JP4539601B2 - 浴室の排水構造 - Google Patents

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本発明は浴槽からの排水と、浴槽を設置している浴槽用床パンからの排水を行う浴室の排水構造に関する。
ユニットバスルーム等の浴室においては、浴槽からの排水と、浴槽を設置している浴槽用床パンからの排水を行う必要があり、いずれの排水においてもトラップ部により封水して臭気の逆流、虫の侵入等を防止する必要がある。
例えば特許文献1に示す排水構造では、図12に示すように上端に円形の開口部を備えた容器状のトラップ本体部23と蓋部32を備え、蓋部32をトラップ本体部23の上端開口に被着して閉塞している。蓋部32にはその中心に浴槽用排水孔34を形成してあり、該浴槽用排水孔34から浴槽内の水をトラップ本体部23に形成した浴槽排水トラップ部を構成する第1部屋部70を介して排水できるようにしてある。また蓋部32の浴槽用排水孔34の外側には床パン用排水孔35を形成してあり、該床パン用排水孔35から浴槽用床パン上の水がトラップ本体部23に形成した浴槽床パン用排水トラップ部を構成する第2部屋部71を介して排水できるようにしている。なお特許文献1では、第1部屋部70と第2部屋部71を隔壁62で仕切って夫々を独立した部屋とし、これにより各トラップ部に他のトラップ部の排水時の影響(例えば負圧等により封水が排出されたり、他のトラップ部の排水が流入するなど)が与えられることを防止し、スムーズな排水を実現している。
しかし上記特許文献1の排水構造では、蓋部32の中心に浴槽用排水孔34を形成し、その外側に床パン用排水孔35を形成しているため、浴槽用排水孔34と床パン用排水孔35の間隔が小さくなる。このため床パン用排水孔35と比較して大量の水が排水される浴槽用排水孔34にあっては、流入した水が第1部屋部70と第2部屋部71を仕切る隔壁62に当たってスムーズな排水を行えない場合がある。
特開2005−282123号公報
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、浴槽用排水孔と床パン用排水孔の間隔を広げて、大量の排水がなされる浴槽用排水孔から流入した水が浴槽排水トラップ部と浴槽床パン用排水トラップ部の仕切りに当たることを防止できて、浴槽用排水孔においてスムーズな排水を行え、尚且つ浴槽用床パン上の所定位置に設置される浴槽の排出口に対応する位置に浴槽用排水孔を容易に配置できて、施工を容易にできる浴室の排水構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明に係る浴室の排水構造は、上方に開口する有底円筒状のトラップ本体部23の底部から上方に向けて内筒部28を突設し、該内筒部28でトラップ本体部23内を内筒部28の外側の第1部屋部70と内筒部28の内側の第2部屋部71とに仕切り、第1部屋部70にトラップ本体部23外への第1出口部27を設けると共に第2部屋部71にトラップ本体部23外への第2出口部29を設け、円形の蓋部32の偏心位置に第1排水孔34と第2排水孔35を設け、第2排水孔35に連通する垂下筒部36を蓋部32から下方に向けて垂設し、浴槽1が設置される浴槽用床パン3の下面側にトラップ本体部23を配設し、該トラップ本体部23の上端開口に蓋部32を被着すると共に、垂下筒部36及び内筒部28のうち一方を他方に挿入し、該蓋部32の第1排水孔34及び第2排水孔35のうち、一方を浴槽1内の水が排水される浴槽用排水孔とすると共に他方を浴槽1が設置される浴槽用床パン3上の水が排水される床パン用排水孔とし、且つ第1部屋部70と第2部屋部71が内筒部28と垂下筒部36の間を介して連通しないように封止手段で封止し、第1部屋部70で第1排水孔34に連通するトラップ部2の一部を構成し、第2部屋部71で第2排水孔35に連通するトラップ部4の一部を構成することを特徴とする。