JP4513868B2 - ベルト回転装置及び記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ベルト回転装置及び記録装置に関する。
ベルト回転装置としては、特許文献1に開示されるベルト駆動装置、特許文献2に開示されるベルト蛇行制御装置が公知である。特許文献1に開示されるベルト駆動装置は、無端ベルトの幅方向の位置変動を修正すべく、ステアリングモータを駆動源として動作するステアリングモジュールと、無端ベルトの幅方向のエッジ位置を検出するエッジセンサと、無端ベルトのエッジ形状データを記憶する記憶部と、エッジセンサによるエッジ位置の検出データと記憶部に記憶されたエッジ形状データとを比較し、その比較結果を基にステアリングモータを駆動することで、ステアリングモジュールの動作を制御するコントローラとを備える。
特許文献2に開示されるベルト蛇行制御装置は、ベルトエッジを、ベルトの所定位置から微少区間毎に一周分を計測し、所定位置に対応した1回目のベルトエッジ位置データと2回目のベルトエッジ位置データとの差により全スキュー量を算出し、この全スキュー量から区間毎のスキュー補正量を算出し、このスキュー補正量で補正された補正ベルトエッジ位置データによりベルト一周全体での平均ベルトエッジ位置を算出し、この平均ベルトエッジ位置と所望のベルトエッジ位置データとの差を、微少区間毎の補正ベルトエッジ位置データから差し引いて、前記測定された微少区間毎のベルトエッジ位置データをオフセット補正してベルトエッジ学習値とし、各区間毎のベルトエッジ学習値とベルトエッジ位置データとに基づきステアリング機構の駆動を制御する。
特開平11−295948号公報 特開2000−122509号公報
本発明は、ベルトのベルト側端の位置を測定するベルト側端センサの測定範囲内に、ベルト側端を収めることを課題とする。
本発明の請求項1は、環状のベルトと、前記ベルトが巻き掛けられ、前記ベルトを回転する駆動ロール及び自らの傾きを変更可能な傾き変更ロールを含む複数のロールと、前記ベルトのベルト側端のベルト幅方向における幅方向位置を測定するベルト側端センサと、前記ベルト側端を切り落とし可能な切り落とし手段と、前記ベルト側端センサの測定情報に基づき、前記ベルトの一周回転後に前記ベルト側端が同じ幅方向位置に戻ってくるように、前記傾き変更ロールの傾きを制御する制御部と、を備え、前記切り落とし手段は、前記制御部の制御によって、一周回転後に前記ベルト側端が同じ幅方向位置に戻ってくるように回転するベルトの前記ベルト側端に動作して、前記ベルト側端センサの測定可能な範囲に入るように前記ベルト側端を切り落とすことを特徴とするベルト回転装置である。
本発明の請求項2は、環状のベルトと、前記ベルトが巻き掛けられ、前記ベルトを回転する駆動ロール及び自らの傾きを変更可能な傾き変更ロールを含む複数のロールと、前記ベルトのベルト側端のベルト幅方向における幅方向位置を測定するベルト側端センサと、前記ベルト側端を切り落とし可能な切り落とし手段と、前記ベルト側端センサの測定情報に基づき、前記ベルトの一周回転後に前記ベルト側端の幅方向位置が外側に戻ってくるように、前記傾き変更ロールの傾きを制御する制御部と、を備え、前記切り落とし手段は、前記制御部の制御によって、一周回転後に前記ベルト側端の幅方向位置が外側に戻ってくるように回転するベルトの前記ベルト側端に動作して切断を開始し、さらに、前記制御部が、前記切り落とし手段による切断開始後に、前記ベルト側端の幅方向位置が内側に移動するように、前記傾き変更ロールの傾きを制御することで、前記切り落とし手段が前記ベルト側端センサの測定可能な範囲に入るように前記ベルト側端を切り落とすことを特徴とするベルト回転装置である。
本発明の請求項3は、前記制御部は、前記ベルト側端を切り落とした後に、その切り落としの際に前記傾き変更ロールの傾きを設定したときよりも多い前記ベルト側端の複数箇所の位置情報を用いて、前記ベルトの一周回転後に前記ベルト側端の位置が外側に戻ってくるように前記傾き変更ロールの傾きを制御し、前記切り落とし手段は、前記制御部の制御によって、一周回転後に前記ベルト側端の幅方向位置が外側に戻ってくるように回転するベルトの前記ベルト側端に動作して切断を開始し、さらに、前記制御部が、前記切り落とし手段による切断開始後に、前記ベルト側端の幅方向位置が内側に移動するように、前記傾き変更ロールの傾きを制御することで、前記切り落とし手段が前記ベルト側端センサの測定可能な範囲に入るように前記ベルト側端を切り落とすことを特徴とする請求項2に記載のベルト回転装置である。
本発明の請求項4は、前記ベルト側端センサは、前記ベルト側端を切り落とすために前記ベルト側端の位置を測定する際において、その測定範囲を拡大可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のベルト回転装置である。
本発明の請求項5は、前記ベルト側端センサは、回転軸を中心に回転可能であると共に一端部が前記ベルト側端に当ることが可能なアームと、前記アームの一端部を前記ベルト側端へ付勢する付勢部材と、前記アームの他端部の変位量を測定する変位センサと、を備え、前記ベルト側端に当っているアームの部位から前記回転軸までの距離を長くすることにより、前記測定範囲を拡大することを特徴とする請求項4に記載のベルト回転装置である。
本発明の請求項6は、前記ベルト側端センサは、回転軸を中心に回転可能であると共に一端部が前記ベルト側端に当ることが可能なアームと、前記アームの一端部を前記ベルト側端へ付勢する付勢部材と、前記アームの他端部の変位量を測定する変位センサと、を備え、前記回転軸から前記変位センサの測定点までの距離を短くすることにより、前記測定範囲を拡大することを特徴とする請求項4に記載のベルト回転装置である。
