JP6145039B2 - 摩擦係合装置 - Google Patents

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本発明は、同一軸芯上に内筒部材と外筒部材を有し、内筒部材と外筒部材との間に複数の摩擦プレートを交互に設けたクラッチやブレーキ等の摩擦係合装置に関する。
車両のトランスミッション等には、同一軸芯上に内筒部材と外筒部材を有し、内筒部材と外筒部材との間に複数の摩擦プレートを交互に設けたクラッチやブレーキ等の摩擦係合装置が用いられている。例えば、特開2009−236285号公報(以下、特許文献1)では、複数のドリブンプレートおよびドライブプレートを有するブレーキ機構を備える自動変速機における潤滑構造であって、複数のドリブンプレートを嵌合支持する複数のスプラインが内周面に形成された筒状部材を変速機ケースに内嵌固定し、筒状部材の周方向に沿って筒状部材と変速機ケースとの間に設けた隙間と、筒状部材の内側のスプライン溝部とを、スプライン溝部の底部に設けられた筒状部材を径方向に貫通する開口で連通させて、スプライン溝部に達した潤滑油が、開口を通って隙間に排出されるようにした自動変速機における潤滑構造の技術が開示されている。
特開2009−236285号公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示されるブレーキ機構では、ブレーキ締結時には、複数のドリブンプレートおよびドライブプレートの各摩擦プレート間の隙間が略無くなり、また、遠心力も作用しないため、スプライン部へのオイル供給量はほとんど無く、オイル戻りは改善されない状態となる。このような状態では、オイル戻りのために形成した筒状部材の開口部がトランスミッションケース内のオイル貯留部からのオイルが逆流するスペースとなり、例えば、車両が加減速してオイル面が傾斜するような状況になった際に、開口部を通じてオイルが逆流し、オイル貯留部のオイル面が低下してオイルポンプによるエア吸いの原因となってしまう虞がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、たとえ、各摩擦プレートが係合状態でオイルの戻し効果が期待できない状態において、車両の加減速によりオイル面が傾斜しても、オイル貯留部からのオイルの逆流を防ぎ、オイル面の低下を防止してオイルポンプによるエア吸いを確実に防止することができる摩擦係合装置を提供することを目的としている。
本発明の摩擦係合装置の一態様は、複数の摩擦プレートが内面に設けられ、内側から外側にオイルが流通自在に連通孔が形成され、軸芯を中心として基準位置から予め設定した範囲内で回動自在に設けられた外筒部材と、上記軸芯と同一軸芯に設けられ、上記外筒部材の複数の摩擦プレートと交互に複数の摩擦プレートが外面に設けられた内筒部材と、上記各摩擦プレートが押圧されて上記外筒部材と上記内筒部材とが締結され、上記外筒部材が上記回動自在な範囲の設定位置に回動された際、上記外筒部材の上記連通孔のオイル面に臨む部位を遮蔽する遮蔽部材とを備えた。
本発明による摩擦係合装置によれば、たとえ、各摩擦プレートが係合状態でオイルの戻し効果が期待できない状態において、車両の加減速によりオイル面が傾斜しても、オイル貯留部からのオイルの逆流を防ぎ、オイル面の低下を防止してオイルポンプによるエア吸いを確実に防止することが可能となる。
本発明の実施の一形態に係る自動変速機の全体構成概略図である。 本発明の実施の一形態に係る自動変速機の各ブレーキ機構、クラッチ機構の係合表である。 本発明の実施の一形態に係るブレーキの構成を示す要部断面図である。 本発明の実施の一形態に係るブレーキの外筒部材と遮蔽部材の説明図である。 本発明の実施の一形態に係るブレーキの外筒部材の回動機構の説明図である。 本発明の実施の一形態に係るブレーキの外筒部材の連通孔と遮蔽部材の説明図で、図6(a)はブレーキの外筒部材の連通孔が開口された状態の説明図で、図6(b)はブレーキの外筒部材の連通孔が遮蔽部材により遮蔽された状態の説明図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
尚、本発明の実施の形態は、自動変速機のブレーキ機構に本発明を適用した例を示すものである。
