JP4536772B2 - 顔のしわ矯正具 - Google Patents

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Description

本発明は顔のしわ矯正具に関するものであり、特に、顔の目尻や目隈、口角のまわり等におけるしわを無くして、若さとハリを取り戻した顔に見せることができるようにした顔のしわ矯正具に関するものである。
年齢を重ねると、皮膚のはりや弾力を失い、結果として小じわが増え、特に、目尻や目隈、口角のまわり等に"しわ"ができ、顔全体に弛みが発生する。これは若さとハリをなくし、特に、中高年の女性にとって重大なことである。
そこで、従来、顔のしわを減少させる方法として、外科的な整形治療法で顔の皮膚を引っ張り上げる方法や、皮膚にレーザーエネルギーを照射して細胞を活性化させ、しわを無くする器具(例えば、特許文献1参照)等が知られている。
特開2006−25808号公報。
しかしながら、外科的な整形治療法の場合では、人体にメス等を入れるために、治療を受けるには不安で抵抗がある。一方、皮膚にレーザーエネルギーを照射し細胞を活性化させてしわを無くする器具を用いる場合でも、レーザーエネルギーを照射するので危険ではないかという不安が湧き、使用するのに抵抗がある。また、外科的な整形治療法、及び、レーザーエネルギーを照射する器具の何れを採用した場合でも、高額な費用が必要になるという問題があった。
そこで、高額な費用を必要とせずに、個人において手軽で、かつ、簡単に小顔にでき、また、目尻や目隈、口角付近等におけるしわを矯正して、ハリを取り戻した顔に若返らせることができるようにするために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、装着者の頭部の左右こめかみ部分に近い毛髪を挟持し該頭部の左右両側に取り外し可能に止着される左右一対のクリップと、頭部の後頭部に沿って装着され、前記頭部の左右両側に止着された前記一対のクリップ同士を互いに後頭部側に引き寄せた状態で保持する紐とから構成される顔のしわ矯正具であって、
前記左右一対のクリップはそれぞれ板バネである第1板バネ部材及び当該第1板バネ部材と一体化されている第2板バネ部材とからなり、
前記第1板バネ部材は、第1板バネ部材の第一の本体部の基端と、第1板バネ部材の第二の本体部の基端とが直交し、正面視で略L字状になるように形成されている第1板バネ部材の本体部を備えており、
前記第2板バネ部材は、第2板バネ部材の第一の本体部の基端と、第2板バネ部材の第二の本体部の基端とが直交し、正面視で略L字状になるように形成されている第2板バネ部材の本体部を備えており、
前記第1板バネ部材の第一の本体部と、前記第2板バネ部材の第一の本体部とがそれぞれ左右方向に延び、前記第1板バネ部材の第二の本体部と、前記第2板バネ部材の第二の本体部とがそれぞれ当該左右方向に直交する方向に延びる状態で、前記第1板バネ部材の第二の本体部の先端の裏側面と前記第2板バネ部材の第一の本体部の先端の正面側面、前記第1板バネ部材の第一の本体部の先端の裏側面と前記第2板バネ部材の第二の本体部の先端の正面側面をそれぞれ接合することによって前記第1板バネ部材と前記第2板バネ部材とが一体化されており、
前記第1板バネ部材は、前記第1板バネ部材の第一の本体部側を基端とし、先端が前記第1板バネ部材の第一の本体部から第2板バネ部材の第一の本体部側に向かって延びる複数本の櫛歯を更に備えており、当該櫛歯の先端部は、第2板バネ部材の第一の本体部から離れる正面側方向に向かって段差を設けて途中から折り曲げられ、クリップ部として構成され、
前記第2板バネ部材の第一の本体部は、前記第1板バネ部材のクリップ部の正面側において前記第1板バネ部材のクリップ部を左右に横切る形で配設され、
非クリップ状態では、前記第1板バネ部材の第一の本体部と、前記第2板バネ部材の第一の本体部とがそれぞれ裏面側方向に向かって膨出するように湾曲し、前記第1板バネ部材の櫛歯先端部のクリップ部裏側面と、前記第2板バネ部材の第一の本体部の正面側面との間が所定間隔離れた状態で対峙し、
前記左右一対のクリップの前記裏面側方向に向かって膨出するように湾曲している前記第1板バネ部材の第一の本体部及び前記第2板バネ部材の第一の本体部の中央部の裏面側を装着者の頭に当て、前記第1板バネ部材の第二の本体部及び前記第2板バネ部材の第二の本体部を前記装着者の頭の方向に向かって押すことによりクリップ状態となり、前記第1板バネ部材の第一の本体部及び前記第2板バネ部材の第一の本体部の各中央部が正面側方向に向けて膨出するように反転変形し、前記第1板バネ部材の櫛歯先端部のクリップ部と前記第2板バネ部材の第一の本体部との間に前記装着者の毛髪がクリップされ、これによって前記左右一対のクリップが前記装着者の毛髪に止着される
ことを特徴とする顔のしわ矯正具を提供する。
この構成によれば、板バネにて略L字形に形成され、相互に各両端部を結合して一体化された第1板バネ部材と第2板バネ部材は、第1板バネ部材の第一の本体部と第2板バネ部材の第一の本体部とが夫々裏面側に向かって膨出するように湾曲した状態にすることにより櫛歯の先端部のクリツプと第2板バネ部材の第一の本体部との間を所定間隔離れた状態に形成することにより、毛髪に対して非クリップ状態にし、この非クリップ状態で装着者の頭に当て、第1板バネ部材の第二の本体部及び第2板バネ部材の第二の本体部を前記装着者の頭の方向へ向かって押すことによりクリツプ状態とし、装着者の毛髪が止着される。
請求項2記載の発明は、上記紐の途中に、該紐の長さを調整する調整部材を設けた顔のしわ矯正具を提供する。
この構成によれば、調整部材を利用して紐の長さを各人に合った長さに簡単に調整することができる。また、紐の長さを調整することにより、1対のクリップ同士の引き寄せ力
も調整できる。
請求項3記載の発明は、上記紐を弾性伸縮可能な部材で形成した顔のしわ矯正具を提供する。
この構成によれば、紐により1対のクリップ同士を互いに後頭部側に引き寄せたとき、紐の弾性伸縮力が付加された状態で1対のクリップ間に引き寄せ力が付与される。ここでの弾性伸縮可能な部材としては、例えばゴム紐等がある。
請求項4記載の発明は、上記紐を、互いに間隔を開けて配置される上下2本の紐で構成した顔のしわ矯正具を提供する。
この構成によれば、左右1対のクリップを上下2本の紐で平行に引き寄せることができる。
請求項5記載の発明は、前記左右一対のクリップの 前記第1板バネ部材の第二の本体部の先端の裏側面と前記第2板バネ部材の第一の本体部の先端の正面側面とが接合されている箇所、前記第1板バネ部材の第一の本体部の基端と第二の本体部の基端とが直交している箇所、前記第1板バネ部材の第一の本体部の先端の裏側面と前記第2板バネ部材の第二の本体部の先端の正面側面とが接合されている箇所、及び前記第2板バネ部材の第一の本体部の基端と第二の本体部の基端とが直交している箇所にそれぞれ表裏方向に貫通する孔が一個形成されており、前記上下2本の紐は前記左右一対のクリップにおける前記4個の孔をそれぞれ順に通って、前記頭部の左右両側に止着された前記左右一対のクリップ同士を互いに後頭部側に引き寄せた状態で保持する顔のしわ矯正具を提供する。
この構成によれば、紐の一端部側を一方側のクリップの孔を順に通した後、他方のクリップの孔を順に通して再び一方側のクリップ側に戻し、該紐の一端側と他端側とを互いに連結して輪状に形成し、左右一対のクリップ間に上下2本の紐部が平行に配設された状態で取付けられる。
請求項1記載の発明は、左右一対のクリップを非クリップ状態にし、この非クリツプ状態で装着者の頭に当て、第1板バネ部材の第二の本体部及び第2板バネ部材の第二の本体部を前記装着者の頭の方向へ向かって押すことによりクリツプ状態とし、装着者の毛髪が止着される。
斯くして、頭部の左右のこめかみ部分に近い毛髪が左右のクリツプと紐によって後頭部側に引き寄せられ、これによって顔の皮膚の弛みがリフトアップして小顔に、且つ、目尻や目隈、口角付近のしわが無くなるように簡単に矯正して、ハリを取り戻した顔に若返させることができる。
又、後頭部側に通された紐及びこめかみ部分に近い毛髪に止着された左右一対のクリップは自身の毛髪で覆って隠すことにより、他人に知られることはない。
また、人体にメスを入れる、あるいは、レーザーを照射する等、人体に危害の恐れがあるような方法を講じないので、誰でも安心して抵抗なく使用することができる。
請求項2記載の発明は、調整部材を利用して後から紐の長さを各人に合った長さに簡単に調整することができるので、頭の大きさ等に拘わらず、誰でも同じ矯正具を使用することができ、かつ、構成も極めて簡素であり、請求項1記載の発明の効果に加えて、コストダウンにも寄与することが可能となる。また、紐の長さを調整することにより、1対のクリップ同士の引き寄せ力も調整することができるので、装着時の操作性が向上する。
請求項3記載の発明は、紐の弾性伸縮力を付加した状態で1対のクリップ同士を互いに後頭部側に引き寄せて装着することができるので、その引き寄せ力は紐の伸縮弾性力で常に同じ状態に保持され、リフトアップ力が低下することはない。したがって、請求項1または2記載の発明の効果に加えて、長時間にわたって同じ状態の矯正を維持することができるという効果が得られる。
請求項4記載の発明は、左右1対のクリップを上下2本の紐で安定して引き寄せできることができるので、請求項1,2または3記載の発明の効果に加えて、頭によりフィットし、安定した状態で装着できるという効果が得られる。
請求項5記載の発明は、紐の一端部側を一方側のクリップの孔を仮に通した後、他方のクリップの孔を順に通して再び一方側のクリップ側に戻し、該紐の一端側と他端側とを互いに連結して輪状に形成し、左右一対のクリップ間に上下2本の紐部が平行に配設された状態で取付けられる。斯くして、該紐によってこめかみ部分に近い毛髪に止着された左右のクリップが後頭部へ引き寄せられることができる。
高額な費用を必要とせずに、個人において手軽で簡単に小顔にでき、また、目尻や目隈、口角付近等におけるしわを矯正し、ハリを取り戻して顔を若返らせるという目的を達成するために、装着者の頭部の左右こめかみ部分に近い毛髪を挟持し該頭部の左右両側に取り外し可能に止着される左右一対のクリップと、頭部の後頭部に沿って装着され、前記頭部の左右両側に止着された前記一対のクリップ同士を互いに後頭部側に引き寄せた状態で保持する紐とから構成される顔のしわ矯正具であって、前記左右一対のクリップはそれぞれ板バネである第1板バネ部材及び当該第1板バネ部材と一体化されている第2板バネ部材とからなり、前記第1板バネ部材は、第1板バネ部材の第一の本体部の基端と、第1板バネ部材の第二の本体部の基端とが直交し、正面視で略L字状になるように形成されている第1板バネ部材の本体部を備えており、前記第2板バネ部材は、第2板バネ部材の第一の本体部の基端と、第2板バネ部材の第二の本体部の基端とが直交し、正面視で略L字状になるように形成されている第2板バネ部材の本体部を備えており、前記第1板バネ部材の第一の本体部と、前記第2板バネ部材の第一の本体部とがそれぞれ左右方向に延び、前記第1板バネ部材の第二の本体部と、前記第2板バネ部材の第二の本体部とがそれぞれ当該左右方向に直交する方向に延びる状態で、前記第1板バネ部材の第二の本体部の先端の裏側面と前記第2板バネ部材の第一の本体部の先端の正面側面、前記第1板バネ部材の第一の本体部の先端の裏側面と前記第2板バネ部材の第二の本体部の先端の正面側面をそれぞれ接合することによって前記第1板バネ部材と前記第2板バネ部材とが一体化されており、前記第1板バネ部材は、前記第1板バネ部材の第一の本体部側を基端とし、先端が前記第1板バネ部材の第一の本体部から第2板バネ部材の第一の本体部側に向かって延びる複数本の櫛歯を更に備えており、当該櫛歯の先端部は、第2板バネ部材の第一の本体部から離れる正面側方向に向かって段差を設けて途中から折り曲げられ、クリップ部として構成され、前記第2板バネ部材の第一の本体部は、前記第1板バネ部材のクリップ部の正面側において前記第1板バネ部材のクリップ部を左右に横切る形で配設され、非クリップ状態では、前記第1板バネ部材の第一の本体部と、前記第2板バネ部材の第一の本体部とがそれぞれ裏面側方向に向かって膨出するように湾曲し、前記第1板バネ部材の櫛歯先端部のクリップ部裏側面と、前記第2板バネ部材の第一の本体部の正面側面との間が所定間隔離れた状態で対峙し、前記左右一対のクリップの前記裏面側方向に向かって膨出するように湾曲している前記第1板バネ部材の第一の本体部及び前記第2板バネ部材の第一の本体部の中央部の裏面側を装着者の頭に当て、前記第1板バネ部材の第二の本体部及び前記第2板バネ部材の第二の本体部を前記装着者の頭の方向に向かって押すことによりクリップ状態となり、前記第1板バネ部材の第一の本体部及び前記第2板バネ部材の第一の本体部の各中央部が正面側方向に向けて膨出するように反転変形し、前記第1板バネ部材の櫛歯先端部のクリップ部と前記第2板バネ部材の第一の本体部との間に前記装着者の毛髪がクリップされ、これによって前記左右一対のクリップが前記装着者の毛髪に止着される顔のしわ矯正具を提供することによって実現した。
以下、本発明の顔のしわ矯正具について、好適な実施例をあげて説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係る顔のしわ矯正具の概略斜視図である。図1において、顔のしわ矯正具1(以下、単に「矯正具1」という)は、左右1対のクリップ2,2と、該左右1対のクリップ2,2を連結している紐3と、該紐3の途中に配設された調整部材4とで構成されている。
前記左右のクリップ2,2は同一部品であり、各クリップ2,2は第1板バネ部材5と該第1板バネ部材5と一体化されている第2板バネ部材6とでなる。該各板バネ部材5,6は、薄いバネ板鋼板から形成されている。該第1板バネ部材5は、正面視で略L字状に形成された第一の本体部5a,第二の本体部5bと、該第一の本体部5aから第2板バネ部材6側に向かって形成された複数本の櫛歯7,7…が設けられている。また、該櫛歯7,7…の先端部は、第2板バネ部材6の表側から離れる方向に段差を設けて途中から折り曲げられ、クリップ部8として構成されている。
一方、前記第2板バネ部材6は、正面視で略L字状に形成された第一の本体部6a,第二の本体部6bを備え、第1板バネ部材5の第一の本体部5aと第一の本体部6aの向き、及び、第1板バネ部材5の第二の本体部5bと第二の本体部6bの向きをそれぞれ一致させた状態で、第2板バネ部材6の両端部を第1板バネ部材5の両端裏側に溶接等で接合し、第1板バネ部材6と一体化されている。
また、前記第1板バネ部材5と前記第2板バネ部材6が一体化された状態では、第2板バネ部材6の第一の本体部6aは、第1板バネ部材6のクリップ部8を左右に横切った形で配設されている。さらに、クリップ2,2の各四隅には、表裏方向に貫通している孔9a,9b,9c,9dが各々設けられている。
そして、前記第1板バネ部材5と前記第2板バネ部材6は、弾性変形を起こさせる前の状態(図1の状態)では、第一の本体部5a,6aにおける表面側(本例では装着者の頭内側)の中央部が前方(装着者の頭内側)に向かって膨出するような形状に湾曲して形成されているとともに、第1板バネ部材5のクリップ部8と第2板バネ部材6の第一の本体部6aとが所定間隔離れた状態で対峙した形態(これを「非クリップ状態」という)になるように構成されている。
他方、前記第1,第2板バネ部材5,6における第一の本体部5a,6aの中央部を装着者の頭に当て、さらに該第1,第2板バネ部材5,6の第二の本体部5b,6bをそれぞれ装着者の頭部内側方向に向かって押すと、該第一の本体部5a,6aの各中央部が各々裏面側(本例で装着者の頭外側)に向けて膨出するように反転変形し、第1板バネ部材5のクリップ部8と第2板バネ部材6の第一の本体部6aとが互いに圧接状態(これを「クリップ状態」という)となり、その姿勢が維持できるようにされている。
したがって、前記クリップ2,2は、前記非クリップ状態で第1板バネ部材5のクリップ部8と第2板バネ部材6の第一の本体部6aとの間に毛髪を挟み、次いで前記第1板バネ部材5の第二の本体部5bと前記第2板バネ部材6の第二の本体部6bを表側である装着者の頭側に向けて押し付けると、該第二の本体部5bと第二の本体部6bが各々反転し、第1板バネ部材5のクリップ部8と第2板バネ部材6の第一の本体部6aとの間に毛髪がクリップされ、これによってクリップ2,2が毛髪に止着できるようになっている。
前記紐3は、弾性伸縮可能な紐であり、本例ではゴムを使用している。前記調整部材4は、プラスチック等で形成された板状材で、左右両側部にそれぞれ4つの孔(10A,1
0B,10C,10D)、(10a,10b,10c,10d)が形成されている。
そして、紐3は、図1に示すように、該紐3の一端部側を一方側のクリップ2の孔9d,9c,9b,9aを順に通して調整部材4側に引き出した後、該調整部材4の孔10A,10B,10C,10D、他方側のクリップの孔9a,9b,9c,9d、調整部材4の孔10d,10c,10b,10aを通って再び一方側のクリップ2側に戻り、該紐3の一端部側と他端部側とを互いに連結して輪状に形成され、左右1対のクリップ2,2間に2本の紐部3a,3bが平行に配設された状態で取り付けられている。また、クリップ2,2間に配設されている紐部3a,3bの長さは、調整部材4の孔10Bと10Cとの間、及び、孔10bと10cとの間に配置されている紐部3a,3bの1部3c,3cをそれぞれ引き出すことにより調整可能になっている。
次に、このように構成されている矯正具1の使用例を次に説明する。まず、矯正を必要とする人の左右のこめかみ部分と近い毛髪に、左右一方のクリップ2を前記クリップ状態にして止着する。次いで、紐3を後頭部側に回し、他方のクリップ2を、反対側のこめかみ部分と近い毛髪に、同じくクリップ状態にして止着する。このとき、1対のクリップ2,2の間を毛髪と共に引き寄せ、この引き寄せで顔の皮膚も後頭部側へ同時に引っ張り、皮膚の弛みをリフトアップした状態にする。このクリップ2,2の取付位置、及び、該クリップ2,2による引き寄せ方向は、皮膚の弛みをリフトアップするのに最も有効と思われる位置、及び、向きが選択され、その位置にクリップ2,2、及び、紐3を配設する。これにより、それまで生じていた目尻や目隈、口角付近のしわ等が矯正されて無くなり、小顔になると共にハリを取り戻して顔を若返らせることができる。
なお、図5は、本発明の矯正具1を使用する前における人の頭部を示し、使用していないときには、顔の目尻や目隈、口角付近にしわや弛みが生じている状態を示している。
図2〜4は本発明の矯正具1を使用している状態での人の頭部を示し、矯正具1を使用することによって頭部の左右のこめかみ部分に近い毛髪が左右のクリップ2,2と紐3によって後頭部側に引き寄せられ、これによって顔の皮膚の弛みがリフトアップされて目尻や目隈、口角付近のしわ等が矯正されてなくなっている状態を示している。なお、後頭部側に通された紐3、及び、こめかみ部分に近い毛髪に止着されたクリップ2,2は、矯正具1の装着後、自身の毛髪で覆って隠すことにより、他人に知られることはない。
また、左右のクリップ2,2の間を引き寄せる力を付与する方法としては、まず左右のクリップ2,2を左右のこめかみに近い毛髪に止着した後、調整部材4において、該調整部材4の孔10Bと10Cとの間、及び、孔10bと10cとの間に配置されている紐部3a,3bの1部3c,3cをそれぞれ引き出し、紐部3a,3bの実効長さを調整して引き寄せ力を生成するようにしてもよい。
さらに、調整部材4は、必ずしも必要とするものではない。また、クリップ2も上記実施例の構造に限定せられるべきではなく、毛髪に止着できるものであれば、これ以外のものを採択してもよい。
また、本発明は、その他の部分も本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
本発明の一実施形態に係る顔のしわ矯正具の概略斜視図。 本矯正具の使用状態を示す正面図。 本矯正具の使用状態を示す側面図。 本矯正具の使用状態を示す後面図。 本矯正具を使用していない状態を示す正面図。
1 矯正具
2 クリップ
3 紐
3a,3b 紐部
3c 紐の1部
4 調整部材
5 第1板バネ部材
5a 第一の本体部
5b 第二の本体部
6 第2板バネ部材
6a 第一の本体部
6b 第二の本体部
7 櫛歯
8 クリップ部
9a,9b,9c,9d 孔
10A,10B,10C,10D 孔
10a,10b,10c,10d 孔

Claims (5)

  1. 装着者の頭部の左右こめかみ部分に近い毛髪を挟持し該頭部の左右両側に取り外し可能に止着される左右一対のクリップと、頭部の後頭部に沿って装着され、前記頭部の左右両側に止着された前記一対のクリップ同士を互いに後頭部側に引き寄せた状態で保持する紐とから構成される顔のしわ矯正具であって、
    前記左右一対のクリップはそれぞれ板バネである第1板バネ部材及び当該第1板バネ部材と一体化されている第2板バネ部材とからなり、
    前記第1板バネ部材は、第1板バネ部材の第一の本体部の基端と、第1板バネ部材の第二の本体部の基端とが直交し、正面視で略L字状になるように形成されている第1板バネ部材の本体部を備えており、
    前記第2板バネ部材は、第2板バネ部材の第一の本体部の基端と、第2板バネ部材の第二の本体部の基端とが直交し、正面視で略L字状になるように形成されている第2板バネ部材の本体部を備えており、
    前記第1板バネ部材の第一の本体部と、前記第2板バネ部材の第一の本体部とがそれぞれ左右方向に延び、前記第1板バネ部材の第二の本体部と、前記第2板バネ部材の第二の本体部とがそれぞれ当該左右方向に直交する方向に延びる状態で、前記第1板バネ部材の第二の本体部の先端の裏側面と前記第2板バネ部材の第一の本体部の先端の正面側面、前記第1板バネ部材の第一の本体部の先端の裏側面と前記第2板バネ部材の第二の本体部の先端の正面側面をそれぞれ接合することによって前記第1板バネ部材と前記第2板バネ部材とが一体化されており、
    前記第1板バネ部材は、前記第1板バネ部材の第一の本体部側を基端とし、先端が前記第1板バネ部材の第一の本体部から第2板バネ部材の第一の本体部側に向かって延びる複数本の櫛歯を更に備えており、当該櫛歯の先端部は、第2板バネ部材の第一の本体部から離れる正面側方向に向かって段差を設けて途中から折り曲げられ、クリップ部として構成され、
    前記第2板バネ部材の第一の本体部は、前記第1板バネ部材のクリップ部の正面側において前記第1板バネ部材のクリップ部を左右に横切る形で配設され、
    非クリップ状態では、前記第1板バネ部材の第一の本体部と、前記第2板バネ部材の第一の本体部とがそれぞれ裏面側方向に向かって膨出するように湾曲し、前記第1板バネ部材の櫛歯先端部のクリップ部裏側面と、前記第2板バネ部材の第一の本体部の正面側面との間が所定間隔離れた状態で対峙し、
    前記左右一対のクリップの前記裏面側方向に向かって膨出するように湾曲している前記第1板バネ部材の第一の本体部及び前記第2板バネ部材の第一の本体部の中央部の裏面側を装着者の頭に当て、前記第1板バネ部材の第二の本体部及び前記第2板バネ部材の第二の本体部を前記装着者の頭の方向に向かって押すことによりクリップ状態となり、前記第1板バネ部材の第一の本体部及び前記第2板バネ部材の第一の本体部の各中央部が正面側方向に向けて膨出するように反転変形し、前記第1板バネ部材の櫛歯先端部のクリップ部と前記第2板バネ部材の第一の本体部との間に前記装着者の毛髪がクリップされ、これによって前記左右一対のクリップが前記装着者の毛髪に止着される
    ことを特徴とする顔のしわ矯正具。
  2. 上記紐の途中に、該紐の長さを調整可能にする調整部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の顔のしわ矯正具。
  3. 上記紐を弾性伸縮可能な部材で形成したことを特徴とする請求項1または2記載の顔のしわ矯正具。
  4. 上記紐を、互いに間隔を開けて配置される上下2本の紐部で構成したことを特徴とする請求項1,2または3記載の顔のしわ矯正具。
  5. 前記左右一対のクリップの
    前記第1板バネ部材の第二の本体部の先端の裏側面と前記第2板バネ部材の第一の本体部の先端の正面側面とが接合されている箇所、
    前記第1板バネ部材の第一の本体部の基端と第二の本体部の基端とが直交している箇所、
    前記第1板バネ部材の第一の本体部の先端の裏側面と前記第2板バネ部材の第二の本体部の先端の正面側面とが接合されている箇所、及び
    前記第2板バネ部材の第一の本体部の基端と第二の本体部の基端とが直交している箇所にそれぞれ表裏方向に貫通する孔が一個形成されており、
    前記上下2本の紐は前記左右一対のクリップにおける前記4個の孔をそれぞれ順に通って、前記頭部の左右両側に止着された前記左右一対のクリップ同士を互いに後頭部側に引き寄せた状態で保持する
    ことを特徴とする請求項4記載の顔のしわ矯正具。
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