JP4521449B2 - 原稿読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原稿読取装置及び画像形成装置に関し、液晶パネル等の表示画面上で原稿を読み取る機能を備えた原稿読取装置及び該原稿読取装置を備えた画像形成装置に関する。
近年、コピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能、スキャナ機能などの複数の機能を備えたデジタル複合機(MFP)が普及している。このMFPには、通常A3サイズまでの原稿を読み取ることができるように大きな原稿台が設けられている。ユーザはこのMFPでコピーしようとした場合、原稿台に原稿をセットした状態で原稿カバーを閉めてスキャンを実行する。
この際、原稿カバーを閉じると原稿が隠れてしまい、ユーザは原稿を目視することができなくなる。このため、ユーザはコピーを入手した後に原稿台にセットした原稿をうっかり取り忘れてしまうことがある。特に免許証や、名刺、L版写真等のように比較的サイズの小さい原稿をコピーする場合、その存在に気が付かずに取り忘れることが多い。
ところで、比較的小型の液晶パネルに、従来の画像データを画面表示する表示機能に加えて、画面上に置かれた原稿を読み取る読取機能を持たせたインプットディスプレイが注目されている(例えば、特許文献1を参照)。このインプットディスプレイをPDAなどの携帯端末に搭載することで、カードサイズの原稿を簡単に読み取って取り込むことができる。なお、インプットディスプレイには通常エリアセンサが用いられる。エリアセンサは、平面に設けられた光電変換素子により被写体の画像を電気信号として取り込むため、ラインセンサと異なり光電変換素子をスキャンする必要がなく、スキャンのためのモータ等が不要となる。
また、特許文献2には、パーソナルコンピュータの表示部と一体的に設けられた無線ICタグリーダによりICタグ情報を読み取って表示するようにしたものが記載されている。このような無線ICタグの技術はMFPにも応用されており、例えば、MFPに無線ICタグリーダを設けて、無線ICタグを利用した電子マネーによりコピー料金の支払いを可能とするシステムが知られている。
特開2006−179977号公報 特開2002−204239号公報
MFPの操作部は通常タッチパネル付き液晶表示部を備えたものが多く、この部分はユーザが直接操作するところなので、ユーザにとって最も目に付く場所であると言える。この液晶表示部に前述の読取機能を備えるようにすれば、免許証などの比較的小サイズの原稿を読み取って取り込むことができる。この場合、原稿を原稿台にいちいちセットする必要がないため、原稿を簡単に読み取ることができ、さらに、液晶表示部がユーザにとって最も目に付く場所であることから、原稿の取り忘れを防止することができる。
さらに、無線ICタグによる電子マネー機能を備えたICカードや携帯電話機などでMFPを利用しようとした場合、MFPの液晶表示部に無線ICタグリーダを設けて、電子マネー情報を格納した無線ICタグを近接させるだけで、コピー料金等の支払いを行うことができるようになる。この場合、ユーザはMFPの液晶表示部から、操作入力、原稿読取、無線ICタグ読取を行うことが可能となり、液晶表示部だけで複数の異なる機能を実行することができ、操作性の向上が期待できる。
しかしながら、特許文献1の技術においては、インプットディスプレイをMFPと組み合わせて利用することまで考えられていなかったため、MFPの液晶表示部で原稿を読み取ることはできない。
また、特許文献2の技術においては、無線ICタグリーダをMFPの液晶表示部に組み込んで利用することまでは考えられていなかったため、MFPの液晶表示部で無線ICタグを読み取ることはできない。
また、MFPの液晶表示部で原稿読取と無線ICタグ読取を行うために、液晶表示部を原稿読取モードと無線ICタグ読取モードとに適宜切り換える必要があるが、従来技術ではこれら2つのモードを切り換えることはできなかった。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、操作パネルの表示画面上で原稿の読み取りと無線ICタグの読み取りを行うことにより、原稿の取り忘れを防止すると共に、原稿読取モードと無線ICタグ読取モードとを自動的に切り換えて、無線ICタグによる電子マネー機能などを利用できるようにすること、を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、エリアセンサと無線ICタグリーダとを一体的に設けた表示部と、前記エリアセンサにより前記表示部の画面上に載置された対象物からの反射光を検出すると共に、前記無線ICタグリーダにより無線ICタグが前記画面に近接したことを検出する制御部とを備え、前記制御部は、前記無線ICタグが前記画面に近接したことを検出した場合、前記無線ICタグリーダにより前記無線ICタグの情報を読み取る無線ICタグ読取モードに切り換え、前記対象物からの反射光の領域に基づいて、該対象物が原稿と判定した場合、前記エリアセンサにより前記画面上に載置された原稿を読み取る原稿読取モードに切り換え、前記対象物が原稿と判定し、且つ、前記無線ICタグが前記画面に近接したことを検出した場合、前記原稿読取モードへの切り換えを禁止し、前記無線ICタグ読取モードに切り換えることを特徴としたものである。
の技術手段は、第1の技術手段において、前記無線ICタグの情報が、電子マネー情報である場合、前記無線ICタグリーダにより読み取った前記電子マネー情報に基づいて課金処理を行うことを特徴としたものである。
の技術手段は、第の技術手段において、該原稿読取装置は、画像形成装置と接続され、該画像形成装置を使用した費用の課金処理を、前記電子マネー情報により行うことを特徴としたものである。
の技術手段は、第の技術手段において、該原稿読取装置は、画像形成装置とコイン式課金装置とに接続され、前記画像形成装置を使用した費用の課金処理を、前記コイン式課金装置あるいは前記電子マネー情報のいずれかにより行うことを特徴としたものである。
の技術手段は、第の技術手段において、前記無線ICタグが複数の電子マネー情報を有する場合、前記制御部は、前記画面上における前記無線ICタグが載置された位置に応じて、前記複数の電子マネー情報のいずれかを選択することを特徴としたものである。
の技術手段は、第1の技術手段において、前記制御部は、前記対象物からの反射光の領域に基づいて、該対象物がユーザの指か否かを判定し、ユーザの指と判定した場合、前記エリアセンサによってユーザ操作を受け付けるユーザ操作モードに切り換えることを特徴としたものである。
の技術手段は、第1の技術手段において、前記制御部は、前記表示部の画面上に、原稿を読み取るための読取領域と、前記原稿読取装置の操作キーを表示するための操作領域とを設定することを特徴としたものである。
の技術手段は、第1の技術手段において、前記表示部の画面上に、前記原稿読取装置の操作キーを表示するための操作領域を有し、前記制御部は、前記対象物が原稿と判定した場合、該原稿が載置された領域以外を前記操作領域として設定することを特徴としたものである。
の技術手段は、第又は第の技術手段において、前記制御部は、前記原稿読取装置の操作領域に、1ページに複数の原稿を集約するための集約モードに切り換えるか否かを確認するための操作キーを表示させることを特徴としたものである。
10の技術手段は、第又は第の技術手段において、前記制御部は、前記原稿読取装置の操作領域に、前記原稿のプレビュー画像を表示させることを特徴としたものである。
11の技術手段は、第1乃至第10のいずれか1の技術手段における原稿読取装置を備えた画像形成装置である。
本発明によれば、エリアセンサを用いて操作パネルの表示画面上で原稿の読み取りを行うことができるため、原稿台に原稿をセットする必要がなく、原稿の取り忘れを防止することができ、さらに、無線ICタグリーダにより無線ICタグが表示画面に近接したことを検出できるため、原稿読取モードと無線ICタグ読取モードとを自動的に切り換えて、無線ICタグによる電子マネー機能などを容易に利用することができる。
また、ユーザはMFPの液晶表示部から、操作入力、原稿読取、無線ICタグ読取を行うことが可能となり、液晶表示部だけで複数の異なる機能を実行することができるため、操作性の向上を図ることができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の原稿読取装置及び該原稿読取装置を備えた画像形成装置の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の構成例を示す図で、図中、100は画像形成装置を示す。画像形成装置100は、外部から伝達された画像データに応じて、所定のシート(記録用紙)に対して多色及び単色の画像を形成するもので、装置本体部110と、自動原稿処理装置120とにより構成されている。
装置本体部110は、露光ユニット1、現像器2、感光体ドラム3、クリーナユニット4、帯電器5、中間転写ベルトユニット6、定着ユニット7、給紙カセット81、排紙トレイ91等を有して構成されている。
装置本体部110の上部には、原稿が載置される透明ガラスからなる原稿載置台92が設けられ、原稿載置台92の上側には自動原稿処理装置120が取り付けられている。自動原稿処理装置120は、原稿載置台92の上に自動で原稿を搬送する。また自動原稿処理装置120は矢印M方向に回動自在に構成され、原稿載置台92の上を開放することにより原稿を手置きで置くことができるようになっている。
画像形成装置100において扱われる画像データは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に応じたものである。従って、現像器2、感光体ドラム3、帯電器5、及びクリーナユニット4は、各色に応じた4種類の潜像を形成するようにそれぞれ4個ずつ設けられ、それぞれブラック、シアン、マゼンタ、イエローに設定され、これらによって4つの画像ステーションが構成されている。
帯電器5は、感光体ドラム3の表面を所定の電位に均一に帯電させるための帯電手段であり、図1に示すようなチャージャ型の他、接触型のローラ型やブラシ型の帯電器が用いられることもある。
露光ユニット1は、レーザ出射部及び反射ミラー等を備えたレーザスキャニングユニット(LSU)として構成される。露光ユニット1は、レーザビームを走査するポリゴンミラーと、ポリゴンミラーによって反射されたレーザ光を感光体ドラム3に導くためのレンズやミラー等の光学要素が配置されている。露光ユニット1を構成する光走査装置の構成は、後述して具体的に説明する。また露光ユニット1としては、この他発光素子をアレイ状に並べた例えばELやLED書込みヘッドを用いる手法も採用できる。
露光ユニット1は、帯電された感光体ドラム3を入力された画像データに応じて露光することにより、その表面に、画像データに応じた静電潜像を形成する機能を有する。現像器2はそれぞれの感光体ドラム3上に形成された静電潜像を4色(YMCK)のトナーにより顕像化するものである。またクリーナユニット4は、現像・画像転写後における感光体ドラム3上の表面に残留したトナーを、除去・回収する。
感光体ドラム3の上方に配置されている中間転写ベルトユニット6は、中間転写ベルト61、中間転写ベルト駆動ローラ62、中間転写ベルト従動ローラ63、中間転写ローラ64、及び中間転写ベルトクリーニングユニット65を備えている。上記中間転写ローラ64は、YMCK用の各色に対応して4本設けられている。
中間転写ベルト駆動ローラ62、中間転写ベルト従動ローラ63、及び中間転写ローラ64は、中間転写ベルト61を張架して回転駆動させる。また各中間転写ローラ64は、感光体ドラム3のトナー像を、中間転写ベルト61上に転写するための転写バイアスを与える。
中間転写ベルト61は、各感光体ドラム3に接触するように設けられている、そして、感光体ドラム3に形成された各色のトナー像を中間転写ベルト61に順次的に重ねて転写することによって、中間転写ベルト61上にカラーのトナー像(多色トナー像)を形成する機能を有している。中間転写ベルト61は、例えば厚さ100μm〜150μm程度のフィルムを用いて無端状に形成されている。
感光体ドラム3から中間転写ベルト61へのトナー像の転写は、中間転写ベルト61の裏側に接触している中間転写ローラ64によって行われる。中間転写ローラ64には、トナー像を転写するために高電圧の転写バイアス(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)が印加されている。中間転写ローラ64は、直径8〜10mmの金属(例えばステンレス)軸をベースとし、その表面が導電性の弾性材(例えばEPDM,発泡ウレタン等)により覆われているローラである。この導電性の弾性材により、中間転写ベルト61に対して均一に高電圧を印加することができる。本実施形態では転写電極としてローラ形状を使用しているが、それ以外にブラシなども用いることが可能である。
上述のように各感光体ドラム3上で各色相に応じて顕像化された静電像は中間転写ベルト61で積層される。このように、積層された画像情報は中間転写ベルト61の回転によって、後述の用紙と中間転写ベルト61の接触位置に配置される転写ローラ10によって用紙上に転写される。
このとき、中間転写ベルト61と転写ローラ10は所定ニップで圧接されると共に、転写ローラ10にはトナーを用紙に転写させるための電圧が印加される(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)。さらに、転写ローラ10は上記ニップを定常的に得るために、転写ローラ10もしくは中間転写ベルト駆動ローラ62の何れか一方を硬質材料(金属等)とし、他方を弾性ローラ等の軟質材料(弾性ゴムローラ、または発泡性樹脂ローラ等々)が用いられる。
また、上記のように、感光体ドラム3に接触することにより中間転写ベルト61に付着したトナー、もしくは転写ローラ10によって用紙上に転写が行われず中間転写ベルト61上に残存したトナーは、次工程でトナーの混色を発生させる原因となるために、中間転写ベルトクリーニングユニット65によって除去・回収されるように設定されている。中間転写ベルトクリーニングユニット65には、中間転写ベルト61に接触する例えばクリーニング部材としてクリーニングブレードが備えられており、クリーニングブレードが接触する中間転写ベルト61は、裏側から中間転写ベルト従動ローラ63で支持されている。
給紙カセット81は、画像形成に使用するシート(記録用紙)を蓄積しておくためのトレイであり、装置本体部110の露光ユニット1の下側に設けられている。また手差し給紙カセット82にも画像形成に使用するシートを置くことができる。また、装置本体部110の上方に設けられている排紙トレイ91は、印刷済みのシートをフェイスダウンで集積するためのトレイである。
また装置本体部110には、給紙カセット81及び手差し給紙カセット82のシートを転写ローラ10や定着ユニット7を経由させて排紙トレイ91に送るための、略垂直形状の用紙搬送路Sが設けられている。給紙カセット81ないし手差し給紙カセット82から排紙トレイ91までの用紙搬送路Sの近傍には、ピックアップローラ11a,11b、複数の搬送ローラ12a〜12d,レジストローラ13、転写ローラ10、定着ユニット7等が配されている。
搬送ローラ12a〜12dは、シートの搬送を促進・補助するための小型のローラであり、用紙搬送路Sに沿って複数設けられている。またピックアップローラ11aは、給紙カセット81の端部近傍に備えられ、給紙カセット81からシートを1枚ずつピックアップして用紙搬送路Sに供給する。同様にまたピックアップローラ11bは、手差し給紙カセット82の端部近傍に備えられ、手差し給紙カセット82からシートを1枚ずつピックアップして用紙搬送路Sに供給する。
また、レジストローラ13は、用紙搬送路Sを搬送されているシートを一旦保持するものである。そして、感光体ドラム3上のトナー像の先端とシートの先端を合わせるタイミングでシートを転写ローラ10に搬送する機能を有している。
定着ユニット7は、ヒートローラ71及び加圧ローラ72を備えており、ヒートローラ71及び加圧ローラ72は、シートを挟んで回転するようになっている。またヒートローラ71は、図示しない温度検出器からの信号に基づいて制御部によって所定の定着温度となるように設定されており、加圧ローラ72とともにトナーをシートに熱圧着することにより、シートに転写された多色トナー像を溶融・混合・圧接し、シートに対して熱定着させる機能を有している。またヒートローラ71を外部から加熱するための外部加熱ベルト73が設けられている。
次にシート搬送経路を詳細に説明する。上述のように、画像形成装置100には予めシートを収納する給紙カセット81、及び手差し給紙カセット82が設けられている。これら給紙カセット81,82からシートを給紙するために、各々ピックアップローラ11a,11bが配置され、シートを1枚ずつ搬送路Sに導くようになっている。
各給紙カセット81,82から搬送されるシートは用紙搬送路Sの搬送ローラ12aによってレジストローラ13まで搬送され、シートの先端と中間転写ベルト61上の画像情報の先端を整合するタイミングで転写ローラ10に搬送され、シート上に画像情報が書き込まれる。その後、シートは定着ユニット7を通過することによってシート上の未定着トナーが熱で溶融・固着され、その後に配された搬送ローラ12bを経て排紙トレイ91上に排出される。
上記の搬送経路は、シートに対する片面印字要求のときのものであるが、これに対して両面印字要求の時は、上記のように片面印字が終了し定着ユニット7を通過したシートの後端が最終の搬送ローラ12bで把持されたときに、搬送ローラ12bが逆回転することによってシートを搬送ローラ12c,12dに導く。そしてその後レジストローラ13を経てシート裏面に印字が行われた後にシートが排紙トレイ91に排出される。
図2は、図1に示した画像形成装置100の構成例を示すブロック図である。図中、画像形成装置100は、本発明の制御部に相当するメインCPU101を備える。そして、メインCPU101には画像処理部102、ROM103、RAM104、画像メモリ105、NIC106、操作パネル400、サブCPU203、及びサブCPU303が接続されている。なお、本発明の原稿読取装置は、メインCPU101と、操作パネル400が備える一体型表示部401とで構成される。
メインCPU101は、ROM103に予め書き込まれたプログラムにしたがって各入出力機器を統括して制御し、この間に入出力されるデータをRAM104の所定のメモリエリアに一時記憶する。画像メモリ105は、画像処理部102から出力された画像データを記憶する。クライアントPC107から送信された印字データやパスワードは、図示しないHDDに記憶される。
操作パネル400は、本発明の表示部に相当する一体型表示部401と、テンキーやスタートキーなどのキースイッチ部402とを備える。一体型表示部401は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)などの表示部401aと、主に名刺,免許証などのIDカード,L版写真などの小サイズ原稿の読み取りが可能なエリアセンサ部401bと、無線ICタグの情報を読み取り可能な無線ICタグリーダ401cとが一体的に設けられている。なお、エリアセンサ部401bは、ユーザの指による反射光を検出することで、画面上における指の座標位置を特定することができる。このため、エリアセンサ部401bを光学式タッチパネルとしても利用することができる。また、表示部401aは、画像形成装置100の状態や利用可能な用紙サイズ、複写倍率等の表示を行う。
NIC(Network Interface Card)106は、クライアントPC107と通信回線を介して通信を行うための通信手段である。画像形成装置100は、クライアントPC107から転送されるプリントデータに基づいて印刷を行う、もしくは、原稿読取部300により得た画像データをNIC106を介してクライアントPC107に転送する。
画像形成部200は、サブCPU203により制御され、定着ユニット201、ドライバ202、A/D変換器204を含む。この定着ユニット201は、図1に示した定着ユニット7に相当し、定着ヒータ201a、定着温度センサ201bを備える。定着温度センサ201bは、図1の定着ユニット7において加熱(ヒート)ローラ71の温度を検出して温度データをサブCPU203に出力する。
メインCPU101は第1の復帰処理として、サブCPU203に所定のウオームアップコマンドを送信する。サブCPU203は、メインCPU101より所定のウオームアップコマンドを受けると、定着ヒータ201aに通電し、定着温度センサ201bから得られる温度情報を基に、定着ヒータ201aにより加熱される加熱ローラ71の表面温度を所定の温度に一定化するよう定着ヒータ201aの通電を制御する。サブCPU203は加熱ローラ71の表面が所定温度に到達したならば、処理可能状態(レディ状態)に達したと判断して、メインCPU101に通知する。
原稿読取部300は、サブCPU303により制御され、光源ランプユニット301、ドライバ302、A/D変換器304を含む。この光源ランプユニット301は、図1に示した露光ユニット1に相当し、光源ランプ301a、光量センサ301bを備える。光量センサ301bは、光源ランプユニット301の光源ランプ301aが照射した光の光量を検出して光量データをサブCPU303に入力する。
メインCPU101は第2の復帰処理として、サブCPU303に所定のウオームアップコマンドを送信する。サブCPU303は、メインCPU101より所定のウオームアップコマンドを受けると、光源ランプ301aに通電し、光量センサ301bから得られる光量情報を基に、光源ランプ301aの光量が所定の光量に一定化するよう光源ランプ301aの通電を制御する。サブCPU303は光源ランプ301aの光量が所定の光量に到達したら、処理可能状態(レディ状態)に達したと判断して、メインCPU101に通知する。
ドライバ302は、サブCPU303から出力された制御データに基づいて光源ランプユニット301の光源ランプ301aを駆動する。ドライバ202は、サブCPU203から出力された制御データに基づいて定着ユニット201の加熱ローラに内蔵された定着ヒータ201aを駆動する。
サブCPU203,サブCPU303には、上記以外にも画像形成部及び原稿読取部内のモータ、クラッチ、ソレノイド及びセンサ等の原稿読取処理時及び画像形成処理時に動作する多数の入出力機器が接続されている。サブCPU203,サブCPU303は、原稿読取処理時及び画像形成処理時に所定のタイミングでセンサの検出データを読み取り、検出データに応じてモータ等を駆動する。
また、画像形成装置100は、本発明のコイン式課金装置に相当するコインベンダ108と接続される。コインベンダ108は、ユーザからコピー料金等を徴収するためのもので、例えば、白黒コピー1枚/10円である場合、100円投入すれば、10枚分コピーすることができる。
本発明の主たる特徴部分は、操作パネルの表示画面上で原稿の読み取りと無線ICタグの読み取りを行うことにより、原稿の取り忘れを防止すると共に、原稿読取モードと無線ICタグ読取モードとを自動的に切り換えて、無線ICタグによる電子マネー機能などを利用できるようにすることである。このための構成として、原稿読取装置は、エリアセンサ部401bと無線ICタグリーダ401cとを一体的に設けた一体型表示部401と、一体型表示部401の画面表示を制御するメインCPU101とを備え、エリアセンサ部401bにより一体型表示部401の画面上に載置された対象物からの反射光を検出すると共に、無線ICタグリーダ401cにより無線ICタグが画面に近接したことを検出する。
メインCPU101は、無線ICタグが画面に近接したことを検出した場合、無線ICタグリーダ401cにより無線ICタグの情報を読み取る無線ICタグ読取モードに切り換える。なお、メインCPU101は、エリアセンサ部401bが検出した対象物からの反射光の領域に基づいて、対象物が原稿か否かを判定し、対象物が原稿と判定した場合、エリアセンサ部401bにより画面上に載置された原稿を読み取る原稿読取モードに切り換え可能とする。ここで、ユーザ操作により原稿読取モードに設定してある状態で、無線ICタグが近接したときに無線ICタグの読み取りを行うようにしてもよい。
図3は、本発明に係る一体型表示部及び無線ICタグカードの構成例を示す図である。図3(A)は一体型表示部401の構造の一例を示す図である。図中、41は液晶層、42は光センサ、43は遮光層、44はバックライト光源、45は無線ICタグリーダ401cのアンテナを示す。エリアセンサ部401bは、XY平面に均等に配置された複数の微少な光センサ42からなり、表示部401aの液晶層41と、バックライト光源44の中間に位置する。光センサ42には例えばフォトダイオードが用いられる。また、光センサ42にはバックライト光源44の光が入射しないよう、遮光層43が形成されている。液晶層41の表面に物体が接触すると、バックライト光源44の光が接触した物体に反射して光センサ42に入射することで、物体の画像形状が画像データとして出力される。また、バックライト光源44の下面には無線ICタグリーダ401cのアンテナ45が設けられており、無線ICタグとの無線通信を可能とする。
なお、図3(A)において、光センサとバックライト光源とは、例えば、公知の方法(特開2004−153327号公報など)により配置される。光センサの面積は微小であり、実際には光センサ間に十分な広さの間隙が構成される。そして、この間隙を介してバックライト光が照射、拡散されるため、図3のように光センサを配置した場合でも液晶表示に影響することはない。
図3(B)は無線ICタグカードの構成例を示すブロック図で、図中、46は無線ICタグカードを示す。無線ICタグカード46は、カード側アンテナ46a、カード側CPU46b、カード側メモリ46cを備える。カード側アンテナ46aは、原稿読取装置側の無線ICタグリーダ401cのアンテナ45と電磁波で通信を行う。カード側CPU46b及びカード側メモリ46cは、カード側アンテナ46aで受信した電磁波を供給電力として動作し、カード側メモリ46cに記憶された情報を原稿読取装置に送信する、あるいは、原稿読取装置からの情報をカード側メモリ46cに記憶する。また、カード側メモリ46cは、識別情報d1と種別情報d2を格納する。識別情報d1は無線ICタグカード109を所持するユーザに対して一対一に付与されるID情報であり、種別情報d2はカードの種類を示す。この種別情報d2は、例えば、無線ICタグカード46が電子マネー機能を備えたカードであり、特定の決済システムにおいて利用されるものであることを示す。
図4は、本発明の特徴部である一体型表示部401が設けられた原稿読取装置の外観を示す図である。図中、原稿読取装置は、一体型表示部401が設けられた操作パネル400を有する。図4(A)に示す例の場合、原稿47は無線ICタグを持たないため、原稿読取装置は、一体型表示部401の画面上に免許証や名刺等の小サイズの原稿47がセットされると、原稿読取モードに切り換えられ、エリアセンサ部401bにより原稿47が読み取られる。
また、図4(B)に示す例の場合、無線ICタグカード46は無線ICタグを持つため、原稿読取装置は、一体型表示部401の画面に無線ICタグカード46が近接されると、無線ICタグ読取モードに切り換えられ、無線ICタグリーダ401cにより無線ICタグカード46の無線ICタグの情報が読み取られる。なお、無線ICタグの形態としては、図示のようなカード形状に限らず、例えば、無線ICタグを備えた電子マネー機能付き携帯端末などであってもよい。
図5は、操作パネル400の詳細構成の一例を示す図である。図5(A)は操作パネル400の全体概要を示す図である。図5(B)は一体型表示部401の初期画面の一例を示す図である。図中、Pは原稿位置決め指標点を示す。
図5(A)において、操作パネル400は、一体型表示部401、キースイッチ部402を備える。ユーザは、一体型表示部401の画面上の点Pを基準にして原稿47をセットして、キースイッチ部402の「スタートキー」を押下することで原稿47の読み取りを開始することができる。
図5(B)において、メインCPU101は、一体型表示部401の画面上に、原稿を読み取るための読取領域411と、原稿読取装置のメニュータブ410を表示するための操作領域とを設定する。本例は予め表示画面に読取領域が表示されている場合について示したものである。ユーザが一体型表示部401により原稿47の読み取りを行いたい場合、「小サイズ原稿読取エリア」と表示されている読取領域411に原稿47を載置する。また、読取領域411の下側にはメニュータブ410が表示され、メニュータブ410には操作キーの設定項目がタブ切り換え可能な状態で表示される。「詳細設定」タブでは後処理、片面・両面、集約(Nin1)、画像位置の設定を行う。
図6は、エリアセンサ部401bで原稿47を読み取る場合の一体型表示部401の画面例を示す図である。図6(A)は小サイズの原稿を載置した直後の画面例を示し、図6(B)は図6(A)の状態でスタートキーが押下され読み取り処理が実行された後の画面例を示し、図6(C)は図6(B)の状態でNin1キーが押下された後の画面例を示す。図中、412はプレビューエリア、413は用紙外形、414はプレビュー画像、415はNin1キー、416は読取完了キーを示す。
ユーザが原稿47を図5(B)に示した読取領域411上に載置すると、一体型表示部401のエリアセンサ部401bがこれを検知し、図6(A)に示す画面表示に移行する。
図6(A)において、原稿読取装置は、原稿47が画面上に載置されたことを検知すると、「小サイズ原稿読取モード」に移行する。このモードに切り換わると、表示部401aが「小サイズ原稿読取モード」に設定されたことを示す表示、例えば「スタートボタンオンで小サイズ原稿の読み取りを行います。」というメッセージを表示する。なお、モードの切り換えに伴い、メニュータブ410の右の項目が「詳細設定」から「画像位置」に変更される。
図6(B)において、メニュータブ410を含む操作領域には、例えば、プレビューエリア412などが表示され、このプレビューエリア412には用紙外形413(ここではA4サイズ)、原稿47のサムネイル画像414が表示される。なお、サムネイル画像414は原稿47の読み取り終了後に表示される。この原稿読み取り処理は、画面上に原稿47がセットされ、操作パネル400の「スタートキー」が押下されると実行される。
図6(A)に示すように、原稿47を画面上にセットした状態で、ユーザが操作パネル400に設けられたキースイッチ部402の「スタートキー」を押下すると、エリアセンサ部401bにより原稿47の読み取り処理が開始される。エリアセンサ部401bにより読み取られた原稿47の画像データは、図6(B)に示すように、プレビューエリア412にサムネイル画像414がプレビュー表示される。なお、用紙外形413はA4サイズが選択されており、この用紙外形矩形の中央にサムネイル画像414が表示される。
ここで、Nin1キー415は、1ページに複数の原稿を集約するための集約(Nin1)モードに切り換えるか否かを確認するための操作キーである。ユーザがNin1キー415を押下すると、原稿読取装置は、追加の原稿(原稿の裏面含む)の載置を待機する。そして、ユーザが追加の原稿をセットして「スタートキー」を押下すると、エリアセンサ部401bが追加の原稿を読み取り、表示部401aがこれをプレビューエリア412にプレビュー表示する。この処理を追加原稿の数(N数)だけ繰り返す。このときの様子を図6(C)に示す。ここではNin1キー415がグレー表示されてNin1モードであることを示している。
図7は、無線ICタグリーダ401cで無線ICタグカード46を読み取る場合の一体型表示部401の画面例を示す図である。ユーザが無線ICタグカード46を図5(B)に示した一体型表示部401に近接させると、一体型表示部401の無線ICタグリーダ401cがこれを検知し、図7に示す画面表示に移行する。すなわち、原稿読取装置は、無線ICタグカード46が画面上に近接・載置されたことを検知すると、「無線ICタグ読取モード」に移行する。このモードに切り換わると、表示部401aが「無線ICタグ読取モード」に設定されたことを示す表示、例えば、無線ICタグの情報が電子マネー情報であれば、「電子マネー情報を検出しました。課金処理を行います。」というメッセージを表示する。
上記において、メインCPU101は、無線ICタグカード46が一体型表示部401の画面上に載置されると、一体型表示部401のエリアセンサ部401bがこれを検知するが、さらに、一体型表示部401の無線ICタグリーダ401cが無線ICタグの近接を検知するため、「小サイズ原稿読取モード」への移行を禁止し、「無線ICタグ読取モード」に移行するように制御する。なお、無線ICタグリーダ401cは、無線ICタグカード46を一体型表示部401の画面上にかざした状態、すなわち、無線ICタグカード46を画面上に載置せず、画面から所定距離離した状態で、無線ICタグの近接を検知することができるため、近接を検知した時点で「無線ICタグ読取モード」へ移行させるようにしてもよい。このように、ある対象物が一体型表示部401の画面上に近接あるいは載置された際に、無線ICタグを検知した場合には「無線ICタグ読取モード」に切り換え、一方、画面上に載置された対象物がカードサイズであり無線ICタグの近接を検知しない場合には「小サイズ原稿読取モード」に切り換える。
また、無線ICタグの情報が電子マネー情報である場合、原稿読取装置は、無線ICタグリーダ401cにより読み取った電子マネー情報に基づいて課金処理を行う。
例えば、原稿読取装置が画像形成装置100と接続され一体的に構成されている場合、画像形成装置100を使用した費用(コピー料金等)の課金処理を、電子マネー情報により行うことが可能となる。
また、原稿読取装置が画像形成装置100とコインベンダ108とに接続されている場合、画像形成装置100を使用した費用の課金処理を、コインベンダ108あるいは電子マネー情報のいずれかにより行うことが可能となる。
上記例では、無線ICタグカード46のように無線ICタグを備えていると自動的に「無線ICタグ読取モード」に切り換わってしまうが、無線ICタグカード46を無線ICタグとして使用せず、カード面に印字されている画像を読み取って印刷したいケースがある。このようなケースに対応できるように、ユーザがマニュアル設定で「小サイズ原稿読取モード」に切り換え可能としてもよい。
ここで、メインCPU101は、エリアセンサ部401bが検出した対象物からの反射光の領域に基づいて、対象物が原稿かユーザの指かを判定し、ユーザの指と判定した場合、エリアセンサ部401bによってユーザ操作を受け付けるユーザ操作モードに切り換える。これについて以下の図8に基づいて説明する。
図8は、一体型表示部401のエリアセンサ部401bで反射光の変化を検出したときの画像の読み取り状態の一例を示す図である。メインCPU101は、エリアセンサ部401bの反射光の変化を検出した受光素子を対象として、受光素子のX座標、Y座標の最大値(Xmax,Ymax)、最小値(Xmin,Ymin)を算出する。図8(A)に原稿47を読み取ったときの状態を示す。また、図8(B)にユーザの指48が接触し、指48からの反射光を読み取ったときの状態を示す。
原稿読取装置は、反射光を検出した受光素子のX座標(Xmax,Xmin)の差分及びY座標(Ymax,Ymin)の差分が所定値Xth,Ythより大きいときは、エリアセンサ部401b上には原稿47が載置されていると判断して、「小サイズ原稿読取モード」に切り換えて、一体型表示部401のエリアセンサ部401bにより原稿47の読み取りを行う。一方、X座標の(Xmax,Xmin)の差分及びY座標の(Ymax,Ymin)の差分が所定値Xth,Ythより小さいときは、指48が載置されていると判断し、通常のユーザによる操作入力として受け付け、原稿台/SPFから読み取り操作を行う。
図9〜図11は、本発明の原稿読取装置が備えるメインCPU101による処理の一例を説明するためのフロー図である。図10,図11は図9のフローの続きである。なお、本例は一体型表示部401の画面上に小サイズ原稿あるいは無線ICタグカードを載置する場合について説明したものであり、これに限定されるものではない。
図9において、まず、メインCPU101は、キースイッチ部402へのキー入力の有無を判定する(ステップS1)。キー入力があった場合(ステップS1のYESの場合)、図11のステップS22に移行する。一方、キー入力がない場合(ステップS1のNOの場合)、エリアセンサ部401bのいずれかの受光素子で反射光の変化を検出したか否かを判定する(ステップS2)。ここで、反射光の出力に変化があった場合、原稿載置あるいはタッチ操作有りと判定する。反射光の変化を検出した場合(ステップS2のYESの場合)、エリアセンサ部401b上に原稿が載置されているのかどうかを判定する(ステップS3)。一方、反射光の変化を検出しない場合(ステップS2のNOの場合)、ステップS1に戻り処理を繰り返す。
メインCPU101は、エリアセンサ部401b上に原稿が載置されていると判定した(ステップS4のYESの場合)、無線ICタグの近接を検出したか否かを判定し(ステップS5)、無線ICタグの近接を検出した場合(ステップS5のYESの場合)、「無線ICタグモード」を設定し、表示画面の表示を図7に示したように変更して、無線ICタグ情報を読み取る(ステップS6)。一方、エリアセンサ部401b上に原稿が載置されていないと判定した場合(ステップS4のNOの場合)、図10のステップS13に移行する。
また、メインCPU101は、無線ICタグの近接を検出しない場合(ステップS5のNOの場合)、「小サイズ原稿読取モード」を設定し、表示画面の表示を前述の図6(A)に示したように変更し(ステップS7)、原稿読取領域を設定する(ステップS8)。なお、反射光を受光した受光素子のX座標,Y座標の最大値と最小値(Xmax,Ymax、Xmin,Ymin)を対角とする矩形内側の領域が原稿読取領域として設定される。
次に、メインCPU101は、ステップS6で無線ICタグ情報を読み取り、種別情報d2に基づいて電子マネー情報であるか否かを判定し(ステップS9)、電子マネー情報でない場合(ステップS9のNOの場合)、ステップS7に移行する。なお、本例では、電子マネー以外のICカード(例えば、公共交通機関の乗車カードなど)の場合には、ICカードの表面に印字されている画像自体を読み取るものとして、「小サイズ原稿読取モード」を設定する。
また、メインCPU101は、電子マネー情報である場合(ステップS9のYESの場合)、識別情報d1に基づいて電子マネーサービスのサービス提供サーバにアクセスし、利用可能なユーザであるか否か、口座に残高があるか否か等を確認し、課金可能であるか否かを判定する(ステップS10)。課金可能と判定した場合(ステップS10のYESの場合)、電子マネーを用いた課金処理とする設定(課金エントリ処理)を実行する(ステップS11)。この課金エントリ処理が実行されると、電子マネーを利用した複写が許可される。また、残高が無いなど課金可能ではないと判定した場合(ステップS10のNOの場合)、一体型表示部401がこの旨を警告通知するためのエラー表示を行う(ステップS12)。一体型表示部401の画面上から無線ICタグが取り除かれると、処理を中止し、画面表示を初期画面に戻す。
図10において、メインCPU101は、エリアセンサ部401b上に原稿が載置されていないと判定した場合(ステップS4のNOの場合)、タッチ操作であると判定し、X座標,Y座標の最大値と最小値(Xmax,Ymax、Xmin,Ymin)の中心位置がNin1キーの表示領域に含まれているか否かを判定する(ステップS13)。ここで、X座標,Y座標の最大値と最小値の中心位置がNin1キーの表示領域に含まれている場合(ステップS13のYESの場合)、Nin1モードを設定する(ステップS14)。
一方、X座標,Y座標の最大値と最小値の中心位置がNin1キーの表示領域に含まれていない場合(ステップS13のNOの場合)、X座標,Y座標の最大値と最小値の中心位置(Xmax,Ymax、Xmin,Ymin)が各種設定キー(用紙サイズ、倍率など)の表示領域に含まれているか否かを判定する(ステップS15)。ここで、X座標,Y座標の最大値と最小値の中心位置が各種設定キーの表示領域に含まれている場合(ステップS15のYESの場合)、各種設定を実施する(ステップS16)。
一方、X座標,Y座標の最大値と最小値の中心位置が各種設定キーの表示領域に含まれていない場合(ステップS15のNOの場合)、X座標,Y座標の最大値と最小値の中心位置(Xmax,Ymax、Xmin,Ymin)が読取完了キーの表示領域に含まれているか否かを判定する(ステップS17)。ここで、X座標,Y座標の最大値と最小値の中心位置が読取完了キーの表示領域に含まれている場合(ステップS17のYESの場合)、無線ICタグカード46の電子マネーにより課金エントリ処理が既になされているか否か、あるいは、コインベンダ108に複写1枚に要する金額以上のコインが投入されているか否かを判定する(ステップS18)。一方、X座標,Y座標の最大値と最小値の中心位置が読取完了キーの表示領域に含まれていない場合(ステップS17のNOの場合)、ステップS1に戻り処理を繰り返す。
次に、メインCPU101は、課金エントリ処理あるいはコイン投入がなされていると判定した場合(ステップS18のYESの場合)、エリアセンサ部401bにより読み取った原稿画像のプリント出力を行い(ステップS19)、プリント出力後に課金決済処理を行い、支払いを完了させる(ステップS20)。一方、課金エントリ処理あるいはコイン投入がなされていないと判定した場合(ステップS18のNOの場合)、その旨を一体型表示部401が警告表示する(ステップS21)。
なお、「小サイズ原稿読取モード」での複写処理は、読取完了キーのONでスタートし、「小サイズ原稿読取モード」でスタートキーをONしたときは、原稿読取とプレビュー表示を行うものとする。
図11において、メインCPU101は、図9に示したステップS1でYESの場合(キー入力有りの場合)、スタートキーがONされたか否かを判定する(ステップS22)。スタートキーがONされたと判定した場合(ステップS22のYESの場合)、「小サイズ原稿読取モード」であるか否かを判定する(ステップS23)。「小サイズ原稿読取モード」であると判定した場合(ステップS23のYESの場合)、ステップS8で設定された原稿読取領域に対応する画面部分の表示を均一な1色の表示にし、原稿に照射される照射光を均一にして、エリアセンサ部401bにより、ステップS8で設定された原稿読取領域の原稿を読み取り、読み取った原稿画像を記憶する(ステップS24)。なお、均一な1色は、カラー読み取りを行う場合には白色表示とする必要があるが、モノクロ読み取りである場合には必ずしも白色である必要はない。
次に、メインCPU101は、Nin1モードが設定されているか否かを判定し(ステップS25)、Nin1モードが設定されている場合(ステップS25のYESの場合)、エリアセンサ部401bで読み取った原稿画像をこれまでに記憶した原稿画像に追加の頁として記憶する(ステップS26)。そして、図6(B)に示したように、Nin1キー、読取完了キーの表示を行うと共に、読み取り済み画像データと設定モードに基づいてプリントしたときの出力状態(プレビュー)を表示する(ステップS27)。例えば、Nin1モードであれば、読み取った原稿画像の総数をNin1のN数(原稿数)として設定し、全ての原稿画像を用紙1面に合成して、合成後の画像をプレビュー表示する。
一方、Nin1モードが設定されていない場合(ステップS25のNOの場合)、エリアセンサ部401bで読み取った原稿画像を記憶し(ステップS28)、ステップS27に移行する。なお、この場合、Nin1モードではないので、既に記憶した原稿画像があった場合には、この記憶済み原稿画像をクリアする。そして、図9のステップS1に戻り処理を繰り返す。
また、メインCPU101は、「小サイズ原稿読取モード」でないと判定した場合(ステップS23のNOの場合)、自動原稿処理装置(SPF)120上に原稿が載置されていることを図示しない原稿センサで検知した場合、自動原稿処理装置120を用いて原稿の搬送、読取を行い、また、原稿センサで検知しない場合、原稿載置台92上の原稿の読み取りを行う(ステップS29)。そして、読み取った原稿画像をプリント出力し(ステップS30)、図9のステップS1に戻り処理を繰り返す。
また、メインCPU101は、スタートキーがONされていないと判定した場合(ステップS22のNOの場合)、クリアキーがONされたかどうかを判定し(ステップS31)、クリアキーがONされたと判定した場合(ステップS31のYESの場合)、設定をクリアする(ステップS32)。一方、クリアキーがONされていないと判定した場合(ステップS31のNOの場合)、図9のステップS1に戻り処理を繰り返す。
なお、上記フローではNin1を確認する旨の確認入力を受け付けるように処理しているが、免許証などは裏表を1枚に合成する場合が多いので、Nin1モードの利用頻度が高い利用ケースでは小サイズ原稿読取モードの場合に予めNin1モードに設定するようにしてもよい。
図12は、図9に示したステップS3の原稿判定処理の一例を説明するためのフロー図である。本例では、エリアセンサ部401bで反射光の変化を検知した場合に原稿か指かの判定を行う処理について説明する。
メインCPU101は、反射光の変化が検知された全ての受光素子を対象として、受光素子のX座標、Y座標の最大値(Xmax,Ymax)、最小値(Xmin,Ymin)を算出する(ステップS41)。そして、X座標(Xmax,Xmin)の差分及びY座標(Ymax,Ymin)の差分いずれもがしきい値Xth,Ythより大きい場合(ステップS42のYESの場合)、エリアセンサ部401b上には原稿が載置されていると判定し(ステップS43)、一方、そうでない場合(ステップS42のNOの場合)、ユーザの指と判定する(ステップS44)。なお、しきい値Xth,Ythとしては、原稿として考えられる最小サイズと、指の先端の面積として考えられる最大サイズの略中間の値、例えばXth,Yth=30mmに設定する。
図13は、図10に示したステップS20の課金決済処理の一例を説明するためのフロー図である。
メインCPU101は、無線ICタグにより電子マネーを利用した課金エントリ処理がされているか否かを判定し(ステップS51)、課金エントリ処理がされている場合(YESの場合)、無線ICタグから取得される識別情報d1に基づいて電子マネーから引き落とし処理を行う(ステップS52)。また、ステップS51において、課金エントリ処理がされていない場合(NOの場合)、コインベンダ108により課金処理を行う(ステップS53)。
図14は、予め読取領域を設けずに、各種操作キーを含むメニュータブ410を表示した場合の初期画面の一例を示す図である。
図14において、原稿読取装置は、初期画面として、前述の図5(B)に示した読取領域である「小サイズ原稿読取エリア」を設けずに、各種操作キーを含むメニュータブ410のみを表示する。メニュータブ410は、原稿読取装置の各種操作キーをメニュータブ毎に表示したもので、例えば、用紙サイズ、倍率、後処理、片面/両面、画像位置などのタブが切り換え可能な状態で表示される。なお、本例では用紙サイズとして、「A4」が選択されているため、原稿47はA4サイズで印刷出力される。
本例のように表示することで、メニュータブ410の表示領域が、原稿の読取領域である「小サイズ原稿読取エリア」に割り当てられることがなく、より多くのメニューを画面上に表示することが可能となる。
一体型表示部401のエリアセンサ部401bによって原稿47が載置されたことが検知されると、前述の図6(A)に示した画面表示に移行する。このように、原稿読取装置は、画面上に原稿47が載置されると、この原稿47が載置された領域を検出し、原稿47が載置された領域以外を原稿読取装置の操作領域として表示する。
図15は、本発明の原稿読取装置が備えるメインCPU101による処理の他の例を説明するためのフロー図である。図15のフローは図9のフローの一部を変更したものである。本例では、図9のフローにステップS70の処理が追加される。本例のステップS61〜S69の処理は図9のステップS1〜S9の処理と同様であり、ステップS71〜S73の処理は図9のステップS10〜S12の処理と同様である。このため、ステップS70の処理についてのみ説明する。
ステップS70において、無線ICタグが複数の電子マネー情報を有する場合、メインCPU101は、一体型表示部401の画面上における無線ICタグが載置された位置に応じて、複数の電子マネー情報のいずれかを選択できるようにしている。すなわち、1つの無線ICタグに複数の電子マネーが利用可能なようにインストールされている場合で、且つ、画像形成装置で利用可能な電子マネーが複数存在する場合、ユーザは図16に示すアイコン表示(電子マネー選択用アイコン417a,417b)を見て、該当する電子マネーのアイコン領域に無線ICタグを載置するだけで、ユーザが利用したい電子マネーを容易に選択することができる。
図16は、複数の電子マネー情報を有する無線ICタグカードを読み取る場合の一体型表示部401の初期画面の例を示す図である。図16の例では、ユーザが無線ICタグを電子マネー選択用アイコン417a上に載置すれば、「XYZ Electric Money」という電子マネーが利用可能となり、無線ICタグを電子マネー選択用アイコン417b上に載置すれば、「AAA Online Cash」という電子マネーが利用可能となる。このように、初期画面に表示される電子マネー選択用アイコン417a,417b上に載置された無線ICタグを決済用電子マネーとして選択することで、画像形成装置で利用可能な複数の電子マネーを容易に選択することが可能となる。なお、どのアイコン上に無線ICタグが載置されているかは反射光の位置中心とアイコン表示位置により検出することができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の構成例を示す図である。 図1に示した画像形成装置の構成例を示すブロック図である。 本発明に係る一体型表示部の構造の一例を示す図である。 本発明の特徴部である一体型表示部が設けられた原稿読取装置の外観を示す図である。 操作パネルの詳細構成の一例を示す図である。 エリアセンサ部で原稿を読み取る場合の一体型表示部の画面例を示す図である。 無線ICタグリーダで無線ICタグカードを読み取る場合の一体型表示部の画面例を示す図である。 一体型表示部のエリアセンサ部で反射光の変化を検出したときの画像の読み取り状態の一例を示す図である。 本発明の原稿読取装置が備えるメインCPUによる処理の一例を説明するためのフロー図である。 本発明の原稿読取装置が備えるメインCPUによる処理の一例を説明するためのフロー図で、図9のフローの続きである。 本発明の原稿読取装置が備えるメインCPUによる処理の一例を説明するためのフロー図で、図9のフローの続きである。 図9に示したステップS3の原稿判定処理の一例を説明するためのフロー図である。 図10に示したステップS20の課金決済処理の一例を説明するためのフロー図である。 予め読取領域を設けずに、各種操作キーを含むメニュータブを表示した場合の初期画面の一例を示す図である。 本発明の原稿読取装置が備えるメインCPUによる処理の他の例を説明するためのフロー図である。 複数の電子マネー情報を有する無線ICタグカードを読み取る場合の一体型表示部の初期画面の例を示す図である。
符号の説明
100…画像形成装置、101…メインCPU(制御部)、102…画像処理部、103…ROM、104…RAM、105…画像メモリ、106…NIC、107…クライアントPC、110…装置本体部、120…自動原稿処理装置、200…画像形成部、201…定着ユニット、201a…定着ヒータ、201b…定着温度センサ、202,302…ドライバ、203,303…サブCPU、204,304…A/D、300…原稿読取部、301…光源ランプユニット、301a…光源ランプ、301b…光量センサ、400…操作パネル、401…一体型表示部、401a…表示部、401b…エリアセンサ部、402…キースイッチ部、410…メニュータブ、411…読取領域、412…プレビューエリア、413…用紙外形、414…サムネイル画像、415…Nin1キー、416…読取完了キー。

Claims (11)

  1. エリアセンサと無線ICタグリーダとを一体的に設けた表示部と、前記エリアセンサにより前記表示部の画面上に載置された対象物からの反射光を検出すると共に、前記無線ICタグリーダにより無線ICタグが前記画面に近接したことを検出する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記無線ICタグが前記画面に近接したことを検出した場合、前記無線ICタグリーダにより前記無線ICタグの情報を読み取る無線ICタグ読取モードに切り換え
    前記対象物からの反射光の領域に基づいて、該対象物が原稿と判定した場合、前記エリアセンサにより前記画面上に載置された原稿を読み取る原稿読取モードに切り換え、
    前記対象物が原稿と判定し、且つ、前記無線ICタグが前記画面に近接したことを検出した場合、前記原稿読取モードへの切り換えを禁止し、前記無線ICタグ読取モードに切り換えることを特徴とする原稿読取装置。
  2. 請求項1に記載の原稿読取装置において、前記無線ICタグの情報が、電子マネー情報である場合、前記無線ICタグリーダにより読み取った前記電子マネー情報に基づいて課金処理を行うことを特徴とする原稿読取装置。
  3. 請求項に記載の原稿読取装置において、該原稿読取装置は、画像形成装置と接続され、該画像形成装置を使用した費用の課金処理を、前記電子マネー情報により行うことを特徴とする原稿読取装置。
  4. 請求項に記載の原稿読取装置において、該原稿読取装置は、画像形成装置とコイン式課金装置とに接続され、前記画像形成装置を使用した費用の課金処理を、前記コイン式課金装置あるいは前記電子マネー情報のいずれかにより行うことを特徴とする原稿読取装置。
  5. 請求項に記載の原稿読取装置において、前記無線ICタグが複数の電子マネー情報を有する場合、前記制御部は、前記画面上における前記無線ICタグが載置された位置に応じて、前記複数の電子マネー情報のいずれかを選択することを特徴とする原稿読取装置。
  6. 請求項1に記載の原稿読取装置において、前記制御部は、前記対象物からの反射光の領域に基づいて、該対象物がユーザの指か否かを判定し、ユーザの指と判定した場合、前記エリアセンサによってユーザ操作を受け付けるユーザ操作モードに切り換えることを特徴とする原稿読取装置。
  7. 請求項1に記載の原稿読取装置において、前記制御部は、前記表示部の画面上に、原稿を読み取るための読取領域と、前記原稿読取装置の操作キーを表示するための操作領域とを設定することを特徴とする原稿読取装置。
  8. 請求項1に記載の原稿読取装置において、前記表示部の画面上に、前記原稿読取装置の操作キーを表示するための操作領域を有し、
    前記制御部は、前記対象物が原稿と判定した場合、該原稿が載置された領域以外を前記操作領域として設定することを特徴とする原稿読取装置。
  9. 請求項又はに記載の原稿読取装置において、前記制御部は、前記原稿読取装置の操作領域に、1ページに複数の原稿を集約するための集約モードに切り換えるか否かを確認するための操作キーを表示させることを特徴とする原稿読取装置。
  10. 請求項又はに記載の原稿読取装置において、前記制御部は、前記原稿読取装置の操作領域に、前記原稿のプレビュー画像を表示させることを特徴とする原稿読取装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の原稿読取装置を備えた画像形成装置。
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