JP4547539B2 - Av機器およびその制御方法 - Google Patents

Av機器およびその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4547539B2
JP4547539B2 JP2006059503A JP2006059503A JP4547539B2 JP 4547539 B2 JP4547539 B2 JP 4547539B2 JP 2006059503 A JP2006059503 A JP 2006059503A JP 2006059503 A JP2006059503 A JP 2006059503A JP 4547539 B2 JP4547539 B2 JP 4547539B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
portable device
electric field
field strength
received electric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006059503A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007243309A (ja
Inventor
繁 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP2006059503A priority Critical patent/JP4547539B2/ja
Publication of JP2007243309A publication Critical patent/JP2007243309A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4547539B2 publication Critical patent/JP4547539B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Description

本発明は、AV機器およびその制御方法に関し、特に、本体の前面に配置されたディスプレイが可動し、ディスプレイが開いた状態でポータブル機器を上記本体に挿入して収納し、ディスプレイが閉じた状態でポータブル機器を動作させることができるように成されたAV機器に用いて好適なものである。
従来、本体の前面に配置されたディスプレイを開き、その状態で本体の内部にCD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disk)等のメディアを挿入して収納できるように成された車載用のAV(Audio Visual)機器が存在する。最近では、図7に示すように、Bluetooth等の近距離無線通信規格のアンテナ101を備えたポータブル機器100を本体内に収納できるように成されたAV機器200も提供されている。
ポータブル機器100の中には、Bluetoothアンテナ101の他にマイク102を備え、ハンズフリー装置として利用することができるように成されたものがある。この種のポータブル機器100は、AV機器200の内部に収納された状態で、AV機器200の外部にあるBluetooth内蔵の携帯電話との間でBluetoothアンテナ101を介して音声信号のやり取りをする。そして、携帯電話から受信した音声信号(受話音声)をAV機器200のスピーカから出力するとともに、マイク102から入力した音声信号(送話音声)を携帯電話に送信して、携帯電話から通話の相手側に送る。
また、ポータブル機器100の中には、音楽のダウンロード再生に利用することができるように成されたものもある。この種のポータブル機器100は、AV機器200の内部に格納された状態で、AV機器200の外部にある携帯型オーディオプレーヤとの間でBluetoothアンテナ101を介して音声信号のやり取りをする。そして、携帯型オーディオプレーヤから受信した音声信号をAV機器200のスピーカから出力する。
ここで、AV機器200の内部にポータブル機器100を収納して、当該ポータブル機器100を実際に動作させているときは、AV機器200のディスプレイ201は閉じられている。そして、その動作に関連する種々の情報がディスプレイ201の画面に表示されるようになっている。また、ディスプレイ201にタッチパネルが配置されているときは、動作状態を制御するための操作をタッチパネルへのタッチ操作により行うことができるようになっている。なお、ディスプレイ201の表示を見やすくするために、視野角を変更できるようにした技術も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−197843号公報
しかしながら、ポータブル機器100の動作時には、これを収納したAV機器200のディスプレイ201が閉じられているため、次のような問題を生じる。例えば、ポータブル機器100をハンズフリー通話に用いる場合、ポータブル機器100のBluetoothアンテナ101がAV機器200のディスプレイ201によって遮蔽されていても、AV機器200の本体とディスプレイ201との隙間から回折・流入してくる信号をBluetoothアンテナ101が捕らえて、待ち受け状態時における着信の有無を検出することは可能である。
