JP4527176B2 - 遊技機の制御装置 - Google Patents

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本発明は、パチンコ機またはスロットマシンなどの遊技機に用いられる制御装置であって、コネクタや電気部品の実装された制御基板がケースベースとケースカバーとからなるケースの内部空間に格納された後に、ケースベースとケースカバーとが互いに開封不能に封緘される制御装置に関する。
従来の遊技機の制御装置は、遊技制御基板を保持するボックス基体に蓋体を被せ、蓋体をボックス基体に対し一方向に摺接することで、蓋体の摺接方向先端側に突起として形成された係合部とボックス基体に穴として形成された係合部とを互いに嵌め込む一方、蓋体の摺接方向後端側に設けられた複数の固定個所部を有する基体側結合部とボックス基体に設けられた複数の固着具を収納した固定個所部を有する蓋体側結合部とを互いに向かい合わせ、ボックス基体と蓋体とから形成される内部空間に前記ボックス基体に装着された回路基板を格納し、基体側結合部における1つの固着具が蓋体側結合部における1つの固定個所部に結合されることで、ボックス基体と蓋体とを開封不能に封緘する一方、このボックス基体と蓋体との封緘下で前記1つの固定個所部に結合された固着具の周囲をボックス側結合部から切り離すことで、ボックス基体と蓋体とが開封可能になっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−233646号公報(第6頁、段落番号0036−0041、図4、図14)
しかしながら、従来例は、固着具が遊技機の制御装置を取り付けるための相手側部材の側に配置されるボックス基体に設けられた構造である。このため、制御装置が遊技機に取り付けられた場合、固着具の頭部である操作部分が制御装置と相手側部材との間に配置される。よって、公的機関が制御装置の検査を行う場合、制御装置が遊技機に取り付けられた状態において、検査を行う作業者が遊技機の裏側の制御装置を見ただけでは、どの固着部がボックス基体と蓋体とを開封不能に封緘しているかを確認することができない。そのようなことから、固着具の使用が適正であるか否かを確認するにも、制御装置を相手側部材から取り外して、ボックス基体と蓋体とを開封不能に封緘している固着具の使用が適正か不適正かを確認しなければならず、公的機関の検査に多大な労力と時間がかかり、にわかに採用しがたいという問題点があった。
そこで、本発明は、制御装置が遊技機の相手側部材に取り付けられた状態において、遊技機の裏側の制御装置を見ただけで、ケースカバーとケースベースとを開封不能に封緘している固着具を容易に確認することができる遊技機の制御装置を提供するものである。
本発明にあっては、裏側に開放された四角な箱形の光透過性の有るケースベースには、前記ケースベースの長辺に形成されるベース側摺接係合部と、前記長辺に形成され、複数の固定個所部を有するベース側結合部と、前記ケースベースの側縁に形成される複数のベース側挿入係合部と、前記長辺の一端側に孔または凹部または溝に形成されたベース側ロックとが設けられ、前側に開放された四角な箱形の光透過性の有るケースカバーには、前記ケースカバーの長辺に形成されるカバー側摺接係合部と、前記ベース側結合部と対応する位置の長辺に形成され、複数の固着具を収納した固定個所部を有するカバー側結合部と、前記ベース側挿入係合部と対応するカバー側挿入係合部と、前記ベース側ロックと対応する位置に突起として形成されるカバー側ロックと、コネクタ逃孔とが設けられ、コネクタおよび電気部品の実装された方形な制御基板がケースカバーに装着されることで、前記コネクタが前記コネクタ逃孔を経由してケースカバーより外側に突出し、ベース側摺接係合部とカバー側摺接係合部およびベース側挿入係合部とカバー側挿入係合部が互いに摺接係合で嵌め合わされ、ベース側ロックとカバー側ロックとが互いに嵌め合わされることで、ケースベースとケースカバーとからなるケースの内部空間に前記ケースカバーに装着された制御基板が格納された後、カバー側結合部における1つの固着具がケースカバー側からケースベース側に挿入され、ベース側結合部における1つの固定個所部に結合されることで、ケースベースとケースカバーとを開封不能に封緘し、前記コネクタと前記電気部品および前記固着具が同一面から視認可能になるとともに、このケースベースとケースカバーとの封緘下で前記1つの固定個所部に結合された固着具の周囲がカバー側結合部から切り離されることによって、ケースベースとケースカバーとが開封可能となる遊技機の制御装置において、ベース側結合部とカバー側結合部とがベース側摺接係合部とカバー側摺接係合部とによる摺接係合の嵌め合わせ方向と直交する方向の一側に位置してケースベースとケースカバーとに個別に設けられたことによって、組み立てられた制御装置が相手側部材に取り付けられる場合、ケースベースの前面を相手側部材の裏面と対向させる格好で、相手側部材に制御装置を取り付ければ、作業者が遊技機の制御装置を見た場合にケースの内部空間における制御基板の電気部品やケースより突出するコネクタおよびカバー側結合部とベース側結合部とを光透過性の有る合成樹脂製のケースカバーを通して視認することができるので、どの固定個所部の固定ねじがケースベースとケースカバーとを開封不能に封緘しているかを容易に確認することができる。