JP4542841B2 - 遊技盤における遊技釘の高さ検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技盤における遊技釘の高さ検査装置に関する。
一般に、遊技機の一種であるパチンコ遊技機(以下、「パチンコ機」と示す)には、遊技領域に200〜300本の遊技釘が打ち込まれた遊技盤が前記遊技領域を機表側に向けた状態で取付セットされると共に、その前面側には前記遊技盤を透視保護するためのガラス枠が開閉可能に支持されている。そのため、前記遊技釘が遊技盤に対して十分に打ち込まれておらず、当該遊技盤の表面から遊技釘の頂部までの距離(高さ)が遊技盤の表面からガラス枠の透明ガラスまでの距離(以下、「閾値距離」と示す)よりも長い場合、その遊技釘の頂部が透明ガラスに接触してしまうという不具合があった。そこで、かかる不具合の発生を回避するために、遊技盤の製造工程において、遊技盤に打ち込まれた遊技釘の高さの適否を検査する検査装置として、例えば特許文献1に記載されるような検査装置(以下、「従来検査装置」と示す)が従来から提案されている。
この従来検査装置は、各遊技釘が打ち込まれた遊技領域側を上方に向けた状態で遊技盤を昇降させるリフトと、当該リフトによって上昇された遊技盤の各遊技釘の頂部からの押圧力を受けて当該各遊技釘の高さに対応した圧力値を検出する圧力センサとを備えている。この圧力センサからの圧力値検出信号は前記従来検査装置が備える制御部に入力されるようになっており、当該制御部の記憶部(例えばROM)には、適切な高さの遊技釘からの押圧力に基づく圧力値を想定した設定圧力値が予め記憶されている。そして、前記制御部において、圧力センサが検出した実際の圧力値と設定圧力値とを比較して、前記圧力値が設定圧力値よりも大きい場合、遊技盤の表面から各遊技釘の頂部までの距離(高さ)が前記閾値距離より長い(即ち、長すぎる)と判定(異常判定)するようになっている。
特開2003−159395号公報(請求項1、図1)
ところが、従来検査装置では、各遊技釘の高さを検査するに当たって、圧力センサに各遊技釘の頂部が押圧されることになるため、その検査を実施したことにより、遊技盤に打ち込まれている遊技釘を曲げてしまう可能性があった。すなわち、遊技盤の表面から遊技釘の頂部までの距離(高さ)が前記閾値距離より長い遊技釘の場合は、遊技盤の表面から遊技釘の頂部までの距離(高さ)が閾値距離より短い遊技釘の場合と異なり、その頂部が圧力センサに押圧されたときに強く曲げ応力を受けてしまい、曲がってしまう可能性があった。そして、このように遊技釘が曲がってしまった場合には、検査後の後処理工程で、その遊技釘の曲がりを修正しつつ当該遊技釘の高さを正しく調節することになり、後処理作業が煩雑になるという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものである。その目的は、検査後の後処理工程を煩雑化させることなく、遊技盤に打ち込まれた遊技釘の高さの適否を効率良く検査できる遊技盤における遊技釘の高さ検査装置を提供することにある。
上記目的を達成させるために、請求項1に記載の発明は、複数の遊技釘が打ち込まれた遊技盤の表面から予め設定した閾値距離だけ離間し且つ当該遊技盤の表面に対して平行となるように設定される検査平面に沿って遊技釘の高さ検査用の光を発光する発光手段と、前記発光手段に対応した高さ位置に配置されて当該発光手段から発光された光を受光する受光手段と、前記受光手段が受光した光の光量が予め設定した閾値光量よりも少ない場合には、前記遊技盤上に打ち込み不良の遊技釘がある旨の検査結果が出力されるように、検査結果出力用の出力手段を制御する制御手段と、前記発光手段から前記遊技釘の高さ検査用の光を発光する際に、前記遊技盤の一部に当接して当該遊技盤の表面が前記検査平面に対して当該検査平面から前記閾値距離だけ離間した位置で平行となるように前記遊技盤を保持するための当接部材と、を備えた遊技盤における遊技釘の高さ検査装置であって、前記当接部材は、上面と下面とが平行をなし当該上面及び下面の間の距離が前記閾値距離より短く設定された平板状に形成されると共に前記上面側と前記下面側とを連通するように形成された開口部を有しており、前記遊技盤において前記遊技釘が打ち込まれた遊技領域が前記開口部内に位置するように前記当接部材の下面を前記遊技盤の表面に当接した状態で前記遊技盤を保持するとともに、前記当接部材が前記遊技盤を保持した状態において、前記遊技盤の表面から先端部迄の高さ距離が前記閾値距離を超える前記打ち込み不良の遊技釘が前記当接部材の上面より上方に突出するようになっており、前記発光手段及び前記受光手段は前記当接部材に配設されており