ところが通話時には、連続した音声ストリームを確保するためにBluetoothアンテナ101で安定的に信号を受信しなければならないにも関わらず、隙間から回折・流入してくる不安定な信号ではそれが困難であり、通話の音切れが発生してしまうという問題があった。また、ポータブル機器100のマイク102がAV機器200のディスプレイ201によって遮蔽されているため、マイク102の入力感度が低下し、話者音声をうまく捕らえることができなくなってしまうという問題もあった。
また、ポータブル機器100を音楽のダウンロード再生に用いる場合にも、連続した音声ストリームを確保するためにBluetoothアンテナ101で安定的に信号を受信しなければならない。しかしながら、AV機器200の本体とディスプレイ201との隙間から回折・流入してくる不安定な信号ではそれが困難であり、再生音声の音切れが発生してしまうという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、AV機器に収納したポータブル機器の動作時に、ポータブル機器のアンテナを介して受信される音声信号に関して充分な受信電界強度を安定的に確保できるようにすることを目的とする。
また、本発明は、AV機器に収納したポータブル機器の動作時に、ポータブル機器のマイクより入力される音声信号に関して充分なマイク感度を安定的に確保できるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、AV機器の本体に収納されたポータブル機器に備えられているアンテナを介して受信される信号の受信電界強度に応じて、本体内のアンテナと本体外との間における無線通信にとって障害となる要素が少なくなるようにAV機器の構成部材を駆動して移動させるようにしている。例えば、AV機器の前面に配置されたディスプレイの開き度合いが大きくなるようにディスプレイを開く。また、本体内でのポータブル機器がディスプレイの開口部に近づくように収納位置を移動させる。
本発明の他の態様では、AV機器の本体に収納されたポータブル機器に備えられているマイクの感度に応じて、本体内のマイクと本体外との間における音声の伝播にとって障害となる要素が少なくなるようにAV機器の構成部材を駆動して移動させるようにしている。例えば、AV機器の前面に配置されたディスプレイの開き度合いが大きくなるようにディスプレイを開く。また、本体内でのポータブル機器がディスプレイの開口部に近づくように収納位置を移動させる。
上記のように構成した本発明によれば、ポータブル機器がAV機器の内部に収納されているために、例えば連続した音声ストリームを確保するために必要な受信電界強度が充分に確保できていない場合には、AV機器の構成部材(例えば、ディスプレイあるいはポータブル機器の移動機構)が移動することによって、受信電界強度が確保できなくなっている阻害要因が回避されることとなる。これにより、AV機器に収納したポータブル機器の動作時に、ポータブル機器のアンテナを介して受信される音声信号に関して充分な受信電界強度を安定的に確保することができ、音切れの発生を防止することが可能となる。
本発明の他の特徴によれば、ポータブル機器がAV機器の内部に収納されているために、例えば良好な音質を確保するために必要なマイク感度が充分に確保できていない場合には、AV機器の構成部材が移動することによって、マイク感度が確保できなくなっている阻害要因が回避されることとなる。これにより、AV機器に収納したポータブル機器の動作時に、マイクより入力される音声信号に関して充分なマイク感度を安定的に確保することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、第1の実施形態によるAV機器10およびこれに収納されるポータブル機器20の構成例を示す図である。図1に示すように、本実施形態のAV機器10は、音声信号セレクタ11、電子ボリューム12、音声増幅器13、スピーカ14、ディスプレイ15、モータドライバ16、モータ17およびマイコン18を備えている。
音声信号セレクタ11は、AV機器10で再生する音声信号のソースを選択するものである。例えば、AV機器10がラジオ受信部およびDVD(Digital Versatile Disk)再生部を有している場合、音声信号セレクタ11は、ラジオ受信部からの音声信号、DVD再生部からの音声信号、ポータブル機器20からの音声信号のうち何れかを選択的に出力する。
電子ボリューム12は、ボリューム12a、トーンコントローラ12bおよびフェードボリューム12cを備え、音声信号セレクタ11から出力された音声信号の音量を調整して出力する。音声増幅器13は、電子ボリューム12から出力された音声信号を増幅して出力する。スピーカ14は、音声増幅器13により増幅された音声信号に基づいて音声を出力する。
ディスプレイ15は、音声信号の再生に関連する種々の情報を表示するものである。また、このディスプレイ15にはタッチパネルが配置されていて、ラジオ受信部やDVD再生部、またはポータブル機器20の動作状態を制御するための操作をタッチパネルへのタッチ操作により行うことができるようになっている。
このディスプレイ15は、AV機器10の本体の前面に配置されている。そして、モータドライバ16がモータ17を駆動することによって、ディスプレイ15が可動するようになっている。図7に示したように、ディスプレイ15が開いた状態でポータブル機器20をAV機器10に挿入して収納し、ディスプレイ15が閉じた状態でポータブル機器20を動作させることができるように成されている。
