JP4539107B2 - 送信装置、ビット配置方法 - Google Patents

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Description

本発明は、送信装置に関し、例えば、W―CDMA通信方式に採用した移動無線通信システムにおける無線基地局、送信方法に関する。
現在、3GPP(3rd Generation Partnership Project)で、第3世代移動通信システムの1方式であるW−CDMA方式の標準化が進められている。そして、標準化のテーマの1つとして下りリンクで最大約14Mbpsの伝送速度を提供するHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)が規定されている。HSDPAは、適応符号化変調方式を採用しており、例えば、QPSK変調方式と16値QAM方式を基地局、移動局間の無線環境に応じて適応的に切りかえることを特徴としている。また、HSDPAは、H−ARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)方式を採用しており、基地局から送信されたデータについて誤りが検出された場合に、移動局からの要求により再送が行われる。
HSDPAに用いられる主な無線チャネルは、HS−SCCH(High Speed-Shared Control Channel)、HS−PDSCH(High Speed-Physical Downlink Shared Channel)、HS−DPCCH(High Speed-Dedicated Physical Control Channel)がある。
HS−SCCH、HS−PDSCHは、双方とも下り方向(即ち、基地局から移動局への方向)の共通チャネルであり、HS−SCCHは、HS−PDSCHにて送信するデータに関する各種パラメータを送信する制御チャネルである。各種パラメータとしては、例えば、どの変調方式を用いてHS―PDSCHによりデータを送信するかを示す変調タイプ情報や、拡散符号の割当て数(コード数)等の情報が挙げられる。
一方、HS−DPCCHは、上り方向(即ち、移動局から基地局への方向)の個別の制御チャネルであり、HS−PDSCHを介して受信したデータの受信可、否に応じてそれぞれACK、NACKを移動局が基地局に対して送信する場合に用いられる。
その他、基地局からの受信信号の受信品質(例えばSIR)を測定し、その結果をCQI(Channel Quality Indicator)として基地局に送信するためにも用いられる。尚、基地局は、受信したCQIにより、下り方向の無線環境の良否を判断し、良好であれば、より高速にデータを送信可能な変調方式に切りかえ、逆に良好でなければ、より低速にデータを送信する変調方式に切りかえる(即ち、適応変調を行う)。
・「チャネル構造」
次に、HSDPAにおけるチャネル構成について説明する。
図1は、HSDPAにおけるチャネル構成を示すための図である。尚、W−CDMAは、符号分割多重方式を採用するため、各チャネルは符号により分離されている。
まず、説明していないチャネルについて簡単に説明しておく。
CPICH(Common Pilot Channel)、P−CCPCH(Primary Common Control Channel)は、それぞれ下り方向の共通チャネルである。
CPICHは、移動局においてチャネル推定、セルサーチ、同一セル内における他の下り物理チャネルのタイミング基準として利用されるチャネルであり、いわゆるパイロット信号を送信するためのチャネルである。P−CCPCHは、報知情報を送信するためのチャネルである。
次に、図1を用いて、チャネルのタイミング関係について説明する。
図のように、各チャネルは、15個のスロットにより1フレーム(10ms)を構成している。先に説明したように、CPICHは他のチャネルの基準として用いられるため、P−CCPCH及びHS−SCCHのフレームの先頭はCPICHのフレームの先頭と一致している。ここで、HS−PDSCHのフレームの先頭は、HS−SCCH等に対して2スロット遅延しているが、移動局がHS−SCCHを介して変調タイプ情報を受信してから、受信した変調タイプに対応する復調方式でHS−PDSCHの復調を行うことを可能にするためである。また、HS−SCCH、HS−PDSCHは、3スロットで1サブフレームを構成している。
HS−DPCCHは、CPICHに同期していないが、上り方向のチャネルであるためであり、移動局において生成されたタイミングに基づくためである。
以上が、HSDPAのチャネル構成の簡単な説明である。次に、送信データがHS−PDSCHを介して送信されるまでの過程についてブロック図を用いながら説明する。
・「基地局の構成」
図2は、HSDPAをサポートする基地局の構成を示す。
図において、1はCRC付加部、2は符号ブロック分割部、3はチャネル符号化部、4はビット分離部、5はレートマッチング部、6はビット収集部、7は変調部を示す。
次に各ブロックの動作について説明する。
HS―PDSCHを介して送信される送信データ(図1におけるHS−PDSCHの1サブフレーム内に収められるデータ)は、まず、1のCRC付加部においてCRC演算処理がなされ、演算結果が送信データの最後尾に付加される。そして、CRC演算結果の付加された送信データは、符号ブロック分割部2に入力されて、複数のブロックに分割される。これは、受信側における復号処理負荷を考慮して、誤り訂正符号化を行う単位のデータ長を短くするためであり、所定長を超える場合には、複数のブロックに等分するのである。分割数は2以上の整数を取り得るが、以下、説明を簡単にするため分割数が2であった場合について説明する。
分割された送信データのそれぞれは、チャネル符号化部3において、それぞれ別個の誤り訂正符号化の対象のデータとして扱われる。即ち、分割された第1ブロック、第2ブロックのそれぞれについて誤り訂正符号化処理が施される。チャネル符号化の例とては、ターボ符号化が挙げられる。
ここで、ターボ符号化について簡単に説明する。ターボ符号化は、符号化の対象となるデータをUとすると、Uに基づいて、Uそのものと、Uを畳み込み符号化して得られたU'と、Uをインタリーブ(並び替え処理)してから同様に畳み込み符号化して得られたU''とを出力することとなる。ここで、Uは、組織ビットと称され、ターボ復号において、2つの要素復号器の双方で用いられるデータであり、利用頻度が高いため重要度が高いデータであると解することができる。他方、U'、U''は冗長ビットであり、それぞれ2つの要素復号器の1方で用いられるデータであり、利用頻度が低いため重要度はUより低いものと解することができる。
即ち、組織ビットの方が冗長ビットよりも重要度が高く、組織ビットがより正しく受信されることで、ターボ復号器により正しい復号結果を得ることができるともいえる。
さて、このようにして生成された、組織ビットと、冗長ビットは、シリアルデータとしてビットビット分離部4に入力され、ビット分離部4は、入力されたシリアルデータをU、U'、U''の3つの系統のデータに分離し、パラレルデータとして出力する。
レートマッチング部5は、HS−SCCHの3スロットで構成されるサブフレーム内に収まるように、所定のアルゴリズムによりビットを削除するパンクチャ―処理等を行ったり、ビットを繰り返すことによるレピテッション処理を行う。
このように、レートマッチング部5において、サブフレームへのビット適合化の処理が施されたビットは、ビット収集部6にパラレルに入力される。
ビット収集部6は、入力データに基づいて、例えば16値QAM変調の各信号点を示す4ビットのビット列を生成して出力する。
変調部7は、入力されたビット列により示される信号点に対応する振幅、位相となるように16値QAM変調された信号を出力して、周波数変換により無線周波数に変換してから不図示のアンテナ側へ送出する。
・「配置方法」
ここで、ビット収集部の処理について更に詳述する。
図3は、ビット収集部6における配置方法を示す図である。
レートマッチング処理を経て出力された組織ビット、冗長ビット等を含むビットは、16値QAM変調における各信号点を示すビット列に対応付ける必要があるため、4ビットのデータ列に配置される必要がある。
尚、組織ビット及び冗長ビットは、符号ブロック分割部により第1ブロック、第2ブロックの2系統に分割されているが、これらは、同じサブフレーム内に収められるため、ビット収集部6においては、再び、1つのまとまりとして結合して扱うこととなる。
図3において、Nr(4)×Nc(10)で示したビット列全体が結合された組織ビット、冗長ビットに相当し、第1列目のS1、S2、S3、P2−1で示した領域が、16値QAM変調を行う際の1つの信号点に対応するビット列であり、図3によれば、ビット列は10列あるため、10個の信号点用の10個のビット列が表されている。
次に、ビットの整列手順について説明する。
まず、符号ブロック分割部2において、2分割された各ブロックの組織ビットの総数Nsys(レートマッチング処理後における、第1ブロックの組織ビット数と第2ブロックの組織ビット数との和)を求める。
次に、Nsysを列の総数Nc(総ビット数40÷ビット列数4=10)で割り、その商Aと余りBを求める。
そして、求めた商Aと同じ行数だけ上から順に組織ビット用の領域と定義し、更に、余りBと同じ数だけ、組織ビットの領域の占める領域の次の行の左側から順に組織ビット用の領域として定義する。
これによれば、図3の斜線で示した領域が組織ビット用の領域と定義されることとなる。尚、残りの領域は、冗長ビット用の領域として定義される。
次に、この組織ビット用の定義領域に、第1ブロックの組織ビットを第1行、第1列から列方向に上から順に割当て、第1列目の組織ビットの領域が満たされると、次に第2列目の組織ビットを同じようにして満たしていく。
一方、冗長ビットについては、図3に示す冗長ビット用の領域に、第1列目から順に割当てていくこととなる。具体的には、U'に対応する冗長ビットを第1冗長ビット、U''に対応する冗長ビットを第2冗長ビットとすると、まず、第1ブロックの第2冗長ビットの1番目が、冗長ビット領域の第1列目に割当てられ、次に第1ブロックの第1冗長ビットの1番目が冗長ビット領域の第2列目に割当てられ、次に第1ブロックの第2冗長ビットの2番目が第3列目に割当てられる。このように、第2冗長ビット、第1冗長ビットを交互に割当てていくことにより、冗長ビット領域の割当てを行う。図3中、矢印により配置順を明示し、PM−Nにより、第M冗長ビットのN番目のビットを配置すべきことを明示している。
以上のようにして配置したビット列は、図4に示す、それぞれ位相平面上の各信号点を示しており、例えば、(S1、S2、S3、P2−1)=(1、0、1、1)であれば、信号点Aを示すこととなる。
このような、配置方法については、例えば次の非特許文献1に開示されている。
3G TS 25.213(3rd Generation Partnership Project: Technical Specificati on Group Radio Access Network ; Spreading and modulation(FDD))
本発明者は、先に説明したような従来技術によると問題が生ずることを発見した。
即ち、多値変調を採用する場合に、先に示したような位相平面上におけるマッピングを行うと、整列された各ビット列の上位ビット(S1、S4、S7、…、S21、S23、S2、S5、S8、…、S22、S24)に対して、下位ビット(S3、S6、S9、…、P2−7、P2−8、P2−1、P1−1、…、P1−7、P1−8)は、無線伝送中における位相、振幅の変動により、受信側における信号点判定時に、誤り易いという傾向があるが、図3のように、分割された第1ブロック、第2ブロックを比較すると、第1ブロックの組織ビットは、下位ビットに4つ配置されているのに対し、第2ブロックの組織ビットは、下位ビットに1つも割当てられていない。
先に説明したように、組織ビットは重要な情報と位置付けることができるが、先に説明した配置方法によれば、組織ビットの配置に起因して各ブロック間で無線伝送中における位相、振幅変動に対する耐久力が異なることとなる。
また、組織ビットが少ない場合には、図8のように、分割された第1ブロック、第2ブロックを比較すると、第1ブロックの冗長ビットは、上位ビットに割当てられていないのに対し、第2ブロックの冗長ビットは、上位ビットに4つ割当てられ、やはり先に説明した配置方法によれば、冗長ビットの配置に起因して各ブロック間で無線伝送中における位相、振幅変動に対する耐久力が異なることとなる。
従って、組織ビット、冗長ビットのいずれにせよ、ブロック間で同じ種類のビットであるにもかかわらず、信号点の配置に起因したブロック間の耐久力の差が発生しており、属するブロックによって、受信品質がそもそも異なるものとなってしまい、ブロック間での品質の公平性が失われてしまうという問題がある。
本発明の目的の1つは、ブロック間の誤りに対する耐久力の均一化を図ることである。
また、ターボ符号等の誤り訂正処理を行う場合、誤り訂正により、耐久力の強い方は更なる誤りも許容できる余裕があるが、耐久力の弱い方は誤り訂正能力を超えてしまうほど誤りが発生してしまうといった状況が発生しやすく、効率的でないという問題もある。
本発明の目的の1つは、ターボ符号等の誤り訂正処理を行う場合に、ブロック間の誤りに対する耐久力の均一化を図ることで、誤り訂正の効率を高めることでもある。
また、複数のブロックのうちいずれが誤っているかを特定できない方式を採用している場合に、双方のブロックが同時に誤るか、同時に誤らないこととなる確率を高めることで、実際には誤りの無い側のブロックについても再送をすることにより、不要な信号を伝送する機会を減らすことを他の目的とする。
尚、上記目的に限らず、後述する発明を実施するための最良の形態に示す各構成により導かれる効果であって、従来の技術によっては得られない効果を奏することも本発明の目的の1つとして位置付けることができる。
(1)本発明においては、第1データブロックに含まれるビットと第2データブロックに含まれるビットとを用いて、複数のビット列を生成し、該複数のビット列をそれぞれ位相平面上の各信号点に対応させ、各信号点に応じた多値変調を行って得られた信号を送信する送信装置において、前記ビット列内における所定のビット位置について、該第1データブロックに含まれる所定のビットが占める占有率と、該第2データブロックに含まれる所定のビットが占める占有率が近くなるように前記生成を制御するビット列生成手段、を備えたことを特徴とする送信装置を用いる。
(2)本発明においては、更に、前記送信は同じ無線フレーム内で送信することを特徴とする(1)記載の送信装置を用いる。
(3)本発明においては、更に、前記ビット系列は、前記対応に起因して、第1ビット位置と、該第1のビット位置よりも誤り易い第2ビット位置とを備え、前記所定のビット位置は、該第1ビット位置又は該第2ビット位置である、ことを特徴とする(1)記載の送信装置を用いる。
(4)本発明においては、前記第1データブロック、前記第2データブロックは、それぞれ組織ビットと冗長ビットとを含み、前記第1データブロックに含まれる所定のビットと、前記第2データブロックに含まれる所定のビットとは、共に組織ビットであり、前記ビット列生成手段は、前記制御にあわせて、前記第1ビット位置に該組織ビットを優先して配置するように制御を行う、ことを特徴とする(3)記載の送信装置。
(5)本発明においては、前記振幅位相変調は、16値QAM変調であり、前記第1ビット位置は、上位ビット(1ビット目と2ビット目)であり、前記第2ビット位置は、下位ビット(3ビット目と4ビット目)であることを特徴とする(3)記載の送信装置を用いる。
(6)本発明においては、前記第1データブロック、前記第2データブロックは、それぞれ組織ビットと冗長ビットとを含み、前記第1データブロックに含まれる所定のビットと、前記第2データブロックに含まれる所定のビットとは、共に組織ビットであるか、または、共に冗長ビットである、ことを特徴とする(1)記載の送信装置を用いる。
(7)本発明においては、前記第1データブロック、前記第2データブロックは、ターボ符号化により得られた組織ビットと、第1冗長ビットと、第2冗長ビットとを含み、前記第1データブロックに含まれる所定のビットと、前記第2データブロックに含まれる所定のビットとは、共に組織ビットであるか、または、共に冗長ビットであるか、または、共に第1冗長ビットであるか、または、共に第2冗長ビットである、ことを特徴とする(1)記載の送信装置を用いる。
(8)本発明においては、データと該データに対する1つの誤り検出符号とをN個のブロックに分割する分割部と、 該N個のブロックのそれぞれについて誤り訂正符号化処理を施す誤り訂正符号化部と、 該誤り訂正処理後に得られるN種類の組織ビットと冗長ビットを複数のビット列に配置する配置手段と、 該配置された各ビット列が示す位相平面上の各信号点に対応する振幅位相変調を行ってから送信を行う送信部とを備え、前記配置手段は、前記配置に際して、前記ビット列と前記信号点との対応関係に起因して、1つのビット列内に誤り易さの異なる第1のビットと第2のビットとが存在する場合に、N種類の組織ビットのそれぞれが誤り易い側のビットに配置される数を均一化する、ことを特徴とする送信装置を用いる。
(9)本発明においては、前記配置手段は、前記複数のビット列を前記第1ブロックに含まれるビットから、前記第Nブロックに含まれるビットまで略順に用いて配置し、 前記均一化は、前記誤り易い側のビットに組織ビットを配置することを許容する列を分散させることで実現する、ことを特徴とする(8)記載の送信装置を用いる。
(10)本発明においては、伝送データをX個ビットを含む第1ビット群と、Y個のビットを含む第2ビット群とを含む2以上のビット群に分割し、第1ビット群のビットと第2ビット群のビットとを、第1ビット位置と、該第1ビット位置より誤り易い第2ビット位置とを有する所定長のビット列の各ビット位置に配置してL個のビット列を生成するビット列生成装置におけるビット配置方法において、前記第1ビット群に含まれるビットと、前記第2ビット群に含まれるビットを該第1ビット位置に優先して配置するとともに、<N>をN以下の最大の整数と定義するとき、
(<(X+Y)÷L>+1)×(X+Y−<(X+Y)÷L>×L)≦X、
2≦(X+Y−<(X+Y)÷L>×L)
の場合、第2ビット位置に配置する第1ビット群に含まれるビットの数を
X+Y−<(X+Y)÷L>×L
より小さくし、
第2ビット位置に配置する第2ビット群に含まれるビットの数を
1以上とする、ことを特徴とするビット配置装置におけるビット配置方法を用いる。
(11)また、本発明においては、HSDPAに対応した無線基地局において、レートマッチング処理が施されたデータを並び替えて、16値QAM用の4×Ncのビット列を生成するビットコレクション部を備え、前記データは、符号ブロック分割部における分割により、少なくとも第1データブロックと、第2データブロックとを含み、<N>をN以下の最大の整数と定義し、A=<Nsys÷Nc>、B=Nsys−A×Ncと定義すると、前記ビットコレクション部は、第1行目から第A行目については、第1列目から第Nc列目まで連続して組織ビットを配置し、第A+1行目については、第1列目から第Nc列目まで連続しないでB個の組織ビットを配置可能とした、ことを特徴とする無線基地局を用いる。
少なくとも第1ブロックのビットと、第2ブロックのビットについての耐久力(例えば、同一種類のビットの耐久力)が均一化されるため、一方は耐久力が高く、他方は低いといった偏りが少なくなり、全体的な誤りの発生確率を下げることができる。
また、双方のブロックが同時に誤るか、同時に誤らないこととなる確率を高めることで、実際には誤りの無い側のブロックについても再送をすることにより、不要な信号を伝送する機会を減らすことができる。
以下、図面を参照することにより、本発明の実施の形態について説明する。
〔a〕第1実施形態の説明
図5は、本発明に係る送信装置を示す図である。
尚、送信装置の1例として、先に説明したHSDPAに対応したW−CDMA通信システムの送信装置(無線基地局)について説明することとする。他の通信システムにおける送信装置に適用することも可能である。
図において、10はHS―DSCHを介して送信する伝送データ(1サブフレーム内で送信するデータ)を順次出力するとともに各部(11〜25等)の制御を行う制御部を示す。HS−DSCHは、共通チャネルであるから、順次出力される伝送データは、それぞれ異なる移動局宛てであることが許容される。
11は、順次入力される伝送データ(同じ無線フレーム内で送信するデータ)に対してCRC演算を行い、この伝送データの最後尾にCRC演算結果を付加するCRC付加(CRC attachment)部、12は、CRC演算結果が付加された伝送データに対して、ビット単位でスクランブルをかけることで、送信データにランダム性を与えるビットスクランブル(Bit scrambling)部を示す。
13は、次に行うチャネル符号化において、符号化の対象とするデータ長が長くなりすぎることで、受信側の復号器の演算量が増大することを防止する等の目的から、入力されたビットスクランブル後の伝送データが、所定のデータ長を超える場合に、分割(例えば、略等分)する符号ブロック分割(Code block segmentation)部を示す。図では、入力データ長が所定のデータ長を超えており、2等分(第1データブロック、第2データブロックに分割)した場合の出力を示している。もちろん分割数として2以外の分割数とする例も考えられるし、また、等分ではなく、異なるデータ長に分割する例も考えられる。
14は、分割された各データについてそれぞれ、別個に誤り訂正符号化処理を施すチャネル符号化(Channel coding)部を示す。尚、チャネル符号化部14としては、前述のターボ符号器を用いることが望ましく、ここでもターボ符号器を用いることとする。
従って、その第1の出力は、先に説明したように、第1ブロックについて、符号化対象のデータと同じデータである重要な組織ビット(U)と、組織ビット(U)を畳み込み符号化して得られる第1冗長ビット(U')と、組織ビットをインタリーブ処理してから同様に畳み込み符号化して得られる第2冗長ビット(U'')とが含まれる。同様に、第2の出力には、第2ブロックについての組織ビット(U)、第1冗長ビット(U')、第2冗長ビット(U'')が含まれる。
15は、チャネル符号化部14(ターボ符号器)からシリアル入力された第1ブロック及び第2ブロックの各組織ビット(U)、第1冗長ビット(U')、第2冗長ビット(U'')をそれぞれ分離して出力するビット分離(Bit separation)部を示す。尚、第2ブロックについても同様のため、第1ブロックに対応する出力だけ図示している。
16は、後段のバッファ部17の所定の領域に収まるように、パンクチャ処理(間引き)等のレートマッチング処理を行う第1レートマッチング(1st rate matching)部を示す。
17は、制御部10により、送信対象の移動局の受信処理能力に応じた領域を設定され、設定された領域内に、第1レートマッチング部16により、レートマッチング処理されたデータを格納するバッファ(Buffer)部を示す。
18は、制御部10により、指定された1サブフレーム内に収納可能なデータ長に調整するための第2レートマッチング(2nd rate matching)部を示し、パンクチャ処理(間引き)、レピテション処理(繰り返し)を施すことで、指定されたデータ長となるように、入力されたデータのデータ長を調整する。
尚、HS−PDSCHにおいては、変調方式、拡散率、コード数(チャネル数)等のパラメータが可変なため、同じ長さのサブフレームであっても、収納できるビット数は一定ではなく、制御部10は、パラメータに応じたビット数を1サブフレームに収納可能なデータ長として第2レートマッチング部18に通知する。
19は、第2レートマッチング部19からデータを複数のビット列に配置するビット収集(Bit collection)部を示す。即ち、第1ブロックのデータと、第2ブロックのデータとを後述するビット配置方法により配置することで、それぞれ位相平面上における信号点を示すための複数のビット列を出力する。尚、この実施例では、16値QAM変調方式を用いるため、ビット列は4ビットで構成される。もちろん他の多値変調方式(例えば8相PSK等)を用いる例も考えられる。
20は、制御部10により通知された拡散符号の数(コード数)と同じ数の系統に、ビット列を分割して出力する。即ち、送信パラメータにおけるコード数がNの場合、入力されたビット列を順に1〜Nの系統に振り分けて出力する物理チャネル分割(Physical channel segmentation)部を示す。
21は、N系統のビット列のそれぞれに対して、インタリーブ処理を施して出力するインタリーブ(Interleaving)部を示す。
22は、入力された各ビット列に対してビット列内でのビットの再配置が可能なコンスタレーション再配置(Constellation re-arrangement for 16 QAM)部を示す。例えば、最初の送信時においては、入力された各ビット列をそのまま素通しで出力し、先に説明したH−ARQにおける再送時に、ビットの再配置を行うようにすることもできる。ビットの再配置としては、例えば、上位ビットと下位ビットを入れ替えるなどの処理であり、複数のビット列について同じ法則でビット入れ替えを行うことが好ましい。尚、再送時のもそのまま素通しすることもできる。
23は、後段のN系統のビット列を、後段の拡散処理部24の対応する拡散部に振り分ける物理チャネルマッピング(Physical channel mapping)部を示す。
24は、複数の拡散部を備え、それぞれ、N系統の各ビット列に基づき対応するI、Qの電圧値を出力し、それぞれ異なる拡散コードにより拡散処理を施して出力する拡散処理(Spreading)部を示す。
尚、4ビットのビット列は次の表1に従ったI、Q成分のそれぞれの電圧値に変換される。但し、上位ビットから順に、I1、Q1、I2、Q2に対応する。
Figure 0004539107
表について例を挙げて説明すると、4ビットのビット列が(0100)であれば、I1、I2=0、0であり、Q1、Q2=1.0であるから、I=+1、Q=−1の電圧に変換されることとなる。
拡散方法としては、例えば、図6に示すように、電圧変換部26により先の表による変換後、拡散符号のI成分CI、Q成分のCQにより乗算器、加算器、減算器により演算し、拡散処理を実現する。
25は、拡散処理部24により拡散された各信号を合成し、これに基づいて、例えば16値QAM変調方式等の振幅位相変調を施し、無線信号に周波数変換してからアンテナ側に出力して無線信号として送信可能とする変調(Modulating)部を示す。
以上が、各部の名称とその動作の説明であり、第1データブロックと第2データブロックに含まれるビットとを用いて複数のビット列が生成され、各ビット列がそれぞれ位相平面上の各信号点に対応付けられ、各信号点に応じた位相振幅変調が施されて送信されることがわかる。
・「ビット配置方法」
次に、ビット列生成手段、配置手段の1例としてのビット収集部19におけるビット配置方法について詳細に説明する。
図7は,ビット収集部におけるビット配置方法について説明するための図である。
第1レートマッチング部16、第2レートマッチング部18によるレートマッチング処理を経て出力された組織ビット、冗長ビットは16値QAM変調における各信号点に割当てる必要があるため、4ビットのビット列に整列されることとなる。尚、他の振幅位相変調を行う場合は、4ビットとは異なるビット数となることもある。
符号ブロック分割部13において、分割された各ブロックは、同じサブフレームに収められるため、1つのまとまりとして結合する必要がある。その1つのまとまりが、図7に示すNr(4)×Nc(10)で示したビット列であり、総ビット数は、制御部10により通知された伝送パラメータに応じた値となっている。尚、第1列目のS1、S2、S3、P2−1で示した領域が、16値QAM変調を行う際の1つの信号点に対応するデータであり、図によれば、10列あるため、10個の信号点用のデータが表されている。
次に、Nr×Nc個のビットの配置方法について説明する。
まず、第1ブロックの組織ビット数Nsys1と第2ブロックの組織ビット数Nsys2の総和Nsys(=Nsys1+Nsys2)を列の総数Nc(16値QAM変調を行う場合は、Nc=Nsys÷4)で割り、その商Aと余りBを求める。
そして、求めた商Aと同じ行数だけ上から順に組織ビット用の領域と定義する。
次に、余りBを第1ブロック、第2ブロックに均等に割当てるべく、Bを分割ブロック数2で割り、商B1を求める。
これにより、第1ブロックについては、図7のように、A+1行目の第1列から行方向に順にB1個の領域を組織ビット用の領域と定義する。
そして、第2ブロックについては、図7のように、A+1行目の第6列(第2ブロックの領域となる列番号が最小の列)から行方向に順にB2(B−B1)個の領域を組織ビット用の領域と定義する。
これによれば、図7の斜線で示した領域が組織ビット用の領域とされ、残りが冗長ビット用の領域とされることとなる。
次に、この組織ビットとして定義した領域に、第1ブロックの組織ビットを第1行、第1列から列方向に上から順に割当て、第1列の組織ビットの領域が満たされると、次に第2列目の組織ビットを順に満たしていく。これにより、上位ビット位置に組織ビットを優先して配置するように制御されることとなる。
一方、冗長ビットについては、図3に示す組織ビット領域以外の領域(冗長ビット領域)について第1列目から順に割当てていくこととなる。具体的には、U'に対応する冗長ビットを第1冗長ビット、U''に対応する冗長ビットを第2冗長ビットとすると、まず、第1ブロックの第2冗長ビットの1番目が、冗長ビット領域の第1列目に割当てられ、次に第1ブロックの第1冗長ビットの1番目が冗長ビット領域の第2列目に割当てられ、次に第1ブロックの第2冗長ビットの2番目が第3列目に割当てられる。このように、第2冗長ビット、第1冗長ビットを交互に割当てていくことにより、冗長ビット領域の割当てを行う。尚、図7中、矢印により配置順を明示し、PM−Nにより、第M冗長ビットのN番目のビットを配置すべきことを明示している。尚、配置は、例えば、入力された第1ブロックのデータ、第2ブロックデータをメモリに格納し、読み出しアドレス制御等により、容易に所望の配置とすることができる。
以上のようにして配置したビット列は、図4に示す、位相平面上の各信号点を示すものであり、例えば、(S1、S2、S3、P2−1)=(1、0、1、1)であれば、先に説明したように、信号点Aを示すこととなる。
図4のようなビット列の信号点への割当てを行う場合には、4ビットのビット系列のうち上位ビットに対して下位ビットは、無線伝送中における位相、振幅の変動により、受信側における信号点判定により、誤り易いという傾向があるが、図7を参照すると、誤り易いビットである下位ビット(ここでは、第3ビット、第4ビット)に割当てられている重要なビットである組織ビットの数は第1ブロック、第2ブロックともにその2つづつであり、ブロック間で均等化されている。尚、第1ブロック、第2ブロックの組織ビットの数が数ビット相異するなど、厳密には同一でない場合も考えられるが、そのようなビットの相異はないものとして、全体として均等化を図ることもできるし、場合によっては、そのビット差を考慮して組織ビットが多い側になるべく上位ビットが割当てられるように、重み付けをすることもできる。
いいかえれば、ビット列内における所定のビット位置(例えば、第3、第4ビット等の誤り易い下位ビット位置)について第1データブロックに含まれる所定のビット(例えば、組織ビット)の占有率と、第2データブロックに含まれる所定のビット(例えば、組織ビット)の占有率は、近づくように制御されている。
以上が組織ビットの数が多く、誤り易いビット位置である下位ビットにも配置される場合の例であるが、組織ビットの数が少ない場合もあり得る。この場合は、本実施例で示した配置方法によれば、図9に示したようになる。尚、図9における記号等の意味は先の図7等において説明したものと同様である。
図9を参照しても明らかなように、本実施例における配置方法によれば、ビット列内における所定のビット位置(例えば、第1、第2ビット等の誤りにくい上位ビット位置)について第1データブロックに含まれる所定のビット(例えば、冗長ビット)の占有率と、第2データブロックに含まれる所定のビット(例えば、冗長ビット)の占有率は、近づくように制御されている。
従って、少なくとも第1ブロックのビットと、第2ブロックのビットについての耐久力(例えば、同一種類のビットの耐久力)が均一化されるため、一方は耐久力が高く、他方は低いといった偏りが少なくなり、全体的な誤りの発生確率を下げることができる。
また、重要な情報である組織ビットについて、各ブロック間で無線伝送中における位相、振幅変動に対する耐久力が近づき、ターボ符号等の誤り訂正処理により、耐久力の強い方は更なる誤りも許容できるにもかかわらず、耐久力の弱い方は誤り訂正能力を超えるほどの誤りが発生するといった事情が緩和されることとなる。
また、この実施例では、余り検出のための符号である、CRC演算結果は、冗長ビット削減のため、第1ブロックと第2ブロックで共通して1つ付加されており、受信側では、第1ブロック、第2ブロックのデータを受信し、CRC演算チェックを行うことで、エラーを検出した場合に、再送要求を行って再送を行う。
この時、従来のごとく第1ブロック、第2ブロックで誤りに対する耐久力の相異について配慮がないと、耐久力の弱い方のブロックだけ誤る確率が高く、再送が頻発することとなる。誤り検出符号を各ブロック毎に付加していれば、ブロック毎に誤りを検出できるため、再送も誤ったブロックだけとすることもできるが、複数ブロックで共通して誤り検出符号を付加する場合には、誤ったブロックを特定できず、誤っていない符号ブロックを含む複数のブロック全体を再送しなければならない。
しかし、この実施例では、第1ブロック、第2ブロックで誤りに対する耐久力を近づけるようにしているので、第1ブロック、第2ブロックについての誤りの有無が異なるといったことが少なくなり、複数のブロックについて共通に誤り検出符号を付加することと調和がとれることとなる。
即ち、第1ブロック、第2ブロックのいずれかのみが誤るといった確率が低くなり、双方が同時に誤るか、同時に誤らないといった結果になる確率が高まるため、再送時には、誤っていない符号までも再送してしまうといった無駄な無線リソースの消費が低減されるのである。
・「まとめ」
第1実施例のまとめとして、ブロックの分割数がMの場合の一般化したビットの整列で用いる各値の算出方法について説明する。尚、<N>は、N以下の最大の整数を意味するものとする。
A=<Nsys÷Nc>
B1=<(Nsys−A×Nc)÷M>
B2=<(Nsys−A×Nc−B1)÷(M−1)>

BL=<{(Nsys−A×Nc−(B1+B2+…+B(L−1)))
÷(M−(L−1))>

BM=Nsys−A×Nc−(B1+B2+…+B(M−1))
尚、[N]をN以上の最小の整数を表すものとして、
A=<Nsys÷Nc>
B1=[(Nsys−A×Nc)÷M]
B2=[(Nsys−A×Nc−B1)÷(M−1)]

BL=[{(Nsys−A×Nc−(B1+B2+…+B(L−1)))
÷M−(L−1)}]

BM=Nsys−A×Nc−(B1+B2+…+B(M−1))
とすることも考えられる。
以上のように、本実施例によれば、伝送データをX個ビットを含む第1ビット群と、Y個のビットを含む第2ビット群とを含む2以上のビット群に分割し、第1ビット群のビットと第2ビット群のビットとを、第1ビット位置と、該第1ビット位置より誤り易い第2ビット位置とを有する所定長のビット列の各ビット位置に配置してL個のビット列を生成するビット列生成装置におけるビット配置方法において、前記第1ビット群に含まれるビットと、前記第2ビット群に含まれるビットを該第1ビット位置に優先して配置するとともに、<N>をN以下の最大の整数と定義するとき、
(<(X+Y)÷L>+1)×(X+Y−<(X+Y)÷L>×L)≦X…(1)
2≦(X+Y−<(X+Y)÷L>×L)…(2)
の場合、第2ビット位置に配置する第1ビット群に含まれるビットの数を
X+Y−<(X+Y)÷L>×L…(3)
より小さくし、
第2ビット位置に配置する第2ビット群に含まれるビットの数を
1以上とする、
方法の1実施例が示される。
従来の配置方法によれば、(1)、(2)の条件を満たすとき、第2ビット位置に配置する第1ビット群に含まれるビットの数は(3)の値と一致し、第2ビット位置に配置する第2ビット群に含まれるビットの数は0となり、双方のビット群間(組織ビット間)で耐久力が大きく異なるが、(1)、(2)の場合に第2ビット位置に配置する第1ビット群に含まれるビットの数を(3)の値より小さくし、第2ビット位置に配置する第2ビット群に含まれるビットの数を1以上とする方法の1例である実施例1によれば、第1ビット群と第2ビット群との間の耐久力の差が緩和されることとなる。
また、別の表現を用いると、この実施例のように、HSDPAに対応した無線基地局において、レートマッチング処理が施されたデータを並び替えて、16値QAM用の4×Ncのビット列を生成するビットコレクション部を備え、前記データは、符号ブロック分割部における分割により、少なくとも第1データブロックと、第2データブロックとを含み、<N>をN以下の最大の整数と定義し、A=<Nsys÷Nc>、B=Nsys−A×Ncと定義すると、前記ビットコレクション部は、第1行目から第A行目については、第1列目から第Nc列目まで連続して組織ビットを配置し、第A+1行目については、第1列目から第Nc列目まで連続しないでB個の組織ビットを配置可能としたので、従来のように、第A+1行目について第1列目から第B列目まで連続して組織ビットを配置しなければならないのに対して、第1列目から第Nc列目まで連続しないで組織ビットを配置できるので、ブロック間の耐久力を調整することができるのである。
〔b〕第2実施形態の説明
次にビット収集部におけるビット配置方法について別の方法を詳細に説明する。
この方法では、先に説明した組織ビットの余りのビットBの配置方法に特徴がある。
具体的には、余りのビットBをA+1行目に配置するものの、組織ビットを配置する列は、
1+<Nc×(k−1)÷(Nsys−A×Nc)>
とするのである。ここで、k=1、2、…、Nsys−A×Ncである。
例えば、Nsys=24とし、冗長ビット数=16、Nr=4、Nc=10とすると、
Nr=<24÷10>=2、
組織ビットを配置する列1=1+<10×(1−1)÷(24−2×10)>=1、
組織ビットを配置する列2=1+<10×(2−1)÷(24−2×10)>=3、
組織ビットを配置する列3=1+<10×(3−1)÷(24−2×10)>=6、
組織ビットを配置する列4=1+<10×(4−1)÷(24−2×10)>=8、
となる。
従って、図8の斜線部分で示す領域が、組織ビットが配置される領域として定義され、その他の領域が冗長ビットが配置される領域となる。尚、各領域における配置順については実施例1と同様であるので、ここでは説明を省略する。
この実施例では、余りの組織ビットBが所定のビット位置(例えば、16値QAMにおいてナチュラル配置を行う場合に、上位ビットよりも誤りに対する耐久性の低い下位ビット位置)において分散して配置(例えば、隣接する列に集中しないで配置)することができるため、ブロック数を意識せずとも左から順に第1、第2ブロックのビットを配置していくことにより、容易に誤りに対する耐久力をブロック間で均等化することができる。
尚、ビット列と信号点の対応関係を、上位ビットが、下位ビットよりも誤りに対する耐久力が弱くなるように定義している場合には、重要なビット(例えば組織ビット)を耐久力の強い下位ビットになるべく配置するようにするとともに、ブロック間で耐久力の弱いビットに割当てられる重要なビット(例えば組織ビット)の数を均等化することが好ましい。
尚、第1実施例、第2実施例においては、多値変調の1例として、16値QAMをとりあげて説明したが、例えば8相PSK等の他の多値変調を用いることもできる。
例えば、図11のように3ビットのビット列を各信号点に割当てる場合には、ビット列内におけるビット位置で誤りに対する耐久力の相異が生ずるため、本発明を適用すると同様に好適である。尚、図11の例では、3ビットのビット列のうち、第1ビット目と第2ビット目については、隣接する2つの信号点の符号が、両方とも自己の信号点の符号と同じであるような信号点が存在するが、第3ビット目については、そのような信号点は存在せず、全ての信号点は、隣接する2つの信号点のうち少なくともどちらかは自己の信号点の符号と異なる符号となっている。このため、第1、第2ビット目に対して、第3ビット目についての符号間距離が総じて短く、結果的に、第1、第2ビット目に対して第3ビット目が誤り易いビット位置となっている。
更に、64値QAMを採用する場合には、ビット列と信号点の対応付けに起因して、誤り易さに対する耐久力がビット位置に応じて3段階(第1ビット位置、第2ビット位置、第3ビット位置)となることがある。
この場合には、ビット列内における所定のビット位置について、第1データブロックに含まれる所定のビットが占める占有率と、第2データブロックに含まれる所定のビットが占める占有率が近くなるようにビット列の生成を制御するビット列生成手段は、所定のビット位置として、第1ビット位置、第2ビット位置、第3ビット位置のいずれかとすることが好ましいことは言うまでもない。
HSDPAにおけるチャネル構成を示すための図である。 HSDPAをサポートする基地局の構成を示す図である。 ビット収集部6における従来の配置方法を示す図である。 16値QAM変調における位相平面上の各信号点の1例を示す図である。 本発明に係る送信装置を示す図である。 拡散処理部24の構成を示す図である。 本発明に係るビット配置方法について説明するための図である。 従来のビット収集部6における配置方法を示す図である。 本発明に係るビット配置方法について説明するための図である。 第2実施例に対応するビット列の配置を説明するための図である。 8相PSKを用いる場合の説明図である。
符号の説明
1 CRC付加部
2 符号ブロック分割部
3 チャネル符号化部
4 ビット分離部
5 レートマッチング部
6 ビット収集部
7 変調部
10 制御部
11 CRC付加部
12 ビットスクランブル部
13 符号分割部
14 チャネル符号化部
15 ビット分離部
16 第1レートマッチング部
17 バッファ部
18 第2レートマッチング部
19 ビット収集部
20 物理チャネル分割部
21 インタリーブ処理部
22 コンスタレーション再配置部
23 物理チャネルマッピング部
24 拡散処理部
25 変調部
26 電圧変換部

Claims (22)

  1. 第1データブロックに含まれるビットと第2データブロックに含まれるビットとを用いて、複数のビット列を生成し、該複数のビット列をそれぞれ位相平面上の各信号点に対応させ、各信号点に応じた多値変調を行って得られた信号を送信する送信装置において、
    前記第1データブロック及び前記第2データブロックは、誤り検出符号が付加されたデータブロックを分割してえられたものであり、
    前記対応に起因して生ずる前記ビット列内における誤り易さの程度により区分される、所定のビット位置について、該第1データブロックに含まれる所定のビットが占める占有率と、該第2データブロックに含まれる所定のビットが占める占有率が近くなるように前記生成を制御するビット列生成手段、
    を備えたことを特徴とする送信装置。
  2. 前記送信は同じ無線フレーム内で送信することを特徴とする請求項1記載の送信装置。
  3. 前記ビット系列は、前記対応に起因して、第1ビット位置と、該第1のビット位置よりも誤り易い第2ビット位置とを備え、
    前記所定のビット位置は、該第1ビット位置又は該第2ビット位置である、
    ことを特徴とする請求項1記載の送信装置。
  4. 前記第1データブロック、前記第2データブロックは、それぞれ組織ビットと冗長ビットとを含み、前記第1データブロックに含まれる所定のビットと、前記第2データブロックに含まれる所定のビットとは、共に組織ビットであり、
    前記ビット列生成手段は、前記制御にあわせて、前記第1ビット位置に該組織ビットを優先して配置するように制御を行う、
    ことを特徴とする請求項3記載の送信装置。
  5. 前記多値変調は、16値QAM変調であり、前記第1ビット位置は、上位ビット(1ビット目と2ビット目)であり、前記第2ビット位置は、下位ビット(3ビット目と4ビット目)であることを特徴とする請求項3記載の送信装置。
  6. 前記第1データブロック、前記第2データブロックは、それぞれ組織ビットと冗長ビットとを含み、前記第1データブロックに含まれる所定のビットと、前記第2データブロックに含まれる所定のビットとは、共に組織ビットであるか、または、共に冗長ビットである、ことを特徴とする請求項1記載の送信装置。
  7. 前記第1データブロック、前記第2データブロックは、ターボ符号化により得られた組織ビットと、第1冗長ビットと、第2冗長ビットとを含み、前記第1データブロックに含まれる所定のビットと、前記第2データブロックに含まれる所定のビットとは、共に組織ビットであるか、または、共に冗長ビットであるか、または、共に第1冗長ビットであるか、または、共に第2冗長ビットである、
    ことを特徴とする請求項1記載の送信装置。
  8. 該送信装置から送信された信号を受信する受信装置が、前記誤り検出符号を用いて行った誤り検出結果に基づいて、再送制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1記載の送信装置。
  9. 誤り検出符号が付加されたデータをN個のブロックに分割する分割部と、
    該N個のブロックのそれぞれについて誤り訂正符号化処理を施す誤り訂正符号化部と、
    該誤り訂正処理後に得られるN種類の組織ビットと冗長ビットを複数のビット列に配置する配置手段と、
    該配置された各ビット列が示す位相平面上の各信号点に対応する振幅位相変調を行ってから送信を行う送信部とを備え、
    前記配置手段は、前記配置に際して、前記ビット列と前記信号点との対応関係に起因して、1つのビット列内に誤り易さの異なる第1のビットと第2のビットとが存在する場合に、N種類の組織ビットのそれぞれが誤り易い側のビットに配置される数を均一化する、
    ことを特徴とする送信装置。
  10. 前記配置手段は、前記複数のビット列を前記第1ブロックに含まれるビットから、前記第Nブロックに含まれるビットまで略順に用いて配置し、
    前記均一化は、前記誤り易い側のビットに組織ビットを配置することを許容する列を分散させることで実現する、
    ことを特徴とする請求項9記載の送信装置。
  11. 該送信装置から送信された信号を受信する受信装置が、前記誤り検出符号を用いて行った誤り検出結果に基づいて、再送制御を行う、
    ことを特徴とする請求項9記載の送信装置。
  12. 第1データブロックに含まれるビットと第2データブロックに含まれるビットとを用いて、複数のビット列を生成し、該複数のビット列をそれぞれ位相平面上の各信号点に対応させ、各信号点に応じた多値変調を行って得られた信号を送信する送信装置と該信号を受信する受信装置との間の送受信方法において、
    前記第1データブロック及び前記第2データブロックは、誤り検出符号が付加されたデータブロックを分割してえられたものであり、
    前記送信装置は、前記対応に起因して生ずる前記ビット列内における誤り易さの程度により区分される、所定のビット位置について、該第1データブロックに含まれる所定のビットが占める占有率と、該第2データブロックに含まれる所定のビットが占める占有率が近くなるように制御を行い、
    前記受信装置は、前記制御が施され、該送信装置から送信される信号を受信する、
    ことを特徴とする送受信方法。
  13. 前記第1データブロックと前記第2データブロックは同じ無線フレーム内で送信される、
    ことを特徴とする請求項12記載の送受信方法。
  14. 前記ビット系列は、前記対応に起因して、第1ビット位置と、該第1のビット位置よりも誤り易い第2ビット位置とを備え、
    前記所定のビット位置は、該第1ビット位置又は該第2ビット位置である、
    ことを特徴とする請求項12記載の送受信方法。
  15. 前記第1データブロック、前記第2データブロックは、それぞれ組織ビットと冗長ビットとを含み、前記第1データブロックに含まれる所定のビットと、前記第2データブロックに含まれる所定のビットとは、共に組織ビットであり、
    前記制御にあわせて、前記第1ビット位置に該組織ビットを優先して配置するように制御を行う、
    ことを特徴とする請求項14記載の送受信方法。
  16. 前記多値変調は、16値QAM変調であり、前記第1ビット位置は、上位ビット(1ビット目と2ビット目)であり、前記第2ビット位置は、下位ビット(3ビット目と4ビット目)であることを特徴とする請求項14記載の送受信方法。
  17. 前記第1データブロック、前記第2データブロックは、それぞれ組織ビットと冗長ビットとを含み、前記第1データブロックに含まれる所定のビットと、前記第2データブロックに含まれる所定のビットとは、共に組織ビットであるか、または、共に冗長ビットである、ことを特徴とする請求項12記載の送受信方法。
  18. 前記第1データブロック、前記第2データブロックは、ターボ符号化により得られた組織ビットと、第1冗長ビットと、第2冗長ビットとを含み、前記第1データブロックに含まれる所定のビットと、前記第2データブロックに含まれる所定のビットとは、共に組織ビットであるか、または、共に冗長ビットであるか、または、共に第1冗長ビットであるか、または、共に第2冗長ビットである、
    ことを特徴とする請求項12記載の送受信方法。
  19. 前記受信装置は、前記送信装置から送信された前記誤り検出符号を用いた誤り検出により、誤りを検出した場合に、前記送信装置に再送を要求する、
    ことを特徴とする請求項12記載の送受信方法。
  20. 誤り検出符号が付加されたデータをN個のブロックに分割し、
    該N個のブロックのそれぞれについて誤り訂正符号化処理を施し、
    該誤り訂正処理後に得られるN種類の組織ビットと冗長ビットを複数のビット列に配置し、
    該配置された各ビット列が示す位相平面上の各信号点に対応する振幅位相変調を行ってから、送信装置から無線信号の送信を行い、
    前記配置に際して、前記ビット列と前記信号点との対応関係に起因して、1つのビット列内に誤り易さの異なる第1のビットと第2のビットとが存在する場合に、N種類の組織ビットのそれぞれが誤り易い側のビットに配置される数を均一化し、
    該送信装置から送信された前記無線信号を、受信装置によって、受信して、誤り訂正復号に用いる、
    ことを特徴とする送受信方法。
  21. 前記複数のビット列を前記第1ブロックに含まれるビットから、前記第Nブロックに含まれるビットまで略順に用いて配置し、
    前記均一化は、前記誤り易い側のビットに組織ビットを配置することを許容する列を分散させることで実現する、
    ことを特徴とする請求項20記載の送受信方法。
  22. 前記受信装置は、前記送信装置から送信された前記誤り検出符号を用いた誤り検出により、誤りを検出した場合に、前記送信装置に再送を要求する、
    ことを特徴とする請求項20記載の送受信方法。
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