JP4506886B2 - 映像変換装置、映像変換方法及びプログラム - Google Patents
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Description
図14は、従来の映画フィルムの処理の流れの例を示した図である。
フィルムカメラで撮影して得たネガフィルム81は、現像82が行われた後、オプチカルプリンタ83でマスターポジフィルム84へのプリントが行われる。さらに、マスターポジフィルム84から、デュプリケートネガ85が作成され、そのデュプリケートネガ85からプリントフィルム86が得られる。そのプリントフィルム86の現像で、上映用配給フィルム88が作成される。この上映用配給フィルム88が、映画館に配給されて、映画の上映に使用される。
さらに、デュプリケートネガフィルム85の選択95と、プリントフィルム86の選択96と、現像82のプロセスの選択97とが、撮影監督89の指示により行われる。なお、一部の映画では、この図14に示したフィルムの内の一部が省略される場合もある。
このように、撮影に使ったネガフィルムから上映用配給フィルムを得るまでの間の各フィルムの種類(フィルム会社の選択、フィルム種類や感度など)の選択を行うことで、撮影監督が意図した色調やコントラストを持った映像が得られるようになる。
そして、入力した映像信号に対して、色特性記憶処理で記憶された映画フィルムの種類による色特性と、色特性記憶処理で記憶された現像プロセスに色特性と、映画フィルムをプリントする際の色特性とを使った補正を実行する色特性補正処理を行う。
また、所定の操作画面での操作に基づいて、映画フィルムを処理する場合と同様に各項目を選択する選択処理を行う。この選択としては、ネガフィルムの選択と、その選択されたネガフィルムから上映用フィルムを得るまでの中間処理用フィルム及び上映用フィルムの選択を行う。さらに、それぞれ選択されたフィルムに対する現像プロセスの選択と、フィルムプリンタの色特性の選択とを行う。
この選択処理での選択に基づいて、色特性記憶処理で記憶されたそれぞれ選択された項目の色特性を読み出し、その読み出された全ての色特性による補正を、色特性補正処理で実行させる制御を行う。
以下の順序で一実施の形態を説明する。
1.装置構成の説明:図1
2.操作画面の例:図2〜図5
3.処理フローの例:図6
4.色補正処理の具体例:図7〜図13
5.一実施の形態の効果と変形例
図1は、本実施の形態の構成例を示した図である。
本実施の形態においては、ビデオカメラである撮像装置を使って得た映像信号から、映画の上映用配給フィルム(又は電子上映用映像信号)を作成するシステムに適用したものである。
映像信号入力部12に入力した映像信号は、色変換部13に供給する。色変換部13では、後述する操作に基づいて設定された色変換係数などに応じて、色変換処理を行う。色変換処理の詳細については後述する。ここでの色変換処理は、映像信号を構成する3原色信号の各色信号のレベルを補正する変換である。したがってここでの色変換処理には、色バランスの調整の他に、コントラスト調整などの輝度レベル全体の補正も含まれる。
なお、色変換部13で処理されたこれらの映像信号の内で、表示部14に供給する映像信号と出力部13aから出力させる映像信号は、プリントフィルム作成部15に供給する映像信号とは処理状態が異なる。その相違点については後述する。
現像プロセス係数確定部42で確定される係数は、ネガフィルムに対して施されることが想定される現像プロセスの、現像プロセス係数選択部32での選択に基づいたものである。
タイミング係数確定部43で確定される係数は、ネガフィルムからマスターポジフィルムに複写する際の、プリンタでの設定状態についての、タイミング係数設定部33での選択に基づいたものである。
マスターポジフィルム係数確定部44で確定される係数は、使用が想定されるマスターポジフィルムの、マスターポジフィルム係数選択部34での選択に基づいたものである。
デュプリケートネガフィルム係数確定部45で確定される係数は、使用が想定されるデュプリケートネガフィルムの、デュプリケートネガフィルム係数選択部35での選択に基づいたものである。
プリントフィルム係数確定部46で確定される係数は、使用が想定されるプリントフィルムのプリントフィルム係数選択部36での選択に基づいたものである。
現像プロセス係数確定部47で確定される係数は、プリントフィルムに対して施されることが想定される現像プロセスの、現像プロセス係数選択部47での選択に基づいたものである。
図2は、本実施の形態による表示部14での表示画面の例を示したものである。
この図2の表示部14の表示画面には、上側に映像表示領域14aがあり、編集中の映像が表示される。ここでの編集中の映像とは、色特性の補正が行われた映像である。
そして表示部14の表示画面の下側には、各選択項目の選択画面が表示させてあり、画面上のカーソルをいずれかの選択項目に合わせて、その選択項目についての選択が行える構成としてある。なお、図3〜図5は、図2に示した選択画面の各部の詳細を拡大して示した図である。
ネガフィルム係数選択部31を構成するネガフィルム選択表示31aと、現像プロセス係数選択部32を構成するネガフィルムの現像プロセス選択表示32aと、フィルム速度選択表示32b及び現像液温度表示32cを有する。
また、タイミング係数設定部33を構成する光学プリンタの3原色の光源のそれぞれの輝度調整を指示する色レベル選択表示33a,33b,33cを有する。
また、中間処理用フィルム選択として、マスターポジフィルム係数選択部34を構成するマスターポジフィルム選択表示34aと、デュプリケートネガフィルム係数選択部35を構成するデュプリケートネガフィルム選択表示35aとを有する。
また、プリントフィルム係数選択部36を構成するプリントフィルム選択表示36aと、現像プロセス係数選択部37を構成するプリントフィルムの現像プロセス選択表示37aとを有する。
即ち、例えば図3に示すように、ネガフィルム選択表示31aとしては、候補フィルム表示311を行うことで、映画のネガフィルムとして一般的に使用されているフィルムの製品番号を示す記号を、複数種類表示させる。その候補フィルム表示311の中から、いずれか1つのネガフィルムが選択操作されることで、その選択されたフィルムの記号がネガフィルム選択表示31aに表示される。
ネガフィルム選択表示31aでのフィルム種類の選択に連動して、その選ばれたフィルムの感度(ISO値)を感度表示31bで表示させる構成としてある。ここで候補として表示されるネガフィルムについては、それぞれのフィルムの色特性を再現する係数を、係数記憶部21に記憶させてある。選択が行われることで、その選択されたフィルムの補正係数が記憶部21から読み出される。
ここで選択可能な現像プロセスとしては、通常現像と、増感現像と、減感現像と、「銀のこし」と称される特殊な現像などの中から、今回適用を想定した現像を選択する構成としてある。また、図3に示すように、増感現像と減感現像については、その増感又は減感の程度を選択する表示32dを備える。これらの現像プロセスごとの色特性の係数値についても、係数記憶部21に記憶させてある。選択が行われることで、その選択された現像状態の補正係数が記憶部21から読み出される。
さらに図2に示すように、現像プロセスとして、現像時のフィルム速度選択表示32bと現像液温度選択表示32cとを備える構成としてある。このフィルム速度と現像液温度とがそれぞれの選択値である場合の係数値についても、係数記憶部21に記憶させてあり、その選択された現像状態の補正係数が記憶部21から読み出される。なお、現像時のフィルム速度や現像液温度については、増感現像などの現像プロセスの選択で、自動的に適正な値が設定されるようにしてあり、その上で、フィルム速度や現像液温度をさらに調整できるようにしてある。
次に、図6のフローチャートを参照して、図1の構成で色補正係数の記憶部21からの読み出しと、その読み出された係数に基づいて、補正係数を算出する処理例を説明する。
まず、ネガフィルム種類として選択されたフィルムの係数を読み出す(ステップS11)。次に、ネガフィルムの現像プロセスとして選択されたものの係数を読み出す(ステップS12)。次に、現像時のフィルム速度及び温度として選択されたものの係数を読み出す(ステップS13)。次に、フィルムプリンタの各原色(RGB)の光源輝度の設定値に基づいた係数を読み出す(ステップS14)。さらに、マスターポジフィルムとして選択されたフィルムの係数を読み出す(ステップS15)。次に、デュプリケートネガフィルムとして選択されたフィルムの係数を読み出す(ステップS16)。次に、上映用配給フィルムとして選択されたフィルムの係数を読み出す(ステップS17)。次に、上映用配給フィルムの現像プロセスとして選択された状態の係数を読み出す(ステップS18)。
さらに、これとは別に、上映用フィルムの種類による係数と、その上映用フィルムの現像プロセスによる係数を除いた総合的な補正係数を算出する(ステップS21)。その算出された補正係数による色補正を行った映像信号については、プリントフィルム作成部15に供給する(ステップS22)。
従って、実際のフィルム処理で映画製作を行う場合と同様の選択で、最終的に得られる色調やコントラストなどを確認できるようになる。このため、フィルムによる編集に熟練した者が、フィルムなどを選択する場合と同様の操作性で、簡単に所望の色調の上映用配給フィルムが得られるようになる。
次に、本実施の形態で適用される色補正処理の具体例について、図7〜図15を参照して説明する。
図7は、図1の色変換部13の具体例を示したものである。
この図7の例では、色変換部13の内部の例を示してある。色変換部13は、入力部2と、1Dテーブル部3と、3Dテーブル部4と、出力部5とを有して構成される。
1Dテーブル部3は、R値、G値、B値のそれぞれに対応してR値用の1次元ルックアップテーブル3a(以下、R用1DLUT)、G値用の1次元ルックアップテーブル3b(以下、G用1DLUT)、B値用の1次元ルックアップテーブル3c(以下、B用1DLUT)を備える。そして1Dテーブル部3は、これらの1DLUT3a,3b,3cを参照して、入力されるR値、G値、B値を1次元変換し、出力する。
3Dテーブル部4は、1Dテーブル部3から入力されるR値、G値、B値から1つの格子点(変換係数ポイント)を参照し、出力するR’値、G’値、B’値を得る。
出力部5は、3Dテーブル部4で得られたRGB値の映像データ、つまり色域変換がなされた映像データを出力する。
3DLUT41における入力R値の軸と、R用1DLUT3aについて考える。
図9に示すように、3DLUT4aのR軸を基準にしてみると、それぞれ5つの格子点によるR軸の1次元系列として系列A、系列B・・・系列Yの25単位の系列が存在する。各系列は、それぞれG値及びB値を固定としたときのR値の入出力値の変換係数をもつ系列である。
この25個の系列のうち、系列A〜系列EのR値の変換係数を示したものが図10である。図10は横軸を入力R値、縦軸を出力R値としている。また3DLUT4aでは1つの系列の変換係数は5つ、つまりR値の最小値から最大値までが5段階に分けられるものであるが、図10では1つの系列に付き11個の変換係数の状態としている。この場合、R値の最小値から最大値までが11段階にわけられるものであるが、各段階を最小値0、最大値1として、1/10、2/10・・・で示している。
但し、この図10における各系列の変換係数は、本例のように1DLUTを用いるものではなく、従来のように3DLUTのみで色域変換を行うことを想定した場合の変換係数である。
ここで、系列A〜系列Yについて、各段階での値の分散値を計算した結果、図11のようになったとする。これは、R値についての平均的な変換係数を示すものであり、つまり3次元変換にかかる各系列のR値の変換係数の共通な1次元成分であるといえる。
R用1DLUT3aは、この図11のような1次元成分での11段階の変換係数によるR値の変換を行うものとされる。
例えば図10の系列Aの各変換係数を、図11の共通の変換係数を除算した変換係数を、図9の3DLUT4aの系列Aの各格子点におけるR値の変換係数として持てばよい。
また図10の系列Bの各変換係数を、図11の共通の変換係数を除算した変換係数を、図9の3DLUT4aの系列Bの各格子点におけるR値の変換係数として持てばよい。他の系列についても同様に3DLUT4aでのR値の変換係数が定まる。
系列A〜Yのうちの或る系列での5つの格子点のR値の変換係数は例えば図12のようになり、その変換係数は直線からの乖離の少ないものとなる。
つまりR用1DLUT3aは、R値について入力色域から出力色域に変換する3次元変換における共通な1次元変換成分の変換を行う。
G用1DLUT3bは、G値について入力色域から出力色域に変換する3次元変換における共通な1次元変換成分の変換を行う。
B用1DLUT3cは、B値について入力色域から出力色域に変換する3次元変換における共通な1次元変換成分の変換を行う。
そして3DLUT4aは、入力色域から出力色域に変換する3次元変換において、R、G、B各値についての上記共通な1次元変換成分を除いた3次元変換成分の変換を行う。
なお、3DLUT4aを5×5×5とするのは説明上の一例であるが、例えば3DLUT4aを17×17×17の構造とする場合は、1DLUT3a,3b,3cはそれぞれ32個や64個など、より多数の変換係数の1次元変換軸構造とすればよい。
そこで本例では3DLUT4aの格子点を扱いやすい適当な値として、例えば17×17×17程度に設定する。そして、3DLUT4aは別に1次元の変換テーブルとして、R、G、B各値に対応する1DLUT3a,3b,3cを用意する。
そして本来の3次元変換係数から共通の1次元成分を抽出し、1次元変換係数とする。3DLUT4aでの各変換係数は、3次元上での元々の変換係数と上記1次元変換係数の乖離分としての係数とする。
このようにして1次元変換係数と3次元変換係数を分けて別々に処理することにより、3DLUT41では小さな値の三次元変換係数での処理が可能となり、その変換誤差や画質劣化を最小限に抑えることができる。
また1DLUT3a,3b,3cでは、3DLUT4aよりも多数の変換係数で処理することで、変換係数の共通成分については、より精密な変換が行われることになり、3DLUT4aが変換係数の少ない比較的小規模のものであっても、高精度の色域変換が実現されるものとなる。
たとえば、三次元空間をRGBの色域空間立体とした場合17×17×17の三次元RGBの変換係数から17×17×17の三次元RGB係数とRGBそれぞれに17個の1次元変換係数を求め、その1次元変換係数を補完して64個にして画像変換誤差を少なくすることが可能である。例えば図13(a)のような1次元変換係数に対して補間を行って、図13(b)のような、より多数の1次元変換係数を生成する手法である。
以上説明したように、本実施の形態によると、図2に示した如き操作画面で、映画フィルムとしてポジフィルムから上映用配給フィルムまでを得る場合と同じフィルム種類の選択や、現像プロセスの選択や、フィルムプリンタの特性選択などで行える。従って、撮影監督などの操作者が、映画フィルムを処理するスキルを利用して、電子撮像方式の映像信号を、映画フィルムと同じ色調やコントラストとする処理が可能となる。
この場合、操作を行って処理される映像そのものは、表示部の表示画面で確認できるため、処理結果を確認しながらの操作が行える。
また、出力部13aから出力される映像信号についても、最終的に上映用フィルムの選択や現像まで含めた色補正処理が行われた映像であり、ビデオプロジェクタを使って電子上映される場合の映像信号や、ディスクなどの媒体に記録して販売するコンテンツ用として、正しく調整された映像信号となる。
また、図1に示した装置は、色特性を補正する専用の装置として構成させた例としたが、情報処理装置として構成された各種コンピュータ装置に、本例の処理を実行するプログラム(ソフトウェア)を実装させて、同様の装置として機能するように構成してもよい。この場合には、図2に示した如き表示と操作を行うプログラムと、その操作に基づいて図6のフローチャートに示した如き色変換処理を行うプログラムを用意すればよい。
また、図7以降を参照して説明した色変換処理は、一例を示したものであり、この例に限定されない。さらに、図2〜図5に示した操作画面の例についても一例を示したものであり、これらの表示例に限定されない。例えば、図2に示した選択項目の内の一部を省略するようにしてもよい。また、フィルム種類の記号なども一例を示したものであり、表示例に限定されるものではない。
Claims (8)
- 複数種類の映画フィルムの色特性と、前記映画フィルムを現像する際の複数種類の現像プロセスによる色特性と、フィルムプリンタの調整による色特性を記憶する色特性記憶部と、
入力した映像信号に対して、前記色特性記憶部に記憶された映画フィルムの種類による色特性と、前記色特性記憶部に記憶された現像プロセスに色特性と、前記映画フィルムをプリントする際の色特性とを使った補正を実行し、補正された映像信号を出力する色特性補正処理部と、
所定の操作画面での操作に基づいて、ネガフィルムの選択と、その選択されたネガフィルムから上映用フィルムを得るまでの中間処理用フィルム及び上映用フィルムの選択と、それぞれ選択されたフィルムに対する現像プロセスの選択と、フィルムプリンタの色特性の選択とを実行させる選択部と、
前記選択部での選択に基づいて、前記色特性記憶部に記憶されたそれぞれ選択された項目の色特性を読み出し、その読み出された全ての色特性による補正を、前記色特性補正処理部で実行させる制御部とを備えた
映像変換装置。 - 前記選択部での操作画面表示は、少なくとも、ネガフィルムの選択画面と、ネガフィルムの現像プロセスの選択画面と、ネガフィルムをフィルムプリンタでプリントする際の色特性の選択画面と、中間処理用フィルムの選択画面と、上映用フィルムの選択画面と、上映用フィルムの現像プロセスの選択画面とを備えた
請求項1記載の映像変換装置。 - 前記選択部で選択された状態に応じて前記色特性補正処理部で色特性補正処理が実行された映像信号による映像を、前記操作画面とともに表示させる映像表示部を備えた
請求項2記載の映像変換装置。 - 前記色特性補正処理部は、色特性補正された映像信号として、前記選択部で選択された全ての項目による色補正が行われた第1の補正済み映像信号の出力と、上映用フィルムの選択による色補正と上映用フィルムの現像プロセスの選択による色補正を除いた色補正が行われた第2の補正済み映像信号の出力とを行い、
前記第1の補正済み映像信号を、上映用フィルムを作成するための映像信号とし、
前記第2の補正済み映像信号を、前記映像表示部に表示させるための映像信号とした
請求項3記載の映像変換装置。 - 前記現像プロセスの選択画面は、少なくとも、フィルム現像時の増感又は減感の有無を選択する操作画面を有する
請求項2記載の映像変換装置。 - 前記色特性補正処理部は、
入力した映像信号を構成する三次元色域の第1,第2,第3の色データを、第1,第2,第3の1次元ルックアップテーブルでそれぞれ1次元変換する1次元変換部と、
前記1次元変換部で1次元変換された前記第1,第2,第3の色データを、3次元ルックアップテーブルで3次元変換し、出力する映像信号を構成する第1,第2,第3の色データを得る3次元変換部とを備える
請求項2記載の映像変換装置。 - 複数種類の映画フィルムの色特性と、前記映画フィルムを現像する際の複数種類の現像プロセスによる色特性と、フィルムプリンタの調整による色特性を記憶する色特性記憶処理と、
入力した映像信号に対して、前記色特性記憶処理で記憶された映画フィルムの種類による色特性と、前記色特性記憶処理で記憶された現像プロセスに色特性と、前記映画フィルムをプリントする際の色特性とを使った補正を実行し、補正された映像信号を出力する色特性補正処理と、
所定の操作画面での操作に基づいて、ネガフィルムの選択と、その選択されたネガフィルムから上映用フィルムを得るまでの中間処理用フィルム及び上映用フィルムの選択と、それぞれ選択されたフィルムに対する現像プロセスの選択と、フィルムプリンタの色特性の選択とを実行させる選択処理と、
前記選択処理での選択に基づいて、前記色特性記憶処理で記憶されたそれぞれ選択された項目の色特性を読み出し、その読み出された全ての色特性による補正を、前記色特性補正処理として実行させる
映像変換方法。 - 複数種類の映画フィルムの色特性と、前記映画フィルムを現像する際の複数種類の現像プロセスによる色特性と、フィルムプリンタの調整による色特性を記憶する色特性記憶処理を行うステップと、
入力した映像信号に対して、前記色特性記憶処理で記憶された映画フィルムの種類による色特性と、前記色特性記憶処理で記憶された現像プロセスに色特性と、前記映画フィルムをプリントする際の色特性とを使った補正を実行し、補正された映像信号を出力する色特性補正処理を行うステップと、
所定の操作画面での操作に基づいて、ネガフィルムの選択と、その選択されたネガフィルムから上映用フィルムを得るまでの中間処理用フィルム及び上映用フィルムの選択と、それぞれ選択されたフィルムに対する現像プロセスの選択と、フィルムプリンタの色特性の選択とを実行させる選択処理を行うステップと、
前記選択処理での選択に基づいて、前記色特性記憶処理で記憶されたそれぞれ選択された項目の色特性を読み出し、その読み出された全ての色特性による補正を、前記色特性補正処理として実行させるステップとを有する
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