図2は、ディスプレイ15の可動状態を示す図である。図2では、AV機器10の本体10´およびその前面に配置されたディスプレイ15を側面から見た状態を示している。図2(a)はディスプレイ15が完全に閉じた状態を示し、図2(d)はディスプレイ15が完全に開き切った状態を示している。
例えば、図2(a)の閉じた状態からディスプレイ15を開く場合、まずディスプレイ15の回動スペースを確保するために、図2(b)のようにディスプレイ15が前方に所定量だけ平行移動する。その後、図2(c)のようにディスプレイ15がその下端部を回転軸として回動を始め、最終的には図2(d)のようにディスプレイ15が完全に開く。図2(d)の閉じた状態からディスプレイ15を閉じる場合は、以上と逆の手順で行う。
マイコン18は、上述した音声信号セレクタ11、ディスプレイ15およびモータドライバ16の動作を制御する。すなわち、マイコン18は、ディスプレイ15に配置されたタッチパネルへの操作を通じてユーザによって指示された音声ソースを選択するように、音声信号セレクタ11を制御する。また、マイコン18は、ディスプレイ15に対する各種情報の表示制御も行う。
また、マイコン18は、ポータブル機器20がAV機器10に収納された状態で、ポータブル機器20が備えるマイコン25とシリアル通信インタフェース(I/F)30を介して電気的に接続されるようになっている。AV機器10のマイコン18とポータブル機器20のマイコン25とは、この通信I/F30を介して情報のやり取りをする。
具体的には、マイコン18は、ポータブル機器20に備えられた内蔵アンテナ22を介して受信される信号の受信電界強度に関する情報を、ポータブル機器20から通信I/F30を介して取得する。また、マイコン18は、ポータブル機器20に備えられた内蔵マイク21のマイク感度に関する情報を、ポータブル機器20から通信I/F30を介して取得する。そして、これらの取得した受信電界強度およびマイク感度に応じてモータドライバ16を駆動し、ディスプレイ15の開き度合いを制御する。このように、AV機器10のマイコン18は、本発明の電界強度取得部、マイク感度取得部およびディスプレイ駆動部に相当する。
例えば、ポータブル機器20をハンズフリー通話に利用する場合、マイコン18は、まず、ポータブル機器20のマイコン25との通信を通じて、AV機器10の外部にある携帯電話(図示せず)での着信の有無を判定する。すなわち、携帯電話で着信があると、それがポータブル機器20に通知され、さらにポータブル機器20のマイコン25からAV機器10のマイコン18に通知される。マイコン18は、この通知が有ったかどうかによって、着信の有無を判定する。そして、着信があったと判断した場合に、上述した受信電界強度およびマイク感度に関する情報をポータブル機器20から取得する。
そして、この取得した受信電界強度およびマイク感度に応じてモータドライバ16を駆動し、ディスプレイ15の開き度合いを制御する。具体的には、マイコン18は、取得した受信電界強度が所定レベル以上か否か、マイク感度が所定レベル以上か否かを判定し、受信電界強度とマイク感度の少なくとも一方が所定レベル以上でない場合に、モータドライバ16を駆動して、ディスプレイ15を所定量だけ開くように制御する。この状態で再びポータブル機器20から受信電界強度およびマイク感度に関する情報を取得し、取得した受信電界強度およびマイク感度がまだ所定レベルに達していなければ、モータドライバ16を駆動して、ディスプレイ15を所定量だけ更に開くように制御する。
また、ポータブル機器20を音楽のダウンロード再生に利用する場合、マイコン18は、まず、ポータブル機器20を利用して音楽のダウンロード再生を行うモードに設定されているか否かを判定する。すなわち、マイコン18は、タッチパネルの操作を通じてユーザによりダウンロード再生モードが指定されているか否かを判定する。ダウンロード再生モードが指定されていると判断した場合、マイコン18は、ポータブル機器20から受信電界強度に関する情報を取得し、その受信電界強度に応じてディスプレイ15の開き度合いを制御する。
具体的には、マイコン18は、取得した受信電界強度が所定レベル以上か否かを判定し、受信電界強度が所定レベル以上でない場合に、モータドライバ16を駆動して、ディスプレイ15を所定量だけ開くように制御する。この状態で再びポータブル機器20から受信電界強度に関する情報を取得し、取得した受信電界強度がまだ所定レベルに達していなければ、モータドライバ16を駆動して、ディスプレイ15を所定量だけ更に開くように制御する。
次に、ポータブル機器20の内部構成について説明する。図1に示すように、ポータブル機器20は、内蔵マイク21、内蔵アンテナ22、CODEC(COder-DECoder)23、Bluetoothユニット24およびマイコン25を備えている。CODEC23は、内蔵マイク21より入力されるアナログ音声信号をデジタル音声データに変換してBluetoothユニット24に出力する。また、CODEC23は、Bluetoothユニット24から入力されるデジタル音声データをアナログ音声信号に変換してAV機器10の音声信号セレクタ11に出力する。
