JP4535127B2 - 電圧制御発振器および無線装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えばマイクロ波帯、ミリ波帯などで用いる誘電体共振器、さらには、その誘電体共振器を備えた電圧制御発振器および無線装置に関する。
従来の発振器を図1(A)に示す。発振器では誘電体基板の表面に誘電体共振器104を構成し、誘電体共振器104自体を実装する実装基板に、信号線や共振器と結合する主線路103を設け、さらに主線路103にDCカットのための電極間隙(以下、この構造をDCカット構造という。)106を設けて、主線路103を2つの構成部103A,103Bとし、主線路構成部103Aに負性抵抗素子101を接続し、主線路構成部103Bに終端抵抗102を接続して帯域反射型の発振器を構成している(例えば、特許文献1参照。)。
また、誘電体共振器としては他にも、図1(B)に示すような略直方体状の誘電体ブロック111からなる導波管型の誘電体共振器110も知られており、誘電体ブロック111の外面に設けた外面電極112に開口113A,113Bを設け、開口113A,113Bにそれぞれ外面電極112に一端が短絡され他端が開放される線路パターン(入出力電極)114A,114Bを設ける構成が公知である(例えば、特許文献2参照。)。
以上の共振器では、誘電体基板や誘電体ブロックなど(以下、単に誘電体部材という。)の入出力電極を実装基板の信号線に接続し、誘電体部材の外面電極の一部をグランド電極に接続することで、入出力電極に等価的な短絡点を設け、誘電体共振器を励振する構成としていた。
また、主線路などのマイクロストリップ線路に電極間隙を設けてDCカット構造とする場合に、電極間隙を挟んで対向する部分の線路主方向の長さを、通過させる高周波信号の1/4波長に設定すると信号の損失が最も小さくなることが知られている。(例えば、非特許文献1参照。)
実公平6−48974号公報 国際公開WO2002/078119号パンフレット 小西良弘著「マイクロ波回路の基礎とその応用」p.318
ところで上述した特許文献1に記載された従来技術では実装基板に設けた信号線および主線路を共振器の外側の基板に配置するために、誘電体共振器を実装する基板が大きくなる傾向があり、装置全体が大型化するという問題があった。
また、特許文献2に記載された従来技術では誘電体部材の外面電極と入出力電極との相対位置が、わずかに位置ずれしただけでも誘電体共振器と入出力電極との間の結合量が大きく変化してしまう。この結果、個々の誘電体共振器ごとに入出力電極との結合量にばらつきが生じやすく、共振器の電気特性のばらつきを抑えるために入出力電極形成後にその入出力電極の外形形状の微調整を精度良く行う必要がある。
また、以上のような誘電体共振器では入出力電極の全反射端(短絡点)からの距離によって、共振器からの反射信号または通過信号の位相が定まるものであるために、接続される実装基板の他の回路素子や線路の配置およびサイズに固定的な制約が生じる場合があり、実装基板の回路設計に強い制約を与えていた。
また、非特許文献1に記載された従来技術では、信号線を伝搬する高周波信号の波長に対して、DCカット構造の櫛歯の長さを前記高周波信号の1/4波長とすることで信号の伝送損失を最小にできるが、それ以外の長さに電極間隙を設定すると信号の伝送損失が急激に増大するものであり、この給電線の形状の形状調整も精度良く行う必要があった。
本発明は上述したような従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、実装基板にDCカット素子やDCカット構成の信号線を必要とせずにDCカットを行うことができ、また外形寸法の小型化と製造の容易化を実現し、共振器を実装する実装基板の回路設計に対しての制約を除くことができるようにするとともに、可変容量素子の両端の電位の正負を異ならせて使用することができ、回路構成の簡易な電圧制御発振器、およびそれを備えた無線装置を提供することにある。
前記課題を解決するために、この発明の電圧制御発振器に備える誘電体共振器は次のような構成とする。
誘電体部材と、前記誘電体部材の外面に設けられた電極とからなる誘電体共振器において、前記電極と一端で短絡され他端で開放される、前記誘電体部材の外面の一部に設けた線路パターンを備え、前記線路パターンを、その線路パターンを区画する電極間隙と、前記電極に対する開放側に設けた信号入出力部と、前記電極に対する短絡側に設けた接地部と、で構成する。
このように、誘電体部材に設けた電極に線路パターンを設け、更に線路パターンに電極間隙を設けることにより、全反射端での磁界結合を主として線路パターンと共振器とを結合させる。すると、DCカット構造を誘電体共振器に一体的に実現することができるために、外形寸法の小型化が可能となる。
また、電極間隙により信号入出力部と接地部との間に容量が生じるが、この電極間隙の形状や間隙寸法を調整することにより、信号入出力部と接地部との間の容量を変化させ、電極間隙のみの調整で誘電体共振器と入出力電極である線路パターンとの結合量を調整でき、製造の容易化が実現できる。
また、この容量の調整によって線路パターンを伝搬する高周波信号の反射位相を変化させることができ、この反射位相を設定することにより、外部の実装基板の回路素子や給電線の位置やサイズの制約を抑制し、設計の自由度を向上させることができる。
また、この発明の電圧制御発振器に備える誘電体共振器は、次のような構成とする。
前記信号入出力部と前記接地部とが前記電極間隙を挟んで対向する部分の、前記線路パターンの主方向長さが、自共振器の共振信号の1/4波長よりも短いことを特徴とする。
このように、DCカット構造部分での線路主方向における対向長さ(以下、対向長という。)を、自共振器の共振信号の1/4波長よりも短くする場合、従来技術のように例えば信号線にDCカット構造を設けるときには、結合Qが著しく低下して共振器との結合が実現できない場合があった。しかし、本発明では誘電体部材上にDCカット構造を実現しているために、磁界結合する全反射端付近(本来から反射端である位置またはその近傍)にDCカット構造が位置することになり、結合Qの低下が抑制される。したがって信号入出力部の形状を、対向長が共振信号の1/4波長より短くなるように設定したとしても、共振器との結合を実現でき、DCカット構造の線路部分を小型化できる。さらに、この対向長によって高周波信号の反射位相を変化させることができ、この反射位相を設定することにより、外部の実装基板の回路素子や給電線の位置やサイズの制約を抑制し、設計の自由度を向上させることができる。
また、この発明の電圧制御発振器は、次のような構成とする。
上述の誘電体共振器に結合する主線路を備え、該主線路に負性抵抗素子を接続し、前記信号入出力部に可変容量素子と接続する線路を接続し、前記可変容量素子の一端に正電位、他端に負電位を印加する制御電圧印加手段を備えたことを特徴とする。
このように、誘電体共振器の線路パターンにDCカット構造を設けるために、誘電体共振器の電極(一般にグランド電極に接続される)と線路パターンとを異なる電位とすることができる。すると、線路パターンに接続する可変容量素子の両端の電位を、それぞれ誘電体共振器の電極の電位(グランド電位)と異ならせて利用でき、例えば可変容量素子の一端を負電位、他端を正電位として、グランド電位と異ならせて利用できる。これにより、可変容量素子に印加する電圧の絶対値を低電圧化しても使用することができる。
また、この発明の無線装置は、次のような構成とする。
上述の電圧制御発振器を高周波信号発生部に備える。
この発明によれば、実装基板にDCカット素子やDCカット構成の信号線を必要とせずに、外形寸法の小型化と製造の容易化を実現できる。また、誘電体共振器を実装する実装基板の回路設計の制約を抑制できる。また、簡易な回路構成でDCカット構造を実現し、自装置に接続された可変容量素子の両端の電位の正負を異ならせて使用することを可能にする。
従来技術に係る誘電体共振器を説明する図である。 第1の実施形態に係る誘電体共振器の構成を示す図である。 第1の実施形態に係る誘電体共振器の実装基板実装時の斜視図である 第2の実施形態に係る線路パターンの構成を示す図である。 対向長Lと反射位相との関係を示す図である。 変形例に係る線路パターンの構成を示す回路図である。 第3の実施形態に係る誘電体共振器の構成を示す図である。 第4の実施形態に係る誘電体共振器の構成を示す図である。 第4の実施形態に係る電圧制御型の電圧制御発振器の回路図である。 第5の実施形態に係るレーダの回路図である。
符号の説明
1,41,51,61−誘電体共振器
2,22,52,62−誘電体部材
3−円形電極
53−外面電極
4,44,64−裏面電極
5−切込
6,46,56,66−線路パターン
7,47,57−開口
8−バンプ接続部
9,49,59−電極間隙
10,50,55−信号入出力部
11,51,54−接地部
21−実装基板
23−信号線
24−グランド電極
25,27,48−バンプ
26−スルーホール
63−電圧制御発振器
70−終端抵抗
73−電界効果トランジスタ
75−マイクロストリップライン
76−スタブ
77−カップルドライン
78−アッテネータ
79−可変容量ダイオード
第1の実施形態に係る誘電体共振器について図2を参照して説明する。
図2(A)は本実施形態の誘電体共振器1の上面図であり、図2(B)は誘電体共振器1の下面図である。また、図2(C)は誘電体共振器1の下面図における線路パターン6を拡大した図である。
この誘電体共振器1は、主にTM010モードで共振する共振器であり、板状の誘電体部材2と、図2(A)に示すその上面に設けた略円形状の円形電極3と、図2(B)に示すその裏面である実装面に設けた裏面電極4とによって構成している。この誘電体共振器1は下面の裏面電極4が実装基板のグランド電極に接続され、線路パターン6に実装基板の信号線に設けたバンプが接続されることになる。
板状の誘電体部材2は、誘電率εを示すセラミック等の高誘電性材料であり、ここでは図2中の縦方向(Y方向)と横方向(X方向)に同一の寸法L1を有し、上面から裏面までの厚さとして寸法L2(図示せず)を有する。
図2(A)に示す円形電極3は、実装面に対向する上面に設けており、誘電体部材2の中央部に位置して金属材料等の導電性薄膜により形成している。この円形電極3はその直径として寸法L3を有し、その中心軸部分から誘電体部材2の角部分の方向に放射状に4本の切込5を設けている。この切込5は周方向に対して等間隔に細長い溝状をなして設けていて、他の共振モード(例えば、TM210モード,TM310モード)の共振周波数の設定に用いる。
図2(B)に示す裏面電極4は、実装面を覆う略全面に矩形状にとなるように設けており、その他の端面付近には電極非形成部分を設けている。このようにして裏面電極4を前記円形電極3に対向するように形成している。また、その矩形状の一辺の中央付近に、誘電体部材2の露出した開口部7Aと開口部7Bとを設けることにより、開口部7Aと開口部7Bとに挟んで線路パターン6を形成している。
図2(C)に示す線路パターン6と開口部7A,7Bとは、矩形状の実装面の一辺の中央付近から、実装面の中心部分に向けて直線状に延びる長方形状に形成している。線路パターン6はその両側に設けた開口部7A,7Bにより挟まれており、横方向の寸法(幅寸法)L4を有し、縦方向の寸法(長さ寸法)L5を有する。また、開口部7A,7Bは、それぞれ幅寸法L6と長さ寸法L5を有する。また、開口部7A,7Bそれぞれの幅寸法L6は、線路パターン6の幅寸法L4よりも大きく、この開口部7A,7Bの長さ寸法L5は線路パターンの長さ寸法と略同一である。
また、線路パターン6は電極間隙9を設けており、さらに、この電極間隙9により、他の電極と電気的に分離された信号入出力部10と、前記電極間隙9により前記信号入出力部10と電気的に分離されるとともに前記裏面電極4と連続した接地部11と、を設けている。
ここでは電極間隙9を溝状に形成しており、線路パターン6の端部分からY方向に所定寸法L8の位置の両側を結ぶように延長した溝としている。この電極間隙9により前記信号入出力部10と接地部11をそれぞれ矩形状にしている。
本実施形態では以上のような誘電体共振器1を構成する。そして、この誘電体共振器1を実装基板に実装することで、実装面の端面付近に設けた信号入出力部10により誘電体共振器1は実装基板の信号線に接続される。実装基板の信号線に設けた金(Au)などからなるバンプを入出力電極部10のバンプ接続部8に接続して高周波信号を入出力することで、接地部11と裏面電極4とが連続する位置Sの付近が高周波信号の全反射端として作用することになる。
図3(A)は実装基板21の斜視図であり、図3(B)は誘電体共振器1を実装基板21へ実装した場合の斜視図である。
実装基板21は、前述の誘電体共振器1の誘電体部材2よりも低い誘電率のセラミック材料による厚さ寸法L11の誘電体板22で構成している。さらに、この実装基板21は、誘電体共振器1を実装する際に入出力電極部10に接続する信号線23と、誘電体共振器1の裏面電極4に接続するグランド電極24とを備えている。信号線23とグランド電極24は金属薄膜等の導電性材料により形成しており、信号線23の先端部分に前記誘電体共振器1の信号入出力部10のバンプ接続部8に接続するための金(Au)からなるバンプ25を備えている。また、グランド電極24は、その全面にわたって所定間隔でスルーホール26を配していて、このグランド電極24はスルーホール26を介してこの誘電体板22裏面のグランド電極と導通する。また、このグランド電極24にはその一部にバンプ27を複数配列していて、これらのバンプ27を介して誘電体共振器1の裏面電極4をグランド電極24に接続する。
ここで、信号線23から誘電体共振器1の共振周波数の高周波信号を入力する。
すると信号線23から入力された高周波信号は信号線23からバンプ25、バンプ接続部8を介して誘電体共振器1の信号入出力部10に伝達される。信号入出力部10では、高周波信号によって電極間隙9部分の電位が変化し、電極間隙9を介して対向する接地部11でも電位が変化する。これにより、電極間隙9部分で信号入出力部10と接地部11との間に容量Cが生じ、信号入出力部10と接地部11とが結合し、共振器にキャパシタンスが直列接続されたことになる。このキャパシタンスにより、信号線23から見て誘電体共振器1で反射する信号の位相(反射位相)が変化する。
また、裏面電極4がグランド電極24と接続されると、線路パターン6の端部から寸法L5だけ離れた部分である、接地部11と裏面電極4との連続部分Sが等価的な接地点となる。
ここで信号線23から入力される高周波信号が誘電体共振器1の共振周波数の場合には、接地点S近傍に最も大きな磁界が生じ、線路パターン6の主方向(図Y方向)を周回するように、すなわち前記主方向に垂直な面内で巻くように、磁界が生じることになる。
すると、誘電体共振器1では、円形電極3の中心軸に垂直な面と、線路パターン6の主方向に垂直な面とが交差する交差線方向に磁界ベクトルが生じることになり、そのため、円形電極3の中心軸に垂直な面内で巻くように磁界が生じ、誘電体部材2の内部に裏面電極4と円形電極3との間で前記中心軸方向の電界が生じる。
このように誘電体部材2の電極の一部に線路パターン6を設けたことにより線路パターン6に生じる磁界を誘電体部材2の内部に生じる磁界と一致させて、線路パターン6を共振器と磁界結合させることができ、線路パターン6を伝搬する高周波信号によって誘電体共振器1がTM010モードで共振することとなる。このようにして、DCカット構造を誘電体共振器に一体的に実現することができるために、外形寸法の小型化が可能となる。
また、線路パターン6に設けた電極間隙9部分の信号入出力部10と接地部11との間に容量Cが生じることにより、直流成分をカットするDCカット構造とすることができる。そのため、例えば実装基板にこのDCカット構造のマイクロストリップラインやDCカット素子を設ける必要がなくなる。
また、共振器にキャパシタンスを直列接続した構造になるため、この誘電体共振器1のみの調整により出力信号の位相を調整することができ、外部の実装基板や給電線の配置やサイズなどに設計の自由度を持たせることができる。
また反射位相を調整するには、容量Cの大きさを調整するとよいが、電極間隙の間隙寸法に応じて容量を設定するようにすると、間隙寸法を大きくすることによって容量Cが小さくなり、間隙寸法を小さくすることによって容量Cが大きくなる。このようにして容量Cを設定することができる。
また、誘電体部材2の実装面には線路パターンを設けるとともに、その線路パターンに電極間隙9を設けたので、例えばDCカット構造の信号線などを実装基板に設ける場合よりも、複数の誘電体共振器1ごとに容量Cがばらつくことを抑え、誘電体共振器1ごとの電気特性を略一定に維持することができる。そして、DCカット構造を誘電体共振器1自体に設けることにより実装基板の回路構成を簡易化するとともに小型化できる。
なお、本実施形態では、円形電極と裏面電極とを備えたTM010モード共振器の例を示したが、円形電極や裏面電極の形状によっては本発明は限定されない。また、特許文献2のような導波管型の共振器であっても本発明は実施可能である。
次に、本発明の第2の実施形態に係る誘電体共振器について図4を参照して説明する。
本実施形態の誘電体共振器は、前述の第1の実施形態の線路パターンが、突出形状の電極間隙によって分離されており、その突出する部分の対向長が共振周波数の1/4波長よりも短い点を特徴とする。
図4は誘電体共振器41の下面図における線路パターン46を拡大した図である。
この誘電体共振器41は第1の実施形態で示した誘電体共振器1と略同様な構成であるが線路パターン46の形状が主に異なる。図4に示すように線路パターン46には電極間隙49を設けている。また、他の電極と電気的に分離された信号入出力部50と、前記電極間隙49により前記信号入出力部50と電気的に分離されるとともに前記裏面電極44と連続した接地部51とを設けている。そして、信号入出力部50のバンプ接続部48に実装基板の信号線のバンプを接続する。
電極間隙49はその全長にわたって間隙寸法L50の溝状に形成し、線路パターン46の端部分からY方向に所定寸法L48の位置の両側から、所定寸法L49だけ内側から裏面電極44の中央側に所定寸法Lだけ突出し、その突出部分で前記両側から延長してきた溝を連続させた形状としている。この電極間隙49により前記信号入出力部50が凸形状を成し、前記接地部51が凹形状を成している。
このように、DCカット構造部分での線路主方向に電極間隙49を対向長Lだけ突出させた場合、この対向長Lによって容量Cをより大きくすることができる。
電極間隙49の対向長Lや間隙寸法L50により容量Cを設定することができ、対向長Lを大きくすることによって容量Cが大きくなり、対向長Lを小さくすることによって容量Cが小さくなる。また、間隙寸法L50を大きくすることによって容量Cが小さくなり、間隙寸法L50を小さくすることによって容量Cが大きくなる。容量Cの大きさにより、反射位相が異なるので、容量Cを調整することで反射位相を調整することができる。
また、本実施形態では、突出部分の対向長Lを自共振器の共振信号の1/4波長よりも短くしている。従来技術のように例えば給電線にDCカット構造を設けるときには、対向長Lを自共振器の共振信号の1/4波長よりも短くすると、結合Qが著しく低下して共振器と給電線との結合が実現できない場合があった。しかし、本発明のように誘電体部材上にDCカット構造を実現すると、磁界結合する全反射端付近(もともと反射端である位置またはその近傍)にDCカット構造が位置するために、結合Qの低下が抑制され、対向長Lが共振信号の1/4波長より短くなるように設定したとしても、共振器との結合を実現できる。これにより、DCカット構造の線路部分を小型化できる。
ここで、図5に、本実施形態による誘電体共振器について電磁界シミュレーションにより反射特性を解析した結果を示す。電磁界シミュレーションでは、対向長Lを様々に変更したシミュレーション例について反射位相差を確認した。図5(A)は、反射信号と入力信号との位相差を対向長Lを様々に変化させて観測した結果であり、共振周波数38GHzとしたときの周辺帯域での反射位相差を示している。図5(B)は周波数38GHzの場合の位相差と負荷Q(QL)、無負荷Q(Q0)、結合Q(Qe)を算出した結果である。ここで、対向長Lを様々に異ならせて(1)L=0.1mm、(2)L=0.15mm、(3)L=0.2mm、(4)L=0.25mm、(5)L=0.3mmとした場合の、反射位相差をシミュレーションにより求めた。すると対向長Lが(1)〜(5)のそれぞれの場合において反射位相差が異なり、対向長Lが小さいほど位相差が大きく対向長Lが大きいほど位相差が小さいものとなった。また、対向長Lごとの負荷Q(QL)、無負荷Q(Q0)、結合Q(Qe)は概ね実用に適する値を示し、不整合端であっても結合を実現できることを確認した。
かくして、本実施形態のように、誘電体部材上にDCカット構造を実現した場合には、結合Qの低下が抑制され、信号入出力部の形状を対向長が共振信号の1/4波長より短くなるように設定したとしても、共振器との結合を実現できDCカット構造の線路部分を小型化できる。
なお、ここでは、突出部の形状を信号入出力部で凸、接地部で凹となるようにしたが、このような構成に限らず、様々な形状であっても本実施形態と同様に結合することを発明者らは電磁界シミュレーションにより確認している。
例えば、図6(A)に示す変形例のように、電極間隙の位置が接地点と一致する程度まで、即ち線路パターンと裏面電極との連続する部分の位置まで電極間隙を侵入させたとしても、裏面電極が接地部として作用するため、上述の効果と同様な効果を奏し、結合を実現できることを確認している。
また、図6(B)に示す変形例のように、電極間隙が全体的に線路パターンに含まれている位置であったとしても、また、図6(C)に示す変形例のように、電極間隙の突出部が裏面電極部分にまで挿入されている位置であったとしても、上述の効果と同様な効果を奏し、結合を実現できることを確認している。
また、図6(D)に示す変形例のように、電極間隙が第2の実施形態で示す例と反対に信号入出力部が凹形状であり、接地部が凸形状であっても、上述の効果と同様な効果を奏し、結合を実現できることを確認している。
また、図6(E)に示す変形例のように、電極間隙が複数の突出部からなるメアンダライン状であっても、上述の効果と同様な効果を奏し、結合を実現できることを確認している。
また、図6(F)に示す変形例のように、電極間隙が段状であっても、上述の効果と同様な効果を奏し、結合を実現できることを確認している。
また、図6(G)に示す変形例のように、電極間隙が鋭角に切り込むように設けてあっても、上述の効果と同様な効果を奏し、結合を実現できることを確認している。
次に、本発明の第3の実施形態に係る電圧制御発振器について図7を参照して説明する。
図7は、略直方体状の誘電体ブロック52からなる導波管型の誘電体共振器51であり、誘電体ブロック52の外面の略全面に設けた外面電極53の、長手方向を有する一面のその縁周部分に接する位置に開口57A,57Bをそれぞれ設けている、開口57Aには、一端が短絡され他端が開放される線路パターン(入出力電極)56を設け、線路パターン56に、電極間隙59を設けることで入出力部55と接地部54とを形成している。
ここでこの線路パターン56および電極間隙59は、前述の第1の実施形態で示した線路パターンおよび電極間隙と略同形状とする。
このようにして導波管型の誘電体共振器51であっても本発明は前述の実施形態と同様に実施可能であり、また、線路パターン56および電極間隙59の形状は前述のどの形状であっても良い。
次に、本発明の第4の実施形態に係る電圧制御発振器について図8および図9を参照して説明する。
図8は、誘電体共振器61の実装面である下面図であり、図9は、その誘電体共振器61を実装基板に設けた電圧制御発振器63の回路図である。
本実施形態では、前述の第1の実施形態と略同様な構成で誘電体共振器61を構成するが、実装面側の裏面電極64と線路パターン66の形状において主に異なる。
実装面には第1の線路パターン66Aと第2の線路パターン66Bを設け、線路パターン66Aによって裏面電極を第1の裏面電極64Aと第2の裏面電極64Bに区分している。また、線路パターン66Bを裏面電極64Aに連続させて設け、この線路パターン66BにDCカット構造を採用するために電極間隙69を設けている。また、ここでは図示していないが誘電体共振器61は実装基板に対向する実装面とは反対の上面に略円形状の円形電極を設けている。
実装面に設けた線路パターン66Aは、円形電極の中心軸付近を通って円形電極の直径に沿って直線状に延びている。そして、線路パターン66Aの両端(図横方向の両端)には実装基板の信号線が接続される幅広の接続部を形成している。この接続部はバンプにより実装基板の信号線に接続する。また、裏面電極64A,64Bはそれぞれ誘電体部材の実装面側に位置して線路パターン66Aの幅方向の両側に離間して設けている。裏面電極64A,64Bは、この誘電体部材の実装面の、線路パターンとその脇の開口とを除いた全面に設けている。
ここで信号線からこの線路パターン66Aに誘電体共振器61の共振周波数の高周波信号が入力される場合には、線路パターン66Aの主方向に垂直な面内を巻くように磁界が生じる。また、誘電体部材の内部には円形電極の中心軸に垂直な面内を巻くように磁界が生じる。この2つの磁界はともに、半波長ごとに磁界の強弱が逆転し、それぞれの磁界の強い位置同士と弱い位置同士が一致し、また、線路パターン66Aに垂直な面で、且つ円形電極の中心軸に垂直な面の交線の方向の磁界ベクトルが一致するためにこの2つの磁界が結合することになる。そのため、この線路パターン66Aの一方端を終端することでこの誘電体共振器61は帯域反射型の共振器として作用することになる。
実装面に設けた線路パターン66Bは、第1の実施形態で示した線路パターンと略同様な構成であり、誘電体部材の実装面側に位置して誘電体部材の端部側から誘電体部材の中央部に向けて延びている。この線路パターン66Bは、コの字型の開口(切込)によって幅方向(図縦方向)をはさまれており、帯状(舌状)に形成されている。この線路パターン66Bの端面側は開口に取り囲まれて開放端のようになっており、また基板側は裏面電極64Aに接続した短絡端のようになっている。
裏面電極64Aはグランド電極と接続されて接地されるので、この線路パターン66Bの基板側が短絡点として作用することになる。そして、この短絡点において線路パターンは強い磁界を生じ、その磁界によって誘電体共振器61と線路パターン66Bが磁界結合することになる。
この時、線路パターン66Bでは信号線から誘電体振器61に高周波信号が伝達されることによって、高周波信号によって電極間隙部分の電位が変化し、これにより、電極間隙部分で線路パターン66Bに容量Cが生じ、共振器にキャパシタンスが直列接続されるため反射位相を容量Cによって変化させることができ、また、裏面電極が接地されるため、線路パターン66Bと裏面電極64Aとの連続部分が等価的な接地点となり、接地点近傍に最も大きな磁界が生じ、線路パターン66Bを誘電体共振器61と磁界結合させることができる。
以上の構成の誘電体共振器61を実装基板(図示せず。)に装荷して電圧制御型の電圧制御発振器63とする。実装基板は誘電体材料からなる基板であり、この実装基板に、電界効果トランジスタ(以下、FET)73、マイクロストリップラインなどからなる増幅回路部71を設けている。ここで電源端子Vdを通じて電源電圧を供給することで、誘電体共振器61によって設定された所定の発振周波数の信号を発振するとともに、この信号を出力端子Voutを通じて出力する。
FET73のゲート端子Gは、線路パターン66Aの一端に接続し、FET73のソース端子Sは1/4波長線路であるマイクロストリップライン75Aに接続している。マイクロストリップライン75Aの電源端子Vd側には、整合用のスタブ76Aを接続している。また、FET73のドレイン端子Dからの信号は、直流成分を遮断するためのカップルドライン77およびアッテネータ78を介して出力端子Voutから出力するように構成している。
さらに、誘電体共振器61の線路パターン66Aの前記FET73と接続されていない他端は、終端抵抗70を介して接地している。なお、ここでは図示していないが実装基板側の誘電体共振器を装荷する信号線の部分はFET73側と終端抵抗70側とにそれぞれ設けており、そして、これらの信号線は、線路パターン66Aを用いて互いに接続している。また、裏面電極64A,64Bはグランド電極に接地している。
また、実装基板には周波数制御回路部72を設け、誘電体共振器の線路パターン66Bを接続している。周波数制御回路部72では、前記線路パターン66Bに可変容量ダイオード79のアノードを接続している。可変容量ダイオード79のカソードには、整合用にスタブ76Bとマイクロストリップライン75Bとを接続し、更にマイクロストリップライン75Bの他端側に1/4波長線路であるスタブ76Cと、可変容量ダイオード79の接合容量を調整するために正の制御電圧を印加する正制御電圧入力端子Vpを接続している。
また、可変容量ダイオード79のアノードには、マイクロストリップライン75Cを接続し、更にマイクロストリップライン75Cの他端側に1/4波長線路であるスタブ76Dと、可変容量ダイオードの接合容量を調整するために負の電圧を印加する負制御電圧入力端子Vnを接続している。
以上のような構成により電圧制御発振器を構成する。ここで電源端子Vdに駆動電圧が印加されると、FET73のゲート端子Gには、誘電体共振器61の共振周波数に応じた信号が入力される。これにより増幅回路部71と誘電体共振器61とが発振回路を構成する。するとFET73は誘電体共振器61の共振周波数に応じた信号を増幅して発振し、出力端子Voutを通じて外部へ出力する。
ここで、周波数制御回路部72では、正制御電圧入力端子Vpに正の制御電圧を印加し、負制御電圧入力端子Vnには負の制御電圧を印加する。負制御電圧入力端子Vnは可変容量ダイオード79とともに誘電体共振器61にも接続されているが、誘電体共振器61の線路パターン66Bには前述のように電極間隙を設けているために、この電極間隙がDCカット回路として作用して、この負制御電圧入力端子Vnが誘電体共振器61の裏面電極64Aを介して実装基板のグランド電極に接地されることを防止する。これにより、可変容量ダイオード79には、そのカソードに正電圧がアノードに負電圧が印加されることになり、接合容量がその差分にしたがって設定される。
このように、可変容量ダイオード79にはカソードに正電圧がアノードに負電圧が印加されるため、制御電圧の絶対値が低いままで用いても、大きな差電圧を印加することができ、制御電圧の絶対値を低電圧化できる。
次に、本発明の第5の実施形態に係るレーダについて図10を参照して説明する。
図10はレーダ全体の構成を示すブロック図である。このレーダ80は、電圧制御発振器63、パワーアンプ85、カプラ84、サーキュレータ82、アンテナ81、ミキサ83、ローノイズアンプ86、信号処理部87等によって構成している。
ここで、電圧制御発振器63は、第4の実施形態で示した電圧制御発振器である。パワーアンプ85は電圧制御発振器63から出力される信号を増幅し、サーキュレータ82を介しアンテナ81から探知方向へビームをなして送信する。アンテナ81が物標からの反射波を受けることによって生じる受信信号はサーキュレータ82を経由してミキサ83へ入力される。ミキサ83は、カプラ84から出力される送信信号の電力分配信号をローカル信号として入力し、ローカル信号と受信信号とのビート信号をローノイズアンプ86へ与える。ローノイズアンプ86はこれを増幅して中間周波信号として信号処理部87へ与える。信号処理部87は、電圧制御発振器63が三角波状に発振信号を変調するように、電圧制御発振器63に対して三角波状の電圧信号を与える。また信号処理部87は中間周波信号をディジタルデータ列に変換するとともにFFT処理して中間周波信号の周波数スペクトルを求め、その周波数スペクトルに基づいて物標までの距離および物標の相対速度を検知する。
このようにして本発明の電圧制御発振器63を用いてレーダ80を構成すれば、レーダ80ごとの電気的特性のばらつきを低減できるとともに、製造コストを低減できる。
なお、本発明の電圧制御発振器は上述のレーダ以外にも、たとえばミリ波帯を利用する通信装置にも適用できる。その場合、レーダのように送信信号と受信信号のビートをとるのではなく、受信信号をローノイズアンプで増幅し、受信回路でその受信信号の処理を行うように構成すればよい。

Claims (3)

  1. 誘電体部材と、前記誘電体部材の外面に設けられた電極とからなる誘電体共振器と、この誘電体共振器に結合する主線路を備え、
    前記電極は、前記誘電体部材の裏面に設けられた裏面電極を有するとともに、前記裏面電極と一端で短絡され他端で開放される、前記誘電体部材の外面の一部に設けた線路パターンを備え、
    前記線路パターンを、その線路パターンを区画する電極間隙と、開放側に設けた信号入出力部と、短絡側に設けた接地部と、で構成し
    前記主線路に負性抵抗素子を接続し、前記信号入出力部に可変容量素子と接続する線路を接続し、前記可変容量素子の一端に正電位、他端に負電位を印加する制御電圧印加手段を備えたことを特徴とする電圧制御発振器。
  2. 前記信号入出力部と前記接地部とが前記電極間隙を挟んで対向する部分の、前記線路パターンの主方向長さが、前記誘電体共振器の共振信号の1/4波長よりも短いことを特徴とする請求項1に記載の電圧制御発振器。
  3. 請求項1または2に記載の電圧制御発振器を高周波信号発生部に備えた無線装置。
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