JP4528964B2 - コンテンツ検索表示装置及び方法並びにプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、未知のコンテンツと遭遇する機会を創出することができるコンテンツ検索表示装置及び方法並びにプログラムに関するものである。
例えば、現在の音楽コンテンツ再生インタフェースでは、曲名やアーティスト名に基づいて検索を行うことにより、「この曲を聴きたい」というユーザの欲求は満たせる。しかしながら、「何か聴きたい」「自分の好みのジャンルの曲で今まで聞いたことがない曲を聴きたい」「思い通りに順番を編集した曲を聴きたい」という欲求を満たす機能は不十分である。しかし、一万曲を携帯型音楽プレーヤに入れて、いつでもどこでも手軽に聴けるようになった今日、次世代の音楽再生環境としてこうした欲求は高まってくると考えられる。またこのような欲求は、音楽のみならず、本、映像、ゲーム、写真等のあらゆるジャンルのコンテンツの検索と表示(画像、音の再生等)においても高まってくるものと考えられる。
非特許文献1及び2には、似た雰囲気の曲を聴くために、多くの類似楽曲を検索する手法について記載されている。
また特許文献1には、未知のコンテンツに遭遇する機会を創出することができる音楽コンテンツ配信装置が開示されている。この音楽コンテンツ配信装置では、音響パラメータを用いてユーザの趣向に合う推奨の音楽コンテンツを提示する。
G.Tzanetakis及びP.Cook著の"Musical Genre Classification of Audio Signals",IEEE Trans.on Speech and Audio Proc.,Vol.10,No.5(2002) J.−J.Aucouturier及びF.Pachet著の"Music similarity measures:What’s the use?" ,Proc. of ISMIR 2002,pp.157−163(2002) 特開2002−41059号公報
しかし、非特許文献1及び2に示された技術では、ある曲に類似した曲をリストアップする機能しか持っておらず、山積みになったCDの中から次々と自分で手にとって聴くような操作は考えられていなかった。
また特許文献1に記載の技術では、同じ検索条件では常に同じ検索結果しか得ることができず、未知のコンテンツと遭遇できる確率は必ずしも高くない。
また楽曲の再生順に関しては、ユーザが再生曲目リスト(プレイリスト)を指定できる機能が、既に多くの音楽再生プレーヤに搭載されている。しかし、現在のプレイリスト中の曲を並び替えたり、挿入・削除するような操作しか出来ず、自由度が低かった。
また、従来は、過去のある時点に聴いていた曲順を知るためには、自分で意識的にそのときのプレイリストを保存して、後から見つけられるようにしなければならなかった。
本発明の目的は、ユーザの操作状況により検索条件を追加または変更することにより、従来よりも未知のコンテンツに遭遇する機会を多くすることができるコンテンツ検索表示装置及び方法並びにプログラムを提供することにある。
本発明の他の目的は、音楽コンテンツ等のコンテンツを検索し、その結果を編集する際の自由度が高いコンテンツ検索表示装置及び方法並びにプログラムを提供することにある。
本発明の他の目的は、過去のある時点で聞いた音楽コンテンツを容易に再生できるコンテンツ検索表示装置及び方法並びにプログラムを提供することにある。
本発明のコンテンツ検索表示装置は、多数のコンテンツが蓄積されたコンテンツ蓄積手段と、ユーザにより操作されて検索条件を指定する検索条件指定手段と、コンテンツ検索手段と、検索結果表示手段とを備えている。コンテンツ蓄積手段は、例えばユーザが使用するコンピュータ内にあっても、また外部にあってもよく、さらにインターネットを介してアクセス可能なデータベース等でもよい。なおコンテンツには、音楽コンテンツ、書籍コンテンツ、映像コンテンツ、画像コンテンツ、テキスト・コンテンツ、論文コンテンツ等の種々のコンテンツが含まれる。
また検索条件指定手段は、具体的には、通常のパソコンのマウス、ペン式入力装置、キーボード等の入力手段と、画面上に表示されるポインタ及びポインタを移動させる手段等を含むものである。検索条件指定手段により検索条件を指定する態様及び方法は任意であり、例えば画面上を移動するポインタを特定の画像上でクリックすることにより、そのクリック先の画像に関係する検索条件が指定されるようにしてもよい。
コンテンツ検索手段は、ユーザにより指定された検索条件に基づいて、多数のコンテンツの中から検索条件を少なくとも一部満たすコンテンツを検索する。検索条件を全て満たすようにしてもよいが、未知のコンテンツとの遭遇の機会を増やすには、一部の検索条件を満たすものも検索できるようにするのが好ましい。また検索結果表示手段は、コンテンツ検索手段が検索した結果を表示する。表示態様は画像でも、音響でも、またその両者でもよく、その態様は特に限定されるものではない。
コンテンツ検索手段は、操作状態検出手段と、条件追加変更手段と、検索結果蓄積手段とを備えている。操作状態検出手段は、検索中における検索条件指定手段の操作状態を検出する。検索条件指定手段が、例えば表示画面上にポインタを表示するタイプのものであれば、ポインタの動く経路、ポインタと表示画面上の画像との位置関係などを操作状態として検出することになる。条件追加変更手段は、操作状態検出手段が検出した操作状態に応じて検索の途中で検索条件の追加及び/または変更をする。ここで検索条件の追加には、最初に指定した検索条件の全部に別の検索条件を追加する場合や、一部の検索条件に別の検索条件を追加する場合が含まれる。また検索条件の変更には、最初に指定した検索条件の全部を別の検索条件に変更する場合や、一部の検索条件を別の検索条件に変更する場合が含まれる。そして検索結果蓄積手段は、ユーザにより指定された検索条件並びに条件追加変更手段により追加及び/または変更された検索条件に基づいて検索した結果を累積的に蓄積する。検索結果蓄積手段には、検索条件の如何にかかわらず、検索動作が行われている間に検索された結果が累積的に蓄積される。したがって検索結果蓄積手段には、検索条件が変わるごとに、異なった条件を満たすコンテンツに関する検索結果が蓄積される。検索結果蓄積手段に蓄積されるデータは、検索されたコンテンツを最終的に表示できるものであれば、どのような種類のデータであってもよい。すなわちリストであっても、また実際のコンテンツであってもよい。このようにして検索された結果は、検索結果表示手段によって再生される。
本発明によれば、検索条件指定手段の操作状況が、検索条件を追加及び/または変更するため、検索過程において、検索条件指定手段を操作することにより、ランダムではなく、ある検索条件に沿った予期しない未知のコンテンツに遭遇する機会を得ることができる。したがって従来にないコンテンツ検索表示装置を得ることができる。
なお検索結果表示手段が、表示画面を備えている場合には、コンテンツ検索手段には、コンテンツ・マーク表示手段を設けることができる。コンテンツ・マーク表示手段は、表示画面上に複数のマーク表示領域を設定する。そしてコンテンツ・マーク表示手段は、コンテンツ蓄積手段に蓄積された多数のコンテンツにそれぞれ対応する複数のコンテンツ・マークを、予め定めた基準に従って複数のマーク表示領域に順次表示する。ここでコンテンツ・マークとは、コンテンツに対応していることを表示できるマークであれば、その形態はいかなるものであってもよい。例えば図形だけでもよく、図形と文字・記号情報との組み合わせであってもよい。ここで「予め定めた基準」は、種々に定めることができる。例えば、音楽コンテンツであれば、音楽ジャンル、年代等を基準とすることができる。またこの基準として、マーク表示領域に表示する単位時間当たりのコンテンツ・マークの数等を定めるようにしてもよい。また予め定めた基準は、複数のマーク表示領域毎に別々に定めることができる。
このようにした場合には、検索条件指定手段として、表示画面上に表示され且つ有効状態にあるときにコンテンツ検索手段を検索状態にするポインタを操作するように構成されたものを用いる。そして操作状態検出手段は、表示画面上を動くポインタの動作状況から検索条件指定手段の操作状態を検出するように構成する。このようにすると、ポインタを適当に動かして、複数のコンテンツ・マークと係わらせることにより、検索条件が変わっていくので、ユーザの操作に応じて、意図的に未知のコンテンツとの遭遇の機会を増やすことが可能となる。
コンテンツ・マーク表示手段は、マーク表示領域に表示される複数のコンテンツ・マークを、所定の間隔をあけてマーク表示領域上を一方の方向から他方の方向に移動するように表示できるようにしてもよい。このような表示態様でコンテンツ・マークを移動させると、ポインタとの係わり合いに、偶然性を持たせることができ、未知のコンテンツと遭遇する可能性を高めることができる。
条件追加変更手段は、ポインタが一つのマーク表示領域上にあるときに、マーク表示領域に表示され且つ有効状態にあるポインタと重なる複数のコンテンツ・マークに対応する複数のコンテンツが検索対象となるように検索条件を追加及び/または変更するように構成してもよい。すなわちポインタが有効状態(通常、クリックされた状態)になっている場合で、例えばポインタを移動して、マーク表示領域にあるコンテンツ・マークと重なるようになる(接触する場合も、輪郭線で重なっているので包含される)と、初めて重なったコンテンツ・マークに対応するコンテンツが検索対象となるため、ユーザの意図で未知のコンテンツから検索対象を決定できる。その結果、検索システムで定まる検索条件を、ユーザによるポインタの操作により変更することができ、未知のコンテンツとの遭遇にユーザの意志を関与させることが可能になって、未知のコンテンツとの遭遇の機会が更に高まる。
また具体的には、検索条件指定手段を、ポインタが一つのマーク表示領域上にある1つのコンテンツ・マークの上にあるときに、ポインタを有効状態にして、この1つのコンテンツ・マークに対応する1つのコンテンツと関係する他のコンテンツを検索することをユーザによる検索条件として指定するように構成することができる。この場合、検索結果表示手段は、検索条件の指定が完了すると、次のような機能に基づいて表示動作をする。すなわちポインタに1つのコンテンツ・マークが付着した状態になり、以後検索条件指定手段の操作によりポインタと一つのコンテンツ・マークとが複数のマーク表示領域に表示される複数のコンテンツ・マーク上を移動する過程で、重なる他のコンテンツ・マークに対応するコンテンツとの関係が検索条件に基づいて検索され、検索条件を少なくとも一部満たすコンテンツを検索した場合には、このコンテンツに対応するコンテンツ・マークがポインタに付着した1つのコンテンツ・マークに付着した状態になり、以後順次検索されたコンテンツに対応するコンテンツ・マークがポインタと一緒に移動するコンテンツ・マークに付着した状態で移動するように画面上に表示する機能により、検索結果表示手段は表示動作を行う。検索結果表示手段がこのような機能を発揮すると、ユーザは検索状況を一目瞭然の状態で視覚で確認できる。そのため検索過程で集まっているコンテンツの数をコンテンツ・マークの数を数えることにより確認して、検索の継続または中止を決定できる。したがってこのようにすればユーザの意志で、検索結果の件数を制限することが可能になる。
また検索結果表示手段は、表示画面上に検索結果を表示する検索結果表示領域を設定する機能と、検索により集めた1以上のコンテンツに対応する1以上のコンテンツ・マークを検索結果表示領域に検索結果として画像表示する機能とを有しているのが好ましい。検索結果表示手段がこのような機能を有していれば、一つの表示画面上で検索操作の確認と前の検索結果の確認をすることができる。また検索結果を、ポインタの移動操作だけで簡単に表示画面上に表示させることができ、操作性が著しく向上する。
