JP4517203B2 - ペットボトル用圧潰装置及びその孔明け兼用圧潰ローラ - Google Patents

ペットボトル用圧潰装置及びその孔明け兼用圧潰ローラ Download PDF

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Description

本発明は、使用済みペットボトルを圧潰して、減容できるようにしたペットボトル用圧潰装置及びその孔明け兼用圧潰ローラに係り、特に、ペットボトルの口部、或いは口部及び蓋を残して本体部分のみを、確実に且つスムーズに孔明けして圧潰できるようにすると共に、自動販売機等にも内蔵可能となるように小型コンパクトに構成できるよう工夫したペットボトル用圧潰装置及びその孔明け兼用圧潰ローラに関するものである。
従来、この種のペットボトル用圧潰装置としては種々のものが提供されており、例えば、一対の圧潰ローラを適宜駆動手段によって回転せしめ、この一対の圧潰ローラの間にペットボトルを入れ、ローラの圧力によってペットボトルを圧潰するように構成されたものが多く提供されている。
ところが、このような圧潰手段にあっては、一対の圧潰ローラでペットボトルを圧潰した後、ペットボトル自身の弾性復元力によって、ペットボトルの本体部分が僅かに膨らんだ状態となる難点や、一対の圧潰ローラによって、ペットボトルの本体部分より硬い口部や口部に付けられたままの蓋を圧潰してしまい、これらが割れて、飛散してしまうと、後の処理がし難くなる等の難点があった。
そこで、前記難点等を解消できるようにすべく本願発明者によって特許文献1のような
ペットボトル用圧潰装置が創出された。
これは、上方に投入口が設けられている基枠と、この基枠内に回転自在に軸架されると共に略平行に配される一対の切込ローラと、基枠内に回転自在に軸架されると共に一対の切込ローラの下方に略平行に配される一対の圧潰ローラと、切込ローラ及び圧潰ローラを回転せしめる適宜駆動手段とを備えたものである。しかも、一対の切込ローラによって、ペットボトルの本体部分に複数の切込孔を設けられるように構成し、一対の圧潰ローラによって、ペットボトルの口部、或いは口部及び蓋を残して本体部分のみを圧潰できるように構成したものである。
特開2004−58127
そして、特許文献1のようなペットボトル用圧潰装置によって、従来の難点等を解消できるようになったが、本願発明者は、これに満足することなく、より性能が良くて、より使い勝手に優れ、特に、自動販売機等にも内蔵可能となるように小型コンパクトなペットボトル用圧潰装置及びその孔明け兼用圧潰ローラを提供すべく、研究、開発を継続していたものである。
しかして、前述の如き課題を達成すべく、請求項1記載のペットボトル用圧潰装置にあっては、使用済みのペットボトルの本体部分を圧潰できるようにしたペットボトル用圧潰装置であって、投入口2から投入されたペットボトルを、その口部がわ或いは底部がわが先行するように投入予定部3まで案内できるよう形成した投入案内路1と、投入予定部3の稍下方を挟むように配される一対の孔明け兼用圧潰ローラAと、一対の孔明け兼用圧潰ローラAを、上方から下方に向うような巻込み回転可能とする適宜駆動手段とを備え、一対の孔明け兼用圧潰ローラAは、駆動手段により回転する駆動シャフト15と、この駆動シャフト15に装着されるローラ基体とを有し、このローラ基体は、左右の固定側板10と、この左右固定側板10の間に配される複数の弾性ローラ片20と、この弾性ローラ片20の間に介装される孔明けプレート25と、これらを貫通して連結する複数の連結杆30とを備え、弾性ローラ片20の外周面には、凸部21と凹部22を交互に配し、孔明けプレート25の外周部分には、複数の突出刃部26を周設し、一対のローラ基体の孔明けプレート25の突出刃部26によって、ペットボトルの本体部分に複数の切込孔を設けられるように形成し、複数の弾性ローラ片20によって、ペットボトルの口部、或いは口部及び蓋を残して本体部分のみを圧潰できるように構成する手段を採用した。
また、請求項2記載のペットボトル用圧潰装置にあっては、一方の孔明け兼用圧潰ローラAの弾性ローラ片20の凸部21と凹部22が、他方の孔明け兼用圧潰ローラAの弾性ローラ片20の凹部22と凸部21に噛合うように構成する手段を採用した。
更に、請求項3記載のペットボトル用圧潰装置にあっては、駆動シャフト15の軸芯方向から見て、孔明けプレート25の突出刃部26が、弾性ローラ片20の凹部22部分に配置されるように構成する手段を採用した。
そして、請求項4記載のペットボトル用圧潰装置にあっては、駆動シャフト15の軸芯方向中央部分に、孔明けプレート25が配されないように構成する手段を採用した。
それから、請求項5記載の孔明け兼用圧潰ローラAにあっては、使用済みのペットボトルの本体部分を圧潰できるようにしたペットボトル用圧潰装置の孔明け兼用圧潰ローラAであって、駆動手段により回転する駆動シャフト15と、この駆動シャフト15に装着されるローラ基体とを有し、このローラ基体は、左右の固定側板10と、この左右固定側板10の間に配される複数の弾性ローラ片20と、この弾性ローラ片20の間に介装される孔明けプレート25と、これらを貫通して連結する複数の連結杆30とを備え、弾性ローラ片20の外周面には、凸部21と凹部22を交互に配し、孔明けプレート25の外周部分には、複数の突出刃部26を周設し、一対のローラ基体の孔明けプレート25の突出刃部26によって、ペットボトルの本体部分に複数の切込孔を設けられるように形成し、複数の弾性ローラ片20によって、ペットボトルの口部、或いは口部及び蓋を残して本体部分のみを圧潰できるように構成する手段を採用した。
従って、本発明の請求項1記載のペットボトル用圧潰装置によれば、一対の孔明け兼用圧潰ローラAの孔明けプレート25の外周部分に設けた複数の突出刃部26によって、ペットボトルの本体部分に複数の切込孔を簡単に且つ確実に設けられるようになると共に、ペットボトルを一対の孔明け兼用圧潰ローラAによって確実に送り出せるようになる。同時に、一対の孔明け兼用圧潰ローラAの弾性ローラ片20によって、ペットボトルの口部、或いは口部及び蓋を潰さずに、切込孔が設けられたペットボトルの本体部分だけを簡単に且つ確実に圧潰できるようになる。更に、圧潰作業後に、ペットボトルの本体部分が、その弾性復元力によって僅かでも膨らむような虞れがなく、確実なる圧潰状態が得られ、ペットボトルの後の処理がし易く、使い勝手に優れ、より性能の良いペットボトル用圧潰装置となる。
しかも、構成が簡素で、耐久性に優れ、量産に適し、比較的低廉に提供でき、経済的なペットボトル用圧潰装置となる。
特に、一対の孔明け兼用圧潰ローラAによって、ペットボトルの本体部分へ切込孔を設けることと、切込孔が設けられたペットボトルの本体部分を圧潰することとが略同時に行えるようになり、ペットボトル用圧潰装置自体を小型コンパクトに構成できるようになる。ひいては、このペットボトル用圧潰装置を飲料用自動販売機等に簡単に内蔵させることができるようになる。
加えて、摩耗、損傷した弾性ローラ片20や孔明けプレート25毎にその互換装着が行えるようになると共に、その互換装着作業も簡単に行えるようになり、取扱いやメンテナンス等が容易となり、作業性に優れ、経済的なペットボトル用圧潰装置となる。
また、本発明の請求項2記載のペットボトル用圧潰装置によれば、ペットボトルの本体部分を弾性ローラ片20部分で圧潰しながら、圧潰されたペットボトルをより確実に送り出せるようになる。
更に、本発明の請求項3記載のペットボトル用圧潰装置によれば、凹部22に於いて、圧潰されると共に凹部22に沿うように弾性変形し、且つ突出刃部26が刺さっている状態のペットボトルの本体部分は、自身の弾性復元力によって、隣設する凸部21の頂部を直線的に結ぶように変形されるようになるため、突出刃部26が深く刺さっている状態を解消できるようになり、切込孔から突出刃部26が簡単に抜けるようになる。すなわち、圧潰されて切込孔が設けられたペットボトルが、突出刃部26に刺さった状態のまま孔明け兼用圧潰ローラAと共に回転することなく、直ぐに孔明け兼用圧潰ローラAから落下できるようになる。
そして、本発明の請求項4記載のペットボトル用圧潰装置によれば、ペットボトルの口部、或いは口部及び蓋を孔明けプレート25の突出刃部26で割って飛散させるような虞がなくなり、ペットボトルの本体部分だけに切込孔を設けられるようになる。
それから、本発明の請求項5記載の孔明け兼用圧潰ローラAによれば、孔明けプレート25の外周部分に設けた複数の突出刃部26によって、ペットボトルの本体部分に複数の切込孔を簡単に且つ確実に設けられるようになると共に、ペットボトルを孔明け兼用圧潰ローラAによって確実に送り出せるようになる。同時に、孔明け兼用圧潰ローラAの弾性ローラ片20によって、ペットボトルの口部、或いは口部及び蓋を潰さずに、切込孔が設けられたペットボトルの本体部分だけを簡単に且つ確実に圧潰できるようになる。更に、圧潰作業後に、ペットボトルの本体部分が、その弾性復元力によって僅かでも膨らむような虞がなく、確実なる圧潰状態が得られ、ペットボトルの後の処理がし易く、使い勝手に優れ、より性能の良い孔明け兼用圧潰ローラAとなる。
しかも、構成が簡素で、耐久性に優れ、量産に適し、比較的低廉に提供でき、経済的な孔明け兼用圧潰ローラAとなる。
特に、摩耗、損傷した弾性ローラ片20や孔明けプレート25毎にその互換装着が行えるようになると共に、その互換装着作業も簡単に行えるようになり、取扱いやメンテナンス等が容易となり、作業性に優れ、経済的な孔明け兼用圧潰ローラAとなる。
以下、本発明を図示例に基づいて説明すると、次の通りである。
本発明は、例えば、ペットボトルを使用した適宜飲料用の自動販売機に内装したり、或いは、コンビニや、ペットボトルの収集所や、インターチェンジや、観光地等に配置される適宜圧潰装置等に内装したりでき、そして、使用済みペットボトルを圧潰して、これらを減容できるようにしたもので、しかも、ペットボトルの口部、或いは口部及び蓋を残して(除いて)本体部分のみを、確実に圧潰できるようにしたペットボトル用圧潰装置とその孔明け兼用圧潰ローラAに係るものである。
そして、ペットボトル用圧潰装置は、具体的には、投入口2から投入されたペットボトルを、その口部がわ或いは底部がわが先行するように投入予定部3まで案内できるよう形成した投入案内路1と、投入予定部3の稍下方を挟むように配される一対の孔明け兼用圧潰ローラAと、この一対の孔明け兼用圧潰ローラAが上方から下方に向うような巻込み回転をするように形成した適宜駆動手段とを備えたものである。
また、本発明の一つでもある一対の孔明け兼用圧潰ローラAは、駆動手段により回転する駆動シャフト15と、この駆動シャフト15に装着されるローラ基体とを有し、このローラ基体は、左右の固定側板10と、この左右固定側板10の間に配される複数の弾性ローラ片20と、この弾性ローラ片20の間に介装される適数の孔明けプレート25と、これらを貫通して連結する複数の連結杆30とを備えた構成となっている。
更に、弾性ローラ片20の外周面には、凸部21と凹部22を交互に配し、孔明けプレート25の外周部分には、複数の突出刃部26を周設し、一対のローラ基体の孔明けプレート25の突出刃部26によって、ペットボトルの本体部分に複数の切込孔を設けられるように形成し、複数の弾性ローラ片20によって、ペットボトルの口部、或いは口部及び蓋を残して本体部分のみを圧潰できるように構成されている。
そして、一方の孔明け兼用圧潰ローラAの弾性ローラ片20の凸部21と凹部22が、他方の孔明け兼用圧潰ローラAの弾性ローラ片20の凹部22と凸部21に噛合うように構成されている。
加えて、駆動シャフト15の軸芯方向から見て、孔明けプレート25の突出刃部26が、弾性ローラ片20の凹部22部分に配置されるように構成してある。
しかも、駆動シャフト15の軸芯方向中央部分に、孔明けプレート25が配されないように構成してある。
前記投入案内路1は、その上部がわに投入口2を配し、その下部がわが投入予定部3の近傍に配されており、投入口2から投入されたペットボトルが、その移動中(例えば、重力を利用して移動)に於いて、口部がわ(或いは底部がわ)が先行する状態で投入予定部3に到達できるように構成されている。
具体的には、例えば、横向きの投入口2から斜の案内路を経て鉛直下向きの案内路終端に到達するようになっている。すなわち、案内路終端の下方に投入予定部3が配されるようになっており、ペットボトルの口部(或いは底部)が鉛直方向で下向きとなって投入予定部3に移動できるように形成されている。
尚、投入案内路1の投入口2及び斜の案内路は、その底部が湾曲凹状に形成されており、ペットボトルの姿勢を制御(ペットボトルの中心線が投入案内路1に沿うような姿勢に制御)し易いように形成されている。
前記孔明け兼用圧潰ローラAの駆動シャフト15は、例えば、ローラ基体を貫通するような比較的長尺に形成され、しかも、軸受等を介してフレーム等に回転自在に支持されると共に、適宜駆動手段に連繋されて所定向きに駆動回転するように構成されている。
尚、駆動シャフト15は、ローラ基体の両端部分に夫々固定される比較的短く形成されたものであっても良い。
前記ローラ基体の固定側板10は、例えば、駆動シャフト15に固定される略短筒状のシャフト取付筒部と、このシャフト取付筒部の基端に連設される略円板状の側板部とからなっている。そして、連結杆30が挿通可能となるような複数の取付孔11が側板部に穿設されている。また、シャフト取付筒部には、ボルト挿通孔が穿設されており、このボルト挿通孔と駆動シャフト15に穿設した挿通孔とをボルトが貫通することで、固定側板10が駆動シャフト15に固定されるように形成してある。
前記ローラ基体の弾性ローラ片20は、例えば、弾性を備えた適宜ゴム材(或いは、弾性を備えた適宜樹脂材や、弾性を備えた適宜複合材でも良い)によって、略厚肉リング状に形成され、しかも、その外周面には、略厚肉矩形板状の凸部21と、この凸部21に略合致するような凹部22とが交互に周設されている。すなわち、一対の孔明け兼用圧潰ローラAに於いて、一方の弾性ローラ片20の凸部21と、他方の弾性ローラ片20の凹部22とがある程度の隙間を維持しながら噛合うように形成されている。しかして、一対の孔明け兼用圧潰ローラAの弾性ローラ片20で圧潰されるペットボトルは、凸部21と凹部22の形状に倣うように変形されて、弾性ローラ片20とペットボトルとの間での滑りが生じ難くなり、圧潰された(或いは圧潰中の)ペットボトルを確実に送り出せるように形成されている。
図中23は、固定側板10の取付孔11に合致するように弾性ローラ片20に複数穿設される円形の取付孔で、この取付孔23には、連結杆30が挿通されるようになる。
また、図中24は、弾性ローラ片20の中心部分に穿設される略円形の中央空間で、この中央空間24は、弾性ローラ片20自身が弾性変形し易くなるように設けられていると共に、駆動シャフト15の挿通空間ともなっている。
ところで、前記取付孔23は、図5に示すように、中央空間24に連続するような溝状に形成し、この溝内に連結杆30が収まることで固定されるように構成したものであっても良い。
また、複数の弾性ローラ片20は、夫々が同一寸法のものを利用しても良いし、その幅が異なるものを組合せて利用しても良い。
前記孔明けプレート25は、例えば、比較的強度や靱性等が高い適宜金属材によって略薄肉円板状に形成され、しかも、その外周縁には、複数の突出刃部26が等間隔に周設されている。更に、突出刃部26の先端部分は、先鋭に形成されていてペットボトルの本体部分にスムーズに刺さって、切込孔が簡単に設けられるように形成されている。また、突出刃部26は、ペットボトルの本体部分に刺さった状態でペットボトルを孔明け兼用圧潰ローラAの回転向きに送り出せるようになると共に、ペットボトルが孔明け兼用圧潰ローラAから離れる際には、ペットボトルの本体部分の切込孔からスムーズに抜けるように形成されたものが望ましい。
尚、一方の孔明け兼用圧潰ローラAの孔明けプレート25と、他方の孔明け兼用圧潰ローラAの孔明けプレート25は、対峙するように配設されている。
図中27は、固定側板10の取付孔11に合致するように孔明けプレート25に複数穿設される円形の取付孔で、この取付孔27には、連結杆30が挿通されるようになる。
また、孔明けプレート25の中心部分には、円孔が穿設されており、この円孔が、駆動シャフト15の挿通空間となっている。
ところで、孔明けプレート25の突出刃部26は、図4に示すように、駆動シャフト15の軸芯方向から見て、弾性ローラ片20の凹部22中央部分に配置されるように構成しても良いし、或いは、図5に示すように、駆動シャフト15の軸芯方向から見て、弾性ローラ片20の凸部21中央部分に配置されるように構成しても良い。すなわち、これらは、取付孔27の配設位置によって決定されるようになる。
しかも、孔明けプレート25の突出刃部26を、駆動シャフト15の軸芯方向から見て、弾性ローラ片20の凹部22中央部分に配置されるように構成した場合は、凹部22に沿うように圧潰され、且つ突出刃部26が刺さっている状態のペットボトルの本体部分が、一対の孔明け兼用圧潰ローラAによる圧潰力が解除されると、自身の弾性復元力によって、隣設する凸部21の頂部を直線的に結ぶように変形されるようになり、このとき、突出刃部26が深く刺さっている状態から浅く刺さっている状態となり、圧潰後のペットボトルが突出刃部26からスムーズに且つ簡単に抜け落ちるようになる(突出刃部26がペットボトルの切込孔からスムーズに抜けるようになる)。
前記連結杆30は、例えば、両端部分に雄ネジが螺刻されているような金属丸棒状に形成され、この連結杆30が、適宜間隔で配される一対の固定側板10と、この一対の固定側板10の間に配される複数(例えば、三個、或いは、二個、或いは四個以上)の弾性ローラ片20と、この複数の弾性ローラ片20の間に介装される複数の(例えば、二個、或いは、一個、或いは三個以上)の孔明けプレート25とを、夫々の取付孔11、23、27を介して貫通し、この連結杆30両端部分にワッシャ32とナット31を固着することにより、ローラ基体が簡単に且つ確実に組立てられると共に、簡単に分解できるように構成されている。
ところで、圧潰装置の具体的構成、形状、寸法、投入案内路1の具体的構成、形状、寸法、配設位置、投入口2の具体的構成、形状、寸法、配設位置、投入予定部3の具体的配設位置、孔明け兼用圧潰ローラAの具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、ローラ基体の具体的構成、形状、寸法、材質、固定側板10の具体的構成、形状、寸法、材質、駆動シャフト15への具体的固定手段、取付孔11の具体的構成、形状、寸法、数、配設位置、駆動シャフト15の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、駆動手段との具体的連繋手段、弾性ローラ片20の具体的構成、形状、寸法、材質、数、凸部21の具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、凹部22の具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、取付孔23の具体的構成、形状、寸法、数、配設位置、中央空間24の具体的構成、形状、寸法、孔明けプレート25の具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置、突出刃部26の具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置、取付孔27の具体的構成、形状、寸法、数、配設位置、連結杆30の具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置、ナット31の具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置、ワッシャ32の具体的構成、形状、寸法、材質、数、配設位置等は図示例のもの等に限定されることなく適宜自由に設定、変更できるものである。
本発明のペットボトル用圧潰装置を例示する一部切欠概略正面図である。 本発明のペットボトル用圧潰装置を例示する一部切欠概略側面図である。 本発明のペットボトル用圧潰装置の孔明け兼用圧潰ローラを例示する分解斜視図である。 本発明の一対の孔明け兼用圧潰ローラによるペットボトルの圧潰状態を例示する一部切欠正面図である。 本発明の他の一対の孔明け兼用圧潰ローラによるペットボトルの圧潰状態を例示する一部切欠正面図である。
符号の説明
1 投入案内路
2 投入口
3 投入予定部
A 孔明け兼用圧潰ローラ
10 固定側板
11 取付孔
15 駆動シャフト
20 弾性ローラ片
21 凸部
22 凹部
23 取付孔
24 中央空間
25 孔明けプレート
26 突出刃部
27 取付孔
30 連結杆
31 ナット
32 ワッシャ

Claims (5)

  1. 使用済みのペットボトルの本体部分を圧潰できるようにしたペットボトル用圧潰装置であって、投入口から投入されたペットボトルを、その口部がわ或いは底部がわが先行するように投入予定部まで案内できるよう形成した投入案内路と、投入予定部の稍下方を挟むように配される一対の孔明け兼用圧潰ローラと、一対の孔明け兼用圧潰ローラを、上方から下方に向うような巻込み回転可能とする適宜駆動手段とを備え、一対の孔明け兼用圧潰ローラは、駆動手段により回転する駆動シャフトと、この駆動シャフトに装着されるローラ基体とを有し、このローラ基体は、左右の固定側板と、この左右固定側板の間に配される複数の弾性ローラ片と、この弾性ローラ片の間に介装される孔明けプレートと、これらを貫通して連結する複数の連結杆とを備え、弾性ローラ片の外周面には、凸部と凹部を交互に配し、孔明けプレートの外周部分には、複数の突出刃部を周設し、一対のローラ基体の孔明けプレートの突出刃部によって、ペットボトルの本体部分に複数の切込孔を設けられるように形成し、複数の弾性ローラ片によって、ペットボトルの口部、或いは口部及び蓋を残して本体部分のみを圧潰できるように構成したことを特徴とするペットボトル用圧潰装置。
  2. 一方の孔明け兼用圧潰ローラの弾性ローラ片の凸部と凹部が、他方の孔明け兼用圧潰ローラの弾性ローラ片の凹部と凸部に噛合うように構成したことを特徴とする請求項1記載のペットボトル用圧潰装置。
  3. 駆動シャフトの軸芯方向から見て、孔明けプレートの突出刃部が、弾性ローラ片の凹部部分に配置されるように構成したことを特徴とする請求項1または請求項2記載のペットボトル用圧潰装置。
  4. 駆動シャフトの軸芯方向中央部分に、孔明けプレートが配されないように構成したことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3記載のペットボトル用圧潰装置。
  5. 使用済みのペットボトルの本体部分を圧潰できるようにしたペットボトル用圧潰装置の孔明け兼用圧潰ローラであって、駆動手段により回転する駆動シャフトと、この駆動シャフトに装着されるローラ基体とを有し、このローラ基体は、左右の固定側板と、この左右固定側板の間に配される複数の弾性ローラ片と、この弾性ローラ片の間に介装される孔明けプレートと、これらを貫通して連結する複数の連結杆とを備え、弾性ローラ片の外周面には、凸部と凹部を交互に配し、孔明けプレートの外周部分には、複数の突出刃部を周設し、一対のローラ基体の孔明けプレートの突出刃部によって、ペットボトルの本体部分に複数の切込孔を設けられるように形成し、複数の弾性ローラ片によって、ペットボトルの口部、或いは口部及び蓋を残して本体部分のみを圧潰できるように構成したことを特徴とするペットボトル用圧潰装置の孔明け兼用圧潰ローラ。
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