JP4517179B2 - 水平遮蔽羽ブラインドの竿移動保持装置 - Google Patents

水平遮蔽羽ブラインドの竿移動保持装置 Download PDF

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本発明は、上部竿と下部竿間に竿保持体として歯付ベルトのような歯付帯体を備える水平遮蔽羽ブラインドの竿移動保持装置に関するもので、歯付帯体の操作歯車への巻き掛けと筒体への巻き付けとの併設による両竿間の相対移動と保持を行う竿移動保持装置を含むものである
従来、水平遮蔽羽ブラインドの移動竿は、上部の固定竿内に設けた竿移動装置より垂下されたコード状の昇降紐や、薄い金属性テープを介して上下の移動と保持が行われるものが一般に広く普及している。
本願と同一出願人の先の出願、特願2003−314148号には、竿保持体及び操作帯体として歯付ベルトのような刻み目付帯体を用いたもので、各々2種類の竿移動保持装置と竿操作手段が開示されている。ここで、竿移動保持装置として、竿内の水平軸上軸方向に移動しながら回転することの出来る筒体に、刻み目付竿帯の上方端側を螺旋状に巻き付けて保持するものが開示されている。帯体の寸法精度が高く、引張りと圧縮に強く、折れ難い歯付ベルトのようなもので造られるから、竿の正確で安定した平行保持がなされる。
特願2003−314148号明細書。 特願2004−006161号明細書。 特願2004−160364号明細書。
今日、一装置内に複数の遮蔽調節面などの自由な遮蔽パターン要請のある中で、従来の竿保持体とその竿移動保持装置はこれらの要請に応える上での弱点になっている。
例えば、従来の上部竿内の移動保持装置よりブラインド面内を垂下した昇降紐や、テープにより下部の移動竿の移動と保持を行うものは、紐等の弛み方向の抵抗力がなく、弛みによるトラブルを起こし易い等の欠点がある。特に、複数の移動竿を設ける際に、昇降紐の数が増加して全体構造が複雑になってしまう。
歯付竿帯を用いた前述の提案はこれらの問題の解決に有益である。
本発明の目的は、正確な竿の移動と保持並びに竿帯の巻取りが行われ、竿間の平行が正確に維持されると共に、竿重量が竿帯に均等に負担される水平遮蔽羽ブラインドの竿移動保持装置を提供するにある。
本発明の他の目的は、構造簡明にして円滑な竿移動と正確で静粛な操作の出来る水平遮蔽羽ブラインドの竿移動保持装置を提供するにある。
本発明の他の目的は、一組の歯付竿帯が筒体側に確りと保持され竿の平行が強固に維持される水平遮蔽羽ブラインドの竿移動保持装置を提供するにある。
本発明は、上部竿と下部竿の間に所望の間隔で垂下されその下端側を下部竿に結合された一組の歯付竿帯を設け前記一組の歯付竿帯の一本を操作側歯付竿帯とし、前記上部竿内に回転支持手段に回転自在に支持された水平軸と前記水平軸上の前記操作側歯付竿帯の位置にこれと噛み合う操作歯車を固定に設け、前記操作歯車に前記操作側歯付竿帯の上端側を後側より巻掛け表側に長く垂下せしめて竿操作部を形成し前記操作歯車の下部に前記竿操作部の操作で作動する止め片からなる竿止め手段を設けて前記下部竿の一部を保持すると共に、前記水平軸上の他の歯付竿帯の位置に軸移動支持手段に軸移動自在且つ前記水平軸と同時回転に支持されその外周が前記歯付竿帯を螺旋状に巻き付けた時のその刻み円の直径が螺旋巻き刻み円の直径となる円筒からなりその一部に螺旋巻送り手段を備える筒体を設け、前記他の歯付竿帯の上端側を前記筒体の後側より螺旋状に巻き付けて前記下部竿の他の部分を保持せしめ、前記竿操作部の引き・戻し・止めの操作により上部竿と下部竿間の相対移動と保持を行う水平遮蔽羽ブラインドの竿移動保持装置である。
又、本発明の竿移動保持装置において、水平軸上の他の歯付竿帯の位置に設ける筒体は、その外周に前記他の歯付竿帯の歯に適合して噛合い操作歯車と同じ歯数と螺旋巻き刻み円の直径を有する平歯の歯を有しその一部に螺旋巻送り手段を備える歯付筒体とし、前記他の歯付竿帯の上端側を前記筒体の後側より螺旋状に巻き付けて前記下部竿の他の部分を保持せしめるようにすることも出来る。