また、複数のベース側挿入係合部と当該ベース側挿入係合部と対応するカバー側挿入係合部が設けられたことにより、ケースベースとケースカバーとを互いに分離不能とでき、制御装置の組み立ておよび分解の作業を簡単にできる。また、ベース側ロックとカバー側ロックとが互いに嵌め合わされることにより、ケースベースとケースカバーとの不意の分離を防止することができる。
また、本発明にあっては、ケースカバーの内部空間側の内面に制御基板に形成された複数の取付孔に嵌め込まれる基板取付部が形成されれば、止ねじのような固着具を用いることなく、制御基板がケースカバーに取り付けられるので、制御装置の組み立ておよび分解の作業を容易に行うことができる。
また、ケースベースの内部空間側の内面にはベース側摺接係合部とカバー側摺接係合部とによる摺接係合の嵌め合わせ方向に内部空間を2分する隔壁が設けられ、ベース側結合部とベース側摺接係合部とが隔壁で2分された内部空間に対し個別に設けられ、ケースカバーが隔壁で2分された内部空間に対する2個であって、これら2個のケースカバーがカバー側結合部とカバー側摺接係合部とを個別に備える一方、1個のケースベースと2個のケースカバーとからなる2個の内部空間に方形な制御基板が個別に格納されれば、制御装置を構成する部品点数を少なくすることができるとともに制御装置の設置スペースを小さくすることができる。また、隔壁がカバー側挿入係合部を備えれば、複数のケースカバーの周縁前部がケースベースと嵌まり合うので、2個のケースカバーを1個のケースベースに嵌め合わせた姿勢を安定にすることができる。
第1実施形態の制御装置の取り付け形態を示す斜視図。 第1実施形態の制御装置を示す分解斜視図。 第1実施形態のベース側とカバー側との結合部を示す分解斜視図。 第1実施形態のケースカバーを示す前側斜視図。 第1実施形態の固定個所部を示す断面図。 第1実施形態の制御基板のケースカバーへの取り付けを示す斜視図。 第1実施形態のケースベースとケースカバーとの嵌め合わせ初期を示す斜視図。 第1実施形態のケースベースとケースカバーとの摺接係合を示す斜視図。 第1実施形態のケースベースとケースカバーとの嵌め合わせ完了を示す斜視図。 第1実施形態の封緘された制御装置を示す断面図。 第1実施形態の封緘された固定個所部を示す断面図。 第1実施形態の固定個所部の切断を示す断面図。 第1実施形態の固定個所部の分離を示す断面図。 第1実施形態の制御装置の開封途中を示す斜視図。 第1実施形態の制御基板のケースベースへの嵌め合いを示す斜視図。 第1実施形態の制御基板のケースベースへの取り付けを示す斜視図。 第2実施形態の制御装置を示す分解斜視図。 第2実施形態の制御装置の横断面図。 第2実施形態の制御装置の縦断面図。
図1−図16は、パチンコ機の制御装置Aを例示した第1実施形態である。図1は、制御装置Aをパチンコ機の相手側部材Bに取り付けた外観を示す。図2は、制御装置Aを分解して示す。図3は、ベース側結合部23とカバー側結合部36とを分解して示す。図4は、ケースカバー3の内部を示す。図5は、ベース側結合部23の1つの固定個所部39とカバー側結合部36の1つの固定個所部47とを、固着具としての固定ねじ55の軸心方向に沿い切断した断面を示す。図6は、ケースカバー3に制御基板1を装着した外観を示す。図7は、ケースベース2とケースカバー3とを嵌め合わせた初期の状態の外観を示す。図8は、ケースベース2とケースカバー3との摺接係合途中の外観を示す。図9は、ケースベース2とケースカバー3との摺接係合終了の外観を示す。図10は、開放不能に封緘された制御装置Aの断面を示す。図11は、1つの固定ねじ55が固定個所部39と固定個所部47とに結合した状態における、ベース側結合部23とカバー側結合部36との断面を示す。図12は、固定個所部39に固定ねじ55で結合された固定個所部39が隣りの固定個所部47から切り離された状態における、ベース側結合部23とカバー側結合部36との断面を示す。図13は、固定個所部39に固定ねじ55で結合された固定個所部39から隣りの固定個所部47が引き離された状態における、ベース側結合部23とカバー側結合部36との断面を示す。図14は、制御装置Aの封緘後における開封途中の外観を示す。図15は、制御基板1のケースベース2への摺接係合途中の外観を示す。図16は制御基板1がケースベース2に取り付けられた外観を示す。
図1を参照し、遊技機の制御装置Aについて説明する。制御装置Aは、制御基板1がケースベース2とケースカバー3とからなるケース4の内部空間に格納された形態であって、例えば、遊技機の制御装置Aを取り付けるための相手側部材Bとして遊技盤Cの裏面に配置された部品取付具の裏面に取り付けられる。この相手側部材Bは、部品取付具以外に、遊技盤Cを収納する遊技機枠の図外のリアプレートや裏機構板などでもよい。
