JP4534286B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技機に関し、特に、ランプ制御基板等の制御部と飾りランプ等の制御対象物とを結ぶ配線を中継する配線中継部材の設置態様に特徴があるパチンコ遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコ遊技機は、遊技島等に固定される外枠と、外枠に対して開閉自在に設置される内枠と、を備えており、内枠は、遊技盤を支持することができる様に構成されている。そして、内枠には、遊技盤に設置されている入賞口から入賞したパチンコ球を遊技島内へ導くための通路や、賞品球払出装置から払い出される賞品球を球受け皿へ導くための通路等を有する球寄せが、内枠に対して開閉自在に設置されている。そして、パチンコ遊技機の裏面(例えば遊技盤の裏面)側には、大当り抽選等の主たる遊技制御を行う主制御基板や、賞品球の払出制御を行う払出制御基板等の各種基板が設置されている。
【0003】
そして、近年、元々主制御基板が行っていた制御の内、抽選図柄の表示態様の制御や、効果音の出力態様の制御や、各種ランプの点灯態様の制御等は、主制御基板と独立の図柄制御基板,音声制御基板,ランプ制御基板(ランプ制御部)によって行われている。この様に、図柄表示装置の制御,効果音の制御,装飾ランプの制御等を別個の基板によって行えば、複雑な制御が可能となるので、より一層趣向を凝らした演出が可能となり、遊技者を楽しませることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ランプ制御基板(ランプ制御部)によって制御される装飾ランプの内、パチンコ遊技機の表面側に設置されている飾りランプ(所謂表飾りランプ,枠飾りランプ等)については、ランプ制御基板(ランプ制御部)と直接結線すると配線が非常に長くなるので、途中に飾りランプ用中継端子板(配線中継部材)を設置し、この飾りランプ用中継端子板(配線中継部材)で中継して結線される。このため、飾りランプ用中継端子板(配線中継部材)は、何処に設置しても構わないわけではなく、ランプ制御基板(ランプ制御部)と飾りランプ用中継端子板(配線中継部材)とを結ぶ配線、飾りランプ用中継端子板(配線中継部材)と飾りランプとを結ぶ配線がなるべく短くなる位置に設置しなければならない。
【0005】
しかし、パチンコ遊技機の裏面側の広さ(基板を設置することができる領域の広さ)は限られているので、主制御基板,払出制御基板,図柄制御基板,音声制御基板,ランプ制御基板(ランプ制御部)等を設置してしまうと、空き領域は殆どなくなってしまう。このため、飾りランプ用中継端子板(配線中継部材)の設置位置の自由度は非常に小さい。この様に、飾りランプ用中継端子板(配線中継部材)を設置する位置が限られていると、ランプ制御基板(ランプ制御部)と飾りランプ用中継端子板(配線中継部材)とを結ぶ配線、飾りランプ用中継端子板(配線中継部材)と飾りランプとを結ぶ配線が長くなってしまうことがあり、飾りランプ用中継端子板(配線中継部材)の存在意義がなくなる。このため、ランプ制御基板と飾りランプとを結ぶ配線を中継する飾りランプ用中継端子板(配線中継部材)の設置位置の自由度を大きくするための技術が要望されている。
【0006】
又、飾りランプ用中継端子板の他、音声制御基板とスピーカとを結ぶ配線を中継するための配線中継部材等についても同様に、設置位置の自由度を大きくするための技術が要望されている。
そこで、本発明は、主制御基板,払出制御基板,図柄制御基板,音声制御基板,ランプ制御基板等、多数の基板が設置されているパチンコ遊技機において、ランプ制御基板等の制御部と飾りランプ等の制御対象物とを結ぶ配線を中継する配線中継部材の設置位置の自由度を大きくすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段、及び発明の効果】
