JP4518280B2 - 色域形成装置、色変換装置、色域形成プログラム、色変換プログラム - Google Patents

色域形成装置、色変換装置、色域形成プログラム、色変換プログラム Download PDF

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Description

本発明は、色域形成装置、色変換装置、色域形成プログラム、色変換プログラムに関するものである。
一般に、画像入力装置や画像出力装置においては、入力あるいは再現可能な色の範囲である色域が異なっている。そのため、画像入力装置で入力された画像を画像出力装置で出力する場合、画像入力装置の色域である入力色域のうち、画像出力装置の色域である出力色域に含まれない色については、画像出力装置では再現できない。従って、入力色域のうち少なくとも出力色域に含まれない色を、出力色域の色へ変換する必要がある。しかも、入力色域の画像に近い色再現が画像出力装置でなされることが望まれている。
このような入力色域から出力色域への色変換を行う方法がいくつか提案されている。図13は、従来の色変換方法の第1の例の説明図である。この方法では、色相については変更せず、明度及び彩度について変更する方法である。このような方法は、例えば特許文献1などで用いられている。
図13において実線が入力色域の外郭を示し、太線が出力色域の外郭を示している。一例として赤(R)についての色変換を行う場合を示している。この第1の例では、図13(B)に示すように入力色域の赤(R)を彩度方向及び明度方向に変更して、出力色域の外郭上のR’として示した色に変換する。この色R’は、図13(A)に示すように出力色域の赤(R)とは異なる色である。
図14は、従来の色変換方法の第1の例における色の変化の一例の説明図である。この第1の例で示した方法で色変換を行った場合に、入力色域の外郭上の色が出力色域におけるどのような色に変換されるかを、図14に示している。まず図14に示すように赤(R)からマゼンタ(M)へ向かう方向に、入力色域の外郭に沿って色を変化させてみる。入力色域においては、赤(R)から離れるに従い、彩度及び明度が徐々に低下してゆき、ある程度から彩度が徐々に上昇してマゼンタ(M)まで変化して行くことになる。しかし、出力色域においては色R’から赤(R)まで彩度が上昇した後、彩度が低下して行くことになる。そのため、赤の近辺で彩度変化の逆転が発生し、色の印象は異なってしまう。
図15は、従来の色変換方法の第2の例の説明図である。この方法では、色差が最も小さくなる色へ変換している。例えば特許文献2などにおいて、複数の色域の共通色域を作成した後、その共通色域に対して色変換を行う場合に採用している。
この第2の例で示した方法を用いた場合も、図14で説明したように、特に彩度の変化が入力色域と出力色域とで異なることになる。また、図15(B)からも分かるように、入力色域において最も彩度が高い色から外郭に沿って明度を低下させて行く場合にも、入力色域では徐々に彩度が低下して行くが、出力色域では一旦彩度が上昇した後に減少するという変化をたどり、このような色変化の逆転により色の印象は大きく異なってしまう。
図16は、従来の色変換方法の第3の例の説明図である。この方法では、入力色域の飽和色を出力色域の飽和色に合わせる変換を行うものである。例えば特許文献3などにおいて用いられている方法である。
色域における飽和色は、色要素の1又は複数が100%、他の色要素が0%の色である。例えば色要素が赤(R)、緑(G)、青(B)であれば、それぞれが100%のR、G、B、及び2つが100%となるシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)である。また、白、黒を含める場合もある。例えば色要素がC、M、Yであれば、C、M、Y、R、G、Bあるいはさらに白、黒である。C、M、Yとともに墨(K)を色要素として含む場合には、さらにCK、MK、YK、RK、GK、BK等を含むこともある。これらの飽和色は、周囲の色に比べて彩度について極大値を持つことが多く、例えばLAB色空間などの装置独立な色空間における3次元形状では、凸状の頂点となる場合が多い。
この第3の方法では、図16に示すように、入力色域の飽和色を出力色域の飽和色に合わせる。これによって、図14や図15で説明した彩度変化の不一致は発生しない。しかし、入力色域の飽和色の色と出力色域の飽和色の色とが大きく異なっている場合があり、その場合には再現される画像の印象が異なってしまう。
特開2002−335416号公報 特開2003−153020号公報 特開2004−32140号公報
