JP4531427B2 - 自動車用シートカバーの取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車用シートカバーの取付構造に関し、さらに詳しくは、自動車の座席の背もたれに被着されるシートカバーをその背もたれにしっかりと取り付けできる自動車用シートカバーの取付構造に関する。
例えば、自動車の運転席や助手席などの座席の背もたれに被着されるシートカバーは、図6に示したように、従来単にその背もたれに上から被せるだけのものであった。これによると、人が乗り降りする際にシートカバーが位置ずれを起こしたり、めくれ上がったりすることがある。これではタクシーなどの業務用の自動車においては特に見栄えが悪いという問題がある。
それの対策として、例えば、図7に示したように、シートカバー70と背もたれ72にそれぞれ面圧テープ74を取り付け、シートカバーを背もたれに貼りつけるものもある。これによれば、人の乗り降りによって位置ずれを起こしたり、めくれ上がったりするということは少なくなる。しかしながら、面圧テープに埃やゴミが付いたりすればその貼着力が低下し、剥がれ易くなるという問題があった。
特開平09−109739号公報
本発明が解決しようとする課題は、自動車の座席の背もたれに被着されるシートカバーをその背もたれに位置ずれやめくれ上がったりすることのないようにしっかりと取り付けでき、しかも長期間安心して使用できる自動車用シートカバーの取付構造を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る自動車用シートカバーの取付構造は、請求項1に記載のように、自動車の座席の背もたれに上から被着されるシートカバーを該背もたれの両側に取着されるフック部材に掛止させるものであって、前記フック部材には、板金の表側面に前記シートカバーの下端縁に形成される袋穴が掛止される掛止片が設けられると共に、該板金の上下両端縁の四隅に前記背もたれに刺着される刺着片が裏面方向に向けて形成され、該フック部材のその下端縁に形成される刺着片には前記背もたれの生地を着する着部がその下端縁より上向きに屈曲形成され、かつ該着部より前記背もたれの生地に刺着される刺込部が上向きに奥行き方向に延設されてなることを要旨とする。
また本発明の請求項2に記載の発明はさらに前記フック部材には前記板金の裏面に前記背もたれの生地面に貼着テープが設けられていることを要旨とする。
このように構成された本発明の請求項1に係る自動車用シートカバーの取付構造によれば、シートカバーを背もたれに上から被せ、背もたれの両側に設けられるフック部材の掛止片にそのシートカバーの下端縁に設けられる袋穴を引っ掛けるだけで簡単に取り付けできる。
そしてそのフック部材は、板金の下端縁に形成される刺着片の挾着部で背もたれの生地を挾着した状態で四隅の刺着片により背もたれに刺着されているものであるから、シートカバーが人の乗り降り等の使用時に引っ張られてもそのフック部材が背もたれから外れるということは起こらない。したがってそのフック部材はいつまでも安定して背もたれに取り付けられた状態が保たれるものである。
また請求項2に記載のように、フック部材の背もたれへの取付けが、板金裏面の刺着片による刺止めのみならず、更に貼着テープにより背もたれに貼着されておれば、一層しっかりとそのフック部材は背もたれに固定されることとなり、長期間の亘久的使用が果たされることになる。
以下に本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る自動車用シートカバーの取付構造の外観を示したものである。図示されるように、自動車の座席10の背もたれ12にシートカバー14が上から被着されるもので、このシートカバー14の下端縁が背もたれ12の両面(この図では片側しか示されない)に取着されるフック部材16に引っ掛けられて掛止めされるものである。
このフック部材16は、図2及び図3に示されるように、板金18の表側面にその板金の切り起こし加工により鉤状の掛止片20が下向き方向に屈曲形成される。そしてこれに対応して前記シートカバー14の下端縁にはその掛止片20に引っ掛けられる袋穴22が縫製により形成されている。
一方、このフック部材16の板金18の上下両端縁の四隅には前記背もたれ12に刺着される先細の刺着片24a,24b,26a,26bが裏面方向に向けて屈曲形成されている。そしてこの時板金18の上端縁の隅角に形成される刺着片24a,24bは,板金18面に対して垂直方向に真っ直ぐ延びているが,下端縁の隅角に形成される刺着片26a,26bは,背もたれ12の生地を挾着する挾着部28がその下端縁より上向きに屈曲形成され、かつその挾着部28よりやや上向き奥行き方向に刺込部30が延設されている。また板金18の裏面には背もたれ12の生地面に貼着される貼着テープ32が貼り合わされている。
このフック部材16を背もたれ12に取り付けるに際しては、貼着テープ32の剥離シートを剥がし、板金18の下端縁側の刺着片26a,26bを初めに背もたれ12の生地に突き刺し、少し上方向にずらしてこれらの刺着片26a,26bの挾着部28により背もたれ12の生地を挟んだ状態で上端縁側の刺着片24a,24bも突き刺す。これにより板金18の裏面に設けられる貼着テープ32の背もたれ12の生地面に貼着されることとなる。
そしてシートカバー14をこの背もたれ12に被着するに際しては、シートカバー14の下端縁に縫製により形成された袋穴22をこのフック部材16の掛止片20に引っ掛けてやれば、図4に示したようにシートカバー14は背もたれ12に位置ずれすることなくしっかりと取り付けされ、シートカバーのセット作業は速やかに完了するものである。
そしてこのように構成された自動車用シートカバーの取付構造によれば、図5(a)に示したように、フック部材16が背もたれ12に取着された状態において板金18の下端縁側の刺着片26a,26bに形成される挾着部28により背もたれ12の生地がしっかりと挾着され、その状態で四隅角の刺着片24a,24b,26a,26bにより背もたれ12に刺着されているのでシートカバー14に上方へ引っ張る大きな力が掛かってもそのフック部材16の刺着片24a,24b,26a,26bが不用意に背もたれ12から抜けて外れるというようなことは回避される。
ちなみに図5(b)に示したようにフック部材16’の下端縁側の刺着片26’に挾着部28’が形成されず、直接刺込部30’が直接板金18’の下端縁より屈曲形成されたものでは、シートカバー14の上方向への力に対して弱く、外れやすいものであった。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の改変が可能である。例えば、上記実施例においては、フック部材は板金のプレス加工により形成したものであるが、その他の加工品(例えば、掛止片は板金にビス止めにするとか、あるいはこのフック部材そのものを鋳造品とするとか)にも同じ実施形態として適用できるものである。
本発明の一実施形態における自動車用シートカバー取付構造を概略的に示した外観図。 図1に示したフック部材を表側から見た外観図。 このフック部材を裏側から見た外観図。 この実施形態の使用状態図。 この実施形態における取付構造の拡大断面図。(a)本発明の構造品、(b)比較品である。 従来の単にシートカバーを背もたれに被着しただけの使用状態図。 従来の面圧テープでシートカバーに貼り付けただけの使用状態図。
符号の説明
10 座席
12 背もたれ
14 シートカバー
16 フック部材
18 板金
20 掛止片
22 袋穴
24a,24b 刺着片
26a,26b 刺着片
28 挾着部
30 刺込部
32 貼着テープ

Claims (2)

  1. 自動車の座席の背もたれに上から被着されるシートカバーを該背もたれの両側に取着されるフック部材に掛止させるものであって、前記フック部材には、板金の表側面に前記シートカバーの下端縁に形成される袋穴が掛止される掛止片が設けられると共に、該板金の上下両端縁の四隅に前記背もたれに刺着される刺着片が裏面方向に向けて形成され、該フック部材のその下端縁に形成される刺着片には前記背もたれの生地を挾着する挾着部がその下端縁より上向きに屈曲形成され、かつ該挾着部より前記背もたれの生地に刺着される刺込部が上向き奥行き方向に延設されてなることを特徴とする自動車用シートカバーの取付構造。
  2. 前記フック部材には前記板金の裏面に前記背もたれの生地面に貼着される貼着テープが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の自動車用シートカバーの取付構造。
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