JP4509622B2 - 半導体装置の作製方法 - Google Patents
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Description
本実施の形態について、図1(A)〜(C)を用いて説明する。基板10は、バリウムホウケイ酸ガラス、アルミノホウケイ酸ガラス等からなるガラス基板、石英基板、シリコン基板、金属基板、ステンレス基板、又は本作製工程の処理温度に耐えうる耐熱性を有するプラスチック基板を用いる(図1(A))。
本発明の実施の形態について図1(D)〜(F)を用いて説明する。
本発明は、開口部が形成された有機絶縁膜に接するように導電膜を形成するステップを有することを特徴とする。前記有機絶縁膜は、上述したアクリルやポリイミド等以外に、シロキサン系の材料を用いてもよい。シロキサン系の材料とは、シリコン(Si)と酸素(O)との結合で骨格構造が構成され、且つ置換基に少なくとも水素を含む材料、又は置換基にフッ素、アルキル基又は芳香族炭化水素のうち少なくとも1種を有する材料に相当する。シロキサン系材料を用いた薄膜は、上述したアクリルやポリイミド等の材料と同様に、SOG法やスピンコート法等の方法を用いて、0.3〜5μm(好ましくは0.5〜2μm)の厚さで形成する。また、開口部の形成はフォトリソグラフィ技術を用いて行う。
Claims (13)
- 有機絶縁膜を形成する第1工程と、
前記有機絶縁膜に開口部を形成する第2工程と、
前記開口部が形成された前記有機絶縁膜に接するように、バリア性を有する第1の導電膜を形成する第3工程と、
前記第1の導電膜に接するように、アルミニウムを含む第2の導電膜を形成する第4工程と、
減圧又は常圧下で、ランプを用いて選択的な加熱処理を行って、前記第2の導電膜を流動化させることにより、前記第2の導電膜の平坦化を行う第5工程と、
前記第1工程乃至前記第5工程で形成される層上に、前記第1工程乃至前記第5工程を繰り返すことにより形成される層を多層に積層する第6工程とを有し、
前記第2の導電膜は、ゲルマニウム、スズ、ガリウム、亜鉛、鉛、インジウム及びスカンジウムから選択された一種又は複数種の元素を有し、前記元素の含有率を下層から上層に向かって多くすることを特徴とする半導体装置の作製方法。 - 有機絶縁膜を形成する第1工程と、
前記有機絶縁膜に開口部を形成する第2工程と、
前記開口部が形成された前記有機絶縁膜に接するように、バリア性を有する第1の導電膜を形成する第3工程と、
前記第1の導電膜に接するように、アルミニウムを含む第2の導電膜を形成する第4工程と、
減圧又は常圧下で、レーザ光を照射することにより選択的な加熱処理を行って、前記第2の導電膜を流動化させることにより、前記第2の導電膜の平坦化を行う第5工程と、
前記第1工程乃至前記第5工程で形成される層上に、前記第1工程乃至前記第5工程を繰り返すことにより形成される層を多層に積層する第6工程とを有し、
前記第2の導電膜は、ゲルマニウム、スズ、ガリウム、亜鉛、鉛、インジウム及びスカンジウムから選択された一種又は複数種の元素を有し、前記元素の含有率を下層から上層に向かって多くすることを特徴とする半導体装置の作製方法。 - 配線又は半導体膜上に有機絶縁膜を形成する第1工程と、
前記有機絶縁膜に開口部を形成する第2工程と、
前記開口部が形成された前記有機絶縁膜に接するように、窒化膜を形成する第3工程と、
前記有機絶縁膜の前記開口部を介して、前記配線又は前記半導体膜が露出するように、前記窒化膜をパターニングする第4工程と、
前記窒化膜に接するように、バリア性を有する第1の導電膜を形成する第5工程と、
前記第1の導電膜に接するように、アルミニウムを含む第2の導電膜を形成する第6工程と、
減圧又は常圧下で、ランプを用いて選択的な加熱処理を行って、前記第2の導電膜を流動化させることにより、前記第2の導電膜の平坦化を行う第7工程と、
前記第1工程乃至前記第7工程で形成される層上に、前記第1工程乃至前記第7工程を繰り返すことにより形成される層を多層に積層する第8工程とを有し、
前記第2の導電膜は、ゲルマニウム、スズ、ガリウム、亜鉛、鉛、インジウム及びスカンジウムから選択された一種又は複数種の元素を有し、前記元素の含有率を下層から上層に向かって多くすることを特徴とする半導体装置の作製方法。 - 配線又は半導体膜上に有機絶縁膜を形成する第1工程と、
前記有機絶縁膜に開口部を形成する第2工程と、
前記開口部が形成された前記有機絶縁膜に接するように、窒化膜を形成する第3工程と、
前記有機絶縁膜の前記開口部を介して、前記配線又は前記半導体膜が露出するように、前記窒化膜をパターニングする第4工程と、
前記窒化膜に接するように、バリア性を有する第1の導電膜を形成する第5工程と、
前記第1の導電膜に接するように、アルミニウムを含む第2の導電膜を形成する第6工程と、
減圧又は常圧下で、レーザ光を照射することにより選択的な加熱処理を行って、前記第2の導電膜を流動化させることにより、前記第2の導電膜の平坦化を行う第7工程と、
前記第1工程乃至前記第7工程で形成される層上に、前記第1工程乃至前記第7工程を繰り返すことにより形成される層を多層に積層する第8工程とを有し、
前記第2の導電膜は、ゲルマニウム、スズ、ガリウム、亜鉛、鉛、インジウム及びスカンジウムから選択された一種又は複数種の元素を有し、前記元素の含有率を下層から上層に向かって多くすることを特徴とする半導体装置の作製方法。 - 配線又は半導体膜上に有機絶縁膜を形成する第1工程と、
前記有機絶縁膜に開口部を形成する第2工程と、
前記開口部が形成された前記有機絶縁膜に接するように、窒化膜を形成する第3工程と、
前記有機絶縁膜の前記開口部を介して、前記配線又は前記半導体膜が露出するように、前記窒化膜をパターニングする第4工程と、
前記窒化膜に接するように、バリア性を有する第1の導電膜を形成する第5工程と、
前記第1の導電膜に接するように、アルミニウムを含む第2の導電膜を形成する第6工程と、
前記第2の導電膜に接するように、第3の導電膜を形成する第7工程と、
減圧又は常圧下で、ランプを用いて選択的な加熱処理を行って、前記第2の導電膜と前記第3の導電膜を流動化させることにより、前記第2の導電膜と前記第3の導電膜の平坦化を行う第8工程と、
前記第1工程乃至前記第8工程で形成される層上に、前記第1工程乃至前記第8工程を繰り返すことにより形成される層を多層に積層する第9工程とを有し、
前記第2の導電膜は、ゲルマニウム、スズ、ガリウム、亜鉛、鉛、インジウム及びスカンジウムから選択された一種又は複数種の元素を有し、前記元素の含有率を下層から上層に向かって多くすることを特徴とする半導体装置の作製方法。 - 配線又は半導体膜上に有機絶縁膜を形成する第1工程と、
前記有機絶縁膜に開口部を形成する第2工程と、
前記開口部が形成された前記有機絶縁膜に接するように、窒化膜を形成する第3工程と、
前記有機絶縁膜の前記開口部を介して、前記配線又は前記半導体膜が露出するように、前記窒化膜をパターニングする第4工程と、
前記窒化膜に接するように、バリア性を有する第1の導電膜を形成する第5工程と、
前記第1の導電膜に接するように、アルミニウムを含む第2の導電膜を形成する第6工程と、
前記第2の導電膜に接するように、第3の導電膜を形成する第7工程と、
減圧又は常圧下で、レーザ光を照射することにより選択的な加熱処理を行って、前記第2の導電膜と前記第3の導電膜を流動化させることにより、前記第2の導電膜と前記第3の導電膜の平坦化を行う第8工程と、
前記第1工程乃至前記第8工程で形成される層上に、前記第1工程乃至前記第8工程を繰り返すことにより形成される層を多層に積層する第9工程とを有し、
前記第2の導電膜は、ゲルマニウム、スズ、ガリウム、亜鉛、鉛、インジウム及びスカンジウムから選択された一種又は複数種の元素を有し、前記元素の含有率を下層から上層に向かって多くすることを特徴とする半導体装置の作製方法。 - 請求項1、請求項3及び請求項5のいずれか一項において、
前記ランプは、紫外乃至赤外光を照射することを特徴とする半導体装置の作製方法。 - 請求項2、請求項4及び請求項6のいずれか一項において、
前記レーザ光は、パルス発振又は連続発振を行う気体レーザ又は固体レーザのレーザ光であることを特徴とする半導体装置の作製方法。 - 請求項1乃至請求項6のいずれか一項において、
前記有機絶縁膜は、アクリル、ポリイミド、ポリアミド、ポリイミドアミド、エポキシアクリル、ベンゾシクロブテン及びパリレンから選択された一種を含むことを特徴とする半導体装置の作製方法。 - 請求項1乃至請求項6のいずれか一項において、
前記第1の導電膜は、チタン、タンタル、タングステン又はシリコンを含むことを特徴とする半導体装置の作製方法。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一項において、
前記第2の導電膜の表面を凹凸にすることを特徴とする半導体装置の作製方法。 - 請求項5又は請求項6において、
前記第3の導電膜は、ゲルマニウム、スズ、ガリウム、亜鉛、鉛、インジウム及びスカンジウムから選択された一種又は複数種の元素を含むことを特徴とする半導体装置の作製方法。 - 請求項1乃至請求項6のいずれか一項において、
前記第1の導電膜を形成する工程、前記第2の導電膜を形成する工程、及び前記選択的な加熱処理を行う工程を、大気に晒すことなく連続的に行うことを特徴とする半導体装置の作製方法。
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