本発明は、入力色域から出力色域への色変換を行う際に、色変化の逆転の防止と色再現性の向上を両立させた色変換装置および色変換プログラムと、そのための変換色域を形成する色域形成装置および色域形成プログラムを提供することを目的とするものである。
本願請求項1に記載の発明は、入力色域外郭上で再現可能な飽和色を少なくとも基準入力色とし該基準入力色を出力色域で再現可能な色へ変換した色である基準出力色を取得する基準色取得手段と、前記入力色域外郭上の飽和色に対応する前記基準出力色を凸状点とする変換色域を前記出力色域内で形成する変換色域形成手段を有し、前記基準色取得手段は、前記入力色域外郭上の飽和色を前記出力色域で再現可能な色へ変換した場合の色と等色相の面と、前記出力色域外郭上の1次色で色再現を行う場合の色の軌跡との交点が存在する場合に、該交点の色についても前記基準出力色として取得することを特徴とする色域形成装置である。
本願請求項2に記載の発明は、入力色域外郭上で再現可能な飽和色を少なくとも基準入力色とし該基準入力色を出力色域で再現可能な色へ変換した色である基準出力色を取得する基準色取得手段と、前記入力色域外郭上の飽和色に対応する前記基準出力色を凸状点とする変換色域を前記出力色域内で形成する変換色域形成手段を有し、前記基準色取得手段は、前記入力色域外郭上の飽和色を前記出力色域で再現可能な色へ変換した場合の色と等色相の面と、前記出力色域外郭上の1次色の飽和色に墨または墨以外の2つ以上の色成分を等比率で加えた場合の色の軌跡または墨と墨以外の色成分を等比率で加えた場合の色の軌跡との交点が存在する場合、または、2次色の飽和色に1つ以上の色成分を加えた場合の色の軌跡との交点が存在する場合に、該交点の色についても前記基準出力色として取得することを特徴とする色域形成装置である。
本願請求項3に記載の発明は、本願請求項1または請求項2に記載の色域形成装置における前記基準色取得手段が、さらに入力色域外郭上で再現可能な複数の色を基準入力色として含んでいることを特徴とする色域形成装置である。
本願請求項4に記載の発明は、本願請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の色域形成装置における前記色域形成手段が、前記基準出力色を結ぶ直線または曲線を辺とする形状の前記変換色域を形成することを特徴とする色域形成装置である。
本願請求項5に記載の発明は、本願請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の色域形成装置における前記色域形成手段が、前記基準出力色を前記出力色域の外郭とするとともに前記入力色域の外郭と相似形状の前記出力色域を形成することを特徴とする色域形成装置である。
本願請求項6に記載の発明は、本願請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の色域形成装置で形成された前記変換色域を用いて入力された画像形成信号を前記変換色域の色へ色変換する色変換手段を有することを特徴とする色変換装置である。
本願請求項7に記載の発明は、コンピュータに、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の色域形成装置の機能を実行させることを特徴とする画像処理プログラムである。
本願請求項8に記載の発明は、コンピュータに、請求項6に記載の色変換装置の機能を実行させることを特徴とする色変換プログラムである。
本願請求項1に記載の発明によれば、入力色域における色変化と出力色域における色変化の逆転の防止と色再現性の向上を両立させた色変換を実現するための、出力色域における1次色で再現可能な色を利用した変換色域を形成することができる。
本願請求項2に記載の発明によれば、入力色域における色変化と出力色域における色変化の逆転の防止と色再現性の向上を両立させた色変換を実現するための、出力色域における1次色の飽和色に墨または墨以外の2つ以上の色成分を等比率で加えた場合の色または墨と墨以外の色成分を等比率で加えた場合の色、あるいは、2次色の飽和色に1つ以上の色成分を加えた場合の色を利用した変換色域を生成することができる。
本願請求項3に記載の発明によれば、出力色域を広く使用した変換色域を生成することができる。
本願請求項4に記載の発明によれば、出力色域内に容易に変換色域を生成することができる。
本願請求項5に記載の発明によれば、入力色域における色変化の特性に近い色再現特性を変換色域において実現することができる。
