JP4526854B2 - 搬送装置用プレートおよび搬送装置 - Google Patents

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本発明は、飲料水等が充填される缶体を搬送する搬送装置用プレートおよび搬送装置に関するものである。
従来から、2ピース缶を始めとする各種容器等を単数若しくは複数の供給源から受け取り、これを搬送するエアフローコンベアが知られている(例えば下記特許文献1参照)。このエアフローコンベアは、例えば缶体を製造する工程では、ウォッシャ−、プリンター、ネッキングマシーン、梱包装置等の一方の装置から他方の装置に缶体を搬送するのに用いられている。この種のエアフローコンベアは、一般に、表面に複数の孔が形成されるとともに、該表面に複数の缶体がその底部を接地させた状態で搭載されるプレート部と、前記複数の孔に連通されて該孔にエアを供給する構成とされたエア供給手段とを備え、前記複数の孔は前記缶体の底部に該缶体が搬送される方向に向けてエアを噴射する第1の孔を備え、該第1の孔に前記エア供給手段からエアを供給してこのエアを前記底部に衝突させることにより、前記缶体をその底部が前記プレート部の表面に沿うように搬送する構成とされている
特開昭59−186830号公報
ところで、前記従来では、前工程からの缶体の供給量の増加や、後工程の装置の停止等により、コンベア内に缶体が充満し、缶体の胴部同士の接触が緊密になることによって、缶体の搬送が阻害される、いわゆるブロッキング現象が発生する場合があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、缶体を良好に搬送させることができる搬送装置用プレートおよび搬送装置を提供することを目的とする。
このような課題を解決して、前記目的を達成するために、本発明の搬送装置用プレートは、表面に複数の孔が形成されるとともに、該表面に複数の缶体がその底部を接地させた状態で搭載され、前記複数の孔にエアを供給することにより前記缶体をその底部が前記表面に沿うように搬送する構成とされた搬送装置用プレートであって、前記複数の孔は、前記缶体の底部に該缶体の搬送方向に向けてエアを噴射する第1の孔と、前記缶体の底部に前記搬送方向と反対の方向に向けてエアを噴射する第2の孔とを備え、前記複数の孔にエアを供給することにより、前記第1の孔から前記底部にエアを衝突させて前記缶体を搬送し、前記第2の孔から前記底部にエアを衝突させて前記缶体を缶軸回りに回動させる構成とされており、前記第1の孔が、プレート表面の幅方向および搬送方向にそれぞれ、前記缶体の外表面における半径以下の間隔を有して複数形成され、前記第2の孔は、搬送方向に前記缶体の外表面における外径より大きい間隔をあけて複数形成されてなる孔列が、前記幅方向に前記缶体の外径以下の間隔をあけて複数形成された構成とされ、前記幅方向で隣合う孔列は、その第2の孔の位置が搬送方向に対する前側若しくは後側に前記缶体の外径以下の大きさで位置ずれされるとともに、前記搬送方向における同一位置で前記幅方向に隣合う第2の孔同士の間隔が、前記缶体の外径より大きく、かつ該外径の2倍より小さくされており、これらの孔列同士の間に、前記第1の孔が形成されていることを特徴とする
この発明によれば、前記第1の孔からのエアを前記底部に衝突させることにより、缶体が搬送される一方、前記第2の孔からのエアを前記底部に衝突させることにより、缶体が缶軸回りに回動されることになり、缶体を缶軸回りに回動させながら搬送させることが可能になる。したがって、缶体の搬送スピードや搬送本数等といった搬送状態が変動する等して、缶体の胴部同士の接触が緊密になった場合においても、缶体が強制的に前記回動されるので、缶体の胴部同士の緊密な接触状態を解除することが可能になる。これにより、ブロッキング現象の発生が抑制され、缶体を良好に搬送することができる。
ここで、前記第2の孔を前記表面に複数形成するとともに、最も近い孔同士の間隔を前記缶体の外径以下とするのが望ましい。この場合、複数の缶体それぞれの底部に第2の孔からのエアが確実に衝突することになり、缶体を缶軸回りに回動させながら搬送することを確実に実現することができる。
これに加えて、前記第1、第2の孔をそれぞれ、前記表面に複数形成するとともに、最も近い前記第2の孔同士の間隔を前記第1の孔同士の間隔より大きくするのが望ましい。この場合、同一の缶体に対して、第2の孔より第1の孔の方が多くこの底部に対向することになるので、これら第1、第2の孔に略同一の圧力とされたエアが供給され、かつこれらの孔が略同一の内径とされている場合においても、第1の孔からのエアによって缶体の底部に作用する力が、第2の孔からのエアによって前記底部に作用する力より大きくなるので、缶体を缶軸回りに回動させることにより、缶体の搬送が阻害される事態の発生を抑制することができる。
さらに、前記第2の孔を、前記搬送方向に前記缶体の外径より大きい間隔をあけて複数形成されてなる孔列が、前記幅方向に前記缶体の外径以下の間隔をあけて複数形成された構成とし、前記幅方向で隣合う前記孔列を、その孔の位置が前記搬送方向に対する前側若しくは後側に前記缶体の外径以下の大きさで位置ずれされるとともに、前記孔列をまたいで前記幅方向に前記搬送方向における同一位置で前記幅方向に隣合う前記第2の孔同士の間隔が、前記缶体の外径より大きくされるのが望ましい。この場合、第2の孔が前記搬送方向に前記缶体の外径より大きい間隔をあけて複数形成されているので、この搬送方向に間隔をあけて形成された複数の第2の孔については、同一の前記底部に対して2以上の第2の孔から同時にエアが噴射されることはない。また、前記孔列が前記幅方向に前記缶体の外径以下の間隔をあけて複数形成されているので、この幅方向に間隔をあけて形成された複数の第2の孔については、少なくとも一つが前記底部に対してエアを噴射することになる一方、場合によっては、同一の前記底部に対して2以上の第2の孔から同時にエアが噴射されることがある。ところが、前記幅方向で隣合う孔列は、前記搬送方向に対する前側若しくは後側に前記缶体の外径以下の大きさで位置ずれされるとともに、前記幅方向に前記搬送方向における同一位置で隣合う前記第2の孔同士の間隔を、前記缶体の外径より大きくしているので、同一の前記底部に対して、前記幅方向に間隔をあけて形成された2以上の第2の孔から同時にエアが噴射されても、各孔からのエアによって前記底部に作用する力の大きさをそれぞれで異ならせることが可能になる。以上により、缶体を缶軸回りに回動させつつ搬送することを確実に実現することができる。
さらに、前記第1、第2の孔を、前記表面に穿設したノズル孔とするのが望ましい。この場合、前記底部の狭い範囲内でスポット的にエアを噴射することが可能になり、缶体に対して前記搬送方向への推進力および回転力を有効に作用させることができる。
また、本発明の搬送装置は、表面に複数の孔が形成されるとともに、該表面に複数の缶体がその底部を接地させた状態で搭載されるプレート部と、前記複数の孔に連通されて該孔にエアを供給する構成とされたエア供給手段とを備え、前記複数の孔は前記缶体の底部に該缶体の搬送方向に向けてエアを噴射する第1の孔を備え、該第1の孔に前記エア供給手段からエアを供給してこのエアを前記底部に衝突させることにより、前記缶体をその底部が前記プレート部の表面に沿うように搬送する構成とされた搬送装置であって、前記プレート部は前述した搬送装置用プレートのいずれかとされたことを特徴とする。
ここで、前記エア供給手段に前記プレート部の下面側に配設された加圧エア槽を備えさせ、前記複数の孔を前記加圧エア槽と連通させてもよい。この場合、前記複数の孔は前記加圧エア槽と連通されているので、これらの孔へ高効率にエアを供給することが可能になる。
本発明によれば、缶体を良好に搬送させることができる。
以下、本発明に係る搬送装置用プレートおよび搬送装置の一実施形態を、図1から図3を参照しながら説明する。これらの図に示す搬送装置10は、表面11aに複数の孔12が形成されるとともに、該表面11aに複数の缶体20がその底部21を接地させた状態で搭載されるプレート部(搬送装置用プレート)11と、複数の孔12に連通されて該孔12にエアEを供給する構成とされたエア供給手段13とを備え、複数の孔12は缶体20の底部21に該缶体20の搬送方向Fに向けてエアEを噴射する第1の孔12aを備え、第1の孔12aにエア供給手段13からエアEを供給してこのエアEを前記底部21に衝突させることにより、缶体20をその底部21がプレート部表面11aに沿うように搬送する構成とされている。ここで、第1の孔12aは、図3に示すように、プレート部表面11aに缶体20の搬送方向Fに対して前方から後方に向けて傾斜した方向に穿設されたノズル孔とされている。なお、この傾斜角度は、プレート部表面11aと直交する鉛直軸に対して約50°とされている。
エア供給手段13は、プレート部11の下面に配設されるとともに、複数の孔12と連通された第1加圧エア槽13aと、該第1加圧エア槽13aの下面に配設された第2加圧エア槽13bと、該第2加圧エア槽13bの下面に配設されるとともに、図示しないエアポンプと連通されたエア供給管13cとを備え、これら13a〜13cは連通された構成となっている。ここで、プレート部表面11aに形成された複数の孔12は、図3に示すように、プレート部表面11aに穿設されたノズル孔とされるとともに、本実施形態では、第1加圧エア槽13aが、その内部空間13fを画成する天面がプレート部11の下面となるように、該下面に接して配設されており、複数の孔12と第1加圧エア槽13aの内部空間13fとが連通した構成となっている。
また、第1加圧エア槽13aと第2加圧エア槽13bとの連通部13dには、プレート部11の幅方向、すなわちプレート部表面11aに沿った方向における缶体20の搬送方向Fに対して直交する方向に延びる水平な回転軸回りに回転可能に取り付けられたダンパー13eが配設されており、第2加圧エア槽13bから第1加圧エア槽13aに供給されるエアEの量を調整できるようになっている。
以上により、前記エアポンプからのエアEがエア供給管13c、第2加圧エア槽13bおよび第1加圧エア槽13aを順次通過して、プレート部11の下面に到達したときに、この下面に開口している複数の孔12内にエアEが流入され、このエアEがプレート部表面11aから噴射されて缶体20の底部21と衝突するようになっている。
プレート部表面11aの上方には、この表面11aに略平行に配設されたトップカバー14が配設されており、このトップカバー14の下面とプレート部表面11aとの距離は、搬送する缶体20の高さより僅かに大きくなっており、搬送される缶体20がプレート部表面11aの孔12からのエア圧により、缶体20の底部21がプレート部表面11aから浮き上がろうとしたときに、この浮き上がりを抑制できるようになっている。
以上の、トップカバー14、プレート部11および第1、第2加圧エア槽13a、13bは、缶体20の搬送方向Fに向かって延在しており、これらのうちトップカバー14およびプレート部11は、その全体がカバー部15に覆われて外部から遮断された構成となっている。
複数の孔12は、図2に示すように、プレート部表面11aを平面視して、缶底部21に前記搬送方向Fとは異なる方向に向けてエアEを噴射する第2の孔12bを備え、第2の孔12bにエア供給手段13からエアEを供給してこれを缶底部21に衝突させることにより、缶体20を缶軸O回りに回動させる構成となっている。図示の例では、第2の孔12bはプレート部表面11aを平面視して、搬送方向Fと反対の方向に向けてエアEを噴射するようになっている。また、第1、第2の孔12a、12bは同一の第1加圧エア槽13aと連通されるとともに、両者ともに複数個ずつ形成されている。なお、第2の孔12bはプレート部表面11aに缶体20の搬送方向Fに対して後方から前方に向けて傾斜した方向に穿設されたノズル孔とされるとともに、その内径は第1の孔12aと略同一とされている。なお、第1、第2の孔12a、12bの内径はともに約3mmとされ、第2の孔12bの前記傾斜した角度は、プレート部表面11aと直交する鉛直軸に対して約50°とされており、この鉛直軸に対する第1、第2の孔12a、12bの傾斜角度は略同一とされている。
複数の孔12は、プレート部表面11aにその幅方向および搬送方向Fに対して略等間隔で形成されており、これらのうち互いに隣合う一部(図示の例では4つ)の孔12が、同一の缶体20の底部21と対向し、かつこれらの一部の孔12のうち少なくとも一つが第2の孔12bとされるように、第1、第2の孔12a、12bがプレート部表面11aに形成されている。具体的には、隣合う孔12、12のプレート部表面11aにおける開口面の中心点同士の間隔、つまり隣合う孔12、12同士の間隔は、缶胴部22の外表面における半径(約33mm)以下とされるとともに、第2の孔12bのプレート部表面11aにおける開口面の中心点同士の前記幅方向における間隔、つまり最も近い第2の孔12b同士の間隔は缶胴部22の外径(約66mm)以下とされている。すなわち、最も近い第2の孔12b、12b同士の間隔は、第1の孔12a、12a同士の間隔より大きくされている。
さらに本実施形態では、プレート部表面11aに形成された複数の孔12を、図2に示すように、前記幅方向に等間隔で形成された複数の孔12の列(以下、単に「孔列」という)が、搬送方向Fに等間隔で形成された構成として見ると、第2の孔12bを有する第1孔列12cと、第2の孔12bを有さない第2孔列12dとが搬送方向Fに対して交互に等間隔でプレート部表面11aに形成された構成となっている。この場合、第1孔列12cは、第1の孔12aと第2の孔12bとを備え、これら12a、12bが前記幅方向に交互に等間隔でプレート部表面11aに形成された構成とされ、第2孔列12dは、第1の孔12aのみを備え、これがプレート部表面11aに前記幅方向に等間隔で複数形成された構成とされている。また、本実施形態では、搬送方向Fに第2孔列12dを介して隣合う第1孔列12c、12c同士においては、第2の孔12bの前記幅方向における形成位置を1ピッチずらして互い違いに異ならせている。
ここで、缶底部21の構成について図3に従い説明する。
缶底部21は、缶胴部22の内部側へ凹むドーム部23と、該ドーム部23の外周縁部に連設されるとともに、缶軸方向外方に突出する環状凸部24とを備え、該環状凸部24は、先端のノーズ部24aと、ノーズ部24aより半径方向内側の内周壁24bと、ノーズ部24aより半径方向外方の外周壁24cとを備えている。そして、内周壁24bは環状の凹曲面部25を介してドーム部23に連なり、ノーズ部24aは外周壁24cを介して缶胴部22に連なっている。
以上の構成において、缶体20はノーズ部24aの先端がプレート部表面11aに接地されて該表面11aに搭載されるとともに、搬送状態にある缶体20は、その底部21のうちノーズ部24aの先端より径方向内側が第1、第2の孔12a、12bの双方と同時に対向されるようになっている。すなわち、缶底部21のうち前記径方向内側に向けて第1、第2の孔12a、12bからエアEが同時に噴射されるようになっている。
以上のように構成された搬送装置10により缶体20を搬送する方法について説明する。まず、プレート部表面11aに缶体20を缶底部21のノーズ部24aの先端を接地させた状態で、互いの胴部22同士が当接し合う程度の密度で連立させて搭載する。この際、略全ての缶体20は、缶底部21のノーズ部24aより径方向内側が、第1、第2の孔12a、12bの開口部と対向することになる。次に、エアEを前記エアポンプからエア供給管13c、第2加圧エア槽13bおよび第1加圧エア槽13aを順次介してプレート部11の下面に至らせ、プレート部表面11aに形成された複数の孔12から缶底部21に向けてエアEを噴射する。この際、図2および図3に示すように、第1の孔12aからのエアEは、缶底部21の内周壁24bのうち、搬送方向Fに対する前側に位置する部分およびドーム部23に搬送方向Fに向けて衝突し、第2の孔12bからのエアEは、図2に示すように、内周壁24bのうち、搬送方向Fに対する後側に位置する部分における、缶軸Oを通りかつ搬送方向Fおよびプレート部表面11aと平行な直線(以下、単に「中心線」という)から外れた位置に搬送方向Fの反対方向に向けて衝突する。
ここで、缶底部21に対向する複数の孔12は、第1の孔12aと第2の孔12bとは略同径とされるとともに、第1の孔12aの方が第2の孔12bより多く、かつ第1、第2の孔12a、12bは両者ともに同一の第1加圧エア槽13aと連通しているので、缶体20に対して、第1の孔12aにより搬送方向Fに作用する推力が、第2の孔12bにより搬送方向と反対の方向に作用する推力より大きくなる。さらに、第2の孔12bによる前記推力は、前述したように、内周壁24bのうち、搬送方向Fに対する後側に位置する部分における、前記中心線から外れた位置に作用するので、缶体20は缶軸O回りに回動させられることになる。すなわち、缶体20は、缶軸O回りに(図2に示す例では、反時計回りに)回動させられながら、その底部21がプレート部表面11aに沿うように搬送されることになる。
ここで、前述したように、搬送方向Fに第2孔列12dを介して隣合う第1孔列12c、12c同士においては、第2の孔12bの前記幅方向における形成位置を1ピッチずらして互い違いに異ならせているので、図2に示す状態からさらに缶体20が搬送されると、第2の孔12bは、缶底部21の内周壁24bにおいて、搬送方向Fに対する後側に位置する部分における、前記中心線から外れた位置のうち、この位置に搬送される直前に第2の孔12bと対向していた部分(図2に示す状態)と前記中心線を挟んで反対側の部分と対向することになる。すなわち、缶体20は缶軸O回りに前回とは反対側に向けて(図2に示す例では、時計回りに)回動させられながら搬送されることになる。
以下同様にして、缶体20は缶軸O回りに正転、逆転を繰返しながら搬送される。
以上説明したように本実施形態によるプレート部11および搬送装置20によれば、第1の孔12aからのエアEを缶底部21に衝突させることにより、缶体20が搬送される一方、第2の孔12bからのエアEを缶底部21に衝突させることにより、缶体20が缶軸O回りに回動されることになり、缶体20を缶軸O回りに回動させながら搬送させることが可能になる。したがって、缶体20の搬送スピードや搬送本数等といった搬送状態が変動する等して、缶体20の胴部22同士の接触が緊密になった場合においても、缶体20が強制的に前記回動されるので、缶体20の胴部22同士の緊密な接触状態を解除することが可能になる。これにより、ブロッキング現象の発生が抑制され、缶体20を良好に搬送することができる。
また、第2の孔12bがプレート部表面11aに複数形成されるとともに、最も近い第2の孔12b同士の間隔が缶胴部22の外径以下とされているので、複数の缶体20それぞれの底部21に第2の孔12bからのエアEが確実に衝突することになり、缶体20を缶軸O回りに回動させながら搬送することを確実に実現することができる。
さらに、第1、第2の孔12a、12bがそれぞれ、プレート部表面11aに複数形成されるとともに、最も近い第2の孔12b、12b同士の間隔が第1の孔12a、12a同士の間隔より大きくされているので、同一の缶体20に対して、第2の孔12bより第1の孔12aの方が多く缶底部21に対向することになり、前記実施形態のように、これら第1、第2の孔12a、12bが同一の第1加圧エア槽13aに連通され、かつ略同一の内径とされている場合においても、第1の孔12aからのエアEによって缶底部21に作用する力が、第2の孔12bからのエアEによって缶底部21に作用する力より大きくなるので、缶体20を缶軸O回りに回動させることによって、缶体20の搬送が阻害される事態の発生を抑制することができる。
さらにまた、複数の孔12がプレート部表面11aに穿設されたノズル孔とされているので、缶底部21の狭い範囲内でスポット的にエアEを噴射することが可能になり、缶体20に対して搬送方向Fへの推進力および回転力を有効に作用させることができる。
さらに、複数の孔12が前記傾斜した方向に穿設されたノズル孔とされているので、この孔12からのエアEによって缶体20がプレート部表面11aに対して接地と浮き上がりとを相互に繰返しながら搬送されることを抑制することができる。また、複数の孔12は第1加圧エア槽13aと連通されているので、これらの孔12へ高効率にエアEを供給することが可能になり、さらにこれらの孔12が前記ノズル孔とされていることと相俟って、缶底部21に対して所望の方向に確実にエアEを衝突させることが可能になる。以上により、必要最小限のエア圧で缶体20を搬送および回動させることができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、プレート部表面11aを平面視して、第2の孔12bが搬送方向Fと反対方向に向けてエアEを噴射する構成を示したが、これに限らず、プレート部表面11aを平面視して、前記搬送方向Fとは異なる方向に向けて噴射するものであって、この第2の孔12bからのエアEによって缶体20が缶軸O回りに回動させられるものであればよい。例えば、プレート部表面11aを平面視して、第2の孔12bから缶底部21に向けて搬送方向Fに対して直交する方向に噴射する場合にも確実に缶体20を前記回動させることが可能である。
また、缶体20としては有底筒状体の開口部に缶蓋が巻締められた缶のみならず、口金部にキャップが螺着されるボトル缶を含むものとする。
さらに、前記実施形態では、搬送方向Fに第2孔列12dを介して隣合う第1孔列12c、12c同士において、第2の孔12bの前記幅方向における形成位置を1ピッチずらして互い違いに異ならせて、缶体20を缶軸O回りに正転、逆転を繰返させながら搬送する構成を示したが、これに限らず前記形成位置を同一としてもよい。この場合、缶体20は缶軸O回りに同一方向に回転させられながら搬送されることになり、前記実施形態と同様に良好な搬送を実現することができる。
また、前記実施形態では、搬送状態にある缶体20の底部21のうちノーズ部24aの先端より径方向内側に向けて、第1、第2の孔12a、12bの双方により同時にエアEが噴射される構成を示したが、ノーズ部24aの先端より径方向外側、すなわち外周壁24cに向けて前述のようにエアEが噴射されるようにしてもよい。
次に、本発明に係る搬送装置用プレートおよび搬送装置の他の実施形態について図4に従い説明するが、前記実施形態と同様の部分には同一符号を付し、その説明は省略する。図4は、プレート部表面31aのうち、搬送方向Fに対する後方端部において、前記幅方向における一方の端部を示すものである。この図において、プレート部31には、第1の孔12aがプレート部表面31aに、その幅方向および搬送方向Fにそれぞれ、缶胴部22の外表面における半径以下の間隔(約25mm)を有して複数形成されるとともに、第2の孔12bが複数形成されている。この第2の孔12bは、搬送方向Fに缶胴部22の外表面における外径より大きい間隔(約75mm)をあけて複数形成されてなる孔列32が、前記幅方向に缶胴部22の前記外径以下(約25mm)の間隔をあけて複数形成された構成となっている。そして、前記幅方向で隣合う孔列32は、その孔12bの位置が搬送方向Fに対する前側若しくは後側に缶胴部22の前記外径以下(約25mm)の大きさで位置ずれされるとともに、前記孔列32をまたいで前記幅方向に搬送方向Fにおける同一位置で前記幅方向に隣合う第2の孔12b同士の間隔が、缶胴部22の前記外径より大きく、かつ該外径の2倍より小さくされている(約75mm)。そして、これらの孔列32同士の間に、前述したように第1の孔12aが形成された構成となっている。
なお、プレート部表面31aのうち、前記幅方向の両端部には、プレート部表面31aの前記幅方向における内側に向けて、具体的には搬送方向Fに対して前記内側に向けて約15°傾斜した方向にエアEを噴射する第3の孔32が形成されており、これにより、搬送されている缶体20の前記幅方向への移動が規制されるようになっている。
以上説明したように本実施形態による搬送装置用プレートおよび搬送装置によれば、第2の孔12bが搬送方向Fに前記間隔をあけて複数形成されているので、この搬送方向Fに間隔をあけて形成された複数の第2の孔12bについては、同一の缶底部21に対して2以上の第2の孔12bから同時にエアEが噴射されることはない。また、孔列32が前記幅方向に前記間隔をあけて複数形成されているので、この幅方向に間隔をあけて形成された複数の第2の孔12bについては、少なくとも一つが缶底部21に対してエアEを噴射することになる一方、場合によっては、同一の缶底部21に対して2以上の第2の孔12bから同時にエアEが噴射されることがある。ところが、前記幅方向で孔列32は、搬送方向Fに対する前側若しくは後側に前記大きさで位置ずれされるとともに、前記幅方向に搬送方向Fにおける同一位置で隣合う第2の孔12b同士の間隔を、缶胴部22の外表面における外径より大きくしているので、同一の缶底部21に対して、前記幅方向に間隔をあけて形成された2以上の第2の孔12bから同時にエアEが噴射されても、各孔12bからのエアEによって缶底部21に作用する力の大きさをそれぞれで異ならせることが可能になる。以上により、前記実施形態と同様に、缶体20を缶軸O回りに回動させつつ搬送することを確実に実現することができる。
缶体を良好に搬送させることができる搬送装置用プレートおよび搬送装置を提供する。
本発明の一実施形態として示した搬送装置用プレートおよび搬送装置の概略側面図である。 図1に示す搬送装置用プレートおよび搬送装置の一部拡大平面図である。 図1に示す搬送装置用プレートおよび搬送装置の一部拡大断面図である。 本発明の他の実施形態として示した搬送装置用プレートの一部拡大平面図である。
符号の説明
10 搬送装置
11、31 プレート部(搬送装置用プレート)
11a、31a プレート部表面(表面)
12 孔
12a 第1の孔
12b 第2の孔
13 エア供給手段
13a 第1加圧エア槽
20 缶体
21 底部
32 孔列
E エア
F 搬送方向
O 缶軸

Claims (5)

  1. 表面に複数の孔が形成されるとともに、該表面に複数の缶体がその底部を接地させた状態で搭載され、前記複数の孔にエアを供給することにより前記缶体をその底部が前記表面に沿うように搬送する構成とされた搬送装置用プレートであって、
    前記複数の孔は、前記缶体の底部に該缶体の搬送方向に向けてエアを噴射する第1の孔と、前記缶体の底部に前記搬送方向と反対の方向に向けてエアを噴射する第2の孔とを備え、
    前記複数の孔にエアを供給することにより、前記第1の孔から前記底部にエアを衝突させて前記缶体を搬送し、前記第2の孔から前記底部にエアを衝突させて前記缶体を缶軸回りに回動させる構成とされており、
    前記第1の孔が、プレート表面の幅方向および搬送方向にそれぞれ、前記缶体の外表面における半径以下の間隔を有して複数形成され、
    前記第2の孔は、搬送方向に前記缶体の外表面における外径より大きい間隔をあけて複数形成されてなる孔列が、前記幅方向に前記缶体の外径以下の間隔をあけて複数形成された構成とされ、前記幅方向で隣合う孔列は、その第2の孔の位置が搬送方向に対する前側若しくは後側に前記缶体の外径以下の大きさで位置ずれされるとともに、前記搬送方向における同一位置で前記幅方向に隣合う第2の孔同士の間隔が、前記缶体の外径より大きく、かつ該外径の2倍より小さくされており、
    これらの孔列同士の間に、前記第1の孔が形成されていることを特徴とする搬送装置用プレート。
  2. 請求項1に記載の搬送装置用プレートにおいて、
    前記複数の孔は、前記表面に穿設されたノズル孔とされていることを特徴とする搬送装
    置用プレート。
  3. 請求項1または請求項2に記載の搬送装置用プレートにおいて
    前記第2の孔の内径は、前記第1の孔の内径と同一とされていることを特徴とする搬送装置用プレート。
  4. 表面に複数の孔が形成されるとともに、該表面に複数の缶体がその底部を接地させた状態で搭載されるプレート部と、前記複数の孔に連通されて該孔にエアを供給する構成とされたエア供給手段とを備え、
    前記複数の孔は前記缶体の底部に該缶体の搬送方向に向けてエアを噴射する第1の孔を備え、
    該第1の孔に前記エア供給手段からエアを供給してこのエアを前記底部に衝突させることにより、前記缶体をその底部が前記プレート部の表面に沿うように搬送する構成とされた搬送装置であって、
    前記プレート部は請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の搬送装置用プレートであることを特徴とする搬送装置。
  5. 請求項4記載の搬送装置において、
    前記エア供給手段は前記プレート部の下面に配設された加圧エア槽を備え、前記複数の孔は前記加圧エア槽と連通されていることを特徴とする搬送装置。
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