JP4519610B2 - プラズマディスプレイパネル用保護膜形成用塗布液 - Google Patents

プラズマディスプレイパネル用保護膜形成用塗布液 Download PDF

Info

Publication number
JP4519610B2
JP4519610B2 JP2004327795A JP2004327795A JP4519610B2 JP 4519610 B2 JP4519610 B2 JP 4519610B2 JP 2004327795 A JP2004327795 A JP 2004327795A JP 2004327795 A JP2004327795 A JP 2004327795A JP 4519610 B2 JP4519610 B2 JP 4519610B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protective film
coating liquid
mgo
rare earth
dielectric layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004327795A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006140000A (ja
Inventor
暢 木下
剛史 大塚
剛 川瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Osaka Cement Co Ltd filed Critical Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
Priority to JP2004327795A priority Critical patent/JP4519610B2/ja
Publication of JP2006140000A publication Critical patent/JP2006140000A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4519610B2 publication Critical patent/JP4519610B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)

Description

本発明は、プラズマディスプレイパネルに用いられる透明板上の誘電体層を保護する膜を塗布法により形成するためのプラズマディスプレイパネル用保護膜形成用塗布液に関するものである。
近年、次世代の代表的な薄型かつ大型のディスプレイとして、プラズマディスプレイパネル(PDP)が注目されている。
このPDPは、放電に伴う発光現象を利用したディスプレイであり、放電ガスの可視発光を利用するもの、あるいは放電によって生じる紫外線で蛍光体を可視発光させるものがある。PDPは、(1)色再現性および応答速度が良く、自発光・直視型で自然な階調表示が得られるために、表示品質に優れていること、(2)大画面化、薄型化が容易であり、かつ比較的安価なこと、等の理由から次世代の代表的な薄型大型のディスプレイとして注目されている。
このPDPは、電極の構造等によって様々な構造のものが提案されているが、薄型・大画面のカラーディスプレイとして用いる場合には、高輝度、大型化が容易等の点から面放電型のAC型PDPが優れている。
この面放電型のAC型PDPは、透明な前面板と背面板とを対向配置し、前面板の対向する側の面にストライプ状の表示電極およびバス電極、誘電体層、保護膜を順次形成すると共に、背面板の対向する側の面にアドレス電極を形成し、これら前面板と背面板との間の放電領域を表示セルとしたもので、上記の保護膜は、誘電体層の表面が放電により損傷するのを防止するためのものである。
この保護膜は、誘電体層の保護性能の他、透明性、電気特性等も必要となるために、従来では、蒸着法やスパッタ法で形成されているが、高価で複雑な成膜装置が必要であり、また、生産性が悪く、得られた保護膜も高価なものとなり、PDPの低価格化の障害になっている。
そこで、高価で複雑な成膜装置の必要がなく、しかも簡単な工程で安価な保護膜を形成することができる方法として、様々な塗布法が提案されている。
