JP4539408B2 - 吸気制御装置およびその方法 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンに対する吸気の制御装置およびその方法に関し、特に低温下での混合気の着火性および引火性を向上させたものである。
外気温が非常に低い状態、例えば外気温が−20℃前後におけるエンジンの運転時や、このような低温下でのエンジンの始動時には、燃焼室内の混合気の温度が低すぎて燃料の着火性および引火性が悪くなる。特に、このような不具合は点火プラグを持たないディーゼルエンジンにおいて顕著である。
このため、ディーゼルエンジンなどにおいてはグローやヒータなどを吸気通路に組み込み、この吸気通路内を流れる吸気を加熱できるようにしている。
特開平7−91266号公報 特公平6−63453号公報 特開2000−248946号公報
外気温が非常に低い状態におけるエンジンの運転時や、このような低温下でのエンジンの始動時には、燃焼室内の混合気の温度が低すぎて燃料の着火性および引火性が悪くなり、燃焼途中での失火やスモークの発生などの不具合を生ずる。
このような不具合を回避するため、グローやヒータなどを用いて吸気通路内を流れる吸気を加熱した場合、電力消費に伴って燃費が悪化してしまう。
本発明の目的は、外気温が非常に低い場合であっても、燃費の悪化を伴うことなく、失火やスモークの発生などを起こさない吸気制御装置およびその方法を提供することにある。
本発明の第1の形態は、エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と、吸気通路に設けられて吸気弁の開閉タイミングに応じて開閉する吸気制御弁と、前記吸気通路内の吸気温を検出する吸気温センサと、この吸気温センサによって検出された吸気温が所定温度以下の場合、前記吸気制御弁の開弁時期が前記吸気弁の開弁時期よりも遅くなるように前記吸気制御弁を制御する制御手段とを具えた吸気制御装置であって、前記制御手段は、前記運転状態検出手段からの検出信号に基づき、エンジンが必要とする最低限の吸気量を導出する要求最低吸気量導出部と、この要求最低吸気量導出部にて導出された要求最低吸気量を満たすような前記吸気制御弁の開弁時期を設定する開弁時期設定部と、この開弁時期設定部にて設定された開弁時期にて前記吸気制御弁を開弁した場合の燃焼室に流入する吸気の予想上昇温度を前記吸気温センサからの検出信号に基づいて導出する予想吸気温導出部と、前記運転状態検出手段からの検出信号に基づき、燃焼室に流入する吸気に求められる最低限の温度を設定する要求温度設定部と、この要求温度設定部にて設定された要求温度と前記予想吸気温導出部にて導出された予想上昇温度とを比較する温度比較部と、この温度比較部での比較結果に基づき、前記開弁時期設定部にて設定された開弁時期を補正する開弁時期補正部とを有することを特徴とする吸気制御装置にある。
本発明においては、吸気温センサによって検出された吸気温が所定温度以下の場合、吸気制御弁の開弁時期が吸気弁の開弁時期よりも遅くなるように制御装置が吸気制御弁を制御する。この結果、吸気の流速が高まって燃焼室内に流入する吸気の温度が上昇する。
本発明の第1の形態による吸気制御装置において、開弁時期設定部は、予め設定されたエンジンの許容最大負圧となるような吸気制御弁の開弁時期を設定する第1開弁時期設定部を含むものであってよい。
この場合、開弁時期設定部が第1開弁時期設定部にて設定された第1の開弁時期と同じか、これよりも早い吸気制御弁の第2の開弁時期を設定する第2開弁時期設定部をさらに含み開弁時期補正部が温度比較部での比較結果に基づき、第1開弁時期設定部にて設定された第1の開弁時期を選択するか、または第2開弁時期設定部にて設定された第2の開弁時期を選択してこれを補正する開弁時期選択補正部を含むものであってよい。
本発明の第2の形態は、吸気弁の開閉タイミングに応じて開閉する吸気制御弁を吸気通路に設けたエンジンに対する吸気制御方法であって、エンジンの運転状態を検出するステップと、吸気通路内の吸気温を検出するステップと、エンジンが必要とする最低限の吸気量を要求最低吸気量として導出するステップと、導出された要求最低吸気量を満たすような吸気制御弁の開弁時期を設定するステップと、設定された開弁時期にて吸気制御弁を開弁した場合の燃焼室に流入する吸気の予想上昇温度を前記吸気温に基づいて導出するステップと、エンジンの運転状態に基づき、燃焼室に流入する吸気に求められる最低限の温度を要求温度として設定するステップと、設定された要求温度と前記予想上昇温度とを比較するステップと、この温度比較部での比較結果に基づき、設定された開弁時期を補正するステップとを具えたことを特徴とする吸気制御方法にある。
本発明の吸気制御装置によると、エンジンの運転状態に応じた最低限の吸気量を確保しつつ、燃焼室に流入する吸気の流速を高めて燃焼室内に流入する吸気の温度を上昇させ、混合気の着火性および引火性を向上させることができる。特に、吸気温センサによって検出された吸気温が所定温度以下の場合、吸気制御弁の開弁時期が吸気弁の開弁時期よりも遅くなるように吸気制御弁を制御することができる。
予め設定されたエンジンの許容最大負圧となるような吸気制御弁の開弁時期を設定する第1開弁時期設定部を開弁時期設定部含む場合、燃焼室に流入する吸気の流速を最大限に高めて燃焼室内に流入する吸気の温度を上昇させ、混合気の着火性および引火性をより一層向上させることができる。
また開弁時期設定部が第1開弁時期設定部にて設定された第1の開弁時期と同じか、これよりも早い吸気制御弁の第2の開弁時期を設定する第2開弁時期設定部をさらに含み、開弁時期補正部が温度比較部での比較結果に基づき、第1開弁時期設定部にて設定された第1の開弁時期を選択するか、または第2開弁時期設定部にて設定された第2の開弁時期を選択してこれを補正する開弁時期選択補正部を含む場合、燃焼室に流入する吸気の流速を高めて燃焼室内に流入する吸気の温度を上昇させ、混合気の着火性および引火性を向上させることができる。
本発明の吸気制御方法によると、エンジンの運転状態に応じた最低限の吸気量を確保しつつ、燃焼室に流入する吸気の流速を高めて燃焼室内に流入する吸気の温度を上昇させ、混合気の着火性および引火性を高めることができる。
本発明を圧縮点火機関であるディーゼルエンジンに応用した実施形態について、図1〜図12を参照しながら詳細に説明するが、本発明はこのような実施形態のみに限らず、特許請求の範囲に記載された本発明の概念に包含されるあらゆる変更や修正が可能であり、従って本発明の精神に帰属する他の任意の技術にも当然応用することができる。
本実施形態におけるエンジンシステムの概念を図1に示し、このエンジンシステムにおける制御ブロックを図2に示す。本実施形態におけるエンジン10は、燃料である軽油を燃料噴射弁11から圧縮状態にある燃焼室12内に直接噴射することにより、自然着火させる型式のものである。
燃焼室12にそれぞれ臨む吸気ポート13および排気ポート14が形成されたシリンダヘッド15には、吸気ポート13を開閉する吸気弁16および排気ポート14を開閉する排気弁17を含む動弁機構18と、これら吸気弁16および排気弁17に挟まれるように燃焼室12の上端中央に臨む燃料噴射弁11とが組み込まれている。本実施形態における動弁機構18は、吸気弁16および排気弁17の開閉タイミングが固定されたものであるが、エンジン10の運転状態によってこれらの開閉タイミングを変更し得るものであってもよい。
