JP3206853U - 盗難防止装置の固定具 - Google Patents

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Abstract

【課題】盗難防止装置を取り付ける商品の表面が曲面であっても、タグをしっかりと固定することができる盗難防止装置の固定具を提供する。【解決手段】盗難防止装置の固定具10は、商品から外れると警告音を発する盗難防止装置のタグ20を商品に向かってタグの上面から押さえる押圧部11と、商品と両面テープ13aを介して接着する可撓性の素材からなる複数の張出部13と、押圧部11と張出部13とを繋ぐ中間部12と、を有し、中間部12の少なくとも一カ所にはタグ20に繋がるケーブル22を嵌めるケーブル貫通孔14を備えており、ケーブル22はスリット15を通してケーブル貫通孔14に嵌められる。【選択図】図2

Description

本考案は、盗難防止用のタグを商品にしっかりと固定するのに用いる盗難防止装置の固定具に関する。
家電量販店等の店頭販売では、商品の見本などを展示している。購入者は、その商品等を手に取ってデザインや操作性などを確認し、購入するかどうかを決定する。しかし、このように展示している商品等は盗難の被害に合いやすいので、商品等に盗難防止装置を取り付けるという対策が採られている(例えば、特許文献1,2)。
一般的な盗難防止装置は、商品に盗難防止用のタグを直接貼付するタイプであり、図4は、そのような盗難防止用タグの斜視図である。タグ20は、ピン21を商品等に押し当てて、タグ内にピン21を押し込んだ状態で商品と両面テープ23で接着される。そして、タグ20が商品から取り外されると、ピン21が突出し、それによって警告音を発するという構成になっている。タグ20の電源は、内蔵電池によるものもあるし、ケーブル22から供給されているものもある。
ここで、タグが商品等から外れやすい場合、盗難する意図がなくても不意にタグが外れて警告音が鳴り、営業に支障をきたすことがあるので、タグと商品はしっかりと接着されていなければならない。しかし、商品等の形状は様々であり、例えば商品の表面が曲面の場合、両面テープだけでは十分な接着力が得られず、タグが商品等から外れやすくなるという問題が生じることになりやすい。
特開2000−30156号 特開平10−222772号
このような実情に鑑み、本考案は、盗難防止装置を取り付ける商品の表面が曲面であっても、タグをしっかりと固定することができる盗難防止装置の固定具を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本考案に係る盗難防止装置の固定具は、商品から外れると警告音を発する盗難防止装置のタグを商品に向かってタグの上面から押さえる押圧部と、商品と両面テープを介して接着する可撓性の素材からなる複数の張出部と、前記押圧部と前記張出部とを繋ぐ中間部と、を有し、中間部の少なくとも一カ所にはタグに繋がるケーブルを嵌めるケーブル貫通孔を備えていることを特徴とするものである。
ここで、中間部にはケーブル貫通孔に繋がるスリットが設けられており、ケーブルがそのスリットを通してケーブル貫通孔に嵌められる構成にしたり、さらに、ケーブル貫通孔から見たスリットの方向が、押圧部から張出部に向かう方向に対し直角よりも張出部側に傾いた方向であることにするとよい。
また、押圧部の内側とタグとは、両面テープで接着されることにするとよい。
本考案の盗難防止装置の固定具によれば、盗難防止装置を取り付ける商品の表面が曲面であっても、タグをしっかりと固定することができるという効果を奏する。
また、ケーブル貫通孔を備えることで、タグに繋がるケーブルを嵌めて固定することができ、さらに、ケーブル貫通孔に繋がるスリットを設けることで、ケーブルを嵌めやすく、また、スリットの角度を所望の角度にすることで、設置後にケーブルが外れにくいという効果も奏する。
また、押圧部の内側とタグを両面テープで接着すれば、さらにしっかりとタグを固定することができる。
盗難防止装置の固定具であり、(a)は上面図、(b)は断面図、(c)は側面図を示す。 タグに固定具を取り付ける様子を説明する図であり、(a)は取り付け前、(b)はケーブル貫通孔にケーブルを嵌めたとき、(c)は取り付け後を示す。 盗難防止装置の固定具を用いて、表面が曲面の商品にタグを設置した図である。 盗難防止用タグの斜視図である。
以下、本考案の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は、盗難防止装置の固定具であり、(a)は上面図、(b)は断面図、(c)は側面図を示す。盗難防止装置の固定具10の基本構成は、盗難防止装置のタグを商品に向かってタグの上面から押さえる押圧部11と、商品と両面テープ13aを介して接着する張出部13と、押圧部11と張出部13とを繋ぐ中間部12とからなる。ここで、中間部12や張出部13は、基本的には押圧部11から相対する2方向に延伸するように設けられているが、2方向に限定するものではなく、2方向よりも多くの複数方向に設けてもよい。なお、固定具10には、ポリカーボネイト等の素材が用いられ、張出部13については、表面が曲面の商品に貼付する部分になるので、特に可撓性が必要になる。
押圧部11の内側にはタグの上面に接着する両面テープ11aを備えており、張出部13の内側には商品の表面に接着する両面テープ13aを備えている。そして、張出部13を横方向に引っ張りながら商品の表面に接着することで、押圧部11でタグを商品に向かって押圧し、タグをしっかりと固定することができる構造になっている。
ここで、押圧部11と張出部13を繋ぐ中間部12の長さは、タグの高さよりも長くなるとタグを商品に向かって十分に押圧することができなくなるので、タグの高さよりも少し短めにするのがよい。また、張出部13が短いと、商品の表面との接着面積が小さくなって剥がれやすくなるので、張出部13の長さは、剥がれにくく、かつ、設置するときに邪魔にならない程度の長さにする必要がある。
図1(c)に示すように、中間部12の少なくとも一カ所にはタグに繋がるケーブルを嵌めるケーブル貫通孔14が備えられている。また、ケーブルをケーブル貫通孔14に嵌めるときは、スリット15を通すことで、容易にケーブルが嵌められる構成になっている。ここで、ケーブル貫通孔14から見たスリット15の方向は、押圧部11から張出部13に向かう方向(図1(c)の縦方向)に対する直角方向(図1(c)の横方向)よりも張出部13の方に角度α傾いた方向としている。具体的には角度αは、10゜から30゜くらいの範囲がよく、20゜を基本とする。角度αが20゜程度であれば、ケーブル貫通孔14に嵌められたケーブルを抜こうとするとき、ケーブルを少し商品側に押し付けなければ抜けないので、不意にケーブルが抜けてしまうことを防ぐことができる。
なお、角度αを0゜のように小さくするのは望ましくない。それは、例えば角度αが0゜とすると、ケーブルを押圧部11から張出部13に向かう方向に対する直角方向(図1(c)の横方向)に動かすだけで、容易にケーブル貫通孔14からケーブルが抜けてしまうことになるし、また、張出部13を引っ張って商品の表面に接着させるときに、スリット15が開いてしまうからである。
次に、タグに固定具を取り付ける方法を説明する。取り付ける順番としては、ケーブル貫通孔14にケーブルを嵌めた後でタグを押圧部11の内側に両面テープ11aで接着する場合と、タグを押圧部11の内側に両面テープ11aで接着した後でケーブル貫通孔14にケーブルを嵌める場合とがある。いずれの順番でも、スリット15を設けておけば、容易にケーブルをケーブル貫通孔に嵌めることができる。
図2は、タグに固定具を取り付ける様子を説明する図であり、(a)は取り付け前、(b)はケーブル貫通孔にケーブルを嵌めたとき、(c)は取り付け後を示す。ここでは、ケーブル貫通孔14にケーブル22を嵌めた後でタグ20を押圧部11の内側に両面テープ11aで接着する場合を示している。
タグ20は、内蔵電池を電源にしているものもあるが、一般的にはケーブル22を通じて電源を確保している。このケーブル22は、タグ20を設置後、引っ掛かったりするとタグ20が外れる原因になるので、固定具10に設けたケーブル貫通孔14に嵌めて固定するのが望ましい。そこで、タグ20にケーブル22が付いているときは、中間部12に設けたスリット15を通してケーブル22をケーブル貫通孔14に嵌め込むとよい。
また、タグ20をしっかりと固定するために、押圧部11の内側に備えられた両面テープ11aを用いて、タグ20と固定具10を一体化するとよい。両面テープ11aはタグ20の上面、つまり、タグ20のピン21が突出していない側の面を押さえるように接着する。
図2(c)のように、タグ20と固定具10を一体化したら、張出部13の内側に備えた両面テープ13の剥離紙を剥がし、張出部13を引っ張りながら、商品の表面に貼り付けて、盗難防止装置の設置が完了する。
次に、商品の表面に盗難防止装置を設置した状況を説明する。図3は、盗難防止装置の固定具を用いて、表面が曲面の商品にタグを設置した図である。ここで、商品としては、例えばカメラレンズのような円筒状のものを想定し、その円筒状の側面にタグ20を設置したものを図示している。ただし、商品の表面25としては、このような円筒状に限定するものではなく、あらゆる曲面を想定しており、本考案の盗難防止装置の固定具10は、そのようなあらゆる曲面に貼付できるものである。
円筒状の側面は曲面になっているので、タグ20のピン21側に備えている両面テープ23だけでは、商品にしっかりと固定することは難しい。そこで、固定具10をタグ20に取り付け、固定具10とタグ20とを一体化し、また、タグ20を押圧部11と商品の表面25とで挟持することで、タグ20が容易に外れないように設置することを可能としている。
また、ケーブル貫通孔14に嵌められたケーブル22は、商品の表面25に沿うように延びているので、商品の表面25に別途テープ等で留めてもよく、それによって、ケーブル22が不意に引っ掛かるようなことを防ぐことができる。
以上、本考案の盗難防止装置の固定具を用いれば、盗難防止装置を取り付ける商品の表面が曲面であっても、タグをしっかりと固定することができ、不意に警報機が鳴ってしまうような事態を回避することができる。
10 固定具
11 押圧部
11a 両面テープ
12 中間部
13 張出部
13a 両面テープ
14 ケーブル貫通孔
15 スリット
20 タグ
21 ピン
22 ケーブル
23 両面テープ
25 商品の表面

Claims (4)

  1. 商品から外れると警告音を発する盗難防止装置のタグを商品に向かって前記タグの上面から押さえる押圧部と、
    商品と両面テープを介して接着する可撓性の素材からなる複数の張出部と、
    前記押圧部と前記張出部とを繋ぐ中間部と、を有し、
    前記中間部の少なくとも一カ所には前記タグに繋がるケーブルを嵌めるケーブル貫通孔を備えていることを特徴とする盗難防止装置の固定具。
  2. 前記中間部には前記ケーブル貫通孔に繋がるスリットが設けられており、前記ケーブルが前記スリットを通して前記ケーブル貫通孔に嵌められることを特徴とする請求項1に記載の盗難防止装置の固定具。
  3. 前記ケーブル貫通孔から見た前記スリットの方向が、前記押圧部から前記張出部に向かう方向に対し直角よりも前記張出部側に傾いた方向であることを特徴とする請求項2に記載の盗難防止装置の固定具。
  4. 前記押圧部の内側と前記タグとは、両面テープで接着されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の盗難防止装置の固定具。
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