図2を参照し、制御装置Aの構成部品について説明する。制御基板1は、方形なプリント基板のような回路基板の前面にコネクタ5や図外の制御に必要な電気部品を実装し、回路基板の四隅に回路基板の前後方向に貫通する取付孔6を備える。コネクタ5は、回路基板の一側部例えば上縁部に左右方向に横一列に配置される。回路基板に対しコネクタ5と同じ側の表面に実装される電気部品D(図10参照)には、CPUとROMとRAMからなるマイクロコンピュータ、入出力インターフェース、バックアップ電源などがある。
ケースベース2は、光透過性の有る無色な合成樹脂により、裏側および左側に開放された四角な箱形である。ケースベース2の方形な基壁7には、上下壁8;9が基壁7の上下縁より裏側に突出し、一側壁11が基壁7の例えば右側縁より裏側に突出する。上下壁8;9と一側壁11とは、互いに連接される。上下壁8;9よりも内側に配置された上下支持壁12;13が、基壁7より裏側に突出する。制御装置Aが図1の相手側部材Bである部品取付具に取り付けられる場合、基壁7の前面が相手側部材Bの裏面と対向する。上下支持壁12;13は、制御基板1の裏面を受け止める部分である。上下支持壁12;13の基壁7からの高さは、上下壁8;9の基壁7からの高さよりも低い。
上下壁8;9と上下支持壁12;13との間に位置する基壁7より裏側の隙間は、ケースカバー3の上下縁部を収納する上下取込溝14;15を形成する。上下取込溝14;15はケースベース2の裏側および左側に開放する。上下取込溝14;15の右端は一側壁11で閉鎖される。一側壁11には、複数の係合孔として形成されたベース側挿入係合部16が設けられる。一側壁11の反対側に位置する基壁7の左側縁には、複数の係合突起として形成されたベース側挿入係合部17が設けられる。
上下壁8;9に個別に設けられた上下ベース側摺接係合部18;19は、上下壁8;9の裏面より上下支持壁12;13の方向である内側に向けて基壁7の裏面と平行に突出し、上下取込溝14;15に収納されたケースカバー3の上下縁部を裏側から覆う部分である。上下支持壁12;13の左右端部側には、基壁7から突出した基板仮止部21を備える。基板仮止部21の基壁7からの高さは、上下支持壁12;13の基壁7からの高さと同じである。
基板仮止部21には、仮止穴22が設けられる。仮止穴22は、基板仮止部21の端面より内部に窪み、基壁7の前面に貫通していない。仮止穴22は、公的機関がケース4を開いて制御基板1の検査を行う場合、制御基板1をケースカバー3に取り付ける止ねじ65(図16参照)を締結するために使用する穴である。ケースベース2には、ベース側結合部23が設けられる。ベース側結合部23は、上下ベース側摺接係合部18;19と上下カバー側摺接係合部34;35とによる摺接係合の嵌め合わせ方向と直交する方向の一側、例えば、下壁9に設けられる。ベース側結合部23は、下壁9より外側に突出する。ケースベース2における上下壁8;9の左端部には、孔または凹部または溝に形成されたベース側ロック66を備える。ベース側ロック66は、上下壁8;9に設けたが、上下壁8;9のいずれか一方だけでもよい。
図4にも示すように、ケースカバー3は、光透過性の有る無色な合成樹脂により、前側に開放された四角な箱形である。ケースカバー3は、制御基板1の図外の電気部品を配置する前側に開放された横長な部品配置室25を備える。部品配置室25の周囲には、裏壁26が部品配置室25の周縁部より横方向に突出する。裏壁26の周囲には、周壁27が裏壁26より前側に突出する。裏壁26と周壁27とが、制御基板1の回路基板を収納する前側に開放された基板収納室28を形成する。部品配置室25と基板収納室28とは、相互に連なる前側に開放された1つの空間を形成する。基板収納室28の四隅には、制御基板1の取付孔6に挿入される突起として形成された基板取付部29が裏壁26より前側に突出する。基板収納室28の上部には、制御基板1のコネクタ5を取り込むコネクタ逃孔30が設けられる。
ケースカバー3の図2における右側の周壁27(図4では左側の周壁27に相当する)には、基板仮止部21を逃げる切欠部31と、複数の係合突起として形成されたカバー側挿入係合部32とが、設けられる。この係合突起たるカバー側挿入係合部32は、前記係合孔たるベース側挿入係合部16と対応する位置で、前記右側の周壁27より外側に突出する。ケースカバー3の図2における左側の周壁27(図4では右側の周壁27に相当する)には、複数の係合孔として形成されたカバー側挿入係合部33が、前記係合突起たるベース側挿入係合部17と対応する位置に設けられる。ケースカバー3では、上下の周壁27および上下の裏壁26が上下カバー側摺接係合部34;35を形成する。ケースカバー3にはカバー側結合部36が設けられる。カバー側結合部36は、ベース側結合部23と対応するケースカバー3の下側の周壁27に設けられる。カバー側結合部36は、周壁27より外側に突出する。ケースカバー3における上下の周壁27の左端部には、突起に形成されたカバー側ロック67を備える。カバー側ロック67は、上下の周壁27に設けたが、上下の周壁27のいずれか一方だけでもよい。その場合、カバー側ロック67とベース側ロック66は、互いに嵌め合わされるものであるので、同じ側に設けられる。また、カバー側ロック67を孔または凹部または溝に形成し、ベース側ロック66を突起に形成してもよい。
図3を参照し、ベース側結合部23とカバー側結合部36と固定ねじ55との構造について説明する。ベース側結合部23は、ケースベース2の下壁9より下方に突出した平坦なブロックベース37、ブロックベース37の周囲より裏側に突出された周壁38、ブロックベース37の前面より前側に円筒状に膨出された複数の固定個所部39を備える。これらの固定個所部39は図5にも示すように筒状の内部孔40の前側が閉鎖された行止まり形状である。ベース側結合部23には、ワッシャー41とワッシャーカバー42とが設けられる。ワッシャー41は、ワッシャーカバー42よりもひとまわり小さな形状である。ワッシャー41は、周壁38で囲まれた内側に取り込まれてブロックベース37に接触するステンレスからなる板状であって、固定個所部39と同数の開口部43を内部孔40と同軸に備える。開口部43には、開口部43の周縁より開口部43の中心に向かって突出する複数の突起44を備える。これらの突起44は開口部43の周縁より開口部43の中心に行くにしたがって徐々に前側に傾斜する。
ワッシャーカバー42は、周壁38で囲まれた内側に取り込まれてブロックベース37に接触する光透過性の有る無色な合成樹脂からなる板状であって、固定個所部39と同数の貫通孔45を内部孔40と同軸に備える。貫通孔45は、開口部43より小さい直径を有する。そして、ワッシャー41の開口部43が内部孔40と同軸となるように、ワッシャー41がブロックベース37に搭載され、ワッシャーカバー42がワッシャー41を全体的に覆うようにベース側結合部23のブロックベース37に搭載された後、ワッシャー41よりはみ出たワッシャーカバー42の周縁部が超音波振動または接着剤でブロックベース37に接合される。これによって、図5にも示すようにワッシャー41の突起44の先端部がワッシャーカバー42の貫通孔45より内側に突出し、ワッシャーカバー42が、ワッシャー41のベース側結合部23からの脱落防止を図る。
カバー側結合部36は、ケースカバー3の周壁27より外側に突出したブロックベース46と、ブロックベース46より下側に配置された複数の筒状の固定個所部47と、各固定個所部47とブロックベース46とを連結する第1連結片48と、各固定個所部47の相互を連結する第2連結片49とを備える。固定個所部47は、裏側の大孔部51と、図5に示す前側の小孔部52とを有する。大孔部51の孔径はタッピングねじのような固定ねじ55のねじ部56および頭部57が直線的に挿入し得る大きさである。小孔部52の孔径は固定ねじ55のねじ部56の先端部が回転可能に係合し得る大きさである。カバー側結合部36の固定個所部47は、ベース側結合部23の固定個所部39と位置が対応する。カバー側結合部36には、固定ねじ55とねじカバー59とが設けられる。
固定ねじ55は、カバー側結合部36の固定個所部47と同数の個数である。固定ねじ55は、雄ねじが外周面に形成されたタッピングねじのようなねじ部56、ねじ部56より大きな頭部57、ねじ部56と頭部57との間に形成されたくびれ部61を備える。ねじ部56はくびれ部61より先端側に行くにしたがって徐々に細くなる。ねじ部56の雄ねじのくびれ部61側終端の螺旋は閉鎖され、ねじ部56とくびれ部61との境を形成する。ねじカバー59は、固定個所部47および第2連結片49を覆うように、光透過性の有る無色な合成樹脂からなる板状であって、十字形のスロット62を固定個所部47と同軸に備える。
そして、固定ねじ55のねじ部56がカバー側結合部36における固定個所部47の大孔部51を経由して小孔部52に挿入され、固定ねじ55の頭部57が大孔部51に挿入される。このように固定ねじ55が固定個所部47に個別に挿入された場合、ねじ部56の先端が小孔部52より前側に突出しないか、または、突出しても図5に示すようにベース側結合部23と干渉しないように僅かに突出される。つまり、ケースベース2とケースカバー3とが摺接係合される場合にねじ部56の先端がベース側結合部23のワッシャーカバー42および周壁38と接触しないようになっている。このようにして、全部の固定ねじ55がカバー側結合部36の固定個所部47に個別に格納される。その後、ねじカバー59が固定個所部47および第2連結片49を覆うようにカバー側結合部36のブロックベース46に搭載された後、ブロックベース46に超音波振動または接着剤等で接合される。これによって、ねじカバー59が、固定ねじ55のカバー側結合部36からの脱落防止を図る。
