JP4508739B2 - 染毛剤の表示方法及び宣伝媒体 - Google Patents

染毛剤の表示方法及び宣伝媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP4508739B2
JP4508739B2 JP2004181391A JP2004181391A JP4508739B2 JP 4508739 B2 JP4508739 B2 JP 4508739B2 JP 2004181391 A JP2004181391 A JP 2004181391A JP 2004181391 A JP2004181391 A JP 2004181391A JP 4508739 B2 JP4508739 B2 JP 4508739B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
color
sample
dyeing
hair dye
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004181391A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006000479A5 (ja
JP2006000479A (ja
Inventor
信博 岩崎
綾乃 堀井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pola Chemical Industries Inc
Original Assignee
Pola Chemical Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pola Chemical Industries Inc filed Critical Pola Chemical Industries Inc
Priority to JP2004181391A priority Critical patent/JP4508739B2/ja
Publication of JP2006000479A publication Critical patent/JP2006000479A/ja
Publication of JP2006000479A5 publication Critical patent/JP2006000479A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4508739B2 publication Critical patent/JP4508739B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、毛髪の染毛剤による仕上がり状態の表示方法及び/又は宣伝媒体に関する。さらに詳しくは、染毛剤を実際に使用することなく、染毛剤使用後の毛髪の染毛仕上がり状態を簡便に、且つ、イメージ通り予測し、染毛剤を選択するための染毛剤の表示方法及び/又は宣伝媒体に関する。
従来より、ヘアカラーやヘアマニキュアなどの染毛剤を用いて、毛髪を所望の色に染毛する、「おしゃれ染め」や「毛髪のカラーリング」が広く行われている。このおしゃれ染め等は、これまでは美容院等に於いて専門の美容師が行うことが多かった。近年、素人でも手軽に使用できる染毛剤が各種市販されるようになり、化粧品店や薬局等で染毛剤を購入して、家庭に於いて自分で染毛、染髪を行うケースが増えてきている。
このような状況下で、毛髪の新生及び/又は成長に応じて、毛髪全体を均一な色にするために染め直す、或いは異なる色に染め替えるといった需要が生じている。このような染め直し、或いは染め替えの際には、染毛を行っていない本来の毛髪(以下、新生毛)の色とともに、既に染めたことのある毛髪(以下、既染毛)、及び生来明るい毛髪等の色を考慮しなければならない。これは、既染毛部若しくは生来の明るい毛髪に於いては、新生毛部を染めた場合に比較して、明度及び/又は彩度が高い染毛仕上がり状態になってしまい、顧客の所望する染毛仕上がりが十分達成できないためである。言い換えれば、専ら染毛を業としないものが染毛剤の選択に際して、的確にイメージ通りの染毛剤を選択する技術の開発が望まれていたと言える。
そこで、新生毛部と既染毛部若しくは生来の明るい毛髪部とに対しては、異なる染毛剤を使い分けることが一般的に行われている。新生毛部の染毛剤の選択は、従来の色見本を用いて容易に選択できるが、既染毛部若しくは生来の明るい毛髪部に対しては、明度及び/又は彩度が高い染毛仕上がり状態になるという難点があった。このため、美容師や理容師が経験的に対応することが行われているが、顧客自身で、より的確且つ簡便に対応する手段の開発が望まれていた。かかる手段として、染毛前と染毛後の染毛サンプルを掲示する方法(例えば、特許文献1参照)、染毛剤と染色表示を同心回転板に配置する方法(例えば、特許文献2参照)、染毛前と染毛後の染毛色及びその明度値を同時表示する方法(例えば、特許文献3参照)、事前に求めた染毛前後の色情報の関係式によって染毛状態の色を予測する方法(例えば、特許文献4参照)、或いはモニター画面上で染毛後の髪色をシミュレーションする方法(例えば、特許文献5参照)が存するが、大々的な装置が必要、説明者が必要、細かすぎたり大雑把すぎて染毛仕上がりイメージが予測できない等の課題があり、顧客が直感的に理解し顧客自身が簡便に使用し、イメージ通りの染毛剤を選択できるような方法は知られていなかった。
特開平7−171018号公報 特開平8−228837号公報 特開2003−204819号公報 特開2004−144569号公報 特許第3459400号公報
本発明はこの様な状況下為されたものであり、染毛を専ら業としない、顧客自身が実際に使うことなく、染毛剤使用後の毛髪の染毛仕上がり状態を簡便に予測し、抱いたイメージ通りの染毛剤を選択する手段を提供することを課題とする。
この様な状況に鑑みて、本発明者は、染毛仕上がり状態を簡便に予測し、イメージ通りの染毛剤を選択する技術を求めて、鋭意研究努力を重ねた結果、染毛仕上がり色を配置したマトリックスと、毛を連続染色したサンプルと初回染毛サンプルとを構成とする染毛剤の表示によって、染毛剤使用後の毛髪の染毛仕上がり状態を簡便に予測して染毛剤を選択できることを見出し、発明を完成させるに至った。即ち、本発明は以下に示すとおりである。
(1)1)染毛剤による染毛仕上がりを表す色相と明度のマトリックス上に、おしゃれ染めと白髪染めとを区別して、染毛仕上がり色を配置したマトリックスと、2)毛を連続染色したサンプルと初回染毛サンプルとを構成とする染毛剤の表示方法及び/又は宣伝媒体。
(2)前記色相と明度のマトリックス上に配置した染毛仕上がり色として、該仕上がり色と仕上がり色の名称を表示することを特徴とする、(1)に記載の表示方法及び/又は宣伝媒体。
(3)前記色相と明度のマトリックス上に於いて、色相及び/又は明度が複数個配列することを特徴とする、(1)又は(2)に記載の表示方法及び/又は宣伝媒体。
(4)前記毛を連続染色したサンプル及び/又は初回染毛サンプルとして、毛又は人工毛を使うことを特徴とする、(1)〜(3)何れか1項に記載の表示方法及び/又は宣伝媒体。
(5)前記毛を連続染色したサンプル及び/又は初回染毛サンプルとして、画像を使うことを特徴とする、(1)〜(4)何れか1項に記載の表示方法及び/又は宣伝媒体。
(6)連続染色したサンプルとして、毛又は人工毛を用い、初回染毛サンプルとして、画像を用いることを特徴することを特徴とする、(1)〜(5)何れか1項に記載の表示方法及び/又は宣伝媒体。
(7)同一の染毛剤で、連続染色したサンプルを初回染毛サンプルの下部に配することを特徴とする、(1)〜(6)何れか1項に記載の表示方法及び/又は宣伝媒体。
(8)前記1)色相と明度のマトリックスと前記2)連続染色したサンプルと初回染毛サンプルとを横に並べて配したことを特徴とする、(1)〜(7)何れか1項に記載の表示方法及び/又は宣伝媒体。
本発明によれば、染毛を専ら業としない、顧客自身が実際に使うことなく、染毛剤使用後の毛髪の染毛仕上がり状態を簡便に予測し、抱いたイメージ通りの染毛剤を選択する手段を提供することができる。
本発明は、染毛仕上がり状態を簡便に予測し、イメージ通りの染毛剤を選択するための染毛剤の表示方法及び/又は宣伝媒体であって、染毛剤による染毛仕上がりを表す色相と明度のマトリックス上に、おしゃれ染めと白髪染めとを区別して、染毛仕上がり色を配置したマトリックスと、毛を連続染色したサンプルと初回染毛サンプルとを構成とすることを特徴とする。以下に、更に詳細に説明を加える。
前記染毛仕上がり状態を簡便に予測は、染毛剤の購入に際しては、さほど時間を掛けずに染毛剤を選択したいに加えて、一度染毛してしまうと容易にやり直すことが困難であることから、顧客にとって非常に重要な判断事項である。加えて、大きな装置や説明者等なしの状況に於いて、顧客自身による購入の判断であり、顧客自身の直感や感性に訴えて、的確且つ迅速に判断できる予測手段であることが不可欠である。かような予測手段として、ヒトに於ける最大の情報処理を担う視覚情報を利用することが好ましく、その中でも色彩及び形状に関する情報は認知されやすいことから、より好ましい。かような色彩や形状に関する情報としては、例えば、2次元パターンであるマトリックス、及び実物のようなイメージが例示できる。
前記染毛仕上がり色を配置したマトリックスは、染毛剤による染毛仕上がりを表す色相と明度によって構成される。前記色相とは、色の三属性の一つで、有彩色の色を他の色と区別するよりどころとなる性質で、赤み・黄み・青みなどの色合いを言い、また、前記明度とは、色の三属性の一つで、色のもつ明るさ暗さの度合いを言う。染毛仕上がり色のマトリックスの色相及び/又は明度を複数個配列することで、顧客自身の所望する、染毛剤使用後の毛髪の染毛仕上がりイメージを直感的且つ容易に予測でき、該イメージを1〜数個に絞り易い。同時に、染毛仕上がり色の名称をマトリックス上に表記することで、1〜数個に絞られたイメージの仕上がり色の染毛剤名称をも確認、認識できる。これは、人間に於ける色認識が相対的なものであり、絶対色配座が認識しにくいことから、色選択の過ちを犯しやすいことを本発明者らは見出しており、体系的な色マトリックスにまとめ上げることにより、色認識を正確に行わせる効果を利用したものである。この様なマトリックスにより、自分の毛髪の色イメージを正確に形成させ、自分の選択すべき染毛剤を正しく認識することができる。
前記初回染毛サンプルとは、前記新生毛(染毛を行っていない本来の毛髪)に対して染毛剤で染毛したサンプルをいう。前記毛を連続染色したサンプルとは、前記既染毛(既に染めたことのある毛髪)に対して染毛剤で染毛したサンプルをいう。また、ここでは生来明るい毛髪も染毛仕上がり状態が既染毛と同じであるため、既染毛に同様に扱う。初回染毛として扱うか、連続染毛として扱うかの境界としては、染毛されるべき毛髪の色に於けるマンセル表色系での明度が2より小さいか、2以上であるかによって分けることが好ましい。即ち、マンセル値に於ける明度が2より小さい場合には初回染毛として扱い、2以上である場合には連続染毛として扱うことが好ましい。また、日本ヘアカラー協会から、黒髪をブリーチなどで明度を上げていった時の段階毎の明度と色調を示す11段階の毛髪レベルスケールが提案されており、これに従ってレベル6以下は初回染毛として扱い、レベル7以上である場合には連続染毛として扱うことも好ましい(Marcel,2001年3月1日号参照)。ここで、初回染毛と、連続染毛に分けるのは、この違いによって、同じ染毛剤を用いても、その仕上がりに於ける色彩効果が大きな差となるためである。この様な差を考慮しない染毛剤の選択に於いては、処置前に抱いていた仕上がりイメージと実際の仕上がりが異なり、染毛剤に対する満足度を損なうことを本発明者は見出している。
初回染毛サンプル及び毛を連続染色したサンプルの表示方法及び/又宣伝媒体として、人毛、人工毛及び/又は画像が例示できる。前記人毛又は人工毛は、視覚的な本物のイメージに手指からの触感情報が付加され、染毛剤による仕上がりイメージが明確になり、染毛剤の選択の判断をし易くするという好ましい影響を与え易い。人工毛としては、例えばナイロン100%が例示でき、均一な仕上がりやコスト面から、最も一般的に利用される。初回染毛に於いては、画像情報と、実際の処置後のイメージとが、連続染毛に比して、良く一致しているため、実際の毛髪サンプルに代えて、画像情報を用いることができる。それに比して、連続染毛に於いては、画像情報では表示しきれない、質感などの変化が著しいため、人工毛乃至は人毛のサンプルを提示し、イメージ形成を促すことが好ましい。
前記毛を連続染色したサンプルと初回染毛サンプルとの配置関係は、同一の染毛剤で、一対の対応関係にあれば、特に限定されるものではないが、連続染色したサンプルを初回染毛サンプルの下部に配することがより好ましい。これは、近年おしゃれ染めを行う人が多く、かような人を対象とした連続染色したサンプルを、仕上がりイメージの明確な人工毛を使用して媒体下部に添付することによって、インパクトの高い表示ができるためである。加えて、連続染毛であっても、毛髪の毛根付近部は初回染毛に近い状態であるので、上下に並べることにより、染毛剤で処置した場合の毛髪の全体的なイメージを確かめることもできる。
前記1)色相と明度のマトリックスと前記2)連続染色したサンプルと初回染毛サンプルとの配置関係は、特に限定されるものではないが、マトリックスとサンプルを横に並べて配することがより好ましい。これは、人の視覚の網膜特性によるもので、上下よりも左右の視野が広いため、左右に配置した方が媒体を容易に把握し、認識しやすいことによる。
前記1)色相と明度のマトリックスと前記2)連続染色したサンプルと初回染毛サンプルとの表示方法及び/又は宣伝媒体の形状及び/又は材質は、特に制限を受けるものではないが、顧客自身が容易に使用する上で、形状として脚を設けたり、或いはT字形構造を採ること、また、材質として、髪、厚紙、プラスティック板、ビニル板、或いはアクリル板等が、好ましく例示できる。又、CRT上への提示も本発明の技術範囲に属する。本発明に言う、表示方法とはこの様なCRT上などへの表示を意味する。
以下に、実施例を挙げて、本発明について更に詳細に説明を加えるが、本発明が、これら実施例にのみ限定されないことは言うまでもない。
本発明の表示方法及び宣伝媒体の1例を図1に示す。図1のように、色相と明度のマトリックスを左側に、連続染色したサンプルと初回染毛サンプルの仕上がりイメージを右側と、横に並べて配置している。マトリックスの縦方向の明度は、明度レベルで順に8段階に分け、明るい方におしゃれ染め、暗い方に白髪染めを配置する。マトリックスの横方向の色相は、色相に応じて茶〜ピンクの4段階に分ける。明度と色相のマトリックス上に配置した染毛剤による染毛仕上がり色として、該仕上がり色と仕上がり色の名称を表示する。かように配置することで、顧客自身の所望する染毛剤使用後の毛髪の染毛仕上がりイメージを直感的且つ容易に予測でき、該イメージを1〜数個に絞り、上がり色の染毛剤の名称も確認できる。
図1の右側の仕上がりイメージに於いては、同一の染毛剤に対応して、上段に染毛剤の仕上がりの色と仕上がり色の名称、中段に初回染毛サンプルの画像を、下段には連続染色したサンプルでナイロン製の人工毛を、それぞれ配置している。かように配置することで、明度と色相のマトリックス上に於いて、予測し絞られた、顧客自身が所望する染毛仕上がりイメージについて、初回染毛サンプルの画像或いは連続染毛のナイロン製人工毛で十分に確認でき、毛髪料の選択の判断が容易且つ的確になる。
<試験例1>
36名の女性被験者を対象に、本発明の表示方法及び宣伝媒体の広告効果を評価した。本発明の比較対照として、本発明に記載したマトリックス(色相と明度のマトリックス表示のみ)とサンプル(連続染色したサンプルと初回染毛サンプルの仕上がりイメージ表)を用いた。広告効果の評価項目として、媒体の印象(表示媒体を見たときの印象)、イメージ想起性(表示媒体を見たときの染毛剤の仕上がりイメージのし易さ)、購買意欲(表示媒体を見て染毛剤を購入してみたくなる意識)、選択予測性(染毛剤使用後に於ける、染毛仕上がり状態の予測しやすさ)、及び選択一致性(選択した染毛剤を使用したとき、予期したイメージの染毛剤を選択できたか)の5項目を設定した。評価方法は、年齢及び染毛の経験度に偏りのないように被験者を12名ずつの3群に分け、評価対照であるマトリックス、サンプル又は本発明のどれか1つを割り当て、評価させた。評価は5段階で、良い、やや良い、普通、やや悪い及び悪いのアンケート記入方式で、それぞれに評点5,4,3,2,1と数値化後、群別に平均値を計算し、図2のようにレーダーチャートに示した。レーダーチャートの外側ほど高評点で、良好な評価結果を示すが、図2より、5項目の全項目とも、本発明の表示方法及び宣伝媒体が最も良好な評価を得ていることが分かる。特に、選択予測性と選択一致性での評価が高く、本発明によって、顧客自身が染毛剤使用後の染毛仕上がり状態を簡便に予測し、抱いたイメージ通りの染毛剤を選択できていることが分かる。
実施例1の宣伝媒体のマトリックスとサンプルの配置を逆にしたもの、即ち、マトリックスを右に、サンプルを左に配したものを作成した(図3参照)。図3と、実施例1の1図1について、別途11名の女性被験者を対象に、実施例1と同様に評価を行った。
評価結果を図4に示す。イメージ想起性、選択予測性、及び選択一致性という認識に関わる項目において、左右の配置を逆にするという位置入替えで差異を示した。これより、配置を逆にした場合には認識形成促進効果が低下することがわかる。マトリックスとサンプルの配置の仕方が本発明では重要であることが分かる。
<試験例2>
無作為に選抜した被験者25名を用いて、本発明の宣伝媒体による色認識強化効果を試験した。即ち、被験者を5人ずつ5群に分け、1群にはキャメルブラウン、ブライトブラウン、ロゼブラウンの3色の染毛剤の1色で染毛した毛髪サンプル(人毛;連続染毛)を5分間提示した後、10分後にキャメルブラウン染毛サンプル、ブライトブラウン染毛サンプル、ロゼブラウン染毛サンプル(何れも人毛で連続染毛)を並べて提示し、前に提示したサンプルが何れであったかを問うた(コントロール群)。1群は初回のサンプル提示時に、3つの色をプロットした色彩マトリックスも提示して、同様の操作を行った(マトリックス提示群)。1群は初回サンプル提示時に、3つの染毛サンプル(人毛:連続染毛)も提示し、同様の操作を行った(染毛サンプル提示群)。1群は、初回のサンプルの提示時に実施例1の宣伝媒体も提示し、同様の操作を行った(実施例1提示群)。最後の1群は、初回のサンプルの提示時に実施例3の宣伝媒体も提示し、同様の操作を行った(実施例3提示群)。色の正解例数は、コントロール群が2例、マトリックス提示群が2例、染色サンプル提示群が3例、実施例1提示群が5例、実施例3提示群が4例であった。これより、色の絶対位置の記憶は困難であること、その様な色認識の強化に本発明の宣伝媒体が著効を示すことが判る。この様な効果が、実施例2及び実施例3の良好な評価結果に結びついていると勘案される。
本発明によって、専ら染毛を業としない顧客自身が、実際に使うことなく、染毛剤使用後の毛髪の染毛仕上がり状態を簡便に予測し、迅速且つ的確にイメージ通りの染毛剤を選択する方法を提供できる。
実施例1の染毛剤の宣伝媒体を示す図である(図面代用写真)。 実施例2の染毛剤の宣伝媒体の広告効果を示す図である。 実施例3の染毛剤媒体で、位置入替え例を示す図である(図面代用写真)。 実施例3の染毛剤の宣伝媒体の広告効果を示す図である。

Claims (4)

  1. 色相と明度とのマトリックス上に色が配置されることにより、染毛剤による染毛仕上がり色を示すマトリックスと、
    前記染毛剤によって毛を連続して染色した場合の染毛仕上がり色を示す、毛又は人工毛の連続染色サンプルと、
    前記染毛剤によって毛を初めて染色した場合の染毛仕上がり色を示す、画像の初回染毛サンプルと、を備え、
    前記連続染色サンプルは、該連続染色サンプルと同一の染毛剤によって毛を初めて染色した場合の染毛仕上がり色を示す前記初回染毛サンプルの下に配される、染毛仕上がり色の宣伝媒体
  2. 前記マトリックスは、該マトリックス上に配置された染毛仕上がり色の名称を更に示すことを特徴とする、請求項1に記載の染毛仕上がり色の宣伝媒体
  3. 前記マトリックスは、おしゃれ染めと白髪染めとを区別して、染毛剤による染毛仕上がり色を示すことを特徴とする、請求項1又は2に記載の染毛仕上がり色の宣伝媒体
  4. 前記マトリックスは、前記連続染色サンプルおよび前記初回染毛サンプルの横に配されることを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載の染毛仕上がり色の宣伝媒体
JP2004181391A 2004-06-18 2004-06-18 染毛剤の表示方法及び宣伝媒体 Expired - Fee Related JP4508739B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004181391A JP4508739B2 (ja) 2004-06-18 2004-06-18 染毛剤の表示方法及び宣伝媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004181391A JP4508739B2 (ja) 2004-06-18 2004-06-18 染毛剤の表示方法及び宣伝媒体

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2006000479A JP2006000479A (ja) 2006-01-05
JP2006000479A5 JP2006000479A5 (ja) 2006-12-14
JP4508739B2 true JP4508739B2 (ja) 2010-07-21

Family

ID=35769364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004181391A Expired - Fee Related JP4508739B2 (ja) 2004-06-18 2004-06-18 染毛剤の表示方法及び宣伝媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4508739B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6404386B2 (ja) * 2017-03-02 2018-10-10 花王株式会社 染毛剤選択方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0387222U (ja) * 1989-12-22 1991-09-04
JP2003024136A (ja) * 2001-07-17 2003-01-28 Shiseido Co Ltd 肌色とヘアカラー及びメーキャップのカラーバランスに基づく美容方法
JP2003038246A (ja) * 2001-07-31 2003-02-12 Kanebo Ltd 化粧品推奨方法およびそれに用いる化粧品情報シート
JP2003204819A (ja) * 2002-01-10 2003-07-22 Arimino Kagaku Kk 染毛剤選択用色見本

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0387222U (ja) * 1989-12-22 1991-09-04
JP2003024136A (ja) * 2001-07-17 2003-01-28 Shiseido Co Ltd 肌色とヘアカラー及びメーキャップのカラーバランスに基づく美容方法
JP2003038246A (ja) * 2001-07-31 2003-02-12 Kanebo Ltd 化粧品推奨方法およびそれに用いる化粧品情報シート
JP2003204819A (ja) * 2002-01-10 2003-07-22 Arimino Kagaku Kk 染毛剤選択用色見本

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006000479A (ja) 2006-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6959119B2 (en) Method of evaluating cosmetic products on a consumer with future predictive transformation
US7489816B2 (en) Advanced cosmetic color analysis system and methods therefor
DE60005020T2 (de) Farbauswahl kosmetischer produkte
EP1196893B1 (en) Colour cosmetic selection system
EP1089208A2 (en) Method for selecting cosmetics
WO2011024160A1 (en) A method and apparatus for providing hair dyeing composition
JP2005530589A (ja) 着色結果を予測するための方法及び装置
KR100767133B1 (ko) 메이크업 칼라 이미지 분류법 및 메이크업 칼라 이미지 맵
JP2016081075A (ja) 印象改善方法及び印象改善支援装置
JP2002150307A (ja) ヘアカラー商品提示方法及びヘアカラー商品検索装置
JP4508739B2 (ja) 染毛剤の表示方法及び宣伝媒体
JP2013008319A (ja) 髪色提示方法
JP3792286B2 (ja) ヘアカラーチャートの作成方法及びヘアカラーチャート作成装置
JP2005143655A (ja) ヘアカラーアドバイスツール、ヘアカラーアドバイスツール作成方法及びヘアカラーアドバイスツール作成装置
JP5782540B2 (ja) 美容カウンセリング方法
JP3691427B2 (ja) ファンデーションの選択・推奨方法およびそれに用いる装置
JP3143551U (ja) ヘアカラー選定用カラードレープセット
CN108292418B (zh) 信息提供装置及信息提供方法
JP2008006224A (ja) 顔画像の光沢色サンプル
KR100734339B1 (ko) 피부색과 헤어 컬러 및 메이크업의 컬러 밸런스에 기초한미용 방법
WO2023120534A1 (ja) 髪色関連情報の抽出方法
KR20190061852A (ko) 색채심리 기반 퍼스널 컬러 코칭 시스템 및 방법
JP2005222405A (ja) ファンデーションの推奨方法
WO2023120525A1 (ja) 印象変更支援方法
JP2001190525A (ja) ベースメーキャップ化粧料選択方法およびベースメーキャップ化粧料選択情報マップ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061031

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061031

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20061031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091208

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100406

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100427

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160514

Year of fee payment: 6

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees