JP4524141B2 - つま切り装置 - Google Patents

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本発明は、ごぼう、大根等の根菜類、特に長手の根菜類のつま切りに好適なつま切り装置に関する。
つま切り装置として、例えば特許文献等1に示すものが挙げられる。このつま切り装置は、上方に根菜類落下口を有し前方が開放した根菜類保持箱と、この根菜類保持箱の前方端部に配設されて上下駆動されるつま切り刃物と、根菜類を縦にして収納し前記根菜類保持箱の根菜類落下口の上方に配設された収納筒と、前記根菜類保持箱の根菜類落下口上の収納筒内の根菜類を支持すると共に、収納筒より根菜類保持箱内に落下された根菜類を定寸にカットするように根菜類保持箱の根菜類落下口に配設されて往復駆動される定寸用カッターを有する定寸用カッター手段と、前記根菜類保持箱内の定寸の根菜類を前記つま切り刃物に押し付けるように駆動される押圧手段とからなっている。
特公平7−83994号公報
つま切りされた根菜類の長さは、定寸用カッターでカットされて根菜類保持箱に収納された根菜類の高さとなる。即ち、定寸用カッターでカットされて根菜類保持箱に収納された根菜類のみを押圧手段で押圧してつま切り刃物でつま切りするので、生産性が悪いという問題があった。また、つま切りされる根菜類の長さは、定寸用カッターでカットされて根菜類保持箱に収納された根菜類の高さであり、この高さは一定に設定されているので、汎用性がなく専用装置であった。即ち、つま切りされた根菜類の長さが5cm又は3cmの場合には、そのカットする所望寸法に応じた専用のつま切り装置を必要とした。
本発明の第1の課題は、生産性の向上が図れるつま切り装置を提供することにある。
本発明の第2の課題は、1台の装置でつま切りする所望寸法を容易に変更して使用できるつま切り装置を提供することにある。
上記課題を解決するための本発明の請求項1は、上方及び下方が開放し根菜類を縦にして収納する収納筒と、この収納筒の下方の開放口を塞ぐと共に、該収納筒より一定長さ落下された根菜類をカットするように往復駆動される定寸用カッターを有する定寸用カッター手段と、前記定寸用カッターでカットされた根菜類の前方に上下動可能に配設されたつま切り刃物固定板に固定されたつま切り刃物と、前記つま切り刃物固定板を上下駆動させるつま切り駆動手段と、前記定寸用カッターでカットされた前記根菜類を前記つま切り刃物に押し付けるように駆動される押圧手段とを備えたつま切り装置において、
前記定寸用カッターは、所望長さの複数倍の長さの根菜類にカットするように配設され、前記収納筒の下方で前記定寸用カッターでカットされた根菜類を支持する根菜類支持板と前記つま切り刃物の間には、前記根菜類支持板で支持された根菜類を複数の所望長さにカットする分割カッターを有する分割カッターユニットが前記押圧手段に対向して配設され、前記押圧手段は、前記分割カッターに対応した部分に該分割カッターと干渉しない隙間部が形成された押圧ブロック体と、この押圧ブロック体を駆動させる押圧ブロック体駆動部とからなり、前記つま切り刃物固定板は、正面側より前記つま切り駆動手段手段の連結レバーと着脱自在で、かつ前記つま切り刃物固定板をガイドするガイドレールより取外し可能に設けられ、前記分割カッターユニットは、正面側より装置の分割カッター取付け板に着脱自在に固定されており、前記押圧ブロック体は、正面側より前記押圧ブロック体駆動部の押圧ブロック体固定板に着脱自在に固定されていることを特徴とする。
上記課題を解決するための本発明の請求項2は、上記請求項1において、前記分割カッターユニットは、上支持板の下面が前記定寸用カッターの下面より上方に位置し、下支持板の上面が前記定寸用カッターでカットされた根菜類を支持する根菜類支持板の上面より下方に位置し、前記複数個の分割カッターの内、最上方の分割カッターのすくい面は上面に形成され、最下方の分割カッターのすくい面は下面に形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項1によれば、定寸用カッターでカットされたごぼうは、所望寸法の複数倍の長さであり、このごぼうを押圧ブロック体で押して分割カッターユニットの分割カッターに押し付けて複数個の所望寸法のごぼうに分割し、この分割された複数個のごぼうを押圧ブロック体の連続した動作によってつま切り刃物によりつま切りするので、生産性が向上する。また分割する所望寸法の長さを変える場合は、正面側よりつま切り刃物固定板、分割カッターユニット及び押圧ブロック体を順次取り外す。そして、所定の押圧ブロック体及び分割カッターユニットを前記と逆の操作によって正面側より順次取り付ける。このように、1台の装置でカットするごぼうの長さを容易に変更でき、汎用性を有するので、設備費用の低減化が図れる。
