JP4518253B2 - 非鉄材料の高速切削加工でダイヤモンド状炭素系被膜がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具の製造方法 - Google Patents

非鉄材料の高速切削加工でダイヤモンド状炭素系被膜がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具の製造方法 Download PDF

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Description

この発明は、プラズマ化学蒸着装置(プラズマCVD)で成膜されたダイヤモンド状炭素系被膜(以下、DLC系被膜という)が、主に各種のAl合金やCu合金などの非鉄材料の高速切削加工に用いた場合に、すぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具(以下、被覆超硬工具という)の製造方法に関するものである。
一般に、被覆超硬工具として、各種の非鉄材料などの被削材の旋削加工や平削り加工にバイトの先端部に着脱自在に取り付けて用いられるスローアウエイチップ、穴あけ切削加工などに用いられるドリルやミニチュアドリル、さらに面削加工や溝加工、肩加工などに用いられるソリッドタイプのエンドミルなどが知られており、また前記スローアウエイチップを着脱自在に取り付けて前記ソリッドタイプのエンドミルと同様に切削加工を行うスローアウエイエンドミル工具なども知られている。
また、被覆超硬工具として、炭化タングステン(以下、WCで示す)基超硬合金基体(以下、超硬基体と云う)の表面に、プラズマCVDにて、ダイヤモンド状炭素被膜(以下、DLC被膜という)を0.6〜15μmの平均層厚で蒸着形成してなる被覆超硬工具が知られており、これが主に各種のAl合金やCu合金などの非鉄材料の切削加工に用いられていることも良く知られるところである。
また、上記の従来被覆超硬工具が、図2(a)および(b)にそれぞれ概略平面図および概略正面図で示される通り、一方側側壁に原料ガス導入口1、他方側側壁に排気口4をそれぞれ設けたプラズマCVDを用い、前記装置内の中央部に設置された回転テーブル5上に、これの中心軸から半径方向に所定距離離れた位置に外周部に沿って配置された支持体8に超硬基体6を装着し、装置内を排気して、例えば8×10−5Pa以下の真空に保持しながら、装置内に前回転テーブルを挟んで設置されたヒーター3で装置内を例えば200〜250℃に加熱し、かつ前記回転テーブルで自転しながら回転する超硬基体6には−50〜−900Vのバイアス電圧(バイアス電源7)を印加し、さらに装置内に初期プラズマを発生させた状態で、原料ガスとして、炭化水素とArを、例えばアセチレン(C)などの炭化水素:100〜300cc/min、およびAr:500〜800cc/minの割合で導入して、これを分解・プラズマ化(+Cイオンおよび+Hイオン)することにより、6〜15原子%の水素を含有し、25〜35GPaの硬さを有するDLC被膜を前記超硬基体の表面に0.6〜1.5μmの平均層厚で蒸着することにより製造されることも知られている。
特開平3−158455号公報 特開2001−62605号公報
近年の切削加工装置の高性能化および高出力化はめざましく、一方で切削加工に対する省力化および省エネ化、さらに低コスト化の要求は強く、これに伴い、切削加工は高速化の傾向にあるが、上記の従来被覆超硬工具においては、これを高速加工条件で用いた場合には、DLC被膜の摩耗が急激に進行するようになることから、比較的短時間で使用寿命に至るのが現状である。