、前記発光手段は、前記当接部材の上面に沿って前記遊技釘の高さ検査用の光を発光することにより前記検査平面に沿って前記遊技釘の高さ検査用の光を発光すると共に一定の光量で発光する一方で、前記受光手段は、前記当接部材の上面に沿って発光された前記遊技釘の高さ検査用の光を受光するようになっており、前記制御手段は、前記発光手段と前記受光手段との間に障害物がない場合に前記受光手段が受光可能な光量を前記閾値光量とし、当該閾値光量よりも前記受光手段が受光した光の光量が少ない場合、前記遊技盤上に当該遊技盤の表面から先端部迄の高さ距離が前記閾値距離を超えることで前記当接部材の上面より上方に突出する前記打ち込み不良の遊技釘があると判定し、当該判定結果に基づき前記遊技盤上に打ち込み不良の遊技釘がある旨の検査結果が出力されるように前記出力手段を制御することを要旨としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技盤における遊技釘の高さ検査装置において、前記発光手段及び前記受光手段を移動させる駆動手段を更に備え、前記発光手段と前記受光手段とは支持部材によって相互に支持されており、前記当接部材は、前記発光手段及び前記受光手段が前記駆動手段により移動させられる場合に、前記発光手段及び前記受光手段が前記当接部材の上面と平行な移動平面上を移動するようにガイドするためのガイド部と、前記発光手段及び前記受光手段が前記駆動手段により移動させられる場合に、前記発光手段及び前記受光手段の間隔を一定間隔に保って移動するようにガイドする間隔保持ガイド部とを有していることを要旨としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の遊技盤における遊技釘の高さ検査装置において、前記当接部材は、前記表面を上方に向けた状態で前記遊技盤を搬送する搬送ラインの上方に配置されており、前記搬送ラインで搬送される遊技盤を前記当接部材の下方で停止させる停止手段と、前記停止手段により停止された遊技盤を当該遊技盤の表面を上方に向けた状態で移動させるとともに前記遊技盤の表面を前記当接部材の下面に当接させる移動手段とを更に備えたことを要旨としている。
検査後の後処理工程を煩雑化させることなく、遊技盤に打ち込まれた遊技釘の高さの適否を効率良く検査できる。
以下、本発明を遊技機(パチンコ遊技機)の遊技盤における遊技釘の高さ検査装置に具体化した一実施形態を図1〜図7に基づき説明する。
図1に示すように、本実施形態における遊技盤10には、その表面10Aに略円形状をなす遊技領域10aが形成され、その遊技領域10aの略中央に可変表示器Hを備えた表示装置11が配設されている。また、前記遊技盤10の遊技領域10aにおいて表示装置11の下方には、複数(本実施形態では2つ)の入賞装置12が取り付けられると共に、複数の装飾部材13が予め設定された所定位置に取り付けられている。また更に、前記遊技盤10の遊技領域10aには、複数本(200〜300本)の遊技釘14が打ち込まれている。
前記遊技盤10は、遊技領域10aを機表側に向けた状態でパチンコ遊技機(図示略)に取付セットされるものであり、当該遊技機の前面側には、遊技盤10の表面10A(遊技領域10a)を透視保護するためのガラス枠(図示略)が開閉可能に支持されている。そのため、遊技盤10に打ち込まれた各遊技釘14は、遊技盤10の表面10Aから当該各遊技釘14の頂部までの距離(高さ)が所定の閾値距離よりも長すぎる場合、その頂部が前記透明ガラスに接触してしまうことがあり得る。因みに、本実施形態では、遊技盤10をパチンコ遊技機に取付セットした際における遊技盤10の表面10Aと透明ガラスとの間の距離(高さ)から所定距離のクリアランス(本実施形態では約1mm)を引いた距離を前記閾値距離としている。なお、以降の記載において、遊技盤10の表面10Aから遊技釘14の頂部までの距離(高さ)のことを「遊技釘14の高さ距離」と示すこともある。
そこで次に、遊技盤10に打ち込まれた各遊技釘14の高さ距離が閾値距離より短いか否かを検査するための遊技盤10における遊技釘14の高さ検査装置(以下、「検査装置」と示す)について、図2〜図6に基づき以下説明する。なお、図2及び図4においては、説明理解の便宜上、遊技釘14を9本のみ図示するものとする。
さて、本実施形態の検査装置15は、前記遊技盤10に対し各種の加工処理(遊技釘14の打ち込み処理等)を実施する遊技盤製造ライン(図示略)に設けられている。この遊技盤製造ラインには、図2及び図3に示すように、前記遊技盤10を遊技釘14が打ち込まれた表面10Aを上方に向けた状態にして所定方向(図2では矢印で示す左方から右方)へ搬送するベルトコンベア(搬送ライン)16が設けられており、当該ベルトコンベア16の搬送方向の途中上方位置に前記検査装置15は設けられている。