例えば、酸化マグネシウム(MgO)粉末または水酸化マグネシウム(Mg(OH))粉末を含むペーストを誘電体層上に塗布し、その後加熱し、MgO保護膜を形成する方法(例えば、特許文献1参照)、アルカリ土類金属化合物を有機溶剤に溶解したペーストを誘電体層上に塗布し、その後加熱し、アルカリ土類金属酸化物保護膜とする方法等が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、アルカリ土類金属含有有機化合物を誘電体層上に塗布した後に加熱して熱分解させ、金属酸化物保護膜とする方法、誘電体層上にMg等の金属アルコキシドを塗布した後に加熱して熱分解させ、金属酸化物保護膜とする方法、MgO微粒子と焼成によりMgOバインダーを生じるMgO前駆体と有機物を含むペーストを誘電体層上に塗布した後に焼成し、MgO保護膜とする方法(例えば、特許文献3参照)等が提案されている。
特開2003−109512号公報 特開昭58−135155号公報 特開平9−12940号公報
ところで、従来のMgO粉末やMg(OH)粉末を含むペーストを用いて形成された保護膜は、緻密な膜が得られず、しかも、耐スパッタ性が著しく低いという問題点があった。
また、アルカリ土類金属化合物を含むペースト、アルカリ土類金属含有有機化合物、金属アルコキシド等を用いて形成された保護膜は、塗布後の加熱焼成による膜の収縮が非常に大きく、したがって、膜にマイクロクラックやピンホール等が生じ易くなり、誘電体層が部分的に露出状態になるという問題点があった。この誘電体層の露出は、PDPの寿命を低下させる一因になっている。
さらに、MgO微粒子とMgO前駆体と有機物を含むペーストを用いて形成された保護膜は、比較的緻密でマイクロクラックやピンホールのない膜が得られるものの、耐スパッタ性が不十分なものであることから、プラズマによって浸食され易く、その結果、誘電体層が部分的に露出されることとなり、PDPの寿命を低下させる一因になるという問題点があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、緻密でマイクロクラックやピンホールが無く、耐スパッタ性に優れたプラズマディスプレイパネル(PDP)の誘電体層用保護膜を形成することが可能なプラズマディスプレイパネル用保護膜形成用塗布液を提供することを目的とする。
本発明者は、放電時の希ガスイオンによる保護膜の耐スパッタ性を詳細に検討した結果、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム及びバリウムの群から選択される1種以上の元素を主成分とする金属酸化物微粒子とアミン希土類錯体とを含有する保護膜形成用塗布液を用いて誘電体層上に保護膜を形成すると、緻密でマイクロクラックやピンホールが無く、耐スパッタ性に優れた誘電体層用保護膜が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明のプラズマディスプレイパネル用保護膜形成用塗布液は、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム及びバリウムの群から選択される1種以上の元素を主成分とする金属酸化物微粒子とアミン希土類錯体とを含有してなることを特徴とする。
このプラズマディスプレイパネル用保護膜形成用塗布液は、誘電体層上に塗布後、焼成等の加熱によりアミン希土類錯体が化学変化して金属酸化物微粒子の周囲にバインダーとなる希土類酸化物相を形成する。金属酸化物微粒子間に存在する希土類酸化物相は、金属酸化物微粒子を固着させるとともに、保護層の耐スパッタ性を向上させる。
また、このプラズマディスプレイパネル用保護膜形成用塗布液は、予め金属酸化物微粒子を含有しているので、焼成等の加熱処理後における膜の収縮が小さい。これにより、膜が緻密になり、ピンホールやマイクロクラック等の欠陥が生じる虞がない。
前記アミン希土類錯体を希土類酸化物に換算した場合の該希土類酸化物の含有量は、前記金属酸化物微粒子100重量部に対して5重量部以上かつ70重量部以下であることが好ましい。
本発明のプラズマディスプレイパネル用保護膜形成用塗布液によれば、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム及びバリウムの群から選択される1種以上の元素を主成分とする金属酸化物微粒子とアミン希土類錯体とを含有したので、緻密でマイクロクラックやピンホールが無く、耐スパッタ性に優れた誘電体層用保護膜を塗布法により容易に形成することができる。
したがって、このプラズマディスプレイパネル用保護膜形成用塗布液を用いて誘電体層上に保護膜を形成したプラズマディスプレイパネル(PDP)は、従来になく製品寿命に優れたものとすることができる。
本発明のプラズマディスプレイパネル用保護膜形成用塗布液の最良の形態について説明する。
なお、この形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
本実施形態のプラズマディスプレイパネル用保護膜形成用塗布液(以下、単に保護膜形成用塗布液と称する)は、マグネシウム(Mg)、カルシウム(Ca)、ストロンチウム(Sr)、バリウム(Ba)の群から選択される1種以上の元素を主成分とする金属酸化物微粒子とアミン希土類錯体とを含有した塗布液である。