そこで、本発明者等は、上述のような観点から、上記の従来被覆超硬工具のDLC被膜に着目し、これの一段の耐摩耗性向上を図るべく、研究を行った結果、
(a) 図1(a)および(b)にそれぞれ概略平面図および概略正面図で示される通り、装置内の中央部に設置された回転テーブル5の一方側にカソード電極として酸化シリコン(以下、SiOで示す)焼結体(SiO粉末のプレス成形圧粉体を焼結してなる)ターゲット9を設けたスパッタリング装置12を設け、さらに側壁外周に沿って所定間隔毎に複数の電磁コイル2を設け、一方側壁内周に沿っては同じくヒーター3を設け、かつ一方側側壁に原料ガス導入口1、他方側側壁に排気口4をそれぞれ設けたプラズマCVDを用い、前記電磁コイル2により超硬基体6の装着部に収束磁場を形成し、かつ前記原料ガス導入口1より原料ガスであるアセチレン(C)などの炭化水素とArを導入し、同時にスパッタリング装置のカソード電極であるSiO焼結体ターゲットに印加して、これをスパッタする以外は、上記の従来プラズマCVDでのDLC被膜の形成条件と同じ条件で成膜を行うと、この結果上記の従来DLC被膜、すなわち6〜15原子%の水素を含有し、25〜35GPaの硬さを有するDLC被膜と実質的に同じDLCからなる素地に、SiO微粒が分散分布した組織を有するDLC系被膜が形成されること。
(b)上記(a)のDLC系被膜の成膜に際して、超硬基体6の装着部における磁束密度によりSiO微粒の粒径、さらにSiO焼結体ターゲットに対するスパッタ出力によりSiO微粒の含有割合が変化するが、試験結果によれば、前記SiO微粒の粒径を、透過型電子顕微鏡による観測で、最大径で10nm(ナノメーター)以下、前記SiO微粒の含有割合を、X線光電子分光装置(ESCA)による測定で、1〜10原子%とした場合に、前記DLC系被膜は、高速切削加工で一段とすぐれた耐摩耗性を発揮し、前記SiO微粒の粒径は磁束密度を100〜300G(ガウス)、同含有割合はスパッタ出力を2〜5kW(周波数:40kHz)とした場合に得られること。
(c)上記(b)のDLC系被膜の形成に先だって、同じく上記(a)のプラズマCVDを用い、これの回転テーブル5の他方側にTiターゲット10をカソード電極として備えたスパッタリング装置13を設けた状態で、同じく電磁コイル2により超硬基体6の装着部に100〜300G(ガウス)の収束磁場を形成すると共に、ヒーター3で装置内を350〜450℃に加熱し、かつ前記原料ガス導入口1より原料ガスとして、窒素(N)とArを、例えばN:200cc/min、Ar:300cc/minの割合、またはCなどの炭化水素とNとArを、例えばC:40cc/min、N:200cc/min、Ar:300cc/minの割合で導入し、同時にスパッタリング装置13のTiターゲット10には、例えば出力:12kW(周波数:40kHz)のスパッタ電力を印加し、一方超硬基体には、例えば−100Vのバイアス電圧を印加した条件でグロー放電を発生させることにより、前記超硬基体の表面に窒化チタン(以下、TiNで示す)層および炭窒化チタン(以下、TiCNで示す)層のいずれか、または両方の積層を形成すると、この結果形成されたTiN層およびTiCN層は、上記の超硬基体およびDLC系被膜のいずれにもきわめて強固に密着し、高速切削加工条件下でも前記DLC系被膜の前記超硬基体表面からの剥離を防止するすぐれた密着接合層として作用すること。
以上(a)〜(c)に示される研究結果を得たのである。