この排水構造では、第1排水孔34に流入した水をトラップ部4の一部を構成する第1部屋部70を介して排出でき、また第2排水孔35に流入した水をトラップ部2の一部を構成する第2部屋部71を介して排出でき、各トラップ部2、4で封水して臭気の逆流や虫の侵入等を防止でき、また第1部屋部70と第2部屋部71の間は封止手段により封止されるので、各トラップ部2、4を独立した空間にして他のトラップ部の排水の影響を受け難くでき、封水を確実なものとできる。そして本発明では上記のように円形の蓋部32の偏心位置に第1排水孔34と第2排水孔35を設けたので、第1排水孔34と第2排水孔35の間隔を大きくでき、これにより第1部屋部70と第2部屋部71を仕切る内筒部28を大量の水が流れる浴槽用排水孔から平面視で離れた位置に設けることができ、この場合、浴槽用排水孔から流入した大量の水が内筒部28に当たってスムーズな排水を阻害することを防止できる。しかも蓋部32をトラップ本体部23の上端開口に被着するにあたって、蓋部32の偏心位置に設けた垂下筒部36及びトラップ本体部23の底部の偏心位置に設けた内筒部28のうち、一方を他方に挿入するので、トラップ本体部23の上端開口に対する浴槽側封水筒25の回転角度位置を決定できて、蓋部32に形成した第1排水孔34及び第2排水孔35を浴槽用床パン3に対する所定の位置に配置できる。従って蓋部32の垂下筒部36をトラップ本体部23の内筒部28に挿入するだけで、床パン用排水孔を構成する第1排水孔34と浴槽用床パン3上の所定位置に設置される浴槽1の排水口51の位置合わせが容易にできる。
また上記第2排水孔35を床パン用排水孔とし、第1排水孔34を床パン用排水孔よりも開口面積の大きい浴槽用排水孔とすることも好ましい。床パン用排水孔を構成する第2排水孔35に対応する内筒部28の径を小さくでき、浴槽用排水孔を構成する第1排水孔34から流入した大量の水が内筒部28に一層当たり難くなる。
また上記垂下筒部36を内筒部28内に挿入するものであって、該内筒部28の内径を垂下筒部36の外径よりも大径として、内筒部28の内面と垂下筒部36の外面との間に蓋部32の平面視における位置を微調整するための隙間Sを形成することも好ましい。隙間Sで許容する範囲内において蓋部32を浴槽側トラップ本体部23の上端開口に対して周方向に回動する微調整を行うことができ、これにより浴槽用床パン3に浴槽1が若干位置ずれした状態で設置された場合にも、浴槽1の排出口51に第1排水孔34の位置を合わせることができる。
また上記内筒部28の上端縁を蓋部32の下面にパッキン40を介して当接し、該パッキン40で上記封止手段を構成することも好ましい。内筒部28と垂下筒部36の間に封止手段としてパッキンを介在させることも考えられるが、この場合、上記蓋部32の微調整の際にパッキンが邪魔になるし、またこのパッキンでは確実な封止ができない。つまり本発明では上記のように内筒部28の上端縁を蓋部32の下面にパッキン40を介して当接することで、蓋部32を内筒部28よりも上方に浮かして垂下筒部36を内筒部28に挿入した状態、即ち内筒部28の上端縁を蓋部32の下面にパッキン40を介して当接する直前の状態で、上記蓋部32の微調整を行え、この微調整が容易になると共にこのパッキン40で第1部屋部70と第2部屋部71の間を確実に封止できる。
また上記トラップ本体部23の底部から上方に向けて突出した内筒部28の突出長さを、蓋部32から下方に向けて突出した垂下筒部36の突出長さよりも短くすることも好ましい。浴槽側トラップ本体部23を浴槽用床パン3に取り付ける際に内筒部28が邪魔にならず、浴槽側トラップ本体部23の施工が容易になる。
本発明では、第1部屋部と第2部屋部を仕切る内筒部を大量の水が流れる浴槽用排水孔から平面視で離れた位置に設けることができ、浴槽用排水孔から流入した大量の水が内筒部に当たって排水を阻害することを防止できる。しかも蓋部をトラップ本体部の上端開口に被着するにあたって、トラップ本体部の円形の上端開口に対する浴槽側封水筒の回転角度位置を決定できて、蓋部に形成した第1排水孔及び第2排水孔を浴槽用床パンに対して所定の位置に配置でき、蓋部の垂下筒部をトラップ本体部の内筒部に挿入するだけで、床パン用排水孔を構成する第1排水孔と浴槽用床パン上の所定位置に設置される浴槽の排水口の位置合わせが容易にできる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。浴室を構成する浴室ユニットAは、浴槽1を設置する浴槽用床パン3と洗い場用床パン5とで構成される床パンの周囲に、壁パネル及びドアを有する出入り口枠とを立設し、壁パネル及び出入り口枠で囲まれた部分の上端部に天井パネルを配設して構成してある。
浴室ユニットAからの排水は、浴槽1からの湯水の排水、浴槽1を設置する浴槽用床パン3からの湯水の排水、洗い場用床パン5からの湯水の排水の3種類の排水があり、本例においては、この3種類の排水がそれぞれ流れる3種類のトラップ、つまり、浴槽1からの排水が流れる浴槽排水トラップ部2と、浴槽1を設置する浴槽用床パン3からの排水が流れる浴槽床パン用排水トラップ部4と、洗い場用床パン5からの排水が流れる洗い場排水トラップ部6とを備えている。
添付図面に示す実施形態においては、以下に説明するトラップ装置22に浴槽排水トラップ部2と、浴槽床パン用排水トラップ部4と、洗い場排水トラップ部6が設けてある。
トラップ装置22は図2、図3に示すように、浴槽側トラップ本体部23と、浴槽側固定用上筒24と、浴槽側封水筒25と、洗い場側トラップ本体部16と、本体蓋43と、洗い場側固定用上筒15と、洗い場側封水筒17とで構成してある。
浴槽側トラップ本体部23は図7に示すように浴槽排水トラップ部2の主体となるものであり、上方が開口した有底円筒状をしている。浴槽側トラップ本体部23の円形の上端開口の外周にはフランジ部26を一体に設けてあり、また浴槽側トラップ本体部23の内周上端部には雌ねじ部を形成している。浴槽側トラップ本体部23の底部の中心から偏心した位置には内筒部28を上方に向けて一体に突設してあり、該内筒部28で浴槽側トラップ本体部23内を内筒部28の外側の第1部屋部70と内筒部28の内側の第2部屋部71とに仕切っている。第1部屋部70を形成する浴槽側トラップ本体部23の側壁には浴槽側トラップ本体部23内と連通する筒状の第1出口部27を浴槽側トラップ本体部23の外方に向けて横向きに一体に突設している。また第2部屋部71を形成する内筒部28の下端部には筒状の第2出口部29の一端を連通接続してあり、該第2出口部29の他端側は浴槽側トラップ本体部23の底部に沿って浴槽側トラップ本体部23の側壁を貫通して浴槽側トラップ本体部23の外方に向けて横方向に一体に突設してある。第2出口部29の浴槽側トラップ本体部23の底部に沿った部分においては図2に示すように該浴槽側トラップ本体部23の底部が第2出口部29の底部を兼用している。また、浴槽側トラップ本体部23の底部には周方向に複数の突起部53が上方に向けて突設してあり、各突起部53の上面と第2出口部29の上記浴槽側トラップ本体部23の底部に沿った部分の上面とは同一レベルとなっている。
浴槽側固定用上筒24は上端にフランジ部30を一体に設けてあると共に外周部に雄ねじ部を設けてある。浴槽側固定用上筒24は浴槽用床パン3に設けた孔31に上方から挿入し、浴槽用床パン3の下面側において上開口が上記孔31と連通するように配置した浴槽側トラップ本体部23の内周上端部の雌ねじ部に螺合して、浴槽用床パン3を上下からフランジ部30、26で挟着することで、図1に示すように浴槽用床パン3に浴槽側トラップ本体部23と浴槽側固定用上筒24とを固着するようになっている。
浴槽側封水筒25は図8に示すように下方に開口すると共に上端を蓋部32で閉塞した有蓋円筒状に形成してあり、蓋部32を含めた上端部が下部よりも外径が大きいはめ込み部25aとなり、はめ込み部25aの外周にはパッキン33を設けている。浴槽側封水筒25の円形の蓋部32には蓋部32の中心から偏心した位置に第1排水孔34と第2排水孔35を設けている。第1排水孔34及び第2排水孔35は径は異なるが共に円形となり、蓋部32の中心を挟んで周方向に180°離れた位置に形成され、本例では前記第2排水孔35を浴槽1が設置される浴槽用床パン3上の水が排水される床パン用排水孔とし、第2排水孔35よりも径が大きくて開口面積の大きい第1排水孔34を浴槽用排水孔としている。また蓋部32からは上端が第2排水孔35に連通する円管状の垂下筒部36を下方に向けて一体に垂設してあり、該垂下筒部36の内周面は第2排水孔35の内周面と面一に連続している。なお前述の内筒部28の内径は垂下筒部36の外径よりも大径としてある。
浴槽側封水筒25は上記浴槽側固定用上筒24に上方から差し込まれて蓋部32を含むはめ込み部25aに設けたパッキン33が浴槽側固定用上筒24の内周面に圧接されることで気密的にはめ込まれて被着される。この場合、図2に示すように浴槽側封水筒25の下端が各突起部53の上面と第2出口部29の浴槽側トラップ本体部23の底部に沿った部分の上面とに当たるまで浴槽側封水筒25を押し込むことで、確実に浴槽側封水筒25の下端の位置決めができて一定の封水高さを確保できる。従って、浴槽側封水筒25の取り付けに当たって浴槽側固定用上筒24に螺合により取り付けるものは螺合深さの違いにより封水高さが異なるので、この封水高さのばらつきがあっても、法律で定められている封水高さ(5cm)を確保できるように、浴槽側封水筒25の長さを予め余裕を持たせて一定長さ余分に長いものとしなければならない場合に比べ、浴槽側封水筒25の長さを短くしても法律で定められている封水高さ(5cm)を確保でき、従って、装置の高さを低く抑えることができて薄型化がはかれる。
上記のように浴槽側封水筒25の蓋部32を含めた上端部を浴槽側固定用上筒24に気密的にはめ込むことで、浴槽側封水筒25の下端と浴槽側トラップ本体部23の底部との間に、浴槽側封水筒25の内部である第1部屋部70と、浴槽側トラップ本体部23の内面と浴槽側封水筒25の外面との間の隙間37とを連通する連通部38が形成してあり、第1排水孔34、第1部屋部70、連通部38、第1出口部26が連通している。なお第1部屋部70は平面視で第1排水孔34よりも大きい空間となっており、第1排水孔34より流入した水が内筒部28に直接当たらないように内筒部28は平面視で第1排水孔から離れた位置に設けてある。
また、浴槽側封水筒25を浴槽側固定用上筒24に気密的にはめ込んだ状態で、浴槽側封水筒25の蓋部32から垂下した垂下筒部36が内筒部28に挿入されてはめ込まれ、内筒部28の上端と蓋部32の下面との間に封止手段を構成するパッキン40が介在されて気密的に接続され、第2排水孔35、垂下筒部36、内筒部28、第2出口部29が連通している。また前記パッキン40により第1部屋部70と第2部屋部71の間が内筒部28の外面と垂下筒部36の内面の間を介して連通しないように封止され、これにより第1部屋部70と第2部屋部71は独立した空間となる。