又、本発明の竿移動保持装置において、水平軸上の他の歯付竿帯の位置に設ける筒体は、その外周に前記他の歯付竿帯の歯に適合して噛合い操作歯車と同じ歯数と螺旋巻き刻み円の直径を有し前記他の歯付竿帯の巻付け刻み角度に合致した傾斜角度のハスバ歯の歯を備えその一部に螺旋巻送り手段を備える歯付筒体とし、前記他の歯付竿帯の上端側を前記筒体の後側より螺旋状に巻き付けて前記下部竿の他の部分を保持せしめるようにすることも出来る。
又、上部竿から垂下される歯付竿帯に移動竿が保持され、上部竿内に回転支持手段により回転自在に支持された水平軸と該水平軸に軸移動支持手段を介して軸移動自在且つ水平軸と同時回転に支持され、水平軸と共に回転しながら軸移動する筒体に歯付竿帯を螺旋状に巻き付けあるいは巻き戻しして移動竿の移動と保持を行う水平遮蔽羽ブラインドの竿移動保持装置において、その外周に歯付竿帯を噛み合わせながら螺旋状に巻き付け可能な螺旋巻き刻み円の直径を有する歯付筒体と、上部竿内でその一部を前記上部竿側に支持され他の部分を前記歯付筒体の一部に結合され前記歯付筒体を螺旋状に巻かれた歯付竿帯の巻き始め側へ常時押す側押し手段からなる螺旋巻送り手段を備える竿移動保持装置とすることも出来る。
上記螺旋巻送り手段は、上部竿内に設けられその一部を上部竿側に支持され他の部を歯付筒体の一部に回転継手を介して結合され前記歯付筒体を螺旋状に巻かれた歯付竿帯の巻き始め側へ常時押す側押し手段からなるものとすることが出来る。
又、上記螺旋巻送り手段は、水平軸上に設けられその一方側を水平軸側に固定され他方側を歯付筒体の一部に結合され前記歯付筒体を螺旋状に巻かれた歯付竿帯の巻き始め側へ常時押す側押し手段からなるものとすることも出来る。
さらに、上記側押し手段は歯付筒体の螺旋状に巻かれた歯付竿帯の巻き始め側の水平軸上に設けられ、その後方側を固定手段を介して水平軸側に固定されその前方側を歯付筒体の端部に結合された弾性体からなるものとすることも出来る。
さらに、上記竿移動保持装置においては、歯付筒体と竿側の一方の側に設けた送りネジ溝部と、相手側に設けられ前記ネジ溝部に嵌め合い一定長さ回転せずに軸方向に移動可能な送りナットと、前記送りナットを回転しないように保持して軸方向に案内するナット案内部と、前記送りナットと前記ナット案内部側の間に設けられ前記歯付筒体を歯付竿帯の巻き始め側へ押圧する弾性体の押圧手段からなる弛み吸収手段を設けることが出来る。
又、歯付竿帯の筒体への巻付け部位に上部竿側に固定され前記歯付竿帯の側面を案内する側案内面と前記歯付竿帯の背後面を案内する背案内面からなる帯案内手段を設けるとよい。
操作側歯車の下部に止め片案内手段に前記操作側歯車と操作歯付竿帯の表側垂下部に向かって略上下に案内され少なくともその上面側に対面する操作側歯車と噛み合い可能な止め歯面を備える止め片からなる竿止め手段を備えることも出来る。
本発明は、竿を保持する歯付竿帯と竿の移動操作をする操作歯付竿帯とが一体の最小限の帯体からなっており、同一軸上に設けた操作歯車への歯付竿帯の巻き掛けと正確な筒体への螺旋巻付けとの併設により、構造が簡単で、正確な竿の移動と保持並びに竿帯の巻取りが行われる水平遮蔽羽ブラインドの竿移動保持装置を提供することが出来る。
外周に操作側の歯車と同じ歯数の歯を備える筒体へのずれのない巻き付けと、歯面を有する止め片の噛み合いによる確実で、円滑な操作とが行われる水平遮蔽羽ブラインドの竿移動保持装置を提供することが出来る。
さらに、歯付竿帯の歯付筒体への巻付け時の弛みが側押し手段による螺旋巻送り手段、あるいはネジ送り装置内の弛み吸収手段によって除かれ、歯付竿帯が筒体へずれることなく確りと巻かれ、各竿帯への負荷の均等化と下部竿の左右の平行維持がより強固に確保される。
簡明な構造により竿の正確で強固な平行の維持と、静粛で円滑な操作が行えるブラインドを得る目的を、上部竿より下部竿に垂下されその下端側を下部竿に結合された一組の歯付竿帯を設け前記一組の歯付竿帯の一本を操作側歯付竿帯とし、該操作側歯付竿帯の上端を上部竿内の回転軸に固定された操作歯車に巻き掛けて表側に長く垂下して竿操作部を形成すると共に該操作歯車の下部に竿止め手段を設けて下部竿の一端を保持し、他の歯付竿帯の位置する水平軸の部位に軸方向移動自在に回転連結されて支持されその外周が円筒ないし操作歯車と同じ歯数の歯を有する筒からなりその一部に螺旋巻送り手段を備える筒体を設け、該筒体の外周に他の歯付竿帯の上端を螺旋状に巻き付けて下部竿の他端を保持し、竿操作部の引き・戻し・止めの操作により上部竿と下部竿間の相対移動と保持を行うことにより達成した。
図1〜5に示される水平遮蔽羽のブラインドは、窓の上部に固定された上部竿1の下に下部竿2が上部竿1側から垂下されている左右2本の同一の歯付竿帯3により所望の間隔で保持されている。ここで、歯付竿帯3は市場にある歯付ベルトが使用されている。上部竿1からは下部竿2に羽操作手段の保持リング33から羽保持紐4が垂下されており、該羽保持紐4に水平遮蔽羽5が保持され遮蔽調節面Sが形成されている。歯付竿帯3は水平遮蔽羽5の帯孔を通って下部竿に至り結合片7で該竿に結合されている。上部竿1内には左右の軸受8に四角の軸断面を有する水平軸9が回転自在に支持されている。該水平軸9には右側の操作側歯付竿帯3の位置に操作歯車10が固定されている。該操作歯車10は外周に歯付竿帯3に適合して噛み合う平歯の歯を有する歯付プーリーである。該操作歯車10に操作側歯付竿帯3の上端側がその後側より巻掛けられてブラインド面の表側に長く垂下されており、その下端部は下部竿2の下側より結合片7の下部に結合されている。この操作側歯付竿帯3の表側に垂下された部分を竿の移動操作をする竿操作部11にしている。操作歯車10の下部には竿操作部11の操作で作動する止め片12からなる竿止め手段13が設けてある。
一方、水平軸9の左側の歯付竿帯3の位置には、軸方向移動自在且つ水平軸と同時回転するように水平軸に適合する四角孔で嵌まり回転連結された一定長さの歯付筒体14が設けてある。該歯付筒体14はその外周に操作歯車10と同じ歯数のハスバ歯の歯を備えている。そして、左側の歯付竿帯3の上端側がその後側よりハスバ歯の歯に噛み合わされて右側から左側へ螺旋状に巻かれて保持されている。ハスバ歯の傾斜角度αは歯付竿帯3の巻き付け刻み角度αに合致しており、歯付竿帯3は正規の噛み合いを保ちながら歯付筒体14に螺旋状に巻かれる。各歯付竿帯3の巻付け位置の竿側には案内ケース23が固定に設けてある。該案内ケース23には歯付竿帯3の側面を案内する両側の側案内面24と、竿帯の背後面を案内する背案内面25が設けてある。この側案内面24と背案内面25は歯付竿帯3の側面と背面を案内して歯付竿帯3が螺旋状にきっちりと巻き込まれ、あるいは、巻き戻されるのを助ける。符号26で示される部分は、歯付竿帯3の巻き付け始端を押さえる押さえリングである。
歯付筒体14の巻き付け部の右側に弾性体の側押し手段からなる弛み吸収手段を備える筒送りネジ装置の螺旋巻送り手段6部が形成されている。この部分の歯付筒体14側に歯付竿帯3の巻き付けピッチに合致したピッチの角ネジ状の送りネジ溝部15が設けてある。該送りネジ溝部15には上部竿1内に保持された送りナット17の筒送り体が嵌まっている。該送りナット17は、上部竿1内で一定の長さ回転せずに軸方向に移動出来るように上部竿1内に形成された案内部16で保持されている。そして、送りナット17の左側端面と案内部16の左側のバネ受け面との間に圧縮コイルバネの張りバネ18からなる弾性体の弛み吸収手段(側押し手段)が設けてある。そこで、該張りバネ18のバネ力(反発力)で送りナット17は常時右方へ軽く押され、該送りナット17を介して歯付筒体14が常時右方(巻き始め側)へ軽く押された状態に維持されている。水平軸9の回転により操作歯車10と同調して歯付筒体14が回転する時、歯付筒体14は送りナット17によって歯付竿帯3の巻き方向に沿って移動しこの左側の歯付竿帯3を螺旋状に巻付け、あるいは巻戻しする。
ここで、歯付筒体14に歯付竿帯3が刻み角度αで螺旋状に巻かれた場合、軸に直角に巻かれた場合と同じ長さにならなければならない。故に、歯付筒体のハスバ歯の刻み円の直径Dsは操作歯車の刻み円の直径Dに対してDs=D・cosαの関係で、小さく作られる。この歯付筒体の歯の刻み円の直径であるDsを、ここでは螺旋巻き刻み円の直径と呼ぶこととする。ここに、刻み円は操作歯車や筒体に歯付竿帯が巻き付けられた時の正面(軸直角)ピッチラインであり、以後の説明においても同様である。
歯付筒体のハスバ歯の刻み円の直径Dsが小さくなる場合でも、歯付竿帯の歯形は変わらないので、歯付竿帯が歯付筒体側の歯と正しく噛み合うには、歯付筒体側の歯溝の寸法が歯付竿帯の歯が入り込める寸法を有していなければならない。従って、歯付筒体側の歯は操作歯車のそれに比べ歯の厚サが小さくなるように補正して加工される。