本発明の請求項2によれば、分割カッターユニットでカットされたごぼうがスムーズにつま切り刃物の方向に送られるようになっている。分割カッターユニットの上支持板の下面は、定寸用カッターより上方に位置している。また分割カッターユニットの下支持板の上面は、根菜類支持板の上面より下方に位置している。そこで、押圧ブロック体で押されて最上方の分割カッターでカットされた根菜類の上方部分は、押圧ブロック体で押されて最上方の分割カッターの上面に形成されたすくい面で押し上げられても、上支持板と前記分割カッター間にスムーズに挿入されて押される。最下方の分割カッターでカットされた根菜類の下方部分は、前記と同様に、押圧ブロック体で押され前記分割カッターの下面に形成されたすくい面で押し下げられても、前記分割カッターと下支持板間にスムーズに挿入されて押される。
本発明のつま切り装置の一実施の形態を図により説明する。図1に示すように、架台1上の前方及び後方には垂直に配設された前方板2及び後方板3が固定されており、前方板2と後方板3の上端には天井板4が固定されている。図2及び図3に示すように、前方板2及び後方板3の側面には側面板5、5が固定されている。
天井板4には、図1、図2及び図4に示すように、上下が開放しごぼう10を収納する2個の収納筒11、11が正面側より見て並設して垂直に固定されている。図1及び図2に示すように、収納筒11、11の下方には定寸用カッター12が配設されており、定寸用カッター12は収納筒11、11の外側に固定されたガイドレール13、13に摺動自在に設けられている。定寸用カッター12は、エアシリンダ14の作動ロッド14aに連結されており、エアシリンダ14は、側面板5、5に固定された支持板15に固定されている。ここで、定寸用カッター12はすくい面12aが上面に形成されている。
図1及び図3に示すように、定寸用カッター12の下方には、カットされる所望寸法の複数倍の高さを有するように根菜類支持板20が配設されており、根菜類支持板20は後方板3及び側面板5、5に固定されている。図3に示すように、根菜類支持板20上には、収納筒11、11まで伸び収納側面板21、21が固定されており、また根菜類支持板20上には、収納側面板21、21間の中央、即ち収納筒11と11の中央の下方は、仕切板22が固定されている。図1、図2及び図3に示すように、収納側面板21、21前端部には、外側に折り曲げられた分割カッター取付け部21a、21aが形成されている。分割カッター取付け部21a、21aの前面には後記する分割カッターユニット30が固定されている。
図1及び図3に示すように、定寸用カッター12と根菜類支持板20間には、収納筒11、11に対応して後記する押圧ブロック体40、40が配設されており、押圧ブロック体40はそれぞれ押圧ブロック体固定板25に着脱自在に固定されている。押圧ブロック体固定板25は、エアシリンダ26の作動ロッド26aに固定されており、エアシリンダ26、26は側面板5、5に固定された支持板27に固定されている。
図1、図2及び図4に示すように、分割カッターユニット30に対応した前方板2の部分には窓部2aが形成されており、この窓部2aの両側の前方板2の部分には、垂直に配設された2個のガイドレール50、50が固定されている。ガイドレール50、50にはつま切り刃物固定板51が上下動可能に配設されており、つま切り刃物固定板51には、つま切り刃物52が固定されている。つま切り刃物52は、ごぼうを縦にカットする櫛刃と、縦にカットされた部分をスライスする直線刃とからなっており、このつま切り刃物52は周知の構造であるので、これ以上の説明は省略する。
架台1上にはモータ53が固定されており、モータ53の出力軸にはクランクレバー54が固定されている。クランクレバー54には連結ピン55が固定されており、前記つま切り刃物固定板51にも連結ピン56が固定されている。そして、連結ピン55、56には、連結レバー57の両端がそれぞれ回転自在に支承されている。また連結レバー57が連結ピン55、56より抜けるのを防止するために、連結ピン55、56には、それぞれ抜け止め板58、59を介してボルト60、61が固定されている。なお、クランクレバー54に固定された62は、バランス重りを示す。
次に分割カッターユニット30の1例の構造を図6により説明する。本実施の形態は、定寸用カッター12で定寸カットされたごぼう10aを3分割する場合を示す。上支持板31及び下支持板32には、中央部に仕切板33が固定され、仕切板33の外側にはカッター固定板34、34が固定されている。カッター固定板34は、上方より下方に伸びた側面部34aと、この側面部34aより外側に折り曲げられた取付け部34bとからなっている。取付け部34bには、図示しないねじを挿入するねじ穴34cが形成されており、このねじ穴34cに対応して図5に示す分割カッター取付け部21a、21aには図示しないねじが形成されている。ここで、上支持板31と下支持板32の高さは、定寸用カッター12と根菜類支持板20の高さより若干大きくなるように形成されている。この理由については作用の項で説明する。
定寸用カッター12と根菜類支持板20間のごぼう10aを3分割するために、仕切板33と側面部34a間にはそれぞれ水平に2個の分割カッター35A、35Bが配設されている。分割カッター35A、35Bの内側の一端は仕切板33に形成された支持穴に挿入され、分割カッター35A、35Bの外側の他端は側面部34aを貫通して配設され、側面部34aの外側に固定された支持板36、36に固定されている。ここで、上方の分割カッター35Aは上面にすくい面35aが形成され、下方の分割カッター35Bは下面にすくい面35aが形成されている。従って、根菜類支持板20から定寸用カッター12までの高さ、即ち定寸用カッター12でカットされたごぼう10aの長さが例えば15cmの場合には、分割カッター35A、35Bで3分割されて5cmにカットされる。
次に図6に分割カッターユニット30と組み合わせて用いる押圧ブロック体40の構造を図7により説明する。垂直に配設された押圧保持板41には、分割カッター35A、35Bに対応した部分には、押圧ブロック体40が前進した時に分割カッター35A、35Bが干渉しないように隙間部42を有するように、3個の押圧ブロック43が固定されている。また隙間部42に対応した押圧保持板41には図示しないねじを挿入するねじ穴41aが形成されている。このねじ穴41aに対応して図5に示す分割カッター取付け部21a、21aには図示しないねじが形成されている。
図8は分割カッターユニット30の他の実施の形態を示し、図9は図8の分割カッターユニット30と組み合わせて用いる押圧ブロック体40を示す。なお、前記実施の形態と同じ又は相当部材には同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。前記実施の形態は、定寸用カッター12で定寸カットされたごぼう10aを3分割する場合であった。本実施の形態は、前記ごぼう10aを5分割する場合を示す。
まず、分割カッターユニット30の構成について説明する。図8に示すように、4個の分割カッター35C、35D、35E、35Fを有している。ここで、最上方の分割カッター35C及び上方から2番目の分割カッター35Dは、すくい面35aが形成され、最下方の分割カッター35F及び下方から2番目の分割カッター35Eは、下面にすくい面35aが形成されている。また最上方の分割カッター35C及び最下方の分割カッター35Fは、中央部の分割カッター35D、35Eより正面側に引っ込んだ状態にある。この理由については作用の項で説明する。そこで、根菜類支持板20から定寸用カッター12までの高さ、即ち定寸用カッター12でカットされたごぼう10aの長さが例えば15cmの場合には、分割カッター35C、35D、35E、35Fで5分割されて3cmに分割カットされる。
次に図9に示す押圧ブロック体40の構成について説明する。図8に示す分割カッターユニット30に対応した4個の隙間部42を有するように押圧保持板41には5個の押圧ブロック43が固定されている。
次に作用について説明する。図1乃至図5は、図6に示す分割カッターユニット30及び図7に示す押圧ブロック体40が取付けられた状態を示す。即ち、定寸用カッター12で定寸カットされたごぼう10aを3分割する場合を示す。始動前は、図1に示すように定寸用カッター12が前進して収納筒11、11の下端を覆った状態にある。収納筒11、11に根菜類、例えばごぼう10を入れると、ごぼう10は定寸用カッター12で支持される。なお、図1及び図4には、収納筒11、11にそれぞれ1個のごぼう10を入れた状態を示すが、実際は複数個のごぼう10を入れて始動させる。
前記した状態で始動すると、まずエアシリンダ14が作動して作動ロッド14aが後退した後に前進する。作動ロッド14aが後退すると定寸用カッター12も後退し、定寸用カッター12で支持されていた収納筒11、11内のごぼう10は自然落下し、根菜類支持板20で支持される。その後、定寸用カッター12が前進すると、ごぼう10はカットされ、一定寸法、例えば15cmのごぼう10aが根菜類支持板20にある状態となる。収納筒11、11内の残りのごぼう10は定寸用カッター12で支持される。
次にエアシリンダ26、26が作動して作動ロッド26aが前進する。これにより、定寸用カッター12で定寸カットされた根菜類支持板20上のごぼう10aは、押圧ブロック体40の押圧ブロック43で押され、分割カッターユニット30の分割カッター35A、35Bに押し付けられて該分割カッター35A、35Bによってカットされて3分割される。即ち、1個のごぼう10aは長さが5cmの3個のごぼうに分割される。この3分割されたそれぞれのごぼうがつま切り刃物52に押し付けられると、モータ53が作動してクランクレバー54が回転し、連結レバー57を介してつま切り刃物固定板51及びつま切り刃物52がガイドレール50、50に沿って上下動する。これにより、3分割されたごぼうはそれぞれつま切り刃物52の上下動毎に該つま切り刃物52の櫛刃及び直線刃によってつま切りされる。ごぼうがつま切りされる毎に押圧ブロック体40によってつま切り刃物52側に移動させられる。そして、エアシリンダ26、26が最大ストローク点まで移動させられ、押圧ブロック体40の押圧ブロック43がつま切り刃物52に当接するまで移動させられると、即ち3分割されたごぼうのつま切りが完了すると、エアシリンダ26、26は作動ロッド26aが後退するように作動し、図1の状態となると共に、モータ53が停止する。その後は前記した動作を繰り返す。
次に図7に示す分割カッターユニット30及び図9に示す押圧ブロック体40に切り換える場合について説明する。まず、図1及び図4に示すボルト61を外した後、抜け止め板59及び連結レバー57を連結ピン56より外す。そして、つま切り刃物固定板51を上方に引き上げてガイドレール50、50より取り外す。これにより、分割カッターユニット30が正面側に表れる。そこで、正面側より分割カッターユニット30のねじ穴34cを通して分割カッター取付け部21a、21aにねじ込まれている図示しないねじを緩めて分割カッターユニット30を分割カッター取付け部21a、21aより取り外す。これにより、正面側には押圧ブロック体40が表れる。そこで、押圧ブロック体40のねじ穴41aを通して押圧ブロック体固定板25にねじ込まれている図示しないねじを緩めて押圧ブロック体40を押圧ブロック体固定板25より取り外す。これにより、本装置には、図6に示す分割カッターユニット30及び図7に示す押圧ブロック体40が取り外された状態となる。
そこで、今度前記と逆の操作により、まず図9に示す押圧ブロック体40を押圧ブロック体固定板25に当て、押圧ブロック体40のねじ穴41aに図示しないねじを挿入して押圧ブロック体固定板25にねじ込む。これにより、押圧ブロック体40は押圧ブロック体固定板25に固定される。次に分割カッターユニット30を分割カッター取付け部21a、21aに当て、分割カッターユニット30のねじ穴34cに図示しないねじを挿入して分割カッター取付け部21a、21aをねじ込む。これにより、分割カッターユニット30は分割カッター取付け部21a、21aに固定される。最後に、抜け止め板59及び連結レバー57を連結ピン56に挿入した後、ボルト61を締め付ける。これにより、連結レバー57は連結ピン56に取付けられる。
このように、定寸用カッター12でカットされたごぼう10aは、所望寸法の複数倍の長さであり、このごぼう10aを押圧ブロック体40で押して分割カッターユニット30の分割カッター35A、35B又は分割カッター35C、35D、35E、35Fに押し付けて複数個の所望寸法のごぼうに分割し、この分割された複数個のごぼうを前記押圧ブロック体40の連続した動作によってつま切り刃物52によりつま切りするので、生産性が向上する。
また、分割する所望寸法の長さを変える場合は、正面側よりつま切り刃物固定板51、分割カッターユニット30及び押圧ブロック体40を順次取り外す。即ち、ボルト61、抜け止め板59及び連結レバー57を外してつま切り刃物固定板51をガイドレール50、50より取り外す。次に分割カッターユニット30を固定しているねじを外して分割カッターユニット30を分割カッター取付け部21a、21aより取り外す。最後に押圧ブロック体40を固定しているねじを外して押圧ブロック体40を押圧ブロック体固定板25より取り外す。そして、所定の押圧ブロック体40及び分割カッターユニット30を前記と逆の操作によって正面側より順次取り付ける。即ち、押圧ブロック体固定板25に押圧ブロック体40をねじによって固定する。次に分割カッター取付け部21a、21aに分割カッターユニット30をねじによって固定する。最後にガイドレール50、50につま切り刃物固定板51を挿入し、抜け止め板59及び連結レバー57を連結ピン56に挿入した後にボルト61をねじ込む。これにより組み込みは完了する。このように、1台の装置でカットするごぼうの長さを容易に変更でき、汎用性を有するので、設備費用の低減化が図れる。
また本実施の形態は、分割カッターユニット30でカットされたごぼうがスムーズにつま切り刃物52の方向に送られるようになっている。まず、図6に示す分割カッターユニット30の場合について説明する。分割カッターユニット30の上支持板31の下面は、定寸用カッター12より寸法S1(例えば3mm)だけ上方に位置している。また分割カッターユニット30の下支持板32の上面は、根菜類支持板20の上面より寸法S2(例えば3mm)だけ下方に位置している。そこで、押圧ブロック体40で押されて分割カッター35Aでカットされたごぼうの上方部分は、分割カッター35Aの上面に形成されたすくい面35aで押し上げられても、寸法S1の存在によって押圧ブロック体40で押された場合に上支持板31と分割カッター35A間にスムーズに挿入されて押される。分割カッター35Bでカットされたごぼうの下方部分は、前記と同様に、分割カッター35Bの下面に形成されたすくい面35aで押し下げられても、寸法S2の存在によって押圧ブロック体40で押された場合に分割カッター35Bと下支持板32間にスムーズに挿入されて押される。また分割カッター35Aのすくい面35aは上面に形成され、分割カッター35Bのすくい面35aは下面に形成されているので、分割カッター35Aと分割カッター35Bでカットされた中央部のごぼうは、押圧ブロック体40で押された場合に分割カッター35Aと分割カッター35B間にスムーズに挿入されて押される。
次に図8に示す分割カッターユニット30の場合について説明する。前記実施の形態と同様に、分割カッターユニット30の上支持板31の下面は、定寸用カッター12より寸法S3(例えば5mm)だけ上方に位置している。また分割カッターユニット30の下支持板32の上面は、根菜類支持板20の上面より寸法S4(例えば5mm)だけ下方に位置している。また前記実施の形態と同様に、最上方の分割カッター35Cのすくい面35aは上面に、最下方の分割カッター35Fのすくい面35aは下面に形成されている。しかし、これらの分割カッター35C、35Fは、上支持板31及び下支持板32の端面より引っ込んでおり、中央の分割カッター35D、35Eがほぼ上支持板31及び下支持板32の端面になるように設けられている。
定寸用カッター12と根菜類支持板20間のごぼう10aは、押圧ブロック体40で押されると、まず中央の分割カッター35D、分割カッター35Eでカットされて3分割される。分割カッター35Dでカットされたごぼうの上方部分は、前記実施の形態と同様に、分割カッター35Dの上面に形成されたすくい面35aで押し上げられても、寸法S3の存在によって押圧ブロック体40で押された場合に上支持板31と分割カッター35D間にスムーズに挿入されて押される。分割カッター35Eでカットされたごぼうの下方部分は、前記及び前記実施の形態と同様に、分割カッター35Eの下面に形成されたすくい面35aで押し下げられても、寸法S4の存在によって押圧ブロック体40で押された場合に分割カッター35Eと根菜類支持板20間にスムーズに挿入されて押される。また分割カッター35D、35Eでカットされた中央のごぼう部分は、分割カッター35Dのすくい面35aは上面に形成され、分割カッター35Eのすくい面35aは下面に形成されているので、前記実施の形態と同様に、押圧ブロック体40で押された場合に分割カッター35Dと分割カッター35E間にスムーズに挿入されて押される。
次に分割カッター35Dでカットされた上方(上支持板31と分割カッター35D間)のごぼうの分割カッター35Cによるカットについて説明する。ここで、寸法S3は、分割カッター35Dでカットされた上方のごぼう部分が分割カッター35Dのすくい面35aで押し上げられても、まだ上支持板31に当接しない余裕の寸法となっている。そこで、押圧ブロック体40で押されて分割カッター35Cでカットされたごぼうの上方部分は、分割カッター35Cの上面に形成されたすくい面35aで押し上げられても押圧ブロック体40で押された場合に上支持板31と分割カッター35C間にスムーズに挿入されて押される。分割カッター35Cでカットされたごぼうの下方部分は、分割カッター35Cと分割カッター35D間の長さであるので、押圧ブロック体40で押された場合に分割カッター35Cと分割カッター35D間にスムーズに挿入されて押される。
最後に分割カッター35Eでカットされた下方(分割カッター35Eと下支持板32間)のごぼう部分の分割カッター35Fによるカットについて説明する。ここで、寸法S4は、分割カッター35Eでカットされた下方のごぼう部分が分割カッター35Eのすくい面35aで押し上げられても、まだ下支持板32に当接しない余裕の寸法となっている。そこで、押圧ブロック体40で押されて分割カッター35Fでカットされたごぼうの下方部分は、分割カッター35Fの下面に形成されたすくい面35aで押し下げられても押圧ブロック体40で押された場合に分割カッター35Fと下支持板32間にスムーズに挿入されて押される。分割カッター35Fでカットされたごぼうの上方部分は、分割カッター35Eと分割カッター35F間の長さであるので、押圧ブロック体40で押された場合に分割カッター35Eと分割カッター35F間にスムーズに挿入されて押される。
本発明のつま切り装置の一実施の形態を示す断面側面図である。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 図1の正面図である。 分割カッターユニットを取り外した状態の要部正面図である。 分割カッターユニットの一実施の形態を示し、(a)は拡大正面図、(b)は(a)のC−C線断面図である。 図6の支持板と組み合わせて用いる押圧ブロック体を示し、(a)は拡大正面図、(b)は側面図である。 分割カッターユニットの他の実施の形態を示し、(a)は拡大正面図、(b)は(a)のD−D線断面図である。 図8の支持板と組み合わせて用いる押圧ブロック体を示し、(a)は拡大正面図、(b)は側面図である。
符号の説明
10、10a ごぼう
11 収納筒
12 定寸用カッター
13 ガイドレール
14 エアシリンダ
20 根菜類支持板
21 収納側面板
21a 分割カッター取付け部
22 仕切板
25 押圧ブロック体固定板
26 エアシリンダ
30 分割カッターユニット
31 上支持板
32 下支持板
34 カッター固定板
35A、35B、35C、35D、35E、35F 分割カッター
35a すくい面
40 押圧ブロック体
41 押圧保持板
42 隙間部
43 押圧ブロック
50 ガイドレール
51 つま切り刃物固定板
52 つま切り刃物
53 モータ
54 クランクレバー
57 連結レバー

Claims (2)

  1. 上方及び下方が開放し根菜類を縦にして収納する収納筒と、この収納筒の下方の開放口を塞ぐと共に、該収納筒より一定長さ落下された根菜類をカットするように往復駆動される定寸用カッターを有する定寸用カッター手段と、前記定寸用カッターでカットされた根菜類の前方に上下動可能に配設されたつま切り刃物固定板に固定されたつま切り刃物と、前記つま切り刃物固定板を上下駆動させるつま切り駆動手段と、前記定寸用カッターでカットされた前記根菜類を前記つま切り刃物に押し付けるように駆動される押圧手段とを備えたつま切り装置において、
    前記定寸用カッターは、所望長さの複数倍の長さの根菜類にカットするように配設され、前記収納筒の下方で前記定寸用カッターでカットされた根菜類を支持する根菜類支持板と前記つま切り刃物の間には、前記根菜類支持板で支持された根菜類を複数の所望長さにカットする分割カッターを有する分割カッターユニットが前記押圧手段に対向して配設され、前記押圧手段は、前記分割カッターに対応した部分に該分割カッターと干渉しない隙間部が形成された押圧ブロック体と、この押圧ブロック体を駆動させる押圧ブロック体駆動部とからなり、前記つま切り刃物固定板は、正面側より前記つま切り駆動手段手段の連結レバーと着脱自在で、かつ前記つま切り刃物固定板をガイドするガイドレールより取外し可能に設けられ、前記分割カッターユニットは、正面側より装置の分割カッター取付け板に着脱自在に固定されており、前記押圧ブロック体は、正面側より前記押圧ブロック体駆動部の押圧ブロック体固定板に着脱自在に固定されていることを特徴とするつま切り装置。
  2. 前記分割カッターユニットは、上支持板の下面が前記定寸用カッターの下面より上方に位置し、下支持板の上面が前記定寸用カッターでカットされた根菜類を支持する根菜類支持板の上面より下方に位置し、前記分割カッターは複数個有し、 この分割カッターの内、最上方の分割カッターのすくい面は上面に形成され、最下方の分割カッターのすくい面は下面に形成されていることを特徴とする請求項1記載のつま切り装置。
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