吸気ポート13に連通するようにシリンダヘッド15に連結されて吸気ポート13と共に吸気通路19を画成する吸気管20の上流端側には、大気中に含まれる塵埃などを除去して吸気通路19に導くためのエアクリーナ21が設けられている。吸気弁16と吸気管20の途中に形成されたサージタンク22との間の吸気管20の途中には、吸気弁16の開閉時期に応じた所定のタイミングにてアクチュエータ23により吸気通路19を開閉し得る吸気制御弁24が組み込まれている。エンジン10が気筒当たり複数の吸気ポート13をそれぞれ有する場合、吸気制御弁24を各吸気ポート13毎に独立して設け、各吸気ポート13を個別に開閉することも可能であるが、個々の気筒を単位として吸気制御弁24を開閉するようにしてもよい。これら吸気制御弁24およびそのアクチュエータ23は、吸気弁16の開閉時期に応じて所望の時期に正確に吸気制御弁24が開閉するように、極めて制御応答性の高いものである。
本実施形態における吸気制御弁24は、車両の運転状態に基づき、例えばエンジン10の低回転高負荷運転領域では吸気弁16の開弁時期よりも遅く開弁し、そして吸気弁16の閉弁時期に合わせて閉弁する一方、それ以外の運転領域では吸気弁16の開閉動作に拘らず、基本的に常時全開状態となるように制御装置25からの指令に基づき、アクチュエータ23によってその開閉状態が制御される。この結果、エンジン10の低回転高負荷運転領域ではエンジン10の吸気行程の途中まで負圧状態となっている燃焼室12内に吸気制御弁24よりも上流側に位置する吸気通路19内の空気が一気に流れ込み、一種の慣性過給効果により多量の空気を燃焼室12内に充填させることが可能となる。換言すれば、この吸気制御弁24を用いた過給においては、吸気の慣性と吸気制御弁24よりも下流側に発生する負圧とを利用して制御の開始直後から実際の過給がなされることとなる。従って、ターボ過給方式などよりも制御の応答性に優れ、いわゆる車両の加速遅れを解消することができる。なお、このような吸気制御弁24に関する基本的な技術は、2003年フランクフルトモーターショーにて Siemens VDO Automotive AG から9月9日にプレス発表された "Impulses for Greater Driving Fun" に詳述されている。
排気ポート14に連通するようにシリンダヘッド15に連結されて排気ポート14と共に排気通路26を画成する排気管27の途中には、燃焼室12内での混合気の燃焼により生成する有害物質を無害化する触媒28が組み込まれている。
従って、エアクリーナ21を通って吸気管20から燃焼室12内に供給される吸気は、燃料噴射弁11から燃焼室12内に噴射される燃料と混合気を形成し、ピストン29の圧縮上死点近傍にて自然着火して燃焼し、これによって生成する排気ガスが触媒28を通って排気管27から大気中に排出される。
本実施形態では、エンジン10およびこのエンジン10が搭載される車両の運転状態を把握して制御装置25が燃料噴射弁11からの燃料の噴射量および噴射時期,吸気制御弁24の作動を制御するため、以下に記すような各種センサ類を具えている。すなわち、運転者によって操作されるアクセルペダル30の踏み込み量を検出してこれを制御装置25に出力するアクセル開度センサ31を具えている。また、吸気制御弁24よりも下流側の吸気管20の部分には、吸気通路19内の吸気温Tおよび吸気圧を検出してこれらを制御装置25にそれぞれ出力する吸気温センサ32および吸気圧センサ33が取り付けられている。なお、吸気管20に対する吸気温センサ32の取り付け位置は、吸気制御弁24よりも上流側であってもよく、図1の如き位置に限定されるものではない。さらに、ピストン29が往復動するシリンダブロック34には、連接棒35を介してピストン29が連結されるクランク軸36の回転位置、つまりクランク角位相を検出してこれを制御装置25に出力するクランク角センサ37が取り付けられている。本実施形態においては、このクランク角センサ37をエンジン回転数センサとして利用している。
制御装置25は、これらセンサ31〜33,37などからの検出信号に基づき、予め設定されたプログラムに従って円滑なエンジン10の運転がなされるように、燃料噴射弁11およびアクチュエータ23などの作動を制御するようになっている。つまり、この制御装置25がアクチュエータ23と共に本発明の制御手段として機能する。本実施形態における制御装置25は、アクセル開度センサ31からの検出信号に基づいてエンジン10の駆動トルク、つまり燃料噴射弁11からの燃料の噴射量を設定する燃料噴射量設定部38と、この燃料噴射量設定部38にて設定された燃料噴射量に対応した燃料の噴射時期を設定する噴射時期設定部39と、予め設定されたエンジン10の許容最大負圧Pとなるような吸気制御弁24の第1の開弁時期Cを設定する第1開弁時期設定部40と、クランク角センサ37からの検出信号に基づいて算出されるエンジン回転数およびアクセル開度センサ31からの検出信号に基づき、エンジン10が必要とする最低限の吸気量Gを導出する要求最低吸気量導出部41と、この要求最低吸気量導出部41にて導出された要求最低吸気量Gを満たし、かつ第1開弁時期設定部40にて設定された第1の開弁時期Cと同じか、これよりも早い吸気制御弁24の開弁時期Cを設定する第2開弁時期設定部42と、この第2開弁時期設定部42にて設定された第2開弁時期Cにて吸気制御弁24を開弁した場合に燃焼室12に流入する吸気の予想上昇温度Tを吸気温センサ32からの検出信号Tに基づいて導出する予想吸気温導出部43と、クランク角センサ37からの検出信号に基づいて算出されるエンジン回転数およびアクセル開度センサ31からの検出信号に基づき、燃焼室12に流入する吸気に求められる最低温度Tを設定する要求温度設定部44と、この要求温度設定部44にて設定された要求最低温度Tと予想吸気温導出部43にて導出された予想上昇温度Tとを比較する温度比較部45と、この温度比較部45での比較結果に基づいて第1開弁時期設定部40にて設定された第1開弁時期Cを選択するか、または第2開弁時期設定部42にて設定された第2開弁時期Cを補正してこれを選択する開弁時期選択補正部46とを有する。
上述した燃料噴射量設定部38は、周知のようにエンジン回転数などに応じてあらかじめ設定された燃料の噴射量に関する図示しないマップを有している。燃料噴射量は、エンジン負荷と同義であるので、燃料噴射量の算出に代えてエンジン負荷を算出するようにしてもよい。
本実施形態における噴射時期設定部39は、圧縮行程において圧縮上死点直前までに燃料の噴射が完了するように、燃料噴射量設定部38にて算出される燃料噴射量に応じた噴射開始時期を設定するものであるが、複数回に分けて吸気行程と圧縮行程とで燃料を噴射する型式のものであってもよい。
吸気行程における燃焼室12内の圧力の変化を図3に模式的に表す。この図3に示すように、吸気制御弁24を閉じた状態ではピストン29が上死点(TDC)から下死点(BDC)へと移動するに伴い、燃焼室12内の圧力が急激に低下する。第1開弁時期設定部40は、これがエンジン10の破壊をもたらさない予め設定されたエンジン10の許容最大負圧Pとなるクランク角位相Cを吸気制御弁24の第1開弁時期として設定する。この燃焼室12内の圧力の変化は、シリンダヘッド15に組み込まれる図示しない筒内圧センサを用いることによって検出することも可能であるが、吸気弁16と吸気制御弁24との間の吸気通路19内の温度Tおよび圧力を検出する吸気温センサ32および吸気圧センサ33からの検出信号に基づいて算出することも可能である。また、この第1開弁時期設定部40は、要求最低吸気量導出部41にて導出された要求最低吸気量Gを満たすような吸気制御弁24の閉弁時期を併せて設定するようになっている。つまり、クランク角位相Cにて吸気制御弁24を開弁すると共に吸気弁16の閉弁時期に合わせて吸気制御弁24を閉弁した場合、燃焼室12内に導入される吸気が要求最低吸気量Gに達しない可能性がある。このような場合、吸気制御弁24の閉弁時期を吸気弁16の閉弁時期よりも遅く設定し、吸気弁16の閉弁後に吸気弁16と吸気制御弁24との間の吸気通路19に空気を充填しておき、次の吸気行程における吸気弁16の開弁時に吸気制御弁24が閉じた状態となっていても、吸気弁16と吸気制御弁24との間の吸気通路19に充填された空気を燃焼室12に導くことが可能となり、より多量の空気を燃焼室12に供給することができる。特に、機械式またはターボ式過給装置などを搭載したエンジン10においては、吸気弁16と吸気制御弁24との間の吸気通路19内により多量の空気を充填させておくことが可能となり、都合がよい。
要求最低空気量導出部43は、エンジン回転数と燃料噴射量、つまりエンジン10の駆動トルクと要求最低空気量Gとを関連付けた図4に示す如きマップを有している。そして、クランク角センサ37からの検出信号によって算出されるエンジン回転数と、燃料噴射量設定部38から読み出される燃料噴射量とに基づき、この図4のマップから要求最低空気量Gを読み出す。
吸気行程におけるピストン29のTDCからBDCに至る任意のクランク角位相にて吸気制御弁24を開弁し、BDCにて閉弁した場合の吸気制御弁24の開弁時期と吸入空気量との関係を図5に示す。この図5は、吸気制御弁24の開弁時期が横軸のクランク角位相にて示され、吸気制御弁24の開弁時期を変えることによって、吸入空気量も大きく変化することが理解されよう。第2開弁時期設定部42は、要求最低空気量導出部43にて導出された要求最低空気量Gを満たし、かつ第1開弁時期設定部40にて設定された第1の開弁時期Cと同じか、あるいはこれよりも早い任意のクランク角位相を第2の開弁時期Cとして読み出す。つまり、この第2の開弁時期Cは、ピストン29の吸気上死点から第1の開弁時期Cまでの間において、要求最低空気量Gを満たすような任意のクランク角位相を選択し得るが、本実施形態ではこの選択範囲で吸気量が最大となるクランク角位相を吸気制御弁24の第2の開弁時期Cとして設定する。
吸気制御弁24の開弁時期とこれに応じて燃焼室12に流入する吸気の温度上昇率との関係を図6に模式的に示す。本実施形態における予想吸気温導出部43はこのようなグラフを具えており、第2開弁時期設定部42によって設定された第2の開弁時期Cと、吸気温センサ32からの検出信号Tとを乗算して予想上昇温度Tを算出する。
要求温度設定部44は、エンジン回転数とアクセル開度と要求最低温度Tとを関連付けた図7に示す如きマップを有しており、クランク角センサ37からの検出信号によって算出されるエンジン回転数およびアクセル開度センサ31によって検出されるアクセル開度に基づき、この図7のマップから要求最低温度Tを読み出す。
予想吸気温導出部43にて導出された予想上昇温度Tが要求温度設定部44にて設定された要求最低温度T以上であると温度比較部45が判定した場合、開弁時期選択補正部46は、第2開弁時期設定部42にて設定された第2の開弁時期Cを選択し、燃焼室12内への吸気の流速が低下するように、つまり開弁時期が早まるようにこれを補正する。逆に、予想吸気温導出部43にて導出された予想上昇温度Tが要求温度設定部44にて設定された要求最低温度Tよりも低いと温度比較部45が判定した場合、開弁時期選択補正部46は、第1開弁時期設定部40にて設定された第1の開弁時期Cを選択する。この場合、要求最低吸気量導出部41にて導出された要求最低吸気量Gを満たすような吸気制御弁24の閉弁時期も併せて選択する。
なお、第2の開弁時期Cを選択してこれを補正する場合、吸気通路19内を流れる吸気の流速が低下すればよいので、吸気通路19内にスロットル弁を取り付けたエンジン10においては、このスロットル弁の開度を絞ることによっても、燃焼室12に流入する吸気の流速を低下させることが可能である。
このような本実施形態における吸気制御は図8に示すフローチャートに従って行われる。まず、S11のステップにて吸気温センサ32によって検出された吸気温Tが予め設定されたエンジン10の始動性および燃料の着火引火性を実質的に損なうような所定温度T以下であるか否かが判定される。
ここで、検出された吸気温Tが所定温度Tよりも高い、すなわち外気温がそれほど低温ではないと判断した場合には、本発明の対象とする吸気制御を行わずにこの制御を終了する。しかしながら、検出された吸気温Tが所定温度T以下である、すなわち外気温が低いので本発明の制御を行う必要があると判断した場合には、S12のステップに移行して要求最低吸気量Gを算出し、S13のステップにて吸気制御弁24の第1の開弁時期Cと閉弁時期とを設定する。次に、S14のステップにて吸気制御弁24の第2の開弁時期Cを設定し、さらにS15のステップにて吸気温センサ32からの検出信号Tに基づいて予想吸気温度Tを算出する。しかる後、S16のステップにて予想吸気温度Tが要求最低温度T以上であるか否かが判定される。
ここで、予想吸気温度Tが要求最低温度T以上である、つまり燃焼室12内に流入する吸気の温度が上昇し過ぎると判断した場合には、S17のステップに移行して吸気制御弁24の第2開弁時期Cを早め、燃焼室12内に流入する吸気の流速を低下させて予想吸気温度Tを要求最低温度T低下するように制御を行う。なお、この場合における吸気制御弁24の閉弁時期は、吸気弁16の閉弁時期と同じである。
一方、S16のステップにて予想吸気温度Tが要求最低温度Tよりも低い、つまり燃焼室12に流入する吸気の流速が充分ではなく、燃焼室12の温度上昇が充分ではないと判断した場合には、S18のステップに移行して第1の開弁時期Cを選択すると共に吸気制御弁24の閉弁時期を吸気弁16の閉弁時期よりも遅らせて吸入空気量の増大を図る。
このように、要求最低吸気量Gを満たすように吸気を制御することにより、極低温時のエンジン10の始動性や着火性を確保しつつ、燃料の失火やスモークの発生を防止することが可能となる。換言すれば、このような不具合を考慮する必要がないのであれば、単に吸気制御弁24を第1の開弁時期Cにて開弁するだけでも本発明を達成し得ることは言うまでもない。また、常に要求最低吸気量Gを満たすように吸気を制御する場合には、第2の開弁時期Cを基準として吸気制御弁24を開弁することが望ましい。
このような本発明による吸気制御方法の他の実施形態の作業手順を図9のフローチャートに示すが、先の実施形態と同一機能の要素にはこれと同一符号を記すに止め、重複する説明は省略するものとする。すなわち、S21のステップにて吸気温センサ32によって検出された吸気温Tが予め設定された所定温度T以下である、すなわち外気温が低いので本発明の制御を行う必要があると判断した場合には、S22のステップに移行して要求最低吸気量Gを算出し、S23のステップにて吸気制御弁24の第2の開弁時期Cを設定し、さらにS24のステップにて吸気温センサ32からの検出信号Tに基づいて予想吸気温度Tを算出する。しかる後、S25のステップにて予想吸気温度Tが要求最低温度T以上であるか否かが判定される。
ここで、予想吸気温度Tが要求最低温度T以上である、つまり燃焼室温度が上昇し過ぎると判断した場合には、S26のステップに移行して第2開弁時期Cを早め、燃焼室12内に流入する吸気の流速を低下させて予想吸気温度Tが低下するように制御を行う。この吸気制御弁24の閉弁時期が吸気弁16の閉弁時期と同時期であることは、先の場合と同様である。
一方、S25のステップにて予想吸気温度Tが要求最低温度Tよりも低い、つまり燃焼室12に流入する吸気の流速が充分ではなく、燃焼室12の温度上昇が充分ではないと判断した場合には、S27のステップに移行して第2開弁時期Cを選択し、要求最低吸気量Gを満たすようにして燃料の失火やスモークの発生を確実に防止する。
ディーゼルエンジンでは、燃焼室12内における吸気スワールの形成が非常に重要な場合が多い。上述した吸気制御弁24の開弁に伴って吸気の流速が高まるため、これに伴って燃焼室12に形成される吸気スワールも影響を受ける。従って、燃焼室12における吸気スワールの形成を考慮して上述した吸気制御を行うことも有効である。
このような観点に着目した吸気に関する制御ブロックを図10に示すが、先の実施形態と同一機能の要素にはこれと同一符号を記すに止め、重複する説明は省略するものとする。すなわち、本参考形態における制御装置25には、クランク角センサ37からの検出信号によって得られるエンジン回転数とアクセル開度センサ31からの検出信号によって得られるアクセル開度とに基づいて燃焼室12内にて混合気が正常燃焼し得る最低限のスワール比Sを導出する要求最低スワール比導出部47が設けられており、開弁時期設定部48は、この要求最低スワール比導出部47にて導出される要求最低スワール比Sと、要求最低吸気量導出部41から導出される要求最低吸気量Gとを同時に満たすような吸気制御弁24の最も遅い開弁時期を設定する。
要求最低スワール比導出部47は、エンジン回転数とアクセル開度と要求最低スワール比Sとを関連付けた図11に示す如きマップを有している。そして、クランク角センサ37からの検出信号によって算出されるエンジン回転数と、アクセル開度センサ31から読み出されるアクセル開度とに基づき、この図11のマップから要求最低スワール比Sを読み出す。
開弁時期設定部48は、吸気制御弁24の開弁時期とスワール比とを関連付けた図12に示す如きマップを有しており、要求最低スワール比導出部47から導出された要求最低スワール比Sを満たすような最も遅い開弁時期Cを図12のマップから読み出す。一方、要求最低吸気量導出部41から導出される要求最低吸気量Gを満たすような最も遅い開弁時期Cを図5のマップから読み出し、これらを比較して早い方の開弁時期を吸気制御弁24の最終的な開弁時期として選択する。
このように、要求最低空気量Gと要求最低スワール比Sとを同時に満たすように吸気制御弁24の最も遅い開弁時期を設定することにより、極低温時のエンジン10の始動性や着火性を確保しつつ、所定の吸気スワールを燃焼室12に形成して燃料の失火やスモークの発生を防止することが可能となる。
上述した実施形態では本発明を圧縮点火機関に応用した場合について説明したが、ガソリンやアルコールまたはLPG(液化天然ガス)などを燃料として点火プラグを用いる直噴形式の火花点火機関に対しても有効であり、アクセル開度に対して独立にスロットル弁の開度を制御することによってもディーゼルエンジンの場合と同様な効果を得ることができることは言うまでもない。
本発明をディーゼルエンジンに応用した一実施形態のシステム概念図である。 図1に示したディーゼルエンジンの制御ブロック図である。 吸気制御弁を閉弁した状態での吸気行程における燃焼室内の圧力の変化を表すグラフである。 エンジン回転数とアクセル開度と要求最低吸気量との関係を表す等高線マップである。 エンジンの吸気行程にて吸気制御弁の開弁時期を変更した場合における吸入空気量の変化を表すマップである。 吸気制御弁の開弁時期と燃焼室内における吸気の温度上昇率との関係を表すグラフである。 エンジン回転数とアクセル開度と要求温度との関係を表す等高線マップである。 図1に示したディーゼルエンジンにおける吸気制御の手順を表すフローチャートである。 本発明による吸気制御方法の他の実施形態における手順を表すフローチャートである。 本発明の参考形態における吸気に関する制御ブロック図である。 エンジン回転数とアクセル開度と要求最低スワール比との関係を表す等高線マップである。 吸気制御弁の開弁時期とスワール比との関係を表すグラフである。
符号の説明
10 エンジン
11 燃料噴射弁
12 燃焼室
13 吸気ポート
14 排気ポート
15 シリンダヘッド
16 吸気弁
17 排気弁
18 動弁機構
19 吸気通路
20 吸気管
21 エアクリーナ
22 サージタンク
23 アクチュエータ
24 吸気制御弁
25 制御装置
26 排気通路
27 排気管
28 触媒
29 ピストン
30 アクセルペダル
31 アクセル開度センサ
32 吸気温センサ
33 吸気圧センサ
34 シリンダブロック
35 連接棒
36 クランク軸
37 クランク角センサ
38 燃料噴射量設定部
39 噴射時期設定部
40 第1開弁時期設定部
41 要求最低吸気量導出部
42 第2開弁時期設定部
43 予想吸気温導出部
44 要求温度設定部
45 温度比較部
46 開弁時期選択補正部
47 要求最低スワール比導出部
48 開弁時期設定部
許容最大負圧
開弁時期
第1開弁時期
第2開弁時期
G 要求最低吸気量
吸気温
所定温度
予想上昇温度
要求最低温度
S スワール比

Claims (4)

  1. エンジンの運転状態を検出する運転状態検出手段と、吸気通路に設けられて吸気弁の開閉タイミングに応じて開閉する吸気制御弁と、前記吸気通路内の吸気温を検出する吸気温センサと、この吸気温センサによって検出された吸気温が所定温度以下の場合、前記吸気制御弁の開弁時期が前記吸気弁の開弁時期よりも遅くなるように前記吸気制御弁を制御する制御手段とを具えた吸気制御装置であって、前記制御手段は、
    前記運転状態検出手段からの検出信号に基づき、エンジンが必要とする最低限の吸気量を導出する要求最低吸気量導出部と、
    この要求最低吸気量導出部にて導出された要求最低吸気量を満たすような前記吸気制御弁の開弁時期を設定する開弁時期設定部と、
    この開弁時期設定部にて設定された開弁時期にて前記吸気制御弁を開弁した場合の燃焼室に流入する吸気の予想上昇温度を前記吸気温センサからの検出信号に基づいて導出する予想吸気温導出部と、
    前記運転状態検出手段からの検出信号に基づき、燃焼室に流入する吸気に求められる最低限の温度を設定する要求温度設定部と、
    この要求温度設定部にて設定された要求温度と前記予想吸気温導出部にて導出された予想上昇温度とを比較する温度比較部と、
    この温度比較部での比較結果に基づき、前記開弁時期設定部にて設定された開弁時期を補正する開弁時期補正部とを有することを特徴とする吸気制御装置。
  2. 前記開弁時期設定部は、予め設定されたエンジンの許容最大負圧となるような前記吸気制御弁の開弁時期を設定する第1開弁時期設定部を含むことを特徴とする請求項1に記載の吸気制御装置。
  3. 前記開弁時期設定部は、前記第1開弁時期設定部にて設定された第1の開弁時期と同じか、これよりも早い前記吸気制御弁の第2の開弁時期を設定する第2開弁時期設定部をさらに含み前記開弁時期補正部は、前記温度比較部での比較結果に基づき、前記第1開弁時期設定部にて設定された第1の開弁時期を選択するか、または前記第2開弁時期設定部にて設定された第2の開弁時期を選択してこれを補正する開弁時期選択補正部を含むことを特徴とする請求項2に記載の吸気制御装置。
  4. 吸気弁の開閉タイミングに応じて開閉する吸気制御弁を吸気通路に設けたエンジンに対する吸気制御方法であって、
    エンジンの運転状態を検出するステップと、
    吸気通路内の吸気温を検出するステップと、
    エンジンが必要とする最低限の吸気量を要求最低吸気量として導出するステップと、
    導出された要求最低吸気量を満たすような吸気制御弁の開弁時期を設定するステップと、
    設定された開弁時期にて吸気制御弁を開弁した場合の燃焼室に流入する吸気の予想上昇温度を前記吸気温に基づいて導出するステップと、
    エンジンの運転状態に基づき、燃焼室に流入する吸気に求められる最低限の温度を要求温度として設定するステップと、
    設定された要求温度と前記予想上昇温度とを比較するステップと、
    この温度比較部での比較結果に基づき、設定された開弁時期を補正するステップ
    を具えたことを特徴とする吸気制御方法。
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