JP4545306B2 - フィルムコンデンサ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、プリント基板に実装するフィルムコンデンサに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、市場機器の低価格化、小型化商品要求が強まる中、機械化により作業性の高いプリント基板への実装可能な電子部品の需要、小型化に対する要望が高まっている。また、高密度、大電流機器に対応した高性能なコンデンサ需要、高温環境下での新規用途も増え、対応が望まれていた。
【0003】
以下、図7および図8を参照しながら従来のコンデンサについて説明する。従来、プリント基板実装用コンデンサは、金属化フィルムを巻回したコンデンサ素子100、タブ端子101、電気接続用金属層102、素子と導通接続された電線103、ケース104、充填絶縁材105、端子固定用絶縁材106などから構成されている。端子101と金属層102と電線103は溶接にて電気接続されている。端子固定用絶縁材106の端子スライド挿入部107には端子101がスライドして嵌め込まれ、充填樹脂材105を充填されている。端子101と電線103および電線103と電気接続用金属層102は、それぞれ接続部112にて溶接接続されている。端子101はプリント基板108の穴109に挿入され、銅箔で形成されたランド部ではんだ付けされ、フィレット110を形成し、電気的な接続部としていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来のコンデンサ構成の端子形状はタブ端子形状であり、組立時の電気接続部112は1台のコンデンサ当たり、端子101と電線103および電線103と電気接続用金属層102にて4カ所あり、それぞれ溶接などの電気接続が必要であった。しかし、接続箇所が多くなり、接続工数がかかるため、コストが高価となり、問題であった。
【0005】
また、コンデンサの形状が大きくなり、プリント基板実装部品の高さ制限もあり、プリント基板実装可能な容量値に制限があり、機器の小型化、大容量化ができない等の問題となっていた。
【0006】
また、高密度、大電流機器化に進み、コンデンサに大電流が流れる機器も増えてきている。ここで、電流はプリント基板108のフィレット110を通し流れるが、電流値が大きくなるにつれフィレット110の耐電流密度が高くなり、寒冷地等で使用された場合の熱衝撃性等が発生するという問題があった。
【0007】
したがって、この発明の目的は、上記課題を解決するもので、接続箇所が少なく安価な構成で、より小型化を図ることができ、耐電流性能を向上できるプリント基板実装可能なフィルムコンデンサを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためにこの発明の請求項1記載のフィルムコンデンサは、金属化フィルムを巻回したコンデンサ素子をケース内に備え、前記コンデンサ素子と接続された一対のリード線をそれぞれ単線とし、前記リード線を前記コンデンサ素子の片方の端面側に前記コンデンサ素子の巻軸方向に突出させ、前記ケースに取付けられた絶縁材にて前記リード線を位置決めした状態で支持したフィルムコンデンサであって、前記絶縁材は、対向する位置にくぼみ部が設けられた二つの絶縁材からなり、このくぼみ部にて前記リード線を挟み込んだことを特徴とする。
【0009】
このように、コンデンサ素子と接続された一対のリード線をそれぞれ単線とし、リード線をコンデンサ素子の片方の端面側にコンデンサ素子の巻軸方向に突出させ、ケースに取付けられた絶縁材にてリード線を位置決めした状態で支持したので、接続箇所が少なくなり安価に製造できる。また、リード線間の寸法精度が高く、単線リード線形状の安価なプリント基板に実装可能なコンデンサとすることができる。
【0010】
また、前記絶縁材は、対向する位置にくぼみ部が設けられた二つの絶縁材からなり、このくぼみ部にて前記リード線を挟み込んだことを特徴とする。このように、二つの絶縁材の対向する位置にくぼみ部を設け、このくぼみ部にてリード線を挟み込んだので、リード線の取付作業性が向上し、単線のリード線構成にてリード線間のピッチ精度を高くすることができる。
請求項記載のフィルムコンデンサは、請求項において、二つの絶縁材が、両端がケースの内周面の上端から巻軸方向に沿って設けられた溝状の嵌合部に嵌合するとともに、嵌合部の内面に、二つの絶縁材の両端部の上面が当接するように設けられた抜け防止用突起によって固定されている。
【0011】
