JP4516133B2 - 塗装機の洗浄機構 - Google Patents

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Description

本発明は自動車の車体などを塗装するための塗装機に係り、特にエアモータにより回転する回転体内やベルヘッド内を洗浄する塗装機の洗浄機構に関する。
従来から、自動車の車体などを塗装するために、図3(A)に示すような塗装機100が使用されている。この塗装機100は、塗装ロボットに使用されるもので、塗料が塗料供給管300を介して塗料充填装置200から供給され、洗浄用のエア及びシンナーが洗浄用供給管400を介して塗料充填装置200から供給されるようになっている。なお、塗料供給管300及び洗浄用供給管400は、塗装機100を車体形状に沿って所望の位置に移動させる移動用アームに配置されている。
このような塗装機100は、内筒111及び外筒112から構成されている二重管式のフィードチューブ110と、フィードチューブ110の先端部領域110Aを覆うように嵌め込まれ、エアモータ(図示せず。)によって先端部領域110Aを回転中心にして回転する中空の回転体120と、回転体120の先端部120aに固定され、当該回転体120の回転による遠心力により内筒111の先端111aから吐出された塗料を噴霧する中空のベルヘッド130と、フィードチューブ110の後端部110aに固定され、内筒111が貫通すると共に、フィードチューブ110内の空間113にエア及びシンナーを供給するための空洞141が形成されているハウジング140とを備えている(例えば、特許文献1参照。)。
フィードチューブ110は、内筒111は長手方向において直径が同一に形成されているが、外筒112は先端部領域110Aにおいて直径が小さく形成され、さらに、外筒112の内径は先端部領域110Aの手前までは外径に沿って大きく形成されている。また、ベルヘッド130は、先端から僅かに内側に塗料を拡散するためのハブ131が形成されている。また、ハウジング140は、後端面140aに内筒111に連通すると共に塗料供給管300に接続するための塗料供給口150と、空洞141に連通すると共に洗浄用供給管400に接続するためのエア・シンナー供給口160とが設けられている。
このように構成された塗装機100は図3(B)に示すように、塗装の際には、塗料充填装置200から塗料供給管300を介してフィードチューブ110の内筒111内に塗料が所定の圧力で供給され、この内筒111の先端から塗料がベルヘッド130の内側空間132内に所定の圧力で吐出される。塗料が内側空間132内に所定の圧力で吐出されたベルヘッド130は、回転体120を介してエアモータにより高速回転されていることから、塗料がハブ131から遠心力により飛ばされることで微粒化された状態で前方に噴射される。
また、洗浄の際には図3(C)に示すように、塗料充填装置200から洗浄用供給管400を介してフィードチューブ110の内筒111及び外筒112間に形成される空間113内にエア及びシンナーが所定の圧力で供給され、外筒112の先端からエア及びシンナーがベルヘッド130の内側空間132内に所定の圧力で吐出される。エア及びシンナーが内側空間132内に所定の圧力で吐出されたベルヘッド130は、回転体120を介してエアモータにより高速回転されていることから、遠心力によりエア及びシンナーが内側空間132及びハブ131に飛ばされるので、ベルヘッド130の内側空間132及びハブ131に付着した塗料を除去することができる。
特開2007−7533号公報
しかしながら、上述した塗装機100では、生産ラインを流れている車体の塗装色を変更するために、ベルヘッド130内に残っている塗料を洗浄により除去しなければならないが、1本の洗浄用供給管400にチェンジバルブ500でエア及びシンナーを交互に供給しなければならないので、シンナーを供給した場合にシンナーと共にベルヘッド130内に付着した塗料が、シンナーの吐出圧力によって当該シンナーがベルヘッド130のハブ131で反射することで回転体120とフィードチューブ110の外筒112との間に逆流して、そこにシンナーや塗料が付着して残ってしまうことがあった。また、回転体120と外筒112との間に塗料が逆流すると、エアモータ取付部に設置されている回転検出用のファイバー型センサ(図示せず。)を汚して検出能力を低下させることになる。
さらに、塗装機100を洗浄するには、塗装機100はベルヘッド130を下方に向けて行っているが、この場合、ハウジング140の空洞141が円柱状なので、シンナーが空洞141の下面となる角部に残ることがあり、塗装時にそのシンナーが塗装面に落下することがあった。
本発明は、このような従来の難点を解消するためになされたもので、エアモータにより回転する回転体内やベルヘッド内に付着している塗料を確実に除去することができる塗装機の洗浄機構を提供することを目的とする。さらに、本発明は、フィードチューブに塗料やエア及びシンナーを供給するハウジング内にシンナーが残ることを防ぐことができる塗装機の洗浄機構を提供することを目的とする。さらに、本発明は、シンナーの使用量及び洗浄時間を短縮できる塗装機の洗浄機構を提供することを目的とする。
上述の目的を達成する本発明の塗装機の洗浄機構は、塗料が供給される内筒、及び内筒が空間を有するように挿入される外筒から構成されている二重管式のフィードチューブと、フィードチューブの先端部領域を覆うように嵌め込まれ、エアモータによって先端部領域を回転中心にして回転する中空の回転体と、回転体の先端部に固定され、当該回転体の回転による遠心力により内筒の先端部から吐出された塗料を噴霧するベルヘッドと、外筒の後端部に固定され、内筒が貫通すると共に、フィードチューブ内の空間にエア及びシンナーを供給するための円柱状の空洞が形成され、当該空洞は内筒の軸方向に平面部が位置するハウジングとを備えた洗浄機の回転体内及びベルヘッド内をエア及びシンナーで洗浄するための洗浄機構であって、ハウジングは後端面に、エアのみを空洞内に供給するエア供給口と、エア及びシンナーを空洞内に交互に供給するエア・シンナー供給口とが空洞の円中心からオフセットされた位置に配置され、空洞のフィードチューブの固定側には空間に向かって先細りするような円錐状に形成されている漏斗部が設けられ、外筒は、先端開口部に、内周面から先端に向かって外周方向に斜めに切り欠かれた傾斜溝が放射状に少なくとも1つ設けられ、先端は傾斜溝に沿って吐出されるエア及びシンナーが回転体の内周面を沿ってベルヘッドの内周面に導かれる位置に配置されているものである。
このような第1の態様である塗装機の洗浄機構によれば、ハウジングは、後端面にエア供給口とエア・シンナー供給口とが空洞の円中心からオフセットされた位置に配置されていることから、洗浄時にエア供給口から常時エアを供給することができるので、エア・シンナー供給口からシンナーを供給している時にもエアも同時に供給することができ、さらに、ハウジングは、空洞のフィードチューブの固定側がフィードチューブの内筒及び外筒間に形成される空間に向かって先細りするような漏斗部を有していることから、エア及びシンナーが空洞内に供給されることで漏斗部の傾斜面に沿って渦巻きが発生するので、同時に供給されたエア及びシンナーは攪拌された状態でフィードチューブの空間内で螺旋状に旋回する。このように、同時に供給されたエア及びシンナーが攪拌された状態でフィードチューブの空間内で螺旋状に旋回することで、外筒の傾斜溝から回転体の内周面と共にベルヘッドの内周面をエア及びシンナーによるバブリング洗浄することができる。また、エアが常時、外筒の傾斜溝から回転体の内周面と共にベルヘッドの内周面に吐出するので、そこにエアカーテンを築くことができるようになる。
本発明の第2の態様は第1の態様である塗装機の洗浄機構において、フィードチューブの内筒及び外筒間に形成される空間は、エア供給口から空洞を介して供給されたエアと、エア・シンナー供給口から空洞を介して交互に供給されたエア及びシンナーとの流速を上昇させるような間隙で形成されているものである。
このような第2の態様である塗装機の洗浄機構によれば、バブリング洗浄によるエア及びシンナーの吐出圧力を高めることができるので、洗浄性能を高めることができる。
本発明の第3の態様は第1の態様である塗装機の洗浄機構において、フィードチューブの軸心は、空洞の漏斗部を形成する円錐の頂点を中心にしてエア供給口及びエア・シンナー供給口のオフセット位置とは相反する位置にフィードチューブの直径分だけオフセットされて配置されているものである。
このような第3の態様である塗装機の洗浄機構によれば、螺旋状に旋回しているエア及びシンナーを効率よく漏斗部の傾斜に沿ってスムーズにフィードチューブの空間内に導くことができる。
本発明の塗装機の洗浄機構によれば、エアモータにより回転する回転体内やベルヘッド内に付着している塗料を確実に除去することができる。さらに、フィードチューブに塗料やエア及びシンナーを供給するハウジング内にシンナーが残ることを防ぐことができる。さらに、シンナーの使用量及び洗浄時間を短縮できる。
以下、本発明の塗装機の洗浄機構を実施するための最良の形態例について、図面を参照して説明する。
本発明の洗浄機構が適用される洗浄機は図1(A)に示すように、塗料が供給される内筒21、及び内筒21が空間22を有するように挿入される外筒23から構成されているフィードチューブ2と、フィードチューブ2の先端部領域2Aを覆うように嵌め込まれ、エアモータ(図示せず。)によって先端部領域2Aを回転中心にして回転する中空の回転体3と、回転体3の先端部3aに固定され、当該回転体3の回転による遠心力により内筒21の先端21aから吐出された塗料を噴霧するベルヘッド4と、フィードチューブ2の外筒23の後端部23cに固定され、内筒21が貫通すると共に、フィードチューブ2内の空間22にエア及びシンナーを供給するための円柱状の空洞51が形成され、当該空洞51は内筒21の軸方向に平面部が位置するハウジング5とを備えている。
フィードチューブ2は、軸心が同心上に位置する内筒21及び外筒23から構成されている二重管式構造で、図1(A)、(B)に示すように、空間22は横断面形状がリング状に形成されている。外筒23は先端開口部23aに、内周面23bから先端23dに向かって外周23e方向に斜めに切り欠かれた傾斜溝24が放射状に等角度間隔で4箇所に設けられている。なお、傾斜溝24の数はこれに限らず、洗浄効果に基づき決定される。また、外筒23の先端23dは傾斜溝24に沿って吐出されるエア及びシンナーが回転体3の内周面31を沿ってベルヘッド4の内周面41に導かれる位置に配置されている。なお、内筒21の先端21aは外筒23の先端23dよりベルヘッド4内に入り込んでいる。
回転体3を駆動するエアモータは、塗装機1を車体形状に沿って所望の位置に移動させる移動用アーム(図示せず。)に配置されたエア配管(図示せず。)に接続され、このエア配管から供給される高圧空気によって回転体3を高速で回転駆動することができる。
ベルヘッド4は図1(A)に示すように、先端方向に向かって外側に広がるように形成され、先端42から僅かに入り込んだ箇所に塗料を拡散するためのハブ43が形成されている。このハブ43は、その周囲に塗料を霧状に吐出するための微小な孔43aが複数穿孔されている。また、ベルヘッド4は、回転体3の先端部3aを固定する筒固定部44とハブ43との間に、内側空間45が形成され、この内側空間45は筒固定部44の内周面からハブ43に向かって広がるように傾斜した円錐台状に形成されている。この内側空間45の周面がベルヘッド4の内周面41となる。
ハウジング5は図1(A)、(C)に示すように、後端面5aに、エアのみを空洞51内に供給するエア供給口7と、エア及びシンナーを空洞51内に交互に供給するエア・シンナー供給口8とが空洞51の円中心からオフセットされた位置に配置されている。ここで、「オフセットされた位置」とは、ずれている位置を意味する。また、ハウジング5は、空洞51のフィードチューブ2の固定側がフィードチューブ2の空間22に向かって先細りするような円錐状に形成されている漏斗部52を有している。さらに、後端面5aには内筒21に接続され当該内筒21内に塗料を供給する塗料供給口9が配置されている。
なお、洗浄機1は、ベルヘッド4の先端部以外はカバー(図示せず)で覆われている。
このように構成された洗浄機1は、ハウジング5が、後端面5aにエア供給口7とエア・シンナー供給口8とが空洞51の円中心からオフセットされた位置に配置されていることから、洗浄時にエア供給口7から常時エアを供給することができるので、エア・シンナー供給口8からシンナーを供給している時にもエアも同時に供給することができ、さらに、ハウジング5が、空洞51のフィードチューブ2の固定側がフィードチューブ2の内筒21及び外筒23間に形成される空間22に向かって先細りするような漏斗部52を有していることから、図2(A)、(B)に示すように、エアAI及びシンナーTHが空洞51内に供給されることで漏斗部52の傾斜面に沿って渦巻きが発生するので、同時に供給されたエアAI及びシンナーTHは攪拌された状態でフィードチューブ2の空間22内で螺旋状に旋回する。なお、図2(A)、(B)においては、エアAIは太線の破線、シンナーTHは細線の破線で示してある。
このように、同時に供給されたエア6及びシンナー7が攪拌された状態でフィードチューブ2の空間22内で螺旋状に旋回することで、外筒23の傾斜溝24から回転体3の内周面31と共にベルヘッド4の内側空間45の斜面(内周面)をエアAI及びシンナーTHによるバブリング洗浄することができる。具体的には、フィードチューブ2の空間22内から攪拌されたエアAI及びシンナーTHが外筒23の傾斜溝24に沿って、高速で回転している回転体3及びベルヘッド4の各内周面31及び内側空間45の斜面に吐出されるので、攪拌されたエアAI及びシンナーTHは各面を満遍なくバブリング洗浄することができる。また、エアAIが常時、外筒23の傾斜溝24から回転体3の内周面31と共にベルヘッド4の内側空間45の斜面に吐出されるので、そこにエアカーテンを築くことができるようになる。したがって、シンナーTHの吐出圧力によって当該シンナーTHがベルヘッド4のハブ43で反射することで回転体120とフィードチューブ110の外筒112との間に逆流してしまうことを防ぐことができる。
なお、従来の塗装機100(図3(A)参照。)において、エア及びシンナーをエア・シンナー供給口160から同時に供給することも考えられるが、1本の洗浄用供給管400にチェンジバルブ500でエア及びシンナーを供給しているので、この1本の洗浄用供給管400にエア及びシンナーを同時に供給すると、エアの圧力の方が高いので、低圧側となるシンナー側にエアが逆流してしまうことになる。
このような塗装機1は塗装の際には、フィードチューブ2の内筒21内に塗料が所定の圧力で供給され、この内筒21の先端から塗料がベルヘッド4の内側空間45内に所定の圧力で吐出される。塗料が内側空間45内に所定の圧力で吐出されたベルヘッド4は、回転体3を介してエアモータにより高速回転されていることから、塗料がハブ4の複数の孔43aから遠心力により飛ばされることで微粒化された状態で前方に噴射される。
また、洗浄の際には、塗装機1はベルヘッド4を下方に向けた状態で、ハウジング5の空洞51内にエア及びシンナーが所定の圧力で供給されるので、エア及びシンナーは空洞51内において螺旋渦流になって旋回しながら攪拌されフィードチューブ2の空間22内に導かれる。フィードチューブ2の空間22ではその螺旋渦流を維持した状態で外筒23の先端23dへと導かれて、傾斜溝24から回転体3の内周面31と共にベルヘッド4の内側空間45内に所定の圧力で吐出される。エア及びシンナーが内側空間45内に所定の圧力で吐出されたベルヘッド4は、回転体3を介してエアモータにより高速回転されていることから、遠心力によりエア及びシンナーが内側空間45及びハブ43に飛ばされるので、回転体3の内周面31、ベルヘッド4の内側空間45及びハブ4と共に、回転体3とフィードチューブ2の外筒23との間に付着した塗料を除去することができる。
さらに、塗装機1はベルヘッド4を下方に向けた状態で洗浄を行っているので、ハウジング5の空洞51内ではシンナーが漏斗部52の傾斜面に沿ってフィードチューブ2の空間22へと流れ出るので、従来の塗装機100(図3(C)参照。)のように、ハウジング140の空洞141内にシンナーが残ってしまうようなことがなくなる。
なお、フィードチューブ2の内筒21及び外筒23間に形成される空間22は、エア供給口7からハウジング5の空洞51を介して供給されたエアと、エア・シンナー供給口8から空洞51を介して交互に供給されたエア及びシンナーとの流速を上昇させるような間隙で形成させとよい。このような間隙にすると、バブリング洗浄によるエア及びシンナーの吐出圧力を高めることができるので、洗浄性能を高めることができる。したがって、シンナーの使用量及び洗浄時間を短縮できる。
また、フィードチューブ2の軸心は、ハウジング5の空洞51の漏斗部52を形成する円錐の頂点を中心にしてエア供給口7及びエア・シンナー供給口8のオフセット位置とは相反する位置にフィードチューブ2の直径分だけオフセットされて配置されているとよい。このようにフィードチューブ2をハウジング5に配置することで、螺旋状に旋回しているエア及びシンナーを効率よくハウジング5の漏斗部52の傾斜に沿ってスムーズにフィードチューブ2の空間22内に導くことができる。
これまで本発明について図面に示した特定の実施の形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られたいかなる構成であっても採用することができることはいうまでもないことである。
本発明の洗浄機構が適用された塗装機における好ましい実施の形態例を示す図で、(A)は全体断面図、(B)はハウジングの側面図、(C)はフィードチューブの先端の平面図である。 本発明の洗浄機構が適用された塗装機におけるエア及びシンナーの流れ状態を示す図で、(A)はベルヘッド側の断面図、(B)はハウジング側の断面図である。 従来の塗装機を示す図で、(A)は断面による構成図、(B)は塗装状態を示す説明図、(C)は洗浄状態を示す説明図である。
符号の説明
1……塗装機
2……フィードチューブ
2A……先端部領域
21……内筒
21a……先端
22……空間
23……外筒
23a……先端開口部
23b……内周面
23c……後端部
24……傾斜溝
3……中空の回転体
3a……先端部
31……内周面
4……ベルヘッド
41……内周面
5……ハウジング
5a……後端面
51……空洞
52……漏斗部
7……エア供給口
8……エア・シンナー供給口

Claims (3)

  1. 塗料が供給される内筒、及び前記内筒が空間を有するように挿入される外筒から構成されている二重管式のフィードチューブと、
    前記フィードチューブの先端部領域を覆うように嵌め込まれ、エアモータによって前記先端部領域を回転中心にして回転する中空の回転体と、
    前記回転体の先端部に固定され、当該回転体の回転による遠心力により前記内筒の先端部から吐出された前記塗料を噴霧するベルヘッドと、
    前記外筒の後端部に固定され、前記内筒が貫通すると共に、前記フィードチューブ内の前記空間にエア及びシンナーを供給するための円柱状の空洞が形成され、当該空洞は前記内筒の軸方向に平面部が位置するハウジングとを備えた洗浄機の前記回転体内及び前記ベルヘッド内を前記エア及び前記シンナーで洗浄するための洗浄機構であって、
    前記ハウジングは後端面に、前記エアのみを前記空洞内に供給するエア供給口と、前記エア及び前記シンナーを前記空洞内に交互に供給するエア・シンナー供給口とが前記空洞の円中心からオフセットされた位置に配置され、前記空洞の前記フィードチューブの固定側には前記空間に向かって先細りするような円錐状に形成されている漏斗部が設けられ、
    前記外筒は、先端開口部に、内周面から先端に向かって外周方向に斜めに切り欠かれた傾斜溝が放射状に少なくとも1つ設けられ、前記先端は前記傾斜溝に沿って吐出される前記エア及び前記シンナーが前記回転体の内周面を沿って前記ベルヘッドの内周面に導かれる位置に配置されていることを特徴とする塗装機の洗浄機構。
  2. 前記フィードチューブの前記内筒及び前記外筒間に形成される前記空間は、前記エア供給口から前記空洞を介して供給された前記エアと、前記エア・シンナー供給口から前記空洞を介して交互に供給された前記エア及び前記シンナーとの流速を上昇させるような間隙で形成されていることを特徴とする請求項1記載の塗装機の洗浄機構。
  3. 前記フィードチューブの軸心は、前記空洞の前記漏斗部を形成する前記円錐の頂点を中心にして前記エア供給口及び前記エア・シンナー供給口のオフセット位置とは相反する位置に前記フィードチューブの直径分だけオフセットされて配置されていることを特徴とする請求項1記載の塗装機の洗浄機構。
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