JP2011092222A - 遊技機の基板ケース、及び遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】開封した痕跡をベース部材及び蓋部材の両方に残せるのは勿論のこと、所定の検査やメンテナンスをする際の作業性にも配慮がなされた基板ケース及び遊技機を提供する。
【解決手段】基板ケース11に対し所定の検査やメンテナンスをする際には、第一連結部群16で一箇所、また、第二連結部群17で一箇所、切断用の治具を用いて対象となる切断部18、19を切断することにより、封止状態にある基板ケース11の開封作業を行うことができるようになっている。基板ケース11は、二箇所切断することにより、開封した痕跡をベース部材12及び蓋部材13の両方に残せるように構成されている。切断部18は、基板ケース11の正面R側から臨む位置に配置形成されている。また、切断部19は、基板ケース11の側面(底面U)側から臨む位置に配置形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、ベース部材及び蓋部材を連結部により連結して封止する構造の基板ケースと、この基板ケースを備える遊技機とに関する。
遊技機において例えばパチンコ機を例に挙げると、このパチンコ機の遊技盤裏側には、樹脂製のベース部材及び蓋部材を備える基板ケースが固定されている。基板ケースには、遊技制御を行うための主制御基板が少なくとも収容されている。基板ケースは、ベース部材及び蓋部材を所定の重ね合わせ状態にすることにより、主制御基板を外部から保護できるように形成されている。また、基板ケースは、主制御基板に実装されたIC等が不正に交換されたりすることがないように、ベース部材及び蓋部材が連結部によって連結され、これにより不正に開封することができないようになっている。ベース部材及び蓋部材が連結状態にある基板ケースは、連結部を構成する一部分としての切断部(切断対象となる切断部)を例えばニッパー等で切断することにより、ベース部材に対して蓋部材を分離することができるようになっている。切断部を切断した後にこの部分は、基板ケースを開封した痕跡として残るようになっている。
下記特許文献1に開示された基板ケースは、切断対象となる切断部が一対ある構成及び構造になっており、基板ケースを開封した痕跡をベース部材及び蓋部材の両方に残せることができるようになっている。下記特許文献1に開示された基板ケースは、ベース部材及び蓋部材の両方に基板ケースを開封した痕跡を残せることから、開封の事実を確認することがより確実になると言う利点を有している。
特開2009−178305号公報
特許文献1に開示された上記従来技術にあっては、切断対象となる一対の連結部の各切断部を切断する際、この切断方向が一方の切断部と他方の切断部とで反対の方向になることから、一方の切断部を切断した後、基板ケースを裏返しにしてから他方の切断部を切断するという煩雑な作業をしなければならないことになる。これは所定の検査やメンテナンスをする際の作業性に影響を来してしまうことになる。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、開封した痕跡をベース部材及び蓋部材の両方に残せるのは勿論のこと、所定の検査やメンテナンスをする際の作業性にも配慮がなされた基板ケースを提供することを課題とする。また、このような基板ケースを備えた遊技機を提供することも課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の遊技機の基板ケースは、電気・電子部品が実装された基板を少なくとも収容するための樹脂製のベース部材及び蓋部材を備えるとともに、これら前記ベース部材及び前記蓋部材を重ね合わせた状態で連結するための連結部を複数有し、該複数の連結部は第一連結部群と第二連結部群とに分けられ、前記第一連結部群は前記連結部を構成する一部分としての切断部が前記ベース部材側となる配置の群であり、前記第二連結部群は前記切断部が前記蓋部材側となる配置の群である遊技機の基板ケースにおいて、前記第一連結群及び前記第二連結部群のいずれか一方における前記切断部を、前記基板の所定面に対応する第一の面側から臨む位置に配置形成するとともに、いずれか他方における前記切断部を、前記第一の面側から臨む位置、若しくは前記所定面に連続する面に対応する第二の面側から臨む位置に配置形成することを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、例えば第二連結部群における切断対象となる切断部を基板の所定面に対応する第一の面側から切断すると、この切断と同じに第一の面側から第一連結部群における切断対象となる切断部も切断することが可能になる。又は、例えば第二連結部群における切断対象となる切断部を切断すると、第一の面側でなく第二の面側から第一連結部群における切断対象となる切断部を切断することが可能になる。基板の所定面に連続する面に対応する第二の面側からであれば、基板ケースを裏返すような煩雑な切断作業をする必要はない。本発明によれば、第一連結部群及び第二連結部群の両方においてそれぞれ切断対象となる切断部を切断する構造であり、切断部は第一連結部群の方がベース部材側、第二連結部群の方が蓋部材側に配置されることから、このような配置の切断部を切断することにより、基板ケースの開封痕跡はベース部材及び蓋部材の両方に残るようになる。
また、本発明の遊技機の基板ケースは、前記連結部は連結具を有し、前記第一連結部群及び前記第二連結部群における各前記連結部の前記連結具を同じ向きに配置することを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、ベース部材及び蓋部材を重ね合わせた状態で連結をする際、第一連結部群及び第二連結部群における各連結部の連結具が同じ向きになる。本発明は、連結に係る作業性及び切断に係る作業性が共に良好になる。
また、本発明の遊技機の基板ケースは、前記連結部は前記連結具を収容する収容部を有し、該収容部を前記第一連結部群及び前記第二連結部群のいずれにおいても前記ベース部材側又は前記蓋部材側のいずれか一方に配置することを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、連結具を組み付ける際、この連結具をベース部材側に配置された収容部、又は蓋部材側に配置された収容部に収容することになる。連結具の収容はベース部材側又は蓋部材側であり、両方ではないことから、連結具の組み付けに係る作業性は良好になる。
また、本発明の遊技機の基板ケースは、前記連結部は前記連結具を収容する収容部を有し、該収容部を前記第一連結部群においては前記ベース部材及び前記蓋部材のうちいずれか一方の側に配置し、前記第二連結部群においてはいずれか他方の側に配置することを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、連結具を組み付ける際、この連結具をベース部材側に配置された収容部と、蓋部材側に配置された収容部とに収容することになる。連結具は、ベース部材側及び蓋部材側の両方にそれぞれ組み付けられることから、連結部の構造は複雑化されて不正改造(複製)が困難になる。
また、本発明の遊技機の基板ケースは、前記第一の面又は前記第二の面を凹ませるようにして形成されるとともに開口よりも奥が狭くなるように傾斜壁が形成される凹部の、前記傾斜壁に前記切断部を配置する、及び/又は、前記第一の面又は前記第二の面を切り欠くようにして形成される切り欠き凹部に合わせて前記切断部を配置することを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、切断部の配置が例えば奥まっているような場合であっても、切断用の治具(ニッパー等)を切断部の位置まで挿入することが容易になる。従って、切断に係る作業性は良好になる。