図2、図6−図11を参照し、制御装置Aの組み立て方について説明する。図2に示すように、コネクタ5や図外の電気部品の実装された制御基板1が、固定ねじ55およびねじカバー59をカバー側結合部36に取り付けたケースカバー3に、装着される。この場合、制御基板1のコネクタ5や電気部品が裏側の開放された部分を上に向けた格好のケースカバー3に挿入され、コネクタ5がコネクタ逃孔30を経由してケースカバー3の裏壁26より外側に突出し、電気部品が部品配置室25に取り込まれる。そして、図6に示すように、制御基板1の取付孔6がケースカバー3の基板取付部29に嵌め込まれる。これによって、図10に示すように、制御基板1における回路基板の周縁部のコネクタ5を搭載した側の面が基板収納室28の裏壁26に接触し搭載される。つまり、制御基板1の取付孔6とケースカバー3の基板取付部29とが互いに嵌め込まれることで、止ねじのような固着具を用いることなく、制御基板1がケースカバー3に取り付けられるので、制御装置Aの組み立ておよび分解の作業が容易である。
次に、図7に示すように、ケースベース2が、裏側に開放された部分を下に向けた格好で、ケースカバー3の前側に開放された部分に向かい合わされ、ケースカバー3の右側部分とケースベース2の左側部分とが互いに近づけられる。そして、ケースカバー3の切欠部31がケースベース2の左側に位置する上下支持壁12;13および左側に位置する基板仮止部21を取り込むように、ケースカバー3の上下側に位置する周壁27とケースベース2の上下取込溝14;15とが互いに嵌め合わされる。この場合、制御基板1の右側部前面が上下支持壁12;13で受け止められる。
その後、図8に示すように、ケースベース2とケースカバー3とが互いに合わせられたまま、ケースベース2が左側に向けて横移動され、ケースカバー3が右側に向けて横移動される。これらの横移動はいずれか一方だけもよい。このケースベース2とケースカバー3との相対的な横移動に伴い、ケースベース2の上下取込溝14;15とケースカバー3の上下側に位置する周壁27との摺接係合に伴う嵌め合いが増加する。それに伴い、上下ベース側摺接係合部18;19が上下カバー側摺接係合部34;35の裏側に位置しつつ上下カバー側摺接係合部34;35を通過する。これによって、上下ベース側摺接係合部18;19と上下カバー側摺接係合部34;35とが互いに摺接係合で前後方向(前側と裏側との方向)に抜けないように嵌め合わされ、ケースベース2とケースカバー3とが互いに前後方向に分離不能となる。
引き続き、図9に示すように、ケースベース2とケースカバー3との相対的な横移動が進行するのに伴い、ベース側挿入係合部16;17とカバー側挿入係合部32;33とが互いに嵌め合わされる。これによって、ケースベース2とケースカバー3とが互いにそれらの周縁の全部において前後方向に分離不能となる。そして、ケースベース2の一側壁11の内側面とケースカバー3における右側の周壁27の外側面とが互いに突き当てられる直前において、図2のベース側ロック66とカバー側ロック67とが互いに嵌め合わされる。これによって、ケースベース2とケースカバー3とが前記摺接係合の嵌め合わせ方向である矢印X1方向の逆方向に横移動することがないので、ケースベース2とケースカバー3との不意の分離を防止することができる。その後、ケースベース2の一側壁11の内側面とケースカバー3における右側の周壁27の外側面とが互いに突き当てられることで、ベース側結合部23とカバー側結合部36とが互いに前後方向で向かい合わされる。
第1実施形態では、図2に示すように、ケースベース2の上下取込溝14;15が左側に開放されており、ケースカバー3の周壁27の右側の上下には切欠部31が形成されているので、ケースベース2とケースカバー3とを組み合わせる場合、ケースベース2とケースカバー3とを互いに前後方向に重なり合う量が多くなるように左右方向の一側から他側に向けて横移動すればよい。つまり、図7−図9より明らかなように、ケースベース2の左側部と制御基板1を嵌め込んだケースカバー3の右側部とが互いに前後方向で嵌め合わされた後、ケースベース2だけが左側に移動するか、または、ケースカバー3だけが右側に移動するか、または、双方が移動するかのいずれかによって、ケースベース2とケースカバー3とが互いに前後方向に重なり合う量が多くなるように左右方向の一側から他側に向けて横移動するのに伴い、上下ベース側摺接係合部18;19と上下カバー側摺接係合部34;35とが互いに嵌め合わされ、ベース側挿入係合部16とカバー側挿入係合部32とが互いに嵌め合わされ、ベース側挿入係合部17とカバー側挿入係合部33とが互いに嵌め合わされ、ケースベース2とケースカバー3とが互いに前後方向に分離不能となる。したがって、制御装置Aの組み立ておよび分解の作業が簡単である。
