JP4541736B2 - ハイブリッド車両の駆動制御装置 - Google Patents

ハイブリッド車両の駆動制御装置 Download PDF

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本発明は、内燃機関及び電動機の運転状態を制御して車両を駆動するハイブリッド車両の駆動制御装置に関するものである。
従来、定常走行状態から運転者がアクセルを踏み込んだときに、エンジンよりも応答性能に優れた電動モータの力行によって加速性能を向上させるハイブリッド車両では、例えば電動モータやバッテリの過熱を防止するために、電動モータの力行を制限するものがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−87901号公報
しかしながら、上記の特許文献1に記載された従来例のように、所定の条件で電動モータの力行を制限すると、運転者がアクセルを踏み込んだときのモータトルクの増加幅を十分に確保することができないので、加速性能が低下するという問題がある。
そこで、本発明は上記の問題に着目してなされたものであり、所定の条件で電動モータの力行が制限されるとしても、加速性能の低下を防止できるハイブリッド車両の駆動制御装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、本発明に係るハイブリッド車両の駆動制御装置は、電動機による力行時の電動機トルクを、所定の条件に基づいて設定される上限値で制限するものにおいて、運転者の加速指示に応じた電動機トルクの増加を、電動機の定格出力及び回転数から算出される電動機で出力可能な最大アシストトルク分だけ確保するために、加速指示の無い定常走行状態のときに、予め電動機トルクを、正値となる力行側の上限値から前記最大アシストトルクを減じ値に制御しておくことを特徴としている。
本発明によれば、運転者の加速指示に応じた電動機トルクの増加を、電動機の定格出力及び回転数から算出される電動機で出力可能な最大アシストトルク分だけ確保するために、加速指示の無い定常走行状態のときに、予め電動機トルクを、正値となる力行側の上限値から前記最大アシストトルクを減じ値に制御しておくことで、運転者の加速指示があったときに、電動機トルクの増加が発電側から開始されるので、その増加幅を十分に確保することができ、加速性能の低下を防止できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、車両の概略構成図であり、エンジン1と、力行及び発電が可能なモータジェネレータ(電動機)2とで車両を駆動するパラレルハイブリッド車両である。符号3はトルクコンバータを有する自動変速機、符号4は例えばリチウムイオンバッテリで構成された高電圧バッテリ、符号5は例えばパルス幅変調(PWM:Pulse Width Modulation)方式のインバータ、符号6は高電圧電源遮断装置、符号7はハーネスである。また、符号8はエンジンコントローラ、符号9は変速機コントローラ、符号10はバッテリコントローラ、符号11はMGコントローラ、符号12はハイブリッドコントローラである。
図2は、制御システムの概略構成図である。エンジンコントローラ8は、点火時期、燃料噴射量、スロットル開度等を制御することにより、エンジントルクやエンジン回転数を制御する。変速機コントローラ9は、種々の電磁ソレノイドバルブを制御することにより、変速比やロックアップを制御する。また、MGコントローラ11は、インバータ5を介してモータジェネレータ2の力行時又は発電時のMGトルク(電動機トルク)を制御する。MGトルクは、正の値でモータジェネレータ2の力行運転となり、負の値でモータジェネレータ2の発電運転となる。
ハイブリッドコントローラ12は、運転者のアクセル開度と、エンジンコントローラ8からのエンジン回転数と、変速機コントローラ9からの変速比、シフトポジション、車速と、バッテリコントローラ10からの充電状態(以下、SOCと称す)、バッテリ電圧、バッテリ入出力可能電力と、MGコントローラ11からのモータジェネレータ回転数、力行/発電可能トルク、モータジェネレータ温度、インバータ電圧とを入力し、図3のハイブリッド制御処理を実行して、エンジンコントローラ8に対する目標エンジントルクと、MGコントローラ11に対する最終MGトルクと、を出力する。
次に、ハイブリッドコントローラ12で実行されるハイブリッド制御処理を、図3のフローチャートに従って説明する。
このハイブリッド制御処理は、所定時間(例えば、10msec)毎のタイマ割り込みによって実行され、ステップS1の目標駆動力算出処理と、ステップS2の目標MGトルク算出処理と、ステップS3の目標エンジントルク算出処理と、ステップS4の最終MGトルク算出処理と、を順次実行する。
ステップS1の目標駆動力算出処理は、図4に示すように、ステップS101で、アクセル開度と車速とを読込む。
続くステップS102では、図5に示すような制御マップを参照し、アクセル開度及び車速から目標駆動力を算出してから目標駆動力算出処理を終了する。図5の制御マップは、エンジン1及びモータジェネレータ2で出力可能なトルク、変速比、トルクコンバータによるトルク増幅比、タイヤ動半径などの諸元を考慮して設定したものである。この制御マップによれば、車速が低く、アクセル開度が大きいほど目標駆動力は大きくなる。
次に、ステップS2の目標MGトルク算出処理は、図6及び図7に示すように、先ずステップS201で、各種データを読込む。具体的には、SOC、車速、モータジェネレータ回転数、モータジェネレータ温度、インバータ電圧、及びハーネス電流値である。
続くステップS202では、目標駆動力に車速を乗じて目標駆動仕事率を算出する。
続くステップS203では、図8に示すような制御マップを参照し、SOC及び目標駆動仕事率から目標エンジン仕事率を算出する。図8の制御マップは、SOCが高いほど、つまり充電された電力が多いほど目標エンジン仕事率が小さくなると共に、目標駆動仕事率が大きいほど目標エンジン仕事率が大きくなるように設定されている。
続くステップS204では、図9に示すような制御マップを参照し、目標エンジン仕事率を実現する燃費最適エンジン回転数を算出する。図9の制御マップは、目標エンジン仕事率が大きいほど燃費最適エンジン回転数が大きくなるように設定されている。
続くステップS205では、目標エンジン仕事率から目標駆動仕事率を減じて目標MG仕事率を算出する。
続くステップS206では、目標MG仕事率を燃費最適エンジン回転数で除して目標MGトルクを算出する。
続くステップS207では、図10に示すような制御マップを参照し、モータジェネレータ2の定格出力及びモータジェネレータ回転数から、モータジェネレータ2でアシスト可能な最大アシストトルクを算出する。図10の制御マップは、モータジェネレータ回転数が高いほど、最大アシストトルクが小さくなるように設定されている。
続く図7のステップS208では、モータジェネレータ温度が所定値以上であるか否かを判定する。モータジェネレータ温度が所定値以上であるときには、ステップS209に移行し、モータジェネレータ2の通電可能電流を算出してステップS210に移行する。一方、モータジェネレータ温度が所定値未満であるときには、そのままステップS210に移行する。
ステップS210では、バッテリ電圧にモータジェネレータ2の消費電流を乗じてMG熱制限時のトルク上限値TLMGを算出する。
続くステップS211では、高電圧電源遮断装置6及びインバータ5の電位差とハーネス電流からハーネス抵抗値を算出する。
続くステップS212では、ハーネス抵抗値からハーネス温度を算出する。
続くステップS213では、ハーネス温度が所定値以上であるか否かを判定する。ハーネス温度が所定値以上であるときには、ステップS214に移行してハーネス温度とハーネス許容温度との差分からハーネス通電可能電流を算出する。一方、ハーネス温度が所定値未満であるときには、ステップS215に移行してハーネス通電可能電流に最大値を代入する。
ハーネス通電可能電流を算出したらステップS216に移行して、ハーネス通電可能電流からハーネス熱制限時のトルク上限値TLHを算出する。
続くステップS217では、図11に示すような制御マップを参照し、高電圧バッテリ4のSOCから出力可能電力を算出する。
続くステップS218では、高電圧バッテリ4の出力可能電力からSOC制限時のトルク上限値TLSOC-Uを算出する。
続くステップS219では、下記(1)式に示すように、トルク上限値TLMG、TLH、TLSOC-Uのうち最も小さい値をトルク上限値TLとして算出する。
TL=min[TLMG,TLH,TLSOC-U] ………(1)
続くステップS220では、トルク上限値TLから最大アシストトルクを減じて制限時目標MGトルクを算出する。
続くステップS221では、前述した図11の制御マップを参照し、高電圧バッテリ4のSOCから入力可能電力を算出する。
続くステップS222では、高電圧バッテリ4の入力可能電力からSOC制限時のトルク下限値TLSOC-Lを算出する。
続くステップS223では、制限時目標MGトルクをSOC制限時のトルク下限値TLSOC-Lで下限処理を行う。すなわち、制限時目標MGトルクが下限値TLSOC-Lよりも小さいときに、下限値TLSOC-Lを制限時目標MGトルクに設定する。
続くステップS224では、目標MGトルクが制限時目標MGトルクよりも大きいか否かを判定する。目標MGトルクが制限時目標MGトルクよりも大きいときには、そのまま目標MGトルク算出処理を終了する。一方、目標MGトルクが制限時目標MGトルク以下であるときには、ステップS225に移行して制限時目標MGトルクを目標MGトルクに設定してから目標MGトルク算出処理を終了する。
次に、ステップS3の目標エンジントルク算出処理は、図12に示すように、ステップS301で各種データを読込む。具体的には、目標駆動力、変速比、及びトルクコンバータ増幅比である。
続くステップS302では、目標駆動力にタイヤ動半径を乗じ、それを変速比、トルクコンバータ増幅比、ファイナルギヤ比で除して目標エンジン駆動トルクを算出する。
続くステップS303では、目標エンジン駆動トルクから目標MGトルクを減じて目標エンジントルクを算出し、これをエンジンコントローラ8に出力してから目標エンジントルク算出処理を終了する。ここで、目標MGトルクが発電側の負の値であるときには、目標エンジントルクは目標MGトルク分だけ増加し、逆に目標MGトルクが力行側の正の値であるときには、目標エンジントルクは目標MGトルク分だけ減少する。
次に、ステップS4の最終MGトルク算出処理は、図13に示すように、ステップS401で、各種データを読込む。具体的には、目標駆動力、車速、最大アシストトルク、エンジン回転数、及びトルクコンバータ増幅比である。
続くステップS402では、車速の変化から実駆動力を推定する。
続くステップS403では、目標駆動力が実駆動力より大きいか否かを判定する。目標駆動力が実駆動力以下であるときには、ステップS404で過渡アシストトルクを0に設定する。一方、目標駆動力が実駆動力よりも大きいときには、ステップS405で目標駆動力と実駆動力との差分に応じて過渡アシストトルクを算出してからステップS406に移行する。
ステップS406では、過渡アシストトルクを最大アシストトルクで上限処理を行う。すなわち、過渡アシストトルクが最大アシストトルクよりも大きいときに、最大アシストトルクを過渡アシストトルクに設定する。
ステップS404又はS406を処理したら、ステップS407に移行してエンジン回転数からエンジン最大トルクを算出する。
続くステップS408では、エンジン最大トルク、最大変速比、トルクコンバータ増幅比、及びファイナルギヤ比を乗じた値を、タイヤ動半径で除して最大駆動力を算出する。
続くステップS409では、目標駆動力が最大駆動力より大きいか否かを算出する。目標駆動力が最大駆動力未満であるときには、ステップS410で全開アシストトルクを0に設定する。一方、目標駆動力が最大駆動力よりも大きいときには、ステップS411で目標駆動力と最大駆動力との差分に応じて全開アシストトルクを算出する。
ステップS410又はS411を処理したら、ステップS412に移行して過渡アシストトルクと全開アシストアシストトルクとを加算してアシストトルクを算出する。
続くステップS413では、目標MGトルクにアシストトルクを加算して最終MGトルクを算出し、これをMGコントローラ11に出力してから最終MGトルク算出処理を終了する。
以上、図7のステップS208〜S219の処理が力行制限手段に対応し、このS208〜S219の処理を除く図3のハイブリッド制御処理がハイブリッド制御手段に対応している。
次に、上記一実施形態の動作や作用効果を従来技術と比較しつつ説明する。
エンジン1及びモータジェネレータ2の運転状態を制御して車両を駆動するハイブリッド車両では、図14に示すように、運転者がアクセルを踏み込んだときに、エンジン1よりも応答性能に優れたモータジェネレータ2を力行運転することによって、車両の総駆動トルク(エンジントルク+MGトルク)をレスポンス良く増加させて車両の加速性能を向上させることができる。
しかしながら、モータジェネレータ2で連続的な力行運転を行うと、モータジェネレータ2やハーネス7が過熱するので、従来では、図15に示すように、モータジェネレータ2の温度状態に応じて設定される上限トルクによって力行時のMGトルクを制限したり、図16に示すように、ハーネス温度が所定値を超えたときにモータジェネレータ2への電力供給を遮断したりしていた。力行時のMGトルクを制限した場合には、運転者がアクセルを踏み込んだときのMGトルクの増加幅を十分に確保することができないので加速性能が低下してしまい、その制限の仕方によっては急な減速によって車両挙動が変化する虞もある。また、電力供給の遮断によってモータジェネレータ2の力行を制限した場合には、総駆動トルクの急激なダウンによってショックが発生してしまう。
また、高電圧バッテリ4はSOCによって出力可能な電力が決まるので、図17に示すように、SOCが低いときにモータジェネレータ2への電力供給を十分に行うことができなくなり、上記のように運転者がアクセルを踏み込んでもMGトルクの増加幅を十分に確保することができなかった。
そこで、本発明では、運転者のアクセル操作に応じたモータジェネレータ2の増加を所定量確保するために、運転者の加速指示がある前の略定常走行状態のときに、予めMGトルクをトルク上限値TLよりも所定量だけ小さい発電側の値に制御しておく。
具体的には、先ずモータジェネレータ温度に応じて力行可能なトルク上限値TLMGと、ハーネス温度に応じて力行可能なトルク上限値TLHと、SOCに応じて力行可能なトルク上限値TLSOC-Uとを夫々算出し(ステップS208〜S218)、これらのうち最も小さいものをトルク上限値TLとして設定する(ステップS219)。そして、図18に示すように、運転者の加速指示がある前、つまりアシストトルクが略0のときに、予めMGトルクを、トルク上限値TLよりも最大アシストトルク分だけ小さな値に制御しておく。
これにより、運転者がアクセルを踏み込むと、応答性能に優れたMGトルクの増加が発電側(負側)から開始されるので、最大アシストトルク分の増加幅、つまり十分な増加幅を確保することができ、加速性能の低下を防止できる。したがって、急な減速などで車両挙動が変化することや電力供給の遮断による急激なトルクダウンでショックが発生することもない。また、モータジェネレータ2のSOCが極めて低いようなときでも、MGトルクを発電側から増加させて所望のトルク増加幅を得ることができる。
因みに、モータジェネレータ2に同じトルクで力行運転(正値)と発電運転(負値)をさせた場合、モータジェネレータ2及び電力供給回路の発熱量は発電運転時の方が小さくなる。それは、力行時の通電電流が仕事率+電力損失となるのに対し、発電時の通電電流が仕事率−電力損失となるためである。
このように、本発明によれば、モータジェネレータ温度、ハーネス温度、及びSOCの何れかでモータジェネレータ2の力行が制限されるとしても、運転者の加速指示に応じて応答特性に優れたMGトルクを確実に、且つ十分に増加させることができ、加速性能の低下を防止することができる。
一方、MGトルクを発電側の値に制御するときに、その発電側のMGトルク分だけエンジントルクを増加させているので(ステップS303)、エンジン1に対するモータジェネレータ2の発電分の負荷を相殺して目標駆動力を実現できる。
また、運転者の加速指示に応じてアシストトルクを算出し、MGトルクの絶対値ではなく、その増加幅を制御しているので、図19に示すように、アクセルが踏み込まれたときに、トルク上限値TLまでの間にMGトルクの増加幅が残っていても、不必要にMGトルクを増加させることを回避できる。
なお、上記の一実施形態では、モータジェネレータ温度、ハーネス温度、及びSOCに応じて上限トルクTLを設定しているが、これに限定されるものではなく、それらのうち少なくとも一つに応じて上限トルクTLを設定すればよい。また、電力供給回路の温度としてハーネス温度を検出しているが、これに限定されるものではなく、その他にもインバータ5におけるスイッチング素子近傍の温度、或いは高電圧バッテリ4の温度を検出してもよい。
さらに、上記の一実施形態では、高電圧バッテリ4に充電した電力をモータジェネレータ2のみに供給しているが、これに限定されるものでなく、バッテリ、点火装置、始動装置、エアコンディショナ等の電装品に供給してもよい。
本発明の概略構成図である。 制御システムの概略構成図である。 ハイブリッド制御処理を示すフローチャートである。 目標駆動力算出処理を示すフローチャートである。 目標駆動力の算出に用いる制御マップである。 目標MGトルク算出処理の前半部を示すフローチャートである。 目標MGトルク算出処理の後半部を示すフローチャートである。 目標エンジン仕事率の算出に用いる制御マップである。 燃費最適エンジン回転数の算出に用いる制御マップである。 最大アシストトルクの算出に用いる制御マップである。 入出力可能電力の算出に用いる制御マップである。 目標エンジントルク算出処理を示すフローチャートである。 最終MGトルク算出処理を示すフローチャートである。 ハイブリッド車両の効果を説明するタイムチャートである。 モータジェネレータの温度状態に応じてMGトルクを制限する場合の問題点を説明するタイムチャートである。 ハーネスの温度状態に応じてモータジェネレータへの電力供給を遮断する場合の問題点を説明するタイムチャートである。 高電圧バッテリのSOCに応じてMGトルクが制限される場合の問題点を説明するタイムチャートである。 本発明の効果を説明するタイムチャートである。 本発明の効果を説明するタイムチャートである。
符号の説明
1 エンジン(内燃機関)
2 モータジェネレータ(電動機)
3 自動変速機
4 高電圧バッテリ
5 インバータ
6 高電圧電源遮断装置
7 ハーネス
8 エンジンコントローラ
9 変速機コントローラ
10 バッテリコントローラ
11 MGコントローラ
12 ハイブリッドコントローラ

Claims (6)

  1. 内燃機関と、電動機トルクが正値のときに力行運転となり負値のときに発電運転となる電動機と、前記内燃機関の駆動トルク及び前記電動機の電動機トルクを制御して車両を駆動するハイブリッド制御手段と、前記電動機による力行時の電動機トルクを、所定の条件に基づいて設定される正値の上限値で制限する力行制限手段と、を備えたハイブリッド車両の駆動制御装置において、
    前記ハイブリッド制御手段は、運転者の加速指示に応じた前記電動機トルクの増加を、前記電動機の定格出力及び回転数から算出される前記電動機で出力可能な最大アシストトルク分だけ確保するために、加速指示の無い定常走行状態のときに、予め前記電動機トルクを、正値となる力行側の前記上限値から前記最大アシストトルクを減じ値に制御しておくことを特徴とするハイブリッド車両の駆動制御装置。
  2. 前記ハイブリッド制御手段は、加速指示の無い定常走行状態で、予め前記電動機トルクを、前記上限値から前記最大アシストトルクを減じた値に制御するときに、前記上限値と前記最大アシストトルクとの差分だけ前記内燃機関の駆動トルクを増加させることを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両の駆動制御装置。
  3. 前記ハイブリッド制御手段は、自車両の実駆動力を推定すると共に、運転者の加速指示に応じて自車両の目標駆動力を算出し、前記目標駆動力と前記実駆動力との差分に応じてアシストトルクを算出し、算出したアシストトルク分だけ前記電動機トルクを増加させることを特徴とする請求項1又は2に記載のハイブリッド車両の駆動制御装置。
  4. 前記力行制限手段は、前記電動機による力行時の電動機トルクを、当該電動機の温度状態に基づいて設定される上限値で制限することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のハイブリッド車両の駆動制御装置。
  5. 前記力行制限手段は、前記電動機による力行時の電動機トルクを、当該電動機への電力供給回路の温度状態に基づいて設定される上限値で制限することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のハイブリッド車両の駆動制御装置。
  6. 前記電動機との電力の授受を行う充電装置を備え、
    前記力行制限手段は、前記電動機による力行時の電動機トルクを、前記充電装置の充電状態に基づいて設定される上限値で制限することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のハイブリッド車両の駆動制御装置。
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