JP2014197038A - 画像表示装置及び画像表示方法 - Google Patents

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令奈 西谷
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Abstract

【課題】画像データに応じて照明光の光量を補正する機能を備えた場合であっても、高画質を維持することができる画像表示装置及び画像表示方法を提供する。
【解決手段】画像表示装置及び画像表示方法においては、第1動作モード時に、光源駆動部は、第1駆動量(D)を生成又は取得し(ステップS2,S14,S15)、第1駆動量から生成された光源駆動量(D)により光源部を駆動したときの検出光量を適正光量(L)と比較した結果が、所定条件を満たすかどうかを判断し(ステップS8〜S11)、所定条件を満たすときに、記憶されている基準駆動量(D)の値を第1駆動量の値に変更し(ステップS12)及び第2動作モードに切り替え(ステップS13)、所定条件を満たさないときに、検出光量データ(L)に応じて、第1駆動量の値を変更する(ステップS5)。
【選択図】図9

Description

本発明は、光源部からの照明光を光変調部で変調することによって画像を表示する画像表示装置及び画像表示方法に関する。
従来、光源部としてのバックライトユニットから光変調部としての液晶パネルに向かう照明光の色度に関連する値(光量)をカラーセンサにより検出し、温度センサにより光源部近傍の温度を検出し、検出された色度に関連する値及び温度に応じて光源部の発光を制御する画像表示装置の提案がある(例えば、特許文献1参照)。このような画像表示装置により、バックライトユニットの発光特性の温度による変動又は発光特性の経年変化が生じたとしても、液晶パネルによる表示画像の色度を適切に調整することができる。
一方、近年、コントラストを向上させるために、入力画像データに応じてバックライトユニットの発光強度を調整することによって、液晶パネルに向かう照明光の強度を調整する画像表示装置も普及している。
特開2010−66465号公報(段落0009〜0016、図1)
しかし、入力画像データに応じて照明光の強度を調整する画像表示装置の場合には、一定の検出時間内にカラーセンサに入射する光の光量が変動するので、特許文献1が提案するような光源部の発光制御を適切に行うことが難しく(すなわち、光源部の発光特性の経年変化などの影響を適切に補償できず)、高画質を維持することが難しいという課題がある。
そこで、本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、画像データに応じて照明光の光量を補正する機能を備えた場合であっても、高画質を維持することができる画像表示装置及び画像表示方法を提供することにある。
本発明の一形態に係る画像表示装置は、光源駆動量を受け取り、該光源駆動量に対応する光量の照明光を出射する光源部と、入力される画像データに応じて前記照明光を変調して画像を表示する光変調部と、前記照明光の光量を検出し、検出された前記光量を示す検出光量データを出力する光量検出部と、前記照明光の適正光量を記憶する第1記憶部と、前記光源駆動量の基準値である基準駆動量を記憶する第2記憶部と、動作モードを第1動作モード又は第2動作モードのいずれかに切り替えるモード切替処理、並びに、前記第1動作モードでは前記画像データに基づく前記光源駆動量の補正処理を実行せず、前記第2動作モードでは前記画像データに基づく前記光源駆動量の補正処理を実行して、前記光源駆動量を生成する光源駆動量生成処理を実行する光源駆動部とを有し、
前記光源駆動部は、前記動作モードが前記第1動作モードであるときに、
第1駆動量を生成又は取得する処理を実行し、
前記第1駆動量に対応する値を持つ前記光源駆動量を生成し、該光源駆動量により前記光源部を駆動したときに前記光量検出部が検出した光量を、前記適正光量と比較した結果が、所定条件を満たすかどうかを判断する判断処理を実行し、
前記判断処理において前記所定条件を満たすと判断したときには、前記第2記憶部に記憶されている前記基準駆動量の値を前記第1駆動量の値に変更する基準駆動量変更処理、及び、前記動作モードを前記第2動作モードに切り替える第2動作モード設定処理を実行し、
前記判断処理において前記所定条件を満たさないと判断したときには、前記検出光量データに応じて、前記第1駆動量の値を変更する駆動量変更処理を実行するように構成されていることを特徴としている。
また、本発明の一形態に係る画像表示方法は、光源駆動量を受け取り、該光源駆動量に対応する光量の照明光を出射する光源部と、入力される画像データに応じて前記照明光を変調して画像を表示する光変調部と、前記照明光の光量を検出し、検出された前記光量を示す検出光量データを出力する光量検出部と、前記照明光の適正光量を記憶する第1記憶部と、前記光源駆動量の基準値である基準駆動量を記憶する第2記憶部と、動作モードを第1動作モード又は第2動作モードのいずれかに切り替えるモード切替処理、並びに、前記第1動作モードでは前記画像データに基づく前記光源駆動量の補正処理を実行せず、前記第2動作モードでは前記画像データに基づく前記光源駆動量の補正処理を実行して、前記光源駆動量を生成する光源駆動量生成処理を実行する光源駆動部とを有する装置が実行する方法であって、
前記光源駆動部は、前記動作モードが前記第1動作モードであるときに、
第1駆動量を生成又は取得する処理を実行し、
前記第1駆動量に対応する値を持つ前記光源駆動量を生成し、該光源駆動量により前記光源部を駆動したときに前記光量検出部が検出した光量を、前記適正光量と比較した結果が、所定条件を満たすかどうかを判断する判断処理を実行し、
前記判断処理において前記所定条件を満たすと判断したときには、前記第2記憶部に記憶されている前記基準駆動量の値を前記第1駆動量の値に変更する基準駆動量変更処理、及び、前記動作モードを前記第2動作モードに切り替える第2動作モード設定処理を実行し、
前記判断処理において前記所定条件を満たさないと判断したときには、前記検出光量データに応じて、前記第1駆動量の値を変更する駆動量変更処理を実行することを特徴としている。
本発明に係る画像表示装置又は画像表示方法によれば、画像データに応じて照明光の光量を補正する機能を備えた場合であっても、光源部の発光特性の変化を適切に調整できるので、高画質を維持することができるという効果がある。
本発明の実施の形態1に係る画像表示装置の構成を概略的に示すブロック図である。 図1に示される光源駆動部の構成の一例を概略的に示すブロック図である。 実施の形態1に係る画像表示装置の光源駆動部による動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る画像表示装置の構成を概略的に示すブロック図である。 図4に示される光源駆動部の構成の一例を概略的に示すブロック図である。 実施の形態2に係る画像表示装置の光源駆動部による動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る画像表示装置の構成を概略的に示すブロック図である。 図7に示される光源駆動部の構成の一例を概略的に示すブロック図である。 実施の形態3に係る画像表示装置の光源駆動部による動作の一例を示すフローチャートである。
《1》実施の形態1.
《1−1》実施の形態1の構成
図1は、本発明の実施の形態1に係る画像表示装置1(すなわち、実施の形態1に係る画像表示方法を実施することができる装置)の構成を概略的に示すブロック図である。図1に示されるように、画像表示装置1は、表示用画像データ生成部10と、透過型液晶パネルなどの光変調部11と、バックライトユニットなどの光源部12と、光量検出部13と、温度検出部14と、光源駆動部15と、照明光の適正光量Lを記憶する第1記憶部16と、光源部12に供給される光源駆動量Dを導出する際に使用する初期値(基準値)である基準駆動量Dを記憶する第2記憶部17と、基準駆動量Dとして許容される最大値である最大駆動量Dを記憶する第3記憶部18とを有している。第1記憶部16、第2記憶部17、及び第3記憶部18は、別個の記憶装置であってもよく、又は、同一の記憶装置の異なる記憶領域であってもよい。
図2は、図1に示される光源駆動部15の構成の一例を概略的に示すブロック図である。図2に示されるように、光源駆動部15は、第1駆動処理部151と、第2駆動処理部152と、第3駆動処理部153とを有している。ただし、光源駆動部15の構成は、図2の例には限定されない。
図1又は図2に示されるように、表示用画像データ生成部10は、外部から入力される画像データIを受け取り、この画像データIから光変調部11の規格に適合した表示用画像データIを生成する。表示用画像データ生成部10で行われる画像処理には、例えば、画像データIの階調特性を変換する階調変換処理、及び、画像データIの色相又は彩度を変換する色変換処理などが含まれる。
光変調部11は、例えば、光透過型の液晶パネルである。光変調部11は、画像データIから生成された表示用画像データIを受け取り、この表示用画像データIの内容にしたがって、画素毎に光源部12から発せられる照明光Eの透過率を変調し、画像Eを表示する。
光源部12は、光源駆動量Dを示す信号を光源駆動部15から受け取り、この光源駆動量Dに対応する光量の照明光Eを出射する。光源部12は、光を放射する発光体121として、例えば、複数の発光体を有している。光源部12に与えられる光源駆動量Dにより、光源部12に含まれる複数の発光体121(通常は、複数色の発光体)から放射される光の光量を個別に制御することができる。この結果、光源部12から発せられる照明光の色(照明光Eの色は、各色の発光体121から放射される光の割合に応じて変化する)及び明るさ(照明光Eの光量、又は、強度に比例する。)を制御することができる。発光体121としては、例えば、赤色、緑色、青色の発光ダイオード(LED)又はレーザー素子を用いることができる。また、赤色、緑色、青色の発光体121(LED又はレーザー素子)と、その補色の光を発する他の発光体とを組み合わせて使用することもできる。光源部12に与えられ光源駆動量Dとしては、例えば、電流量及び発光時間の長さのいずれかを用いることができる。また、光源駆動量Dとして、電流量と発光時間の長さの両方を用いることもできる。さらに、光源駆動量Dとして、電流量及び発光時間の一方を固定値とし、他方を可変値として制御することもできる。なお、発光体121として、冷陰極線管などのような、他の種類の発光体を用いることもできる。さらに、発光体121として、LED及びレーザー素子などのように、異なる種類の発光体を組み合わせて用いることもできる。
光量検出部13は、光源部12からの照明光Eの光量を検出し、検出された光量を示す検出光量データLを出力する。光量検出部13は、例えば、赤色、緑色、青色の各色の光の光量を検出するカラーセンサで構成することができる。
温度検出部14は、光源部12の温度又は光源部12の近傍の温度を検出し、検出された温度を示す検出温度データTを出力する。
光源駆動部15は、第2記憶部17から受け取った基準駆動量Dを用いて光源駆動量Dを生成し、これを光源部12に供給する光源駆動量生成処理を実行する。光源駆動部15は、動作モードを第1動作モード又は第2動作モードのいずれかに切り替えるモード切替処理をも行う。光源駆動部15は、第1動作モード(動作モード値=“1”)では、コントラスト向上などのための画像データIに基づく光源駆動量の補正処理(第1駆動量Dを補正することによって光源駆動量Dを補正する処理)を実行せず、検出光量データLや検出温度データTに基づいて光源駆動量を調整し、第2記憶部17に記憶されている基準駆動量Dの値を変更する。さらに、光源駆動部15は、第2動作モード(動作モード値=“0”)では画像データIに基づく光源駆動量の補正処理を実行するが、第2記憶部17に記憶されている基準駆動量Dの値を変更しない。
《1−2》実施の形態1の動作
〈ステップS1〜S16の処理〉
図3は、実施の形態1に係る画像表示装置1の動作(すなわち、実施の形態1に係る画像表示方法)の一例を示すフローチャートである。
実施の形態1に係る画像表示装置1においては、まず、所定のタイミングで、動作開始信号Cが、光源駆動部15の第1駆動処理部151に入力される。所定のタイミングは、例えば、画像表示装置1の起動時(例えば、画像表示装置の電源投入操作時)、画像表示動作の終了時(例えば、画像表示装置の停止操作時)、チャンネルの切り替え時などのいずれか1つ、又は、2つ以上である。ただし、動作開始信号Cの入力タイミングは、ユーザーインタフェースなどを用いたユーザー指示の入力操作、所定の時間間隔、所定の年月日などのような他のタイミングであってもよい。動作開始信号Cの入力タイミングが、ユーザー指示の入力操作である場合には、例えば、画像表示装置1に備えられるマイコン(図示せず)が動作開始信号Cを生成し、光源駆動部15に供給する。
動作開始信号Cが入力されると、第1駆動処理部151は、第1動作モードとなり(動作モード値を“1”とし)、この動作モード値を第3駆動処理部153に出力する(ステップS1)。動作モード値は、第1駆動処理部151の状態を表す信号である。動作モード値“1”は、光源駆動部15が第1動作モードであることを表し、動作モード値“0”は、光源駆動部15が第2動作モードであることを表す。また、第1駆動処理部151は、第1動作モードになると、まず第2記憶部17に記憶されている基準駆動量Dを読み出し、この基準駆動量Dをそのまま第1駆動量Dとして出力する(ステップS2)。ここでは、基準駆動量Dの値が、第1駆動量Dの値に等しい場合を例示したが、基準駆動量Dの値と第1駆動量Dの値との間に、予め決められた一定の関係を持たせ(第1駆動量Dを基準駆動量Dに対応する値とし)、第1駆動量Dを基準駆動量Dから計算により導出してもよい。
ステップS1以降、動作モードが第2動作モードに切り替わる(ステップS13)まで、第1駆動処理部151は、光量検出部13で検出された光量を示す検出光量データLを参照しながら、第1駆動量Dを補正し、新たな第1駆動量Dとして出力する(ステップS11〜S15)。この動作の詳細は、後述する。
次に、第2駆動処理部152は、温度検出部14から、光源部12又はその近傍の温度を示す検出温度データTを受け取る(ステップS3)。
次に、第2駆動処理部152は、検出温度データTを参照して第1駆動量Dを補正することによって、第2駆動量Dを生成する(ステップS4)。第2駆動量Dの生成は、例えば、メモリ(図示せず)に記憶されたルックアップテーブルを用いて実現することができる。一般に、LEDやレーザー素子などの発光体(光源)からの発光量は、駆動量(例えば、供給電流値又は発光時間など)が同一であっても、発光体の温度に応じて、変化する。一般的に、LEDやレーザー素子などの発光体は、高温になるほど発光量が低下する傾向がある。温度変化に伴う発光量の変化は、光源の種類により異なる。このため、各温度において同一の発光量を得るための駆動量の値を予め測定し、ルックアップテーブルとしてメモリに記憶しておくことで、温度変化による光源部12の発光量の変化を補正することができる。なお、光源部12が複数色の発光体を含み、各色の発光体毎に、温度変化に対する発光量の変化特性が異なる場合には、各色の発光体毎にルックアップテーブルを備えることが必要である。また、ルックアップテーブルを用いる代わりに、温度変化に対して同一の発光量を得るための駆動量の変化をモデル化した演算式を用いる演算処理によって第2駆動量Dを生成することも可能である。
次に、第3駆動処理部153は、第1駆動処理部151から受け取った動作モード値が“1”(すなわち、第1動作モード)であるか、“0”(すなわち、第2動作モード)であるかを判断し(ステップS5)、この判断結果に基づいて、動作内容を切り替える。
第3駆動処理部153は、動作モード値が“1”であると判断したとき、すなわち、第1動作モードであるときには、第2駆動量Dをそのまま光源駆動量Dとして出力する(ステップS6)。すなわち、第1動作モードのときには、光源駆動量Dは、第2駆動量と同じ値を持つ。
一方、第3駆動処理部153は、動作モード値が“0”であると判断したとき、すなわち、第2動作モードであるときには、入力画像データIを参照して第2駆動量Dを補正(コントラスト向上のための補正)することによって、光源駆動量Dを生成する(ステップS7)。この動作の詳細については、後述する。
光源部12は、光源駆動量Dに応じた光量の光を発する(ステップS8)。
次に、第1駆動処理部151は、動作モード値が“1”(すなわち、第1動作モード)であるか、“0”(すなわち、第2動作モード)であるかを判断し(ステップS9)、この判断結果に基づいて、動作内容を切り替える。
第1駆動処理部151が、動作モード値=“1”と判断したときには、光量検出部13は、光源部12からの照明光Eの明るさを光源部12から出射された光の光量として検出し、検出した光量を表す検出光量データLを出力する。第1駆動処理部151は、検出光量データLを受け取り(ステップS10)、第1記憶部16に記憶されている基準光量Lと比較して、検出光量が適正か否かを判定する(ステップS11)。この判定処理の詳細については、後述する。光源部12が、複数色の発光体を有する場合には、光源部12に含まれる各色の発光体毎に光量が検出され、検出光量データLも各色の発光体毎のデータとして生成される。
検出光量データLが示す検出光量が適正と判定された場合には、第1駆動処理部151は、その時点における第1駆動量Dの値を基準駆動量Dとして第2記憶部17に記憶し、すなわち、第2記憶部17に記憶されている基準駆動量の値を更新し(ステップS12)、動作モード値を“0”に変更して、動作モードを第1動作モードから第2動作モードに切り替える(ステップS13)とともに、その時点における第1駆動量Dは補正せずに第2駆動処理部152に出力する(ステップS14)。
検出光量データLが示す検出光量が適正ではないと判定された場合には、第1駆動処理部151は、第1駆動量Dを補正し、新たな第1駆動量Dとして第2駆動処理部152に出力する(ステップS15)。この補正動作においては、第3記憶部18に記憶されている最大駆動量Dも参照される。この動作の詳細については、後述する。
一方、ステップS9において、動作モード値が“0”の場合には、第1駆動処理部151は、その時点における第1駆動量Dを補正せずに出力する(ステップS16)。第1駆動量Dが出力された後の動作は、上述の動作と同様であり、温度検出部14から検出温度データTが出力され(ステップS3)、検出温度データTを参照して第2駆動量Dが生成され(ステップS4)、第2駆動量Dから光源駆動量Dが生成され(ステップS5〜S7)、光源駆動量Dで光源部12が駆動され発光する(ステップS8)。
〈ステップS11の処理〉
第1駆動処理部151が検出光量データLを適正か否かを判定する動作(ステップS11)について詳細に説明する。第1駆動処理部151は、基準光量(すなわち、適正光量L)における各色の値の比率と、検出光量データLにおける各色の値の比率とを比較する。ここで、光源部12が赤色、緑色、青色の発光体を備える場合、光源部12は、赤色、緑色、青色の光を発することとなり、基準光量及び検出光量データLは、赤色、緑色、青色の光量を表すデータとなる。例えば、赤色の基準光量が“40”、緑色の基準光量が“45”、青色の基準光量が“50”であり、検出光量データLが示す赤色の検出光量が“9”、緑色の検出光量が“8”、青色の検出光量が“10”である場合、最大値が“100”となるように基準光量及び検出光量をそれぞれ正規化する。正規化した基準光量は、赤色の基準光量が“80”、緑色の基準光量が“90”、青色の基準光量が“100”となる。また、正規化した検出光量は、赤色の検出光量が“90”、緑色の検出光量が“80”、青色の検出光量が“100”となる。これらの値を、色毎に比較し、その差分又は比率が全ての色について判定しきい値を超えていなければ、検出光量データLが示す検出光量は、適正である判定され、いずれか1色でも判定しきい値を超えていれば、検出光量データLは、適正ではないと判定される。判定しきい値は、画像表示装置にて必要とされる白色の安定性を考慮して、予め設定される。
〈ステップS15の処理〉
第1駆動処理部151が第1駆動量Dを補正し、新たな第1駆動量Dを生成する動作(ステップS15)について詳細に説明する。第1駆動処理部151は、第1駆動量Dが第3記憶部18に記憶される最大駆動量Dを超えない範囲内で、検出光量データLが示す各色の検出光量の比率を、各色の基準光量の比率に近づけるように、第1駆動量Dを補正する。例えば、上述の例のように最大値が“100”となるように正規化された基準光量が、赤色の基準光量が“80”、緑色の基準光量が“90”、青色の基準光量が“100”であり、検出光量データLが示す赤色の検出光量が“90”、緑色の検出光量が“80”、青色の検出光量が“100”である場合について説明する。このような場合には、赤色では、検出光量が基準光量に比べて大きく、緑色では、検出光量が基準光量と比較して小さいので、第1駆動量Dのうち赤色の発光体に対応する駆動量が現在より小さくなるように(例えば、所定量だけ小さくする)、且つ、緑色の発光体に対応する駆動量が現在より大きくなるように(例えば、所定量だけ大きくするように)、第1駆動量Dを補正する。この際、緑色の駆動量を補正することで最大駆動量Dを超える場合には、赤色及び青色の発光体に対応する駆動量を小さくする。最大駆動量Dを設けることは、過大な駆動量を与えることで光源部12の寿命が短くなることを防止できるという効果がある。
〈ステップS5〜S16の処理〉
第3駆動処理部153にて光源駆動量Dを生成する動作(ステップS5〜S16)について詳細に説明する。第1駆動処理部151からの動作モード値が“1”の場合には、第3駆動処理部153は、第2駆動量Dをそのまま光源駆動量Dとして出力する(ステップS6)。一方、動作モード値が“0”の場合には、第3駆動処理部153は、入力画像データIを参照して第2駆動量Dを補正することによって光源駆動量Dを生成する(ステップS7)。具体的に言えば、以下のように動作する。第3駆動処理部153は、入力画像データIの各フレームの平均輝度を検出し、検出した各フレームの平均輝度を数フレーム分累積する。第3駆動処理部153は、累積した平均輝度が低い場合には、小さな値となり、累積した平均輝度が高い場合には、大きな値となる乗算係数であって、例えば、値が0から1までの範囲内の乗算係数を生成する。第3駆動処理部153は、生成した乗算係数を、第2駆動量Dに乗じることにより、光源駆動量Dを生成する。
このように動作することで、入力画像データIの平均輝度が高い場合には、光源部12の発光は、より一層明るくなり、入力画像データIの平均輝度が低い場合には、光源部12の発光は、より一層暗くなる。これにより、明るい画像と暗い画像との差異(コントラスト)を向上させることができるとともに、平均輝度の低い画像データIに対して光源部12の発光が暗くなることで、消費電力を低減する効果がある。
なお、各フレームの平均輝度を数フレーム分累積して使用するのは、1フレームの輝度を使用した場合には、光源部の明るさが急激に変動したときなどに、画質を低下させる場合があり、このような画質低下を防止するためである。
また、光源駆動量Dを生成する際に、平均輝度を使用する代わりに入力画像データIの各フレーム内の最大値及び最小値を使用することもできる。
また、第1駆動処理部151は、第1動作モードとなると、検出光量データLが適正と判定(ステップS11)されるまで、第1駆動量Dの補正(ステップS15)を繰り返し、検出光量データLが適正と判定(ステップS11)された後には、第1駆動処理部151は、第2動作モードとなり(ステップS13)、第1駆動量Dを補正せずに出力する(ステップS14)。
第3駆動処理部153は、第1駆動処理部151が第1動作モードである間は、第2駆動量Dをそのまま光源駆動量Dとして出力する(ステップS15)。この結果、光量検出部13では、入力画像データIの内容に影響を受けることなく、光源部12の発光特性の経年変化など長期的な特性の変化による各色の光量変化を検出することが可能となる。また、第3駆動処理部153は、第1駆動処理部151が第2動作モードとなった後には(ステップS14)、入力画像データIに応じて第2駆動量Dを補正し(ステップS7)、光源駆動量Dを生成するため、コントラストの高い高画質な画像を表示可能となるとともに、消費電力の削減にも寄与する。
《1−3》実施の形態1の効果
以上に説明したように、実施の形態1に係る画像表示装置1においては、通常の画像表示モードである第2動作モードではコントラストの高い高画質な画像表示を提供することができ、第1動作モードでは特性の経年変化などのような長期的な特性の変化に起因する光源部12の駆動量に対する発光強度の変化を高精度に検出でき、高精度に補正できるという効果がある。
《1−4》実施の形態1の変形例
光源部12を構成する発光体としては、赤色、緑色、青色のLED又はレーザー光源を用いることができる。また、赤色、緑色又は青色のLEDやレーザー光源とその補色の光を発する光源を組み合わせて使用することもできる。一例としては、赤色のレーザー光源とその補色であるシアン色のLEDの組合せを用いることができる。複数色の発光体を備えることで、画像表示装置の色再現範囲を拡大できるという効果があり、この効果は、発光体が発する光の色純度が高いほど大きくなる。また、赤色のレーザー光源とシアン色のLEDの組合せを用いる場合には、使用される発光体が2種類となり、赤色、緑色、青色の3色のLEDやレーザー光源を使用する場合と比較して構成が簡単となるとともに、各色の発光体の駆動量の制御も容易となるという効果がある。
上記説明では、動作開始信号Cが入力されて以降の動作について説明したが、画像表示装置の起動時に動作開始信号が入力されない場合には、第1駆動処理部151は、第2動作モードのままであり、第2記憶部17に記憶されている基準駆動量Dを第1駆動量Dとして出力することになる。
また、画像表示装置の終了時に動作開始信号が入力される場合には、動作開始信号Cが入力された以降は、表示用画像データIを、黒を表示するデータとすることが望ましい。このようにすることにより、第1駆動処理部151が第1動作モードから第2動作モードに変わるまでの時間をユーザーが意識することなく、瞬時に画像表示装置が終了したように印象付けることができる。また、第1駆動処理部151が第1動作モードの時に表示用画像データIを、黒を表すデータとしていれば、光源部12に備える各色の発光体を色毎に順次点灯し、それに同期して光量を検出することができる。この場合には、光量検出部13は、カラーセンサではなく、モノクロの光センサで構成することができ、コストの低減が可能となる。
《2》実施の形態2.
《2−1》実施の形態2の構成
図4は、本発明の実施の形態2に係る画像表示装置2(すなわち、実施の形態2に係る画像表示方法を実施することができる装置)の構成を概略的に示すブロック図である。また、図5は、図4に示される光源駆動部25の構成の一例を概略的に示すブロック図である。さらに、図6は、実施の形態2に係る画像表示装置2の光源駆動部25による動作(すなわち、実施の形態2に係る画像表示方法)の一例を示すフローチャートである。図4において、図1(実施の形態1)に示される構成と同一又は対応する構成には、同じ符号を付す。また、図5において、図2(実施の形態1)に示される構成と同一又は対応する構成には、同じ符号を付す。さらに、図6において、図3(実施の形態1)に示されるステップと同一又は対応する構成には、同じ符号を付す。
図4に示されるように、実施の形態2に係る画像表示装置2は、表示用画像データ生成部10、光変調部11、光源部22、光量検出部13、温度検出部14、光源駆動部25、第1記憶部16、第2記憶部17、及び第3記憶部18を備えている。また、図5に示されるように、光源駆動部25は、第1駆動処理部151、第2駆動処理部152、第3駆動処理部253を有している。光源部22及び第3駆動処理部253の構成及び機能以外の点については、実施の形態2に係る画像表示装置2は、基本的に、実施の形態1に係る画像表示装置1と同じである。
光源部22では、光変調部11(例えば、液晶パネル)の中の複数の画像表示領域の各々についての照明光の光量(すなわち、光変調部11の複数の画像表示領域の各々に対応する発光体の発光量)が個別に制御される。第3駆動処理部253は、光変調部11の複数の画像表示領域の各々について異なる光源駆動量Dを与えることができるように構成されている。言い換えれば、光変調部11は、複数の画像表示領域に区分されており、光源部22は、複数の画像表示領域にそれぞれ対応する複数の発光体を含み、光源駆動部25は、第2動作モードにおける光源駆動量の補正処理(ステップS7)において、複数の画像表示領域の各々の画像データに基づいて、複数の発光体のそれぞれに対応する光源駆動量を供給する。
《2−2》実施の形態2の動作
第3駆動処理部253は、第1駆動処理部151からの動作モード値が“1”
(第1動作モード)の場合には、第2駆動量Dをそのまま光源駆動量Dとして全ての照明領域に対応する発光体の駆動量として出力する。
一方、第3駆動処理部253は、動作モード値が“0”(第2動作モード)の場合には、入力画像データIを参照して照明領域毎に第2駆動量Dを補正することによって、光源駆動量Dを生成する。具体的に言えば、第3駆動処理部253は、入力画像データIの各フレームの平均輝度を画面内に設定された複数の画像表示領域の各々について検出する。この画面内の画像表示領域は、対応する光源部の照明領域と一致するように決定される。第3駆動処理部253は、検出した画像表示領域毎の平均輝度を数フレーム分累積する。第3駆動処理部253は、累積した平均輝度が低い場合には、小さな値、累積した平均輝度が高い場合には、大きな値となる0から1までの範囲の乗算係数を画像表示領域毎に生成する。第3駆動処理部253は、生成した乗算係数を、第2駆動量Dに乗じることにより、光源駆動量Dを生成する。このように動作することで、入力画像データIの平均輝度が高い領域の照明光は、より明るくなり、入力画像データIの平均輝度が低い領域の照明光は、より暗くなる。これにより、画像内の明るい領域と暗い領域とのコントラスト感が向上するとともに、平均輝度の低い領域に対して照明光が暗くなることで消費電力の低減効果がある。
また、実施の形態1と同様に、第1駆動処理部151が第1動作モードの場合には、第3駆動処理部253は、第2駆動量Dをそのまま光源駆動量Dとして出力するので、光量検出部13では、入力画像データIの内容に影響を受けることなく、光源部22の発光特性の経年変化など長期的な特性の変化による各色の光量変化を検出することが可能となる。特に、光源部22の発光量が照明領域ごとに変化する場合、各領域の照明光の強さが相互に影響し合うため、光源部22の特性変化を検出することは非常に困難となるが、実施の形態2に係る画像表示装置2においては、入力画像データIの内容に影響を受けることなく、光源部22の発光特性の経年変化など長期的な特性の変化による各色の光量変化を高精度に検出し高精度に補正でき、かつ、コントラストの高い高画質の表示画像を提供することが可能となる。
上記動作以外の点について、実施の形態2に係る画像表示装置2の動作は、基本的に、実施の形態1に係る画像表示装置1の動作と同じである。
《2−3》実施の形態2の効果
以上に説明したように、実施の形態2に係る画像表示装置2においては、通常の画像表示モードである第2動作モードではコントラストの高い高画質な画像表示を提供することができ、第1動作モードでは特性の経年変化などのような長期的な特性の変化に起因する光源部22の駆動量に対する発光強度の変化を高精度に検出でき、高精度に補正できるという効果がある。
《3》実施の形態3.
《3−1》実施の形態3の構成
図7は、本発明の実施の形態3に係る画像表示装置3(すなわち、実施の形態3に係る画像表示方法を実施することができる装置)の構成を概略的に示すブロック図である。また、図8は、図7に示される光源駆動部35の構成の一例を概略的に示すブロック図である。さらに、図9は、実施の形態3に係る画像表示装置3の光源駆動部35による動作(すなわち、実施の形態3に係る画像表示方法)の一例を示すフローチャートである。図7において、図1(実施の形態1)に示される構成と同一又は対応する構成には、同じ符号を付す。また、図8において、図2(実施の形態1)に示される構成と同一又は対応する構成には、同じ符号を付す。さらに、図9において、図3(実施の形態1)に示されるステップと同一又は対応する構成には、同じ符号を付す。
実施の形態3に係る画像表示装置3は、図7に示されるように、実施の形態1における温度検出部14(図1)を備えていない点、及び、図8に示されるように、光源駆動部35が実施の形態1における第2処理駆動部152(図2)を備えていない点において、実施の形態1に係る画像表示装置1と相違する。また、実施の形態3に係る画像表示装置3の動作(画像表示方法)は、図9に示されるように、実施の形態1におけるステップS3及びS4(図3)が無い点において、実施の形態1に係る画像表示装置1の動作(画像表示方法)と相違する。他の点については、実施の形態3に係る画像表示装置3は、基本的に実施の形態1に係る画像表示装置1と同じである。
《3−2》実施の形態3の動作
実施の形態3に係る画像表示装置3において、光源駆動部35は、動作モードを第1動作モード(動作モード値=“1”)又は第2動作モード(動作モード値=“0”)のいずれかに切り替えるモード切替処理、並びに、第1動作モードでは画像データIに基づく光源駆動量の補正処理を実行せず(ステップS6)、第2動作モードでは画像データIに基づく光源駆動量の補正処理(ステップS7)を実行して、光源部12に供給される光源駆動量Dを生成する光源駆動量生成処理(ステップS6〜S8)を実行する。
光源駆動部35は、動作モードが第1動作モードであるときに、第1駆動量Dを生成又は取得する処理(ステップS2又はS14,S15)を実行し、第1駆動量Dに対応する値を持つ光源駆動量Dを生成する。次に、光源駆動部35は、光源駆動量Dにより光源部12を駆動したときに光量検出部13が検出した光量を、適正光量Lと比較した結果が、所定条件を満たすかどうかを判断する判断処理(ステップS8〜S11)を実行する。光源駆動部35は、判断処理において所定条件を満たすと判断したときには、第2記憶部17に記憶されている基準駆動量Dの値を第1駆動量Dの値に変更する基準駆動量変更処理(ステップS12)、及び、動作モードを第2動作モードに切り替える第2動作モード設定処理(ステップS13)を実行し、判断処理において所定条件を満たさないと判断したときには、検出光量データLに応じて、第1駆動量Dの値を変更する駆動量変更処理(ステップS15)を実行する。
このように、実施の形態1におけるステップS3及びS4(図3)が無い点を除いては、実施の形態3に係る画像表示装置3の動作(画像表示方法)は、基本的に実施の形態1に係る画像表示装置1の動作(画像表示方法)と同じである。
《3−3》実施の形態3の効果
以上に説明したように、実施の形態3に係る画像表示装置3においては、通常の画像表示モードである第2動作モードではコントラストの高い高画質な画像表示を提供することができ、第1動作モードでは特性の経年変化などのような長期的な特性の変化に起因する光源部12の駆動量に対する発光強度の変化を高精度に検出でき、高精度に補正できるという効果がある。
また、実施の形態3に係る画像表示装置3は、光源部12の発光体として温度依存性の低い発光体を使用した場合、又は、光源部12の温度をほぼ一定に維持することができる機能を備えている場合などにおいて、有効であり、構成の簡素化を実現できる。
なお、実施の形態3に示されるような構成を、実施の形態2に適用することも可能である。
1,2,3 画像表示装置、 10 表示用画像データ生成部、 11 光変調部、 12,22 光源部、 13 光量検出部、 14 温度検出部、 15,25,35 光源駆動部、 16 第1記憶部、 17 第2記憶部、 18 第3記憶部、 121,221 発光体、 151 第1駆動処理部、 152 第2駆動処理部、 153,253,353 第3駆動処理部。

Claims (9)

  1. 光源駆動量を受け取り、該光源駆動量に対応する光量の照明光を出射する光源部と、
    入力される画像データに応じて前記照明光を変調して画像を表示する光変調部と、
    前記照明光の光量を検出し、検出された前記光量を示す検出光量データを出力する光量検出部と、
    前記照明光の適正光量を記憶する第1記憶部と、
    前記光源駆動量の基準値である基準駆動量を記憶する第2記憶部と、
    動作モードを第1動作モード又は第2動作モードのいずれかに切り替えるモード切替処理、並びに、前記第1動作モードでは前記画像データに基づく前記光源駆動量の補正処理を実行せず、前記第2動作モードでは前記画像データに基づく前記光源駆動量の補正処理を実行して、前記光源駆動量を生成する光源駆動量生成処理を実行する光源駆動部と
    を有し、
    前記光源駆動部は、前記動作モードが前記第1動作モードであるときに、
    第1駆動量を生成又は取得する処理を実行し、
    前記第1駆動量に対応する値を持つ前記光源駆動量を生成し、該光源駆動量により前記光源部を駆動したときに前記光量検出部が検出した光量を、前記適正光量と比較した結果が、所定条件を満たすかどうかを判断する判断処理を実行し、
    前記判断処理において前記所定条件を満たすと判断したときには、前記第2記憶部に記憶されている前記基準駆動量の値を前記第1駆動量の値に変更する基準駆動量変更処理、及び、前記動作モードを前記第2動作モードに切り替える第2動作モード設定処理を実行し、
    前記判断処理において前記所定条件を満たさないと判断したときには、前記検出光量データに応じて、前記第1駆動量の値を変更する駆動量変更処理を実行するように構成されている
    ことを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記光源部の温度又は前記光源部の近傍の温度を検出し、検出された前記温度を示す検出温度データを出力する温度検出部をさらに有し、
    前記判断処理は、前記第1駆動量を前記検出温度データに応じて補正することによって第2駆動量を生成し、前記第2駆動量と同じ値を持つ前記光源駆動量により前記光源部を駆動し、このときに前記光量検出部が検出した光量を、前記適正光量と比較した結果が、所定条件を満たすかどうかを判断する処理である
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 所定の第1動作モード開始信号を受け取ってから前記第2動作モード設定処理において前記第2動作モードへの切り替えがなされるまで、前記光源駆動部の前記動作モードは、前記第1動作モードであることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像表示装置。
  4. 最大駆動量を記憶する第3記憶部をさらに有し、
    前記光源駆動部は、前記第1駆動量の値を変更する前記駆動量変更処理を、前記第1駆動量が前記最大駆動量を超えない範囲内で行う
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の画像表示装置。
  5. 前記光変調部は、複数の画像表示領域に区分されており、
    前記光源部は、前記複数の画像表示領域にそれぞれ対応する複数の発光体を含み、
    前記光源駆動部は、前記第2動作モードにおける前記光源駆動量の補正処理において、前記複数の画像表示領域の各々の画像データに基づいて、前記複数の発光体のそれぞれに対応する前記光源駆動量を供給する
    ことを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の画像表示装置。
  6. 前記光源部は、複数の発光体を含み、
    前記光源駆動量は、前記複数の発光体の各々に供給される電流の電流値、及び、前記複数の発光体の各々の発光時間の少なくとも一方を含む量である
    ことを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の画像表示装置。
  7. 前記複数の発光体は、赤色の光を放射する赤色発光体、緑色の光を放射する緑色発光体、及び青色の光を放射する青色発光体を含むことを特徴とする請求項6に記載の画像表示装置。
  8. 前記複数の発光体は、赤色、緑色及び青色の少なくとも一つの色の補色の光を発光する発光体をさらに含むことを特徴とする請求項7に記載の画像表示装置。
  9. 光源駆動量を受け取り、該光源駆動量に対応する光量の照明光を出射する光源部と、
    入力される画像データに応じて前記照明光を変調して画像を表示する光変調部と、
    前記照明光の光量を検出し、検出された前記光量を示す検出光量データを出力する光量検出部と、
    前記照明光の適正光量を記憶する第1記憶部と、
    前記光源駆動量の基準値である基準駆動量を記憶する第2記憶部と、
    動作モードを第1動作モード又は第2動作モードのいずれかに切り替えるモード切替処理、並びに、前記第1動作モードでは前記画像データに基づく前記光源駆動量の補正処理を実行せず、前記第2動作モードでは前記画像データに基づく前記光源駆動量の補正処理を実行して、前記光源駆動量を生成する光源駆動量生成処理を実行する光源駆動部と
    を有する装置が実行する方法であって、
    前記光源駆動部は、前記動作モードが前記第1動作モードであるときに、
    第1駆動量を生成又は取得する処理を実行し、
    前記第1駆動量に対応する値を持つ前記光源駆動量を生成し、該光源駆動量により前記光源部を駆動したときに前記光量検出部が検出した光量を、前記適正光量と比較した結果が、所定条件を満たすかどうかを判断する判断処理を実行し、
    前記判断処理において前記所定条件を満たすと判断したときには、前記第2記憶部に記憶されている前記基準駆動量の値を前記第1駆動量の値に変更する基準駆動量変更処理、及び、前記動作モードを前記第2動作モードに切り替える第2動作モード設定処理を実行し、
    前記判断処理において前記所定条件を満たさないと判断したときには、前記検出光量データに応じて、前記第1駆動量の値を変更する駆動量変更処理を実行する
    ことを特徴とする画像表示方法。
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