JP4513294B2 - 積層体ブロックのプレス装置 - Google Patents

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Description

この発明は、積層セラミック電子部品の製造において用いられる積層体ブロックのプレス装置に関するもので、特に、積層された複数のセラミックグリーンシートをもって構成される積層体ブロックから所定の部分を切り離すとともに当該所定の部分をプレスするために用いられる、積層体ブロックのプレス装置に関するものである。
たとえば積層セラミックコンデンサのような積層セラミック電子部品を製造しようとする場合、通常、積層された複数のセラミックグリーンシートをもって構成された積層体ブロックが用意され、この積層体ブロックから所定の部分を切り出して、複数の積層セラミック電子部品のためのマザー積層体を取り出すことが行なわれる。また、マザー積層体は、積層方向にプレスされ、積層された複数のセラミックグリーンシート間の密着性が高められる。次に、マザー積層体は、個々の積層セラミック電子部品のための複数の積層体チップを取り出すため、さらにカットされる。このようにして得られた積層体チップは、次いで、焼成され、積層セラミック電子部品のための部品本体として用いられる。
図10には、上述したプレス工程の結果生じ得るマザー積層体1の不所望な挙動が平面図で図示されている。図10において、破線でプレス前の状態を示し、実線でプレス中の状態を示している。破線で示したものと実線で示したものとを比較すればわかるように、プレス中のマザー積層体1にあっては、その各辺が外側に膨らむように変形する傾向がある。
他方、マザー積層体1に備える複数のセラミックグリーンシート間の特定の界面には、印刷等によって、内部導体膜が形成されている。得ようとする積層セラミック電子部品に備えるセラミック層となるセラミックグリーンシートがより薄層化されたり、セラミックグリーンシートおよび内部導体膜がより多層化されたりするほど、内部導体膜が存在する部分と存在しない部分との間、あるいは内部導体膜が比較的多く存在する部分と比較的少なく存在する部分との間で、内部導体膜の厚みに起因して、マザー積層体1の各部分での厚みの差が大きくなる。
上述のような厚みの差は、得られた積層セラミック電子部品において、構造欠陥を生じさせる原因となる。そこで、これを防止するためには、プレス工程において付与される加熱温度を高めたり、プレス圧力を高めたりする必要がある。しかしながら、マザー積層体1において、図10に示したような不所望な変形が生じやすくなる傾向は、プレス工程において付与される加熱温度が高くなるほど、また、プレス圧力が高くなるほど、より顕著になる。
また、図10に示したマザー積層体1の変形は、このような内部導体膜の歪みや変位をもたらす。その結果、マザー積層体1をカットして複数の積層体チップを取り出したとき、いくつかの積層体チップについては、内部導体膜の形成状態が不良となっていることがある。
上述の問題を解決し得るプレス装置として、図11および図12を参照して説明するようなものが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
図11は、この発明にとって興味ある従来のプレス装置3を一部破断して示す正面図であり、図12は、図11に示したプレス装置3の主要部を拡大して示す断面図である。
図11および図12において、積層体ブロック4が図示されている。積層体ブロック4は、詳細には図示しないが、積層された複数のセラミックグリーンシートをもって構成されるもので、セラミックグリーンシート間の特定の界面に沿って、内部導体膜が形成されている。また、積層体ブロック4は、たとえばポリエチレンテレフタレートのような樹脂からなるバックフィルム5によって裏打ちされている。
プレス装置3は、上述のような積層体ブロック4を載置するための下部圧盤6を備えている。下部圧盤6は、プレス台7とこのプレス台7上に載置されかつ積層体ブロック4を載置するための載置ベース8とを備えている。載置ベース8は、プレス台7とは分離可能であり、積層体ブロック4は、載置ベース8上に載置された状態で搬送される。プレス台7には、プレス工程において積層体ブロック4を加熱するため、図示しないが、ヒータが内蔵される。
プレス装置3は、また、積層体ブロック4を介して下部圧盤6に対向するように配置された上部圧盤9を備えている。上部圧盤9は、下部圧盤6に対して相対的に近接・離隔可能に設けられ、下部圧盤6に対して近接することによって、積層体ブロック4の所定の部分にプレス作用を及ぼすようにされている。上部圧盤9は、プレス工程において積層体ブロック4を加熱するため、図示しないが、ヒータを内蔵している。
また、プレス装置3は、上部圧盤9を取り囲むように配置されたカット刃10を備えている。カット刃10は、上部圧盤9に対して上下動可能に上部圧盤9によって保持されている。また、カット刃10は、その刃先部分11が上部圧盤9の下面より突出するように、スプリング12によって付勢されている。したがって、カット刃10は、上部圧盤9とともに、下部圧盤6に対して相対的に近接・離隔可能であり、下部圧盤6に対して近接することによって、積層体ブロック4をカットして積層体ブロック4から所定の部分を切り出すようにされている。なお、積層体ブロック4から所定の部分を切り出すことによって得られたものが、図10に示したマザー積層体1に相当している。
このような構成を有するプレス装置3において、上部圧盤9と下部圧盤6とが相対的に近接することによって、次のような動作が達成される。
まず、カット刃10の刃先部分11が上部圧盤9の下面より突出しているので、カット刃10によって積層体ブロック4がカットされる。このとき、バックフィルム5は、次のような作用する。カット刃10が下部圧盤6に対して近接して、その刃先部分11が載置ベース8に衝突する際にもたらされる衝撃をバックフィルム5が和らげ、刃先部分11での破損を生じさせにくくする。また、カット刃10によって、バックフィルム5の厚み方向の少なくとも一部をもカットするようにして、積層体ブロック4が厚み方向に完全にカットされることを保証する。
次に、上述のように、カット刃10が積層体ブロック4をカットした後、このカット刃10が下部圧盤6に対して近接した状態に維持されながら、スプリング12の弾性に抗して、上部圧盤9と下部圧盤6とがさらに近接し、積層体ブロック4が上部圧盤9と下部圧盤6とによって積層方向にプレスされる。この状態が図12に示されている。
図12を参照して、矢印13で示すようなプレス圧力が積層体ブロック4に及ぼされたとき、積層体ブロック4が有する流動性によって、矢印14で示すような応力が生じるが、この応力14は、カット刃10によって受け止められる。すなわち、カット刃10は、プレス工程での金型の一部として機能し、プレス工程において生じ得る図10に示すような変形を抑制するように作用する。
特開2003−136515号公報
しかしながら、図11および図12に示したプレス装置3では、上述のように、カット刃10を金型の一部として機能させるため、カット刃10の形状が限定される。すなわち、カット刃10の切れ味を優先すると、カット刃10の刃先部分11を肉薄にする必要があるが、この場合には、カット刃10の刃先部分11が、応力14の作用で、図12において矢印15で示すように外方へと膨らむように変形しやすくなる。したがって、カット刃10を、金型の一部として十分に機能させることができない。他方、カット刃10の強度を優先すると、カット刃10の刃先部分11が肉厚になり、良好な切断状態を得ることができなくなる。その結果、カット部分の近傍に位置する積層体ブロック4内の内部導体膜が歪むことがある。
なお、上述のような不都合を回避するためには、プレス工程での加熱温度を低くしたり、プレス圧力13を低くしたりすることが考えられるが、これらの場合には、得られた積層セラミック電子部品において、構造欠陥が発生しやすくなってしまう。
そこで、この発明の目的は、上述のような問題を解決し得る、積層体ブロックのプレス装置を提供しようとすることである。
この発明に係る積層体ブロックのプレス装置は、積層された複数のセラミックグリーンシートをもって構成された積層体ブロックから所定の部分を切り出すとともに当該所定の部分をプレスするために用いられるものである。
このプレス装置は、積層体ブロックを載置するための下部圧盤と、積層体ブロックを介して下部圧盤に対向するように配置され、下部圧盤に対して相対的に近接・離隔可能に設けられ、かつ、下部圧盤に対して近接することによって、積層体ブロックの所定の部分にプレス作用を及ぼすようにされた、上部圧盤と、上部圧盤を取り囲むように配置され、下部圧盤に対して相対的に近接・離隔可能に設けられ、かつ、下部圧盤に対して近接することによって、積層体ブロックをカットして積層体ブロックから所定の部分を切り出すようにされた、カット刃とを備えている。
また、このプレス装置は、カット刃によって積層体ブロックをカットした後、カット刃が下部圧盤に対して近接した状態に維持されながら、上部圧盤と下部圧盤とによる積層体ブロックへのプレス作用が及ぼされるように制御される。
このような積層体ブロックのプレス装置において、前述した技術的課題を解決するため、この発明では、上部圧盤と下部圧盤とによって積層体ブロックにプレス作用を及ぼしている間、カット刃の外方への変形を抑制するための変形抑制手段を備えることを特徴としている。
上述の変形抑制手段は、第1の実施態様では、下部圧盤に設けられる溝によって与えられる。この溝は、積層体ブロックをカットした後のカット刃の刃先部分を受け入れるものである。
上記溝は、積層体ブロックをカットした後のカット刃の刃先部分の外側に向く側面に接する内側面を有していることが好ましい。
より好ましくは、カット刃の刃先部分は、外側に向く側面においてのみ傾斜していて、溝は、刃先部分の傾斜した外側に向く側面に接するように傾斜した内側面を有している。
溝は、その底部に、カット刃の刃先部分の最先端が接しないようにするための凹部を有していることが好ましい。
下部圧盤が、プレス台とプレス台上に載置されかつ積層体ブロックを載置するための載置ベースとを備えている場合、溝は、載置ベースに設けられることが好ましい。
変形抑制手段は、第2の実施態様では、積層体ブロックをカットした後のカット刃の刃先部分の外側に向く側面に当接するように移動する押圧部材を備えている。
また、第3の実施態様では、カット刃は、刃先部分と刃先部分より肉厚の基部とを備え、変形抑制手段は、基部によって与えられ、積層体ブロックをカットした後のカット刃は、基部において、積層体ブロックに接するように位置される。
この発明において、カット刃は、上部圧盤に対して上下動可能に上部圧盤によって保持されることが好ましい。
また、この発明は、上部圧盤と下部圧盤とによる積層体ブロックへのプレス圧力が50MPa以上であるとき、特に有利に適用される。
この発明によれば、カット刃の外方への変形を抑制するための変形抑制手段を備えているので、上部圧盤と下部圧盤とによって積層体ブロックにプレス作用を及ぼしている間、プレス圧力によって生じる、カット刃を外方へ変形させようとする応力にも関わらず、カット刃の外方への変形を抑制することができる。したがって、カット刃を、金型の一部として十分に機能させることができ、そのため、プレス圧力を問題なく高めることができる。その結果、得られた積層セラミック電子部品において、構造欠陥を生じさせにくくすることができる。
また、カット刃の外方への変形を抑制するため、カット刃の剛性にのみ頼る必要がなくなるため、カット刃の刃先部分を肉薄にすることができる。したがって、カット刃において良好な切れ味を確保でき、その結果、カット部分近傍での内部導体膜の歪みを生じさせにくくすることができる。
この発明において、変形抑制手段が、下部圧盤に設けられる溝によって与えられ、この溝が、積層体ブロックをカットした後のカット刃の刃先部分を受け入れるようにすれば、溝を設けるといった簡単な構成によって、変形抑制手段を実現することができる。
上述の溝が、積層体ブロックをカットした後のカット刃の刃先部分の外側に向く側面に接する内側面を有していると、カット刃の外方への変形をより確実に抑制することができる。
上述の場合において、カット刃の刃先部分は、外側に向く側面においてのみ傾斜していて、溝は、刃先部分の傾斜した外側に向く側面に接するように傾斜した内側面を有していると、カット刃の上下動での下端位置を調整するだけで、刃先部分の外側に向く側面を溝の内側面に接触させた状態を得ることができる。また、カット刃の刃先部分の内側に向く側面は、カット刃の相対的移動方向に対して平行に延びているので、積層体ブロックに形成されるカット面を、積層体ブロックの主面に対して常に垂直に延びる状態とすることができる。
また、積層体ブロックをカットした後のカット刃の刃先部分が、下部圧盤に設けられた溝によって受け入れられるので、図11および図12に示したバックフィルム5を用いなくても、積層体ブロックの厚み方向での完全なカット状態を確実に達成することができる。
上述のように、刃先部分の外側に向く側面と溝の内側面とが接する場合、溝の底部に、カット刃の刃先部分の最先端が接しないようにするための凹部が設けられていると、カット刃の刃先部分での破損を生じさせにくくすることができる。そのため、図11および図12に示したバックフィルム5を特に用いなくてもよいようになるので、バックフィルムに関するコストを削減することができる。
下部圧盤が、プレス台とプレス台上に載置されかつ積層体ブロックを載置するための載置ベースとを備えている場合において、溝が、載置ベースに設けられると、プレス台に対する変更が不要で、載置ベースに対してのみ溝を設けるための加工を施せば足りるので、この発明に係る特徴的構成を安価に実現することができる。
この発明において、変形抑制手段として、積層体ブロックをカットした後のカット刃の刃先部分の外側に向く側面に当接する押圧部材が適用されると、カット刃の剛性に全く頼ることなく、カット刃の外方への変形を抑制することができる。したがって、変形抑制効果が高められ、プレス圧力をより高めることが可能になる。
この発明において、カット刃が、刃先部分と刃先部分より肉厚の基部とを備える場合、変形抑制手段を、基部によって与え、積層体ブロックをカットした後のカット刃が、基部において、積層体ブロックに接するように位置されると、カット刃の形状およびカット刃の上下動での下端位置を調整するだけで、この発明による特徴的構成を実現することができる。
この発明において、カット刃が、上部圧盤に対して上下動可能に上部圧盤によって保持されていると、カット刃によって積層体ブロックをカットした後、カット刃が下部圧盤に近接した状態に維持されながら、上部圧盤と下部圧盤とによる積層体ブロックへのプレス作用が及ぼされるように制御するための機構をより簡易なものとすることができる。
上部圧盤と下部圧盤とによる積層体ブロックへのプレス圧力が50MPa以上と高いとき、カット刃の外方への変形がより生じやすくなるので、この発明による変形抑制手段がより顕著に機能することになる。
図1ないし図4は、この発明の第1の実施形態を説明するためのものである。ここで、図1は、前述の図11に対応する図であって、積層体ブロックのプレス装置21を一部破断して示す正面図である。図2ないし図4は、図1に示したプレス装置21の主要部を拡大して示す断面図である。なお、図2ないし図4には、プレス装置21においてもたらされる典型的な状態の各々が動作順に示されている。
図1ないし図4には、積層体ブロック22が図示されている。積層体ブロック22は、詳細には図示しないが、図11および図12に示した積層体ブロック4の場合と同様、積層された複数のセラミックグリーンシートをもって構成されるもので、セラミックグリーンシート間の特定の界面に沿って、内部導体膜が形成されている。なお、この実施形態では、積層体ブロック22は、バックフィルムによって裏打ちされる必要はない。
プレス装置21は、積層体ブロック22を載置するための下部圧盤23を備えている。下部圧盤23は、この実施形態では、プレス台24とこのプレス台24上に載置されかつ積層体ブロック22を載置するための載置ベース25とを備えている。載置ベース25は、プレス台24とは分離可能であり、積層体ブロック22は、載置ベース25上に載置された状態で搬送される。プレス台24には、プレス工程において積層体ブロック22を加熱するため、図示しないが、ヒータが内蔵される。
プレス装置21は、また、積層体ブロック22を介して下部圧盤23に対向するように配置された上部圧盤26を備えている。上部圧盤26は、下部圧盤23に対して相対的に近接・離隔可能に設けられ、下部圧盤23に対して近接することによって、積層体ブロック22の所定の部分にプレス作用を及ぼすようにされている。上部圧盤26は、プレス工程において積層体ブロック22を加熱するため、図示しないが、ヒータを内蔵している。
また、プレス装置21は、上部圧盤26を取り囲むように配置されたカット刃27を備えている。カット刃27は、この実施形態では、上部圧盤26に対して上下動可能に上部圧盤26によって保持されている。カット刃27は、刃先部分28と刃先部分28より肉厚の基部29とを備えている。また、カット刃27は、刃先部分28が上部圧盤26の下面より突出するように、スプリング30によって付勢されている。
したがって、カット刃27は、上部圧盤26とともに、下部圧盤23に対して相対的に近接・離隔可能であり、下部圧盤23に対して近接することによって、積層体ブロック22をカットして積層体ブロック22から所定の部分を切り出すようにされている。このように、積層体ブロック22から所定の部分を切り出すことによって得られたものは、図10に示したマザー積層体1に相当している。
なお、上述したように、上部圧盤26およびカット刃27の各々は、下部圧盤23に対して相対的に近接・離隔可能とされるが、このような近接・離隔動作のために、上部圧盤26およびカット刃27のみが移動するように構成されても、下部圧盤23のみが移動するように構成されても、あるいは、上部圧盤26およびカット刃27ならびに下部圧盤23のいずれもが移動するように構成されてもよい。
図2ないし図4によく示されているように、カット刃27の刃先部分28は、外側に向く側面31においてのみ傾斜していて、内側に向く側面32は、カット刃27の上下動の方向に平行な方向すなわち垂直方向に延びている。
他方、下部圧盤23に備える載置ベース25には、カット刃27の刃先部分28を受け入れるための溝33が設けられている。溝33は、傾斜した内側面34を有している。
このような構成を有するプレス装置21は、次のように動作する。
まず、初期状態では、図1および図2に示すように、上部圧盤26およびカット刃27が、下部圧盤23から離隔した状態にある。このとき、カット刃27の刃先部分28は、スプリング30によって付勢されることによって、上部圧盤26の下面より突出した状態となっている。
次に、上部圧盤26が、カット刃27を伴って、下部圧盤23に対して近接するように動作する。その結果、図3に示すように、カット刃27が積層体ブロック22をカットする。また、カット刃27は、積層体ブロック22を厚み方向に完全にカットした後、その刃先部分28が、溝33内に受け入れられる。このとき、刃先部分28の傾斜した外側に向く側面31が、溝33の傾斜した内側面34に接する状態となる。
上述のように、刃先部分28の外側に向く側面31および溝33の内側面34がともに傾斜していると、カット刃27の上下動での下端位置を調整するだけで、刃先部分28の外側に向く側面31と溝33の内側面34とが接した状態を得ることができる。
次に、図3に示すようなカット刃27が下部圧盤23に対して近接した状態に維持されながら、図4に示すように、上部圧盤26が、スプリング30(図1参照)の弾性に抗して、下部圧盤23により近接するような動作が与えられる。これによって、積層体ブロック22が上部圧盤26と下部圧盤23とによって積層方向にプレスされる。
上述のプレス工程において、矢印35で示すようなプレス圧力が積層体ブロック22に及ぼされたとき、積層体ブロック22が有する流動性によって、矢印36で示すような応力が生じるが、この応力36は、カット刃27によって受け止められる。すなわち、この実施形態においても、カット刃27は、プレス工程での金型の一部として機能し、プレス工程において生じ得る図10に示すような変形を抑制するように作用する。
さらに、この実施形態では、カット刃27の刃先部分28が溝33内に受け入れられ、しかも、カット刃27の外側に向く側面31が溝33の内側面34に接しているので、カット刃27の外方への変形が生じにくいようにされている。したがって、カット刃27の刃先部分28において、応力36の作用で、外方へ膨らむような変形が生じにくい。その結果、カット刃27を、金型の一部として十分に機能させることができる。
以上のようにカット工程およびプレス工程を終えた後、プレス装置21は、図1に示すような状態に戻り、積層体ブロック22の所定の部分を切り出すことによって得られたマザー積層体が、載置ベース28上に載置された状態で、次の工程へと搬送される。このとき、必要に応じて、カット後に生じた積層体ブロック22の耳の部分37が作業者または他の手段によって取り除かれる。
前述した溝33が与える変形抑制手段の効果を確認するため、次のような実験を行なった。
図4を参照して、載置ベース25、上部圧盤26およびカット刃27の材質として、冷間金型用工具鋼を用い、刃先部分28の刃先角度θを30度とし、刃先部分28の、載置ベース25上での長さLを5.0mmとし、刃先部分28の、溝33内での長さすなわち溝33の深さDを0.5mmとし、さらに、積層体ブロック22の厚みTを1.5mmとした。
上述のような条件の下で、矢印35で示したプレス圧力Pとして、50MPaおよび100MPaのそれぞれの圧力を加えたときの刃の変形量および直線性悪化量を求めた。その結果が、表1の「実施例」の欄に示されている。
他方、刃先部分28が溝33内に受け入れられないことを除いて、上記「実施例」の場合と同様の条件にて刃の変形量および直線性悪化量を求めた。この結果が、表1の「比較例」の欄に示されている。
なお、刃の変形量は、刃先部分28の先端部における外方への変形量を求めたものである。直線性悪化量は、積層体ブロック22の内部において直線状に配列されていた内部導体膜のプレス後での配列の直線性の悪化量を求めたものである。
Figure 0004513294
表1からわかるように、「実施例」によれば、「比較例」に比べて、刃の変形量および直線性悪化量のいずれについても、より小さくすることができる。
カット刃27の刃先部分28の刃先角度θについては、これが小さいほど、カット刃27は良好な切れ味を示すが、刃先角度θが小さすぎると、カット刃27が変形しやすくなる。これらのことを考慮して、この実施形態のように、刃先部分28が、外側に向く側面31においてのみ傾斜している場合には、刃先角度θは、25〜50度であることが好ましく、30〜40度であることがより好ましい。
刃先部分28の溝33内に位置する部分の長さDは、より長いほど、溝33によって刃先部分28を支える面積が広くなる。なお、カット刃27に及ぼされる力は、積層体ブロック22の厚みT[mm]とプレス圧力P[MPa]と刃先角度θ[度]とによって変わるため、これらのファクタによって、刃先部分28の溝33内に位置する部分の長さD[mm]の必要寸法が異なる。すなわち、刃先部分28の溝33内に位置する部分の必要長さDは、
D=(T×P× cosθ)/K
で表される。ここで、Kは、溝33が設けられた載置ベース25の強度によって決まる係数であって、実験により求められた値である。載置ベース25がたとえば冷間金型用工具鋼から構成される場合、K=600〜700である。
図5は、この発明の第2の実施形態を説明するためのもので、図3の一部をより拡大した図面に相当する。図5において、図3に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図5に示した実施形態では、溝33の底部に、カット刃27の刃先部分28の最先端が接触しないようにするための凹部40が設けられている。この実施形態によれば、凹部40の存在のため、カット刃27が下端位置に達したとき、刃先部分28が溝33の底部に確実に衝突しないようにすることができる。したがって、この衝突による刃先部分28の損傷が生じないようにすることができる。
図6は、この発明の第3の実施形態を説明するためのもので、図3の一部をより拡大した図面に相当する。図6において、図3に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図6に示した実施形態では、カット刃27の刃先部分28における外側に向く側面31だけでなく、内側に向く側面43においても、傾斜している。また、溝33は、上述のような形状の刃先部分28に対応する形状を有している。この実施形態の場合には、カット刃27によるカットを終えた段階において、刃先部分28の内側に向く側面43の傾斜した部分の上方に位置する垂直面44において、積層体ブロック22に接するようにされることが好ましい。
図7は、この発明の第4の実施形態を説明するためのもので、図4に相当する図である。図7において、図4に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図7に示した実施形態では、変形抑制手段として、積層体ブロック22をカットした後のカット刃27の刃先部分28の外側に向く側面31に当接する押圧部材47を備えることを特徴としている。押圧部材47は、たとえば水平方向に移動可能に設けられ、カット刃27がカット動作を終えたとき、矢印48で示す方向に移動され、刃先部分28の外側に向く側面31を押圧する状態とされる。したがって、プレス圧力35によって生じた応力36が、刃先部分28を外方へ変形させるように作用したとき、押圧部材47は、この変形を有利に食い止めるように作用する。
なお、図7では、カット工程によって生じた積層体ブロック22の耳の部分37(たとえば図4参照)が図示されていない。したがって、押圧部材47を図7に示すような状態にもたらす前の段階で、耳の部分37を取り除く工程が実施される。しかしながら、耳の部分37を取り除くことなく、押圧部材47を作用させることを可能にするため、押圧部材47の上下方向の寸法をより小さくし、刃先部分28の比較的上部のみに押圧部材47が当接するように構成されてもよい。
また、図7に示した実施形態では、たとえばポリエチレンテレフタレートのような樹脂からなるバックフィルム49が用いられることが好ましい。
図8は、この発明の第5の実施形態を説明するためのもので、図4に相当する図である。図8において、図4に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図8に示した実施形態では、変形抑制手段が、カット刃27におけるより肉厚の基部29によって与えられることを特徴としている。すなわち、この実施形態では、下部圧盤23が、カット刃27をより深く受け入れることができる構成とされ、積層体ブロック22をカットした後のカット刃27は、基部29において、積層体ブロック22に接するように位置される。このとき、基部29の下端と下部圧盤23の上端との距離Aは、好ましくは、10mm以上とされる。また、基部29においては、プレス圧力35によって生じた応力36を受けても実質的に変形しない強度を与え得る厚みとされる。
図9は、この発明の第6の実施形態を説明するためのもので、図4に相当する図である。図9において、図4に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図9に示した実施形態では、上部圧盤26の下面に沿って、たとえばラバーからなる板状の弾性体52が配置されることを特徴としている。この弾性体52は、積層体ブロック22において形成される内部導体膜の分布密度の差によるプレス工程での圧下率の差をより小さくするように作用し、積層体ブロック22の全体にわたってより均等なプレス圧力が及ぼされるようにするものである。
以上、この発明を、図示したいくつかの実施形態に関連して説明したが、この発明の範囲内において、その他、種々の変形例が可能である。
たとえば、図示の実施形態では、カット刃27によるカット動作を終えた後、上部圧盤26と下部圧盤23とによるプレス動作が実施されるようにしたが、カット動作を実施する際、上部圧盤26と下部圧盤23とによって比較的弱いプレス作用を及ぼしておき、積層体ブロック22自身の位置ずれおよび積層体ブロック22に備えるセラミックグリーンシート相互間の位置ずれを防止するようにしてもよい。
また、第1ないし第3の実施形態では、溝33が載置ベース25に設けられたが、下部圧盤23が載置ベース25を備えず、プレス台24によってのみ構成される場合には、溝33はプレス台24に設けられてもよい。
この発明の第1の実施形態によるプレス装置21を一部破断して示す正面図である。 図1に示したプレス装置21の主要部を拡大して示す断面図である。 カット刃27がカット動作を終えた状態を示す図2に相当する図である。 上部圧盤26と下部圧盤23とによってプレス作用を及ぼしている状態を示す図2に相当する図である。 この発明の第2の実施形態を説明するためのもので、図3の一部をより拡大した図面に相当する。 この発明の第3の実施形態を説明するためのもので、図3の一部をより拡大した図面に相当する。 この発明の第4の実施形態を説明するためのもので、図4に相当する図である。 この発明の第5の実施形態を説明するためのもので、図4に相当する図である。 この発明の第6の実施形態を説明するためのもので、図4に相当する図である。 マザー積層体1においてプレス工程で生じ得る不所望な挙動を図解する平面図である。 この発明にとって興味ある従来のプレス装置3を一部破断して示す正面図である。 図11に示したプレス装置3の主要部を拡大して示す断面図である。
符号の説明
21 プレス装置
22 積層体ブロック
23 下部圧盤
24 プレス台
24 載置ベース
26 上部圧盤
27 カット刃
28 刃先部分
29 基部
31 刃先部分の外側に向く側面
33 溝
34 溝の傾斜した内側面
35 プレス圧力
36 応力
40 凹部
47 押圧部材

Claims (8)

  1. 積層された複数のセラミックグリーンシートをもって構成された積層体ブロックから所定の部分を切り出すとともに当該所定の部分をプレスするために用いられ、
    前記積層体ブロックを載置するための下部圧盤と、
    前記積層体ブロックを介して前記下部圧盤に対向するように配置され、前記下部圧盤に対して相対的に近接・離隔可能に設けられ、かつ、前記下部圧盤に対して近接することによって、前記積層体ブロックの所定の部分にプレス作用を及ぼすようにされた、上部圧盤と、
    前記上部圧盤を取り囲むように配置され、前記下部圧盤に対して相対的に近接・離隔可能に設けられ、かつ、前記下部圧盤に対して近接することによって、前記積層体ブロックをカットして前記積層体ブロックから所定の部分を切り出すようにされた、カット刃と
    を備え、
    前記カット刃によって前記積層体ブロックをカットした後、前記カット刃が前記下部圧盤に対して近接した状態に維持されながら、前記上部圧盤と前記下部圧盤とによる前記積層体ブロックへのプレス作用が及ぼされるように制御される、積層体ブロックのプレス装置であって、
    前記上部圧盤と前記下部圧盤とによって前記積層体ブロックにプレス作用を及ぼしている間、前記カット刃の外方への変形を抑制するための変形抑制手段を備え
    前記変形抑制手段は、前記下部圧盤に設けられる溝によって与えられ、前記溝は、前記積層体ブロックをカットした後の前記カット刃の刃先部分を受け入れるものであり、前記積層体ブロックをカットした後の前記カット刃の刃先部分の外側に向く側面に接する内側面を有する、積層体ブロックのプレス装置。
  2. 前記カット刃の刃先部分は、外側に向く側面においてのみ傾斜していて、前記溝は、前記刃先部分の傾斜した前記外側に向く側面に接するように傾斜した内側面を有する、請求項に記載の積層体ブロックのプレス装置。
  3. 前記溝は、その底部に、前記カット刃の刃先部分の最先端が接しないようにするための凹部を有する、請求項またはに記載の積層体ブロックのプレス装置。
  4. 前記下部圧盤は、プレス台と前記プレス台上に載置されかつ前記積層体ブロックを載置するための載置ベースとを備え、前記溝は、前記載置ベースに設けられる、請求項ないしのいずれかに記載の積層体ブロックのプレス装置。
  5. 積層された複数のセラミックグリーンシートをもって構成された積層体ブロックから所定の部分を切り出すとともに当該所定の部分をプレスするために用いられ、
    前記積層体ブロックを載置するための下部圧盤と、
    前記積層体ブロックを介して前記下部圧盤に対向するように配置され、前記下部圧盤に対して相対的に近接・離隔可能に設けられ、かつ、前記下部圧盤に対して近接することによって、前記積層体ブロックの所定の部分にプレス作用を及ぼすようにされた、上部圧盤と、
    前記上部圧盤を取り囲むように配置され、前記下部圧盤に対して相対的に近接・離隔可能に設けられ、かつ、前記下部圧盤に対して近接することによって、前記積層体ブロックをカットして前記積層体ブロックから所定の部分を切り出すようにされた、カット刃と
    を備え、
    前記カット刃によって前記積層体ブロックをカットした後、前記カット刃が前記下部圧盤に対して近接した状態に維持されながら、前記上部圧盤と前記下部圧盤とによる前記積層体ブロックへのプレス作用が及ぼされるように制御される、積層体ブロックのプレス装置であって、
    前記上部圧盤と前記下部圧盤とによって前記積層体ブロックにプレス作用を及ぼしている間、前記カット刃の外方への変形を抑制するための変形抑制手段を備え、
    前記変形抑制手段は、前記積層体ブロックをカットした後の前記カット刃の刃先部分の外側に向く側面に当接するように移動する押圧部材を備える、積層体ブロックのプレス装置。
  6. 積層された複数のセラミックグリーンシートをもって構成された積層体ブロックから所定の部分を切り出すとともに当該所定の部分をプレスするために用いられ、
    前記積層体ブロックを載置するための下部圧盤と、
    前記積層体ブロックを介して前記下部圧盤に対向するように配置され、前記下部圧盤に対して相対的に近接・離隔可能に設けられ、かつ、前記下部圧盤に対して近接することによって、前記積層体ブロックの所定の部分にプレス作用を及ぼすようにされた、上部圧盤と、
    前記上部圧盤を取り囲むように配置され、前記下部圧盤に対して相対的に近接・離隔可能に設けられ、かつ、前記下部圧盤に対して近接することによって、前記積層体ブロックをカットして前記積層体ブロックから所定の部分を切り出すようにされた、カット刃と
    を備え、
    前記カット刃によって前記積層体ブロックをカットした後、前記カット刃が前記下部圧盤に対して近接した状態に維持されながら、前記上部圧盤と前記下部圧盤とによる前記積層体ブロックへのプレス作用が及ぼされるように制御される、積層体ブロックのプレス装置であって、
    前記上部圧盤と前記下部圧盤とによって前記積層体ブロックにプレス作用を及ぼしている間、前記カット刃の外方への変形を抑制するための変形抑制手段を備え、
    前記カット刃は、刃先部分と前記刃先部分より肉厚の基部とを備え、前記変形抑制手段は、前記基部によって与えられ、前記積層体ブロックをカットした後の前記カット刃は、前記基部において、前記積層体ブロックに接するように位置される、積層体ブロックのプレス装置。
  7. 前記カット刃は、前記上部圧盤に対して上下動可能に前記上部圧盤によって保持される、請求項1ないしのいずれかに記載の積層体ブロックのプレス装置。
  8. 前記上部圧盤と前記下部圧盤とによる前記積層体ブロックへのプレス圧力は、50MPa以上である、請求項1ないしのいずれかに記載の積層体ブロックのプレス装置。
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