JP4513542B2 - 音声アンサーバック装置 - Google Patents

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無線キーでドアをロックあるいはアンロックしたときに動作を確認するための音や音声により応答するようにした音声アンサーバック装置に関する。
この種の装置として、無線キーを使ってドアロックあるいはドアアンロックをしたときに、動作確認音や音声により応答するようにした音声アンサーバックシステムとして、例えば特許文献1に示されるものがある。これには、使用者の好みの音声をアンサーバック音に設定することができるようにしたものが開示されている。
特開2004−19334号公報
しかし、上記した特許文献1のものは、アンサーバック音データを設定するためには、外部の機器(CDプレーヤ等)と接続して録音しなければならないので、使用者は機器を所有している必要があるし録音作業が面倒である。
また、これとは別に、一人の使用者がロック音あるいはアンロック音を設定したにもかかわらず、勝手に別の使用者が別の音を設定してしまったり、場合によっては逆のアンサーバック音に設定してしまったりするとい事態も生ずる。このように、他人により設定が変更された場合に、はじめに設定をした使用者は設定したアンサーバック音データとは異なるアンサーバック音が出力されるので混乱する可能性がある。
さらには、ロック音およびアンロック音を不用意に同じ音に設定しまうことがあり、この場合には、いずれの操作時においても同じアンサーバック音が出力されるため、これも使用者が混乱する要因となる。
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、アンサーバックの音を簡単に登録することができると共に、登録したアンサーバックの音が使用者の意に反した状態とならないように確実に設定することができるようにした音声アンサーバック装置を提供することにある。
請求項1の発明によれば、制御手段は、キーレス信号受信手段によりロック/アンロック信号を受信すると、ドアのロック/アンロックの動作制御を行い、このとき、アンサーバック手段は、ロック/アンロックの動作に応じて記憶手段に記憶されているアンサーバック音声データを読み出して音声出力としてアンサーバック動作を行う。そして、上記のアンサーバック動作に用いるアンサーバック音声データは、データ取得手段により外部のサーバにアクセスして取得し、設定手段により記憶手段に記憶設定することができるので、使用者の好みに応じたアンサーバック音を簡単に設定することができる。
そして、設定手段により、アンサーバック音データをロック/アンロックのいずれか一方に設定する際に、他方に設定されているアンサーバック音データと同じである場合にはその設定を禁止するので、うっかり同じアンサーバック音データを設定することを防止できるようになり、アンサーバック音をロック/アンロックの各動作で確実に異なるアンサーバック音を出力することができるようになる。
請求項2の発明によれば、上記発明において、設定手段を、使用者により指定された音量のデータを記憶手段に記憶するように設け、アンサーバック手段により、アンサーバック音を設定手段により設定されている音量で音声出力するので、使用者が必要とする音量でアンサーバック動作を行わせることができるようになる。
請求項の発明によれば、上記請求項1または2の発明において、設定手段により、アンサーバック音データをロック/アンロックのいずれか一方に設定する際に、他方に設定されているアンサーバック音を音声出力した上で、同じである場合にはその設定を禁止するので、使用者が音声出力を聞くことで確認することができるので、迅速にそのことを認識できると共に確実に異なるアンサーバック音を設定することができるようになる。
請求項の発明によれば、上記各発明において、設定手段がロック/アンロック音の各アンサーバック音データ設定をする場合に、データ取得手段は、前記設定手段によるロック/アンロック音の各アンサーバック音データ設定では、重複するアンサーバック音データをダウンロードできないように別々に設けられたロック音用のデータサーバおよびアンロック音用のデータサーバにアクセスするように構成されているので、ロック音あるいはアンロック音の専用のサーバからダウンロードすることで、同じ音を設定するといった不具合を招くことなく確実に異なるアンサーバック音を設定することができるようになる。
請求項の発明によれば、上記各発明において、認証手段により、登録された使用者か否かを個人認証し、登録された使用者が認証された場合には、設定手段により、ロック/アンロック音のアンサーバック音データ設定の処理を実行するようにしたので、不用意に第三者によってアンサーバック音の設定変更がなされることがなくなり、アンサーバック音による確認が使用者本人の設定どおりとすることができるようになる。
請求項の発明によれば、上記請求項の発明において、認証手段は、使用者による個人認証情報の入力手段を備え、その入力手段に入力されたパスワードをもって認証処理を行うので、パスワードを設定することによって簡単且つ確実に個人認証を行うことができる。
請求項の発明によれば、上記各発明において、データ取得手段を、音声情報を記憶可能な携帯電話機との間で通信を行ってその音声情報を取得可能に構成し、設定手段により、その携帯電話機から取得した音声情報をアンサーバック音データとしてロック/アンロック動作のいずれか指定された動作に対応して記憶手段に記憶設定するように構成したので、携帯電話機によって専用のサーバからダウンロードするようなアンサーバック音データについても簡単且つ迅速にアンサーバック音として記憶設定することができるようになる。
請求項の発明によれば、上記各発明において、データ取得手段を、電子メールが使用可能な通信ナビゲーションシステムから電子メールに添付された音声データを取得可能に構成し、設定手段により、その音声データを前記アンサーバック音データとしてロック/アンロック動作のいずれか指定された動作に対応して記憶手段に記憶設定するように構成したので、電子メールにアンサーバック音データを添付することで簡単にアンサーバック音の登録設定をすることができるようになる。
請求項の発明によれば、上記各発明において、データ取得手段を、携帯可能な記憶手段に記憶されている音声データを取得可能に構成し、設定手段により、その音声データをアンサーバック音データとしてロック/アンロック動作のいずれか指定された動作に対応して記憶手段に記憶設定するように構成したので、携帯型のメモリなどの記憶媒体を使って簡単且つ迅速にアンサーバック音データの登録設定をすることができるようになる。
請求項10の発明によれば、上記各発明において、アンサーバック音を音声出力する機能に加えて、ドアのロック/アンロック動作に対応するアンサーバック動作を行うアンサーバック動作制御手段を設けたので、音声出力だけではロック/アンロック動作の確認がし難い場合でも、例えば視覚的な手段に訴えるようなアンサーバック動作を確認することで確実に動作確認を行うことができるようになる。
請求項11の発明によれば、上記請求項10の発明において、アンサーバック動作制御手段として、ライトの点滅動作をアンサーバック動作として実施するように構成したので、夜間あるいは周囲の音が大きくアンサーバック音を聞き取り難い環境にある場合でもライトの点滅動作を視認することで確実にドアのロック/アンロック動作を確認することができるようになる。
請求項12の発明によれば、前記請求項10の発明において、アンサーバック動作制御手段として、サイドミラーの開閉動作をアンサーバック動作として実施するように構成したので、上記同様に、夜間あるいは周囲の音が大きくアンサーバック音を聞き取り難い環境にある場合でもサイドミラーの開閉動作を視認することで確実にドアのロック/アンロック動作を確認することができるようになる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。
図2はシステムの全体構成を示すもので、自動車1には、無線キー2からのロック/アンロック信号をキーレス信号受信手段としてのキー信号受信回路3で受信してドアロック制御を行う音声アンサーバック装置4が搭載されている。音声アンサーバック装置4には、アンサーバック音データを外部から取得するための通信回路5が接続されている。
通信回路5は、例えばカーナビゲーション装置に設けられた通信装置を利用しており、携帯電話機などの通信を中継する基地局6からサーバ7を介してインターネット8にアクセス可能である。インターネット8には、アンサーバック音データを提供するデータサーバ9a,9bがアクセス可能に設けられている。データサーバ9aは、ロック音用のアンサーバック音データを提供しており、データサーバ9bは、アンロック音用のアンサーバック音データを提供するように設けられたものである。これらのデータサーバ9a,9bは、使用者の選択に応じてアンサーバック音データをダウンロードすることができるようになっている。
