JP2007307825A - ペットボトル用圧潰装置及びその孔明け兼用圧潰ローラ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】投入案内路1と一対の孔明け兼用圧潰ローラAと駆動手段とを備え、孔明け兼用圧潰ローラAのローラ基体は、左右固定側板10と、複数の弾性ローラ片20と、弾性ローラ片20の間に介装する複数の孔明けプレート25と、複数の連結杆30とを備え、弾性ローラ片20の外周面には、凸部21と凹部22を交互に配し、孔明けプレート25の外周部分には、複数の突出刃部26を周設し、突出刃部26によって、ペットボトルの本体部分に複数の切込孔を設けるよう形成し、複数の弾性ローラ片20によって、ペットボトルの本体部分のみを圧潰できるよう構成する。
【選択図】図1
Description
ところが、このような圧潰手段にあっては、一対の圧潰ローラでペットボトルを圧潰した後、ペットボトル自身の弾性復元力によって、ペットボトルの本体部分が僅かに膨らんだ状態となる難点や、一対の圧潰ローラによって、ペットボトルの本体部分より硬い口部や口部に付けられたままの蓋を圧潰してしまい、これらが割れて、飛散してしまうと、後の処理がし難くなる等の難点があった。
そこで、前記難点等を解消できるようにすべく本願発明者によって特許文献1のような
ペットボトル用圧潰装置が創出された。
これは、上方に投入口が設けられている基枠と、この基枠内に回転自在に軸架されると共に略平行に配される一対の切込ローラと、基枠内に回転自在に軸架されると共に一対の切込ローラの下方に略平行に配される一対の圧潰ローラと、切込ローラ及び圧潰ローラを回転せしめる適宜駆動手段とを備えたものである。しかも、一対の切込ローラによって、ペットボトルの本体部分に複数の切込孔を設けられるように構成し、一対の圧潰ローラによって、ペットボトルの口部、或いは口部及び蓋を残して本体部分のみを圧潰できるように構成したものである。
しかも、構成が簡素で、耐久性に優れ、量産に適し、比較的低廉に提供でき、経済的なペットボトル用圧潰装置となる。
しかも、構成が簡素で、耐久性に優れ、量産に適し、比較的低廉に提供でき、経済的な孔明け兼用圧潰ローラAとなる。
本発明は、例えば、ペットボトルを使用した適宜飲料用の自動販売機に内装したり、或いは、コンビニや、ペットボトルの収集所や、インターチェンジや、観光地等に配置される適宜圧潰装置等に内装したりでき、そして、使用済みペットボトルを圧潰して、これらを減容できるようにしたもので、しかも、ペットボトルの口部、或いは口部及び蓋を残して(除いて)本体部分のみを、確実に圧潰できるようにしたペットボトル用圧潰装置とその孔明け兼用圧潰ローラAに係るものである。
また、本発明の一つでもある一対の孔明け兼用圧潰ローラAは、駆動手段により回転する駆動シャフト15と、この駆動シャフト15に装着されるローラ基体とを有し、このローラ基体は、左右の固定側板10と、この左右固定側板10の間に配される複数の弾性ローラ片20と、この弾性ローラ片20の間に介装される適数の孔明けプレート25と、これらを貫通して連結する複数の連結杆30とを備えた構成となっている。
更に、弾性ローラ片20の外周面には、凸部21と凹部22を交互に配し、孔明けプレート25の外周部分には、複数の突出刃部26を周設し、一対のローラ基体の孔明けプレート25の突出刃部26によって、ペットボトルの本体部分に複数の切込孔を設けられるように形成し、複数の弾性ローラ片20によって、ペットボトルの口部、或いは口部及び蓋を残して本体部分のみを圧潰できるように構成されている。
そして、一方の孔明け兼用圧潰ローラAの弾性ローラ片20の凸部21と凹部22が、他方の孔明け兼用圧潰ローラAの弾性ローラ片20の凹部22と凸部21に噛合うように構成されている。
加えて、駆動シャフト15の軸芯方向から見て、孔明けプレート25の突出刃部26が、弾性ローラ片20の凹部22部分に配置されるように構成してある。
しかも、駆動シャフト15の軸芯方向中央部分に、孔明けプレート25が配されないように構成してある。
具体的には、例えば、横向きの投入口2から斜の案内路を経て鉛直下向きの案内路終端に到達するようになっている。すなわち、案内路終端の下方に投入予定部3が配されるようになっており、ペットボトルの口部(或いは底部)が鉛直方向で下向きとなって投入予定部3に移動できるように形成されている。
尚、投入案内路1の投入口2及び斜の案内路は、その底部が湾曲凹状に形成されており、ペットボトルの姿勢を制御(ペットボトルの中心線が投入案内路1に沿うような姿勢に制御)し易いように形成されている。
尚、駆動シャフト15は、ローラ基体の両端部分に夫々固定される比較的短く形成されたものであっても良い。
また、複数の弾性ローラ片20は、夫々が同一寸法のものを利用しても良いし、その幅が異なるものを組合せて利用しても良い。
尚、一方の孔明け兼用圧潰ローラAの孔明けプレート25と、他方の孔明け兼用圧潰ローラAの孔明けプレート25は、対峙するように配設されている。
2 投入口
3 投入予定部
A 孔明け兼用圧潰ローラ
10 固定側板
11 取付孔
15 駆動シャフト
20 弾性ローラ片
21 凸部
22 凹部
23 取付孔
24 中央空間
25 孔明けプレート
26 突出刃部
27 取付孔
30 連結杆
31 ナット
32 ワッシャ
Claims (5)
- 使用済みのペットボトルの本体部分を圧潰できるようにしたペットボトル用圧潰装置であって、投入口から投入されたペットボトルを、その口部がわ或いは底部がわが先行するように投入予定部まで案内できるよう形成した投入案内路と、投入予定部の稍下方を挟むように配される一対の孔明け兼用圧潰ローラと、一対の孔明け兼用圧潰ローラを、上方から下方に向うような巻込み回転可能とする適宜駆動手段とを備え、一対の孔明け兼用圧潰ローラは、駆動手段により回転する駆動シャフトと、この駆動シャフトに装着されるローラ基体とを有し、このローラ基体は、左右の固定側板と、この左右固定側板の間に配される複数の弾性ローラ片と、この弾性ローラ片の間に介装される孔明けプレートと、これらを貫通して連結する複数の連結杆とを備え、弾性ローラ片の外周面には、凸部と凹部を交互に配し、孔明けプレートの外周部分には、複数の突出刃部を周設し、一対のローラ基体の孔明けプレートの突出刃部によって、ペットボトルの本体部分に複数の切込孔を設けられるように形成し、複数の弾性ローラ片によって、ペットボトルの口部、或いは口部及び蓋を残して本体部分のみを圧潰できるように構成したことを特徴とするペットボトル用圧潰装置。
- 一方の孔明け兼用圧潰ローラの弾性ローラ片の凸部と凹部が、他方の孔明け兼用圧潰ローラの弾性ローラ片の凹部と凸部に噛合うように構成したことを特徴とする請求項1記載のペットボトル用圧潰装置。
- 駆動シャフトの軸芯方向から見て、孔明けプレートの突出刃部が、弾性ローラ片の凹部部分に配置されるように構成したことを特徴とする請求項1または請求項2記載のペットボトル用圧潰装置。
- 駆動シャフトの軸芯方向中央部分に、孔明けプレートが配されないように構成したことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3記載のペットボトル用圧潰装置。
- 使用済みのペットボトルの本体部分を圧潰できるようにしたペットボトル用圧潰装置の孔明け兼用圧潰ローラであって、駆動手段により回転する駆動シャフトと、この駆動シャフトに装着されるローラ基体とを有し、このローラ基体は、左右の固定側板と、この左右固定側板の間に配される複数の弾性ローラ片と、この弾性ローラ片の間に介装される孔明けプレートと、これらを貫通して連結する複数の連結杆とを備え、弾性ローラ片の外周面には、凸部と凹部を交互に配し、孔明けプレートの外周部分には、複数の突出刃部を周設し、一対のローラ基体の孔明けプレートの突出刃部によって、ペットボトルの本体部分に複数の切込孔を設けられるように形成し、複数の弾性ローラ片によって、ペットボトルの口部、或いは口部及び蓋を残して本体部分のみを圧潰できるように構成したことを特徴とするペットボトル用圧潰装置の孔明け兼用圧潰ローラ。
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