前記検査装置15は、ベルトコンベア16の上方に配置固定される平面視矩形状(本実施形態では正方形状)の平板17を備えており、当該平板17は、その下面17a及び上面17bが夫々水平になるように配置されている。また、平板17の略中央部には、遊技盤10の遊技領域10aに対応した大きさの開口部18が形成されている。前記平板17の下方には、図2における上下方向に移動可能なストッパ19と当該ストッパ19と同様に上下方向に移動可能なリフト(昇降手段)20とが設けられている。
前記ストッパ19は、その上部19aがベルトコンベア16よりも上方に位置する上方位置と、図2に二点鎖線で示すように、その上部19aがベルトコンベア16よりも下方に位置する下方位置との間を昇降移動するようになっている。そして、このストッパ19は、その上部19aが上方位置に位置する場合に、前記ベルトコンベア16によって搬送される途中の遊技盤10の前方端(図2では右端)に当接して当該遊技盤10を停止させるようになっている。なお、ベルトコンベア16によって搬送される途中の遊技盤10がストッパ19により停止された場合には、当該遊技盤10の停止に伴い、ベルトコンベア16も駆動を停止するようになっている。
また、前記リフト20は、ベルトコンベア16によって搬送される遊技盤10がストッパ19によって停止されるまではベルトコンベア16よりも下方位置で待機するようになっている(図2参照)。その一方、前記リフト20は、ベルトコンベア16によって搬送される途中の遊技盤10がストッパ19によって停止された場合には、図4に示すように、当該リフト20の上面にて構成される戴置面20a上に遊技盤10を戴置した状態で、当該遊技盤10を上方に向けて移動させるべく上昇するようになっている。そして、前記リフト20は、遊技盤10の表面10Aの一部(本実施形態では、遊技領域10aの周辺部)が前記平板17の下面17aと当接した場合に、その上昇を停止するようになっている。なお、遊技盤10がリフト20によって上方に向けて移動した場合(すなわち、遊技盤10がベルトコンベア16から離間した場合)に、ベルトコンベア16は駆動を開始するようになっている。
また、前記遊技盤10の表面10Aと平板17の下面17aとが当接した状態では、遊技盤10の遊技領域10aに打ち込まれた各遊技釘14が平板17の開口部18内に位置するようになっている。因みに、本実施形態における平板17の厚み(図4における上下方向の幅)は、前記閾値距離(長さ)よりも多少短くなっている。すなわち、前記各遊技釘14のうち高さ距離が閾値距離よりも長い遊技釘14は、その遊技釘14の頂部が前記平板17の上面17bよりも上方に突出するようになっている。
一方、その頂部が平板17の上面17bよりも下方に位置する遊技釘14は、その高さ距離が閾値距離よりも短いことになる。従って、本実施形態では、平板17の上面17bを含む水平平面(図2に一点鎖線で図示)21が遊技盤10の表面10Aから予め設定した閾値距離だけ離間し且つ当該表面10Aに対して平行となるように設定される検査平面とされている。また、本実施形態では、前記平板17により「遊技盤10の一部と当接して当該遊技盤10の表面10Aが前記水平平面(検査平面)21に対して当該水平平面21から閾値距離だけ離間した位置で平行となるように保持するための当接手段」が構成されている。
また、前記検査装置15には、平板17の一端側縁部(図2では左端側縁部)に前記水平平面21に沿って光を発光する発光部(発光手段)22が設けられている。また、検査装置15には、平板17の他端側縁部(図2では右端側縁部)に発光部22の設置位置に対応した高さ位置に配置される受光部(受光手段)23が設けられており、当該受光部23は、前記発光部22が前記水平平面21に沿って発光した光を受光するようになっている。また、前記発光部22及び受光部23は、支持部材24によって互いに支持されており、当該支持部材24は、駆動手段としての駆動部(例えば油圧シリンダ)25が駆動することにより、図3に示すスタート位置からエンド位置(二点鎖線で図示)まで移動するようになっている。なお、本実施形態の発光部22は、常に一定光量の光を発光するようになっている。
次に、本実施形態の検査装置15における制御構成について、図5及び図6に基づき以下説明する。
図5に示すように、本実施形態の検査装置15には前記駆動部25の駆動状態等を制御するための制御部26が設けられている。この制御部26は、CPU(制御手段)26aを備えており、当該CPU26aにはROM26b及びRAM26cが接続されている。ROM26bには、発光部22や駆動部25を制御するための制御プログラムや、発光部22と受光部23との間に障害物(例えば平板17の上面17bよりも上方に頂部が突出した遊技釘14)が存在しない場合に受光部23が受光するであろう光量(以下、「閾値光量」と示す)等が記憶管理されている。また、RAM26cには、検査装置15の動作中に適宜書き換えられる各種情報(受光部23が受光した光の光量等)が記憶されるようになっている。そして、CPU26aは、前記制御プログラムに基づき発光部22の発光制御及び駆動部25の駆動制御等を実行するようになっている。また、制御部26には、ブザー(出力手段)27が設けられており、CPU26aの制御に基づき検査装置15による検査結果を報知(出力)可能とされている。
前記CPU26aは、前記遊技盤10が当該遊技盤10の表面10Aと平板17の下面17aとが当接した状態になった場合に、駆動部25を駆動させることにより、前記支持部材24をスタート位置からエンド位置に向けて移動させる(図3参照)。この際に、前記支持部材24は、平板17の上面17bにおける直線状をなす一端側縁部に沿ってベルトコンベア16の搬送方向と直交する水平方向へ移動する。そのため、この支持部材24の水平方向への移動に連れて、当該支持部材24の両端部に支持された発光部22と受光部23も、ベルトコンベア16の搬送方向と直交する水平方向へ移動することになる。
そして、前記発光部22と受光部23は、支持部材24と共に水平方向へ移動する際において、発光部22と受光部23との間の距離が常に一定間隔に保たれると共に、発光部22が発光する光は、常に水平方向に進むことになる。従って、本実施形態においては、平板17が、発光部(発光手段)22及び受光部(受光手段)23が駆動部(駆動手段)25により移動させられる場合に、前記水平平面(検査平面)21と平行な移動平面上を移動するようにガイドするためのガイド手段として機能することになる。また、このガイド手段として機能する平板17には、そのガイド機能を発揮する際に、発光部(発光手段)22及び受光部(受光手段)23を、両者の間隔を一定間隔に保って移動するようにガイドする間隔保持ガイド機能も発揮することになる。
上記で述べたように、本実施形態の検査装置15では、発光部22が発光する光量は常に一定であると共に、発光部22と受光部23との間隔は、検査中(すなわち、スタート位置からエンド位置まで移動する間)において常に一定間隔とされる。そのため、検査対象となる遊技盤10に閾値距離より長い高さ距離を有する遊技釘(打ち込み不良の遊技釘)14があり、当該遊技釘14が打ち込まれている位置を検査した場合(すなわち、発光部22から受光部23に向けて発光された光が通過した場合)、受光部23が受光する光の光量が閾値光量よりも低くなる。一方、検査対象となる遊技盤10に閾値距離より長い高さ距離を有する遊技釘14が一本も存在しない場合、受光部23が受光する光の光量が閾値光量よりも低くなることはない。
従って、前記CPU26aは、遊技釘14の高さ距離を検査するために発光部22及び受光部23を支持部材24と共に移動させた際に、受光部23が受光する光の光量が閾値光量よりも低い場合、遊技盤10上に打ち込み不良の遊技釘14がある旨の検査結果をブザー27で報知(出力)させるようになっている。一方、発光部22及び受光部23がスタート位置からエンド位置まで移動した際に、受光部23が受光する光の光量が閾値光量より低い箇所(位置)がなかった場合、CPU26aは、遊技盤10上に打ち込み不良の遊技釘14がないと判断するようになっている。
次に、CPU26aが実行する遊技釘高さ検査処理ルーチンについて図6に基づき以下説明する。
さて、遊技釘高さ検査処理ルーチンにおいて、CPU26aは、まず発光部22及び受光部23がエンド位置まで達していないか否かを判定する(ステップS10)。この判定結果が否定判定である場合(すなわち、発光部22及び受光部23がエンド位置に達した場合)、CPU26aは、遊技釘高さ検査処理ルーチンを終了する。一方、ステップS10の判定結果が肯定判定である場合(すなわち、発光部22及び受光部23がエンド位置まで達していない場合)、CPU26aは、受光部23が受光した光の光量Bが閾値光量SB未満であるか否かを判定する(ステップS11)。
そして、ステップS11の判定結果が否定判定である場合(すなわち、光量B=閾値光量SBである場合)、CPU26aは、その処理を前記ステップS10に移行して、ステップS10の判定結果が否定判定となるか、又はステップS11の判定結果が肯定判定となるまで、ステップS10,S11の処理を繰り返し実行する。一方、ステップS11の判定結果が肯定判定である場合(すなわち、光量B<閾値光量SBである場合)、CPU26aは、遊技盤10上に打ち込み不良の遊技釘14がある旨をブザー27により報知させ(ステップS12)、その後、遊技釘高さ検査装置処理ルーチンを終了する。
そこで次に、本実施形態の検査装置15の作用について図7(a)(b)に基づき以下説明する。なお、図7(a)においては、説明理解の便宜上、遊技釘14を9本のみ図示すると共に、打ち込み不良の遊技釘14の高さ距離(長さ)を誇張して示すものとする。
さて、表面10Aに各遊技釘14が打ち込まれた状態で遊技盤10がベルトコンベア16によって搬送される途中に、当該遊技盤10がストッパ19によって停止させられると、リフト20が戴置面20a上に遊技盤10を戴置した状態で上方に向けて移動する(図2及び図4参照)。そして、遊技盤10における表面10Aの一部(遊技領域10aの周辺部)が平板17の下面17aに当接すると、リフト20の移動が停止する。この際に、遊技盤10の遊技領域10aに打ち込まれた各遊技釘14は、平板17に形成された開口部18内に位置する。
そして次に、駆動部25の駆動に基づき、発光部22及び受光部23が支持部材24と共にスタート位置からエンド位置に向けて夫々移動を開始する(図3参照)。移動を開始した直後において、発光部22が発光した光の軌跡は、前記開口部18と交差しないため、受光部23は、閾値光量SBと同量の光量Bの光を受光することになる。そして、前記光の軌跡が開口部18と交差するようになると、閾値高さよりも長い遊技釘14が存在しない位置を検査している場合、受光部23が受光する光の光量Bは、閾値光量SBと引き続き等しいことになる。
さらにエンド位置に向けて発光部22と受光部23とが移動した際に、図7(a)に示すように、高さ距離が閾値距離よりも長い遊技釘14が存在し、当該遊技釘14が打ち込まれた位置を検査した場合には、受光部23が受光する光量Bが閾値光量SBよりも低くなる。すなわち、図7(b)に示すように、発光部22が発光した光は、受光部23に向けて進むと、前記閾値距離よりも長い遊技釘14に当たってしまい、その一部が遮光(及び分散)される。そのため、受光部23は、発光部22が発光した光の一部(遮光等されなかった光)のみを受光することになり、光量B<閾値光量SBの関係が成立してしまう。従って、検査対象となる遊技盤10には、打ち込み不良の遊技釘14があると判断され、その旨がブザー27により報知される。その結果、このブザー27による報知を確認した作業者により、遊技盤製造ラインが稼働停止され、検査されていた遊技盤10を製造ラインから外して、前記打ち込み不良の遊技釘14の高さ距離を調整する作業(後処理工程の作業)が行われることになる。
一方、遊技盤10に打ち込み不良の遊技釘14がなかった場合、発光部22及び受光部23がスタート位置からエンド位置まで移動しても、ブザー27による報知はなされない。そして、検査装置15によって検査された遊技盤10は、検査工程を終了して、リフト20が下方に移動すると、このリフト20の下方移動に伴って一旦停止したベルトコンベア16上に再び戴置される。すると、前記ストッパ19が下方位置に移動した後、遊技盤10は、ベルトコンベア16によって所定方向に向けて搬送され、当該遊技盤10に対して次の工程(例えば、表示装置11を取り付ける工程等)が実行されることになる。なお、遊技盤10がストッパ19を通過して次の工程が実行される位置に向けて搬送されると、当該ストッパ19は、上方位置に移動する。
従って、本実施形態では、以下に示す効果を得ることができる。
(1)遊技盤10の表面10Aに打ち込まれた遊技釘14の高さが平板17の上面17bを含む水平平面(検査平面)21よりも高い場合、即ち、遊技盤10の表面10Aから遊技釘14の頂部までの距離が長すぎる場合には、当該遊技釘14により発光部(発光手段)22から発光された光の少なくとも一部が遮光される。そのため、この場合には、受光部(受光手段)23が受光する光の光量Bが予め設定した閾値光量SBよりも少なくなることから、遊技盤10上には打ち込み不良で長すぎる遊技釘14があるという検査結果を導くことができる。従って、遊技盤10に打ち込まれた各遊技釘14に接触することなく、当該遊技盤10の表面10Aに打ち込まれた遊技釘14の高さを検査できるので、検査後の後処理工程を煩雑化させることなく、遊技盤10に打ち込まれた遊技釘14の高さの適否を効率良く検査できる。
