JP4526571B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

この発明は電子機器に関し、特にイヤホンマイクを装着可能な電子機器に関する。
従来、携帯電話機等の電子機器において、PTT(Push To Talk)ボタンを備えたイヤホンマイク(以下「PTTイヤホンマイク)と、PTTボタンを備えていないイヤホンマイクとの両方が装着可能となっている。PTTイヤホンマイクのプラグは、PTTボタン用ピンを有する点で、それを有しないイヤホンマイクのプラグと異なるが、PTTボタン用ピンを除いたプラグの形状はPTTイヤホンマイクプラグとイヤホンマイクとで同じである。一方、PTTイヤホンマイクとイヤホンマイクそれぞれのプラグは接点の配列が異なる場合がある。例えば、プラグのグランドの位置と右イヤホンに入力される右音声信号(R信号)または左イヤホンに入力されるL音声信号(L信号)が入れ違いで異なる場合がある。
このため、携帯電話機に、PTTイヤホンマイクのプラグが装着されるジャックと、イヤホンマイクのプラグが装着されるジャクとを別々に設け、回路を複数設けなければならないといった問題があった。
一方、PTTイヤホンマイクのプラグとイヤホンマイクのプラグとのいずれをも装着可能な1つのジャックを設けることが考えられるが、イヤホンマイクのプラグとPTTイヤホンマイクのプラグのいずれが装着されたのかを判別する必要がある。
特開2002−141980号公報には、ステレオヘッドホン用プラグとイヤホンマイク用プラグのいずれであるかを、イヤホンマイクのインピーダンスとステレオヘッドホンのインピーダンスとが大きく異なる点を利用し、判別する方法が記載されている。しかしながら、ステレオヘッドホンに直流電圧が印加されるので、電圧の印加が想定されていないステレオヘッドホンにダメージを与える恐れがあり、最悪の場合は破壊してしまうことが考えられる。したがって、プラグのグランドを予め定めてプラグが挿入されたことを検出する従来の判別方法を用いることができないといった問題がある。
特開2002−141980号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の一つは、複数種類のイヤホンマイクのプラグを装着可能な電子機器を提供することである。
この発明の他の目的は、複数種類のイヤホンマイクのいずれが接続されたかを判別することが可能な電子機器を提供することである。
上述した目的を達成するために、この発明のある局面によれば、電子機器は、第1の種類のイヤホンマイクと第2の種類のイヤホンマイクとのいずれかのプラグを受け付ける受付手段と、第1の種類のイヤホンマイクと第2の種類のイヤホンマイクとのいずれが受け付けられたかを検出する検出手段と、検出されたイヤホンマイクの種類に応じて、受付手段が有する複数の接点のうち接地する接点を切り換える切換手段と、を備える。
この局面に従えば、検出されたイヤホンマイクの種類に応じて、複数の接点のうち接地する接点が切り換えられる。このため、複数種類のイヤホンマイクのプラグを装着可能な電子機器を提供することができる。
好ましくは、検出手段は、複数の接点のうち接地されていない接点に電圧を印加する電圧印加手段と、電圧が印加された接点の電圧を検出する電圧検出手段と、電圧が印加された接点を流れる電流を検出する電流検出手段と、を含む。
この局面に従えば、複数の接点のうち接地されていない接点に電圧が印加され、電圧が印加された接点の電圧と電流とが検出される。このため、電圧を検出することによりイヤホンマイクが受け付けられたことを検出することができ、また、電圧が印加される接点が接地される場合であっても電流を検出することによりイヤホンマイクが受け付けられたことを検出することができる。
好ましくは、検出手段は、複数の接点のうち第1の種類のイヤホンマイクが受け付けられる場合にスピーカと接続される接点と、第2の種類のイヤホンマイクが受け付けられる場合にスピーカと接続される接点とを接地する接地手段を、さらに含む。
この局面に従えば、複数の接点のうち第1の種類のイヤホンマイクが受け付けられる場合にスピーカと接続される接点と、第2の種類のイヤホンマイクが受け付けられる場合にスピーカと接続される接点とを接地する。このため、第1の種類のイヤホンマイクおよび第2の種類のイヤホンマイクそれぞれが有するスピーカーに電流が流れないので、第1の種類のイヤホンマイクおよび第2の種類のイヤホンマイクが故障するのを防止することができる。
好ましくは、切換手段は、検出手段により第1の種類のイヤホンマイクが受け付けられたことが検出された場合、第2の種類のイヤホンマイクが受け付けられる場合にスピーカと接続される接点を接地し、検出手段により第2の種類のイヤホンマイクが受け付けられたたことが検出された場合、第1の種類のイヤホンマイクが受け付けられる場合にスピーカと接続される接点を接地する。