また検索結果表示手段は、1以上のコンテンツ・マークを検索結果表示領域に検索結果として画像表示することと、1つの代表マークにより1以上のコンテンツ・マークを代表して画像表示することとを選択的に実施する機能を更に備えているのが好ましい。このような機能を検索結果表示手段が有していれば、直ぐに検索結果を使用しない場合には、代表マークを表示画面に表示させておくことにより、狭いスペース内に数多くの検索結果を表示させておくことができる。そして必要になったときに代表マークから1以上のコンテンツ・マークへの表示変更を行えばよい。
さらに検索結果表示手段は、検索結果表示領域に表示された1以上のコンテンツ・マークを選択により拡大して表示する機能を更に備えているのが好ましい。このような機能を検索結果表示手段が備えていれば、選択結果を縮小して表示しても、必要に応じてその内容を確実に確認することができる。
また検索結果表示領域に表示された検索結果から1以上のコンテンツ・マークを削除する、検索結果に含まれる複数のコンテンツ・マークの並び順を変更する、また検索結果に別の1以上のコンテンツ・マークを追加することにより、検索結果の内容を編集する検索結果編集手段を更に備えているのが好ましい。このような検索結果編集手段があれば、検索結果にユーザの意志を反映した編集結果を得ることができ、未知のコンテンツの組み合わせにユーザの趣向を反映させることができる。
なお検索結果編集手段は、検索結果に含まれる前記複数のコンテンツ・マークの一つのコンテンツ・マークが選択されると、選択された1つのコンテンツ・マークに対応する1つのコンテンツと、1つのコンテンツ・マークを除くその他のコンテンツ・マークに対応するその他のコンテンツとの類似度を判定して、1つのコンテンツ・マークを先頭にしてその他のコンテンツに対応するその他のコンテンツ・マークが類似度の高い順番に並ぶ複数のコンテンツ・マークの複製物を作り、この複製物を検索結果と区別できる態様で表示する機能を備えているのが好ましい。このような機能があれば、順番が並べ替えられた複数のコンテンツ・マークの複製物の表示を目安にして、効率よく、選択した1つのコンテンツ・マークに対応するコンテンツと類似するコンテンツを確認することができる。その結果、編集作業に要する時間を短縮することができる。
先に説明したように本発明が対象とするコンテンツの種類は任意である。しかし多数のコンテンツが音楽コンテンツである場合には、特に、以下のようにする。すなわち検索結果表示手段には、音楽コンテンツを再生する音楽再生表示手段を設ける。そして検索結果表示手段を、検索結果表示領域に表示された1以上のコンテンツ・マークから選択した1つのコンテンツ・マークがポインタを用いてクリックされる(有効状態になる)と、選択したコンテンツ・マークに対応する音楽コンテンツを音楽再生表示手段により再生するように構成する。このように構成すれば、表示画面に表示された音楽コンテンツの検索結果を、コンテンツ・マークのクリックだけで再生することができ、音楽の再生操作が非常に簡単になる。
またコンテンツ・マーク表示手段は、音楽再生表示手段が対応する音楽コンテンツを再生しているときに、再生状態及び/または再生位置を視覚によって確認できるようにコンテンツ・マークを変化させる機能を有しているのが好ましい。このような機能があれば、再生途中で再生を継続するか中止するかの判断を迷わずに行うことができる。またこの場合において、コンテンツ・マークにはポインタで操作されると再生中の音楽コンテンツの再生位置を強制的に変更する指令を発生する再生位置変更指令ノブを設けるのが好ましい。このようにすると、再生位置変更指令ノブの位置変更により、短い時間で未知の音楽コンテンツの概要を試聴することが可能なる。その結果、編集作業の時間を短くすることも可能である。
さらに検索結果表示手段に、検索結果表示領域に線状の再生ポインタを表示し且つ移動させる機能と、複数のコンテンツ・マークが検索結果表示領域に並んでいる状態で、再生ポインタを移動させた結果、再生ポインタが複数のコンテンツ・マーク上に所定の状態で重なると、複数のコンテンツ・マークに対応する複数の音楽コンテンツを音楽再生表示手段に順次再生させる機能とを更に持たせるのが好ましい。このような再生機能を検索結果表示手段が持つと、検索結果表示領域に検索結果を複数のコンテンツ・マークの集合体として配置しておき、線状の再生ポインタを任意にまたは意図的に移動させておくことにより、再生結果を順次再生することができる。そのためこの機能を使えば、多連のCDチェンジャと同様に連続再生の効果を得ることができる。なおこの機能に加えて、検索結果表示手段に、再生ポインタを移動させた結果、再生ポインタが1つの代表マーク上に重なった状態になっても、1つの代表マークによって代表される1以上のコンテンツ・マークに対応する複数の音楽コンテンツを再生しない機能を付加してもよい。このような機能を付加すると、検索結果として表示画面に表示しているものでも選択的に再生の中止を指定することが可能になるので、ユーザの気分に応じてそのときに聞きたい検索結果だけを聞くことが可能になる。したがってユーザの使い勝手が向上する。
また音楽コンテンツの再生が終わった後に、再生が終わった音楽コンテンツと類似する音楽コンテンツを複数のコンテンツの中から選んで再生する類似音楽選択再生手段を更に設けてもよい。この類似音楽選択再生手段を設けておけば、忙しいときには、特にユーザが操作をすることなく、自分の好みに合った未知のコンテンツと遭遇することが可能になる。特に、類似音楽選択再生手段が、音楽コンテンツの再生が終わった後に、再生が終わった音楽コンテンツと類似する音楽コンテンツをマーク表示領域に表示されている複数のコンテンツ・マークに対応する複数のコンテンツの中から選んで再生する機能を有していると、マーク表示領域に表示する複数のコンテンツ・マークの種類を予め限定することにより、例えば、ジャズ音楽だけ、またはクラシック音楽だけに絞って未知の音楽コンテンツと遭遇することが可能になる。
なお類似音楽選択再生手段は、音楽コンテンツの特徴ベクトルを基準にして類似度を計算し、類似度に基づいて類似する音楽コンテンツを選ぶようにしてもよい。このようにすると比較的簡単に且つ類似するコンテンツを検索することができる。
また表示画面上に示された操作状況を再現できるデータをすべて記憶する過去データ記録手段と、過去データ記録手段に記憶されているデータに基づいて過去の状況を表示画面上に使用可能な状態で再生する過去データ再生手段とを更に備えていてもよい。これらの手段を設ければ、過去の検索結果にいつでもアクセスすることができるので、忙しいときや、もう一度過去の検索結果を再生したいと思ったときに、いつでも過去の検索結果を再生することができる。
また過去データ再生手段は、表示画面上に表示されてポインタにより操作され、過去を相対時刻指定するためのスライダ及び/または過去の年月日及び時刻を指定するためのスライダを備えているのが好ましい。このようにするとポインタによる操作だけで、過去の検索結果に大まかにまたは正確にアクセスすることができる。
音楽コンテンツを対象とした場合に、本発明の装置によれば、山積みになった音楽CDの中から何となく手に取った1曲を、気に入ったときに、それに似た雰囲気の曲を次々と自分で手にとって聴くような操作をしたいというユーザの願望を実現できる。また好みの曲順で音楽を聴きたいときに、机の上でCDを積み上げたり並び替えたりするのと同じぐらい高い自由度で、楽曲の再生順を検討したいというユーザの願望も実現することができる。さらに過去のある時点(例えば、想い出に残っている日)に自分が聴いていた曲順を再現して、今、聴いてみたいというユーザの願望も実現することができる。
なお本発明のコンテンツ検索表示方法では、多数のコンテンツが蓄積されたコンテンツ蓄積手段を準備するコンテンツ蓄積手段準備ステップと、ユーザにより操作される検索条件指定手段を用いて検索条件を指定する検索条件指定ステップと、ユーザにより指定された検索条件に基づいて、多数のコンテンツの中から検索条件を少なくとも一部満たすコンテンツを検索するコンテンツ検索ステップと、コンテンツ検索ステップで検索した結果を表示する検索結果表示ステップとを実行する。そしてコンテンツ検索ステップでは、検索中における検索条件指定手段の操作状態を検出する操作状態検出ステップと、操作状態検出ステップで検出した操作状態に応じて検索の途中で検索条件の追加及び/または変更をする条件追加変更ステップと、ユーザにより指定された検索条件並びに条件追加変更ステップにより追加及び/または変更された検索条件に基づいて検索した結果を累積的に蓄積する検索結果蓄積ステップとを実行する。
また多数のコンテンツが蓄積されたコンテンツ蓄積手段からコンピュータを用いてコンテンツを検索して表示することをコンピュータに実行させるための本発明のプログラムは、ユーザにより操作される検索条件指定手段を用いて検索条件を指定する検索条件指定機能と、ユーザにより指定された検索条件に基づいて、多数のコンテンツの中から検索条件を少なくとも一部満たすコンテンツを検索するコンテンツ検索機能と、コンテンツ検索機能を実行して検索した結果を表示する検索結果表示機能とをコンピュータに実行させるように構成されている。そして更に、本発明のプログラムは、コンテンツ検索機能が、検索中における検索条件入力手段の操作状態を検出する操作状態検出機能と、操作状態検出機能の実行により検出した操作状態に応じて検索の途中で検索条件の追加及び/または変更をする条件追加変更機能と、ユーザにより指定された検索条件並びに条件追加変更機能の実行により追加及び/または変更された検索条件に基づいて検索した結果を累積的に蓄積する検索結果蓄積機能とを含むように構成されている。
本発明によれば、ユーザが操作する検索条件指定手段の操作状況が、検索条件を追加及び/または変更するため、検索過程において、検索条件指定手段を操作することにより、ある検索条件に沿った予期しない未知のコンテンツに遭遇する機会を得ることができる。
以下図面を参照して本発明の好ましい実施の形態の一例を詳細に説明する。図1は本発明のコンテンツ検索表示方法を実施するコンテンツ検索表示装置を一般的なパーソナルコンピュータ1を利用して実現する場合のハードウエア構成を示す図である。パーソナルコンピュータ1のディスプレイ3が、後述する検索結果表示手段19の表示画面21を構成し、パーソナルコンピュータ1のスピーカ5が検索結果表示手段の音楽再生表示手段24の音響表示部を構成する。またマウス7が後述する検索条件指定手段15の入力手段を構成している。この例では、コンパクト・ディスク9に保存された本発明の実施の形態のコンテンツ検索表示用のプログラム及び多数のコンテンツが、パーソナルコンピュータ1にインストールされる。なおインターネット経由で、プログラム及びコンテンツをインストールしてもよいし、コンテンツはインターネットに接続されているデータベースから逐次入手するようにしてもよいのは勿論である。
図2は、コンテンツ検索表示装置11を、パーソナルコンピュータ1内にインストールした本発明のプログラムによって実行した場合にパーソナルコンピュータ1のハードウエアと共に構成される各機能実現手段の構成を概念的に示すブロック図である。また図3は、本発明のプログラムの一実施の形態のアルゴリズムを示すフローチャートである。なお以下の説明においては、コンテンツ検索表示装置11を構成する各手段では、本発明のコンテンツ検索表示方法のステップ及びプログラムの機能が実行されている。本実施の形態のコンテンツ検索表示装置11は、多数のコンテンツが蓄積されたコンテンツ蓄積手段13と、ユーザにより操作されて検索条件を指定する検索条件指定手段15と、コンテンツ検索手段17と、検索結果表示手段19とを少なくとも備えている。
検索結果表示手段19は、表示画面21と画面駆動手段23と、音楽再生表示手段24とから構成されている。またコンテンツ検索手段17は、操作状態検出手段25と、条件追加変更手段27と、検索結果蓄積手段29、実際の検索を実行するコンテンツ検索実行手段31と、コンテンツ・マーク表示手段32とを少なくとも備えている。
コンテンツ蓄積手段13は、本実施の形態の場合には、ユーザが使用するパーソナルコンピュータ1内に構築される。しかし前述のように、このコンテンツ蓄積手段13は外部にあってもよく、さらにインターネット等の通信手段を介してアクセス可能なデータベース等であってもよい。なお検索の対象とするコンテンツには、音楽コンテンツ、書籍コンテンツ、映像コンテンツ、画像コンテンツ等の種々のコンテンツが含まれる。特に、以下に説明する本実施の形態では、音楽コンテンツの検索と再生表示とを行うことを例にして説明する。
また検索条件指定手段15は、具体的には、パソコンのマウス、ペン式入力装置、キーボード等の入力手段と、画面上に表示されるポインタP(図4参照)及びポインタPを移動させる駆動手段等を含むものである。本実施の形態では、マウス7を入力手段として用いている。検索条件指定手段15により検索条件を指定する態様及び方法は任意である。本実施の形態では、表示画面21上を移動するポインタPを特定の画像上でクリックすることにより、そのクリック先の画像に関係する検索条件が指定される(本発明の方法の検索条件指定ステップ:本発明のプログラムの検索条件指定機能の実行)。すなわち後に説明するコンテンツに対応するコンテンツ・マーク(画像)をクリックすることにより、そのコンテンツ・マークで代表されるコンテンツが備えている条件(例えば、ポップス;明るい;テンポが速い;演奏のみ;アーティストの性別等の条件)が指定されることになる。
コンテンツ検索手段17は、ユーザにより指定された検索条件に基づいて、多数のコンテンツの中から検索条件を少なくとも一部満たすコンテンツを検索する(コンテンツ検索ステップ:コンテンツ検索機能の実行)。検索条件を全て満たすようにしてもよいが、本実施の形態では、未知のコンテンツとの遭遇の機会を増やすためには、一部の検索条件を満たすものも検索できるようにしている。また検索結果表示手段19は、コンテンツ検索手段17が検索した結果を表示画面21上に表示する。表示態様は画像でも、音響でも、またその両者でもよく、その態様は特に限定されるものではない。本実施の形態では、検索結果を表示画面21に表示し、その再生を音楽再生表示手段24で行う。
コンテンツ検索手段17の操作状態検出手段25は、検索中における検索条件指定手段15の操作状態、この例ではマウス7(図1)の動作と連動して表示画面21上を動くポインタPの動作状況を検出する(操作状態検出ステップ:操作状態検出機能の実行)。この例では、例えば表示画面21上のポインタPの動く経路、ポインタPと表示画面21上の画像との位置関係などを操作状態として検出する。
条件追加変更手段27は、操作状態検出手段25が検出した操作状態に応じて検索の途中で検索条件の追加及び/または変更をする(条件追加変更ステップ:条件追加変更機能の実行)。ここで検索条件の追加には、最初に指定した検索条件の全部に別の検索条件を追加する場合や、一部の検索条件に別の検索条件を追加する場合が含まれる。また検索条件の変更には、最初に指定した検索条件の全部を別の検索条件に変更する場合や、一部の検索条件を別の検索条件に変更する場合が含まれる。コンテンツ検索実行手段31は、検索条件に従って予め定めた態様で検索を実行する。なお本実施の形態における検索の態様については、後に具体的に説明する。
そして検索結果蓄積手段29は、ユーザにより指定された検索条件並びに条件追加変更手段27により追加及び/または変更された検索条件に基づいて検索した結果を累積的に蓄積する(検索結果蓄積ステップ:検索結果蓄積機能の実行)。検索結果蓄積手段29には、検索条件の如何にかかわらず、検索動作が行われている間に検索された結果が累積的に蓄積される。したがって検索結果蓄積手段29には、検索条件が変わるごとに、異なった条件を満たすコンテンツに関する検索結果が蓄積される。検索結果蓄積手段29に蓄積されるデータは、検索されたコンテンツを最終的に表示(画像の再生、音楽の再生等)できるものであれば、どのような種類・形式のデータであってもよい。すなわちリストであっても、また実際のコンテンツであってもよい。リストであれば、そのリストに基づいて、コンテンツ蓄積手段13から対応するコンテンツを読み出して、これを再生すればよい。検索された結果は、検索結果表示手段19によって再生される。本実施の形態では、音響コンテンツであるため、検索されたリストに相当する検索結果が表示画面21に表示され、音響コンテンツの再生は音楽再生表示手段24により行われる。なお検索結果の表示態様及び音響コンテンツの再生動作については、後に詳しく説明する。
コンテンツ・マーク表示手段32は、表示画面21上に複数のマーク表示領域を設定する。図4は、音楽コンテンツを検索対象とする場合の表示画面21の一例を示している。図4に示すように、コンテンツ・マーク表示手段32は、コンテンツ蓄積手段13に蓄積された多数のコンテンツにそれぞれ対応する複数のコンテンツ・マークCMを、予め定めた基準に従って3つの複数のマーク表示領域A乃至Cに順次表示する(コンテンツ・マーク表示ステップ:コンテンツ・マーク表示機能の実行)。ここでコンテンツ・マークCMとは、コンテンツに対応していることを表示できるマークである。本実施の形態の場合には、1曲の音楽が録音されている1枚のコンパクト・ディスクの形状に模した図形とその図形の中に記載した文字とによりコンテンツ・マークCMを構成している。なお表示が小さいため、文字の表示については省略してある。3つのマーク表示領域A乃至Cには、それぞれの領域に表示するコンテンツ・マークCMの基準を定めるための基準設定手段の調整スライダMS1乃至MS3が表示してある。この実施の形態では、各調整スライダMS1乃至MS3をポインタPで操作して各マーク表示領域A乃至Cに表示するコンテンツ・マークCMの表示量または放出量(予め定めた基準)を調整する。図4に示す調整スライダMS1の状態は、放出量を絞り込んだ状態を示しており、調整スライダMS2は放出量を中間にした状態を示しており、調整スライダMS3は放出量を最大にした状態を示している。放出量に応じて、3つのマーク表示領域A乃至Cに放出されるコンテンツ・マークCMの量は、図4に示すように制限または調整されている。調整スライダは、水道の蛇口のバルブと同じ役目を果たしている。本実施の形態では、調整スライダMS1乃至MS3は、マーク表示領域A乃至Cに表示する単位時間当たりのコンテンツ・マークの数等を定めている。なお表示画面21の領域Dは、後に説明する検索結果表示領域である。図5(A)乃至(C)には、調整スライダMS1乃至MS3の調整量をそれぞれ変えた場合に、3つのマーク表示領域A乃至Cに表示されるコンテンツ・マークCMの表示状態をそれぞれ示している。
図6(A)乃至(D)に、時間が経過したときの1つのマーク表示領域Aにおける表示の変化を順番に示すように、1つのコンテンツ・マークCM1は、時間の経過とともに、調整スライダMS1の下に表示した出口OUTから下に向かって流れるように移動する。そして下側に設けた入り口INに入ると表示画面21から消滅する。例えば、マーク表示領域Aに対応して用意された音楽コンテンツが3000曲分あるとすると、3000個のコンテンツ・マークCMが出口OUTから入り口INに向かって繰り返し順番に流れるように移動している。
本実施の形態では、操作状態検出手段25が、表示画面21上を動くポインタPと3つのマーク表示領域A乃至Cに表示される複数のコンテンツ・マークCMとの係わり合いに基づいて、操作状態を検出するように構成されている。本実施の形態のように、コンテンツ・マーク表示手段32が、マーク表示領域A乃至Cに表示される複数のコンテンツ・マークCMを、所定の間隔をあけて各マーク表示領域上を一方の方向から他方の方向に移動するように表示し、ポインタPを移動させて、コンテンツ・マークCMとポインタPとを係わらせるようにすると、ポインタPとの係わり合いに、偶然性を持たせることができる。
本実施の形態では、図7(B)に示すように、ポインタPが有効状態(通常、クリックされた状態)になっている場合で、例えばポインタPを移動して、マーク表示領域Aにある一つのコンテンツ・マークCMと重なるようにすると、初めて重なったコンテンツ・マークCMに対応するコンテンツが検索対象となる。すなわち最初にクリックされたコンテンツ・マークCMに付随する検索条件に基づいて、その検索条件の全部または一部を満たすコンテンツを検索することになる。なお本実施の形態では、図7(C)に示すように、ポインタPが有効状態になる前に、コンテンツ・マークCMと触れると、そのコンテンツ・マークCMを拡大できる。コンテンツ・マークCMが拡大されると、その表面に記載したアーティスト名(ABC)と楽曲名(My Life)を視覚によって確認することができるようになる。したがって選択前に、コンテンツ・マークCMに対応するコンテンツの内容を確認することができる。そして条件追加変更手段27は、ポインタPの移動に伴って、ポインタPがあるマーク表示領域上にあるときには、そのマーク表示領域に表示され且つ有効状態にあるポインタPと重なる複数のコンテンツ・マークCMに対応する複数のコンテンツが検索対象となるように検索条件を追加及び/または変更する。
次に図8(A)乃至(D)を用いて検索動作(検索方法:検索機能)の一例を説明する。まずポインタPが一つのマーク表示領域A上にある1つのコンテンツ・マークCM1の上にあるときに、ポインタPを有効状態にして、この1つのコンテンツ・マークCMに対応する1つのコンテンツと関係する他のコンテンツを検索することをユーザによる検索条件として指定する。なおこのときポインタPに1つのコンテンツ・マークCM1が付着した状態になる。次に図8(B)に示すように、ポインタPを隣のマーク表示領域Bに移動させる。このポインタPの動作は、操作状態検出手段25によって検出され、条件追加変更手段27は検索条件を追加及び/または変更する。例えば、マーク表示領域Bを流れるコンテンツ・マークCMに対応するコンテンツのみを検索対象とする検索条件が追加される。またマーク表示領域Bが特定のジャンルに限定されていれば、検索条件のジャンルが変更されたことを意味する。マーク表示領域Bにおいては、検索条件の全部または一部を満たす未知のコンテンツCM2とポインタPまたはポインタPに付着したコンテンツ・マークCM1が重なると、コンテンツ・マークCM2がポインタPに付着したコンテンツ・マークCM1に付着した状態になる。さらに図8(C)に示すように、ポインタPをマーク表示領域Cに移動すると、ポインタPの動作は、操作状態検出手段25によって検出され、条件追加変更手段27は検索条件を追加及び/または変更する。すなわちマーク表示領域Cを流れるコンテンツ・マークCMに対応するコンテンツのみを検索対象とする検索条件に変更される。マーク表示領域Cにおいて、検索条件の全部または一部を満たす未知のコンテンツCM3とポインタPまたはポインタPに付着したコンテンツ・マークCM1及びCM2が重なると、コンテンツ・マークCM3がポインタPに付着した1つのコンテンツ・マークCM1及びCM2に付着した状態になる。図8(D)に示すように、本実施の形態では、付着するコンテンツ・マークCMは、付着した順番に自動的に並ぶ。なお検索条件の判定は、コンテンツ検索実行手段31が行う。そして検索結果は、検索結果蓄積手段29に累積的に蓄積される。そしてコンテンツ・マークCMの並べ換えは、検索結果編集手段33が行う。上記の表示画面21上の表示動作の処理は、検索結果表示手段19により実行される。
図9(A)乃至(C)は、検索条件が満たされない場合の検索過程を示している。図9(A)に示すように、マーク表示領域Aで選択したコンテンツ・マークCM1をマーク表示領域Bに移動しても、マーク表示領域B及びCを流れるコンテンツ・マークCMに対応するコンテンツに検索条件を満たすものが無ければ、マーク表示領域Aで選択したコンテンツ・マークCM1に他のコンテンツ・マークCMが付着することはない。このような場合には、例えば、条件追加変更手段27に、ポインタPをあるコンテンツ・マークCMと重なった状態で、細かく左右に振って動かして、n回コンテンツ・マークCMに接触させた場合には、その回数nに応じて、そのコンテンツ・マークCMを強制的に追加することができるようにする(または、そのコンテンツ・マークに対応するコンテンツに付随する検索条件が追加できるようにする若しくはその検索条件と従前の検索条件の共通条件だけを検索条件とする変更をする)等の機能を付加してもよい。検索条件の追加及び/または変更要件の機能の内容は任意であり、種々考えることができる。このようにすると表示画面を見ながら、コンテンツの検索状況が悪い場合に、ポインタPの操作状態(動かし方)を変えることにより、コンテンツ検索条件の追加または変更をすることができる。
本実施の形態によれば、ユーザは検索状況を一目瞭然の状態で視覚で確認できる。そのため検索過程で集まっているコンテンツの数をコンテンツ・マークの数を数えることにより確認して、検索の継続または中止を決定できる。したがってこのようにすればユーザの意志で、検索結果の件数を制限することが可能になる。また本実施の形態のように検索と表示とを行うと、ポインタPの動かし方によって、ユーザの意図で未知のコンテンツから検索対象を決定できる。その結果、本実施の形態によれば、通常であれば検索システムでのみ定める検索条件を、ユーザによるポインタPの操作によって変更することができる。その結果、未知のコンテンツとの遭遇にユーザの意志を関与させることが可能になって、未知のコンテンツとの遭遇の機会が更に高まる。
また検索結果表示手段19は、図10に示すように、表示画面21上に検索結果を表示する検索結果表示領域Dを設定する機能と、検索により集めた1以上のコンテンツに対応する1以上のコンテンツ・マークを検索結果表示領域Dに検索結果Rとして画像表示する機能とを有している。検索結果表示手段19がこのような機能を有していれば、一つの表示画面21上で検索操作の確認と前の検索結果Rの確認をすることができる。また検索結果Rを、ポインタの移動操作だけで簡単に表示画面上に表示させることができ、操作性が著しく向上する。本実施の形態では、図11に示すように、検索により集めた複数のコンテンツ・マークをポインタのクリックにより、その並び方と表示態様を変更することができる。本実施の形態では、1以上のコンテンツ・マークから構成される検索結果を拡大して、検索結果表示領域Dに表示することができる。なお本実施の形態では、検索した1以上のコンテンツ・マークを、最初は、検索された順番に横並びに表示することを原則とする。この横並びに並んだ1以上のコンテンツ・マークは、いわゆるプレイリストとなる。そして図11に示すように、表示態様として、例えば、プレイリスト中の焦点となるコンテンツ・マークを大きく表示し、その他のコンテンツ・マークを焦点となるコンテンツ・マークとの並びの近さや類似度に応じて大きさを変えて表示することもできる。
図12(A)及び(C)に示すように、本実施の形態では、このプレイリスト中のコンテンツ・マークの列に別のコンテンツ・マークを挿入したり(A)、順番を入れ替えたり(B)、削除したり(C)することができる。これらの編集は、検索結果編集手段33の機能により実行することができる。さらに本実施の形態では、図13に示すように、横並びの検索結果の表示を縦並びに変更することも検索結果編集手段33の機能により行うことができる。なお縦並びに表示する場合には、焦点となる最初のコンテンツ・マークとの類似度が高い順番にコンテンツ・マークが並ぶように表示してもよい。このように検索結果編集手段33に、検索結果に含まれる複数のコンテンツ・マークの一つのコンテンツ・マークが選択されると、選択された1つのコンテンツ・マークに対応する1つのコンテンツと、1つのコンテンツ・マークを除くその他のコンテンツ・マークに対応するその他のコンテンツとの類似度を判定して、1つのコンテンツ・マークを先頭にしてその他のコンテンツに対応するその他のコンテンツ・マークが類似度の高い順番に並ぶ複数のコンテンツ・マークの複製物を作り、この複製物を検索結果と区別できる態様で表示する機能を持たせてもよい。なおこの複製物は、いわゆるコピーである。複製物の表示をする場合には、選択した1つのコンテンツ・マークを複製せずにそのまま使用し、その他のコンテンツ・マークの複製物を、検索結果の複数のコンテンツ・マークが並ぶ方向とは異なる方向に(例えば前述の縦方向に)並べるように表示してもよい。
また図10に示すように、検索結果表示手段19の検索結果編集手段33は、1以上のコンテンツ・マークを検索結果表示領域Dに検索結果Rとして画像表示することと、1つの代表マークRCMにより1以上のコンテンツ・マークを代表して画像表示することとを選択的に実施する機能を更に備えている。このような機能を検索結果表示手段19の検索結果編集手段33が持っていると、直ぐに検索結果を使用しない場合には、代表マークRCMを表示画面に表示させておくことにより、狭いスペース内に数多くの検索結果を表示させておくことができる。そして必要になったときに代表マークRCMから1以上のコンテンツ・マークへの表示変更を行えばよい。
本実施の態様は、音楽コンテンツを検索表示の対象とするため、検索結果表示手段19は、音楽コンテンツを再生する音楽再生表示手段24を備えている。そして検索結果表示手段19は、検索結果表示領域Dに表示された1以上のコンテンツ・マークから選択した1つのコンテンツ・マークをポインタPを用いてクリックすると、選択したコンテンツ・マークに対応する音楽コンテンツを音楽再生表示手段24により再生するように構成されている。このように構成すれば、表示画面21に表示された音楽コンテンツの検索結果を、コンテンツ・マークのクリックだけで再生することができ、音楽の再生操作が非常に簡単になる。
またコンテンツ・マーク表示手段32は、音楽再生表示手段24が対応する音楽コンテンツを再生しているときに、再生状態及び/または再生位置を視覚によって確認できるようにコンテンツ・マークを変化させる機能を有している。図14に示すように、コンテンツ・マークCMにはポインタPで操作されると再生中の音楽コンテンツの再生位置を強制的に変更する指令を発生する再生位置変更指令ノブNを設けてある。この再生位置変更指令ノブNは、再生の進行に伴ってコンテンツ・マークCMの外周を移動する。コンテンツ・マークCMの外周をノブNが一周すると一曲が終了するように、曲の長さとノブNがコンテンツ・マークCMの外周を回る速さとが対応関係を持つようになっている。再生中に、再生位置変更指令ノブNの位置を破線で示したように変更すると、再生中の音楽コンテンツの再生位置が変わる。その結果、短い時間で未知の音楽コンテンツの概要を試聴することが可能なる。その結果、編集作業の時間を短くすることも可能になる。
さらに検索結果表示手段19は、図15に示すように、検索結果表示領域Dに線状の再生ポインタLPを表示し且つ移動させる機能と、複数のコンテンツ・マークが検索結果表示領域に並んでいる状態で、再生ポインタLPを移動させた結果、再生ポインタLPが複数のコンテンツ・マーク上に所定の状態で重なると、複数のコンテンツ・マークに対応する複数の音楽コンテンツを音楽再生表示手段24に順次再生させる機能とを更に有している。音楽コンテンツの再生は、横に並んだ複数のコンテンツ・マークの最も左側に位置するコンテンツ・マークに対応する音楽コンテンツから、最も右側に位置するコンテンツ・マークに対応する音楽コンテンツまで順番に再生される。また本実施の形態では、再生中は、図15(B)に示すように、再生中のコンテンツ・マークを拡大して示し、さらに再生中のコンテンツ・マークの外側に波紋のような表示を付加している。
これらの機能は、具体的には画面駆動手段23が備えている。したがって本実施の形態では、画面駆動手段23から音楽再生表示手段24に音楽再生開始指令が出力される。音楽再生表示手段24は、音楽再生開始指令を受けると、コンテンツ・マークに対応するコンテンツをコンテンツ蓄積手段13から読み出して再生を開始する。このような再生機能を検索結果表示手段19が持つと、検索結果表示領域Dに複数のコンテンツ・マークの集合体として配置しておき、線状の再生ポインタLPを任意にまたは意図的に移動させることにより、再生結果を順次再生することができる。本実施の形態では、検索結果表示手段19の画面駆動手段23が、再生ポインタLPを移動させた結果、再生ポインタLPが1つの代表マークRCM上に重なった状態になっても、1つの代表マークRCMによって代表される1以上のコンテンツ・マークに対応する複数の音楽コンテンツは再生させない指令を出す機能を有している。図16(A)乃至(D)は、複数の検索結果が検索結果表示領域Dに表示されている場合に、再生ポインタLPが上から下に向かって自動的に移動する過程で、各コンテンツ・マークが再生される様子を示している。
本実施の形態の音楽コンテンツを対象とするコンテンツ検索表示装置によれば、「何か聴きたい」「思い通りに聴きたい」というユーザの希望をかなえることができる。上記の各機能またはステップを、実際の製品化を考慮した別の観点から説明する。上記実施の形態で実施されている技術の中心を構成する大きな考え方を以下の説明では、「流し楽曲」機能、「類似くっつき」機能、「メタプレイリスト」機能と表現する。
最初に「流し楽曲」機能について説明する。この機能は、ユーザの持つ音楽コレクション(「音楽コレクション」とは、ユーザが聴くことが可能なあらゆる楽曲の集合を意味する。例えば、携帯型音楽プレーヤや個人の計算機上に収納した楽曲群や、聴き放題の定額制音楽配信サービス上の楽曲群を指す)の各楽曲に対応する円盤またはDisc(上記のコンテンツ・マークCMに該当)を、画面上で上から下へと流れていくように順々に示す機能である。ユーザは、山積みになったCDの中から何となく1枚を手に取る気軽さで、円盤を選択してその曲を聴くことができる。これは、特に「この曲を聴きたい」という明確な要求がないときに、多様な楽曲と何気なく出会う手段として有効である。
この「流し楽曲」機能では、放送、推薦、階層構造のいずれでもないような、従来にない柔軟な「楽曲との出会い」を実現することができる。先に説明した図4のように、上部の三つの長方形の供給元即ち出口(「蛇口」)から、各楽曲に対応するコンテンツ・マークが次々と放出されて、真っ直ぐ下へと等速で流れていく(蛇口は横幅が広いので、コンテンツ・マークは横方向に散らばって落ちる)。各蛇口は、それぞれ異なる雰囲気の曲を放出するように設計する。各コンテンツ・マークは、画面最下部(「Ground」)に流れ着くと消える。ここでユーザは、流れているコンテンツ・マークの中から、マウス操作(あるいはペン操作やタッチパネル操作)によって興味のあるコンテンツ・マークをドラッグして取り出し、聴くことができる。マウスポインタを重ねる(ロールオーバーする)とコンテンツ・マークは大きくなり、図14のようにアーティスト名と曲名が表示される(なお入手可能ならばジャケット写真を表示してもよい)。
ここで、各蛇口とコンテンツ・マークは、曲の雰囲気を反映した色で着色するようにしてもよい。この場合には、出口OUTにもコンテンツ・マークに似た色を付ける。このようにすると、色の類似度が楽曲の類似度に関連しているため、あるコンテンツ・マークに対応する音楽コンテンツを試聴して気に入ったら、その色を参考に他の曲を選ぶことができるようになる。
次に「類似くっつき」機能について説明する。この機能は、流れから取り出したコンテンツ・マークを持って、流れている他のコンテンツ・マークに接触させることにより、雰囲気の似たコンテンツに対応するコンテンツ・マークだけを選択的に次々とくっつけることができる機能である。一種の類似楽曲検索とも言える。従来のように類似曲をリストアップする検索ではなく、流れている楽曲群の中から、ユーザの意志で類似した曲を拾い集めることができる点が大きく異なる。つまり、この機能によって、ユーザが主体的に何となく手に取るような操作をしつつ「楽曲との出会い」が可能になる。
ここで、コンテンツ・マークとコンテンツ・マークの「くっつきやすさ」は、両者に対応する音楽コンテンツの楽曲の雰囲気の類似度に応じて異なるように設計することができる。類似度の高いコンテンツに対応するコンテンツ・マーク同士は一回の接触でくっつくが、類似度の低いコンテンツに対応するコンテンツ・マーク同士は数回接触させないとくっつかない(最終的には必ずくっつく)。これにより、ポインタでドラッグするコンテンツ・マークをコンテンツ・マークの流れの中でどう漂わせるかによって、追加選択する曲の類似度の範囲を容易に調整できる。
「類似くっつき」機能によってコンテンツ・マークをくっつけていくと、図11の左側の図のようなコンテンツ・マークの連なりが形成される。これを「コンパクトモード」と呼ぶ。ここで、先頭のコンテンツ・マークをダブルクリックすると、図11の右側の図のように横一列にDiscが整列する。これを「メンテナンスモード」と呼ぶ。このモードでは、ポインタPを重ねたコンテンツ・マークに焦点が当たり、そのコンテンツ・マークは大きくなる(両隣も若干大きくなる)。
メンテナンスモードに入ると、各コンテンツ・マークに図14の部品が描かれ、以下の機能を実行できる。
[再生制御]
コンテンツ・マークMCの再生エリアaをダブルクリックすると、そのコンテンツ・マークCMに対応する音楽コンテンツの再生が開始され、再生中はコンテンツ・マークCMから近傍に波紋が広がるアニメーションを表示し続ける。楽曲の末尾まで再生すると、自動的に次のコンテンツ・マークCMに対応する音楽コンテンツの再生に移る。再生中にダブルクリックすると再生を停止する。
[再生位置スライダ]
コンテンツ・マークCMの円盤外周には、通常の音楽再生プレーヤに用意されているような再生位置スライダが埋め込まれている。12時の方向から時計回りに一周が一曲の長さに対応しており、任意の場所をクリックするとそこから再生できる。
[縮小]
コンテンツ・マークCMの円盤中央の縮小エリアcをダブルクリックすると、コンパクトモードに切り替わる。
[ソート]
コンテンツ・マークCMの円盤下部のソートエリアdをダブルクリックすると、
図13の右側に示した「ソートモード」に切り替わる。先頭のコンテンツ・マークを基準に、連なっている他のコンテンツ・マークの複製が出現して、楽曲の雰囲気の類似度順に縦に並んでぶら下がる。複製されたコンテンツ・マークはソートモードが終了すると消える。
本実施の形態では、複数のコンテンツ・マークの連なり自体が既に高機能なプレイリスト(再生曲順指定)となっている。もし、従来の音楽再生プレーヤでザッピング(そのときどきの気分で自在に楽曲をいったりきたりする聴き方)をしようと思うと、プレイリスト中の曲名をダブルクリックして選択した後に、離れた場所の再生位置スライダ上の所望の位置をクリックして聴くという、2段階の手順を繰り返す必要があった。それに対して、本実施の形態のソートモードでは、再生中にポインタ(焦点)を移動させるだけで、次々と楽曲が自動再生される(新たな再生開始操作は不要である)。この焦点の移動と同時に外周の再生位置スライダb(図14)をクリックすると、楽曲の選択と楽曲中の再生位置の指定が一連の操作で同時にでき、かつてないスムーズなザッピングが可能になる。
以上の「類似くっつき」機能を使うと、気ままにコンテンツ・マークを画面上からドラッグしながら次々とプレイリストを作成し、表示画面の検索結果表示領域D上に置くようになる。すると、ユーザはプレイリスト内の曲を聴くだけでなく、今度はプレイリスト同士の再生順も考えるようになる。そこで、次の「メタプレイリスト」機能でこれを実現する。
次に「メタプレイリスト」機能について説明する。
本機能は、あたかも机の上でCD群を並べ替えるかのように、画面上に適当に置いたプレイリスト(コンテンツ・マークの連なり)を再配置して、再生順序を指定できる機能である。これは、画面全体をさらにメタなプレイリストと捉え直し、画面上にある複数のプレイリストを上から下へ順番に再生することで実現する。本機能のための画面全体の再生ポインタは、前述の図15に示した水平な直線(「再生バー」)で描かれる。
画面下端に落ちている再生ポインタLPは、左端のつまみeをマウスでドラッグして、自由に(例えば、画面上端へ)持ち上げることができる。すると、持ち上げられた位置から落下し、再生バーが各プレイリスト(コンテンツ・マークCMの連なり)に接触する度にその一連の曲を再生する。ただし、コンパクトモードのプレイリスト(代表マークRCM)は再生されない。
ここで、再生順に影響するのは画面の縦方向の位置関係のみで、横方向は同じ高さにない限り再生順には影響しないので、ユーザはその配置を自由な目的で使えることが重要である。これにより、例えば、複数のプレイリスト間の再生順を悩んでいて試行錯誤したいときには、それらを適当に横に並べておき、個々をちょっと上げたり下げたりして上下関係を変えて、再生バーによる試し聴きができる。あるいは、左の方は派手な音楽、右の方は静かな音楽、のようにユーザ独自のルールでプレイリストを配置しても良い。とりあえず今聴かないプレイリストは、コンパクトモードにしておけば再生の邪魔にならないので、削除せずに気軽に画面上に置いておける。
このように本機能は、プレイリストと呼ばれる楽曲グループを自在に入れ替えながら、さらにメタなプレイリストを作るという、かつてなかった自由度の高いプレイリストの編集を可能にする。もし、こうしたグループ単位での入れ替えを従来の音楽再生プレーヤ上で操作しようと思うと、複数を選択して挿入する操作を繰り返す必要があった。
本実施の形態によれば、グループを画面上に個々のプレイリストとして配置でき、再生順を変えてもそれらの横方向の位置関係を変えずにすむため、位置の記憶も利用しながらこうした試行錯誤を直感的にできる利点がある。
こうしたプレイリストの編集は、単なる順番の並べ替えというよりは、ユーザが能動的に音楽に関わる創造的な音楽の楽しみ方の一つと言える(プレイリストの重要性は、アーティストがアルバム中の曲順にこだわったり、各自の作ったプレイリストを見せ合うWWWサイトが活発であることからもわかる)。
ユーザが、「流し楽曲」「類似くっつき」機能によって新たな音楽と出会ったり過去に聴いた音楽と再会したりし、「メタプレイリスト」機能によって試行錯誤しながらプレイリストを作るようになると、もはや本実施の形態のコンテンツ検索表示装置上で音楽を聴く行為が日常となり、「この装置上で再生した楽曲≒音楽を聴いた経験」になる。そこで、過去にどんな曲を聴いていたかを知りたくなったら、過去にどんな再生をしていたかを調べればわかるようにすると便利である。本実施の形態では、これを「タイムマシン」機能と名付けている。
具体的には、図2に示すように、表示画面上に示された操作状況を再現できるデータをすべて記憶する過去データ記録手段35と、過去データ記録手段35に記憶されているデータに基づいて過去の状況を表示画面上に使用可能な状態で再生する過去データ再生手段37とを更に備えている(過去データ記録ステップ:過去データ記録機能の実行)。過去データ再生手段37からの指令は、画面駆動手段23及び音楽再生表示手段24へと入力される。これらの手段を設ければ、過去の検索結果にいつでもアクセスすることができるので、忙しいときや、もう一度過去の検索結果を再生したいと思ったときに、いつでも過去の検索結果を再生することができる。
また過去データ再生手段37は、表示画面21上に表示されてポインタにより操作され、図17に示すように、過去を相対時刻指定するための巻き戻しスライダSD1及びまたは過去の年月日及び時刻を指定するための日時指定スライダSD2を備えている。実際には、表示画面21にこれらのスライダSD1及びSD2が操作可能に表示される。図18(A)に示すように、画面左上の時計のマークをポインタでクリックすると、図18(B)に示すような画面になる。図18(B)の状態で、時計のマークをクリックすると図18(A)の状態に戻る。
「タイムマシン」機能を搭載することにより、ユーザによる表示画面21上のすべての操作、画面の変化を記録し、過去の記録を自在に閲覧しながら、いつでも過去の好きな時点に戻ることができる。そのためあたかもタイムマシンに乗って過去に戻ったかのように、その時点での装置の画面を再現し(過去に聴いていた状態を現在に呼び戻し)、そこから操作を続けることができる。また、過去の画面上にあるプレイリストの一部を、現在の画面にコピーすることもできる。図19は、これらのスライダSD1及びSD2の拡大図である。右側の図は、日時指定スライダSD2により日時を指定する際の表示を示している。日時指定スライダSD2では、年、月、日、時間の順で設定が順番に行われる。設定はスライドノブnを移動し、スライドノブをポインタでクリックすることにより行われる。
ここで巻き戻しスライダSD1は、現在を起点にして、秒単位で過去を相対時刻指定して移動するためのスライダである。作業の録画画面を巻き戻すかのように操作履歴を閲覧できる。また日時指定スライダSD2は、特定の日時(年、月、日、時、分)を指定して移動するためのスライダである。なおスライダ上で装置を起動していた区間だけ着色して表示するようにすると、操作していた日時を容易に見つけて戻ることができる。
このタイムマシン機能を設けると、今聴く曲やその曲順を試行錯誤して決める作業が容易になる。また前述の「流し楽曲」機能でドラッグして聞いてみたが、もっと良さそうな曲がないかと思って捨ててしまったり(Groundへ移動したり)、「類似くっつき」機能で一時的に結合した曲を、その時点では興味が持てずに捨ててしまっても、このタイムマシン機能があれば、いつでも復帰できるため後悔することはない。
また図2に示すように、音楽コンテンツの再生が終わった後に、再生が終わった音楽コンテンツと類似する音楽コンテンツを複数のコンテンツの中から選んで再生する類似音楽選択再生手段39を更に設けてもよい。この類似音楽選択再生手段39を設けておけば、忙しいときには、特にユーザが操作をすることなく、自分の好みに合った未知のコンテンツと遭遇することが可能になる。特に、類似音楽選択再生手段39が、音楽コンテンツの再生が終わった後に、再生が終わった音楽コンテンツと類似する音楽コンテンツをマーク表示領域A乃至Cに表示されている複数のコンテンツ・マークに対応する複数のコンテンツの中から選んで再生する機能を有していると、マーク表示領域A乃至Cに表示する複数のコンテンツ・マークの種類を予め限定することにより、例えば、ジャズ音楽だけ、またはクラシック音楽だけに絞って未知の音楽コンテンツと遭遇することが可能になる。
再生が終わって、類似音楽選択再生手段39で次に再生する曲を楽曲の類似度によって選択する場合には次のようにする。
1.楽曲から事前に特徴ベクトルを抽出しておく。
2.楽曲が再生し終わると、今まで再生していた楽曲と、再生対象となっている。楽曲との類似度を、特徴ベクトルを用いて計算する。
3.次に再生する楽曲は、ユーザが指定してある類似度の範囲に当てはまる楽曲が再生される。
4.指定範囲内に該当曲が複数ある場合、そのなかでランダムに曲が選ばれる。
5.指定範囲内に該当曲がない場合、再生していた楽曲にもっとも類似性が高い楽曲が再生される。
なお上記類似度の範囲の指定方法としては次のものが利用できる。
・特徴ベクトルを、主成分分析を用いて2次元に写像する。2次元に写像できればいいのでその方法は、自己組織化マップでもよいし、他の方法でもよい。
・上記平面上の座標を極座標表示に変換し、角度θを求める。これが類似度を求めるときに基準となる。
・類似範囲は任意に決めた角度αで、再生中の楽曲の角度θ±角度αに当てはまる角度θを持つ楽曲が次の再生対象となる。
また類似度の範囲の指定方法としては、次のものもある。
・再生中の楽曲の特徴ベクトルと再生可能なすべての楽曲コレクションとの類似度を求める。
・一番類似度が遠い楽曲が1になるように正規化する。
・0〜1までの任意の範囲を設定する。
・この範囲に含まれる楽曲が次の再生対象となる。
音楽コンテンツを対象とした場合に、本発明の装置によれば、山積みになった音楽CDの中から何となく手に取った1曲を、気に入ったときに、それに似た雰囲気の曲を次々と自分で手にとって聴くような操作をしたいというユーザの願望を実現できる。また好みの曲順で音楽を聴きたいときに、机の上でCDを積み上げたり並び替えたりするのと同じぐらい高い自由度で、楽曲の再生順を検討したいというユーザの願望も実現することができる。さらに過去のある時点(例えば、想い出に残っている日)に自分が聴いていた曲順を再現して、今、聴いてみたいというユーザの願望も実現することができる。
なお実際に本発明を実施した試験装置において行った、音楽コレクションの各曲に対する前処理と、各インタフェース機能の実装について説明する。まず前処理では、類似度の計算用の特徴ベクトルを各楽曲から抽出し、そのコンテンツ・マークの描画色(色相、彩度)を割り当てた。そして、曲名、アーティスト名、MP3サウンドファイル名、特徴ベクトル、描画色を列挙したXML形式の楽曲一覧ファイルを生成した。
なお実施上は、各楽曲の曲調を分析した特徴ベクトルとして、パワースペクトルの局所的な特徴量(セントロイド、ロールオフ、フラックス、ゼロクロス)の楽曲全体に渡る平均と分散(計8次元)、楽曲全体に渡るMFCCの平均(10次元)、音量の小さい区間の占める割合(1次元)、音高、ビートに関連した周期性を反映した特徴量(それぞれ5次元、6次元)の計30次元のベクトルを用いた。これらは、音楽ジャンル判別用ツールMARSYAS(G.Tzanetakis及びP.Cook著の“MARSYAS:A Framework for Audio Analysis,Organised Sound” ,Vol.4,No.30(2000))を利用して抽出した。
コンテンツ・マークの描画色(色相、彩度)は、特徴ベクトルを主成分分析した第一主成分p1、第二主成分p2のなす平面上に各曲を射影した座標から定めた。具体的には、上記平面上の座標を極座標表示に変換し、角度θを色相に、原点からの距離rを彩度に割り当てた。
インタフェース部分は、Macromedia社のFlash MX Professional 2004を用いて実装した。前処理で作成した楽曲一覧ファイルを読み込んで動作する。
まず、「流し楽曲」機能では、色相の角度θを120度ずつ3等分して3つの出口(蛇口)に割り当て、その色相の値を持つコンテンツ・マークを放出するようにした。放出間隔は、流れてくるコンテンツ・マークを拡大したときに他のコンテンツ・マークと重ならないように、調整スライダによって3秒〜10秒の範囲で調整可能とした。
次に、「類似くっつき」機能では、コンテンツ・マークとコンテンツ・マークの「くっつきやすさ」を、両者の色相の角度θから決定した。自分と相手の角度との差の絶対値が、0〜30度は1回、30〜80度は2回、80〜130度は3回、それ以上は4回でくっつくようにした。プレイリストの「ソートモード」では、類似度順にソートしてぶら下げる必要があるが、その類似度は前述の30次元ベクトルの余弦尺度と定義した。
最後に、「タイムマシン」機能は、過去の状況を再現するのに必要十分なスナップショット情報(画面上の全コンテンツ・マークと蛇口の内部状態、日時)を、起動中は常に1秒間隔で記録し続けることで実現した。
試験装置についての実際の運用結果は次のとおりである。まずRWC研究用音楽データベース(後藤他著の“RWC研究用音楽データベース:研究目的で利用可能な著作権処理済み楽曲・楽器音データベース” ,情処学論,Vol.45,No.3,pp.728−738(2004))を用いて、試験装置を運用した。実際に、インタフェースが有効に機能し、四つの機能を組み合わせながら、これまでに体験したことのない音楽の聴き方ができることが確認できた。
本実施の形態の音楽コンテンツを対象としたコンテンツ検索表示装置では、流れている曲の中からくっつけるという操作を導入したことで、今までにはない方法で曲に出会う可能性を以下のように広げることができる。
まず第一に、画面上に提示する曲数をできる限り増やすことにより、ユーザが主体的に曲に出会える可能性を広げることができる。一般にすべての曲の書誌情報を読み取れるように提示するには、提示数を絞り込み、適切な大きさで表示しなければならない。実施の形態では、そうした書誌情報の全曲提示を敢えてせず、コンテンツ・マークによって「曲がある」という情報をコンパクトに提示することで、ユーザが同時に選択可能な曲数を増やしている。しかし、多量の情報を提示すると今度はその中からどう選別するかが問題となる。そこで本実施の形態では、「類似くっつき」機能とコンテンツ・マークの着色によって解決した。ザッピングとタイムマシンの機能もそうした選別操作を容易にしている。
第二に、絞り込み検索のように事前に計算機側で提示する曲を選別しないため、ユーザが意識していない曲に出会える可能性が広がった。書誌情報のように提示数が限られている場合には、何らかの選別が事前に必要となるが、上記のように提示数が限定されていなければ、選別せずに提示可能となる。
本発明のコンテンツ検索表示装置を一般的なパーソナルコンピュータ1を利用して実現する場合のハードウエア構成を示す図である。 コンテンツ検索表示装置をパーソナルコンピュータ内にインストールしたプログラムによって実行した場合にパーソナルコンピュータのハードウエアと共に構成される各機能実現手段の構成を概念的に示すブロック図である。 本発明のプログラムの一実施の形態のアルゴリズムを示すフローチャートである。 音楽コンテンツを検索対象とする場合の表示画面の一例を示す図である。 (A)乃至(C)は、調整スライダの調整量をそれぞれ変えた場合に、3つのマーク表示領域A乃至Cに表示されるコンテンツ・マークの表示状態をそれぞれ示す図である。 (A)乃至(D)は、時間が経過したときの1つのマーク表示領域における表示の変化を順番に示す図である。 (A)乃至(C)は、マーク表示領域におけるポインタの機能を説明するために用いる図である。 (A)乃至(D)は検索動作を説明するために用いる図である。 (A)乃至(C)は、検索条件が満たされない場合の検索過程を示す図である。 インターフェースの画面表示の例である。 検索により集めた複数のコンテンツ・マークをポインタのクリックにより、その並び方と表示態様を変更することを説明するために用いる図である。 (A)乃至(C)は、編集の状況を示す図である。 複数のコンテンツ・マークの並べ方を説明するために用いる図である。 コンテンツ・マークの各部品を示す図である。 再生ポインタを用いた検索結果の再生状態を示す図である。 (A)乃至(D)は、複数の検索結果が検索結果表示領域に表示されている場合に、再生ポインタが上から下に向かって移動する過程で、各コンテンツ・マークが再生される様子を示す図である。 タイムマシン機能を搭載した装置の画面表示である。 (A)及び(B)は、タイムマシン機能を実行するスライダの表示をさせる場合の操作を説明するために用いる図である。 スライダSD1及びSD2の拡大図である。
符号の説明
1 パーソナルコンピュータ
3 ディスプレイ
5 スピーカ
7 マウス(入力手段)
9 コンパクト・ディスク
11 コンテンツ検索表示装置
13 コンテンツ蓄積手段
15 検索条件指定手段
17 コンテンツ検索手段
19 検索結果表示手段
21 表示画面
23 画面駆動手段
24 音楽再生表示手段
25 操作状態検出手段
27 条件追加変更手段
29 検索結果蓄積手段
31 コンテンツ検索実行手段
32 コンテンツ・マーク表示手段
33 検索結果編集手段
35 過去データ記録手段
37 過去データ再生手段
39 類似音楽選択再生手段

Claims (57)

  1. 多数のコンテンツが蓄積されたコンテンツ蓄積手段と、
    ユーザにより操作されて検索条件を指定する検索条件指定手段と、
    前記ユーザにより指定された前記検索条件に基づいて、前記多数のコンテンツの中から前記検索条件を少なくとも一部満たすコンテンツを検索するコンテンツ検索手段と、
    前記コンテンツ検索手段が検索した結果を表示する検索結果表示手段とを備えたコンテンツ検索表示装置であって、
    前記コンテンツ検索手段は、検索中における前記検索条件指定手段の操作状態を検出する操作状態検出手段と、前記操作状態検出手段が検出した前記操作状態に応じて検索の途中で前記検索条件の追加及び/または変更をする条件追加変更手段と、前記ユーザにより指定された前記検索条件並びに前記条件追加変更手段により追加及び/または変更された検索条件に基づいて検索した結果を累積的に蓄積する検索結果蓄積手段とを備え、
    前記検索結果表示手段は表示画面を備えており、
    前記コンテンツ検索手段は、前記表示画面上に複数のマーク表示領域を設定し、前記コンテンツ蓄積手段に蓄積された前記多数のコンテンツにそれぞれ対応する複数のコンテンツ・マークを、予め定めた基準に従って前記複数のマーク表示領域に順次表示するコンテンツ・マーク表示手段を更に備え、
    前記検索条件指定手段は、ポインタを操作するように構成され、前記ポインタは前記表示画面上に表示され且つ有効状態にあるときに前記コンテンツ検索手段を検索状態にし、
    前記操作状態検出手段は、前記表示画面上を動く前記ポインタの動作状況から前記操作状態を検出するように構成され、
    前記条件追加変更手段は、前記ポインタが一つの前記マーク表示領域上にあるときに、前記マーク表示領域に表示され且つ有効状態にある前記ポインタと重なる複数の前記コンテンツ・マークに対応する複数の前記コンテンツが検索対象となるように前記検索条件を追加及び/または変更するように構成されていることを特徴とする記載のコンテンツ検索表示装置。
  2. 前記予め定めた基準が、前記複数のマーク表示領域毎に別々に定められている請求項1に記載のコンテンツ検索表示装置。
  3. 前記コンテンツ・マーク表示手段は、前記マーク表示領域に表示される複数のコンテンツ・マークを、所定の間隔をあけて前記マーク表示領域上を一方の方向から他方の方向に移動するように表示する請求項1に記載のコンテンツ検索表示装置。
  4. 前記検索条件指定手段は、前記ポインタが一つの前記マーク表示領域上にある1つの前記コンテンツ・マークの上にあるときに、前記ポインタを有効状態にして、該1つのコンテンツ・マークに対応する1つの前記コンテンツと関係する他のコンテンツを検索することを前記ユーザによる前記検索条件として指定するように構成され、
    検索結果表示手段は、前記検索条件の指定が完了すると、前記ポインタに前記1つのコンテンツ・マークが付着した状態になり、以後前記検索条件指定手段の操作により前記ポインタと前記一つのコンテンツ・マークとが前記複数のマーク表示領域に表示される前記複数のコンテンツ・マーク上を移動する過程で、重なる他のコンテンツ・マークに対応する前記コンテンツとの関係が前記検索条件に基づいて検索され、前記検索条件を少なくとも一部満たすコンテンツを検索した場合には、該コンテンツに対応する前記コンテンツ・マークが前記ポインタに付着した前記1つのコンテンツ・マークに付着した状態になり、以後順次検索されたコンテンツに対応するコンテンツ・マークが前記ポインタと一緒に移動するコンテンツ・マークに付着した状態で移動するように前記画面上に表示する機能を有している請求項3に記載のコンテンツ検索表示装置。
  5. 前記検索結果表示手段は、前記表示画面上に検索結果を表示する検索結果表示領域を設定する機能と、検索により集めた1以上のコンテンツに対応する1以上の前記コンテンツ・マークを前記検索結果表示領域に検索結果として画像表示する機能とを有している請求項1に記載のコンテンツ検索表示装置。
  6. 前記検索結果表示手段は、前記1以上のコンテンツ・マークを前記検索結果表示領域に検索結果として画像表示することと、1つの代表マークにより前記1以上のコンテンツ・マークを代表して画像表示することとを選択的に実施する機能を更に備えている請求項5に記載のコンテンツ検索表示装置。
  7. 前記検索結果表示手段は、前記検索結果表示領域に表示された前記1以上のコンテンツ・マークを選択により拡大して表示する機能を更に備えている請求項5に記載のコンテンツ検索表示装置。
  8. 前記検索結果表示領域に表示された前記検索結果から1以上のコンテンツ・マークを削除する、前記検索結果に含まれる複数のコンテンツ・マークの並び順を変更する、また前記検索結果に別の1以上のコンテンツ・マークを追加することにより、前記検索結果の内容を編集する検索結果編集手段を更に備えている請求項5に記載のコンテンツ検索表示装置。
  9. 前記検索結果編集手段は、前記検索結果に含まれる前記複数のコンテンツ・マークの一つのコンテンツ・マークが選択されると、選択された前記1つのコンテンツ・マークに対応する1つのコンテンツと、前記1つのコンテンツ・マークを除くその他のコンテンツ・マークに対応するその他のコンテンツとの類似度を判定して、前記1つのコンテンツ・マークを先頭にして前記その他のコンテンツに対応する前記その他のコンテンツ・マークが類似度の高い順番に並ぶ前記複数のコンテンツ・マークの複製物を作り、該複製物を前記検索結果と区別できる態様で表示する機能を有している請求項8に記載のコンテンツ検索表示装置。
  10. 前記多数のコンテンツは音楽コンテンツであり、
    前記検索結果表示手段は前記音楽コンテンツを再生する音楽再生表示手段を更に備えており、
    前記検索結果表示手段は、前記検索結果表示領域に表示された前記1以上のコンテンツ・マークから選択した1つの前記コンテンツ・マークが前記ポインタを用いてクリックされると、選択した前記コンテンツ・マークに対応する前記音楽コンテンツを前記音楽再生表示手段により再生するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ検索表示装置。
  11. 前記コンテンツ・マーク表示手段は、前記音楽再生表示手段が対応する前記音楽コンテンツを再生しているときに、再生状態及び/または再生位置を視覚によって確認できるように前記コンテンツ・マークを変化させる機能を有している請求項10に記載のコンテンツ検索表示装置。
  12. 前記コンテンツ・マークには前記ポインタで操作されると再生中の音楽コンテンツの再生位置を強制的に変更する指令を発生する再生位置変更指令ノブが設けられている請求項10に記載のコンテンツ検索表示装置。
  13. 前記検索結果表示手段は、前記検索結果表示領域に線状の再生ポインタを表示し且つ移動させる機能と、複数の前記コンテンツ・マークが前記検索結果表示領域に並んでいる状態で、前記再生ポインタを移動させた結果、前記再生ポインタが前記複数のコンテンツ・マーク上に所定の状態で重なると、前記複数のコンテンツ・マークに対応する複数の前記音楽コンテンツを前記音楽再生表示手段に順次再生させる機能とを更に有している請求項10に記載のコンテンツ検索表示装置。
  14. 前記検索結果表示手段は、
    前記1以上のコンテンツ・マークを前記検索結果表示領域に検索結果として画像表示することと、1つの代表マークにより前記1以上のコンテンツ・マークを代表して画像表示することとを選択的に実施する機能と、
    前記検索結果表示領域に線状の再生ポインタを表示し且つ移動させる機能と、
    前記再生ポインタを移動させた結果、前記再生ポインタが前記複数のコンテンツ・マーク上に所定の状態で重なると、前記複数のコンテンツ・マークに対応する複数の前記音楽コンテンツを前記音楽再生表示手段に順次再生させる機能と、
    前記再生ポインタを移動させた結果、前記再生ポインタが前記1つの代表マーク上に重なった状態になっても、前記1つの代表マークによって代表される前記1以上のコンテンツ・マークに対応する複数の前記音楽コンテンツを再生しない機能とを更に有している請求項10に記載のコンテンツ検索表示装置。
  15. 前記音楽コンテンツの再生が終わった後に、再生が終わった前記音楽コンテンツと類似する音楽コンテンツを前記複数のコンテンツの中から選んで再生する類似音楽選択再生手段を更に備えている請求項10に記載のコンテンツ検索表示装置。
  16. 前記音楽コンテンツの再生が終わった後に、再生が終わった前記音楽コンテンツと類似する音楽コンテンツを前記マーク表示領域に表示されている複数のコンテンツ・マークに対応する複数のコンテンツの中から選んで再生する類似音楽選択再生手段を更に備えている請求項10に記載のコンテンツ検索表示装置。
  17. 前記類似音楽選択再生手段は、前記音楽コンテンツの特徴ベクトルを基準にして類似度を計算し、類似度に基づいて類似する音楽コンテンツを選ぶ請求項15または16に記載のコンテンツ検索表示装置。
  18. 前記表示画面上に示された操作状況を再現できるデータをすべて記憶する過去データ記録手段と、
    前記過去データ記録手段に記憶されているデータに基づいて過去の状況を前記表示画面上に使用可能な状態で再生する過去データ再生手段とを更に備えている請求項1に記載のコンテンツ検索表示装置。
  19. 前記過去データ再生手段は、前記表示画面上に表示されて前記ポインタにより操作され、過去を相対時刻指定するためのスライダ及び/または過去の年月日及び時刻を指定するためのスライダを備えている請求項18に記載のコンテンツ検索表示装置。
  20. 多数のコンテンツが蓄積されたコンテンツ蓄積手段を準備するコンテンツ蓄積手段準備ステップと、
    ユーザにより操作される検索条件指定手段を用いて検索条件を指定する検索条件指定ステップと、
    前記ユーザにより指定された前記検索条件に基づいて、前記多数のコンテンツの中から前記検索条件を少なくとも一部満たすコンテンツを検索するコンテンツ検索ステップと、
    前記コンテンツ検索ステップで検索した結果を表示する検索結果表示ステップとをコンピュータが実行するコンテンツ検索表示方法であって、
    前記コンテンツ検索ステップでは、検索中における前記検索条件指定手段の操作状態を検出する操作状態検出ステップと、前記操作状態検出ステップで検出した前記操作状態に応じて検索の途中で前記検索条件の追加及び/または変更をする条件追加変更ステップと、前記ユーザにより指定された前記検索条件並びに前記条件追加変更ステップにより追加及び/または変更された検索条件に基づいて検索した結果を累積的に蓄積する検索結果蓄積ステップとを実行し、
    前記検索結果表示ステップでは検索結果を表示画面に表示し、
    前記コンテンツ検索ステップでは、前記表示画面上に複数のマーク表示領域を設定し、前記コンテンツ蓄積手段に蓄積された前記多数のコンテンツにそれぞれ対応する複数のコンテンツ・マークを、予め定めた基準に従って前記複数のマーク表示領域に順次表示するコンテンツ・マーク表示ステップを更に実行し、
    前記検索条件指定ステップではポインタを操作し、前記ポインタは前記表示画面上に表示され且つ有効状態にあるときに前記コンテンツ検索ステップによる検索を実行状態にし
    前記操作状態検出ステップでは、前記表示画面上を動く前記ポインタの動作状況から前記操作状態を検出し、
    前記条件追加変更ステップでは、前記ポインタが一つの前記マーク表示領域上にあるときに、前記マーク表示領域に表示され且つ有効状態にある前記ポインタと重なる複数の前記コンテンツ・マークに対応する複数の前記コンテンツが検索対象となるように前記検索条件を追加及び/または変更することを特徴とするコンテンツ検索表示方法。
  21. 前記予め定めた基準が、前記複数のマーク表示領域毎に別々に定められている請求項20に記載のコンテンツ検索表示方法。
  22. 前記コンテンツ・マーク表示ステップでは、前記マーク表示領域に表示される複数のコンテンツ・マークを、所定の間隔をあけて前記マーク表示領域上を一方の方向から他方の方向に移動するように表示する請求項20に記載のコンテンツ検索表示方法。
  23. 前記検索条件指定ステップは、前記ポインタが一つの前記マーク表示領域上にある1つの前記コンテンツ・マークの上にあるときに、前記ポインタを有効状態にして、該1つのコンテンツ・マークに対応する1つの前記コンテンツと関係する他のコンテンツを検索することを前記ユーザによる前記検索条件として指定し、
    検索結果表示ステップでは、前記検索条件の指定が完了すると、前記ポインタに前記1つのコンテンツ・マークが付着した状態になり、以後前記検索条件指定手段の操作により前記ポインタと前記一つのコンテンツ・マークとが前記複数のマーク表示領域に表示される前記複数のコンテンツ・マーク上を移動する過程で、重なる他のコンテンツ・マークに対応する前記コンテンツとの関係が前記検索条件に基づいて検索され、前記検索条件を少なくとも一部満たすコンテンツを検索した場合には、該コンテンツに対応する前記コンテンツ・マークが前記ポインタに付着した前記1つのコンテンツ・マークに付着した状態になり、以後順次検索されたコンテンツに対応するコンテンツ・マークが前記ポインタと一緒に移動するコンテンツ・マークに付着した状態で移動するように前記画面上に表示する請求項22に記載のコンテンツ検索表示方法。
  24. 前記検索結果表示ステップでは、前記表示画面上に検索結果を表示する検索結果表示領域を設定し、検索により集めた1以上のコンテンツに対応する1以上の前記コンテンツ・マークを前記検索結果表示領域に検索結果として画像表示する請求項20に記載のコンテンツ検索表示方法。
  25. 前記検索結果表示ステップでは、前記1以上のコンテンツ・マークを前記検索結果表示領域に検索結果として画像表示することと、1つの代表マークにより前記1以上のコンテンツ・マークを代表して画像表示することとを選択的に実施する請求項24に記載のコンテンツ検索表示方法。
  26. 前記検索結果表示ステップでは、前記検索結果表示領域に表示された前記1以上のコンテンツ・マークを選択により拡大して表示する請求項25に記載のコンテンツ検索表示方法。
  27. 前記検索結果表示領域に表示された前記検索結果から1以上のコンテンツ・マークを削除する、前記検索結果に含まれる複数のコンテンツ・マークの並び順を変更する、また前記検索結果に別の1以上のコンテンツ・マークを追加することにより、前記検索結果の内容を編集する検索結果編集ステップを更に備えている請求項24に記載のコンテンツ検索表示方法。
  28. 前記検索結果編集ステップでは、前記検索結果に含まれる前記複数のコンテンツ・マークの一つのコンテンツ・マークが選択されると、選択された前記1つのコンテンツ・マークに対応する1つのコンテンツと、前記1つのコンテンツ・マークを除くその他のコンテンツ・マークに対応するその他のコンテンツとの類似度を判定して、前記1つのコンテンツ・マークを先頭にして前記その他のコンテンツに対応する前記その他のコンテンツ・マークが類似度の高い順番に並ぶ前記複数のコンテンツ・マークの複製物を作り、該複製物を前記検索結果と区別できる態様で表示する請求項26に記載のコンテンツ検索表示方法。
  29. 前記多数のコンテンツは音楽コンテンツであり、
    前記検索結果表示ステップでは、前記音楽コンテンツを再生する音楽再生表示手段を駆動し、
    前記検索結果表示ステップでは、前記検索結果表示領域に表示された前記1以上のコンテンツ・マークから選択した1つの前記コンテンツ・マークが前記ポインタを用いてクリックされると、選択した前記コンテンツ・マークに対応する前記音楽コンテンツを前記音楽再生表示手段により再生することを特徴とする請求項21に記載のコンテンツ検索表示方法。
  30. 前記コンテンツ・マーク表示ステップでは、前記音楽再生表示手段が対応する前記音楽コンテンツを再生しているときに、再生状態及び/または再生位置を視覚によって確認できるように前記コンテンツ・マークを変化させる請求項29に記載のコンテンツ検索表示方法。
  31. 前記コンテンツ・マークには前記ポインタで操作されると再生中の音楽コンテンツの再生位置を強制的に変更する指令を発生する再生位置変更指令ノブが設けられている請求項29に記載のコンテンツ検索表示方法。
  32. 前記検索結果表示ステップでは、前記検索結果表示領域に線状の再生ポインタを表示し且つ移動させ、複数の前記コンテンツ・マークが前記検索結果表示領域に並んでいる状態で、前記再生ポインタを移動させた結果、前記再生ポインタが前記複数のコンテンツ・マーク上に所定の状態で重なると、前記複数のコンテンツ・マークに対応する複数の前記音楽コンテンツを前記音楽再生表示手段に順次再生させることを更に実施する請求項29に記載のコンテンツ検索表示方法。
  33. 前記検索結果表示ステップでは、
    前記1以上のコンテンツ・マークを前記検索結果表示領域に検索結果として画像表示することと、1つの代表マークにより前記1以上のコンテンツ・マークを代表して画像表示することとを選択し、
    前記検索結果表示領域に線状の再生ポインタを表示して移動させ、
    前記再生ポインタを移動させた結果、前記再生ポインタが前記複数のコンテンツ・マーク上に所定の状態で重なると、前記複数のコンテンツ・マークに対応する複数の前記音楽コンテンツを前記音楽再生表示手段に順次再生させ、
    前記再生ポインタを移動させた結果、前記再生ポインタが前記1つの代表マーク上に重なった状態になったときには、前記1つの代表マークによって代表される前記1以上のコンテンツ・マークに対応する複数の前記音楽コンテンツを再生しない請求項29に記載のコンテンツ検索表示方法。
  34. 前記音楽コンテンツの再生が終わった後に、再生が終わった前記音楽コンテンツと類似する音楽コンテンツを前記複数のコンテンツの中から選んで再生する類似音楽選択再生ステップを更に備えている請求項29に記載のコンテンツ検索表示方法。
  35. 前記音楽コンテンツの再生が終わった後に、再生が終わった前記音楽コンテンツと類似する音楽コンテンツを前記マーク表示領域に表示されている複数のコンテンツ・マークに対応する複数のコンテンツの中から選んで再生する類似音楽選択再生ステップを更に備えている請求項29に記載のコンテンツ検索表示方法。
  36. 前記類似音楽選択再生ステップでは、前記音楽コンテンツの特徴ベクトルを基準にして類似度を計算し、類似度に基づいて類似する音楽コンテンツを選ぶ請求項34または35に記載のコンテンツ検索表示方法。
  37. 前記表示画面上に示された操作状況を再現できるデータをすべて記憶する過去データ記録ステップと、
    前記過去データ記録ステップに記憶したデータに基づいて過去の状況を前記表示画面上に使用可能な状態で再生する過去データ再生ステップとを更に備えている請求項21に記載のコンテンツ検索表示方法。
  38. 前記過去データ再生ステップでは、前記表示画面上に表示されて前記ポインタにより操作され、過去を相対時刻指定するためのスライダ及び/または過去の年月日及び時刻を指定するためのスライダを操作して再生を行う請求項37に記載のコンテンツ検索表示方法。
  39. 多数のコンテンツが蓄積されたコンテンツ蓄積手段からコンピュータを用いてコンテンツを検索して表示することを前記コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    ユーザにより操作される検索条件指定手段を用いて検索条件を指定する検索条件指定機能と、
    前記ユーザにより指定された前記検索条件に基づいて、前記多数のコンテンツの中から前記検索条件を少なくとも一部満たすコンテンツを検索するコンテンツ検索機能と、
    前記コンテンツ検索機能を実行して検索した結果を表示する検索結果表示機能とを前記コンピュータに実行させ、
    前記コンテンツ検索機能が、検索中における前記検索条件入力手段の操作状態を検出する操作状態検出機能と、前記操作状態検出機能の実行により検出した前記操作状態に応じて検索の途中で前記検索条件の追加及び/または変更をする条件追加変更機能と、前記ユーザにより指定された前記検索条件並びに前記条件追加変更機能の実行により追加及び/または変更された検索条件に基づいて検索した結果を累積的に蓄積する検索結果蓄積機能とを含み、
    前記検索結果表示機能は検索結果を表示画面に表示する機能であり、
    前記コンテンツ検索機能は、前記表示画面上に複数のマーク表示領域を設定し、前記コンテンツ蓄積手段に蓄積された前記多数のコンテンツにそれぞれ対応する複数のコンテンツ・マークを、予め定めた基準に従って前記複数のマーク表示領域に順次表示するコンテンツ・マーク表示機能を更に含み、
    前記検索条件指定機能は、ポインタを操作可能にする機能を含み、前記ポインタは前記表示画面上に表示され且つ有効状態にあるときに前記コンテンツ検索機能を実行状態にし、
    前記操作状態検出機能は、前記表示画面上を動く前記ポインタの動作状況から前記操作状態を検出する機能を含み、
    前記条件追加変更機能は、前記ポインタが一つの前記マーク表示領域上にあるときに、前記マーク表示領域に表示され且つ有効状態にある前記ポインタと重なる複数の前記コンテンツ・マークに対応する複数の前記コンテンツが検索対象となるように前記検索条件を追加及び/または変更する機能を含むことを特徴とするプログラム。
  40. 前記予め定めた基準が、前記複数のマーク表示領域毎に別々に定められている請求項39に記載のプログラム。
  41. 前記コンテンツ・マーク表示機能は、前記マーク表示領域に表示される複数のコンテンツ・マークを、所定の間隔をあけて前記マーク表示領域上を一方の方向から他方の方向に移動するように表示する機能を含む請求項39に記載のプログラム。
  42. 前記検索条件指定機能は、前記ポインタが一つの前記マーク表示領域上にある1つの前記コンテンツ・マークの上にあるときに、前記ポインタを有効状態にして、該1つのコンテンツ・マークに対応する1つの前記コンテンツと関係する他のコンテンツを検索することを前記ユーザによる前記検索条件として指定する機能を含み、
    検索結果表示機能は、前記検索条件の指定が完了すると、前記ポインタに前記1つのコンテンツ・マークが付着した状態になり、以後前記検索条件指定手段の操作により前記ポインタと前記一つのコンテンツ・マークとが前記複数のマーク表示領域に表示される前記複数のコンテンツ・マーク上を移動する過程で、重なる他のコンテンツ・マークに対応する前記コンテンツとの関係が前記検索条件に基づいて検索され、前記検索条件を少なくとも一部満たすコンテンツを検索した場合には、該コンテンツに対応する前記コンテンツ・マークが前記ポインタに付着した前記1つのコンテンツ・マークに付着した状態になり、以後順次検索されたコンテンツに対応するコンテンツ・マークが前記ポインタと一緒に移動するコンテンツ・マークに付着した状態で移動するように前記画面上に表示する機能を含む請求項41に記載のプログラム。
  43. 前記検索結果表示機能は、前記表示画面上に検索結果を表示する検索結果表示領域を設定し、検索により集めた1以上のコンテンツに対応する1以上の前記コンテンツ・マークを前記検索結果表示領域に検索結果として画像表示する機能を含む請求項42に記載のプログラム。
  44. 前記検索結果表示機能は、前記1以上のコンテンツ・マークを前記検索結果表示領域に検索結果として画像表示することと、1つの代表マークにより前記1以上のコンテンツ・マークを代表して画像表示することとを選択的に実施する機能を含む請求項43に記載のプログラム。
  45. 前記検索結果表示機能は、前記検索結果表示領域に表示された前記1以上のコンテンツ・マークを選択により拡大して表示する機能を含む請求項43に記載のプログラム。
  46. 前記検索結果表示領域に表示された前記検索結果から1以上のコンテンツ・マークを削除する、前記検索結果に含まれる複数のコンテンツ・マークの並び順を変更する、また前記検索結果に別の1以上のコンテンツ・マークを追加することにより、前記検索結果の内容を編集する検索結果編集機能を更に実行する請求項43に記載のプログラム。
  47. 前記検索結果編集機能は、前記検索結果に含まれる前記複数のコンテンツ・マークの一つのコンテンツ・マークが選択されると、選択された前記1つのコンテンツ・マークに対応する1つのコンテンツと、前記1つのコンテンツ・マークを除くその他のコンテンツ・マークに対応するその他のコンテンツとの類似度を判定して、前記1つのコンテンツ・マークを先頭にして前記その他のコンテンツに対応する前記その他のコンテンツ・マークが類似度の高い順番に並ぶ前記複数のコンテンツ・マークの複製物を作り、該複製物を前記検索結果と区別できる態様で表示する機能を更に有している請求項46に記載のプログラム。
  48. 前記多数のコンテンツは音楽コンテンツであり、
    前記検索結果表示機能は、前記音楽コンテンツを再生する音楽再生表示手段を駆動する機能を含み、
    前記検索結果表示機能は、前記検索結果表示領域に表示された前記1以上のコンテンツ・マークから選択した1つの前記コンテンツ・マークが前記ポインタを用いてクリックされると、選択した前記コンテンツ・マークに対応する前記音楽コンテンツを前記音楽再生表示手段により再生する機能を含むことを特徴とする請求項39に記載のプログラム。
  49. 前記コンテンツ・マーク表示機能は、前記音楽再生表示手段が対応する前記音楽コンテンツを再生しているときに、再生状態及び/または再生位置を視覚によって確認できるように前記コンテンツ・マークを変化させる機能を含む請求項48に記載のプログラム。
  50. 前記コンテンツ・マークには前記ポインタで操作されると再生中の音楽コンテンツの再生位置を強制的に変更する指令を発生する再生位置変更指令ノブが設けられている請求項48に記載のプログラム。
  51. 前記検索結果表示機能では、前記検索結果表示領域に線状の再生ポインタを表示し且つ移動させ、複数の前記コンテンツ・マークが前記検索結果表示領域に並んでいる状態で、前記再生ポインタを移動させた結果、前記再生ポインタが前記複数のコンテンツ・マーク上に所定の状態で重なると、前記複数のコンテンツ・マークに対応する複数の前記音楽コンテンツを前記音楽再生表示手段に順次再生させることを更に実施する機能を含む請求項48に記載のプログラム。
  52. 前記検索結果表示機能は、
    前記1以上のコンテンツ・マークを前記検索結果表示領域に検索結果として画像表示することと、1つの代表マークにより前記1以上のコンテンツ・マークを代表して画像表示することとを選択し、
    前記検索結果表示領域に線状の再生ポインタを表示して移動させ、
    前記再生ポインタを移動させた結果、前記再生ポインタが前記複数のコンテンツ・マーク上に所定の状態で重なると、前記複数のコンテンツ・マークに対応する複数の前記音楽コンテンツを前記音楽再生表示手段に順次再生させ、
    前記再生ポインタを移動させた結果、前記再生ポインタが前記1つの代表マーク上に重なった状態になったときには、前記1つの代表マークによって代表される前記1以上のコンテンツ・マークに対応する複数の前記音楽コンテンツを再生しない機能を含む請求項48に記載のプログラム。
  53. 前記音楽コンテンツの再生が終わった後に、再生が終わった前記音楽コンテンツと類似する音楽コンテンツを前記複数のコンテンツの中から選んで再生する類似音楽選択再生機能を更に実行する請求項48に記載のプログラム。
  54. 前記音楽コンテンツの再生が終わった後に、再生が終わった前記音楽コンテンツと類似する音楽コンテンツを前記マーク表示領域に表示されている複数のコンテンツ・マークに対応する複数のコンテンツの中から選んで再生する類似音楽選択再生機能を更に実行する請求項48に記載のプログラム。
  55. 前記類似音楽選択再生機能は、前記音楽コンテンツの特徴ベクトルを基準にして類似度を計算し、類似度に基づいて類似する音楽コンテンツを選ぶ機能を含む請求項53または54に記載のプログラム。
  56. 前記表示画面上に示された操作状況を再現できるデータをすべて記憶する過去データ記録機能と、
    前記過去データ記録ステップに記憶したデータに基づいて過去の状況を前記表示画面上に使用可能な状態で再生する過去データ再生機能を更に実行する請求項39に記載のプログラム。
  57. 前記過去データ再生機能は、前記表示画面上に表示されて前記ポインタにより操作され、過去を相対時刻指定するためのスライダ及び/または過去の年月日及び時刻を指定するためのスライダを操作して再生を行うことを可能にする請求項56に記載のプログラム。
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