ールを前記電子メールアドレス宛に送信する第3の電子
    メール送信手段と、 を備えたことを特徴とする電子メール提供装置。
  3. 【請求項3】 インターネットなどのネットワークに接
    続され、前記ネットワークを介して複数の顧客へ電子メ
    ールの提供をおこなう電子メール提供装置において、 前記顧客に対する、互いに関連する少なくとも3種類の
    電子メールを作成する電子メール作成手段と、 前記電子メール作成手段によって作成された電子メール
    のうちの第1の電子メールを前記顧客の電子メールアド
    レス宛に送信する第1の電子メール送信手段と、 前記第1の電子メール送信手段によって前記第1の電子
    メールが送信された後に生じる所定の事象に関する第1
    の事象情報に基づいて、前記電子メール作成手段によっ
    て作成された電子メールのうちの第2の電子メールの送
    信日時を決定する第1の決定手段と、 前記第1の決定手段によって決定された日時に、前記第
    2の電子メールを前記電子メールアドレス宛に送信する
    第2の電子メール送信手段と、 前記第2の電子メール送信手段によって前記第2の電子
    メールが送信された後に生じる所定の事象に関する第2
    の事象情報に基づいて、前記電子メール作成手段によっ
    て作成された電子メールのうちの第3の電子メールの送
    信日時を決定する第2の決定手段と、 前記第2の決定手段によって決定された日時に、前記第
    3の電子メールを前記電子メールアドレス宛に送信する
    第3の電子メール送信手段と、 を備えたことを特徴とする電子メール提供装置。
  4. 【請求項4】 インターネットなどのネットワークに接
    続され、前記ネットワークを介して複数の顧客へ電子メ
    ールの提供をおこなう電子メール提供装置において、 前記顧客に対する、互いに関連する少なくとも3種類の
    電子メールを作成する電子メール作成手段と、 前記電子メール作成手段によって作成された電子メール
    のうちの第1の電子メールを前記顧客の電子メールアド
    レス宛に送信する第1の電子メール送信手段と、 前記第1の電子メール送信手段によって前記第1の電子
    メールが送信されたときから時間を計時する計時手段
    と、 前記計時手段による計時の結果、前記第1の電子メール
    送信手段によって前記第1の電子メールが送信された後
    所定期間経過したときに、前記電子メール作成手段によ
    って作成された電子メールのうちの第2の電子メールを
    前記電子メールアドレス宛に送信する第2の電子メール
    送信手段と、 前記第2の電子メール送信手段によって前記第2の電子
    メールが送信された後に生じる所定の事象に関する事象
    情報に基づいて、前記電子メール作成手段によって作成
    された電子メールのうちの第3の電子メールの送信日時
    を決定する決定手段と、 前記決定手段によって決定された日時に、前記第3の電
    子メールを前記電子メールアドレス宛に送信する第3の
    電子メール送信手段と、 を備えたことを特徴とする電子メール提供装置。
  5. 【請求項5】 インターネットなどのネットワークに接
    続され、前記ネットワークを介して複数の顧客へ電子メ
    ールの提供をおこなう電子メール提供装置において、 前記顧客に対する、互いに関連する少なくとも3種類の
    電子メールを作成する電子メール作成手段と、 前記電子メール作成手段によって作成された電子メール
    のうちの第1の電子メールを前記顧客の電子メールアド
    レス宛に送信する第1の電子メール送信手段と、 前記第1の電子メール送信手段によって前記第1の電子
    メールが送信された後に生じる所定の事象に関する事象
    情報に基づいて、前記電子メール作成手段によって作成
    された電子メールのうちの第2の電子メールの送信日時
    を決定する決定手段と、 前記決定手段によって決定された日時に、前記第2の電
    子メールを前記電子メールアドレス宛に送信する第2の
    電子メール送信手段と、 前記第2の電子メール送信手段によって前記第2の電子
    メールが送信されたときから時間を計時する計時手段
    と、 前記計時手段による計時の結果、前記第2の電子メール
    送信手段によって前記第2の電子メールが送信された後
    所定期間経過したときに、前記電子メール作成手段によ
    って作成された電子メールのうちの第3の電子メールを
    前記電子メールアドレス宛に送信する第3の電子メール
    送信手段と、 を備えたことを特徴とする電子メール提供装置。
  6. 【請求項6】 さらに、前記顧客の趣味および/または
    嗜好を複数のパターンに分類する分類手段を備え、 前記電子メール作成手段は、前記分類手段によって分類
    されたパターンに基づいて、前記互いに関連する少なく
    とも3種類の電子メールを作成することを特徴とする請
    求項1〜5のいずれか一つに記載の電子メール提供装
    置。
  7. 【請求項7】 インターネットなどのネットワークに接
    続され、前記ネットワークを介して複数の顧客へ電子メ
    ールの提供をおこなう電子メール提供装置において、 商品の注文があった場合に、前記商品を注文した前記顧
    客の識別情報および前記注文された商品の納品が可能と
    なる納品予定日時に関する情報を入力する第1の入力手
    段と、 前記第1の入力手段によって入力された顧客の識別情報
    に基づいて、前記顧客の電子メールアドレスを含む顧客
    情報を取得する取得手段と、 前記商品の注文受付に関する情報を含む電子メールを作
    成する第1の電子メール作成手段と、 前記第1の電子メール作成手段によって作成された電子
    メールを、前記顧客の電子メールアドレス宛に送信する
    第1の電子メール送信手段と、 前記商品の納品予定日時に関する情報を含む電子メール
    を作成する第2の電子メール作成手段と、 前記第2の電子メール作成手段によって作成された電子
    メールを、前記第1の電子メール送信手段によって第1
    の電子メールが送信された後所定期間経過後であって前
    記納品予定日時前に、前記電子メールアドレス宛に送信
    する第2の電子メール送信手段と、 前記商品の納品日時に関する情報を入力する第2の入力
    手段と、 前記商品のアフターケアに関する情報を含む電子メール
    を作成する第3の電子メール作成手段と、 前記第3の電子メール作成手段によって作成された電子
    メールを、前記商品の納品日時の後所定の期間経過後
    に、前記電子メールアドレス宛に送信する第3の電子メ
    ール送信手段と、 を備えたことを特徴とする電子メール提供装置。
  8. 【請求項8】 インターネットなどのネットワークを介
    して複数の顧客へ電子メールの提供をおこなう電子メー
    ル提供方法において、 前記顧客に対する、互いに関連する少なくとも3種類の
    電子メールを作成する電子メール作成工程と、 前記電子メール作成工程によって作成された電子メール
    のうちの第1の電子メールを前記顧客の電子メールアド
    レス宛に送信する第1の電子メール送信工程と、 前記第1の電子メール送信工程によって前記第1の電子
    メールが送信された後所定期間経過後に、前記電子メー
    ル作成工程によって作成された電子メールのうちの第2
    の電子メールを前記電子メールアドレス宛に送信する第
    2の電子メール送信工程と、 前記第2の電子メール送信工程によって前記第2の電子
    メールが送信された後所定期間経過後に、前記電子メー
    ル作成工程によって作成された電子メールのうちの第3
    の電子メールを前記電子メールアドレス宛に送信する第
    3の電子メール送信工程と、 を含んだことを特徴とする電子メール提供方法。
  9. 【請求項9】 インターネットなどのネットワークを介
    して複数の顧客へ電子メールの提供をおこなう電子メー
    ル提供方法において、 前記顧客に対する、互いに関連する少なくとも3種類の
    電子メールを作成する電子メール作成工程と、 前記電子メール作成工程によって作成された電子メール
    のうちの第1の電子メールを前記顧客の電子メールアド
    レス宛に送信する第1の電子メール送信工程と、 前記第1の電子メール送信工程によって前記第1の電子
    メールが送信されたときから時間を計時する第1の計時
    工程と、 前記第1の計時工程による計時の結果、前記第1の電子
    メール送信工程によって前記第1の電子メールが送信さ
    れた後所定期間経過したときに、前記電子メール作成工
    程によって作成された電子メールのうちの第2の電子メ
    ールを前記電子メールアドレス宛に送信する第2の電子
    メール送信工程と、 前記第2の電子メール送信工程によって前記第2の電子
    メールが送信されたときから時間を計時する第2の計時
    工程と、 前記第2の計時工程による計時の結果、前記第2の電子
    メール送信工程によって前記第2の電子メールが送信さ
    れた後所定期間経過したときに、前記電子メール作成工
    程によって作成された電子メールのうちの第3の電子メ
    ールを前記電子メールアドレス宛に送信する第3の電子
    メール送信工程と、 を含んだことを特徴とする電子メール提供方法。
  10. 【請求項10】 インターネットなどのネットワークを
    介して複数の顧客へ電子メールの提供をおこなう電子メ
    ール提供方法において、 前記顧客に対する、互いに関連する少なくとも3種類の
    電子メールを作成する電子メール作成工程と、 前記電子メール作成工程によって作成された電子メール
    のうちの第1の電子メールを前記顧客の電子メールアド
    レス宛に送信する第1の電子メール送信工程と、 前記第1の電子メール送信工程によって前記第1の電子
    メールが送信された後に生じる所定の事象に関する第1
    の事象情報に基づいて、前記電子メール作成工程によっ
    て作成された電子メールのうちの第2の電子メールの送
    信日時を決定する第1の決定工程と、 前記第1の決定工程によって決定された日時に、前記第
    2の電子メールを前記電子メールアドレス宛に送信する
    第2の電子メール送信工程と、 前記第2の電子メール送信工程によって前記第2の電子
    メールが送信された後に生じる所定の事象に関する第2
    の事象情報に基づいて、前記電子メール作成工程によっ
    て作成された電子メールのうちの第3の電子メールの送
    信日時を決定する第2の決定工程と、 前記第2の決定工程によって決定された日時に、前記第
    3の電子メールを前記電子メールアドレス宛に送信する
    第3の電子メール送信工程と、 を含んだことを特徴とする電子メール提供方法。
  11. 【請求項11】 インターネットなどのネットワークを
    介して複数の顧客へ電子メールの提供をおこなう電子メ
    ール提供方法において、 前記顧客に対する、互いに関連する少なくとも3種類の
    電子メールを作成する電子メール作成工程と、 前記電子メール作成工程によって作成された電子メール
    のうちの第1の電子メールを前記顧客の電子メールアド
    レス宛に送信する第1の電子メール送信工程と、 前記第1の電子メール送信工程によって前記第1の電子
    メールが送信されたときから時間を計時する計時工程
    と、 前記計時工程による計時の結果、前記第1の電子メール
    送信工程によって前記第1の電子メールが送信された後
    所定期間経過したときに、前記電子メール作成工程によ
    って作成された電子メールのうちの第2の電子メールを
    前記電子メールアドレス宛に送信する第2の電子メール
    送信工程と、 前記第2の電子メール送信工程によって前記第2の電子
    メールが送信された後に生じる所定の事象に関する事象
    情報に基づいて、前記電子メール作成工程によって作成
    された電子メールのうちの第3の電子メールの送信日時
    を決定する決定工程と、 前記決定工程によって決定された日時に、前記第3の電
    子メールを前記電子メールアドレス宛に送信する第3の
    電子メール送信工程と、 を含んだことを特徴とする電子メール提供方法。
  12. 【請求項12】 インターネットなどのネットワークを
    介して複数の顧客へ電子メールの提供をおこなう電子メ
    ール提供方法において、 前記顧客に対する、互いに関連する少なくとも3種類の
    電子メールを作成する電子メール作成工程と、 前記電子メール作成工程によって作成された電子メール
    のうちの第1の電子メールを前記顧客の電子メールアド
    レス宛に送信する第1の電子メール送信工程と、 前記第1の電子メール送信工程によって前記第1の電子
    メールが送信された後に生じる所定の事象に関する事象
    情報に基づいて、前記電子メール作成工程によって作成
    された電子メールのうちの第2の電子メールの送信日時
    を決定する決定工程と、 前記決定工程によって決定された日時に、前記第2の電
    子メールを前記電子メールアドレス宛に送信する第2の
    電子メール送信工程と、 前記第2の電子メール送信工程によって前記第2の電子
    メールが送信されたときから時間を計時する計時工程
    と、 前記計時工程による計時の結果、前記第2の電子メール
    送信工程によって前記第2の電子メールが送信された後
    所定期間経過したときに、前記電子メール作成工程によ
    って作成された電子メールのうちの第3の電子メールを
    前記電子メールアドレス宛に送信する第3の電子メール
    送信工程と、 を含んだことを特徴とする電子メール提供方法。
  13. 【請求項13】 さらに、前記顧客の趣味および/また
    は嗜好を複数のパターンに分類する分類工程を含み、 前記電子メール作成工程は、前記分類工程によって分類
    されたパターンに基づいて、前記互いに関連する少なく
    とも3種類の電子メールを作成することを特徴とする請
    求項8〜12のいずれか一つに記載の電子メール提供方
    法。
  14. 【請求項14】 インターネットなどのネットワークを
    介して複数の顧客へ電子メールの提供をおこなう電子メ
    ール提供方法において、 商品の注文があった場合に、前記商品を注文した前記顧
    客の識別情報および前記注文された商品の納品が可能と
    なる納品予定日時に関する情報を入力する第1の入力工
    程と、 前記第1の入力工程によって入力された顧客の識別情報
    に基づいて、前記顧客の電子メールアドレスを含む顧客
    情報を取得する取得工程と、 前記商品の注文受付に関する情報を含む電子メールを作
    成する第1の電子メール作成工程と、 前記第1の電子メール作成工程によって作成された電子
    メールを、前記顧客の電子メールアドレス宛に送信する
    第1の電子メール送信工程と、 前記商品の納品予定日時に関する情報を含む電子メール
    を作成する第2の電子メール作成工程と、 前記第2の電子メール作成工程によって作成された電子
    メールを、前記第1の電子メール送信工程によって第1
    の電子メールが送信された後所定期間経過後であって前
    記納品予定日時前に、前記電子メールアドレス宛に送信
    する第2の電子メール送信工程と、 前記商品の納品日時に関する情報を入力する第2の入力
    工程と、 前記商品のアフターケアに関する情報を含む電子メール
    を作成する第3の電子メール作成工程と、 前記第3の電子メール作成工程によって作成された電子
    メールを、前記商品の納品日時の後所定の期間経過後
    に、前記電子メールアドレス宛に送信する第3の電子メ
    ール送信工程と、 を含んだことを特徴とする電子メール提供方法。
  15. 【請求項15】 前記請求項8〜14のいずれか一つに
    記載された方法をコンピュータに実行させるプログラム
    を記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
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