例えば、ポータブル機器20をハンズフリー通話に利用する場合、CODEC23は、内蔵マイク21より入力される送話音声のアナログ信号をデジタル音声データに変換してBluetoothユニット24に出力する。また、CODEC23は、Bluetoothユニット24から供給された受話音声のデジタルデータをアナログ音声信号に変換して音声信号セレクタ11に出力する。
また、ポータブル機器20を音楽のダウンロード再生に利用する場合、CODEC23は、Bluetoothユニット24でデコードされた音楽データをアナログ音声信号に変換して音声信号セレクタ11に出力する。
Bluetoothユニット24は、内蔵アンテナ22を介して、図示しない外部機器との間でBluetooth通信を行う。例えば、ポータブル機器20をハンズフリー通話に利用する場合、Bluetoothユニット24は、CODEC23から入力した送話音声のデジタル音声データを内蔵アンテナ22を介して図示しない携帯電話に送信する。また、Bluetoothユニット24は、図示しない携帯電話から内蔵アンテナ22を介して受話音声のデジタル音声データを受信し、CODEC23に出力する。
また、ポータブル機器20を音楽のダウンロード再生に利用する場合、Bluetoothユニット24は、図示しない携帯型オーディオプレーヤ等から内蔵アンテナ22を介して音楽データを受信し、それをデコードしてCODEC23に出力する。
また、Bluetoothユニット24は、内蔵アンテナ22を介して受信される信号の受信電界強度を検出し、その強度レベルを表す情報をマイコン25に出力する。また、Bluetoothユニット24は、CODEC23から入力される送話音声の信号レベルに基づいて内蔵マイク21のマイク感度を検出し、その感度レベルを表す情報をマイコン25に出力する。マイコン25は、Bluetoothユニット24から入力した受信電界強度およびマイク感度に関する情報を、通信I/F30を介してAV機器10のマイコン18に出力する。
次に、上記のように構成したAV機器10の動作を説明する。図3は、第1の実施形態によるAV機器10の動作例を示すフローチャートである。ここでは、ポータブル機器20をハンズフリー通話に利用する場合の動作を示している。まず、マイコン18は、ポータブル機器20のマイコン25から送られてくる情報に基づいて、図示しない携帯電話で着信が有ったか否かを判定する(ステップS1)。着信がなければ、ステップS1の処理を繰り返す。
なお、ポータブル機器20をハンズフリー通話に用いる場合、ポータブル機器20の内蔵アンテナ22がAV機器10のディスプレイ15によって遮蔽されていても、AV機器10の本体とディスプレイ15との隙間から回折・流入してくる信号を内蔵アンテナ22が捕らえて、着信の有無を検出することは可能である。すなわち、携帯電話で着信があると、そのことが携帯電話からAV機器10内のポータブル機器20に無線通信で通知される。さらに、ポータブル機器20からAV機器10のマイコン18に対して、着信のあったことが通知される。
マイコン18は、このようにして着信があったと判断した場合、ポータブル機器20の内蔵アンテナ22を介して受信される信号の受信電界強度に関する情報と、ポータブル機器20の内蔵マイク21のマイク感度に関する情報とをポータブル機器20のマイコン25から取得する(ステップS2)。そして、取得した受信電界強度が、安定的に通信を行うために要求される第1のレベル以上か否かを判定する(ステップS3)。
ここで、受信電界強度が第1のレベル以上であった場合は、上記ステップS2で取得したマイク感度が、良好な状態で音声入力を行うために要求される第2のレベル以上か否かを判定する(ステップS4)。そして、受信電界強度が第1のレベル以上でないか、マイク感度が第2のレベル以上でない場合に、マイコン18はモータドライバ16を駆動して、ディスプレイ15を所定量だけ開くように制御する(ステップS5)。
そして、ステップS2に戻り、ステップS2〜S5のループ処理を、受信電界強度が第1のレベル以上となり、かつ、マイク感度が第2のレベル以上となるまで繰り返し実行する。受信電界強度もマイク感度も両方とも所定のレベル以上になると、マイコン18は通話モードに移行するようにポータブル機器20を制御する(ステップS6)。これにより、ポータブル機器20を介してハンズフリー通話を行うことができるようになる。
このハンズフリー通話が行われている間、マイコン18は、ポータブル機器20のマイコン25から送られてくる情報に基づいて、通話が終了したか否かを判定する(ステップS7)。すなわち、携帯電話で通話を終了すると、それがポータブル機器20に通知され、さらにポータブル機器20のマイコン25からAV機器10のマイコン18に通知される。マイコン18は、この通知が有ったかどうかによって、通話が終了したか否かを判定する。
そして、通話が終了したと判断した場合、マイコン18はモータドライバ16を駆動して、ステップS5でディスプレイ15を開く前の元の位置にディスプレイ15を戻す(ステップS8)。その後、ステップS1に戻る。
以上詳しく説明したように、第1の実施形態では、ポータブル機器20での受信電界強度やマイク感度を取得し、その受信電界強度やマイク感度に応じてディスプレイ15の開き度合いを制御するようにしている。これにより、ディスプレイ15によってポータブル機器20の内蔵アンテナ22や内蔵マイク21が遮蔽されていて受信電界強度やマイク感度が低下している場合には、ディスプレイ15が自動的に開き、充分な受信電界強度やマイク感度が確保されるようになる。
したがって、AV機器10に収納したポータブル機器20の動作時に、ポータブル機器20の内蔵アンテナ22を介して受信される音声信号に関して充分な受信電界強度を安定的に確保することができ、音切れの発生を防止することが可能となる。また、内蔵マイク21より入力される音声信号に関して充分なマイク感度を安定的に確保することができ、入力音声に関して良好な音質を確保することが可能となる。
なお、上記第1の実施形態では、ディスプレイ15を所定量ずつ徐々に開いていき、必要な受信電界強度やマイク感度が確保できた時点で停止するようにしている。これに対して、一度の操作で、図2(d)のようにディスプレイ15を完全に開き切った状態にしてしまうようにしても良い。ただし、図2(d)の状態ではディスプレイ15の表示画面を見ることができず、タッチパネルに対する操作もできないので、上述した実施形態のようにディスプレイ15を徐々に開いていく方式の方が好ましい。
また、上記第1の実施形態では、ポータブル機器20をハンズフリー通話に用いる場合に、受信電界強度とマイク感度との両方を監視する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ポータブル機器20にマイクが内蔵されておらず、マイクがAV機器10の外部に設置されるような場合には、受信電界強度のみを監視すれば良い。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を図面に基づいて説明する。図4は、第2の実施形態によるAV機器10およびこれに収納されるポータブル機器20の構成例を示す図である。なお、図4において、図1に示した符号と同一の符号を付したものは同一の機能を有するものであるので、ここでは重複する説明を省略する。
図4に示すように、ポータブル機器20の構成は、第1の実施形態と同様である。一方、AV機器10に関しては、モータドライバ16およびモータ17の代わりに、ポータブル機器20の移動機構19を備えている。この移動機構19は、マイコン18からの制御に従って、ポータブル機器20のAV機器10内での収納位置を移動させる働きをする。
図5は、ディスプレイ15を正面から見た外観図である。図5に示すように、第2の実施形態では、ディスプレイ15の所定位置(図5の例では、フロントパネルの左上の位置)に開口部51が設けられている。開口部51は、ディスプレイ15の表面から裏面まで貫通する孔である。この開口部51には、AV機器10の内部に塵埃が入らないようにするために、電気的に開閉できるように成されたシャッタが設けられており、普段はこれが閉じている。
マイコン18は、ポータブル機器20のマイコン25より送られてくる受信電界強度やマイク感度に関する情報に応じて、開口部51のシャッタの開閉を制御するとともに、移動機構19を駆動してポータブル機器20の収納位置を制御する。このように、第2の実施形態においてマイコン18は、本発明の機器駆動部およびシャッタ制御部に相当する。
図6は、マイコン18によって制御されるポータブル機器20の収納状態およびおよび開口部51の開閉状態を示す図である。図6では、AV機器10の本体10´およびその前面に配置されたディスプレイ15を側面から見た状態を示している。なお、図6では図示していないが、AV機器10へポータブル機器20を挿入するための挿入口が、図7のように本体10´の上部に設けられている。
図6(a)は、定常状態におけるポータブル機器20の収納状態と開口部51の開閉状態を示している。AV機器10の挿入口から挿入されたポータブル機器20は、移動機構19によってAV機器10の内部を移動し、図6(a)のように本体10´の下部に収納される。このとき、開口部51のシャッタは、AV機器10の内部に塵埃が入らないように閉じられている。
これに対して、AV機器10のマイコン18は、ハンズフリー通話または音楽ダウンロード再生の実行時に、ポータブル機器20のマイコン25から取得した受信電界強度とマイク感度の少なくとも一方が所定レベル以上でない場合に、移動機構19を駆動して、図6(b)に示すようにポータブル機器20を開口部51に近づけるように制御するとともに、開口部51のシャッタを開くように制御する。また、ハンズフリー通話または音楽ダウンロード再生が終了したときは、ポータブル機器20を図6(a)に示す元の位置に戻すように制御するとともに、開口部51のシャッタを閉じるように制御する。
以上詳しく説明したように、第2の実施形態では、ポータブル機器20での受信電界強度やマイク感度を取得し、その受信電界強度やマイク感度が所定レベルに達していないときには、ポータブル機器20の収納位置が開口部51に近づくように制御するとともに、開口部51のシャッタを開くようにしている。これにより、ディスプレイ15によってポータブル機器20の内蔵アンテナ22および内蔵マイク21が遮蔽されていて受信電界強度やマイク感度が低下している場合には、開口部51のシャッタが自動的に開くとともに、その開いた開口部51にポータブル機器20が近づくように収納位置が移動することで、充分な受信電界強度やマイク感度が確保されるようになる。
したがって、AV機器10に収納したポータブル機器20の動作時に、ポータブル機器20の内蔵アンテナ22を介して受信される音声信号に関して充分な受信電界強度を安定的に確保することができ、音切れの発生を防止することが可能となる。また、内蔵マイク21より入力される音声信号に関して充分なマイク感度を安定的に確保することができ、入力音声に関して良好な音質を確保することが可能となる。
なお、上記第2の実施形態では、定常状態でポータブル機器20は図6(a)のようにAV機器10の下部に収納される例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、定常状態においてポータブル機器20が図6(b)のようにAV機器10の上部に収納されるようにしても良い。この場合は、移動機構19は不要となり、マイコン18は、受信電界強度やマイク感度に応じて開口部51のシャッタの開閉のみを制御すれば良い。
また、上記第2の実施形態では、開口部51をディスプレイ15の上部に備える例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ディスプレイ15の下部に開口部51を設けるようにしても良い。この場合、定常状態におけるポータブル機器20の収納位置が図6(a)のようにAV機器10の下部であれば、マイコン18は、受信電界強度やマイク感度に応じて開口部51のシャッタの開閉のみを制御すれば良い。
また、上記第1および第2の実施形態では、無線通信の規格としてBluetoothを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、無線LAN、ZigBee、モバイルWiMAX(World Interoperability for Microwave Access)、WiBro(Wireless Broadband)など他の無線通信規格を適用したものであっても良い。
その他、上記第1および第2の実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明は、本体の前面に配置されたディスプレイが可動し、ディスプレイが開いた状態でポータブル機器を本体内に挿入して収納し、ディスプレイが閉じた状態でポータブル機器を動作させることができるように成されたAV機器に有用である。
第1の実施形態によるAV機器およびこれに収納されるポータブル機器の構成例を示す図である。 ディスプレイの可動状態を示す図である。 第1の実施形態によるAV機器の動作例を示すフローチャートである。 第2の実施形態によるAV機器およびこれに収納されるポータブル機器の構成例を示す図である。 第2の実施形態によるディスプレイを正面から見た外観図である。 ポータブル機器の収納状態およびおよび開口部の開閉状態を示す図である。 Bluetoothアンテナを備えたポータブル機器を収納できるように成されたAV機器の外観構成例を示す図である。
符号の説明
10 AV機器
15 ディスプレイ
16 モータドライバ
17 モータ
18 マイコン
19 移動機構
20 ポータブル機器
21 内蔵マイク
22 内蔵アンテナ
24 Bluetoothユニット
25 マイコン
51 開口部

Claims (8)

  1. 本体の前面に配置されたディスプレイが可動し、上記ディスプレイが開いた状態でポータブル機器を上記本体に挿入して収納し、上記ディスプレイが閉じた状態で上記ポータブル機器を動作させることができるように成されたAV機器であって、
    上記ポータブル機器に備えられたアンテナを介して受信される信号の受信電界強度を取得する電界強度取得部と、
    上記電界強度取得部により取得された受信電界強度に応じて上記ディスプレイを駆動し、上記ディスプレイの開き度合いを制御するディスプレイ駆動部とを備えたことを特徴とするAV機器。
  2. 上記ポータブル機器に備えられたマイクの感度を取得するマイク感度取得部を更に備え、
    上記ディスプレイ駆動部は、上記電界強度取得部により取得された受信電界強度および上記マイク感度により取得されたマイク感度に応じて上記ディスプレイを駆動し、上記ディスプレイの開き度合いを制御することを特徴とする請求項1に記載のAV機器。
  3. 本体の前面に配置されたディスプレイが可動し、上記ディスプレイが開いた状態でポータブル機器を上記本体に挿入して収納し、上記ディスプレイが閉じた状態で上記ポータブル機器を動作させることができるように成されたAV機器であって、
    上記ディスプレイの所定位置に設けられた開口部と、
    上記ポータブル機器に備えられたアンテナを介して受信される信号の受信電界強度を取得する電界強度取得部と、
    上記ポータブル機器の収納位置を移動させる移動機構と、
    上記電界強度取得部により取得された受信電界強度に応じて上記移動機構を駆動し、上記ポータブル機器の収納位置を上記開口部に近づけるように制御する機器駆動部とを備えたことを特徴とするAV機器。
  4. 上記ポータブル機器に備えられたマイクの感度を取得するマイク感度取得部を更に備え、
    上記機器駆動部は、上記電界強度取得部により取得された受信電界強度および上記マイク感度により取得されたマイク感度に応じて上記移動機構を駆動し、上記ポータブル機器の収納位置を上記開口部に近づけるように制御する機器駆動部とを備えたことを特徴とする請求項3に記載のAV機器。
  5. 本体の前面に配置されたディスプレイが可動し、上記ディスプレイが開いた状態でポータブル機器を上記本体に挿入して収納し、上記ディスプレイが閉じた状態で上記ポータブル機器を動作させることができるように成されたAV機器であって、
