JP4508754B2 - 画像表示装置および画像表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像表示装置および画像表示方法に関し、特に光源からの光を画素毎に変調して画像を表示する構成において、温度変化に起因する表示色度や輝度の変動を容易に校正できる画像表示装置および画像表示方法に関する。
温度変化に起因する表示画面の色度や輝度の変動を補正する機能を備えた従来の画像表示装置としては、光源の周囲温度を温度センサーにより検知し、その検出温度により画像に応じて画像処理を行い、表示画像の色再現を補正制御するものがあった(例えば、特許文献1参照)。
一方、光源からの光を画素毎に変調して画像を表示する従来の画像表示装置としては、複数の色の発光体によって光源を構成し、異なる色の発光体からの光を混合することによって光源の機能を果たし、それぞれの色の発光体の発光量を個別に制御することにより表示画面の色度および輝度を調整することができるものがある。
例えば、バックライト等の光源からの光を透過させて画面上に画像を表示する液晶ディスプレイ等のフラットパネルディスプレイでは、赤(R:Red)、緑(G:Green)、青(B:Blue)の3色のLEDをそれぞれ複数個配列してなる複数の色の発光体によって光源を構成したものがある。
特開2000−112429号公報(図1)
上記のような従来の画像表示装置では、周囲環境や発光体自身が発する熱による温度変化に起因して光源の発光色度や発光輝度が変動するという問題があった。光源の発光色度や発光輝度の変動は、画像表示される色度や輝度の変動につながる。高品質での画像表示のためには、表示色度や輝度の変動の校正が必要となる。ここで、温度に依存した光源の発光色度や発光輝度変動は、例えば、光源に備える複数の色の発光体の発光特性が温度等環境要因に依存することにより、それぞれの色の発光体の発光量の変動量がばらつく(発光量の変動の幅が色ごとに異なる)ことによる。
しかしながら、温度センサーによる検出温度に応じて画像処理を行って、表示画像の色再現を補正制御する従来の画像表示装置においては、所定のビット数で表現されるデジタルデータである画像データに対して画像処理を行うことにより、演算誤差やビット落ち(データの欠落)等が発生し、画面の色度や輝度が変動の補正とは別に画像品質を劣化させてしまうことがあった。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、光源からの光を画素毎に変調して画像を表示する画像表示装置において、画像品質の劣化を低減しながらも、光源近傍の温度変化に起因する表示色度や輝度の変動を容易に校正できる画像表示装置および画像表示方法を提供することを目的とするものである。
本発明の画像表示装置は、
発光色度および発光輝度の調整が可能な光源と、上記光源からの光を画素毎に変調して画像を表示する画像表示手段を備える画像表示装置において、
上記光源の近傍温度を検出する温度センサーと、
上記温度センサーの検出温度に応じて、上記光源の発光色度および発光輝度の制御量である光源制御量を補正し、温度補正された上記光源の発光色度および発光輝度の制御量である発光制御量を出力する温度補正手段と、
上記温度補正手段からの発光制御量をもとに、上記光源の発光色度および発光輝度を調整して駆動する光源駆動手段と、
上記光源の近傍温度の変化に対応する上記光源の発光スペクトルの変化を補償するために予め用意された複数の色変換特性のうち、上記温度センサーの検出温度に応じた色変換特性を選択的に出力する色変換特性記憶手段と、
上記色変換特性記憶手段から出力される色変換特性を用いて、外部から入力される画素毎の画像情報である複数の第一の色データを色変換して、複数の第二の色データを求める色変換手段と
を備え、
上記画像表示手段は、上記複数の第二の色データに基づいて上記光源からの光を画素毎に変調することを特徴とするものである。
本発明の画像表示方法は、
発光色度および発光輝度の調整が可能な光源からの光を画素毎に変調して画像を表示する画像表示方法であって、
上記光源の近傍温度を検出する温度検出ステップと、
上記温度検出ステップにて得られた検出温度に応じて、上記光源の発光色度および発光輝度の制御量である光源制御量を補正し、温度補正された上記光源の発光色度および発光輝度の制御量である発光制御量を出力する温度補正ステップと、
上記温度補正ステップ手段にて得られた発光制御量をもとに、上記光源の発光色度および発光輝度を調整して駆動する光源駆動ステップと、
上記光源の近傍温度の変化に対応する上記光源の発光スペクトルの変化を補償するために予め用意された複数の色変換特性のうち、上記温度検出ステップで得られた検出温度に応じ色変換特性を選択的に出力するステップと、
上記出力された色変換特性を用いて、外部から入力される画素毎の画像情報である複数の第一の色データを色変換して、複数の第二の色データを求める色変換ステップと
を備え、
上記複数の第二の色データに基づいて上記光源からの光を画素毎に変調して画像を表示することを特徴とするものである。
本発明によれば、画像処理に起因する表示画像の画像品質の劣化を抑えながらも、光源近傍の温度変化に起因する表示色度や輝度の変動を校正可能となる。
実施の形態1.
図1は、この発明の一実施形態による画像表示装置の構成の一例を示すブロック図である。この実施の形態の画像表示装置は、光源1、拡散板1d、画像表示手段2、温度センサー3、温度データA/D変換手段4、温度補正データ記憶手段5、温度補正手段6、光源駆動手段7、色変換手段8、基準光源制御量記憶手段9、色変換特性記憶手段10を備える。画像表示手段2は、例えばカラー液晶パネルなどにより構成され、光源1からの光Lの透過率を第二の色データR2、G2、B2の値に応じて画素毎に変えることで光源1からの光を画素毎に変調して画像を表示する。ここで、画像表示手段における表示色度、輝度は、画像表示手段の特性の他に、光源1からの光の色度および輝度によっても変化する。
光源1は、例えば図2に示すように、赤色の光を発するR(Red)発光体1r、緑色の光を発するG(Green)発光体1g、青色の光を発するB(Blue)発光体1bを有する。例えば、R発光体1rは赤色のLEDを、G発光体1gは緑色のLEDを、B発光体1bは青色のLEDを、それぞれ複数配列したものである。この光源1は、R発光体1r、G発光体1g、B発光体1bそれぞれの発光量を個別に制御することにより、発光色度および発光輝度を調整することが可能となる。
光源1からは、3色の発光体1r、1g、1bからのR、G、B光が混合手段1mで混合された光Lが画像表示手段2へと照射される。なお、画像表示手段2に照射されるに際しては、光源1からの光Lは拡散板1dなどにより拡散されることが望ましい。温度センサー3は、光源1の近傍に設置されており、光源近傍の検出温度を表す温度データのアナログ値Taを温度データA/D変換手段4に出力する。なお、温度センサー3を設置する際は、光源1の近傍に例えば放熱板等の熱抵抗の低いものを設置し、そこに密着させるなどの方法で固定するのが望ましい。
温度データA/D変換手段4は、温度センサー3から出力された温度データのアナログ値Taをディジタル値Tdに変換し、温度データのディジタル値Tdを温度補正手段6に出力する。
基準光源制御量記憶手段9には、所定の基準温度における光源制御量である基準光源制御量があらかじめ記憶されている。基準光源制御量は、例えば、基準温度において表示される白色が所定の色度および輝度となるためのR発光体1rの制御量C[R]、G発光体1gの制御量C[G]、B発光体1bの制御量C[B]とすることができる。一方、温度補正データ記憶手段5には、温度センサー3により検出された光源近傍温度に対する光源制御量の補正量である温度補正データdC[R]、dC[G]、dC[B]が記憶されている。温度補正データdC[R]、dC[G]、dC[B]は、例えば、当該検出温度において、表示される白色が基準温度におけるのと同一の色度および輝度を実現するための光源制御量の補正量とすることができる。この時、検出温度が基準温度と同一である場合には、温度補正データは0となる。
温度補正手段6は、温度データのディジタル値Tdの値に応じて、温度補正データ記憶手段5から適切な温度補正データdC[R]、dC[G]、dC[B]を読み出す。温度補正データ記憶手段5は、例えば温度データのディジタル値Tdと温度補正データdC[R]、dC[G]、dC[B]を関連付けて記憶したルックアップテーブル(LUT)で構成され、温度補正手段6が温度データのディジタル値Tdをアドレスとして温度補正データ記憶手段5に与え、温度補正データ記憶手段5から、そのアドレスに対応する記憶場所に記憶された温度補正データdC[R]、dC[G]、dC[B]が読み出される。
温度補正手段6は、読み出された温度補正データdC[R]、dC[G]、dC[B]を用いて、基準光源制御量C[R]、C[G]、C[B]に補正を施して発光制御量Ct[R]、Ct[G]、Ct[B]を算出乃至決定して光源駆動手段7へと出力する。
発光制御量Ct[R]、Ct[G]、Ct[B]は、例えば基準光源制御量C[R]、C[G]、C[B]にそれぞれ温度補正データdC[R]、dC[G]、dC[B]を加算することにより算出される。すなわち、発光制御量は、光源の温度特性を考慮して光源制御量を補正したものとなる。従って、光源制御量は、基準温度における発光制御量という性格を有するものである。
光源駆動手段7は、入力される発光制御量に応じて光源1におけるR発光体1r、G発光体1g、B発光体1bの発光強度を制御して駆動する。光源1からの光は、画像表示手段2にて透過率が制御(光源からの光が変調)され、カラー画像が表示される。画像表示手段2における透過率の制御は、色変換手段8から入力される第二の色データR2、G2、B2にしたがって行われる。
以上の処理により、光源1におけるR発光体1r、G発光体1g、B発光体1bの発光強度は温度に応じた補正が施され、例えば白色(グレイ)について、温度変化に関わらず、所定の色度および輝度での表示が可能となる。しかしながら、温度による発光体の発光特性の変化は、発光輝度のみでなく、発光スペクトルの変化も伴う。この場合、光源1の各発光体の発光強度の補正により、白色表示の色度および輝度を一定に保ったとしても、他の色の表示、例えば赤の単色表示の際の色度および輝度は基準温度の際のものとは異なる場合がある。これは、光源1からの光の分光分布が必ずしも同一とはならないためである。本実施の形態の画像表示装置において、この点を補う(補償する)ために画像表示手段に入力される色データに検出温度に応じた色変換処理を施す。
本実施の形態の画像表示装置に入力される第一の色データR1、G1、B1は、色変換手段8へと入力される。色変換手段8では、色変換特性記憶手段10から検出温度に応じて出力される色変換特性を用いて、第一の色データR1、G1、B1に色変換処理を施し、第二の色データR2、G2、B2を算出乃至決定して画像表示手段2へと出力する。色変換特性記憶手段10には、検出温度に応じた複数の色変換特性が記憶されており、検出温度を表す温度データのディジタル値Tdに対応した適切な色変換特性を出力する。ここで、色変換手段8は、例えば、マトリクス演算方式またはテーブル参照方式の構成とすることができる。色変換手段8をマトリクス演算方式として構成する場合、色変換特性はマトリクス演算の係数となる。また、色変換手段8をテーブル参照方式として構成する場合、色変換特性はテーブルデータとなる。これらの色変換特性は、あらかじめ実験などにより求めておくことができる。
ここで、本実施の形態の画像表示装置において、光源1からの光の色度および輝度は、例えば白色(グレイ)の表示色度、輝度を一定に保つように検出温度に応じて制御される。したがって、白色(グレイ)については色変換処理の必要はなく、R1=R2、G1=G2、B1=B2とすることができ、色変換処理による演算誤差やビット落ち(データの欠落)等の発生を回避することができる。また他の色について考えても、表示されるほとんどの色は幾分かのグレイ成分を含んでおり、光源の制御により白色(グレイ)の表示色度、輝度が一定に保たれていることより、色変換手段における変換処理の程度(変換による値の変化の度合い)を抑えることができる。色データに対する変換処理の大きさ(変換による値の変化の度合い)が大きくなるほど、それに起因する演算誤差やビット落ち(データの欠落)等の画像品質の劣化も大きくなるが、本実施の形態の画像表示装置においては、画像品質の劣化を抑えることが可能となる。また、画像品質の劣化を抑えながらも、光源近傍の温度変化に起因する表示色度や輝度の変動を校正できる。
実施の形態2.
図3は、この発明の実施形態2による画像表示装置の構成の一例を示すブロック図である。この実施の形態の画像表示装置は、上記実施の形態1の構成において、基準光源制御量を発生する基準光源制御量記憶手段9の代わりに、光源1からの光の色度、輝度に基づいて光源制御量を生成する光源制御量データ生成手段19を備えるものであり、この光源制御量データ生成手段19は、カラーセンサー11、カラーデータA/D変換手段12、光源発光量データ生成手段13、基準光源発光量記憶手段14、光源制御量決定手段15、相関データ記憶手段16を有する。光源1、画像表示手段2、温度センサー3、温度データA/D変換手段4、温度補正データ記憶手段5、温度補正手段6、光源駆動手段7、色変換手段8、色変換特性記憶手段10の構成及び役割は、上記実施の形態1におけるものと同一である。また、光源1は実施の形態1と同様例えば図2に示すように構成されている。
カラーセンサー11にて光源からの光の色度、輝度を検出することにより、光源1に備える各発光体の経時変化などによる特性の変化も考慮して、表示色度、輝度の変化を補正することが可能となる。カラーセンサー11は、画像表示手段2の周辺に設置され、光源1からの光の赤(R),緑(G),青(B)の3色(R、G、Bの3チャンネル)の光量を検出し、これらR、G、Bの3チャンネルの検出光量をカラーデータA/D変換手段12に出力する。なお、上記3チャンネルの検出光量から、光源からの光の色度および輝度が判るので、カラーセンサー11は、画像表示手段近傍での光源1からの光の色度および輝度を検出し、その検出色度および検出輝度をカラーデータA/D変換手段12に出力する、と言い換えることもできる。なお、カラーセンサー11を設置する際には、光源1からの光以外の影響による検出誤差を排除するため、光源1からの光以外の入射光は遮蔽する構造とすることが望ましい。
カラーセンサー11から出力された検出光量を表すカラーデータのアナログ値SaはカラーデータA/D変換手段12にてディジタル値Sdに変換され、光源発光量データ生成手段13に出される。
相関データ記憶手段16には、カラーセンサーのR、G、Bチャンネルそれぞれの検出光量と、光源1のR発光体1r、G発光体1g、B発光体1bそれぞれの発光量との間の相関を表す相関データがあらかじめ記憶されている。なお、上記相関データは、それぞれのカラーセンサー11の検出色度および検出輝度と、それぞれの光源の発光色度および発光輝度との間の相関であるカラー相関を表すデータでもある。
光源発光量データ生成手段13は、相関データ記憶手段16に記憶されている相関データを用いて、カラーセンサー11の検出光量Sdから、光源1のR発光体1r、G発光体1g、B発光体1bそれぞれの検出発光量L[R]、L[G]、L[B]を求めて、光源制御量決定手段15に出力する。ここで、検出発光量は、カラーセンサーの検出光量から得られた光源の発光量を表す。なお、光源発光量データ生成手段13は、カラーセンサー11の検出色度および検出輝度から、光源1の検出発光色度および検出発光輝度を求める手段である、と言い換えることもできる。ここで、検出発光色度および検出発光輝度は、カラーセンサー11の検出光量から得られた光源1の発光色度および発光輝度を表す。
図示の例の相関データ記憶手段16は、例えば検出光量Sdと検出発光量L[R]、L[G]、L[B]を関連付けて記憶したルックアップテーブル(LUT)で構成され、カラーセンサーの検出光量Sdをアドレスとして、相関データ記憶手段16に与え、相関データ記憶手段16から、そのアドレスに対応する記憶場所に記憶された検出発光量L[R]、L[G]、L[B]が読み出される。この場合、光源発光量データ生成手段13は、相関データ記憶手段16からデータを読み出すメモリインターフェースとして機能する。
なお、上記のように構成する代わりに、例えば検出光量Sdと検出発光量L[R]、L[G]、L[B]の関係が演算式で表され、相関データ記憶手段16が当該演算式の係数を記憶し、光源発光量データ生成手段13が、記憶された係数を用いて、演算式により検出発光量を求める構成としても良い。
基準光源発光量記憶手段14には、光源1のそれぞれの発光体の基準発光量で構成された基準光源発光量データがあらかじめ記憶されている。ここで、基準発光量は、基準温度において光源からの光が所定の色度、輝度となるための発光体の発光量である。なお、上記基準光源発光量データは、それぞれの光源の基準発光色度および基準発光輝度で構成されたデータでもある。
光源制御量決定手段15は、光源1のそれぞれの発光体1r、1g、1bについて、検出発光量を基準発光量と比較し、それぞれの発光体1r、1g、1bの発光量が基準発光量に一致するように光源制御量C[R]、C[G]、C[B]を算出乃至決定して温度補正手段6に出力する。なお、光源制御量は、それぞれの発光体1r、1g、1bの発光量を制御するための制御量である。例えば、検出発光量が基準発光量を上回っている場合、発光量を減少させるように光源制御量は生成され、検出発光量が基準発光量を下回っている場合、発光量を増加させるように光源制御量は生成される。
光源制御量決定手段15から出力された光源制御量が温度補正手段6にて温度補正を施され、光源駆動手段7に入力されて光源が駆動される動作は、上記実施の形態1におけるものと同様である。また、検出温度に応じて色変換手段8にて第一の色データが色変換され、得られた第二の色データが画像表示手段2に入力される動作も、上記実施の形態1におけるものと同様である。
以上のように本発明の形態の画像表示装置によれば、カラーセンサーの検出光量から光源の検出発光量を求め、検出発光量をもとに光源の発光量を制御するための光源制御量を生成することにより、光源に備える各発光体の経時変化などによる特性の変化も考慮して、表示色度、輝度の変化を補正することが可能となるとの効果もある。
なお、本実施の形態の画像表示装置において、光源、温度センサー、カラーセンサーはそれぞれ1個設けられているものとして説明したが、これらを複数個設けても良い。
この発明の実施の形態1による画像表示装置の構成の一例を示すブロック図である。 図1の光源1の構成の一例を示す概略図である。 この発明の実施の形態2による画像表示装置の構成の一例を示すブロック図である。
符号の説明
1 光源、 2 画像表示手段、 3 温度センサー、 4 温度データA/D変換手段、 5 温度補正データ記憶手段、 6 温度補正手段、 7 光源駆動手段、 8 色変換手段、 9 基準光源制御量記憶手段、 10 色変換特性記憶手段、 11 カラーセンサー、 12 カラーデータA/D変換手段、 13 光源発光量データ生成手段、 14 基準光源発光量記憶手段、 15 光源制御量決定手段、 16 相関データ記憶手段、 19 光源制御量データ生成手段。

Claims (10)

  1. 発光色度および発光輝度の調整が可能な光源と、上記光源からの光を画素毎に変調して画像を表示する画像表示手段を備える画像表示装置において、
    上記光源の近傍温度を検出する温度センサーと、
    上記温度センサーの検出温度に応じて、上記光源の発光色度および発光輝度の制御量である光源制御量を補正し、温度補正された上記光源の発光色度および発光輝度の制御量である発光制御量を出力する温度補正手段と、
    上記温度補正手段からの発光制御量をもとに、上記光源の発光色度および発光輝度を調整して駆動する光源駆動手段と、
    上記光源の近傍温度の変化に対応する上記光源の発光スペクトルの変化を補償するために予め用意された複数の色変換特性のうち、上記温度センサーの検出温度に応じた色変換特性を選択的に出力する色変換特性記憶手段と、
    上記色変換特性記憶手段から出力される色変換特性を用いて、外部から入力される画素毎の画像情報である複数の第一の色データを色変換して、複数の第二の色データを求める色変換手段とを備え、
    上記画像表示手段は、上記複数の第二の色データに基づいて上記光源からの光を画素毎に変調することを特徴とする画像表示装置。
  2. 光源の色度および輝度を検出するカラーセンサーと、
    上記カラーセンサーの検出色度および検出輝度から上記光源の検出発光色度および検出発光輝度を求める光源発光量データ生成手段と、
    上記検出発光色度および検出発光輝度をもとに、上記光源制御量を決定する光源制御量決定手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  3. 上記光源は、複数の色の発光体の発光量を個別に制御することによって、発光色度および発光輝度の調整がなされるものであり、
    上記発光制御量は、上記それぞれの発光体の発光量を制御する制御量であり、
    上記光源駆動手段は、上記発光制御量によって、上記それぞれの発光体の発光量を制御して駆動する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像表示装置。
  4. 上記光源の近傍温度に応じた上記発光体の発光量と発光制御量との関係の変化量を表す温度補正データを記憶する温度補正データ記憶手段をさらに備え、
    上記温度補正手段は、上記温度センサーの検出温度と上記温度補正データを用いて、上記光源制御量を補正して発光制御量を決定する
    ことを特徴とする請求項3記載の画像表示装置。
  5. 上記複数の色の発光体は、赤、緑、青の3色の発光体であることを特徴とする請求項3記載の画像表示装置。
  6. 発光色度および発光輝度の調整が可能な光源からの光を画素毎に変調して画像を表示する画像表示方法であって、
    上記光源の近傍温度を検出する温度検出ステップと、
    上記温度検出ステップにて得られた検出温度に応じて、上記光源の発光色度および発光輝度の制御量である光源制御量を補正し、温度補正された上記光源の発光色度および発光輝度の制御量である発光制御量を出力する温度補正ステップと、
    上記温度補正ステップ手段にて得られた発光制御量をもとに、上記光源の発光色度および発光輝度を調整して駆動する光源駆動ステップと、
    上記光源の近傍温度の変化に対応する上記光源の発光スペクトルの変化を補償するために予め用意された複数の色変換特性のうち、上記温度検出ステップで得られた検出温度に応じ色変換特性を選択的に出力するステップと、
    上記出力された色変換特性を用いて、外部から入力される画素毎の画像情報である複数の第一の色データを色変換して、複数の第二の色データを求める色変換ステップとを備え、
    上記複数の第二の色データに基づいて上記光源からの光を画素毎に変調して画像を表示することを特徴とする画像表示方法。
  7. 光源の色度および輝度を検出する輝度色度検出ステップと、
    上記輝度色度検出ステップにて得られた検出色度および検出輝度から上記光源の検出発光色度および検出発光輝度を求める光源発光量データ生成ステップと、
    上記検出発光色度および検出発光輝度をもとに、上記光源制御量を決定する光源制御量決定ステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項6記載の画像表示方法。
  8. 上記光源は、複数の色の発光体の発光量を個別に制御することによって、発光色度および発光輝度の調整がなされるものであり、
    上記発光制御量は、上記それぞれの発光体の発光量を制御する制御量であり、
    上記光源駆動ステップは、上記発光制御量によって、上記それぞれの発光体の発光量を制御して駆動する
    ことを特徴とする請求項6または請求項7記載の画像表示方法。
  9. 上記光源の近傍温度に応じた上記発光体の発光量と発光制御量との関係の変化量を表す温度補正データを記憶する温度補正データ記憶ステップをさらに備え、
    上記温度補正ステップは、上記検出温度と上記温度補正データを用いて、上記光源制御量を補正して発光制御量を決定する
    ことを特徴とする請求項8記載の画像表示方法。
  10. 上記複数の色の発光体は、赤、緑、青の3色の発光体であることを特徴とする請求項8記載の画像表示方法。
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