この発明は、上記の研究結果に基づいてなされたものであって、装置内の中央部に超硬基体の装着用回転テーブルを設け、装置側壁内面に、それぞれスパッタリング装置のカソード電極としてSiO 焼結体ターゲットおよびTiターゲットを別個に配置し、装置側壁外周に沿って所定間隔毎に複数の電磁コイル、装置側壁内周に沿っては同じく複数のヒーターをそれぞれ設けると共に、装置側壁には原料ガス導入口および排気口を設け、さらに前記回転テーブル上の中心軸から半径方向に所定距離離れた位置に外周部に沿って配置され、かつ自転する支持体に複数の超硬基体を装着したプラズマCVDを用い
(a)まず、上記電磁コイルにより上記超硬基体の装着部に収束磁場を形成すると共に、装置内を上記ヒーターで加熱し、反応ガスとしてN とAr、または炭化水素とN とArを上記原料ガス導入口より導入し、同時に上記スパッタリング装置のTiターゲットにはスパッタ電力を印加し、一方前記超硬基体にはバイアス電圧を印加した条件でグロー放電を発生させることにより前記超硬基体の表面に、TiN層およびTiCN層のうちのいずれか、または両方の積層からなる密着接合層を0.5〜3μmの平均層厚で形成し、
(b)ついで、同じく上記電磁コイルにより上記超硬基体の装着部に収束磁場を形成すると共に、装置内を上記ヒーターで加熱し、前記超硬基体にはバイアス電圧を印加し、さらに装置内に初期プラズマを発生させた状態で、反応ガスとして炭化水素とArを上記原料ガス導入口より導入して、これを分解・プラズマ化し、同時に上記スパッタリング装置のカソード電極であるSiO 焼結体ターゲットにはスパッタ電力を印加して、スパッタすることにより、DLCからなる素地に、透過型電子顕微鏡による観察で最大径が10nm(ナノメーター)以下のSiO微粒が、X線光電子分光装置(ESCA)による測定で1〜10原子%の割合で分散分布した組織を有し、かつ0.6〜15μmの平均層厚を有するDLC系被膜を蒸着形成してなる、
非鉄材料の高速切削加工でDLC系被膜がすぐれた耐摩耗性を発揮する被覆超硬工具の製造方法に特徴を有するものである。
つぎに、この発明の方法において、被覆超硬工具を構成するDLC系被膜および密着接合層について、上記の通りに数値限定した理由を説明する。
(a)SiO微粒の粒径
DLCの素地に微細に分散分布するSiO微粒に最大径で10nmを越えたSiO粒が存在すると、高速切削加工では、かかるSiO粒を中心に局部的に摩耗が急激に進行し、これが全面的に広がって摩耗進行が促進されることから、前記SiO微粒に10nmを越えた最大径のものが存在しないように定めた。
(b)SiO微粒の含有割合
SiO微粒には、上記の通り高速切削加工でDLC系被膜の耐摩耗性を向上させる作用があるが、その含有割合が1原子%未満では所望のすぐれた耐摩耗性を確保することができず、一方その含有割合が10原子%を越えると、SiO微粒に最大径で10nmを越えたSiO粒が存在するようになり、上記の通り耐摩耗性低下の原因となることから、その含有割合を1〜10原子%と定めた。
(c)DLC系被膜の平均層厚
その平均層厚が0.6μm未満では、所望の耐摩耗性を長期に亘って確保することができず、一方その平均層厚が15μmを越えると、切刃部にチッピングが発生し易くなることから、その平均層厚を0.6〜15μmと定めた。
(d)密着接合層の平均層厚
TiN層およびTiCN層のいずれか、または両方の積層からなる密着接合層は、超硬基体とDLC系被膜の間にあって、これら両者と強固に密着接合し、さらに前記超硬基体に対する密着接合性は磁場中成膜によって一層向上したものになるが、その平均層厚が0.5μm未満では、所望のすぐれた密着接合性を確保することができず、一方密着接合性は3μmの平均層厚で十分であることから、その平均層厚が0.5〜3μmと定めた。
この発明の方法によって製造された被覆超硬工具は、これを構成するDLC系被膜、すなわちDLCからなる素地に、最大径で10nm以下のSiO微粒が1〜10原子%の割合で分散分布した組織を有するDLC系被膜が、密着接合層であるTiN層およびTiCN層との共存と相俟って、各種のAl合金やCu合金などの高速切削加工で、チッピング(微少欠け)の発生なく、すぐれた耐摩耗性を発揮することから、工具寿命の一段の延命化を可能とするものである。
つぎに、この発明の被覆超硬工具の製造方法を実施例により具体的に説明する。
原料粉末として、いずれも1〜3μmの平均粒径を有するWC粉末、TiC粉末、VC粉末、TaC粉末、NbC粉末、Cr32粉末、およびCo粉末を用意し、これら原料粉末を、表1に示される配合組成に配合し、ボールミルで96時間湿式混合し、乾燥した後、100MPaの圧力で圧粉体にプレス成形し、この圧粉体を6Paの真空中、温度:1400℃に1時間保持の条件で焼結し、研磨加工を施し、切刃すくい面を鏡面仕上げすることにより、いずれもWC基超硬合金からなり、かつISO規格・SPGN12308のチップ形状をもった超硬基体A−1〜A−10を製造した。
原料粉末として平均粒径:1.5μmのSiO粉末を用い、これをボールミルで16時間湿式混合し、乾燥した後、100MPaの圧力で圧粉体にプレス成形し、この圧粉体を6Paの真空中、温度:1200℃に1時間保持の条件で焼結することによりスパッタリング装置のカソード電極として用いるSiO焼結体を製造した。
ついで、図1に示される側壁外周に沿って所定間隔毎に8個の電磁コイル2を設け、一方側壁内周に沿って2箇所の対向内壁を除いて前記電磁コイル2と対をなしてヒーター3を設け、前記2箇所の対向内壁の一方にカソード電極として上記のSiO焼結体ターゲット9を設けたスパッタリング装置12、他方に金属Tiターゲット10をカソード電極として備えたスパッタリング装置13を設け、また、かつ前記電磁コイルの横方向中央部には装置内に貫通して原料ガス導入口1をそれぞれ設けた収束磁場形成のプラズマCVD装置を用い、上記の超硬基体A−1〜A−10からなる超硬基体6を、アセトン中で超音波洗浄し、乾燥した状態で、前記装置内の回転テーブル5上に、これの中心軸から半径方向に所定距離離れた位置にリング状に配置された支持体8にそれぞれ装着し、
(a)まず、装置内を真空排気して0.01Paの真空に保持しながら、ヒーターで装置内を200℃に加熱した後、Arガスを装置内に導入して0.5Paの圧力のAr雰囲気とし、この状態で前記回転テーブル上で自転しながら回転する前記超硬基体に−800Vのバイアス電圧を印加して前記超硬基体表面を20分間Arガスボンバード洗浄し、
(b)ついで、装置の電磁コイル2に、いずれも電圧:50V、電流:10Aの条件で印加して、前記超硬基体の装着部における磁束密度を140(ガウス)とした収束磁場を形成すると共に、前記装置内の加熱温度を400℃とした状態で、反応ガスとしてNとArを、N:200cc/min、Ar:300cc/minの割合で導入して、1PaのNとArの混合ガスからなる反応雰囲気、または反応ガスとしてCとNとArを、C:40cc/min、N:200cc/min、Ar:300cc/minmの割合で導入して、1PaのCの分解ガスとNとArの混合ガスからなる反応雰囲気とし、Tiターゲットのカソード電極(蒸発源)には出力:12kW(周波数:40kHz)のスパッタ電力を印加し、一方上記超硬基体には、−100Vのバイアス電圧を印加した条件でグロー放電を発生させることにより、前記超硬基体の表面に表2に示される目標層厚のTiN層およびTiCN層のいずれか、または両方の積層からなる密着接合層を形成し、
(c)さらに、前記電磁コイルに印加する条件を、電圧:50〜100V、電流:3〜20Aの範囲内の所定の値として、上記超硬基体の装着部における磁束密度を80〜330G(ガウス)の範囲内の所定の値とし、前記装置内の加熱温度は200℃、上記超硬基体のバイアス電圧は−400Vとし、前記装置内に反応ガスとして、CとArを、C:600cc/min、Ar:650cc/minの割合で導入して、反応雰囲気を、1PaのCの分解ガスとArの混合ガスとすると共に、前記スパッタリング装置のSiO焼結体ターゲット9のカソード電極(蒸発源)には、出力:1.5〜5.5kW(周波数:40kHz)の範囲内の所定のスパッタ電力を印加した条件で、同じく表2に示される目標層厚のDLC系被膜を蒸着形成することにより、本発明被覆超硬工具としての本発明被覆超硬チップ1〜10および比較被覆超硬工具としての比較被覆超硬チップ1,2をそれぞれ製造した。
なお、比較被覆超硬チップ1,2は、DLC系被膜中のSiO微粒の最大径および含有割合の少なくともいずれかがこの発明の範囲から外れたDLC系被膜を形成したものである。
ついで、この結果得られた本発明被覆超硬チップ1〜10および比較被覆超硬チップ1,2について、これを構成するDLC系被膜中のSiO微粒の最大径および含有割合を、透過型電子顕微鏡、およびX線光電子分光装置(ESCA)を用いて測定した結果を表2に示した。
さらに、上記の密着接合層およびDLC系被膜の厚さを、走査型電子顕微鏡を用いて測定(縦断面測定)したところ、いずれも目標層厚と実質的に同じ平均層厚(5点測定の平均値)を示した。
つぎに、上記の本発明被覆超硬チップ1〜10および比較被覆超硬チップ1,2を工具鋼製バイトの先端部に固定治具にてネジ止めした状態で、
被削材:JIS・A7075(組成は、質量%で、Si:0.25%、Fe:0.35%、Cu:1.52%、Mn:0.18%、Mg:2.45%、Cr:0.23%、Alおよび不純物:残り)の丸棒、
切削速度:1300m/min.、
切り込み:15mm、
送り:0.7mm/rev.、
切削時間:90分、
の条件(切削条件Aという)でのAl合金の乾式連続高速切削加工試験(通常の切削速度は600m/min.)、
被削材:JIS・ADC14(組成は、質量%で、Cu:4.05%、Si:17.2%、Mg:0.48%、Zn:1.31%、Fe:0.80%、Mn:0.18%、Ni:0.21%、Sn:0.11%、Alおよび不純物:残り)の丸棒、
切削速度:1200m/min.、
切り込み:10mm、
送り:0.6mm/rev.、
切削時間:90分、
の条件(切削条件Bという)でのAl合金の乾式連続高速切削加工試験(通常の切削速度は600m/min.)、さらに、
被削材:JIS・C6280(組成は、質量%で、Fe:2.39%、Al:9.13%、Mn:1.18%、Ni:5.67%、Cuおよび不純物:残り)の丸棒、
切削速度:800m/min.、
切り込み:4mm、
送り:0.4mm/rev.、
切削時間:90分、
の条件(切削条件Cという)でのCu合金の乾式連続高速切削加工試験(通常の切削速度は300m/min.)を行なった。いずれの切削加工試験でも切刃の逃げ面摩耗幅を測定した。この測定結果を表2に示した。
Figure 0004518253
Figure 0004518253
原料粉末として、平均粒径:5.5μmを有する中粗粒WC粉末、同0.8μmの微粒WC粉末、同1.3μmのTaC粉末、同1.2μmのNbC粉末、同1.2μmのZrC粉末、同2.3μmのCr32粉末、同1.5μmのVC粉末、同1.0μmの(Ti,W)C(質量比で、TiC/WC=50/50)粉末、および同1.8μmのCo粉末を用意し、これら原料粉末をそれぞれ表3に示される配合組成に配合し、さらにワックスを加えてアセトン中で24時間ボールミル混合し、減圧乾燥した後、100MPaの圧力で所定形状の各種の圧粉体にプレス成形し、これらの圧粉体を、6Paの真空雰囲気中、7℃/分の昇温速度で1370〜1470℃の範囲内の所定の温度に昇温し、この温度に1時間保持後、炉冷の条件で焼結して、直径が8mm、13mm、および26mmの3種の超硬基体形成用丸棒焼結体を形成し、さらに前記の3種の丸棒焼結体から、研削加工にて、表4に示される組合せで、切刃部の直径×長さがそれぞれ6mm×13mm、10mm×22mm、および20mm×45mmの寸法、並びにいずれもねじれ角30度の4枚刃スクエアの形状をもった超硬基体(エンドミル)B−1〜B−8をそれぞれ製造した。
ついで、これらの超硬基体(エンドミル)B−1〜B−8を、アセトン中で超音波洗浄し、乾燥した状態で、同じく図1に示される磁場収束型プラズマCVDに装入し、上記実施例1と同一の条件で、表4に示される目標層厚の密着接合層およびDLC系被膜を形成することにより、本発明被覆超硬工具としての本発明被覆超硬エンドミル1〜8および比較被覆超硬工具としての比較被覆超硬エンドミル1〜6をそれぞれ製造した。
なお、比較被覆超硬エンドミル1〜6は、DLC系被膜中のSiO微粒の最大径および含有割合の少なくともいずれかがこの発明の範囲から外れたDLC系被膜を形成したものである。
ついで、この結果得られた本発明被覆超硬エンドミル1〜8および比較被覆超硬エンドミル1〜6について、これを構成するDLC系被膜中のSiO微粒の最大径および含有割合を、透過型電子顕微鏡、およびX線光電子分光装置(ESCA)を用いて測定した結果を表4に示した。
さらに、上記の密着接合層およびDLC系被膜の厚さを、走査型電子顕微鏡を用いて測定(縦断面測定)したところ、いずれも目標層厚と実質的に同じ平均層厚(5点測定の平均値)を示した。
つぎに、上記本発明被覆超硬エンドミル1〜8および比較被覆超硬エンドミル1〜6のうち、本発明被覆超硬エンドミル1〜3および比較被覆超硬エンドミル1,2については、
被削材:平面寸法:100mm×250mm、厚さ:50mmのJIS・A6061(組成は、質量%で、Si:0.61%、Fe:0.73%、Cu:0.32%、Mn:0.15%、Mg:1.02%、Cr:0.12%、Zn:0.20%、Alおよび不純物:残り)の板材、
切削速度:350m/min.、
切り込み(溝深さ):14mm、
テーブル送り:1000mm/分、
の条件でのAl合金の乾式高速溝加工試験(通常の切削速度は150m/min.)、本発明被覆超硬エンドミル4〜6および比較被覆超硬エンドミル3,4については、
被削材:平面寸法:100mm×250mm、厚さ:50mmのJIS・ADC12(組成は、質量%で、Cu:2.9%、Si:12.5%、Mg:0.23%、Alおよび不純物:残り)の板材、
切削速度:330m/min.、
切り込み(溝深さ):12mm、
テーブル送り:2000mm/分、
の条件でのAl合金の乾式高速溝加工試験(通常の切削速度は150m/min.)、本発明被覆超硬エンドミル7,8および比較被覆超硬エンドミル5,6については、
被削材:平面寸法:100mm×250mm、厚さ:50mmのJIS・C2801(Cu:61.14%、Pb:0.03%、Fe:0.03%、Znおよび不純物:残り)の板材、
切削速度:210m/min.、
切り込み(溝深さ):32mm、
テーブル送り:1100mm/分、
の条件での銅合金の乾式高速溝加工試験(通常の切削速度は75m/min.)、をそれぞれ行い、いずれの溝加工試験でも切刃部の外周刃の逃げ面摩耗幅が0.35mmに至るまでの切削溝長を測定した。この測定結果を表4に示した。
Figure 0004518253
Figure 0004518253
上記の実施例2で製造した直径が8mm(超硬基体B−1〜B−3形成用)、13mm(超硬基体B−4〜B−6形成用)、および26mm(超硬基体B−7、B−8形成用)の3種の丸棒焼結体を用い、この3種の丸棒焼結体から、研削加工にて、溝形成部の直径×長さがそれぞれ4mm×13mm(超硬基体C−1〜C−3)、8mm×22mm(超硬基体C−4〜C−6)、および16mm×45mm(超硬基体C−7、C−8)の寸法、並びにいずれもねじれ角30度の2枚刃形状をもった超硬基体(ドリル)C−1〜C−8をそれぞれ製造した。
ついで、これらの超硬基体(ドリル)C−1〜C−8の切刃に、ホーニングを施し、アセトン中で超音波洗浄し、乾燥した状態で、同じく図1に示される磁場収束型プラズマCVD装置に装入し、上記実施例1と同一の条件で、表5に示される目標層厚の密着接合層およびDLC系被膜を形成することにより、本発明被覆超硬工具としての本発明被覆超硬ドリル1〜8および比較被覆超硬工具としての比較被覆超硬ドリル1〜6をそれぞれ製造した。
なお、比較被覆超硬ドリル1〜6は、DLC系被膜中のSiO微粒の最大径および含有割合の少なくともいずれかがこの発明の範囲から外れたDLC系被膜を形成したものである。
ついで、この結果得られた本発明被覆超硬ドリル1〜8および比較被覆超硬ドリル1〜6について、これを構成するDLC系被膜中のSiO微粒の最大径および含有割合を、透過型電子顕微鏡、およびX線光電子分光装置(ESCA)を用いて測定した結果を表5に示した。
さらに、上記の密着接合層およびDLC系被膜の厚さを、走査型電子顕微鏡を用いて測定(縦断面測定)したところ、いずれも目標層厚と実質的に同じ平均層厚(5点測定の平均値)を示した。
つぎに、上記本発明被覆超硬ドリル1〜8および比較被覆超硬ドリル1〜8のうち、本発明被覆超硬ドリル1〜3および比較被覆超硬ドリル1,2については、
被削材:平面寸法:100mm×250mm、厚さ:50mmのJIS・AC9B−T5(組成は、質量%で、Cu:0.9%、Si:18.8%、Ni:1.1%、Alおよび不純物:残り)の板材、
切削速度:210m/min.、
送り:0.5mm/rev、
穴深さ:13mm、
の条件でのAl合金の湿式高速穴あけ切削加工試験(通常の切削速度は120m/min.)、本発明被覆超硬ドリル4〜6および比較被覆超硬ドリル3,4については、
被削材:平面寸法:100mm×250mm、厚さ:50mmのJIS・C2100(組成は、質量%で、Fe:4.9%、Al:8.9%、Mn:1.1%、Ni:1.3%、Cuおよび不純物:残り)の板材、
切削速度:280m/min.、
送り:0.6mm/rev、
穴深さ:15mm、
の条件でのCu合金の湿式高速穴あけ切削加工試験(通常の切削速度は90m/min.)、本発明被覆超硬ドリル7,8および比較被覆超硬ドリル5,6については、
被削材:平面寸法:100mm×250mm、厚さ:50mmのJIS・A5652(組成は、質量%で、Mg:2.5%、Cr:0.21%、Alおよび不純物:残り)の板材、
切削速度:220m/min.、
送り:0.6mm/rev、
穴深さ:34mm、
の条件でのAl合金の湿式高速穴あけ切削加工試験(通常の切削速度は100m/min.)、をそれぞれ行い、いずれの湿式穴あけ切削加工試験(水溶性切削油使用)でも先端切刃面の逃げ面摩耗幅が0.25mmに至るまでの穴あけ加工数を測定した。この測定結果を表5に示した。
Figure 0004518253
表1〜5に示される結果から、本発明法で製造された被覆超硬工具においては、これを構成するDLC系被膜、すなわちDLCからなる素地に、最大径で10nm以下のSiO微粒が1〜10原子%の割合で分散分布した組織を有するDLC系被膜が、密着接合層であるTiN層およびTiCN層との共存と相俟って、各種のAl合金やCu合金などの高速切削加工で、チッピングの発生なく、すぐれた耐摩耗性を発揮するのに対して、比較被覆超硬工具に見られるように、DLC系被膜中のSiO微粒の最大径および含有割合の少なくともいずれかがこの発明の範囲から外れると、摩耗が急激に進行するようになることが明らかである。
上述のように、この発明の方法によれば、被覆超硬工具は、通常の条件での切削加工は勿論のこと、特に各種の被削材の切削加工を、高速切削条件で行なった場合にも、すぐれた耐摩耗性を発揮する被覆超硬工具を製造することができ、切削加工の省力化および省エネ化、さらに低コスト化に十分満足に対応できるものである。
この発明の方法で被覆超硬工具の密着接合層およびDLC系被膜を形成するのに用いたプラズマCVDを示し、(a)は概略平面図、(b)は概略正面図である。 従来方法で被覆超硬工具のDLC被膜を形成するのに用いたプラズマCVDを示し、(a)は概略平面図、(b)は概略正面図である。
1 原料ガス導入口
2 電磁コイル
3 ヒ―ター
4 排気口
5 回転テーブル
6 超硬基体
7 バイアス電源
8 支持体
9 SiO焼結体ターゲット
10 Tiターゲット
11 収束磁場
12,13 スパッタリング装置(スパッタ電源)

Claims (1)

  1. 装置内の中央部に炭化タングステン基超硬合金で構成された超硬基体の装着用回転テーブルを設け、装置側壁内面に、それぞれスパッタリング装置のカソード電極として酸化シリコン焼結体ターゲットおよびTiターゲットを別個に配置し、装置側壁外周に沿って所定間隔毎に複数の電磁コイル、装置側壁内周に沿っては同じく複数のヒーターをそれぞれ設けると共に、装置側壁には原料ガス導入口および排気口を設け、さらに前記回転テーブル上の中心軸から半径方向に所定距離離れた位置に外周部に沿って配置され、かつ自転する支持体に複数の超硬基体を装着したプラズマ化学蒸着装置を用い
    (a)まず、上記電磁コイルにより上記超硬基体の装着部に収束磁場を形成すると共に、装置内を上記ヒーターで加熱し、反応ガスとして窒素とAr、または炭化水素と窒素とArを上記原料ガス導入口より導入し、同時に上記スパッタリング装置のTiターゲットにはスパッタ電力を印加し、一方前記超硬基体にはバイアス電圧を印加した条件でグロー放電を発生させることにより前記超硬基体の表面に、窒化チタン層および炭窒化チタン層のうちのいずれか、または両方の積層からなる密着接合層を0.5〜3μmの平均層厚で形成し、
    (b)ついで、同じく上記電磁コイルにより上記超硬基体の装着部に収束磁場を形成すると共に、装置内を上記ヒーターで加熱し、前記超硬基体にはバイアス電圧を印加し、さらに装置内に初期プラズマを発生させた状態で、反応ガスとして炭化水素とArを上記原料ガス導入口より導入して、これを分解・プラズマ化し、同時に上記スパッタリング装置のカソード電極である酸化シリコン焼結体ターゲットにはスパッタ電力を印加して、スパッタすることにより、ダイヤモンド状炭素(DLC)からなる素地に、透過型電子顕微鏡による観察で最大径が10nm(ナノメーター)以下の酸化シリコン微粒が、X線光電子分光装置(ESCA)による測定で1〜10原子%の割合で分散分布した組織を有し、かつ0.6〜15μmの平均層厚を有するダイヤモンド状炭素系被膜を蒸着形成すること、
    を特徴とする非鉄材料の高速切削加工でダイヤモンド状炭素系被膜すぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具の製造方法
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