JP4544062B2 - ワンウェイクラッチの潤滑構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動変速機内に配置されたワンウェイクラッチの潤滑構造に関する。
従来、自動変速機内にワンウェイクラッチを備えたものがある。
このワンウェイクラッチは、インナーレースと、アウターレースと、インナーレースとアウターレースとの間に配置されたローラとより構成され、インナーレースおよびアウターレース間の一方向のみの相対回転を許すものである。
またこのワンウェイクラッチのアウターレースおよびインナーレースは、それぞれ自動変速機内の異なる回転要素、または回転要素と変速機ケースに結合されて、それぞれの要素の回転方向を制御している。
ワンウェイクラッチのアウターレースとインナーレースとが相対回転を行い、相対回転するインナーレースに誘導されてローラがアウターレース内周面に形成されたカム山方向に付勢されると、アウターレースのカム山とインナーレースとの間にローラが楔状態に挟み込まれて、インナーレースとアウターレースとの相対回転が停止(以下、ロックとも呼ぶ)する。
一方、インナーレースとアウターレースとがロックする方向と逆方向の回転が入力されると、アウターレースのカム山とインナーレース間でのローラの挟み込みが解除されて、インナーレースとアウターレースの相対回転が可能となる。
このようなワンウェイクラッチの構造が、特許文献1に記載されている。
また、ワンウェイクラッチは、ローラの焼き付き防止のため、ローラに潤滑油を供給する必要がある。
潤滑油をインナーレースからローラへ供給する場合、インナーレースの内周側は他の回転要素が結合されているため、インナーレースの内周側からローラ軌跡上に径方向の潤滑油路を形成することができない。
したがって特許文献1においては、図7の(a)、(b)に示すように、回転要素と結合させるためにインナーレース100の内周面に形成されたスプラインの歯101を避けて、インナーレースの側面からインナーレース外周面のローラ102の軌跡上に向けて、潤滑油路104を形成している。
この潤滑油路104は、特に図7の(a)に示すように、インナーレース100の回転軸100aに直交する垂線100bに対して、潤滑油路104の延在方向104aが所定の角度γ’を有し、さらに、特に図7の(b)に示すようにインナーレース100の外周側から見てローラ102の自転軸102aと、潤滑油路104の延在方向104aとが同一となるように構成されている。
また潤滑油路104を形成したことにより、潤滑油路104からインナーレース100の外周面の間が他の部分よりも肉厚が薄い薄肉部105となる。
特開平02−278061号公報
しかしながら、このようなワンウェイクラッチのローラ潤滑構造においては、図7の(b)に示すようにインナーレース100の外周面における潤滑油路104の開口部上にローラ102が重なった状態で、アウターレース(不図示)とインナーレース100とがロックすることがある。
この場合には、インナーレース100を外周方向から見た場合に、ローラ102の自転軸102aと潤滑油路104の延在方向104aとが同一方向であるため、ローラ102の広い部分を薄肉部105によって支持することとなる。
したがって、アウターレースとインナーレースのロック時に、ローラ102がインナーレース100に押し付けられることにより薄肉部105が変形してしまい、ワンウェイクラッチの耐久性が低下するといった問題があった。
そこで本発明はこのような問題点に鑑み、耐久性が低下することなくローラの潤滑を行うことができるワンウェイクラッチの潤滑構造を提供することを目的とする。
本発明は、インナーレースと、アウターレースと、インナーレースとアウターレースとの間に配置されたローラと、インナーレースに形成されて、一端がローラの転がり面に開口し、他端が側面に開口して、該他端の開口からの油を一端側へ供給する潤滑油路とを備えたワンウェイクラッチの潤滑構造において、潤滑油路は、インナーレースの回転軸に直交する垂線に対して傾斜して形成され、かつ、インナーレースの外周側から見てローラの自転軸に対して傾斜して形成されているものとした。
本発明によれば、ローラへ油を供給する潤滑油路を、インナーレースの回転軸に直交する垂線に対して傾斜させ、かつ、インナーレースの外周側から見てローラの自転軸に対して傾斜させることにより、インナーレースの外周側から見てローラの自転軸と平行に潤滑油路を設けた場合と比較して、ローラが潤滑油路上で停止したときに、ローラの直下に形成される潤滑油路とローラ転がり面との間にできる薄肉部を少なくすることができる。よってインナーレースとアウターレースのロック時に、薄肉部にローラの応力が集中しにくくなり、薄肉部の変形を防ぎ、ワンウェイクラッチの耐久性の悪化を防止することができる。
次に本発明の実施の形態を実施例により説明する。
図1は、本実施例が適用された自動変速機のワンウェイクラッチ周りを示す図である。
自動変速機1は、内部に、クラッチおよびブレーキなどの締結要素や、複数の遊星歯車機構を備え、締結要素の締結状態の組み合わせによって、エンジンから入力された駆動力の回転数変換を行うものである。
エンジンからの駆動力が入力される入力軸8の周りに、遊星歯車機構3が配置される。
遊星歯車機構3は、入力軸8の周りに配置された回転軸9に結合された第1サンギア4aと、遊星歯車機構3の図1中の左側に配置されたドラム12に結合された第2サンギア4b(以下、第1サンギア4aと第2サンギア4bとをあわせてサンギア4と呼ぶ)と、サンギア4に噛み合うピニオンギア5と、ピニオンギア5の回転軸を支持するキャリア6と、サンギア4およびピニオンギア5の外周側に配置されて内周側に備えられた歯がピニオンギア5と噛み合うリングギア7とより構成される。
遊星歯車機構3の外周側には、ワンウェイクラッチ10が配置される。
ワンウェイクラッチ10は主に、変速機ケース2の内周面に形成されたケーススプライン13にスプライン結合するアウターレース30と、アウターレース30の内側に配置されたインナーレース20と、アウターレース30とインナーレース20の間に配置されたローラ40とより構成される。
インナーレース20は、内周面にギアの歯23が形成された円筒形状のローラ支持部21と、外周面に支持部スプライン24が形成された円筒形状の摩擦板支持部22とより構成される。
ローラ支持部21は、その外周面においてローラ40を支持している。
また摩擦板支持部22は、ローラ支持部21よりも大径に形成されている。
ローラ支持部21の歯23に、遊星歯車機構3のキャリア6の外周面に形成された歯が噛み合わされて一体となっている。
摩擦板支持部22の支持部スプライン24には、内周側にスプラインに噛み合う歯が形成された摩擦板50が噛み合っている。
また変速機ケース2のケーススプライン13には、外周側にスプラインに噛み合う歯が形成された摩擦板51が噛み合っている。
摩擦板50と摩擦板51は、それぞれ交互に重ねて配置され、ピストン52によって押圧されることによって双方が係合し、変速機ケース2とインナーレース20とが一体となる。
次にワンウェイクラッチ10の詳細について説明する。
図2の(a)は、ワンウェイクラッチ10の正面図であり、図2の(b)は、図2の(a)におけるA−A部拡大断面図である。
なお、図2の(a)において、ローラ40を図示するためにケージ32を一部破断して図示してある。
アウターレース30の外周面の所定位置に、変速機ケース2のケーススプライン13と噛み合う歯37が形成されている。
アウターレース30の内周面には、特に図2の(a)に示すように複数のカム山36が形成されている。
アウターレース30の内周面にブロックベアリング33が取り付けられ、ブロックベアリング33の内径側の面がインナーレース20の外周面と摺動可能に接している。
このブロックベアリング33によって、インナーレース20の外周面がアウターレース30に回転可能に支持される。
アウターレース30の表裏面には、それぞれインナーレース20とアウターレース30の隙間とカム山36とを覆う円盤状のケージ32およびサイドプレート31が配置される。
カム山36の谷部にはローラ40が配置され、ケージ32に固定されたスプリング34によって、ローラ40がカム山36の頂上に向けて付勢されている。
なおローラ40がスプリング34によって付勢される向きはすべて同一方向となっている。
ケージ32には図2の(a)中に破線で示すように内径側に伸びる保持爪38が形成され、図2の(b)に示すように保持爪38をサイドプレート31側に折り曲げてサイドプレート31に形成された孔に通し、さらに保持爪38の先端部を外径側に折り曲げてサイドプレート31を保持する。
また保持爪38をサイドプレート31側に折り曲げたときに、ブロックベアリング33に形成された貫通孔に通すことにより、ケージ32がアウターレース30に対して固定される。
アウターレース30の内径側に配置されたインナーレース20は、図2の(a)中の左方向に回転可能となる。またインナーレース20が右方向に回転しようとするときには、ローラ40がカム山36に乗り上げて、ローラ40によってインナーレース20の外周面が押圧されて、アウターレース30とインナーレース20の相対回転が規制される。
また、ローラ40は、インナーレース20の相対回転が規制された状態と回転可能状態との切り換わりの際に、インナーレース20の回転軸20aを中心に公転するとともに、インナーレース20の回転可能状態においては自転軸40aを中心に自転する。
次に、インナーレース20の詳細について説明する。
図3の(a)に、インナーレース20の断面を示し、図3の(b)に、ローラ支持部21の外周面、特に潤滑油路26の開口部周りを示す。
インナーレース20は、円筒形状のローラ支持部21と、ローラ支持部21の端部外周面から延びる円筒形状の摩擦板支持部22とより構成される。
ローラ支持部21の側壁から、ローラ支持部21の外周面におけるローラ40の軌跡上(以下、ローラ転がり面27と呼ぶ)にかけて潤滑油路26を形成する。
これにより、インナーレース20の回転軸20aに直交する垂線20bに対して、潤滑油路26の延在方向26aが所定の角度γを有している。
潤滑油路26が開口するローラ支持部21の側壁(以下、開口面28と呼ぶ)は、潤滑油路26の延在方向26aと略直交している。
潤滑油路26における開口面28側の開口部近傍に、開口がインナーレース20の内径側を向く溝形状の油受け25が形成されている。
また潤滑油路26は、図3の(b)に示すようにインナーレース20の外周面側から見たときに、潤滑油路26の延在方向26aが、ローラ40の自転軸40aに対して所定の角度αとなるように形成されている。
ここで、図示しないコントロールバルブから遊星歯車機構3や他の回転要素に供給された油は、自動変速機の下部へ滴下したり、遠心力によって周囲へ飛び散ったりする。
この油を、油受け25によって受け取り、潤滑油路26を通じてインナーレース20のローラ転がり面27へ向けて供給し、ローラ40の潤滑を行う。
図4は、インナーレース20の側面図であり、図5は、図4におけるB−B部〜I−I部断面を示す図である。
図5の(a)に示すように図4のB−B部断面においては、潤滑油路26の断面の上側の縁からローラ転がり面27の間が、ローラ支持部21の他の部分と比較して肉厚が薄い薄肉部50Bとなる。
図5の(b)〜図5の(g)においても同様に、潤滑油路26の断面の上側の縁からローラ転がり面27の間が薄肉部50C〜50Hとなる。
インナーレース20とアウターレース30とのロック時に、ローラ40が図4のB−B部からH−H部の断面上で停止した場合、ローラ40は、ローラ支持部21の薄肉部50B〜50Hと、肉厚の部分とで支持される。
本実施例は以上のように、ローラ40へ油を供給する潤滑油路26を、図3の(a)に示すようにインナーレース20の回転軸20aに直交する垂線20bに対して、潤滑油路26の延在方向26aが所定の角度γとなるように形成し、かつ、図3の(b)に示すようにインナーレース20の外周側から見て、ローラ40の自転軸40aと潤滑油路26の延在方向26aとが所定の角度αとなるように形成する。
これにより、図7の(a)、(b)に示すように、インナーレース100の外周側から見てローラ102の自転軸102aと潤滑油路104の延在方向104aとが同一であり、本実施例のようにローラ40の自転軸40aと潤滑油路26の延在方向26aとが所定の角度αで交差する構成を有しない従来の場合と比較して、ローラ40が潤滑油路26上で停止したときに、ローラ40の直下に形成される薄肉部50B〜50Hを少なくすることができる。
したがって、ローラ40の広い部分をインナーレース20の肉厚部分で支持することができ、インナーレース20とアウターレース30のロック時においても、薄肉部50B〜50Hにローラ40からの応力が集中しにくくなり、薄肉部50B〜50Hの変形を防ぐことができ、ワンウェイクラッチ10の耐久性の悪化を防止することができる。 (請求項1に対応する効果)
潤滑油路26におけるローラ支持部21の側面側の開口部近傍に油受け25を形成して、遊星歯車機構3などから飛び散る油を受け取って潤滑油路26へ供給するものとしたので、簡素な構成で潤滑油路26へ油を供給して、ローラ40の潤滑を行うことができる。 (請求項3に対応する効果)
また開口面28と潤滑油路26とが略直交するものとしたので、インナーレース20の回転軸20aに直交する垂線20bに対して傾斜した潤滑油路26をドリルにより加工する際に、開口面28がドリルの加工方向に対して略垂直となっているため、加工時にドリルの歯が逃げたり、折れたりすることを防止でき、加工性が向上する。 (請求項4に対応する効果)
次に潤滑油路の変形例について説明する
図6の(a)、(b)に、変形例における潤滑油路26Aを示す。
インナーレース20Aのローラ転がり面27Aから、径方向に所定深さの第1油路60を形成する。
ローラ支持部21Aの側面から第1油路60にかけて、インナーレース20Aの回転軸に直交する垂線に対して傾斜し、かつ、インナーレース20Aの外周側から見てローラ40の自転軸方向に対して傾斜した第2油路61を形成する。
また第2油路61は、インナーレース20Aの外周面側から見たときに、ローラ40の自転軸方向に対して所定の角度βとなるように形成されている。
潤滑油路26Aにおけるローラ支持部21Aの側面側の開口部近傍に、開口がインナーレース20Aの内径側を向く溝形状の油受け25Aが形成されている。
第1油路60と第2油路61とより潤滑油路26Aが構成され、油受け25Aによって受け取った油を潤滑油路26Aを通じてローラ40へと供給することができる。
この場合にも実施例と同様に、インナーレース20Aの外周側から見てローラ40の自転軸方向と潤滑油路26Aの第2油路61とが傾斜していることにより、第2油路61とローラ転がり面27Aとの間にできる薄肉部50Kを少なくすることができ、薄肉部50Kの変形を防いでワンウェイクラッチの耐久性の悪化を防止することができる。 (請求項2に対応する効果)
本発明における実施例を示す図である。 ワンウェイクラッチを示す図である。 インナーレースに形成された潤滑油路を示す図である。 インナーレースの側面である。 図4におけるB−B部〜I−I部断面を示す図である。 変形例における潤滑油路を示す図である。 従来のインナーレースに形成された潤滑油路を示す図である。
符号の説明
1 自動変速機
2 変速機ケース
3 遊星歯車機構
4 サンギア
5 ピニオンギア
6 キャリア
7 リングギア
8 入力軸
9 回転軸
10 ワンウェイクラッチ
20、20A インナーレース
20a 回転軸
20b 垂線
21 ローラ支持部
22 摩擦板支持部
25、25A 油受け
26、26A 潤滑油路
26a 延在方向
27、27A ローラ転がり面
28 開口面
30 アウターレース
31 サイドプレート
32 ケージ
33 ブロックベアリング
34 スプリング
36 カム山
40 ローラ
40a 自転軸
50B〜50H、50K 薄肉部
60 第1油路
61 第2油路

Claims (3)

  1. インナーレースと、アウターレースと、前記インナーレースと前記アウターレースとの間に配置されたローラと、前記インナーレースに形成されて、一端が前記ローラの転がり面に開口し、他端が側面に開口して、該他端の開口からの油を前記一端側へ供給する潤滑油路とを備えたワンウェイクラッチの潤滑構造において、
    前記潤滑油路は、前記インナーレースの回転軸に直交する垂線に対して傾斜して形成され、かつ、前記インナーレースの外周側から見て前記ローラの自転軸に対して傾斜して形成されていることを特徴とするワンウェイクラッチの潤滑構造。
  2. 前記潤滑油路の他端の開口部近傍に、
    開口が前記インナーレースの内径側を向く油受けが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のワンウェイクラッチの潤滑構造。
  3. 前記潤滑油路の他端は、該潤滑油路の延在方向に対して略垂直に形成された開口面が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のワンウェイクラッチの潤滑構造。
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