本発明が適用される自動変速機は、図1に示すように、トランスミッションケース1の中に、駆動力が図示しないトルクコンバータを介して入力される入力軸2を中心として、4つの遊星歯車機構(前方側から第1遊星歯車機構RS1、第2遊星歯車機構RS2、第3遊星歯車機構RS3、第4遊星歯車機構RS4)と、2つのブレーキ機構(前方側から第1ブレーキ機構BR1、第2ブレーキ機構BR2)と、3つのクラッチ機構(第1クラッチ機構CL1、第2クラッチ機構CL2、第3クラッチ機構CL3)が設けられて構成されている。本実施の形態では、特に第2ブレーキ機構BR2に本発明を適用した例で説明する。
4つの遊星歯車機構(第1遊星歯車機構RS1、第2遊星歯車機構RS2、第3遊星歯車機構RS3、第4遊星歯車機構RS4)は、それぞれ、サンギヤ(第1サンギヤS1、第2サンギヤS2、第3サンギヤS3、第4サンギヤS4)と、リングギヤ(第1リングギヤR1、第2リングギヤR2、第3リングギヤR3、第4リングギヤR4)と、サンギヤS1、S2、S3、S4とリングギヤR1、R2、R3、R4との間にキャリヤ(第1キャリアC1、第2キャリアC2、第3キャリアC3、第4キャリアC4)により軸支されるピニオンギヤ(第1ピニオンギヤP1、第2ピニオンギヤP2、第3ピニオンギヤP3、第4ピニオンギヤP4)とから構成されている。
第1遊星歯車機構RS1の第1サンギヤS1と第2遊星歯車機構RS2の第2サンギヤS2は、同一軸上に形成されて第1ブレーキ機構BR1に連結されている。また、第1遊星歯車機構RS1の第1リングギヤR1は、第2ブレーキ機構BR2に連結されている。更に、第1遊星歯車機構RS1の第1キャリアC1は、第4遊星歯車機構RS4の第4リングギヤR4と連結されている。
第2遊星歯車機構RS2の第2リングギヤR2は、第3遊星歯車機構RS3の第3サンギヤS3に接続され、更に、第3クラッチ機構CL3を介して、第3遊星歯車機構RS3の第3リングギヤR3と第4遊星歯車機構RS4の第4サンギヤS4と接続されている。また、第2遊星歯車機構RS2の第2キャリアC2は、入力軸2と接続されている。
第3遊星歯車機構RS3の第3キャリアC3は、第2クラッチ機構CL2を介して、第4遊星歯車機構RS4の第4キャリアC4と接続されて出力軸3と接続されている。
第4遊星歯車機構RS4の第4サンギヤS4は、上述の如く第2遊星歯車機構RS2、第3遊星歯車機構RS3と接続され、更に、第1クラッチ機構CL1を介して入力軸2と接続されている。
このように構成される本発明の実施形態に示す自動変速機は、2つのブレーキ機構(前方側から第1ブレーキ機構BR1、第2ブレーキ機構BR2)がトランスミッションケース1の前部に設けられ、図2に示すような、ブレーキ機構BR1、BR2、クラッチ機構CL1、CL2、CL3の係合組み合わせにより、自動変速8速(「1st」,「2nd」,「3rd」,「4th」,「5th」,「6th」,「7th」,「8th」)、後進1速「R」、ニュートラル「N」の自動変速トランスミッション構成となっている。
次に、図3乃至図6により、第2ブレーキ機構BR2を説明する。
すなわち、トランスミッションケース1の第2ブレーキ機構BR2を設ける第2ブレーキ取付部10は横断面が、図6(a)、図6(b)に示すように、下方のオイル面(変速制御、ロックアップ制御、ライン圧制御等々を実行するソレノイドバルブを含む油圧制御装置(電子油圧制御機構)側の面が開口されて開口部100が形成された円筒状に形成されている。
そして、この第2ブレーキ取付部10の内面には、複数の摩擦プレート11a(図3参照)を嵌合支持する複数のスプライン12aが内周面に形成された外筒部材13が入力軸2を回動中心として回動自在に嵌合支持されている。
また、外筒部材13の内側には、入力軸2を軸芯として、外筒部材13の複数の摩擦プレート11aと交互に、複数の摩擦プレート11bを嵌合支持する複数のスプライン12bが外周面に形成された内筒部材としての第1遊星歯車機構RS1の第1リングギヤR1が設けられている。尚、図3中、符号15は、第2ブレーキ機構BR2を作動させるピストンを示す。
外筒部材13の複数のスプライン12aの溝の底部には、外筒部材13の内側から外側にオイルが流通自在な所定長さの連通孔14が、スプライン12aの溝に沿って複数形成されており、第2ブレーキ機構BR2における潤滑を良好に維持するようになっている。
図5に示すように、第2ブレーキ取付部10の内面の、外筒部材13の前端側、或いは、後端側の上部、或いは、側部に対向する予め設定した位置には、孔部21が形成されており、この孔部21には、スプリング等の付勢部材22と共に、該付勢部材22により常時突出する方向に付勢される、先端が球形状の押圧部材23が設けられている。
外筒部材13の外周面の押圧部材23に対向する部位には、断面V字状の切欠部24が形成されており、押圧部材23が突出されて常時押圧している。また、切欠部24の両端には押圧部材23の切欠部24から外への移動を規制(第2ブレーキ取付部10に対する外筒部材13の回動範囲を規制)する段部25が形成されている。
こうして、外筒部材13は、ピストン15が非作動で外筒部材13と第1リングギヤR1とが非締結の場合、押圧部材23の押圧力により切欠部24が最も深く形成された基準位置PSに位置されるが、ピストン15が作動して外筒部材13と第1リングギヤR1とが締結された場合は、この締結力により第1リングギヤR1の回転力が作用して切欠部24の溝の段部25の位置(図5中、PS1)に、外筒部材13が第2ブレーキ取付部10に対して回動自在になっている。
この外筒部材13の回動限界であるPS1の位置(回動限界位置PS1)は、外筒部材13のスプライン12aの半ピッチ分の回動角に設定されており、外筒部材13が、この回動限界位置PS1に回動された場合には、後述するスリット状の遮蔽部材30の閉塞部30bが、外筒部材13の連通孔14と重なり、外筒部材13の内側と外側とのオイルの流通が遮断されるようになっている。また、外筒部材13が、押圧部材23により基準位置PSに位置された状態では、スリット状の遮蔽部材30の間隙部30aと外筒部材13の連通孔14とが重なるように維持されて、外筒部材13の内側と外側とのオイルの流通を可能にするようになっている。尚、本実施の形態では、スプリング等の付勢部材22と先端球形状の押圧部材23を断面V字状の切欠部24に押圧する構造で構成しているが、他に、ゴム等の弾性体を第2ブレーキ取付部10の内周面と外筒部材13の外周面とに対向して形成した穴部に介装して本機構を構成するようにしても良い。
図3に示すように、トランスミッションケース1の第2ブレーキ取付部10下側の開口部100には、外筒部材13の外周面に、該外筒部材13を回動自在として、前後から挟み込むように、スリット状の遮蔽部材30が固定されている。
外筒部材13と遮蔽部材30のみを開口部100側から視た図を図4に示す。
遮蔽部材30は、スリット状であり、間隙部30aと閉塞部30bを有し、前述の如く、外筒部材13が、押圧部材23により基準位置PSに位置された状態では、スリット状の遮蔽部材30の間隙部30aと外筒部材13の連通孔14とが重なるように維持されて、外筒部材13の内側と外側とのオイルの流通を可能にするようになっている(図6(a)参照)。また、外筒部材13が、この回動限界位置PS1に回動された場合には、後述するスリット状の遮蔽部材30の閉塞部30bが、外筒部材13の連通孔14と重なり、外筒部材13の内側と外側とのオイルの流通が遮断されるようになっている(図6(b)参照)。
次に、上述の如く構成される自動変速機の第2ブレーキ機構BR2の作用について説明する。
まず、車両が停止されている状態や慣性走行状態では、トランスミッション内でのオイル面は略水平な面となり、また、車両が前進加速する状態では、トランスミッション内でオイル面は後方が高くなる。このような状態では、第2ブレーキ機構BR2の作動(図2中、「N」、「1st」、「2nd」、「3rd」、「4th」、「5th」の変速段)・非作動(同、「6th」、「7th」、「8th」の変速段)に係わらず、オイルが第2ブレーキ取付部10下側の開口部100から外筒部材13の連通孔14を経て外筒部材13の内側に逆流することはない。このため、図示しないオイルポンプからオイルが正常に供給されて、意図した潤滑が行われる。
一方、車両が後方に加速する状態では、トランスミッション内でオイル面は前方が高くなる。この状態で、従来の特許文献1の技術のように外筒部材13に連通孔14が設けられていると、この連通孔14を経て、オイルが外筒部材13の内側に逆流し、この結果、オイル面が低下してオイルポンプのエア吸いを生じる虞があった。しかし、本発明によれば、図2の「R」の変速段で、第2ブレーキ機構BR2が作動(ピストン15が作動)して、第2ブレーキ機構BR2の外筒部材13と第1リングギヤR1とが締結されると、この締結力により第1リングギヤR1の回転力が作用し、外筒部材13の切欠部24の溝の段部25の位置(回動限界位置PS1)に、外筒部材13が第2ブレーキ取付部10に対して回動される。そして、外筒部材13が回動限界位置PS1に回動された場合には、スリット状の遮蔽部材30の閉塞部30bが、外筒部材13の連通孔14と重なり、外筒部材13の内側と外側とのオイルの流通が遮断される。これにより、オイルが、連通孔14を経て外筒部材13の内側に逆流することが防止され、十分なオイル量によりオイルポンプからオイルが正常に供給されて、意図した潤滑が維持される。