本願請求項6に記載の発明によれば、入力色域における色変化と出力色域における色変化の逆転の防止と色再現性の向上を両立させた色変換を実現することができる。
本願請求項7に記載の発明によれば、入力色域における色変化と出力色域における色変化の逆転の防止と色再現性の向上を両立させた色変換を実現するための変換色域を形成することができる。
本願請求項8に記載の発明によれば、入力色域における色変化と出力色域における色変化の逆転の防止と色再現性の向上を両立させた色変換を実現することができる。
図1は、本発明の実施の一形態を示す構成図である。図中、1は色域情報取得部、2は基準色取得部、3は色域形成部、4は色変換部である。色域情報取得部1は、入力色域及び出力色域の情報を取得する。入力色域及び出力色域は、例えばICCプロファイルなどによって提供されている場合には、それらを使用すればよい。
基準色取得部2は、入力色域外郭上で再現可能ないくつかの点を基準入力色とし、その基準入力色を出力色域で再現可能な色へ変換した色である基準出力色を取得する。基準入力色としては、入力色域外郭における飽和色を少なくとも含み、さらに入力色域外郭上の複数の色を含んでいてよい。基準入力色に対応する基準出力色を求める方法は任意であるが、例えば入力色域の画像に近い色再現が画像出力装置でなされる色を基準出力色とするとよい。また、基準入力色が出力色域外の色である場合には、出力色域の外郭上の色を基準出力色とするとよい。さらに、入力色域の高彩度色の明度よりも高い明度の基準入力色については、出力色域外郭でかつ出力色域の高彩度色の明度よりも高い明度の色を基準出力色とするとよい。
なお、基準出力色には基準入力色に対応する色のほか、入力色域外郭上の飽和色に対応する基準入力色から白への色を出力色域で再現可能な色へ変換した場合の軌跡と、出力色域外郭上の1次色で色再現を行う場合の色の軌跡との交点が存在する場合に、その交点の色についても基準出力色とするとよい。また、入力色域外郭上の飽和色に対応する基準入力色から黒への色を前記出力色域で再現可能な色へ変換した場合の軌跡と、出力色域外郭上の1次色の飽和色に墨または墨以外の2つ以上の色成分を等比率加えた場合の色の軌跡または墨と墨以外の色成分を等比率で加えた場合の色の軌跡との交点が存在する場合、または、2次色の飽和色に1つ以上の色成分を加えた場合の色の軌跡との交点が存在する場合に、その交点の色についても基準出力色とするとよい。さらに、入力色域外郭と出力色域外郭とが交差するいくつかの点の色も基準出力色に含めておくとよい。
色域形成部3は、基準入力色のうちの入力色域外郭上の飽和色に対応する基準出力色を凸状点とする変換色域を、出力色域内で形成する。変換色域の形成は、例えば、基準出力色を直線または曲線で結び、その直線または曲線を辺とする形状を変換色域とすればよい。また、基準出力色を出力色域の外郭とするとともに、入力色域の外郭と相似形状となるように出力色域を形成してもよい。この場合、入力色域の形状が変換色域において保存されることになる。
色変換部4は、色域形成部3で形成した変換色域を用いて、入力された画像形成信号を変換色域の色へ変換する処理を行う。この変換処理の方法は任意であり、種々の周知の方法を適用すればよい。なお、この色変換部4は色域情報取得部1、基準色取得部2、色域形成部3とは別体の装置として構成してもよい。
図2は、本発明の実施の一形態における動作の概要を示す流れ図である。S11において、色域情報取得部1は入力色域と出力色域の情報を取得する。S12において、基準色取得部2は入力色域外郭上で再現可能ないくつかの点を基準入力色とし、その基準入力色を出力色域で再現可能な色へ変換した基準出力色を取得する。
S13において、色域形成部3は基準出力色をもとに出力色域内で変換色域を形成する。変換色域の形成は、入力色域の基準入力色の一部である飽和色に対応する基準出力色が、変換色域の凸状点となるように行う。
S14において、入力された画像形成信号をS13で形成した変換色域の色となるように色変換を行う。変換後の画像形成信号は、他の種々の処理を経て画像の形成に使用すればよい。あるいは、特定の画像形成信号に対して変換処理を行い、他の種々の処理を施して出力装置で用いる信号を生成し、その信号と元の画像形成信号と対応づけて変換係数を求めてもよい。この場合、画像を形成する際には変換係数を用いた変換処理を行えばよい。
以下、本発明の実施の一形態において変換色域を形成するいくつかの処理について、その概要を模式的に示す。以下の各図において、入力色域の外郭を細線で、出力色域の外郭を太線で、変換色域の外郭を破線で、それぞれ示している。また、色空間としてLAB色空間をもとに示しているが、他の色空間であってもよいことは言うまでもない。