(2)駆動部(駆動手段)25が、発光部(発光手段)22及び受光部(受光手段)23を同時に移動させると、遊技釘14の高さ検査用の光が遊技盤10の表面10A全域に亘って移動することにより、一組の発光部22及び受光部23で遊技盤10の表面10Aに打ち込まれている全ての遊技釘14の高さを確実に検査できる。従って、複数組の発光部22及び受光部23を対向配置する場合には、発光部22等の増加に伴うコスト増の他に、各遊技釘14の打ち込み位置との関係で発光部22及び受光部23に関する煩雑な位置合せが必要となるが、上記実施形態によれば、そのようなコスト増及び煩雑な位置合せ作業を回避できる。
(3)一組の発光部(発光手段)22と受光部(受光手段)23により遊技領10a域に打ち込まれた全ての遊技釘14の高さを検査するべく、発光部22及び受光部23が移動する際には、平板(ガイド手段)17により、平板17の上面17bを含む水平平面(検査平面)21と平行な移動平面上を移動するようにガイドされる。そのため、発光部22から発光された光は、前記水平平面21上から外れることがなく、確実に受光部23により受光される。従って、遊技盤10の表面10Aから遊技釘14の頂部までの距離が閾値距離よりも長い(即ち、打ち込み不良で長すぎる)遊技釘14があるか否かを正確に検査できる。
(4)発光部(発光手段)22と受光部(受光手段)23との間隔が常に一定に保たれるため、打ち込み不良の長すぎる遊技釘14がない場合に、受光部23が受光する光の光量Bは、ほぼ一定に保たれる。すなわち、発光部22から受光部23までの距離の変化に応じて複数の閾値光量SBを予め設定する必要がない。従って、前記距離の変化に応じて閾値光量SBを変更することによる制御の複雑化を回避しつつ、精度の高い検査を実施できる。
(5)遊技盤10に打ち込まれた遊技釘14の高さを検査する際には、平板(当接手段)17が遊技盤10の一部に当接することにより、当該遊技盤10を安定保持できるため、検査の精度向上を図ることができる。
(6)矩形状の平板17が、検査時に遊技盤10を正確に位置決めする当接手段、及び発光部22と受光部23を良好に移動案内するガイド手段として機能するため、検査精度を高度に維持するために必要となる部品点数の増加を回避できる。
(7)ベルトコンベア(搬送ライン)16によって搬送されている途中の遊技盤10に対して遊技釘14の高さ検査を実施できるようになっている。そのため、前記遊技盤10に打ち込まれた遊技釘14の高さを検査するために当該遊技盤10をベルトコンベア16から取り出して検査専用の位置までわざわざ移動させる必要がない。従って、余分な作業工程の増加を抑制できると共に、検査の効率も向上できる。
(8)検査対象となる遊技盤10をリフト(昇降手段)20により平板17の上面17bを含む水平平面(検査平面)21から閾値距離だけ下方となる位置までベルトコンベア(搬送ライン)16上から浮き上がるように上昇させて検査を行うようにした。従って、遊技盤10における遊技釘14の高さを検査する際にはベルトコンベア16を停止させる必要がないため、ベルトコンベア16上で行われている他の工程が遊技釘14の高さ検査のために停止されることを抑制できる。
なお、本実施形態は以下のような別の実施形態(別例)に変更してもよい。
・前記実施形態において、遊技盤10を上方に移動させるためのリフト20を設けずに、平板17、発光部22及び受光部23を当該平板17の下面17aと遊技盤10の表面10Aの一部とが当接する位置まで下方に移動させて、検査を行うようにしてもよい。ただし、この場合には、検査の実施に際してベルトコンベア16を停止させることが望ましい。
また、発光部22が発光する光の軌跡がベルトコンベア16による遊技盤10の搬送方向に対して直交し、且つベルトコンベア16による搬送途中の遊技盤10の検査平面を通過するように発光部22と受光部23とを夫々配置して、当該搬送途中の遊技盤10に対して検査を行うようにしてもよい。ただし、この場合、ベルトコンベア16は、搬送する遊技盤10の検査平面が水平になるように遊技盤10を搬送することが望ましい。
・前記実施形態において、検査専用の作業位置を別途設けてベルトコンベア16から当該検査専用の作業位置に遊技盤10を移動させた後に、検査装置15による遊技釘14の高さ検査するようにしてもよい。この場合、検査装置15による検査が実行されて、打ち込み不良の遊技釘14がないと判断された遊技盤10は、次工程(表示装置11の取付工程等)が実行される位置に移動させられることになる。
・前記実施形態において、当接手段及びガイド手段としての機能を併有する平板17を設けずに、当接手段及びガイド手段を別途設けた構成にしてもよい。すなわち、図8に示すように、当接手段として一対の当接ブロック30を遊技盤10が上方へ移動する途中において当該遊技盤10の表面10Aの一部(二箇所)と当接する箇所に設け、ガイド手段として一対のガイドバー31を前記ベルトコンベア16の搬送方向と直交する水平方向へ平行に設けてもよい。なお、図8においては、説明理解の便宜上、遊技釘14は24本のみ図示すると共に、表示装置11等を取り付けるための開口部や取付穴等を省略している。
・前記実施形態において、発光部22の発光した光が遊技盤10の検査平面に沿うように発光部22及び受光部23が移動するような構成であれば、平板17は当接手段としての機能を有していなくてもよい。
・前記実施形態において、発光部22及び受光部23の間隔が一定間隔を保って移動する構成であれば、例えば、図9に示すように、発光部22が略90度回転(自転)する一方、受光部23が当該発光部22の回転に対応して四半円状に移動(公転)する構成であってもよい。また、図10に示すように、発光部22が略180度回転(自転)する一方、受光部23が当該発光部22の回転に対応して半円状に移動(公転)する構成であってもよい。なお、図9及び図10においては、説明理解の便宜上、遊技釘14は24本のみ図示すると共に、表示装置11等を取り付けるための開口部や取付穴等を省略している。
また、図9において発光部22と受光部23とを逆に配置して、受光部23が略90度回転(自転)する一方、発光部22が当該受光部23の回転に対応して移動(公転)する構成であってもよい。同様に、図10において発光部22と受光部23とを逆に配置して、受光部23が略180度回転(自転)する一方、発光部22が当該受光部23の回転に対応して移動(公転)する構成であってもよい。
・前記実施形態において、発光部22及び受光部23は、図11に示すように、当該発光部22及び受光部23の間隔が変化しながら移動する構成であってもよい。ただし、この場合、ROM26bには、発光部22及び受光部23の間隔に対応する複数の閾値光量を記憶管理させることが望ましい。なお、図11においては、説明理解の便宜上、遊技釘14は24本のみ図示すると共に、表示装置11等を取り付けるための開口部や取付穴等を省略している。
・前記実施形態において、平板17は、ガイド手段としての機能を備えていない構成であってもよい。この場合、支持部材24が発光部22の発光した光を遊技盤10の検査平面と平行にするように発光部22及び受光部23を支持することが望ましい。
・前記実施形態において、駆動部25が受光部23のみを移動させるものとし、複数の発光部22が平板17の一端側縁部に沿って並設された構成であってもよい。逆に、駆動部25が発光部22のみを移動させるものとし、複数の受光部23が平板17の他端側縁部に並設された構成であってもよい。
また、複数の発光部22を平板17の一端側縁部に沿って並設すると共に、当該各発光部22と対向するように複数の受光部23を平板17の他端側縁部に沿って並設した構成であってもよい。この場合、遊技釘14の高さ検査をする際に、発光部22及び受光部23を駆動させなくてもよいため、故障しにくい構成となると共に、各受光部23による受光精度が向上する。
・前記実施形態において、出力手段による出力は、ブザー27によるブザー音の報知に限定されるものではなく、モニタ画面による表示やプリンタによるプリント出力等の任意の出力手段による出力態様であってもよい。また、ブザー27によるブザー音の報知を行った際に、発光部22及び受光部23の移動を停止させるようにしてもよい。このように構成した場合、発光部22及び受光部23が移動を停止したことにより、打ち込み不良の遊技釘14が打ち込まれている位置を容易に特定できる。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)前記当接手段は、略中央部に遊技盤の遊技領域に対応した大きさの開口部を有する矩形状の平板であり、前記ガイド手段は前記平板の対向する両辺により構成されている。
(ロ)前記発光手段及び受光手段は、遊技盤に各種の加工処理を施すために当該遊技盤を所定方向へ搬送する搬送ラインの途中に設けられている。
(ハ)前記搬送ラインの途中には、前記発光手段及び受光手段が設けられた位置よりも下方において、遊技盤の表面が上方に向いた水平状態で当該遊技盤を昇降させるための昇降手段が設けられており、当該昇降手段は、前記遊技盤の表面が前記検査平面から前記閾値距離だけ下方となる位置まで前記遊技盤を搬送ライン上から浮き上がるように上昇させる。
本実施形態の遊技盤を示す正面図。 本実施形態の遊技盤における遊技釘の高さ検査装置の概略側面図。 本実施形態の遊技盤における遊技釘の高さ検査装置の概略平面図。 遊技釘の高さ検査を実施している状態を示す概略断面図。 本実施形態の制御構成を示すブロック図。 遊技釘高さ検査処理ルーチンを示すフローチャート。 (a)は打ち込み不良の遊技釘がある位置を検査している状態を示す概略断面図、(b)は打ち込み不良の遊技釘によって光が遮光(分散)される様子を示す作用図。 別例の遊技盤における遊技釘高さ検査装置を示す概略平面図。 他の別例の遊技盤における遊技釘高さ検査装置を示す概略平面図。 更なる別例の遊技盤における遊技釘高さ検査装置を示す概略平面図。 更なる別例の遊技盤における遊技釘高さ検査装置を示す概略平面図。