その状態において、図10および図11に示すように、例えば、作業者が、ドライバーのような締結工具の先端部を、上下ベース側摺接係合部18;19と上下カバー側摺接係合部34;35とが摺接係合の嵌め合わせ方向である矢印X1方向の先端側に位置するねじカバー59のスロット62から、当該スロット62と対応するカバー側結合部36における1つの固定個所部47の内部に挿入し、当該固定個所部47に格納された固定ねじ55における頭部57の工具溝に装着する。そのまま、作業者が締結工具を上下ベース側摺接係合部18;19の方向に押しながら固定ねじ55の締結方向に回転操作する。
これによって、固定ねじ55のねじ部56がカバー側結合部36の固定個所部47からベース側結合部23のワッシャーカバー42における1つの貫通孔45およびワッシャー41の開口部43を経由して固定個所部39の1つの内部孔40に締結される。この固定ねじ55のねじ部56がワッシャー41の開口部43における突起44とねじ嵌合しつつ当該突起44を前側に越える。それに伴い、突起44が前側に傾斜したまま固定ねじ55のねじ部56からくびれ部61に嵌め込まれる。
これによって、前記締結工具により固定ねじ55が取り外し操作により締結時とは逆方向に回転されても、突起44がくびれ部61に存在したまま、固定ねじ55が空回りするだけで、固定ねじ55がカバー側結合部36の固定個所部47より取り外し不能となる。このように、1つの固定ねじ55がカバー側結合部36の1つの固定個所部47とベース側結合部23の1つの固定個所部39との双方に結合していることで、ケースベース2とケースカバー3とが開封不能に封緘され、制御基板1がケース4の内部に密封された形態となる。
このように制御基板1をケース4の内部空間に格納した形態に組み立てられた制御装置Aにあっては、図10に示すように、コネクタ5の近傍における制御基板1の部分が上支持壁12と上ベース側摺接係合部18と裏壁26とで前後方向から支持された格好となる。よって、コネクタ5に図外の相手側コネクタを接続したり、当該相手側コネクタをコネクタ5から外したりする場合、制御基板1のコネクタ5周りががたつかず、コネクタ5に対する相手側コネクタの抜き差しの作業を容易かつ適切に行うことができる。また、制御基板1の裏面とケースベース2における基壁7の前面との間には、上下支持壁12;13の高さによる隙間が形成される。この隙間は、制御基板1の裏面に実装されたコネクタ5や電気部品Dなどの電極や取付足などの制御基板1の前面より前側に突出した部分が基壁7に接触しないようにするための逃げとなる。この隙間に収納可能な図外の電気部品を制御基板1の前面に実装してもよい。
このように制御基板1をケース4の内部空間に格納した形態に組み立てられた制御装置Aは、図1に示すように、ケースベース2における基壁7の前面が相手側部材Bの裏面と対向される格好で、相手側部材Bに、図外の取付手段で取り付けられる。このように制御装置Aが相手側部材Bに取り付けられることによって、公的機関が制御装置Aの検査を行う場合、検査を行う作業者が相手側部材Bに取り付けられた制御装置Aを裏側から見ると、ケース4の内部空間における制御基板1の電気部品D(図10参照)やケース4より突出するコネクタ5およびカバー側結合部36やベース側結合部23を、光透過性の有る合成樹脂製のケースカバー3を通して見ることができ、どの固定個所部39;47の固定ねじ55(図10参照)がケースベース2とケースカバー3とを開封不能に封緘しているかを容易に確認することができる。
図12−図16を参照し、前記矢印X1方向の先端側に位置する1つの固定ねじ55で開封不能に組み立てられた制御装置Aを、公共機関による検査のために、分解する場合について説明する。図12に示すように、作業者が、ニッパーのような切断工具で、前記矢印X1方向の先端側に位置する1つの固定ねじ55の存在するカバー側結合部36の1つの固定個所部47における第1連結片48(図3参照)と第2連結片49と第2連結片49を覆うねじカバー59の部分とを、切断する。これによって、カバー側結合部36の1つの固定個所部47とベース側結合部23の1つの固定個所部39との双方を結合している1つの固定ねじ55と、当該固定ねじ55と対応するねじカバー59の1つのスロット62の存在する部分とが、ベース側結合部23に残存する形態となる。
次に、図13および図14に示すように、作業者が、ケースベース2とケースカバー3とを組み立て時とは逆方向である矢印X2方向に相対的に横移動する。これによって、前記矢印X1方向の先端側に位置する1つの固定ねじ55とカバー側結合部36の1つの固定個所部47とねじカバー59の1つのスロット62の存在する部分とがベース側結合部23に取り残されたまま、その他の複数の固定ねじ55が個別に格納されたカバー側結合部36における固定個所部47はケースカバー3と一緒に矢印X2方向に移動する。