また、本発明の遊技機の基板ケースは、前記第一連結部群及び前記第二連結部群を前記基板の基板領域上方に配置することを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、基板の基板領域上方に第一連結部群及び第二連結部群を配置することにより、基板領域側方の配置と比べて基板ケースの小型化を図ることが可能になる。
また、本発明の遊技機の基板ケースは、前記第一連結部群及び前記第二連結部群を前記基板ケース側面に沿って並べて配置することを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、基板ケース側面に沿って第一連結部群及び第二連結部群を並べて配置することにより、組み付けに係る作業性、連結に係る作業性、及び切断に係る作業性が共に良好になる。
また、本発明の遊技機の基板ケースは、前記ベース部材及び前記蓋部材のいずれか一方を他方に対しスライド移動させた後に前記連結部が連結可能状態となるように該連結部を配置形成することを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、蓋部材に対してベース部材をスライド移動させ、又はベース部材に対して蓋部材をスライド移動させ、そしてこの移動が完了すると、複数の連結部は連結可能な状態になる。
そして、本発明の遊技機は、上記基板ケースを備えることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、開封した痕跡をベース部材及び蓋部材の両方に残せる基板ケースであることから、また、所定の検査やメンテナンスをする際の作業性に配慮がなされた基板ケースであることから、有用な基板ケースを備える遊技機になる。
本発明によれば、開封した痕跡をベース部材及び蓋部材の両方に残せることから、基板ケースの開封事実を確認し易くすることができるという効果を奏する。また、本発明によれば、切断部の配置に配慮することから、この切断部の切断に係る作業を煩雑な作業にすることなく、これにより所定の検査やメンテナンスをする際の作業性を向上させることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、第一連結部群及び第二連結部群における各連結部の連結具を同じ向きにすることにより、連結に係る作業性及び切断に係る作業性を共に良好にすることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、連結具を収容するための収容部の配置によって、連結具の組み付けに係る作業性を向上させることができるという効果や、連結部の構造を複雑化して不正改造を困難にすることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、切断用の治具(ニッパー等)の挿入性に配慮することによって、切断部の切断に係る作業性を良好にすることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、第一連結部群及び第二連結部群の配置に配慮することによって、基板ケースの小型化を図ることができるという効果や、組み付けに係る作業性、連結に係る作業性、及び切断に係る作業性を共に良好にすることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、基板ケースの組み付けをスライド移動によって容易に行うことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、上記効果の基板ケースを備えることから、有用な遊技機として提供することができるという効果を奏する。
本発明の基板ケースを取り付けた遊技機の背面図である。 基板ケースの斜視図である(実施例1)。 基板ケースの正面図である。 基板ケースの底面図である。 蓋部材側から見た基板ケースの分解斜視図(基板を含む)である。 ベース部材側から見た基板ケースの分解斜視図(基板を含む)である。 正面側から見た蓋部材の斜視図である。 背面側から見た蓋部材の斜視図である。 蓋部材の正面図である。 蓋部材の背面図である。 ベース部材の斜視図である。 ベース部材の正面図である。 ベース部材の底面図である。 ベース部材の平面図である。 カシメ具の図であり、(a)は正面側から見た斜視図、(b)は側面図、(c)は背面側から見た斜視図である。 カシメカバーの図であり、(a)は正面側から見た斜視図、(b)は側面図、(c)は背面側から見た斜視図である。 基板を収容した状態の基板ケースの断面線に係る図である。 図17のA−A線断面図である。 図17のB−B線断面図である。 図17のC−C線断面図である。 図17のD−D線断面図である。 図17のE−E線断面図である。 図17のF−F線断面図である。 スライド移動開始直前状態のベース部材及び蓋部材を示す斜視図である。 スライド移動開始直前状態のベース部材及び蓋部材を示す正面図である。 基板ケースの斜視図である(以下、実施例2)。 基板ケースの正面図である。 蓋部材側から見た基板ケースの分解斜視図(基板を含む)である。 ベース部材側から見た基板ケースの分解斜視図(基板を含む)である。 正面側から見た蓋部材の斜視図である。 背面側から見た蓋部材の斜視図である。 蓋部材の正面図である。 蓋部材の底面図である。 ベース部材の斜視図である。 ベース部材の正面図である。 ベース部材の側面図であり、(a)は左側面図、(b)は右側面図である。 カシメ具の図であり、(a)は正面側から見た斜視図、(b)は側面図、(c)は背面側から見た斜視図である。 カシメカバーの図であり、(a)は正面側から見た斜視図、(b)は側面図、(c)は背面側から見た斜視図である。 基板を収容した状態の基板ケースの断面線に係る図である。 図39のG−G線断面図である。 図39のH−H線断面図である。 図39のI−I線断面図である。 図39のJ−J線断面図である。 図39のK−K線断面図である。 図39のL−L線断面図である。 スライド移動開始直前状態のベース部材及び蓋部材を示す斜視図である。 スライド移動開始直前状態のベース部材及び蓋部材を示す正面図である。
以下、図面を参照しながら第1実施例を説明する。図1は本発明の基板ケースを取り付けた遊技機の背面図である。また、図2ないし図25は本発明の基板ケース(実施例1)に係る図である。
図1において、遊技機の代表例として示されるパチンコ機200は、外郭を構成する矩形枠状の外枠201と、この外枠201に対して開閉可能に設けられ、図示しない遊技盤が装着される内枠202とを備えている。また、パチンコ機200は、内枠202の背面側にスライド錠203と、補給タンク204と、タンクレール205と、払出装置206とを備えている。さらに、パチンコ機200は、電源基板及びケースを含む電源基板部207と、演出制御基板及び盤裏カバーを含む演出制御基板部208と、発射制御基板及びケースを含む発射制御基板部209と、主制御基板及びケースを含む主制御基板部210とを備えている。さらにまた、パチンコ機200は、払出制御基板10(図5参照)と、この払出制御基板10を収容する本発明の基板ケース11とを備えている(基板ケース11は払出制御基板10に限らず、上記他の基板を収容するケースにも適用できるものとする)。