図1は音声アンサーバック装置4の電気的なブロック構成を示すもので、ドアロック制御回路10は、無線キー2から送信されたロック/アンロック信号をキー信号受信回路3を介して受け付けるもので、受信した信号に応じて図示しないドアロック機構を駆動制御すると共に、ロック/アンロック動作を実行したことを制御回路11に出力する。
制御回路11は、マイコンなどを主体として構成されるもので、プログラムにより動作制御をつかさどっている。この制御回路11には前述の通信回路5が接続されると共に、操作部12、表示部13、音声合成回路14、スピーカ15、データ入力インターフェース(I/F)16、およびメモリ17などが接続されている。また、制御回路11は、制御手段、アンサーバック手段、データ取得手段、設定手段、認証手段としての機能を兼ね備えたものである。
操作部12は、アンサーバック音データの設定操作を含んで種々の操作入力を行うためのもので、具体的には液晶による表示部13の前面に設けられたタッチパネルとして設けられたものである。表示部13は、アンサーバック音データの設定操作に応じて必要な画面表示を行ったり、他の種々の設定操作に応じた画面表示を行ったりするためのものである。
音声合成回路14は、アンサーバック音データに基づいて音声合成を行ってスピーカ15により音声出力をするものである。データ入力I/F16は、例えばICカードやSDメモリ(登録商標)などに記憶されているアンサーバック音データを読み込み可能に設けられたものである。記憶手段としてのメモリ17は、アンサーバック音データや種々のデータを記憶するためのもので、フラッシュメモリなどに代表される不揮発性メモリが設けられている。
次に、上記構成の作用について図3ないし図9を参照して説明する。
まず、本実施形態において対象としているアンサーバック処理動作の一般的な動作について図3を参照して説明する。無線キー2には、ロック/アンロック動作を実施するための操作ボタンが設けられていて、自動車1の外部において所定距離以内で使用者により操作されると、その無線キー信号が自動車1のキー信号受信回路3により受信され、ドアロック制御回路10に出力される。
ドアロック制御回路10は、ドアロック機構に対して、そのときドアがロック状態である場合にはアンロック動作を行わせ、ドアがアンロック状態である場合にはロック動作を行わせるように制御信号を出力する。そして、このときのドアのロック/アンロックの制御信号は制御回路11にも出力される。
上述のロック/アンロック動作に対応して、制御回路11は、図3に示すフローチャートに従ってアンサーバック音出力の処理を行う。制御回路11は、ドアロック制御回路10から信号を受信すると、まず、ドアがロックされたか否かを判断し(ステップA1)、YESの場合にはメモリ17に格納されているロック用の音声データを読み出して音声合成回路14を介して音声出力としてスピーカ15により出力する(ステップA2)。この音声出力は、自動車1の外部に居る使用者に聞こえる程度の音量で出力され、使用者はロック動作が行われたことを音声により確認することができる。
また、制御回路11は、ステップA1でNOと判断した場合には、ステップA3でドアがアンロックされたか否かを判断し、YESの場合にはメモリ17に格納されているアンロック用の音声データを読み出して音声合成回路14を介して音声出力として上述同様にしてスピーカ15により出力する(ステップA4)。
上述したアンサーバック動作では、音声出力によりアンサーバック音を使用者に発することで報知するのであるが、このアンサーバック動作は、音だけではなく他の動作を併用することでより確実に使用者に報知することができるものである。そのアンサーバック動作とは、例えば、ロック/アンロック動作時に、ヘッドライトやウインカーなどのライトの点滅動作を異なる動作態様で行ったり、あるいはサイドミラーを電動で格納できる車両においては同時にサイドミラーを開閉する動作を行うようにして報知をすることである。