洗い場側トラップ本体部16は図9に示すように上方が開口した有底円筒状をしており、この洗い場側トラップ本体部16の下部に外周部の片側半分に沿って略L型筒状をした接続部20の立ち上がり筒部20aが一体に設けてあり、この立ち上がり筒部20aは上方ほど断面積が大きくなっており、この立ち上がり筒部20aの上開口に連通するように洗い場側トラップ本体部16の上部外周部の片側半分に沿って第1排水路7が一体に形成してある。
また、洗い場側トラップ本体部16の上部外周部の他方の片側半部に沿って洗い場側トラップ本体部16と連通する上方が開口した溝状をした第3排水路9が一体に形成してあり、第3排水路9の外側に更に上方が開口する溝状の第2排水路8が一体に形成してあり、上記第1排水路7、第2排水路8、第3排水路9は略同じレベルで横方向に並設してある。第1排水路7、第2排水路8、第3排水路9の下流側端部は一箇所に集まって洗い場側トラップ本体部16に一端部に設けた合流部10において合流している。
溝状をした第1排水路7、第2排水路8、第3排水路9を一体に形成した有底筒状をした洗い場側トラップ本体部16の上端部には図10に示すような本体蓋43が取着され、溝状をした第1排水路7、第2排水路8、第3排水路9の上開口が閉じられ、本体蓋43に設けた孔44が有底円筒状の洗い場側トラップ本体部16の上開口と連通している。
また、第2排水路8の上流側端の下面部に略L型筒状をした接続部21の立ち上がり筒部21aが第2排水路8に連通するように一体形成してある。
上記接続部20の横筒部が前述の浴槽側トラップ本体部23から横方向に突設した第1出口部27に連通接続してあり、また、接続部21が浴槽側トラップ本体部23から横方向に突設した第1出口部27に連通接続してある。
接続部20の上端である第1排水路7との連通部分のレベルは突起部53の上面と第2出口部29の浴槽側トラップ本体部23の底部に沿った部分の上面とに当接して位置決めされる浴槽側封水筒25の下端から一定高さ高い(つまり、法律で定められた封水高さである5cm、又は5cmよりも僅かに高い)レベルとなっている。従って、浴槽側封水筒25の下端と浴槽側トラップ本体部23の底部との間の連通部38を介して浴槽側封水筒25の内外に連通する封水のための水溜まりが形成されることで浴槽排水トラップ部2が構成され、つまりこの場合、第1部屋部70で浴槽排水トラップ部2の一部が構成される。
また、接続部21の上端である第2排水路8との連通部分のレベルは垂下筒部36の下端部の第2出口部29との連通部分から一定の高さ一定高さ高い(つまり、法律で定められた封水高さである5cm、又は5cmよりも僅かに高い)レベルとなっている。従って、第2出口部29を最下端として内筒部28、第2出口部29、L型筒状をした接続部20にわたって封水のための水溜まりが形成されることで浴槽床パン用排水トラップ部4が構成され、つまりこの場合、第2部屋部71で浴槽床パン用排水トラップ部4の一部が構成される。
また、上記第1排水路7、第2排水路8、第3排水路9の各下流側端がそれぞれ出口部12、13、14となっていて3つの出口部12、13、14が一箇所に集まって筒状をした合流部10に開口して連通している。この合流部10には排水管11が接続される。なお、図示例では筒状の合流部10内に排水管11の上流側端部がはめ込み接続されるので排水管11の端部が実質的な排水の合流部分となる。つまり、3つの出口部12、13、14が一箇所の合流部10で合流して該合流部10が排水管11との接続部を兼用している。
各出口部12、13、14から合流部10への排水の排出方向が略平行となっている。また、横に並んだ3つの出口部12、13、14の配列は、第3排水路9の出口部14の横方向の一側に第1排水路7の出口部12が横方向並設しており、第3排水路9の出口部14の横方向の他側に第2排水路8の出口部13が横方向に並設している。更に、第1排水路7の下端と第2排水路8の出口部13の下端は、第3排水路9の出口部14の下端よりも上方に位置しており、第1排水路7の出口部12の下端及び第2排水路8の出口部13の下端と合流部10の底部との間には段部39が設けてある。また、洗い場側トラップ本体部16の底部には上方に向けて突起部45が設けてある。
また洗い場側固定用上筒15は上端にフランジ部46を一体に設けてあると共に外周部に雄ねじ部を設けてある。洗い場側固定用上筒15は洗い場用床パン5に設けた孔47に上方から挿入し、洗い場用床パン5の下面側に本体蓋43を配置して孔44と上記孔47とを連通させた状態で孔44の内周の雌ねじ部に螺合することで、図1に示すように洗い場用床パン5を上下からフランジ部46と本体蓋43とで挟着して、洗い場用床パン5に洗い場側トラップ本体部16と洗い場側固定用上筒15とを固着するようになっている。
洗い場側封水筒17は上端部が下部よりも外径が大きいはめ込み部17aとなっており、はめ込み部17aの外周にはパッキン48が設けてあり、洗い場側封水筒17の上端が洗い場用排水孔50となっている。
洗い場側封水筒17は上記洗い場側固定用上筒15に上方から差し込まれてはめ込み部17aに設けたパッキン48が洗い場側固定用上筒15の内周面に圧接されることで気密的はめ込まれる。この場合、洗い場側封水筒17はその下端が突起部45の上面に当たるまで洗い場側封水筒17を押し込まれる。
上記のように洗い場側封水筒17を洗い場側固定用上筒15に気密的にはめ込むことで、洗い場側封水筒17の下端と洗い場側トラップ本体部16の底部との間に、洗い場側封水筒17の内部と、洗い場側トラップ本体部16の内面と洗い場側封水筒17の外面との間の隙間18とを連通する連通部19が形成され、洗い場用排水孔50、洗い場側封水筒17の内部、連通部19、隙間18が連通する。上記隙間18の上端は第3排水路9と連通しており、突起部45に載置することで位置決めされた洗い場側封水筒17の下端から上記隙間18と第3排水路9との連通部分の最下端(つまり隙間18と第3排水路9との間の仕切り壁16aの上端)までの上下長さが封水高さとなっており、その封水高さは法律で定められた封水高さである5cm、又は5cmよりも僅かに高い長さとしてある。従って、連通部19を介して洗い場側封水筒17の内外に連通する封水のための水溜まりが形成されることで洗い場排水トラップ部6が構成される。
第3排水路9の上流側は有底筒状をした洗い場側トラップ本体部16との間の仕切り壁16aの上端よりも低くなっており、更に、上流側と下流側との間に段差16bが形成してあって下流側は上流側より更に低くなっている。
浴槽1は浴槽用床パン3に載置するものであり、この場合、浴槽1の底面部に設けた排水口51の下端部の筒部をシール部材52を介して浴槽側封水筒25の上端の蓋部32に設けた第1排水孔34にはめ込む。
上記のような排水構造において、浴槽1からの排水が最も排水量が多く、その次に排水量が多いのは洗い場用床パン5からの排水であり、浴槽用床パン3からの排水量は最も少ない。つまり、浴槽用床パン3には、浴槽1の上フランジと壁パネルとのシール部分が破れて浸入した水や、洗い場用床パン5側から洗い場用床パン5と浴槽用床パン3との境界部分の堤部54を越えて浴槽用床パン3に浸入した水が排水されるため、排水量が、浴槽1や洗い場用床パン5からの排水に比べると少ないのである。
浴槽1の排水は浴槽排水トラップ部2から第1排水路7に流れ、第1排水路7の下流側端部の出口部12から合流部10に流れて排水管11へと流れ出る。洗い場用床パン5の排水は洗い場排水トラップ部6から第3排水路9に流れ、第3排水路9の下流側端部の出口部14から合流部10に流れて排水管11へと流れ出る。また、浴槽用床パン3の排水は浴槽床パン用排水トラップ部4から第2排水路8に流れ、第2排水路8の下流側端部の出口部13から合流部10に流れて排水管11へと流れ出る。
この場合、浴槽1の排水、洗い場用床パン5の排水、浴槽用床パン3の排水という3つの異なる排水が、それぞれ浴槽排水トラップ部2、浴槽床パン用排水トラップ部4、洗い場排水トラップ部6で個別に封水することで異なる3箇所における排水箇所の封水を確実に行うことができることになる。また、浴槽排水トラップ部2、浴槽床パン用排水トラップ部4、洗い場排水トラップ部6からそれぞれ個別の排水路である第1、第2、第3排水路8に個別に排水し、上記3つの個別の排水路を流れる排水を一箇所の合流部10で合流させるので、浴槽からの排水、浴槽用床パン3からの排水、洗い場用床パンからの排水をいずれも圧力損失を少なくしてスムーズに排水でき、しかも、浴槽排水トラップ部2から流れる浴槽1からの多量の排水が浴槽用床パン3側、洗い場用床パン5側に逆流し難いものとなる。
以上説明したように本発明にあっては、円形の蓋部32の偏心位置に第1排水孔34と第2排水孔35を設けたので、第1排水孔34と第2排水孔35の間隔を大きくでき、これにより本例のように第1部屋部70と第2部屋部71を仕切る内筒部28を大量の水が流れる浴槽用排水孔を構成する第1排水孔34から平面視で離れた位置に設けることができ、この場合、第1排水孔34から流入した大量の水が内筒部28に当たって排水を阻害することを防止できる。
しかも浴槽側封水筒25を浴槽側固定用上筒24にはめ込むにあたって、蓋部32の偏心位置に設けた垂下筒部36を浴槽側トラップ本体部23の底部の偏心位置に設けた内筒部28に挿入して嵌め込むので、浴槽側トラップ本体部23の上端開口に対する浴槽側封水筒25の回転角度を一義的に決定できる。従って蓋部32に形成した第1排水孔34及び第2排水孔35を浴槽用床パン3に対する所定の位置に配置でき、つまり浴槽側封水筒25を浴槽側固定用上筒24にはめ込むにあたって、蓋部32の垂下筒部36を浴槽側トラップ本体部23の内筒部28に挿入するだけで、床パン用排水孔を構成する第1排水孔34と浴槽用床パン3上の所定位置に設置される浴槽1の排水口51の位置合わせが容易にできる。
さらに本例では、内筒部28の内径は垂下筒部36の外径よりも若干大径としてあるので、浴槽側封水筒25を浴槽側固定用上筒24にはめ込むにあたって、前記垂下筒部36を内筒部28に挿入した状態では、内筒部28の内面と垂下筒部36の外面との間に隙間Sが形成される。つまりこの状態では垂下筒部36を内筒部28内に遊嵌した状態となり、垂下筒部36を内筒部28内において水平方向に移動して微調整が行える。従って浴槽側封水筒25を前記隙間Sで許容する範囲内において浴槽側トラップ本体部23の上端開口に対して周方向に若干回動でき、これにより浴槽用床パン3に浴槽1が若干位置ずれした状態で設置された場合にも、該浴槽1の排出口51に第1排水孔34の位置を合わせることができる。
なお本例では第1排水孔34を浴槽用排水孔とし、内筒部28が設けられる第2排水孔35を床パン用排水孔としたが、第1排水孔34を床パン用排水孔とし、内筒部28を設けた第2排水孔35を浴槽用排水孔としても良い。また本例では垂下筒部36を内筒部28内に挿入したが、逆に内筒部28を垂下筒部36内に挿入しても良い。また本例では内筒部28の上端縁を蓋部32の下面にパッキン40を介して当接したが、内筒部28と垂下筒部36の間にパッキンを介在させても良い。
さらには上記例では浴槽側トラップ本体部23の底部から上方に向けて突出した内筒部28の突出長さを、蓋部32から下方に向けて突出した垂下筒部36の突出長さよりも長くしたが、逆に図11に示すように内筒部28の突出長さを垂下筒部36の突出長さよりも短くしても良く、この場合は浴槽側トラップ本体部23を浴槽用床パン3に取り付ける際に内筒部28が邪魔にならず、浴槽側トラップ本体部23の施工が容易になる。なお図11では内筒部28と垂下筒部36の間に封止手段としてのパッキンを介在させるものとする。
本発明の浴室の排水構造の断面図である。 同上に用いるトラップ装置の断面図である。 同上のトラップ装置において、洗い場側封水筒を省略した状態の斜視図である。 同上のトラップ装置において浴槽側固定用上筒、浴槽側封水筒、本体蓋、洗い場側固定用上筒、洗い場側封水筒を省略した状態の斜視図である。 同上のトラップ装置において浴槽側固定用上筒、浴槽側封水筒、本体蓋、洗い場側固定用上筒、洗い場側封水筒を省略した状態の平面図である。 同上のトラップ装置の下流側から見た正面図である。 同上に用いる浴槽側トラップ本体を示し、(a)は斜視図であり、(b)は平面図であり、(c)は正面図であり、(d)は側面図である。 同上に用いる浴槽側封水筒の斜視図である。 同上に用いる洗い場側トラップ本体部を示し、(a)は斜視図であり、(b)は平面図であり、(c)は正面図であり、(d)は側面図である。 同上に用いる本体蓋の斜視図である。 他例の浴室の排水構造の断面図である。 従来例の平面図である。
符号の説明
S 隙間
1 浴槽
2 浴槽排水トラップ部
4 浴槽床パン用排水トラップ部
23 浴槽側トラップ本体部
27 第1出口部
28 内筒部
29 第2出口部
32 蓋部
34 第1排水孔
35 第2排水孔
36 垂下筒部
40 パッキン
70 第1部屋部
71 第2部屋部

Claims (5)

  1. 上方に開口する有底円筒状のトラップ本体部の底部の偏心位置から上方に向けて内筒部を突設し、該内筒部でトラップ本体部内を内筒部の外側の第1部屋部と内筒部の内側の第2部屋部とに仕切り、第1部屋部にトラップ本体部外への第1出口部を設けると共に第2部屋部にトラップ本体部外への第2出口部を設け、円形の蓋部の偏心位置に第1排水孔と第2排水孔を設け、第2排水孔に連通する垂下筒部を蓋部から下方に向けて垂設し、浴槽が設置される浴槽用床パンの下面側にトラップ本体部を配設し、該トラップ本体部の上端開口に蓋部を被着すると共に、垂下筒部及び内筒部のうち一方を他方に挿入し、該蓋部の第1排水孔及び第2排水孔のうち、一方を浴槽内の水が排水される浴槽用排水孔とすると共に他方を浴槽が設置される浴槽用床パン上の水が排水される床パン用排水孔とし、且つ第1部屋部と第2部屋部が内筒部と垂下筒部の間を介して連通しないように封止手段で封止し、第1部屋部で第1排水孔に連通するトラップ部の一部を構成し、第2部屋部で第2排水孔に連通するトラップ部の一部を構成することを特徴とする浴室の排水構造。
  2. 上記第2排水孔を床パン用排水孔とし、第1排水孔を床パン用排水孔よりも開口面積の大きい浴槽用排水孔とすることを特徴とする請求項1に記載の浴室の排水構造。
  3. 上記垂下筒部を内筒部内に挿入するものであって、該内筒部の内径を垂下筒部の外径よりも大径として、内筒部の内面と垂下筒部の外面との間に蓋部の平面視における位置を微調整するための隙間を形成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の浴室の排水構造。
  4. 上記内筒部の上端縁を蓋部の下面にパッキンを介して当接し、該パッキンで上記封止手段を構成することを特徴とする請求項3に記載の浴室の排水構造。
  5. 上記トラップ本体部の底部から上方に向けて突出した内筒部の突出長さを、蓋部から下方に向けて突出した垂下筒部の突出長さよりも短くすることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の浴室の排水構造。
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