尚、上記引用符号200〜210はここでは公知のものを用いており、詳細な説明は省略するものとする。以下、本発明の基板ケース11について説明をする。基板ケース11は、内枠202の背面側に公知の方法で組み付けられている(以下の説明では、図1における基板ケース11の配置に基づいて上下・左右の各方向を定義するものとする。また、図1における基板ケース11の配置に基づいて、この基板ケース11自体の正面R・背面S・側面(平面T・底面U・左側面V・右側面Wなどの各面も図2に示す如く定義するものとする)。
図2ないし図4において、基板ケース11は、樹脂製のベース部材12及び蓋部材13を備えて構成されている。また、基板ケース11は、ベース部材12及び蓋部材13を重ね合わせた状態で連結するための連結部14、15を複数有している。複数の連結部14、15は、二つの群に分けられている。すなわち、第一連結部群16と第二連結部群17とに分けられている。第一連結部群16は、連結部14を構成する一部分としての切断部18がベース部材12側となる配置の群として設定されている。また、第二連結部群17は、連結部15を構成する一部分としての切断部19が蓋部材13側となる配置の群として設定されている。
基板ケース11に対し所定の検査やメンテナンスをする際には、第一連結部群16で連結済みの一箇所(図2においては後述する貫通孔88を介してカシメ具20が図18に示す如く押し込まれている方)、また、第二連結部群17でも連結済みの一箇所(上記同様後述する貫通孔88を介してカシメ具20が図18に示す如く押し込まれている方)、図示しない切断用の治具(ニッパー等)を用いて対象となる切断部18、19を切断することにより、封止状態にある基板ケース11の開封作業を行うことができるようになっている。基板ケース11は、上記のように二箇所を切断することにより、開封した痕跡をベース部材12及び蓋部材13の両方に残せるように構成されている。図2において、切断部19は、基板ケース11の正面R側から臨む位置に配置形成されている。また、切断部19は、矢印Qで示す方向から上記切断用の治具を移動させて切断されるように配置形成されている。一方、切断部18は、基板ケース11の側面(底面U)側から臨む位置に配置形成されている。また、切断部18は、矢印Pで示す方向から上記切断用の治具を移動させて切断されるように配置形成されている(矢印P及び矢印Qは交差し合う方向であり、180度反対方向にはならないものとする。反対方向にならないため、切断し易く、開封痕跡も確認し易くなっている)。
図5及び図6において、基板ケース11は、少なくとも払出制御基板10を収容するための透明な樹脂製の部材であって、上記の如く連結部14、15(図2ないし図4参照)を複数有するとともに、ベース部材12及び蓋部材13を備えて構成されている。連結部14、15は、この構成として上記切断部18、19の他に、ベース部材12及び蓋部材13をカシメによって連結する(係合する)ためのカシメ具20と、このカシメ具20を保護するためのカシメカバー21と、ベース部材12側に形成されるベース側連結部22、23と、蓋部材13側に形成される蓋側連結部24、25とを備えて構成されている。尚、連結部14、15(図2ないし図4参照)の数は一例であるものとし、例えば三つずつや四つずつで第一連結部群16、第二連結部群17を構成してもよいものとする。また、複数の連結部14を隣り合わせたり、同じく連結部15を隣り合わせたりするのではなく、点在させて群を構成してもよいものとする(例えば対になるような状態で群を構成する)。以下、上記各構成部材等について説明をする。
払出制御基板10は、基板本体26と、この基板本体26の表面に実装される電気部品27、電子部品28(IC等)、及び端子台29とを備えて構成されている。端子台29は複数実装されており、電気部品27等も実際には複数実装されている。基板本体26は、特に限定するものでないが矩形板状(長方形の板)のものであって、本実施例においては、この形状にて基板領域が形成されるようになっている。複数の端子台29は、基板本体26の長手側部に沿うように一列に並んで実装されている。基板本体26には、複数の固定用の貫通孔30が形成されている。払出制御基板10は、貫通孔30及び後述する位置決めピン39を介して蓋部材13側に固定されるようになっている(貫通孔30をビス孔とし、また、上記位置決めピン39をボスとすれば、ビス止めにより固定することが可能になるものとする)。
蓋部材13は、ABS樹脂やポリカーボネート(PC)等の透明な樹脂材料を用い、これを射出成形することにより一体的に成形されている。蓋部材13は、ベース部材12の形状に合わせて形成されている。
図7ないし図10において、蓋部材13は、蓋部材本体31と、鍔部32、33と、長手側壁34、35と、この長手側壁34、35を繋ぐ短手側壁36、37と、複数の上記蓋側連結部24、25とを有している。蓋側連結部24は、長手側壁35から突出するように連成されている。また、蓋側連結部25は、切断部19を介して長手側壁35に連成されている。蓋側連結部24、25は、所定の間隔をあけて配置されている。
蓋部材本体31は、払出制御基板10(払出制御基板10の構成は図5及び図6を参照)を蓋部材13に収容固定した時に、基板本体26の表面に実装された電気部品27、電子部品28等に対し干渉しないような形状、また、電気部品27、電子部品28等を収容することができる形状に形成されている。鍔部32は、蓋部材本体31の上側に連続する鍔状の部分であって、長手側壁34を有するように形成されている。鍔部32には、払出制御基板10に設けられた端子台29を露出するための孔38が複数形成されている(孔38及び端子台29の配置は一例であるものとする)。払出制御基板10は、鍔部32の孔38から端子台29を露出した状態で固定をすることにより、配線接続可能な状態になるようになっている。鍔部33は、蓋部材本体31の図中左側に連続する鍔状の部分であって、短手側壁36を有するように形成されている。図8において、蓋部材本体31及び鍔部32に突設された位置決めピン39は、穴と突起の係合により払出制御基板10を固定するために設けられている。位置決めピン39は、貫通孔30の位置に合わせて配置されている。
長手側壁34には、横長のスリット40が三箇所、等間隔で配置形成されている。スリット40は、ベース部材12側と係合する部分として形成されている。短手側壁36、37には、それぞれL字状の切り欠きとなる切り欠き部41が二箇所形成されている。切り欠き部41の一方は長手側壁34側に配置され、他方は長手側壁35側に配置されている。切り欠き部41は、ベース部材12側とスライド自在に係合する部分として形成されている。切り欠き部41は、この開口端42と、スライド方向に延びる係合溝43とを有している。長手側壁35には、切断部19と、蓋側連結部24、25と、ガイド溝44とが形成されている。ガイド溝44は、ベース部材12とのスライド移動の際にベース部材12の一部(後述する短手側壁57)が差し込まれ、これを案内することができるように切り欠き形成されている。
蓋側連結部24は、上記の如く長手側壁35から突出するように連成されている(図7ないし図10参照)。蓋側連結部24は、二つ並ぶように配置形成されており、これらは基本的に同じ形状になっている。蓋側連結部24は、長手側壁35に対して連続する連続部45と、連続部45の左右両端から突出する一対の側壁46と、一対の側壁46間に設けられる係止壁47と、この係止壁47に平行な壁48とを有している。また、蓋側連結部24は、連続部45、一対の側壁46、及び係止壁47に囲まれる収容空間49を有している。収容空間49は、ベース側連結部22(図11及び図12参照)の形状に合わせて形成されている。係止壁47には、係止孔50が貫通形成されている。係止壁47及び壁48の間隔は、切断部18(図4参照)の配置の関係上、比較的狭く設定されている。
蓋側連結部25は、上記の如く切断部19を介して長手側壁35に連成されている。蓋側連結部25は、二つ並ぶように配置形成されており、これらは基本的に同じ形状になっている。蓋側連結部25は、切断部19の一端に連続する連続部51と、連続部51の左右両端から切断部19と同方向に突出する一対の側壁52と、一対の側壁52間に設けられる係止壁53と、この係止壁53に平行な壁54とを有している。また、蓋側連結部25は、連続部51、一対の側壁52、及び係止壁53に囲まれる収容空間55を有している。収容空間55は、ベース側連結部23(図11及び図12参照)の形状に合わせて形成されている。係止壁53には、蓋側連結部24と同じ係止孔50が貫通形成されている。
切断部19は、蓋側連結部25の構成をこの部分のみで蓋部材13側に連続させる部分として形成されている。切断部19は、この一端が連続部51に連続するとともに、他端が長手側壁35に対し直交して連続するように形成されている。切断部19は、蓋部材13の最も正面Rに近い側に配置形成されている。切断部19は、図示しない切断用の治具(ニッパー等)で切断可能な形状に形成されている(本実施例においては、略リブ状に形成されている)。切断部19は、ベース部材12及び蓋部材13の連結状態を維持するため(図2参照)、必要最低限の強度を有するように形成されている。
図11ないし図14において、ベース部材12は、蓋部材13(図7ないし図10参照)と同様にABS樹脂やポリカーボネート(PC)等の透明な樹脂材料を用い、これを射出成形することにより一体的に成形されている。ベース部材12は、矩形状に形成される底壁56を有している。また、ベース部材12は、底壁56の左右両側に連成される高さの低い一対の短手側壁57と、この一対の短手側壁57を底壁56の下端位置で繋ぐ高さの低い長手側壁58と、長手側壁58に連成される上記ベース側連結部22、23と、ベース側連結部22、23の間に位置するとともに底壁56及び長手側壁58に跨って連成される膨出部59とを有している。
底壁56の上端位置には、係合凸部60が三箇所、等間隔で配置形成されている。係合凸部60は、蓋部材13のスリット40(図8参照)に差し込まれるような形状に形成されている。一対の短手側壁57のそれぞれの内側には、この短手側壁57よりも低く平行なリブ61が配置形成されている。リブ61は、底壁56から突出するように形成されている。リブ61と短手側壁57との間には、係合部62が形成されている。係合部62は、蓋部材13の切り欠き部41(図8参照)の位置に合わせて配置形成されている。係合部62は、上記切り欠き部41の開口端42に差し込まれ、そして、係合溝43に係合しつつスライドするように形成されている。長手側壁58には、ベース側連結部22の連成部分に切り欠き凹部63が形成されている。ベース側連結部23の連成部分には、肉厚調整用の凹部64が形成されている。
ベース側連結部22は、切断部18を介して切り欠き凹部63に連成されている。ベース側連結部22は、二つ並ぶように配置形成されており、これらは基本的に同じ形状になっている(本実施例においては、先に連結する方が分かるように識別Xを設けている。識別Xは、例えば図2に示す如く凹みにより見た目を変えて識別することができるようになっている)。ベース側連結部22は、切断部18の一端に連続する連続部65と、この連続部65に支えられるように設けられる収容部66とを有している。
切断部18は、ベース側連結部22の構成をこの部分のみでベース部材12側に連続させる部分として形成されている。切断部18は、この一端が連続部65に連続するとともに、他端が切り欠き凹部63の底部分に対し直交して連続するように形成されている。切り欠き凹部63の底部分は、ベース部材12の底壁56の位置に合わせて配置形成されている。切断部18は、図示しない切断用の治具(ニッパー等)で切断可能な形状に形成されている(本実施例においては、略リブ状に形成されている)。切断部18は、ベース部材12及び蓋部材13の連結状態を維持するため(図2参照)、必要最低限の強度を有するように形成されている。
収容部66は、四つの側壁67〜70と、底壁71とを有する略箱状となる形状に形成されている。側壁67の内面には、小さな係止突起72が複数(一つであってもよいものとする)形成されている。また、相対向する側壁68、69のそれぞれの内面には、ガイドリブ73が形成されている。また、側壁67に対向する側壁70には、矩形の貫通孔74が形成されている。貫通孔74は、係止突起72を形成するために貫通する型抜き孔として形成されている。底壁71には、挿通孔75及び係合孔76が形成されている。挿通孔75は、蓋部材13の係止孔50(図9参照)と同じ大きさに貫通形成されている。係合孔76は、側壁70の内面に連続するように配置形成されている。
収容部66は、カシメ具20を収容する部分であるとともに、このカシメ具20を保護するためのカシメカバー21を係合させる部分としても形成されている。カシメ具20やカシメカバー21については、図15及び図16を参照しながら後述する。
ベース側連結部23は、上記の如く長手側壁58に連成されている。ベース側連結部23は、二つ並ぶように配置形成されており、これらは基本的に同じ形状になっている(本実施例においては、先に連結する方が分かるように識別Yを設けている。識別Yは、例えば図2に示す如く突起により見た目を変えて識別することができるようになっている)。ベース側連結部23は、長手側壁58に対して連続する連続部77と、この連続部77に支えられるように設けられる収容部66とを有している。収容部66は、ベース側連結部22側と同じであり、ここでの説明は省略するものとする。ベース側連結部22側の収容部66は、蓋側連結部24の収容空間49(図7参照)に収容されるように、また、ベース側連結部23側の収容部66は、蓋側連結部25の収容空間55(図7参照)に収容されるように形成されている。
尚、特に図示しないが、ベース側連結部22、23の構成と蓋側連結部24、25の構成とを入れ替えて連結部14、15を形成してもよいものとする。
図15において、カシメ具20は、ベース部材12及び蓋部材13(図5及び図6参照)を連結するための樹脂製の連結具(或いは締結具、係合部材)であって、例えばベース部材12及び蓋部材13とは異なり、色つきに形成されている(カシメ具20全て同じ色にしてもよいし、連結毎に色を変えてもよいものとする)。カシメ具20は、この全数の向き(カシメ具20の押し込み方向)が同じになるように配置されている(連結に係る作業性が良好になるという利点を有する)。カシメ具20は、本体部78と、この本体部78の一端に連成される係止部79と、本体部78の他端に連成される逆止部80とを有している。カシメ具20は、略「π」字状となる形状に形成されている。カシメ具20は、収容部66(図12参照)のサイズに合わせて形成されている。
本体部78は、相対向する一対の短冊形状となるバネ片として形成されている。この一対のバネ片となる本体部78は、所定の間隔をあけて上記押し込み方向に延びるように形成されている。また、本体部78は、互いが近づく方向に撓むように形成されている。本体部78は、上記の係止孔50(図9参照)や挿通孔75(図12参照)に対し挿通可能なサイズに形成されている。
