JP4547737B2 - 投射型表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、LCD(Liquid Crystal Display Device)等、離散的画素(固定画素)構造を有する投射型表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
たとえばLCD等、離散的な画素構造を有する投射型表示装置においては、入力信号と表示デバイスの縦横の画素数が異なる場合があることから、信号処理により画素数の変換を行う画素数変換機能を備えたスキャンコンバータを有している。
【0003】
セット装置の表示デバイスと異なるアスペクト比(画面の横と縦の比)を持つ入力信号は、スキャンコンバータにより表示デバイス内に収まるように画素数変換されて投射される。
つまり、表示デバイスと同じアスペクト比の信号は、投射画面一杯に表示されるが、アスペクト比の異なる信号は、デバイスの表示範囲内に接するように縮小されて表示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した表示装置では、ユーザは、セット装置に種々のアスペクト比を持つ信号を入力する場合、セットの表示範囲全てが投射できるスクリーンを使用しないと、全ての信号を画欠けなく表示することができない。
そのため、表示デバイスのアスペクト比と異なる信号を主に使用した場合、その信号はスクリーンより小さい範囲に表示することになる。
また、この信号と同じアスペクト比のスクリーンを使用してスクリーン一杯に投射すると、他のアスペクト比の信号を入力した場合、画欠けすることになる。
【0005】
以上のことについて、図12、図13、および図14に関連付けてさらに詳細に説明する。
【0006】
図12は、表示パネルのアスペクト比が、たとえば表示解像度がXGA(eXtended Graphics Array)に対応する4:3(画素数では1024×768)で、投射スクリーンもアスペクト比が4:3の場合に、5:4入力信号、4:3入力信号、および16:9信号が入力された場合の表示状態を示す図である。
【0007】
表示解像度がSXGA(Super XGA)に対応する5:4(画素数では1280×1024)入力信号の場合には、図12(A−1)および(B−1)に示すように、表示パネルPNL1およびスクリーンSCR1共に、左右に黒帯で5:4信号が表示される。
4:3入力信号の場合には、図12(A−2)および(B−2)に示すように、表示パネルPNL1およびスクリーンSCR1共に、画面一杯に4:3信号が表示される。
16:9入力信号の場合には、図12(A−3)および(B−3)に示すように、表示パネルPNL1およびスクリーンSCR1共に、上下に黒帯で16:9の信号が表示される。
【0008】
このように4:3のアスペクト比の表示デバイスを持つセット装置で、16:9のアスペクト比の入力信号を主に使用し、他のアスペクト比の信号も使用することがある場合、ユーザは4:3の信号が画欠けなく投射できるように配慮する必要がある。
この場合、上述したように、16:9の信号を投射しているときは、スクリーンの上下に黒色の帯がでる。
【0009】
図13は、表示パネルのアスペクト比が、たとえばXGAに対応する4:3(画素数では1024×768)で、投射スクリーンのアスペクト比が16:9の場合に、5:4入力信号、4:3入力信号、および16:9信号が入力された場合の表示状態を示す図である。
【0010】
SXGAに対応する5:4入力信号の場合には、図13(A−1)に示すように、表示パネルPNLでは左右に黒帯で5:4信号が表示されるが、スクリーンSCR2では、図13(B−1)に示すように、画面の上下がスクリーン外に投射され、画欠けする。
4:3入力信号の場合には、図13(A−2)に示すように、表示パネルPNL1の画面一杯に4:3信号が表示されるが、スクリーンSCR2では、図13(B−2)に示すように、画面の上下がスクリーン外に投射され、画欠けする。
16:9入力信号の場合には、図13(A−3)に示すように、表示パネルPNLでは、画面の上下に黒帯で16:9の信号が表示され、スクリーンSCR2では、図13(B−3)に示すように、スクリ−ン一杯に16:9信号が表示される。
【0011】
このように4:3のアスペクト比の表示デバイスを持つセット装置で、アスペクト比が16:9のスクリーンを使用して、16:9のアスペクト比の入力信号を主に使用し、16:9信号をスクリーン一杯に投射するように構成した場合、他のアスペクト比の5:4信号、および4:3信号は、単純には16:9スクリーンに投射することができない。
【0012】
この場合は、5:4信号、および4:3信号は、たとえばユーザが信号毎に、いわゆる水平方向のサイズデータ(H−SIZE)、垂直方向のサイズデータ(V−SIZE)、水平方向の位置データ(H−SIFT)、および垂直方向の位置データ(V−SIFT)を調整する必要がある。
【0013】
たとえば5:4入力信号の場合、図14(A−1)および(B−1)に示すように、H−SIZE、V−SIZE、H−SIFT、V−SIFTを調整して16:9のスクリーンSCR2に画面全体が5:4で収まるように調整する。
また、4:3入力信号の場合、図14(A−2)および(B−2)に示すように、H−SIZE、V−SIZE、H−SIFT、V−SIFTを調整して16:9のスクリーンSCR2に画面全体が4:3で収まるように調整する。
【0014】
このように、5:4信号、および4:3信号は、H−SIZE、V−SIZE、H−SIFT、およびH−VIFTを調整することにより、16:9スクリーンに画欠けなしに投射することができる。
【0015】
しかしながら、従来の投射型表示装置では、表示デバイスのアスペクト比と同じアスペクト比を持つスクリーンを使用することを前提に、H−SIZE、V−SIZE、H−SIFT、およびH−VIFTの初期値が与えられており、表示デバイスと異なるアスペクト比を持つスクリーンを使用する場合、入力信号毎にH−SIZE、V−SIZE、H−SIFT、およびH−VIFTを調整しなければならない。
ユーザが、さらにアスペクト比の異なるスクリーンを使用する場合、再び、入力信号毎にH−SIZE、V−SIZE、H−SIFT、およびH−VIFTを調整しなければならず、極めて煩雑な手間を要する。
【0016】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、煩雑な調整を要することなく、全ての入力信号に基づく画像が画欠けすることないにスクリーン上に表示することができる表示装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、画像を表示させたときの表示画面の横と縦の比を表す、所定のアスペクト比を有する表示部に、当該表示部のアスペクト比と異なるアスペクト比を持つことが可能な入力画像信号に応じた画像を表示し、上記表示部に表示した画像を、所定のアスペクト比を有するスクリーンに投射する投射型表示装置であって、使用すべきスクリーンのアスペクト比を入力する入力手段と、上記使用すべきスクリーンがとりえる複数の異なるアスペクト比に合わせた画像のサイズと、上記使用すべきスクリーンに投射されたときに、上記複数の異なるアスペクト比の各々に対応した画欠けしない画像の配置と、に関する複数の調整値を予め記憶している記憶手段と、入力画像信号を受ける度に、当該受けた入力画像信号のアスペクト比を判別し、当該判別した入力画像信号のアスペクト比および上記入力手段から入力された上記使用すべきスクリーンのアスペクト比に応じて、上記複数の調整値の内から上記使用すべきスクリーン上に画欠けなしに画像を投射可能にする一の調整値を上記記憶手段から読み出し、当該読み出した調整値を制御信号として出力する制御手段と、上記制御手段が出力した上記制御信号で指示された調整値に従って、上記入力画像信号の画素数を上記表示部のアスペクト比に合わせた画素数に変換して上記表示部に表示させる信号処理手段と、を有する投射型表示装置である。
【0018】
また、本発明では、上記表示部は、離散的な画素構造を有する。
【0019】
また、本発明では、上記制御手段は、入力画像信号の水平同期信号および垂直同期信号に基づいて当該入力画像信号のアスペクト比を判別する。
【0020】
また、本発明では、上記複数の調整値は、上記使用すべきスクリーンにおける、水平方向のサイズデータ、垂直方向のサイズデータ、水平方向の位置データ、および垂直方向の位置データを各々含む。
【0021】
本発明によれば、まず、入力手段により使用するスクリーンのアスペクト比が入力され、このスクリーンのアスペクト情報は制御手段に供給される。
制御手段では、入力画像信号のアスペクト比が、たとえばその水平同期信号および垂直同期に信号に基づいて判別される。そして、制御手段では、判別した入力画像信号のアスペクト比および使用するスクリーンのアスペクト比情報に基づいて、スクリーン上に画欠けなしに画像を投射可能にする調整値が記憶手段から読み出され、この調整値が制御信号として信号処理手段に供給される。
信号処理手段においては、制御信号で指示された調整値に従って、入力画像信号の画素数が表示部のアスペクト比に合わせた画素数に変換され、変換されて画像信号が表示部に表示される。
そして、この表示部の表示画像がスクリーン上に投射されるが、このとき、表示部のアスペクト比とスクリーンのアスペクト比が異なっていても、入力画像信号を受ける度に、スクリーンのアスペクト比に合わせた調整値で、画像の大きさおよび位置が調整されていることから、画欠けすることなく投射される。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
【0023】
図1は、本発明に係る投射型表示装置の画像信号処理システムの一実施形態を示すブロック図である。
図1では、デジタル信号処理により画素数変換を行っている液晶表示装置を用いた投射型表示装置の例を示している。
【0024】
この表示装置10は、図1に示すように、アナログ/デジタル(A/D)変換器11、信号処理回路12、デジタル/アナログ(D/A)変換器13、LCD駆動回路14、駆動系を含むLCDパネル15、クロック発振回路16、タイミングジェネレータ17、入力手段としてのアスペクト比選択スイッチ18、記憶装置19、および制御手段としてのCPU20により構成されている。
なお、本実施形態では、A/D変換器11、信号処理回路12、D/A変換器13、およびLCD駆動回路14により信号処理手段が構成される。
この表示装置10においては、A/D変換器11と信号処理回路12は、水平同期信号Hsyncおよび垂直同期信号Vsyncの入力端子THVINから入力された水平同期HSYNCに同期して発振するクロック発振回路16によるクロック信号CLKに同期して動作する。
また、信号処理回路12、D/A変換器13、LCD駆動回路14、およびLCDパネル15は、タイミングジェネレータ17により生成されるタイミング信号STMに同期して動作する。
【0025】
A/D変換器11は、入力端子TSIN に入力されたアナログ画像信号AIMをデジタル信号DG11に変換して、信号処理回路12に出力する。
【0026】
信号処理回路12は、入力したデジタル画像信号DG11に対して、ホワイトバランス、コントラスト、ブライト、ガンマ補正、さらに、CPU20による制御信号S20によって指示される投射画像のサイズおよび位置情報であるH−SIZE,V−SIZE,H−SIFT,およびV−SIZEに基づき必要に応じた画素数変換処理を行い、デジタル信号DS12としてD/A変換器13に出力する。
【0027】
D/A変換器13は、信号処理回路12によるデジタル信号DS12をアナログ信号AS13に変換して、LCD駆動回路14に出力する。
【0028】
LCD駆動回路14は、D/A変換器13によりアナログ信号AS13を受けてLCDパネル15を駆動して画像を表示させる。
【0029】
表示部としてのLCDパネル15は、LCD駆動回路14により駆動され、入力アナログ画像データAIMに応じた画像を表示する。
本実施形態においては、LCDパネル15は、横と縦の比であるアスペクト比が、5:4(たとえば画素数が1280×1024のSXGA対応)、4:3(たとえば画素数が1024×768のSXGA対応)、または16:9に設定される。
【0030】
また、この投射型表示装置10では、LCDパネル15に表示された画像は、図2に示すように、たとえば図示しないメタルハライドランプを有する投射系の投射レンズ21を介して、所定のアスペクト比(図2では16:9)を持つスクリーン30に投射される。
本実施形態においては、このスクリーンについても、アスペクト比が5:4、4:3、または16:9のものが使用される。
【0031】
タイミングジェネレータ17は、自身でLCD駆動用水平同期信号HSYNCおよび垂直同期信号VSYNCを生成し、さらにタイミング信号STMを生成して信号処理回路12、D/A変換器13、LCD駆動回路14、およびLCDパネル15に供給する。
【0032】
アスペクト比選択スイッチ18は、入力信号に応じた画像が投射されるスクリーンのアスペクト比を選択するためのスイッチで、ユーザ等が使用されるスクリーンのアスペクト比を設定可能で、設定されたスクリーンのアスペクト比を信号S18としてCPU20に出力する。
本実施形態においては、上述したように、スクリーンはアスペクト比が5:4、4:3、または16:9のものが使用されることから、アスペクト比選択スイッチ18は少なくとも、「5:4」、「4:3」、および「16:9」を選択できるように構成される。
【0033】
記憶装置19は、「5:4」、「4:3」、および「16:9」の入力信号毎に、あらかじめ設定された、画像を投射するスクリーン30の複数のアスペクト比に合わせた最適なH−SIZE(水平方向のサイズデータ)、V−SIZE(垂直方向のサイズデータ)、H−SIFT(水平方向の位置データ)、およびV−SIFT(垂直方向の位置データ)をそれぞれ記憶している。
【0034】
CPU20は、同期信号入力端子THVINから入力した水平同期信号Hsyncおよび垂直同期信号Vsyncを受けて、入力端子TSIN から入力されるアナログ信号AIMが5:4信号、4:3信号、16:9信号のいずれの信号なのかを判別し、さらに、アスペクト比選択スイッチ18の信号S18が示す使用するスクリーンのアスペクト比の情報に基づいて、必要に応じて記憶装置19から必要なH−SIZE、V−SIZE、H−SIFT、およびV−SIFTを読み出して制御信号S20として信号処理回路12に出力する。
【0035】
そして、CPU20は、入力信号がアスペクト比選択スイッチ18の信号S18が示す使用するスクリーンのアスペクト比と同じである場合には、たとえば信号処理回路12に設定したH−SIZE、V−SIZE、H−SIFT、およびV−SIFT情報で画素数変換を行うように制御信号S20を信号処理回路12に出力する。
また、CPU20は、入力信号がアスペクト比選択スイッチ18の信号S18が示す使用するスクリーンのアスペクト比と異なる場合には、記憶装置19から必要なH−SIZE、V−SIZE、H−SIFT、およびV−SIFTを読み出して制御信号S20として信号処理回路12に出力し、設定する。
【0036】
次に、上記構成による動作を説明する。
まず、ユーザがアスペクト比選択スイッチ18により、使用するスクリーン30のアスペクト比を選択する。
これにより、アスペクト比選択スイッチ18から使用するスクリーン30のアスペクト比を示す信号S18がCPU20に出力される。
【0037】
そして、アナログ画像信号AIMが入力端子TSIN 介してA/D変換器11に入力される。
A/D変換器11では、入力アナログ画像信号AIMがデジタル信号DG11に変換されて、信号処理回路12に出力される。
また、入力アナログ信号に係る水平同期信号HSYNCおよび垂直同期信号Vsyncが入力端子THVINを介してCPU20に入力される。
CPU20では、入力した水平同期信号Hsyncおよび垂直同期信号Vsyncに基づいて、入力端子TSIN から入力されるアナログ信号AIMが5:4信号、4:3信号、16:9信号のいずれの信号なのかが判別される。
そして、CPU20においては、判別結果、およびアスペクト比選択スイッチ18の信号S18が示す使用するスクリーンのアスペクト比の情報に基づいて、記憶装置19から、入力信号に対応して投射するスクリーン30に合わせて設定されている必要なH−SIZE、V−SIZE、H−SIFT、およびV−SIFTが読み出され、制御信号S20として信号処理回路12に出力される。
【0038】
信号処理回路12では、A/D変換器11から入力したデジタル画像信号DG11に対して、ホワイトバランス、コントラスト、ブライト、ガンマ補正が行われ、さらに、CPU20による制御信号S20によって指示されるスクリーンへの投射画像のサイズおよび位置情報であるH−SIZE,V−SIZE,H−SIFT,およびV−SIZEに基づき、必要に応じた画素数変換処理が行われ、デジタル信号DS12としてD/A変換器13に出力される。
【0039】
D/A変換器13では、信号処理回路12によるデジタル信号DS12がアナログ信号AS13に変換されてLCD駆動回路14に供給される。
LCD駆動回路14においては、D/A変換器13によりアナログ信号AS13を受けてLCDパネル15が駆動され、LCDパネル15にスクリーン30のアスペクト比に合わせた画像が表示される。
そして、LCDパネル15に表示された画像は、図示しないメタルハライドランプを有する投射系の投射レンズ21を介して、所定のアスペクト比を持つスクリーン30に投射される。
【0040】
次に、上述したように動作する投射型表示装置10において、スクリーン30のアスペクト比が変更になった場合、具体的に入力信号のアスペクト比毎にどのような表示を行うかを図3〜図12に関連付けて順を追って説明する。
【0041】
まず、LCDパネル15のアスペクト比がSXGAに対応した5:4で、使用するスクリーン30のアスペクト比が5:4、4:3、および16:9の場合について、図3〜図5に関連付けて説明する。
【0042】
図3は、LCDパネル15のアスペクト比が5:4で、使用するスクリーン30もアスペクト比が5:4の場合に、5:4入力信号、4:3入力信号、および16:9信号が入力された場合の表示状態を示す図である。
この場合、アスペクト比選択スイッチ18では、5:4が選択される。
この図3に示す例は、通常の使用方法を示している。
【0043】
SXGAに対応する5:4入力信号の場合には、図3(A−1)および(B−1)に示すように、LCDパネル15およびスクリーン30共に、画面一杯に5:4信号が表示される。
4:3入力信号の場合には、図3(A−2)および(B−2)に示すように、LCDパネル15およびスクリーン30共に、上下に黒帯で4:3の信号が表示される。
16:9入力信号の場合には、図3(A−3)および(B−3)に示すように、LCDパネル15およびスクリーン30共に、上下に黒帯で16:9の信号が表示される。
【0044】
図4は、LCDパネル15のアスペクト比が5:4で、使用するスクリーン30のアスペクト比が4:3の場合に、5:4入力信号、4:3入力信号、および16:9信号が入力された場合の表示状態を示す図である。
この場合、アスペクト比選択スイッチ18では、4:3が選択される。
この図4に示す例は、LCDパネル15のアスペクト比が5:4で4:3信号を主に使用する場合の例である。
【0045】
5:4入力信号の場合、CPU20において4:3スクリーンに合わせて設定されている5:4信号用H−SIZE、V−SIZE、H−SIFT、およびV−SIFT情報が記憶装置19から読み出され、制御信号S20として信号処理回路12に供給される。
そして、信号処理回路12では指示された5:4信号用H−SIZE、V−SIZE、H−SIFT、およびV−SIFT情報に基づいて、4:3スクリーンに合わせた画素数変換が行われる。
その結果、LCDパネル15には、図4(A−1)に示すように、5:4LCDパネルより小さい、左右上下に黒帯がでるような形態で5:4信号が表示され、スクリーン30には、図4(B−1)に示すように、左右に黒帯で画欠けなく5:4信号が表示される。
【0046】
4:3入力信号の場合、LCDパネル15には、図4(A−2)に示すように、上下に黒帯の4:3信号が表示され、スクリーン30には、図4(B−2)に示すように、画面一杯に4:3信号が表示される。
16:9入力信号の場合、図4(A−3)および(B−3)に示すように、LCDパネル15およびスクリーン30共に、幅は異なるが上下に黒帯で16:9の信号が表示される。
【0047】
図5は、LCDパネル15のアスペクト比が5:4で、使用するスクリーン30のアスペクト比が16:9の場合に、5:4入力信号、4:3入力信号、および16:9信号が入力された場合の表示状態を示す図である。
この場合、アスペクト比選択スイッチ18では、16:9が選択される。
この図5に示す例は、LCDパネル15のアスペクト比が5:4で16:9信号を主に使用する場合の例である。
【0048】
5:4入力信号の場合、CPU20において16:9スクリーンに合わせて設定されている5:4信号用H−SIZE、V−SIZE、H−SIFT、およびV−SIFT情報が記憶装置19から読み出され、制御信号S20として信号処理回路12に供給される。
そして、信号処理回路12では指示された5:4信号用H−SIZE、V−SIZE、H−SIFT、およびV−SIFT情報に基づいて、16:9スクリーンに合わせた画素数変換が行われる。
その結果、LCDパネル15には、図5(A−1)に示すように、5:4LCDパネルより小さい、左右上下に黒帯がでるような形態で5:4信号が表示され、スクリーン30には、図5(B−1)に示すように、左右に黒帯で画欠けなく5:4信号が表示される。
【0049】
同様に、4:3入力信号の場合、CPU20において16:9スクリーンに合わせて設定されている4:3信号用H−SIZE、V−SIZE、H−SIFT、およびV−SIFT情報が記憶装置19から読み出され、制御信号S20として信号処理回路12に供給される。
そして、信号処理回路12では指示された4:3信号用H−SIZE、V−SIZE、H−SIFT、およびV−SIFT情報に基づいて、16:9スクリーンに合わせた画素数変換が行われる。
その結果、LCDパネル15には、図5(A−2)に示すように、5:4LCDパネルより小さい、左右上下に黒帯がでるような形態で4:3信号が表示され、スクリーン30には、図5(B−2)に示すように、左右に黒帯で画欠けなく4:3信号が表示される。
【0050】
16:9入力信号の場合、図5(A−3)に示すように、上下に黒帯の4:3信号が表示され、スクリーン30には、図5(B−3)に示すように、画面一杯に16:9信号が表示される。
【0051】
なお、上述した説明において、アスペクト比5:4のLCDパネルで、調整値での入力信号が16:9の場合には、LCDパネル15上の表示方法は同じである。
【0052】
次に、LCDパネル15のアスペクト比がXGAに対応した4:3で、使用するスクリーン30のアスペクト比が5:4、4:3、および16:9の場合について、図6〜図8に関連付けて説明する。
【0053】
図6は、LCDパネル15のアスペクト比が4:3で、使用するスクリーン30のアスペクト比が5:4の場合に、5:4入力信号、4:3入力信号、および16:9信号が入力された場合の表示状態を示す図である。
この場合、アスペクト比選択スイッチ18では、5:4が選択される。
この図6に示す例は、LCDパネル15のアスペクト比が4:3で5:4信号を主に使用する場合の例である。
【0054】
5:4入力信号の場合、LCDパネル15には、図6(A−1)に示すように、左右に黒帯の5:4信号が表示され、スクリーン30には、図6(B−1)に示すように、画面一杯に5:4信号が表示される。
【0055】
4:3入力信号の場合、CPU20において5:4スクリーンに合わせて設定されている4:3信号用H−SIZE、V−SIZE、H−SIFT、およびV−SIFT情報が記憶装置19から読み出され、制御信号S20として信号処理回路12に供給される。
そして、信号処理回路12では指示された4:3信号用H−SIZE、V−SIZE、H−SIFT、およびV−SIFT情報に基づいて、5:4スクリーンに合わせた画素数変換が行われる。
その結果、LCDパネル15には、図6(A−2)に示すように、4:3LCDパネルより小さい、左右上下に黒帯がでるような形態で4:3信号が表示され、スクリーン30には、図6(B−2)に示すように、上下に黒帯で画欠けなく4:3信号が表示される。
【0056】
同様に、16:9入力信号の場合、CPU20において5:4スクリーンに合わせて設定されている16:9信号用H−SIZE、V−SIZE、H−SIFT、およびV−SIFT情報が記憶装置19から読み出され、制御信号S20として信号処理回路12に供給される。
そして、信号処理回路12では指示された16:9信号用H−SIZE、V−SIZE、H−SIFT、およびV−SIFT情報に基づいて、5:4スクリーンに合わせた画素数変換が行われる。
その結果、LCDパネル15には、図6(A−3)に示すように、4:3LCDパネルより小さい、左右上下に黒帯がでるような形態で16:9信号が表示され、スクリーン30には、図6(B−3)に示すように、上下に黒帯で画欠けなく16:9信号が表示される。
【0057】
図7は、LCDパネル15のアスペクト比が4:3で、使用するスクリーン30もアスペクト比が4:3の場合に、5:4入力信号、4:3入力信号、および16:9信号が入力された場合の表示状態を示す図である。
この場合、アスペクト比選択スイッチ18では、4:3が選択される。
この図7に示す例は、通常の使用方法を示している。
【0058】
5:4入力信号の場合、図7(A−1)および(B−1)に示すように、LCDパネル15およびスクリーン30共に、左右に黒帯の5:4信号が表示される。
4:3入力信号の場合、図7(A−2)および(B−2)に示すように、LCDパネル15およびスクリーン30共に、画面一杯に4:3の信号が表示される。
16:9入力信号の場合、図7(A−3)および(B−3)に示すように、LCDパネル15およびスクリーン30共に、上下に黒帯で16:9の信号が表示される。
【0059】
図8は、LCDパネル15のアスペクト比が4:3で、使用するスクリーン30のアスペクト比が16:9の場合に、5:4入力信号、4:3入力信号、および16:9信号が入力された場合の表示状態を示す図である。
この場合、アスペクト比選択スイッチ18では、16:9が選択される。
この図8に示す例は、LCDパネル15のアスペクト比が4:3で16:9信号を主に使用する場合の例である。
【0060】
5:4入力信号の場合、CPU20において16:9スクリーンに合わせて設定されている5:4信号用H−SIZE、V−SIZE、H−SIFT、およびV−SIFT情報が記憶装置19から読み出され、制御信号S20として信号処理回路12に供給される。
そして、信号処理回路12では指示された5:4信号用H−SIZE、V−SIZE、H−SIFT、およびV−SIFT情報に基づいて、16:9スクリーンに合わせた画素数変換が行われる。
その結果、LCDパネル15には、図8(A−1)に示すように、4:3LCDパネルより小さい、左右上下に黒帯がでるような形態で5:4信号が表示され、スクリーン30には、図8(B−1)に示すように、左右に黒帯で画欠けなく5:4信号が表示される。
【0061】
同様に、4:3入力信号の場合、CPU20において16:9スクリーンに合わせて設定されている4:3信号用H−SIZE、V−SIZE、H−SIFT、およびV−SIFT情報が記憶装置19から読み出され、制御信号S20として信号処理回路12に供給される。
そして、信号処理回路12では指示された4:3信号用H−SIZE、V−SIZE、H−SIFT、およびV−SIFT情報に基づいて、16:9スクリーンに合わせた画素数変換が行われる。
その結果、LCDパネル15には、図8(A−2)に示すように、4:3LCDパネルより小さい、左右上下に黒帯がでるような形態で4:3信号が表示され、スクリーン30には、図8(B−2)に示すように、左右に黒帯で画欠けなく4:3信号が表示される。
【0062】
16:9入力信号の場合、図8(A−3)に示すように、上下に黒帯の16:9信号が表示され、スクリーン30には、図5(B−3)に示すように、画面一杯に16:9信号が表示される。
【0063】
次に、LCDパネル15のアスペクト比がWXGAに対応した16:9で、使用するスクリーン30のアスペクト比が5:4、4:3、および16:9の場合について、図9〜図11に関連付けて説明する。
【0064】
図9は、LCDパネル15のアスペクト比が16:9で、使用するスクリーン30のアスペクト比が5:4の場合に、5:4入力信号、4:3入力信号、および16:9信号が入力された場合の表示状態を示す図である。
この場合、アスペクト比選択スイッチ18では、5:4が選択される。
この図9に示す例は、LCDパネル15のアスペクト比が16:9で5:4信号を主に使用する場合の例である。
【0065】
5:4入力信号の場合、LCDパネル15には、図9(A−1)に示すように、左右に黒帯の5:4信号が表示され、スクリーン30には、図9(B−1)に示すように、画面一杯に5:4信号が表示される。
【0066】
4:3入力信号の場合、CPU20において5:4スクリーンに合わせて設定されている4:3信号用H−SIZE、V−SIZE、H−SIFT、およびV−SIFT情報が記憶装置19から読み出され、制御信号S20として信号処理回路12に供給される。
そして、信号処理回路12では指示された4:3信号用H−SIZE、V−SIZE、H−SIFT、およびV−SIFT情報に基づいて、5:4スクリーンに合わせた画素数変換が行われる。
その結果、LCDパネル15には、図9(A−2)に示すように、16:9LCDパネルより小さい、左右上下に黒帯がでるような形態で4:3信号が表示され、スクリーン30には、図9(B−2)に示すように、上下に黒帯で画欠けなく4:3信号が表示される。
【0067】
同様に、16:9入力信号の場合、CPU20において5:4スクリーンに合わせて設定されている16:9信号用H−SIZE、V−SIZE、H−SIFT、およびV−SIFT情報が記憶装置19から読み出され、制御信号S20として信号処理回路12に供給される。
そして、信号処理回路12では指示された16:9信号用H−SIZE、V−SIZE、H−SIFT、およびV−SIFT情報に基づいて、5:4スクリーンに合わせた画素数変換が行われる。
その結果、LCDパネル15には、図9(A−3)に示すように、4:3LCDパネルより小さい、左右上下に黒帯がでるような形態で16:9信号が表示され、スクリーン30には、図9(B−3)に示すように、上下に黒帯で画欠けなく16:9信号が表示される。
【0068】
図10は、LCDパネル15のアスペクト比が16:9で、使用するスクリーン30のアスペクト比が4:3の場合に、5:4入力信号、4:3入力信号、および16:9信号が入力された場合の表示状態を示す図である。
この場合、アスペクト比選択スイッチ18では、4:3が選択される。
この図10に示す例は、LCDパネル15のアスペクト比が16:9で4:3信号を主に使用する場合の例である。
【0069】
5:4入力信号の場合、LCDパネル15には、図10(A−1)に示すように、左右に黒帯の5:4信号が表示され、スクリーン30には、図10(B−1)に示すように、左右に黒帯の5:4信号が表示される。
【0070】
4:3入力信号の場合、図10(A−2)に示すように、左右に黒帯の4:3信号が表示され、スクリーン30には、図10(B−2)に示すように、画面一杯に4:3信号が表示される。
【0071】
16:9入力信号の場合、CPU20において4:3スクリーンに合わせて設定されている16:9信号用H−SIZE、V−SIZE、H−SIFT、およびV−SIFT情報が記憶装置19から読み出され、制御信号S20として信号処理回路12に供給される。
そして、信号処理回路12では指示された16:9信号用H−SIZE、V−SIZE、H−SIFT、およびV−SIFT情報に基づいて、4:3スクリーンに合わせた画素数変換が行われる。
その結果、LCDパネル15には、図10(A−3)に示すように、4:3LCDパネルより小さい、左右上下に黒帯がでるような形態で16:9信号が表示され、スクリーン30には、図10(B−3)に示すように、上下に黒帯で画欠けなく16:9信号が表示される。
【0072】
図11は、LCDパネル15のアスペクト比が16:9で、使用するスクリーン30のアスペクト比が16:9の場合に、5:4入力信号、4:3入力信号、および16:9信号が入力された場合の表示状態を示す図である。
この場合、アスペクト比選択スイッチ18では、16:9が選択される。
この図7に示す例は、通常の使用方法を示している。
【0073】
5:4入力信号の場合、図11(A−1)および(B−1)に示すように、LCDパネル15およびスクリーン30共に、左右に黒帯の5:4信号が表示される。
4:3入力信号の場合、図11(A−2)および(B−2)に示すように、LCDパネル15およびスクリーン30共に、左右に黒帯の4:3の信号が表示される。
16:9入力信号の場合、図11(A−3)および(B−3)に示すように、LCDパネル15およびスクリーン30共に、画面一杯に16:9の信号が表示される。
【0074】
以上説明したように、本実施形態によれば、入力したデジタル画像信号DG11に対して、ホワイトバランス、コントラスト、ブライト、ガンマ補正、さらに、CPU20による制御信号S20によって指示される投射画像のサイズおよび位置情報であるH−SIZE,V−SIZE,H−SIFT,およびV−SIZEに基づき必要に応じた画素数変換処理を行う信号処理回路102と、入力信号に応じた画像が投射されるスクリーンのアスペクト比を設定可能で、設定されたスクリーンのアスペクト比を信号S18としてCPU20に出力するアスペクト比選択スイッチ18と、入力信号毎に、あらかじめ設定された、画像を投射するスクリーン30の複数のアスペクト比に合わせた最適なH−SIZE、V−SIZE、H−SIFT、およびV−SIFTをそれぞれ記憶している記憶装置19と、水平同期信号Hsyncおよび垂直同期信号Vsyncを受けて、入力端子TSIN から入力されるアナログ信号AIMが5:4信号、4:3信号、16:9信号のいずれの信号なのかを判別し、さらに、アスペクト比選択スイッチ18の信号S18が示す使用するスクリーンのアスペクト比の情報に基づいて、必要に応じて記憶装置19から必要なH−SIZE、V−SIZE、H−SIFT、およびV−SIFTを読み出して制御信号S20として信号処理回路12に出力するCPU20とを設けたので、LCDパネル15のアスペクト比と異なるアスペクト比を持つスクリーン30を使用する場合に、使用するスクリーン30のアスペクト比を設定するだけで、全ての入力信号が画欠けすることなくスクリーン上に表示することができる。
また、ユーザは、LCDパネル15のアスペクト比に関係なく、自分が主に使用する信号にアスペクト比に合わせたスクリーン30を、他のアスペクト比を持つ信号入力時に調整なしに使用することができる。
【0075】
なお、本実施形態では、LCDパネル15およびスクリーン30のアスペクト比を5:4、4:3、16:9の3つの場合を例に説明したが、本発明が他のアスペクト比であっても適用できることはいうまでもない。
【0076】
また、本実施形態では、表示デバイスとしてLCDパネルを例に説明したが、本発明が他の表示デバイスであっても適用できることはいうまでもない。
【0077】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、表示部のアスペクト比と異なるアスペクト比を持つスクリーンを使用する場合に、使用するスクリーンのアスペクト比を設定するだけで、全ての入力信号が画欠けすることなくスクリーン上に表示することができる。
【0078】
また、ユーザは、表示部のアスペクト比に関係なく、自分が主に使用する信号にアスペクト比に合わせたスクリーンを、他のアスペクト比を持つ信号入力時に調整なしに使用することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る投射型表示装置の画像信号処理システムの一実施形態を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る投射型表示装置からスクリーンに画像を投射している状態を概念的に示す図である。
【図3】本発明に係る投射型表示装置において、LCDパネルのアスペクト比が5:4で、使用するスクリーンもアスペクト比が5:4の場合に、5:4入力信号、4:3入力信号、および16:9信号が入力された場合の表示状態を示す図である。
【図4】本発明に係る投射型表示装置において、LCDパネルのアスペクト比が5:4で、使用するスクリーンのアスペクト比が4:3の場合に、5:4入力信号、4:3入力信号、および16:9信号が入力された場合の表示状態を示す図である。
【図5】本発明に係る投射型表示装置において、LCDパネルのアスペクト比が5:4で、使用するスクリーンのアスペクト比が16:9の場合に、5:4入力信号、4:3入力信号、および16:9信号が入力された場合の表示状態を示す図である。
【図6】本発明に係る投射型表示装置において、LCDパネルのアスペクト比が4:3で、使用するスクリーンのアスペクト比が5:4の場合に、5:4入力信号、4:3入力信号、および16:9信号が入力された場合の表示状態を示す図である。
【図7】本発明に係る投射型表示装置において、LCDパネルのアスペクト比が4:3で、使用するスクリーンもアスペクト比が4:3の場合に、5:4入力信号、4:3入力信号、および16:9信号が入力された場合の表示状態を示す図である。
【図8】本発明に係る投射型表示装置において、LCDパネルのアスペクト比が4:3で、使用するスクリーンのアスペクト比が16:9の場合に、5:4入力信号、4:3入力信号、および16:9信号が入力された場合の表示状態を示す図である。
【図9】本発明に係る投射型表示装置において、LCDパネルのアスペクト比が16:9で、使用するスクリーンのアスペクト比が5:4の場合に、5:4入力信号、4:3入力信号、および16:9信号が入力された場合の表示状態を示す図である。
【図10】本発明に係る投射型表示装置において、LCDパネルのアスペクト比が16:9で、使用するスクリーンのアスペクト比が4:3の場合に、5:4入力信号、4:3入力信号、および16:9信号が入力された場合の表示状態を示す図である。
【図11】本発明に係る投射型表示装置において、LCDパネルのアスペクト比が16:9で、使用するスクリーンのアスペクト比が16:9の場合に、5:4入力信号、4:3入力信号、および16:9信号が入力された場合の表示状態を示す図である。
【図12】従来装置において、表示パネルのアスペクト比が4:3で、投射スクリーンもアスペクト比が4:3の場合に、5:4入力信号、4:3入力信号、および16:9信号が入力された場合の表示状態を示す図である。
【図13】従来装置において、表示パネルのアスペクト比が、4:3で、投射スクリーンのアスペクト比が16:9の場合に、5:4入力信号、4:3入力信号、および16:9信号が入力された場合の表示状態を示す図である。
【図14】表示デバイスと異なるアスペクト比のスクリーンを使用する場合の従来装置の課題を説明するための図である。
【符号の説明】
10…表示装置、11…A/D変換器、12…信号処理回路、13…A/D変換器、14…D/A変換器、14…LCD駆動回路、15…LCDパネル、16…クロック発振回路、17…タイミングジェネレータ、18…アスペクト比選択スイッチ、19…記憶装置、20…CPU、21…投射レンズ、30…スクリーン。
Claims (8)
- 画像を表示させたときの表示画面の横と縦の比を表す、所定のアスペクト比を有する表示部に、当該表示部のアスペクト比と異なるアスペクト比を持つことが可能な入力画像信号に応じた画像を表示し、上記表示部に表示した画像を、所定のアスペクト比を有するスクリーンに投射する投射型表示装置であって、
使用すべきスクリーンのアスペクト比を入力する入力手段と、
上記使用すべきスクリーンがとりえる複数の異なるアスペクト比に合わせた画像のサイズと、上記使用すべきスクリーンに投射されたときに、上記複数の異なるアスペクト比の各々に対応した画欠けしない画像の配置と、に関する複数の調整値を予め記憶している記憶手段と、
入力画像信号を受ける度に、当該受けた入力画像信号のアスペクト比を判別し、当該判別した入力画像信号のアスペクト比および上記入力手段から入力された上記使用すべきスクリーンのアスペクト比に応じて、上記複数の調整値の内から上記使用すべきスクリーン上に画欠けなしに画像を投射可能にする一の調整値を上記記憶手段から読み出し、当該読み出した調整値を制御信号として出力する制御手段と、
上記制御手段が出力した上記制御信号で指示された調整値に従って、上記入力画像信号の画素数を上記表示部のアスペクト比に合わせた画素数に変換して上記表示部に表示させる信号処理手段と、
を有する投射型表示装置。 - 上記表示部は、離散的な画素構造を有する
請求項1記載の投射型表示装置。 - 上記制御手段は、入力画像信号の水平同期信号および垂直同期信号に基づいて当該入力画像信号のアスペクト比を判別する
請求項1記載の投射型表示装置。 - 上記制御手段は、入力画像信号の水平同期信号および垂直同期信号に基づいて当該入力画像信号のアスペクト比を判別する
請求項2記載の投射型表示装置。 - 上記複数の調整値は、上記使用すべきスクリーンにおける、水平方向のサイズデータ、垂直方向のサイズデータ、水平方向の位置データ、および垂直方向の位置データを各々含む
請求項1記載の投射型表示装置。 - 上記複数の調整値は、上記使用すべきスクリーンにおける、水平方向のサイズデータ、垂直方向のサイズデータ、水平方向の位置データ、および垂直方向の位置データを各々含む
請求項2記載の投射型表示装置。 - 上記複数の調整値は、上記使用すべきスクリーンにおける、水平方向のサイズデータ、垂直方向のサイズデータ、水平方向の位置データ、および垂直方向の位置データを各々含む
請求項3記載の投射型表示装置。 - 上記複数の調整値は、上記使用すべきスクリーンにおける、水平方向のサイズデータ、垂直方向のサイズデータ、水平方向の位置データ、および垂直方向の位置データを各々含む
請求項4記載の投射型表示装置。
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