この発明のこの局面によれば、電子機器は、イヤホンマイクのプラグを受け付ける受付手段と、受付手段が有する複数の接点のうち接地されていない接点に電圧を印加する電圧印加手段と、電圧が印加された接点の電圧を検出する電圧検出手段と、電圧が印加された接点を流れる電流を検出する電流検出手段と、電圧検出手段および電流検出手段による検出結果に基づいて、第1の種類のイヤホンマイクと第2の種類のイヤホンマイクとのいずれが受け付けられたかを判定する判定手段と、を備える。
この局面に従えば、複数の接点のうち接地されていない接点に電圧が印加され、電圧が印加された接点の電圧と電流とが検出され、検出結果に基づいて、第1の種類のイヤホンマイクと第2の種類のイヤホンマイクとのいずれが受け付けられたかが判定される。このため、電圧を印加した接点が接地される場合であっても電流を検出することによりイヤホンマイクが受け付けられたことを検出することができる。また、接地される接点の違いからイヤホンマイクの種類を判別することができる。その結果、複数種類のイヤホンマイクのいずれが接続されたかを判別可能な電子機器を提供することができる。
好ましくは、複数の接点のうち第1の種類のイヤホンマイクが受け付けられる場合にスピーカと接続される接点と、第2の種類のイヤホンマイクが受け付けられる場合にスピーカと接続される接点とを接地する接地手段を、さらに備える。
この局面に従えば、第1の種類のイヤホンマイクが受け付けられる場合にスピーカと接続される接点と、第2の種類のイヤホンマイクが受け付けられる場合にスピーカと接続される接点とが接地される。このため、第1の種類のイヤホンマイクおよび第2の種類のイヤホンマイクそれぞれが有するスピーカーに電流が流れないので、第1の種類のイヤホンマイクおよび第2の種類のイヤホンマイクが故障するのを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部材には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態の1つにおける携帯電話機の外観を示す斜視図である。図1(A)は、オープンスタイルの状態にある携帯電話機1の外観を示し、図1(B)はクローズスタイルの状態にある携帯電話機1の外観を示す。図1(A)および図1(B)を参照して、携帯電話機1は、操作側部3と、表示側部2とを含む。操作側部3は、電源キー14A、テンキーおよび通話キー等を含む操作キー14と、マイクロホン13とが内側面に配置され、イヤホンマイク端子16が右側面に配置される。表示側部2は、液晶表示装置(LCD)15と、レシーバを構成する第1スピーカ11とが内側面に配置され、第2スピーカ12が外側面に配置される。なお、ここでは携帯電話機1がLCD15を備える例を示すが、LCD15に代えて、有機EL(ElectroLuminescence)ディスプレイを用いてもよい。操作側部3と表示側部2とは、ヒンジ機構で回転可能に連結され、操作側部3と表示側部2とは開閉自在である。携帯電話機1を折りたたんで、操作側部3と表示側部2とが閉状態にあるときの携帯電話機1の状態がクローズスタイルであり、携帯電話機1を開いて、操作側部3と表示側部2とが開状態にあるときの携帯電話機1の状態がオープンスタイルである。
図2は、本実施の形態における携帯電話機の機能の一例を示す機能ブロック図である。図2を参照して、携帯電話機1は、携帯電話機1の全体を制御するための制御部21と、アンテナ22Aと接続された無線回路22と、音声データを処理するためのコーデック部28と、音声の入出力を切換えるための切換部29と、それぞれが切換部29に接続されたイヤホンマイク切換部50、マイクロホン13、第1スピーカ11、第2スピーカ12、イヤホンマイク端子16と、ユーザの操作の入力を受付ける操作キー14と、振動部26と、LCD15の表示を制御するための表示制御部30と、制御部21で実行するプログラム等を記憶するためのEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)31と、制御部21の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)32と、を含む。
無線回路22は、アンテナ22Aにより受信された無線信号が入力され、無線信号を復調した音声信号をコーデック部28に出力する。また、無線回路22は、コーデック部28から音声信号が入力され、音声信号を変調した無線信号をアンテナ22Aに出力する。コーデック部28は、無線回路22から入力される音声信号を復号し、復号したデジタルの音声信号をアナログに変換し、増幅し、そして切換部29に出力する。また、コーデック部28は、切換部29を介してマイクロホン13またはイヤホンマイク端子16からアナログの音声信号が入力され、音声信号をデジタルに変換し、符号化し、そして符号化した音声信号を無線回路22に出力する。
切換部29は、制御部21により制御され、コーデック部28への音声信号の入出力を切換える。切換部29は、コーデック部28から受け付けた音声信号を、イヤホンマイク切換部50、第1スピーカ11および第2スピーカ12のいずれかに出力する。イヤホンマイク切換部50は、イヤホンマイク端子16と接続されている。イヤホンマイク端子16は、イヤホンマイク60(図3参照)およびPTTイヤホンマイク70(図4参照)のいずれのプラグをも装着可能である。
イヤホンマイク切換部50は、イヤホンマイク端子16にイヤホンマイクまたはPTTイヤホンマイクのいずれかが接続されているか否か、およびいずれかが接続されている場合には、いずれが接続されているかを判断する。イヤホンマイク切換部50の詳細については後で説明する。
切換部29は、イヤホンマイク端子16にイヤホンマイクまたはPTTイヤホンマイクが接続されている場合には、コーデック部28から受け付けた音声信号をイヤホンマイク切換部50を介してイヤホンマイク端子16に出力する。イヤホンマイク端子16にイヤホンマイクまたはPTTイヤホンマイクが接続されていない場合、携帯電話機1がハンズフリーモードであれば、コーデック部28から受け付けた音声信号を第2スピーカ12に出力し、携帯電話機1がハンズフリーモードでなければ、コーデック部28から受け付けた音声信号を第1スピーカ11に出力する。ユーザが操作キー14を操作することにより、携帯電話機1がハンズフリーモードに設定される。また、携帯電話機1がオープンスタイルで通話状態のときハンズフリーモードに設定されていなくても、携帯電話機1の状態がクローズスタイルに変化すると、制御部21は、ハンズフリーモードに設定する。このため、切換部29は、携帯電話機1がオープンスタイルで通話状態のときハンズフリーモードに設定されていなければ、コーデック部28から受け付けた音声信号を第1スピーカ11に出力するが、携帯電話機1の状態がクローズスタイルに変化するとコーデック部28から受け付けた音声信号を第2スピーカ12に出力する。
切換部29は、マイクロホン13またはイヤホンマイク切換部50のいずれかが出力する音声信号をコーデック部28に出力する。切換部29は、イヤホンマイク端子16にイヤホンマイクまたはPTTイヤホンマイクが接続されている場合は、イヤホンマイク切換部50から受け付けた音声信号をコーデック部28に出力し、イヤホンマイク端子16にイヤホンマイクまたはPTTイヤホンマイクが接続されていない場合は、マイクロホン13から受け付けた音声信号をコーデック部28に出力する。
表示制御部30は、制御部21により制御され、制御部21から入力される指示に従ってLCD15を制御して、LCD15に画像を表示させる。LCD15に表示させる画像は、動画像と静止画像とを含む。
カードI/F27には、着脱可能なフラッシュメモリ27Aが装着される。制御部21は、カードI/F27を介して、フラッシュメモリ27Aにアクセスが可能である。なお、ここでは制御部21が実行するためのプログラムをEEPROM31に記憶しておく例を説明するが、プログラムをフラッシュメモリ27Aに記憶しておき、フラッシュメモリ27Aからプログラムを読み出して、制御部21が実行するようにしてもよい。プログラムを記憶する記録媒体としては、フラッシュメモリ27Aに限られず、フレキシブルディスク、カセットテープ、光ディスク(CD−ROM(Compact Disc−ROM)/MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROMなどの半導体メモリ等でもよい。また、携帯電話機1をインターネットに無線回路22を介して接続し、インターネットに接続されたコンピュータからプログラムをダウンロードして、制御部21が実行するようにしてもよい。ここでいうプログラムは、制御部21が直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
図3は、イヤホンマイクの回路構成を示すブロック図である。図3を参照して、イヤホンマイク60は、プラグ61と、マイクロホン63と、右イヤホン65と、左イヤホン67と、マイクスイッチ69と、を含む。プラグ61は、第1〜第4端子71〜74を備えている。マイクロホン63は、第1端子71および第4端子74と接続され、右イヤホン65は、第3端子73および第4端子74と接続され、左イヤホン67は、第二端子72および第4端子74と接続される。また、マイクスイッチ69は、マイクロホン63と、並列に接続される。
図4は、PTTイヤホンマイクの回路構成を示すブロック図である。図3に示したイヤホンマイクと同じ部材には同じ符号を付している。図4を参照して、PTTイヤホンマイク70は、プラグ61Aと、マイクロホン63と、右イヤホン65と、左イヤホン67と、PTTスイッチ79と、を含む。プラグ61Aは、第1〜第4端子71〜74に加えて、第5端子75を備えている。マイクロホン63は、第1端子71および第3端子73と接続され、右イヤホン65は、第4端子74および第3端子73と接続され、左イヤホン67は、第2端子72および第3端子73と接続される。また、PTTスイッチ79は、第5端子75および第3端子73と接続されている。
図3および図4を参照して、イヤホンマイク60のプラグ61の端子の配列と、PTTイヤホンマイク70のプラグ61Aとは、第1端子71から第4端子74までの形状が同一であるが、PTTイヤホンマイク70が第5端子75を有する点で異なる。また、イヤホンマイク60のプラグ61の端子の配列と、PTTイヤホンマイク70のプラグ61Aの端子の配列とは、第1端子および第2端子が、マイクロホン63および左イヤホン67に接続される点で一致するが、第3端子73と第4端子74との配置が逆である点で異なる。
図5は、イヤホンマイク端子の構成およびイヤホンマイク切換部の構成を示すブロック図である。図5を参照して、イヤホンマイク端子16は、第1〜第7接点16A〜16Gを含む。第1接点16Aおよび第7接点16Gは、PTTイヤホンマイク70のプラグ61Aが挿入された場合に、プラグ61Aの第5端子75によって電気的に接続される。
第2接点16Bは、イヤホンマイク60またはPTTイヤホンマイク70のプラグ61,61Aが挿入された場合に、プラグ61,61Aの第4端子74と電気的に接続される。第3接点16Cは、イヤホンマイク60またはPTTイヤホンマイク70のプラグ61,61Aが挿入された場合に、プラグ61,61Aの第3端子73と電気的に接続される。第4接点16Dおよび第5接点Eは、イヤホンマイク60またはPTTイヤホンマイク70のプラグ61,61Aが挿入された場合に、プラグ61,61Aの第1端子71と電気的に接続される。第6接点16Fは、イヤホンマイク60またはPTTイヤホンマイク70のプラグ61,61Aが挿入された場合に、プラグ61,61Aの第2端子72と電気的に接続される。
イヤホンマイク切換部50は、第1PTTボタン検出部101と、切換スイッチ111と、第1スイッチ113と、第2スイッチ115と、第1マイク検出部121と、第2マイク検出部131と、第2PTTボタン検出部133と、第3スイッチ135と、切換制御部141と、を含む。
第1PTTボタン検出部101は、電源103と、抵抗105と、電流計107とを備える。第1PTTボタン検出部101は、イヤホンマイク端子16の第1接点16Aと接続され、抵抗105および電流計107とは、第1接点16Aと電源103との間に直列に配列される。第1PTTボタン検出部101は、電流計107により計測された電流値を切換制御部141に出力する。
切換スイッチ111は、接点111A,111B,111Cを含む。接点111Cは、切換部29の右イヤホン信号(R信号)の出力端子と接続される。接点111Aはイヤホンマイク端子16の第2接点16Bと接続され、接点111Bはイヤホンマイク端子16の第3接点16Cと接続される。切換スイッチ111は、切換制御部141により制御され、接点111Cを、接点111A,111Bのいずれかに接続する状態と、接点111A,111Bのいずれにも接続しない状態(オープン)との3の状態のいずれかに切換える。
第1スイッチ113は、一端がイヤホンマイク端子16の第2接点16Bと接続され、他端が接地される。第1スイッチ113は、切換制御部141により制御され、ONに切り換えられた場合にイヤホンマイク端子16の第2接点16Bを接地する状態となり、OFFに切り換えられた場合にイヤホンマイク端子16の第2接点16Bを接地しない状態となる。
第2スイッチ115は、一端がイヤホンマイク端子16の第3接点16Cと接続され、他端が接地される。第2スイッチ115は、切換制御部141により制御され、ONに切り換えられるとイヤホンマイク端子16の第3接点16Cを接地する状態となり、OFFに切り換えられるとイヤホンマイク端子16の第3接点16Cを接地しない状態となる。
第1マイク検出部121は、電源123と、抵抗125と、電流計127とを備える。第1マイク検出部121は、電流計127がイヤホンマイク端子16の第4接点16Dと接続され、抵抗125および電流計127は、第4接点16Dと電源123との間に直列に配列される。第1マイク検出部121は、電流計127により計測された電流値を切換制御部141に出力する。
第3スイッチ135は、一端がイヤホンマイク端子16の第4接点16Dと接続され、他端が切換部29のマイク信号の入力端子と接続される。第3スイッチ135は、切換制御部141により制御され、ONに切り換えられるとイヤホンマイク端子16の第4接点16Dと切換部29のマイク信号の入力端子とを接続する状態となり、OFFに切り換えられるとイヤホンマイク端子16の第4接点16Dと切換部29のマイク信号の入力端子とを接続しない状態となる。
第2マイク検出部131は、イヤホンマイク端子16の第5接点16Eと接続され、第5接点16Eにおける電圧を検出する。第2マイク検出部131は、検出した電圧を切換制御部141に出力する。
第2PTTボタン検出部133は、イヤホンマイク端子16の第7接点16Gと接続され、第7接点16Gにおける電圧を検出する。第2PTTボタン検出部133は、検出した電圧を切換制御部141に出力する。
切換制御部141は、イヤホンマイク端子16の第6接点16Fを切換部29の左イヤホン信号(L信号)の出力端子と接続する。さらに、切換制御部141は、切換スイッチ111、第1スイッチ113、第2スイッチ115および第3スイッチ135を切換える。具体的には、初期状態において、切換スイッチ111の接点111Cを接点111A,111Bのいずれにも接続しないオープンの状態に切り換え、第1スイッチ113および第2スイッチ115をONに設定する。これにより、イヤホンマイク端子の第2接点16Bおよび第3接点16Cが接地される。PTTイヤホンマイク70またはイヤホンマイク60がイヤホンマイク端子16に挿入された場合に、右イヤホン65に接続される端子をすべて接地するので、右イヤホン65に電流が流れることがない。このため、右イヤホン65が故障するのを防止することができる。
第1マイク検出部121がイヤホンマイク端子の第4接点16Dに接続されるので、第4接点16Dに所定の電圧が印加される。また、第1PTTボタン検出部101は、イヤホンマイク端子16の第1接点16Aに接続されるので、第1接点16Aに所定の電圧が印加される。
図6は、切換制御部における検出状態を示す図である。図6は、第2PTTボタン検出部133、第1PTTボタン検出部101、第2マイク検出部131および第1マイク検出部121それぞれにおける検出状態を、イヤホンマイク端子16の接続状態別に示している。イヤホンマイク端子16の接続状態は、何も接続されていない状態、PTTスイッチ79がOFF(オープン)のPTTイヤホンマイク70が接続された状態、PTTスイッチ79がONのPTTイヤホンマイク70が接続された状態、マイクスイッチ69がOFF(オープン)のイヤホンマイク60が接続された状態、マイクスイッチ69がONのイヤホンマイク60が接続された状態の5つである。図中「L」は、検出される電圧が所定の値よりも低いことを示し、「H」は検出される電圧が所定の値よりも高いことを示す。また、図中「あり」は検出される電流が所定の値よりも大きいことを示し、「なし」は検出される電流が所定の値よりも小さいことを示す。
図5および図6を参照して、イヤホンマイク端子16に何も挿入されていない場合、イヤホンマイク端子16の第1接点16Aと第7接点16Gとは電気的に接続されないので、第7接点16Gに電圧は印加されない。このため、第2PTTボタン検出部133は、所定の値よりも小さい電圧を検出し、「L」の状態となる。また、第1PTTボタン検出部101は、電流計107に電流が流れないので、所定の値よりも小さい電流を検出し、「なし」の状態となる。
さらに、イヤホンマイク端子16の第4接点16Dと第5接点16Eとは電気的に接続されないので、第2マイク検出部131は所定の値よりも小さい電圧を検出し、「L」の状態となる。また、第1マイク検出部121は、電流計127に電流が流れないので、所定の値よりも小さい電流を検出し、「なし」の状態となる。
イヤホンマイク端子16にPTTイヤホンマイク70が挿入される場合、イヤホンマイク端子16の第1接点16Aと第7接点16Gとが電気的に接続される。PTTイヤホンマイク70のPTTスイッチ79がOFFの場合、第7接点16Gに第1接点16Aに印加されるのと同じ電圧が印加され、第2PTTボタン検出部133は所定の値よりも大きい電圧を検出し、「H」の状態となる。また、第1PTTボタン検出部101は、電流計107に電流が流れないので、所定の値よりも大きい電流を検出することなく、「なし」の状態となる。
一方、PTTイヤホンマイク70のPTTスイッチ79がONの場合、第7接点16Gは第3接点16Cと電気的に接続される。第3接点16Cは第2スイッチ115により接地されるので、第7接点16Gも接地され、第2PTTボタン検出部133は所定の値よりも小さい電圧を検出し、「L」の状態となる。第1PTTボタン検出部101は、電流計107に電流が流れるので、所定の値よりも大きい電流を検出し、「あり」の状態となる。
また、イヤホンマイク端子16にイヤホンマイク60が挿入される場合、イヤホンマイク端子16の第1接点16Aと第7接点16Gとは電気的に接続されない。このため、第2PTTボタン検出部133は所定の値よりも小さい電圧を検出し、「L」の状態となる。また、第1PTTボタン検出部101は、電流計107に電流が流れないので、所定の値よりも大きい電流を検出することなく、「なし」の状態となる。
したがって、切換制御部141は、第2PTTボタン検出部133が「H」の状態となるのを検出すると、PTTスイッチ79がOFFのPTTイヤホンマイク70が接続されたと判断し、第1PTTボタン検出部101が「あり」の状態となるのを検出すると、PTTスイッチ79がONのPTTイヤホンマイク70が接続されたと判断する。
切換制御部141は、PTTイヤホンマイク70が接続されたと判断する場合、換言すれば、第2PTTボタン検出部133が「H」の状態となるのを検出する場合、または、第1PTTボタン検出部101が「あり」の状態となるのを検出する場合、切換スイッチ111の接点111Cと接点111Aとを接続する第2接点16B側に切り換え、第1スイッチ113をOFFに切り換え、第2スイッチ115をONに切り換え、第3スイッチ135をONに切り換える。これにより、PTTイヤホンマイク70のプラグ61Aの第1端子71が切換部29のマイク信号入力に接続され、第2端子72が切換部29のL信号出力端子に接続され、第3端子73が接地され、第4端子74が切換部29のR信号出力端子に接続される。
イヤホンマイク端子16にPTTイヤホンマイク70またはイヤホンマイク60が挿入される場合、イヤホンマイク端子16の第4接点16Dと第5接点16Eとが電気的に接続される。PTTイヤホンマイク70のプラグ61Aが挿入される場合、第5接点16Eはマイクロホン63を介して第3接点16Cと電気的に接続される。マイクスイッチ69がOFFのイヤホンマイク60のプラグ61が挿入される場合、第5接点16Eはマイクロホン63を介して第2接点16Bと電気的に接続される。第3接点16Cおよび第2接点16Bは第2スイッチ115および第1スイッチ113によりそれぞれ接地されるので、第2マイク検出部131は第5接点16Eに所定の値よりも大きい電圧を検出し、「H」の状態となる。第1マイク検出部121は、電流計127に電流が流れるが、所定の値よりも小さい電流を検出し、「なし」の状態となる。
一方、マイクスイッチ69がONのイヤホンマイク60のプラグ61が挿入される場合、第5接点16Eは第2接点16Bと電気的に接続される。第2接点16Bは第1スイッチ113により接地されるので、第5接点16Eも接地され、第2マイク検出部131は所定の値よりも小さい電圧を検出し、「L」の状態となるが、第1マイク検出部121は、電流計127に電流が流れるので、所定の値よりも大きい電流を検出し、「あり」の状態となる。
したがって、切換制御部141は、第1PTTボタン検出部101および第2PTTボタン検出部133のいずれにおいてもPTTイヤホンマイク70が検出されず、第2マイク検出部131で「H」の状態が検出されると、マイクスイッチ69がOFFのイヤホンマイク60が接続されたと判断し、第1マイク検出部121により「あり」の状態が検出されると、マイクスイッチ69がONのイヤホンマイク60が接続されたと判断する。
切換制御部141は、イヤホンマイク60が接続されたと判断する場合、換言すれば、第1PTTボタン検出部101または第2PTTボタン検出部133のいずれによってもPTTイヤホンマイク70が検出されず、第2マイク検出部131が「H」の状態となるのを検出する場合、または、第1マイク検出部121が「あり」の状態となるのを検出する場合、切換スイッチ111の接点111Cと接点111Bとを接続する第3接点16C側に切り換え、第1スイッチ113をONに切り換え、第2スイッチ115をOFFに切り換え、第3スイッチ135をONに切り換える。これにより、イヤホンマイク60のプラグ61の第1端子71が切換部29のマイク信号入力に接続され、第2端子72が切換部29のL信号出力端子に接続され、第3端子73が切換部29のR信号出力端子に接続され、第4端子74が接地される。
次に、切換制御部の動作について説明する。図7は、切換制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。切換制御処理は、切換制御部141が切換制御プログラムを実行することにより切換制御部141により実行される処理である。まず、切換制御部141は、切換スイッチ111、第1スイッチ113および第2スイッチ115を初期状態に設定する(ステップS01)。具体的には、切換スイッチ111を、接点111Cが接点111A,111Bのいずれとも接続されないオープンの状態に切換え、第1スイッチ113および第2スイッチ115をONに設定する。これにより、イヤホンマイク端子の第2接点16Bおよび第3接点16Cが接地され、イヤホンマイク端子の第4接点16Dに所定の電圧が印加される。また、第1PTTボタン検出部101は、イヤホンマイク端子16の第1接点16Aに接続されるので、第1接点16Aに所定の電圧が印加される。
次のステップS02においては、第7接点16Gの電圧がしきい値V1より大きいか否かを判断する。第7接点16Gの電圧がしきい値V1より大きければ処理をステップS06に進め、そうでなければ処理をステップS03に進める。PTTスイッチ79がONのPTTイヤホンマイク70が挿入される場合、第7接点16Gは第3接点16Cと電気的に接続されて接地され、イヤホンマイク60が挿入される場合、第7接点16Gはいずれの接点とも電気的に接続されない。したがって、PTTスイッチ79がOFFのPTTイヤホンマイク70が接続される場合だけ、第7接点16Gの電圧がしきい値V1よりも大きくなる。
ステップS03においては、第1接点16Aの電流がしきい値I1より大きいか否かを判断する。第1接点16Aの電流がしきい値I1より大きければ処理をステップS06に進め、そうでなければ処理をステップS04に進める。PTTスイッチ79がOFFのPTTイヤホンマイク70が挿入される場合、PTTスイッチ79により回路が開くので、第1接点16Aに電流は流れず、イヤホンマイク60が挿入される場合、第1接点16Aに電流は流れない。PTTスイッチ79がONのPTTイヤホンマイク70が接続される場合だけ、第1接点16Aに流れる電流がしきい値I1の値より大きくなる。
ステップS04においては、第5接点16Eの電圧がしきい値V2より大きいか否かを判断する。第5接点16Eの電圧がしきい値V2より大きければ処理をステップS08に進め、そうでなければ処理をステップS05に進める。マイクスイッチ69がONのイヤホンマイク60が接続される場合、第5接点16Eは、第2接点16Bと電気的に接続されて接地されるが、PTTイヤホンマイク70またはマイクスイッチ69がOFFのイヤホンマイク60が接続される場合、第5接点16Eの電圧が第4接点16Dと同じになる。
ステップS05においては、第4接点16Dの電流がしきい値I2より大きいか否かを判断する。第4接点16Dの電流がしきい値I2より大きければ処理をステップS08に進め、そうでなければ処理をステップS02に戻す。処理をステップS02に戻す場合は、イヤホンマイク端子16に何も挿入されていない場合である。マイクスイッチ69がOFFのイヤホンマイク60またはPTTイヤホンマイク70が挿入される場合、第4接点16Dはマイクロホン63と接続されるので、第1接点16Aにしきい値I2を超える電流は流れず、マイクスイッチ69がONのイヤホンマイク60が挿入される場合だけ、第1接点16Aにしきい値I2を超える電流は流れる。
ステップS06においては、イヤホンマイク端子16にPTTイヤホンマイク70が接続されたと判定し、処理をステップS07に進める。ステップS07においては、切換スイッチ111を第2接点16B側に切り換え、第1スイッチ113をOFFに切り換え、第2スイッチ115をONに切り換える。これにより、PTTイヤホンマイク70のプラグ61Aの第1端子71が切換部29のマイク信号入力に接続され、第2端子72が切換部29のL信号出力端子に接続され、第3端子73が接地され、第4端子74が切換部29のR信号出力端子に接続される。また、第3スイッチ135をONに切り換える。
ステップS08においては、イヤホンマイク端子16にイヤホンマイク60が接続されたと判定し、処理をステップS09に進める。ステップS09においては、切換スイッチ111を第3接点16C側に切り換え、第1スイッチ113をONに切り換え、第2スイッチ115をOFFに切り換え、第3スイッチ135をONに切り換える。これにより、イヤホンマイク60のプラグ61の第1端子71が切換部29のマイク信号入力に接続され、第2端子72が切換部29のL信号出力端子に接続され、第3端子73が切換部29のR信号出力端子に接続され、第4端子74が接地される。
以上説明したように、本実施の形態における携帯電話機1は、PTTイヤホンマイク70のプラグ61Aとイヤホンマイク60のプラグ61のいずれがイヤホンマイク端子16に接続されたかを検出し、検出されたイヤホンマイクの種類に応じて、イヤホンマイク端子16が有する第2接点16Bと第3接点16Cのいずれか一方を接地する。このため、PTTイヤホンマイク70のプラグ61Aとイヤホンマイク60のプラグ61のいずれをも接続することができる。
また、イヤホンマイク端子16が有する第1〜第7接点16A〜16Gのうち第2接点16Bおよび第3接点16Cを接地し、接地しない第1接点16Aおよび第4接点16Dに電圧を印加し、第1接点16Aおよび第4接点16Dの電流と第5接点16Eおよび第7接点16Gの電圧とを検出する。このため、電圧を検出することによりイヤホンマイクが接続されたことを検出することができ、また、電圧が印加される接点が接地される場合であっても電流を検出することによりイヤホンマイクが接続されたことを検出することができる。また、接地される接点の違いからイヤホンマイクの種類を判別することができる。
また、PTTのイヤホンマイク70が接続される場合に右イヤホン65と接続される第2接点16Bと、イヤホンマイク60が接続される場合に右イヤホン65と接続される第3接点16Cとを接地するので、PTTイヤホンマイク70およびイヤホンマイク60それぞれが有する右イヤホン65に電流が流れないようにして、右イヤホン65が故障するのを防止することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<付記>
(1) 前記電圧印加手段は、前記複数の接点のうち、前記第1の種類のイヤホンマイクのプラグが有し、前記第2の種類のイヤホンマイクのプラグが有しない接点と接続される接点に電圧を印加する、請求項2、3、5または6のいずれかに記載の電子機器。
(2) 前記電圧印加手段は、前記複数の接点のうち前記第1の種類のイヤホンマイクおよび前記第2の種類のイヤホンマイクそれぞれのマイクが接続される接点に電圧を印加する、請求項2、3、5または6のいずれかに記載の電子機器。
本発明の実施の形態の一つにおける携帯電話機の外観を示す斜視図である。 本実施の形態における携帯電話機の分解斜視図である。 イヤホンマイクの回路構成を示すブロック図である。 PTTイヤホンマイクの回路構成を示すブロック図である。 イヤホンマイク端子の構成およびイヤホンマイク切換部の構成を示すブロック図である。 切換制御部における検出状態を示す図である。 切換制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 携帯電話機、2 表示側部、3 操作側部、11 第1スピーカ、12 第2スピーカ、13 マイクロホン、14 操作キー、14A 電源キー、16 イヤホンマイク端子、21 制御部、22 無線回路、22A アンテナ、26 振動部、27 カードI/F、27A フラッシュメモリ、28 コーデック部、29 切換部、30 表示制御部、50 イヤホンマイク切換部、60 イヤホンマイク、61,61A プラグ、63 マイクロホン、65 右イヤホン、67 左イヤホン、69 マイクスイッチ、70 イヤホンマイク、79 PTTスイッチ、101 第1PTTボタン検出部、111 切換スイッチ、111 切換スイッチ、113 第1スイッチ、115 第2スイッチ、121 第1マイク検出部、131 第2マイク検出部、133 第2PTTボタン検出部、135 第3スイッチ、141 切換制御部。

Claims (6)

  1. 第1の種類のイヤホンマイクと第2の種類のイヤホンマイクとのいずれかのプラグを受け付ける受付手段と、
    前記第1の種類のイヤホンマイクと前記第2の種類のイヤホンマイクとのいずれが受け付けられたかを検出する検出手段と、
    前記検出されたイヤホンマイクの種類に応じて、前記受付手段が有する複数の接点のうち接地する接点を切り換える切換手段と、を備えた電子機器。
  2. 前記検出手段は、前記複数の接点のうち接地されていない接点に電圧を印加する電圧印加手段と、
    前記電圧が印加された接点の電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記電圧が印加された接点を流れる電流を検出する電流検出手段と、を含む請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記検出手段は、前記複数の接点のうち前記第1の種類のイヤホンマイクが受け付けられる場合にスピーカと接続される接点と、前記第2の種類のイヤホンマイクが受け付けられる場合にスピーカと接続される接点とを接地する接地手段を、さらに含む請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記切換手段は、前記検出手段により前記第1の種類のイヤホンマイクが受け付けられたことが検出された場合、前記第2の種類のイヤホンマイクが受け付けられる場合にスピーカと接続される接点を接地し、前記検出手段により前記第2の種類のイヤホンマイクが受け付けられたことが検出された場合、前記第1の種類のイヤホンマイクが受け付けられる場合にスピーカと接続される接点を接地する、請求項1〜3のいずれかに記載の電子機器。
  5. イヤホンマイクのプラグを受け付ける受付手段と、
    前記受付手段が有する複数の接点のうち接地されていない接点に電圧を印加する電圧印加手段と、
    前記電圧が印加された接点の電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記電圧が印加された接点を流れる電流を検出する電流検出手段と、
    前記電圧検出手段および前記電流検出手段による検出結果に基づいて、第1の種類のイヤホンマイクと第2の種類のイヤホンマイクとのいずれが受け付けられたかを判定する判定手段と、を備えた電子機器。
  6. 前記複数の接点のうち前記第1の種類のイヤホンマイクが受け付けられる場合にスピーカと接続される接点と、前記第2の種類のイヤホンマイクが受け付けられる場合にスピーカと接続される接点とを接地する接地手段を、さらに備えた請求項5に記載の電子機器。
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