図3は、本発明の実施の一形態における第1の例の説明図である。この例では基準入力色を入力色域の外郭上の飽和色である赤(R)、緑(G)、青(B)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)としている。これらの基準入力色を出力色域外郭の色に変換した点をR’、G’、B’、C’、M’、Y’としている。これらの点R’、G’、B’、C’、M’、Y’が基準出力色である。図3(A)においては、基準出力色が出力色域の内側に示されている場合もあるが、実際には図3(B)に示すように彩度が低く明度が異なる外郭上の色である。なお、図3(B)についても、基準入力色と基準出力色の色相が異なる場合もある。
変換色域は、これらの基準出力色を凸状点とする形状であって、出力色域内の領域として形成される。単純には、例えば各基準出力色を直線または曲線で結び、その直線または曲線を辺とする形状を変換色域とすればよい。図3では、基準出力色を直線で結び、その直線を辺とする変換色域を形成した例を示している。
このような変換色域では、例えば各凸状点から隣接する凸状点へ色が変化した場合、変換色域においても凸状点から凸状点への色の変化となる。例えば入力色域において凸状の点となる飽和色RからMへの色変化は、変換色域におけるR’からM’への色変化となる。R’、M’は凸状点となっているから、従来技術で説明した変換前後における彩度変化の不一致が発生しない。また、図3(B)からも分かるように、飽和色から黒への色変化についても、入力色域では彩度が単調に低下して行くが、変換色域においても基準出力点となる凸状点から彩度は単調に低下する傾向がそのまま再現されることになり、従来技術で説明した彩度の逆転などは発生しない。
図4は、本発明の実施の一形態の第1の例における基準出力色を結ぶ辺の求め方の別の例の説明図である。図3においては基準出力点の間を直線で結んで変換色域の辺とした例を示したが、別の方法によって変換色域の辺を求めてもよい。図4に示す例では、基準出力色と対応する飽和色との色差ベクトルを利用して辺を求める例を示している。図中、R’が基準出力色であり、rが飽和色である。この赤の飽和色rは、例えば出力装置が赤の色材を使用する場合には、赤の色材を最大限使用して再現される色である。また、例えば出力装置がイエロー及びマゼンタの色材を使用する場合には、イエローとマゼンタの両方の色材を最大限使用して再現される色である。
飽和色rから基準出力色R’へ向かう色差ベクトルを、例えば次の基準出力色M’へ向けて徐々に小さくしてゆくことによって、基準出力色R’−M’間の辺を得ればよい。なお、色差はCIE1976色差式、CIE94色差式、CIEDE2000色差式などを用いて導出すればよい。また、色差ベクトルを小さくして行く方法については任意である。
図4では次の基準出力色M’においては簡単のために色差ベクトルが生じていないものとして図示しているが、次の基準出力色M’においても色差ベクトルが生じている場合がある。そのような場合には、各基準出力色における色差ベクトルに対して重み付けをして合成し、辺の形状を求めればよい。
また別の方法として、各基準出力色を出力装置で再現する際の色材量をもとに、基準出力色間では色材量を補間演算して求め、求めた色材量で再現される色によって変換色域の辺を形成してもよい。
図5は、本発明の実施の一形態の第1の例における基準出力色を結ぶ辺の求め方のさらに別の例の説明図である。この例では、入力色域と相似な変換色域を形成した例を示している。基本的には、図5(B)に示すように、基準出力色を凸状点として、入力色域の外郭形状と相似形状の変換色域を形成すればよい。ただし、出力色域外郭からはみ出す場合には、はみ出す部分について出力色域外郭に制限すればよい。
また色相方向については、2点の基準出力色を通るように辺を設定するため入力色域の外角形状と相似形状とならない場合もある。ここでは、対応する基準入力色と基準出力色との彩度の比率を用い、その彩度の比率を次の基準出力色における彩度の比率との間で徐々に変更してゆき、基準出力色間の辺を求めている。
基準出力色間の辺の求め方については、上述のいくつかの方法以外の方法によって求めてもよい。その際には、入力色域の飽和色に対応する基準出力色が凸状点となるようにしなければならない。また、出力色域の範囲内で求める必要がある。
図6、図7は、本発明の実施の一形態における第2の例の説明図である。図3に示した例のように基準出力色が凸状点だけでは、出力色域を単純な形状でしか表せない場合や、中間的な色で適切な色に変換されない場合、あるいは、出力色域を有効に活用できない場合などが生じることがある。これらを低減するため、この例では基準入力色として入力色域の飽和色以外の入力色域外郭上の点を追加し、追加した基準入力色を出力色域外郭上に変換した基準出力色も用いて、変換色域を形成する例を示している。
例えば入力色域の各飽和色の間に1または複数の基準入力色を設定する。図6に示す例では、点p、qを凸状点R、Mの間に設けている。これらの基準入力色p,qは、基準出力色p’、q’に変換されるものとしている。これらの基準出力色を用いて、例えばR’、p’、q’、M’と順に直線または曲線で結び、その直線または曲線を辺とする形状の変換色域を形成すればよい。
また明度方向についても、例えば図7に示したように飽和色だけでなく、飽和色と白または黒の間の入力色域外郭上の点を基準入力色として追加し、その追加した基準入力色を出力色域外郭上へ変換し、得られた基準出力色を用いて変換色域を形成してもよい。図7に示した例では、入力色域の飽和色Rと白(W)との間に点sを、また飽和色Rと黒(Bk)との間に点tを、それぞれ基準入力色として設定し、その基準入力色s、tを出力色域外郭上に変換した基準出力色をs’,t’としている。この基準出力色s’,t’も用いて変換色域を形成すればよい。図7に示す例では、出力色域における白からs’、R’、t’、出力色域における黒を順に直線または曲線で結び、その直線または曲線を辺とする形状により変換色域を形成すればよい。図7に示した例では、形成された変換色域は、図3に示した例よりも低明度側の色域が広がり、出力色域を活用できているのが分かる。
図8は、基準出力色に含める稜線交差点の一例の説明図である。出力装置で用いる色材のうち1色の色材を用いて再現される色を1次色、2色の色材を用いて再現される色を2次色と呼んでいる。この1次色、および2色の色材を等量使用した2次色は、本来は等色相の色であるはずであるが、実際には例えばLAB色空間などでは湾曲した曲線となり、他の2次色などと比べて明度が高く、色域外郭の形状では稜線状に現れる。図8では、色Cから白色Wへの曲線が該当する。
一方、上述のように凸状点とする基準出力色は出力色域外郭の飽和色とは一致しない場合があり、例えば図8においても基準出力色C’と出力色域外郭の飽和色Cとは一致していない。このような場合、基準出力色C’と等色相の面を考えると、この面と上述の稜線状に現出した曲線とが交差する場合がある。この交点を、ここでは稜線交差点と呼んでいる。このような稜線交差点が存在する場合、この稜線交差点を基準出力色として加えることによって、稜線交差点から白色Wへの稜線状の曲線部分についても変換色域の辺として使用でき、特に明度方向に変換色域が広がることになる。従って、稜線交差点を基準出力色としない場合に比べて、出力色域を有効に活用した変換色域が形成される。
なお、図8においては出力色域外郭の飽和色よりも明度が高い部分について示しているが、出力色域外郭の飽和色よりも明度が低い領域についても稜線交差点が得られるのであれば、その稜線交差点を基準出力色に含めればよい。図9は、基準出力色に含める稜線交差点の別の例の説明図である。図9(A)に示す例では、入力色域の2次色の飽和色に対応する基準出力色(ここではG’)から黒(Bk)への軌跡と、出力色域における2次色の飽和色に他の色成分を加えた場合の色の軌跡とが交差する場合を示している。このような場合も、交点を基準出力色として加えるとよい。また図9(B)に示す例では、入力色域の1次色の飽和色に対応する基準出力色(ここではC’)から黒(Bk)への軌跡と、出力色域外郭上の1次色の飽和色に、他の色成分を等比率で加えた場合の色の軌跡とが交差する場合を示している。このような場合も、交点を基準出力色として加えるとよい。なお、図9(B)に示す例において、色成分として墨を使用している場合には、稜線は1次色の飽和色に墨を加えた軌跡、あるいは墨以外の2つ以上の色成分を等比率で加えた軌跡、または、墨と墨以外の色成分を等比率で加えた場合の色の軌跡であってよい。
また、例えば基準出力色を直線または曲線で結ぶ際に出力色域外郭と交差する場合には、その交差点を基準出力色に含め、その交差点から出力色域の外郭を辺とする変換色域を形成すればよい。さらに、例えばグラフィックスなどでよく使用される色などを基準入力色に含め、それらの色を出力色域外郭に変換した色を基準出力色に含めておいてもよい。この場合、よく使用される色が好ましい色に変換されやすくなり、色変換結果としての評価が向上する。さらに、ユーザによる基準入力色あるいは基準出力色の設定を受け付けて、設定された基準入力色に対応する基準出力色、あるいは設定された基準出力色を追加して変換色域を形成してもよい。
図10は、第2の例において削減される出力色域の一例の説明図である。基準出力色として凸状点以外の点を含めた場合、出力色域のうち、主にその出力色域の飽和色を含む領域が変換色域に含まれなくなる。図10では、凸状点となる基準出力色R’と、凸状点以外の基準出力色n’、p’、t’が出力色域の辺上に設けられ、さらに稜線交差点u’が取得された例を示している。この場合、出力色域の外郭に斜線を付した領域が変換色域から削減される。これにより、辺R’n’、R’p’、R’t’、R’u’、p’t’、t’n’、n’u’、u’p’が出力色域の外郭を構成する辺となる。このように出力色域の一部を使用しないことによって、色変化の逆転などの不具合の発生を防いでいる。なお、図10に示したのは一部分であって、出力色域の他の部分についても一部が削減されて変換色域が形成されることになる。
図11は、本発明の実施の一形態の第2の例における基準出力色を結ぶ辺の求め方の別の例の説明図である。上述のように基準出力色として凸状点とする色以外の色が含まれている場合、それらの基準出力色を結んで変換色域の辺を構成する方法としては、直線で各基準出力色を結ぶ以外にも、例えばスプラインなどの曲線を用いてもよい。この場合の例を図11に示している。
なお、スプラインなどの曲線を用いる場合、凸状点とする基準出力色を含めて曲線を形成するほか、凸状点とする基準出力色を端点として使用し、凸状点とする基準出力色で曲線を接続する形状としてもよい。また、スプラインに限らず、種々の関数を用いて基準出力色を通る変換色域の辺を求めてもよい。もちろん、基準出力色が多数存在する場合には、それらを平均化する曲線を用いてもよい。
図12は、本発明の実施の一形態の機能をコンピュータプログラムで実現した場合におけるコンピュータプログラム及びそのコンピュータプログラムを格納した記憶媒体とコンピュータの一例の説明図である。図中、31はプログラム、32はコンピュータ、41は光磁気ディスク、42は光ディスク、43は磁気ディスク、44はメモリ、51はCPU、52は内部メモリ、53は読取部、54はハードディスク、55はインタフェース、56は通信部である。
上述の実施の一形態で説明した各部の機能について、その一部または全部をコンピュータにより実行可能なプログラム31によって実現してもよい。その場合、そのプログラム31およびそのプログラムが用いるデータ、変換係数のデータなどは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記憶することも可能である。記憶媒体とは、コンピュータのハードウェア資源に備えられている読取部53に対して、プログラムの記述内容に応じて、磁気、光、電気等のエネルギーの変化状態を引き起こし、対応する信号の形式で読取部53にプログラム及びデータの内容を伝達できるものである。例えば、光磁気ディスク41,光ディスク42(CDやDVDなどを含む)、磁気ディスク43,メモリ44(ICカード、メモリカードなどを含む)等である。もちろんこれらの記憶媒体は、可搬型に限られるものではない。
これらの記憶媒体にプログラム31を格納しておき、例えばコンピュータ32の読取部53あるいはインタフェース55にこれらの記憶媒体を装着することによって、コンピュータからプログラム31を読み出し、内部メモリ52またはハードディスク54に記憶し、CPU51によってプログラム31を実行することによって、上述の実施の一形態の一部または全部の機能を実現すればよい。あるいは、ネットワークなどを介してプログラム31をコンピュータ32に転送し、コンピュータ32では通信部56でプログラム31を受信して内部メモリ52またはハードディスク54に記憶し、CPU51によってプログラム31を実行することによって、上述の実施の一形態の一部または全部の機能を実現してもよい。
なお、対応するインタフェース55を介して画像を形成する出力装置を接続し、色変換部4の機能により変換された色信号に従って画像を形成するように構成してもよい。コンピュータ32には、このほかインタフェース55を介して様々な装置が接続されていてよい。
もちろん、一部の機能についてハードウェアによって構成することもできるし、すべてをハードウェアで構成してもよい。また、上述のように例えば色域形成部3で変換色域を形成して色変換部4で用いる変換係数を生成するまでの処理と、色変換部4が変換係数を用いて色変換を行う処理とを分離し、それぞれのプログラムで構成してもよい。
本発明の実施の一形態を示す構成図である。 本発明の実施の一形態における動作の概要を示す流れ図である。 本発明の実施の一形態における第1の例の説明図である。 本発明の実施の一形態の第1の例における基準出力色を結ぶ辺の求め方の別の例の説明図である。 本発明の実施の一形態の第1の例における基準出力色を結ぶ辺の求め方のさらに別の例の説明図である。 本発明の実施の一形態における第2の例の説明図(彩度−色相平面)である。 本発明の実施の一形態における第2の例の説明図(彩度−明度平面)である。 基準出力色に含める稜線交差点の一例の説明図である。 基準出力色に含める稜線交差点の別の例の説明図である。 第2の例において削減される出力色域の一例の説明図である。 本発明の実施の一形態の第2の例における基準出力色を結ぶ辺の求め方の別の例の説明図である。 本発明の実施の一形態の機能をコンピュータプログラムで実現した場合におけるコンピュータプログラム及びそのコンピュータプログラムを格納した記憶媒体とコンピュータの一例の説明図である。 従来の色変換方法の第1の例の説明図である。 従来の色変換方法の第1の例における色の変化の一例の説明図である。 従来の色変換方法の第2の例の説明図である。 従来の色変換方法の第3の例の説明図である。
符号の説明
1…色域情報取得部、2…基準色取得部、3…色域形成部、4…色変換部、31…プログラム、32…コンピュータ、41…光磁気ディスク、42…光ディスク、43…磁気ディスク、44…メモリ、51…CPU、52…内部メモリ、53…読取部、54…ハードディスク、55…インタフェース、56…通信部。

Claims (8)

  1. 入力色域外郭上で再現可能な飽和色を少なくとも基準入力色とし該基準入力色を出力色域で再現可能な色へ変換した色である基準出力色を取得する基準色取得手段と、前記入力色域外郭上の飽和色に対応する前記基準出力色を凸状点とする変換色域を前記出力色域内で形成する変換色域形成手段を有し、前記基準色取得手段は、前記入力色域外郭上の飽和色を前記出力色域で再現可能な色へ変換した場合の色と等色相の面と、前記出力色域外郭上の1次色で色再現を行う場合の色の軌跡との交点が存在する場合に、該交点の色についても前記基準出力色として取得することを特徴とする色域形成装置。
  2. 入力色域外郭上で再現可能な飽和色を少なくとも基準入力色とし該基準入力色を出力色域で再現可能な色へ変換した色である基準出力色を取得する基準色取得手段と、前記入力色域外郭上の飽和色に対応する前記基準出力色を凸状点とする変換色域を前記出力色域内で形成する変換色域形成手段を有し、前記基準色取得手段は、前記入力色域外郭上の飽和色を前記出力色域で再現可能な色へ変換した場合の色と等色相の面と、前記出力色域外郭上の1次色の飽和色に墨または墨以外の2つ以上の色成分を等比率で加えた場合の色の軌跡または墨と墨以外の色成分を等比率で加えた場合の色の軌跡との交点が存在する場合、または、2次色の飽和色に1つ以上の色成分を加えた場合の色の軌跡との交点が存在する場合に、該交点の色についても前記基準出力色として取得することを特徴とする色域形成装置。
  3. 前記基準色取得手段は、さらに入力色域外郭上で再現可能な複数の色を基準入力色として含んでいることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の色域形成装置。
  4. 前記変換色域形成手段は、前記基準出力色を結ぶ直線または曲線を辺とする形状の前記変換色域を形成することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の色域形成装置。
  5. 前記変換色域形成手段は、前記基準出力色を前記出力色域の外郭とするとともに前記入力色域の外郭と相似形状の前記出力色域を形成することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の色域形成装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の色域形成装置で形成された前記変換色域を用いて入力された画像形成信号を前記変換色域の色へ色変換する色変換手段を有することを特徴とする色変換装置。
  7. コンピュータに、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の色域形成装置の機能を実行させることを特徴とする色域形成プログラム。
  8. コンピュータに、請求項6に記載の色変換装置の機能を実行させることを特徴とする色変換プログラム。
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