本発明の請求項7は、前記ベルトが、画像を転写する転写ベルト、感光体ベルト及び記録媒体を搬送する搬送ベルトのいずれである請求項1〜6のいずれか1項に記載のベルト回転装置を備えたことを特徴とする記録装置である。
本発明の請求項1の構成によれば、本構成を有していない場合に比して、ベルトのベルト側端の位置を測定するベルト側端センサの測定範囲内に、ベルト側端を収めることができる。
本発明の請求項1の構成によれば、ベルト側端の切り落とし後において、ベルトのベルト幅方向における位置制御の精度が高くなる。
本発明の請求項2の構成によれば、本構成を有していない場合に比して、ベルト側端を切り落とす際に、高精度に傾き変更ロールの傾き設定を行わなくて済む。
本発明の請求項3の構成によれば、本構成を有していない場合に比して、切り落とした後のベルト側端の位置の変動幅が小さくできる。
本発明の請求項4の構成によれば、ベルト側端の形状誤差が大きく、広い測定範囲が必要な場合でも、本構成を有していない場合に比して、ベルト側端を精度よく切り落とすことができる。
本発明の請求項5の構成によれば、本構成を有していない場合に比して、簡易な方法でベルト側端センサの測定範囲の拡大が図れる。
本発明の請求項6の構成によれば、本構成を有していない場合に比して、簡易な方法でベルト側端センサの測定範囲の拡大が図れる。
本発明の請求項7の構成によれば、本構成を有していない場合に比して、ベルト幅方向へのベルトの移動に起因する記録品質の低下を抑制できる。
以下に、本発明に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。
(本実施形態に係る記録装置の全体構成)
まず、本実施形態に係る記録装置の全体構成を説明する。図1は、本実施形態に係る記録装置の全体構成を示す概略図である。
本実施形態に係る記録装置10は、用紙等の記録媒体Pが収容される記録媒体収容部(図示省略)と、記録媒体Pに画像を記録する画像記録部14と、記録媒体収容部から画像記録部14へ記録媒体Pを搬送する搬送手段16と、画像記録部14によって画像が記録された記録媒体Pが排出される記録媒体排出部(図示省略)と、を備えている。
画像記録部14は、インク滴を吐出して画像を記録するインクジェット記録ヘッド20C、20M、20Y、20K(以下、20C〜20Kと示す)と、環状の中間転写ベルト12を有する転写ベルト回転装置50とを備えている。
インクジェット記録ヘッド20C〜20Kは、中間転写ベルト12の回転方向の上流側から、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の色の順で並列に並べられており、その各色に対応したインク滴を、圧電方式によって、ノズル面に形成された複数のノズルから中間転写ベルト12へ吐出し、中間転写ベルト12の表面に画像を記録する構成となっている。なお、インクジェット記録ヘッド20C〜20Kにおいて、インク滴を吐出させる構成は、サーマル方式等の他の方式によって吐出させる構成であっても良い。
また、インクジェット記録ヘッド20C〜20Kは、中間転写ベルト12の回転方向(副走査方向)よりも中間転写ベルト12の幅方向(主走査方向)に長くされて構成されている。インクジェット記録ヘッド20C〜20Kは、中間転写ベルト12に対して主走査方向に相対移動することなく主走査方向の1ラインを形成可能とされており、中間転写ベルト12に対して副走査方向に相対移動して、中間転写ベルト12の表面にカラー画像を記録するようになっている。なお、中間転写ベルト12の幅方向とは、中間転写ベルト12の回転方向と交差する方向である。
中間転写ベルト12に記録されたカラー画像は、転写ロール22とその転写ロール22に対向する対向ロール24との間に形成される挟持部26へ、中間転写ベルト12によって搬送される。
一方、記録媒体収容部(図示省略)に収容された記録媒体Pは、搬送手段16が有する複数の搬送ローラ対28により、挟持部26に搬送される。挟持部26に搬送された記録媒体Pには、転写ロール22により、中間転写ベルト12によって搬送されたカラー画像が転写され、記録媒体Pにカラー画像が形成される。
カラー画像が転写された記録媒体Pは、定着がなされた後に、記録媒体排出部(図示省略)に排出される。
なお、中間転写ベルト12の内周には、インクジェット記録ヘッド20C〜20Kから吐出されるインクが中間転写ベルト12に着弾する画像記録領域において、中間転写ベルト12を平滑に保つための平板32が設けられている。
(本実施形態に係る転写ベルト回転装置50の構成)
次に、本実施形態に係る転写ベルト回転装置50の構成について説明する。
なお、本実施形態では、ベルトを有するベルト回転装置の一例として、中間転写ベルト12を有する転写ベルト回転装置50を挙げているが、ベルトを有するベルト回転装置としてはこれに限られない。
ベルト回転装置としては、感光体ベルトを回転させる感光体ベルト回転装置や、記録媒体等を搬送する搬送ベルトを回転させる搬送ベルト回転装置であってもよい。
また、本実施形態に係る転写ベルト回転装置50は、インクジェット方式の記録装置に用いられているが、ベルト回転装置としてはこれに限られず、電子写真方式の記録装置に用いても良い。さらに、ベルト回転装置としては、画像を記録する記録装置以外の用途に用いられるものであっても良い。
転写ベルト回転装置50は、上述のように、環状の中間転写ベルト12を備えている。中間転写ベルト12は、無端状に形成されている。なお、中間転写ベルト12は、端部と端部をつなぎ合わせたつなぎ目を有するベルトであってもよい。
中間転写ベルト12は、複数のロール(本実施形態では、5つのロール)22、52、54、56、58に巻き掛けられている。複数のロール22、52、54、56、58は、転写ロール22、中間転写ベルト12を回転させる駆動ロール52、自らの傾きを変更可能な傾き変更ロールの一例としてのステアリングロール54、中間転写ベルト12に従動する従動ロール56、手動により傾きが変更可能な調整ロール58で構成されている。
なお、中間転写ベルト12は、少なくとも2つのロールに巻き掛けられていればよい。また、その2つのロールに、少なくとも、駆動ロール52及びステアリングロール54が含まれていればよい。さらに、ステアリングロール54は、駆動ロール52や他のロールを兼ねた構成であっても良い。
駆動ロール52は、その駆動部から駆動力を付与されて所定方向(図1においてA方向)へ回転し、中間転写ベルト12は、駆動ロール52から回転力を付与されて所定方向(図1においてB方向)へ回転する。駆動ロール52の駆動部は、制御部80に接続されており、制御部80の駆動指令に基づき、駆動ロール52は回転駆動する。
転写ベルト回転装置50は、中間転写ベルト12のベルト側端のベルト幅方向における位置を測定するベルト側端センサの一例としてのエッジセンサ60を備えている。
エッジセンサ60は、図2に示すように、回転軸としてのピボット62を中心に回転可能なアーム64と、付勢部材の一例としての引っ張りばね66と、変位センサ68とを備えている。
引っ張りばね66は、アーム64の一端部を中間転写ベルト12のベルト側端(エッジ)へ引っ張ることにより付勢している。これにより、アーム64は、一端部が中間転写ベルト12のベルト側端に当たった状態で維持される。
中間転写ベルト12がその幅方向へ移動すると、中間転写ベルト12のベルト側端に当たっているアーム64は、ピボット62を中心に回転し、アーム64の他端部が変位する。
変位センサ68は、アーム64の他端部に測定部68Aが当たっており、アーム64の他端部の変位量を測定する。これにより、中間転写ベルト12のベルト側端の移動量が計測され、ベルト側端のベルト幅方向における位置が測定される。
なお、中間転写ベルト12のベルト側端近傍において、外側とは、ベルト幅方向における外側であって、図4(B)の矢印方向を指し、内側とは、ベルト幅方向における内側であって、図4(B)の矢印方向の逆方向を指す。
また、エッジセンサ60には、図1に示すように、制御部80が接続されており、ベルト側端のベルト幅方向における位置情報が、制御部80へ送られる。中間転写ベルト12がベルト幅方向における外側に移動した際は、エッジセンサ60が+の値を制御部80に出力し、中間転写ベルト12がベルト幅方向における内側に移動した際は、エッジセンサ60が−の値を制御部80に出力するようになっている。
なお、エッジセンサ60は、上記のような接触式センサに限られず、例えば、レーザーなどを利用した非接触式センサであってもよい。
ステアリングロール54は、軸方向一端部54Aが位置固定されており、図1及び図3に示すように、ステアリングロール54の軸方向他端部54Bは、回転軸72を中心に回転可能なアーム74の一端部74Aに固定されて、回転軸72を中心に揺動可能とされている。
アーム74の他端部74Bには、回転可能に支持されたカム76と、アーム74の他端部74Bをカム76へ付勢する付勢部材としての引っ張りばね78とが設けられている。
引っ張りばね76は、アーム74の他端部74Bを上方に引っ張る。これにより、アーム74の他端部74Bがカム76に当たった状態で維持される。
カム76は、その回転軸から距離が一定でない周面が、アーム74の他端部74Bに当っている。カム76は、その駆動部に制御部80が接続されており、制御部80の駆動指令に基づき、カム76が回転することにより、アーム64の他端部74Bを変位させる。アーム64の他端部74Bが変位することにより、アーム74の一端部74Aが変位し、ステアリングロール54の傾きが変更される。ステアリングロール54の傾きが変更されることにより、中間転写ベルト12がステアリングロール54に沿って移動する。
具体的には、制御部80は、エッジセンサ60から送られたベルト側端のベルト幅方向における位置情報に基づき、中間転写ベルト12の蛇行の補正量を算出し、その補正量に応じてカム76を図3のA1方向又はB1方向へ所定量回転させる。
カム76が図3のA1方向に回転して、アーム74の他端部74Bを押し下げると、アーム74の一端部74Aを介してステアリングロール54の他端部54Bが図3のA2方向へ持ち上げられ、中間転写ベルト12は、図3のA3方向へ移動する。
また、カム76が図3のB1方向に回転して、アーム74の他端部74Bを引っ張りばね78が持ち上げると、アーム74の一端部74Aを介してステアリングロール54の他端部54Bが図3のB2方向へ押し下げられ、中間転写ベルト12は、図3のB3方向へ移動する。
また、転写ベルト回転装置50は、図1及び図4に示すように、ベルト側端を切り落とし可能なベルトエッジカッター82を備えている。ベルトエッジカッター82は、図4に示すように、サークルカッターであり、中間転写ベルト12を挟んで対向位置には、下敷きとなる対向ロール84が配置されている。対向ロール84は、中間転写ベルト12に従動して回転する。
ベルトエッジカッター82は、エッジセンサ60が設けられている側に配置されており、エッジセンサ60が測定するベルト側端を切断するようになっている。
ベルトエッジカッター82は、中間転写ベルト12に接離可能とされている。また、ベルトエッジカッター82は、その駆動部が制御部80に接続されており、制御部80の接触指令に基づき、中間転写ベルト12へ接触し、制御部80の離間指令に基づき、中間転写ベルト12から離間する。
制御部80が、ベルトエッジカッター82を中間転写ベルト12に接触させると共に、駆動ロール52を駆動して中間転写ベルト12を回転させることにより、中間転写ベルト12のベルト側端が切断される。
また、ベルトエッジカッター82は、ベルト側端の変位した場合でもベルト側端よりも外側に位置にしないように、想定されるベルト側端の変位量よりも、ベルト側端の内側に配置されている。
対向ロール84の表面材質は、ベルトエッジカッター82の刃先保護の観点から、ゴムや樹脂などの弾性体が好適である。また、対向ロール84は、中間転写ベルト12に従動回転せずに、中間転写ベルト12と摺動接触する対向プラテンであっても構わない。対向プラテンの場合も、表面材質はゴムや樹脂などの弾性体が望ましい。
対向ロール84及び対向プラテンは、ベルトへの摺動負荷を減らすべく、ベルト側端を切り落とす際に中間転写ベルト12と接触し、それ以外のときは中間転写ベルト12から離間する構成が望ましい。
また、ベルトエッジカッター82及び対向ロール84は、一体化したユニットとして構成されていてもよく、各々独立して構成されていてもよい。また、ベルトエッジカッター82及び対向ロール84は、転写ベルト回転装置50に着脱可能とし、新しい中間転写ベルト12へ交換する際、すなわちベルト側端の切り落としが必要となるときに、作業員がベルトエッジカッター82及び対向ロール84を取り付け、ベルト側端の切り落とし作業を行い、作業完了後は取り外すようにしてもよい。
また、ベルトエッジカッター82は、サークルカッターでなく、通常のナイフカッター、レーザーカッター、超音波カッターでもあってもよい。
また、ベルトエッジカッター82に替えて、図5に示すように、ベルト側端を削ることにより、ベルト側端を切り落とす回転やすり85でもあってもよい。
なお、本実施形態では、図1に示すように、中間転写ベルト12のホームポジションを検知するためのホームマーク86が中間転写ベルト12の内周面に付されており、転写ベルト回転装置50は、このホームマーク86を検知する検知センサ88を備えている。中間転写ベルト12が一周するごとに通過するホームマーク86を検知センサ88で検知することにより、中間転写ベルト12が一周するタイミングが検出される。検知センサ88は、制御部80に接続されており、ホームマーク86を検知した検知情報が制御部80に送られる。
(中間転写ベルト12のベルト側端を切り落とす手順)
次に、中間転写ベルト12のベルト側端を切り落とす手順を、図6に示すフローチャートに基づき説明する。
転写ベルト回転装置50がベルト側端の切り落とし動作を開始すると、まず、ステップ100において、回転する中間転写ベルト12に付されたホームマーク86を検知センサ88により検知する。検知センサ88がホームマーク86を検知した検知情報は、制御部80に送られる。
次に、ステップ102において、制御部80の指令に基づき、エッジセンサ60は、中間転写ベルト12のベルト側端のベルト幅方向における位置を測定開始する。エッジセンサ60が測定したベルト側端のベルト幅方向における位置情報は、制御部80へ送られる。
回転する中間転写ベルト12に付されたホームマーク86を検知センサ88が再び検知し、その検知情報が制御部80に送られることにより、制御部80は中間転写ベルト12が一周回転したことを検出する。
ここで、エッジセンサ60による測定情報においては、例えば、図7(A)及び図8(A)のように、ベルト側端の位置が波形に変位すると共に、周回を重ねるごとにベルト側端の位置が一方へ変位する。
測定情報が、ベルト側端の位置が波形に変位すると共に周回を重ねるごとにベルト側端の位置が一方へ変位するのは、中間転写ベルト12が巻き掛けられた各ロール22、52、54、56、58の位置ずれや傾き等により生じる中間転写ベルト12のウォーク成分(蛇行成分)と(図8(B)参照)、図9の中間転写ベルト12の展開図に示すような中間転写ベルト12の形状誤差によるベルト側端のプロファイル成分とが(図8(C)参照)、重畳するためである。なお、図9は、中間転写ベルト12の形状誤差を複数例示すものであり、図9の点線部分は、形状誤差のないベルト形状を示すものである。
ウォーク成分は、図8(B)に示すように、中間転写ベルト12のベルト側端を、ベルト幅方向の一方へ変位させる直線傾き成分であり、ベルト側端のプロファイル成分は、図8(C)に示すように、中間転写ベルト12のベルト側端を、ベルト幅方向の両方へ周期的に変位させる波形成分である。
なお、図7及び図8に示す測定情報は、中間転写ベルト12の周回に伴うベルト側端のベルト幅方向における位置の推移を示したものであり、縦軸が中間転写ベルト12のベルト側端のベルト幅方向における位置を相対的に示したものである。
次に、ステップ104において、制御部80は、中間転写ベルト12を一周回転したときに、ベルト側端の位置が(エッジセンサ60の測定値が)スタート時と一致するか否かを判断する。エッジセンサ60でベルト側端の位置を測定するタイミングは、ホームマーク86が検知センサ88で検出されるのと同時でもよいし、ホームマーク86が検出された後一定距離ベルトが搬送されたタイミングで検出してもよい。
