JP4542507B2 - 断熱パネル及びそれを利用した断熱構造体 - Google Patents

断熱パネル及びそれを利用した断熱構造体 Download PDF

Info

Publication number
JP4542507B2
JP4542507B2 JP2005516180A JP2005516180A JP4542507B2 JP 4542507 B2 JP4542507 B2 JP 4542507B2 JP 2005516180 A JP2005516180 A JP 2005516180A JP 2005516180 A JP2005516180 A JP 2005516180A JP 4542507 B2 JP4542507 B2 JP 4542507B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curved surface
main surfaces
heat insulation
surface portion
panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005516180A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2005057077A1 (ja
Inventor
香織 竹嶋
Original Assignee
香織 竹嶋
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 香織 竹嶋 filed Critical 香織 竹嶋
Publication of JPWO2005057077A1 publication Critical patent/JPWO2005057077A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4542507B2 publication Critical patent/JP4542507B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B1/00Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
    • E04B1/62Insulation or other protection; Elements or use of specified material therefor
    • E04B1/74Heat, sound or noise insulation, absorption, or reflection; Other building methods affording favourable thermal or acoustical conditions, e.g. accumulating of heat within walls
    • E04B1/76Heat, sound or noise insulation, absorption, or reflection; Other building methods affording favourable thermal or acoustical conditions, e.g. accumulating of heat within walls specifically with respect to heat only
    • E04B1/78Heat insulating elements
    • E04B1/80Heat insulating elements slab-shaped
    • E04B1/803Heat insulating elements slab-shaped with vacuum spaces included in the slab
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04DROOF COVERINGS; SKY-LIGHTS; GUTTERS; ROOF-WORKING TOOLS
    • E04D1/00Roof covering by making use of tiles, slates, shingles, or other small roofing elements
    • E04D1/28Roofing elements comprising two or more layers, e.g. for insulation
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04DROOF COVERINGS; SKY-LIGHTS; GUTTERS; ROOF-WORKING TOOLS
    • E04D13/00Special arrangements or devices in connection with roof coverings; Protection against birds; Roof drainage ; Sky-lights
    • E04D13/03Sky-lights; Domes; Ventilating sky-lights
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04DROOF COVERINGS; SKY-LIGHTS; GUTTERS; ROOF-WORKING TOOLS
    • E04D3/00Roof covering by making use of flat or curved slabs or stiff sheets
    • E04D3/35Roofing slabs or stiff sheets comprising two or more layers, e.g. for insulation
    • E04D3/357Roofing slabs or stiff sheets comprising two or more layers, e.g. for insulation comprising hollow cavities
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L59/00Thermal insulation in general
    • F16L59/06Arrangements using an air layer or vacuum
    • F16L59/065Arrangements using an air layer or vacuum using vacuum
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/24Structural elements or technologies for improving thermal insulation
    • Y02A30/242Slab shaped vacuum insulation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B80/00Architectural or constructional elements improving the thermal performance of buildings
    • Y02B80/10Insulation, e.g. vacuum or aerogel insulation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Building Environments (AREA)

