JP4546229B2 - 筐体フレームに対する回路基板の接地導体パターンの接続構造 - Google Patents

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本発明は、筐体フレームに対する回路基板の接地導体パターンの接続構造に関する技術である。
波形記録計などの計測機器にあっては、筐体内に各種の電子回路が形成されている回路基板が配設されており、該回路基板は、動作の安定性の向上やノイズの発生を抑えるために、予め用意されているグラウンドパターンを筐体側のシャーシなどに接触させるグラウンド対策が従来より採られてきている。
具体的には、回路基板の接地導体パターンを筐体フレーム側に止めネジを介して取り付けて接触させるのが一般的であり、例えば図3に示すように回路基板1のスルーホール2と筐体フレーム3との間の接続関係が十分に確保できるように、回路基板1を4カ所のスルーホール2を介して筐体フレーム3側に止めネジ4で止着することにより行われている。
しかし、ネジ止め箇所の数を増やす場合には、作業工数が増えることになり、組立てのための作業性がそれだけ損なわれてしまうという問題がある。
このため、ネジ止め箇所を従来より減らすなかで、回路基板が備える接地導体パターンと筐体フレームとの好ましい接続状態を確保することができるようにしたフレームグランド強化装置も既に提案されている(特許文献1参照)。
特開平5−136578号公報
しかし、特許文献1に開示されているフレームグランド強化装置による場合には、ネジ止め箇所を従来より減らしながらも、回路基板と筐体フレームとの間の電気的な結合状態を強化することはできるものの、別途に筐体フレーム側に導電性のバネ材を配設しておかなければならず、コスト削減の見地からは必ずしも有効な手法とはいえない不都合があった。
本発明は、特許文献1などの従来技術にみられた上記課題に鑑み、より簡単な構造のもとでネジ止め箇所を減らしつつも、回路基板が備える接地導体パターンと筐体フレームとの好ましい接続状態を確保することができる筐体フレームに対する回路基板の接地導体パターンの接続構造を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成すべくなされたものであり、方形四隅に接地導体パターンと導通し、かつ、止めネジの挿通を自在に配設されたスルーホールを備える回路基板と、該回路基板の前記接地導体パターンとの間で導通関係をとって配置される筐体フレームと、該筐体フレームを支持する筐体本体とで構成され、前記筐体フレームは、前記スルーホールのうち、一方の対角線上に位置して対向する2個の前記スルーホールと対面する各位置には通孔を、他方の対角線上に位置して対向する2個の前記スルーホールと対面する各位置には個別に嵌合する嵌入突起をそれぞれ備え、前記筐体本体は、前記通孔との対面位置に前記止めネジが各別に螺着される螺孔を備え、一方の対角線上の2個の前記スルーホールからは、前記止めネジを各別に導入して前記通孔を挿通させて前記螺孔に螺着し、他方の対角線上の2個の前記スルーホールには、前記嵌入突起を各別に嵌合接触させることで、回路基板の前記接地導体パターンを前記筐体フレームに接続させて前記回路基板と前記筐体フレームと筐体本体とを一体化させたことを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、回路基板は、筐体フレームを介在させた筐体本体に対し一方の対角線上に位置して対向する2個のスルーホールから導入される止めネジを螺着させて固定するとともに、他方の対角線上に位置して対向する2個のスルーホールに嵌入突起を嵌合させるという簡単な構造により、計4カ所の接地導体パターンを筐体フレーム側に確実に接続させることができるので、ネジ止め箇所を減らすなかで相互の好ましい接続状態を確保することができる。
図1は、本発明の一例についての要部を示す平面図であり、図2は、図1におけるA−A線矢視方向での拡大断面図である。
これらの図によれば、本発明は、接地導体パターン13と導通し、かつ、止めネジ15の挿通を自在に配設された4個のスルーホール12を備える回路基板11と、該回路基板11の接地導体パターン13との間で導通関係をとって配置される筐体フレーム21と、該筐体フレーム21を支持してこれを位置固定する筐体本体31とで構成されている。
このうち、適宜サイズの回路基板11は、方形の平面形状を呈してその四隅にスルーホール12を備えているほか、適宜の電子部品(図示せず)を実装して形成されている。
一方、筐体フレーム21は、回路基板11が備える計4個のスルーホール12のうち、一方の対角線上に位置して対向している2個のスルーホール12と対面する位置に通孔22を各別に備えている。
しかも、筐体フレーム21は、回路基板11が備える計4個のスルーホール12のうち、他方の対角線上に位置して対向している2個のスルーホール12と対面する位置に、プレス加工などで形成されて該スルーホール12と各別に嵌合する嵌入突起23を備えている。
さらに、筐体フレーム21を位置固定して支持する筐体本体31は、筐体フレーム21が備える通孔22と対面する位置関係にある部位に螺孔32が形成されている。
このため、回路基板11は、止めネジ15をスルーホール12から導入して筐体フレーム21の通孔22を挿通させ、筐体本体31の螺孔32にて螺着することで、筐体本体31を介して筐体フレーム21側に確実に位置固定させることができることになる。
次に、上記構成からなる本発明の作用・効果を図示例に基づいて説明すれば、まず、筐体フレーム21に対し回路基板11を位置合わせして対面配置する。
すなわち、回路基板11にあって一方の対角線上にて対向している2個のスルーホール12は、筐体フレーム21の対応部位に設けられている各通孔22と各別に対面させ、他方の対角線上にて対向している2個のスルーホール12は、筐体フレーム21の対応部位に設けられている各嵌入突起23と各別に対面させることで、その位置合わせを終える。
このようにして筐体フレーム21に対する回路基板11側の位置合わせを終えた後は、回路基板11にあって一方の対角線上にて対向している2個のスルーホール12に止めネジ15を各別に導入するとともに、その際に他方の対角線上にて対向している2個のスルーホール12には筐体フレーム21の嵌入突起23を各別に嵌合接触させることができる。
しかる後、回路基板11は、各止めネジ15を緊締螺着することで、筐体フレーム21を介在させた状態のもとで筐体本体31側にしっかりと位置固定されることになる。しかも、このとき、回路基板11の各接地導体パターン13は、2個の止めネジ15と2個の嵌入突起23とを介して計4カ所にて筐体フレーム21側に密に接触させることができるので、ネジ止め箇所を減らして部品点数や工数を少なくするなかで相互の好ましい接続状態を確保することができる。
したがって、ネジ止め箇所を従来よりも減らした簡単な構造のもとで、回路基板11が備える接地導体パターン13と筐体フレーム21との間の電気的な結合状態を強化することにより、回路基板11における動作の安定性の向上やノイズの発生の抑制を実現することができる。
本発明の一例についての要部を示す平面図。 図1におけるA−A線矢視方向での拡大断面図。 筐体フレームへの回路基板の取付け状態の従来例を示す要部説明図。
11 回路基板
12 スルーホール
13 接地導体パターン
15 止めネジ
21 筐体フレーム
22 通孔
23 嵌入突起
31 筐体本体
32 螺孔

Claims (1)

  1. 方形四隅に接地導体パターンと導通し、かつ、止めネジの挿通を自在に配設されたスルーホールを備える回路基板と、該回路基板の前記接地導体パターンとの間で導通関係をとって配置される筐体フレームと、該筐体フレームを支持する筐体本体とで構成され、
    前記筐体フレームは、前記スルーホールのうち、一方の対角線上に位置して対向する2個の前記スルーホールと対面する各位置には通孔を、他方の対角線上に位置して対向する2個の前記スルーホールと対面する各位置には個別に嵌合する嵌入突起をそれぞれ備え、
    前記筐体本体は、前記通孔との対面位置に前記止めネジが各別に螺着される螺孔を備え、
    一方の対角線上の2個の前記スルーホールからは、前記止めネジを各別に導入して前記通孔を挿通させて前記螺孔に螺着し、他方の対角線上の2個の前記スルーホールには、前記嵌入突起を各別に嵌合接触させることで、
    回路基板の前記接地導体パターンを前記筐体フレームに接続させて前記回路基板と前記筐体フレームと筐体本体とを一体化させたことを特徴とする筐体フレームに対する回路基板の接地導体パターンの接続構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6312887U (ja) * 1986-07-10 1988-01-27
JPH04139796A (ja) * 1990-10-01 1992-05-13 Hitachi Ltd プリント基板の固定方法
JP2005109338A (ja) * 2003-10-01 2005-04-21 Murata Mach Ltd 基板取付構造

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