    上記ディスプレイの所定位置に設けられたシャッタ付きの開口部と、
    上記ポータブル機器に備えられたアンテナを介して受信される信号の受信電界強度を取得する電界強度取得部と、
    上記電界強度取得部により取得された受信電界強度に応じて上記シャッタの開閉を制御するシャッタ制御部とを備えたことを特徴とするAV機器。
  6. 本体の前面に配置されたディスプレイが可動し、上記ディスプレイが開いた状態でポータブル機器を上記本体に挿入して収納し、上記ディスプレイが閉じた状態で上記ポータブル機器を動作させることができるように成されたAV機器において、
    上記AV機器の外部にある携帯電話での着信の有無を判定する第1のステップと、
    上記着信があったと判断した場合に、上記ポータブル機器に備えられたアンテナを介して受信される信号の受信電界強度を取得する第2のステップと、
    上記取得した受信電界強度が所定レベル以上か否かを判定し、上記所定レベル以上でない場合に、ディスプレイ駆動部が上記ディスプレイを所定量だけ開くように制御する第3のステップとを有することを特徴とするAV機器の制御方法。
  7. 上記着信があったと判断した場合に、上記ポータブル機器に備えられたマイクの感度を取得する第4のステップを有し、
    上記第3のステップでは、上記第2のステップで取得した受信電界強度が所定レベル以下であるか、上記第4のステップで取得したマイク感度が所定レベル以下である場合に、上記ディスプレイ駆動部が上記ディスプレイを所定量だけ開くように制御することを特徴とする請求項6に記載のAV機器の制御方法。
  8. 本体の前面に配置されたディスプレイが可動し、上記ディスプレイが開いた状態でポータブル機器を上記本体に挿入して収納し、上記ディスプレイが閉じた状態で上記ポータブル機器を動作させることができるように成されたAV機器において、
    上記ポータブル機器を利用して音声信号のダウンロード再生を行うモードに設定されているか否かを判定する第1のステップと、
    上記ダウンロード再生のモードに設定されていると判断した場合に、上記ポータブル機器に備えられたアンテナを介して受信される信号の受信電界強度を取得する第2のステップと、
    上記取得した受信電界強度が所定レベル以上か否かを判定し、上記所定レベル以下の場合に、ディスプレイ駆動部が上記ディスプレイを所定量だけ開くように制御する第3のステップとを有することを特徴とするAV機器の制御方法。
JP2006059503A 2006-03-06 2006-03-06 Av機器およびその制御方法 Expired - Fee Related JP4547539B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006059503A JP4547539B2 (ja) 2006-03-06 2006-03-06 Av機器およびその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006059503A JP4547539B2 (ja) 2006-03-06 2006-03-06 Av機器およびその制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007243309A JP2007243309A (ja) 2007-09-20
JP4547539B2 true JP4547539B2 (ja) 2010-09-22

Family

ID=38588435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006059503A Expired - Fee Related JP4547539B2 (ja) 2006-03-06 2006-03-06 Av機器およびその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4547539B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001239894A (ja) * 2000-02-28 2001-09-04 Toshiba Corp 乗物用情報処理装置
WO2003067771A1 (fr) * 2002-02-07 2003-08-14 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Appareil de communication radio
JP2004309382A (ja) * 2003-04-09 2004-11-04 Aisin Aw Co Ltd ナビゲーション装置
JP2005244352A (ja) * 2004-02-24 2005-09-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd アンテナ内蔵装置
JP2005284886A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Toshiba Corp 情報表示システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001239894A (ja) * 2000-02-28 2001-09-04 Toshiba Corp 乗物用情報処理装置
WO2003067771A1 (fr) * 2002-02-07 2003-08-14 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Appareil de communication radio
JP2004309382A (ja) * 2003-04-09 2004-11-04 Aisin Aw Co Ltd ナビゲーション装置
JP2005244352A (ja) * 2004-02-24 2005-09-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd アンテナ内蔵装置
JP2005284886A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Toshiba Corp 情報表示システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007243309A (ja) 2007-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1536619B1 (en) System and method for recording audio and video data in a mobile communication terminal
KR101019884B1 (ko) 상호작용이 향상된 매체 전달 시스템
US20070064955A1 (en) Electronic apparatus and method of controlling driving of speaker
JP4459105B2 (ja) 携帯通信機器
JP2005184841A (ja) スイベル式の携帯端末機及びその制御方法
KR100783113B1 (ko) 이동 통신 단말기의 음악 파일 단축 저장 방법
US20060048207A1 (en) Voice-Operated Television with Telephone, Digital Video Recording and Weather Alert Functions
JP4425823B2 (ja) 出力制御装置、映像音声再生装置、出力制御方法、プログラム、および、プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
KR20060106299A (ko) 이어폰 장착 여부의 감지를 통한 자동 멈춤 및 전원 오프기능을 제공하는 오디오 장치 및 그 방법
JP4547539B2 (ja) Av機器およびその制御方法
KR100835793B1 (ko) 차량용 오디오시스템에서 블루투스를 이용한 엠피3 재생장치 및 방법
US20030171834A1 (en) Method and apparatus for connecting a portable media player wirelessly to an automobile entertainment system
JP3904086B2 (ja) 携帯通信端末
JP2012009087A (ja) 情報処理装置
JP2004254315A (ja) 携帯用電子機器の映像再生装置及び映像再生方法
JP4073883B2 (ja) 携帯情報端末、出力制御プログラムおよび出力制御方法
JP4698349B2 (ja) 携帯情報端末および音声出力制御プログラム
JP2007336327A (ja) 車載データ再生システム、及び、車載データ再生システムの制御方法
JP5262526B2 (ja) 映像音声再生システム、av増幅装置およびプログラム
JP2006054799A (ja) 電子機器、音声処理方法及びプログラム
JP2007155796A (ja) 携帯式表示装置及び映像表示方法
KR100652555B1 (ko) 휴대용 음향 출력 장치
JP2010272159A (ja) ディスク再生装置
JP4055674B2 (ja) 携帯型電子機器
KR20030026129A (ko) 무선디지털 헤드셋

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080417

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100604

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100615

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100616

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130716

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130716

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140716

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees