JP4535337B2 - 登記異動情報反映装置および方法 - Google Patents

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本発明は、精度は異なるが同じ地域を示す複数の地図において、いずれか一つの地図上で行われた区画の分割、統合または境界の訂正を、他の地図上にも自動的に反映させる装置または方法に関する。なお、権利異動としては「区画の分割」を「分筆」、「区画の統合」を「合筆」、「境界の訂正」を「地図訂正」というが、用語の一般化を図るために、説明では「分割」、「統合」、「訂正」という用語を用いる。
また、本発明の説明では便宜上、着目する二つの区画を分ける線分であって、訂正(削除も含む)の対象となる線分を「境界」と呼び、この「境界」も含めた区画を構成する線分を「区画線」と呼ぶことにする。また、区画を分割する処理のために新たに設けられた線分を「分割線」と呼ぶ。この「分割線」も当該処理の終了後には「境界」または「区画線」となる。
自治体で管理している地図には地籍図と現況地図とがある。地籍図とは、自治体が行う国土調査の成果として作成される地図で、所定の精度に基づいて現地での測量が行われ、区画および地番などが明示された地図である。自治体では地籍図の正本および副本を作成し、正本は自治体で原本管理し、副本は法務局へ送付して、不動産登記法第14条第1項地図として備え付けられる。
法務局においては、権利の変動の申請等に基づき、この不動産登記法第14条第1項地図に分割、訂正、統合など土地の登記情報の加除修正を行い、自治体にもその更新情報が異動通知書という形で通知される。自治体では、この異動通知書に基づき、法務局同様に、地籍図の副本に対して更新作業を行っている。図18に、地籍図の例を示す。
現況地図とは、航空写真や公図等を基に編纂されたいわゆる地番現況図のことであり、区画および地番が表示されたものである。地籍図とは違い、土地の区画にかかる権利関係を証するものではなく、測量的な精度を期待できない地図である。また、現況を知ることを目的としていることから、自治体の全域を地図(またはデータ)にて管理している。図19に、現況地図の例を示す。
自治体にて行われている法務局からの異動通知書に基づく異動更新作業は、地籍図と現況地図という精度の異なる二種類の地図に対して変更情報を委託または職員の直接作業という形態は違うものの、それぞれに入力し、更新を行っている。
ベクトルデータ化された地籍図の場合には、測量で得られた数値に限りなく近い状態で区画の形状が作成されている。一方、現況地図の場合には、測量数値ではなく、航空写真などの見た目による形状に限りなく近い状態で区画の形状が作成されている。このように、地図の精度および作成手法が全く異なるため、同じ地番の区画であってもその形状が異なっており、これらの区画に対して別々に異動更新作業を行っているのが現状である。上述した状況を図20に示す。
上述したように、従来は、異なる二つの地図に対して同様の作業を二度行わなければならない。よって、作業に要する手間と経費を要する。さらに、これら二つの地図は、それぞれ精度が異なっており、一般的に、同一区画の形状がそれぞれの地図上で若干異なっている。このため、一方の地図における加除修正の様子をそっくりそのまま単純に他方の地図に写し取ることはできず、未経験者が作業を担うことは困難であり、当該作業を専門業者に外注したり、担当要員を配置する必要が生じるため、自治体は大きな負担を強いられる。
本発明は、このような背景の下に行われたものであって、一方の地図に対する加除修正を他方の地図に対して自動的に反映させることができる登記異動情報反映装置および方法を提供することを目的とする。
本発明は、異なる二つの地図上の対応する同一区画に対し、一方の区画において実施された分割を他方の区画に反映させる登記異動情報反映装置であって、本発明の特徴とするところは、前記二つの地図上の対応する同一区画の頂点がそれぞれ内接し互いに相似関係にある四辺形をそれぞれ設ける四辺形設定手段と、一方の区画において一つまたは複数の分割線を用いて行われた分割に対し、当該分割線と前記区画の区画線との交点または当該分割線同士の交点から前記四辺形の辺上に垂線を降ろす分割点決定手段と、前記垂線と前記四辺形の辺との交点がこの辺を分割する割合と同じ割合で他方の四辺形の対応する辺上に分割点を配置する分割点配置手段と、この分割点から他方の区画に向けて降ろした垂線同士の交点を当該他方の区画における分割線と当該他方の区画の区画線との交点または分割線同士の交点として分割を行う分割実行手段とを備えたところにある。
このような本発明の登記異動情報反映装置が実行する本発明の登記異動情報反映方法は、前記二つの地図上の対応する同一区画の頂点がそれぞれ内接し互いに相似関係にある四辺形をそれぞれ設けるステップと、一方の区画において一つまたは複数の分割線を用いて行われた分割に対し、当該分割線と前記区画の区画線との交点または当該分割線同士の交点から前記四辺形の辺上に垂線を降ろすステップと、前記垂線と前記四辺形の辺との交点がこの辺を分割する割合と同じ割合で他方の四辺形の対応する辺上に分割点を配置するステップと、この分割点から他方の区画に向けて降ろした垂線同士の交点を当該他方の区画における分割線と当該他方の区画の区画線との交点または分割線同士の交点として分割を行うステップとを有することを特徴とする。
すなわち、区画の形状は様々であるが、如何なる形状の区画であっても当該区画の頂点が内接するような四辺形を設定することは可能である。一方の区画において一つまたは複数の分割線を用いて行われた分割に対し、当該分割線と前記区画の区画線との交点または当該分割線同士の交点から前記四辺形の辺上に垂線を降ろすことにより、当該区画内におけるこれらの交点の位置関係を前記四辺形の辺上の点の位置関係に投影して置き換えることができる。
他方の区画(これを区画Bとする)の頂点が内接する四辺形(これを四辺形Bとする)は、一方の区画(これを区画Aとする)の頂点が内接する四辺形(これを四辺形Aとする)と相似関係にあるので、四辺形Aの辺上の点の位置関係を、四辺形Bの辺上の点の位置関係にそのまま置き換え、この四辺形Bの辺上の点の位置関係に基づき区画B内の交点の位置を決定することにより、区画AおよびBにおける交点の位置関係を、それぞれの地図上において、相対的に等しい位置関係とすることができる。すなわち、区画Aにおいては、交点から四辺形Aの辺上の点を決定し、区画Bにおいては、その反対に、四辺形Bの辺上の点から交点を決定する。これにより、区画A内の交点の位置関係と区画B内の交点の位置関係とを相対的に等しくすることができる。
あるいは、本発明は、異なる二つの地図上の対応する同一境界に対し、一方の境界において実施された訂正を他方の境界に反映させる登記異動情報反映装置であって、本発明の特徴とするところは、前記境界を共有して隣接する二つの区画を合わせて一つの暫定的区画とみなす暫定的区画生成手段と、境界が未訂正の方の暫定的区画に描かれた境界を削除する未訂正境界削除手段と、前記二つの地図上の対応する前記暫定的区画の頂点がそれぞれ内接し互いに相似関係にある四辺形をそれぞれ設ける四辺形設定手段と、境界の訂正が行われた方の暫定的区画において一つまたは複数の分割線を用いて行われた訂正後の境界に相応する分割に対し、当該分割線と前記区画の区画線との交点または当該分割線同士の交点から前記四辺形の辺上に垂線を降ろす分割点決定手段と、前記垂線と前記四辺形の辺との交点がこの辺を分割する割合と同じ割合で前記境界が未訂正の方の暫定的区画に設けられた四辺形の対応する辺上に分割点を配置する分割点配置手段と、この分割点から前記境界が未訂正の方の暫定的区画に向けて降ろした垂線同士の交点を当該区画における分割線と当該区画の区画線との交点または分割線同士の交点として分割を行う分割実行手段とを備えたところにある。
また、隣接する二つの区画のそれぞれについて一定の方向に区画を描く際に、双方向から重複して描かれた線分を当該二つの区画の境界として認識する手段を備えることができる。
このような本発明の登記異動情報反映装置を用いて実行される本発明の登記異動情報反映方法は、前記境界を共有して隣接する二つの区画を合わせて一つの暫定的区画とみなすステップと、境界が未訂正の方の暫定的区画に描かれた境界を削除するステップと、前記二つの地図上の対応する前記暫定的区画の頂点がそれぞれ内接し互いに相似関係にある四辺形をそれぞれ設けるステップと、境界の訂正が行われた方の暫定的区画において一つまたは複数の分割線を用いて行われた訂正後の境界に相応する分割に対し、当該分割線と前記区画の区画線との交点または当該分割線同士の交点から前記四辺形の辺上に垂線を降ろすステップと、前記垂線と前記四辺形の辺との交点がこの辺を分割する割合と同じ割合で前記境界が未訂正の方の暫定的区画に設けられた四辺形の対応する辺上に分割点を配置するステップと、この分割点から前記境界が未訂正の方の暫定的区画に向けて降ろした垂線同士の交点を当該区画における分割線と当該区画の区画線との交点または分割線同士の交点として分割を行うステップとを有することを特徴とする。
このときに、隣接する二つの区画のそれぞれについて一定の方向に区画を描く際に、双方向から重複して描かれた線分を当該二つの区画の境界として認識することができる。
すなわち、区画を分割している境界の位置あるいは形状を訂正する際には、まず、訂正を施す境界を除去した後に、訂正を施した境界を挿入する。このときに、訂正を施す境界を除去した後に現れる一つの区画を暫定的区画とすれば、この暫定的区画に対して訂正を施した境界を挿入する処理は、前述した区画を分割する処理と等価であり、同様に説明することができる。
また、境界を認識する際には、隣接する二つの区画のそれぞれについて一定の方向に区画を描く際に、双方向から重複して描かれた線分を当該二つの区画の境界として認識することにより、異なる二つの地図上で同一境界の形状が異なって表示されている場合であっても、境界を誤りなく認識することができる。
本発明によれば、一方の地図に対する加除修正を他方の地図に対して自動的に反映させることができる。これにより、従来必要であった作業の外注あるいは担当要員の配置を無くすことができ、異動通知書に対する修正作業の経費を削減することができる。
(第一実施例)
第一実施例の登記異動情報反映装置の全体構成を図1を参照して説明する。図1は本実施例の登記異動情報反映装置の全体構成図である。図1に示すように、本実施例の登記異動情報反映装置10には、キーボード7、表示部8、マウス9が接続され、キーボード7またはマウス9によって地番情報、分割情報または訂正情報を入力することができる。また、データベース20に格納されている地籍図または現況地図を検索して抽出し、表示部8に表示させることができる。なお、データベース20と登記異動情報反映装置10との間は、ネットワークを介して接続されていてもよい。第一実施例では、地籍図および現況地図における区画の分割処理について説明する。
次に、第一実施例の登記異動情報反映装置の動作を図1ないし図8を参照して説明する。図2は第一実施例の登記異動情報反映装置の要部ブロック構成図である。図3〜図6は地籍図および現況地図における区画の分割処理を視覚的に説明するための図であり、図3は分割処理が施される地籍図および現況地図を示す図である。図4は四辺形設定処理を説明するための図である。図5は分割点決定処理および分割点配置処理を説明するための図である。図6は分割実行処理を説明するための図である。図7は分割処理の手順を示すフローチャートである。図8は反映結果判定について説明するための図である。
第一実施例は、地籍図および現況地図上の対応する同一区画に対し、地籍図の区画において実施された分割を現況地図の区画に反映させる登記異動情報反映装置10である。図7のフローチャートに示すように、オペレータは、分割対象となる地番をキーボード7またはマウス9を用いて入力する(S1)。登記異動情報反映装置10は、入力された地番に基づいてデータベース20を検索して該当する地籍図および現況地図を抽出する(S2)。分割対象となるのは100番地であり、表示部8には、図3(a)および(c)に示すように、地籍図および現況地図における100番地が表示される(S3)。例えば、表示部8の画面の左右半分ずつあるいは上下半分ずつに地籍図および現況地図が表示される。
なお、図3は、説明をわかりやすくするために、説明に用いる区画のみを図示しているが、実際には、表示部8には、図18および図19に示したような地籍図および現況地図の表示が行われ、オペレータが着目する区画と他の区画とを明確に区別できるように、例えば、着目する区画には特定の着色が行われて表示される。
オペレータは、表示部8に表示された100番地の地籍図に対して分割情報を入力する。その結果、図3(b)に示すように分割が施される(S4)。この地籍図の分割に基づき、現況地図に対して自動的に反映処理が実行される(S5)。分割後の地番は100−1番地および100−2番地となる。また、該当する地籍図および現況地図の両方または地籍図または現況地図のいずれか一方が何らかの理由により検索できなかった場合には、その旨のエラー表示(S10)が表示部8に表示される。
以下では、反映処理について詳細に説明する。図2に示す四辺形設定部1には、分割済みの地籍図情報(図3(b))と未分割の現況地図情報(図3(c))とがそれぞれ入力される。この入力処理は、オペレータが表示部8の画面上で地籍図の分割を完了した時点で自動的に行われる。続いて、四辺形設定部1は、図4に示すように、地籍図および現況地図上の対応する同一区画の頂点がそれぞれ内接し互いに相似関係にある四辺形をそれぞれ設ける。
なお、ここでは、四辺形設定部1に、分割済みの地籍図情報と未分割の現況地図情報とを入力するとして説明したが、地籍図情報および現況地図情報の双方を、未分割のまま四辺形設定部1に入力し、図4に示す四辺形を設定した後に、オペレータが地籍図の方に分割を施してもよい。
次に、分割点決定部2は、図5に示すように、地籍図の区画において一つまたは複数の分割線を用いて行われた分割に対し、当該分割線と前記区画の区画線との交点P1およびP3または当該分割線同士の交点P2から前記四辺形の辺上に垂線を降ろす。
次に、分割点配置部3は、図5に示すように、前記垂線と前記四辺形の辺との交点d1〜d6がこの辺を分割する割合と同じ割合で他方の四辺形の対応する辺上に分割点を配置する。図5の例では、交点P1から辺に降ろした垂線と辺との交点d1、d2は、それぞれa:b、c:dの割合で辺を分割している。この同じ割合によって、現況地図の区画に内接する四辺形の辺に分割点d1′、d2′をそれぞれ配置する。
同様に、交点P2から辺に降ろした垂線と辺との交点d3、d4は、それぞれe:f、g:hの割合で辺を分割している。この同じ割合によって、現況地図の区画に内接する四辺形の辺に分割点d3′、d4′をそれぞれ配置する。さらに、交点P3から辺に降ろした垂線と辺との交点d5、d6は、それぞれi:j、k:lの割合で辺を分割している。この同じ割合によって、現況地図の区画に内接する四辺形の辺に分割点d5′、d6′をそれぞれ配置する。
次に、分割実行部4は、図6に示すように、この分割点d1′〜d6′から現況地図の区画に向けて降ろした垂線同士の交点P1′〜P3′を当該現況地図の区画における分割線と区画線との交点(P1′、P3′)または分割線同士の交点(P2′)として分割を行う。
また、反映処理(S5)を行う際に、分割実行部4は、反映結果判定を行う(S6)。この判定結果判定について図8を参照して説明する。図6に示すような現況地図に対する分割反映処理の結果、例えば、交点P3′が区画線に対して接合されず、若干の隙間が生じた場合には、図8に示すように、その隙間が現地で50cm以内であるか否かを判定し、50cm以内であれば、分割実行部4は、交点P3′から区画線に降ろした垂線と区画線との交点に向けて交点P3′の位置を移動させることによって接合を行う。なお、現地において50cmは、縮尺500分の1の地図上では1mmになり、縮尺1000分の1の地図上では0.5mmになる。
また、前記隙間が50cmを越える場合には、もはや、自動的に反映させることを断念してエラー表示(S11)を行う。エラー表示としては、例えば「交点が自動反映の許容範囲外にあります。手動で修正してください。」などと表示部8に表示する。オペレータは、このようなエラー表示が行われると、手動により修正を行う(S12)。また、反映結果判定に合格し(S6)、さらに、自動補正が不必要であれば(S7)、そのまま分割情報が現況地図に反映される(S8)。これにより現況地図のデータが更新される(S9)。また、反映結果判定に合格したが(S6)、自動補正が必要である場合には(S7)、自動補正後に(S13)、分割情報が現況地図に反映される(S8)。
これにより地籍図における分割処理を手動により行うだけで、現況地図における分割処理は自動的に行われる。また、ステップS6により反映判定に不合格である場合でも若干の手動修正を加えるだけでよいため、従来と比較して手間を大幅に軽減させることができる。
なお、上記50cmという閾値は一例であり、現況地図の縮尺や精度に応じて適宜変更される値である。
(第二実施例)
第二実施例の登記異動情報反映装置の全体構成は図1に示した第一実施例と共通である。第二実施例では、地籍図および現況地図における境界の訂正処理について説明する。
次に、第二実施例の登記異動情報反映装置の構成および動作を図9ないし図14を参照して説明する。図9は第二実施例の登記異動情報反映装置の要部ブロック構成図である。図10〜図12は地籍図および現況地図における境界の訂正処理を視覚的に説明するための図であり、図10は訂正処理が施される地籍図および現況地図を示す図である。図11は境界認識を説明するための図である。図12は未訂正境界削除処理および暫定的区間生成処理を説明するための図である。図13は境界の訂正状況を示す図である。図14は訂正処理の手順を示すフローチャートである。
第二実施例は、地籍図および現況地図上の対応する同一境界に対し、地籍図の境界において実施された訂正を現況地図の境界に反映させる登記異動情報反映装置10である。図14のフローチャートに示すように、オペレータは、訂正対象となる地番をキーボード7またはマウス9を用いて入力する(S21)。第二実施例は境界の訂正処理であるから、図10の例では、100−1番地または100−2番地のいずれか一方の地番を入力すればよい。
登記異動情報反映装置10は、入力された地番に基づいてデータベース20を検索して該当する地籍図および現況地図を抽出する(S22)。訂正対象となるのは100−1番地と100−2番地との境界であり、表示部8には、図10(a)および(c)に示すように、地籍図および現況地図における100−1番地および100−2番地が表示される(S23)。例えば、表示部8の画面の左右半分ずつあるいは上下半分ずつに地籍図および現況地図が表示される。
なお、図10は、説明をわかりやすくするために、説明に用いる区画のみを図示しているが、実際には、表示部8には、図18および図19に示したような地籍図および現況地図の表示が行われ、オペレータが着目する区画と他の区画とを明確に区別できるように、例えば、着目する区画には特定の着色が行われて表示される。
オペレータは、表示部8に表示された100−1番地および100−2番地の地籍図に対して訂正情報を入力する。その結果、図10(b)に示すように境界の訂正が施される(S24)。また、該当する地籍図および現況地図の両方あるいは地籍図または現況地図の一方が何らかの理由により検索できなかった場合には、その旨のエラー表示(S33)が表示部8に表示される。
暫定的区画生成部11は、オペレータによって訂正が施された地籍図の地番を参照することにより、検索された現況地図に対して境界認識処理を実行する(S25)。以下では、境界認識処理について詳細に説明する。図11に示すように、100−1番地と100−2番地との境界を認識するためには、100−1番地および100−2番地のそれぞれについて一定の方向に区画を描く際に、双方向から重複して描かれた区画線を当該二つの区画の境界として認識する。図11の例では、100−1番地および100−2番地の双方を右回りに線分を描くことを想定し、境界部分で双方向から重複して区画線が描かれていることがわかる。これにより、暫定的区画生成部11は、境界を認識する。
次に、暫定的区画生成部11は、認識した境界を共有して隣接する二つの区画100−1番地および100−2番地を合わせて一つの暫定的区画を生成する(S26)。続いて、未訂正境界削除部12は、図12に示すように、境界が未訂正である現況地図の暫定的区画に描かれた境界を削除する(S27)。
これにより、図10(b)に示した訂正済み地籍図と図12に示した暫定的区画としての未訂正現況地図とが揃う。これは第一実施例の図3(b)に示した地籍図および図3(c)に示した現況地図に置き換えて考えることができる。したがって、以下の処理(S28〜S36)は第一実施例の処理(S6〜S13)と同じである。訂正結果を図13に示す。これは図6と同様である。
これにより地籍図における訂正処理を手動により行うだけで、現況地図における訂正処理は自動的に行われる。また、ステップS29により反映判定に不合格である場合でも若干の手動修正を加えるだけでよいため、従来と比較して手間を大幅に軽減させることができる。
(第三実施例)
第三実施例の登記異動情報反映装置の全体構成は図1に示した第一実施例と共通である。第三実施例では、地籍図および現況地図における区画の統合処理について説明する。
次に、第三実施例の登記異動情報反映装置の構成および動作を図15〜図17を参照して説明する。図15は第三実施例の登記異動情報反映装置の要部ブロック構成図である。図16は区画の統合状況を示す図である。図17は統合処理の手順を示すフローチャートである。ここでは、図16に示すように、地籍図および現況地図における境界を削除し、100−1番地と100−2番地とを、一つの区画(100番地)として統合する例を説明する。
第三実施例は、地籍図および現況地図上の対応する同一境界を削除し、地籍図において実施された統合を現況地図に反映させる登記異動情報反映装置10である。図17のフローチャートに示すように、オペレータは、訂正対象となる地番をキーボード7またはマウス9を用いて入力する(S41)。第三実施例は境界の統合処理であるから、図16の例では、100−1番地または100−2番地のいずれか一方の地番を入力すればよい。
登記異動情報反映装置10は、入力された地番に基づいてデータベース20を検索して該当する地籍図および現況地図を抽出する(S42)。統合対象となるのは100−1番地および100−2番地であり、表示部8には、図16に示すように、地籍図および現況地図における100−1番地および100−2番地が表示される(S43)。例えば、表示部8の画面の左右半分ずつあるいは上下半分ずつに地籍図および現況地図が表示される。
なお、図16は、説明をわかりやすくするために、説明に用いる区画のみを図示しているが、実際には、表示部8には、図18および図19に示したような地籍図および現況地図の表示が行われ、オペレータが着目する区画と他の区画とを明確に区別できるように、例えば、着目する区画には特定の着色が行われて表示される。
オペレータは、表示部8に表示された100−1番地および100−2番地の地籍図に対して境界を削除する(S44)。その結果、100番地として統合が行われる。
また、該当する地籍図および現況地図の両方あるいは地籍図または現況地図のいずれか一方が何らかの理由により検索できなかった場合には、その旨のエラー表示(S48)が表示部8に表示される。
境界認識部17は、オペレータによって統合が行われた地籍図を参照することにより、検索された現況地図における統合すべき番地(100−1番地、100−2番地)を認識し、さらに、削除すべき境界を認識する境界認識処理を実行する(S45)。境界認識処理の詳細は、第二実施例で説明したとおりである。次に、境界削除部18は、認識した境界を削除し(S46)、データを更新する(S47)。
これにより地籍図における統合処理を手動により行うだけで、現況地図における統合処理は自動的に行われる。
(実施例まとめ)
第一実施例では、区画の分割、第二実施例では、境界の訂正、第三実施例では、区画の統合についてそれぞれ説明した。本実施例では隣接する二つの区画を例にとって個々の処理を別個に説明したが、隣接する多数の区画において、上記分割、訂正、統合を互いに組み合わせて実施することにより、あらゆる加除修正に対応することができる。
本発明により自治体にて行われている地図更新業務が軽減されることは、内部職員の作業労力および経費の節減に繋がるだけでなく、Web公開型GIS(Geographic Information System:地図情報システム)が普及しつつある今日においては、より早く住民へ最新の地図情報が提供できることとなり、住民サービス向上の一環となることが予想できる。
また、自治体から民間業者への委託となる場合では、作業量の減少が図られるため、委託費用も節減され、税金の無駄使いを防ぐこともできる。また、受託した業者においては作業量を減らすことができる。
本実施例の登記異動情報反映装置の全体構成図。 第一実施例の登記異動情報反映装置の要部ブロック構成図。 分割処理が施される地籍図および現況地図を示す図。 四辺形設定処理を説明するための図。 分割点決定処理および分割点配置処理を説明するための図。 分割実行処理を説明するための図。 第一実施例の登記異動情報反映装置の動作を示すフローチャート。 反映結果判定について説明するための図。 第二実施例の登記異動情報反映装置の要部ブロック構成図。 訂正処理が施される地籍図および現況地図を示す図。 境界認識を説明するための図。 未訂正境界削除処理および暫定的区間生成処理を説明するための図。 境界の訂正状況を示す図。 第二実施例の登記異動情報反映装置の動作を示すフローチャート。 第三実施例の登記異動情報反映装置の要部ブロック構成図。 区画の統合状況を示す図。 第三実施例の登記異動情報反映装置の動作を示すフローチャート。 地籍図の例を示す図。 現況地図の例を示す図。 従来の処理の流れを示す図。
符号の説明
1、13 四辺形設定部
2、14 分割点決定部
3、15 分割点配置部
4、16 分割実行部
7 キーボード
8 表示部
9 マウス
10 登記異動情報反映装置
11 暫定的区画生成部
12 未訂正境界削除部
17 境界認識部
18 境界削除部
20 データベース
d1〜d6、d1′〜d6′、P1〜P3、P1′〜P3′ 交点

Claims (6)

  1. 異なる二つの地図上の対応する同一区画に対し、一方の区画において実施された分割を他方の区画に反映させる登記異動情報反映装置であって、
    前記二つの地図上の対応する同一区画の頂点がそれぞれ内接する長方形状(正方形を含む)の四辺形をそれぞれ設ける四辺形設定手段と、
    一方の区画において一つまたは複数の分割線を用いて行われた分割に対し、当該分割線と前記区画の区画線(区画を構成する線分)との交点または当該分割線同士の交点から前記四辺形の辺上に垂線を降ろす分割点決定手段と、
    前記垂線と前記四辺形の辺との交点がこの辺を分割する割合と同じ割合で他方の四辺形の対応する辺上に分割点を配置する分割点配置手段と、
    この他方の四辺形の辺上の分割点から辺に垂直な垂線を引き、垂線同士の交点を当該他方の区画における分割線と当該他方の区画の区画線との交点または分割線同士の交点として分割を行う分割実行手段と
    を備えたことを特徴とする登記異動情報反映装置。
  2. 異なる二つの地図上の対応する同一区画に対し、一方の区画において実施された分割を他方の区画に反映させる登記異動情報反映装置が実行する登記異動情報反映方法であって、
    登記異動情報反映装置の四辺形設定手段が、前記二つの地図上の対応する同一区画の頂点がそれぞれ内接する長方形状(正方形を含む)の四辺形をそれぞれ設けるステップと、
    登記異動情報反映装置の分割点決定手段が、一方の区画において一つまたは複数の分割線を用いて行われた分割に対し、当該分割線と前記区画の区画線との交点または当該分割線同士の交点から前記四辺形の辺上に垂線を降ろすステップと、
    登記異動情報反映装置の分割点配置手段が、前記垂線と前記四辺形の辺との交点がこの辺を分割する割合と同じ割合で他方の四辺形の対応する辺上に分割点を配置するステップと、
    登記異動情報反映装置の分割実行手段が、この他方の四辺形の辺上の分割点から辺に垂直な垂線を引き、垂線同士の交点を当該他方の区画における分割線と当該他方の区画の区画線との交点または分割線同士の交点として分割を行うステップと
    を実行することを特徴とする登記異動情報反映方法。
  3. 異なる二つの地図上の対応する同一境界に対し、一方の境界において実施された訂正を他方の境界に反映させる登記異動情報反映装置であって、
    前記境界を共有して隣接する二つの区画を合わせて一つの暫定的区画とみなす暫定的区画生成手段と、
    境界が未訂正の方の暫定的区画に描かれた境界を削除する未訂正境界削除手段と、
    前記二つの地図上の対応する前記暫定的区画の頂点がそれぞれ内接する長方形状(正方形を含む)の四辺形をそれぞれ設ける四辺形設定手段と、
    境界の訂正が行われた方の暫定的区画において一つまたは複数の分割線を用いて行われた訂正後の境界に相応する分割に対し、当該分割線と前記区画の区画線との交点または当該分割線同士の交点から前記四辺形の辺上に垂線を降ろす分割点決定手段と、
    前記垂線と前記四辺形の辺との交点がこの辺を分割する割合と同じ割合で前記境界が未訂正の方の暫定的区画に設けられた四辺形の対応する辺上に分割点を配置する分割点配置手段と、
    この未訂正の暫定的区画の四辺形の辺上の分割点から辺に垂直な垂線を引き、垂線同士の交点を当該区画における分割線と当該区画の区画線との交点または分割線同士の交点として分割を行う分割実行手段と
    を備えたことを特徴とする登記異動情報反映装置。
  4. 隣接する二つの区画のそれぞれについて一定の方向に区画を描く際に、双方向から重複して描かれた線分を当該二つの区画の境界として認識する手段を備えた請求項3記載の登記異動情報反映装置。
  5. 異なる二つの地図上の対応する同一境界に対し、一方の境界において実施された訂正を他方の境界に反映させる登記異動情報反映装置が実行する登記異動情報反映方法であって、
    登記異動情報反映装置の暫定的区画生成手段が、前記境界を共有して隣接する二つの区画を合わせて一つの暫定的区画とみなすステップと、
    登記異動情報反映装置の未訂正境界削除手段が、境界が未訂正の方の暫定的区画に描かれた境界を削除するステップと、
    登記異動情報反映装置の四辺形設定手段が、前記二つの地図上の対応する前記暫定的区画の頂点がそれぞれ内接する長方形状(正方形を含む)の四辺形をそれぞれ設けるステップと、
    登記異動情報反映装置の分割点決定手段が、境界の訂正が行われた方の暫定的区画において一つまたは複数の分割線を用いて行われた訂正後の境界に相応する分割に対し、当該分割線と前記区画の区画線との交点または当該分割線同士の交点から前記四辺形の辺上に垂線を降ろすステップと、
    登記異動情報反映装置の分割点配置手段が、前記垂線と前記四辺形の辺との交点がこの辺を分割する割合と同じ割合で前記境界が未訂正の方の暫定的区画に設けられた四辺形の対応する辺上に分割点を配置するステップと、
    登記異動情報反映装置の分割実行手段が、未訂正の暫定的区画の四辺形の辺上の分割点から辺に垂直な垂線を引き、垂線同士の交点を当該区画における分割線と当該区画の区画線との交点または分割線同士の交点として分割を行うステップと
    を実行することを特徴とする登記異動情報反映方法。
  6. 登記異動情報反映装置の境界認識手段が、隣接する二つの区画のそれぞれについて一定の方向に区画を描く際に、双方向から重複して描かれた線分を当該二つの区画の境界として認識する請求項5記載の登記異動情報反映方法。
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