符号の説明
10…遊技盤、10A…遊技盤の表面、10a…遊技領域、14…遊技釘、15…検査装置、16…ベルトコンベア(搬送ライン)、17…平板(ガイド手段、当接手段)、18…開口部、20…リフト(昇降手段)、21…水平平面(検査平面)、22…発光部(発光手段)、23…受光部(受光手段)、25…駆動部(駆動手段)、26a…CPU(制御手段)、27…ブザー(出力手段)、30…当接ブロック(当接手段)、31…ガイドバー(ガイド手段)B…受光部が受光した光量、SB…閾値光量。

Claims (3)

  1. 複数の遊技釘が打ち込まれた遊技盤の表面から予め設定した閾値距離だけ離間し且つ当該遊技盤の表面に対して平行となるように設定される検査平面に沿って遊技釘の高さ検査用の光を発光する発光手段と、
    前記発光手段に対応した高さ位置に配置されて当該発光手段から発光された光を受光する受光手段と、
    前記受光手段が受光した光の光量が予め設定した閾値光量よりも少ない場合には、前記遊技盤上に打ち込み不良の遊技釘がある旨の検査結果が出力されるように、検査結果出力用の出力手段を制御する制御手段と、
    前記発光手段から前記遊技釘の高さ検査用の光を発光する際に、前記遊技盤の一部に当接して当該遊技盤の表面が前記検査平面に対して当該検査平面から前記閾値距離だけ離間した位置で平行となるように前記遊技盤を保持するための当接部材と、を備えた遊技盤における遊技釘の高さ検査装置であって、
    前記当接部材は、上面と下面とが平行をなし当該上面及び下面の間の距離が前記閾値距離より短く設定された平板状に形成されると共に前記上面側と前記下面側とを連通するように形成された開口部を有しており、前記遊技盤において前記遊技釘が打ち込まれた遊技領域が前記開口部内に位置するように前記当接部材の下面を前記遊技盤の表面に当接した状態で前記遊技盤を保持するとともに、前記当接部材が前記遊技盤を保持した状態において、前記遊技盤の表面から先端部迄の高さ距離が前記閾値距離を超える前記打ち込み不良の遊技釘が前記当接部材の上面より上方に突出するようになっており、
    前記発光手段及び前記受光手段は前記当接部材に配設されており、
    前記発光手段は、前記当接部材の上面に沿って前記遊技釘の高さ検査用の光を発光することにより前記検査平面に沿って前記遊技釘の高さ検査用の光を発光すると共に一定の光量で発光する一方で、前記受光手段は、前記当接部材の上面に沿って発光された前記遊技釘の高さ検査用の光を受光するようになっており、
    前記制御手段は、前記発光手段と前記受光手段との間に障害物がない場合に前記受光手段が受光可能な光量を前記閾値光量とし、当該閾値光量よりも前記受光手段が受光した光の光量が少ない場合、前記遊技盤上に当該遊技盤の表面から先端部迄の高さ距離が前記閾値距離を超えることで前記当接部材の上面より上方に突出する前記打ち込み不良の遊技釘があると判定し、当該判定結果に基づき前記遊技盤上に打ち込み不良の遊技釘がある旨の検査結果が出力されるように前記出力手段を制御する遊技盤における遊技釘の高さ検査装置。
  2. 前記発光手段及び前記受光手段を移動させる駆動手段を更に備え、
    前記発光手段と前記受光手段とは支持部材によって相互に支持されており、
    前記当接部材は、前記発光手段及び前記受光手段が前記駆動手段により移動させられる場合に、前記発光手段及び前記受光手段が前記当接部材の上面と平行な移動平面上を移動するようにガイドするためのガイド部と、前記発光手段及び前記受光手段が前記駆動手段により移動させられる場合に、前記発光手段及び前記受光手段の間隔を一定間隔に保って移動するようにガイドする間隔保持ガイド部とを有している請求項1に記載の遊技盤における遊技釘の高さ検査装置。
  3. 前記当接部材は、前記表面を上方に向けた状態で前記遊技盤を搬送する搬送ラインの上方に配置されており、
    前記搬送ラインで搬送される遊技盤を前記当接部材の下方で停止させる停止手段と、前記停止手段により停止された遊技盤を当該遊技盤の表面を上方に向けた状態で移動させるとともに前記遊技盤の表面を前記当接部材の下面に当接させる移動手段とを更に備えた請求項1又は請求項2に記載の遊技盤における遊技釘の高さ検査装置。
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