ベルト側端の位置がスタート時と一致しない場合には、ステップ106に移行し、制御部80は、ベルト側端の位置がスタート時と一致するように、ステアリングロール54の傾きを制御する。すなわち、図7(B)に示すような、中間転写ベルト12のウォーク(蛇行)が0となるステアリングロール54の位置を求め、その位置にステアリングロール54の傾きを合わせる。ステップ106でステアリングロール54の傾きを制御した後、ステップ100に戻る。ベルト側端の位置がスタート時と一致するまで、ステップ100、ステップ102、ステップ104、及びステップ106のステアリング調整が1回又は場合によって複数回行われる。
なお、図7(A)に示す例では、ベルト側端がスタート時と一致しないので、ステップ106に移行することになる。また、ベルトが長い場合など、図7(A)のように、ベルト側端の位置が部分的にエッジセンサ60の測定レンジ(測定可能な範囲)を外れる場合も生じうるが、スタート時と一周後のタイミングでベルト側端位置が測定レンジ内に含まれていればよく、途中の部分が測定レンジを越えていても問題ない。
また、制御部80によりステアリングロール54を制御し、中間転写ベルト12の蛇行を自動的に補正する構成に限られず、エッジセンサ60の測定結果に基づき作業員が手動により調整ロール58の傾き変更し中間転写ベルト12の蛇行を調整してもよい。
一方、ステップ104においてベルト側端の位置がスタート時と一致する場合には、ステップ108に移行し、制御部80の接触指令に基づき、ベルトエッジカッター82が中間転写ベルト12に接触する。
次に、ステップ110において、中間転写ベルト12を一周回転させて中間転写ベルト12のベルト側端を中間転写ベルト12の回転方向に沿って切り落として、切り落とされたベルト側端を取り除き、ベルト側端の切り落とし動作が終了する。
このように、制御部80によりベルトエッジカッター82が制御され、カッターの操作を手動で行なわず、自動的に中間転写ベルト12に接触して中間転写ベルト12のベルト側端が切り落とされる。なお、作業員が手動によりベルトエッジカッター82の操作を行なってもよい。
以上により、ベルト側端に段差が生じさせないでベルト側端を切り落とされ、ベルト側端の形状誤差がなくなり、ベルト側端のプロファイル成分はおおよそ0となる。これにより、エッジセンサ60による測定情報は、図7(C)に示すように、ウォーク成分のみから成ることになるので、中間転写ベルト12のベルト側端の位置がエッジセンサ60の測定レンジを越えない。
(中間転写ベルト12のベルト側端を切り落とす手順の変形例)
次に、中間転写ベルト12のベルト側端を切り落とす手順の変形例を、図10に示すフローチャートに基づき説明する。
転写ベルト回転装置50がベルト側端の切り落とし動作を開始すると、まず、ステップ200において、回転する中間転写ベルト12に付されたホームマーク86を検知センサ88により検知する。検知センサ88がホームマーク86を検知した検知情報は、制御部80に送られる。
次に、ステップ202において、制御部80の指令に基づき、エッジセンサ60は、中間転写ベルト12のベルト側端のベルト幅方向における位置を測定開始する。エッジセンサ60が測定したベルト側端のベルト幅方向における位置情報は、制御部80へ送られる。
回転する中間転写ベルト12に付されたホームマーク86を検知センサ88が再び検知し、その検知情報が制御部80に送られることにより、制御部80は中間転写ベルト12が一周回転したことを検出する。
ここで、エッジセンサ60による測定情報においては、例えば、図12(A)のように、ベルト側端の位置が波形に変位すると共に、周回を重ねるごとにベルト側端の位置が一方へ変位する。
なお、図12に示す測定情報は、中間転写ベルト12の周回に伴うベルト側端のベルト幅方向における位置の推移を示したものであり、縦軸が中間転写ベルト12のベルト側端のベルト幅方向における位置を相対的に示したものである。
次に、ステップ204において、制御部80は、中間転写ベルト12を一周回転したときのベルト側端の位置(エッジセンサ60の測定値)と、スタート時のベルト側端の位置(エッジセンサ60の測定値)とを比較する。
ステップ204において比較した結果、中間転写ベルト12を一周回転したときのベルト側端の位置が、スタート時のベルト側端の位置と同じ位置(エッジセンサ60の測定値が0)又はスタート時のベルト側端の位置よりも外側(エッジセンサ60の測定値が+側)にある場合には、ステップ206に移行し、制御部80は、ベルト側端の位置が、スタート時のベルト側端の位置よりも内側(エッジセンサ60の測定値が−側)になるように、ステアリングロール54の傾きを制御し、ステップ200に移行する。ベルト側端の位置がスタート時のベルト側端の位置よりも内側(エッジセンサ60の測定値が−側)になるまで、ステップ200、ステップ202、ステップ204、及びステップ206のステアリング調整が1回又は場合によって複数回行われる。
ステップ204において比較した結果、中間転写ベルト12を一周回転したときのベルト側端の位置が、スタート時のベルト側端の位置よりも内側(エッジセンサ60の測定値が−側)にある場合には、ステップ208に移行して、制御部80がステアリングロール54のステアリング位置、すなわちステアリングロール54を傾けたステアリング角をステアリング位置記憶メモリに記憶し、ステップ210に移行する。
ステップ210では、制御部80は、ベルト側端の位置がスタート時よりもわずかに外側になるように、ステアリングロール54の傾きを制御する。すなわち、図12(B)に示すように、中間転写ベルト12のウォーク(蛇行)が+となるステアリングロール54の位置を見つけて、そこにステアリングロール54の傾きを合わせ、ステップ212に移行する。
次に、ステップ212において、回転する中間転写ベルト12に付されたホームマーク86を検知センサ88により検知する。検知センサ88がホームマーク86を検知した検知情報は、制御部80に送られる。
次に、ステップ214において、制御部80の指令に基づき、エッジセンサ60は、中間転写ベルト12のベルト側端のベルト幅方向における位置を測定する。エッジセンサ60が測定したベルト側端のベルト幅方向における位置情報は、制御部80へ送られる。
回転する中間転写ベルト12に付されたホームマーク86を検知センサ88が再び検知し、その検知情報が制御部80に送られることにより、制御部80は中間転写ベルト12が一周回転したことを検出する。
次に、ステップ216において、制御部80は、中間転写ベルト12を一周回転したときのベルト側端の位置(エッジセンサ60の測定値)と、スタート時のベルト側端の位置(エッジセンサ60の測定値)とを比較する。
ステップ216において比較した結果、中間転写ベルト12を一周回転したときのベルト側端の位置が、スタート時のベルト側端の位置と同じ位置(エッジセンサ60の測定値が0)又はスタート時のベルト側端の位置よりも内側(エッジセンサ60の測定値が−側)にある場合には、ステップ208に戻る。
ステップ216において比較した結果、中間転写ベルト12を一周回転したときのベルト側端の位置が、スタート時のベルト側端の位置よりも外側(エッジセンサ60の測定値が+側)にある場合には、ステップ218に移行する。
ステップ218においては、スタート時のベルト側端の位置から中間転写ベルト12を一周回転したときのベルト側端の位置に変位する変位量が、エッジセンサ60の測定レンジの1/2以下であるか、制御部80が判定する。
ステップ218において比較した結果、その変位量が、エッジセンサ60の測定レンジの1/2以下でない場合は、ステップ220に移行して、ステアリングロール54の傾きを1ステップ前の状態、すなわち直近のステップ210で行った調整量を相殺するようにステアリングロール54の傾きを調整し、ステアリングロール54の傾きを元の状態に戻し、ステップ222に移行する。
ステップ222では、ステアリングロール54のステアリング切り角を半分にする、すなわち、直近のステップ210で行った調整量の半分の調整量分、ベルト側端の位置がスタート時よりも外側になるように、ステアリングロール54の傾きを調整し、ステップ208に戻る。
ステップ218において比較した結果、その変位量が、エッジセンサ60の測定レンジの1/2以下である場合には、ステップ224に移行する。
ステップ224においては、スタート時のベルト側端の位置から中間転写ベルト12を一周回転したときのベルト側端の位置に変位する変位量が、エッジセンサ60の測定レンジの1/10以上であるか、制御部80が判定する。
ステップ224において比較した結果、その変位量が、エッジセンサ60の測定レンジの1/10以上でない場合は、ステップ208に戻る。ステップ224において比較した結果、その変位量が、エッジセンサ60の測定レンジの1/10以上である場合は、ステップ226に移行する。
ステップ226においては、制御部80の接触指令に基づき、ベルトエッジカッター82が中間転写ベルト12に接触する。次に、ステップ228において中間転写ベルト12を1周回転させる。
次に、ステップ228において、中間転写ベルト12を回転させたときに、図11(A)に示すように、その回転の一周後にベルト側端の位置がわずかに内側(エッジセンサ60の測定値が−側)に移動するように、ステアリング位置記憶メモリに記憶されているステアリング位置にステアリングロール54の傾きを変更する。
次に、ステップ232において、図11(B)に示すように、中間転写ベルト12をさらに回転させて中間転写ベルト12のベルト側端を中間転写ベルト12の回転方向に沿って切り落として、切り落とされたベルト側端を取り除き、ベルト側端の切り落とし動作が終了する。
このように、制御部80によりベルトエッジカッター82が制御され、カッターの操作を手動で行なわず、自動的に中間転写ベルト12に接触して中間転写ベルト12のベルト側端が切り落とされる。なお、作業員が手動によりベルトエッジカッター82の操作を行なってもよい。
また、最終的に切り目が残らないようにベルトを切り離すためには、一旦ベルト側端を外側(+方向)に移動させつつカットする必要があるが、切断後の実際の画像記録時のベルトのステアリング制御においてはベルト位置精度の観点からプロファイル成分は小さいほうが好ましいので、本手順では、ステップ210における調整量が、例えば、エッジセンサ60の測定レンジの1/10以上1/2以下の範囲で外側の位置となるように調整している。実際の制御時には測定値にウォーク成分が重畳するので、外側へのベルトの移動量は小さいほうがよく、たとえば測定レンジの1/2以下におさめる必要がある。また、あまりに小さすぎると、衝撃などの外乱やベルト搬送の誤差によりベルトをカットする際にベルト側端が意に反して内側に切り込んでしまう可能性があるので、外側へのベルトの移動量を所定値以上とすることが現実的で、たとえば測定レンジの1/10以上にしておく。
また、ベルトが長い場合など、図12(A)のように、ベルト側端の位置がエッジセンサ60の測定レンジを外れる場合も生じうるが、スタート時と一周後のタイミングでベルト側端位置が測定レンジ内に含まれていればよく、途中の部分が測定レンジを越えていても問題ない。
また、制御部80によりステアリングロール54を制御し、中間転写ベルト12の蛇行を自動的に補正する構成に限られず、エッジセンサ60の測定結果に基づき作業員が手動により調整ロール58の傾き変更し中間転写ベルト12の蛇行を調整してもよい。
なお、図11(A)には、中間転写ベルト12を一周回転させたときにステアリングロール54の傾きを変更した状態を示し、図11(B)は、中間転写ベルト12を一周回転させてステアリングロール54の傾きを変更した後、さらに、中間転写ベルト12を回転させた状態を示している。図11(A)及び(B)の中間転写ベルト12の内側に描かれた線は、ベルトエッジカッター82による切り目を表している。
また、上記の例では、中間転写ベルト12の一周回転させた後に、ベルト側端の位置がわずかに内側(エッジセンサ60の測定値が−側)に移動するようにステアリングロール54の傾きを変更していたが、ベルトを切り離すことが出来る限りにおいて、中間転写ベルト12の一周回転させる前に、ベルト側端の位置がわずかに内側(エッジセンサ60の測定値が−側)に移動するようにステアリングロール54の傾きを変更する構成であってもよい。
以上により、ベルト側端の形状誤差が低減され、ベルト側端のプロファイル成分が小さくなり、エッジセンサ60による測定情報は、図13に示すように、中間転写ベルト12のベルト側端の位置がエッジセンサ60の測定レンジを越えない。
なお、上記の変形例に係るベルト側端の切り落とし手順を2回行う構成であってもよい。この構成では、ステップ232において、1回目のベルト側端の切り落としが終了した後に、ステップ200に戻る。
2回目に行う場合には、ステップ204において、制御部80は、エッジセンサ60から入力されるベルト側端の位置情報を、1回目より多く用いて比較し、ステアリングロール54の傾きの調整量を決定する。これにより、ベルト側端の位置をスタート時よりも外側及び内側に移動させる際に、1回目より移動量を小さくでき、高精度に中間転写ベルト12が切断される。これにより、ベルト側端の形状誤差がさらに低減され、ベルト側端のプロファイル成分がさらに小さくなる。
なお、制御部80は、エッジセンサ60から逐次入力されるベルト側端の位置情報の全データを使用することが望ましい。また、2回目においてベルト側端の位置情報を1回目より多く用いることができるのは、1回目のベルト側端の切り落としによりベルト側端のプロファイルが、エッジセンサ60の測定レンジに入るためである。
(エッジセンサ60の測定レンジを拡大する構成)
次に、エッジセンサ60の測定レンジを拡大する構成について説明する。
上記の手順において、中間転写ベルト12のベルト側端を切り落とす際には、スタート時とその一周後のベルト側端の位置がエッジセンサ60の測定レンジに入っている必要がある。ベルト側端の位置が、エッジセンサ60に確実に測定レンジに入るように、エッジセンサ60の測定レンジを拡大することが望ましい。
エッジセンサ60は、図14(A)に示すように、てこを利用したセンサであり、アーム64がベルト側端に当っている点(接触点)=力点、ピボット=支点、変位センサ68がアーム64の他端部に当っている点(接触点)=作用点の関係を有している。
てこを利用したエッジセンサ60においては、力点から支点までの距離を長くすること、すなわち、ベルト側端に当っているアーム64の部位からピボット62までの距離を長くすることにより、中間転写ベルト12のベルト側端の変位量が縮小されて変位センサ68に入力されるように構成し、エッジセンサ60の測定レンジを拡大する。
また、てこを利用したエッジセンサ60においては、支点から作用点までの距離を短くすること、すなわち、ピボット62から変位センサ68の測定点までの距離を短くすることにより、中間転写ベルト12のベルト側端の変位量が縮小されて変位センサ68に入力されるように構成し、エッジセンサ60の測定レンジを拡大してもよい。
具体的には、図14(B)に示すように、アーム64、ピボット62及び変位センサ68を中間転写ベルト12と離間する方向(図14(B)においてX方向)にずらす。これにより、力点から支点までの距離が長くなる。アーム64、ピボット62及び変位センサ68が一体化され、アーム64、ピボット62及び変位センサ68の位置関係を変更できないエッジセンサ60においては、この方法が有効な方法となる。
また、図14(C)に示すように、変位センサ68をピボット62に近づける構成としても良い。これにより、支点から作用点までの距離が短くなる。変位センサ68が別体で取り付けられているエッジセンサ60において、有効な方法となる。
また、図14(D)に示すように、ピボット62を変位センサ68側に近づける構成としても良い。これにより、力点から支点までの距離が長くなると共に、支点から作用点までの距離が短くなる。この構成は、アーム64が独立して設けられるエッジセンサ60において、ピボット62の取り付け穴を複数形成しておき、ピボット62の取り付け位置を変更することにより実現できる。
本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、種々の変形、変更、改良が可能である。
図1は、本発明の実施形態に係る記録装置の全体構成を示す概略図である。 図2は、本実施形態に係るエッジセンサの構成を示す概略図である。 図3は、本実施形態に係るステアリングロールの傾きを変更させる構成を示す斜視図である。 図4は、本実施形態に係るベルトエッジカッターの構成を示す概略図である。 図5は、本実施形態に係るベルトエッジカッターの変形例の構成を示す概略図である。 図6は、本実施形態に係るベルト回転装置において、ベルト側端を切り落とす手順を示すフローチャートである。 図7は、本実施形態に係るエッジセンサの測定情報を示す図である。 図8は、本実施形態に係るエッジセンサの測定情報を示す図である。 図9は、本実施形態に係る中間転写ベルトの形状誤差を複数例示す概略図である。 図10は、本実施形態に係るベルト回転装置において、ベルト側端を切り落とす手順の変形例を示すフローチャートである。 図11は、ベルト側端を切り落とす手順の変形例において、ベルト側端を切断する様子を示す概略図である。 図12は、本実施形態に係るエッジセンサの測定情報を示す図である。 図13は、本実施形態に係るエッジセンサの測定情報を示す図である。 図14は、本実施形態に係るエッジセンサの測定レンジを拡大する構成を示す概略図である。
符号の説明
10 記録装置
12 中間転写ベルト(ベルト)
50 転写ベルト回転装置(ベルト回転装置)
52 駆動ロール
54 ステアリングロール(傾き変更ロール)
60 エッジセンサ(ベルト側端センサ)
64 アーム
66 引っ張りばね(付勢部材)
68 変位センサ
80 制御部
82 ベルトエッジカッター(カッター)

Claims (7)

  1. 環状のベルトと、
    前記ベルトが巻き掛けられ、前記ベルトを回転する駆動ロール及び自らの傾きを変更可能な傾き変更ロールを含む複数のロールと、
    前記ベルトのベルト側端のベルト幅方向における幅方向位置を測定するベルト側端センサと、
    前記ベルト側端を切り落とし可能な切り落とし手段と、
    前記ベルト側端センサの測定情報に基づき、前記ベルトの一周回転後に前記ベルト側端が同じ幅方向位置に戻ってくるように、前記傾き変更ロールの傾きを制御する制御部と、
    を備え、
    前記切り落とし手段は、前記制御部の制御によって、一周回転後に前記ベルト側端が同じ幅方向位置に戻ってくるように回転するベルトの前記ベルト側端に対して動作して、前記ベルト側端センサの測定可能な範囲に入るように前記ベルト側端を切り落とすことを特徴とするベルト回転装置。
  2. 環状のベルトと、
    前記ベルトが巻き掛けられ、前記ベルトを回転する駆動ロール及び自らの傾きを変更可能な傾き変更ロールを含む複数のロールと、
    前記ベルトのベルト側端のベルト幅方向における幅方向位置を測定するベルト側端センサと、
    前記ベルト側端を切り落とし可能な切り落とし手段と、
    前記ベルト側端センサの測定情報に基づき、前記ベルトの一周回転後に前記ベルト側端の幅方向位置が外側に戻ってくるように、前記傾き変更ロールの傾きを制御する制御部と、
    を備え、
    前記切り落とし手段は、前記制御部の制御によって、一周回転後に前記ベルト側端の幅方向位置が外側に戻ってくるように回転するベルトの前記ベルト側端に対して動作して切断を開始し、
    さらに、前記制御部が、前記切り落とし手段による切断開始後に、前記ベルト側端の幅方向位置が内側に移動するように、前記傾き変更ロールの傾きを制御することで、前記切り落とし手段が前記ベルト側端センサの測定可能な範囲に入るように前記ベルト側端を切り落とすことを特徴とするベルト回転装置。
  3. 前記制御部は、前記ベルト側端を切り落とした後に、その切り落としの際に前記傾き変更ロールの傾きを設定したときよりも多い前記ベルト側端の複数箇所の位置情報を用いて、前記ベルトの一周回転後に前記ベルト側端の位置が外側に戻ってくるように前記傾き変更ロールの傾きを制御し、
    前記切り落とし手段は、前記制御部の制御によって、一周回転後に前記ベルト側端の幅方向位置が外側に戻ってくるように回転するベルトの前記ベルト側端に動作して切断を開始し、
    さらに、前記制御部が、前記切り落とし手段による切断開始後に、前記ベルト側端の幅方向位置が内側に移動するように、前記傾き変更ロールの傾きを制御することで、前記切り落とし手段が前記ベルト側端センサの測定可能な範囲に入るように前記ベルト側端を切り落とすことを特徴とする請求項2に記載のベルト回転装置。
  4. 前記ベルト側端センサは、前記ベルト側端を切り落とすために前記ベルト側端の位置を測定する際において、その測定範囲を拡大可能であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のベルト回転装置。
  5. 前記ベルト側端センサは、
    回転軸を中心に回転可能であると共に一端部が前記ベルト側端に当ることが可能なアームと、
    前記アームの一端部を前記ベルト側端へ付勢する付勢部材と、
    前記アームの他端部の変位量を測定する変位センサと、を備え、
    前記ベルト側端に当っているアームの部位から前記回転軸までの距離を長くすることにより、前記測定範囲を拡大することを特徴とする請求項4に記載のベルト回転装置。
  6. 前記ベルト側端センサは、
    回転軸を中心に回転可能であると共に一端部が前記ベルト側端に当ることが可能なアームと、
    前記アームの一端部を前記ベルト側端へ付勢する付勢部材と、
    前記アームの他端部の変位量を測定する変位センサと、を備え、
    前記回転軸から前記変位センサの測定点までの距離を短くすることにより、前記測定範囲を拡大することを特徴とする請求項4に記載のベルト回転装置。
  7. 前記ベルトが、画像を転写する転写ベルト、感光体ベルト及び記録媒体を搬送する搬送ベルトのいずれである請求項1〜6のいずれか1項に記載のベルト回転装置を備えたことを特徴とする記録装置。
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