次に、使用者が自分の好みのアンサーバック音をダウンロードすると共にこれをアンサーバック音として設定する操作手順とその動作について説明する。ここでは、例えば、図8(a)に示すような操作の内容に対応した画面が表示部13に表示される。ここでは、制御回路11は、通信回路5を介して基地局6、サーバ7、インターネット8にアクセスし、データサーバ9aあるいは9bに接続する。データサーバ9a,9bがアンサーバック音に関する情報を提供するようになり、制御回路11は、これに応じて次のように処理を開始する。
まず、ロック/アンロック動作時のアンサーバック音をダウンロードして設定する場合には、操作部12を操作してダウンロードメニューを選択する。すると、制御回路11は、ダウンロードボタンが押されたことを認識して(ステップB1でYES)、個人認証の処理を実施するようになる(ステップB2)。
個人認証処理では、制御回路11は、図8(b)に示すように、表示部13にパスワードの入力を促す表示をすると共に、図5に示す個人認証処理を実行する。使用者により個人認証用のデータが入力されると、制御回路11は、これを受け付ける(ステップC1)と共に予め登録されている認証データをメモリ17から読み出して照合処理をする(ステップC2)。
制御回路11は、照合結果が一致であった場合には(ステップC3でYES)、本人を確認したとし(ステップC4)、不一致であった場合には(ステップC3でNO)、本人未確認として(ステップC5)ダウンロード処理のプログラムにリターンする。これにより、登録された使用者のみがダウンロード処理を実施することができるようになり、複数の使用者が不用意にダウンロード処理できるといったことを防止することができるようになる。
さて、上記の入力処理で本人確認がなされた場合には、制御回路11は、図4のダウンロード処理のプログラムにおいてステップB3でYESと判断し、ダウンロードメニューの表示処理に移行する(ステップB4)。ここでは、制御回路11は、図8(c)に示すように、ダウンロード可能なアンサーバック音の名称を表示部13に表示して選択入力がなされるのを待機する(ステップB5,B6)。
そして、使用者により、表示されているアンサーバック音のいずれかが選択入力されると、制御回路11は、データサーバ9aあるいは9bからアンサーバック音データのダウンロードを開始し(ステップB7)、メモリ17に格納する(ステップB8)。ダウンロードが終了すると、制御回路11は、表示部13に、図8(d)に示すようにその旨を表示してメインプログラムにリターンする。
なお、ステップB5,B6で待機している状態で、ダウンロードボタンが操作されることなく終了ボタンが操作された場合には(ステップB6でYES)、制御回路11は、ダウンロード処理を中断してメインプログラムにリターンする。
メインプログラムに戻ると、制御回路11は、再び図8(a)に示す画面を表示部13に表示する。この後、ダウンロードしたアンサーバック音データについて、アンサーバック音として設定処理をする場合には、音声設定の処理を選択して入力することで制御回路11により実行される。
この場合には、前述同様にしてパスワードの入力を促し(図8(e)参照)、例えばロック音の設定の場合には、アンサーバック音としてメモリ17内に記憶されているデータを表示する。使用者により好みのアンサーバック音が選択入力されると、制御回路11は、選択されたアンサーバック音をロック音として設定処理し、表示部13に図8(g)に示すような表示を行わせて設定処理を終了する。
次に、既にメモリ17内に複数のアンサーバック音データが記憶保持されている状態で、音声設定を新たに行う場合あるいは変更設定をする場合について図6および図7の音声設定処理、音声選択処理のフローチャートおよび図9の表示画面の図を参照して説明する。なお、図8で示した音声設定の処理は、ダウンロードを実施して初めてロック音やアンロック音を設定する場合で、既にロック音あるいはアンロック音が設定されている場合には、新規設定あるいは変更設定に際して以下に示すようにして処理が進められる。
表示部13のタッチスイッチ(操作部12)を操作することにより音声設定のメニューが操作入力されると、制御回路11は、図6のプログラムをスタートすると共に、表示部13に図9(a)に示すような音声設定の画面を表示させ、音声設定開始の操作入力があるまで待機状態となる(ステップD1)。
「ロック音設定」あるいは「アンロック音設定」のいずれかの音声設定開始の操作入力があると、制御回路11は、使用者にパスワードなどの個人認証データの入力を促し、前述同様にして個人認証の処理を行う(ステップD2)。個人認証の処理は、図5のフローチャートに従って実施される。
本人であることが確認されると(ステップD3でYES)、制御回路11は、メモリ17に記憶されているアンサーバック音データを読み出して表示部13に表示させるようになる(ステップD4)。この場合、制御回路11は、「ロック音設定」の場合にはロック音のデータを読み出して表示し、「アンロック音設定」の場合にはアンロック音のデータを読み出して表示する。
次に、制御回路11は、表示した設定可能なアンサーバック音データを選択して入力するのを待機するようになる(ステップD5)。この待機中には、選択入力がなされる前に終了ボタンが操作されると処理を中断してメインプログラムに戻るようになっている(ステップD6)。
そして、使用者が設定するアンサーバック音を選択入力すると、制御回路11は、音声選択処理を実行する(ステップD7)。この音声選択処理では、制御回路11は、具体的には図7に示す音声選択処理のフローチャートに従って処理を実行する。
制御回路11は、まず選択入力されたアンサーバック音データがロック音設定であるか否かを判断し(ステップE1)、YESの場合には続いてアンロック音が既に設定されているか否かを判断する(ステップE2)。制御回路11は、ここでYESの場合には選択されたアンサーバック音がアンロック音として設定されているものと同じか否かを判断し(ステップE3)、異なる場合(YESの場合)には選択されたものをロック音として設定処理を行う(ステップE4)。
また、制御回路11は、アンロック音が設定されていない場合には、ステップE2でNOと判断してステップE4にジャンプしてロック音の設定処理を行う。また、ステップE3で、NOの場合つまりアンロック音として既に設定されたものである場合には、制御回路11は、選択されたアンサーバック音データをロック音として設定することを禁止すべく、他のアンサーバック音データを選択入力しなおすように促して(ステップE5)プログラムを終了する。
一方、ロック音の設定ではない場合には、制御回路11は、ステップE1でNOと判断し、ステップE6に移行する。制御回路11は、アンロック音の設定か否かを判断し、YESの場合には、ロック音が既に設定されているか否かを判断し(ステップE7)、YESの場合には選択された音がロック音として設定されているアンサーバック音データと違うか否かを判断する(ステップE8)。YESの場合には制御回路11は、選択されたアンサーバック音データをアンロック音として設定する処理を行い(ステップE9)、NOの場合にはステップE5に移行して再選択を促してプログラムを終了する。また、ステップE7でNOの場合つまりロック音が設定されていない場合には、ステップE9にジャンプしてアンロック音の設定処理を行う。
音声選択処理が終了すると、制御回路11は、図6のステップD8に移行し、設定が確定したアンサーバック音データについてメモリ17に格納して設定処理を行い音声設定処理を終了する。
上述の音声選択処理では、例えばアンロック音が選択入力された場合を想定すると、図9に示すような表示部13の表示動作が実施される。ロック音が既に設定されている場合には、図9(b)に示すように、アンロック音設定画面に表示されているアンサーバック音データの選択入力を行うと、これが既にロック音として設定されている場合には図9(c)に示すように「アンロック音に設定できない」旨の表示を行う。この過程は、図7のフローチャートでは、E1→E6→E7→E8→E5という進行となっている場合に相当している。
また、ロック音が設定されていない場合には、表示部13には図9(d)のように選択すべきアンサーバック音データが表示された場合に、どれを選んだ場合でも図9(e)に示すように、アンロック音に設定をすることを表示する画面となる。この過程は、図7のフローチャートでは、E1→E6→E7→E9という進行となっている場合に相当している。
上記したようにしてアンサーバック音を設定する場合に加えて、この構成では、外部メモリに記憶しているアンサーバック音データをデータ入力I/F16を介して入力することができるようになっている。SDメモリやその他のメモリをデータ入力I/F16に装着すると、内部に記憶されているデータが読み出され、上述したのと同様にしてアンサーバック音の設定処理が行えるものである。
また、通信回路5を介して携帯電話機との通信が可能に構成されていて、メールにアンサーバック音データを添付することで転送することができるようになっており、上述同様にして読み込んだアンサーバック音データを設定処理することができるように構成されている。この場合、携帯電話機は、専用のダウンロードサイトから好みの音データをダウンロードしたものをメールに添付することができるように構成されたものが対象である。
このような本実施形態によれば、アンサーバック動作としてアンサーバック音を設定して音声出力する場合に、簡単且つ迅速に好みのアンサーバック音を設定することができると共に、設定の際にうっかりロック用、アンロック用のアンサーバック音データを同じ音に設定してしまうことを防止できるので、使用者が確実に認識することができるようになる。
また、アンサーバック音の設定を行う際には、その使用者を特定するための個人認証処理を行うので、不用意に他の使用者によってアンサーバック音を設定したり変更したりすることがなくなり、使用者にとって信頼性の高いアンサーバック動作を提供することができるようになる。
アンサーバック音のダウンロードをする場合に、ロック音用のデータサーバ9a、アンロック音用のデータサーバ9bを別々に設け、それぞれ重複するアンサーバック音データをダウンロードできないようにしているので、確実に異なるアンサーバック音データをダウンロードして設定することができる。
本発明は、上記実施形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形また拡張できる。
操作部や表示部の構成は、専用のものでも良いし、例えばカーナビゲーション装置のディスプレイ(タッチパネルと表示)を兼用して構成することもできる。
アンサーバック音の再生時間や音量を使用者により自由に設定できるようにすることもできる。これは、例えばアンサーバック音として楽曲や歌などを設定する場合に、どの程度の時間や音量に設定するかを選べるようにすることで使用者の選択の自由度を高めるものである。
カーナビゲーション装置を設ける構成の場合には、ナビゲーションの情報を用いて、現在地が人の多い場所(スーパーの駐車場などの)や夜間などの場合を判断して、音を出さないようにしたり音量を小さくしたりするなどの対応ができるようにしても良い。これにより、使用者に対してきめ細かな設定をして使い勝手の向上を図ることができるようになる。
本発明の一実施形態を示す全体構成の概略図 電気的なブロック構成図 ロック/アンロック処理のフローチャート ダウンロード処理のフローチャート 個人認証処理のフローチャート 音声設定処理のフローチャート 音声選択処理のフローチャート 表示部の表示画面の推移を示す例(その1) 表示部の表示画面の推移を示す例(その2)
符号の説明
図面中、2は無線キー、3はキー信号受信回路(キーレス信号受信手段)、4はアンサーバック装置、5は通信回路、9a,9bはデータサーバ、10はドアロック制御回路、11は制御回路(制御手段、アンサーバック手段、データ取得手段、設定手段、認証手段)、12は操作部、13は表示部、17はメモリ(記憶手段)である。

Claims (12)

  1. ロック/アンロック信号を受信するキーレス信号受信手段と、
    このキーレス信号受信手段により受信されたロック/アンロック信号に応じてドアのロック/アンロック動作制御を行う制御手段と、
    ドアのロック/アンロック動作に対応するアンサーバック音声データが記憶される記憶手段と、
    前記制御手段によるドアのロック/アンロック動作時に前記記憶手段からその動作に応じたアンサーバック音声データを読み出して音声出力するアンサーバック手段と、
    外部に設けられたアンサーバック音声データを提供するサーバにアクセス可能に設けられ指定したアンサーバック音声データを取得可能なデータ取得手段と、
    データ取得手段により取得された前記アンサーバック音データを前記ロック/アンロック動作のいずれか指定された動作に対応して前記記憶手段に記憶設定する設定手段とを備え、
    前記設定手段は、前記アンサーバック音データをロック/アンロックのいずれか一方に設定する際に、他方に設定されているアンサーバック音データと同じである場合にはその設定を禁止することを特徴とする音声アンサーバック装置。
  2. 請求項1に記載の音声アンサーバック装置において、
    前記設定手段は、使用者により指定された音量のデータを前記記憶手段に記憶するように設けられ、
    前記アンサーバック手段は、前記アンサーバック音を前記設定手段により設定されている音量で音声出力することを特徴とする音声アンサーバック装置。
  3. 請求項1または2に記載の音声アンサーバック装置において、
    前記設定手段は、前記アンサーバック音データをロック/アンロックのいずれか一方に設定する際に、他方に設定されているアンサーバック音を音声出力して同じである場合にはその設定を禁止することを特徴とする音声アンサーバック装置。
  4. 請求項1ないしのいずれかに記載の音声アンサーバック装置において、
    前記データ取得手段は、前記設定手段によるロック/アンロック音の各アンサーバック音データ設定では、重複するアンサーバック音データをダウンロードできないように別々に設けられたロック音用のデータサーバおよびアンロック音用のデータサーバにアクセスするように構成されていることを特徴とする音声アンサーバック装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の音声アンサーバック装置において、
    登録された使用者か否かを個人認証する認証手段を設け、
    前記設定手段は、ロック/アンロック音のアンサーバック音データ設定の処理を、前記認証手段により登録された使用者であることが認証されたことを条件として実行するように構成されていることを特徴とする音声アンサーバック装置。
  6. 請求項に記載の音声アンサーバック装置において、
    前記認証手段は、使用者による個人認証情報の入力手段を備え、その入力手段に入力されたパスワードをもって前記認証処理を行うことを特徴とする音声アンサーバック装置。
  7. 請求項1ないしのいずれかに記載の音声アンサーバック装置において、
    前記データ取得手段は、音声情報を記憶可能な携帯電話機と通信を行ってその音声情報を取得可能に構成され、
    前記設定手段は、その携帯電話機から取得した音声情報を前記アンサーバック音データとして前記ロック/アンロック動作のいずれか指定された動作に対応して前記記憶手段に記憶設定するように構成されていることを特徴とする音声アンサーバック装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の音声アンサーバック装置において、
    前記データ取得手段は、電子メールが使用可能な通信ナビゲーションシステムから電子メールに添付された音声データを取得可能に構成され、
    前記設定手段は、その音声データを前記アンサーバック音データとして前記ロック/アンロック動作のいずれか指定された動作に対応して前記記憶手段に記憶設定するように構成されていることを特徴とする音声アンサーバック装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれかに記載の音声アンサーバック装置において、
    前記データ取得手段は、携帯可能な記憶手段に記憶されている音声データを取得可能に構成され、
    前記設定手段は、その音声データを前記アンサーバック音データとして前記ロック/アンロック動作のいずれか指定された動作に対応して前記記憶手段に記憶設定するように構成されていることを特徴とする音声アンサーバック装置。
  10. 請求項1ないし9のいずれかに記載の音声アンサーバック装置において、
    ドアのロック/アンロック動作に対応するアンサーバック動作を行うアンサーバック動作制御手段を備えたことを特徴とする音声アンサーバック装置。
  11. 請求項10に記載の音声アンサーバック装置において、
    前記アンサーバック動作制御手段は、ライトの点滅動作をアンサーバック動作として実施するように構成されていることを特徴とする音声アンサーバック装置。
  12. 請求項10に記載の音声アンサーバック装置において、
    前記アンサーバック動作制御手段は、サイドミラーの開閉動作をアンサーバック動作として実施するように構成されていることを特徴とする音声アンサーバック装置。
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