引き続き、作業者がケースベース2とケースカバー3とを矢印X2方向に相対的に横移動し、上下カバー側摺接係合部34;35がケースベース2における最も左側に位置する上下ベース側摺接係合部18;19から左側に位置をずらされることで、上下ベース側摺接係合部18;19と上下カバー側摺接係合部34;35との相互の摺接係合が解除され、上下ベース側摺接係合部18;19が上下カバー側摺接係合部34;35を裏側に抜けるように解放する。その後、作業者は、制御基板1がケースカバー3から脱落しないように注意をはらいつつ、ケースベース2とケースカバー3とを前後方向に引き離して開封する。そして、作業者は、制御基板1の回路パターンのような配線や電気部品に手を触れないように注意をはらいつつ、制御基板1の取付孔6とケースカバー3の基板取付部29との嵌め合いを解除し、制御基板1をケースカバー3から取り出す。
更に、図15に示すように、作業者が、ケースカバー3から取り出された制御基板1のコネクタ5の設けられていない側の面をケースベース2の裏側に開放された側から上下ベース側摺接係合部18;19を避けて上下支持壁12;13の裏面に搭載した後、矢印X1方向に制御基板1を横移動させ、制御基板1の取付孔6とケースカバー3の基板仮止部21の仮止穴22との位置が合ったならば、前記制御基板1の横移動を停止する。その状態において、図16に示すように、作業者が制御装置Aとは別に用意された検査用の止ねじ65を制御基板1の取付孔6から仮止穴22に締結する。これによって、制御基板1がコネクタ5や電気部品をケースベース2から裏側に向けた格好でケースベース2に固定される。したがって、作業者が、ケースベース2の基壁7(図15参照)の前面を検査台の上に載せることで、制御基板1のコネクタ5や電気部品が作業者の側に向いた格好となり、作業者が制御基板1への検査を容易に行うことができる。
前記検査終了後、制御装置Aを組み立てる場合は、作業者が、止ねじ65を取り外し、制御基板1をケースベース2から取り外した後、図6−図11に示す前記順序で制御基板1とケースベース2とケースカバー3とを組み立てる。この場合、図12における第2連結片49やねじカバー59の切断された部分の左隣りに配置された1つの固定ねじ55が、摺接係合の嵌め合わせ方向である矢印X1方向の先端側に位置する1つの固定ねじ55として、カバー側結合部36の1つの固定個所部47からベース側結合部23の1つの固定個所部39に締結され、ケースベース2とケースカバー3とが開封不能に封緘される。つまり、固定個所部39;47が4個設けられているので、3回の開封による検査を行い、開封不能に封緘された制御装置Aとして4回使用することができるが、固定個所部39;47の個数は4個に限定されるものではなく、1個または2個または3個または5個以上であってもよい。
図17−図19は第2実施形態である。図17は制御装置Aを分解して示す。図18は組み立てられた制御装置Aを摺接係合の嵌め合わせ方向に切断した断面を示す。図19は組み立てられた制御装置Aを摺接係合の嵌め合わせ方向と直交する方向に切断した断面を示す。図17において、第2実施形態の制御装置Aは、1個のケースベース2Aの内部空間側の内面たる基壁7の裏面に隔壁71が設けられる。隔壁71は、上下ベース側摺接係合部18;19と上下カバー側摺接係合部34;35とによる摺接係合の嵌め合わせ方向に当該ケースベース2Aの内部空間を2分する。
1個のケースベース2Aは、第1実施形態の1個のケースベース2に相当するものである。ケースベース2Aは、左右側部に側壁のない点が、また、上ベース側摺接係合部18の基壁7からの裏側への突出量(高さ)H1と下ベース側摺接係合部19の基壁7からの裏側への突出量(高さ)H2とが異なる点が、第1実施形態のケースベース2と異なる。第2実施形態の場合、上ベース側摺接係合部18の基壁7からの裏側への高さH1は、下ベース側摺接係合部19の基壁7からの裏側への高さH2よりも低い(H1<H2)。ケースベース2Aには、隔壁71で2分された内部空間に対し、基壁7、上下壁8;9、上下支持壁12;13、上下取込溝14;15、ベース側挿入係合部16;17、上下ベース側摺接係合部18;19、基板仮止部21、複数の固定個所部39やワッシャー41およびワッシャーカバー42を有するベース側結合部23、ベース側ロック66が個別に設けられる。隔壁71には、係合孔として形成されたベース側挿入係合部17が形成される。ベース側挿入係合部17は、ケースカバー3A;3Bのそれぞれに係合突起として形成されたカバー側挿入係合部32と嵌まり合う部分である。
ケースカバー3A;3Bはケースベース2Aにおける隔壁71で2分された内部空間に対する2個である。これら2個のケースカバー3A;3Bは、第1実施形態のケースカバー3に相当するものである。ケースカバー3Aがケースベース2Aに対し左側から摺接係合するように嵌め合わされる点、ケースカバー3Bがケースベース2Aに対し右側から摺接係合するように嵌め合わされる点が、また、上カバー側摺接係合部34の前側の開放端からの裏側への突出量(高さ)H1と下カバー側摺接係合部35の前側の開放端からの裏側への突出量(高さ)H2とが異なる点が、第1実施形態のケースカバー3と異なる。第2実施形態の場合、上カバー側摺接係合部34の前側の開放端からの裏側への高さH1は、下カバー側摺接係合部35の前側の開放端からの裏側への高さH2よりも低い(H1<H2)。ケースカバー3A;3Bには、部品配置室25、裏壁26、周壁27、基板収納室28、基板取付部29、コネクタ逃孔30、切欠部31、カバー側挿入係合部32;33、上下カバー側摺接係合部34;35、複数の固定ねじ55やねじカバー59を有するカバー側結合部36、カバー側ロック67が個別に設けられる。1個のケースベース2Aと2個のケースカバー3A;3Bがケース4を形成する。