Description

本発明は、断熱性ないし防音性を有する断熱パネル及びそれを利用した断熱構造体に関し、更に具体的には、真空層ないし減圧層を備えた断熱パネルの改良に関するものである。
従来より、高い断熱性や防音性を持たせるために、内部に真空層や減圧層を設けたパネルやブロックが建築用部材や内装材などとして利用されている。このようなパネル等では、真空層を保つために、中空部にハニカムコア,スタッド,グラスウール,粉体など、各種の材料が間隔保持材として挿入されている。そのため、パネル全体の重量が増加するばかりか、製造に時間がかかったりコストが増加したりするという不都合が生じる。
上述した不都合を解消するものとして、例えば、以下の特許文献1に示す真空パネルが提案されている。これによれば、合成樹脂により一体成形された筒状単位体の端面に閉塞部材を設けて内部を真空状態に保持した真空パネル単位体によってシート状の真空パネルを構成するとともに、前記筒状単位体の内側に、上下に突出した補強リブを設ける。そして、筒状単位体の内部が真空になったときに、前記上下の補強リブの先端部が互いに接触してパネルの形状と強度を維持することとなっている。
特開2003−42651公報
しかしながら、以上のような背景技術では、一つの真空パネル単位体では、筒状であることから十分な断熱性や防音性を発揮することはできず、実用の際には、複数の真空パネル単位体を連接してシート状の真空パネルを構成する必要がある。ところが、個々に製造したパネル単位体を組み立てる工程を必要とするため製造工程に時間がかかり、大型のパネルを得ようとするほど、その不都合を回避することは困難となる。
本発明は、以上の点に着目したもので、その目的は、簡単な構成で製造が容易でありながら、形状維持が可能であるとともに、高い断熱性,防音性,強度を備えた断熱パネル及びそれを利用した断熱構造体を提供することである。
前記目的を達成するため、本発明は、所定間隔で対向する2つの主面の周囲が密閉されるとともに、内部を真空状態ないし減圧状態とした断熱パネルであって、前記2つの主面が同一方向に湾曲ないし膨出した曲面部を複数設けるとともに、前記曲面部以外の部分を平坦な平面部とし、略中央部が一方に膨出した曲面部と、該曲面部の周囲に形成された平面部を有する複数のスペーサを、前記2つの主面の平面部の内側に互いに対向する位置に配設するとともに、前記スペーサの曲面部の頂部を、前記主面の内側に点接触させたことを特徴とする。主要な形態の一つは、前記2つの主面を同一方向に膨出させた複数の曲面形状を、前記2つの主面間で対応する位置となるように略同心円状に設けることによって、前記曲面部を形成したことを特徴とする。
の発明は、所定間隔で対向する2つの平坦な主面の周囲が密閉されるとともに、内部を真空状態ないし減圧状態とした断熱パネルであって、略中央部が一方に膨出した曲面部と、該曲面部の周囲に形成された平面部を有する複数のスペーサを、前記2つの主面の内面に互いに対向する位置に配設するとともに、前記曲面部の頂部を、前記主面の内側に点接触させたことを特徴とする。
本発明の断熱構造体は、請求項1〜のいずれかに記載の断熱パネルを複数利用したことを特徴とする。本発明の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
本発明は、所定間隔で対向する2つの主面の中空部を真空状態ないし減圧状態に設定するとともに、(1)前記2つの主面が同一方向に湾曲ないし膨出した曲面部を複数設けるとともに、前記曲面部以外の部分を平坦な平面部とし、かつ、前記平面部の内側に、スペーサの曲面部を点接触させる,あるいは、(2)平坦な主面の内側に曲面部を有するスペーサを点接触させることとしたので、製造が容易でありながら形状維持ができ、更に、断熱効果,防音効果,強度にも優れた断熱パネルを得られるという効果がある。
この発明には数多くの実施形態が有り得るが、ここでは適切な数の実施例を示し、詳細に説明する。
最初に、図1を参照しながら本発明の実施例1を説明する。図1(A)は、本実施例の外観を示す斜視図,図1(B)は、前記図1(A)を#A−#A線に沿って切断して矢印方向に見た断面を示す図である。図1(C)は、本実施例の変形例を示す断面図である。図1に示すように、本実施例の断熱パネル10は、全体が方形であって、略中央部からほぼ全体にかけて一方に膨出(ないし湾曲)した曲面部12となっており、その周囲は、平坦な平面部14が形成されている。このような断熱パネル10は、同一方向に膨出した2つの主面16及び18を所定間隔で対向配置し、その周囲に縁20を設けて密閉し、中空部が真空状態(ないし真空に近い減圧状態)を維持することができる構造となっている。前記主面16及び18,縁20は、例えば、アルミニウムや鉄のような金属板,あるいは合成樹脂板やセラミックス板など、真空に耐えることのできる材質であれば、各種の公知の材質を利用することができる。
次に、本実施例の製造工程の一例を説明する。例えば、あらかじめ略中央部からほぼ全体にかけて同一方向に膨出した曲面形状を設けた主面16及び18を、真空雰囲気中ないし減圧雰囲気中において所定間隔で対向配置し、その周囲に縁20を接着して密封する。組み立てが終わったら真空雰囲気(ないし減圧雰囲気)中から常圧下に取り出すことで、中空部が真空ないし減圧状態の断熱パネル10が得られる。常圧下においては、断熱パネル10の内側の気圧の方が低いため、主面16及び18には、それぞれ内側に向けて変形する力が働くが、本実施例ではほぼ全体に断面略円弧状の曲面部12を設けているため、平坦な場合と比べて主面の中央にかかる力が分散される。そのため、極度に変形することがなく全体の形状をほぼ維持することができる。また、例えば、上述した形状の主面16及び18を、常圧下において所定間隔で対向配置し、その周囲に縁20を接着して密封する。その後、図示しない真空吸引装置に接続された吸引用の針を適宜位置に差し込んで中空部の空気を吸引し、所定の真空度になるまで内部の空気を抜いていき、断熱パネル10を製造するようにしてもよい。この場合、脱気するに従って、断熱パネル10の内部の気圧は低下し、主面16及び18はそれぞれ内側に向けて変形し始めるが、ほぼ全体に略円弧状の曲面部12を設けているため、平坦な場合と比べて主面の中央にかかる力が分散され、全体の形状をほぼ維持することができる。
