JP2006086720A - 色修正装置、色修正方法、および色修正プログラム - Google Patents

色修正装置、色修正方法、および色修正プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 最適化のやり直しに相当する色修正を容易に実現することができる色修正装置、色修正プログラム、および色修正方法を提供する。
【解決手段】 第1のデバイスにおける色再現範囲の大きさと、第2のデバイスにおける色再現範囲の大きさとの相違を、その第1のデバイスにおける画像データと画像の色との対応関係を定義した第1の色再現定義と、その第2のデバイスにおける画像データと画像の色との対応関係を定義した第2の色再現定義とに基づいて求め、その求めた相違に基づいて色修正の強度を算出する修正強度算出部と、
色修正の基本的な傾向を表す所定の基本修正関係と、修正強度算出部によって求められた修正強度とに基づいて画像データに、所定の色空間内における色修正を施す色修正部とを備えている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、画像データに色修正を施す色修正装置、色修正方法、および色修正プログラムに関する。
従来より、デジタルスチルカメラによる撮影で得られた画像データがプリンタ出力に用いられて写真プリントが得られるといったデータ利用や、ある印刷システムで印刷に用いられた画像データが、ほかの印刷システムにおける印刷に流用されるといったデータ流用などが一般的に行われている。
画像データのこのような利用や流用に際しては、デジタルスチルカメラによる色再現範囲(ガマット)とプリンタによる色再現範囲(ガマット)とは通常は異なっているし、例えば、流用元の印刷システムではアート紙が用いられ、流用先の印刷システムでは新聞用紙が用いられるなどというように、流用元と流用先とで印刷条件が異なることによって色再現範囲が異なる場合もある。このように色再現範囲が異なる場合における画像データの利用や流用では、色再現範囲の差を埋めるような、ガマットマッピングと称される色修正が画像データに施されることが多い(例えば特許文献1参照。)。この色修正によれば、画像データの利用先や流用先で、元の画像の色とよく似た色の画像が再現されることとなる。
特開2002−252785号公報
ところで、例えばデジタルスチルカメラ内では、撮影で得られた画像データに対して、CRT上に画像を表示したときに好ましい色が得られるような最適化が施されているし、例えばアート紙が用いられた流用元の印刷システムでは、アート紙上での色が見た目に好適な印象となるような最適化が画像データに施されている。
このような最適化が施された画像データが、最適化の前提となった出力装置や印刷条件における色再現範囲よりも狭い色再現範囲を有する出力装置や印刷条件で用いられる場合には、上記の特許文献1に開示されたような色修正が施されていても、最終的に得られる画像のコントラスト感が不足した画像となってしまう場合がある。
このようなコントラスト感の不足が生じる場合には、データの利用や流用に際して最適化もやり直すことが必要となるが、そのような最適化のやり直しには熟練を要し、一般的なユーザなどには実行が困難であるという問題がある。
本発明は上記事情に鑑み、最適化のやり直しに相当する色修正を容易に実現することができる色修正装置、色修正方法、および色修正プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の色修正装置は、
画像データと画像とを媒介する第1のデバイスにおける色再現範囲の大きさと、画像データと画像とを媒介する第2のデバイスにおける色再現範囲の大きさとの相違を、その第1のデバイスにおける画像データと画像の色との対応関係を定義した第1の色再現定義と、その第2のデバイスにおける画像データと画像の色との対応関係を定義した第2の色再現定義とに基づいて求め、その求めた相違に基づいて色修正の強度を算出する修正強度算出部と、
色修正の基本的な傾向を表す所定の基本修正関係と、修正強度算出部によって求められた修正強度とに基づいて画像データに、所定の色空間内における色修正を施す色修正部とを備えたことを特徴とする。
ここで「色再現範囲の大きさの相違」は、大きさの差で表されてもよく、あるいは大きさの比で表されてもよい。
本発明の色修正装置によれば、色修正の基本的な傾向が基本修正関係として用意され、第1のデバイスと第2のデバイスとの相互間における色再現範囲の大きさの相違に応じて修正強度が算出されて、それら基本修正関係と修正強度とに基づいて色修正が行われるので、最適化のやり直しに関するノウハウを反映した基本修正関係をデバイスのメーカなどが用意することで、ノウハウのないユーザであっても、任意のデバイスに合わせた再最適化に相当する色修正を容易に実現することができる。
本発明の色修正装置は、上記色修正部が、上記基本修正関係として、色の複数の原色成分それぞれに対する基本的な修正傾向を表した複数の基本修正関数を用い、修正強度算出部によって算出された強度に従って基本修正関数の関数値を増減するものであることが好適である。
この好適な色修正装置によれば、色の各原色成分(例えば、減法混色におけるシアン、マゼンタ、イエローや加法混色におけるレッド、グリーン、ブルーや、印刷版におけるシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックなどといった各色の成分)ごとの基本修正関数が用いられるので、各色について非同等な色修正にも対応することができる。
また、本発明の色修正装置は、上記修正強度算出部が、色再現範囲の大きさの指標として明度レンジを用いて、色再現範囲の大きさの相違を求めるものであってもよく、あるいは、
上記修正強度算出部が、色再現範囲の大きさの指標として彩度レンジを用いて、色再現範囲の大きさの相違を求めるものであってもよい。
明度レンジや彩度レンジは、色再現範囲の大きさを表す指標として好適なものであり、これらの指標を用いることで適切な色修正が実現される。
また、本発明の色修正装置は、上記色修正部が、上記所定の色空間として、デバイスに依存するデバイス色空間を用いるものであることが好適である。
デバイス色空間は、空間内の方向と色変化方向との対応が人間にとって理解しやすい色空間であるので、デバイス色空間が色修正の空間として用いられることにより、基本修正関係などが理解しやすいものとなる。
上記目的を達成する本発明の色修正方法は、
画像データと画像とを媒介する第1のデバイスにおける色再現範囲の大きさと、画像データと画像とを媒介する第2のデバイスにおける色再現範囲の大きさとの相違を、その第1のデバイスにおける画像データと画像の色との対応関係を定義した第1の色再現定義と、その第2のデバイスにおける画像データと画像の色との対応関係を定義した第2の色再現定義とに基づいて求め、その求めた相違に基づいて色修正の強度を算出する修正強度算出過程と、
色修正の基本的な傾向を表す所定の基本修正関係と、修正強度算出過程で求められた修正強度とに基づいて画像データに、所定の色空間内における色修正を施す色修正過程とを有することを特徴とする。
本発明の色修正方法によれば、本発明の色修正装置と同様に、任意のデバイスに合わせた再最適化に相当する色修正を容易に実現することができる。
上記目的を達成する本発明の色修正プログラムは、
コンピュータに組み込まれてそのコンピュータ上に、
画像データと画像とを媒介する第1のデバイスが再現可能な色範囲の大きさと、画像データと画像とを媒介する第2のデバイスが再現可能な色範囲の大きさとの相違を、その第1のデバイスにおける画像データと画像の色との対応関係を定義した第1の色再現定義と、その第2のデバイスにおける画像データと画像の色との対応関係を定義した第2の色再現定義とに基づいて求め、その求めた相違に基づいて色修正の強度を算出する修正強度算出部と、
色修正の基本的な傾向を表す所定の基本修正関係と、修正強度算出部によって求められた修正強度とに基づいて画像データに、所定の色空間内における色修正を施す色修正部とを構成することを特徴とする。
本発明の色修正プログラムによれば、本発明の色修正装置や本発明の色修正方法がコンピュータによって容易に実現される。
なお、本発明にいう色修正方法および色修正プログラムについては、ここではその基本形態のみを示すのにとどめるが、これは単に重複を避けるためであり、本発明にいう色修正方法および色修正プログラムには、上記の基本形態のみではなく、前述した色修正装置の各形態に対応する各種の形態が含まれる。
また、本発明の色修正プログラムがコンピュータ上に構成する修正強度算出部などといった要素は、1つの要素が1つのプログラム部品によって構築されるものであってもよく、1つの要素が複数のプログラム部品によって構築されるものであってもよく、複数の要素が1つのプログラム部品によって構築されるものであってもよい。また、これらの要素は、そのような作用を自分自身で実行するものとして構築されてもよく、あるいは、コンピュータに組み込まれている他のプログラムやプログラム部品に指示を与えて実行するものとして構築されても良い。
以上説明したように、本発明の色修正装置、色修正方法、および色修正プログラムによれば、上述した最適化のやり直しに相当する色修正を容易に実現することができる。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態が組み込まれたプリントシステムを示す図である。
このプリントシステムは、デジタルスチルカメラ10とパーソナルコンピュータ20とプリンタ30とで構成されている。
デジタルスチルカメラ10には、撮影画像を、R(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)3色で表した画像データが記憶されており、その画像データがパーソナルコンピュータ20に取り込まれる。このRGBの画像データでは、R値、G値、B値の組み合わせ(r,g,b)によって色が表現され、R値、G値、B値のそれぞれについて0〜255という範囲の値が取り得る。
パーソナルコンピュータ20では、取り込まれた画像データが表した撮影画像の確認や編集が行われる。また、パーソナルコンピュータ20の内部で、LUT(Look Up Table)の形式を持つ、後述するデバイスリンクプロファイルが参照され、RGBの画像データが、プリンタ30に適合したC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)4色の画像データに変換される。このCMYKの画像データでは、C値、M値、Y値、K値の組み合わせ(c,m,y,k)によって)色が表現され、C値、M値、Y値、K値のそれぞれについて0〜100という範囲の値が取り得る。このCMYKの画像データはプリンタ30に入力され、プリンタ30では、その入力された画像データに従って写真プリントが出力される。
パーソナルコンピュータ20で行われる画像データの変換は、画像データが表す画像の色に着目した変換であり、以下ではこの変換のことを色変換と称する。また、この図1に示すプリントシステムでは、パーソナルコンピュータ20は色変換を行う色変換装置として機能する。さらに、本発明の色修正装置の一実施形態としての機能は、この色変換装置としての機能に包含されている。
ここで、パーソナルコンピュータ20について説明する。
このパーソナルコンピュータ20は、CPU、RAMメモリ、ハードディスク等を内蔵した本体部101、本体部101からの指示により蛍光面102aに画面表示を行うCRTディスプレイ102、このコンピュータシステム内にユーザの指示や文字情報を入力するためのキーボード103、蛍光面102a上の任意の位置を指定することにより、その指定時にその位置に表示されていたアイコン等に応じた指示を入力するマウス104を備えている。
本体101には、CD−ROM200やCD−Rが取り出し自在に装填され、そのように装填されたCD−ROM200やCD−Rに記憶された情報を再生するCD−ROMドライブが内蔵されている。また、本体101には、光磁気ディスク(MO)210(図1には図示せず;図2参照)が取り出し自在に装填され、そのように装填されたMO210に対し情報の記録再生を行うMOドライブも内蔵されている。
図2は、図1に示す外観を有するパーソナルコンピュータ20のハードウェア構成図である。
このハードウェア構成図には、CPU(中央演算処理装置)111、RAM112、HDD(ハードディスクドライブ)113、MOドライブ114、およびCD−ROMドライブ115が示されており、それらはバス110で相互に接続されている。
HDD113は、記録媒体の一種であるハードディスク220を内蔵しており、このハードディスク220に対し情報の記録再生を行う。
また、図2には、図示しない複数のI/Oインターフェースそれぞれを介してバス110に接続された、マウス104、キーボード103、CRTディスプレイ102、デジタルスチルカメラ10、およびプリンタ30が示されている。
ここでは、CD−ROM200に色変換プログラムが記憶されており、このCD−ROM200は本体101内に装填され、そのCD−ROM200に記憶された色変換プログラムがCD−ROMドライブ115によって読み込まれ、バス110を経由してハードディスク220内にインストールされる。
このハードディスク220内にインストールされた色変換プログラムが起動されると、このハードディスク220内の色変換プログラムはRAM112にロードされ、CPU111により実行される。この色変換プログラムには、本発明の色修正プログラムの一実施形態に相当するプログラム部分が組み込まれており、この色変換プログラムが起動されて実行されると、コンピュータシステム100は、本発明の色修正装置の一実施形態としての機能を包含した色変換装置として動作する。つまり、パーソナルコンピュータ20と、本発明の色修正プログラムの一実施形態とが結合することにより、本発明の色修正装置の一実施形態が構築される。
ここでは、プログラムを記憶する記憶媒体としてCD−ROM200が例示されているが、本発明の色修正プログラムを記憶する記憶媒体はCD−ROMに限られるものではなく、それ以外の光ディスク、MO、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気テープなどの記憶媒体であってもよい。また、本発明の色変換プログラムは、記憶媒体を介さずに、通信網などを介して直接にコンピュータシステムに供給されるものであってもよい。
図3は、色変換プログラムを表す図である。上述したように、ここでは、色変換プログラム400は、CD−ROM200に記憶されている。
この色変換プログラム400は、図1に示すパーソナルコンピュータ20内で実行され、そのパーソナルコンピュータ20を、デバイスリンクプロファイルを用いた色変換を行う色変換装置として動作させるものであり、デバイスリンクプロファイル作成部410と色変換処理部420と補正強度計算部430とトーンカーブ補正部440とコレクションカーブ補正部450とを有する。また、トーンカーブ補正部440およびコレクション補正部450は、更に処理パラメータ設定部441,451と色変換部442,452とを有している。
この色変換プログラム400のうち、補正強度計算部430とトーンカーブ補正部440とコレクションカーブ補正部450によって、本発明の色修正プログラムの一実施形態に相当するプログラム部分が構成されている。
この色変換プログラム400の各要素の詳細については後述する。
図4は、色変換装置の機能を表す機能ブロック図である。
この色変換装置500は、図3の色変換プログラム400が、図1に示すパーソナルコンピュータ20にインストールされて実行されることにより構成されるものである。
この色変換装置500はデバイスリンクプロファイル作成部510と色変換処理部520と補正強度計算部530とトーンカーブ補正部540とコレクションカーブ補正部550とから構成されており、トーンカーブ補正部540およびコレクションカーブ補正部550については、更に、処理パラメータ設定部541,551と色変換部542,552とから構成されている。
これらデバイスリンクプロファイル作成部510、色変換処理部520、補正強度計算部530、トーンカーブ補正部540、およびコレクションカーブ補正部550は、図3に示す色変換プログラム400を構成する、デバイスリンクプロファイル作成部410、色変換処理部420、補正強度計算部430、トーンカーブ補正部440、およびコレクションカーブ補正部450それぞれによってパーソナルコンピュータ20上に構成されている。また、色変換装置500における処理パラメータ設定部541,551および色変換部542,552は、色変換プログラム400における処理パラメータ設定部441,451および色変換部442,452それぞれによってパーソナルコンピュータ20上に構成されている。このように、図4に示す色変換装置500の各要素は、図3に示す色変換プログラム400の各要素にそれぞれ対応するが、図4の各要素は、図1に示すパーソナルコンピュータ20のハードウェアとそのパーソナルコンピュータで実行されるOSやアプリケーションプログラムとの組合せで構成されているのに対し、図3に示す各要素はそれらのうちのアプリケーションプログラムのみにより構成されている点が異なる。
上記要素のうち補正強度計算部530とトーンカーブ補正部540とコレクションカーブ補正部550が、本発明の色修正装置の一実施形態に相当する機能部分(色補正機能)を担っており、補正強度計算部530は、本発明にいう修正強度算出部の一例に相当し、トーンカーブ補正部540およびコレクションカーブ補正部550は、双方とも、本発明にいう色修正部の一例に相当している。つまり、本実施形態における色補正は、本発明にいう色修正の一例に相当している。
以下、図4に示す色変換装置500の動作について説明する。
図5は、色変換装置における処理動作を表すフローチャートである。以下この図5を説明するに際しては図4も適宜に参照する。
この図5に示すフローチャートが表す処理手順のうち、ステップS10からステップS50までは、補正強度計算部530とトーンカーブ補正部540とコレクションカーブ補正部550が担う色補正機能における処理手順を表しており、この色補正機能における処理手順は、本発明の色修正方法の一実施形態に相当している。
この図5に示す処理手順では、先ず、補正強度計算部530によって、入力プロファイル511と出力プロファイル512のそれぞれが表す各色再現範囲の明度レンジの比と彩度レンジの比が求められる。
明度レンジの比は、CIELABのLab値から求められるCIEXYZのY値が用いられて、黒点におけるY値Ybと白点におけるY値Ywとの差の比(Ywo−Ybo)/(Ywi−Ybi)として求められる。ここで、添字のi,oは、それぞれ、入力プロファイル511、出力プロファイル512から求められる値を示しており、以下の説明でも同様である。明度レンジの比としては、黒点のY値Ybの比Ybo/Ybiも採用可能であるが、ここでは前述の比(Ywo−Ybo)/(Ywi−Ybi)が用いられるものとして説明を続ける。
彩度レンジSの比So/SiはCMYRGB6色それぞれの色方向について求められる。具体的には、入力プロファイル511について(r、g、b)=(0,0,255)、(0,255,0)、(255,0,0)、(0,255,255)、(255,0,255)、(255,255,0)の各点におけるCIELABのa値とb値が求められ、出力プロファイル512については(c,m,y,k)=(0,0,100,0)、(0,100,0,0)、(100,0,0,0)、(0,100,100,0)、(100,0,100,0)、(100,100,0,0)の各点におけるCIELABのa値とb値が求められて、S=sqrt(a2+b2)という式によって各色方向の彩度レンジSに換算され、各色方向の比So/Siが求められる。
そして、このように求められた明度レンジの比および彩度レンジの比と、以下に示すトーンカーブ補正用の強度関数およびコレクションカーブ補正用の強度関数とから、RGBの画像データに対する、トーンカーブの補正強度およびコレクションカーブの補正強度が求められる(ステップS10)。このステップS10は、本発明の色修正方法における修正強度算出過程の一例に相当する。
図6は、トーンカーブ補正用の強度関数を示すグラフである。
このグラフの横軸は、上述した明度レンジの比(Ywo−Ybo)/(Ywi−Ybi)を表しており、縦軸は補正強度pを表している。このグラフの曲線610は、トーンカーブ補正用の強度関数を表しており、明度レンジの比が値「1」のときには、トーンカーブが無補正となる補正強度「1」となる。また、このグラフの曲線610は、出力側(ここではプリンタ側)のレンジが入力側のレンジに対して小さいほど補正強度の値は増大することを表している。
図7は、コレクションカーブ補正用の強度関数を示すグラフである。
このグラフの横軸は、上述した彩度レンジの比So/Siを表しており、縦軸は補正強度qを表しており、グラフの曲線620は、コレクションカーブ補正用の強度関数を表している。コレクションカーブの補正強度qも、CMYRGB6色それぞれの色方向について求められるものであり、この図7にはシアン用の補正強度qcが示されている。
この図7に示すグラフの曲線620も、図6に示すグラフの曲線610と同様に、レンジの比が値「1」のときには、無補正に相当する補正強度「1」となり、出力側(ここではプリンタ側)のレンジが入力側のレンジに対して小さいほど補正強度の値が増大することを表している。
図5のステップS10では、これらの強度関数によって補正強度が求められる。このように求められる補正強度は、明度レンジの比および彩度レンジの比が指標する色再現範囲の大きさの相違に応じたものである。「発明が解決しようとする課題」欄で説明したように、最適化のやり直しは、色再現範囲の大きさが相違するほど必要となるので、ステップS10で求められる補正強度は、最適化のやり直しの必要性を的確に表したものとなっている。
このようにステップS10で補正強度が求められると、その補正強度が、トーンカーブ補正部540およびコレクションカーブ補正部550に入力される(ステップS20)。そして、トーンカーブ補正部540およびコレクションカーブ補正部550それぞれの処理パラメータ設定部541,551で、RGBの画像データに対するトーンカーブ補正用の補正関数Δrt,Δgt,Δbtおよびコレクションカーブ補正用の補正関数Δrc,Δgc,Δbcが求められる(ステップS31,S32)。これらの補正関数は、上述した補正強度p,qと、補正の基本的な傾向を表した基本補正関数f(R),g(R)[R=r,g,b]とに基づいて、以下のような式で求められる。但し、コレクションカーブ補正用の補正関数Δrc,Δgc,Δbcについては、シアン方向に関する補正関数Δrcc,Δgcc,Δbccを代表として示す。また、ここでは、説明の便宜上、r=g=bが無彩色であり、CMYRGB6色それぞれの色方向について等方的な色補正が行われるという単純な状況を前提としている。
Δrt=k1(p×f(r)−f(r))
Δgt=k1(p×f(g)−f(g))
Δbt=k1(p×f(b)−f(b)) ……(1)
Δrcc=k2(qc×g(r)−g(r))×L(r,g,b)×C(r,g,b)
Δgcc=k2(qc×g(g)−g(g))×L(r,g,b)×C(r,g,b)
Δbcc=k2(qc×g(b)−g(b))×L(r,g,b)×C(r,g,b)
……(2)
ここでk1及びk2は、色変換装置500による自動的な色補正に対するマニュアルによる加減のために用意された規格化係数であり、通常は値「1」となっている。また、L(r,g,b)及びC(r,g,b)は、画像データが有するRGB値に対して入力プロファイル511によって対応付けられたLab値が示す明度および色相のそれぞれに依存した係数である。
ここで、基本補正関数f(R),g(R)[R=r,g,b]について説明する。
図8は、トーンカーブ用の基本補正関数f(R)を表すグラフであり、図9は、コレクションカーブ用の基本補正関数g(R)を表すグラフである。
これらのグラフの横軸はR=r,g,bを表しており、縦軸は関数値を表している。上述したように、ここでは、r=g=bが無彩色であり、CMYRGB6色それぞれの色方向について等方的な色補正が行われるという単純な状況を前提としているので、f(r)=f(g)=f(b)であり、g(r)=g(g)=g(b)である。
図8のグラフにはS字状の曲線630が示されており、トーンカーブ用の基本補正関数f(R)は、中間調におけるコントラストを拡大するような基本傾向を示している。
また、図9のグラフには、R=r,g,bの増加に伴って勾配が増大する曲線640が示されており、コレクションカーブ用の基本補正関数g(R)は、高彩度域において彩度を更に強調するような基本傾向を示している。
これらの基本補正関数f(R),g(R)[R=r,g,b]は、本発明にいう基本修正関係の一例に相当する。
次に、係数L(r,g,b)及び係数C(r,g,b)について説明する。
係数L(r,g,b)は、画像データが有するRGB値に対応するL値(明度)に対し、中間的な明度の場合に大きく、白点や黒点で小さいという傾向を示す係数であり、この係数によって、コレクションカーブの補正は、純色付近での彩度が、より強調されるような補正となる。
係数C(r,g,b)は、各色方向におけるコレクションカーブの補正をいわば独立させるための係数であり、CMYRGB6色それぞれ用の係数が存在する。
図10は、係数C(r,g,b)を表すグラフである。
このグラフの横軸は、いわゆる色相角を表しており、縦軸は係数値を表している。このグラフには、CMYRGB6色それぞれの色方向に対応する6本の線650C,650M,650Y,650R,650G,650Bが示されており、これらの各線が表す係数は、各線が対応する色方向で最高値に達し、その色方向を中心とした120°方向以外では値「0」となる。
以上説明したような基本補正関数f(R),g(R)[R=r,g,b]、係数L(r,g,b)、および係数C(r,g,b)が、上述した式(1)および式(2)に用いられることによって、画像データにおける任意のRGB値に対する補正値を定義した補正関数Δrt,Δgt,Δbt,Δrc,Δgc,Δbcが求められることとなる。
このように求められる補正関数は、補正の基本的な傾向を表した基本補正関数と、上述したように最適化のやり直しの必要性を的確に表した補正強度とに基づいて得られるので、基本補正関数には上述した最適化のやり直しに必要なノウハウ的な要素が予め集約され、実際の色補正に際しては、ノウハウが反映され、かつ、やり直しの必要性に応じた色補正が実現されることとなる。
ステップS31,S32で、トーンカーブ補正部540およびコレクションカーブ補正部550それぞれの処理パラメータ設定部541,551によって補正関数Δrt,Δgt,Δbt,Δrc,Δgc,Δbcが求められると、次に、トーンカーブ補正部540およびコレクションカーブ補正部550それぞれの色変換部542,552によってその補正関数Δrt,Δgt,Δbt,Δrc,Δgc,Δbcが用いられて、画像データにおける具体的なRGB値に対する補正値が算出される(ステップS41,S42)。そして、その補正値が元のRGB値に以下の式のように加算されることによって補正されたRGB値(r’,g’,b’)が算出される(ステップS50)。
r’=r+Δrt+Δrcc+Δrmc+Δryc+Δrrc+Δrgc+Δrbc
g’=g+Δgt+Δgcc+Δgmc+Δgyc+Δgrc+Δggc+Δgbc
b’=b+Δbt+Δbcc+Δbmc+Δbyc+Δbrc+Δbgc+Δbbc
……(3)
以上説明したように、色補正機能によって、補正されたRGB値(r’,g’,b’)が算出されると、その補正されたRGB値(r’,g’,b’)を有する画像データに対して色変換が施されてCMYKの画像データに変換される(ステップS60)。
この色変換に際しては、色変換の準備としてデバイスリンクプロファイル作成部510で、入力プロファイル511と出力プロファイル512とが用いられて、RGB色空間からCMYK色空間への等色変換を表したLUT形式のデバイスリンクプロファイルが作成される。この入力プロファイル511は、図1に示すデジタルスチルカメラ10から入手されるRGBの画像データで表現可能な色の範囲を表したものであり、出力プロファイル512は、図1に示すプリンタ30に出力されるCMYKの画像データで表現可能な色の範囲を表したものである。また、これら入力プロファイル511および出力プロファイル512は、RGB色空間の座標値(RGB値)やCMYK色空間の座標値(CMYK値)とCIELABのLab値とをLUT形式で対応付けたものであり、RGB色空間やCMYK色空間の全域(即ち色再現範囲の全域)について対応関係を表している。
色変換処理部520では、このデバイスリンクプロファイルが参照されて、RGBの画像データがCMYKの画像データに変換される。このような色変換によって得られるCMYKの画像データは、上述した最適化のやり直しを経てプリンタ30に最適化されたものであるので、このCMYKの画像データが図1に示すプリンタ30に入力されることによってプリンタ30から、好ましい色の写真プリントが出力されることとなる。
次に、上記説明した実施形態とは異なる別の実施形態について説明する。但し、以下に説明する別の実施形態は、上述した実施形態とほぼ同様の構成を有するものであるので、以下の説明では、上述した実施形態の要素と同じ要素には同一の符号を付して重複説明を省略し、上述した実施形態とは相違する部分に着目した説明を行う。
図11は、別の実施形態を表す機能ブロック図である。
この図11に示す実施形態では、図4に示すトーンカーブ補正部540およびコレクションカーブ補正部550に替えて、色変換部を持たないトーンカーブ補正部540’およびコレクションカーブ補正部550’が備えられており、更に、補正用プロファイル作成部560と、補正用の色変換処理部521が備えられている。
トーンカーブ補正部540’およびコレクションカーブ補正部550’では、上述した補正関数Δrt,Δgt,Δbt,Δrc,Δgc,Δbcまでが算出され、補正用プロファイル作成部560では、それらの補正関数Δrt,Δgt,Δbt,Δrc,Δgc,Δbcが用いられ、R値、G値、B値それぞれが0,5,10,…,255の値をとるRGB座標点それぞれに対する補正後のRGB値が算出されて、補正前のRGB値と補正後のRGB値との対応関係をLUT形式で表したデバイスリンクプロファイルが作成される。このデバイスリンクプロファイルは、形式上は一般的なデバイスリンクプロファイルと同じ形式であるが、実質的には、同一色空間内での色補正を表したものとなっている。
補正用の色変換処理部521は、機能としてはもう一つの色変換処理部520と同じ機能を有しているが、この補正用の色変換処理部521には、上述した、補正前のRGB値と補正後のRGB値との対応関係を表したデバイスリンクプロファイルが入力され、色補正に相当する色変換が実行される。従って、この補正用の色変換処理部521から出力される画像データは、色補正されたRGBの画像データである。
このようなデバイスリンクプロファイルが用いられる色補正は、演算の高速化を図ることができる。
図12は、更に別の実施形態を表す機能ブロック図である。
この図12に示す実施形態には、図11に示す実施形態と同様な補正用プロファイル作成部560が備えられており、更に、デバイスリンクプロファイル結合部570が備えられている。補正用プロファイル作成部560によって作成されるデバイスリンクプロファイルは、形式上は通常のデバイスリンクプロファイルと同じ形式であり、デバイスリンクプロファイルは、複数の結合によって新たなデバイスリンクプロファイルに変換可能なものであることが知られている。この図12に示す実施形態では、補正用プロファイル作成部560で作成される補正用のデバイスリンクと、デバイスリンクプロファイル作成部510で作成される等色変換を表したデバイスリンクプロファイルがデバイスリンクプロファイル結合部570によって結合されて1つのデバイスリンクプロファイルに変換される。そして、この1つのデバイスリンクプロファイルが色変換処理部520に与えられることによって、色補正と等色変換との双方が一度の色変換によって実現される。
なお、上記説明では、本発明にいう「色再現範囲の大きさの相違」の一例として明度レンジや彩度レンジの比が用いられているが、本発明にいう「色再現範囲の大きさの相違」としては、明度レンジや彩度レンジの差が用いられてもよい。
また、上記説明では、明度レンジの相違に応じた色補正(色修正)と彩度レンジの相違に応じた色補正(色修正)との双方が画像データに施される例が示されているが、本発明では、それらの色補正(色修正)の一方のみが画像データに施されてもよい。
また、上記説明では、本発明にいう色修正に相当する色補正が入力側のデバイス色空間(RGB色空間)で施される例が示されているが、本発明にいう色修正は、出力側のデバイス色空間(上記の例ではCMYK色空間)で施されてもよい。また、本発明にいう色修正は、上記説明で例示されたようにデバイス色空間で施されるのが望ましいものの、色度空間で施されることも可能である。
また、上記説明では、本発明にいう色修正装置や色修正方法の一例として、色変換装置や色変換方法に組み込まれたものが示されているが、本発明にいう色修正装置や色修正方法は、色変換装置や色変換方法とは独立したものであってもよいことは言うまでもない。
本発明の一実施形態が組み込まれたプリントシステムを示す図である。 図1に示す外観を有するパーソナルコンピュータのハードウェア構成図である。 色変換プログラムを表す図である。 色変換装置の機能を表す機能ブロック図である。 色変換装置における処理動作を表すフローチャートである。 トーンカーブ補正用の強度関数を示すグラフである。 コレクションカーブ補正用の強度関数を示すグラフである。 トーンカーブ用の基本補正関数f(R)を表すグラフである。 コレクションカーブ用の基本補正関数g(R)を表すグラフである。 係数C(r,g,b)を表すグラフである。 別の実施形態を表す機能ブロック図である。 更に別の実施形態を表す機能ブロック図である。
符号の説明
10 デジタルスチルカメラ
20 パーソナルコンピュータ
30 プリンタ
101 本体部
102 CRTディスプレイ
102a 表示画面
103 キーボード
104 マウス
111 CPU(中央演算処理装置)
112 RAM
113 HDD(ハードディスクドライブ)
114 MOドライブ
115 CD−ROMドライブ
116 通信用ボード
110 バス
200 CD−ROM
210 MO
220 磁気ディスク
400 色変換プログラム
410 デバイスリンクプロファイル作成部
420 色変換処理部
430 補正強度計算部
440 トーンカーブ補正部
441 処理パラメータ設定部
442 色変換部
450 コレクションカーブ補正部
451 処理パラメータ設定部
452 色変換部
500 色変換装置
510 デバイスリンクプロファイル作成部
511 入力プロファイル
512 出力プロファイル
520,521 色変換処理部
530 補正強度計算部
540,540’ トーンカーブ補正部
541 処理パラメータ設定部
542 色変換部
550,550’ コレクションカーブ補正部
551 処理パラメータ設定部
552 色変換部
560 補正用プロファイル作成部

Claims (7)

  1. 画像データと画像とを媒介する第1のデバイスにおける色再現範囲の大きさと、画像データと画像とを媒介する第2のデバイスにおける色再現範囲の大きさとの相違を、該第1のデバイスにおける画像データと画像の色との対応関係を定義した第1の色再現定義と、該第2のデバイスにおける画像データと画像の色との対応関係を定義した第2の色再現定義とに基づいて求め、その求めた相違に基づいて色修正の強度を算出する修正強度算出部と、
    色修正の基本的な傾向を表す所定の基本修正関係と、前記修正強度算出部によって求められた修正強度とに基づいて画像データに、所定の色空間内における色修正を施す色修正部とを備えたことを特徴とする色修正装置。
  2. 前記色修正部が、前記基本修正関係として、色の複数の原色成分それぞれに対する基本的な修正傾向を表した複数の基本修正関数を用い、前記修正強度算出部によって算出された強度に従って該基本修正関数の関数値を増減するものであることを特徴とする請求項1記載の色修正装置。
  3. 前記修正強度算出部が、色再現範囲の大きさの指標として明度レンジを用いて、色再現範囲の大きさの相違を求めるものであることを特徴とする請求項1記載の色修正装置。
  4. 前記修正強度算出部が、色再現範囲の大きさの指標として彩度レンジを用いて、色再現範囲の大きさの相違を求めるものであることを特徴とする請求項1記載の色修正装置。
  5. 前記色修正部が、前記所定の色空間として、デバイスに依存するデバイス色空間を用いるものであることを特徴とする請求項1記載の色修正装置。
  6. 画像データと画像とを媒介する第1のデバイスにおける色再現範囲の大きさと、画像データと画像とを媒介する第2のデバイスにおける色再現範囲の大きさとの相違を、該第1のデバイスにおける画像データと画像の色との対応関係を定義した第1の色再現定義と、該第2のデバイスにおける画像データと画像の色との対応関係を定義した第2の色再現定義とに基づいて求め、その求めた相違に基づいて色修正の強度を算出する修正強度算出過程と、
    色修正の基本的な傾向を表す所定の基本修正関係と、前記修正強度算出過程で求められた修正強度とに基づいて画像データに、所定の色空間内における色修正を施す色修正過程とを有することを特徴とする色修正方法。
  7. コンピュータに組み込まれて該コンピュータ上に、
    画像データと画像とを媒介する第1のデバイスが再現可能な色範囲の大きさと、画像データと画像とを媒介する第2のデバイスが再現可能な色範囲の大きさとの相違を、該第1のデバイスにおける画像データと画像の色との対応関係を定義した第1の色再現定義と、該第2のデバイスにおける画像データと画像の色との対応関係を定義した第2の色再現定義とに基づいて求め、その求めた相違に基づいて色修正の強度を算出する修正強度算出部と、
    色修正の基本的な傾向を表す所定の基本修正関係と、前記修正強度算出部によって求められた修正強度とに基づいて画像データに、所定の色空間内における色修正を施す色修正部とを構成することを特徴とする色修正プログラム。
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