ケースベース2Aとケースカバー3A;3Bからなる2個の内部空間には、2個の方形な制御基板1A;1Bが個別に格納される。制御基板1A;1Bは、第1実施形態の制御基板1に相当するものであって、コネクタ5と取付孔6と電気部品Dとを個別に備える。制御基板1A;1Bは、2個で1つの制御を協力して行うものであってもよいが、例えば、制御基板1Aがパチンコ機の球を発射する機構を制御し、制御基板1Bがパチンコ機の賞球や貸球としての球を遊技者の側に払い出す機構を制御するというように、別々の制御を個別に行うものであってもよい。
第2実施形態によれば、1個のケースベース2Aと2個の回路基板1A;1Bと2個のケースカバー3A;3Bとによって制御装置Aを構成したので、別々に構成された複数の制御装置を用いる場合に比べ、制御装置Aを構成する部品点数を少なくすることができるとともに制御装置Aの設置スペースを小さくすることができる。前記H1<H2の寸法の関係から、ケースベース2Aに対するケースカバー3Aとケースカバー3Bとの嵌め込み間違いを防止することができる。隔壁71に形成されたベース側挿入係合部17において、上から1つ目と上から3つ目とが例えばケースカバー3Aのカバー側挿入係合部32と嵌め合うものとして使用され、上から2つ目と上から4つ目とが例えばケースカバー3Bのカバー側挿入係合部32と嵌め合うものとして使用されることによって、ケースカバー3A;3Bのケースベース2Aに対する上下方向の嵌まり合いの幅が大きくなり、ケースカバー3A;3Bとケースベース2Aとの嵌め合わせ姿勢が安定する。
A 制御装置、1;1A;1B 制御基板、2;2A ケースベース、
3;3A;3B ケースカバー、4 ケース、5 コネクタ、
18;19 上下ベース側摺接係合部、23 ベース側結合部、
29 基板取付部、34;35 上下カバー側摺接係合部、
36 カバー側結合部、39;47 固定個所部、55 固定ねじ(固着具)、
71 隔壁。

Claims (2)

  1. 裏側に開放された四角な箱形の光透過性の有るケースベースには
    前記ケースベースの長辺に形成される複数のベース側摺接係合部と、
    前記長辺に形成され、複数の固定個所部を有するベース側結合部と
    記ケースベースの側縁に形成される複数のベース側挿入係合部と
    前記長辺の一端側に孔または凹部または溝に形成されたベース側ロックとが設けられ、
    前側に開放された四角な箱形の光透過性の有るケースカバーには
    前記ケースカバーの長辺に形成されるカバー側摺接係合部と、
    前記ベース側結合部と対応する位置の長辺に形成され、複数の固着具を収納した固定個所部を有するカバー側結合部と
    記ベース側挿入係合部と対応するカバー側挿入係合部と、
    前記ベース側ロックと対応する位置に突起として形成されるカバー側ロックと、
    コネクタ逃孔とが設けられ、
    コネクタおよび電気部品の実装された方形な制御基板がケースカバーに装着されることで、前記コネクタが前記コネクタ逃孔を経由してケースカバーより外側に突出し、ベース側摺接係合部とカバー側摺接係合部およびベース側挿入係合部とカバー側挿入係合部が互いに摺接係合で嵌め合わされ、ベース側ロックとカバー側ロックとが互いに嵌め合わされることで、ケースベースとケースカバーとからなるケースの内部空間に前記ケースカバーに装着された制御基板が格納された後、カバー側結合部における1つの固着具がケースカバー側からケースベース側に挿入され、ベース側結合部における1つの固定個所部に結合されることで、ケースベースとケースカバーとを開封不能に封緘し、前記コネクタと前記電気部品および前記固着具が同一面から視認可能になるとともに、このケースベースとケースカバーとの封緘下で前記1つの固定個所部に結合された固着具の周囲がカバー側結合部から切り離されることによって、ケースベースとケースカバーとが開封可能となる遊技機の制御装置において、
    ベース側結合部とカバー側結合部とがベース側摺接係合部とカバー側摺接係合部とによる摺接係合の嵌め合わせ方向と直交する方向の一側に位置してケースベースとケースカバーとに個別に設けられたことを特徴とする遊技機の制御装置。
  2. 前記ケースカバーの内部空間側の内面には前記制御基板に形成された複数の取付孔に嵌め込まれる基板取付部が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機の制御装置。
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