以上のような断熱パネル10は、建物の壁,天井,仕切りなど、断熱性や防音性,あるいは結露の防止が望まれる場所で、例えば、曲面部12の膨出側が室内などを向くように配置されるが、必要に応じて逆向きに設置してもよいし、縦横の向きを任意に変更して設置するようにしてもよい。なお、本実施例では、曲面部12の周囲に平面部14を設けることとしたが、図1(C)に示すように、平面部を設けずに、主面16及び18の全体が湾曲した形状とするようにしてもよい。
このように、実施例1によれば、次のような効果がある。
(1)断熱パネル10の2つの主面16及び18の間の中空部を真空にすることにより、優れた断熱性,防音性(遮音性),結露防止効果が得られる。
(2)両主面16及び18の略中央部からほぼ全体にかけて、同一方向に膨出した曲面部12を形成する,あるいは、断熱パネル10の全体を湾曲した形状とすることとしたので、主面16,18間の中空部を真空ないし減圧状態としたときに主面の中央にかかる応力が分散される。このため、断熱パネル10の強度が高くなるとともに形状維持が可能となる。
(3)主面16及び18の内側に形状保持用の補強材を必要としない構造のため製造が容易である。
次に、図2を参照しながら、本発明の実施例2を説明する。図2(A)は、本実施例の外観を示す斜視図,図2(B)は、前記図2(A)を#B−#B線に沿って切断し、矢印方向に見た断面の状態を示す図である。図2(C)は、本実施例の変形例を示す断面図である。上述した実施例1は、断熱パネルの表裏主面のほぼ全体を同一方向に湾曲した形状に形成することとしたが、本実施例は、表裏主面に複数の曲面形状を設けた例である。
図2に示すように、本実施例の断熱パネル30は、全体が方形であって、略中央部から縁部にかけて、同心円状に複数の曲面部32が形成されている。図2(B)の断面に示すように、前記断熱パネル30は、2つの主面36,38を所定間隔で対向配置し、その周囲が縁40によって密閉されており、中空部は減圧状態ないし真空状態となっている。本実施例では、前記主面36及び38のそれぞれに、同一方向に膨出した複数の同心円状の曲面形状32A及び32Bが、対応する位置に形成されている。これら曲面形状32A及び32Bにより、前記曲面部32が形成される。なお、主面36,38,縁40としては、上述した実施例1と同様の材質が利用される。
本実施例2によれば、主面36,38のそれぞれに、同一方向に膨出(突出)した複数の曲面形状32A,32Bを互いに対応する位置に同心円状に設けることとしたので、外圧のかかる主面36及び38を補強し、強度が高く、形状維持も可能な断熱パネル30を得ることができる。他の作用・効果は、上述した実施例1と同様である。なお、本実施例における曲面部32の断面形状は一例であり、図2(C)に示すように、断熱パネル42を構成する主面44,46の断面が連続した波形となるように形成しても同様の効果が得られる。
次に、図3を参照しながら、本発明の実施例3について説明する。本実施例は、本発明の断熱パネルを、家屋などの屋根に設ける瓦として利用した例である。図3(A)は、本実施例の断熱パネルを利用した屋根の全体の様子を示す正面図,図3(B)は、断熱パネルの構成を示す図である。図3(B)に示すように、本実施例では、断熱パネル50及び60を交互に重ね合わせて利用している。断熱パネル50は、全体が略方形であって、同一方向に湾曲した2つの主面52及び54の周囲が縁56によって密閉されており、内側の中空部を真空ないし減圧状態としたものである。他の断熱パネル60も基本的に同様の構成となっており、全体が同一方向に湾曲した2つの主面62及び64の周囲が縁66によって密閉されており、中空部を真空ないし減圧状態としたものである。なお、断熱パネル50のほうが、断熱パネル60よりも若干幅が広く、湾曲が緩やかになるように設定されている。
以上のような断熱パネル50及び60を、屋根68に交互に並ぶように設ける。例えば、断熱パネル50の主面52(曲面の凸側)が外側に向くように配置し、断熱パネル60の主面64(曲面の凸側)が内側,すなわち屋根68に接する側に向くように配置するという具合である。このように、実施例3によれば、断熱パネル50及び60を瓦の代わりに屋根68に設けることにより、上述した実施例で示した断熱効果に加え、雨水などを断熱パネル60の主面62(曲面の凹側)を伝わらせて排出するという効果も得られる。なお、必要に応じて、屋根68の頂部の境目部分に、断熱パネル50又は60を設けて断熱などを図るようにしてもよい。また、断熱パネル50及び60を、瓦の規格(形状・寸法)に合わせて形成することにより、既存の瓦の代わりとして、容易に前記断熱パネル50や60を利用することができる。
次に、図4を参照しながら、本発明の実施例4について説明する。図4(A)は、本実施例の断面図,図4(B)は、スペーサの構成を示す図,図4(C)は本実施例の組み立ての様子を示す図である。上述した実施例1〜3はいずれも、断熱パネルのほぼ全体が湾曲した形状であるか、断熱パネルの略中央部又はほぼ全面に曲面部を形成したものであるが、本実施例は、断熱パネルを構成する主面を平坦とし、その内側に間隔保持材ないし補強材としてスペーサを設けた例である。図4(A)に示すように、本実施例の断熱パネル70は、所定間隔で対向する方形状の2つの平坦な主面72及び76の内側に、複数のスペーサ80を対向する位置に点接触によって設けたものである。前記主面72及び76の周囲には、それぞれ所定幅の縁74及び78が設けられている。また、スペーサ80は、図4(B)に示すように、略中央部が一方に膨出した曲面部82を有しており、その周囲は平坦な平面部84となっている。すなわち、全体が図1(A)及び(B)に示した実施例1と似た方形状となっている。なお、このようなスペーサ80は、一枚の板材によって形成してもよいし、前記実施例1と同様に2つの板材を対向配置して密閉し、必要に応じて内部を真空ないし減圧したような構造であってもよい。前記主面72,76は、例えば、上述した実施例と同様の材質で構成される。また、スペーサ80も、主面72及び76と同様の材質で構成されるが、必要に応じて異なる材質を用いて形成するようにしてもよい。
次に、本実施例の組み立て方法について説明する。図4(C)に示すように、スペーサ80を、2つの主面72及び76の内側に、曲面部82の頂部が接するように、ロウ付けないしスポット溶接などにより取り付ける。なお、スペーサ80は、主面72及び76を合わせたときに、各主面に取り付けたスペーサ80が対応する位置となるように固定する。また、図示の例では、各主面72及び76の主面のそれぞれに、縁74及び78から離れた位置に2個ずつ取り付けられているが、その数は必要に応じて適宜変更してよい。スペーサ80を取り付けたら、主面72及び76を合わせて、縁74と78を適宜手段で接着する。以上のような組み立て動作は、予め真空状態ないし減圧状態に設定された雰囲気中で行なわれる。組み立てが終了したら、常圧下に取り出すが、断熱パネル70の内側の気圧の方が低いため、主面72及び76には外圧が加わり、内側に向けて凹むように変形する力が働く。しかしながら、本実施例では、それぞれの主面の内側に設けたスペーサ80の平面部84同士が接触することにより、主面72及び76が凹んで変形するのを防止し、真空層ないし減圧層を維持することができる。また、前記実施例1と同様に、主面72及び76を合わせて、縁74と78を適宜手段で接着した後に、図示しない真空吸引装置により、中空部を所定の真空度になるまで減圧するようにしても、同様の断熱パネル70を得ることができる。
このように、実施例4によれば、次のような効果がある。
(1)断熱パネル70の主面72及び76間の中空部を真空ないし減圧状態とすることにより、優れた断熱性及び防音性が得られる。
(2)主面72及び76の内側に、間隔保持材及び補強材を兼ねるスペーサ80を設けることとしたので、断熱パネル70の強度,特に、主面72及び76と直交する方向の力に対する強度を高めるとともに、形状を維持して真空層のスペースを保つことができる。
(3)スペーサ80の曲面部82の頂部が、主面72及び76の内側に点接触しており、接触面積が非常に小さいことから、真空層ないし減圧層による断熱効果を阻害することが少ない。
(4)主面72及び76にスペーサ80を取り付けてから、前記主面72,76同士を組み合わせることとしたので製造が容易である。また、スペーサ80の数を増減することにより、主面72,76の形状,大きさに合わせて柔軟に対応することができる。
次に、図5を参照して、本発明の実施例5について説明する。図5(A)は、本発明の断熱パネルを複数利用する場合の組み立て例を示す図,図5(B)は断熱パネルの連結部を示す断面図である。図5に示すように、本実施例の断熱構造体90は、複数の断熱パネル92と96を組み合わせた構造となっている。なお、前記断熱パネル96は、複数の断熱パネル92を接続するための連結材としての役割も兼ねるものである。前記断熱パネル92としては、上述した実施例4と基本的に同様の構成のものが利用されており、前記断熱パネル96としては、上述した実施例3と基本的に同様の構成のものが利用される。すなわち、断熱パネル92は、対向する2つの主面の内側にスペーサ(図示せず)が設けられるとともに、内側が減圧ないし真空状態とされた構成となっており、外部から見た状態では全体が平面状となっている。更に、縁部92Aには、前記断熱パネル96と連結するための係合用の段差94が形成されている。一方、前記断熱パネル96は、正面側の主面96Aが膨出し、背面側の主面96Bの略中央部が長手方向に沿って凹んだ凹部96Cを備えた形状となっており、全体として両主面96A及び96Bのほぼ全体が同一方向に膨出(ないし湾曲)した形状となっている。このような断熱パネル96の内側は、減圧ないし真空状態となっている。更に、前記主面96A及び96Bの間には、前記断熱パネル92の段差94と係合して連結するための溝97及び段差98が形成されている。以上のような断熱パネル92は、前記断熱パネル96の溝97に縁部92Aを差し込み、段差94と98を係合させることによって、断熱パネル96と連結される。このように、本実施例によれば、断熱パネル92及び96を組み合わせて適宜個所に設けることにより、断熱性及び防音性に優れた任意の形状・大きさの断熱構造体を容易に得ることができ、搬入,搬出,施工,取扱作業も容易となる。
次に、図6(A)を参照して、本発明の実施例6について説明する。本実施例は、上述した実施例4と同様の構成の断熱パネルを、ガスコンロ108の周囲に設ける断熱パネルとして利用した例である。図6(A)に示すように、本実施例の断熱パネル100は、主面102及び側面106により形成されており、その内側の中空部には、上述した実施例4のスペーサ80と同様のスペーサが点接触により設けられる(図示せず)とともに、真空ないし減圧状態となっている。前記主面102と側面106は、折り畳みが可能となっており、略L字状に開いた状態で、図示のように、ガスコンロ108の周囲に立設される。このように、ガスコンロ108の周囲に断熱パネル100を設けると、その断熱効果により、ガスコンロ108の周囲の壁が高温になるのが良好に低減されるとともに、調理中のものから油や汁が周囲に撥ねるのを防止することもできる。
次に、図6(B)を参照して、本発明の実施例7について説明する。本実施例の断熱パネル110は、マンションのベランダなどに設置されたボイラ112で生成された湯を浴室や流し台などに供給する配管114の周囲に設けた例である。図6(B)に示すように、本実施例の断熱パネル110は、配管114の形状に合うように予め形状・寸法が設定された略円筒状となっており、例えば、前記実施例3の断熱パネルと同様の構成であって断面略半円形のものを2つ組み合わせた構成となっている。断熱パネル110を配管114の周囲に設けると、その断熱効果によりボイラ112で生成した湯が配管114中を通過するうちに温度が低下するのを防止することができるとともに、湯の流れる音が外部に漏れるのを抑制する防音効果も得られる。また、このような断熱パネル110の防音効果を生かし、マンションや集合住宅などの排水管や下水管などに利用するようにしてもよい。
次に、図7(A)及び図7(B)を参照して、本発明の実施例8について説明する。図7(A)は、本実施例の全体を示す平面図,図7(B)は、前記(A)を#C−#C線に沿って切断し矢印方向に見た断面図である。上述した実施例は、いずれも断熱パネルの全体を湾曲した形状とするか、ほぼ全面または略中心部に曲面形状ないし曲面部を設けたものであるが、本実施例の断熱パネルは、平面部を挟んで複数の曲面部を配置した例である。
図7(A)及び(B)に示すように、本実施例の断熱パネル120は、全体が方形であって、2つの主面122及び124が同一方向に膨出(ないし湾曲)した曲面部130の周囲には、平面部128が連続して形成されている。図示の例では、曲面部130が、平面部128中に適宜間隔となるように6つ形成された構造となっている。このような断熱パネル120は、略同一形状の2つの主面122及び124を所定間隔で対向配置して周囲を縁126で密閉し、その内側の中空部を真空ないし減圧状態とすることにより得られる。また、本実施例の断熱パネル120では、前記平面部128の内側には、上述した実施例4と同様のスペーサ80が、曲面部82の頂部が主面の内側に点接触するように取り付けられている。本実施例の製造方法は、上述した実施例と同様であり、予め減圧ないし真空状態に設定した雰囲気中で組み立てるようにしてもよいし、主面122及び124と縁126を常圧下で組み立てた後に、適宜手段で内側を所定の真空度に達するまで減圧するようにしてもよい。
このように本実施例によれば、主面122及び124に複数の曲面部130を形成することとしたので、主面に対してかかる外圧が分散され、断熱パネル120の形状を維持することができる。また、平面部128の内側に、スペーサ80を点接触により設けることとしたので、平面部128の間隔保持(形状維持)も可能となり、断熱パネル120全体としての形状を損なうことがない。他の作用・効果は基本的には上述した実施例と同様である。
次に、図7(C)を参照して本発明の実施例9を説明する。図7(C)は、本実施例の全体を示す平面図である。本実施例も、上述した実施例8と同様に、複数の曲面部を設けた例である。図7(C)に示すように、本実施例の断熱パネル150は、平面部152に連続するように複数の曲面部154が配置された構成となっている。なお、図示しないが、本実施例の断熱パネル150も、上述した実施例と同様に、同一方向に膨出ないし突出した形状の2つの主面を対向配置し、その周囲を縁で密閉して、内側の中空部を減圧ないし真空状態とすることにより形成される。前記曲面部154は、上述した実施例2の断熱パネル30のように、複数の曲面形状154A〜154Dを略同心円状に配置することにより形成されており、主面にかかる外圧を分散させている。また、平面部152の内側には、スペーサ80が点接触により設けられており、平面部152が外圧によって凹むように変形するのを防止している。本実施例の作用・効果は、上述した実施例と同様である。
次に、図8を参照して本発明の実施例10を説明する。図8(A)は、本実施例の断熱パネルの主要断面図,図8(B)は、本実施例のスペーサの構造を示す斜視図である。前記図8(A)は図8(B)を#D−#D線に沿って切断し矢印方向に見た断面図に相当する。図8(C)及び(D)は、それぞれ、本実施例のスペーサの変形例を示す図である。上述した実施例4,8,9では、2つの主面間の複数の位置に一対のスペーサ80を対向配置して点接触させることとしたが、本実施例は、一つのスペーサを対向する主面の双方に点接触させた例である。図8(A)に示すように、断熱パネル160の二つの平坦な主面162,164間には、適宜間隔で複数のスペーサ160が設けられている。該スペーサ160は、略中央部が一方に膨出した曲面部168を有しており、その周囲は平坦な平面部170となっている。そして、前記平面部170には、他方に膨出した複数の曲面部172が適宜間隔で設けられている。このようなスペーサ160は、例えば、中央の曲面部168が一方の主面164に1点で接触し、平面部170に形成された3つの曲面部172が、他方の主面162に3箇所で点接触するように設けられる。もちろん、曲面部168が主面162に接触するように設けてもよいし、主面162と主面164に交互に接触するようにスペーサ160の向きを変えて配置するようにしてもよい。本実施例の作用・効果は、上述した実施例4,8,9と同様であるが、一つのスペーサを両主面162及び164に点接触させて間隔保持や補強を行うことができるため、組み立てを容易に行うことができる。
また、図8(C)に示すスペーサ174のように、一方の主面に接触する略中央の曲面部176と、他方の主面に接触する縁側の曲面部178との間に平面部を設けることなく、曲面部176と178とが滑らかに連続するような形状としてもよい。あるいは、図8(D)に示すスペーサ180のように、一方の主面に接触する略半球状の曲面部182の縁部に、他方の主面に接触する複数(図示の例では3つ)の突出部184を形成するようにしてもよい。このような形状のスペーサ180は、例えば、中空の半球状体の縁部に、波状の切り欠き加工を施すことによって形成される。いずれのスペーサ174及び180も、前記スペーサ160と同様に、対向する二つの主面間に設けることによって、前記実施例4,8,9と同様の効果が得られる。
本発明には数多くの実施形態があり、以上の開示に基づいて多様に改変することが可能である。例えば、次のようなものも含まれる。
(1)上述した実施例の材質は一例であり、必要に応じて、各種の公知の材質を利用することができる。色彩や模様,大きさ,形状についても同様に、必要に応じて適宜変更可能である。
(2)実施例4で示したスペーサ80の形状,大きさ,取付数,配置も一例であり、必要に応じて適宜変更してよい。例えば、スペーサ80の曲面部82の断面形状や平面部84の割合などを適宜変更するなどである。なお、前記スペーサ80は、平面部84の外形が方形であったが、図4(D)に示すスペーサ86のように、略中央部の曲面部87の周囲に円形の平面部88を設けるようにしても同様の効果が得られる。実施例10で示したスペーサ160,174,180も一例であり、同様の効果を奏するように、形状,大きさ,取り付け数,配置は適宜変更してよい。
(3)本発明の断熱パネルは、上述した実施例3及び5で示すように、複数を組み合わせて目的に応じた形状,大きさとして利用してよい。また、その組み合わせも上述した例に限定されるものではなく、本発明の断熱パネルであれば、どのような組み合わせとしてもよい。
(4)本発明の断熱パネルは、上述した実施例3の瓦や実施例6の断熱パネル,実施例7の断熱パネルに限定されるものではなく、断熱,防音,遮音,結露防止などが必要とされる建築物や内装材など各種の用途に適用してよい。例えば、建築物の壁材(カーテンウォールなど),間仕切り,床の保温パネル,トラックなどの冷蔵コンテナなどに適用可能である。また、冷蔵庫,冷凍庫,冷蔵・冷凍倉庫用の断熱材として利用するようにしてもよい。
本発明によれば、所定間隔で対向する2つの主面の中空部を真空ないし減圧状態に設定するとともに、(1)前記2つの主面が同一方向に湾曲ないし膨出した曲面部を複数設けるとともに、前記曲面部以外の部分を平坦な平面部とし、かつ、前記平面部の内側に、スペーサの曲面部を点接触させる,あるいは、(2)平坦な主面の内側に曲面部を有するスペーサを点接触させることとしたので、形状維持及び製造が容易であるとともに、断熱効果や防音効果にも優れた断熱パネルとして適用可能である。特に、これら断熱パネルを複数利用することにより、暖房効率や冷房効率を高めるための断熱構造体の用途に好適である。
図1は、本発明の実施例1を示す図であり、(A)は全体構成を示す斜視図,(B)は前記(A)を#A−#A線に沿って切断し矢印方向に見た断面図,(C)は本実施例の変形例を示す主要断面図である。 図2は、本発明の実施例2を示す図であり、(A)は全体構成を示す斜視図,(B)は前記(A)を#B−#B線に沿って切断し矢印方向に見た断面図,(C)は本実施例の変形例を示す主要断面図である。 図3は、本発明の実施例3を示す図であり、(A)は本実施例を利用した屋根の全体の様子を示す正面図,(B)は本実施例のパネルの構成を示す斜視図である。 図4は、本発明の実施例4を示す図であり、(A)は本実施例の構成を示す断面図,(B)は本実施例のスペーサの構造を示す図,(C)は本実施例のパネルの組み立ての様子を示す図,(D)はスペーサの変形例を示す図である。 図5は、本発明の実施例5を示す図であり、(A)は組み立て例を示す図,(B)は断熱パネルの連結部を示す断面図である。 図6は、本発明の他の実施例を示す図であり、(A)は実施例6を示す斜視図,(B)は実施例7を示す斜視図である。 図7は、本発明の他の実施例を示す図であり、(A)は実施例8を示す平面図,(B)は前記(A)を#C−#C線に沿って切断した断面図,(C)は実施例9を示す平面図である。 図8は、本発明の実施例10を示す図であり、(A)は本実施例の構成を示す主要断面図,(B)は本実施例のスペーサの構造を示す斜視図,(C)は本実施例の変形例のスペーサを示す断面図,(D)は本実施例の他の変形例のスペーサを示す斜視図である。
10:断熱パネル
12:曲面部
14:平面部
16,18:主面
20:縁
30:断熱パネル
32:曲面部
32A,32B:曲面形状
36,38:主面
40:縁
42:断熱パネル
44,46:主面
50,60:断熱パネル
52,54,62,64:主面
56,66:縁
68:屋根
70:断熱パネル
72,76:主面
74,78:縁
80,86:スペーサ
82,87:曲面部
84,88:平面部
90:断熱構造体
92:断熱パネル
92A:縁部
94:段差
96:断熱パネル
96A,96B:主面
96C:凹部
97:溝
98:段差
100:断熱パネル
102:主面
106:側面
108:ガスコンロ
110:断熱パネル
112:ボイラ
114:配管
120:断熱パネル
122,124:主面
126:縁
128:平面部
130:曲面部
150:断熱パネル
152:平面部
154:曲面部
154A〜154D:曲面形状
160:断熱パネル
162,164:主面
166,174,180:スペーサ
168,172,176,178,182:曲面部
170:平面部
184:突出部

Claims (4)

  1. 所定間隔で対向する2つの主面の周囲が密閉されるとともに、内部を真空状態ないし減圧状態とした断熱パネルであって、
    前記2つの主面が同一方向に湾曲ないし膨出した曲面部を複数設けるとともに、前記曲面部以外の部分を平坦な平面部とし
    略中央部が一方に膨出した曲面部と、該曲面部の周囲に形成された平面部を有する複数のスペーサを、前記2つの主面の平面部の内側に互いに対向する位置に配設するとともに、前記スペーサの曲面部の頂部を、前記主面の内側に点接触させたことを特徴とする断熱パネル。
  2. 前記2つの主面を同一方向に膨出させた複数の曲面形状を、前記2つの主面間で対応する位置となるように略同心円状に設けることによって、前記曲面部を形成したことを特徴とする請求項記載の断熱パネル。
  3. 所定間隔で対向する2つの平坦な主面の周囲が密閉されるとともに、内部を真空状態ないし減圧状態とした断熱パネルであって、
    略中央部が一方に膨出した曲面部と、該曲面部の周囲に形成された平面部を有する複数のスペーサを、前記2つの主面の内面に互いに対向する位置に配設するとともに、前記曲面部の頂部を、前記主面の内側に点接触させたことを特徴とする断熱パネル。
  4. 請求項1〜のいずれかに記載の断熱パネルを複数利用したことを特徴とする断熱構造体。
JP2005516180A 2003-12-12 2004-12-09 断熱パネル及びそれを利用した断熱構造体 Expired - Fee Related JP4542507B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003415706 2003-12-12
JP2003415706 2003-12-12
JP2003421707 2003-12-18
JP2003421707 2003-12-18
PCT/JP2004/018414 WO2005057077A1 (ja) 2003-12-12 2004-12-09 断熱パネル及びそれを利用した断熱構造体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2005057077A1 JPWO2005057077A1 (ja) 2007-07-05
JP4542507B2 true JP4542507B2 (ja) 2010-09-15

