JP4506781B2 - プロジェクタ用ランプの駆動回路 - Google Patents

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Description

本発明は、プロジェクタ用ランプの駆動回路に関する。
例えば、パソコンやビデオカメラ等から入力される映像データを基に映像を生成し、その映像を外部ディスプレイであるスクリーン等に投射表示するプロジェクタがよく知られている。このようなプロジェクタにおける画像投射用のランプには、例えばキセノンショートアークランプや超高圧水銀ランプ等の放電ランプが用いられる。
図4は、放電ランプを駆動する駆動回路の構成の一例を示すブロック図である。図4において、駆動回路1は、交流電源7の交流電圧を直流電圧に全波整流する整流回路2と、放電ランプ8に電力を供給する電力供給回路3と、放電ランプ8の始動時に高圧パルス電流を発生するイグナイタ回路(高圧発生回路)4と、放電ランプ8の駆動電流を検出して駆動電流検出信号を出力する駆動電流検出回路5と、その駆動電流検出信号に基づいて放電ランプ8へ供給される電力が所定値となるように電力供給回路3による電力供給をPWM制御するPWM制御回路6とを備えている。そして、このように構成された駆動回路1により放電ランプ8の動作に必要な電力が安定的に供給される。
ここで、キセノンショートアークランプや超高圧水銀ランプ等の放電ランプにおいては、直流駆動、交流駆動の別はあるにせよ、電極間にアーク放電を発生させて高輝度を得ている。この際、陰極から放出される熱電子の衝突位置が異なって陰極から陽極への熱電子のルートが遷移する所謂アークジャンプが起こることがあり、ランプから出る光の輝度が変化して画面のちらつき等のフリッカが発生する場合があった。
このようなフリッカの発生に対して、特許文献1には、放電ランプの動作電圧の変動や放電ランプの動作電流の変動を検出してアーク異常(アークジャンプやアークフリッカ)を検出し、そのアーク異常の検出結果に基づき放電ランプに供給される電力を制御することで、アーク異常の発生を電子的に抑制して画面のチラツキを抑制することが可能な放電ランプ装置が開示されている。
また、特許文献2には、フリッカの発生確率を低減させるために投射用ランプの駆動電流にパルスを重畳させて行うアークの移動防止を、ランプ電圧の変動に基づいて判別したフリッカ発生時のみ行うことで、常時パルスを重畳させることに比較してランプ寿命を延ばすことができる液晶プロジェクタが開示されている。
また、特許文献3には、アークジャンプが起きる際に同期して変化するランプ電圧の変化量に応じた電流値を有するパルス電流を、アーク放電ランプに定常的に供給される電流にある間隔で重畳させることで、ランプフリッカを抑制することが可能となる画像投影装置が開示されている。
特開2004−39563号公報 特開2006−47925号公報 特開2004−341445号公報
ところで、電力供給回路3には交流電源7が整流された直流電圧が入力されているが、この直流電圧には図4の点Aに示すように交流電源7に起因する変動成分(リップル成分)が発生することから、放電ランプ8に供給される電力にも変動が生じ、ランプ光源の変動で交流電源7と同期するフリッカが発生することがあった。この交流電源7に起因する変動成分は、例えば整流回路2の出力側のコンデンサの容量を大きくする程小さくすることができるが、それにも限度があり、コンデンサを搭載するスペースやコスト等を勘案すると近年のプロジェクタの小型化や低コスト化に逆行する恐れがある。
また、上記特許文献1〜3は、いずれも放電ランプにおけるアークジャンプに起因して発生するフリッカを抑制するものであり、交流電源7に起因して発生するフリッカを抑制するものではない。このように、交流電源7に起因して発生するフリッカを抑制することについては未だ提案されていない。
本発明は上記課題に鑑みて為されたもので、その目的とするところは、交流電源に起因して発生するプロジェクタの画面フリッカを抑制することができるプロジェクタ用ランプの駆動回路を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明にかかるプロジェクタ用ランプの駆動回路は、交流電源を整流して所定の直流電圧を供給する整流回路と、同所定の直流電圧に基づいて画像投射用のランプに電力を供給する電力供給回路とを備えたプロジェクタ用ランプの駆動回路において、上記交流電源に起因した上記所定の直流電圧の変動によって生じる上記ランプに供給される電力の変動を抑制するように上記所定の直流電圧に基づいて上記電力供給回路による電力供給を制御する制御回路を含む構成としてある
上記のように構成された本発明のプロジェクタ用ランプの駆動回路において、制御回路は、整流回路により交流電源が整流された所定の直流電圧に基づいて電力供給回路による電力供給を制御することで、交流電源に起因した所定の直流電圧の変動によって生じるランプへの供給電力の変動を抑制する。
また、上記プロジェクタ用ランプの駆動回路において、上記制御回路は、上記所定の直流電圧が上昇したときには同上昇に伴う上記ランプへの供給電力の上昇分を低下させる一方で、上記所定の直流電圧が低下したときには同低下に伴う上記ランプへの供給電力の低下分を上昇させるように構成してもよい
上記のように構成されたプロジェクタ用ランプの駆動回路において、上記制御回路により、上記所定の直流電圧の上昇に伴う上記ランプへの供給電力の上昇分が低下させられる一方で、上記所定の直流電圧の低下に伴う上記ランプへの供給電力の低下分が上昇させられることで、交流電源に起因した所定の直流電圧の変動によって生じるランプへの供給電力の変動が相殺される。
また、上記プロジェクタ用ランプの駆動回路において、上記制御回路は、上記ランプに供給される電力が所定値となるように同ランプの駆動電流検出信号に基づいて上記電力供給回路による電力供給をPWM制御するものであり、上記交流電源に起因した上記所定の直流電圧の変動成分を含む信号に基づいて上記電力供給回路による電力供給をPWM制御するように構成してもよい
上記のように構成されたプロジェクタ用ランプの駆動回路において、上記制御回路は、上記ランプの駆動電流検出信号に基づいて上記電力供給回路による電力供給をPWM制御することで、上記ランプへの供給電力を所定値とする。そして、上記ランプへの供給電力を所定値とする為に備えられている上記制御回路を利用して、上記交流電源に起因した上記所定の直流電圧の変動成分を含む信号に基づき上記電力供給回路による電力供給をPWM制御することで、交流電源に起因した所定の直流電圧の変動によって生じるランプへの供給電力の変動が抑制される。
また、上記プロジェクタ用ランプの駆動回路において、上記所定の直流電圧に基づく信号は、上記駆動電流検出信号に重畳されるように構成してもよい
上記のように構成されたプロジェクタ用ランプの駆動回路において、上記所定の直流電圧に基づく信号は上記駆動電流検出信号に重畳されるので、上記ランプの駆動電流検出信号に基づいて上記電力供給回路による電力供給がPWM制御されることと併せて、上記交流電源に起因した上記所定の直流電圧の変動成分を含む信号に基づいて上記電力供給回路による電力供給がPWM制御される。
また、上記プロジェクタ用ランプの駆動回路において、上記制御回路は、上記所定の直流電圧よりも低い直流電圧を電源として動作するものであり、上記所定の直流電圧に基づく信号は、上記制御回路の動作電圧に対応するように上記所定の直流電圧を分割抵抗により分圧した構成としてもよい
上記のように構成されたプロジェクタ用ランプの駆動回路において、分割抵抗により分圧された上記所定の直流電圧に基づく信号が上記所定の直流電圧よりも低い直流電圧を電源として動作する上記制御回路に入力されるので、上記制御回路の動作電圧に対応させられる。
また、上記プロジェクタ用ランプの駆動回路において、上記整流回路は、商用AC電源を整流して300ボルト以上の所定の直流電圧を供給するものであり、上記ランプの駆動電流を検出して上記駆動電流検出信号を出力する駆動電流検出回路と、上記整流回路から出力された上記300V以上の所定の直流電圧を分圧して分圧信号を形成する分圧信号形成回路とを更に備え、上記制御回路は、矩形波のPWM信号を発振出力可能な12V程度の直流電源で駆動される制御ICであって、上記電力供給回路による電力供給をPWM制御するPWM制御回路であり、上記分圧信号形成回路は、上記整流回路の出力ラインに接続される一方の抵抗と接地される他方の抵抗とからなる分割抵抗と、上記一方の抵抗に並行に設けられたコンデンサとを備え、上記分割抵抗の分割点が上記駆動電流検出回路から上記PWM制御回路へ出力される上記駆動電流検出信号の信号ラインを介して同PWM制御回路に接続されており、上記商用AC電源21に起因した所定の直流電圧の変動成分が含まれる上記分圧信号を上記駆動電流検出信号に重畳して上記PWM制御回路に出力し、上記PWM制御回路は、上記駆動電流検出信号に基づいて上記ランプへの供給電力が所定値となるように、且つ上記駆動電流検出信号に重畳された上記分圧信号に基づいて上記商用AC電源に起因した上記所定の直流電圧の上昇が生じたときには同上昇に伴う上記電力供給回路による上記供給電力の上昇分を相殺させる一方で、上記所定の直流電圧の低下が生じたときには同低下に伴う上記供給電力の低下分を相殺させるように、上記電力供給回路へ上記PWM信号を発振出力して同電力供給回路による電力供給をPWM制御するように構成してもよい
上記のように構成されたプロジェクタ用ランプの駆動回路において、PWM制御回路は、上記駆動電流検出信号に基づいて且つ上記駆動電流検出信号に重畳された上記分圧信号に基づいて上記電力供給回路へ上記PWM信号を発振出力して同電力供給回路による電力供給をPWM制御することで、上記ランプへの実際の供給電力を所定値としつつ、上記商用AC電源に起因した上記所定の直流電圧の上昇が生じたときには同上昇に伴う上記電力供給回路による上記供給電力の上昇分を相殺させる一方で、上記所定の直流電圧の低下が生じたときには同低下に伴う上記供給電力の低下分を相殺させる。つまり、上記ランプの動作に必要な電力を安定的に供給しつつ、上記商用AC電源に起因した上記所定の直流電圧の変動によって生じる上記ランプへの供給電力の変動を抑制する。
また、上記整流回路から出力された上記300V以上の所定の直流電圧が分圧信号形成回路により分圧されて形成された分圧信号が上記所定の直流電圧よりも低い12V程度の直流電源で駆動される上記PWM制御回路に入力されるので、そのPWM制御回路の動作電圧に対応させられる。
以上説明したように、請求項1に記載の発明によれば、交流電源に起因して発生するランプへの供給電力の変動が抑制されるので、交流電源に起因して発生するプロジェクタの画面フリッカを抑制することができる。また、一般的に整流回路の出力側に備えられている平滑用のコンデンサの容量を大きくして交流電源に起因する変動成分を小さくしなくとも、交流電源に起因して発生するプロジェクタの画面フリッカを抑制することができるので、その平滑用のコンデンサを小さくすることが可能になる。これにより駆動回路のコストアップや大型化を抑制することができて、プロジェクタの小型化や低コスト化に有利となる。
また、上記制御回路により、交流電源に起因した所定の直流電圧の変動によって生じるランプへの供給電力の変動が相殺されるので、交流電源に起因して発生するプロジェクタの画面フリッカを一層抑制することができる。
また、上記所定の直流電圧の変動成分を含む信号に基づいて上記電力供給回路による電力供給がPWM制御されることにより交流電源に起因して発生するランプへの供給電力の変動が適切に抑制されるので、交流電源に起因して発生するプロジェクタの画面フリッカを適切に抑制することができる。また、上記ランプへの供給電力を所定値とする為に元々備えられている上記制御回路を利用するので、駆動回路のコストアップや大型化を抑制することができる。よって、プロジェクタの小型化や低コスト化に有利となる。
また、上記ランプへの供給電力を所定値としつつ、交流電源に起因して発生するプロジェクタの画面フリッカを適切に抑制することができる。
また、上記所定の直流電圧は、一般的に上記ランプを駆動するために上記制御回路の動作電圧よりも非常に高くされることからそのままの高電圧の信号では上記制御回路に入力することが難しいが、分割抵抗により分圧された低電圧信号が上記制御回路に入力されてその制御回路の動作電圧に対応させられるので、上記電力供給回路による電力供給が適切にPWM制御される。
また、上記ランプの動作に必要な電力が安定的に供給されつつ、上記商用AC電源に起因して発生する上記ランプへの供給電力の変動が抑制(相殺)されるので、商用AC電源に起因して発生するプロジェクタの画面フリッカを適切に抑制することができる。
また、一般的に整流回路の出力側に備えられている平滑用のコンデンサの容量を大きくして商用AC電源に起因する変動成分を小さくしなくとも、商用AC電源に起因して発生するプロジェクタの画面フリッカを抑制することができるので、その平滑用のコンデンサを小さくすることが可能になる。これにより駆動回路のコストアップや大型化を抑制することができて、プロジェクタの小型化や低コスト化に有利となる。
また、上記ランプへの供給電力を所定値とする為に元々備えられている上記PWM制御回路を利用するので、駆動回路のコストアップや大型化を抑制することができる。よって、プロジェクタの小型化や低コスト化に有利となる。
また、上記所定の直流電圧は、上記ランプを駆動するために上記PWM制御回路の動作電圧よりも非常に高くされていることからそのままの高電圧の信号ではそのPWM制御回路に入力することが難しいが、分圧信号形成回路により分圧された低電圧の分圧信号がPWM制御回路に入力されてそのPWM制御回路の動作電圧に対応させられるので、上記電力供給回路による電力供給が適切にPWM制御される。
以下、下記の項目に従って本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。
(1)プロジェクタの構成
(2)ランプの駆動回路の構成
(3)まとめ
(1)プロジェクタの構成
図1は、本発明が適用されるプロジェクタ10の構成を説明するブロック図である。図1において、プロジェクタ10は、例えばコンピュータ等の外部機器から入力された映像信号を光映像に変換して外部ディスプレイとしてのスクリーン11に投射するためのものである。そのためプロジェクタ10は、外部機器と接続して映像並びに音声信号を受け付ける入出力端子12と、入出力端子12から入力された映像信号並びに音声信号に所定の信号処理を加えるとともに、各構成要素を制御する制御ブロック13と、制御ブロック13が信号処理を行った映像信号とランプ14aからの光源を基に光映像を生成する光学系14と、ユーザからの操作を受け付けてプロジェクタ10を制御するための赤外線信号を出力するリモコン15と、リモコン15からの赤外線信号を受光し、その受光した赤外線信号を操作対象装置であるプロジェクタ10の制御ブロック13が受け入れることのできる操作信号に変換する赤外線受光装置16と、上述した各要素に電源を供給する電源回路17と、音声を出力するためのスピーカ18と、ランプ14aを駆動するための駆動回路19とを有する構成である。
プロジェクタ10の概略的な機能の説明を以下に行う。入出力端子12にパソコン等の外部機器を接続した状態でプロジェクタ10を起動させると、制御ブロック13は、入出力端子12より入力された映像信号に所定の信号処理を行う。制御ブロック13の構成としては、プロジェクタ10の制御中枢となるマイコン13aと、マイコン13aが演算を行うための各種設定データが記録された記憶装置としての不揮発性半導体メモリの一例であるEEPROM13bと、入出力端子12から入力された映像信号に所定の信号処理を施す映像回路13dと、スクリーン11にOSD(オンスクリーンディスプレイ)表示するメニュー画面等の画像を表すOSD信号を生成し映像信号に重畳するOSD回路13c、入出力端子12から入力された音声信号を基に音声を出力するための音声回路13eとを有する構成である。
特に、マイコン13aは、CPU、ROM、RAM等を備え、リモコン15からの操作入力を受け付け、ROMに予め記憶された所定のプログラムに基づいて映像回路13dやOSD回路13c等に所定の指示を出して制御ブロック13全体を制御する。
このように構成された制御ブロック13にて信号処理を施された映像信号は、光学系14に送られRGBの光源を基に光映像に変換され、投射レンズ20から光映像としてスクリーン11に投射される。このときリモコン15は、スクリーン11へ投射された映像の切り替えや、スピーカ18から出力される音声の音量の調整をユーザからの操作を受付け、マイコン13aに指示を出す。
電源回路17は、交流電源例えば商用AC電源21(100V〜240V)をサイリスタにて構成される整流回路にて整流した後、プロジェクタ10を動作するために必要な交流電源および直流電源を生成してプロジェクタ10を構成する各部に供給する。
ランプ14aは、映像をスクリーン11に投射表示するための画像投射用のランプ(すなわちプロジェクタ用ランプ)であって、例えばキセノンショートアークランプや超高圧水銀ランプ等の放電ランプが用いられる。
(2)ランプの駆動回路の構成
図2は、駆動回路19の構成の一例を示すブロック図である。図2において、駆動回路19は、商用AC電源21を整流して所定の直流電圧を供給する整流回路19aと、その所定の直流電圧に基づいてランプ14aに電力を供給する電力供給回路19bと、ランプ14aの始動時に高圧パルス電流を発生するイグナイタ回路(高圧発生回路)19cと、ランプ14aの駆動電流を検出して駆動電流検出信号を出力する駆動電流検出回路19dと、整流回路19aによる整流後の所定の直流電圧を分圧して分圧信号を形成する分圧信号形成回路19eと、電力供給回路19bによる電力供給をPWM制御するPWM制御回路19fとを備えている。
駆動回路19の具体例として図3に示した回路図を参考にしつつ、駆動回路19の各回路を以下に説明する。
整流回路19aは、例えばよく知られたダイオードブリッジと、出力側に備えられた平滑用のコンデンサとから構成され、例えば300V以上の所定の直流電圧を供給(出力)する。尚、整流回路19aにより商用AC電源21が整流されたとはいえ、この所定の直流電圧には少なからず商用AC電源21に起因した変動成分が含まれる。
電力供給回路19bは、例えば整流回路19aからランプ14aへの直流電圧ラインをスイッチング可能となるようにその直流電圧ラインにドレイン−ソースが直列に接続され且つゲートがPWM制御回路19fに接続されるスイッチング素子としての電界効果トランジスタ(FET)を備え、PWM制御回路19fの発振するPWM信号に基づいてそのFETがスイッチングされることでランプ14aを駆動するための電力(電流)を供給する。或いは、ランプ14aをAC駆動する場合には、例えば上記直流電圧を交流化するためのよく知られたブリッジ回路が、駆動電流検出回路19dとイグナイタ回路19cとの間に備えられる。尚、図3ではFETはランプ14aの下流側の直流電圧ラインに介在させられているが、ランプ14aの上流側の直流電圧ラインに介在させられても良い。
イグナイタ回路19cは、例えばテスラコイルと称されるパルストランスを直流電圧ラインに直列に備え、放電ギャップを介してそのテスラコイルの1次側に高電圧パルスを供給する。すなわち、放電ギャップを使用して高電圧パルスを発生し、これをテスラコイルの1次側に加え、テスラコイルでさらに昇圧し、昇圧した高電圧パルスをランプ14a電極間に重畳する。
駆動電流検出回路19dは、例えばランプ14aからの直流電圧ラインに直列に接続された検出用抵抗Rkを備え、その検出用抵抗Rkの上流側の接続点JkがPWM制御回路19fに接続されており、ランプ14aの駆動電流に対応する電圧に変換されたランプ14aの駆動電流検出信号をPWM制御回路19fに出力する。
分圧信号形成回路19eは、例えば整流回路19aの出力ラインLaに接続される一方の抵抗R1aと接地される他方の抵抗R1bとからなる分割抵抗R1と、抵抗R1aに並行に設けられたコンデンサC1とを備え、分割抵抗R1の分割点R1cがトランジスタTrを経た後に駆動電流検出回路19dからPWM制御回路19fへの信号ラインを介してそのPWM制御回路19fに接続されており、整流回路19aから出力された300V以上の所定の直流電圧を分圧して形成した分圧信号を上記駆動電流検出信号に重畳してPWM制御回路19fに出力する。尚、この分圧信号には、商用AC電源21に起因した所定の直流電圧の変動成分が含まれる。
PWM制御回路19fは、例えば矩形波のPWM信号を発振出力可能なDC12V程度で駆動される制御ICであって、ランプ14aの駆動電流検出信号に基づいてランプ14aへの実際の供給電力が所定値となるように電力供給回路19bへPWM信号を発振出力してその電力供給回路19bによる電力供給をPWM制御する。加えて、PWM制御回路19fは、上記駆動電流検出信号に重畳された分圧信号形成回路19eからの分圧信号に基づいて商用AC電源21に起因した所定の直流電圧の変動によって生じるランプ14aへの供給電力の変動を抑制するように、すなわち商用AC電源21に起因した所定の直流電圧の上昇が生じたときにはその上昇に伴う電力供給回路19bによるランプ14aへの供給電力の上昇分を低下(相殺)させる一方で、商用AC電源21に起因した所定の直流電圧の低下が生じたときにはその低下に伴う電力供給回路19bによるランプ14aへの供給電力の低下分を上昇(相殺)させるように、電力供給回路19bへPWM信号を発振出力してその電力供給回路19bによる電力供給をPWM制御する。
つまり、PWM制御回路19fは、駆動電流検出回路19dからの駆動電流検出信号に基づいて電力供給回路19bによる電力供給をフィードバック制御すると共に、分圧信号形成回路19eからの分圧信号に基づいて電力供給回路19bによる電力供給をフィードフォワード制御する。
なお、上述したように、PWM制御回路19fは、整流回路19aから出力された300V以上の所定の直流電圧よりも低いDC12V程度の直流電圧を電源として動作するものであり、このPWM制御回路19fの動作電圧に対応するように300V以上の所定の直流電圧を分圧信号形成回路19eにより分圧して例えば10V程度の分圧信号を形成するのである。
そして、このように構成された駆動回路19によりランプ14aの動作に必要な電力が安定的に供給される。特に、商用AC電源21に起因した所定の直流電圧の変動成分が含まれる分圧信号形成回路19eからの分圧信号に基づいて電力供給回路19bによる電力供給がPWM制御されるので、商用AC電源21に起因した所定の直流電圧の変動によって生じるランプ14aへの供給電力の変動が抑制される。よって、商用AC電源21に起因した所定の直流電圧の変動成分によって生じるプロジェクタ10の画面フリッカが抑制される。また、整流回路19aの出力側に備えられている平滑用のコンデンサの容量を大きくすることなく上記プロジェクタ10の画面フリッカが抑制される。
(3)まとめ
上述のように、本実施例によれば、商用AC電源21に起因した所定の直流電圧の変動成分を含む分圧信号形成回路19eからの分圧信号に基づいてPWM制御回路19fが電力供給回路19bによる電力供給をPWM制御することで、商用AC電源21に起因した所定の直流電圧の変動によって生じるランプ14aへの供給電力の変動を抑制するので、商用AC電源21に起因して発生するプロジェクタ10の画面フリッカを抑制することができる。また、整流回路19aの出力側に備えられている平滑用のコンデンサの容量を大きくして商用AC電源21に起因する変動成分を小さくしなくとも、商用AC電源21に起因して発生するプロジェクタ10の画面フリッカを抑制することができるので、その平滑用のコンデンサを小さくすることが可能になる。これにより駆動回路19のコストアップや大型化を抑制することができて、プロジェクタ10の小型化や低コスト化に有利となる。
また、本実施例によれば、PWM制御回路19fにより、商用AC電源21に起因した所定の直流電圧の上昇に伴うランプ14aへの供給電力の上昇分が低下させられる一方で、商用AC電源21に起因した所定の直流電圧の低下に伴うランプ14aへの供給電力の低下分が上昇させられることで、商用AC電源21に起因した所定の直流電圧の変動によって生じるランプ14aへの供給電力の変動が相殺されるので、商用AC電源21に起因して発生するプロジェクタ10の画面フリッカを一層抑制することができる。
また、本実施例によれば、ランプ14aの駆動電流検出信号に基づいて電力供給回路19bによる電力供給をPWM制御してランプ14aへの供給電力を所定値とする為に備えられているPWM制御回路19fを利用して、商用AC電源21に起因した所定の直流電圧の変動によって生じるランプ14aへの供給電力の変動が抑制されるので、商用AC電源21に起因して発生するプロジェクタ10の画面フリッカを適切に抑制することができる。このように、ランプ14aへの供給電力を所定値とする為に元々備えられているPWM制御回路19fを利用するので、駆動回路19のコストアップや大型化を抑制することができてプロジェクタ10の小型化や低コスト化に有利となる。
また、本実施例によれば、商用AC電源21に起因した所定の直流電圧の変動成分を含む分圧信号形成回路19eからの分圧信号はランプ14aの駆動電流検出信号に重畳されるので、ランプ14aの駆動電流検出信号に基づいて電力供給回路19bによる電力供給がPWM制御されることと併せて、分圧信号形成回路19eからの分圧信号に基づいて電力供給回路19bによる電力供給が適切にPWM制御される。よって、ランプ14aへの供給電力を所定値としつつ、商用AC電源21に起因して発生するプロジェクタ10の画面フリッカを適切に抑制することができる。
また、本実施例によれば、分圧信号形成回路19eにより分圧された所定の直流電圧に基づく分圧信号が整流回路19aから出力された300V以上の所定の直流電圧よりも低いDC12V程度の直流電圧を電源として動作するPWM制御回路19fに入力されるので、PWM制御回路19fの動作電圧に対応させられる。つまり、所定の直流電圧は、ランプ14aを駆動するためにPWM制御回路19fの動作電圧よりも非常に高くされることからそのままの高電圧信号ではPWM制御回路19fに入力することが難しいが、分圧信号形成回路19eにより分圧された低電圧信号がPWM制御回路19fに入力されるので、PWM制御回路19fの動作電圧に対応させられる。よって、PWM制御回路19fにより電力供給回路19bによる電力供給が適切にPWM制御される。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
例えば、前述の実施例では、PWM制御回路19fにより電力供給回路19bによる電力供給がPWM制御されることで、駆動回路19によりランプ14aの動作に必要な電力が安定的に供給されたが、電力供給回路19bによる電力供給が制御されればよくPWM制御でなくとも本発明は適用され得る。
また、前述の実施例では、分圧信号形成回路19eからの分圧信号をランプ14aの駆動電流検出信号に重畳してPWM制御回路19fに入力したが、重畳することなく分圧信号と駆動電流検出信号とをそれぞれ単独でPWM制御回路19fに入力しても良い。
また、前述の実施例では、PWM制御回路19fは、矩形波のPWM信号を発振出力可能な制御ICであったが、独立した制御ICでなく同様の機能をマイコン13aが備えても良い。
なお、上述したのはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
本発明が適用されるプロジェクタの構成を説明するブロック図である。 ランプを駆動する駆動回路の構成の一例を示すブロック図である。 ランプを駆動する駆動回路の具体例を示す回路図である。 放電ランプを駆動する駆動回路の構成の従来例を示すブロック図である。
符号の説明
10:プロジェクタ
14a:ランプ
19:駆動回路
19a:整流回路
19b:電力供給回路
19d:駆動電流検出回路
19e:分圧信号形成回路
19f:PWM制御回路(制御回路)
21:商用AC電源(交流電源)
R1:分割抵抗
R1a:一方の抵抗
R1b:他方の抵抗
R1c:分割点
C1:コンデンサ

Claims (1)

  1. 交流電源を整流して所定の直流電圧を供給する整流回路と、同所定の直流電圧に基づいて画像投射用のランプに電力を供給する電力供給回路とを備えたプロジェクタ用ランプの駆動回路において、
    上記交流電源に起因した上記所定の直流電圧の変動によって生じる上記ランプに供給される電力の変動を抑制するように上記所定の直流電圧に基づいて上記電力供給回路による電力供給を制御する制御回路を備え、
    上記整流回路は、商用AC電源を整流して300ボルト以上の所定の直流電圧を供給するものであり、上記ランプの駆動電流を検出して駆動電流検出信号を出力する駆動電流検出回路と、上記整流回路から出力された上記300ボルト以上の所定の直流電圧を分圧して分圧信号を形成する分圧信号形成回路とを更に備え、
    上記制御回路は、矩形波のPWM信号を発振出力可能な12V程度の直流電源で駆動される制御ICであって、上記電力供給回路による電力供給をPWM制御するPWM制御回路であり、
    上記電力供給回路は、カソードを上記ランプの正の端子に接続しアノードを上記ランプの負の端子に接続したダイオードと、上記ダイオードよりも上記整流回路側の上記直流電圧の出力ラインにソース―ドレインを介装したNチャンネルの電界効果トランジスタと、を備え、上記電界効果トランジスタのゲートを上記PWM制御回路によってPWM制御され、
    上記分圧信号形成回路は、上記整流回路の出力ラインに接続される一方の抵抗と接地される他方の抵抗とからなる第1の分割抵抗と、上記第1の分割抵抗の一方の抵抗に並行に設けられたコンデンサと、上記第1の分割抵抗の分割点に接続される一方の抵抗と接地される他方の抵抗とからなる第2の分割抵抗と、上記第2の分割抵抗の分割点にベースが接続され且つコレクタに正の第1定電圧を入力されるトランジスタと、該トランジスタのエミッタに一端が接続され他端が接地された抵抗と、を備え、上記エミッタは上記出力ラインの電圧の変動に応じて上記所定の定電圧源の範囲内で変動する分圧信号を出力し、
    上記駆動電流検出回路は上記整流回路の出力ラインに直列に接続された検出用抵抗に発生する電圧を駆動電流検出信号として出力し、
    上記PWM制御回路は、上記駆動電流検出信号を反転入力端子に入力され上記分圧信号に所定の同期信号を重畳した電圧を非反転入力端子に入力され各入力端子の電圧を比較するオペアンプを備えた第1の比較回路と、上記分圧信号に同期信号を重畳した電圧と第2定電圧との差分を所定割合に減じた電圧を反転入力端子に入力され第3定電圧を非反転入力端子に入力され各入力端子の電圧の差分を積分するオペアンプを備えた積分回路と、上記積分回路の出力する積分値を反転入力端子に入力され上記第1の比較回路の出力する比較結果を非反転入力端子に入力され各入力端子の電圧を比較するオペアンプを備えた第2の比較回路と、を備え、
    上記PWM制御回路は、上記駆動電流検出信号に基づいて上記ランプへの供給電力が所定値となるように、且つ上記分圧信号に基づいて上記商用AC電源に起因した上記所定の直流電圧の上昇が生じたときには同上昇に伴う上記電力供給回路による上記供給電力の上昇分を相殺させる一方で、上記所定の直流電圧の低下が生じたときには同低下に伴う上記供給電力の低下分を相殺させるように、上記電力供給回路へ上記PWM信号を発振出力して同電力供給回路による電力供給をPWM制御することを特徴とするプロジェクタ用ランプの駆動回路。
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