歯付筒体の螺旋巻き刻み円の直径が上記寸法より大き目であれば、螺旋状に巻かれる歯付竿帯は巻かれるにつれて歯付筒体側の歯より浮き上がってくる。一方、小さ目であれば、歯付竿帯は巻かれるにつれて既に巻かれている部分にたるみを生ずる。従って、加工の際は小さ目となる側に公差をとることになる。
この実施例では、歯付筒体14の刻み円の直径は予め上記Dsより僅かに小さく作られている。従って、歯付竿帯3は巻かれるにつれて弛みを生じてくる。前述のようにこの実施例では、歯付筒体14は張りバネ18のバネ力で歯付竿帯の巻き始め側(右方)へ押されている。そこで、歯付竿帯3が巻かれる時に巻き付けに弛みを生じてくると、歯付筒体14が送りナット17の送り量に加えて、前記バネ力による側押しで余分に移動してその弛みを吸収していく。つまり、巻き付け刻み角度αが巻き付け刻み角度α+βとなることによって弛みが吸収される弛み吸収手段を備えている。歯付竿帯3の巻付けピッチは角度+β分だけ粗くなるが、この左側の歯付竿帯3は歯付筒体14の外周に確りと巻かれる。このようにして下部竿の平行が強固に維持されるブラインドを得ることが出来る。
竿止め手段13側には、操作歯車10の下部に前後に長い止め片12が設けてある。該止め片12はその後部側を上部竿1に固定された保持ブロック19に水平に固定されている止め片案内手段の保持ピン20により保持されている。止め片12の前部側には、その上側面に対面する操作歯車10の下側部分と噛合い可能な止め歯面21が、その前側面に対面する操作側歯付竿帯3の竿操作部11と噛合い可能な掛り歯面22が設けてある。そこで、止め片12の前部側は操作歯車10と上部竿1の底板との間で保持ピン20の周りで上下に揺動することが出来る。止め片12の止め歯面21が操作歯車10の下側に噛合っている時、掛り歯面22は操作歯車10の前端より幾分前へ出っ張っている。そこで、操作歯車10の前側より垂れる操作側歯付竿帯3の歯は常に掛り歯面22の歯面に噛合って下に垂下される。下部竿2の移動操作はこの竿操作部11によって行われる。即ち、竿操作部11を手に持ってAの傾きで引くと、操作側歯付竿帯3の歯は止め片の掛り歯面22から外れ、操作歯車10を矢印の方向に回転せしめる。そこで、止め片の止め歯面21が自重により操作歯車10の歯から外れて仮想線で示すように上部竿1の底板上に落下する。これによって水平軸9の回転が自由になるので、竿操作部11を引きあるいは戻しすることによって下部竿2を上下に移動せしめることが出来る。
操作歯車10が矢印の方向に回転させられて下部竿2が引き上げられる時、歯付筒体14は水平軸9を介して同調して回転し、左側の歯付竿帯3を右側と同調して螺旋状に巻き取り、下部竿2は平行に引き上げられる。
図6〜7は他の実施例である。以後の実施例の説明において、前述の例と同一部分には同一の符号にa、b、c、dの添字を付して示し、その詳しい説明を省略して主に異なる部分について説明する。ここで前述の実施例と異なる部分は、左側の歯付筒体14aがその外周に操作歯車(前例の操作歯車10と同一であるから図示は省略した)と同じ歯数の平歯の歯を備えている。そして、左側の歯付竿帯3aの上端側が歯付筒体14aの後側より平歯の歯に噛み合わされて右側から左側へ刻み角度αaで螺旋状に巻かれて保持されている。該歯付筒体14aの歯の部分の刻み円の直径Dsaは操作歯車の刻み円の直径Daとは異なり、前例の歯付筒体14の刻み円の直径Dsと基本的に同じで、Dsa=Da・cosαaの関係にある。この歯付筒体の歯の刻み円の直径であるDsaを、ここでも螺旋巻き刻み円の直径と呼ぶ。そして、ここでも予め上記Dsaより僅かに小さく作られている。従って、歯付竿帯3aは巻かれるにつれて既に巻かれている部分にたるみを生ずることになる。ここでも、前例と同じように歯付筒体14aの巻き付け部の右側に弛み吸収手段を含む筒送りネジ装置の螺旋巻送り手段6a部が設けてあり、その弛み吸収手段によって歯付竿帯3aの歯先が歯付筒体14aの歯底に確りと密接して巻かれ竿重量を負担する。
前例と同じような理由から、歯付筒体14a側の歯は操作歯車のそれに比べ歯の厚サが小さくなるように補正して加工する必要があるが、ここでは更に歯付竿帯の歯が角度αaだけ傾いて平歯の歯溝に入り込むので、この点を考慮した補正が加えられ、歯の厚サはさらに小さくなる。図7は幅6mmのある種の歯付ベルトを用いて巻き付け刻み角度4°前後で巻いた場合の歯付筒体の歯の部分の形を例示するものである。
ここで、歯付竿帯3aの既に巻かれている部分にたるみを生ずることがあっても、さほどの問題にはならない。例えば、図のように巻き付け部において背案内面により歯付竿帯3aの背面の外側部分が十分な長さ筒体の外周に沿って案内されていれば、巻き掛け角度として180°程度の部分の噛み合いを得ることは十分可能であり、十分な歯数による荷重の負担が出来るので、使用上の問題は生じない。平歯の歯溝に対して歯付竿帯3aの歯が角度αa傾いて噛み合わされることになるが、歯付ベルト等の歯の部分はゴム材が主体であるから相手歯面に倣って順応して荷重を負担し得る。巻き付け刻み角度などの設計上の配慮によってブラインドの竿保持体としての使用には十分耐えることが出来る。
図8は他の実施例である。ここでは左側の筒体14bが外周に歯を持たない円筒形の筒体である。該筒体14bは直径が歯付竿帯3bを螺旋状に一巻きした長さが操作歯車(前例の操作歯車10と同一であるから図示は省略した)の刻み円の円周長さに等しくなる大きさからなっている。ここに、長さとは巻付けられた歯付竿帯のピッチラインにおける長さである。筒体14bはその右側を水平軸9bにその四角孔部27で支持され、その左側を螺旋巻送り手段6bの送りネジ軸15bに回転と軸移動可能に嵌まる送りナット部17bで支持されている。筒体14bは前の実施例1及び実施例2同様、右側の操作歯車と同調して回転し左側の歯付竿帯3bが螺旋巻送り手段6bに送られて右側から左側へ刻み角度αbで螺旋状に巻かれ、あるいは逆方向に巻き戻される。歯付竿帯3bの歯先が筒体14bの外周面にぴったり接面して巻かれる。この時の歯付竿帯3bの刻み円の直径Dsbは前例の歯付筒体14の刻み円の直径Dsと基本的に同じで、Dsb=Db・cosαbの関係にある。直径Dbは操作歯車の刻み円の直径である。この歯付竿帯3bの刻み円の直径であるDsbを、ここでも螺旋巻き刻み円の直径と呼ぶ。
この筒送りネジ装置からなる螺旋巻送り手段6bは、筒体14bが固定された送りネジ軸15b上を移動するようになっている。上部竿1bの左端の端部ケース28に筒体14bの左側の中空孔29に深く入り込んだ送りネジ軸15bが固定されている。該送りネジ軸15bは中空軸で、水平軸9bの左側が挿入されており、該水平軸9bの左端部を軸受30で支持している。送りネジ軸15bのネジ溝のピッチは歯付竿帯3bの巻付けピッチに合致しており、且つ、歯付竿帯3bの巻き方向と同一方向に螺旋状に切られた角溝の送りネジ溝部である。そして、該送りネジ軸15bには筒体14bの左端の送りナット部17bの孔部が摺動自在に嵌まっている。該送りナット部17bは筒体の外周より送りネジ軸15bのネジ溝に嵌まるように突出する複数本の送りピン31を備えており、筒体14bは水平軸9bによって回転しながら送りピン31によってネジ溝に沿って軸方向に送られる。簡単な筒送り手段である。勿論、送りピンの数は任意である。
そこで、竿の上下操作の際に筒体14bが回転させられる時、送りネジ軸15bにより歯付竿帯の巻付けピッチに合致したピッチで筒体14bが軸方向に送られ、歯付竿帯3bが筒体へ螺旋状に巻かれ、あるいは巻き戻される。
図9〜10は他の実施例を示す。この実施例において、水平軸の右側に固定される操作歯車10cは刻み円の直径がDcからなっており、左側の歯付筒体14cは実施例2の図6〜7に示すものと同じように外周に平歯の歯を備える歯付筒体で、その刻み円の直径DscはDsc=Dc・cosαcの関係にある。ここに、αcは歯付竿帯の巻き付け刻み角度であるこの歯付筒体の歯の刻み円の直径であるDscを、ここでも螺旋巻き刻み円の直径と呼ぶ。その歯及び歯溝の形は図7に示されているものに近いものとなる。そして、ここでも歯の刻み円の直径は予め上記Dscより僅かに小さく作られている。
ここで、螺旋巻送り手段6cは、歯付筒体14cを水平軸上で終始歯付竿帯の巻き始め側方向(右方向)へ押す、ないし引張る側押し手段からなっている。図において歯付筒体14cの右側の歯付竿帯の巻き始め側に水平軸9cと同心の長い引張りコイルバネの弾性体36が設けてある。該弾性体36の左端は歯付筒体14cの右端のバネ結合ネジ部37にねじ込まれて歯付筒体14cに固く結合されている。一方、弾性体36の後方側(右側)の離れた位置には水平軸9c上に固定手段のバネ支持体38が止め輪で固定されており、弾性体36の右端はこのバネ支持体38のバネ支持ネジ部39にねじ込まれて水平軸9c側に固く結合されている。ここで、弾性体36は常時張られた状態にあり、その弾力で水平軸上の歯付筒体14cを矢印のように常に歯付竿帯の巻き始め側方向に引っ張っている。そこで、水平軸と共に歯付筒体14cが回転する際に、歯付竿帯3cは歯付筒体14cの歯と噛み合いながら巻き付け刻み角度αc+βcで螺旋状に巻かれ、あるいは巻き戻される。歯付竿帯3cは操作歯車10cに掛かる操作側歯付竿帯3cと同調して上下し、下部竿2cを平行に上下移動させ所望の位置に保持する。ここで、弾性体36とバネ支持体38は歯付筒体14cと共に水平軸9c上で回転する。
図11は他の実施例を示す。この実施例では、螺旋巻送り手段6dの側押し手段が前の実施例4と異なっている。ここでは上部竿1d内に歯付筒体14dに隣接して平行に長い引張りコイルバネの弾性体36dが設けてある。該弾性体36dの右側の端は上部竿1d内に固定されたバネ支持体38dに支持され、一方の左側の端は引っ張られて歯付筒体14dの左端に設けられた回転継手部40に掛けられている。回転継手部40は歯付筒体14dの左端面とスラスト玉軸受を介して繋がっている。そこで、回転継手部40は回転しながら移動する歯付筒体14dの左端面を弾性体36dの力で押しながら、自体は下の案内部に沿って回らずに真直ぐに移動する。このようにして、歯付筒体14dを水平軸上で終始歯付竿帯の巻き始め側方向(右方向)へ押す。
実施例1及び実施例2における歯付筒体の螺旋巻送り手段では、筒体を送る筒送りネジ装置を備えており、その送りネジ部に弾性体の弛み吸収手段(側押し手段)を介在させて歯付竿帯を筒体に弛みなく螺旋巻きするもので、側押し手段のコイルバネ等の側押し力の変動を小さく抑え、全体の大きさを小さく出来る利点がある。この実施例4及び実施例5の螺旋巻送り手段では、直に歯付筒体を側押しする側押し手段により弛みのない螺旋巻きを行うものである。いずれも、バネ等の弾性体の弾力の力で筒体を側押しして歯付竿帯を筒体の歯部に弛みなく螺旋状に巻付けるものを示しているが、弾性体以外の力を用いることも自由である。
コイルバネによる側押し手段は、これらの実施例のように筒体を歯付竿帯の巻き始め側の位置から引張りコイルバネの弾性体により引っ張るのではなく、筒体の反対側の位置から圧縮コイルバネの弾性体等で押すようにしても実施しうることは明らかである。
これらの実施例では、長いコイルバネを用いて歯付筒体の移動の範囲内での荷重の変動を小さくした弾性体とすることで、実施例1及び実施例2と同じような弛みのない均等な螺旋巻送りを達成した。
これらの側押し手段による螺旋巻送り手段は、前の実施例1及び実施例2に比べ構造が簡単で、送りネジ部等の摺動部を有しない利点がある。
歯付筒体14cの歯は下部竿の平行を保持の点からはなるべく平歯の歯であることが望ましい。しかし、ハスバ歯であっても歯間隙間の採り方など実施の仕方に注意することよって、殆んど問題なく実施できる。
図12は竿止め手段の他の実施例を示す。ここで止め片12eはその後部のアーム部35を水平軸9e上にブッシュ34を介して回転自在に保持されており、その前側面に対面する操作側歯付竿帯11eの歯と噛合い可能の掛り歯面22eを備えている。上部竿1e内に固定される保持ブロック19eは、竿帯11eの巻掛け部分の上部周りを覆い前方側へ斜め前方に傾斜して下った前側壁面32を有している。そこで、止め片12eは前側壁面32と上部竿1eの底板の間で水平軸9eの周りに揺動する。
操作側歯付竿帯11eを手に持ってAeの傾きを保って引くと、操作側歯付竿帯11eは前側壁面32から離れ、操作歯車10eを矢印の方向に回転せしめ、止め片12eが自重により操作側歯付竿帯11eの歯から外れて後退する。これによって前例同様操作側歯付竿帯11eを引き、あるいは戻しすることによって下部竿を上下に移動させることが出来る。操作側歯付竿帯11eの傾きをBeの位置に傾けた状態で戻すと、竿帯11eの歯は掛り歯面22eを引っ掛けて噛み合い、止め片12eを引き上げて該操作側歯付竿帯11eを前側壁面32との間で挟み付け、上部竿をその位置に保持する。歯の噛み合いによる確実な作動と、確りとした保持がなされる。
実施例を示す水平遮蔽羽ブラインドの正面図で、一部を破断して示す図である。 図1における2−2断面図である。 図1における3−3断面図で下部を省略して示す図である。 図1における4部分を拡大して示す拡大図である。 図4における5−5断面図である。 他の実施例を示す水平遮蔽羽ブラインドの図4と同じ部分を示す正面図で、一部を破断して示す図である。 図6に示す実施例における歯付筒体部分の軸に直角な断面の一例を示す断面図である。 他の実施例を示す水平遮蔽羽ブラインドの図4と同じ左側部分を示す正面図で、一部を破断して示す図である。 他の実施例を示す水平遮蔽羽ブラインドの正面図で、一部を破断して示す図である。 図9における10部分を拡大して示す拡大図である。 他の実施例を示す水平遮蔽羽ブラインドの正面図で、一部を破断して示す図である。 図2と同じ断面位置における縦断面図で、竿止め手段の他の実施例を示す図である。
符号の説明
1、1a、1b、1c、1d、1e 上部竿
2、2c、2d 下部竿
3、3a、3b、3c、3d、3e 歯付竿帯
4、4a、4b、4c、4d、4e 羽保持紐
5、5a、5b、5c、5d、5e 水平遮蔽羽
6、6a、6b、6c 螺旋巻送り手段
8、8c、8d 軸受
9、9a、9b、9c、9d、9e 水平軸
10、10c、10d、10e 操作歯車
11、11c、11d、11e 竿操作部
12、12e 止め片
13、13e 竿止め手段
14、14a、14d 歯付筒体
14b 筒体
15、15a 送りネジ溝部
15b 送りネジ軸
16、16a 案内部
17、17a 送りナット(筒送り体)
17b 送りナット部(筒送り体)
18、18a 張りバネ
19、19d 保持ブロック
20 保持ピン
21 止め歯面
22、22e 掛り歯面
23、23a、23b、23c 案内ケース
24、24a、24b、24c 側案内面
25 背案内面
28 端部ケース
29 中空孔
30 軸受
31 送りピン
32 前側壁面
36、36d 弾性体
37、37d バネ結合ネジ部
38、38d バネ支持体
39 バネ支持ネジ部
40 回転継手部

Claims (9)

  1. 上部竿と下部竿の間に所望の間隔で垂下されその下端側を下部竿に結合された一組の歯付竿帯を設け前記一組の歯付竿帯の一本を操作側歯付竿帯とし、前記上部竿内に回転支持手段に回転自在に支持された水平軸と前記水平軸上の前記操作側歯付竿帯の位置にこれと噛み合う操作歯車を固定に設け、前記操作歯車に前記操作側歯付竿帯の上端側を後側より巻掛け表側に長く垂下せしめて竿操作部を形成し前記操作歯車の下部に前記竿操作部の操作で作動する止め片からなる竿止め手段を設けて前記下部竿の一部を保持すると共に、前記水平軸上の他の歯付竿帯の位置に軸移動支持手段に軸移動自在且つ前記水平軸と同時回転に支持されその外周が前記歯付竿帯を螺旋状に巻き付けた時のその刻み円の直径が螺旋巻き刻み円の直径となる円筒からなりその一部に螺旋巻送り手段を備える筒体を設け、前記他の歯付竿帯の上端側を前記筒体の後側より螺旋状に巻き付けて前記下部竿の他の部分を保持せしめ、前記竿操作部の引き・戻し・止めの操作により上部竿と下部竿間の相対移動と保持を行うことを特徴とする水平遮蔽羽ブラインドの竿移動保持装置。
  2. 上部竿と下部竿の間に所望の間隔で垂下されその下端側を下部竿に結合された一組の歯付竿帯を設け前記一組の歯付竿帯の一本を操作側歯付竿帯とし、前記上部竿内に回転支持手段に回転自在に支持された水平軸と前記水平軸上の前記操作側歯付竿帯の位置にこれと噛み合う操作歯車を固定に設け、前記操作歯車に前記操作側歯付竿帯の上端側を後側より巻掛け表側に長く垂下せしめて竿操作部を形成し前記操作歯車の下部に前記竿操作部の操作で作動する止め片からなる竿止め手段を設けて前記下部竿の一部を保持すると共に、前記水平軸上の他の歯付竿帯の位置に軸移動支持手段に軸移動自在且つ前記水平軸と同時回転に支持されその外周に前記他の歯付竿帯の歯に適合して噛合い操作歯車と同じ歯数と螺旋巻き刻み円の直径を有する平歯の歯を有しその一部に螺旋巻送り手段を備える歯付筒体を設け、前記他の歯付竿帯の上端側を前記筒体の後側より螺旋状に巻き付けて前記下部竿の他の部を保持せしめ、前記竿操作部の引き・戻し・止めの操作により上部竿と下部竿間の相対移動と保持を行うことを特徴とする水平遮蔽羽ブラインドの竿移動保持装置。
  3. 上部竿と下部竿の間に所望の間隔で垂下されその下端側を下部竿に結合された一組の歯付竿帯を設け前記一組の歯付竿帯の一本を操作側歯付竿帯とし、前記上部竿内に回転支持手段に回転自在に支持された水平軸と前記水平軸上の前記操作側歯付竿帯の位置にこれと噛み合う操作歯車を固定に設け、前記操作歯車に前記操作側歯付竿帯の上端側を後側より巻掛け表側に長く垂下せしめて竿操作部を形成し前記操作歯車の下部に前記竿操作部の操作で作動する止め片からなる竿止め手段を設けて前記下部竿の一部を保持すると共に、前記水平軸上の他の歯付竿帯の位置に軸移動支持手段に軸移動自在且つ前記水平軸と同時回転に支持されその外周に前記他の歯付竿帯の歯に適合して噛合い操作歯車と同じ歯数と螺旋巻き刻み円の直径を有し前記他の歯付竿帯の巻付け刻み角度に合致した傾斜角度のハスバ歯の歯を備えその一部に螺旋巻送り手段を備える歯付筒体を設け、前記他の歯付竿帯の上端側を前記筒体の後側より螺旋状に巻き付けて前記下部竿の他の部を保持せしめ、前記竿操作部の引き・戻し・止めの操作により上部竿と下部竿間の相対移動と保持を行うことを特徴とする水平遮蔽羽ブラインドの竿移動保持装置。
  4. 上部竿から垂下される歯付竿帯に移動竿が保持され、上部竿内に回転支持手段により回転自在に支持された水平軸と該水平軸に軸移動支持手段を介して軸移動自在且つ水平軸と同時回転に支持され、水平軸と共に回転しながら軸方向に移動する筒体に歯付竿帯を螺旋状に巻き付けあるいは巻き戻しして移動竿の移動と保持を行う水平遮蔽羽ブラインドの竿移動保持装置において、その外周に歯付竿帯を噛み合わせながら螺旋状に巻き付け可能な螺旋巻き刻み円の直径を有する歯付筒体と、上部竿内でその一部を前記上部竿側に支持され他の部分を前記歯付筒体の一部に結合され前記歯付筒体を螺旋状に巻かれた前記歯付竿帯の巻き始め側へ常時押す側押し手段からなる螺旋巻送り手段を備えていることを特徴とする水平遮蔽羽ブラインドの竿移動保持装置。
  5. 上部竿内でその一部を該上部竿側に支持され他の部分を歯付筒体の一部に回転継手を介して結合され前記歯付筒体を螺旋状に巻かれた歯付竿帯の巻き始め側へ常時押す側押し手段からなる螺旋巻送り手段を備えることを特徴とする請求項2又は3又は4記載の水平遮蔽羽ブラインドの竿移動保持装置。
  6. 水平軸上に設けられその一方側を水平軸側に固定され他方側を歯付筒体の一部に結合され前記歯付筒体を螺旋状に巻かれた歯付竿帯の巻き始め側へ常時押す側押し手段からなる螺旋巻送り手段を備えることを特徴とする請求項2又は3又は4記載の水平遮蔽羽ブラインドの竿移動保持装置。
  7. 歯付筒体の螺旋状に巻かれた歯付竿帯の巻き始め側の水平軸上に設けられ、その後方側を固定手段を介して水平軸側に固定されその前方側を前記歯付筒体の端部に結合された弾性体からなる側押し手段を備えることを特徴とする請求項6記載の水平遮蔽羽ブラインドの竿移動保持装置。
  8. 歯付筒体と竿側の一方の側に設けた送りネジ溝部と、相手側に設けられ前記ネジ溝部に嵌め合い一定長さ軸方向移動可能な送りナットと、前記送りナットを回転しないように保持して軸方向に案内するナット案内部と、前記送りナットと前記ナット案内部側の間に設けられ前記歯付筒体を螺旋状に巻かれた歯付竿帯の巻き始め側へ常時押す弾性体の側押し手段からなる弛み吸収手段を備えることを特徴とする請求項2又は3記載の水平遮蔽羽ブラインドの竿移動保持装置。
  9. 上部竿の歯付竿帯の筒体への巻付け部位に上部竿側に固定され前記歯付竿帯の側面を案内する側案内面と前記歯付竿帯の背後面を案内する背案内面からなる帯案内手段を備えることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4記載の水平遮蔽羽ブラインドの竿移動保持装置。
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