JP4513378B2 - 演奏評価装置及び演奏評価プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、演奏評価装置及び演奏評価プログラムに関するものである。
楽器を演奏操作する教習者の手と指を撮影してこの画像を表示するとともに、この演奏曲に合わせて模範演奏の手と指の画像を実画像に合成表示させて演奏を誘導する装置がある(例えば、特許文献1参照)
特開平7−36446号公報(第1頁〜第10頁、図1〜図10)
従来の演奏誘導装置は、演奏者の手及び運指操作を撮影した画像上に、模範演奏となる手及び運指操作の画像を単に重ね合わせて表示するだけなので、演奏者の意識は模範演奏の手と指の形だけを模倣することだけに集中するようになってしまっていた。
このような装置では、演奏操作の形に意識が入ってしまうので正しい演奏操作で発音されたか否か、正しく演奏されなかった場合どういう演奏操作をしていたのかという状況の確認と原因の究明をするに至らない問題があった。
請求項1に係る発明においては、模範演奏データを記憶する模範演奏データ記憶手段と、前記模範演奏データ上の任意の演奏位置を指定する位置指定手段と、演奏操作に対応した演奏データを入力する演奏データ入力手段と、第1及び第2のモードを指定するモード指定手段と、このモード指定手段により第1のモードが指定されているときに、前記模範演奏記億手段に記億された模範演奏データを順次読み出す読出し手段と、この読出し手段により前記位置指定手段により指定された演奏位置に対応する模範演奏データが読み出される毎に、当該読み出された模範演奏データと前記演奏データ入力手段により入力される演奏データとの一致・不一致を判定する判定手段と、この読出し手段により前記位置指定手段により指定された演奏位置に対応する模範演奏データが読み出される毎に、当該演奏データが入力される際の演奏操作を撮影する撮影手段と、前記位置指定手段にて指定された演奏位置に対応する前記撮影データ及び前記判定手段からの判定結果を組とするデータを複数組撮影データ記憶手段に記億させる記億制御手段と、前記モード指定手段により第2のモードが指定されているときに、前記位置指定手段により指定された演奏位置に対応し、かつ一致の判定結果に対応する撮影データ及び不一致の判定結果に対応する撮像データを検索する検索手段と、この検索手段により一致の判定結果に対応する撮影データ及び不一致の判定結果に対応する撮像データの両方が検索された場合は、当該両撮影データを表示手段に同時に表示させる表示制御手段と、を有することを特徴とする。
このような構成にすることによって、演奏操作自身による演奏が正しく演奏されたときの画像と、正しく演奏できなかったときの画像を並べて表示比較して、演奏ミスの実態を確認するとともに正しい演奏が出来なかった原因を究明しながら演奏のスキルアップに役立てることができる。
請求項2記載の前記位置指定手段は、更に、前記模範演奏データ上の任意の拍位置を指定するようにしてもよい。
請求項3において、前記演奏評価装置はさらに、前記読出し手段による模範演奏データの読出し速度を設定する読出し速度設定手段を有し、前記撮影データ記億手段は、前記撮影データ及び判定結果に前記設定された読出し速度を加えて組としたデータが複数組記憶可能であり、前記検索手段は、前記位置指定手段により指定された演奏位置に対応し、かつ対応する読出し速度が夫々異なる一致の判定結果に対応する撮影データ及び不一致の判定結果に対応する撮像データを検索するようにしてもよい。
本発明は、請求項4に記載のように、上記各手段の動作手順をプログラム化し、コンピュータに実行させることにより実施できる。その際、コンピュータプログラムはハードディスク等のディスク型記録媒体、半導体メモリやカード型メモリ等の各種メモリ、或いは通信ネットワーク等の各種プログラム記録媒体を通じてコンピュータに供給することができる。
本発明の演奏評価装置は、同じ曲を繰り返し演奏練習する場合にその都度演奏操作を撮影しておき、正しい演奏ができたときと演奏ミスしたときの演奏操作の画像を双方並べて表示するようにしたので、演奏ミスしたときの演奏操作の状態を確認して不得意な演奏箇所を重点的に強化練習するなど効率よく上達することができるという効果を奏する。
正しく演奏できたときの演奏操作画像と演奏ミスしたときの演奏操作画像を配列表示して比較できるようにする。
図1は、本発明の実施形態における本発明の全体構成のブロック図を示す。
本実施形態の演奏評価装置は、電子鍵盤楽器に適用した場合を例にあげている。
CPU101は、バスライン108を介してこの演奏評価装置を構成する後述の各回路、装置に接続され、各種データを授受して全体の機能を統制する。
ROM102は、CPU101において、定められた手順に従い各種機能の処理を実行するためのプログラムを記憶している。
RAM103は、一時的に各種データをストアする複数のデータエリアと、後述する処理に用いられる各種レジスタを記憶するワークエリアを有する。
そして、曲データと複数の撮像データを記憶するエリアを有する。
次に、撮影装置104は、例えば、CCD(Charge Coupled Devices)カメラなどを用いて演奏者の手、指などの演奏操作を撮影する。そしてこの撮影画像をディジタル信号に変換して撮像データを生成する。
次に、操作子群105は、複数のスイッチから成り、電源スイッチ、模範演奏となる曲データの再生をスタート・ストップするスイッチ、撮影処理或いは比較処理などで入力された値を決定するスイッチ、処理を中止するスイッチ、表示画面上に再表示するときに用いるスイッチ、処理を終了するスイッチ、処理モードを選択するモードスイッチ、処理決定の際にクリック操作に用いるマウス、などが設けられている。
表示装置106は、例えば、液晶表示装置からなり、操作子群105内に設けられたスイッチから入力された小節、拍、テンポなどの値を表示したり、撮影装置104によって撮影された演奏者の手・指など演奏操作の様子を示す撮影画像を表示する。
楽音発生装置107は、例えば電子鍵盤楽器が設けられている。
この電子鍵盤楽器は、鍵盤、音源回路、発音装置などから構成されており、鍵操作に応じて楽音信号を生成してこの楽音信号を発音する。
次に、RAM103内のデータ構成の詳細について第2図と第3図を参照して説明する。
RAM103内には曲データのエリアが設けられている。
この曲データのエリアは、模範となる曲データの1小節の拍数を示す「拍子」、及び曲データの再生開始時の待機時間を示す「タイム」、音符(0)〜音符(N)、曲の終わりを示す「END」からなり、音符(0)〜音符(N)は夫々「音高データ」と「音符長データ」からなる。
次に、データエリアについて説明する。
曲進行の最中に、演奏者自身の演奏操作を自動的に撮影する場合において、予め撮影タイミングを設定しておく。そのために撮影タイミングとして操作子群105内に設けた拍スイッチから拍が入力される。この拍の値はHAKU(M)のエリアにストアされる。
そして、演奏操作の習熟度に応じて曲データのテンポを所望の値に設定して演奏するため、操作子群105内に設けたテンポスイッチから入力されたテンポ値はTEMPO(M)のエリアにストアされる。
このレジスタ(M)は、曲データの再生に際して設定されるテンポ速度の値に応じて付与されるもので、これに付随して関連付けられた複数種類のデータが収集されたときに、これらのデータエリアをグループとして管理するための管理番号を示すものである。
そして、演奏者が曲データの曲を演奏しているときにこの演奏操作を撮影するタイミングの位置指定として、操作子群105内に設けられた小節・拍指定スイッチから当該曲データ上の任意の小節・拍を示すデータが入力されると、これらの小節と拍はデータエリアSYO[M][0]〜(n)とHAKU[M][0]〜(n)にストアされる。
次に、曲の進行に準じて演奏者は演奏している途中で上記指定された小節・拍を示すタイミングで撮影されて生成された撮像データをストアするエリアD[M][0]〜[M][n]と、演奏者の演奏操作のデータと模範演奏となる曲データを比較した結果、この曲データの進行に対応して演奏操作の撮影が指定された演奏箇所が正しく演奏操作されているか否かを判定した結果はエリアE[M][0]〜[M][n]にストアされる。
次に、本発明の基本処理について図4を参照して説明する。
先ず、操作子群105内に設けられている電源スイッチがオンされると、CPU101は本演奏評価装置全体の各回路を初期設定する(S401)。
そして、モードを示すレジスタMODEに「0」をセットする(S402)。
このモードを示すレジスタMODEが「0」を示すものであるか否かを判定する(S403)。
ここで、MODEが「0」を示すものであれば撮影処理を実行し(S404)、MODEが「0」を示すものでなければ比較処理を実行する。
撮影処理及び比較処理を夫々実行終了すると、再びS403に戻りモードに応じた処理を繰り返し実行する。
次に、図4のS404に示す撮影処理の詳細について図5を参照して説明する。
先ず、表示装置106の表示画面上に初期状態の設定画面として拍、テンポの各表示枠が表示される(S501)。
このとき、拍のエリアHAKUとテンポのエリアTEMPOに夫々「0」をセットするとともに、この設定されたテンポに応じた一連のデータエリアの管理番号を示す(M)に初期値「0」をセットする。
次に、表示画面上に拍・テンポの入力エリアと入力カーソルを表示する(S502)。
続いて、この入力カーソル上でマウスによりクリックされたか否かを判定する(S503)。
ここで入力カーソルがクリックされなければS505に進むが、入力カーソル上でクリックされたことが検出されると、カーソルを拍・テンポの入力エリアに移動する(S504)。
次に、この入力エリアで拍かテンポの何れかを指定するデータが入力されたか否かを判定する(S505)。
そして、データ入力が検出されるとこの入力カーソルの表示位置が拍を示す位置か否かを判定する(S506)。
しかし、データ入力が検出されなければS511の処理に進む。
また、このデータが拍の表示位置で入力されたものであれば、この拍のデータ値をエリア「HAKU」にストアして(S507)、この拍を示すデータ値を拍入力エリア上に表示してから(S508)、S511の処理に進む。
一方、入力されたデータが拍の表示エリアでなければこの入力データ値をテンポ値のエリ「TEMPO」にストアして、このテンポを示す入力データをテンポ入力エリアに表示してから(S510)、S511の処理に進む。
次に、S511の処理でデータ入力された結果の決定を決定スイッチがオンされているか否かで判定する。
この決定スイッチがオンされたことが検出されると、図3に示すようにテンポ速度に対応して複数のデータエリアを変数(M)とした番号でグループ管理するため、レジスタMに初期値の「0」をセットする(S512)。
そして、このレジスタMに対応するデータエリアを確保してから図6のS601の処理に進む(S513)。
一方、決定スイッチのオンが検出されなければ、この設定処理のキャンセルを指示する中止スイッチがオンされたか否かを判定する(S514)。
ここで、中止スイッチがオンを示すものであればモードレジスタMODEに未設定状態であることを示す「1」をストアして本処理を終了する(S515)。
この中止スイッチがオンを示すものでなければS503の処理に戻って、拍とテンポのデータを再設定する。
図6のS601の処理に進むと、エリアHAKU内の拍データをエリアHAKU(M)にストアするとともに、エリアTEMPO内のテンポデータをエリアTEMPO(M)にストアする(S602)。
次に、曲データの再生開始/終了を指示するスタート/ストップスイッチがオンされたか否かを判定する(S603)。
ここで、スタート/ストップスイッチのオンが検出されなければ、図7中のS701の処理に進み、スタート/ストップスイッチがオンされたことが検出されるとスタートフラグSTFを反転して(S604)、このスタートフラグSTFが「1」を示す値であるか否かを判定する(S605)。
ここで、スタートフラグSTFが「1」を示すものでなければモードのレジスタMODEに撮影モードを示す「0」をセットして本処理を終了するが、スタートフラグSTFが「1」を示す値であることが検出されると、曲データがストアされているアドレスをエリアADにストアする。
次に、このエリアAD内のアドレスに基づいて曲データをRAM103から読み出す。(S607)
先ず、この読み出された曲データが拍子を示すものか、当該曲データの再生開始までの待機時間「タイム」を示す値であるかを判定する(S608)。
この曲データが「タイム」を示すものであればこの待機時間をエリアTにストアし(S609)、当該曲の演奏テンポをストアするエリアTEMPO(M)に基づいて1拍に要する時間長を算出してワークエリアのHNにストアする(S610)。
次に、演奏操作を撮影するときの拍が何拍毎であるかを指定するレジスタAと、曲データの小節をカウントするレジスタBと、読み出された曲データの音高数をカウントするレジスタCと、拍の時間長をカウントするレジスタT1、更に、演奏操作の撮影データをストアするエリアD「M」n)を全てクリアするとともに演奏操作の評価判定結果をストアするE「M」(n)の全エリアに「×」のマークをストアする(S611)。
一方、S608の処理で読み出された曲データの「拍子」であることが検出されると、この拍子データをエリアHYOSIにストアしてから(S613)、アドレスポインタを歩進してからS607の処理に戻る(S614)。
次に、スタートフラグSTFが「1」を示す値であるか否かを判定する(図7 S701)。
この処理でスタートフラグSTFが「1」を示す値であることが検出されると、最小の単位時間が経過したか否かを判定する(S702)。
ここで、スタートフラグSTFが「1」でなかったり、或いは最小の単位時間が経過していないことが検出された場合は図6のS603の処理に戻る。
最小の単位時間が経過したことが検出されると、曲データの再生開始待機時間を示すエリアTの値をデクリメントするとともに(S703)、拍の時間長をカウントするエリアT1の値をインクリメントする(S704)。
次に、デクリメントされたエリアTの示す値が「0」に達したか否かを判定する(S705)。
この判定でエリアTの値が「0」に達したことが検出されると、アドレスポインタADを歩進してから(S706)、このアドレスポインタADに示される曲データを読み出す(S707)。
一方、エリアTの示す値が「0」に達したことが検出されない場合は、図6のS603の処理に戻る。
次に、読み出された曲データが音符長を示すものであるか、音高を示すものであるか、終了を示すENDであるかを判定する(S708)。
この読み出された曲データが音符長であることが検出されると、この音符長のデータをエリアTにストアしてから(S709)、図8中S801の処理に進む。
また、読み出された曲データが音高であることが検出されると、このデータの音高を示すNOTEのエリアにストアし(S710)、読み出された音高数をカウントするカウンタCに「1」を足し込んでからS706の処理に戻る(S711)。
また、読み出された曲データが終了を示すENDであることが検出されると、スタートフラグSTFを「0」にセットしてから(S712)、レジスタMODEに比較処理のモードを示す「1」にセットした後、本処理を終了する。
次に、図8中S801の処理に進むと、拍の時間長をカウント値をストアするエリアT1の示す値がテンポ(M)に基づいて決定された拍の長さを示すエリアHN内の値に達したか否かを判定する(S801)。
ここで、カウントされた時間長T1の示す値がエリアHNの示す値に達したことが判定されると、時間長をカウントするエリアT1に「0」をセットし(S802)、演奏操作を撮像する拍が何拍毎であるかを検索するためレジスタAを1拍づつカウントアップしてから(S803)、S804の処理に進む。
一方、カウントされた時間長T1の示す値がエリアHNの示す値に達したことが判定されていなければ、図9中のS901の処理に進む。
S804の処理に進むと、拍の進行を示すレジスタAが曲データ上の指定された拍を示すエリアHAKU(M)に達したか否かを判定する(S804)。
ここで、レジスタAの示す値が拍を示すエリアHAKU(M)に達したことが判明すると演奏者の手・指などの演奏操作を、撮影装置104を用いて撮影するとともに、この撮像をデジタルのデータに変換処理してから(S805)、S806の処理に進む。
一方、レジスタAの示す値が拍を示すエリアHAKU(M)に達したことが判明しなければ、図9のS901の処理に移行する。
次にS806の処理に進むと、演奏操作によって得られたデータエリアの管理番号M、音高配列Cに対応する撮像のデータエリアD[M][C]にストアし、指定された拍を示すHAKU(M)の値をデータエリアHAKU[M][C]にストアする(S807)。
そして、曲データの進行に応じた小節をカウントするレジスタBの示す値をデータエリアSHO[M][C]にストアする(S808)。
次に、撮影タイミングとする拍をカウントするレジスタAの値が曲データの拍子の値を示すエリアHYOSIと等しくなったか否かを判定する(S809)。
ここで、レジスタAの値が曲データの拍子の値を示すエリアHYOSIと等しくなったことが判明すると、1小節が経過したことにより次の小節の拍をカウントするために、このレジスタAに「0」をセットすると共に(S810)、曲データの小節をカウントするレジスタBの示す値に1を加算して図9中のS901の処理に進む(S811)。
一方、レジスタAの値が曲データの拍子の値を示すエリアHYOSIと等しくなったことが判明しなければ、図9中のS901の処理に移行する。
このように、本処理では曲データのテンポ速度を示すエリアTEMPO(M)に対応付けられた各データエリアに小節、拍、及び演奏操作の撮像データ、を夫々ストアしている。
次に、図9のS901の処理に進むと、演奏者の演奏状態を検出する。
そのために、先ず楽音発生装置107に設けられている複数の鍵盤を順次鍵走査する。
そして、何れかの鍵がオンしたか、オフしたか、或いは全く鍵が変化しなかったかどうかどうかを判定する(S902)。
この鍵走査で何れかの鍵がオンしたことが検出されると、この検出された鍵番号に相当する音高値をエリアKEYにストアして(S903)、CPU101は楽音発生装置107内に設けられている音源に対して当該鍵番号に対応する音高の楽音を生成して発音するよう指示する(S904)。
次に、このエリアKEYにストアされた音高値と、エリアNOTEにストアされている曲データの音高値が等しいか否かを判定する(S905)。
このエリアKEYに示す音高値と、エリアNOTEに示す音高値が等しいと判定されると、テンポMにおける演奏操作の判定結果をデータエリアE[M][C]にこの演奏操作は正しいことを示す「○」マークをストアし、再び図7中のS706の処理に戻る(S906)。
一方、S902の処理において鍵走査の結果、鍵がオフに変化したことが検出されるとこのオフになった鍵番号の音高値をエリアKEYにストアしてから(S907)、CPU101は音源に対して発音中の楽音を消音するよう指示してから(S908)、図7のS706の処理に戻る。
また、S902の処理において鍵走査の結果、鍵が全く変化していないことが検出された場合、及びS905の処理で押鍵された音高を示すエリアKEYの値とエリアNOTEにストアされている曲データの音高を示す値が異なっていることが検出されると図7のS706の処理に戻る。
このように、本処理では演奏者の押鍵/離鍵の操作に応じて当該音高の楽音を発音したり消音すると共に、押鍵された音高と読み出された曲データの音高が一致しているか否かを判定して、一致していればテンポMの当該音高における演奏評価をOKを示す「○」のマークをエリアE[M][C]内に更新するものである。
また、この音高比較処理の結果、押鍵操作ミスによって音高が不一致であった場合はエリアE[M][C]内には「×」マークのデータがそのまま継続して残る。
次に、図4中S405の比較処理の詳細な動作について、図10〜図13に示すフローチャートを参照して説明する。
先ず、モードが比較処理を示す「1」を示す値であることが検出されると、テンポスイッチで指定されたテンポ値で再生した曲データの音高と、実際の演奏操作によって検出された音高を比較するのか、或いは、この指定されたテンポ速度と異なるテンポで演奏したときの音高と比較するのかを選択する画面を表示する(S1001)。
そして、指定された同一のテンポ速度で演奏を比較するのか、これと異なるテンポ速度で演奏を比較するのか、何れか一方の選択項目を強調表示する(S1002)。
次に、この強調表示上においてカーソルスイッチがクリックされたか否かを判定する(S1003)。
このカーソルスイッチがクリックされたことが検出されると、強調表示された選択項目の位置からこの選択項目を決定するカーソルスイッチに移動する(S1004)。
そして、演奏するテンポ速度の選択項目を決定するカーソルスイッチがクリックされたか否かを判定する(S1005)。
また、S1003の処理でカーソルスイッチがオンされたことが検出されない場合もS1005の処理を実行する。
ここで、演奏するテンポ速度の選択を決定するカーソルスイッチがクリックされたことが検出されると、次に、強調表示された選択項目の位置が予め指定されているテンポ速度と同じか否かを判定する(S1006)。
この強調表示された位置が指定されているテンポ速度と同じであることが検出されると、前述の「撮影処理」のモードで指定されたテンポ速度と同一のテンポ速度を選択した場合の処理(以下「同一速度選択」と称す)を実行して(S1007)、再びS1001の処理に戻る。
一方、強調表示された位置が指定されているテンポ速度と同じであることが検出されない場合は、前述の指定されたテンポと異なる速度を選択した場合の処理(以下「異なる速度選択」と称す)を実行して(S1010)、再びS1001の処理に戻る。
S1005の処理で、演奏するテンポ速度の選択を決定するカーソルスイッチがクリックされたことが検出されなかった場合は、画面上に表示されている本比較処理を中止するカーソルスイッチがクリックされたか否かを判定する(S1008)。
この本比較処理を中止するカーソルスイッチがクリックされたことが検出されると、レジスタMODEに撮影処理のモードを示す「0」をストアして本処理を終了する。
一方、本比較処理を中止するカーソルスイッチがクリックされたことが検出されなかった場合は、再びS1003の処理に戻る。
このように本処理では、読み出された曲データの音高と演奏操作によって検出された音高を比較する場合に、演奏するテンポ速度を予め指定した値で比較するのか、或いは、演奏者自身の演奏技術に鑑みて、予め指定された演奏テンポ速度と異なるテンポ速度に基づいて比較するのか、何れかの処理を選択するものである。
次に、図10中S1007に示す「同一速度選択」の処理について図11〜図13を参照して詳細に動作を説明する。
この「同一速度選択」の処理は本発明の第1の実施形態を示すものである。
先ず、曲データの演奏テンポと演奏者による演奏操作のテンポを同一にして音高比較を行うための準備として、拍、小節、テンポを項目とする設定画面を表示する(S1101)。
次に、画面上に表示された拍入力エリアにデータを入力するためのカーソルスイッチを表示する(S1102)。
そして、このカーソルスイッチがクリックされたか否かを判定する(S1103)。
このカーソルスイッチがクリックされたことが検出されると、入力カーソルをデータの入力エリアの位置に移動する(S1104)。
一方、カーソルスイッチのオンが検出されない場合は、S1105の処理に進む。
次に、このデータ入力するエリア何れかのデータが入力されたか否かを判定する(S1105)。
このデータ入力エリアでデータが入力されたことが検出されると、このデータ入力するエリアが拍のデータを入力する位置か(S1106)、小節のデータを入力する位置か(S1110)、テンポのデータを入力する位置か(S1112)、この何れのデータが入力されたか否かを順次判定していく。
この判定で、入力されたデータの位置が拍の入力エリアであることが検出されると、この入力されたデータ値を拍のエリアHAKUにストアして(S1107)、この入力データの値を画面上に表示して(S1108)から、S1109の処理に進む。
また、入力されたデータの位置が小節の入力エリアであることが検出されると、この入力されたデータ値を小節のエリアSHOにストアして(S1111)、この入力データの値を画面上に表示する(S1108)。
また、入力されたデータの位置がテンポの入力エリアであることが検出されると、この入力されたデータ値をテンポのエリアTEMPOにストアして(S1112)、この入力データの値を画面上に表示する(S1108)。
これらの何れかの入力データの値が画面上に表示されると、次に、この入力されたデータ値を決定するか否かを指示する決定スイッチがオンされたか否かを判定する(S1109)。
このデータ入力を決定するスイッチがオンされたことが検出されると、図12中のS1201の処理に進む。
一方、データ入力を決定するスイッチがオンされたことが検出されなければ、入力されたデータを決定せずに中止するスイッチがオンされたか否かを判定する(S1114)。
この入力されたデータの決定を中止するスイッチがオンしたことを検出すると本処理を終了するが、この中止スイッチのオンが検出されなければ再びS1103の処理に戻る。
また、S1105の処理において、入力カーソル位置でデータ入力が検出されなかった場合は、データの決定を中止するスイッチがオンされたか否かを判定する(S1113)。
ここで、データの決定を中止するスイッチがオンされたことが検出されると本処理を終了し、このデータの決定を中止するスイッチのオンが検出されなければ、先述のS1109の処理を実行する。
このように、演奏者は自らの演奏操作を自動的に撮影するにあたり、その撮影タイミングと曲のテンポを決定しておくため、演奏する曲データ上の拍と小節、それに演奏するテンポのデータを入力する。
この「比較処理」のモード時に設定するテンポ値は「撮影処理」のモードの際に入力されたテンポ値と同じ値が入力されることになる。
そして、これらの入力したデータを正式に採用する場合は決定スイッチをオンすることによってこれらの入力データを各データエリアにストアしている。
図12中のS1201の処理に進むと、レジスタMに示されるデータエリアの管理番号をリングカウンタM1にストアする。
そして、「撮影処理」時に設定されたテンポ値をストアするエリアTEMPO(M)の示す値と、この「比較処理」時に指定されたテンポ値を示すエリアTEMPOの値を比較して同じ値かどうかを判定する(S1202)。
ここで、データエリアのTEMPO(M)に示すテンポ値が、この「比較処理」時に入力されたエリアTEMPOに示すテンポ値と等しいことが検出されると、曲データから読み出される音高数をカウントするレジスタCに「0」をセットしてから(S1203)、演奏評価を指定された小節を示すエリアSYOの示す値が、データエリアSYO[M][C]の示す値と等しいか否かを判定する(S1204)。
一方S1202の処理で、この「比較処理」のために設定されたテンポ値がデータエリアのTEMPO(M)に示すテンポ値と等しいことが検出されなければ、データエリアの管理番号を示すレジスタMの値を進めて(S1210)、このレジスタMの示す値がデータエリア番号を示すリングカウンタM1の示す値と等しいか否かを判定する(S1211)。
ここで、データエリアの管理番号Mの示す値がデータエリア番号を示すリングカウンタM1の示す値と等しいことが検出されると、表示画面上に「貴方の設定されましたテンポ速度は演奏評価の対象外です。演奏評価基準範囲内のテンポ速度に設定しなおしてください。」というメッセージを所定時間表示して本処理を終了する。
このS1211の処理でデータエリアの管理番号Mの示す値が最大データ数を超えことが検出されなければ、再びS1202の処理に戻って演奏するテンポ速度に対応する管理番号(M)のデータエリアを検索する。
一方、S1204の処理で、エリアSYOの示す値が曲データの小節を管理するデータエリアSYO[M][C]の示す値と等しいことが検出されると、次に、拍を示すエリアHAKUの値と曲データの拍を管理するデータエリアHAKU[M][C]の示す値が等しいか否かを比較する(S1205)。
ここで、エリアHAKUの示す値とデータエリアHAKU[M][C]の示す値が等しいことが検出されると、次に、演奏評価判定結果のデータエリアE[M][C]内にストアされているマークが「○」を示すものであるか否かを判定する(S1206)。
一方、S1204の処理で、エリアSYOの示す値がデータエリアSYO[M][C]の示す値と等しいことが検出されない場合、及びS1205の処理でエリアHAKUの値とデータエリアHAKU[M][C]の示す値が等しいと検出されない場合は、曲データの音高数をカウントするレジスタCを一つカウントアップする(S1213)。
そして、このレジスタCのカウント値が当該曲データ内の音高数の最大値に達したか否かを判定する(S1214)。
この判定でレジスタCの示す値が最大値に達したことが検出されると、S1210の処理に進んで次のデータエリアの検索に処理を進める。
次に、S1206の処理で判定結果を示すデータエリアE[M][C]内に「○」マークを示すデータがストアされていることが検出されると、CPU101は表示装置106の表示画面の左半分に撮像データのエリアD[M][C]にストアされている正しい演奏を示す撮像データを読み出して、この演奏操作の手・指の撮像を表示させるとともに(S1207)、表示画面左半分上部に演奏評価の判定結果を示す「○」マークのデータをエリアE[M][C]から読み出して表示させる(S1208)。
次に、図13中のS1301の処理を実行する。
一方、S1206の処理でデータエリアE[M][C]内に「○」マークを示すデータがストアされていることが検出されなかった場合は、CPU101は表示装置106の表示画面の右半分にエリアD[M][C]にストアされている演奏ミスを示す撮像データを読み出して、この演奏操作の撮像を表示させるとともに(S1207)、表示画面右半分上部に演奏評価の判定結果を示す「×」マークのデータをエリアE[M][C]から読み出して表示させる(S1208)。この表示処理を終えると図13中のS1301の処理に進む。
次に、図13中のS1301の処理に進むと、演奏の判定結果を示すデータエリアE[M][C]内の値を、演奏ミスを示すデータエリアEにストアしてから、このデータエリア管理番号を示すレジスタMの値を進める。
それから、テンポ速度のデータエリアTEMPO(M)に示す値がこの「比較処理」で設定されたテンポ速度を示すエリアTEMPOの値と等しいか否かを判定する(S1302)。
ここで、データエリアTEMPO(M)に示す値と設定されたエリアTEMPOの示す値が等しいことが検出されると、曲データの音高数をカウントするレジスタCに「0」をセットして(S1303)、S1304の処理を実行する。
しかし、データエリアTEMPO(M)に示す値とエリアTEMPOに示す値が等しいことが検出されなければ、データエリアを管理するレジスタMの番号を進めてから(S1311)、このデータエリアMの示す値が当該データエリアの管理番号を示すリングカウンタM1の示す値と等しいか否かを判定する(S1312)。
ここで、データエリアMの示す値がデータエリアの管理番号を示すリングカウンタM1の示す値と等しいことが検出されると本処理を終了するが、データエリアMの示す値がデータエリアの管理番号を示すリングカウンタM1の示す値と等しいことが検出されなければS1303の処理に進む。
次に、S1304の処理において、前述の「比較処理」で演奏操作の撮影タイミングとして設定された小節を示すエリアSYOの値と、曲データの小節のデータエリアSHO[M][C]に示される値が等しいか否かを判定する(S1304)。
この小節を示すエリアSYOの値と、曲データの小節のデータエリアSHO[M][C]に示される値が等しいことが検出されると、演奏操作の撮影タイミングとして設定された拍を示すエリアHAKUの値と、曲データの拍のデータエリアHAKU[M][C]に示される値が等しいか否かを判定する(S1305)。
ここで、エリアHAKUの値と、拍のデータエリアHAKU[M][C]に示される値が等しいことが検出されると、CPU101は、演奏操作の判定結果をストアするエリアE[M][C]に示すデータがエリアE内の演奏ミスを示す「×」のマークであるか否かを判定する(S1306)。
一方、S1304の処理で小節を示すエリアSYOの値とデータエリアSHO[M][C]に示される値が等しいと判定されない場合、或いはS1305の処理で拍を示すエリアHAKUの値と拍のデータエリアHAKU[M][C]に示される値が等しいと判定されない場合は、夫々曲データより音高数をカウントするレジスタCをカウントアップして(S1313)、このレジスタCの示す値が曲データの音高数の最大値を示す数値を超えたか否かを判定する(S1314)。
この判定で、レジスタCの示す値が最大値を示すnを超えたことが判明するとS1311の処理に進んでデータエリアの管理番号を示すレジスタMを歩進させ、レジスタCの示す値が最大値を示すnを超えたことが判明しなければ、S1304の処理に戻って設定された撮影タイミングに相当する曲データ上の小節及び拍のデータエリアを検索する。
また、S1306の処理でエリアE[M][C]に示されるデータが「×」のマークであることが検出されると、CPU101は、演奏ミスを示す「×」マークの撮像データをデータエリアD[M][C]から読み出して表示装置106に設けられた表示部の右半分に表示させ(S1307)、更に、演奏操作の判定結果をストアするエリアE[M][C]より「×」マークのデータを読み出して、この表示部の右半分上部に表示させてから(S1308)、S1309の処理に進む。
一方、S1306の処理でエリアE[M][C]に示されるデータが「×」のマークであることが検出されなければ、CPU101は、データエリアD[M][C]から正しい演奏をしたときの撮像データを読み出して、表示装置106に設けられた表示部の左半分にこの正しい演奏操作の撮像を表示させ(S1315)、更に、演奏操作の判定結果をストアするエリアE[M][C]より正しい演奏を示す「○」マークのデータを読み出して、この表示部の左半分上部に表示させてから(S1316)、S1309の処理に進む。
次に、S1309の処理において操作子群105内に設けられている再表示スイッチがオンされたか否かを判定する(S1309)。
この再表示スイッチがオンされたことが検出されると、表示部に表示されている画面をクリアしてから(S1310)、図12中のS1201の処理に戻る。
一方、この再表示スイッチがオンされたことが検出されなければ、今度は操作子群105内に設けられている終了スイッチがオンされたか否かを判定する(S1317)。
この終了スイッチがオンされたことが検出されると、モードのレジスタMODEに撮影処理モードを示す「0」をセットしてから本処理を終了する(S1318)。
しかし、終了スイッチがオンされたことが検出されなければ、S1309に戻って再表示スイッチのオン状態を検出する。
このように、本比較処理は当「同一速度選択」で設定したテンポ速度が、前述の「撮影処理」時に設定されたテンポ速度と同じテンポで模範となる曲データと同じ曲を複数回に亘って繰り返し演奏練習したときの演奏評価に用いるものである。
本処理では、曲データと同じ曲を複数回繰り返し演奏操作したときに、予め指定された小節・拍のタイミングでこの演奏操作を自動的に撮影して得られた撮像データと、模範の曲データと演奏操作データを比較して得られた判定結果のデータと、を夫々データエリアに記憶しておき、この複数回に亘って演奏した後、所定の小節・拍のタイミング毎に撮影された正しく演奏できた場合と演奏ミスしたときの最新の撮像データ及び最新の判定データを夫々検索して表示画面の左右に配列して明確に比較できるように表示するものである。
次に、図10中S1010に示す「異なる速度選択」の処理について図14〜図16を参照して詳細に動作を説明する。
この「異なる速度選択」の処理は、本発明の第2の実施形態を示すものである。
この「異なる速度選択」の処理では、前述の「撮影処理」のモードで指定されたテンポ速度とは異なるテンポ速度で「比較処理」する場合のモードについて説明するものである。
先ず、準備として、拍、小節、テンポを項目とする設定画面を表示する(S1401)。
次に、画面上に表示された拍入力エリアにデータを入力するためのカーソルスイッチを表示する(S1402)。
そして、このカーソルスイッチがクリックされたか否かを判定する(S1403)。
このカーソルスイッチがクリックされたことが検出されると、入力カーソルをデータの入力エリアの位置に移動する(S1404)。
一方、カーソルスイッチのオンが検出されない場合は、S1405の処理に進む。
次に、このデータ入力するエリア何れかのデータが入力されたか否かを判定する(S1405)。
このデータ入力エリアでデータが入力されたことが検出されると、このデータ入力するエリアが拍のデータを入力する位置か(S1406)、小節のデータを入力する位置か(S1410)、テンポのデータを入力する位置か(S1412)、この何れのデータが入力されたか否かを順次判定していく。
この判定で、入力されたデータの位置が拍の入力エリアであることが検出されると、この入力されたデータ値を拍のエリアHAKUにストアして(S1407)、この入力データの値を画面上に表示して(S1408)から、S1409の処理に進む。
また、入力されたデータの位置が小節の入力エリアであることが検出されると、この入力されたデータ値を小節のエリアSHOにストアして(S1411)、この入力データの値を画面上に表示する(S1408)。
また、入力されたデータの位置がテンポの入力エリアであることが検出されると、この入力されたデータ値をテンポのエリアTEMPOにストアして(S1412)、この入力データの値を画面上に表示する(S1408)。
このように、これらの何れかの入力データの値が画面上に表示されると、次に、この入力されたデータ値を決定するか否かを指示する決定スイッチがオンされたか否かを判定する(S1409)。
このデータ入力を決定するスイッチがオンされたことが検出されると、図15中のS1501の処理に進む。
一方、データ入力を決定するスイッチがオンされたことが検出されなければ、入力されたデータを決定せずに中止するスイッチがオンされたか否かを判定する(S1414)。
この入力されたデータの決定を中止するスイッチがオンしたことを検出すると本処理を終了するが、この中止スイッチのオンが検出されなければ再びS1403の処理に戻る。
また、S1405の処理において、入力カーソル位置でデータ入力が検出されなかった場合は、データの決定を中止するスイッチがオンされたか否かを判定する(S1413)。
ここで、データの決定を中止するスイッチがオンされたことが検出されると本処理を終了し、このデータの決定を中止するスイッチのオンが検出されなければ、先述のS1409の処理を実行する。
このように、演奏者は自らの演奏操作を撮影するにあたり、予め撮影タイミングと曲のテンポを決定しておくため、演奏する曲データ上の拍と小節、それに演奏するテンポのデータを入力する。そして、これらの入力したデータを正式に採用する場合は決定スイッチをオンすることによってこれらの入力データを各データエリアにストアしている。
図15中のS1501の処理に進むと、演奏の判定結果を示すデータエリアE[M][C]内の値を、演奏ミスを示すデータエリアEにストアしてから、このデータエリアのレジスタMの値を進める。
そして、「撮影処理」時に設定されたテンポ値をストアするエリアTEMPO(M)の示す値と、この「比較処理」時に指定されたテンポ値を示すエリアTEMPOの値を比較して異なる値かどうかを判定する(S1502)。
ここで、「撮影処理」時に設定されたテンポ値がデータエリアのTEMPO(M)に示すテンポ値と異なることが検出されると、曲データから読み出される音高数をカウントするレジスタCに「0」をセットしてから(S1503)、演奏評価を指定された小節を示すエリアSYOの示す値が、データエリアSYO[M][C]の示す値と等しいか否かを判定する(S1504)。
一方S1502の処理で、この「比較処理」のために設定されたテンポ値がデータエリアのTEMPO(M)に示すテンポ値と異なることが検出されなければ、データエリアの管理番号を示すレジスタMの値を進めてから(S1510)、このデータエリアMの示す値が当該データエリアの管理番号を示すリングカウンタM1の示す値と等しいか否かを判定する(S1511)。
ここで、データエリアの管理番号Mの示す値が最大データ数を超えことが検出されると、表示画面上に「貴方の設定されましたテンポ速度は演奏評価の対象外です。演奏評価基準範囲内のテンポ速度に設定しなおしてください。」というメッセージを所定時間表示して本処理を終了する。
このS1511の処理でデータエリアの管理番号Mの示す値が最大データ数を超えことが検出されなければ、再びS1502の処理に戻って演奏するテンポ速度に対応する管理番号(M)のデータエリアを検索する。
一方、S1504の処理で、エリアSYOの示す値が曲データの小節を管理するデータエリアSYO[M][C]の示す値と等しいことが検出されると、次に、拍を示すエリアHAKUの値と曲データの拍を管理するデータエリアHAKU[M][C]の示す値が等しいか否かを比較する(S1505)。
ここで、エリアHAKUの示す値とデータエリアHAKU[M][C]の示す値が等しいことが検出されると、次に、演奏評価判定結果のデータエリアE[M][C]内にストアされているマークが「○」を示すものであるか否かを判定する(S1506)。
一方、S1504の処理で、エリアSYOの示す値がデータエリアSYO[M][C]の示す値と等しいことが検出されない場合、及びS1505の処理でエリアHAKUの値とデータエリアHAKU[M][C]の示す値が等しいと検出されない場合は、曲データの音高数をカウントするレジスタCを一つカウントアップする(S1513)。
そして、このレジスタCのカウント値が当該曲データ内の音高数の最大値に達したか否かを判定する(S1514)。
この判定でレジスタCの示す値が最大値に達したことが検出されると、S1510の処理に進んで次のデータエリアの検索に処理を進める。
次に、S1506の処理で判定結果を示すデータエリアE[M][C]内に「○」マークを示すデータがストアされていることが検出されると、CPU101は表示装置106の表示画面の左半分に撮像データのエリアD[M][C]にストアされている正しい演奏を示す撮像データを読み出して、この演奏操作の手・指の撮像を表示させるとともに(S1507)、表示画面左半分上部に演奏評価の判定結果を示す「○」マークのデータをエリアE[M][C]から読み出して表示させる(S1508)。
次に、図16中のS1601の処理に進んで、レジスタMの示すデータエリア番号を進める。
一方、S1506の処理でデータエリアE[M][C]内に「○」マークを示すデータがストアされていることが検出されなかった場合は、CPU101は表示装置106の表示画面の右半分にエリアD[M][C]にストアされている演奏ミスを示す撮像データを読み出して、この演奏操作の撮像を表示させるとともに(S1507)、表示画面右半分上部に演奏評価の判定結果を示す「×」マークのデータをエリアE[M][C]から読み出して表示させる(S1508)。この表示処理を終えるとレジスタMの示す番号を進めて(図16中S1601)、テンポ速度のデータエリアTEMPO(M)に示す値がこの「比較処理」で設定されたテンポ速度を示すエリアTEMPOの値と等しいか或いは異なるか否かを判定する(S1602)。
ここで、データエリアTEMPO(M)に示す値と設定されたエリアTEMPOの示す値が等しいか或いは異なることが検出されると、何れの場合も曲データの音高数カウントするレジスタCに「0」をセットして(S1603)、S1604の処理を実行する。
しかし、データエリアTEMPO(M)に示す値とエリアTEMPOの示す値が等しい、或いは異なるという何れも検出されなければ、データエリアを管理するレジスタMの番号を進めてから(S1611)、このデータエリアMの示す値が当該データエリアの管理番号を示すリングカウンタM1の示す値と等しいか否かを判定する(S1612)。
ここで、データエリアの管理番号Mを示す値がストアされているデータの最大数を超えたことが検出されると本処理を終了するが、Mを示す値が最大数を超えたことが検出されなければS1603の処理に進む。
次に、S1604の処理において、前述の「比較処理」で演奏操作の撮影タイミングとして設定された小節を示すエリアSYOの値と、曲データの小節のデータエリアSHO[M][C]に示される値が等しいか否かを判定する(S1604)。
この小節を示すエリアSYOの値と、曲データの小節のデータエリアSHO[M][C]に示される値が等しいことが検出されると、演奏操作の撮影タイミングとして設定された拍を示すエリアHAKUの値と、曲データの拍のデータエリアHAKU[M][C]に示される値が等しいか否かを判定する(S1605)。
ここで、エリアHAKUの値と、拍のデータエリアHAKU[M][C]に示される値が等しいことが検出されると、CPU101は、演奏操作の判定結果をストアするエリアE[M][C]に示すデータが演奏ミスを示す「×」のマークであるか否かを判定する(S1606)。
一方、S1604の処理で小節を示すエリアSYOの値とデータエリアSHO[M][C]に示される値が等しいと判定されない場合、或いはS1605の処理で拍を示すエリアHAKUの値と拍のデータエリアHAKU[M][C]に示される値が等しいと判定されない場合は、夫々曲データより音高数をカウントするレジスタCをカウントアップして(S1613)、このレジスタCの示す値が曲データの音高数の最大値を示す数値を超えたか否かを判定する(S1614)。
この判定で、レジスタCの示す値が最大値を示すnを超えたことが判明するとS1611の処理に進んでデータエリアの管理番号を示すレジスタMを歩進させ、レジスタCの示す値が最大値を示すnを超えたことが判明しなければ、S1604の処理に戻って設定された撮影タイミングに相当する曲データ上の小節及び拍のデータエリアを検索する。
また、S1606の処理でエリアE[M][C]に示されるデータが「×」のマークであることが検出されると、CPU101は、演奏ミスを示す「×」マークの撮像データをデータエリアD[M][C]から読み出して表示装置106に設けられた表示部の右半分に表示させ(S1607)、更に、演奏操作の判定結果をストアするエリアE[M][C]より「×」マークのデータを読み出して、この表示部の右半分上部に表示させてから(S1608)、S1609の処理に進む。
一方、S1606の処理でエリアE[M][C]に示されるデータが「×」のマークが検出されなければ、CPU101は、データエリアD[M][C]から正しい演奏をしたときの撮像データを読み出して、表示装置106に設けられた表示部の左半分にこの正しい演奏操作の撮像を表示させ(S1615)、更に、演奏操作の判定結果をストアするエリアE[M][C]より正しい演奏を示す「○」マークのデータを読み出して、この表示部の左半分上部に表示させてから(S1616)、S1609の処理に進む。
次に、S1609の処理において操作子群105内に設けられている再表示スイッチがオンされたか否かを判定する(S1609)。
この再表示スイッチがオンされたことが検出されると、表示部に表示されている画面をクリアしてから(S1610)、図15中のS1501の処理に戻る。
一方、この再表示スイッチがオンされたことが検出されなければ、今度は操作子群105内に設けられている終了スイッチがオンされたか否かを判定する(S1617)。
この終了スイッチがオンされたことが検出されると、モードのレジスタMODEに撮影処理のモードを示す「0」をセットしてから本処理を終了する(S1618)。
しかし、終了スイッチがオンされたことが検出されなければ、S1609に戻って再表示スイッチのオン状態を検出する。
このように、本比較処理中、当「異なる速度選択」で設定したテンポ速度が、前述の「撮影処理」時に設定されたテンポ速度と異なるテンポで模範となる曲データと同じ曲を複数回に亘って繰り返し演奏練習したときの演奏評価に用いるものである。
この実施形態において、「異なる速度選択」に基づいて演奏した場合、例え、予め設定したテンポ速度と異なる演奏テンポで演奏しても正しく演奏さえしていれば、「○」マークのデータと、この時撮影された演奏操作の撮像データが夫々対応するデータエリアにストアされ、正しい演奏をしたときの最新の撮像データとこの判定結果を示す「○」マークが表示されるようになっている。
一方、演奏操作が間違ったときの表示方法は、予め設定したテンポ速度と同じであっても或いは異なるテンポ速度であっても何れの場合にも演奏ミスの判定結果「×」マークと、この時撮影された演奏操作の撮像データと、を夫々データエリアにストアして、演奏ミスした最新の撮像データと「×」マークを表示するようにしている。
本処理では、曲データと同じ曲を複数回繰り返し演奏操作したときに、予め指定された小節・拍のタイミングで自動的に撮影して得られた撮像データと、模範の曲データと演奏操作データを比較して得られた判定結果のデータと、を夫々データエリアに記憶しておき、この複数回に亘って演奏した後、所定の小節・拍のタイミング毎に撮影された正しく演奏できたときと演奏ミスしたときに、テンポ速度に関わらず最新の撮像データ及び最新の判定データを夫々検索して表示画面の左右に配列して明確に比較できるように表示するものである。
次に、本発明の第1の実施形態について図17〜図19を表示例として説明する。
図17は、前述の「撮影処理」時に設定したテンポ速度と前述の「比較処理」の中でテンポ速度を「同一速度選択」とした際に、表示装置106内に設けられた表示部の画面上1701に拍子の表示枠1702内に「4」、撮影する拍の表示枠1703内に「1」が入力された画面を示すものである。
図18は、入力された拍子と拍のデータの各決定数値が表示される。
表示画面1801上の表示枠1802内には拍子「4」が表示され、表示枠1803内には撮影する拍「1」の入力値が表示される。
図19は、「撮影処理」時に設定したテンポ速度と「比較処理」の中でテンポ速度を「同一速度選択」として、所定の小節・拍のタイミングで複数回に亘って演奏操作され模範となる曲データと演奏操作データと比較して一致とする最新の判定データ「○」マークと不一致とする最新の判定データ「×」マークと、この各一致・不一致判定に対応する最新の撮像データと、を夫々図3に示すデータエリアから読み出して、表示装置内の表示部に並列して表示した状態を示す。
この表示画面左側1901の上方の表示領域には、当該複数回の演奏操作による判定データの中から模範演奏の音高と一致する最新の判定結果に基づいて「○」マーク1904が表示される。
そして、この「○」マーク1904表示下方には、演奏中に所定の小節・拍のタイミングで撮影され当該複数回の演奏操作による判定データの中から最新の「○」マークに対応する当該演奏者の右手と指の撮像1906と鍵盤1903が表示される。
一方、表示画面右側1902の上方の表示領域には、当該複数回の演奏操作による判定データの中から模範演奏の音高と不一致する最新の判定結果に基づいて「×」マーク1905が表示される。
そして、この「×」マーク1905の表示下方には、演奏中に所定の小節・拍のタイミングで撮影され当該複数回の演奏操作による判定データの中から最新の「×」マークに対応する当該演奏者の右手と指の撮像1907と鍵盤1903が表示される。
この並列表示された演奏操作の撮像から、正しい演奏をしたときと演奏ミスしたときの鍵盤操作する手・指の違いが一目瞭然で分かる。
次に、本発明の第2の実施形態について図20〜図22を表示例として説明する。
図20は、前述の「撮影処理」時に設定したテンポ速度と前述の「比較処理」の中でテンポ速度を「異なる速度選択」とした際に、表示装置106内に設けられた画面上2001の拍子の表示枠2002内に「4」、撮影する拍の表示枠2003内に「1」、テンポ速度を示す速度2004の表示枠2005内に「120」が入力された画面を示すものである。
図21は、入力された拍子、拍、テンポ速度のデータの各決定数値が表示される。
表示画面2101上の表示枠2102内には拍子「4」が表示され、表示枠2103内には撮影する拍「1」が表示され、テンポ速度2104の表示枠2105の表示枠内にはテンポ「120」の値が表示される。
図22は、「撮影処理」時に設定したテンポ速度と「比較処理」の中でテンポ速度を「異なる速度選択」として、所定の小節・拍のタイミングで複数回に亘って演奏操作され模範となる曲データと演奏操作データと比較して一致とする最新の判定データ「○」マークと不一致とする最新の判定データ「×」マークと、この各一致・不一致判定に対応する最新の撮像データと、を夫々図3に示すデータエリアから読み出して、表示装置内の表示部に並列して表示した状態を示す。
この表示画面左側2201の上方の表示領域には、当該複数回の演奏操作による判定データの中から模範演奏の音高と一致する最新の判定結果に基づいて「○」マーク2204が表示され、これに隣接する表示エリア2208にこの「一致」判定時におけるテンポ速度「60」の値を示すデータがテンポのデータエリアから読み出されて表示される。
そして、この「○」マーク2204とテンポ速度の表示エリア2208の表示下方には、演奏中に所定の小節・拍のタイミングで撮影され当該複数回の演奏操作による判定データの中から最新の「○」マークに対応する当該演奏者の右手と指の撮像2206と鍵盤2203が表示される。
一方、表示画面右側2202の上方の表示領域には、当該複数回の演奏操作による判定データの中から模範演奏の音高と「不一致」とする最新の判定結果に基づいて「×」マーク2205が表示され、これに隣接する表示エリア2205にこの「不一致」判定時におけるテンポ速度「120」の値を示すデータがテンポのデータエリアから読み出されて表示される。
そして、この「×」マーク2205とテンポ速度の表示エリア2209の表示下方には、所定の小節・拍のタイミングで撮影され当該複数回の演奏操作による判定データの中から当該最新の「×」マークに対応する当該演奏者の右手と指の撮像2207と鍵盤2203が表示される。
この並列表示された演奏操作の撮像から、正しい演奏をしたときと演奏ミスしたときのテンポ速度値が表示されるとともに、これらのテンポ速度で演奏操作されたときの手・指の違いが一目瞭然で分かるようにしたものである。
本発明は以上に述べた構成を設けたことによって、模範となる曲データの曲を複数回に亘って演奏したときに、予め指定された小節・拍などの演奏箇所において、曲データと演奏操作データを比較して得られた一致・不一致の評価結果に基づいて、正しく弾けたときの手・指からなる演奏操作の撮像と演奏ミスしたときの演奏操作の撮像を配列して表示できるようにしたので、演奏者自身の演奏ミスしたときの手・指を矯正する場合に自己の演奏がうまくできたときの手・指の形を参考としながら演奏技術の向上に役立てることを可能とするものである。
本発明の実施形態では、演奏の評価方法として曲データから読み出された音高と演奏操作によって検出された音高を比較して判定していたが、これに限定することなく音長、ベロシティ、手・指の形など他のパラメータを組合わせてこれらを総合して評価判定するようにしても良い。
また、本発明の実施形態では、演奏操作の撮影タイミング及び演奏評価すべきタイミングを小節、拍としたが、これだけに限定することなく、曲データ中の特定のフレーズ、或いは和音進行の変化点、ペダル操作の指示ポイントなど楽曲の特徴となるポイントを指示できるようにしてもよい。
本発明の構成として、更に演奏操作を分析する手段を設けて、演奏評価の結果、演奏ミスした箇所の原因を調べて、この演奏操作の撮像画面上に分析結果のメッセージを表示するようにしても良い。
また、上記実施の形態で説明した動作手順をプログラム化し、コンピュータに実行させることにより実施できる。その際、コンピュータプログラムはハードディスク等のディスク型記録媒体、半導体メモリやカード型メモリ等の各種メモリ、或いは通信ネットワーク等の各種プログラム記録媒体を通じてコンピュータに供給することができる。
本発明の全体構成のブロック図を示す。 図1に示されるRAMの記憶領域における曲データの構成を示す。 図1に示されるRAMの記憶領域におけるデータエリアの構成を示す。 本発明の演奏評価装置におけるメインフローチャートを示す。 図4に示される撮影処理を示す。(その1) 図4に示される撮影処理を示す。(その2) 図4に示される撮影処理を示す。(その3) 図4に示される撮影処理を示す。(その4) 図4に示される撮影処理を示す。(その5) 図4に示される比較処理を示す。 図10に示される「同一速度選択」の処理を示す。(その1) 図10に示される「同一速度選択」の処理を示す。(その2) 図10に示される「同一速度選択」の処理を示す。(その3) 図10に示される「異なる速度選択」の処理を示す。(その1) 図10に示される「異なる速度選択」の処理を示す。(その2) 図10に示される「異なる速度選択」の処理を示す。(その3) 本発明の第1の実施形態における撮影処理時の設定画面を示す。 本発明の第1の実施形態における比較処理時の設定画面を示す。 本発明の第1の実施形態における演奏評価正否判定時における演奏操作の撮像画面を示す。 本発明の第2の実施形態における撮影処理時の設定画面を示す。 本発明の第2の実施形態における比較処理時の設定画面を示す。 本発明の第2の実施形態における演奏評価正否判定時における演奏操作の撮像画面を示す。
符号の説明
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 撮影装置
105 操作子群
106 表示装置
107 楽音発生装置

Claims (4)

  1. 模範演奏データを記憶する模範演奏データ記憶手段と、
    前記模範演奏データ上の任意の演奏位置を指定する位置指定手段と、
    演奏操作に対応した演奏データを入力する演奏データ入力手段と、
    第1及び第2のモードを指定するモード指定手段と、
    このモード指定手段により第1のモードが指定されているときに、前記模範演奏記億手段に記億された模範演奏データを順次読み出す読出し手段と、
    この読出し手段により前記位置指定手段により指定された演奏位置に対応する模範演奏データが読み出される毎に、当該読み出された模範演奏データと前記演奏データ入力手段により入力される演奏データとの一致・不一致を判定する判定手段と、
    この読出し手段により前記位置指定手段により指定された演奏位置に対応する模範演奏データが読み出される毎に、当該演奏データが入力される際の演奏操作を撮影する撮影手段と、
    前記位置指定手段にて指定された演奏位置に対応する前記撮影データ及び前記判定手段からの判定結果を組とするデータを複数組撮影データ記憶手段に記億させる記億制御手段と、
    前記モード指定手段により第2のモードが指定されているときに、前記位置指定手段により指定された演奏位置に対応し、かつ一致の判定結果に対応する撮影データ及び不一致の判定結果に対応する撮像データを検索する検索手段と、
    この検索手段により一致の判定結果に対応する撮影データ及び不一致の判定結果に対応する撮像データの両方が検索された場合は、当該両撮影データを表示手段に同時に表示させる表示制御手段と、
    を有することを特徴とする演奏評価装置。
  2. 前記位置指定手段は、前記模範演奏データ上の任意の拍位置を指定することを特徴とする請求項1記載の演奏評価装置。
  3. 前記演奏評価装置はさらに、前記読出し手段による模範演奏データの読出し速度を設定する読出し速度設定手段を有し、
    前記撮影データ記億手段は、前記撮影データ及び判定結果に前記設定された読出し速度を加えて組としたデータが複数組記憶可能であり、
    前記検索手段は、前記位置指定手段により指定された演奏位置に対応し、かつ対応する読出し速度が夫々異なる一致の判定結果に対応する撮影データ及び不一致の判定結果に対応する撮像データを検索することを特徴とする請求項1記載の演奏評価装置。
  4. 模範演奏データを記憶する模範演奏データ記憶手段を有するコンピュータに、
    前記模範演奏データ上の任意の演奏位置を指定する位置指定ステップと、
    演奏操作に対応した演奏データを入力する演奏データ入力ステップと、
    第1及び第2のモードを指定するモード指定ステップと、
    この第1のモードが指定されているときに、前記模範演奏記億手段に記億された模範演奏データを順次読み出す読出しステップと、
    前記指定された演奏位置に対応する模範演奏データが読み出される毎に、当該読み出された模範演奏データと前記入力された演奏データとの一致・不一致を判定する判定ステップと、
    前記指定された演奏位置に対応する模範演奏データが読み出される毎に、当該演奏データが入力される際の演奏操作を撮影する撮影ステップと、
    前記指定された演奏位置に対応する前記撮影データ及び前記判定結果を組とするデータを複数組撮影データ記憶手段に記憶させる記億制御ステップと、
    前記第2のモードが指定されているときに、前記指定された演奏位置に対応し、かつ一致の判定結果に対応する撮影データ及び不一致の判定結果に対応する撮像データを検索する検索ステップと、
    前記一致の判定結果に対応する撮影データ及び不一致の判定結果に対応する撮像データの両方が検索された場合は、当該両撮影データを表示手段に同時に表示させる表示制御ステップと、
    を実行させる演奏評価プログラム。
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