請求項記載のフィルムコンデンサは、請求項1または2において、少なくともリード線突出方向と反対側から引き出された一方のリード線をコンデンサ素子に設けられた巻芯部に通してなる。このように、少なくともリード線突出方向と反対側から引き出された一方のリード線をコンデンサ素子に設けられた巻芯部に通してなるので、コンデンサ形状を小さくすることができる。
【0012】
請求項記載のフィルムコンデンサは、請求項1,2または3において、一対のリード線の絶縁材より突出した部分を折り曲げ、この折り曲げ部をはんだ付け用端子とした。このように、一対のリード線の絶縁材より突出した部分を折り曲げ、この折り曲げ部をはんだ付け用端子としたので、単線のリード線の折り曲げ部をはんだ付けすることで、リード線とプリント基板のはんだ付け接続部の電流密度を低くすることができ、接続部の損失、発熱が抑えられ耐電流強度を向上することができ、信頼性の高いコンデンサ、大電流機器が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】
この発明の第1の実施の形態を図1および図2に基づいて説明する。図1はこの発明の第1の実施の形態のフィルムコンデンサの断面図、図2はその平面図である。
【0014】
図1および図2において、1はケース底側のリード線、2はプリント基板側の他のリード線、3はコンデンサ素子、4はケース、5は充填樹脂、6はリード線1と接続された電気接続用金属層、7はリード線2と接続された電気接続用金属層、8,9は嵌合する二つの絶縁材、10,11はリード線1,2と電気接続用金属層6,7の接続部、12,13は二つの絶縁材8,9に設けられたリード線を支持するくぼみ部、14,15は二つの絶縁材8,9とケース4の嵌合部、16はケース4に設けた抜け防止用突起である。
【0015】
コンデンサ素子3は、金属化フィルムを巻回したものでケース4内に装備される。一対のリード線1,2はそれぞれ単線とし、接続部10,11にてコンデンサ素子3の電気接続用金属層6,7と抵抗接続される。また、リード線1,2をコンデンサ素子3の片方の端面側にコンデンサ素子3の巻軸方向に突出させ、絶縁材8,9にてリード線1,2を位置決めした状態で支持した。この場合、二つの絶縁材8,9は、上記のように、リード線1,2を支持できるように対向する位置にくぼみ部12,13を有し、両端がケース4の嵌合部14,15に嵌合して取付けられる。嵌合部14,15はケース4の内周面の上端から軸方向に沿って設けた溝であり、その内面に抜け防止用突起16が突設してある。絶縁材8,9は抜け防止用突起16の周辺が弾性変形することで嵌合部14,15に嵌合され、変形した部分が元に復帰することで絶縁材8,9が抜け止めされる。また、リード線1,2は二つの絶縁材8,9のくぼみ部12,13にくるように配置し、くぼみ部12,13の形状を三角形状の溝とし、リード線1,2を挟み込んでいる。
【0016】
この形態においては、リード線1,2として線径φ1.0mmのめっき軟銅線とし、ケース4はPBT樹脂、充填樹脂5はエポキシとしている。嵌合する二つの絶縁材8,9はPBT樹脂にて形成し、高さhを7mmとしている。
【0017】
上記構成のフィルムコンデンサの作用について説明すると、リード線1,2は二つの絶縁材8,9のくぼみ部12,13にて挟まれるため、リード線ピッチ寸法が定まり、規制される。さらに、嵌合された二つの絶縁材8,9はリード線1,2を固定したまま、ケース4の嵌合部14,15に嵌合され、一旦嵌合されると、ケース4に設けた抜け防止用突起16にあたり、抜けることなく固定される。また、従来品と比較すると、溶接接続箇所が半分となる。
【0018】
このように、本実施の形態のコンデンサによれば、リード線間寸法の精度が高く、プリント基板に実装可能で、安価なコンデンサとすることができるものである。
【0019】
また、単線のリード線のピッチ寸法の規制方法として、絶縁材にあいた円形の穴に挿入する手段が考えられるが、穴径とのクリアランスを小さくしすぎると作業性がわるくなり、大きくしすぎるとピッチ寸法精度がでなくなる等の問題が発生していた。その他、単線のリード線構成にてリード線間のピッチ精度を高くすることは容易でなく、板状端子形状品の絶縁材の所定の位置にスライド挿入方式が一般的だった。しかし、上記の構成によりリード線間のピッチ寸法精度が高く、単線のリード線構成を実現できる。
【0020】
なお、リード線の単線形状として丸線以外の長方形、楕円、四角形などいずれの形の単線としてもよいが、丸線がコスト的にすぐれている。
【0021】
この発明の第2の実施の形態を図3および図4に基づいて説明する。図3はこの発明の第2の実施の形態のフィルムコンデンサの断面図、図4はその平面図である。なお、第1の実施の形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
【0022】
図3および図4において、17はコンデンサ素子の巻芯、18はケース底側の巻芯を通ったリード線、19はプリント基板側の他のリード線、20,21は巻芯内部でリード線を嵌合支持する二つの絶縁材、22,23は二つの絶縁材20,21に設けられたリード線を支持するくぼみ部である。
【0023】
ここで、少なくともリード線突出方向と反対側から引き出された一方のリード線18はコンデンサ素子の巻芯17を通って電気接続用金属層6に接続部10にて抵抗溶接されている。リード線18,19は二つの絶縁材20,21のくぼみ部22,23にくるように配置し、二つの絶縁材20,21はリード線18,19を支持し、ケース4の嵌合部14,15に挿入される。嵌合部14,15は、ケース4の内周面の所定位置に設けた凹部であるが、第1の実施の形態と同様に溝にしてもよい。また、他方のリード線19は一旦コンデンサ素子3の巻芯17内部へ変形され、引き込まれた後、再び一方のリード線18と同一方向に配置されている。ここで、リード線18は電気接続用金属層7と二つの絶縁材20,21にて絶縁されている。
【0024】
この形態においては、リード線18,19として線径φ1.0mmのめっき軟銅線とし、嵌合する二つの絶縁材20,21はナイロン樹脂にて形成し、高さを巻芯内挿入部aを5mm、巻芯外部bを3mmとしている。
【0025】
上記構成のフィルムコンデンサの作用について説明すると、リード線18は巻芯17内部を通り、リード線18,19は二つの絶縁材20,21のくぼみ部22,23にて挟まれるため、リード線ピッチ寸法が定まり、規制される。また、コンデンサ素子3の外側にリード線を配した実施の形態1と比較し、同一ケース4に対してより大きな外径のコンデンサ素子を組み込むことができる。さらに、二つの絶縁材20,21のリード線18,19を支持するくぼみ部22,23が巻芯17内に位置するため、実施の形態1と比較し、形状を小さくできている。
【0026】
このように、本実施の形態によれば、リード線18,19を巻芯17内部を通すことにより大きな径のコンデンサ素子3をケース4へ挿入可能となり、小型化が図れる。さらに、リード線18,19の固定位置をコンデンサ素子3の巻芯部17に設けたことにより、コンデンサ形状をさらに小さくすることができるものである。
【0027】
また、ケース底側の巻芯17を通ったリード線18にコンデンサ素子3の巻芯17内で温度ヒューズ、電流ヒューズを接続、配置することにより、異常電圧等の進入時に瞬時に遮断でき、ヒューズをコンデンサ内部に配するため、コンパクトに集合でき、安全となる。また、ヒューズに付随の単線を直接利用することも可能である。なお、リード線18のみを巻芯17内部に通す構成にしてもよい。
【0028】
この発明の第3の実施の形態を図5および図6に基づいて説明する。図5はこの発明の第3の実施の形態のフィルムコンデンサの断面図、図6はその要部拡大図である。なお、第1の実施の形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
【0029】
図5および図6において、24,25はリード線で、26は前記リード線の変形部、27はプリント基板、28はプリント基板の穴、29はフィレットである。
【0030】
ここで、リード線24,25は電気接続用金属層6,7に接続部10,11にて抵抗溶接されている。また、一対のリード線24,25の絶縁材8,9より突出した部分を折り曲げ、この折り曲げ部(変形部)26をはんだ付け用端子とした。この場合、リード線が180度曲げられており、その先端は充填樹脂5に埋め込まれている。取付状態では変形部26がプリント基板27の穴28に挿入されている。
【0031】
この形態においては、リード線24,25として線径φ0.8mmのめっき軟銅線とし、変形部26はR1.5mm、180度の曲げとしている。
【0032】
上記構成のフィルムコンデンサの作用について説明すると、はんだ付け用端子の片方につき、リード線2本がプリント基板27の穴28に挿入された形となり、はんだとの電気的接触面積が2倍となり、フィレット29を通過する電流密度が耐電流強度、熱衝撃性が向上する。
【0033】
このように、本実施の形態によれば、折り曲げた単線のリード線24,25の折り曲げ部26をプリント基板の穴28に挿入しているので、はんだ付けの電気接触面積を2倍とすることで、従来品と比較して、フィレットを通過する電流密度を低減し、発熱を抑え、より高い信頼性を有する電子部品が得られるものである。また、ここで、折り曲げたリード線24,25の先端をコンデンサ素子3と電気接続することにより、導通個所を複数とすることで、従来品と比較して、溶接などの接続部の抵抗を低減し、発熱を抑え、さらに高い信頼性を有する電子部品が得られる。なお、この実施の形態を第2の実施の形態に適用してもよい。
【0034】
【発明の効果】
この発明の請求項1記載のフィルムコンデンサによれば、コンデンサ素子と接続された一対のリード線をそれぞれ単線とし、リード線をコンデンサ素子の片方の端面側にコンデンサ素子の巻軸方向に突出させ、ケースに取付けられた絶縁材にてリード線を位置決めした状態で支持したので、接続箇所が少なくなり安価に製造できる。また、リード線間の寸法精度が高く、単線リード線形状の安価なプリント基板に実装可能なコンデンサを供給できる。
【0035】
また、二つの絶縁材の対向する位置にくぼみ部を設け、このくぼみ部にてリード線を挟み込んだので、リード線の取付作業性が向上し、単線のリード線構成にてリード線間のピッチ精度を高くすることができる。
【0036】
請求項では、少なくともリード線突出方向と反対側から引き出された一方のリード線をコンデンサ素子に設けられた巻芯部に通してなるので、コンデンサ形状を小さくすることができ、小型のプリント基板実装可能なコンデンサを供給できる。
【0037】
請求項では、一対のリード線の絶縁材より突出した部分を折り曲げ、この折り曲げ部をはんだ付け用端子としたので、単線のリード線の折り曲げ部をはんだ付けすることで、リード線とプリント基板のはんだ付け接続部の電流密度を低くすることができ、接続部の損失、発熱が抑えられ耐電流強度を向上することができ、高耐熱、大電流環境に順応した、信頼性の高いプリント基板実装用コンデンサを供給できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態のフィルムコンデンサの断面図である。
【図2】図1のリード線引き出し側から見た平面図である。
【図3】この発明の第2の実施の形態のフィルムコンデンサの断面図である。
【図4】図3のリード線引き出し側から見た平面図である。
【図5】この発明の第3の実施の形態のフィルムコンデンサの断面図である。
【図6】図5の要部拡大図である。
【図7】(a)は従来例のフィルムコンデンサの一部破断側面図、(b)はその線引き出し側から見た平面図である。
【図8】従来例のリード線の接続状態の拡大図である。
【符号の説明】
1 ケース底側のリード線
2 プリント基板側の他のリード線
3 コンデンサ素子
4 ケース
5 充填樹脂
6 電気接続用の金属層
7 電気接続用の金属層
8 絶縁材
9 絶縁材
10 接続部
11 接続部
12 絶縁材のくぼみ部
13 絶縁材のくぼみ部
14 ケース嵌合部
15 ケース嵌合部
16 抜け防止用突起
17 コンデンサの巻芯
18 リード線
19 リード線
20 絶縁材
21 絶縁材
22 絶縁材のくぼみ部
23 絶縁材のくぼみ部
24 リード線
25 リード線
26 リード線の変形部
27 プリント基板
28 プリント基板の穴
29 フィレット
100 従来例のコンデンサ素子
101 従来例の端子
102 従来例の電気接続用金属層
103 従来例の電線
104 従来例のケース
105 従来例の充填樹脂
106 従来例の端子固定用絶縁材
107 従来例の端子スライド挿入部
108 従来例のプリント基板
119 従来例のプリント基板の穴
110 従来例のフィレット

Claims (4)

  1. 金属化フィルムを巻回したコンデンサ素子をケース内に備え、前記コンデンサ素子と接続された一対のリード線をそれぞれ単線とし、前記リード線を前記コンデンサ素子の片方の端面側に前記コンデンサ素子の巻軸方向に突出させ、前記ケースに取付けられた絶縁材にて前記リード線を位置決めした状態で支持したフィルムコンデンサであって、前記絶縁材は、対向する位置にくぼみ部が設けられた二つの絶縁材からなり、このくぼみ部にて前記リード線を挟み込んだことを特徴とするフィルムコンデンサ。
  2. 前記二つの絶縁材は、両端が前記ケースの内周面の上端から巻軸方向に沿って設けられた溝状の嵌合部に嵌合するとともに、前記嵌合部の内面に、前記二つの絶縁材の両端部の上面が当接するように設けられた抜け防止用突起によって固定されている請求項に記載のフィルムコンデンサ。
  3. 少なくともリード線突出方向と反対側から引き出された一方のリード線をコンデンサ素子に設けられた巻芯部に通してなる請求項1または2に記載のフィルムコンデンサ。
  4. 一対のリード線の絶縁材より突出した部分を折り曲げ、この折り曲げ部をはんだ付け用端子とした請求項1,2または3に記載のフィルムコンデンサ。
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