係止部79は、本体部78としての一対のバネ片の一端同士を繋ぐとともに、更に外側へ延びるように形成される係止基部81と、この係止基部81の左右両端から一対のバネ片に平行且つ短く延びる一対の当接部分82とを有している。係止基部81の中央位置には、図示しないドライバーや専用の治具等でカシメ具20を押し込むための凹部83が形成されている。また、係止基部81の左右両端位置から当接部分82にかけては、ガイド溝84が形成されている。ガイド溝84は、収容部66におけるガイドリブ73(図12参照)にガイドされるように形成されている。
逆止部80は、テーパ面と係止面とを含む突起であって、本体部78としての一対のバネ片の先端外側にそれぞれ配置形成されている。上記係止面は、挿通孔75(図12参照)を通過して係止孔50(図9参照)の縁部に引っ掛かるように形成されている。
図16において、カシメカバー21は、樹脂製の保護部材であって、収容部66(図12参照)の開口を覆いつつ収容部66を構成する側壁67の係止突起72及び底壁71の係合孔76(図12参照)に係合することができるように形成されている。カシメカバー21は、本体部分85と、この本体部分85の両端から所定の間隔をあけて上記押し込み方向に延びる一対の係合脚部分86、87とを有している。本体部分85の中央位置には、図示しないドライバーや専用の治具等を挿入してカシメ具20(図15参照)を押し込むための円形の貫通孔88が形成されている。貫通孔88は、カシメ具20の凹部83(図15参照)の位置に合わせて形成されている。
係合脚部分86には、上記側壁67の係止突起72に引っ掛かる係合部89が貫通形成されている。また、係合脚部分87には、上記底壁71の係合孔76に差し込まれて係合する凸部90が形成されている。カシメカバー21は、この内側にカシメ具20を収容することができる収容空間91を有している。
次に、上記構成及び構造に基づき図15に示すカシメ具20による連結について、図18ないし図22の断面図を参照しながら説明をする。断面図は図17の断面線に基づき示すものとする。尚、カシメ具20及びカシメカバー21は、予め収容部66に収容及び組み付けられているものとする。そして、このようなカシメ具20及びカシメカバー21を収容及び組み付けた状態の収容部66を有するベース部材12に対し、図24及び図25に示す如く蓋部材13を所定方向へスライド移動させると、ベース部材12及び蓋部材13は重ね合わせ状態になり、所定の連結部14、15によって連結可能な状態になる。ベース部材12における複数の収容部66は、蓋部材13の蓋側連結部24における収容空間49及び蓋側連結部25における収容空間55にそれぞれ収容される。この収容の後、図18ないし図22の断面図から分かるように、カシメ具20を押し込みこれを係合させると、ベース部材12及び蓋部材13は完全に連結され、基板ケース11は封止状態になる。
図18において、封止状態にある基板ケース11は、第一連結部群16における左側の連結部14により連結されるとともに、第二連結部群17における左側の連結部15により連結されている(図19の場合では、封止状態にある基板ケース11は、第一連結部群16における右側の連結部14により連結されるとともに、第二連結部群17における右側の連結部15により連結されている)。
図18及び図19において、収容部66に収容されたカシメ具20を押し込むと、カシメ具20の本体部78は挿通孔75及び係止孔50に挿通され、そして、逆止部80が係止孔50の縁部に引っ掛かる。これにより上記の連結が完了し、基板ケース11は封止状態になる。連結が完了し封止状態であることから、ベース部材12及び蓋部材13のスライド移動は不能になる。
図20及び図23において、カシメ具20はカシメカバー21により収容保護され、この状態で収容部66に収容される。カシメカバー21は、係合脚部分86の係合部89が収容部66の側壁67における係止突起72に引っ掛かり係合することから、この脱落が防止される。係合部89と係止突起72との引っ掛かり合いは、収容部66の側壁70における貫通孔74が係合脚部分87により覆われることから、外部からの不正が防止される。
図21及び図22において、カシメ具20を押し込んで封止状態にある基板ケース11は、カシメ具20の係合によってベース部材12及び蓋部材13が連結していることから、ベース部材12側となる配置の切断部18を矢印Pで示す方向から図示しない切断用の治具を移動させて切断しない限り、また、蓋部材13側となる配置の切断部19を矢印Qで示す方向から上記切断用の治具を移動させて切断しない限り、ベース部材12及び蓋部材13の連結を解除することはできない。切断対象となる切断部18、19が切断されると、基板ケース11の開封痕跡はベース部材12及び蓋部材13の両方に残るようになる。開封痕跡は、基板ケース11の開封事実を確認し易い位置に残るようになる。
続いて、図26ないし図47を参照しながら第2実施例を説明する。図26ないし図47は本発明の基板ケース101(実施例2)に係る図である。尚、基板ケース101は、図1に示す基板ケース11と同様にパチンコ機200の背面側に備えられるものとする。
図26及び図27において、基板ケース101は、樹脂製のベース部材102及び蓋部材103を備えて構成されている。また、基板ケース101は、ベース部材102及び蓋部材103を重ね合わせた状態で連結するための連結部104、105を複数有している。複数の連結部104、105は、二つの群に分けられている。すなわち、第一連結部群106と第二連結部群107とに分けられている。第一連結部群106は、連結部104を構成する一部分としての切断部108がベース部材102側となる配置の群として設定されている。また、第二連結部群107は、連結部105を構成する一部分としての切断部109が蓋部材103側となる配置の群として設定されている。
基板ケース101に対し所定の検査やメンテナンスをする際には、第一連結部群106で連結済みの一箇所(図26においては後述する貫通孔182を介してカシメ具110が図40に示す如く押し込まれている方)、また、第二連結部群107でも連結済みの一箇所(上記同様後述する貫通孔182を介してカシメ具110が図40に示す如く押し込まれている方)、図示しない切断用の治具(ニッパー等)を用いて対象となる切断部108、109を切断することにより、封止状態にある基板ケース101の開封作業を行うことができるようになっている。基板ケース101は、上記のように二箇所を切断することにより、開封した痕跡をベース部材102及び蓋部材103の両方に残せるように構成されている。図26において、切断部108及び切断部109は、基板ケース101の正面R側から臨む位置にそれぞれ配置形成されている。また、切断部108及び切断部109は、矢印Qで示す方向から上記切断用の治具を移動させて切断されるようにそれぞれ配置形成されている(同じ方向Qに切断されるため、切断し易く、開封痕跡も確認し易くなっている)。
図28及び図29において、基板ケース101は、少なくとも払出制御基板10(上記実施例1と同じものであるものとする)を収容するための透明な樹脂製の部材であって、上記の如く連結部104、105を複数有するとともに、ベース部材102及び蓋部材103を備えて構成されている。連結部104、105は、この構成として上記切断部108、109の他に、ベース部材102及び蓋部材103をカシメによって連結する(係合する)ためのカシメ具110と、このカシメ具110を保護するためのカシメカバー111と、ベース部材102側に形成されるベース側連結部112、113と、蓋部材103側に形成される蓋側連結部114、115とを備えて構成されている。尚、連結部104、105(図26及び図27参照)の数は一例であるものとし、例えば三つずつや四つずつで第一連結部群106、第二連結部群107を構成してもよいものとする。また、複数の連結部104を隣り合わせたり、同じく連結部105を隣り合わせたりするのではなく、点在させて群を構成してもよいものとする(例えば対になるような状態で群を構成する)。以下、上記各構成部材等について説明する。
蓋部材103は、ABS樹脂やポリカーボネート(PC)等の透明な樹脂材料を用い、これを射出成形することにより一体的に成形されている。蓋部材103は、ベース部材102の形状に合わせて形成されている。
図30ないし図33において、蓋部材103は、蓋部材本体131と、鍔部132、133と、長手側壁134及び長手端部135と、この長手側壁134及び長手端部135を繋ぐ短手側壁136、137と、複数の上記蓋側連結部114、115とを有している。
蓋部材本体131は、払出制御基板10(払出制御基板10の構成は図28及び図29を参照)を蓋部材103に収容固定した時に、基板本体26の表面に実装された電子部品28等に対し干渉しないような形状、また、電子部品28等を収容することができる形状に形成されている。鍔部132は、蓋部材本体131の上側に連続する鍔状の部分であって、長手側壁134を有するように形成されている。鍔部132には、払出制御基板10に設けられた端子台29を露出するための孔138が複数形成されている(孔138及び端子台29の配置は一例であるものとする)。払出制御基板10は、鍔部132の孔138から端子台29を露出した状態で固定をすることにより、配線接続可能な状態になるようになっている。鍔部133は、蓋部材本体131の左側に連続する鍔状の部分であって、短手側壁136を有するように形成されている。図31において、蓋部材本体131及び鍔部132に突設された位置決めピン139は、突起と穴の係合により払出制御基板10を固定するために設けられている。位置決めピン139は、払出制御基板10の貫通孔30の位置に合わせて配置されている。払出制御基板10を蓋部材103に収容固定した状態は、図42ないし図45に示されている。尚、これらの図を見ると、払出制御基板10の基板領域上方には、連結部104、105が配置されていることが分かる(基板ケース101の小型化を図ることが可能になる)。
長手側壁134には、横長のスリット140が三箇所、等間隔で配置形成されている。スリット140は、ベース部材102側と係合する部分として形成されている。短手側壁136、137には、それぞれL字状の切り欠きとなる切り欠き部141が二箇所形成されている。切り欠き部141の一方は長手側壁134側に配置され、他方は長手端部135側に配置されている。切り欠き部141は、ベース部材102側とスライド自在に係合する部分として形成されている。切り欠き部141は、この開口端142と、スライド方向に延びる係合溝143とを有している。長手端部135は、開口部分として形成されている。
蓋側連結部114は、蓋部材本体131及び長手端部135に跨り凹状に形成される第一凹部144に配置形成されている。また、蓋側連結部115も蓋部材本体131及び長手端部135に跨り凹状に形成される第二凹部145に配置形成されている。蓋側連結部114は、第一凹部144に形成され且つ長手端部135を面としてみたときに平行となる壁146から突出するように連成されている。第二凹部145は、長手端部135を面としてみたときに、この面に対して非平行となる傾斜壁147(第二凹部145の底から開口に向かうにつれて、長手端部135に漸次遠ざかるように傾斜する壁)を有しており、蓋側連結部115は、切断部109を介して傾斜壁147に連成されている。蓋側連結部114、115は、長手端部135から突出しないような大きさ及び位置に形成されている。
蓋側連結部114は、上記の如く第一凹部144の壁146から突出するように連成されている(図30ないし図33参照)。蓋側連結部114は、二つ並ぶように配置形成されており、これらは基本的に同じ形状になっている。蓋側連結部114は、収容部148と、この収容部148及び第一凹部144の底壁149に跨って連続する当接部150とを有している。収容部148は、壁146から突出する一対の側壁151と、この一対の側壁151を繋ぐ側壁152とを有している。側壁152には、収容部148の内部に連通する係合片挿入孔153が形成されている。収容部148の内部には、係合片挿入孔153の位置に合わせて二つの挿入孔、すなわち第一挿通孔154a及び第二挿通孔154bが形成されている(図32参照)。第一挿通孔154aは、壁146の位置に配置形成されている。収容部148の内部には、第一挿通孔154aと同様に壁146の位置に合わせて係止孔155が形成されている(図32参照)。この係止孔155は、当接部150の内部に連通するように貫通形成されている。係止孔155は、当接部150の内部側において、縁部が係止面となるように形成されている。当接部150は、ベース部材102側が当接するような部分として形成されている。
収容部148は、カシメ具110を収容する部分であるとともに、このカシメ具110を保護するためのカシメカバー111を係合させる部分としても形成されている。カシメ具110やカシメカバー111については、図37及び図38参照しながら後述する。
蓋側連結部115は、上記の如く切断部109を介して第二凹部145の傾斜壁147に連成されている。蓋側連結部115は、二つ並ぶように配置形成されており、これらは基本的に同じ形状になっている。蓋側連結部115は、切断部109の一端に連続する連続部156と、この連続部156から切断部109と同方向に突出する係合片157とを有している。係合片157は、舌片状の突起であって、この中央には矩形の係合孔159が貫通形成されている。
第二凹部145の底壁158には、当接部160が形成されている。当接部160は、切断部109及び連続部156から所定の間隔をあけて、また、これらの位置に合わせて配置形成されている。当接部160は、ベース部材102側が当接するような部分として形成されている。
切断部109は、蓋側連結部115の構成をこの部分のみで蓋部材103側に連続させる部分として形成されている。切断部109は、この一端が連続部156に連続するとともに、他端が第二凹部145の傾斜壁147に連続するように形成されている。切断部109は、第二凹部145の底壁158に近い側に配置形成されている(このような奥まった位置に配置されることから、第二凹部145に傾斜壁147を形成することが有効である)。切断部109は、図示しない切断用の治具(ニッパー等)で切断可能な形状に形成されている(本実施例においては、略リブ状に形成されている)。切断部109は、ベース部材102及び蓋部材103の連結状態を維持するため(図27参照)、必要最低限の強度を有するように形成されている。
図31及び図33において、第一凹部144及び第二凹部145の間であって、長手端部135の近傍には、ベース部材102側の一部が挿入されてこれを支持する略L字状の支持部161が複数形成されている。支持部161は、所定の間隔で並ぶように配置形成されている(図中の数は一例であるものとする)。
図34ないし図36において、ベース部材102は、蓋部材103と同様にABS樹脂やポリカーボネート(PC)等の透明な樹脂材料を用い、これを射出成形することにより一体的に成形されている。ベース部材102は、矩形状に形成される底壁162を有している。また、ベース部材102は、底壁162の左右両側に連成される高さの低い一対の短手側壁163と、この一対の短手側壁163を底壁162の下端位置で繋ぐ高さの高い長手側壁164と、長手側壁164に連成される上記ベース側連結部112、113とを有している。長手側壁164の内側には、ベース側連結部112、113の間に位置するとともに蓋部材103の支持部161(図33参照)に差し込まれて支持される支持用リブ165と、蓋部材103の第一凹部144及び第二凹部145(図33参照)を支持するための支持用リブ166、167とが形成されている。尚、底壁162及び長手側壁164の各外面には、補強用のリブ168が複数形成されている。
底壁162の上端位置には、係合凸部169が三箇所、等間隔で配置形成されている。係合凸部169は、蓋部材103のスリット140(図31参照)に差し込まれるような形状に形成されている。一対の短手側壁163のそれぞれの内側には、この短手側壁163よりも低く平行なリブ170が配置形成されている。リブ170は、底壁162から突出するように形成されている。リブ170と短手側壁163との間には、係合部171が形成されている。係合部171は、蓋部材103の切り欠き部141(図31参照)の位置に合わせて配置形成されている。係合部171は、上記切り欠き部141の開口端142に差し込まれ、そして、係合溝143に係合しつつスライドするように形成されている。長手側壁164には、ベース側連結部112の連成部分に切り欠き凹部172が形成されている。切り欠き凹部172は、切断部108に向けて切り欠かれるように形成されている(切断部108の位置に合わせて配置形成されている。尚、切り欠き凹部172の位置に合わせて切断部108を配置形成する、としてもよいものとする)。
ベース側連結部112は、切断部108を介して長手側壁164における切り欠き凹部172の近傍に連成されている。ベース側連結部112は、二つ並ぶように配置形成されており、これらは基本的に同じ形状になっている。ベース側連結部112は、蓋部材103の蓋側連結部115(図32参照)と同じ構成を有するように形成されている。すなわち、ベース側連結部112は、切断部108の一端に連続する連続部156と、この連続部156から切断部108と同方向に突出する係合片157とを有している。係合片157は、舌片状の突起であって、この中央には矩形の係合孔159が貫通形成されている。尚、切断部108及び連続部156の近傍には、蓋部材103(図33参照)と同様に当接部160が形成されている。
切断部108は、ベース側連結部112の構成をこの部分のみでベース部材102側に連続させる部分として形成されている。切断部108は、この一端が連続部156に連続するとともに、他端が長手側壁164に対し直交して連続するように形成されている。切断部108は、図示しない切断用の治具(ニッパー等)で切断可能な形状に形成されている(本実施例においては、略リブ状に形成されている)。切断部108は、ベース部材102及び蓋部材103の連結状態を維持するため(図27参照)、必要最低限の強度を有するように形成されている。
ベース側連結部113は、長手側壁164の内面から突出するように連成されている。蓋側連結部113は、二つ並ぶように配置形成されており、これらは基本的に同じ形状になっている。ベース側連結部113は、蓋部材103の蓋側連結部114(図32参照)と同じ構成を有するように形成されている。すなわち、ベース側連結部113は、収容部148と、この収容部148に連続する当接部150とを有している。収容部148は、長手側壁164から突出する一対の側壁151と、この一対の側壁151を繋ぐ側壁152とを有している。側壁152には、収容部148の内部に連通する係合片挿入孔153が形成されている。収容部148の内部には、係合片挿入孔153の位置に合わせて第一挿通孔154a及び第二挿通孔154bが形成されている。第一挿通孔154aは、長手側壁164の位置に配置形成されている。収容部148の内部には、第一挿通孔154aと同様に長手側壁164の位置に合わせて係止孔155が形成されている。この係止孔155は、当接部150の内部に連通するように貫通形成されている。係止孔155は、当接部150の内部側において、縁部が係止面となるように形成されている。当接部150は、蓋部材103側が当接するような部分として形成されている。
図37において、カシメ具110は、ベース部材102及び蓋部材103(図28及び図29参照)を連結するための樹脂製の連結具(或いは締結具、係合部材)であって、例えばベース部材102及び蓋部材103とは異なり、色つきに形成されている(カシメ具110全て同じ色にしてもよいし、連結毎に色を変えてもよいものとする)。カシメ具110は、この全数の向き(カシメ具110の押し込み方向)が同じになるように配置されている(連結に係る作業性が良好になるという利点を有する)。カシメ具110は、本体部173と、この本体部173の一端に連成される係止部174と、本体部173の他端に連成される逆止部175とを有している。カシメ具110は、収容部148(図32及び図35参照)のサイズに合わせて形成されている。
本体部173は、アーム形状となる三本のバネ片として形成されている。この三本のバネ片となる本体部173は、上記押し込み方向に延びるように形成されている。また、本体部173は、外側の二本と内側の一本とが異なる方向に撓むように形成されている。本体部173は、上記の第一挿通孔154a(図32及び図35参照)や係止孔155(図32及び図35参照)に対し挿通可能なサイズに形成されている。
係止部174は、本体部173としての三本のバネ片の各一端に連成される係止基部176と、この係止基部176において三本のバネ片から離れ、且つバネ片に平行で、且つ短く延びる係合凸部177とを有している。係止基部176の中央位置には、図示しないドライバーや専用の治具等でカシメ具110を押し込むための凹部178が形成されている。係合凸部177は、第二挿通孔154b(図32及び図35参照)を通過して係合孔159(図32及び図35参照)に差し込まれ、係合片157に係合するように形成されている。
逆止部175は、テーパ面と係止面とを含む突起であって、本体部173としての三本のバネ片の先端にそれぞれ配置形成されている。上記係止面は、カシメ具110を押し込む前の状態で第一挿通孔154a(図32及び図35参照)の縁部に引っ掛かり、カシメ具110を押し込んだ状態では、係止孔155(図32及び図35参照)の縁部に引っ掛かるように形成されている。
図38において、カシメカバー111は、樹脂製の保護部材であって、収容部148(図32及び図35参照)の開口を覆いつつ収容部148における係合片挿入孔153の位置に形成される段部179(図40参照)に引っ掛かり係合することができるように形成されている。カシメカバー111は、本体部分180と、この本体部分180の両端から所定の間隔をあけて上記押し込み方向に延びる一対の係合脚部分181とを有している。本体部分180の中央位置には、図示しないドライバーや専用の治具等を挿入してカシメ具110(図37参照)を押し込むための円形の貫通孔182が形成されている。貫通孔182は、カシメ具110の凹部178(図37参照)の位置に合わせて形成されている。一対の係合脚部分181には、上記段部179に引っ掛かり係合する係合部183が形成されている。カシメカバー111は、この内側にカシメ具110を収容することができる収容空間184を有している。
次に、上記構成及び構造に基づき図37に示すカシメ具110による連結について、図40ないし図45の断面図を参照しながら説明をする。断面図は図39の断面線に基づき示すものとする。尚、カシメ具110及びカシメカバー111は、予め収容部148に収容及び組み付けられているものとする。そして、このようなカシメ具110及びカシメカバー111を収容及び組み付けた状態の収容部148を有するベース部材102及び蓋部材103に対し、図46及び図47に示す如く蓋部材13を所定方向へスライド移動させると、ベース部材102及び蓋部材103は重ね合わせ状態になり、所定の連結部104、105によって連結可能な状態になる。ベース部材102及び蓋部材103における複数の収容部148には、係合片挿入孔153を介してベース部材102及び蓋部材103における複数の係合片157がそれぞれ差し込まれて収容される。この差し込み収容の後、図40ないし図45の断面図から分かるように、カシメ具110を押し込みこれを係合させると、ベース部材102及び蓋部材103は完全に連結され、基板ケース101は封止状態になる。
図40において、封止状態にある基板ケース101は、第一連結部群106における左側の連結部104により連結されるとともに、第二連結部群107における左側の連結部105により連結されている(図41の場合では、封止状態にある基板ケース101は、第一連結部群106における右側の連結部104により連結されるとともに、第二連結部群107における右側の連結部105により連結されている)。
図42及び図45において、収容部148に収容されたカシメ具110を押し込むと、カシメ具110の逆止部175が係止孔155の縁部に引っ掛かる。これにより上記の連結が完了し、基板ケース101は封止状態になる。連結が完了し封止状態であることから、ベース部材102及び蓋部材103のスライド移動は不能になる。
図43及び図44において、カシメ具110はカシメカバー111により収容保護され、この状態で収容部148に収容される。図40において、カシメカバー111は、一対の係合脚部分181における係合部183が段部179に引っ掛かり係合することから、この脱落が防止される。
図42及び図45において、カシメ具110を押し込んで封止状態にある基板ケース101は、カシメ具110の係合によってベース部材102及び蓋部材103が連結していることから、ベース部材102側となる配置の切断部108及び蓋部材103側となる配置の切断部109をそれぞれ矢印Qで示す方向から図示しない切断用の治具を移動させて切断しない限り、ベース部材102及び蓋部材103の連結を解除することはできない。切断対象となる切断部108、109が切断されると、基板ケース101の開封痕跡はベース部材102及び蓋部材103の両方に残るようになる。開封痕跡は、基板ケース101の開封事実を確認し易い位置に残るようになる。
本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。例えば実施例1では、図24及び図25に示す如くベース部材12に対し蓋部材13を所定方向へスライド移動させて重ね合わせているが、これに限らずヒンジにて開閉可能な形状に形成し、重ね合わせるようにしてもよいものとする。また、実施例2も同様に、ベース部材102及び蓋部材103(図26参照)をヒンジにて重ね合わせるようにしてもよいものとする。
本実施例1、2では、図2及び図26の正面Rを払出制御基板10の表面に対応する第一の面(特許請求の範囲に記載の第一の面に相当)、底面Uを第二の面(特許請求の範囲に記載の第二の面に相当)としているが、第一の面及び第二の面は正面R及び底面Uに限らないものとする。
また、本実施例1、2では、払出制御基板10の表面を特許請求の範囲に記載の所定面に相当するものとしているが、所定面は上記表面に限らないものとする。
10…払出制御基板(基板)
11…基板ケース
12…ベース部材
13…蓋部材
14、15…連結部
16…第一連結部群
17…第二連結部群
18、19…切断部
20…カシメ具(連結具)
21…カシメカバー
22、23…ベース側連結部
24、25…ベース側連結部
49、55…収容空間
50…係止孔
66…収容部
101…基板ケース
102…ベース部材
103…蓋部材
104、105…連結部
106…第一連結部群
107…第二連結部群
108、109…切断部
110…カシメ具(連結具)
111…カシメカバー
112、113…ベース側連結部
114、115…ベース側連結部
144…第一凹部
145…第二凹部
147…傾斜壁(傾斜面を有する壁)
148…収容部
172…切り欠き凹部
200…パチンコ機(遊技機)

Claims (9)

  1. 電気・電子部品が実装された基板を少なくとも収容するための樹脂製のベース部材及び蓋部材を備えるとともに、これら前記ベース部材及び前記蓋部材を重ね合わせた状態で連結するための連結部を複数有し、該複数の連結部は第一連結部群と第二連結部群とに分けられ、前記第一連結部群は前記連結部を構成する一部分としての切断部が前記ベース部材側となる配置の群であり、前記第二連結部群は前記切断部が前記蓋部材側となる配置の群である遊技機の基板ケースにおいて、
    前記第一連結群及び前記第二連結部群のいずれか一方における前記切断部を、前記基板の所定面に対応する第一の面側から臨む位置に配置形成するとともに、いずれか他方における前記切断部を、前記第一の面側から臨む位置、若しくは前記所定面に連続する面に対応する第二の面側から臨む位置に配置形成する
    ことを特徴とする遊技機の基板ケース。
  2. 請求項1に記載の遊技機の基板ケースにおいて、
    前記連結部は連結具を有し、前記第一連結部群及び前記第二連結部群における各前記連結部の前記連結具を同じ向きに配置する
    ことを特徴とする遊技機の基板ケース。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の遊技機の基板ケースにおいて、
    前記連結部は前記連結具を収容する収容部を有し、該収容部を前記第一連結部群及び前記第二連結部群のいずれにおいても前記ベース部材側又は前記蓋部材側のいずれか一方に配置する
    ことを特徴とする遊技機の基板ケース。
  4. 請求項1又は請求項2に記載の遊技機の基板ケースにおいて、
    前記連結部は前記連結具を収容する収容部を有し、該収容部を前記第一連結部群においては前記ベース部材及び前記蓋部材のうちいずれか一方の側に配置し、前記第二連結部群においてはいずれか他方の側に配置する
    ことを特徴とする遊技機の基板ケース。
  5. 請求項1ないし請求項4いずれか記載の遊技機の基板ケースにおいて、
    前記第一の面又は前記第二の面を凹ませるようにして形成されるとともに開口よりも奥が狭くなるように傾斜壁が形成される凹部の、前記傾斜壁に前記切断部を配置する、及び/又は、前記第一の面又は前記第二の面を切り欠くようにして形成される切り欠き凹部に合わせて前記切断部を配置する
    ことを特徴とする遊技機の基板ケース。
  6. 請求項1ないし請求項5いずれか記載の遊技機の基板ケースにおいて、
    前記第一連結部群及び前記第二連結部群を前記基板の基板領域上方に配置する
    ことを特徴とする遊技機の基板ケース。
  7. 請求項1ないし請求項6いずれか記載の遊技機の基板ケースにおいて、
    前記第一連結部群及び前記第二連結部群を前記基板ケース側面に沿って並べて配置する
    ことを特徴とする遊技機の基板ケース。
  8. 請求項1ないし請求項7いずれか記載の遊技機の基板ケースにおいて、
    前記ベース部材及び前記蓋部材のいずれか一方を他方に対しスライド移動させた後に前記連結部が連結可能状態となるように該連結部を配置形成する
    ことを特徴とする遊技機の基板ケース。
  9. 請求項1ないし請求項8いずれか記載の遊技機の基板ケースを備える
    ことを特徴とする遊技機。
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