この金属酸化物としては、例えば、酸化マグネシウム(MgO)、酸化カルシウム(CaO)、酸化ストロンチウム(SrO)、酸化バリウム(BaO)、酸化カルシウムマグネシウム(Mg、Ca)O、酸化ストロンチウムマグネシウム(Mg、Sr)O等が好適に用いられる。
この金属酸化物微粒子の粒子径については特に制限するものではないが、通常、プラズマディスプレイパネル(PDP)の誘電体層を保護する保護膜の厚みは0.2〜2μm程度であるから、上記の粒子径についても形成する保護膜の厚み以下の粒子径が好ましく、さらには、形成される保護層の厚みの1/3以下の粒子径がより緻密な保護層を形成することができるので好ましい。
アミン希土類錯体としては、焼成、マイクロ波照射等の加熱処理により希土類酸化物を生成するもの、または、プラズマ照射、レーザー照射、電子線照射等により分解あるいは縮重合して希土類酸化物を生成するものであれば良い。
このアミン希土類錯体としては、例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、プロパノールアミン、ジプロパノールアミン、トリプロパノールアミン、N−メチルエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミン、N,N−ジメチルn−プロパノールアミン、N−n−ブチルエタノールアミン、N−エチルジエタノールアミン、N−フェニルジエタノールアミン、ラウリルジエタノールアミン、トリルジエタノールアミン、ジエチルアミノエタノール、N−2−アミノエチルエタノールアミン等のアミン類(鎖式アミン)を含む希土類元素錯体が好適に用いられる。
この希土類元素(Ln)としては、スカンジウム(Sc)、イットリウム(Y)、ランタン(La)、セリウム(Ce)、プラセオジム(Pr)、ネオジム(Nd)、プロメチウム(Pm)、サマリウム(Sm)、ユーロピウム(Eu)、ガドリニウム(Gd)、テルビウム(Tb)、ジスプロシウム(Dy)、ホルミウム(Ho)、エルビウム(Er)、ツリウム(Tm)、イッテルビウム(Yb)、ルテチウム(Lu)が挙げられる。
このアミン希土類錯体を希土類酸化物に換算した場合の該希土類酸化物の含有量は、金属酸化物微粒子100重量部に対して5重量部以上かつ70重量部以下であることが好ましい。
その理由は、アミン希土類錯体を希土類酸化物に換算した場合の含有量が5重量部未満では、誘電体層との密着性が向上せず、したがって、得られた保護膜の耐スパッタ性が向上しないからであり、また、含有量が70重量部を越えると、加熱時の収縮が大きくなり、膜にピンホールやマイクロクラックが発生し易くなり、その結果、放電開始電圧や放電維持電圧が上昇し、電気特性が悪化するからである。
このアミン希土類錯体は、下地層となる誘電体層を構成するガラス成分との密着性が良いので、本実施形態の保護膜形成用塗布液を用いて誘電体層上に形成した保護膜は、この誘電体層との密着性が良好なものとなる。また、このアミン希土類錯体は、例えば、400℃〜450℃程度の比較的低い加熱温度で完全に希土類酸化物を生成するので、加熱により保護膜を形成した後には、この保護膜中に有機物が残留する虞がなく、したがって、保護膜の耐スパッタ性に悪影響を及ぼす虞もない。
この希土類酸化物としては、例えば、酸化スカンジウム(Sc)、酸化イットリウム(Y)、酸化ランタン(La)、酸化セリウム(CeO)等の単一組成の酸化物や希土類元素を含む複合酸化物が挙げられる。
このようなアミン希土類錯体は、上記のアミン溶液に希土類元素のアルコキシドや酢酸塩等の希土類元素塩を溶解させ、環流しながら加温することで容易に作成することができる。
この保護膜形成用塗布液にて使用する溶剤としては、上記のアミン希土類錯体と相溶性のある溶剤が好ましく、例えば、メタノール、エタノール、2−プロパノール、n−ブタノール等のアルコール類、β−オキシエチルメチルエーテル(メチルセロソルブ)、β−オキシエチルエーテル(エチルセロソルブ)、β−オキシエチルプロピルエーテル(プロピルセロソルブ)、ブチル−β−オキシエチルエーテル(ブチルセロソルブ)等のエチレングリコールエーテル(セロソルブ)類、エチレングリコール、プロピレングリコール等のグリコール類、上記のアミン類の他、アミド類、エーテル類、ケトン類、ジエチレングリコールエチルエーテル(カルビトール)類、ジオール類等が好適に用いられる。
この保護膜形成用塗布液では、誘電体層上での塗布性の改善、金属酸化物微粒子の分散性の改善等のために、イオン性界面活性剤、高分子界面活性剤等の界面活性剤を少量加えてもよい。
また、この保護膜形成用塗布液は、セルロースやアクリル等の有機高分子バインダー成分を含まない。その理由は、これら有機高分子バインダー成分は加熱燃焼により保護膜から散逸する際にピンホール発生の原因となったり、あるいは、有機高分子の燃焼による除去が不十分なために、保護膜中に残留し、耐スパッタ性を悪化させるからである。
この保護膜形成用塗布液の製造方法としては、特に制限するものではないが、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム及びバリウムの群から選択される1種以上の元素を主成分とする金属酸化物微粒子と、アミン希土類錯体と、溶剤とを混合した後、超音波ホモジナイザー、サンドミル、ニーダー、ロールミル等の分散機を用いて均一に分散させることにより製造することができる。
この保護膜形成用塗布液を用いて誘電体層上に保護膜を形成する方法については、特に制限するものではない。次に、一例を挙げる。
まず、ガラス基板等の透明な前面板の表面にストライプ状の電極および誘電体層が順次形成されたPDP用前面板を用意し、この誘電体層上に本実施形態の保護膜形成用塗布液を、スピンコート法、グラビアコート法、スプレーコート法、ディップコート法、ロールコート法、バーコート法、スクリーン印刷法等、通常の成膜方法により塗布し、次いで、50℃〜200℃程度の温度にて乾燥し、その後、大気中にて300℃〜600℃の温度にて焼成する。
また、焼成の替わりに、成膜乾燥後に、マイクロ波照射、プラズマ照射、レーザー照射、電子線照射等により塗布膜を加熱することで誘電体層上に保護膜を形成してもよい。
以上により、誘電体層上に、緻密でマイクロクラックやピンホールが無く、耐スパッタ性に優れた保護膜を形成することができる。
図1は、上記の保護膜を備えた面放電型のAC型PDPを示す断面図であり、図において、1は透明なガラス基板からなる前面板、2は前面板1に対向配置される透明なガラス基板からなる背面板、3はストライプ状の表示電極、4はストライプ状のバス電極、5は電極3、4を覆う誘電体層、6は本実施形態の保護膜、7は電極3、4と直交する様に配置されたストライプ状のアドレス電極、8は前面板1と背面板2との間に形成される隔壁、9はアドレス電極7、背面板2および隔壁8の側面を覆う蛍光体層、10は隔壁8、8と保護膜6と蛍光体層9とにより形成される放電領域であり、表示セルと称される。
この表示セル10内には、ヘリウム(He)−キセノン(Xe)、ネオン(Ne)−キセノン(Xe)等の放電によって紫外線を多く発生する混合ガスGが30kPa程度の圧力で封入されている。
このAC型PDPでは、表示セル10の1つ1つに、光の3原色である赤(R)、緑(G)、青(B)のいずれかの蛍光体層9を形成し、これらの表示セル10をマトリックス状に多数配置することにより、カラー表示を行うことができる。
次に、このAC型PDPの動作について説明する。
まず、表示電極3とバス電極4との間に放電維持電圧に相当するAC電圧を印加して誘電体層5に電荷を蓄積しておく。次に、アドレス電極7に放電開始電圧に達するようなアドレス電圧(書き込み電圧)を印加して放電を開始させる。この放電により表示セル10内がプラズマ化し、Xeの共鳴線(147nm)を主とする紫外線が発生する。この紫外線が蛍光体層9を励起して可視光を放射させる。アドレス電圧を解除した後は、誘電体層5に蓄積された電荷の効果により、表示電極3とバス電極4との間に放電維持電圧に相当するAC電圧を印加するだけで放電が持続する。
この保護膜6は、緻密でマイクロクラックやピンホールが無く、耐スパッタ性に優れているので、表示セル10内がプラズマ化した場合であってもプラズマにより浸食される虞がなく、長時間に亘って誘電体層5を保護し続けることができる。
これにより、誘電体層5は長時間使用した場合においても部分的に露出状態になる虞がなくなり、PDPの寿命を低下させる虞がなくなる。
したがって、従来になく高寿命なPDPを提供することができる。
以上説明した様に、本実施形態の保護膜形成用塗布液によれば、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム及びバリウムの群から選択される1種以上の元素を主成分とする金属酸化物微粒子を高密着性かつ耐スパッタ性の高い希土類酸化物からなるバインダー成分中に均一に分散した状態の保護膜を容易に得ることができる。
したがって、誘電体層との密着性がよく、ピンホールやマイクロクラック等の欠陥がなく、耐スパッタ性に優れた保護膜を容易に得ることができる。
さらに、本実施形態の保護膜形成用塗布液を用いて、透明な前面板の誘電体層上に保護膜を形成すれば、従来になく高寿命なPDPを容易に作製することができる。
以下、実施例1〜6及び比較例1〜4により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定されるものではない。
[実施例1]
(アルカリ土類金属酸化物微粒子)
アルカリ土類金属酸化物微粒子として、気相法により作製した平均粒径が50nmのMgO粉末(宇部マテリアルズ製)(MgO粉A)を用いた。
また、イットリウムアルコキシドとして、イットリウムブトキシド(Aldrich社製)を用いた。
(アミン希土類錯体の作製)
イットリウムブトキシド 1000g
ジエタノールアミン 1705g
2−プロパノール 958g
を秤量し、これらをエバポレータを用いて環流しながら80℃にて3時間攪拌し、イットリウム(Y)のアミン錯体溶液(溶液A)を作製した。
この溶液Aは、イットリウム(Y)の含有量が酸化イットリウム(Y)換算で366.3gであり、Y換算で10重量%の溶液であった。
(保護膜形成用塗布液の作製)
MgO粉A 190g
溶液A 100g
ブチル−β−オキシエチルエーテル 1710g
2−プロパノール 2000g
高分子界面活性剤 微量
を秤量し、これらを超音波ホモジナイザーを用いて10分間分散させることにより、塗布液Aを作製した。
この塗布液Aは、それに含まれるイットリウムブトキシドのY換算値のMgOに対する重量比(Y/MgO)が0.05であり、これらY換算値およびMgOを含む固形分の割合は5重量%であった。
(塗布法による保護膜の形成)
塗布液Aをガラス基板上にバーコート法にて塗布し、その後80℃にて5分間乾燥し、次いで、550℃にて30分間焼成することにより、実施例1の保護膜付き基板を作製した。
[実施例2]
(保護膜形成用塗布液の作製)
実施例1のMgO粉Aおよび溶液Aを用いて実施例2の塗布液Bを作製した。
MgO粉A 40g
溶液A 100g
ブチル−β−オキシエチルエーテル 300g
2−プロパノール 560g
高分子界面活性剤 微量
を秤量し、これらを超音波ホモジナイザーを用いて10分間分散させることにより、塗布液Bを作製した。
この塗布液Bは、それに含まれるイットリウムブトキシドのY換算値のMgOに対する重量比(Y/MgO)が0.20であり、これらY換算値およびMgOを含む固形分の割合は5重量%であった。
(塗布法による保護膜の形成)
塗布液Bをガラス基板上にバーコート法にて塗布し、その後80℃にて5分間乾燥し、次いで、550℃にて30分間焼成することにより、実施例2の保護膜付き基板を作製した。
[実施例3]
(保護膜形成用塗布液の作製)
実施例1のMgO粉Aおよび溶液Aを用いて実施例3の塗布液Cを作製した。
MgO粉A 15g
溶液A 100g
ブチル−β−オキシエチルエーテル 185g
2−プロパノール 200g
高分子界面活性剤 微量
を秤量し、これらを超音波ホモジナイザーを用いて10分間分散させることにより、塗布液Cを作製した。
この塗布液Cは、それに含まれるイットリウムブトキシドのY換算値のMgOに対する重量比(Y/MgO)が0.40であり、これらY換算値およびMgOを含む固形分の割合は5重量%であった。
(塗布法による保護膜の形成)
塗布液Cをガラス基板上にバーコート法にて塗布し、その後80℃にて5分間乾燥し、次いで、550℃にて30分間焼成することにより、実施例3の保護膜付き基板を作製した。
[実施例4]
(保護膜形成用塗布液の作製)
実施例1のMgO粉Aおよび溶液Aを用いて実施例4の塗布液Dを作製した。
MgO粉A 42.8g
溶液A 1000g
ブチル−β−オキシエチルエーテル 600g
2−プロパノール 1213g
高分子界面活性剤 微量
を秤量し、これらを超音波ホモジナイザーを用いて10分間分散させることにより、塗布液Dを作製した。
この塗布液Dは、それに含まれるイットリウムブトキシドのY換算値のMgOに対する重量比(Y/MgO)が0.70であり、これらY換算値およびMgOを含む固形分の割合は5重量%であった。
(塗布法による保護膜の形成)
塗布液Dをガラス基板上にバーコート法にて塗布し、その後80℃にて5分間乾燥し、次いで、550℃にて30分間焼成することにより、実施例4の保護膜付き基板を作製した。
[実施例5]
(アルカリ土類金属酸化物微粒子)
アルカリ土類金属酸化物微粒子として、気相法により作製した平均粒径が100nmのMgO粉末(宇部マテリアルズ製)(MgO粉B)を用いた。
(保護膜形成用塗布液の作製)
このMgO粉Bおよび実施例1の溶液Aを用いて実施例5の塗布液Eを作製した。
MgO粉B 56.7g
溶液A 100g
ブチル−β−オキシエチルエーテル 300g
2−プロパノール 877g
高分子界面活性剤 微量
を秤量し、これらを超音波ホモジナイザーを用いて10分間分散させることにより、塗布液Eを作製した。