このように、本発明の実施の形態によれば、自動変速機のブレーキ機構において、複数の摩擦プレート11aが内面に設けられ、内側から外側にオイルが流通自在に連通孔14が形成され、入力軸2を中心として基準位置PSから予め設定した範囲内で回動自在に設けられた外筒部材13と、入力軸2を中心軸として設けられ、外筒部材13の複数の摩擦プレート11aと交互に複数の摩擦プレート11bが外面に設けられた内筒部材と、各摩擦プレート11a、11bが押圧されて外筒部材13と内筒部材とが締結され、外筒部材13が回動自在な回動限界位置PS1に回動された際に外筒部材13の連通孔14のオイル面に臨む部位を遮蔽するスリット状の遮蔽部材30とを備えた。このため、たとえ、トランスミッションケース内でオイル面が傾斜しても、オイル貯留部からのオイルの逆流を確実に防ぎ、オイル面の低下を防止してオイルポンプによるエア吸いを確実に防止することが可能となる。
尚、本発明の実施の形態は、図1に示すような、自動変速機の構成の第2ブレーキ機構BR2に本発明を適用した例で説明したが、他のブレーキ機構、各クラッチ機構の何れか一つ、或いは、各ブレーキ機構、各クラッチ機構の何れか複数の組み合わせに対しても適用できることは云うまでもない。この場合、オイル面の傾きの影響を最も受ける機構に対して適用することが望ましい。また、本発明の実施の形態では、図1に示すような、8速の自動変速機に本発明を適用した例で説明したが、これに限ることなく、他の自動変速機や無段変速機に対しても本発明が適用できることは云うまでも無い。
1 トランスミッションケース
2 入力軸
3 出力軸
10 第2ブレーキ取付部
11a、11b 摩擦プレート
12a、12b スプライン
13 外筒部材
14 連通孔
15 ピストン
21 孔部
22 付勢部材
23 押圧部材
24 切欠部
25 段部
30 遮蔽部材
30a 間隙部
30b 閉塞部
100 開口部
BR1 第1ブレーキ機構
BR2 第2ブレーキ機構
C1 第1キャリア
C2 第2キャリア
C3 第3キャリア
C4 第4キャリア
CL1 第1クラッチ機構
CL2 第2クラッチ機構
CL3 第3クラッチ機構
P1 第1ピニオンギヤ
P2 第2ピニオンギヤ
P3 第3ピニオンギヤ
P4 第4ピニオンギヤ
R1 第1リングギヤ(内筒部材)
R2 第2リングギヤ
R3 第3リングギヤ
R4 第4リングギヤ
RS1 第1遊星歯車機構
RS2 第2遊星歯車機構
RS3 第3遊星歯車機構
RS4 第4遊星歯車機構
S1 第1サンギヤ
S2 第2サンギヤ
S3 第3サンギヤ
S4 第4サンギヤ

Claims (4)

  1. 複数の摩擦プレートが内面に設けられ、内側から外側にオイルが流通自在に連通孔が形成され、軸芯を中心として基準位置から予め設定した範囲内で回動自在に設けられた外筒部材と、
    上記軸芯と同一軸芯に設けられ、上記外筒部材の複数の摩擦プレートと交互に複数の摩擦プレートが外面に設けられた内筒部材と、
    上記各摩擦プレートが押圧されて上記外筒部材と上記内筒部材とが締結され、上記外筒部材が上記回動自在な範囲の設定位置に回動された際、上記外筒部材の上記連通孔のオイル面に臨む部位を遮蔽する遮蔽部材と、
    を備えたことを特徴とする摩擦係合装置。
  2. 上記外筒部材は、トランスミッションケースに駆動力の入力軸を軸芯として設けられるブレーキ機構の外筒部材であることを特徴とする請求項1記載の摩擦係合装置。
  3. 上記外筒部材は、内面に形成したスプライン溝で上記複数の摩擦プレートを固定するものであって、
    上記外筒部材の連通孔は、上記スプライン溝の底部に形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の摩擦係合装置。
  4. 上記遮蔽部材は、スリット状に形成されることを特徴とする請求項3記載の摩擦係合装置。
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