JP4519188B2 - アンテナコイル - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車のリモートキーレスエントリシステム等に用いられるアンテナコイルに関する。
自動車等のドアの解錠、施錠およびその他各種動作を行うために、リモートキーレスエントリシステムやスマートエントリシステムが普及している。かかるリモートキーレスエントリシステム等では、ユーザが携帯する送信装置から、所定のコード情報を有する電波を自動車等に設けられている受信装置に向けて送信する。そして、受信装置では、この電波を受信し、自動車等に取り付けられている制御装置で予め記憶されているコード情報と上述の所定のコード情報とが一致する場合に、ドアの解錠および施錠等の動作を行っている。
ここで、上述の受信装置には、3軸方向の電波を受信可能なアンテナコイルを具備するものがある。かかる3軸方向の電波を受信可能なアンテナコイルに関する先行技術としては、例えば特許文献1に開示されている構成がある。
この特許文献1には、十字状に構成されたコイルを、正方形をしたコイル収容部を有するケース体内に収容したものが開示されている。そして、ここに開示されている構成は、十字状に交差する各コイル部の延伸方向が、コイル収容部の各辺に平行に配設される構成となっている。
WO2005/088767(図1、図5、図6等参照)
ところで、アンテナコイルの感度を高める方法として、コアの長さを長くしてコアボリュームを大きくしたり、あるいはコイルの巻き数を増やしたり、またはコイル長を長くすることが考えられる。一方、コアの長さを長くしたり、あるいはコイルの巻き数を増やしたり、またはコイル長を長くすることは、アンテナコイルの大型化を招く原因となる。
そこで、本発明は上記の事情に基づきなされたもので、その目的とするところは、アンテナコイルの大型化を招くことなく、コアの長さを長くしたり、あるいはコイルの巻き数を増やし、またはコイル長を長くして、感度の高いアンテナコイルを提供しようとするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、第1コア部を有する第1コイル部と、第1コア部に交差する第2コア部を有する第2コイル部と、第1コイル部および第2コイル部を収容するコイル収容部を有するケース体とを有し、第1コイル部および第2コイル部が、各コイル部の延伸方向をコイル収容部の対角方向に向けて配設されたアンテナコイルにおいて、第1コア部と第2コア部とは、互いに嵌り合う嵌合部にて交差し、第1コア部の嵌合部には、第2コア部が嵌る間隔で配置される凸片部が第1コア部の各側面にそれぞれ設けられ、第2コア部の嵌合部には、第1コア部が嵌る間隔で配置される凸片部が第2コア部の各側面にそれぞれ設けられる構成とするものである。
また、他の発明は、上述の発明に加えて更に、第1コア部と第2コア部との少なくとも一方のコア部は、先端部の側面が先端方向に向かうにつれて、コア部の中央側に向かう状態で傾斜する構成とするものである。
このように構成した場合には、さらに、第1コア部および第2コア部の長さを長くすることができるため、コアボリュームをより大きくすることができる。
さらに、他の発明は、第1コア部と第2コア部とは互いに別々の部材として構成され、第1コア部と第2コア部は、第1コイル部と第2コイル部の交差部において、互いに嵌まり合う嵌合部を有する構成とするものである。
このように構成した場合には、さらに、第1コイル部と第2コイル部のコイルの巻き数を増やしたりコイル長を長く設けることができる。
さらに、他の発明は、第1コイル部と第2コイル部とは、互いに直交して配設されている構成とするものである。
このように構成した場合には、第1コイル部と第2コイル部の延伸方向について、互いに均一な感度を有するアンテナを構成することができる。
さらに、他の発明は、第1コイル部および第2コイル部の延伸方向と直交する方向にコイル線が巻回され、第1コイル部および第2コイル部を内側に配設する第3コイル部を備える構成とするものである。
このように構成した場合には、第1コイル部および第2コイル部の延伸方向と直交する方向についても、感度の高いアンテナを構成することができる。
さらに、他の発明は、上述のアンテナコイルを、コイル端子部を除き、全体を樹脂モールドする構成とするものである。
このように構成した場合には、アンテナコイルを外部からの衝撃等に対して保護することができる。
さらに、他の発明は、ケース体を、長方形状とする構成とするものである。
さらに、本発明は、第1コア部を有する第1コイル部と、第1コア部に交差する第2コア部を有する第2コイル部と、第1コイル部および第2コイル部を収容するコイル収容部を有するケース体とを有し、第1コイル部および第2コイル部が、各コイル部の延伸方向をコイル収容部の対角方向に向けて配設されたアンテナコイルにおいて、第1コイル部および第2コイル部の延伸方向と直交する方向にコイル線が巻回される第3のコイル部を有し、第1コイル部および第2コイル部は、第3のコイル部の内側に配設され、第1コア部と第2コア部との少なくとも一方の先端部の側面は、先端方向に向かうにつれて、コア部の中央側に向かう状態で傾斜している構成とするものである。
さらに、本発明は、第1コア部を有する第1コイル部と、第1コア部に直交する第2コア部を有する第2コイル部と、第1コイル部および第2コイル部を収容するコイル収容部を有するケース体とを有し、第1コイル部および第2コイル部が、各コイル部の延伸方向をコイル収容部の対角方向に向けて配設されたアンテナコイルにおいて、第1コア部と第2コア部とは、互いに嵌り合う嵌合部にて直交し、各コイル部の幅W、コイル収容部の幅K、鍔部の長さtに対して、W<K・(2 1/2 −1)+2tの関係を有する構成とするものである。
本発明によると、アンテナコイルの大型化を招くことなく、コアの長さを長くしたり、あるいはコイルの巻き数を増やし、またはコイル長を長くして、感度の高いアンテナコイルを提供することができる。
本発明の一の実施の形態に係るアンテナコイルの構成を示す平面図である。 図1のアンテナコイルのコイル線を点線で表わしたアンテナコイルの平面図である。 図1に示す十字状コイルのコイル長を説明するための図である。 十字状コイルを、コイルの延伸方向を周壁部に沿わせて配設したときのコイル長を説明するための図である。 本発明の他の実施の形態の構成を示す平面図である。 図5の第1コア部または第2コア部の構成を示す側面図である。 図5の第1コアまたは第2コアの構成を示す平面図である。 図5の十字状コイルの構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態の変形例を示す図である。
10 … アンテナコイル
211 … 第1コイル部
212 … 第2コイル部
34 … コイル収容部
30 … ケース体
211A … 第1コア部
212A … 第2コア部
211B … 鍔部
212B … 鍔部
211B,211B … 側面
212B,212B … 側面
211D,212D … 嵌合部
以下、本発明の一の実施の形態に係る、アンテナコイル10について、図1から図4に基づいて説明する。
図1に示すように、アンテナコイル10は、コイル部20とケース体30を有している。コイル部20は、コイル線21Aが巻回されて構成される十字状コイル21と、コイル線22Aが巻回されて構成される周回コイル22とを備えている。
十字状コイル21は、第1コイル部211と第2コイル部212と備え、第1コイル部211と第2コイル部212とは、互いに中央部において、十字状に交差している。
この実施の形態においては、第1コイル部211、第2コイル部212および周回コイル22によりいわゆる3軸コイルが構成される。具体的には、第1コイル部211がX軸方向のコイルを構成し、第2コイル部212がY軸方向のコイルを構成する。すなわち、第1コイル部211と第2コイル部212は、互いに直交して配設されている。そして、周回コイル22がZ軸方向のコイルを構成している。したがって、第1コイル部211と第2コイル部212は、それぞれ、互いに直交するXY方向について高い感度を有し、また、周回コイル22は、XY方向に直交するZ軸方向に高い感度を有する。なお、第1コイル部211と第2コイル部212は直交しているため、XY方向に対して、均一な指向性の感度を有することができる。
なお、以下の説明において、第1コイル部211と第2コイル部212が延伸する方向、すなわちコイル長の長さ方向に沿う面を水平面とし、この水平面に直交する方向を上下方向として説明する。すなわち、図1において、紙面に沿う方向が水平面であり、紙面の表面側が上側(上方)、裏面側が下側(下方)となる。
周回コイル22は、水平面に沿う方向に十字状コイル21を囲むようにして配設されている。すなわち、周回コイル22は、第1コイル部211および第2コイル部212の延伸方向と直交する方向にコイル線22Aが巻き上げられるように巻回される。したがって、第1コイル部211および第2コイル部212は、周回コイル22の内側に配設されることになる。ケース体30は、水平面に対して立設する周壁部31と水平面に沿って配設される底部32を有する箱形を呈し、全体として上下方向に扁平した直方体を呈している。底部32の上方については開口部33となっている。
周壁部31は、底部32を囲むように配設され、周壁部31の内側は、周壁部31により四方を囲まれたコイル収容部34となっている。本実施の形態では、周壁部31により囲まれたコイル収容部34は、上方から見た形状が全体として正方形の空間となっている。コイル収容部34を形成する周壁部31は、正方形の角部に当たる部位において、丸味を有したコーナ部31Aとなっているが、コイル収容部34は全体として見れば正方形の空間を呈している。このコイル収容部34には、十字状コイル21と周回コイル22が収容される。
周回コイル22は、周壁部31の内側面に沿ってコイル線22Aが、上下方向と水平方向に幾重にも巻回されて構成されている。周回コイル22のコイル線22Aの一端は接続端子36Aに他端は接続端子36Eにそれぞれ接続されている。
周回コイル22の内側には、十字状コイル21が配設される十字状コイル収容部35が形成される。十字状コイル収容部35は、コイル収容部34に収容されている状態の周回コイル22の内周面により形成される空間であり、コイル収容部34と同様に、上方から見た形状が全体として正方形の空間として形成されている。本実施の形態では、周回コイル22は、コイル線22Aが丸味を有するコーナ部31Aに沿って巻回されるため、十字状コイル収容部35の4つの角隅となるコーナ部35Aも丸味を有することになるが、全体として見れば正方形の空間を呈している。
十字状コイル21は、正方形を呈する十字状コイル収容部35の対角方向に、第1コイル部211と第2コイル部212の長手方向、すなわち延伸方向を沿わせて配設されている。すなわち、十字状コイル21は、第1コイル部211と第2コイル部212の先端部を4つのコーナ部35Aに対向させて配設される。コーナ部35Aは、周壁部31のコーナ部31Aの内側に位置するため、十字状コイル21の第1コイル部211と第2コイル部212は、その長手方向、すなわち延伸方向がコイル収容部34の対角方向に沿って配設されていることにもなる。
十字状コイル21のうち、第1コイル部211の巻線21Aの一端は接続端子36Bに他端は接続端子36Fに、また第2コイル部212の巻線21Aの一端は接続端子36Cに他端は接続端子35Gにそれぞれ接続される。なお、接続端子36Dおよび接続端子36Hはダミーの接続端子である。なお、アンテナコイル10は、接続端子36A,36B,36C,36E,36F,36Gを介して図示外の外部の回路基板等に接続される。
十字状コイル211は、図2に示すように、第1コア部211Aと第2コア部212Aから構成される十字状コア部213を備える。なお、図2は、アンテナコイル10の構造を解かりやすくするため、十字状コイル21を構成するコイル線21Aと周回コイル22を構成するコイル線22Aの存在を省略して点線で表わしている。
第1コア部211Aは、第1コイル部211のコア部を構成し、第2コア部212Aは、第2コイル部212のコア部を構成する。第1コア部211Aの長手方向の両端には第1コア部211Aの先端部となる鍔部211Bが設けられ、また、第2コア部212Aの長手方向の両端には第2コア部212Aの先端部となる鍔部212Bが設けられている。十字状コア部213は、上下方向に扁平した板状体を呈し、鍔部211Bと鍔部212Bの水平面方向の幅は、第1コア部211Aと第2コア部212Aの水平方向の幅よりやや幅広に形成されている。また、第1コア部211Aと第2コア部212Aが交差する交差部213Aも、第1コア部211Aと第2コア部212Aの水平方向の幅よりやや幅広に形成されている。
交差部213Aを挟んで両側に位置する第1コア部211Aのそれぞれには、コイル線21Aが巻回される。ここで、コイル線21Aは、第1コア部211Aの長手方向に交差する方向に沿って巻回され、それによって第1コイル部211が構成される。また、第2コア部212Aについても、交差部213Aを挟んで両側に位置する第2コア部212Aのそれぞれには、コイル線21Aが巻回される。ここで、コイル線21Aは、第2コア部212Aの長手方向に交差する方向に沿って巻回され、それによって第2コイル部212が構成される。
鍔部211Bと交差部213Aは、これらの間に存在する第1コア部211Aよりも水平面方向にやや幅広に形成されている。そのため、第1コア部211Aに巻かれたコイル線21Aは、先端方向において鍔部211Bにより巻き位置が規定され、また中央側において交差部213Aに巻き位置が規定される。つまり、コイル線21Aは、鍔部211Bにより先端方向に抜けないように巻き位置が規制され、また、交差部213Aにより中央方向にずれないように巻き位置が規制されている。また、第2コア部212Aに巻かれたコイル線21Aも、先端方向において鍔部212Bにより巻き位置が規定され、また中央側において交差部213Aに巻き位置が規定される。つまり、コイル線21Aは、鍔部212Bにより先端方向に抜けないように巻き位置が規制され、また、交差部213Aにより中央方向にずれないように巻き位置が規制されている。
鍔部211Bは、第1コア部211Aの水平面方向の両側に位置する側面211B、211Bが、先端側に向かうにつれて互いに間隔を狭めるように構成されている。すなわち、先端方向に向かうに従い、第1コア部211Aの中心方向である内側に傾斜する傾斜面となっている。また、鍔部212Bについても同様に、側面212B,212Bが、先端側に向かうにつれて互いに間隔を狭めるように構成されている。すなわち、先端方向に向かうに従い、第2コア部212Aの中心方向である内側に傾斜する傾斜面となっている。
本実施の形態では、鍔部211Bの側面211B,211Bは、中心線211M(図2参照)に対して45度の傾斜となっている。また、鍔部212Bの側面212B,212Bについても、中心線212Mに対して45度の傾斜となっている。したがって、十字状コイル21を周回コイル22の内側となる十字状コイル収容部35に収容したとき、側面211B,211Bおよび側面212B,212Bは、周回コイル22の内側の側面に沿う方向に配設されることになる。
以上説明したように、十字状コイル210を、第1コイル部211と第2コイル部212がコイル収容部34の対角方向に向くように十字状コイル収容部35に収容することにより、第1コイル部211と第2コイル部212の延伸方向を周壁部31に沿わせる向きで配設するのに比べて、第1コア部211Aおよび第2コア部212Aの長さを長く設けることができる。そのため、コアボリュームを大きくすることができ、アンテナコイル10の感度を高くすることができる。これに加えて、鍔部211Bの側面211B,211B、および鍔部212Bの側面212B、212Bを内側に傾斜させることで、第1コア部211Aの先端部である鍔部211Bと第2コア部212Aの先端部である鍔部212Bをコーナ部35A側に一層長く延設することができる。すなわち、第1コア部211Aと第2コア部212Aをより長くすることができ、コアボリュームが大きくなるので、アンテナコイル10の感度を高くすることができる。さらに、鍔部211Bと鍔部212Bの先端部の形状を、コナー部35Aの内側の形状に沿う形状にすることで、第1コア部211Aと第2コア部212Aの長さを、十字コイル収容部35内において、最大限に長く設けることができる。また、第1コイル部211と第2コイル部212の延伸方向を周壁部31に沿わせる向きで配設するのに比べて、第1コイル部211と第2コイル部212のコイル長を長く設けることができるので、アンテナコイル10の感度を高くすることができる。
また、鍔部211Bの側面211B,211B、および鍔部212Bの側面212B、212Bを内側に傾斜させることで、第1コイル部211および第2コイル部212を周回コイル22の内側の側面に近接させることができる。このため、第1コイル部211と第2コイル部212のコイル長を長く設けることができる。また、その結果、コイルの巻き数を増やすことができる。
第1コア部211Aと第2コア部212Aの先端部は、鍔部211Bおよび鍔部212Bを設けることなく、第1コア部211Aと第2コア部212Aの先端部の側面が内側に傾斜するように構成してもよい。この場合にも、第1コア部211Aと第2コア部212Aの先端部がコーナ部35A側により一層長く延設されるため、第1コア部211Aと第2コア部212Aをより長いものとすることができる。
なお、本実施の形態のようにアンテナコイル10を構成した場合には、コイル線21Aが巻回される部位の幅を適切に設定することにより、コイル長の長さを長くすることができる。このことについて、図3および図4を参照しながら説明する。図3および図4は、図2と同様に、コイル線21A、22Bの存在を省略して点線で示した図となっている。
図3は、上述したように、アンテナコイル10を第1コイル部211、第2コイル部212の延伸方向を十字状コイル収容部35の対角方向に沿わせて配設した状態を示している。一方、図4は、アンテナコイル10を第1コイル部211、第2コイル部212の延伸方向を十字状コイル収容部35の辺部に沿わせて配設した状態を示している。
図3において、第2コイル部212の交差部213Aの長さ(第2コイル部212の延伸方向の長さ)をDとし、またコイル線21Aが巻回される部位の幅をWとする。そして、十字状コイル21(第1コイル部211および第2コイル部212)が収容される十字状コイル収容部35の幅をKとする。このとき、第1コイル部211(第2コイル部212)のコイル長L1は、次式(1)で表わされる長さにすることができる。

L1=(K/2)・21/2−(D/2+W/2)・・・ (1)
一方、図4において、第1コイル部211の交差部213Aの長さ(第1コイル部211の延伸方向の長さ)をDとし、コイル線が巻回される部位の幅をW、また鍔部211Bの長さ(第1コイル部211の延伸方向の長さ)をtとする。そして、この第1コイル部211および第2コイル部212が収容される十字状コイル収容部35の幅をKとする。このとき、第1コイル部211のコイル長L2は、次式(2)で表わされる長さにすることができる。

L2=(K/2)−(D/2+t) ・・・ (2)
そして、L1とL2の長さの差は、次式(3)で表わされる。

L1−L2=K/2・(21/2−1)−W/2+t ・・・ (3)
したがって、Wが次式(4)の範囲内の大きさであれば、十字状コイル21を、第1コイル部211と第2コイル部212を十字状コイル収容部35の辺部に沿わせて配設するよりも、第1コイル部211と第2コイル部212をそれぞれ、コイル収容部34の対角方向に向けて収容した方が、第1コイル部211と第2コイル部212のコイル長を長く取ることができる。

W<K・(21/2−1)+2t ・・・ (4)
また、鍔部211B(鍔部212B)は、側面211B,211B(側面212B、212B)を傾斜させたとしても、図4に示す場合には、コイル長の長さに影響を与えることがない。
また、図4示す構成において、コイル長を一番長く取れるのは、鍔部211B(212B)を設けない場合である。図4に示す構成において、鍔部211B(212B)を設けないときのコイル長L2は、(2)式においてt=0であるから、L2=(K/2)−D/2となる。
これに対し、十字状コイル21を図3に示すように配設し、(4)式においてt=0として、WをW<K・(21/2−1)の範囲に設定すれば、鍔部211B(鍔部212B)を設けながら、十字状コイル21を図4に示すように配設する場合よりも、コイル長を長くすることができる。
次ぎに上述の実施の形態で説明したアンテナコイル10の他の実施の形態に係るアンテナコイル11を図5から図8を参照しながら説明する。なお、上述したアンテナコイル10と同様の部材については同一の符号を付しその説明を省略する。
この実施の形態は、十字状コア部213を構成する第1コア部211Aと第2コア部212Aを別々の部材とし、第1コア部211Aの中央部に形成した嵌合部211Dと第2コア部212Aの中央部に形成した嵌合部212Dとを互いに嵌合し、十字状コア部213として構成したものである。
図5は、第1コア部211Aと第2コア部212Aとを嵌合部211Dと嵌合部212Dにおいて嵌合し、十字状コイル21を完成させ、十字状コイル収容部35に収容した状態を示している。
また、図6から図8は、嵌合部211Dと嵌合部212Dの構成を説明するための図である。図6は、第1コア部211A(第2コア部212A)の側面図を表わし、図7は、第1コア部211A(第2コア部212A)を上方から見た平面図を表わしている。また図8は、十字状コイル21の分解斜視図である。なお、第1コア部材211Aと第2コア部材212Bは、嵌合部211Dと嵌合部212Dを含め同一の構成となっている。したがって、図6および図7は、第1コア部材211Aと第2コア部材212Bの両方の構成を表わしている。
嵌合部211D(212D)は、上下嵌合部21Eと、水平嵌合部21Fおよび水平被嵌合部21Gとから構成されている。上下嵌合部21Eは、第1コア部211A(第2コア部212A)の中央部を半分の厚さに凹形に切り欠かれて形成され、切り欠かれた部分を受部21Eとして、また、残りの部分を被受部21Eとして構成されている。第1コア部材211Aと第2コア部材212Bのそれぞれの上下嵌合部21Eは、互いに同じ形状に切り欠かれていて、いわゆる相欠接ぎ部を構成している。
したがって、第1コア部211Aと第2コア部212Aを、互いに直角に交差させるとともに、上下嵌合部21Eにおいて受部21Eが向かい合うようにして上下方向に重ね合わせると、一方の上下嵌合部21Eの受部21Eに他方の上下嵌合部21Eの被受部21Eが嵌り、第1コア部211Aと第2コア部212Aは互いに嵌合することになる。
水平嵌合部21Fは、第1コア部211A(第2コア部212A)の両側の側面に突設される4つの凸片部21Fから構成される。凸片部21Fは各側面に、第1コイル部211(第2コイル部212)の延伸方向に沿って2つずつ設けられている。また、凸片部21Fは、第1コア部211A(第2コア部212A)の上下方向において被受部21Eが設けられる側に、第1コア部211A(第2コイル部212)の厚さの半分の厚さに形成されている。
第1コア部211A(第2コア部212A)の各側面に2つずつ設けられている凸片部21Fの間隔は、水平被嵌合部21Gが隙間無く嵌る間隔に形成されている。すなわち、水平嵌合部21Fは、各側面において2つの凸片部211Fから構成される嵌合部となっている。水平被嵌合部21Gは、第1コイル部211(第2コイル部212)の延伸方向に沿って上下嵌合部21Eを挟んで2箇所設けられている。
このような水平嵌合部21Fと水平被嵌合部21Gを有する第1コア部211Aと第2コア部212Aを、互いに直角に交差させるとともに、水平嵌合部21Fと水平被嵌合部21Gにおいて水平被嵌合部21Gが設けられる側を対向させて上下方向に重ね合わせる。こうすると、第1コア部211Aの側の水平嵌合部21Fに、第2コア部212Aの側の水平被嵌合部21Gが嵌り、また、第2コア部212Aの側の水平嵌合部21Fに、第1コア部211Aの側の水平被嵌合部21Gが嵌ることになる。これにより第1コア部211Aと第2コア部212Aは、互いに嵌合することになる。
十字状コイル21は、別々に作成した第1コイル部211と第2コイル部212を、嵌合部211Dと嵌合部212Dにおいて嵌合することにより完成される。すなわち、第1コア部211Aにコイル線21Aを巻回して、第1コイル部211を作成する。また、第1コア部211Aとは分離した状態の第2コア部212Aにコイル線21Aを巻回して、第2コイル部212を作成する。そして、このように別々に作成した第1コイル部211と第2コイル部212を、嵌合部211Dと212Dを嵌合して十字状コイル21として完成させる。
第1コイル部211と第2コイル部212を別々に作成することにより、第1コア部211Aおよび第2コア部212Aに巻線機によりコイル線21Aを巻く作業において、巻線機を第1コア部211Aおよび第2コア部212Aに接近させることができる。これにより、特に、中央側における嵌合部211Dに極めて近くまでコイル線21Aを寄せることができる。そのため、第1コイル部211のコイル長を長くすることができ、また巻き数も増やすことができる。第2コイル部材212についても同様に、中央側における嵌合部212Dに極めて近くまでコイル線21Aを寄せることができるため、第2コイル部212のコイル長を長くすることができ、また巻き数も増やすことができる。
逆に、例えば、第1コア部211Aと第2コア部212Aを嵌合させて十字状にした状態で巻き線作業を行った場合には、第1コア部211Aに対して巻き線作業を行うに際しては、第2コア部212Aが邪魔になり、巻線機を第1コア部211Aに接近させることができない。第2コア部212Aに巻き線作業を行うに際しても、第1コア部211Aが邪魔になり、巻線機を第2コア部212Aに接近させることができない。そのため、特に、嵌合部211D,212Dの近くまで巻き線を行おうとする際に、第1コア部211Aあるいは第2コア部212Aが巻き線作業の障害になり、嵌合部211D,212Dにコイル線を十分に寄せて巻き線をすることができない。
嵌合部211Dと嵌合部212D同士を嵌め合わせる場合、両者に接着剤等を塗布した後に嵌め合わせるようにしても良い。このようにすると嵌合部211Dと嵌合部212Dの接合が強固なものとなる。
次に、上述の実施の形態で説明したアンテナコイル10の構成の変形例であるアンテナコイル100の構成を図9に示す。なお、上述の実施の形態におけるアンテナコイル10を構成する部材と同様の機能および構成を有する部材については、同一の図番を付しその説明を省略する。
アンテナコイル100は、上述の実施の形態においては、コイル収容部34および十字状コイル収容部35が正方形であったのに対し、コイル収容部150および十字状コイル収容部160を長方形に構成している。このとき、アンテナコイル100は、図9の左右方向の長さが上下方向の長さよりも長く設けられている。そして、十字状コイル170を構成する第1コイル171と第2コイル部172の延伸方向を十字状コイル収容部160の対角方向に沿うように配設している。このように構成した場合にも、第1コイル171と第2コイル部172を十字状コイル収容部160の辺部に沿わせて、十字状コイル170を配設するのに比べて、コイル長を長く設けることができる。
ところで、上述の各実施の形態およびその変形例のアンテナコイル10(アンテナコイル100)は、いずれも3軸コイルの構成が示されているが、Z軸方向のコイルを構成している周回コイル22を省略し、第1コイル部211(171)と第2コイル部212(172)から構成されるX−Y方向についての2軸コイルとして構成してもよい。
また、上述の各実施の形態およびその変形例に示す第1コイル部211(171)と第2コイル部212(172)については、長手方向の両側にコイル線21Aが巻回されているが、長手方向の半分側だけにコイル線21Aを巻回する構成としてもよい。
また、アンテナコイル10(100)全体を樹脂でモールドしてもよい。このように構成すると、ケース体30から十字状コイル21(170)、周回コイル22等の脱落を防止できたり、アンテナコイル10(100)を外部からの衝撃等に対して保護することができる。
また、第1コア部材211A、第2コア部材212A、第1コイル部171を構成するコア部材および第2コイル部172を構成するコア部材については、長手方向の中央部を挟んで、両側が同一形状で同一の材質でもよいし、一方の側が、他方の側に対して、長さや幅等を違えた非対称の形状としたり、材質についても各側で違うものを用いるようにしてもよい。
本発明のコイル部品は、電気機器の分野において利用することができる。

Claims (6)

  1. 第1コア部を有する第1コイル部と、
    上記第1コア部に交差する第2コア部を有する第2コイル部と、
    上記第1コイル部および上記第2コイル部を収容するコイル収容部を有するケース体とを有し、
    上記第1コイル部および上記第2コイル部が、上記各コイル部の延伸方向を上記コイル収容部の対角方向に向けて配設されたアンテナコイルにおいて、
    上記第1コア部と上記第2コア部とは、互いに嵌り合う嵌合部にて交差し、
    上記第1コア部の嵌合部には、上記第2コア部が嵌る間隔で配置される凸片部が上記第1コア部の各側面にそれぞれ設けられ、
    上記第2コア部の嵌合部には、上記第1コア部が嵌る間隔で配置される凸片部が上記第2コア部の各側面にそれぞれ設けられる、
    ことを特徴とするアンテナコイル。
  2. 前記第1コア部と前記第2コア部との少なくとも一方のコア部は、先端部の側面が先端方向に向かうにつれて、上記コア部の中央側に向かう状態で傾斜することを特徴とする請求項1に記載のアンテナコイル。
  3. 前記第1コイル部と前記第2コイル部とは、互いに直交して配設されていることを特徴とする請求項1または2に記載のアンテナコイル。
  4. 前記第1コイル部および前記第2コイル部の延伸方向と直交する方向にコイル線が巻回され、前記第1コイル部および前記第2コイル部を内側に配設する第3のコイル部を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のアンテナコイル。
  5. 請求項1から4のいずれか1項記載のアンテナコイルは、コイル端子部を除き、全体を樹脂モールドされていることを特徴とするアンテナコイル。
  6. 前記ケース体は、長方形状であることを特徴とする請求項1に記載のアンテナコイル。
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