この塗布液Eは、それに含まれるイットリウムブトキシドのY換算値のMgOに対する重量比(Y/MgO)が0.15であり、これらY換算値およびMgOを含む固形分の割合は5重量%であった。
(塗布法による保護膜の形成)
塗布液Eをガラス基板上にバーコート法にて塗布し、その後80℃にて5分間乾燥し、次いで、550℃にて30分間焼成することにより、実施例5の保護膜付き基板を作製した。
[実施例6]
(アミン希土類錯体の作製)
ランタンブトキシド 1000g
ジエタノールアミン 1467g
2−プロパノール 2080g
を秤量し、これらをエバポレータを用いて環流しながら80℃にて3時間攪拌し、ランタン(La)のアミン錯体溶液(溶液B)を作製した。
この溶液Bは、ランタン(La)の含有量が酸化ランタン(La)換算で454.7gであり、La換算で10重量%の溶液であった。
(保護膜形成用塗布液の作製)
実施例1のMgO粉Aおよび上記の溶液Bを用いて実施例6の塗布液Fを作製した。
MgO粉A 40g
溶液B 100g
ブチル−β−オキシエチルエーテル 300g
2−プロパノール 560g
高分子界面活性剤 微量
を秤量し、これらを超音波ホモジナイザーを用いて10分間分散させることにより、塗布液Fを作製した。
この塗布液Fは、それに含まれるランタンブトキシドのLa換算値のMgOに対する重量比(La/MgO)が0.20であり、これらLa換算値およびMgOを含む固形分の割合は5重量%であった。
(塗布法による保護膜の形成)
塗布液Fをガラス基板上にバーコート法にて塗布し、その後80℃にて5分間乾燥し、次いで、550℃にて30分間焼成することにより、実施例6の保護膜付き基板を作製した。
[比較例1]
(蒸着法による保護膜の形成)
電子ビーム蒸着法の蒸着源として、水酸化マグネシウム(Mg(OH))を600℃にて加熱して得られた酸化マグネシウム(MgO)粉末をペレット状に加圧成形し、その後1000℃にて120分間焼成し、MgOペレットを作製した。
次いで、電子ビーム蒸着法により、上記のMgOペレットを蒸着源としてガラス基板上にMgO膜を成膜した。
まず、真空チャンバ内にガラス基板を配置し、この真空チャンバ内を10−3Pa程度まで真空引きし、その後、酸素(O)ガスを2×10−2Paの圧力で真空チャンバ内に供給しながら200℃に加熱したガラス基板上にMgO膜を成膜し、比較例1の保護膜付き基板を作製した。
[比較例2]
(保護膜形成用塗布液の作製)
実施例1のMgO粉Aを用いて比較例2の塗布液Hを作製した。
MgO粉A 50g
ブチル−β−オキシエチルエーテル 300g
2−プロパノール 650g
高分子界面活性剤 微量
を秤量し、これらを超音波ホモジナイザーを用いて10分間分散させることにより、塗布液Hを作製した。
この塗布液Hは、希土類酸化物(LnO)を含まないので、希土類酸化物(LnO)のMgOに対する重量比(LnO/MgO)は0であり、MgOを含む固形分の割合は5重量%であった。
(塗布法による保護膜の形成)
塗布液Hをガラス基板上にバーコート法にて塗布し、その後80℃にて5分間乾燥し、次いで、550℃にて30分間焼成することにより、比較例2の保護膜付き基板を作製した。
[比較例3]
(保護膜形成用塗布液の作製)
実施例1のMgO粉Aおよび溶液Aを用いて比較例3の塗布液Iを作製した。
MgO粉A 490g
溶液A 100g
ブチル−β−オキシエチルエーテル 3000g
2−プロパノール 6410g
高分子界面活性剤 微量
を秤量し、これらを超音波ホモジナイザーを用いて10分間分散させることにより、塗布液Iを作製した。
この塗布液Iは、それに含まれるイットリウムブトキシドのY換算値のMgOに対する重量比(Y/MgO)が0.02であり、これらY換算値およびMgOを含む固形分の割合は5重量%であった。
(塗布法による保護膜の形成)
塗布液Iをガラス基板上にバーコート法にて塗布し、その後80℃にて5分間乾燥し、次いで、550℃にて30分間焼成することにより、比較例3の保護膜付き基板を作製した。
[比較例4]
(保護膜形成用塗布液の作製)
実施例1のMgO粉Aおよび溶液Aを用いて比較例4の塗布液Jを作製した。
MgO粉A 17.6g
溶液A 1000g
ブチル−β−オキシエチルエーテル 500g
2−プロパノール 834g
高分子界面活性剤 微量
を秤量し、これらを超音波ホモジナイザーを用いて10分間分散させることにより、塗布液Jを作製した。
この塗布液Jは、それに含まれるイットリウムブトキシドのY換算値のMgOに対する重量比(Y/MgO)が0.85であり、これらY換算値およびMgOを含む固形分の割合は5重量%であった。
(塗布法による保護膜の形成)
塗布液Jをガラス基板上にバーコート法にて塗布し、その後80℃にて5分間乾燥し、次いで、550℃にて30分間焼成することにより、比較例4の保護膜付き基板を作製した。
[保護膜の評価]
実施例1〜6および比較例1〜4それぞれの保護膜付き基板について、保護膜の膜厚、外観、密着性、耐スパッタ性の各評価を行った。
膜 厚:接触指針型膜厚計により測定した。
外 観:光学顕微鏡により保護膜の表面を観察した。評価基準は下記の通りとした。
○:良好(マイクロクラック、ピンホールが認められない。)
△:一部不良(部分的にマイクロクラック、ピンホールが認められる。)
×:不良(マイクロクラック、ピンホールが多数認められる。)
密着性:日本工業規格JIS K 5400に準拠して評価を行った。ここでは、保護膜付き基板の表面(保護膜の表面)に1mm間隔で縦横に11本の切れ目を入れて100個の格子を作製し、次いで、その表面に市販の接着用テープを貼り付け、この接着用テープをプラスチック製のへらで擦って十分に密着させた後、一気に剥がす、という操作を5回繰り返し、保護膜の表面を観察した。評価基準は下記の通りとした。
○:100個の格子が全く剥離しなかったもの
△:100個の格子の一部が剥離したもの
×:100個の格子の全てが剥離したもの
耐スパッタ性:真空チャンバー内に配置した実施例1〜6および比較例1〜4各々の保護膜付き基板に、イオン銃によりアルゴン(Ar)を加速電圧1kVの条件で所定時間照射し、スパッタ量(深さ)を測定した。照射時間は、20時間、50時間の2通りとした。
この評価方法は、イオン銃によるエッチング方法でPDPの放電によるスパッタを模擬したものであり、短時間で保護膜の耐スパッタ性の相対評価を行うことができる。
[電気特性の評価]
図1に示す面放電型のAC型PDPの保護膜に実施例1〜6および比較例1〜4それぞれの保護膜を適用したPDPを作製し、実施例1〜6および比較例1〜4のPDPとした。
ここでは、表示電極3、バス電極4およびアドレス電極7に、金(Au)ペースト(エンゲルハルド社製)を用いて形成したストライプ状のAu膜を用い、誘電体層5に、誘電体ペースト(G−0496:奥野製薬工業社製)を用いて形成した誘電体膜を用い、保護膜6に、実施例1〜6および比較例1〜4それぞれの保護膜を用いた。また、隔壁8に、誘電体ペースト(9741:デュポン社製)を用いて形成した誘電体厚膜を用い、蛍光体層9に、ZnSiO:Mnを含有する蛍光体ペースト(P1−G1:化成オプトニクス社製)を用いて形成した緑色蛍光体層を用い、表示セル10内に封入するガスをHe−5v/v%Xeの混合ガスとし、その封入圧力を500Torr(6.65×10Pa)とした。
そして、PDPのパネル電気特性を評価するために、実施例1〜6および比較例1〜4それぞれのPDPについて、20KHzにて駆動した場合におけるパネル電気特性として、放電開始電圧Vf[V]、放電維持電圧Vs[V]を測定した。
これらの評価結果を表1、2に示す。
Figure 0004519610
Figure 0004519610
表1及び表2によれば、実施例1〜6の保護膜は、外観が良好で、基板との剥離もなく、耐スパッタ性も良好であった。また、電気特性についても比較例1と同等の電気特性を示し、良好な結果となった。
一方、比較例1の保護膜は、密着性、電気特性は良好であるものの、耐スパッタ性に劣るものであった。
比較例2の保護膜は、外観が不良で、基板との密着性も悪く、耐スパッタ性についても試験途中で膜が剥離してしまい、測定不能であった。また、電気特性についても、この保護膜を用いて作製したPDPでは放電が起こらず、点灯しないため、放電開始電圧と放電維持電圧を測定することができなかった。
比較例3の保護膜は、電気特性は良好であるが、耐スパッタ性、密着性に劣るものであった。
比較例4の保護膜は、マイクロクラックが認められたため外観不良で、基板との密着性も悪く、耐スパッタ性についても試験途中で膜が剥離してしまい、測定不能であった。また、電気特性についても、実施例1〜6と比較して放電開始電圧、放電維持電圧ともに極めて高い値となった。
以上により、実施例1〜6の保護膜を使用したPDPは、耐スパッタ性、電気特性共に優れており、表示面の寿命を大幅に向上させることが明らかとなった。
本発明のプラズマディスプレイパネル用保護膜形成用塗布液は、緻密でマイクロクラックやピンホールが無く、耐スパッタ性に優れたPDPの誘電体層用保護膜を形成することができるものであるから、PDPの長寿命化はもちろんのこと、より大画面化、より薄厚化に対しても極めて有用なものである。
本発明の一実施形態の保護膜を備えた面放電型のAC型PDPを示す断面図である。
符号の説明
1 前面板
2 背面板
3 表示電極
4 バス電極
5 誘電体層
6 保護膜
7 アドレス電極
8 隔壁
9 蛍光体層
10 表示セル
G 混合ガス

Claims (2)

  1. マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム及びバリウムの群から選択される1種以上の元素を主成分とする金属酸化物微粒子とアミン希土類錯体とを含有してなることを特徴とするプラズマディスプレイパネル用保護膜形成用塗布液
  2. 前記アミン希土類錯体を希土類酸化物に換算した場合の該希土類酸化物の含有量は、前記金属酸化物微粒子100重量部に対して5重量部以上かつ70重量部以下であることを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネル用保護膜形成用塗布液
JP2004327795A 2004-11-11 2004-11-11 プラズマディスプレイパネル用保護膜形成用塗布液 Expired - Fee Related JP4519610B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004327795A JP4519610B2 (ja) 2004-11-11 2004-11-11 プラズマディスプレイパネル用保護膜形成用塗布液

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004327795A JP4519610B2 (ja) 2004-11-11 2004-11-11 プラズマディスプレイパネル用保護膜形成用塗布液

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006140000A JP2006140000A (ja) 2006-06-01
JP4519610B2 true JP4519610B2 (ja) 2010-08-04

Family

ID=36620694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004327795A Expired - Fee Related JP4519610B2 (ja) 2004-11-11 2004-11-11 プラズマディスプレイパネル用保護膜形成用塗布液

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4519610B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4813234B2 (ja) * 2006-04-04 2011-11-09 宇部マテリアルズ株式会社 交流型プラズマディスプレイパネル用酸化マグネシウム薄膜製造用の液体組成物
JP5025541B2 (ja) * 2007-03-26 2012-09-12 宇部マテリアルズ株式会社 酸化マグネシウム薄膜およびその製造方法
WO2008139633A1 (en) * 2007-05-14 2008-11-20 Kazufumi Ogawa Patterned single layer insulating particle film and insulating particle accumulation film where their arrangements are controlled, and method of manufacturing them
JP2012059619A (ja) * 2010-09-10 2012-03-22 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd 保護膜、プラズマディスプレイパネル及び表示装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08325522A (ja) * 1995-03-31 1996-12-10 Dainippon Printing Co Ltd コーティング組成物及びその製造方法、並びに機能性膜及びその製造方法
JPH08329844A (ja) * 1995-03-31 1996-12-13 Dainippon Printing Co Ltd 交流型プラズマディスプレイ及びその製造方法
JPH09129141A (ja) * 1995-11-01 1997-05-16 Shinto Paint Co Ltd 金属酸化物薄膜形成用コーティング剤
JP2000129161A (ja) * 1998-10-21 2000-05-09 Mitsubishi Materials Corp Fpd保護膜用コーティング液及びその調製方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08325522A (ja) * 1995-03-31 1996-12-10 Dainippon Printing Co Ltd コーティング組成物及びその製造方法、並びに機能性膜及びその製造方法
JPH08329844A (ja) * 1995-03-31 1996-12-13 Dainippon Printing Co Ltd 交流型プラズマディスプレイ及びその製造方法
JPH09129141A (ja) * 1995-11-01 1997-05-16 Shinto Paint Co Ltd 金属酸化物薄膜形成用コーティング剤
JP2000129161A (ja) * 1998-10-21 2000-05-09 Mitsubishi Materials Corp Fpd保護膜用コーティング液及びその調製方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006140000A (ja) 2006-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101479827B (zh) 等离子显示面板及其制造方法
JP4727093B2 (ja) プラズマディスプレイ装置
JP2007291389A (ja) プラズマディスプレイパネル用蛍光体及びそれを用いた蛍光膜を備えるプラズマディスプレイパネル
KR100730044B1 (ko) 격벽용 슬러리, 그린시트 및 플라즈마 디스플레이 패널의격벽 제조방법
JP3991504B2 (ja) Pdp又はpalc用保護膜の製造方法及びそのpdp又はpalc用保護膜並びにこれを用いたpdp又はpalc
JP4519610B2 (ja) プラズマディスプレイパネル用保護膜形成用塗布液
JP5272332B2 (ja) 蛍光体ペーストおよびディスプレイの製造方法
KR100943194B1 (ko) 마그네슘 산화물 입자가 표면에 부착된 플라즈마디스플레이 패널용 보호막, 이의 제조 방법 및 상기보호막을 구비한 플라즈마 디스플레이 패널
JP2006139999A (ja) プラズマディスプレイパネル用保護膜およびその形成方法並びにプラズマディスプレイパネル
WO2011118152A1 (ja) プラズマディスプレイパネルの製造方法
JP4589980B2 (ja) プラズマディスプレイパネルの製造方法
US7436108B2 (en) Red phosphor for plasma display panel and plasma display panel including phosphor layer formed of the red phosphor
KR20060116117A (ko) 플라즈마 디스플레이 패널의 제조방법
CN102449723A (zh) 等离子显示面板的制造方法
JP2003082342A (ja) プラズマディスプレイ装置
JP5007275B2 (ja) プラズマディスプレイパネルの製造方法
US7067969B2 (en) Plasma display unit including lanthnum substituted aluminate phosphor
US7781952B2 (en) Green phosphor for plasma display panel and plasma display panel including phosphor layer formed of the green phosphor
JPH11315041A (ja) 金属酸化物前駆体組成物及びその製造方法
JP5337079B2 (ja) プラズマディスプレイパネル及びその製造方法
JP2010192293A (ja) プラズマディスプレイパネルの製造方法
JP2009283351A (ja) 保護膜、保護膜の製造方法、プラズマディスプレイパネル及びプラズマディスプレイパネルの製造方法
WO2013018335A1 (ja) プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法
JP2013093304A (ja) プラズマディスプレイパネル
WO2013018312A1 (ja) プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070808

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100309

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100423

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100511

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100519

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130528

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140528

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees