JP4509889B2 - 送受信装置及びそれを用いた監視システム - Google Patents

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Description

本発明は、監視カメラを設置した被監視場所にいる人と、監視用モニタディスプレイを配置した例えば監視室にいる人との間で会話を行うことができる監視システムに関する。
従来、被監視場所を撮影する監視カメラ、マイク、スピーカ、及びそれらと接続されたトランスミッタを備えた被監視側ユニットが複数設けられ、監視カメラからの映像を表示するためのモニタディスプレイ、マイク、スピーカ、及びそれらと接続された端末を備えた監視側ユニットが例えば監視室に設けられ、各被監視側ユニットのトランスミッタと監視側ユニットの端末とがパケット通信網等のネットワークを介して接続された監視システムがある。このような監視システムでは、監視カメラで撮影される映像を監視室のモニタディスプレイに表示できる他、被監視側ユニットのマイク及びスピーカと、監視側ユニットのマイク及びスピーカとを用いて、被監視場所にいる例えば警備員と、監視室にいる例えば監視員とが会話することができる。このような監視システムでは、上記ネットワークに、ネットワーク対応デジタルレコーダが接続され、このレコーダに、監視カメラによる監視映像及び被監視側ユニットのマイクに入力される音声のデータが記録(記憶)されるようになっている。
特開2003−163914号公報 特開平6−44483号公報
上記従来の監視システムでは、ネットワーク対応デジタルレコーダに監視映像及び被監視側ユニットのマイクに入力される音声を記録することはできるが、監視室の監視側ユニットのマイクに入力される音声を記録できる構成ではなかった。すなわち、音声を被監視側と監視側との会話として記録することはできなかった。被監視側ユニットのトランスミッタでは、それに接続された監視カメラからの映像信号を映像パケットに変換し、また被監視側のマイクからの音声信号を音声パケットに変換して、それぞれネットワークへ送出し、監視側ユニットの端末では、監視側のマイクからの音声信号を音声パケットに変換してネットワークへ送出している。ここで、従来の構成のように監視映像と被監視側ユニットのマイクに入力される音声のみを記録するためには、被監視側ユニットのトランスミッタから映像パケット及び音声パケットをデジタルレコーダに対し送信するだけで済むが、監視映像とともに音声を会話として記録するために、例えば、被監視側ユニットのトランスミッタから映像パケット及び音声パケットをデジタルレコーダに対し送信するとともに、監視側ユニットの端末から音声パケットをデジタルレコーダに対し送信しようとすると、トランスミッタとデジタルレコーダ間の接続を確立するためのネゴシエーションに加え、端末とデジタルレコーダ間の接続を確立するためのネゴシエーションが増加し、ネットワークのトラフィックが増大することになる。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、ネットワークのトラフィックの増大を抑えて、監視カメラによる映像を記録するとともに被監視側にいる人と監視側にいる人との間の会話を記録することができる監視システムを実現するための送受信装置及びそれを用いた監視システムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の第1の送受信装置は、外部入力される映像信号を圧縮符号化処理することにより映像圧縮データを生成する映像符号化部と、外部入力される音声信号を圧縮符号化処理することにより第1の音声圧縮データを生成する音声符号化部と、第1の動作モードを含む複数の動作モードを有し、前記第1の動作モードのときにネットワークを介して外部の端末から第2の音声圧縮データを取得する第1の機能と、前記第1の動作モードのときに前記映像符号化部で生成される映像圧縮データと前記音声符号化部で生成される第1の音声圧縮データと前記第1の機能により取得される第2の音声圧縮データのうち、少なくとも前記映像圧縮データと前記第1の音声圧縮データとを前記ネットワークを介して前記端末へ送信する第2の機能と、前記第1の動作モードのときに前記映像符号化部で生成される映像圧縮データと前記音声符号化部で生成される第1の音声圧縮データと前記第1の機能により取得される第2の音声圧縮データとを前記ネットワークを介して外部のレコーダへ送信する第3の機能とを有するネットワーク処理部と、前記ネットワーク処理部の前記第1の機能により取得される前記第2の音声圧縮データを復号化処理することにより音声信号を生成し外部出力する音声復号化部とを備えている。
また、第2の送受信装置は、第1の送受信装置において、前記ネットワーク処理部の前記第1の機能は、前記第2の音声圧縮データが変換されてなり送信元を前記端末とし送信先を前記送受信装置とする情報を含む第1の音声パケットを前記ネットワークから取得し、前記第1の音声パケットから前記第2の音声圧縮データを抽出する機能であり、前記第2の機能は、前記映像圧縮データを、送信元を前記送受信装置とし送信先を前記端末とする情報を含む第1の映像パケットに変換し、前記第1の音声圧縮データと前記第1の機能により抽出される前記第2の音声圧縮データとを合わせたデータを、送信元を前記送受信装置とし送信先を前記端末とする情報を含む第2の音声パケットに変換するとともに、前記第1の映像パケットと前記第2の音声パケットとを前記ネットワークへ送出する機能であり、前記第3の機能は、前記映像圧縮データを、送信元を前記送受信装置とし送信先を前記レコーダとする情報を含む第2の映像パケットに変換し、前記第1の音声圧縮データと前記第1の機能により抽出される前記第2の音声圧縮データとを合わせたデータを、送信元を前記送受信装置とし送信先を前記レコーダとする情報を含む第3の音声パケットに変換するとともに、前記第2の映像パケットと前記第3の音声パケットとを前記ネットワークへ送出する機能であるように構成されている。
また、第3の送受信装置は、第1の送受信装置において、前記ネットワーク処理部の前記第1の機能は、前記第2の音声圧縮データが変換されてなり送信元を前記端末とし送信先を前記送受信装置とする情報を含む第1の音声パケットを前記ネットワークから取得し、前記第1の音声パケットから前記第2の音声圧縮データを抽出する機能であり、前記第2の機能は、前記映像圧縮データを、送信元を前記送受信装置とし送信先を前記端末とする情報を含む第1の映像パケットに変換し、前記第1の音声圧縮データを、送信元を前記送受信装置とし送信先を前記端末とする情報を含む第2の音声パケットに変換するとともに、前記第1の映像パケットと前記第2の音声パケットとを前記ネットワークへ送出する機能であり、前記第3の機能は、前記映像圧縮データを、送信元を前記送受信装置とし送信先を前記レコーダとする情報を含む第2の映像パケットに変換し、前記第1の音声圧縮データを、送信元を前記送受信装置とし送信先を前記レコーダとする情報を含む第3の音声パケットに変換し、前記第1の機能により抽出される前記第2の音声圧縮データを、送信元を前記送受信装置とし送信先を前記レコーダとする情報を含む第4の音声パケットに変換するとともに、前記第2の映像パケットと前記第3の音声パケットと前記第4の音声パケットとを前記ネットワークへ送出する機能であるように構成されている。
上記のように構成された第1、第2、第3の送受信装置のいずれかを被監視側ユニットに用いて、後述の第1、第2、第3の監視システムを構成することにより、被監視側にいる人と監視側にいる人との会話をレコーダで記録する際、レコーダで記録される会話及び映像のデータは全て、被監視側ユニットの送受信装置から送信され、監視側のマイクロホンから入力される音声を記録するために監視側ユニットの端末とレコーダ間の接続を確立するためのネゴシエーションの必要がなく、ネットワークのトラフィックの増大を抑えて記録することが可能となる。
また、上記第1〜第3の送受信装置において、前記ネットワーク処理部に対して前記第1の動作モードと他の動作モードとを選択的に設定するモード設定部を設けることが好ましい。これにより、後述の第1、第2、第3の監視システムを構成した際に、被監視側ユニットの送受信装置を操作して第1の動作モードにすることで、監視側にいる人との会話をすることが可能となり、またその会話をレコーダで記録することが可能となる。
また、本発明の第1の監視システムは、各々、ネットワークに接続された上記第1の送受信装置と、前記送受信装置に映像信号を外部入力する監視カメラと、前記送受信装置に音声信号を外部入力する第1のマイクロホンと、前記送受信装置から外部出力される音声信号を再生する第1のスピーカとを有する複数の被監視側ユニットと、前記ネットワークに接続された端末と、前記端末に接続されたモニタディスプレイと、前記端末から出力される音声信号を再生する第2のスピーカと、前記端末に音声信号を入力する第2のマイクロホンとを有し、前記端末は、前記第2のマイクロホンから入力される音声信号を圧縮符号化処理することにより第2の音声圧縮データを生成し、前記ネットワークを介してネットワーク処理部が第1の動作モードに設定されている前記送受信装置へ送信する機能と、前記送受信装置から送信される映像圧縮データを前記ネットワークを介して取得し、前記映像圧縮データを復号化処理し前記モニタディスプレイに映像として表示する機能と、前記送受信装置から送信される第1の音声圧縮データを前記ネットワークを介して取得し、前記第1の音声圧縮データを復号化処理することにより音声信号を生成し前記第2のスピーカへ出力する機能とを有する監視側ユニットと、前記ネットワークに接続され、前記送受信装置から送信される映像圧縮データと第1の音声圧縮データと第2の音声圧縮データとを前記ネットワークを介して取得し、記録するレコーダとを備えている。
この構成によれば、ネットワーク処理部が第1の動作モードに設定されている送受信装置を有する被監視側ユニットと監視側ユニットとの間で、それぞれのマイクロホン及びスピーカを使用して被監視側にいる人と監視側にいる人とが会話することができ、その会話(第1の音声圧縮データと第2の音声圧縮データ)と被監視側ユニットの監視カメラで撮影される映像(映像圧縮データ)をレコーダで記録することができる。このレコーダで記録される会話及び映像のデータは全て、被監視側ユニットの送受信装置から送信されるため、監視側のマイクロホンから入力される音声を記録するために監視側ユニットの端末とレコーダ間の接続を確立するためのネゴシエーションの必要がなく、ネットワークのトラフィックの増大を抑えて記録することができる。
また、第2の監視システムは、各々、ネットワークに接続された上記第2の送受信装置と、前記送受信装置に映像信号を外部入力する監視カメラと、前記送受信装置に音声信号を外部入力する第1のマイクロホンと、前記送受信装置から外部出力される音声信号を再生する第1のスピーカとを有する複数の被監視側ユニットと、前記ネットワークに接続された端末と、前記端末に接続されたモニタディスプレイと、前記端末から出力される音声信号を再生する第2のスピーカと、前記端末に音声信号を入力する第2のマイクロホンとを有し、前記端末は、前記第2のマイクロホンから入力される音声信号を圧縮符号化処理することにより第2の音声圧縮データを生成し、前記第2の音声圧縮データを、送信元を前記端末とし送信先をネットワーク処理部が第1の動作モードに設定されている前記送受信装置とする情報を含む第1の音声パケットに変換し、この第1の音声パケットを前記ネットワークへ送出する機能と、前記送受信装置から送出される第1の映像パケットを前記ネットワークから取得し、前記第1の映像パケットから前記映像圧縮データを抽出して復号化処理し前記モニタディスプレイに映像として表示する機能と、前記送受信装置から送出される第2の音声パケットを前記ネットワークから取得し、前記第2の音声パケットから前記第1の音声圧縮データを抽出して復号化処理することにより音声信号を生成し前記第2のスピーカへ出力する機能とを有する監視側ユニットと、前記ネットワークに接続され、前記送受信装置から送出される第2の映像パケットを前記ネットワークから取得し、前記第2の映像パケットから前記映像圧縮データを抽出し、前記送受信装置から送出される第3の音声パケットを前記ネットワークから取得し、前記第3の音声パケットから前記第1の音声圧縮データと第2の音声圧縮データとを合わせたデータを抽出し、抽出した前記映像圧縮データ並びに第1の音声圧縮データと第2の音声圧縮データとを合わせたデータを記録するレコーダとを備えている。
この構成によれば、ネットワーク処理部が第1の動作モードに設定されている送受信装置を有する被監視側ユニットと監視側ユニットとの間で、それぞれのマイクロホン及びスピーカを使用して被監視側にいる人と監視側にいる人とが会話することができ、その会話(第1の音声圧縮データと第2の音声圧縮データとを合わせたデータ)と被監視側ユニットの監視カメラで撮影される映像(映像圧縮データ)をレコーダで記録することができる。このレコーダで記録される音声及び映像のそれぞれのデータを含むパケットは全て、被監視側ユニットの送受信装置から送信されるため、監視側のマイクロホンから入力される音声を記録するために監視側ユニットの端末とレコーダ間の接続を確立するためのネゴシエーションの必要がなく、ネットワークのトラフィックの増大を抑えて記録することができる。
また、第3の監視システムは、各々、ネットワークに接続された上記第3の送受信装置と、前記送受信装置に映像信号を外部入力する監視カメラと、前記送受信装置に音声信号を外部入力する第1のマイクロホンと、前記送受信装置から外部出力される音声信号を再生する第1のスピーカとを有する複数の被監視側ユニットと、前記ネットワークに接続された端末と、前記端末に接続されたモニタディスプレイと、前記端末から出力される音声信号を再生する第2のスピーカと、前記端末に音声信号を入力する第2のマイクロホンとを有し、前記端末は、前記第2のマイクロホンから入力される音声信号を圧縮符号化処理することにより第2の音声圧縮データを生成し、前記第2の音声圧縮データを、送信元を前記端末とし送信先をネットワーク処理部が第1の動作モードに設定されている前記送受信装置とする情報を含む第1の音声パケットに変換し、この第1の音声パケットを前記ネットワークへ送出する機能と、前記送受信装置から送出される第1の映像パケットを前記ネットワークから取得し、前記第1の映像パケットから前記映像圧縮データを抽出して復号化処理し前記モニタディスプレイに映像として表示する機能と、前記送受信装置から送出される第2の音声パケットを前記ネットワークから取得し、前記第2の音声パケットから第1の音声圧縮データを抽出して復号化処理することにより音声信号を生成し前記第2のスピーカへ出力する機能とを有する監視側ユニットと、前記ネットワークに接続され、前記送受信装置から送出される第2の映像パケットを前記ネットワークから取得し、前記第2の映像パケットから前記映像圧縮データを抽出し、前記送受信装置から送出される第3の音声パケットを前記ネットワークから取得し、前記第3の音声パケットから前記第1の音声圧縮データを抽出し、前記送受信装置から送出される第4の音声パケットを前記ネットワークから取得し、前記第4の音声パケットから前記第2の音声圧縮データを抽出し、抽出した前記映像圧縮データと第1の音声圧縮データと第2の音声圧縮データとを記録するレコーダとを備えている。
この構成によれば、ネットワーク処理部が第1の動作モードに設定されている送受信装置を有する被監視側ユニットと監視側ユニットとの間で、それぞれのマイクロホン及びスピーカを使用して被監視側にいる人と監視側にいる人とが会話することができ、その会話(第1の音声圧縮データと第2の音声圧縮データ)と被監視側ユニットの監視カメラで撮影される映像(映像圧縮データ)をレコーダで記録することができる。このレコーダで記録される音声及び映像のそれぞれのデータを含むパケットは全て、被監視側ユニットの送受信装置から送信されるため、監視側のマイクロホンから入力される音声を記録するために監視側ユニットの端末とレコーダ間の接続を確立するためのネゴシエーションの必要がなく、ネットワークのトラフィックの増大を抑えて記録することができる。
本発明は、以上に説明した構成を有し、ネットワークのトラフィックの増大を抑えて、監視カメラによる映像を記録するとともに被監視側にいる人と監視側にいる人との間の会話を記録することができる監視システムを実現するための送受信装置及びそれを用いた監視システムを提供することができるという効果を奏する。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態の監視システムの構成を示すブロック図である。また、図2は、本監視システムの被監視側ユニットの送受信装置であるトランスミッタの内部構成を示すブロック図である。
この監視システムは、被監視場所に設置されている被監視側ユニット2と、例えば監視室に設置されている監視側ユニット3と、所定場所に設置されているネットワーク対応デジタルレコーダ(以下、単にレコーダという)4とが、それぞれネットワーク1に接続されている。被監視側ユニット2は、図1では1つしか示していないが、複数の被監視側ユニット2がネットワーク1に接続されている。これらの複数の被監視側ユニット2のトランスミッタ21、監視側ユニット3の端末31及びレコーダ4のそれぞれにIPアドレスが割り当てられている。また、監視側ユニット3及びレコーダ4もそれぞれ複数設けられる場合があるが、本実施の形態では、簡単化のため、監視側ユニット3及びレコーダ4がそれぞれ1つ設けられている場合について説明する。
ネットワーク1は、ここではイーサーネット型のLANを用いるものとするが、LANの他、WANやインターネット等からなるパケット通信網を用いた構成とすることも可能である。
複数の被監視側ユニット2は、それぞれ異なる被監視場所に設置されている。各被監視側ユニット2には、トランスミッタ本体21aにモード切替用スイッチ21bが接続されてなるトランスミッタ21と、映像を撮影する監視カメラ22と、音声を入力するマイクロホン23と、音声を出力するスピーカ24とを備えている。トランスミッタ21は、ネットワーク1に接続され、例えば、監視カメラ22から入力される映像アナログ信号、マイクロホン23から入力される音声アナログ信号のそれぞれを、送信先のIPアドレスの情報を含むパケットに変換してネットワーク1へ送出する。また、ネットワーク1から送信先のIPアドレスが自アドレスであるパケットを取得する。
監視側ユニット3には、汎用コンピュータからなる端末31とモニタディスプレイ32とマイクロホン33とスピーカ34とを備えている。また、図示されていないが、端末31には、入力操作機器として情報等を入力するためのキーボード及びポインティングデバイスとしてのマウスを備えている。端末31は、ネットワーク1に接続され、例えば、マイクロホン33から入力される音声アナログ信号を、送信先のIPアドレスの情報を含むパケットに変換してネットワーク1へ送出する。また、ネットワーク1から送信先のIPアドレスが自アドレスであるパケットを取得する。
また、レコーダ4には、ネットワーク処理部と、ハードディスクからなるデータ記録(記憶)部とを備えている。このネットワーク処理部では、ネットワーク1から、送信先のIPアドレスが自アドレスであるパケットを取得し、取得したパケットからそのデータ部分(映像圧縮データ、音声圧縮データ)と再生に必要な情報(例えば図3の「RTPヘッダ」の情報)を取り出してデータ記録部に記録(記憶)する。
本実施の形態において生成されるパケットの構成(フォーマット)を図3に示す。このパケットは、TCP/IPプロトコルを用いたネットワーク1上を伝送されるパケットであり、図3に示す「データ」の部分には、映像圧縮データあるいは音声圧縮データが分割されたデータが格納され、「RTPヘッダ」の部分には、シーケンス番号、データの同期情報(時間的関係)を示すタイムスタンプ等が格納され、「UDPヘッダ」の部分には、送信元のポート番号及び送信先のポート番号等が格納され、「IPヘッダ」の部分には、送信元のIPアドレス及び送信先のIPアドレス等が格納されている。
次に、図2を参照してトランスミッタ21の内部構成について説明する。
トランスミッタ21は、トランスミッタ本体21a及びモード切替用スイッチ21bからなる。トランスミッタ本体21aには、ネットワーク処理部41と映像符号化部42と音声符号化部43と音声復号化部44とモード制御部45とを備えている。映像符号化部42では、監視カメラ22から入力される映像アナログ信号を、例えばMPEG4形式あるいはJPEG形式により符号化(A/D変換して圧縮する処理)して映像圧縮データを生成し、ネットワーク処理部41へ出力する。音声符号化部43では、マイクロホン23から入力される音声アナログ信号を、例えばG.722(ITU−T勧告の音声符号化方式)により符号化(A/D変換して圧縮する処理)して音声圧縮データを生成し、ネットワーク処理部41へ出力する。音声復号化部44では、ネットワーク処理部41から入力される音声圧縮データを復号化処理(伸張してD/A変換する処理)して音声アナログ信号を生成し、スピーカ24へ出力する。
ネットワーク処理部41には、ネットワークインターフェース機能及びパケット組立て分解機能(PAD:Packet Assembly Disassembly)を有しており、映像符号化部42から入力される映像圧縮データ及び音声符号化部43から入力される音声圧縮データのそれぞれを映像パケット、音声パケットにパケット化し、ネットワーク1へ送出する。また、ネットワーク1から、送信先のIPアドレスが自己を含むトランスミッタ21のアドレスであるパケットを取得する。また、後述の会話記録モード時には、端末31から送信されてきた音声パケットのデータ部分(音声圧縮データ)を音声復号化部44へ出力する。さらに、端末31から送信されてきた音声パケットの音声圧縮データをレコーダ4に記録するために、少なくともその音声圧縮データをパケットにしてレコーダ4へ送信するが、その方法については後述する。
モード制御部45は、モード切替用スイッチ21bが操作されることにより、ネットワーク処理部41に対して後述の通常モードと会話記録モードとを選択的に設定する。モード切替用スイッチ21bは例えば押しボタン式のスイッチからなり、巡回中の警備員等がそのスイッチを押すたびにモード制御部45によりネットワーク処理部41の動作モードが、通常モードから会話記録モードへ、あるいは会話記録モードから通常モードへ切り替えられる。以下では、説明の都合上、モード切替用スイッチ21bがオフのとき、ネットワーク処理部41が通常モードに設定され、モード切替用スイッチ21bがオンのとき、ネットワーク処理部41が会話記録モードに設定される、として説明する。モード制御部45とモード切替用スイッチ21bによって動作モードを設定するモード設定部が構成される。
また、監視側ユニット3の端末31には、ネットワーク処理機能、映像復号化機能、音声復号化機能、音声符号化機能、及びそれらの機能を制御する制御機能を有している。ネットワーク処理機能には、ネットワークインターフェース機能及びパケット組立て分解機能(PAD)を含んでおり、ネットワーク1から、送信先のIPアドレスが自アドレスであるパケットを取得し、取得したパケットが映像パケットである場合には、その映像パケットのデータ部分(映像圧縮データ)を取り出して映像復号化機能へ渡し、映像復号化機能により映像圧縮データを復号化処理(伸張してD/A変換する処理)して映像アナログ信号を生成し、モニタディスプレイ32へ出力し、モニタディスプレイ32の画面に映像を表示させることができる。また、取得したパケットが音声パケットである場合には、その音声パケットのデータ部分(音声圧縮データ)を取り出して音声復号化機能へ渡し、音声復号化機能により音声圧縮データを復号化処理(伸張してD/A変換する処理)して音声アナログ信号を生成し、スピーカ34へ出力して音声を再生することができる。また、音声符号化機能により、マイクロホン33から入力される音声アナログ信号を、例えばG.722(ITU−T勧告の音声符号化方式)により符号化(A/D変換して圧縮する処理)して音声圧縮データを生成し、ネットワーク処理機能へ渡し、ネットワーク処理機能では音声圧縮データをパケット化して音声パケットを作成し、このパケットをネットワーク1へ送出することができる。
次に、以上のように構成された本実施の形態の監視システムについて、その動作を説明する。また、第1の構成例におけるネットワーク処理部41でのパケットの作成及び送出動作の概略のフローチャートを図4に示す。
ネットワーク処理部41が通常モードに設定されている場合も、会話記録モードに設定されている場合も、監視カメラ22から入力される映像アナログ信号は映像符号化部42で映像圧縮データに変換されてネットワーク処理部41へ入力される。また、マイクロホン23から入力される音声アナログ信号は音声符号化部43で音声圧縮データに変換されてネットワーク処理部41へ入力される。
通常モードの場合、ネットワーク処理部41では、映像符号化部42から入力される映像圧縮データ及び音声符号化部43から入力される音声圧縮データのそれぞれをパケット化する(図4のステップS2、S3)。ここで映像圧縮データをパケット化する場合、ヘッダ情報に含まれている送信先IPアドレスを監視側の端末31のIPアドレスとする映像パケットAを作成するとともに、送信先IPアドレスをレコーダ4のIPアドレスとする映像パケットBを作成する(ステップS2)。同様に、音声圧縮データをパケット化する場合、送信先IPアドレスを監視側の端末31のIPアドレスとする音声パケットaを作成するとともに、送信先IPアドレスをレコーダ4のIPアドレスとする音声パケットbを作成する(ステップS3)。そして、これらのパケットをネットワーク1へ送出する(ステップS4)。
本実施の形態では、この第1の構成例の場合も、後述の第2の構成例の場合も、モード切替用スイッチ21bがオフのとき、ネットワーク処理部41は通常モードに設定されており、この通常モードにおいて、上記のようにネットワーク処理部41が動作するように、モード制御部45がネットワーク処理部41を制御する。
この場合、監視側の端末31及びレコーダ4のそれぞれは、ネットワーク1から送信先のIPアドレスが自アドレスであるパケットを取得する。端末31では、前述の機能により、取得した映像パケットAのデータ部分を処理することにより監視カメラ22で撮影された映像をモニタディスプレイ32の画面に表示させ、また、取得した音声パケットaのデータ部分を処理することにより被監視側ユニット2のマイクロホン23から入力される音声をスピーカ34で再生させることが可能である。複数の被監視側ユニット2のうちどの被監視側ユニット2で撮影された映像をモニタディスプレイ32の画面に表示させるか、また、どの被監視側ユニット2で採取された音声をスピーカ34で再生させるかは、端末31の入力操作機器による操作によって適宜選択できるように構成されている。また、レコーダ4では、取得した映像パケットB及び音声パケットbのデータを記録する。すなわち、監視カメラ22による映像のデータ(映像圧縮データ)と、被監視側のマイクロホン23に入力される音声のデータ(音声圧縮データ)とが記録される。
次に、複数のうちの任意の一の被監視側ユニット2のモード切替用スイッチ21bがオンされたときの、その被監視側ユニット2と監視側ユニット3とレコーダ4の動作を説明する。モード切替用スイッチ21bがオンされると、モード制御部45の制御によって、会話記録モードになる。この場合、ネットワーク処理部41では、前述の通常モードの場合のステップS2と同様、映像符号化部42から入力される映像圧縮データから、送信先を監視側の端末31とする映像パケットA、及び送信先をレコーダ4とする映像パケットBを作成する(ステップS5)。さらに、会話記録モードでは、監視側の端末31では、前述の機能により、マイクロホン33から入力される音声アナログ信号から音声圧縮データを生成し、さらにその音声圧縮データを、送信先のIPアドレスをトランスミッタ21のIPアドレスとする音声パケットにしてネットワーク1へ送出する。被監視側のトランスミッタ21のネットワーク処理部41は、監視側の端末31からトランスミッタ21宛にネットワーク1へ送出された音声パケットを取得し、その音声パケットのデータ部分(監視側の音声圧縮データ)を音声復号化部44へ出力するとともに、その音声パケットのデータ部分(監視側の音声圧縮データ)と、音声符号化部43から入力される音声圧縮データとを合わせたデータをパケット化する。ここでパケット化する場合、ヘッダ情報に含まれている送信先IPアドレスを監視側の端末31のIPアドレスとする音声パケットcを作成するとともに、送信先IPアドレスをレコーダ4のIPアドレスとする音声パケットdを作成する(ステップS6)。これらの音声パケットc、dのデータ部分には、監視側の音声圧縮データと被監視側の音声圧縮データの両方が含まれている。そして、これらのパケットをネットワーク1へ送出する(ステップS7)。また、音声復号化部44では、ネットワーク処理部41から入力される音声圧縮データを復号化処理(伸張してD/A変換する処理)して音声アナログ信号を生成してスピーカ24へ出力し、監視側ユニット3のマイクロホン33から入力される音声をスピーカ24で再生させる。
監視側の端末31及びレコーダ4のそれぞれは、ネットワーク1から送信先のIPアドレスが自アドレスであるパケットを取得する。端末31では、前述の機能により、取得した映像パケットAのデータ部分を処理することにより監視カメラ22で撮影された映像をモニタディスプレイ32の画面に表示させる。また、取得した音声パケットcのデータ部分から被監視側の音声圧縮データ部分を抽出して処理することにより被監視側ユニット2のマイクロホン23から入力される音声をスピーカ34で再生させる。また、レコーダ4では、取得した映像パケットB及び音声パケットdのデータを記録する。すなわち、監視カメラ22による映像のデータ(映像圧縮データ)が記録されるとともに、被監視側のマイクロホン23及び監視側のマイクロホン33に入力される音声のデータ(音声圧縮データ)、すなわち監視側と被監視側との間で交わされる会話のデータが記録される。
この第1の構成例の場合、ネットワーク処理部41は会話記録モードに設定されると、上記のようにネットワーク処理部41が動作するように、モード制御部45がネットワーク処理部41を制御する。また、ネットワーク処理部41は会話記録モードに設定されると、そのことを端末31に予め通知し(その内容のパケットを送信する)、その通知を受けて端末31は上記のように動作するように、端末31内の制御機能が働く。また、ネットワーク処理部41は会話記録モードに設定されると、レコーダ4に対し送信するデータを記録するように通知し(その内容のパケットを送信する)、その通知を受けてレコーダ4は上記のようにデータを記録する。
なお、上記のステップS6における音声パケットc、dを作成する際、音声パケットc、dのデータ部分に格納される、監視側の音声圧縮データと被監視側の音声圧縮データとが識別できるように、予め定めた配置方法により配置するようにする。例えば、1音声に相当するデータごとに、それぞれの音声圧縮データを所定の順で交互に配置する方法、あるいは、音声パケットのデータ部分を固定長とし、例えばデータ部分の前半に監視側の音声圧縮データを配置し、後半に被監視側の音声圧縮データを配置する方法を用いればよい。あるいは、音声パケットc、dのデータ部分に格納される、監視側の音声圧縮データ及び被監視側の音声圧縮データのそれぞれに、それぞれを識別するためのヘッダを添付してデータ部分に格納する方法を用いてもよい。この場合、監視側の音声圧縮データと被監視側の音声圧縮データとをランダムに配置できる。いずれの方法においても、音声パケットのデータのフォーマット上で定義しておくことで、各音声パケットのデータ部分において監視側の音声圧縮データと被監視側の音声圧縮データとの識別が可能となる。したがって、端末31では、取得した音声パケットcのデータ部分から被監視側の音声圧縮データ部分を抽出し、処理することにより、被監視側の音声のみをスピーカ34で再生することができる。この場合、監視側の音声圧縮データ部分は破棄される。音声パケットcからの被監視側の音声圧縮データ部分の抽出及び監視側の音声圧縮データ部分の破棄は、端末31のパケット組立て分解機能(PAD)により行われる。
次に、第2の構成例におけるネットワーク処理部41でのパケットの作成及び送出動作の概略のフローチャートを図5に示す。
この図5の例では、通常モード時の動作は図4の例の場合と同様であり、会話記録モード時の動作が異なる。したがって、通常モード時の動作説明は省略する。
次に、複数のうちの任意の一の被監視側ユニット2のモード切替用スイッチ21bがオンされたときの、その被監視側ユニット2と監視側ユニット3とレコーダ4の動作を説明する。モード切替用スイッチ21bがオンされると、モード制御部45の制御によって、会話記録モードになる。この場合、ネットワーク処理部41では、通常モードの場合のステップS2と同様、映像符号化部42から入力される映像圧縮データから、送信先を監視側の端末31とする映像パケットA、及び送信先をレコーダ4とする映像パケットBを作成する(ステップS5)。また、通常モードの場合のステップS3と同様、音声符号化部43から入力される音声圧縮データから、送信先を監視側の端末31とする音声パケットa、及び送信先をレコーダ4とする音声パケットbを作成する(ステップS8)。さらに、会話記録モードでは、監視側の端末31では、前述の機能により、マイクロホン33から入力される音声アナログ信号から音声圧縮データを生成し、さらにその音声圧縮データを、送信先のIPアドレスをトランスミッタ21のIPアドレスとする音声パケットにしてネットワーク1へ送出する。被監視側のトランスミッタ21のネットワーク処理部41は、監視側の端末31からトランスミッタ21宛にネットワーク1へ送出された音声パケットを取得し、その音声パケットのデータ部分(監視側の音声圧縮データ)を音声復号化部44へ出力するとともに、その音声パケットのデータ部分(被監視側の音声圧縮データ)に、送信元のIPアドレスをトランスミッタ21のIPアドレスとし、送信先のIPアドレスをレコーダ4のIPアドレスとする情報を含むヘッダを付加した音声パケットeを作成する(ステップS8)。この音声パケットeは、監視側の端末31から送信された上記の音声パケットを、そのヘッダ情報に含まれる送信元IPアドレス及び送信先IPアドレス等を変更した音声パケットである。そして、これらのパケットをネットワーク1へ送出する(ステップS7)。また、音声復号化部44では、ネットワーク処理部41から入力される音声圧縮データを復号化処理(伸張してD/A変換する処理)して音声アナログ信号を生成してスピーカ24へ出力し、監視側ユニット3のマイクロホン33から入力される音声をスピーカ24で再生させる。
監視側の端末31及びレコーダ4のそれぞれは、ネットワーク1から送信先のIPアドレスが自アドレスであるパケットを取得する。端末31では、前述の機能により、取得した映像パケットAのデータ部分を処理することにより監視カメラ22で撮影された映像をモニタディスプレイ32の画面に表示させることが可能である。また、本例では、端末31が取得する音声パケットaのデータ部分には被監視側の音声圧縮データのみが格納されているので、通常モードの場合と同様にしてそのデータ部分を処理することにより被監視側ユニット2のマイクロホン23から入力される音声をスピーカ34で再生できる。また、レコーダ4では、取得した映像パケットB及び音声パケットb、eのデータを記録する。すなわち、監視カメラ22による映像のデータ(映像圧縮データ)が記録されるとともに、被監視側のマイクロホン23に入力される音声のデータ(音声圧縮データ)及び監視側のマイクロホン33に入力される音声のデータ(音声圧縮データ)、すなわち監視側と被監視側との間で交わされる会話のデータが記録される。
この第2の構成例の場合、ネットワーク処理部41は会話記録モードに設定されると、上記のようにネットワーク処理部41が動作するように、モード制御部45がネットワーク処理部41を制御する。また、ネットワーク処理部41は会話記録モードに設定されると、そのことを端末31に予め通知し(その内容のパケットを送信する)、その通知を受けて端末31は上記のように動作するように、端末31内の制御機能が働く。また、ネットワーク処理部41は会話記録モードに設定されると、レコーダ4に対し送信するデータを記録するように通知し(その内容のパケットを送信する)、その通知を受けてレコーダ4は上記のようにデータを記録する。
上記の第1の構成例、第2の構成例のいずれの場合も、監視側ユニット3の端末31からレコーダ4に格納されているデータを要求することにより、レコーダ4はパケットにして端末31へ送信し、端末31はその映像をモニタディスプレイ32に表示させ、音声をスピーカ34で再生できるように構成されている。
また、第1の構成例、第2の構成例のいずれの場合も、被監視側ユニット2のモード切替用スイッチ21bの操作により、その被監視側ユニット2のネットワーク処理部41の動作モードが切り替えられるものとして説明したが、さらに、監視側の端末31の入力機器を操作することによっても、被監視側ユニット2のネットワーク処理部41の動作モードを設定できるように構成してあってもよい。この場合、入力機器を操作することによって端末31から任意の一の被監視側ユニット2のネットワーク処理部41を、例えば会話記録モードに設定する旨を通知する(その内容のパケットを送信する)。その旨の通知が、ネットワーク処理部41を介してモード制御部45へ届くと、モード制御部45はネットワーク処理部41を会話記録モードに設定する。これにより、ネットワーク処理部41はレコーダ4に対して送信するデータを記録するように通知し(その内容のパケットを送信する)、その通知を受けてレコーダ4はデータを記録する。実際は、送信側機器から受信側機器へ通知(要求)を行うと、受信側機器から送信側機器へそれに対する応答がなされる。
また、複数のレコーダ4がネットワーク1に接続されている場合には、例えば、あるトランスミッタ21から送信される記録すべきデータをどのレコーダ4に記録するかを予め決めておけばよい。また、複数の監視側ユニット3がネットワーク1に接続されている場合には、例えば、ある被監視側ユニット2のモード切替用スイッチ21bのオン操作により、どの監視側ユニット3の端末31との通信を可能にするかを予め決めておけばよい。
本実施の形態では、第1の構成例、第2の構成例のいずれの場合も、被監視側にいる人と監視側にいる人との会話をレコーダ4で記録する際、レコーダ4で記録される会話及び映像のデータは全て、被監視側ユニット2のトランスミッタ21からレコーダ4へ送信されるため、監視側のマイクロホン33から入力される音声を記録するために監視側ユニット3の端末31とレコーダ4間の接続を確立するためのネゴシエーションの必要がなく、ネットワーク1のトラフィックの増大を抑えて記録することが可能となる。
なお、本実施の形態では、図4、図5のステップS2、S5で作成する映像パケットAとBや、図4、図5のステップS3及び図5のステップS8で作成する音声パケットaとb、図4のステップS6で作成する音声パケットcとdのように、データ部分が同じで送信先が異なるパケットを作成する際、それぞれ送信先ごとに別々のパケットを作成するようにしたが、1つのパケットを作成し、その1つのパケットが複数の送信先へ送信されるように構成してもよい。例えば、マルチキャストの手法を用いて実現することができる。
また、本実施の形態では、通常モードの場合に、常に被監視側の監視映像と音声をレコーダ4で記録するようにしたが、それぞれ必要に応じて記録するように構成してもよい。例えば、監視映像のみを記録するようにしてもよい。あるいは、被監視側ユニット2に、監視カメラ22の監視映像の動的変化を検知する映像検知手段を設け、映像検知手段が動的変化を検知してから少なくとも一定時間の間、被監視側の監視映像と音声を記録するようにしてもよい。あるいは、被監視側ユニット2にマイクロホン23に入力される音声が一定レベル以上の大きな音量となる音声を検知する音声検知手段を設け、音声検知手段が大きな音量となる音声を検知してから少なくとも一定時間の間、被監視側の監視映像と音声を記録するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、監視カメラ22からトランスミッタ本体21aへの入力信号をアナログ信号としたが、監視カメラ22からの入力信号がデジタル信号の場合には、映像符号化部42におけるA/D変換処理は不要である。同様に、マイクロホン23からの入力信号がデジタル信号の場合には、音声符号化部43におけるA/D変換処理は不要である。同様に、スピーカ24に入力信号のD/A変換機能がある場合には、音声復号化部44におけるD/A変換処理は不要である。さらに、端末31と、モニタディスプレイ32、マイクロホン33及びスピーカ34との間の信号(映像信号、音声信号)をそれぞれデジタル信号とする構成の場合も、端末31の映像復号化機能、音声符号化機能、音声復号化機能において同様である。
本発明は、監視カメラを設置した被監視場所にいる人と、監視用モニタディスプレイを配置した例えば監視室にいる人との間の会話を記録する監視システム等に有用である。
本発明の実施の形態の監視システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態の監視システムに用いられているトランスミッタの内部構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態において生成されるパケットの構成を示す図である。 本発明の実施の形態の第1の構成例におけるネットワーク処理部でのパケットの作成及び送出動作の概略のフローチャートである。 本発明の実施の形態の第2の構成例におけるネットワーク処理部でのパケットの作成及び送出動作の概略のフローチャートである。
符号の説明
1 ネットワーク
2 被監視側ユニット
3 監視側ユニット
4 ネットワーク対応デジタルレコーダ
21 トランスミッタ
21a トランスミッタ本体
21b モード切替用スイッチ
22 監視カメラ
23 マイクロホン
24 スピーカ
31 端末
32 モニタディスプレイ
33 マイクロホン
34 スピーカ
41 ネットワーク処理部
42 映像符号化部
43 音声符号化部
44 音声復号化部
45 モード制御部

Claims (7)

  1. 外部入力される映像信号を圧縮符号化処理することにより映像圧縮データを生成する映像符号化部と、
    外部入力される音声信号を圧縮符号化処理することにより第1の音声圧縮データを生成する音声符号化部と、
    第1の動作モードを含む複数の動作モードを有し、前記第1の動作モードのときにネットワークを介して外部の端末から第2の音声圧縮データを取得する第1の機能と、前記第1の動作モードのときに前記映像符号化部で生成される映像圧縮データと前記音声符号化部で生成される第1の音声圧縮データと前記第1の機能により取得される第2の音声圧縮データのうち、少なくとも前記映像圧縮データと前記第1の音声圧縮データとを前記ネットワークを介して前記端末へ送信する第2の機能と、前記第1の動作モードのときに前記映像符号化部で生成される映像圧縮データと前記音声符号化部で生成される第1の音声圧縮データと前記第1の機能により取得される第2の音声圧縮データとを前記ネットワークを介して外部のレコーダへ送信する第3の機能とを有するネットワーク処理部と、
    前記ネットワーク処理部の前記第1の機能により取得される前記第2の音声圧縮データを復号化処理することにより音声信号を生成し外部出力する音声復号化部とを備えた送受信装置。
  2. 前記ネットワーク処理部の前記第1の機能は、前記第2の音声圧縮データが変換されてなり送信元を前記端末とし送信先を前記送受信装置とする情報を含む第1の音声パケットを前記ネットワークから取得し、前記第1の音声パケットから前記第2の音声圧縮データを抽出する機能であり、
    前記第2の機能は、前記映像圧縮データを、送信元を前記送受信装置とし送信先を前記端末とする情報を含む第1の映像パケットに変換し、前記第1の音声圧縮データと前記第1の機能により抽出される前記第2の音声圧縮データとを合わせたデータを、送信元を前記送受信装置とし送信先を前記端末とする情報を含む第2の音声パケットに変換するとともに、前記第1の映像パケットと前記第2の音声パケットとを前記ネットワークへ送出する機能であり、
    前記第3の機能は、前記映像圧縮データを、送信元を前記送受信装置とし送信先を前記レコーダとする情報を含む第2の映像パケットに変換し、前記第1の音声圧縮データと前記第1の機能により抽出される前記第2の音声圧縮データとを合わせたデータを、送信元を前記送受信装置とし送信先を前記レコーダとする情報を含む第3の音声パケットに変換するとともに、前記第2の映像パケットと前記第3の音声パケットとを前記ネットワークへ送出する機能である請求項1に記載の送受信装置。
  3. 前記ネットワーク処理部の前記第1の機能は、前記第2の音声圧縮データが変換されてなり送信元を前記端末とし送信先を前記送受信装置とする情報を含む第1の音声パケットを前記ネットワークから取得し、前記第1の音声パケットから前記第2の音声圧縮データを抽出する機能であり、
    前記第2の機能は、前記映像圧縮データを、送信元を前記送受信装置とし送信先を前記端末とする情報を含む第1の映像パケットに変換し、前記第1の音声圧縮データを、送信元を前記送受信装置とし送信先を前記端末とする情報を含む第2の音声パケットに変換するとともに、前記第1の映像パケットと前記第2の音声パケットとを前記ネットワークへ送出する機能であり、
    前記第3の機能は、前記映像圧縮データを、送信元を前記送受信装置とし送信先を前記レコーダとする情報を含む第2の映像パケットに変換し、前記第1の音声圧縮データを、送信元を前記送受信装置とし送信先を前記レコーダとする情報を含む第3の音声パケットに変換し、前記第1の機能により抽出される前記第2の音声圧縮データを、送信元を前記送受信装置とし送信先を前記レコーダとする情報を含む第4の音声パケットに変換するとともに、前記第2の映像パケットと前記第3の音声パケットと前記第4の音声パケットとを前記ネットワークへ送出する機能である請求項1に記載の送受信装置。
  4. 前記ネットワーク処理部に対して前記第1の動作モードと他の動作モードとを選択的に設定するモード設定部を設けた請求項1〜3のいずれかに記載の送受信装置。
  5. 各々、ネットワークに接続された請求項1に記載の送受信装置と、前記送受信装置に映像信号を外部入力する監視カメラと、前記送受信装置に音声信号を外部入力する第1のマイクロホンと、前記送受信装置から外部出力される音声信号を再生する第1のスピーカとを有する複数の被監視側ユニットと、
    前記ネットワークに接続された端末と、前記端末に接続されたモニタディスプレイと、前記端末から出力される音声信号を再生する第2のスピーカと、前記端末に音声信号を入力する第2のマイクロホンとを有し、前記端末は、前記第2のマイクロホンから入力される音声信号を圧縮符号化処理することにより第2の音声圧縮データを生成し、前記ネットワークを介してネットワーク処理部が第1の動作モードに設定されている前記送受信装置へ送信する機能と、前記送受信装置から送信される映像圧縮データを前記ネットワークを介して取得し、前記映像圧縮データを復号化処理し前記モニタディスプレイに映像として表示する機能と、前記送受信装置から送信される第1の音声圧縮データを前記ネットワークを介して取得し、前記第1の音声圧縮データを復号化処理することにより音声信号を生成し前記第2のスピーカへ出力する機能とを有する監視側ユニットと、
    前記ネットワークに接続され、前記送受信装置から送信される映像圧縮データと第1の音声圧縮データと第2の音声圧縮データとを前記ネットワークを介して取得し、記録するレコーダとを備えた監視システム。
  6. 各々、ネットワークに接続された請求項2に記載の送受信装置と、前記送受信装置に映像信号を外部入力する監視カメラと、前記送受信装置に音声信号を外部入力する第1のマイクロホンと、前記送受信装置から外部出力される音声信号を再生する第1のスピーカとを有する複数の被監視側ユニットと、
    前記ネットワークに接続された端末と、前記端末に接続されたモニタディスプレイと、前記端末から出力される音声信号を再生する第2のスピーカと、前記端末に音声信号を入力する第2のマイクロホンとを有し、前記端末は、前記第2のマイクロホンから入力される音声信号を圧縮符号化処理することにより第2の音声圧縮データを生成し、前記第2の音声圧縮データを、送信元を前記端末とし送信先をネットワーク処理部が第1の動作モードに設定されている前記送受信装置とする情報を含む第1の音声パケットに変換し、この第1の音声パケットを前記ネットワークへ送出する機能と、前記送受信装置から送出される第1の映像パケットを前記ネットワークから取得し、前記第1の映像パケットから前記映像圧縮データを抽出して復号化処理し前記モニタディスプレイに映像として表示する機能と、前記送受信装置から送出される第2の音声パケットを前記ネットワークから取得し、前記第2の音声パケットから前記第1の音声圧縮データを抽出して復号化処理することにより音声信号を生成し前記第2のスピーカへ出力する機能とを有する監視側ユニットと、
    前記ネットワークに接続され、前記送受信装置から送出される第2の映像パケットを前記ネットワークから取得し、前記第2の映像パケットから前記映像圧縮データを抽出し、前記送受信装置から送出される第3の音声パケットを前記ネットワークから取得し、前記第3の音声パケットから前記第1の音声圧縮データと第2の音声圧縮データとを合わせたデータを抽出し、抽出した前記映像圧縮データ並びに第1の音声圧縮データと第2の音声圧縮データとを合わせたデータを記録するレコーダとを備えた監視システム。
  7. 各々、ネットワークに接続された請求項3に記載の送受信装置と、前記送受信装置に映像信号を外部入力する監視カメラと、前記送受信装置に音声信号を外部入力する第1のマイクロホンと、前記送受信装置から外部出力される音声信号を再生する第1のスピーカとを有する複数の被監視側ユニットと、
    前記ネットワークに接続された端末と、前記端末に接続されたモニタディスプレイと、前記端末から出力される音声信号を再生する第2のスピーカと、前記端末に音声信号を入力する第2のマイクロホンとを有し、前記端末は、前記第2のマイクロホンから入力される音声信号を圧縮符号化処理することにより第2の音声圧縮データを生成し、前記第2の音声圧縮データを、送信元を前記端末とし送信先をネットワーク処理部が第1の動作モードに設定されている前記送受信装置とする情報を含む第1の音声パケットに変換し、この第1の音声パケットを前記ネットワークへ送出する機能と、前記送受信装置から送出される第1の映像パケットを前記ネットワークから取得し、前記第1の映像パケットから前記映像圧縮データを抽出して復号化処理し前記モニタディスプレイに映像として表示する機能と、前記送受信装置から送出される第2の音声パケットを前記ネットワークから取得し、前記第2の音声パケットから第1の音声圧縮データを抽出して復号化処理することにより音声信号を生成し前記第2のスピーカへ出力する機能とを有する監視側ユニットと、
    前記ネットワークに接続され、前記送受信装置から送出される第2の映像パケットを前記ネットワークから取得し、前記第2の映像パケットから前記映像圧縮データを抽出し、前記送受信装置から送出される第3の音声パケットを前記ネットワークから取得し、前記第3の音声パケットから前記第1の音声圧縮データを抽出し、前記送受信装置から送出される第4の音声パケットを前記ネットワークから取得し、前記第4の音声パケットから前記第2の音声圧縮データを抽出し、抽出した前記映像圧縮データと第1の音声圧縮データと第2の音声圧縮データとを記録するレコーダとを備えた監視システム。
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