この様な目的を達成するため、本発明にかかるパチンコ遊技機は、請求項1に記載されている様に、遊技島に固定される外枠に対して開閉自在に設置される内枠と、該内枠に支持される遊技盤と、閉じた状態において該遊技盤の裏面側を覆う様に、前記内枠に対して開閉自在に軸支される球寄せと、パチンコ遊技機の裏面側に設置される制御部と、該制御部の指令に従って動作する制御対象物と、前記制御部と前記制御対象物とを結ぶ配線を中継するための配線中継部材と、を備えるパチンコ遊技機であって、前記配線中継部材を前記球寄せのパチンコ遊技機表面側の壁面に設置したことを特徴とする。
【0008】
ここで、如何なる制御部及び制御対象物に適用するかは任意であり、前記制御対象物は、パチンコ遊技機の表面側を装飾するための飾りランプであり、前記制御部は、前記飾りランプの点灯態様を制御するランプ制御部であっても良いし、制御対象物はスピーカであり、制御部は音声制御部であっても良い。
【0009】
本発明にかかるパチンコ遊技機では、パチンコ遊技機の裏面側に多数の制御基板が隙間なく設置されていたとしても、配線中継部材は球寄せのパチンコ遊技機表面側に設置されるので、配線中継部材の設置位置の自由度を大きくすることができる。従って、制御部と配線中継部材とを結ぶ配線の長さ、配線中継部材と制御対象物とを結ぶ配線の長さ、設置した場合の安定性等を考慮して、好適な位置に配線中継部材を設置することができる。
【0010】
又、特に、制御対象物が、パチンコ遊技機の表面側に設置されるもの(飾りランプ等)である場合には、前記配線中継部材を前記球寄せの開閉軸側の壁面に設置すると良い。
本発明にかかるパチンコ遊技機がこの様に構成されている場合には、パチンコ遊技機の裏面側に設置されている制御部とパチンコ遊技機の表面側に設置されている制御対象物とを結ぶ配線を、球寄せの開閉軸近傍を経由して敷設することができるので、配線が球寄せの開閉の邪魔にならない。このため、配線を外すことなく球寄せを開いて点検,修理,交換作業を行うことができる。従って、点検,修理,交換作業に要する手間を大幅に削減することができると共に、配線の損傷を防止することができる。
【0011】
ところで、設置した場合の安定性のみを考慮して、配線中継部材を球寄せの下部に設置することもできるが、特に、飾りランプは、通常、パチンコ遊技機表面の上部に設置されている(具体的には、表飾りランプは遊技盤の上部に設置されており、枠飾りランプは内枠の上部に設置されている)ので、配線中継部材と飾りランプとを結ぶ配線が非常に長くなってしまうおそれがある。
【0012】
そこで、本発明にかかるパチンコ遊技機において、前記配線中継部材を前記球寄せのパチンコ遊技機表面側の上部の壁面に設置すると良い。
本発明にかかるパチンコ遊技機がこの様に構成されている場合には、制御対象物が飾りランプの様にパチンコ遊技機の上部に設置されているものであれば、配線中継部材と制御対象物とが近接するので、配線中継部材と制御対象物とを結ぶ配線を非常に短くすることができる。
【0013】
又、本発明にかかるパチンコ遊技機は、請求項1に記載されている様に、前記球寄せのパチンコ遊技機表面側には、設置された前記配線中継部材を囲むと共に前記配線を通すために一部が開口している隔壁が形成されており、前記配線中継部材は、前記球寄せを閉じた状態において、パチンコ遊技機表面側を前記遊技盤によって覆われ、パチンコ遊技機裏面側を前記球寄せ自身の壁面によって覆われ、パチンコ遊技機の両側面側,上面側及び底面側を前記隔壁によって覆われる様に構成されていると良い。
【0014】
本発明にかかるパチンコ遊技機がこの様に構成されている場合には、配線中継部材は、配線を通すための開口部分以外を覆われることになるので、外部から配線中継部材に触れ難くなるので、配線中継部材に異常が発生し難くなる。
特に、配線中継部材が球寄せの上部に設置されている場合には、請求項2に記載されている様に、前記球寄せのパチンコ遊技機表面側には、設置された前記配線中継部材を前記球寄せの両側面側及び底面側から囲むための略U字状の隔壁が形成されており、前記配線中継部材は、前記球寄せを閉じた状態において、パチンコ遊技機表面側を前記遊技盤によって覆われ、パチンコ遊技機裏面側を前記球寄せ自身の壁面によって覆われ、パチンコ遊技機両側面側及び底面側を前記球寄せに形成されている略U字状の隔壁によって覆われる様に構成されていると良い。