Family

ID=34680643

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005516180A Expired - Fee Related JP4542507B2 (ja) 2003-12-12 2004-12-09 断熱パネル及びそれを利用した断熱構造体

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4542507B2 (ja)
WO (1) WO2005057077A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101616316B1 (ko) 2013-11-08 2016-04-28 삼성중공업 주식회사 선박용 에어스포일러

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0625934D0 (en) * 2006-12-28 2007-02-07 Rickards Michael J A heat and sound barrier vacuum panel
GB2481053A (en) * 2010-06-11 2011-12-14 Peter Jason Wright Single structure vacuum insulation panel
NZ592562A (en) * 2011-04-29 2013-11-29 Edward Lawrence Noton An Improved Roof Tile
CN102953510B (zh) * 2012-03-21 2016-01-20 青岛理工大学 凸面真空陶瓷隔热板及其制备方法
CN102953439B (zh) * 2012-03-21 2016-01-20 青岛理工大学 凸面真空隔热板及其制备方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5157893A (en) * 1988-04-15 1992-10-27 Midwest Research Institute Compact vacuum insulation
JPH0415398A (ja) * 1990-05-08 1992-01-20 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 極低温用複合真空多層断熱材
JP2004132438A (ja) * 2002-10-09 2004-04-30 Nisshinbo Ind Inc 複合真空断熱材及びその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101616316B1 (ko) 2013-11-08 2016-04-28 삼성중공업 주식회사 선박용 에어스포일러

Also Published As

Publication number Publication date
WO2005057077A1 (ja) 2005-06-23
JPWO2005057077A1 (ja) 2007-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1512915B1 (en) Radiant panel
US8765247B2 (en) Vacuum insulation panel
JP5721811B2 (ja) 吸遮音性能が改善された組立式壁体及びその組立式構造物
CA2840790C (en) Modular panel for thermal energy transfer
KR101572823B1 (ko) 진공단열패널
US20060283657A1 (en) Perforated foamed panel for air handling units
JP2005114028A (ja) 真空パネル・断熱材積層断熱プレート
JP4542507B2 (ja) 断熱パネル及びそれを利用した断熱構造体
US9687089B2 (en) Insulated foam panels for refrigerated display cases
JP5300351B2 (ja) 建築用真空断熱ボード
KR100665674B1 (ko) 다기능 건축용 복합 판넬
JP5946047B2 (ja) 建築物の局所断熱構造
JP2017160611A (ja) 壁面パネル
KR102200996B1 (ko) 창호용 프레임
JP6452301B2 (ja) 建築用パネルおよびパネル素体
KR20180001315A (ko) 복합단열재
JP3131958U (ja) 高機能型遮熱マット
TWM504835U (zh) 空心磚結構及利用該空心磚砌築的調温牆體
JP4229031B2 (ja) 断熱箱体
JP5217594B2 (ja) 断熱壁とそれを適用した建物および住宅
JPH07127156A (ja) 建物の遮音断熱構造
JP2002180593A (ja) 建築用パネル
KR20090067852A (ko) 고층 건축물용 커튼월 시스템 및 그 조립 방법
JP4457298B2 (ja) 吸音パネル及びその製造方法
GB2430208A (en) Thermally insulated wall construction

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100615

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100625

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130702

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees