JP4506327B2 - 車両用ブレーキ液圧制御装置およびその製造方法 - Google Patents
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Description
本発明の一実施形態を適用した車両用ブレーキ液圧制御装置について説明する。本実施形態における車両用ブレーキ液圧制御装置は、油圧回路が構成されたブロックと管路構成部品となるマスタシリンダとをシールプレートを介して連結したものである。この車両用ブレーキ液圧制御装置の全体構成に関しては、上述した特許文献1に示されるものと同様であるため、ここでは、その特徴部分となるオリフィス構成部品についてのみ説明する。
本発明の第2実施形態について説明する。図6は、車両用ブレーキ液圧制御装置におけるオリフィス構成部品1の近傍の部分拡大断面図である。以下、この図を用いて、本実施形態における車両用ブレーキ液圧制御装置について説明する。
上記第1、第2実施形態では、シリンダ状部分10の端部に設ける溝部10bが3つずつとしたが、この数は単なる例示であり、単数であっても、複数であっても構わない。
Claims (14)
- 油圧回路における第1管路(3)が形成されたブロック(2)と、
前記ブロックに形成された前記第1管路と接続される第2管路(6)が形成された管路構成部品(4)と、
前記ブロックと前記管路構成部品との間に配置されたシールプレート(5)と、
前記ブロックに形成された前記第1管路内に固定されたオリフィス構成部品(1)とを有する車両用ブレーキ液圧制御装置であって、
前記オリフィス構成部品は、
中空部を有するシリンダ形状で構成され、前記シリンダ形状の前記中空部においてオリフィスが形成されたシリンダ状部分(10)を有し、
前記シリンダ状部分のうち、前記ブロックにおける前記第1管路の入口(3a)側の先端には、該シリンダ状部分の内径から外径に至るまで連続するようにカシメ形成された溝部(10b)が備えられ、前記第1管路から前記オリフィス構成部品が抜けて前記管路構成部品の壁に接触した場合でも前記溝部でブレーキ液の流路が確保されることを特徴とする車両用ブレーキ液圧制御装置。 - 油圧回路における第1管路(3)が形成されたブロック(2)と、
前記ブロックに形成された前記第1管路と接続される第2管路(6)が形成された管路構成部品(4)と、
前記ブロックと前記管路構成部品との間に配置されたシールプレート(5)と、
前記ブロックに形成された前記第1管路内に固定されたオリフィス構成部品(1)とを有する車両用ブレーキ液圧制御装置であって、
前記オリフィス構成部品は、
中空部を有するシリンダ形状で構成され、前記シリンダ形状の前記中空部においてオリフィスが形成されたシリンダ状部分(10)を有し、
前記シリンダ状部分のうち、前記ブロックにおける前記第1管路の入口(3a)側の先端がカシメられることで、前記オリフィス構成部品が前記第1管路に固定されていると共に、前記シリンダ状部分における前記先端に該シリンダ状部分の内径から外径に至るまで連続する溝部(10b)が形成され、前記第1管路から前記オリフィス構成部品が抜けて前記管路構成部品の壁に接触した場合でも前記溝部でブレーキ液の流路が確保されることを特徴とする車両用ブレーキ液圧制御装置。 - 前記シリンダ状部分の端部と共に、前記ブロックにおける前記管路の入口がカシメられていることを特徴とする請求項2に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
- 前記オリフィス構成部品は、
前記シリンダ状部分の前記中空部における前記オリフィスの両側に配置されたフィルタ部(11)を備えており、
該フィルタ部は、前記溝部(10b)を形成する際にカシメによって突出した部分によって前記シリンダ状部分に固定されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。 - 前記第1管路と前記第2管路とは、互いの軸がずれた配置となっていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
- 前記シリンダ状部分の両先端における外径は、該シリンダ状部分の長手方向の中央位置よりも小さいことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
- 前記シリンダ状部分の両先端における外径は、前記第1管路のうち、前記オリフィス構成部品が挿入される部位の内径よりも小さくされていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
- 前記溝部は、前記シリンダ状部分の先端に単数もしくは複数設けられていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
- 前記オリフィス構成部品のうち、前記溝部を除いた部分は、前記オリフィスを中心として軸方向に対称な構成となっていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1つに記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
- 前記オリフィス構成部品における前記シリンダ状部分の両端部に前記溝部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1つに記載の車両用ブレーキ液圧制御装置。
- 油圧回路における第1管路(3)が形成されたブロック(2)と、
前記ブロックに形成された前記第1管路と接続される第2管路(6)が形成された管路構成部品(4)と、
前記ブロックと前記管路構成部品との間に配置されたシールプレート(5)と、
前記ブロックに形成された前記管路内に固定されたオリフィス構成部品(1)とを有する車両用ブレーキ液圧制御装置の製造方法であって、
中空部を有するシリンダ形状で構成され、前記シリンダ形状の前記中空部においてオリフィスが形成されたシリンダ状部分(10)を用意する工程と、
前記シリンダ状部分の先端を突起が形成された冶具(20)でカシメることにより、前記シリンダ状部分の先端に溝部(10b)を形成する工程と、
前記溝部が形成された前記シリンダ状部分を前記オリフィス構成部材として、前記第1管路に固定する工程と、を含んでいることを特徴とする車両用ブレーキ液圧制御装置の製造方法。 - 前記シリンダ状部分の前記中空部における前記オリフィスの両側にフィルタ部(11)を配置する工程を有し、
前記シリンダ状部分の先端に溝部(10b)を形成する工程では、前記カシメによって前記シリンダ状部分における突出した部分により前記フィルタ部を前記シリンダ状部分に固定するようになっており、
前記オリフィス構成部品を前記第1管路に固定する工程では、前記フィルタ部が前記シリンダ状部分に固定されたものを前記オリフィス構成部材として、前記第1管路に固定することを特徴とする請求項11に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置の製造方法。 - 油圧回路における第1管路(3)が形成されたブロック(2)と、
前記ブロックに形成された前記第1管路と接続される第2管路(6)が形成された管路構成部品(4)と、
前記ブロックと前記管路構成部品との間に配置されたシールプレート(5)と、
前記ブロックに形成された前記管路内に固定されたオリフィス構成部品(1)とを有する車両用ブレーキ液圧制御装置の製造方法であって、
中空部を有するシリンダ形状で構成され、前記シリンダ形状の前記中空部においてオリフィスが形成されたシリンダ状部分(10)を前記オリフィス構成部品として用意する工程と、
前記シリンダ状部分を前記第1管路に挿入したのち、前記シリンダ状部分の先端を突起が形成された冶具(20)でカシメることにより、前記シリンダ状部分の先端に溝部(10b)を形成すると共に、前記シリンダ状部分を前記ブロックに固定する工程と、を含んでいることを特徴とする車両用ブレーキ液圧制御装置の製造方法。 - 前記シリンダ状部分を前記ブロックに固定する工程では、前記シリンダ状部分を前記第1管路に挿入したのち、前記シリンダ状部分の先端と前記ブロックにおける前記第1管路の入口と前記冶具でカシメることにより、前記シリンダ状部分の先端に溝部(10b)を形成すると共に、該カシメによって前記シリンダ状部分を前記ブロックに固定するを特徴とする請求項13に記載の車両用ブレーキ液圧制御装置の製造方法。
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