【0015】
本発明にかかるパチンコ遊技機がこの様に構成されている場合には、配線中継部材は、パチンコ遊技機上面側以外を覆われるので、万一パチンコ球が球寄せ内で弾んだとしても、パチンコ球が配線中継部材に衝突することはない。又、外部から配線中継部材に触れ難くなるので、配線中継部材に対する不正な加工を防止することができる。従って、配線中継部材に異常が発生し難くなる。一方、配線中継部材のパチンコ遊技機上面側は覆われていないので、配線の接続や点検等はパチンコ遊技機上面側から容易に行うことができる。
【0016】
請求項3に記載したように、配線を通すため、球寄せの開閉軸近傍に形成された切欠部を備えていてもよい。このように、切欠部を経由して配線をすると、球寄せの開閉の邪魔にならない。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
まず、本実施例のパチンコ遊技機の構成について説明する。
図1は、本実施例のパチンコ遊技機の表面の外観を説明するための正面図である。図2は、球寄せのパチンコ遊技機裏面側の外観及び遊技盤に設置される各種基板と球寄せとの位置関係を説明するための正面図(a)、及び、球寄せのパチンコ遊技機表面側の外観を説明するための正面図(b)である。図3は、パチンコ遊技機を構成する主要な基板の配線を説明するためのブロック図である。図4は、飾りランプ用中継端子板の設置位置近傍の構成を説明するための斜視図である。
【0020】
本実施例のパチンコ遊技機1は、図1に示す様に、遊技島に固定される外枠10に対して開閉自在に設置される内枠20と、内枠20に支持される遊技盤30と、パチンコ遊技機1の表面側を装飾するための表飾りランプ61及び枠飾りランプ62と、を備える。又、パチンコ遊技機1の裏面側には、閉じた状態において遊技盤30の裏面側を覆う様に、内枠20に対して開閉自在に軸支される球寄せ40(図2参照)を備える。
【0021】
又、パチンコ遊技機1は、図3に示す様に、遊技にかかる総合的な制御を行う主制御基板51と、主制御基板51からの指令に従って効果音の出力態様の制御を行う音声制御基板52と、大入賞口の開閉制御等を行う大入賞口基板(図示せず)や入賞センサ等と主制御基板51とを結ぶ配線を中継する盤用中継端子板53と、抽選図柄の表示態様の制御を行う図柄制御基板54と、各種ランプの点灯態様の制御を行うランプ制御基板55と、各種ランプとランプ制御基板55とを結ぶ配線を中継するランプ中継端子板56と、表飾りランプ61及び枠飾りランプ62が接続されている表飾りランプ基板58及び枠飾りランプ基板59とランプ中継端子板56とを結ぶ配線を中継する飾りランプ用中継端子板57と、を備える。
【0022】
そして、これらの基板の内、主制御基板51,音声制御基板52,盤用中継端子板53,図柄制御基板54,ランプ制御基板55,ランプ中継端子板56は、遊技盤30の裏面側に設置されており、球寄せ40を閉じると、図2(a)に示す様に球寄せ40によって覆われる。一方、飾りランプ用中継端子板57は、図2(b)に示す様に、球寄せ40のパチンコ遊技機1表面側の上部左側、即ち球寄せ40の開閉軸近傍の壁面に設置されている。そして、ランプ中継端子板56及び飾りランプ用中継端子板57に中継されてランプ制御基板55と表飾りランプ基板58及び枠飾りランプ基板59とを結ぶ配線は、球寄せ40の開閉軸近傍に形成されている切欠部40aを経由して敷設されている。
【0023】
球寄せ40のパチンコ遊技機1表面側の左上部には、図4に示す様に、設置された飾りランプ用中継端子板57を球寄せ40の両側面側及び底面側から囲むための略U字状の隔壁41が形成されており、飾りランプ用中継端子板57は、球寄せ40を閉じた状態において、パチンコ遊技機1表面側を遊技盤30によって覆われ、パチンコ遊技機1裏面側を球寄せ40自身の壁面によって覆われ、パチンコ遊技機1両側面側及び底面側を略U字状の隔壁41によって覆われる。
【0024】
又、飾りランプ用中継端子板57には、図4に示す様に、螺子42sを挿通可能な形状の挿通孔57a,57b,57c,57dが穿設されており、一方、球寄せ40には、飾りランプ用中継端子板57の挿通孔57a,57b,57c,57dに対応する位置に、螺子42sを螺合可能な螺子孔が穿設された取付台42a,42bと、飾りランプ用中継端子板57の挿通孔57b,57cに挿通可能な形状の突起が突設された2つの保持台43a,43bと、が所謂襷掛け状に、具体的には、取付台は左上及び右下に、保持台は右上及び左下に、設けられている。そして、飾りランプ用中継端子板57の挿通孔57b,57cの位置と球寄せ40の保持台43a,43bの突起の位置とを合わせて挿通孔57b,57cに保持台43a,43bの突起を挿通すると共に、飾りランプ用中継端子板57の挿通孔57a,57dの位置と球寄せ40の取付台42a,42bの螺子孔の位置とを合わせて螺子42sで螺子止めすることにより、飾りランプ用中継端子板57が球寄せ40に設置される。
【0025】
尚、本実施例において、ランプ制御基板55及びランプ中継端子板56が前述のランプ制御部に相当し、飾りランプ用中継端子板57が、前述の配線中継部材に相当する。
続いて、本実施例のパチンコ遊技機の効果について説明する。
【0026】
本実施例のパチンコ遊技機1では、遊技盤30の裏面側に主制御基板51等の多数の制御基板が設置されているが、飾りランプ用中継端子板57は球寄せ40のパチンコ遊技機1表面側に設置されているので、飾りランプ用中継端子板57の設置位置の自由度を大きくすることができる。従って、ランプ中継端子板56と飾りランプ用中継端子板57とを結ぶ配線の長さ、飾りランプ用中継端子板57と表飾りランプ基板58(表飾りランプ61)及び枠飾りランプ基板59(枠飾りランプ62)とを結ぶ配線の長さ、設置した場合の安定性等を考慮して、好適な位置に飾りランプ用中継端子板57を設置することができる。
【0027】
又、飾りランプ用中継端子板57は球寄せ40のパチンコ遊技機1表面側の上部の壁面に設置されており、飾りランプ用中継端子板57と表飾りランプ基板58(表飾りランプ61)及び枠飾りランプ基板59(枠飾りランプ62)とが近接しているので、飾りランプ用中継端子板57と表飾りランプ基板58(表飾りランプ61)及び枠飾りランプ基板59(枠飾りランプ62)とを結ぶ配線を非常に短くすることができる。
【0028】
又、飾りランプ用中継端子板57は、球寄せ40のパチンコ遊技機1表面側の上部左側、即ち球寄せ40の開閉軸近傍に設置されており、遊技盤30の裏面に設置されているランプ制御基板55と表飾りランプ基板58及び枠飾りランプ基板59とを結ぶ配線は、球寄せ40の開閉軸近傍に形成されている切欠部40aを経由して敷設されているので、球寄せ40の開閉の邪魔にならない。このため、配線を外すことなく球寄せ40を開いて点検,修理,交換作業を行うことができる。従って、点検,修理,交換作業に要する手間を大幅に削減することができると共に、配線の損傷を防止することができる。
【0029】
更に、球寄せ40には略U字状の隔壁41が形成されており、飾りランプ用中継端子板57は、球寄せ40を閉じた状態において、パチンコ遊技機1表面側を遊技盤30によって覆われ、パチンコ遊技機1裏面側を球寄せ40自身の壁面によって覆われ、パチンコ遊技機1両側面側及び底面側を略U字状の隔壁41によって覆われるので、万一パチンコ球が球寄せ40内で弾んだとしても、飾りランプ用中継端子板57に衝突することはない。又、外部から飾りランプ用中継端子板57に触れ難くなるので、飾りランプ用中継端子板57に対する不正な加工を防止することができる。従って、飾りランプ用中継端子板57に異常が発生し難くなる。一方、飾りランプ用中継端子板57のパチンコ遊技機1上面側は覆われていないので、配線の接続や点検等はパチンコ遊技機1上面側から容易に行うことができる。
【0030】
又、飾りランプ用中継端子板57は、挿通孔57b,57cに保持台43a,43bの突起を挿通すると共に、飾りランプ用中継端子板57の挿通孔57a,57dの位置と球寄せ40の取付台42a,42bの螺子孔の位置とを合わせて螺子42sで螺子止めすることによって、飾りランプ用中継端子板57が球寄せ40に固定されるので、螺子42sを2本用いて螺子止めするだけで、飾りランプ用中継端子板57を4点で固定することができる。従って、飾りランプ用中継端子板57を球寄せ40に設置・固定するための部品点数及び作業工数を少なくすることができるにもかかわらず、しっかりと固定することができる。
【0031】
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は前述した実施例に何等限定されるものではなく、更に種々の態様において実施しても良いことはもちろんである。
例えば、実施例では、飾りランプ用中継端子板57は、パチンコ遊技機1表面側から見て球寄せ40の上部左側に設置されている(図2(b)参照)が、設置の妨げになるものがなければ、右側に設置されていても良いし、中央に設置されていても良いし、実施例における位置よりも更に上に設置されていても良い。又、逆に球寄せ40の下部に設置されていても良い。但し、表飾りランプ基板58(表飾りランプ61)及び枠飾りランプ基板59(枠飾りランプ62)はパチンコ遊技機1表面の上部に設置されているので、飾りランプ用中継端子板57があまり下の方に設置されていると、飾りランプ用中継端子板57と表飾りランプ基板58(表飾りランプ61)及び枠飾りランプ基板59(枠飾りランプ62)とを結ぶ配線が非常に長くなってしまう。
【0032】
又、実施例では、球寄せ40の開閉軸近傍に形成されている切欠部40aを経由して配線を敷設する様に構成されているが、必ずしも切欠部40aを経由しなければならないわけではなく、球寄せ40の開閉軸近傍を経由して敷設されていれば足りる。但し、球寄せ40の開閉軸からあまり離れてしまうと、球寄せ40の開閉の邪魔になってしまう。
【0033】
又、実施例では、球寄せ40に、上面が開口している略U字状の隔壁41が形成されているが、実施例の様に球寄せ40の左端に形成されている場合には、左側面が開口していても良いし、逆に球寄せ40の右端に形成されている場合には、右側面が開口していても良い。又、略U字状の隔壁41を省略して球寄せ40の構成を簡略化しても良いが、この場合には、パチンコ球が球寄せ40内で弾んだ場合に、パチンコ球が飾りランプ用中継端子板57に衝突するおそれがあり、又、外部から飾りランプ用中継端子板57に触れ易くなる。従って、飾りランプ用中継端子板57に異常が発生し易くなる。
【0034】
又、実施例では、飾りランプ用中継端子板57を球寄せ40に4点で固定するために、2つの取付台42a,43bと、2つの保持台43a,43bと、が形成されているが、取付台が3つで保持台が1つでも良いし、取付台が1つで保持台が3つでも良いし、少なくとも取付台が1つあれば、2点や3点で固定する様に構成されていても良いし、5点以上で固定する様に構成されていても良い。又、全て取付台でも良いが、この場合には、飾りランプ用中継端子板57をしっかり固定するためには、必然的に部品点数及び作業工数の増加を伴う。逆に、全て保持台でも良いが、この場合には、飾りランプ用中継端子板57の脱落を防止するための機構が別途必要となる。
【0035】
又、取付台42a,43b及び保持台43a,43bの代わりに、図5に示す様に、球寄せ40の隔壁41に、設置された飾りランプ用中継端子板57がパチンコ遊技機表面側に倒れない様にするための支持枠44を形成し、飾りランプ用中継端子板57を支持枠44と球寄せ40のパチンコ遊技機表面側の壁面との間に挿入し、支持枠44と球寄せ40のパチンコ遊技機表面側の壁面とで挟み込む様に配線中継部材を設置する様に構成されていても良い。この様に構成されている場合には、螺子を用いることなく飾りランプ用中継端子板57を球寄せ40に固定することができる。更に、図5に示す様に、飾りランプ用中継端子板57が支持枠44と球寄せ40のパチンコ遊技機表面側の壁面との間から抜け出さない様に係止するための爪部57eを飾りランプ用中継端子板57に形成すれば、飾りランプ用中継端子板57をより一層安定的に設置することができる。尚、爪部は飾りランプ用中継端子板57に設けられていても良いし、球寄せ40(隔壁41,支持枠44等)に設けられていても良い。
【0036】
又、実施例では、各種ランプとランプ制御基板55とを結ぶ配線を中継するランプ中継端子板56の設置位置の自由度を大きくするための態様が挙げられているが、スピーカ(図示せず)と音声制御基板52とを結ぶ配線を中継する中継端子板等についても同様に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のパチンコ遊技機の表面の外観を説明するための正面図である。
【図2】 球寄せのパチンコ遊技機裏面側の外観及び遊技盤に設置される各種基板と球寄せとの位置関係を説明するための正面図(a)、及び、球寄せのパチンコ遊技機表面側の外観を説明するための正面図(b)である。
【図3】 パチンコ遊技機を構成する主要な基板の配線を説明するためのブロック図である。
【図4】 飾りランプ用中継端子板の設置位置近傍の構成を説明するための斜視図である。
【図5】 図4の変形例を説明するための斜視図である。
【符号の説明】
1…パチンコ遊技機 10…外枠 20…内枠 30…遊技盤 40…球寄せ 40a…切欠部 41…隔壁 42a,42b…取付台 42s…螺子 43a,43b…保持台 44…支持枠 51…主制御基板 52…音声制御基板 53…盤用中継端子板 54…図柄制御基板 55…ランプ制御基板 56…ランプ中継端子板 57…飾りランプ用中継端子板 57a,57b,57c,57d…挿通孔 57e…爪部 58…表飾りランプ基板 59…枠飾りランプ基板 61…表飾りランプ 62…枠飾りランプ。
Claims (3)
- 遊技島に固定される外枠に対して開閉自在に設置される内枠と、
該内枠に支持される遊技盤と、
閉じた状態において該遊技盤の裏面側を覆う様に、前記内枠に対して開閉自在に軸支される球寄せと、
パチンコ遊技機の裏面側に設置される制御部と、
該制御部の指令に従って動作する制御対象物と、
前記制御部と前記制御対象物とを結ぶ配線を中継するための配線中継部材と、
を備えるパチンコ遊技機であって、
前記配線中継部材を前記球寄せのパチンコ遊技機表面側の壁面のうち、開閉軸側の壁面、又は、上部の壁面に設置し、
前記球寄せのパチンコ遊技機表面側には、設置された前記配線中継部材を囲むと共に前記配線を通すために一部が開口している隔壁が形成されており、
前記配線中継部材は、前記球寄せを閉じた状態において、パチンコ遊技機表面側を前記遊技盤によって覆われ、パチンコ遊技機裏面側を前記球寄せ自身の壁面によって覆われ、パチンコ遊技機の両側面側,上面側及び底面側を前記隔壁によって覆われる様に構成されていることを特徴とするパチンコ遊技機。 - 遊技島に固定される外枠に対して開閉自在に設置される内枠と、
該内枠に支持される遊技盤と、
閉じた状態において該遊技盤の裏面側を覆う様に、前記内枠に対して開閉自在に軸支される球寄せと、
パチンコ遊技機の裏面側に設置される制御部と、
該制御部の指令に従って動作する制御対象物と、
前記制御部と前記制御対象物とを結ぶ配線を中継するための配線中継部材と、
を備えるパチンコ遊技機であって、
前記配線中継部材を前記球寄せのパチンコ遊技機表面側の上部の壁面に設置し、
前記球寄せのパチンコ遊技機表面側には、設置された前記配線中継部材を前記球寄せの両側面側及び底面側から囲むための略U字状の隔壁が形成されており、
前記配線中継部材は、前記球寄せを閉じた状態において、パチンコ遊技機表面側を前記遊技盤によって覆われ、パチンコ遊技機裏面側を前記球寄せ自身の壁面によって覆われ、パチンコ遊技機両側面側及び底面側を前記球寄せに形成されている略U字状の隔壁によって覆われる様に構成されていることを特徴とするパチンコ遊技機。 - 請求項1又は2のいずれかに記載のパチンコ遊技機において、
前記配線を通すため、前記球寄せの開閉軸近傍に形成された切欠部を備えることを特徴とするパチンコ遊技機。
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